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アニ「無関心だった」
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- 1 : 2020/03/27(金) 09:27:55 :
- ヒッチ「じゃあ‥アンタは人を殺しても‥なにも思わなかったって事?」
アニ「あぁ‥そうだね」
アニ「訓練兵時代に氷の女と陰口を叩かれても、調査兵団をたくさん殺しても」
アニ「ストヘス区で人を殺して、街をめちゃくちゃにしても、私にはどうでも良かった」
ヒッチ「‥」
アニ「マーレの任務だって心の中ではどうでも良いと思っていた。どいつもコイツも嘘つきばかりだからね」
アニ「みんな自分の都合の良いように過去を改竄して、洗脳教育をしていた。学校でも‥家でも‥」
アニ「そんな私が戦士としてやってこれたのは‥唯一私が大事だと思っていた‥父親の元へ帰るということ」
アニ「それが心の支えだった。父親を感じる対人格闘の時間は楽しかった‥」
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- 2 : 2020/03/27(金) 09:32:53 :
- アニ「‥アンタらが‥水晶体の中にいる私に‥話しかけてきた‥」
アニ「何度も理由を聞かれてさ‥流石に私も考えるようになったんだ」
ヒッチ「‥」
アニ「答えは‥出た‥私はやっぱり父親を助けたい。帰りたい。それが私の全て」
ヒッチ「正直‥アンタのした事は‥許される事じゃない」
ヒッチ「でも‥何故か私はアンタを助けたいと思っている」
アニ「そんなものだよ‥アンタにとって特別な人が私に殺されていたら‥」
アニ「話は違ったんだろうけどね」
ヒッチ「えぇ‥」
アニ「そんなものだよ人間は。自分とは関係のない人間に関しては基本無関心だ」
アニ「まぁ‥アンタに最初に見つかって良かったよ」
ヒッチ「‥」
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