このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
進撃の巨人【絶滅の兆候】
をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。
-
-
1 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:11:57
- 滅茶苦茶シリアス。
エレミカ。
最初に言おう…
この話は
バッドエンドである。
-
1 :
-
-
2 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:14:32
- ウォールローゼが破られた。
人類はまた活動領域が狭められ、人類の六割が口減らし作戦で殺された。
そんな中…住民が精神に異常をきたしはじめるのに時間はかからなかった。
-
2 :
-
-
3 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:16:17
- 統率が乱れ始め…
法が無くなり…
やがて力が物を言う世の中となる。
-
3 :
-
-
4 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:18:56
- 住民「政府の犬が！死ねえ！」
エレン「ゼーッ…ゼーッ…」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
ミカサ「大丈夫？エレン」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
住民「こいつらを絶対に逃がすな！」
雨の中…
二人は追われていた。
-
4 :
-
-
5 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:20:05
- 法が意味を為さなくなってから…
兵士達が殺され始めた。
憲兵も、駐屯兵も、調査兵も。
-
5 :
-
-
6 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:21:10
- 彼等の戦友も皆殺された。
今や壁の中に生きている兵士は
彼等しか居ない。
-
6 :
-
-
7 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:24:35
- エレン「なんとか撒いたか…」
ミカサ「…………」
エレン「ミカサ？」
ミカサ「エレン…」
ミカサ「もう…駄目かもしれない」
エレン「弱気になってんじゃねえ！」
ミカサ「ので、言わせてもらう。」
エレン「？」
-
7 :
-
-
8 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:27:37
- ミカサ「好き。」
エレン「！」
ミカサ「マフラーを巻いてくれたあの日から。」
ミカサ「ずっと好きだった。」
エレン「…………」
ミカサ「エレン…」
ミカサ「私にマフラーを巻いてくれて…ありがとう。」
エレン「……」
エレン「マフラーなんて…」
エレン「何度だって巻いてやるよ」
-
8 :
-
-
9 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:30:45
- ミカサ「……」
エレン「……」
静寂をかき消すように、雨が降り続ける。
しかし…静寂をかき消すものが…もう一つ。
住民「居たぞ！殺せ！」
エレン「ちっ！」ﾀﾞｯ
-
9 :
-
-
10 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:32:37
- 二人は走る。ただただ走る。
住民「逃がすな！」
住民「挟み撃ちにしろ！」
エレン「丸聞こえなんだよ…っ！」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
エレン「こっちだ！」
-
10 :
-
-
11 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:34:51
- ～路地裏～
エレン「ハーッ…ハーッ…」
ミカサ「エレン、こっちを向いて」
エレン「？」ｸﾙｯ
瞬間。
ﾁｭｯ
-
11 :
-
-
12 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:36:35
- エレン「！？」
ミカサ「やはり…恥ずかしい///」
彼女は赤面する。
そして少しして、まだ少し赤い顔で彼女は言った。
ミカサ「これで悔いはない。」
-
12 :
-
-
13 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:39:18
- 住民「居たぞ！」
ミカサ「数年間…短かったけど…」
ミカサ「あなたと過ごせて幸せだった。」
住民「死ね！」
エレン「おい、ミカサ――」
ミカサ「――ありがとう」
ｻﾞｼｭｯ!
彼が防ごうとするも…時既に遅し。
住民の剣が彼女の首を切り裂いた。
-
13 :
-
-
14 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:41:59
- ミカサ「」ﾊﾞﾀｯ
エレン「…………ミカサ？」
住民「お前も死ね！」
エレン「死んでる？」
エレン「……」
エレン「ああああああああああ！」ｶﾞﾘｯ
ﾄﾞｫｫｫﾝ
彼は今まで、巨人化を避けた。
なぜなら、住民は巨人を殺せるぐらいに強くなっているからだ。
-
14 :
-
-
15 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:45:31
そして今巨人化した理由とは―――
殺戮に他ならない。
エレンゲリオン「ｺﾛｽ…」ｼｭｳｳｳ
住民「出やがったな…」
住民「総員対巨人じんけ―――」
ｸﾞﾁｬ
住民「」
住民2「よくもやりやがったな！」
ミカサ…
ミカサ…
俺もお前が好きだった。
-
15 :
-
-
16 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:49:15
- マフラーを巻いたその日から……
エレンゲリオン「ウオオオオ！」
お前が好きだった。
住民3「しねやああああ！」
俺もお前と過ごせて幸せだった。
住民4「うらあああ！」
俺に勇気を与えてくれてありがとう。
エレンゲリオン「ガアアアア！」
俺と一緒に居てくれてありがとう。
ｻﾞｼｭ ｻﾞｼｭ
ああ…
エレンゲリオン「ガア…ァ…」
せめて
住民2「トドメだ！」ﾌﾞｵﾝ
一言、好きだと言いたかった――――。
ｻﾞｸｯ
-
16 :
-
-
17 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:51:16
- エレンゲリオンが消滅する音が周りに響く。
ｼｭｳｳｳ ｼｭｳｳｳ
そして……
エレンゲリオンが消滅すると同時に…
ﾄﾞｺﾞｰｰﾝ!
――ウォールシーナが破られた。
END
-
17 :
-
-
18 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 02:52:39
- 読んで下さりありがとうございました。
久し振りに良さげな作品が書けた。
-
18 :
-
-
19 :
M.O.V.E.
:
2014/01/20(月) 16:46:28
- 宣伝失礼
アルミン「君となら…どこまでも」 | http://www.ssnote.net/archives/6912
内容は全く別物ですが、こちらもあわせてどうぞ
-
19 :
-
-
20 :
ココア
:
2014/01/20(月) 16:51:47
- ちょっと切ないですが、とても良かったです(><)
-
20 :
-
- 22 : : 2014/01/20(月) 18:31:52
- 住人強いな
-
- 24 : : 2014/02/16(日) 12:48:13
- うぅぅぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ((((；ﾟДﾟ)))))))最期はシーナが破られたぁぁぁぁ！！
-
- 25 : : 2015/08/08(土) 17:37:38
- 住民が知性巨人（エレン）を殺れるんなら壁破られても平気じゃね？
- 著者情報
-
-
- 「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場