このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
エレン「クリスタ!」クリスタ「こないで!エレン!」
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- 1 : 2019/10/19(土) 16:33:01 :
- 続きです
前編URLです↓
http://www.ssnote.net/archives/81314
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- 2 : 2019/10/20(日) 21:48:57 :
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上官「集まれ!」
104期生 バッ!
上官「最初は対人格闘だ!取り組むように!」スタスタ
104期生「ハッ!」
エレン「よっしゃー!やるか…おーい、アn」
クリスタ「エレン!」
エレン 「…?」チラ
エレン「クリスタ…なんだ?」
クリスタ「その…一緒にやらない?」
エレン「え…でもアニがいるしな…」
クリスタ「そっか…わかった。」
アルミン「エレン…クリスタとやってあげなよ」
エレン「アルミン…」
アルミン「僕がアニとやってくるよ…大切な話もあるし…」スタスタ
エレン「しょうがねぇ…よっしゃ!やるか?クリスタ!」
クリスタ「う、うん!」(ありがと!アルミン)
ジャン「こい!マルコ」
マルコ「行くよ!ジャン!」シュ
アニ「…」(遅い)
アルミン「アニ…僕とやろう」
アニ 「アンタと?」
アニ「…エレンは?」
アルミン「エレンはクリスタとやってるよ」
アニ「へー」
アルミン「アニ…」
アニ 「なんだい?」
アルミン「僕もミカサとユミルの協力者だ…意味はわかるよね?」
アニ「…へーそうかい…」
アルミン「アニに僕が考えた計画を言うから…よく聞いてね」
アニ 「…」
アルミンはアニに計画のことを話した
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エレン「じゃあ…まずはクリスタがならず者な」
クリスタ「うん!わかった!」
クリスタ「行くよ!てやー」ダッダッダ
ビュ
ナイフを振る
エレン「…」ヒュン
躱すエレン
クリスタ「くっ!てやー!」ビュビュ
ナイフを振る
エレン「クリスタ…遅いぞ?」ヒュンヒュン
躱す
クリスタ「…」ハァハァ
エレン「…」ヒュ 足払い
クリスタ「…ッツ!」バタン
倒れる
エレン「…」パシ
ナイフを取る
エレン「俺の勝ちだ」
クリスタ「負けちゃった…今度はエレンがならず者だね?」
エレン「…わかった…」
クリスタ「…どうしたの?」
エレン「いや…なんでもねぇ」
エレン「行くぞ!」ヒュ!
ナイフを振る
クリスタ「クッ!」ヒュン
躱す
エレン「…」パシ手を掴む
クリスタ 「…あ」
エレン「…」ブン 投げる
クリスタ「キャ!」ドサ
エレン「…悪いなクリスタ」テヲサシダス
クリスタ「ううん!いいよ!」テヲツカム
クリスタ「今度は私がならず者だね!今度こそ勝ってやる!」
エレン「…やめだ…クリスタ」
クリスタ 「え…!なんで…?」
エレン「クリスタ…悪いけど俺強くなりてんだ…だから…俺アニとやりてぇんだ…」
クリスタ「…そ…そうだね…ごめんね?私が弱いばかりに…」
クリスタ「じゃあ…エレンまた後でね?」ニコ
エレン「…ああ」
エレン「…」(なんで?…なんで心がいてぇんだ?)
クリスタ「…エレンにちょっと怒られちゃったな…」
クリスタ 「私が弱いばかりに…強くなりたいな…」ウルウル
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- 3 : 2019/10/20(日) 21:49:31 :
アニ「なるほど…」
アルミン「アニも出来るだけクリスタとエレンを一緒にさせて欲しい」
アニ「…別にいいけど…1つ思ったことがある」
アニ「別に…今エレンもクリスタも一緒にしなくてもいいんじゃないの?」
アルミン「僕もそう思ったけど…恐らくクリスタはまだ告白をするまでの自信が無い…その自信をつけさせるには…出来る限り一緒に居させて自信をつけさせようと思う」
アニ「…なるほどね」
アニ 「休日までが短い…いけるの?」
アルミン 「恐らく…」
アニ 「ほぼ賭けね…」
エレン「アニー」ダッダッ
アルミン「!?エレン…?クリスタは?」
エレン「…クリスタには申し訳ないがアニとやると行って断ってきた…」
エレン「強い人とやる事に対人格闘の意味があるからな…」
アルミン「そっか…」(僕の計画が…)
アニ 「…そう…」
アニ「でも…残念だけど今日はアンタとやらないよ…アルミンとやればいい。」スタスタ
エレン「お前…どこいくんだよ!」
アニ「私はサボるよ」スタスタ
エレン「…わかったよ…アルミンやろうぜ?」
アルミン「う…うん…」
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アニ「…」スタスタスタ
クリスタ「ひっ…ぐぅ…」ポロポロ
アニ「クリスタ…」
クリスタ「ひゃあ!?ア…アニ!」
クリスタ「ど…どうしたの?」
アニ「あんた…ユミルは?」
クリスタ「さっき上官に聞いたらユミルは風邪ひいたらしいよ…だから医務室で休んでるの…」
アニ「へー…じゃああんた1人か」
(もうアルミンの計画が始まってんのね)
アニ「…ちょうど良かったクリスタ…組んでくれる人を探してたの…」
クリスタ「わ…わたし?無理だよ…エレンにも負けたんだから…それにエレンはアニを探しに行ったよ?」
アニ 「…エレンはアルミンとやるって言ってたから…」
クリスタ 「…そうなんだ…」
アニ「それより…アンタ…そんなんじゃエレンに振り向いてもらえないよ」
クリスタ 「え?!どうして知ってんの?」
アニ「…なんでもいいでしょ?それよりクリスタ…アンタはエレンに相手されなかった…からって泣いてることしかできないの?」
クリスタ「…でも…」
アニ「…」受け取りな ポイ
クリスタ パシ 「…ナイフ」
アニ「…さぁ来な!私は女でも容赦しないよ。」
クリスタ 「アニ…」
クリスタ「…わかった…行くよ!てやーー!!」
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- 4 : 2019/10/20(日) 21:50:08 :
- サシャ「白鳥のポーズ」シャキーン
コニー「鷹のポーズ」シャキーン
上官「お前らそんなに対人格闘は余裕か?」
サシャコニー「いえ…そんなことは」
上官「1人ずつかかってこい」ニヤ
サシャコニー「…はい」ビクビク
ジャン「オラ!」
マルコ「ふ!ふ!」
アルミン「行くよ!」
エレン「こい!」
アルミン「は!」シュシュ
エレン「…」シュ
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ドサ
アニ「もう終わり?」
クリスタ「ま…だ」ダッダッ
クリスタ「やー!」ヒュン
ナイフを振る
アニ「当たらないよ」シュン
躱す
アニ「頭ガードしな?」
構えるアニ
クリスタ 「!?」
クリスタ 「やばい!来る!」手でガード
アニ「ふ!」回し蹴り ダーン!!
クリスタ「…」(手がしびれる)
アニ「へー…よく立ってられるね」
クリスタ「…」バタン
アニ「…そんなことは無かった…」
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バケツでバシャ
クリスタ「はっ!?」
クリスタ「あれ?ここは?」
アニ「水道所」
クリスタ「アニ…そっか…私倒れちゃったんだね…」
クリスタ「私って駄目だな…エレンはこの足蹴り何回も食らってるのに耐えてるもんね…」
アニ「…あんた…少し勘違いしてない?」
クリスタ「え?」
アニ「アイツは男だよ?」
クリスタ「…そんなの関係ないよ…」
アニ「…私は女の子はか弱くていいと思うよ…男に守ってもらうってのが当たり前じゃない?」
クリスタ「…そうなのかな」
アニ「…もう終わるよ?次は岩登り…」
クリスタ「…わかった…ありがとアニ…」
アニ「…夜お風呂入る前に私に話しかけな」
クリスタ「え?なんで?」
アニ「強くなりたいなら対人格闘の稽古してやってもいいよ…」
クリスタ「…そんな…アニに申し訳ないよ」
アニ「私は別にどちらでも構わない…ただエレンに見てもらえなくなるだけなんだから…」
アニ「さっきはか弱い女の子でいいと言ったけど…」
アニ「あんたは弱すぎる…」
クリスタ 「…」
クリスタ「…やる!…やりたいです…」
アニ「そう…なら声掛けな」
クリスタ「うん!わかった」
アニ「そろそろ訓練終わるから集まるよ」スタスタ
クリスタ「うん!」
クリスタ「…アニは優しいな…私の為に稽古してくれるなんて…」
クリスタ「ありがと…アニ」ニコ
木の影
アルミン 「…」
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- 5 : 2019/10/20(日) 21:50:37 :
- オリジナルの訓練を入れます
上官「集まれ!」
104期生 バッ!
上官「これで対人格闘は終わりにする!この次は岩登り訓練だ!」
上官「お前らも何回かやってるだろうから知ってる思うが…この訓練は高い岩山にアンカーが刺さったままガスが切れた場合の時の訓練をする。」
上官「もし巨人に追われててそのような状態になった場合…下には巨人がいるから行けないな?なら上を目指して登るしかない。ワイヤーを戻さずにアンカーがある所に行き…アンカーをしまう!何故だと思う?」
アルミン「もしアンカーの所まで登らず…ワイヤーを巻いてしまったらその勢いで飛ばされるためです!」
上官「そうだ!アルレルト…我々はガスがあるおかげでいつもその衝撃に耐えてるんだ。」
上官「岩登り訓練の種類は全部で5つある。level.1level.2とある!levelが高いほど評価は上がる…だがもちろんlevel1も難しい!この訓練も落ちて死んでった人も多々いる!我々も助けるための努力もするが、お前らも真面目にしっかり取り込むように!」
104期生 「ハッ!」
上官「5分後ここに集まるように!一旦解散!」
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アルミン 「クリスタ」
クリスタ 「何?アルミン」
アルミン 「次の休日にエレンをデートに誘ってみな?」
クリスタ 「ええ!?そんな勇気…ないよ…」
アルミン 「いいのかい?ミカサにエレンが取られて…」
クリスタ 「それは…嫌だ」
アルミン 「大丈夫…君ならやれるよ」
クリスタ 「…わかった…誘ってみる…」
アルミン 「応援してるよ」
クリスタ 「ありがと…アルミン」
アルミン 「とりあえずみんなのところに行こう」
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- 6 : 2019/10/20(日) 21:51:07 :
- サシャ「私の得意な訓練です!」
コニー「まぁ…サシャは狩猟の一族だもんな…level.5も合格してるしな」
マルコ「僕なんかlevel.2がやっとだよ」
クリスタ「私これ苦手なんだよね…」
エレン「クリスタ…」
クリスタ「あ…エレン!」
エレン「クリスタ…そのさっきは悪かった…ひどい事言った気がする」
クリスタ「ううん…大丈夫だよ!」
エレン「いや…本当にすまない」
クリスタ「謝らないで?私が弱いから…でも安心して…私強くなるから」
エレン「…そうか…でも心配だな…」
クリスタ「なにが?」
エレン「クリスタ…だって岩登りlevel.1もクリアしてねーじゃん」
クリスタ「ぐっ…大丈夫!今回はクリアするよ!」
エレン「ほんとかよ…でもlevel.1クリアしても心配だな…」
クリスタ「…わかった!私今回level.3クリアするよ!!」
エレン「お…おい…クリスタlevel.3はさすがに…」
アルミン「クリスタ!それは無理だと思うよ…エレンだって前回やっとlevel.3合格したんだ」
ジャン「クリスタ…俺もまだクリアしてねーんだ…できるわけが無い。」
アルミン「僕なんかlevel.2もクリアしてない」
クリスタ「もうみんな!バカにして…」(あ。そうだ!)
クリスタ「エレン?もし私がlevel.3を合格したら…私のお願い事1つ聞いて?」
エレン「…ああ!良いぞ!俺に出来る事なら…その代わり1回でも落ちたら終わりだぞ?」
クリスタ「うん!例え助けられても終わりにするよ!」
アルミン 「…」(なるほど…そういう手か…)
アニ「…」(クリスタ…)
上官「集合!!」
ダッダッ
104期生 バッ!
上官「今から岩登り訓練を始める!気を引き締めろ!」
104期生 ハッ!
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levelの違い
level.1
高さ10m ワイヤー長さ5m(本当は30mだけど練習用だから)これ以降以下略
険しさ ★ ←自分もよくわからない
合格者 ミカサ、エレン、アルミン、ミーナ、アニ、ジャン、マルコ、ライナー、ベルトルト、コニー、サシャ
level.2
高さ15m ワイヤー長さ7m
険しさ ★★
合格者 ミカサ、エレン、アニ、ジャン、マルコ、ライナー、ベルトルト、コニー、サシャ
level.3
高さ25m ワイヤー長さ10m
険しさ ★★★★
合格者 ミカサ、エレン、ライナー、ベルトルト、サシャ
level.4
高さ30m ワイヤー長さ15m
険しさ★★★★★
合格者ミカサ、ライナー、サシャ
level.5
高さ40m ワイヤー長さ15m
険しさ★★★★★★★
合格者 サシャ ミカサ
高さが無理あり過ぎたと思うけど気にしないでください。
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- 7 : 2019/10/20(日) 21:51:49 :
- アルミン 「アニ」
アニ 「なに…?」
アルミン 「クリスタの岩登り訓練手伝って欲しい」
アニ 「手伝うって…それは無理」
アニ 「これは己の力だけの訓練だよ?」
アニ 「ペア制では無い」
アルミン 「分かってる…」
アルミン「サポートとして一緒にいてやって欲しい」
アニ 「一緒に居れば強くなれるわけじゃない…」
アルミン 「いや…クリスタはアニの事を尊敬してる…筈だ…だから一緒に居るだけでクリスタは自信がつく」
アニ 「なぜ?」
アルミン 「さっきの対人格闘の時…君たちの会話を聞いていたから」
アニ 「エレンと居たんじゃないの?」
アルミン 「適当に理由をつけて他の人と組ませたからね」
アニ 「盗み聞きね…女の子にすることじゃあ無いよ…」
アルミン 「手段は選ばない」
アルミン 「とにかく一緒に居て欲しい」
アニ「…了解」
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クリスタ「よし!早速やるよ!」
アニ「待って…」
クリスタ「アニ?どうしたの?」
アニ「まずウォーミングアップとしてlevel.1にいかない?」
クリスタ「うん!いいよ!」スタスタ
アニ「…ありがと」スタスタ
エレン「よし!アルミン!俺達もウォーミングアップとして、level.2行こう」スタスタ
アルミン「エレン…level.2は僕まだクリアしてないよ…」スタスタ
ミーナ「私もだよ…アルミン」スタスタ
ジャン「最初から本番だ!level.3に行くぜ」ダッダッ
マルコ「僕もlevel.3行くよ!」ダッダッ
サシャ「じゃあ私はlevel.4に行きますかね」ダッダッ
コニー「ジャン!!俺もlevel.3に挑戦するぜ」ダッダッ
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キース教官「着いたぞ」
ミカサ「ここが…特別訓練所」
ライナー「でけぇ…な…」
ベルトルト「ホントだね…」
キース教官「早速訓練を始める!」
キース教官「ウォーミングアップだ!」
キース教官「固定砲台がここに30台ある。これを1人10台固定し1発撃ちそして固定を外して片付けろ!」
3人とも 「ハッ!」
ライナー 「…」(1人1台でも辛いのに…それを10台もかよ!)ワッセワッセ
ベルトルト「…」(大変だ…)ワッセワッセ
ミカサ「…」(エレンに会いたい)シュシュシュ
キース教官「ダラダラするな!」
3人「ハッ!」
キース教官「…」(アッカーマン速いな)
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level.1 10m
一つのlevelに3人上官がいるって考えてください。あと立体起動装置もつけております。
上官1「よし…準備はいいか?」
上官2「アンカーよし!」
クリスタ「高い…」ガシ
アニ「ここからは喋れないから…しっかりやるんだよ?」ガシ
クリスタ「わかった!絶対合格するよ!」
上官3「下のスタンバイよし!」
上官1「よし!始め!」
アニ「…」ガシガシ
クリスタ「…」(どこを掴めばいいの…)
クリスタ (アニは?)チラ
アニ「…」ガシガシ 残り6m
クリスタ (速い!もうあそこまで)残り10m
アニ「…」(アンカーを外して)カチャカチャ
アニ「…」ガチャ
アニ「…」シュルシュルカチン
ワイヤー巻いてしまう
アニ「…」ガシガシ
クリスタ「…ヨイショ」ガシガシ残り6m
アニ「…」ガシガシ 残り3m
__________
level.2 15m
エレン「アルミン!大丈夫か?」ガシガシ
残り7m
アルミン「…まだ…大丈夫…」ガシガシ
残り10m
ミーナ「辛いよ…」ガシガシ
残り9m
上官4「私語をするな!」
エレン「…」ガシガシ
アルミン「…」ハァハァ ガシガシ
ミーナ「…」ハァハァ ガシ
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level.3 高さ25m
ジャン「…」ハァハァ シュルシュルカチン 残り15m
ワイヤー巻いてしまう
マルコ「…」ハァハァガシガシ 残り18m
コニー「…」ハァハァ ガシガシ 残り20m
上官7「…」
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level.4 30m
サシャ「余裕です!」ガシガシガシガシ
上官10「…すげえな」
上官11「…」(ブラウス訓練兵に関しては問題ないな)
上官12「いいぞ!ブラウス訓練兵!」
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- 8 : 2019/10/20(日) 21:52:30 :
- 戻ってlevel.1 10m
上官1「レオンハートあと少しだ!」
アニ「…」ガシ
アニ「…」(ついた)
上官1「見事だ!」
アニ「ありがとうございます」バッ!
アニ (クリスタは…)チラ?
クリスタ ハァハァ 残り3m
上官1「レンズ!お前もあと少しだ!」
クリスタ(あと少し…あと少し…)ハァハァ ガシガシ
アニ「あと少しだよ」
クリスタ「よし!」ガシガシ
クリスタ「ヨイショ!」ガッ!
クリスタ「やった…ついた!」
アニ「お疲れ様」
クリスタ「ありがと!アニ!」
上官1「レンズ!見事だ!」
クリスタ「ありがとうございます!」バッ!
上官1「ああ!」(レンズ訓練兵level.1合格っと…)メモメモ
____________________
level.2 15m
エレン「よし!ゴール!」
エレン「上官!ありがとうございました」
上官4「うむ」
エレン「アルミン!ミーナ!がんばれ!」
アルミン「…」ハァハァ ガシ残り5m
ミーナ「…」ハァハァ ガシガシ 残り3m
上官5「あと少しだ!頑張るんだ!」
アルミン「…」ハァハァ ガシガシ
ミーナ「こっのー!」ガッ!
ミーナ「ゴール…」ハァハァ
ミーナ「ありがとうございました…」ハァハァ
上官4「うむ!」
エレン「よくやったな!ミーナ」
ミーナ「ありがと…エレン…」
ミーナ「アルミン!頑張ってー」
アルミン「…」ハァハァガシガシ
アルミン「…」ガッ!
アルミン「…」ハァハァ
エレン「…よくやったな!アルミン!」
ミーナ「おめでとう!アルミン」
アルミン「…あり…がと」ハァハァ
アルミン「上官…ありがとうございました…」
上官4「うむ…」(アルレルトとカロライナlevel.2合格)メモメモ
____________________
level.3 高さ25m
ジャン「…」ハァハァ ガシ 残り5m
コニー「…」ハァハァ ガシガシ残り7m
マルコ「…」ハァハァガシガシ
マルコ「…」ハァハァガシ つるっ(手が滑る)
マルコ「!?やばい!落ちる!」ヒュー
ジャンコニー「マルコ!!」
上官7.、8、9 !?
上官7「訓練兵を救うんだ!!」
上官8「クッ!」カッ プシュー
上官9「…」ダッダッ 下でスタンバイ
マルコ「…うわー!」ヒュー
上官8「おおー!!」プシュー キャッチ!
マルコ「…ハァハァ」
上官7「よし!」グットサイン
上官9「ふぅー…」
ジャン「…アイツ…無理しやがって」
コニー「マルコ大丈夫か?」
上官7「お前は自分を心配しろ!」
コニー「ハッ!」
上官8「無事か?」下に降りる
マルコ「上官さん…ご迷惑おかけしました…すいませんでした!そして助けていただきありがとうございました!」
上官8「いいってことよ!」
上官8「助けられてよかったぞ!それに」
上官8「訓練兵助けられなかったらキース教官に殺されちまうしなw」
マルコ「ハッ!」バッ!
ジャン「…」ハァハァガシ ガッ!
ジャン「よっしゃー!ゴールしたぞ!」
上官7「よくやった!ジャン!」
ジャン「ありがとうございました!」
上官7「コニーあと少しだ!」
コニー「あと…2m…」ハァハァ ガシガシ
コニー「おっらーー!!」ガッ!
上官7「よし!見事だったぞ!コニー」
ジャン「よくやったな!コニー」
コニー「や…やった…ぜ…」ハァハァ
コニー「上官!ありがとうございました!」ハァハァ
上官7「おう!」(ジャンとコニーlevel.3合格)メモメモ
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- 9 : 2019/10/20(日) 21:53:21 :
- サシャ「ゴールです!少し疲れました」
上官13「ゴールだ…そうだな…お?一旦休憩の時間だ…」
上官14「アイツさっきlevel.4クリアしたばっかりだぞ?」
上官15「なんか…ついでにlevel.5もクリアしたって感じだな。」
サシャ「はい!ありがとうございます」
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ベルトルト「…」ハァハァ
ミカサ「…」終わって15分待ち
ライナー「…」終わって5分待ち
ベルトルト「…」ハァハァ
ベルトルト「キース教官終わりました!」ハァハァ
キース教官「…遅いぞ!フーバー!」
ベルトルト「申し訳ございません」
キース教官「次は筋トレだ!」
キース教官「腹筋200回、腕立て150回、100m全力走り50回これを3セットやれ!終わった奴から食事にする」
3人 ハッ!
キース教官「ベルトルト…貴様は五セットだ!」
ベルトルト「ハッ!」(訓練所に帰りたい…)
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- 10 : 2019/10/20(日) 21:53:47 :
- 休憩タイム
アルミン「level.2辛かったね」
ミーナ「もう疲れちゃった」
エレン「そうか?俺はまだまだ行けるぞ?」
アルミン「はは…エレンが羨ましいよ…そんなにスタミナがあって…」
エレン「何言ってんだ?アルミンは俺に持ってないものしっかりあるだろ!」
アルミン「あるかな?」
エレン「おう!頭脳だ!」
アルミン「それ以外は?」
エレン「えっ…えーっと…」
アルミン「ほら!無いじゃないか!」
エレン「いや!考えればあるかもしれないだろ!」
アルミン「ははwありがとエレン。」
ジャン「おーい!」
エレン「おお!ジャン!」
ジャン「level.3合格だぜ!」
コニー「俺もだ!」
ミーナ「すごい!」
アルミン「おめでとう!マルコは?」
マルコ「…僕は途中で落ちちゃったよ…」
ジャン「…元気出せ!次頑張ればいいだろ?」
コニー「そーだぞ?マルコ」
エレン「俺だって初めてやった時はダメだったからな!」
アルミン「エレンは1発合格だったでしょ?」
エレン「あれ?そうだったか?」
マルコ「はは…」
ジャン「てっめ!死に急ぎ野郎!マルコを余計傷つかせてどうすんだ!」
エレン「離せよ!制服伸びちゃうだろ!」
ジャン「この野郎!」
エレン 「…」チラ
エレン 「…お?クリスタ!どうだった?」
ジャン「…てめ!俺の話をk」
クリスタ「うん!アニのおかげで合格しました!」ビシッ!
アニ「あんたの実力だよ」
ジャン「…あの…クリスタ今俺はこの死n」
エレン「おお!良かったじゃねーか!」
ジャン「だから人のはn」
クリスタ「うん///ありがと」ニコ
アルミン「おめでとうクリスタ」
クリスタ「ありがとアルミン」ニコ
ジャン しくしく
マルコ「まぁまぁ…泣かないでジャン」
ジャン「泣いてなんかねーよ!」ゴシゴシ
コニー「お?芋女が来たぞ」
サシャ「お願いします!ご飯を食べさせてください」
上官14「だから昼飯はねーよ」
サシャ「もうお腹空いてチカラが抜けます」ヘナヘナ
上官15「サボったら夕飯ねーぞー?」
サシャ 「大丈夫です!やれます!」
上官15「ならいい」
サシャ「お?皆さんお疲れ様です!」
エレン「サシャはlevel.5やったか?」
サシャ「はい!やりました!もちろん合格です!」ドヤ
エレン「くっそー!俺も早くlevel.5クリアしてー!!」
ジャン「お前なんk」
クリスタ「エレンなら絶対行けるよ!!」
エレン「おう!ありがとな。」
エレン「…クリスタは本当にlevel.3やるのか?」
クリスタ「うん!少し怖いけどやる
よ!」
サシャ「私のアドバイス聞きますか?」
クリスタ「え?うん!教えて!」
サシャ「登るのです!」ドヤ
クリスタ「……」
エレン「……」
皆「……」
エレン「よし!俺からのアドバイスだ!あんまり深く考えなくていいからな?気を楽にしてやればできる!」
ジャン「お前のアドバイs」
クリスタ「うん!わかった!ありがと!エレン///」
アニ「私もlevel.3やるよ」
クリスタ「そっか…じゃあ一緒に頑張ろ!」
アニ「ああ」
アルミン「クリスタ…アニ…僕もやるよ」
エレン「おお!3人ともがんばれよ!」
コニー「エレンはどうすんだ?」
エレン「俺は…三人を見守るよ」
ミーナ「じゃあ…私も」
ジャン「俺はlevel.4に挑戦するぜ」
コニー「俺もだ!」
サシャ「じゃあ暇つぶしとして私も行きましょう!」
マルコ「僕はlevel.2をやるよ」
ジャン「無理すんなよ?マルコ」
マルコ「うん!」
上官1「休憩終了だ!!」
104期生 ハッ!
__________
level.3 25m
上官7「準備はどうだ?」
上官8「アンカーよし!」
上官9「こっちも大丈夫だ!」
エレン「三人ともがんばれよ!
クリスタ「うん!//頑張るよ!」
アニ「…あんたたち…本当に大丈夫か心配だよ」ハァー
アルミン「…行ける…いや行けるはずだ!この頭脳を持ってぼくは合格する!」
上官7「よし!はじめ!」
アニ「…」ガシ…ガシ
クリスタ「…」(すごい!エレンの言う通りだ!こんなに険しいのに…深く考えるのを辞めたら次はどうすればとっさに見える!)
アルミン「…」ガシ (考えるんだ…頭脳を活かせ!)
エレン「行けるぞ三人とも!」
ミーナ「がんばれー」
____________________
-
- 11 : 2019/10/20(日) 21:54:34 :
- level.4 30m
ジャン「…」(くそ!辛すぎだろ!)
コニー「…」(険しい過ぎるだろ…こんなの無理だ…)
サシャ「余裕です!」ガシガシガシガシ
____________________
level.2 15m
マルコ「…」ガシガシ
____________________
level.3 25m
アニ「…」ハァ ガシ…ガシ 残り12m
クリスタ「…」(よし!)ハァハァ カチャカチャ
ガチャ アンカー外す
残り15m
アルミン「…」(考えるんだ…)ハァハァハァ…ガシ
残り20m
エレン「…」(いいぞ!クリスタ!)
ミーナ「凄いな3人とも…」
上官7「いいぞ!お前らその調子だ!」
上官8「…お前ら見ててはいいけどな…一回は挑戦したか?」
エレン「はい!level.2をやりました」
ミーナ「私もです!」
上官8「なら良いけどな…やらなくていいのか?」
エレン「俺は最初から最後まで見守ります。」
ミーナ「私もです」
上官8「そうか…まぁもし落ちたら拾ってやるから安心しろ」
エレン「ありがとうございます」
ミーナ「…」
ミーナ「エレン」
エレン「なんだ?」
ミーナ「あの三人でだれを一番応援してるの?」
エレン「…そうだな……」
ミーナ「私はアニかな…いつも一緒にいたしね…アニがいなきゃ私ダメダメだし…」
エレン「ミーナ…そんなことはねーぞ?」
ミーナ「ほんと?」
エレン「ああ確かにミーナはこれが得意ってのが無いけどな…全部平凡の下だ。」
ミーナ「むぅ…それは言い過ぎ!」
エレン「悪い…でもお前には人の気持ちがとても分かってるしな…それにお前と話すと面白いしな」
ミーナ「…最初は良いけど…最後のはひどくない?」
ミーナ 「でも…アニは…私といても楽しそうにしてないけどねw」
エレン「ミーナ…お前は気付いてないのか?アニが笑ってることに…」
ミーナ「…どう言うこと?」
アニ 「…」動きが止まる
クリスタ 「…」動きが止まる
アルミン「…」ハァハァ ……ガシ
エレン「…お前あんなに一緒にいたのに気づかねーのかよ」
ミーナ「…でもアニは笑顔を滅多に見せてくれない…」
エレン「…そうか?俺はおまえといるアニはよく笑ってるけどな?」
ミーナ「…」(そうだったのかな…でもあのエレンが言うんだ…笑ってたんだ…)
エレン「それにな…お前…前に他の同期がアニに文句言ってミーナその同期に怒ってたろ?」
ミーナ「…うん。」
エレン「…あんなに嬉しそうにしてるアニ初めて見た…はははw」
ミーナ 「…え…」
エレン 「アニはああいう奴だから…口には出さねぇだろうけど…しっかり感謝してると思うぞ?」
ミーナ「!?」ウルウル
エレン「……ミーナ?」
ミーナ「…」ポロポロ
エレン !?
エレン「え?!ミーナ?!」
ミーナ「そっかー…アニ笑ってたのか…ずっと笑ってくれなくて…本当は私のこと嫌いなのかなって思ってて…でも私はアニの事好きだからさ…一生懸命嫌われないようにしてたの…」ポロポロ
ミーナ「嬉しい…嬉しいよ」ポロポロ
アニ「…」
クリスタ「…」(アニ…)
エレン「わ…わりぃ!なんかごめんな?ひどい事言ったのか?」
ミーナ「ううん…そんなことないよ…ありがとエレン…」
ミーナ「なんか…私のずっと心に無理やり閉まってた悩みが消えたよ!」ゴシゴシ
エレン「そ…そうか?何かしらねーけど良かったぞ!」
ミーナ「うん!」
上官7「うるせーぞ!お前ら!」
エレミー ビクッ
エレン「…え?俺らっすか?」
上官8「…お前らの会話普通に全部聞こえてたぞ?」
上官9「はははwww」
エレミー 「嘘だろぉぉー!?」
-
- 12 : 2019/10/20(日) 21:55:09 :
- アニ「…アイツら」ハァ…ガシ
クリスタ「アニ…がんばろーね…」ハァ…ガシ
アニ「クリスタ…そうだね。」(アイツらを一回蹴り倒す)
アルミン「…」ハァハァハァハァ ……ガシ
アニ「…」ハァハァ …ガシ……ガシ残り7m
クリスタ「…」ハァハァハァ……ガシ 残り10m
アルミン「…」ハァハァハァハァハァ 残り17m
アルミン「…」キョロキョロ (くそ!考えるんだ…この三つの出っ張りをどれに掴めばいいかを。)
アルミン(ひとつは出っ張りが短いから崩れにくい…けど掴めるかわからない。)
アルミン(二つ目は少し上にある…ジャンプをしなきゃ掴めない…でも失敗したら確実に落ちる)
アルミン(三つ目は出っ張りが大きい…でも崩れるかもしれない。)
アルミン「…」(考えるんだ…)
アルミン「…こっちだ!」ガシ
一つ目の出っ張りを掴んだ
アルミン「ぐッ…」ハァハァハァハァ
エレン「アルミン!大丈夫か?」
ミーナ「アルミン!頑張って」
上官8「…」チラ?
上官9「…」コク スタンバイ
上官7「…」
上官8「…あれは落ちるぞ…」スタンバイ
アルミン「…大丈夫」ハァハァハァハァ ツル
手が滑る
アルミン !?
エレミー !?
アルミン「うわぁぁー!!」ヒュー
クリスタ「アルミン!!」
上官7「救うんだ!!」
上官8「了解」カッ プシュー
上官9「…」
アルミン「くっそ…」(ぼくは間違ってたのか…いや間違ってなかった筈だ…なら何故だ……そうか…僕にはチカラが無いからか…)
ヒュー
上官8「…」プシュー キャッチ
上官8「大丈夫か?」
アルミン「はい…申し訳ございません。ありがとうございました」
エレン「良かった」ハァー
ミーナ「ほんと良かった」ハァー
クリスタ「…無事だったみたい」ハァハァハァハァ
アニ「…」ハァハァ……ガシ
上官8「もう大丈夫だ」地面に降りる
アルミン「…すいません…迷惑かけました…」
上官8「気にするな…」
エレン「アルミンおっちまったな…」
ミーナ「惜しかったよ?アルミン」
アルミン「うん…ありがと…」
上官8「そうか?俺は惜しそうに見えなかったけどな。」
アルミン「…どう言うことですか?」
エレミー ??
上官8「俺は最初から無理だと思ってたぞ?」
アルミン「…そうですか」
上官8「…お前本当は自分でもわかってたんじゃないのか?無理だってことを」
アルミン「…それは…」
ミーナ「さすがの上官でも…その言い方はひどいです!」
上官8「ああ…すまねーな…でもよ…自分の限界は自分がよく知ってるはずだ…」スタスタ
エレン「…アルミン?気を悪くすんなよ?上官は心配して言ってるんだ…ミーナもだぞ?」
ミーナ「…でもエレン…あれは流石にひどいよ」
アルミン「…大丈夫だよミーナ…」
ミーナ「アルミン…」
アルミン「ちょっとあっちにいるよ…一人にしてくれ…」
エレン「ああ!いいぞ!」
ミーナ「…大丈夫かな?」
エレン「アルミンか?大丈夫だ!アイツは直ぐに立ち直る!そんな弱い人間じゃねえ!」
アルミン「くそ!くそ!」ダンダン
地面に拳を叩く
アルミン「僕が力不足なのは分かってる…僕が1番…わかってるんだ…」
____________________
-
- 13 : 2019/10/20(日) 21:55:42 :
- 上官7「あと少しだ!アニ!」
アニ「…」ハァハァ………ガシ
残り3m
クリスタ「…」ハァハァ………ガシ
残り6m
エレン「二人とも!あと少しだ!行けるぞ!」
ミーナ「がんばれ!!」
アニ「」ハァハァ…ガシ
クリスタ「…」(次はどこに掴めばいいの?)ハァハァ
アニ「…」(いけ!私!)ハァハァ ガシ…ガシ
アニ「あと少し!」ハァハァ ガシ…ガシ
ミーナ「アニ!!」
アニ「はっ!」ガシ ガッ!
アニ ドサッ
アニ ハァハァハァハァ
上官7「見事ゴールだ!アニ!level.3合格だ」メモメモ
アニ 「やった…」
エレン「よっし!!」
ミーナ「キャー!!!アニー!!」
エレン「あとは、クリスタだけだ!」
ミーナ「はぁ…アニ…」フラフラ
エレン パシ
ミーナ!?
エレン「おい?大丈夫か?」
ミーナ「う…うん!//大丈夫!」ハズカシー
エレン「そうか…」チラ?
クリスタ「…」(険しいよ)ハァハァハァハァ ガシ
残り5m
クリスタ「…」ハァハァハァハァ…ガシ ツルッ!
右足をかけてる少しの出っ張りから滑る
クリスタ「…キャ!」ギュー
なんとか両手で体重を支える
エレミー 「クリスタ!」
クリスタ「…こんっの!!」グググ
懸垂みたいに身体をあげようとする
クリスタ「…だめ」ハァハァハァハァ ガク
体力が無く身体があげれない
上官7「…どうした?クリスタ!
身体をあげなければ…足がかけれないぞ?」
上官7「それとも…やめるか?」
エレン「クリスタ!このままでは落ちるぞ!もう今のお前に体を持ち上げる体力は無い!」
ミーナ「そうだよ!クリスタ!そこまでよく頑張れたじゃん!次に登ればいいんだよ?」
クリスタ「…」(そうだよね…)
「クリスタ…」
クリスタ チラ? 「…!?」
アニ「…ここで諦めるの?」
アニ「どこまで登っても…諦めたら結局0…」
-
- 14 : 2019/10/20(日) 21:56:17 :
- クリスタ「…」回想中
___________
【アルミン クリスタは別に頑張らなくても良いんだよ!】
【ユミル 惜しかったな?クリスタ。まぁ次がんばれよ】
【キース教官 貴様は仲間の足を引っ張ることしかできん!】
【アニ 女の子はか弱くて良いんだよ。】
【アニ でも、あんたは弱すぎるよ】
___________
クリスタ「…」回想終了
上官7「どうする?諦めるか?」
クリスタ「…しは」
上官7「?」
クリスタ「私はあきらめない!」キッ
目つきが変わる
上官7 !?
上官7「あの目つき…」
クリスタ「私は!」ハァハァ ガシガシ
残り4m
クリスタ「絶対に!」ハァハァ ガシガシ
残り3m
エレン「早いぞ!」
ミーナ「いけ!クリスタ!」
アニ「…いけ!」
クリスタ「諦める!!」ハァハァ ガシガシ
残り1.5m
クリスタ「もんかー!!」ハァハァガシガシ
残り50cm
エレン「いっけぇぇー!!」
ミーナ「あと少し!!」
アニ「クリスタ…いけ!」
クリスタ「…ここで決める!」テヲダス
バキッ!
出っ張りが崩れる
クリエレミーアニ !!?
上官8「…残念だ…」カッ プシュー
上官9「おしかった…」スタンバイ
クリスタ「…うそ…でしょ…」ヒュー パシ
クリエレミーアニ !!??
上官8、9 !?
上官8「…そう来たか」プシュー スタ
地面に降りる
上官9「まさかのな…」
クリスタ「え…どうして?」
エレン「…なぜ?」
ミーナ「なんで?」
アニ「…」
上官7 「…」グググ クリスタの手を掴んでる
上官7「…登れるか?」グググ
クリスタ「は、はい!」ヨジノボル
上官7「よし!これでクリスタはlevel.3見事に合格だ!」メモメモ
エレン「でも…そんなことしたら上官止めさせられるんじゃ…」
ミーナ「そうだよね…」
アニ「…」
クリスタ「あ…あのありがとうございます。」
クリスタ「…でもそれで上官がやめさせられたりしたりするなら不合格でいいです」ニコ
上官7「待て…お前らに言う…まず我ながら勝手な行為をしてしまったことに謝ろう」
クリエレミーアニ バッ!
上官8.9「…」
上官7「クリスタの言う通りだ…確かに俺のやったことは許されない…上官失格だ…それにクリスタも不合格になる。」
上官7「…だかこのふたりが言わないなら…私は辞めることにならないし…クリスタも合格だ」
上官8.9「…」
エレン「お願いします!どうか言わないでください!」
ミーナ「お願いします」
アニ「上からですいません…私からも」
クリスタ「…わ…私も!私は不合格でいいので…どうか辞めさせないでください!」
上官8「何言ってんだ?お前?」
上官7「何がだよ」
上官9「お前卑怯だわ…結果わかっててそういうこと言うよなw」
上官8「だよな!なんで俺がお前の事を言わなきゃいけねーんだよ」
上官9「ホントだよな!」
上官7「そう言ってくれると思ってたぞ」
エレン「…よくわかんないけど言わないですか?」
上官8「当たり前だろ?俺ら3人は切っても切れない仲だぞ?」
上官8「なのに…こいつは俺達を敵役みたいにしてやがる!」
エレン「はは…やったぞ!!」
エレン「クリスタ!合格だ!」
ミーナ「良かったー!!」
クリスタ「ありがと!」
クリスタ「ありがとうございます!」
上官7 「おう!」
アニ「良くやったよアンタ…見直したよ」
クリスタ「ありがと…ひぐっ」ポロポロ
アニ「ほら…泣かないの」
アニ「下に降りるよ…アンタを待ってる人がいるじゃない」
クリスタ「…うん!エレン!」ダッダッ
アニ「…」テクテク
クリスタ「エレン!!」ダッダッ
エレン「クリスター!!」ダッダッ
クリスタ「エレン!私ごうk」
エレン「クリスタ!」ギュー
クリスタにハグ
クリスタ「え?ちょ…ちょっとエレン!///恥ずかしい…よ//」
エレン「良かったな!合格して!」
クリスタ「う…うん!////エレンその…嬉しいけど…恥ずかしいよ//」
我に変えるエレン
エレン「あっ…」バッ!
離れる
エレン「わ…わりぃ//そのつい嬉しくてよ?」
クリスタ「ううん!//いいよ!」
アニ「…」
ミーナ「なんか…ミカサに協力するって言ったけど…なんか私はこっちの方がお似合いだと思うよ…」
アニに聞こえる程度の話し声
アニ「…そうだね」スタスタ
ミーナ「アニ…」
-
- 15 : 2019/10/20(日) 21:57:16 :
-
アニ「…」(クリスタ…)
アニ「…」(正直Lv3を合格するなんて思わなかった…)
アニ 「…」(少し前から訓練を真剣にやってた成果がここに出たのかな…)
上官9「しかし…まさかお前があんなことするとは思わなかったな」
上官8「ほんとだな…どうしたんだ?」
上官7「いや…ちょっと…な…」
【クリスタ 私は諦めない キッ!】
上官7「あの目つき…俺の病気で死んだ妹にそっくりだった…」
上官8「…そうか…」
上官9「……お前の妹は本当に…いつ思っても残念だったよ…」
上官7「…いいんだ!もう過ぎた話だ…まだ巨人に食べられてないだけマシだ!」
上官8「そうだな…俺達は食べられるかも知らないしな」
上官9「そうならないように…生きる確率をできるだけ増やせ!っだろ?」
上官7「キース教官の教えだな…」
上官7「あの人は偉大だよ…」
上官8「…そうだな」
上官9「あの人がいたから俺達もここまで頑張れたんだよな…」
上官8「…まぁ…とりあえず今日はお前のおごりで飲み行こうぜ?」
上官9「ああ!そうだな!」
上官7「なに言ってんだ!おごらねーよ?w」
上官8「黙っててやる変わりにだよ!」
上官7「…しょうがねぇ…今日は飲むぞ!」
上官8.9「イェーイ!」
____________________
キース教官「まだか?フーバー!」
ベルトルト「ひー」ダッダッ
ミカサ「…エレン」パクパク
ライナー「むぅ!」(なんだ!これ!めちゃくちゃ美味いぞ!)バクバク
____________________
上官「今日の訓練は終了!!」
上官「明日も大変だからしっかり身体を休ますように!以上!」
104期生 バッ!
104期生「今日も1日ありがとうございました!!」
____________________
-
- 16 : 2019/10/20(日) 21:57:44 :
- エレン「ご飯だ!」
サシャ「やったです!!ご飯です!」ダラダラ
コニー「お前!きたねぇな!」
ジャン「食べるぜ」パクパク
マルコ「いただきます」パクパク
アルミン「…いただきます」パク
クリスタ「エレン隣いい?」
エレン「おう!いいぞ!」
クリスタ「ありがと!」ニコ
エレン「アニ達もこいよ!」
アニ「わかったよ…」スタスタ ガタ
ミーナ「おじゃましまーす」ガタ
エレン「で…どうだったんだ?ジャンとコニーは?登れたか?」
ジャン「はん!残念ながら不合格だ!あと少しだったけどな」パクパク
コニー「俺も不合格だ。」パクパク
サシャ「ジャンは全然あと少しでも無いですよ」パクパク
ジャン「芋女!それを言うな!」
エレン「ジャン!お前なら次行けるぞ!」パクパク
ジャン「…あ…ああ!そうだな!」
ジャン「そういうお前らはどうだったんだよ?」パクパク
アルミン「ぼくは…不合格だったよ。」
ジャン「おう…そうか…次がんばれよ」
アルミン「うん…クリスタとアニは?」
クリスタ「私は合格したよ!」
アニ「…私も」
ジャン「!?ま…マジかよ!クリスタ…お前合格したのか?」
クリスタ「したよ!失礼だなー」
ジャン「わ…わりぃ」
コニー「でも…あのクリスタがな…」
クリスタ「コニー?怒るよ?」
エレン「ほんと凄かったんだからな!クリスタ最後の最後に凄い速さで登っていったからな!」
エレン「お前らも!見に来れば良かったのによ!」
アニ「…」ジー
エレン「ほんと凄かったんだからな!」
エレン「なぁ?クリスタ」
クリスタ「う…うん!//なんか照れるよ」
アニ「…」(なにまるで自分の事のように嬉しそうに語ってんのよ)
ミーナ「アニどうしたの?」
アニ「…何でもない」パクパク
アルミン「…そっか…合格したのか…」
……パク
エレン「アルミン元気だせよ!」
アルミン「うん…ごめん…サシャ残りのご飯あげる」
サシャ「ホントですか!?ありがとうございます!」パクパク
ジャン「オイオイお前本当に大丈夫かよ?しっかり食べなきゃ持たねーぞ?」
アルミン「大丈夫…ちょっと外で風に当たってるよ…」
クリスタ「…大丈夫かな?」ハムハム
エレン「…まぁ…しょうがねぇ…不合格なのは…俺ももし落ちたらすげー落ち込むしな」パクパク
ジャン「…そうだな」パクパク
クリスタ「…」ハムハム
クリスタ「ごちそうさまです!」
クリスタ「私も外に行ってくるよ!アニちょっと待っててね」
アニ「…了解」
ジャン「ごちそうさん…食い足りねーがしょうがねぇ…おい!風呂いこーぜ」スタスタ
エレン「ああ…そうだな。」スタスタ
コニー「風呂!」スタスタ
マルコ「行こっか」スタスタ
アニ「…」パクパク
ミーナ「アニ?クリスタとなんかするの?」
アニ「対人格闘」
ミーナ「へー…私もやりたい!」パクパク
アニ「…大丈夫なの?」
ミーナ「うん!クリスタを見てて思ったの…私も頑張りたい!」
アニ「…わかったよ」パクパク
サシャ「…」バクバク
____________________
-
- 17 : 2019/10/20(日) 21:58:21 :
- キース教官「よーし!今日の訓練は終了だ!明日は相当過酷な訓練だ!気合を入れとけ!あと貴様らの部屋の鍵だ!明日6時にここに集まるように!以上!」
ミカライベル ハッ!
ミカライベル「今日も1日ありがとうございました!」
キース教官「うむ!」スタスタ
ライナー「今日はすごい疲れたな」
ベルトルト「ホントだよ…明日はより大変かぁ…早く帰りたいよ」
ミカサ「私も早く帰りたい…」
ベルトルト「ミカサもそう思うの?奇遇だね…」
ミカサ「早くエレンに会いたい」
ベルトルト「…」
ライナー「…まぁ…そうだよな…」
____________________
アルミン「はぁ…」ボー
クリスタ「アルミン!」
アルミン!? チラ?
アルミン「…クリスタ」
クリスタ「となりいい?」
アルミン「いいよ」
クリスタ「ありがと」
アルミン「…」
クリスタ「…星綺麗だね」
アルミン「…そうだね」
クリスタ「…私も良くここで星を眺めてたんだ…」
アルミン「…そうなんだね」
クリスタ「うん…その時はね色々抱えててね…いつも辛かった…」
アルミン「…」
クリスタ「そんな辛い気持ちの時にここで星を眺めてたら…その間悩みを忘れられてたんだ…」
アルミン「…そう」(クリスタ…僕が落ち込んでるのを励ましてくれるために話をしてくれてる…)
クリスタ「でもね…その忘れてる時間も…他の人にダメって言われてる気がしてね…いつしか…いつもいつも泣いてたの…どうしたら忘れるんだろうって」
アルミン「…」(クリスタは優しいな…クリスタがそばにいるだけでぼくは頑張れる…)
クリスタ「でも…ある日お馬さんのブラシを買うために外に出たんだよ…その時おっかない人達に捕まってね…その時に助けてくれたの!」
アルミン「…」(今言おう…クリスタに好きって事を)
アルミン「くりs」
クリスタ「エレンが!」
アルミン !?
クリスタ「エレンが目の前に来てね…私を助けてくれたの…その時のエレンは優しかったし…かっこよかったし//私の為に本気で怒ってくれたの//」
クリスタ「嬉しかったな…」
アルミン「…そうなんだね…その時に好きになったんだね?」(ああ…そうだ…クリスタはエレンの事が好きだったんだ…)
クリスタ「そうなの!その日からかな?私は今まで自分と言う存在を否定してた事をやめ…受け入れたんだ…第二の人生を始めるために…」
クリスタ「そしたらいつの間にか星を眺めることもしなくなった…」
クリスタ「エレンは…私がおっかない人達に捕まった時だけじゃない…私の全てを助けてくれたの…今までの辛さや過去に起きた出来事を…今私はとても幸せ…」
アルミン「…そうだったんだ…ぼくはぜんぜん知らないからさ…クリスタが幸せそうで良かったよ。」ニコ
クリスタ「無理に笑わなくていいよ?」
アルミン「えっ?」
クリスタ「私もそうだったから…わかるんだ。」
クリスタ「明日も大変な訓練だから…私が言うのもなんだけど…落ち込んだままだと怪我に繋がるからね…しっかり忘れてね?」ニコ
アルミン「…うん…ありがと…クリスタ」
クリスタ「うん!じゃあ私ユミルの所にお見舞いしに行ってくるね!」
クリスタ「また明日!」
アルミン「うん!また明日…」
アルミン「……」
アルミン 「…岩登り訓練…level3失敗してショックで我を忘れていた…アニ…良くやってくれた…」
アルミン「しっかり僕の言った通りに動いてくれてる…しかし…」
アルミン 「落ち込むに決まってる…」
アルミン 「…女の子であるクリスタが合格して…男である僕は不合格…」
アルミン 「あのクリスタをエレンが変えてしまった…」
アルミン 「僕ではなく…あのエレンが…」
アルミン「…」
____________________
-
- 18 : 2019/10/20(日) 21:59:07 :
- 男風呂
エレン「いやー!いい湯だな!」
コニー「そうだなー…」
ジャン「明日も大変だなぁ…」
マルコ「頑張るしかないよ」
コニー「…そうだ!誰が一番長く潜っていられるか勝負しょうぜ」
エレン「いいぞ!」
ジャン「勝ってやる!」
マルコ「僕もやる!」
せーの! チャポン
____________________
クリスタ「ユミル!ご飯持ってきたよー」
ユミル「おおーマイ天使!!」ポロポロ
クリスタ「ユミル…なんで泣いてるの?」
ユミル「クリスタに会いたかったぜ!」
クリスタ「私もだよ…でもハグはダメだよ?風邪写っちゃう。」
ユミル「そ…そうだな…」(嘘なのによ)
クリスタ「ねぇ!聞いてユミル!」
ユミル「なんだ?」
クリスタは今日あった出来事を話した
クリスタ「ってことなんだよ!」
ユミル「すげーな…あのお前がlevel.3をクリアするとはな…」
ユミル「私はlevel2が精一杯なのによ…」
クリスタ「えへへ…エレンのおかげなの」
ユミル「……なんだそれ…」
クリスタ「ユミル!私強くなるよ!」
ユミル「…そうだな…」
クリスタ「じゃあ…私アニと特訓だからまた明日ね!」フリフリスタスタ
ユミル「おう!」
ユミル「……」
ユミル 「アニもしっかりやってんな…しかし計画は進んでいるのか?」(とりあえずアルミンと話がしてぇが…)
ユミル「アイツ!いつくるんだよ!」
医師「静かに!」
ユミル「…はい」
____________________
特別訓練所 個別風呂
ミカサ「…」ポチャン
ミカサ「エレンと一緒にお風呂に入りたかった…」
ライナー「…はぁー」ポチャン
ライナー「…クリスタに会いたい」
ベルトルト「…」ポチャン
ベルトルト「一人のお風呂もいいけど…静か過ぎるよ…いつもの騒がしいお風呂に入りたい…」
____________________
-
- 19 : 2019/10/20(日) 22:01:17 :
- 男風呂
カラカラカラ
アルミン「あれ?みんなどうしたの?」
コニー「おう!アルミン!」
マルコ「アルミン…早く頭と身体洗ってきなよ」
ブクブク
ザッパーン
エレン「ぷはー!俺が一位か?」チラ?
ザッパーン
ジャン「残念だな死に急ぎ!俺が一番だ!」
エレン「くそ!負けた」
ジャン「ははは!」
マルコ「ジャン強いね」
ジャン「俺は一位だ!youWIN!」
マルコ「やろうって言い出したコニーが最下位か」
コニー「くっそー…1回呼吸できたら勝ってたのに!」
エレン「それはコニー卑怯だぞ!」
アルミン「楽しそうだね」
エレン「アルミンもやろうぜ!」
アルミン「…そうだねエレン」
エレン「アルミン今の時間わかるか?」
アルミン「えっとね…ちょうど20時だったよ。」
エレン「そうか…ありがと!」(あと少し経ったらクリスタと馬にブラシかけなきゃな)
ジャン「次はアルミンも入れてやろうぜ!」
マルコ「そうだね!」
アルミン「…わかった…待っててすぐ行くよ。」
____________________
外
アニ「じゃあ…やるよ?」
クリスタ「うん!お願いします!師匠!」
アニ「…私はアンタの師匠じゃあないよ?」
ミーナ「いいねそれ!お願いします師匠!」
アニ「…勝手にしな」ハァー
アニ「まずはクリスタね」
クリスタ「う…うん!」
アニ「…怖い?」
クリスタ「…ちょっとね」
アニ「安心して…殺しはしないよ」
クリスタ「…それ安心させてるの?」
アニ「…まずはガードだね…頭とかを打たれたら死ぬって思わなきゃダメだよ?」
クリスタ「わかった!」
アニ「行くよ!頭ガードして」シュ
バーーン!!
クリスタ「ツッ!」
アニ「もう一回行くよ」シュン!
バーーン!!
クリスタ「うっ…くう…」ジンジン
アニ「どう?」
クリスタ「なんとか…大丈夫」
アニ「骨を折ったりしないから大丈夫」
ミーナ「……」
アニ「でもしっかりガードしなきゃ折れるからね?」
クリスタ「うん!」
アニ「次ミーナね」
ミーナ「う…うん」
アニ「行くよ?」タンタン
ミーナ「…」
アニ「…」シュン!
バーーン!!
ミーナ「…くは…」ジンジンジン
アニ「…大丈夫?」
ミーナ「う…うん!凄い重い蹴りだったよ。こんなのまともに食らったら…ひとたまりもないよ」ジンジンジン
アニ「…これは普通の蹴りだよ?」
ミーナ「そ…そうなの?」
アニ「うん」
クリスタ「エレンいつもこんなの耐えてるって…すごい」
-
- 20 : 2019/10/20(日) 22:02:10 :
- アニ「…次はクリスタ…アンタが私に襲う番だよ?」
クリスタ「うん!わかった!」
ミーナ「二人とも熱心すぎる!」
クリスタ「行くよ…」
アニ「…きな」
クリスタ「…やあ」シュ!
パンチ
アニ「…よわいよ」ヒュ
躱す
クリスタ「やあ!」シュ!
パンチ
アニ 「…」パシ
掴む
アニ「…それが本気?」
クリスタ「…そうだけど」
アニ「…」ハァー
アニ「いい?パンチというのはしっかり身体全体を使ってパンチをするの?」
クリスタ「身体全体を使う…」
アニ「そう。身体全体を使ってね…見てて」
アニ「…」鋭いパンチ シュ!
ミーナ「凄い!風を切ってる」
クリスタ「…わかった!」
アニ「ほら!きな!」
クリスタ「うん!」(身体全体を使う…)
クリスタ「…」シュ
アニ 「…」サッ
躱す
アニ「良くなってきたよ…今度連続」
クリスタ「うん!」シュシュ
パンチ
アニ 「…」サッサッ
躱す
クリスタ「…」ハァハァ
クリスタ「どう?」ハァハァ
アニ「良かったけど…あんた疲れるの早くない?」
クリスタ「でも今日…色々やったからね」
アニ「実際襲われた時…今日は疲れたから許してという事にならないよ」
クリスタ「むぅ…イジワル」
アニ「次はミーナね」
ミーナ「うん!身体全体ね!」シュ!
パンチ
アニ 「…」サッ
躱す
アニ「まだまだだね…次は連続で…」
ミーナ「…」シュシュ
パンチ
アニ 「…」サッサッ
躱す
ミーナ「待って…」ハァハァ
アニ「…あんた…ダメダメだね」
ミーナ「それ言わないで!私がよく知ってるから!」
アニ「とりあえず本番やろう」
ミーナ「もう!人の話きいてよ!」
アニ「やるの?」ギロ
ミーナ「やります」
アニ「まずクリスタね…はい木の棒…ナイフ代わりね」
クリスタ「うん!」
クリスタ「行くよ!」
アニ「来な」
クリスタ「てやー!」シュ
アニ「…」サッ
クリスタ「この…」シュシュ
アニ「…」サッサッ
クリスタ「このー!!」シュ
アニ「…」サッ 右手掴み クル
クリスタ「キャ!」ドサ
アニ「全然ダメ…」
クリスタ「じゃあどうすればいいの?」
アニ「動きを予測してやらなきゃ…ナイフは当たんないよ」
ミーナ「動きを予測ね」メモメモ
クリスタ「…わかった…もう一回やらせて」
アニ「そんなすぐに読めるはずないけど…いいよ」
クリスタ「行くよ…」シュ
アニ「…」サッ
クリスタ「…」シュシュ
アニ「…」サッサッ
クリスタ「…」(いまだ!)シュ
アニ !? パシ右手つかみ クル
クリスタ「うっ!」バタ
クリスタ「また倒された…」
アニ「…あんたセンスあるよ」
クリスタ「えっ?そうなの?」
アニ「アドバイスしてすぐに出来てたから…びっくりしたよ」
クリスタ「そうなんだ…ありがと!」
アニ「次は私がならず者ね」
クリスタ「うん!はい!ナイフ」木の棒
アニ「…行くよ」シュ
クリスタ「くっ!」サッ
アニ「…」シュ
ナイフがクリスタに当たる
クリスタ「当たっちゃったか…」
アニ「…あんた何もかもダメね」
クリスタ「…ごめん」
アニ「いいよ…まずさっきも言ったけど相手の動きも見ないとね…それとしっかり躱す事…まぁ全て経験を積まなきゃ出来ないよ…」
ミーナ「ふむふむ」メモメモ
クリスタ「…わかったよアニ」
アニ「じゃあ…これを朝5時にやるよ」
起床7時って思ってください
ミーナ「え!?朝もやるの?」
クリスタ「うん!わかった!」
ミーナ 「え!?」
ミーナ「本気?クリスタ?」
クリスタ「私は…強くなりたい」
アニ「…わかった…ミーナは?」
ミーナ「…私は朝は寝れるまで寝るよ」
アニ「わかった…じゃあ今日はおしまい」
クリスタ「うん!ありがと!アニ」
-
- 21 : 2019/10/20(日) 22:03:00 :
- 「おーい!」
クリスタ 「!?」チラ?
クリスタ「あっ!エレンだ!」
アニ「…」
エレン「クリスタ!馬にブラシかけに行こうぜ!」
クリスタ「うん!」
エレン「うん?なんかやってたのか?」
アニ「…自主練…でももう終わったから気にしないで…」
エレン「そうか…わかった!じゃあ行こうぜ?クリスタ!」
クリスタ「うん!」
ミーナ「じゃあクリスタ…私達先にお風呂いくね」
クリスタ「わかった!後で行く!」
アニ「…また後で」
クリスタ「うん!」タッタッ
アニ「…」
ミーナ「アニ?」
アニ「…」スタスタ
ミーナ「アニ!」
アニ 「何?」
ミーナ「アニ様子おかしいよ?」
アニ「…私は普通だけど?」
ミーナ「そんなの嘘」
アニ「…」
ミーナ「しかも様子が変わる時は…必ず…エレンがいるとき…」
アニ 「何いってんの?何でアイツなの?」
ミーナ「アニ…私思ってた事言うね?」
アニ「なに?」
ミーナ「エレンのこと好きなんでしょ?」
アニ「……そんなわけないよ」
ミーナ「嘘つかないでよ!アニ!」
アニ「嘘なんて…」
ミーナ「嘘ついてる!別に正直に言っても良いじゃん!私達友達でしょ?」
アニ「…だよ」
ミーナ「なに?聞こえないよ」
アニ「そうだよ!私はエレンの事が…好き…」
ミーナ「やっぱりね」
ミーナ「…でも…わかんない」
アニ「なにが?」
ミーナ「なんで…ミカサに協力するって言ったの?」
アニ「私はミカサよりクリスタが強敵って思ったからミカサに協力しただけ…」
ミーナ「…そう…でもわかんない」
ミーナ「なんで?そのクリスタに協力してるの?」
アニ「私は…恋なんてものをしてはいけない…いやそんなこと許されない」
ミーナ「なんで?良いじゃん恋しても!女の子なんだから!」
アニ「私はみんなと違って…普通の女の子じゃないよ…」
ミーナ「なんかあったの?昔とかに…」
アニ「……そんなのないよ」(私は皆にひどいことをした…そんな私はここにいては行けない…あと少し…あと少しで…)
ミーナ「…なんでエレンの事が好きになったの?」
アニ「…」回想中
初めて話したのがあの時
____________________
ライナー「…」
私をバカにした罰さ
エレン「うおぉぉ!」
うるさいよ
エレン「なんだその足技!?誰から教えてもらった!?」
…お父さんからだよ
エレン「頼む!俺にもそれ教えてくれ!」
嫌だよ…
エレン「いいだろ!教えてくれよ!じゃなきゃ俺はならず者として…お前を永遠と襲ってやる!」
…いい?対人格闘なんて覚えなくてもいいんだよ?相手は巨人なんだから
エレン「いや!俺にはお前のその足技が必要だ!」
バカみたい
エレン「やらないなら…無理にでも行くぞ!」
めんどくさい。
____________________
アニ「…」(最初は嫌々だったけどいつの間にか…)
____________________
エレン「アニ!やろうぜ!」
いいよ…きな…
エレン「おら!」シュシュ
あたらないよ サッサッ
頭スキだらけ。 シュン!
エレン「!?」サッ
ダーーーン!
!?
エレン「きかないな」
…そう…ならこれは?クルシュン!
回転蹴り
エレン「!?」サッ
パーーーーン
エレン「…いてぇな」ジン
やるね…でも! シュ!
足払い
パン!
エレン「うお!」バタン
…足がスキだらけ
エレン「くっそ!」
…あんた…気を抜かずに最後までしっかり相手を見なきゃ…
エレン「わかった!…しかし…負けたけど楽しいな」ニコ
…意味わからない
エレン「お前もなんだかんだ嬉しそうに笑ってるじゃあねーか!」
!?そ…そんなことないよ!
第一!私の顔を見てみ?どう見ても笑ってないでしょ?
エレン「そんなことねーよ?お前充分顔に出てるぞ」
…意味わからない…本当に… シュ!
ダーーーン!
エレン「いってー!お前!いきなり蹴るなよ!」
____________________
-
- 22 : 2019/10/20(日) 22:04:18 :
- アニ「…」(あの時は…嬉しかった…)
アニ 「…」(それに…楽しかった…)
アニ「…」(私が好きになった極めつけは…)
____________________
食堂
ミーナ「〜でね?」パクパク
…うん パクパク
モブ男1「おい!お前らあっちいけよ」
モブ男2「そうだぞ!氷の女王がいると飯が不味くなるんだよ!」
ミーナ「そういう事言うのやめて!」
…いいよ…言わせておけば
あっちに行こ… ガタ
ミーナ「…でも…アニ…」
エレン「おい!お前ら!アニに悪口言うんじゃねえ!」
アニミー !?
モブ男1、2 !?
モブ男1「な…なんだよ!エレン!」
モブ男2「こいつの味方すんのか?」
エレン「はぁ?当たり前だろ!仲間に文句言うやつは俺は嫌いだ!」
…
モブ男1「…」
エレン「まだ文句言う気なら…お前らふたりをぶっ飛ばす!それが嫌ならお前らが消えろ!」
モブ男1「わかったよ…消えるよ…おい!行こうぜ」ガタ スタスタ
モブ男2「あ…ああ!賛成!」ガタ スタスタ
エレン「よし!これでゆっくり飯が食えるな?アニ」
…なんで…ああいう事したの?余計なお世話…
エレン「仲間なら守るだろ…それにお前…悲しい顔してたから」
!!
エレン「あと今のお前凄い嬉しそうだぞ?」
ミーナ「??」
…そう…ありがとうね…
エレン「おう!またな!」スタスタ
回想終了
____________________
アニ「わたしは…初めて他人に優しくしてもらった…」
ミーナ「…」
アニ「アイツは私の中身が見えてるみたい…私の気持ちがバレてたよ…」
ミーナ「だからエレンはよく…嬉しそうだぞ?っとか言ってたんだね。」
ミーナ「…私も今日の訓練中に教えてくれたしね…あの時は本当に嬉しかった」
アニ「…でも唯一アイツは見抜いて無いものがある…」
ミーナ「なに?」
アニ「…私があいつに惚れてるって気持ちだよ。」
ミーナ「…そうだね」
アニ「…もういい?」
ミーナ「…うん…ごめんね?」
アニ「良いけど…今日は喋り疲れた…お風呂いくよ?」
ミーナ「うん!」
________
医務室
ユミル 「クリスタ…強くなる…か…」
ユミル 「…」(前より…自信がついてたな…)
ユミル 「お前は…そんなに…アイツのことが…」
ユミル 「…」
ユミル 「…アルミンも来ねぇみてえだし…寝るか…」
___________
女風呂
アニ「…」 チャポン
ミーナ「あったかいなー」チャポン
アニ「…」
ミーナ「…」フゥー
カラカラカラ
クリスタ「おまたせ!」
ミーナ「あ…クリスタお疲れ」
クリスタ「おつかれ!」
クリスタ「頭と身体洗ってくるね」
ミーナ「うん!」
しばらくして
クリスタ「失礼します」チャポン
ミーナ「うん!」
アニ「…」
クリスタ「今日も疲れたね」
ミーナ「そうだね」
ミーナ「クリスタはすごいよ。岩登り訓練level.3合格しちゃうんだもん。」
クリスタ「うん!皆が応援してくれたから…それにあの上官さんのおかげでもあるし。」
アニ「…」
クリスタ「アニも今日はありがと!本当に!」
アニ「…」
ミーナ「アニ?」
アニ「zZ」
クリスタ「ミーナもしかして…」
ミーナ「アニ寝ちゃった…」
クリスタ「冷たい水かけてみる?w」
ミーナ「あー…それ最高w」
クリスタ「いくよー!」
ミーナ「うん!」
クリスタ「えい!」バシャ
アニ ビク! !!?
ミーナ「あっはっはw」
アニ「冷たい…」
クリスタ「起きた?アニ」
アニ「あんたら今ここで蹴り倒してもいいんだよ?」
クリミー「ごめんなさい!」
アニ「ったく」ハァー
ミーナ「そろそろ出ようか」
クリスタ「うん!」
____________________
-
- 23 : 2019/10/20(日) 22:04:47 :
- 男子寮
エレン「ただいまー」
ジャン「zZ」
マルコ「zZ」
アルミン「エレン静かにね」
エレン「おう…」
コニー「あー快適」
エレン「コニー嬉しそうだな」
コニー「ベルトルトいないから今日はゆっくり寝れる」
アルミン「そうだね」
エレン「俺もそろそろ寝ようかな」
アルミン「うん!おやすみ」
コニー「おやすみ」
シーーン
エレン「…」(今日はクリスタが頑張ってたな…)
回想中
____________________
ミーナ「エレンはあの三人の中で誰を一番応援してるの?」
____________________
回想終了
エレン「…」(オレは多分クリスタを応援してたのか)
エレン「…」(でもなんでアルミンを一番に応援しなかったんだ?分かんねぇ…)
エレン「寝よ」
____________________
女子寮
クリスタ「ただいまー」
ミーナ「ただいまー」
アニ「…」
サシャ「遅いです!三人とも」
クリスタ「ごめんね!」
サシャ「まぁ…私は優しいので許しましょう!」
ミーナ「あはは」チラ?
アニ「zZ」
ミーナ「アニ…寝るのはやい」
クリスタ「相当疲れてたのかな?」
ミーナ「…そもそもあのアニが朝五時に起きると思う?」
クリスタ「…そういえば…」
ミーナ「…まぁクリスタが起こせばいいと思うよ」
クリスタ「うん!そうだね!」
クリスタ「ついでにミーナも起こすね!」
ミーナ「やめて!私は寝るの!」
クリスタ「冗談だよ!w」
サシャ「…」ファー
クリスタ「…そろそろ寝るか」
ミーナ「そうだね」
クリスタ「おやすみ」
ミーナ「おやすみ」
サシャ 「おやすみです!」
シーーン
クリスタ「…」(今日は嬉しいことだらけだな。)
クリスタ「…」(エレンに褒められたし…エレンにハグされたし…)
クリスタ「…」(私!エレンの事しか考えてないじゃん!)
クリスタ「…寝よう」
____________________
特別訓練所
ベット
ミカサ「エレンと一緒に寝たい」ハァー
____________________
ライナー「クリスタと寝たかった」ハァー
____________________
ベルトルト「みんなとワイワイしたいな…あと出来ればクリスタと寝たい」
____________________
-
- 24 : 2019/10/20(日) 22:05:16 :
- 次の日
クリスタ
クリスタ「う…ん」
クリスタ…おきな
クリスタ「う…ん…?!」バッ
クリスタ「五時だ!アニを起こさなきゃ!」
アニ「私は起きてるよ」
クリスタ「え?あ…アニおはよう」
アニ「おはよう」
クリスタ「凄い…アニって早起きできるんだね。」
アニ「蹴り倒すよ?」
クリスタ 「ご、ごめん…」
アニ 「嘘…とりあえず外行こ…」スタスタ
クリスタ 「うん!」スタスタ
クリスタ「じゃあやろ!」
アニ「まずはガード」
クリスタ「うん!」
____________________
1時間後
特別訓練所
キース教官「よし!集まったな」
ミカライベル 「はっ!」
キース教官「まずは、対人格闘だ!」
キース教官「ブラウンはフーバーとやれ」
キース教官「アッカーマンは私とだ!」
ライナー「おい!ベルトルト!これはすごい見物だな!」
ベルトルト「そうだね…あの2人どっちが強いんだろ…」
キース教官「まずは貴様がならず者だ」
ミカサ「わかりました…全力で行かせてもらいます」
キース教官「こい!」
シーン
ライベル ゴク
ミカサ「はっ!」シュシュ!
パンチ
キース教官「遅いぞ!」サッサッ
躱す
ミカサ「…」 ビュン!
パンチ
キース教官「…」
パーーーーン
ミカライベル !?
ミカサ「な…」
ミカサのパンチを手のひらで受け止める
キース教官「甘いな」ブン!
投げ飛ばされるミカサ
ミカサ「…」スタ
着地
ミカサ「…」ダッダッダッダッ
キース教官「…」
ミカサ「くらえ!」足蹴り三連発
シュシュシュ
キース教官「…」サッサッサッ
躱す
キース教官「はっ!」ビュン!
パンチ
がーーーん
ミカサ「…くは…」
ガードしたが威力が強すぎてガードしきれない
キース教官「もう1回」ビュン!
パンチ
がーーーん
ミカサ「くっ!…」ドサ
ガードしたが二度目は無理だった
ライベル「…」ポカーン
ライナー「次元が違い過ぎる…」
ベルトルト「なにも見えないってありえな過ぎでしょ…」
キース教官「貴様ら!サボってんのか?」
ライナー「す…すいません!」
ベルトルト「ついキース教官の戦いに見とれてて…」
キース教官「いいからやれ!」
ライベル「は…はい!」
____________________
7時
上官「起きろー!!」
アニ「朝練終了だね…」
クリスタ「あ…ありがとう…」ハァハァ
アニ「あんた…意外と出来てたじゃない」
クリスタ「あ…ありがと…」ハァハァ
アニ「ご飯食べに行くよ」
クリスタ「う…うん…」ハァハァ
____________________
男子寮
アルミン「起きてみんな」
コニー「おはよう!」
アルミン「うん!おはようコニー…朝なのに元気だね」
コニー「ぐっすり寝れて本当に嬉しいぞ!」
エレン「もう朝か…訓練頑張るぞ!」
ジャン「まだ寝ててーよ…」ハァー
ジャン「おーい!マルコ起きろー」
マルコ「う…うん…」
アルミン「明日は休日…だから頑張ろ」(ついに明日…)
ジャン「そうだな!頑張ろうぜ」
____________________
-
- 25 : 2019/10/20(日) 22:05:52 :
- 女子寮
サシャ「おっはよう!ございます!」
サシャ「あれ?アニとクリスタがいませんね…どこいったんですかね?」
ミーナ「おはよう…」
ミーナ「朝練やりに行ってると思うよ」
サシャ「そうですか…あの二人がですか…真面目ですね」
サシャ「まぁ…私も真面目ですけどね!」ドヤ
ミーナ「……食堂行こっか」
サシャ「はい!」
____________________
医務室
医師「具合はどうだ?」
ユミル「まだダメっすね」ゲホゲホ
医師「そうか…今日も無理そうだな」
ユミル「…すいません」
医師「また明日確認するぞ?」
ユミル「…ありがとうございます」
(くっそ!クリスタにあいてーぇー)
____________________
特別訓練所
ミカサ「…」ハァハァハァ
キース教官「…」チラ?
キース教官「よーし!そろそろ対人格闘はおしまいだ!」
キース教官「ナイフを片付けて朝飯にするぞ!」
ミカライベル はっ!
ミカサ「…」スタスタ
ライナー「…」(あれからミカサは結局キース教官に勝てなかったか)
ベルトルト「…」(勝てなくてミカサ…イライラしてる)
ライベル 「ハァー」
____________________
食堂
サシャ「ご飯です」パクパク
エレン「おはよー」スタスタ
コニー「気持ちいい朝だぜ!」スタスタ
アルミン「テンション本当に高いね」スタスタ
ジャン「腹減ったー」スタスタ
マルコ「そうだね」スタスタ
クリスタ「みんな!おはよう!」
アニ「…」パクパク
ミーナ「おはよう!」パクパク
エレン「おう!おはよう!」
エレン「隣いいか?」
クリスタ「うん!//いいよ!」
アルミン「僕も座るね」
ジャン「じゃあ俺も」
マルコ「僕も」
コニー「俺様もだ!」
クリスタ「うん!みんなで食べよう!」
サシャ パクパク
エレン「アルミン最初の訓練なんだ?」パクパク
アルミン「うん…えっとね固定砲台一通りやって整備だって…」パクパク
エレン「そうか!ありがとな!」パクパク
クリスタ「固定砲台かぁ…確か三人ペアなんだよね」ハムハム
ジャン「そうだな!まぁ時間制限とかないからゆっくりやろうぜ」パクパク
マルコ「そうだね」パクパク
アニ「…」パクパク
ミーナ「…」パクパク
コニー「まぁ…俺1人でも余裕だけどな!」パクパク
サシャ「コニーなんかじゃだめですね…私が一番ですもん!」
コニー「なんだと!俺が一番だ」
サシャ「私です!」
ジャン「お前らうるせーよ!」
ワーワー
クリスタ「アルミン」
アルミン「なんだい?」
クリスタ「もう気分は大丈夫?」
アルミン「うん大丈夫だよ!ありがとうクリスタ」
クリスタ「どういたしまして!」
食べ終わり
上官「よーし!集まったな!」
104期生「ハッ!」
上官「まず最初の訓練は固定砲台だ!
砲台を固定して撃ち片付け…そしたら整備だ…それを一つのペア二台をやる!怪我なくやれ!」
104期生「ハッ!」
上官「ペアを言う!決め方もバランス良くした!」
上官「まずは…イェーガー…スプリンガー…レンズだ!」
ジャン「…」(バランスいいか?馬鹿の塊だろ…)
上官「次はキルシュタイン…ボット…カロライナ!」
上官「次はレオンハート…アルレルト…ブラウスだ!」
上官「〜以上だ!」
上官「早速始めろ!」
____________________
-
- 26 : 2019/10/20(日) 22:06:29 :
- エレン「よし!ますば運ぶぞ!」
コニー「よし!やろうぜ!」
クリスタ「いくよー」
…ゴロゴロ…ゴロ…ゴロゴロ
コニー「重すぎだろ!本当に!」
コニー「ちょっとタンマ」
エレン「コニー!まだ全然進んでねーよ」
コニー「重いんだよ!」
クリスタ「コニー!さっき俺一人でいけるとか言ってなかったっけ?」
コニー「…いや?」
クリスタ「あー!嘘ついた!」
コニー「わかったよ!やるよ!」
エレン「早く終わらせようぜ」
ゴロゴロ…ゴロゴロ
____________________
ジャン「よっしゃ!行くぞ!」
マルコ「頑張ろうミーナ」
ミーナ「うん!頑張る!」
ジャン「せーの!」
ゴロゴロ…ゴロゴロ…ゴロゴロ
____________________
アニ「行くよ」
アルミン「…うん」
サシャ「押しますよー!」
ゴロゴロ……ゴロ
サシャ「重いですー」ハァハァ
アルミン「…重いね」ハァハァ
アニ「…あんたらもうおしまい?」
アルミン「そんな事言っても結構重いよ…」ハァハァ
サシャ「そうですね」ハァハァ
アニ「あんた男でしょ?」
アルミン「そうだけど…」ハァハァ
アニ「ほら早くやるよ」
サシャ「わかりました」
アニ「せーの」
ゴロゴロ…ゴロ
____________________
エレン「よし!運んだな」
コニー「…おも…い」ハァハァハァ
クリスタ「重いよー」ハァハァ
エレン「次は固定するぞ」
コニー「固定するにはどうしたっけ?」ハァハァ
クリスタ「えっと…たしか持ち上げて凹みに入れるんだね」
エレン「そうだな…」
コニー「…むり」バタン
エレン「コニーしっかりしろ!」
クリスタ「そうだよ!」
コニー「だって…こんなn」
上官「おい…」
コニー バッ! 「はい!」
上官「なに寝そべってんだ?」
コニー「す…すいません!」
上官「はやくやれ!」
コニー「はい!」
コニー「よし!運ぶぞ!」
エレン「お前が言うな」
クリスタ「ほんとだよ」
コニー「せーの」
ヨイショ!
____________________
ジャン「よし!運んだ!」
マルコ「次は持ち上げるのかぁ…」
ミーナ「やるしかないか…」
ジャン「そうだな!せーの!」
____________________
アニ「次持ち上げるよ」
アルミン「う、うん」
サシャ「やりましょ…」
アニ「せーの」
アルミン「う…う…ん!」
サシャ「重いです!」
アルミン「ちょっと…下ろそう」
砲台を下ろす
アニ「あんたら…しっかりしな」
サシャ「疲れますー」
アルミン「わかってるけど…」
アニ「もう一回ね…せーの」
____________________
-
- 27 : 2019/10/20(日) 22:07:14 :
- ガコン
エレン「よし!ハマった」
クリスタ「次はロープで固定ね」
コニー「これは簡単だぜ!」
エレン「おう!」 シュル キュ
ロープを結ぶ
クリスタ「♪」 シュル キュ
コニー「…」
エレン「どうしたコニー?簡単なんだろ?」
コニー「…結び方忘れた…」
クリスタ「え?忘れたの?」
エレン「…」ハァー
コニー「わりぃ!」
クリスタ「もう…見てて?」
コニー「あ…ああ」
クリスタ「これをこうして」シュルシュル
エレン ジー「…」
クリスタを見てる
クリスタ「こう!」キュ
クリスタ「わかった?」
コニー「ああ!ありがとな!」
クリスタ「どういたしまして」ニコ
クリスタ「よし…」チラ?
エレン ジー「…」
クリスタ「え、エレン?//」
エレン「…え?」
クリスタ「わ…私の顔になんかついてるの?そんなに見てて…//」
エレン「あ…いいや!何でもねぇよ!」
クリスタ「う、うん!//」
エレン「…やるか」
____________________
ガコン
ジャン「よし!次はロープだ!」
マルコ「はいロープ」
ジャン「おう!サンキュー」
ミーナ「ありがと!」
ジャン「…」シュルシュル キュ
マルコ「…」シュルシュル キュ
ミーナ「…」シュルシュル キュ
____________________
ガコン
アニ「あんたら…力仕事本当に向いてないね」ハァハァ
アルミン「…そうかもね」ハァハァハァ
サシャ「疲れました」ハァハァハァ
アニ「…」ハァハァ(せめてやる気のある所…エレンの所に行きたかった…)
アニ「ロープ結ぶよ」 シュルシュル キュ
アルミン「うん」ハァハァ シュルシュル キュ
サシャ「…」ハァハァ シュルシュル キュ
____________________
エレン「よし!」 キュ
エレン「次は試しうちだな!」
クリスタ「砲弾持ってくるね!」
コニー「俺も行くよ」スタスタ
クリスタ「うん!」スタスタ
エレン「わかった!当てるところに標準合わせておくな」
クリスタ「お願いね」
エレン「よし!」クルクル
クランクを回して狙うところに合わせる
____________________
ジャン「よし!次は砲弾を持ってくるな!」
ジャン「マルコは標準合わせてくれ」
ジャン「ミーナはクランクを回してくれ」
マルミー「わかった!」
____________________
アニ「砲弾持ってくる」スタスタ
アルミン「わかった!じゃあ僕は標準合わせるね」
サシャ「私は見てますね」
アニ「…あんたも来るんだよ」ギロ
サシャ「わかりました!」
____________________
クリスタ「エレン!持ってきたよ」
コニー「重いなー」
エレン「じゃあ入れてくれ」
クリスタ「うん!」ガコン
コニー「火をつけるぜ」
エレン「いいぞ!」
コニー「…」シュー
火をつける
どーーーん! どがーん!
ぎりぎり当たる
エレン「よし!少しずれたがあたったな」
クリスタ「うん!あとは整備だね」
コニー「また戻すのかよ」
エレン「コニーグズグズすんな」
コニー「へーい」
____________________
ジャン「よし!持ってきたぞ」
マルコ「ありがとジャン…こっちはOKだよ!」
ミーナ「私火をつけるね」
ジャン「おう!」ガコン
ジャン「火をつけていいぞ」
ミーナ「うん!」シュー
どーーーん! どがーん!
ど真ん中に命中
ジャン「よし!当たったな!ナイスだマルコ!」
マルコ「ありがと!後は整備だね」
ミーナ「うん!」
____________________
アニ「持ってきたよ」
サシャ「重いです」ハァハァ
アルミン「うん!こっちは大丈夫!入れていいよ」
アニ「いくよ…せーの」 ガコン
アルミン「じゃあ火をつけるよ」
アルミン「…」シュー
どーーーん!どがーん!
ど真ん中に命中
アニ「あとは整備だね」
アルミン「そうだね」
サシャ「これをあともう一つやるんですね」ハァー
アルミン「サシャ…やるしかないよ」
____________________
-
- 28 : 2019/10/20(日) 22:07:49 :
- 特別訓練所
キース教官「よし!次の訓練は立体機動だ!」
キース教官「二つのチームで討伐数が多かった方が勝利だ」
キース教官「チーム分けはこうする!」
キース教官「アッカーマン、ブラウス、フーバーペア」
ライナー「キース教官質問があります」
キース教官「なんだ?ブラウス」
ライナー「もう一つのチームは誰ですか?」
キース教官「今説明するところだ」
ライナー「すいません」
キース教官「もう一つのペアは私の部下がやる!」
キース教官「出てこい!」
上官7.8.9 「ハッ!」スタスタ
岩登り訓練のお世話になった上官達
ミカサ「…」(面白い…絶対勝ってやる)
ライナー「…」(とかミカサは思ってるんだろーな)
ベルトルト「…」(ミカサの殺気が怖い)
キース教官「もしお前らが負けたら…立体機動装置を装着したまま全力ダッシュ100mを30回だ!」
キース教官「もし私の部下が負けたら立体機動装置を装着したまま全力ダッシュ300mを50回な!」
上官7.8.9「ハッ!」
キース教官「巨人の模型は全部で50体だ!26体狩ったらその時点でチームの勝利って事にはならん…ガスの容量もポイントに加算される!ガスの容量が少ない奴は模型をより狩れば±0だ。25体削いでガス容量が多ければそこで終わらしてもいい!それでは15分後に集合だ。」
ミカライベル ハッ!
____________________
上官7「マジかよ…キース教官に誘われたから楽しみにしてたのに」
上官8「まさかの立体機動の対決とかな…」
上官9「相手はあのミカサだぞ?勝てるか?」
上官7「おっ…来たぞ」
ミカライベル スタスタ
上官8「よろしくな」
ライナー「よろしくお願いします」
ベルトルト「よろしくお願いします」
ミカサ「よろしくです…」
上官8「悪いけど…本気で行かせてもらう」
ミカサ「私も本気でやります…」
上官8「…そうか」ニヤ
ライナー「それでは10分後にまた…」
上官7「おう!」
ミカライベル スタスタ
上官9「まぁ…元精鋭部隊の力を見せてやろうぜ!」
上官7「そうだな」
上官8「…こういうのはどうだ?」
上官7.9 ??
上官8「この中で一番ポイントが低かった奴が酒奢るってのは?」
上官7「いいじゃねーか!」
上官9「やってやろーか!」
上官8「決まりだな!」
ライナー「ミカサ…この立体機動訓練はチームとの協力が必要だ…一人で行くなよ?」
ミカサ「…そう」
ベルトルト「み、ミカサ…ガス容量もポイントに加算されるからね?飛ばし過ぎないようにね?」
ミカサ「…」
ライナー「頼むぞ?ミカサ」
ミカサ「…ええ」
ベルトルト「…」
____________________
固定砲台訓練
エレン「…」フキフキ
コニー「あー…つまんねー」フキフキ
クリスタ「そう?私は楽しいけど」フキフキ
クリスタ「こうやって使ったものを綺麗にするの」フキフキ
コニー「そうか…クリスタは変わりもんだな」フキフキ
エレン「コニーそれは違うぞ?クリスタは家事好きか?」フキフキ
クリスタ「うん!昔よくお料理してたし!自分のことは自分でやらされてたから…家事は良くやってたよ」フキフキ
エレン「ほらな?クリスタは家事が出来るんだよ…クリスタは良いお母さんみたいになるな」フキフキ
クリスタ「う、うん!//」(それって?良いお嫁さんになれるってことだよね)
クリスタ「う…嬉しい//」
コニー「うん?どうした?」フキフキ
クリスタ「う…ううん!何でもないよ」(声に出てた…)アセアセ
エレン「…」フキフキ
____________________
-
- 29 : 2019/10/20(日) 22:09:06 :
- キース教官「準備はいいか!?」
ミカライベル ハッ!
上官7.8.9 ハッ!
ミカサ「…」(最初が肝心…どれだけ早く行けるか)
ライナー「…」(ミカサは最初から飛ばす)
ベルトルト「…」(がんばる)
上官7「…」(俺は酒なんか奢らねぇ)
上官8「…」「俺は奢られる!」
上官9「…」「酒飲みてぇ」
キース教官「よーし!はじめ!」
ミカサ「…」カッ プシュー
ライナー「やはり早い!」カッ プシュー
ベルトルト「くっ!」カッ プシュー
上官7「…」カッ プシュー
上官8「…早いな」カッ プシュー
上官9「…」カッ プシュー
上官7「…」カッ プシュー
ミカサ「どこにある?」カッ プシュー
ミカサ「…!あった!」カッ プシュー
ミカサ「…」クル ザン!
うなじを削ぐ
ミカサ「…」(まず一体) カッ プシュー
ライナー「くそ!速すぎる!」カッ プシュー
ベルトルト「…」カッ プシュー
上官7「…どうする?」 カッ プシュー
上官8「うーん?俺が行こうか?」カッ プシュー
上官9「そうだな。」カッ プシュー
上官9 「どうやらミカサたちはチームプレーが出来てないからな」 カッ プシュー
上官7 「そんなんじゃあ…俺らには勝てねーな」カッ プシュー
上官8「一旦ミカサの所に行ってくるわ」カッ プシュー
ライナー「…」カッ プシュー
上官8「先お邪魔するよー」カッ プシュー
ライベル !?
ベルトルト「はやい!」カッ プシュー
ライナー「…くそ!」カッ プシュー
____________________
ミカサ「…」ザン!
うなじを削ぐ
ミカサ「…」(これで五体目) カッ プシュー
ミカサ「…!あった。」カッ プシュー
ミカサ「…六体目」クル
ザン!
ミカサ「!?」カッ プシュー
上官8「ミカサ少し飛ばし過ぎじゃねーか?」カッ プシュー
上官8「あ…横取りして悪いな」 カッ プシュー
ミカサ「ちっ!」カッ プシュー
上官8「…」カッ プシュー
ミカサ「…」 プシュー カッ
上官8「早いな」プシュー カッ
ミカサ「…」ザン!
うなじを削ぐ
ミカサ「六体目」 カッ プシュー
____________________
-
- 30 : 2019/10/20(日) 22:09:57 :
- 上官7「どうだ?」カッ プシュー
上官8「…だめだ…速すぎる」 カッ プシュー
上官7「しょうがねぇ…二人でミカサを止めるか。」カッ プシュー
上官8「そうだな…ミカサは今一人で飛ばしてるしな」カッ プシュー
上官9「三角形で行くのか?」カッ プシュー
上官7「そうだな…しょうがねぇ呑みは割り勘だな。」カッ プシュー
上官9「そうするか…」カッ プシュー
上官8「じゃあ行くぞ!」カッ プシュー
____________________
今のミカサたちの現状
ミカサ(飛ばしまくってる)
ライベル (ミカサに間に合わず)
三角形フォーメーション
上官7 ミカ 上官8
ライ 上官9 ベル
____________________
ミカサ「…」ザン!
ミカサ「…」(9体目)カッ プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー
上官8「…」カッ プシュー
ミカサ チラ? 「…」(また来た…だが私には追いつけない…)カッ プシュー
ミカサ「…!見つけた」カッ プシュー
上官8「やっぱ追いつけねーな」カッ プシュー
ミカサ「後ろは大丈夫…10体目!」クル
ザン!
ミカサ !?
上官7「悪いな」カッ プシュー
ミカサ「もう一人いたか…」カッ プシュー
上官8「回り込め!」カッ プシュー
上官7「了解!」カッ プシュー
ミカサ「次こそ」カッ プシュー
上官8「…」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…ち!」カッ プシュー
上官7「オラ!」カップシュー
ザン!
上官7「3体目」
ミカサ「…」カッ プシュー
上官8「…」カッ プシュー
上官7「…」カッ プシュー
ミカサ「…あった…」カッ プシュー
上官8「…」カッ プシュー
上官8「…」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…」ピタッ
上官7.8 !?
ミカサ「…」カッ プシュー
急にUターン
上官8 「なに?」
上官7 「…」(そういうことか!?)
上官7「くそ!」ザン!
上官7「とりあえず四体目」カッ プシュー
上官8「だが…距離が広がりすぎだ…」カッ プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー
____________________
-
- 31 : 2019/10/20(日) 22:11:44 :
- 上官9「…」カッ プシュー
ライナー「つけられてるか…」カッ プシュー
ベルトルト「…だけど相手は上官…離せることは出来ない」カッ プシュー
ライナー「…とりあえずまっすぐ行くぞ!」カッ プシュー
ミカサ「ライナー!ベルトルト!」
カッ プシュー
ライベル !!
ライナー「ミカサ遅かったな!」
ベルトルト「よし!」
ミカサ「…」カッ プシュー
____________________
少し前に
ライナー「実は作戦がある…ミカサもよく聞いてくれ」
ベルトルト「お願いだミカサ…これは一人では無いんだ…皆で協力しょう?」
ミカサ「…わかった…どうすればいい?」
ライナー「ありがとな…まずはミカサ一人でできるだけ速く飛ばしてくれ…もちろんガスは無駄に使わずにな?」
ライナー「ミカサの立体機動の速さを超える奴はいないからな…」
ベルトルト「でも油断しないでね…僕達訓練兵を育ててくれてる上官は全員元精鋭部隊だから…」
ミカサ「わかった」
ライナー「それで…絶対に二人ぐらいはミカサの方に付くと思う…その時ミカサはいつでもいいから俺らのところに二人を充分に離して戻ってきてくれ」
ベルトルト「その間僕とライナーは模型巨人がどこにいるか見つけるから」
ミカサ「わかった」
ライナー「ありがとよミカサ」
____________________
ライナー「ミカサ!東南にずっと行けば模型巨人が4体ある!」カッ プシュー
ミカサ「わかった!」カッ プシュー
上官9「な!させるか!」カッ プシュー
ベルトルト「ライナー!」
ライナー「おう!俺らは南西に行くぞ!確か…」カッ プシュー
ベルトルト「三体いる」カッ プシュー
ライナー「そうだ!」
____________________
上官8「くそ!どこいった?」キョロキョロ
上官7「見失った…」
上官8「しょうがねぇ…二人で残りの模型巨人を削ぐか」カッ プシュー
上官7「そうだな!」カッ プシュー
上官7 「しかし…アイツら…しっかりチームプレーが出来てたか…」カッ プシュー
上官8 「…ああ…そうみたいだったな…」カッ プシュー
____________________
ライナー「よし!」カッ プシュー
ライナー「オラ!」ザン!
ベルトルト「この!」ザン!
ライナー 「よし!次!」
ライナー「おれはうなじをやる!」
ベルトルト「僕が腱を!」
ライベル 「うおー!」ザン!ザン!
ライナー「よし!ミカサは多分心配ないな」カッ プシュー
ベルトルト「そうだね!僕達は残りの模型巨人を削ぐよ!」カッ プシュー
____________________
-
- 32 : 2019/10/20(日) 22:12:09 :
- ミカサ「…」カッ プシュー
上官9「くそ…速すぎだろ」 カッ プシュー
上官9「実際にどのぐらい速いか楽しみにしてたけど…これは絶望だな」カッ プシュー
上官「…だが一体削ぐのに時間はかかる…そのあいだに俺が他のヤツを削ぐ!」チャキ
ミカサ「…一体」 チャキ
ミカサ「…」カッ プシュー ザン!
ミカサ「…」カッ プシュー
上官9「なに!?なんて無駄のない動きだ…一瞬で切ってすぐに次の模型に移動してる…」カッ プシュー
ミカサ「…二体」 カッ プシュー ザン!
上官9「くっそ!」カップシュー プシュー
ミカサ「…三体」 カッ プシュー ザン!
上官9「ガスは使うが…この速さなら追いつける!」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…」チラ?
ミカサ「…」ピタッ
上官9「!?」カッ プシュー
上官9「なぜ?止まった?」カッ プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー
上官9「あっちの方向?」チラ?
上官9「なに?あそこに三体も模型巨人がいるだと!」
ミカサ「…」カッ プシュー
上官9「くそ!今ここでやつに三体も取られてたまるか!」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー
上官9「…」カッ プシュー プシュー
上官9「よし!抜かした!」カッ プシュー プシュー
上官9「おら!」ザン!
ミカサ「…」ザン!
上官9「くそ!もう一体は俺のだ!」カップシュー プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー プシュー
上官9「ミカサも速くしたか…!」
上官9「なぜだ…なぜ遠ざかる…」カッ プシュー プシュー
上官9「諦めて一体放ったらかしした模型だけでも…」カッ プシュー
ミカサ「…」ザン!
ミカサ「削がせない」カッ プシュー
上官9「なに!?…立ち回りが速すぎだろ…」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…」 カッ プシュー
上官9「あと少し…」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー プシュー
上官9「あと少しだ…頼む!」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…残念」チャキ カッ プシュー
上官を抜かすミカサ
上官9「なんだと!?」
ミカサ「…」ザン!
上官9「くっ…」カッ プシュー
上官9「ガスはどのぐらいある?」チラ?
上官9「!? くそ!もう5%かよ」
ガスの容量はフルで100%です
上官9「俺はここで終わりか…」スト
地面に降りる
ミカサ「…」カッ プシュー
上官9 「…まんまと作戦に引っかかったわけだ…」
上官9「ボロ負けだな」スタスタ
____________________
-
- 33 : 2019/10/20(日) 22:13:04 :
- 上官8「よし…なんとか七体だ」カッ プシュー
上官7「俺は五体」カッ プシュー
上官8「手分けしてやるぞ」
上官7「了解」
____________________
ライナー「よし!良い感じだぞ」カッ プシュー
ベルトルト「このままの調子で行こう!」カッ プシュー
____________________
今の現状
討伐 ガス容量
ミカサ 16体 45%
ライナー 5体 65%
ベルトルト 4体 60%
合計25体
上官7 7体 58%
上官8 8体 40%
上官9 1体 5%
合計16体
____________________
ミカサ「…」カッ プシュー
ミカサ「…!見つけた」カッ プシュー
上官8「…模型巨人見つけた」 カッ プシュー
上官8「!?ミカサ!」カッ プシュー
ミカサ「…わたしが」 カッ プシュー
上官8「とらせねー!」カッ プシュー プシュー
ミカサ「…」カッ プシュー プシュー
上官8「くそ…追いつけないか」カップシュー
上官8「違うところ行くか」カッ プシュー
ミカサ「…」ザン!
____________________
上官7「俺がいただく!」カッ プシュー
ライナー「俺が!」カッ プシュー
上官7「…」カッ プシュー
ライナー「…くそ」カッ プシュー プシュー
上官7「ほう」カッ プシュー プシュー
ライナー「…」カッ プシュー プシュー
上官7「…」ザン!
上官7「もらった」カッ プシュー
ライナー「やっぱ…速いな…」カッ プシュー
____________________
ベルトルト「…」カッ プシュー
ベルトルト「…てや!」ザン!
ベルトルト「やった!」カッ プシュー
ベルトルト「…誰もいない」カッ プシュー
____________________
そして終わって
キース教官「よし!貴様らよく頑張ったな!」
ミカライベル ハッ!
上官7.8.9 ハッ!
ポイントの付け方
討伐数+ガス 10%で一ポイント加算
キース教官「結果発表だ!」
アッカーマン
19体 27% 21ポイント
ブラウン
7体 43% 11ポイント
フーバー
5体 47% 9ポイント
合計 41ポイント
上官7
9体 51% 14ポイント
上官8
9体 28% 11ポイント
上官9
1体 5% 1ポイント
合計26ポイント
キース教官「罰を受けるのは私の部下だ!」
キース教官「アッカーマン、ブラウン、フーバーよく頑張った!」
ミカライベル 「ありがとうございます!」バッ!
キース教官「うむ!」
キース教官「では貴様ら…早速立体機動装置を装着したまま全力ダッシュ300mを50回やれ!終わった人から自由にしろ!」
上官7.8.9 ハッ!
ライナー「やったな!ミカサ!ベルトルト!」
ミカサ「ええ」
ベルトルト「罰受けなくて済んだー」フゥー
キース教官「昼飯にするぞ!」
ライナー「やったぜ!」
ベルトルト「緊張したからお腹空いたー」
ミカサ「…」
上官8「お前!何してんだよ!」ダッダ
上官7「ポイント少なすぎだろ!なんだよ!1って!」ダッダ
上官9「しょうがねぇだろ!これでも死にものぐるいでミカサを追いかけてたんだよ!」ダッダ
上官8「くっそー…終わったらぜってー飲むぞ!」ダッダ
上官7「そうだな!早く終わらせようぜ」ダッダ
上官9「ミカサ強かったな」ダッダ
上官8「アイツもっと強くなるぞ」ダッダ
上官7「敵には回したくねーな」ダッダ
上官8「だな」ダッダ
上官9「なんか昔を思い出すな」ダッダ
上官8「そうだな…キース教官にしごかれてた時な…」ダッダ
上官7「俺ら3人よく走らされてたもんだ」ダッダ
キース教官「貴様ら!私語をするな!あとしっかり走れ!」
上官7.8.9「ハッ!」^^
キース教官「…」(アイツらどんなにたっても昔から変わらないな)
____________________
-
- 34 : 2019/10/20(日) 22:13:36 :
- ドーン! ドカーン!
エレン「よし!これで整備したら終わりだな!」シュルシュル
ロープをほどく
コニー「もう腕が疲れた」シュルシュル
クリスタ「あと少し!頑張ろ!」シュルシュル
エレン「持ちあげるぞ!」ガシ
コニー「もう嫌だ」ガシ
クリスタ「うん!」ガシ
エレン「せーの!」
コニー「ふんぎぎぎ」
クリスタ「…」プルプル
ガコン
エレン「下ろすぞ!」ドン
コニー「…」ゼェセェハァハァ
クリスタ「ふー」
エレン「あとは拭くだけだな」フキフキ
コニー「エレンのスタミナ欲しいぜ」ハァハァ
クリスタ「コニー!頑張って!」フキフキ
コニー「クリスタもすげーな」フキフキ
クリスタ「私も強くなりたいからね」
エレン「クリスタは偉いな」フキフキ
クリスタ「えへへ///」
コニー「まぁこれで終わりだもんな」フキフキ
エレン「拭いたら今度この砲台を戻さなきゃいけねーだろ」
コニー「…忘れてた」(;゚Д゚)!
クリスタ「あははw」
____________________
しばらくして
エレン「よし!終わったな!二人ともおつかれ!」
コニー「…俺は皆が終わるまで休んでる」
エレン「わかった…クリスタは?」
クリスタ「うーん?エレンはどうすんの?」
エレン「そうだな…アルミンの方終わってなかったから手伝いてぇけど…やったら怒られるからな…俺も少しあそこの木の影で休もうかな」
クリスタ「私もそこで休む!」
エレン「おう!いいぞ!一緒に休もうぜ!」
エレン「よいしょ」ドサ
クリスタ「隣おじゃましまーす///」ドサ
エレン「寝心地いいだろ?」
クリスタ「うん…でもちょっとゴツゴツしてて頭痛いよ」
エレン「そうか?ほら腕貸してやるよ」サッ
クリスタ「え?いいの///」
エレン「遠慮すんなって」
クリスタ「う…うん!」トス
エレン「どうだ?」
クリスタ「う…ん///良い…感じ」(これって腕枕だよね…しかもエレンの)
クリスタ (どうしょ…凄い緊張する///)
エレン「クリスタ…昨日からなんかすげー訓練に集中してるよな」
クリスタ「そ…そうかな//」
エレン「うん?違うのか?」
クリスタ「…なんでそう思ったの?」
エレン「なんだろうな…いつものクリスタなら昨日の岩登りだってlevel.3やりたいなんて言わないからな…それに今日だって…コニーは弱音吐いてたけど…クリスタは全然吐かなかったしな…」
クリスタ「そうだね…」
エレン「なんかきっかけとかあるのか?」
クリスタ「昨日対人格闘の時エレンとやったじゃん?」
エレン「ああ…そうだな…」
クリスタ「その時…私手も足も出なかったからさ」
エレン「そうだな…本当に悪いなあの時は」
クリスタ「謝らなくていいよ…でもそのおかげで私は強くなりたいって思ったからさ…エレンと対人格闘やったあと…アニが来て一緒にやってくれたの…あと夜も一緒にやってくれたの…」
エレン「あー…そういうことだったのか…」
クリスタ「後ね今日の朝もね…一緒にやってくれたの…アニはだいぶマシになったって言ってくれたんだ!」
エレン「そうか…」
クリスタ「うん!」ニコ
エレン「よし!クリスタ!まだ時間あるから一緒に対人格闘やるか?」
クリスタ「え?いいの?」スタ
立ち上がる
エレン「おう!」スタ
立ち上がる
クリスタ「やった!ありがと!エレン」
エレン「おう!ナイフ代わりは…これでいいだろ」 パキ 木の枝
エレン「よし!まずは俺がならず者な」
クリスタ「うん!お願いします」
-
- 35 : 2019/10/20(日) 22:14:07 :
- エレン「よっしゃ!行くぞ!」サッ
構える
クリスタ「うん!」サッ
構える
エレン「…」シュシュ
ナイフ振る
クリスタ「…」サッサッ
躱す
エレン「やるな」シュシュ
ナイフ振る
クリスタ「…」サッサッ
躱す
エレン「いまだ!」ザッ!
足払い
クリスタ「…」サッ
躱す
エレン「…クリスタ本当に強くなったな」
クリスタ「あ。ありがと!///」
エレン「少し本気出すぞ」
クリスタ「うん!いいよ!」
エレン「…」シュシュ
ナイフ振る
クリスタ「…」サッサッ
かわす
エレン「…」シュ!
足蹴り
クリスタ「…」サッ
ガード
ダーーン
エレン「…」シュ!
パンチ
クリスタ「…」サッ
かわす
エレン「…」シュ!シュ!シュ!
パンチ三連
クリスタ「…」サッサッサッ
かわす
エレン「…」
クリスタ「…」ハァハァ
エレン「…」シュ!
クリスタ「…」(いま!) サッ パシ
かわして腕をつかむ
エレン 「お?」
クリスタ「…えい!」
一本背負い
エレン「!!」ドン
倒れず
エレン「…」サッ
すぐにクリスタの後ろに回って
エレン「…」シュ! ダン
クリスタの右足を軽く蹴り飛ばす
クリスタ「キャ!」ドサ
倒れる
エレン「よし!俺の勝ちだ!」
クリスタ「…負けちゃった」
エレン「クリスタ良かったぞ!」
クリスタ「え?ほんと?」
エレン「ああ!あの一本背負いはびっくりした!あれはアニから教えて貰ったろ?」
クリスタ「うん!」
エレン「俺も初めの頃は一本背負い食らってたな…でもやられ続けるとドンドンと対策が出来るようになってくるんだ…悪いな俺はあの技の防ぎ方はもうマスターしてしまっててな」
クリスタ「ううん!負けちゃったけど楽しかった!」
エレン「次はクリスタがならず者やる番だぞ!ほらナイフ」
クリスタ「うん!」パシ
エレン「こい!」サッ
クリスタ「うん!」サッ
アニ ジー
アニ「やっと終わったからこっちで休もうって思ったら…なに楽しんでるのよ」
アニ「…」ハァー スタスタ
____________________
上官「これで今日の訓練はおしまいだ!」
エレン「…」(はやくねーか?)
上官「ただしここの訓練所と寮を大掃除だ!」
104期生 ハッ!
上官「ちょうど12時だな…」
上官「そうだな…今から6時間かけて大掃除だ!しっかりホコリ一つ残さずやれ!開始だ!」
104期生 ハッ!
____________________
-
- 36 : 2019/10/20(日) 22:14:41 :
- 上官1「呼ばれたものはこい!」
上官1「イェーガー、キルシュタイン、レオンハート、ボット、ブラウス、スプリンガー、レンズ集まれ」
皆 ハッ! スタスタ
上官1「お前らは食料庫をまず掃除してくれ」
上官2「ただし!勝手に食べるなよ?特にブラウス!お前だ」
上官1「これはキース教官の命令でな…本当は我々がやりたいところなんだが…なぜかやらしてくれない…」
上官3「…」(お前らが食べるからだろ…)
エレン「わかりました!」
サシャ「決して私は食べません!」グゥゥ
お腹の音
ジャン「…」(全然信頼できねーよ)
上官1「よし!イェーガー!もし誰かが食べたら正直に言えよ?」
エレン「ハッ!」
上官1「よし!いけ!」
上官1「ほかの奴らはまずは訓練所、食堂を掃除しろ!」
104期生 ハッ!
____________________
食料庫
ガチャ
ドアを開ける
エレン「ここが食料庫か…初めて見たな」スタスタ
ジャン「すげーな…本当に食料だらけだな」スタスタ
コニー「うおー!」ダッダ
サシャ「うほほーい!」ダッダ
目がキラキラ
マルコ「見てるとお腹空いちゃうね」
スタスタ
クリスタ「そうだね!」スタスタ
アニ「…」スタスタ
エレン「さぁ…片付けやるぞ!」
ジャン「そうだな!」
クリスタ「うん!アニ一緒にやろ!」
アニ「…うん」
サシャ「えへへ」ジュル
コニー「なぁ?食べていいのか」
マルコ「ダメだよ二人とも」
エレン「サシャ、コニー食べるなよ?この食料は皆の物だからな?」
ジャン「おい!死に急ぎ一緒に持て!」ガシ
エレン「おう!」ガシ
せーの!
エレン「よいしょ」スタスタ
ジャン「これを一旦外に置くぞ」スタスタ
エレン「わかった」スタスタ
ジャン「よいしょ」
ドン
エレン「腰に来るぜ」トントン
ジャン「大丈夫か?エレンおじいちゃんw」
エレン「なんだと!」
ジャン「おじいちゃんは休んでていいぞ?w」
ジャン「俺は一人でもいけるからなw」スタスタ
エレン「馬鹿にすんな!俺だって一人で持てる!」スタスタ
ジャン「1、2…全部で箱は14個あるな…どっちが多く外に出せるか勝負だ」
エレン「やってやろうじゃあねーか!」
マルコ「…始まったよ」ハァー
フキフキ 雑巾がけ
クリスタ「ああなったら手を付けられないからね…」サッサッ ほうきをかけてる
アニ「…ほっときなよ」サッサッ
ほうきをかけてる
コニー「…なあ?サシャ」小声
サシャ「なんですか?」小声
コニー「少し食べても大丈夫だよな?」小声
サシャ「そうですね…賛成です!」小声
コニー「このチーズ半分にして食べようぜ」小声
サシャ「はい」小声
パク
コニー「うまいなー」ウットリ
サシャ「わたし…幸せです…死ぬならここで死にたいです」ウルウル
ジャン「マルコ!カウントダウンしてくれ!」
マルコ「…わかったよ…3.2.1スタート」
エレン「うおおー」ダッダ ガシ
ジャン「おらー!」ダッダ ガシ
エレン「一個目!」ダッダ ドン
ジャン「オラ!俺も一個目だ!」ダッダ ドン
マルコ「…」ハァー
____________________
-
- 37 : 2019/10/20(日) 22:15:01 :
- 食堂
ミーナ「アニと一緒に掃除したかったなー」フキフキ
テーブル拭いてる
アルミン「我慢してミーナ…僕も皆とやりたかったけど…呼ばれなかったからしょうが無いよ」フキフキ 床を拭いてる
アルミン 「…」(でも…なんでコニーとサシャは呼ばれたんだろ?…食べそうなのに…)
ミーナ「そうだね」フキフキ
アルミン「…」(これが終わったら今日は終了…明日は休日…後少しでクリスタは僕のもの)ニヤ
ミーナ「ふんふーん♪」フキフキ
____________________
医務室
ユミル「なんで…病人も掃除をしなきゃいけないんだ…」フキフキ (風邪は嘘だけどな)
医師「すまない…掃除する時は医務室にいる人もやらなきゃいけないって事になってんだ…重体な人はやらなくてもいいけどな」フキフキ
ユミル「誰が決めたんスカ?そんなルール」フキフキ
医師「…わたしだ」
ユミル「いや!あんたかい!とんだ医師ですな!」
____________________
特別訓練所
キース教官「よし!昼飯済ましたか?」
ミカライベル「はい!」
キース教官「よし!次の訓練だ!」
オリジナル訓練また入れます
キース教官「背後取り訓練だ!」
子供がやるシッポ取りゲームを参考にしました。
104期生は入団仕立て頃に1回やってる設定です
ミカライベル「ハッ!」
キース教官「ルールは知ってると思うが…このタオルを30cm出したままズボンの中に入れる!」
タオルの長さ 60cm
ちなみにタオルに赤いテープが付いててで30cmを示してます。
キース教官「もし3m級以下の巨人や人間との戦闘になり…背後を取られたらやられる…そうならないようにする訓練だ!」
ミカライベル「ハッ!」
キース教官「よし!早速始めろ!ミカサは私とだ」
ミカライベル「ハッ!」
ミカサ「…」(今度こそ勝つ)スタスタ
ライナー「懐かしいな…この訓練」スタスタ
ベルトルト「うん…でも全然やらなかったのに…なんでまたやるんだろ…」スタスタ
ライナー「さぁな?」キュ
ベルトルト「…」キュ
ライナー「やるか…ベルトルト」サッ
ベルトルト「うん!」サッ
ミカサ「…」キュ
キース教官「準備はいいか?来い」
ミカサ「はい」サッ
____________________
-
- 38 : 2019/10/20(日) 22:15:28 :
- エレン ハァハァハァ
ジャン ハァハァハァ
マルコ「えっと…最初の一つはカウントしないで…7対7で引き分けだね」
エレン「引き分けかよ…」ハァハァハァ
ジャン「マジ…かよ」ハァハァハァ
クリスタ「えっと…ありがと!二人とも…おかげで掃除も出来たよ」
アニ「…ばかみたい」
アニ「あんたたちもだよ」チラ
コニーサシャ !?
コニー「な、なんのひょこら?」モグモグ
何のことだ?
サシャ「わたひゃしなんほしてほえんよ」モグモグ
私達なんにもしてませんよ
エレン「コニー…サシャ…お前ら食べたな?」ハァハァ
コニー ゴク
コニー「そんなことねーよ!」アセアセ
サシャ ゴク
サシャ「私達掃除してましたもん!」アセアセ
エレン「…マルコ?掃除してたか?」
マルコ「…いや…コニーとサシャは掃除してなかったね」
サシャ「マルコ!何いってんですか?」
アセアセ
コニー「俺らも掃除してたよ」アセアセ
エレン「…マルコが嘘つくわけねーだろ…」
上官「どうだ?終わったか?」
エレン「…いえ…後少しで終わります…けど」チラ
コニー「…」(頼む!エレン!)
手を合わせる
サシャ「…」(言わないでください!)
手を合わせる
上官「けど…?なんだ?」
コニー「…」キラキラ
目をキラキラさせる
サシャ「…」ウルウル
涙目
エレン ジー「…」
コニーとサシャを見ている
エレン「コニーとサシャが食料をつまみ食いしてました!」
コニーサシャ 「エレン!」
上官「おい!お前らそれは本当か?」
コニー「そ…そんなことは無いですよ」
サシャ「私達掃除してました!」
上官「嘘ついたな?お前ら…今罰がより重くなったな…」
コニー「な…なんで嘘だと思うんですか…」
上官「まずイェーガーが嘘をつくわけないだろ!」
サシャ「確かに…」
上官「来い!お前ら!」スタスタ
コニー「エレンの裏切り者!」スタスタ
サシャ「ホントですよ!バーカ」スタスタ
上官「喋るな!キース教官に言うぞ?」
コニーサシャ「……」スタスタ
エレン「俺は正直に答えただけだ」
マルコ「まぁ…これはしょうがないよね」
アニ「…自業自得だよ」
クリスタ 「…」(サシャ…)
クリスタ「続きやろっか」
アニ「…ここの掃除は終わったよ」
ジャン「じゃあ…後は箱を入れるだけだな」ニヤ
ジャン「死に急ぎ!どっちが多く中に入れるか勝負だ!」
エレン「おう!勝負だ!今度こそ俺が勝つ!」
アニ「クリスタそっち持って」
クリスタ「うん!よいしょ」ガシ
ジャン「お、おい…アニ…俺らが運ぶから…」
クリスタ「よいしょ」スタスタ ドン
アニ「15個の箱だと半分にしても、7:8でしょ?それだと最後の1個で喧嘩する恐れがあるから一つは持ってあげる」
ジャン「…そうだな…ありがとな!」
ジャン「それじゃあ…マルコ!」
マルコ「…3.2.1スタート」
エレン「うおー!」ダッダ ガシ
ジャン「おらー!」ダッダ ガシ
エレン「一個目!」ダッダ ドン
ジャン「一個目だ!」ダッダ ドン
アニ 「…」(どうせまた引き分け…)
アニ「…まぁ…勝手にやってな」スタスタ
クリスタ「…わたし水持ってくるね」スタスタ
マルコ「…」ハァー
____________________
-
- 39 : 2019/10/20(日) 22:16:31 :
- 上官室
ガチャ
上官「お前らには特別に俺らの部屋を掃除しろ!」
サシャコニー「は…はい!」
上官「もちろん!汚かったり…壊したりしたら…」
上官「どんな目にあうのかなー」耳元で
サシャ「…」ビクビク
コニー「…は、はい…しっかりやります…」ビクビク
上官 「…ふw」(お前らを食料庫に誘ったのは…ここを掃除してもらうためだ…)
上官 「…」(絶対食べると思ったからな…)
____________________
特別訓練所
ミカサ「…」ハァハァ
キース教官「もう終わりか?」ポイ
ミカサのタオルを投げる
ミカサ「まだ…です」ハァハァ
ミカサ「…」スタスタ ガシ キュ
キース教官「…」
ミカサ「…」ハァハァ シュ!
鋭いパンチ
キース教官「…」サッ
かわす
ミカサ「はぁ!」クル ブォン!
回し蹴り
キース教官「…」サッ
ドーーーーーン!
ミカサ「…!」
キース教官「見事な蹴りだ…だがそんなでは勝てないぞ?」ギリギリ
ミカサ足を掴んでいる
キース教官「…」ビュン!
ミカサを投げ飛ばす
ミカサ「…こんなの」
キース教官「…」ダッダ サッ
ミカサのタオルを取る
ミカサ「…な…」着地
キース教官「最後まで油断をするな!」
キース教官「貴様!俺がただ投げ飛ばしただけだと思うな!」
ミカサ「ハッ!」
ライナー「…すげーな…あのミカサが怒られてるぞ」
ベルトルト「なかなか見れないね」
ライナー「キース教官本当に強いな」
ベルトルト「元調査兵団団長だからね…」
____________________
-
- 40 : 2019/10/20(日) 22:17:07 :
- エレン「…」ハァハァハァ
ジャン「…7:7でまた引き分けか」ハァハァハァ
クリスタ「エレンおつかれ!」
エレン「…おー…クリスタ」ハァハァ
クリスタ「はい!水!」サッ
エレン「ありがと!」ゴクゴク
ジャン「俺にも水を…」ハァハァ
マルコ「はいジャン」サッ
ジャン「ありがとな」ゴクゴク
クリスタ「…」ニコ
エレン「ぷはぁ!元気でたぜ!」
ジャン「ぷはぁー」
クリスタ「良かった!」
エレン「ありがとな!クリスタ!」ナデナデ
クリスタ「ふぇ?//あ…ありがと…」
エレン「おう!クリスタ!アルミンたちの方行こうぜ!」スタスタ
クリスタ「うん//」スタスタ
(エレンいきなり頭撫でるからビックリした)
マルコ「ジャン行くよ」スタスタ
ジャン「おい!置いてくな!」スタスタ
____________________
食堂
アルミン「…」フキフキ
アニ「…」フキフキ
ミーナ「…」フキフキ
ガチャ
エレン「おーす!アルミン!」スタスタ
アルミン 「…?」チラ
アルミン「あ…エレン!」スタスタ
クリスタ「わぁー…綺麗になったね…」
キョロキョロ
マルコ「確かに…」スタスタ
ジャン「そうだな」スタスタ
ミーナ「あ…クリスタ!」
クリスタ「ミーナ頑張ってるね」
ミーナ「私一人だけでも楽勝よ!」
アニ「…アンタさっきテーブル重いから一緒に持ってって言ってたのにね…」
クリスタ「…」
ミーナ「…もうアニ!言わないでよ」
アニ「私は本当のことを言ったまで…」
上官「よし!ここは終了だ!」
上官「今度は自分の部屋を片付けしろ!」
皆 ハッ!
クリスタ「やった!ベット洗える!」ダッダ
ミーナ「クリスタは本当に家事が好きだね」スタスタ
アニ「…」スタスタ
エレン「よし!俺らもやるか!」スタスタ
ジャン「おう!」スタスタ
アルミン「あっ…さっきコニーとサシャが上官に連れていかれたけど…なんかしたの?」
マルコ「食料庫でつまみ食い」スタスタ
アルミン「あ…なるほど」スタスタ
____________________
上官室
上官1「おい!コニーその荷物はここにおけ!」
コニー「はい!」ダッダ
上官2「サシャ!それはここにおけ」
サシャ「は…はい!」ダッダ
上官3「コニーここよろしく!」フキフキ
コニー「はい!」ダッダ アセアセ
上官4「サシャここをやれ」フキフキ
サシャ「はい!」ダッダ
上官1「サシャ来てくれ」フキフキ
サシャ「ひー」ダッダ
____________________
-
- 41 : 2019/10/20(日) 22:17:47 :
- 特別訓練所
ミカサ「…」ハァハァ
キース教官「次!ブラウン!来い!」
ライナー「は…はい!」ダッダ
キース教官「アッカーマンお前はフーバーとやれ」
ミカサ「…はい」スタスタ
ベルトルト「よ…よろしくね?ミカサ」
ミカサ「…ええ」
キース教官「来い!」
ライナー「…はい」(キース教官と戦うのは初めてだ…体の大きさは俺の方がデカイ…スキをついてタックルだ!)
キース教官「…」
ライナー「…ふ!」シュシュ
パンチ
キース教官「威力は高そうだが…」サッサッ
躱す
キース教官「遅いぞ」
ライナー「…」シュシュ
パンチ
キース教官「…」サッサッ
躱す
ライナー「…」ブン!
蹴り
キース教官「…」サッ
躱す
ライナー「いまだ!」ダッダ
タックル
ドーーン!
キース教官「…」ギリ
ライナーのタックルを受け止める
ライナー「…なに!」
キース教官「…タックルか…なら私もやろうか?」シュ!
タックル
どーーーん!
ライナー「くっ!」ドテン
ライナー「…モーションも無しに吹き飛ばしただと…」
キース教官「貴様の負けだ」スッ
ライナーのタオルを持っている
ライナー「…な…いつの間に」バッ
確認するがもちろん無い
キース教官「貴様は甘ったれだな!しっかりしごいてやる!」
ライナー「…はい!」
____________________
男子寮
エレン達の部屋
エレン「…」バンバン
布団叩いてる
ジャン「…」バンバン
布団叩いてる
マルコ「よいしょ…」ガサ
布団を干す
アルミン「…」フキフキ
マルコ「はい今度これよろしくね」
エレン「おう!」バンバン
ジャン「くっそ…ライナーはいないし…ベルトルトもいないし…コニーは馬鹿だから上官に連れていかれるし…」バンバン
エレン「そうだな」バンバン
マルコ「…」スタスタ
マルコ「うんしょ」ガサ
布団を干す
マルコ「これもお願い」スタスタ
ジャン「おう!」バンバン
エレン「まぁ頑張ろうぜ」
ジャン「そうだな」
____________________
女子寮
クリスタ達の部屋
クリスタ「…」バンバン
布団を叩いてる
ミーナ「…」フキフキ
アニ「…」ガサ
アニ「おねがい」スタスタ
クリスタ「うん!ありがと!」バンバン
ミーナ「もー!サシャいないから余計疲れるー」
アニ「グチグチ言わない」
ミーナ「はーい」フキフキ
____________________
-
- 42 : 2019/10/20(日) 22:18:24 :
- 医務室
ユミル「終わったと思ったら今度は布団を叩きをやれとか…あの医師危なすぎだろ」ブツブツ バンバン
ユミル「風邪じゃないから良かったけど…あくまでこっちは病人だぞ?」ブツブツ
医師「ユミル!ここのベッドもよろしく頼む!」フキフキ
ユミル「へーいわかりました」バンバン
____________________
特別訓練所
キース教官「よし!終わりだ!集まれ!」
ミカライベル「はっ!」スタスタ
キース教官「次の訓練は座学だ!」
キース教官「ついてこい!」スタスタ
ミカライベル「ハッ!」スタスタ
キース教官「…」スタスタ
ライナー「しかしここで座学は楽でいいな」小声
ベルトルト「たしかにそうだね」小声
ミカサ「…」スタスタ
ガチャ
座学室
キース教官「ついたぞ…そこに座れ」スタスタ
ミカサ「…」トス
椅子に座る
ライナー「…」ガタッ
椅子に座る
ベルトルト「…」ガタッ
椅子に座る
キース教官「今からお前らにテストをやらせてやろう」スタスタ
キース教官「受け取れ」スッ
ミカサにテストを渡す
ミカサ「ありがとうございます」
キース教官「まだ見てはいけないぞ?伏せとけ」スタスタ
キース教官「…」スッ
ライナーにテストを渡す
ライナー「ありがとうございます」
キース教官「…」スッ
ベルトルトにテストを渡す
ベルトルト「ありがとうございます」
キース教官「今から1時間このテストをやれ!」
キース教官「今は17時だから18時だな」
キース教官「問題は全部で100問ある!90点以下は罰を受けることになるぞ!」
キース教官「初め!」
ライナー「…」(マジか…今ここで罰を受けることは絶対に嫌だ)
ベルトルト「…」(集中集中)カキ
ミカサ「…」カキカキ
____________________
-
- 43 : 2019/10/20(日) 22:19:08 :
- 男子寮
エレン「終わったー」ドサ
ベットに寝っ転がる
ジャン「疲れたし腹減ったな」
マルコ「今17時丁度だね…あと一時間で終わるからそれまで待とう」
アルミン「コニーはまだ帰ってこないね」
ガチャ
上官1「ご苦労だったなコニー」
コニー「は…はぃ…」ゲッソリ
エレン達 バッ!
上官1「エレン掃除は終わったか?」
エレン「はい!たった今終わらせました!」
上官1「わかった…あと1時間自由にいていいぞ」
エレン「ありがとうございます!」
上官1「おう!」スタスタ
コニー「…疲れた」
アルミン「コニー…」
コニー「俺はもうだめだ…」バタン
エレン「コニー大丈夫か!?」ユサユサ
ジャン「コニーがあぶねー」アセアセ
マルコ「…」
アルミン「エレン?コニーは大丈夫だよ?」
エレン「何言ってんだアルミン!コニーが死にそうだ!」ユサユサ
コニー「み…水を…」
ジャン「水だな!わかった!おい死に急ぎ!一緒にコニーを担ぐぞ」ガシ
エレン「おう!」ガシ
ジャン「急げ!」ダッダ
エレン「耐えるんだ!コニー」ダッダ
コニー「…」
アルミン「…」
マルコ「…まぁ…あの二人は…しょうがないよね…」
アルミン「うん…仲間想いだしね」(なんだかんだジャンも)
ジャン「あと少しだ!」ダッダ
エレン「!前に上官がいるぞ!」ダッダ
エレン「上官!コニーがしn」
ガッ!
足をつまずくエレン
エレン「うわー!」ポイ
コニーを離す
ジャン「うぉー」ポイ
コニーを離す
コニー「…」ピョーン
上官の方に飛んでいくコニー
上官1「なんだ?」
上官1「!?うおおおー!」
ドーーン!
コニー「いててて…何が起きたんだ?」
上官1「おい…貴様?俺に喧嘩売るとはいい度胸だな」ポキポキ
指を鳴らしてる
コニー「な…何のことでしょう?上官さん…」
上官1「とぼけても無駄だ!」ゴォ
コニー「ぐぇーー!!」
エレン「な…なんだ?コニー生きてるじゃねーか…」
ジャン「しかも大声出してるしな…元気になったな…これも上官のおかげだな」
エレン「そうだな…部屋に帰ろうぜ」スタスタ
ジャン「あーあ…心配して損したわ」スタスタ
____________________
-
- 44 : 2019/10/20(日) 22:19:59 :
- クリスタ「おつかれ!」
アニ「もう疲れたよ」
ミーナ「そうだねー」
ガチャ
上官2「邪魔する」スタスタ
クリアニミー バッ!
上官2「すまんないきなり来て…サシャを返すぞ」
サシャ「みなさーん!ただいまです!」
上官2「もう二度と食料庫行っても勝手に食べるなよ?」ギロ
サシャ「はい…約束します…」ビクビク
上官2「ならいい」
バタン
クリスタ「…あの…どうだった?サシャ」
サシャ「もう!酷いんですよ!私とコニーを殺す気なんですよ!上官達は」
アニ「あんたが勝手に食べるからだろ…」
ミーナ「まぁもう食べないようにね…」
サシャ「エレンも悪いんです!上官に言っちゃうから!」
クリスタ 「むぅ…」
サシャ「もう!エレンのばーかです!」
クリスタ「エレンは悪くない!」
サシャ !?
クリスタ「サシャが悪いんだよ!そもそも上官に食料庫掃除する前に言われたでしょ!」
サシャ「く…クリスタさん?」
クリスタ「私達は一生懸命掃除してたのに!サシャとコニーはただ食べてただけだよ!掃除もしないで!」
サシャ「は…はい…」ショボーン
クリスタ「エレンはただ正直に言っただけだよ!なのに!サシャはエレンの悪口を言って!エレンに謝ってきてよ!」
サシャ「クリスタさん…」
クリスタ「はやく!」
サシャ「は…はい!」ダッダ
ガチャ バタン
クリスタ「ふぅー…」チラ
アニ「…」
ミーナ「…」
クリスタ「…///」カァー
クリスタ「あ…私…二人ともごめんね?大きな声出して…」
アニ「あんたがあんなに怒ってんの初めて見たよ…少しびっくりした」
ミーナ「クリスタも怒る時は怒るんだね…」
クリスタ「あ…当たり前でしょ!私だって怒る時は怒るもん!」
アニ「まぁでも良かったよ」
ミーナ「そうだね…サシャもこれで反省したでしょ」
クリスタ「…でも少し言いすぎたかな…」
アニ「アイツは多分すぐに忘れるよ」
クリスタ「後で謝ろうかな…」
ミーナ「優しいね…クリスタは」
クリスタ「そ…そんなことないよ」
クリスタ「私もちょっと行ってくる」ダッダ
____________________
エレン「アルミン…コニー元気だったわ」
アルミン「コニーはいつでも元気だからね」
ガチャ
サシャ「エレン!」ダッダ
エレン「うお!なんだよ?サシャ!」
ジャン「いきなりどうした?」
サシャ「その…すいませんでした!」
エレン「…何がだ?」
サシャ「食料庫で皆さんは掃除してたけど…私とコニーは掃除もしないでつまみ食いしてて…」
エレン「あー…その事か」
ジャン「ホントだぞ!お前らしっかりやれよな!」
エレン「まぁ確かにお前らが掃除しなかったのは事実だな…お前らが居たらもっと早く終わってたよ」
サシャ「はい…」
エレン「でも俺らも悪いからな!」
ジャン「はぁ?なんでだよ!」
サシャ「…そうなんですか?」
エレン「俺らもサシャとコニーが食べるのをしっかり注意しなかったし…食べないようにさせなかったからな…そこら辺は俺らが悪いんだよ…ごめんな?」
ジャン「おいおい…あんまり甘やかすなよ」
サシャ「あ…いや…そんなことありません!私が悪いんです!」
エレン「俺らも悪かったんだよ…まぁ今回はお互い悪かったからおあいこな?」
サシャ「…そうですか!わかりました!ありがとうございます!私もエレンも悪かったんですね!エレン!今度からはしっかりみてて下さいよ?」
ジャン「いや…もう二度とすんなよ!」
エレン「ああ!気をつけるよ」
ジャン「お前もそれでいいのかよ!」
アルミン「ジャン…少しうるさいよ」
ジャン「えー」
サシャ「はい!ありがとうございます!それではまた!」ダッダ
ガチャ バタン
サシャ「あれ?クリスタ?いたんですか?」
クリスタ「あの…ごめんね?サシャ。…さっきは言いすぎたよ」
サシャ「良いですよ!今回はおあいこです!」
クリスタ「…そうだね!」
サシャ「はい!部屋に帰りましょ!」スタスタ
クリスタ「うん!」スタスタ (エレンは優しいな…私本当にエレンのこと大好きだな…)
____________________
-
- 45 : 2019/10/20(日) 22:20:31 :
- 座学室
キース教官「時間だ!渡しにこい」
ミカライベル スタスタ スッ
キース教官「よろしい…座ってろ」パシ
ライナー「…」(もし不合格だったら何されるんだ…)
ミカサ「…」(はぁ…エレン…)
ベルトルト「…」(不合格だったらご飯抜きとかされたら死ねる…)
ライナー「…」(緊張する…)
____________________
上官達 罰は終わり
居酒屋までの道を歩いてる
上官7「しかし!今日は疲れたな」スタスタ
上官8「ああ…でもな…なんか楽しかったな…」スタスタ
上官9「そうだな」スタスタ
上官7「なんでだと思う?」スタスタ
上官8「一斉に言ってみるか?」
上官7「いいぞ!せーの」
上官7.8.9「キース教官に怒られた!」
上官9「でも…おかしな話だな…怒られて嬉しがるって…」スタスタ
上官7「なんかー…懐かしいよな」スタスタ
上官8「俺らキース教官に目を付けられてたしな」スタスタ
上官7「そうだったよな…なんでだ?」スタスタ
上官8「あの…俺らあの時トンがってたろ?」スタスタ
上官9「そんな時期あったな」スタスタ
上官8「その時俺ら三人で(なんでアンタそんなに威張ってんだ!)って言ってな…喧嘩売ったよなww」スタスタ
上官7「あったなーそんなこと!ww」スタスタ
上官9「その時の訓練が対人格闘だったもんな」スタスタ
上官8「まぁ…ボコボコにされたけどな」スタスタ
上官7.8.9 ははは ww
上官7「ほらついたぞ…特別訓練所に来たならやっぱりここだよな!」
上官8「ああ…調査兵団行きつけの居酒屋!」
上官9「自由のつばさ!」
上官7「店名はそのまんまだけどなw」
上官8「元調査兵団の分隊をやってた人だから…問題ないだろw」
上官7「ほら入るぞ!話の続きは飲んでる最中な!」
カランカラン
つばさ「いらっしゃい!」
上官7.8.9「お久しぶりです!つばささん!」
つばさ「あら!お久しぶり〜…まさかアンタ達が来るとはねw」
つばさ「何年ぶりなんだろ?」
上官7「うーん…2年ぐらいですかね」
つばさ「もうそんなに経つんだね…早いね」
上官8「元気にしてますか?」
つばさ「お陰様でw」
上官9「そう見たいですね…」
つばさ「注文どうする?」
上官7「とりあえず…ビール三本下さい」
つばさ「はーい!」スタスタ
上官8「今日は飲むぞ〜」
つばさ「アンタ達が来ると大変なんだよ」カチャカチャ ビール準備中
上官7「なんでですか?」
つばさ「アンタ達私のお店のビール全部飲み干すからw」
上官9「そういえば…そうですねw」
つばさ「ビール以外に頼まないの?」カチャカチャ
上官7「僕達はビール大好きなんで!」
つばさ「分かりました」カチャカチャ
つばさ「ビールお待たせ!」ドン
上官8「待ってました!」
上官7「よっしゃ!乾杯するぞ!」
上官9「おう!かんぱーい!」キーン
上官7.8.「かんぱーい!」キーン
つばさ「ふふふwwまた賑やかになるわ。」
____________________
-
- 46 : 2019/10/20(日) 22:22:09 :
- 特別訓練所
ライナー「…」
ミカサ「…」ハァー
ベルトルト「…」ドクンドクン
キース教官「採点終了だ」
ライベル !!
キース教官「まず…アッカーマン95点」
ミカサ「ありがとうございます…」
キース教官「ブラウン92点」
ライナー「ありがとうございます!」(良かった)
キース教官「フーバー…残念だ惜しかったな」
ベルトルト「…はい」(駄目だったか…)
キース教官「フーバー…罰を受けれなくて私は残念だ…90点だ」ピラ
ベルトルト「!?ありがとうございます!」(嬉しい!やった!)
キース教官「よし!夕飯にする!」スタスタ
ミカライベル「ありがとうございます!」
ベルトルト「よかったー」ハァー
ライナー「良かったな!ベルトルト!」
ベルトルト「うん!本当に嬉しいよ!」
ミカサ「…」スタスタ
____________________
食堂
エレン「食べるぞー」パクパク
アルミン「いただきます」パクパク
クリスタ「いただきます!」ハムハム
ジャン「よっしゃー食うぞ」パクパク
マルコ「いただきます」パクパク
コニー「…いただ…きます…」ボロボロ
ミーナ「コニーなんかあったの?すごい汚れてるけど…」
コニー「…」パクパク
アニ「…」パクパク
アルミン「あ…いやね…コニーが上官に頭突きアタックしたんでしょ?エレン」
エレン「まぁそうだな!元気よく上官に頭突きしてたよ…コニー上官に頭突きするほどムカついてたんだな」
ジャン「コニーあんなに元気だったのに…今はこんなだぜ?」
エレン「元気だせよ!」
ジャン「なんかあったのか?」
アルミン「…」(エレンはもう別にいいけど…なんでジャンもこんな天然なんだ?)
マルコ「…」(二人ともその考えになるのは…ちょっと怖い)
サシャ「…コニーご飯食べないんですか?」パクパク
コニー「…」パク
アルミン「いや…サシャ?コニーの分食べちゃあいけないからね?」
サシャ「…?」パクパク
アルミン「だめだよ?」
コニー「…」パク
___________________
特別訓練所
ライナー「いやー食った食った!ここのご飯は本当に美味しいな!」
ベルトルト「そうだね!おかわりも何回も出来るしね」
ミカサ「…お疲れ二人とも…また明日」スタスタ
ライナー「おう!おつかれ」
ベルトルト「うん!」
ライナー「…この暮らしも今日までか…」
ベルトルト「まぁそうだよね…昼まで訓練をして帰るもんね…」
ライナー「…何の訓練をやるんだ?」
ベルトルト「さぁ?キース教官どっか行っちゃってるし…」
ライナー「…ベルトルト…俺は早くアイツらに会いてえな」
ベルトルト「僕もだよ…やっぱ騒がしいあの訓練所が一番だね」
ライナー「そうだな」
ベルトルト「…じゃあ僕はお風呂に入ってねるよ」ガタッ
ライナー「おう!」ガタッ
ベルトルト「また明日」スタスタ
ライナー「またな!」スタスタ
____________________
-
- 47 : 2019/10/20(日) 22:22:44 :
- 居酒屋「自由のつばさ」
上官8「だから俺は言ってやったんだ!お前なんか俺に勝てねーよってなw」ゴクゴク
上官7「はははwそれはいい事いったな!」ゴクゴク
上官9「俺もアイツの態度は気に入らねー」ゴクゴク
つばさ「ふふw」
カランカラン
つばさ「いら…」
つばさ「あら!凄い久しぶりじゃん!」
キース教官「久しぶりだな」
つばさ「最後に来たのは確か…エルヴィンと来た時じゃない?」
キース教官「確かそうだったな」
キース教官「お前もよく聞いてるぞ?」
キース教官「練習してるようじゃないか…辞めたにも関わらず…」
つばさ「まぁそうね…自分の命は自分で守らなきゃいけないしね…」
キース教官「お前も若くない…練習してて死んだなんて聞いたらこの店は誰が継ぐんだ…」
つばさ「あら?調査兵団を辞めた私に立体機動装置をやる!って言ったのはどなたさんかしら?」
キース教官「…あげなきゃ良かったな」
つばさ「ww今日は私と話に来た訳じゃあ無いでしょ?」
キース教官「まぁな…そこの馬鹿三人組と話をしに来たんだ…」
キース教官「どうせここにいるだろうと思ってたしな…」
馬鹿三人組↓
上官7「〜でな!ww」
上官9「お前それは嘘だろw」
上官8「笑えるなww」
キース教官の存在に気付いてない
キース教官「ビール一本頼む」
つばさ「はーい!キース団長はサービスにしとくねー」カチャカチャ
キース教官「俺はもう団長なんかではない」
つばさ「私にとってはあなたはずっと団長よ…」カチャカチャ
キース教官「…そうか」スタスタ
上官9「つばさちゃん!もう一本!」
上官8「俺も!」
上官7「俺もだ!」
上官9「なんだよ!つばさちゃん!三本!」
キース教官「おい!お前ら!」
上官7.8.9 !?ビク
上官7「あー?なんだよ?」チラ
上官7 !?
上官8「…」
上官9「あわわ…」
上官7.8.9「き!キース教官!?」
上官7「な…なんでここにいるんですか…」ガタッ
立ち上がる
上官8「ほ…本物!」ガタッ
立ち上がる
上官9「…」ガタッ
立ち上がる
キース教官「貴様ら…少しうるさいぞ」
上官7.8.9「すいませんでした!!」
つばさ「もーあんまり怒らないであげて…可愛い後輩なんだから…はいキース団長さん」ドン
キース教官「…ありがとな」ゴクゴク
つばさ「…私はあっちに行ってるね」
キース教官「いや…別に大事な話ではない…居ても構わん」
つばさ「…じゃあ聞いてる☆」
キース教官「お前らまあ…座れ」
上官7.8.9「は…はい…」スト
キース教官「いきなりだが…お前らにやって欲しい事があるんだ…」
上官7「なんでしょうか?」
キース教官「明日は休日だ」
上官9「そうですね」
キース教官「じゃあ明後日はなんだと思う?」
上官8「…なんだっけ?」
上官7「ばか!僕わかりますよ…サバイバル生活ですよね?」
キース教官「そうだ…それでな?俺はな…いつものサバイバルをやるのではなくある一つの訓練を組み合わせようと考えてる…」
つばさ「…」
上官9「それは…なんですか?」
キース教官「背後取り訓練だ…」
上官7.8.9「!?」
つばさ「背後取り訓練とサバイバルを合体させる…それって凄い良い訓練じゃない!」
キース教官「お前が言うと説得力あるな」
上官8「で…僕達はそれに何をやればいいんですか?」
キース教官「お前らもこの訓練に参加しろ」
上官7.8.9「!?」
上官9「ほ…ほんとですか!」
上官7「俺らも出るんですか!」
キース教官「そうだ…貴様らが出てあいつら訓練兵を叩き潰せ!」
上官7.8.9「…」
キース教官「嫌とは言わせんぞ!」
上官7「わ…分かりました!」
上官9「ルールって言うのはあるんですか?」
キース教官「もちろんだ!教えてやる」
____________________
-
- 48 : 2019/10/20(日) 22:23:27 :
- エレン「ご馳走様!アルミン!風呂行こうぜ!」ガタッ スタスタ
アルミン「うん!」スタスタ
ジャン「俺らも行こうぜ!マルコ!」スタスタ
マルコ「うん!」ガタッ
マルコ「コニーも行こ?」
コニー「ああ…」スタスタ
マルコ「元気だしてよ」スタスタ
エレン「クリスタ!また後でな!」
クリスタ「うん!」
アルミン「…エレン?クリスタとなんかするの?」スタスタ
エレン「おう!一緒に馬の世話に行くんだ!」スタスタ
アルミン「…そう」スタスタ
サシャ「私もお風呂行きますかね」ガタッ
サシャ「クリスタ達はどうします?」
クリスタ「私はアニとミーナで対人格闘するから先いってていいよ」
ミーナ「…私は遠慮しとくよ」
アニ「あんた…もう諦めたの?」
ミーナ「…うん…私は皆のムードメーカーとして頑張る!」ドヤ
アニ「あっそ…クリスタじゃあ行くよ」スタスタ
クリスタ「うん!またね二人とも」スタスタ
ミーナ「うん!じゃあ私達はお風呂行こう!」スタスタ
サシャ「そうですね!」スタスタ
____________________
外
アニ「それじゃあクリスタ…始めるよ」
クリスタ「うん!お願いします!」
アニ「まずはガードからね」
クリスタ「うん」スッ
アニ「行くよ!」スッ
アニ「…」
クリスタ「…」
アニ「…」タンタン シュ!
蹴り
ばちーーーん!
クリスタ「…ぐ…」
アニ「左右」シュ!
ばちーーーん!
クリスタ「…う…」ジンジン
アニ「しっかりガードしな」クル シュ!
回し蹴り
クリスタ「…」サッ ギュ
硬くガード
どーーーん!
クリスタ「…つぅ!」ジンジンジン
アニ「ふぅ…いいガードだね…耐えてるじゃん」
クリスタ「うん…ありがと」ジンジン
アニ「大丈夫?」
クリスタ「うん!少し痺れるだけ」ジン
アニ「そう…次はあんたが蹴る番だよ」
クリスタ「うん」スッ
アニ「…」スッ
クリスタ「…行くよ!」
アニ「きな」
クリスタ「…」シュ
アニ「…」サッ
しばらくして
クリスタ「…」ハァハァ
アニ「いたい」ジンジン
クリスタ「大丈夫?アニ」ハァハァ
アニ「大丈夫…それよりあんたのスタミナが足りないね」
クリスタ「そうだね…」
アニ「あんたは重い蹴りとかは出来ないけど…私に持ってないその打撃の速さがあるから…それをしっかり出来るようにスタミナもつけるんだよ?」
クリスタ「うん!」
アニ「次はクリスタの番ね」
クリスタ「うん!」
____________________
-
- 49 : 2019/10/20(日) 22:23:54 :
- 男風呂
エレン「あったけぇな…」
アルミン「…ふう」
コニー「あったけー」
マルコ「コニー元気でた?」
コニー「おう!」
マルコ「良かった」
ジャン「なんでさっきまで元気が無かったのかわからねぇ」
マルコ「…」
____________________
女風呂
サシャ「やっほー」ザッパーン
ミーナ「ちょっとーサシャ!顔にかかる!」
サシャ「ミーナもやりませんか?」ザッパーン
ミーナ「…おもしろい?」
サシャ「ええ!面白いですよ!」ザッパーン
ミーナ「…じゃあやってみようかな」
ミーナ「それ!」ザッパーン
サシャ「どうですか?」
ミーナ「楽しいね!」
サシャ「そうですよね!」
ミーナ「もう一回やろ!」
サシャ「はい!」
____________________
-
- 50 : 2019/10/20(日) 22:24:18 :
- 居酒屋 「自由のつばさ」
キース教官「〜って事だ!わかったか?」
つばさ「なにそれ!凄い楽しそうじゃない!私もやりたい!」
キース教官「駄目だ」
つばさ「えー…良いじゃん!」
キース教官「駄目だ」
つばさ「はーい」
上官7「それ結構なデカい訓練じゃないですか…」
キース教官「まぁ…そうだな」
上官8「訓練兵相当厳しい訓練になりそうですよ」
キース教官「残ってたらな…」
上官9「…面白そうじゃないですか…キース教官…僕達全力でやってもいいんですよね?」
キース教官「もちろんだ!手を抜いたら罰だぞ」
上官9「わかりました!」
つばさ「えーずるーい」
キース教官「お前がやったらひとり残らず片付けるから駄目だ」
つばさ「…はーい」
キース教官「お前ら明日ずっと訓練だぞ?」
上官7.8.9「はい!分かりました!」
キース教官「よし!では今飲んでいるビール飲み干して帰るぞ!」
上官7.8.9「えーー」
キース教官「ならん!二日酔いにもなったらどうする!?」
上官7.8.9「…はーい」
キース教官「ばかものが…」ゴクゴク
つばさ「厳しいねー」
____________________
-
- 51 : 2019/10/20(日) 22:25:24 :
- 男風呂
エレン「おれはそろそろ出るぜ」ザバ
コニー「しかしアルミン出るの早いなー」
ジャン「トイレでも行きたかったんじゃねーか?」
マルコ「ふー」ホンワカ
____________________
医務室
ガチャ バタン
アルミン「ユミル?」
ユミル「なんだ…アルミンか」
アルミン「ユミル…カーテン開けていい?」
ユミル「おう…いいぞ」
シャー
アルミン「やぁ…ユミル」
ユミル「お前…なんで昨日来なかったんだよ」
アルミン「ごめん…色々あってね」
ユミル「…まぁ…良いわ」
アルミン 「はい…ご飯」
ユミル 「サンキュ…」
ユミル「早速聞きたいことがあるんだが…」
アルミン 「なに?」
ユミル 「計画は順調か?」
アルミン 「うん…問題ないよ」
ユミル 「そうか…あと」
ユミル「クリスタから最近特訓してるって聞いたぞ」
アルミン「そうだね…」
ユミル「クリスタは女の子だ…別に鍛えなくてもいいのにな」
アルミン「…多分クリスタはエレンに振り向いてくれる為に…鍛えてるんじゃないんかな」
ユミル「そうか……」(やっぱり…)
アルミン「意外だよね…」
ユミル「…」
ユミル「ありがとな…アルミン」
アルミン「ううん…別にいいよ…ユミルも安心して…この作戦は絶対に成功する」
ユミル「…ああ」
アルミン「じゃあまた明日」
ユミル「おう」
ガチャ バタン
ユミル「…」
____________________
外
クリスタ「…」ハァハァ
アニ「少し疲れたね」ハァハァ
クリスタ「うん…」ハァハァ
アニ「もう20時になるね」
アニ「今日はここまで」
クリスタ「うん…ありがとアニ」
アニ「明日の朝やらないとく?」
クリスタ「…え?」
アニ「あんたエレンと出掛けるつもりなんでしょ?」
クリスタ「なんでそれを?」
アニ「…あんたの事だからどうせそうなのかなって思ったの…」
クリスタ「うん…」
クリスタ 「まだ誘ってないけど…もう少しでエレンが来るからその時に誘うよ」
アニ 「そう…」
クリスタ 「ごめんね?アニ」
アニ「いいよ」
エレン「おーす」スタスタ
クリスタ「あ…エレン!」
アニ「…それじゃあクリスタまた後で…」スタスタ
クリスタ「うん!」
エレン「なんだ?アイツ?」
クリスタ「どうしたの?」
エレン「悲しい顔してたけど…どうしたんだ?」
クリスタ「え?そうなの?うーん…多分疲れたからじゃない?」
エレン「疲れて悲しい顔すんのか…変なヤツだな」
エレン「まぁいいや!馬小屋行こうぜ!」
クリスタ「うん!しっかりブラシも持ってるよ!」ガサ
エレン「ナイスだ!」
____________________
-
- 52 : 2019/10/20(日) 22:26:38 :
- 馬小屋
エレン「今日もお疲れ様!」ゴシゴシ
エレン馬 「ヒヒーン♪」
クリスタ「ふふw」
エレン「よし!終わった!」
クリスタ「次私ね」
エレン「おう!はいブラシ」スッ
クリスタ「ありがと」パシ
クリスタ「今日も綺麗にするね♪」ゴシゴシ
エレン「…」ジー
クリスタを見てる
クリスタ馬「ヒヒーン」
クリスタ「動かないでねー」
クリスタ馬「ヒヒーン」ピシ
クリスタ「いい子♪」ナデナデ
クリスタ馬「ヒーン」ホンワカ
クリスタ「はい!おしまい!」
クリスタ「…」チュ
クリスタ馬の頭にキスをする
クリスタ馬「ヒヒーン♪」
クリスタ「ふふw」チラ
エレン「…」ジー
クリスタ「エレン?」
エレン「やっぱすげーなクリスタは」
クリスタ「?…どうして?」
エレン「クリスタの馬凄い懐いてるな」
クリスタ「そんなことないよ//エレンの馬も…エレンとの信頼上がってると思うし」
エレン「…そうか?」チラ
エレン馬「…?」
エレン「…」ナデナデ
エレンの馬「ヒヒーン♪」
エレン「お!また喜んでるな!」
クリスタ「そうだね!」
エレン「ははw可愛いヤツだな」ナデナデ
クリスタ「ふふw」
エレン「帰るか?クリスタ」スタスタ
クリスタ「うん!そろそろお風呂行かなきゃ」スタスタ
エレン「ありがとな!今日も」スタスタ
クリスタ「ううん…全然いいよ///」スタスタ
エレン「じゃあまたな」スタスタ
クリスタ「あ!エレン!」スタスタ
エレン「うん?どうしたクリスタ」
クリスタ「岩登り訓練level3クリアしたよ!」
エレン「ああ!見てたぞ!」
クリスタ「むー!」
クリスタ「違うよ!合格した約束!」
エレン「あ…忘れてた」
クリスタ 「忘れないでよ!」
エレン 「わりぃわりぃ!で?お願いごとってなんだ?」
クリスタ 「えっとねー…」(言うんだ!私!)
クリスタ 「明日の休日…お馬さんのブラシ買うんだけど…」
エレン 「ああ!確かにちょっとブラシはねてるもんな」
クリスタ 「うん…あの…出来たら一緒に来て欲しいなー…とか思ってるんだけど…いいかな?」
エレン 「お!そんなことか!いいぞ!」
クリスタ 「ほんと!?」
エレン 「おう!」
クリスタ 「ありがと!すごい嬉しいよ//」
エレン 「俺もクリスタのブラシ借りっぱなしは申し訳なかったからな!俺も買うわ!」
クリスタ「うん!///」(やばい…なんか凄い緊張してきた…)
エレン「朝飯食ってから行くか?」
クリスタ「うん!そうしよ//」
エレン「わかった!じゃあまた明日な!」
クリスタ「うん///それじゃあ」
____________________
????「…」チラ?
????「…」キョロキョロ
アルミン「帰ったか…」スタスタ
アルミン「クリスタ凄い幸せそうだったなー」
アルミン「あの笑顔…エレンにはもったいないな…」
ゲスミン「やっぱり僕とクリスタが結ばれた方が絶対に合うね」ニヤ
ゲスミン「…」スタスタ
クリスタの馬の目の前に行く
クリスタの馬「…」ジー
警戒してる
アルミン「ごめんね?ちょっと触っていい?」
クリスタの馬「…」ジー
警戒中
アルミン「失礼するよ」ナデナデ
優しい手つきで触る
クリスタの馬「ヒーン」
警戒終了
ゲスミン「ふふwチョロイ」ナデナデ
ゲスミン「あの綺麗な…可愛い手で…触ったこの頭」ナデナデ
ゲスミン「…羨ましい」スタスタ
馬小屋を出る
ガチャ バタン
ゲスミン「…僕はクリスタと結ばれるんだ!エレン…君ではない…」スタスタ
____________________
-
- 53 : 2019/10/20(日) 22:27:37 :
- 男子寮
ガチャ
エレン「ただいまー」
バタン
コニー「おう!エレン!」
ジャン「エレンいい所に来たな!トランプやろーぜ!」
マルコ「…」ジー
エレン「いいけど…何やってんだ?」
コニー「ババ抜きだ!」
ジャン「ほら?早く引けよマルコ」
マルコ「…これだ!」パシ
ジャン「残念だな」
マルコ「…ババ」
コニー「はははw」
コニーは上がってる
ジャン「明日は休日だけど…エレンは予定あんのか?」
エレン「おう!あるぞ!」
ジャン「…どんな予定だ?」(まさか…ミカサとどっか出かけるとか?)
エレン「クリスタと出かけるぞ」
マルコ「そうなんだ」
コニー「俺は明日ずっと寝るわ」
ジャン「…そうか!それはいい事だな!」(ラッキー!じゃあ明日ミカサが帰ってきたら俺が誘うか)
エレン「ああ!…そういえばアルミンは?」
マルコ「知らないなー」
コニー「トイレでもしてんじゃね?」
ガチャ
アルミン「ただいま…みんな」
バタン
エレン「おう!アルミン!どこかいってたのか?」
アルミン「うん!ユミルのところ行ってた」
ジャン「なるほどな…」
ジャン「アルミンもババ抜きやろうぜ!」
アルミン「いいよ!やる!」
ジャン「ほら?早く引けよ?マルコ」
マルコ「…ジャンが引く番だよ…」
ジャン「そうなの?」
マルコ「さっきからずっと待ってる…」
ジャン「わりー」パシ
マルコ「ぷw」
ジャン「またババかよ!」
____________________
-
- 54 : 2019/10/20(日) 22:36:16 :
- 女子寮
ガチャ
クリスタ「いい湯だったー」
バタン
サシャ「おかえりなさいです!」
ミーナ「明日は休日だー…アニはなんかするの?」
アニ「私は寝てる」
ミーナ「OKです…サシャは?」
サシャ「私は外に出たいですけど…お金ないですからね…寮でゆっくりしてます…」
クリスタ「サシャよく食べに行ってるから…お金が無いのね」
サシャ「そうなんですー(><)」
ミーナ「そっか…クリスタは?」
クリスタ「私はーエレンとお出かけ//」
アニ「…」(どうやら上手くいったらしいね)
アニ「…」(でもこれもアルミンの作戦なんだよね…クリスタもついてないね)
ミーナ「そうなんだ…」(クリスタ…)
クリスタ「う…うん///」
クリスタ「でも…どの服を着て行ったらいいのかな?」
ミーナ「悩んでるの?」
クリスタ「うん…とりあえず2着どっちがいいか悩んでるの」
ミーナ「みして?」
クリスタ「うん!」カチャカチャ
クリスタ「はい!」
ミーナ「うーん?クリスタはワンピース好きなの?」
クリスタ「うん!可愛いし着やすいから好きだよ」
ミーナ「確かにクリスタには似合うかもね…でも色がね…黄色と赤は…クリスタには合わないよ…」
クリスタ「…そうなんだ」
サシャ「私はよく分かりませんね」
アニ「…」スタスタ
アニ「…」ジー
ミーナ「アニ?」
アニ「…」パシ スタスタ
アニ「これは?」スッ
真っ白のワンピース
クリスタ「あ、それは…私も可愛いって思って買ったけど…なんか恥ずかしいんだよね//」
ミーナ「これ…いいと思うよ!」
クリスタ「そ…そうかな?//」
アニ「…着てみ?見てあげる」
クリスタ「わ…わかった!」
少しして
クリスタ「ど…どうかな?」
ミーナ「いいよ!それ!」
アニ「似合ってるよ…」
サシャ「神!?」
クリスタ「あ…ありがと///」
アニ「それにしな?」
クリスタ「うん!」
ミーナ「でも真っ白だから汚れ目立つからしっかり気をつけてね?」
クリスタ「うん!わかった!」
アニ「決まった事だし…そろそろ寝るよ」
サシャ「…私も寝ますね!」
クリスタ「うん!ありがと!三人とも」
ミーナ「じゃあ…寝よう?」
クリスタ「うん!着替えたら寝るよ!」
アニ 「……」
ミーナ 「…」(ごめん…ごめんね…クリスタ)
____________________
-
- 55 : 2019/10/20(日) 22:36:39 :
- 男子寮
エレン「…」
ジャン「…」
アルミン「…」
マルコ「…(_ _*)οΟうとうと」
コニー「ぐうぐう」zZ
ジャン「これだー!」パシ サッ!
ジャン「くっそ!ババかよ!」
エレン「あぶねー」フゥー
アルミン「早く終わらせてよね…エレンとジャンの1v1でもう20分たってるよ…コニーは寝たし…マルコも寝そうだし」
エレン「…これだ!」パシ サッ!
エレン「シャアー!上がり!」
ジャン「くっそ!」
エレン「残念だったな!ジャン!」
ジャン「もう一回やろーぜ?」
エレン「いいぞ!」
アルミン「もうあと2分で就寝時間だよ」
エレン「…そうなのか?じゃあねよーっと」
ジャン「…明日勝負だ!おいマルコ!ベットでねるぞ?」ユサユサ
マルコ「…ほ?終わった?」
ジャン「おう寝るぞ」
マルコ「うん…」
アルミン「じゃあ僕もねるよ」
エレン「おう!おやすみ!」
アルミン「おやすみ」
____________________
居酒屋 「自由のつばさ」
ガチャ
キース教官「またな…」
つばさ「うん!また寄って下さいね」
キース教官「うむ…」スタスタ
上官7.8.9「ごちそうさまでした!」
つばさ「うん!またきてね」
上官7.8.9「はい!」
バタン
つばさ「…」
つばさ「…いいなー私もやりたかったなー」
シーーン
つばさ「オマケにお店静かだし…」
つばさ「…片付けしようかな」
____________________
-
- 56 : 2019/10/20(日) 22:37:47 :
- 特別訓練所
ミカサ「…やっと明日…エレンに会える」
ミカサ「今日はいい夢見れるかも…」
ライナー「…クリスタ…」
ライナー「…」(明日アイツらに会える…それにクリスタとも…)
ベルトルト「明日は皆に会える!」
ベルトルト「…本当に嬉しい!あとクリスタにも…」
キース教官「よし!明日はここでずっと特訓だ!」
上官7.8.9「はい!」
キース教官「明日は早い!就寝しろ!」
上官7.8.9「ハッ!」
____________________
医務室
ユミル「…」
ユミル「…」(クリスタ…鍛えてる…か……!?まさか…ミカサみたいに腹筋がバキバキになったり!?)
ユミル 妄想中
クリスタ「ユミル…きな?」
ユミル「うぉー!!」ビュ
パンチ
クリスタ「…」パシ
掴む
ユミル「!?」
クリスタ「…そんなの…きかない」ビュン
投げ飛ばす
ユミル「うわ!」ドサ
クリスタ「…ユミル…みて?この腹筋」パサ
クリスタ「…」腹筋バキバキ
ユミル「く…クリスタ…」
クリスタ「私は…強い…しかしあなたは弱い…とても弱い…ユミル…とても残念だ…」
ユミル 妄想終了
ユミル「…いや!そんなのは無い!なんで性格もミカサになってんだよ!」ブンブン
ユミル「…性格は無いとして…でも確実にクリスタはいい方向に変わってきてるのは確かだ…」
ユミル「それもあの死に急ぎのせいか…」
ユミル 「…」(考えてみればそうだ…クリスタが本当に笑える様になった日…聞いてないから定かじゃあねぇが…あの死に急ぎとミカサと三人で帰ってきたな…)
ユミル 「…」(それに…その時くらいから訓練を真剣に取り組み始めた…果たしてこれは偶然か?)
ユミル 「…」(これが全て死に急ぎと関係があることなら…)
ユミル「もし……アルミンの計画ってのが上手くいったなら…クリスタはまた前に戻っちまうのか?…」
ユミル「…」
ユミル「…クリスタ今日は来ないし」ハァー
ユミル「あー寝よ」
____________________
つぎの日
特別訓練所
6時
キース教官「よーし!今日もしっかり起きたな!」
ミカライベル「ハッ!」
キース教官「お前らもよく起きたな」
上官7.8.9「はい!」
キース教官「よし!今日の訓練は自分の使った部屋の掃除だ!」
ミカライベル「ハッ!」
キース教官「お前らは私と訓練だ!」
上官7.8.9「ハッ!」
キース教官「アッカーマン達は昼まで綺麗にしろ!」
ミカライベル「ハッ!」
キース教官「よし!始めろ!」
ミカサ「…」スタスタ
ライナー「今日は朝飯無いのか…」スタスタ
ベルトルト「我慢するしかないね」スタスタ
____________________
-
- 57 : 2019/10/20(日) 22:38:35 :
- 男子寮
上官「おきろ!起床時間だ!」
エレン「おはよー」ファー
アルミン「おはよ!」
エレン「あれ?アルミン起きてたのか?」
アルミン「うん!一時間前から起きてたよ!」
エレン「そうか」
アルミン「エレン!今日予定ある?」
エレン「おう!クリスタと出かける!」
アルミン「そうなんだ!なら私服バッチリ決めなきゃね?」
エレン「バッチリ?」
アルミン「うん!カッコよく決めなきゃ!」
エレン「大事なのか?それ?」
アルミン「女の子はそういうの気にするからね?」
エレン「…でもそういうの分からねぇな」
アルミン「大丈夫!そう言うと思って僕がさっきエレンに似合う服準備したから。」
エレン「そうか…悪いな?アルミン」
アルミン「大丈夫!気にしないで!」
エレン「ありがとな!」
ジャン「朝から元気あるな…アルミンは」ファー
アルミン「おはよ!ジャン!」
ジャン「おう!」
ジャン「マルコー起きろー」
マルコ「うん…おはよう…」ファー
エレン「コニー朝だぞー」
コニー「…おう?…朝か」ファー
コニー「いやー快適だわー…これが今日までとはとても悲しいな」
アルミン「ベルトルト達今日帰ってくるからね」
コニー「また…地獄が始まるのか…」ハァー
エレン「朝飯行こうぜ!」
アルミン「うん!」
エレン「…」(うん?なんでアルミンは俺が今日クリスタと出かける事知ってんだ?私服準備してあるって言ってたしな…)
エレン 「…」(まぁ多分クリスタから聞いたんだろう…)
____________________
女子寮
サシャ「行きますよ?」
クリスタ「うん!」
サシャ「せーの」
サシャクリ「おっはよー!ございます!!」
ミーナ「なに!?」ガバッ!
起き上がる
ミーナ「なんかあったの!?」チラ?
クリスタ「えへへw」
ミーナ「…なんか凄いいつもより大きな声だったから…びっくりした…」
クリスタ「えへwごめんね?」
ミーナ「…クリスタもやるとは…」
サシャ「おきてー下さい!アニ!」
アニ「…」サッ!
布団にくるまう
クリスタ「おきてーアニ」
アニ「…わかった」ファー
ミーナ「朝からテンション高いね…クリスタ」
クリスタ「えへへw」
ガチャ
サシャ「それでは!ご飯食べに行きますか!」ダッダ
アニ「後で…絶対寝る…」スタスタ
クリスタ「いこーいこー」スタスタ
ミーナ「…眠いなー」スタスタ
____________________
-
- 58 : 2019/10/20(日) 22:40:33 :
- 食堂
サシャ「…」パクパク
クリスタ「サシャ…エレンが注意したこと…しっかり守ってよく噛んでるね…」
サシャ「はい!」パクパク
クリスタ「えらい!」ハムハム
アニ「…」パクパク
ミーナ「今日も美味しいな」パクパク
アニ「…あんたそれ本当に言ってる?」パクパク
ミーナ「…まぁいつもどおりの味だけどね。」
アニ「…そうだね」
コニー「めしー」スタスタ
エレン「おはよー」スタスタ
ジャン「腹減ったー」スタスタ
マルコ「早く食べる準備しよ」スタスタ
クリスタ「あ…エレン///おはよー」
エレン「おう!」
アルミン「おはようクリスタ」
クリスタ「うん!おはよう!」
ミーナ「みんな!おはよう」
マルコ「おはよう」
アルミン「アニ食べ終わったら話をしよう」ボソ
アニ「…」パクパク
ジャン「そういえば死に急ぎお前出かけるんだよな?」
エレン「そうだけど?」
ジャン「お前クリスタのこと好きなのか?」小声
エレン「はぁ?なんだよそれ」小声
ジャン「違うのか?」小声
エレン「好きじゃねーよ」小声
ジャン「じゃあなんで二人で出かけるんだ?」小声
エレン「別に良いだろそんなの」小声
ジャン「…まぁな」パクパク
ジャン 「…」(コイツがクリスタとくっつけば…ミカサは俺の彼女になるのに…)
エレン「…」パクパク
アルミン「…」パクパク
____________________
特別訓練所
ミカサ「…帰りたい」フキフキ
ミカサ「エレンに会いたい…」フキフキ
ライナー「腹減った」フキフキ
ベルトルト「早く終わらせて帰りたい」
フキフキ
キース教官「ほら!こい!」
上官7「は…はい!」ハァハァ
上官8「…何疲れてんだよ…来いよ」ハァハァ
上官9「人のこといえねーだろ」ハァハァ
____________________
-
- 59 : 2019/10/20(日) 22:42:55 :
- 訓練所
上官「今日はお前らの大好きな休日だ!ゆっくり休めよ」
104期生 ハッ!
上官「出かける奴は19時までに帰ってこい」
上官「解散!!」
クリスタ「え…エレン///」
エレン「おう!じゃあ準備したら外で待っててな」
クリスタ「うん!」
ミーナ「寮に戻ろう!クリスタ」スタスタ
クリスタ「うん!」スタスタ
アルミン「じゃあこっちも戻ろっか?」
エレン「おう!そうだな!」スタスタ
アニ「…アルミン」スタスタ
アルミン「…アニ…クリスタに告白する場所もう一回確認よろしくね」小声
アニ「わかった…話ってそれだけ?」小声
アルミン「まだあるけど…とりあえずふたりが出かけたらね…」小声
アニ「…」スタスタ
____________________
男子寮
ガチャ
エレン「よし!準備するか」
アルミン「そうだね」
ジャン「まぁ…たくさん楽しめな?」
エレン「…お…おう」
ジャン「なんだよ?」
エレン「お前なんかおかしいぞ?」
ジャン「何でだよ!仲間が楽しく出掛けることに文句言った方がいいのか!?」
エレン「…そうだよな…ありがとな」
ジャン「いいってことよ!」(お前はクリスタとくっついてろ…そうすれば俺はミカサと…ww)
アルミン「私服渡すね」
エレン「そうだったな!アルミン」
アルミン「うん!はい!」スッ
エレン「ありがとな!じゃあ着替えますか」
着替え終わり
エレン「どうだ?アルミン」
アルミン「うん!とても似合うよ!」
エレンの服装
黒い長ズボン
黒いシャツ
黒いジャケット
全部統一してるその黒色はエレンだからとても似合う…大人っぽくクールに見える…
エレン「そうか…ありがとな!」
ジャン「俺でも…悔しいが似合うな…」
マルコ「そうだね」
コニー「服のことなんか全然知らねー」
エレン「ありがとな」
アルミン「財布持った?」
エレン「おう!持ったぞ!」
アルミン「じゃあとりあえず外に出るよ?僕は玄関までついていくね」
エレン「おう!じゃあ皆また夜に会おうな!」
ジャン「おーう!いけいけ」
マルコ「気をつけてねー」
コニー「またなー」
バタン
____________________
女子寮
クリスタ「ふぁー///緊張するよー」
ミーナ「なんかこっちまで緊張してきたよ」
ミーナ「とりあえず着替えないとね!」
クリスタ「うん!」
着替え終わり
ミーナ「やっぱり可愛いなー」
サシャ「神!?」
クリスタ「ありがと///」
サシャ「神がお礼を言った!?」
クリスタ「サシャ?私は神でもないよw」
アニ「準備した?」
クリスタ「えーと…サイフは持ったし…」
クリスタ「うん!」
アニ「なら行くよ」スタスタ
クリスタ「わかった!じゃあ二人ともまた後でね!」
ミーナ「うん!後で話聞かせてね?」
サシャ「気をつけてくださいね?」
クリスタ「うん!じゃあね!」スタスタ
ミーナ「うん!」
バタン
ミーナ「…」(クリスタ…お願い…エレンと付き合えて…)
サシャ「ミーナ?」
ミーナ「なに?」
サシャ「暇なんでなんかします?」
ミーナ「そうだね…ジャンの所でトランプでもする?」
サシャ「イイですね!」
____________________
-
- 60 : 2019/10/20(日) 22:43:42 :
- アニ「…」スタスタ
クリスタ「緊張するよー///」スタスタ
アニ「…深呼吸すれば?」スタスタ
クリスタ「そうだね」スーハースーハー
クリスタ「よし!緊張治らない!」スタスタ
アニ「クリスタ…」スタスタ
クリスタ「なに?」スタスタ
アニ「わかってる?告白するなら夕方の公園って…」スタスタ
クリスタ「もちろん!忘れないよ!」スタスタ
アニ「ならいいけど…」スタスタ
クリスタ「うん!」スタスタ
クリスタ「あ!アルミンだ!」スタスタ
アルミン「あ!クリスタ…エレンならもう外で待ってるよ…」
クリスタ「わかった!ありがと!」
アルミン「うん…クリスタ私服可愛いね…」
クリスタ「ありがと!」靴履く
アニ「じゃあ頑張ってね」
クリスタ「うん!じゃあまた夜でね!」ダッダ
アルミン「うん!頑張ってね…」
アニ「…」
ゲスミン「…」(クリスタの私服可愛かったなー…でも後少しでクリスタもあの服も全部僕だけの物になる…)
アニ「…で…話ってなに?私もちょうど話をしようと思ったの」
アルミン「まぁそれはユミルのところに言ってからね」
アニ「わかった…」
____________________
エレン「…」
クリスタ「エレーン」スタスタ
エレン「おう…クリスタ?」
クリスタ「うん?なに//」(わぁーカッコイイーエレン)
エレン「なんか雰囲気違うな?」
クリスタ「え?なんで?」
エレン「多分…いつもの制服じゃあねーからかな?」
クリスタの服はとても可愛い真っ白のワンピースをそしてあの綺麗なクリスタにはとても相性のいいそれはそれは本物の天使みたいな可愛い姿だった。
クリスタ「…に…似合う?///」
エレン「おう!可愛いぞ!」
クリスタ「あ…ありがと…///」
クリスタ「え…エレンも…カッコイイよ…///」
エレン「ははwありがとな!」
クリスタ「うん…///」
エレン「じゃあまずどこ行くか?」
クリスタ「お馬さんのブラシ買いに行こ!」
エレン「そうだな!」
クリスタ「まずこの道を歩きまーす」
エレン「わかった」スタスタ
クリスタ「あ…」(そうだよね…まだ付き合ってないからそんな事しないよね…)
エレン「うん?どうした?」
クリスタ「…あ…いや…何でもないの…」
エレン「…その顔はなんか言いたそうだぞ?言えよ」
クリスタ「…えーっと//手を繋ぎたいなーみたいな…」
クリスタ「あ…嫌ならいいけど…」
エレン「なんだそんな事かよ…いいぞほら」スッ
クリスタ「え…いいの?//」
エレン「いいぞ!」
クリスタ「う…うん//」ギュ
エレン「さぁ…行くぞー」スタスタ
クリスタ「…///」スタスタ
____________________
医務室
ガラガラ
医師「おうアルレルトじゃあねーか…また具合でも悪いのか?」
アルミン「いえ違います…ユミルの具合を見に来たのです」
カーテン シャーー
ユミル「おーうアルミンとアニじゃあねーか」
アルミン 「やぁユミル」
アニ 「…」
アルミン 「熱はどう?」
ユミル 「あーどうかなー?」
医師「そういえば今日は熱はかってなかったな」
医師「ほら温度計だ」スッ
ユミル「ありがとうございます」
一分後
医師「見してみろ」
ユミル「はい」スッ
医師「どれ…おお!下がったじゃないか!どうだ動けるか?」
ユミル「はい!動けます」
医師「それならもう大丈夫だ」
ユミル「ありがとうございます」
アルミン「僕もありがとうございます」
医師「おう!もう風邪ひくなよー」
ユミル「では」
ピシャ
温度計は今まで小細工していたユミル
____________________
-
- 61 : 2019/10/20(日) 22:44:42 :
- 外のベンチ
アルミン「とりあえず座ろう」スッ
アニ「…」スッ
ユミル「おう」スッ
アルミン「クリスタとエレンは出かけたよ」
ユミル「…そうか」
アルミン「アニは何の話があるんだい?」
アニ「…あんた本当にクリスタを諦めさせるのかい?」
アルミン「もちろんだよ!僕はミカサを応援するよ…アニも応援するんでしょ?」
アニ「…そうだね…でもクリスタはあんなにエレンに振り向いてくれるために頑張ってる…」
アニ 「そんな想いを無理やり切るのは…間違っている」
ユミル「…」
アルミン「確かに…そうだね」
アルミン 「でもこの計画は変えないよ」
アニ「…そう」
ユミル「…」
アルミン「次は僕の話だけど…しっかり告白場所は伝えたかい?」
アニ「伝えたよ…」
アルミン「そうか…ありがとね」
アルミン 「ユミルは来るかい?」
ユミル 「もちろん」
アルミン 「アニも見るかい?言い方は残酷だけど…クリスタがエレンに振られる所を…」
アニ「…上手くいくか知らないし…アンタの計画がどの様な事なのか知りたいね」
アルミン 「なら決まりだ…」
アルミン「いい?これはしょうがないことだ…ミカサはエレンと一緒にいた時間はクリスタより遥かに多いし…ミカサはエレンを守れる力もある」
アニ「…そうだね」
ユミル「…まぁ…私はクリスタが諦めてくれるなら…全然協力するよ」
アルミン「…よし…じゃあ僕は特別訓練所に行ってミカサを連れてくるね」
ユミル「道知ってんのか?」
アルミン「うん…地図持ってるしね」
アニ「…どこで手に入れたの?」
アルミン「手に入れたんじゃないよ…僕のおじいちゃんの私物」
ユミル「…そういうことな」
アルミン「じゃあまた夕方に会おうね」スタスタ
ユミル「…アニ?」
アニ「なに?」
ユミル「お前はどっちの味方なんだ?」
アニ「…私はミカサを応援してるよ…」
ユミル「…そうか」
アニ「あんたは?なんか表情見てる限り自分に納得言ってないような感じだけど…」
ユミル「…私はミカサの味方だよ…でもクリスタは死に急ぎの事を好きになってから…少しずつだが…変わってるんだ…」
アニ「…そう」
ユミル「だから…本当にこれで良いのか…違うのか…迷ってる…」
アニ「…そう」
ユミル「…ああ」
アニ「…」
ユミル「…」
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- 62 : 2019/10/20(日) 22:57:39 :
- 商店街
クリスタ「ここを曲がれば…」スタスタ
クリスタ「ほら!着いたよ」
エレン「へーこんな所にお店あったのか…」
クリスタ「うん!」
エレン「じゃあ中はいるかー」
カランカラン
お店の人「いらっしゃい」
クリスタ「すいません!馬のブラシ見してください」
お店の人「はい。あちらを右に曲がればあります」
クリスタ「ありがとうございます!」スタスタ
エレン「…」スタスタ
クリスタ「見っけ!」
エレン「どれにするか?」チラチラ
クリスタ「色々あるね」
エレン「俺はこれにしようかな…」
クリスタ「じゃあ私はこれにする」
エレン「俺が買ってやるよ」
クリスタ「え…いいよ…そんなの」
エレン「いやな…三日間だけだったけどなブラシ貸してくれたしな!そのお礼だ」
クリスタ「…エレンがいいなら…」
エレン「おう!ありがとな!」
クリスタ「…ううん!こちらこそありがと!」(エレンがお礼してどうすんのよ)
エレン「すいません!これください」
お店の人「はーい」
少しして
クリスタ「エレン本当にありがと!」
エレン「おう!いいってことよ!」
クリスタ「次どうする?」
エレン「とりあえず商店街回ろうぜ」
クリスタ「うん!」
エレン「ほら」スッ
手を出す
クリスタ「わぁー///うん!」ギュ
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特別訓練所
キース教官「お前はそんなもんか!」
上官9「い…いいえ!いきますよ!!」ダッダ
キース教官「甘い!」シュ! パンチ
上官9「くっ!」ガード
どーーん
上官9「かは…」ドサ 足が崩れる
キース教官「降参か?」
上官9「まだ…行けます!」
上官7「俺らも…頑張んなきゃな…」ハァハァ
上官8「そう…だな!」ハァハァ
上官7「…」シュ! パンチ
上官8「…」サッ! かわす
上官7「この!」シュ!シュ!
上官8「当たらねぇ!」サッ!サッ!
上官7「…」シュ! キック
上官8「…」サッ! ガード
ばちーーん
上官8「…いまだ!」サッ!サッ! 後ろに回る
上官7「…なっ!こんの!」シュ! パンチ
上官8「…」サッ! かわす
上官8「おら!」パシ タオルを取る
上官8「よし!」ハァハァ
上官7「くっそ!」ハァハァ
上官8「ほらよ」シュ! タオルを投げる
上官7「…」パシ ズボンの中入れる
上官8「よし…こい!」
上官7「…おう!」
少し遠い木の影から
アルミン「しばらく待ってるか…」
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- 63 : 2019/10/20(日) 22:58:12 :
- 商店街
エレン「色々あるなー」スタスタ
いらっしゃい!
今なら半額だよー
クリスタ「そうだね」スタスタ
クリスタ「あ!エレン!あれやりたい!」
エレン「どれ…的当てゲーム?」
クリスタ「うん!」
クリスタ「前にも1回ユミルとやったけど一回も当たらなかったから…リベンジしたい!」スタスタ
エレン「そうか!俺もやる!」スタスタ
オヤジ「的当てゲームだよー!倒したら良いものあげるよー!三回で300円!」
エレン「オヤジ!やりたい!」
オヤジ「いいぞ!」
クリスタ「はい300円!」
エレン「俺も300円」
オヤジ「まいどあり!ほらこのコルク鉄砲」
祭りにある射的を参考にしました
エレン「ありがとな!よーし」ガチャ
エレン「行くぞ!」
クリスタ「うん!」
パン
エレン「くそ!当たらねぇ」
クリスタ「だめだなーエレン」
クリスタ「経験者の私を見ててね?」
エレン「わかった!」
クリスタ「行くよー」ガチャ
パン
クリスタ「あれ?」
エレン「何が経験者を見ててね?だw」
クリスタ「おかしいなーもう一回!」ガチャ
パン
クリスタ「当たらなーい!」
エレン「よし!俺も」ガチャ
エレン「…」
パン チッ 弾がかする
オヤジ「おしい!」
エレン「くっそー」
クリスタ「すごい!私も最後の一発絶対倒す!」ガチャ
パン
オヤジ「ざんねん!」
クリスタ「えー…」
エレン「ここは任せろクリスタ!俺がやってやる!」ガチャ
エレン「…」(ここだ!)
パン ドン 倒れる
エレン「よっしゃ!」
クリスタ「すごい!エレン!」
エレン「へへーん!固定砲台の訓練が役に立ったぜ!」
オヤジ「兄ちゃん良い腕だ!…よし!倒したから景品をやろう!」
クリスタ「…」ワクワク
オヤジ「これだ!」
クリスタ「これって…食事券?」
オヤジ「そうだ!でもこれが使えるところは一つしかない!」
エレン「えー…どこ?」
オヤジ「スープ屋」
エレン「スープ屋か…どんなスープがあるんだ?」
オヤジ「美味しいスープだ!」ドヤ
エレン「…」
クリスタ「…えっと…わかりました!ありがとうございます!」
オヤジ「おう!そのスープ屋はここをまっすぐに行ったところにあるからな!そろそろ昼の時間だから食べてけ!」
エレン「わかった!ありがとな!」
エレン「クリスタ!じゃあ行こうぜ!」
クリスタ「うん!」スタスタ
オヤジ「おう!またな!」
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-
- 64 : 2019/10/20(日) 23:02:48 :
- 特別訓練所
キース教官「よーし!一旦お前らは休憩だ!」
上官7.8.9 ハッ!
上官7「まじで…疲れる…」ハァハァ
上官8「なんで…あの人…疲れないの」ハァハァ
上官9「…わからねぇ」ハァハァ
上官8「…飯食えるかな…」ハァハァ
キース教官「貴様ら!掃除は終わったか?」
ミカサ「終わりました…」
ライナー「こっちも終わりました!」
ベルトルト「終わりました!」
キース教官「よし!それでは昼飯を食べるんだ!」
キース教官「食べ終わった人から私に挨拶してから帰ってよろしい…以上!」
ミカライベル ハッ!
ミカサ「すぐに食べてすぐに帰る…」スタスタ
ライナー「よっしゃ!終わったー」スタスタ
ベルトルト「やっと帰れるよ…」スタスタ
キース教官「…」(私も少し休憩するか)スタスタ
アルミン「キース教官」
キース教官「!…」チラ
キース教官「貴様は…アルレルト…何故ここにいるんだ?」
アルミン「ここに来ては行けないんですか?」
キース教官「…私に話でも?」
アルミン「はい…実は明日のサバイバル訓練の事で話があるのですが…」
キース教官「!?」
キース教官「なぜ知ってる?」
アルミン「上官達の話をたまたま聞いたんです」
キース教官「…そうか」
アルミン「その事で一つ頼みごとがあるのですが…」
キース教官「なんだ?」
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スープ屋
カランカラン
おばさん「いらっしゃい」
クリスタ「こんにちは」
おばさん「二人でいいの?」
エレン「そうです」
エレン「あ…あとおばさんこれ」スッ
食事券
おばさん「あら…これはあの人の食事券だね」
クリスタ「あの人?」
おばさん「そうなの…あの人は私の主人よ」
エレン「そうだったんですか…」
おばさん「びっくりした?私はスープを作り…主人は的当てゲームで小銭稼ぎ」
クリスタ「そうですか」
エレン「とりあえずおなかすいたなー」
おばさん「はーい…そこの席に座ってね」
エレン「はい」スト
クリスタ「よいしょ」スト
-
- 65 : 2019/10/20(日) 23:03:04 :
- エレン「メニューは…」
エレン「あれ?メニュー無い?」
おばさん「はい水」コト
クリスタ「ありがとうございます」
クリスタ「おばさんメニューありますか?」
おばさん「私が作れるのは一つしか無いよ」
エレン「あ…そうなんですか」
おばさん「ごめんなさいねー」
クリスタ「じゃあそれ二つお願いします」
おばさん「はーい少し待っててねー」スタスタ
エレン「…しかし別に綺麗なお店ってわけでもないな」ゴクゴク 水を飲む
クリスタ「そうだね…お客さんも私達しかいないね」キョロキョロ
建物は所々傷んでいて…
人が座れるのはせいぜい6人ぐらいの椅子の数…
耳を澄ませば…おばさんがスープを作ってる音が聞こえ…外からの音が何一つ聞こえない…静かなお店
エレン「でもよ…なんかここのお店俺は好きだな」
クリスタ「私もそう思ってた!」
エレン「うん…なんか静かで…リラックスできるんだよな…」
クリスタ「なんか気が楽になるよね」
おばさん「おまたせ」スタスタ
おばさん「私の自家製スープだよ…ゆっくり召し上がり」コト テーブルに置く
エレン「ありがとうございます!」
クリスタ「いい匂い!」
エレン「じゃあ早速!頂きます!」
クリスタ「頂きます!」
エレン「…」パク
クリスタ「…」パク
エレン「…おいしい…」パク
クリスタ「ほんと…美味しいね…」パク
おばさん「おかわりあるからね」
エレン「おばさんおかわり下さい」
クリスタ「私も!」
おばさん「うふwはい」スタスタ
エレン「うまい!それにこのパンも焼き立てですごいうまい!」パク
クリスタ「うん!」パク
おばさん「はい」コト
エレン「ありがとうございます」パク
クリスタ「ありがとうございます」パク
おばさん「そんなに喜んでもらえて嬉しいね〜」
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食堂のテーブル
コニー「ほら?ひけよジャン」
ジャン「まて!…」
ミーナ「遅いよ」
サシャ「いいですね?一番に上がった人に負けた人がパンをあげるんですよ?」
ジャン「わかってる…これだ!」
ジャン「よし!そろった!」
マルコ「…」(それはそうでしょうね…やり始めたばっかなんだから…)
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- 66 : 2019/10/20(日) 23:03:30 :
- 特別訓練所
アルミン「…どうでしょうか?」
キース教官「…まぁ確かに悪くない」
アルミン「はい」
キース教官「考えよう…」
アルミン「ありがとうございます」
キース教官「昼時間だ…アルレルト腹減ったか?」
アルミン「…そうですね」
キース教官「ちょうど飯の時間だ…食ってくか?」
アルミン「いいんですか?」
キース教官「食べるか…食べないか…どっちだ?」
アルミン「食べます」
キース教官「ならこい」スタスタ
アルミン「はい」スタスタ
ミカサ「…」パクパク
ライナー「ここでの最後の食事…うますぎ!」パクパク
ベルトルト「これで帰れる!」パクパク
上官7「…」パクパク
上官8「…」パクパク
上官9「…」パクパク
疲れてて話す体力も無い
キース教官「おつかれ」スタスタ
上官7.8.9「お疲れ様です!」
キース教官「アッカーマン達…友達が来たぞ」
ミカサ「エレン!?」バッ!
アルミン「エレンじゃないよミカサ」
ミカサ「…アルミン!」
ライナー「アルミンじゃねーか!」
ベルトルト「お久しぶり!」
アルミン「うん!みんなお久しぶり」
アルミン「元気そうでなりよりだよ」
ミカサ「なんでここに?」
アルミン「いや…みんなの事が心配で来たの」
ミカサ「そう」
ライナー「みんな元気にしてるか?」
アルミン「うん!」
ベルトルト「僕達が居なくても大丈夫だった?」
アルミン「…いや少し寂しかったよ…」
ベルトルト「そうだよね!」
アルミン「ただ…コニーはベルトルトいなくて嬉しいそうだったけど…」
ベルトルト「…」
ライナー「ま…まぁ多分お前の寝相の悪さの原因だな…」
ベルトルト「そんなの…僕も直したいけど…無理だもん」
ライナー「縛り付けにすれば行けるんじゃね?」
ベルトルト「それは嫌だ!」
上官7「賑やかそうだな…」パクパク
上官8「俺らなんか食べ終わったらまた背後取り訓練だよ…」パクパク
上官9「マジで辛い…」パクパク
上官7.8.9「…」ハァー
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- 67 : 2019/10/20(日) 23:03:54 :
- スープ屋
エレン「ごちそうさまです」
クリスタ「ありがとうございます」
おばさん「いえいえ…こちらこそ美味しそうに食べてくれて嬉しいよ」
エレン「本当に美味しかったです」
クリスタ「美味しかったぁ」
おばさん「ありがとう」
おばさん「ゆっくりしていって?私は食器洗うね」スタスタ
エレン「はい」
クリスタ「ホント美味しかったね」
エレン「ああ…」
クリスタ「?」
エレン「…」
クリスタ「どうしたの?」
エレン「いや…なんか母さんの作ってくれたスープの味に似ててな…」
エレン「なんか…嬉しかった…」
クリスタ「…うん…そうだね」(エレンのお母さんはシガンシナで巨人に食べられちゃったもんね…)
エレン「…」
クリスタ「…」キュ 手を握る
エレン「!?」
エレン「クリs」
クリスタ「辛いよね…私はその気持ち分かるよ」
エレン「…ああ」
エレン「…目の前で母さんが…助けられたかもしれないのに…殺された」
クリスタ「…」
エレン「このキズは…ポッカリ空いた穴は消えない…」
クリスタ「…」
エレン「…あ…悪い!こんな話しちゃって」
クリスタ「泣いてもいいんだよ?」
エレン「何言ってんだよクリスタ…俺は泣かねーぞ」
クリスタ「なんでよ」
エレン「俺はもう泣かない…充分泣いた…泣いても意味が無いしな」
クリスタ「泣いたらスッキリするかもしれないよ」
エレン「俺がスッキリするには巨人をこの世界から駆逐する事だよ」
クリスタ「…そうだよね」
エレン「それに俺の代わりにお前が泣いてるしな」
クリスタ「え?」ポロポロ
クリスタ「ホントだ…いつの間に泣いてた…」ポロポロ
エレン「ハンカチ持ってるか?」
クリスタ「うん」フキフキ
エレン「ありがとな…クリスタ」
クリスタ「なんで?」
エレン「俺のために泣いてくれて」
クリスタ「そ…そんなこと…無いよ…//」
エレン 「ありがとな」
クリスタ 「…うん//」
エレン「そろそろ出るか?」ガタッ
クリスタ「そうだね」ガタッ
エレン「すいません…出ますね」
おばさん「おや?もう行くのかい?」
エレン「はい!スープありがとうございました」
クリスタ「ありがとうございます」
おばさん「いえいえ…また来て欲しいね」
エレン「はい!絶対行きます」
おばさん「ありがとうね。じゃあ気をつけて帰るんだよ」
クリスタ「ありがとうございます」
おばさん「はーい」
ガチャ
おばさん「またね」
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- 68 : 2019/10/20(日) 23:45:28 :
- 外
エレン「ふーよし次はどこいくか?」
クリスタ「とりあえず歩こ?」
エレン「そうだな」
クリスタ「…ねぇ?エレン」
エレン「うん?なんだ?」
クリスタ「…」キュ 手を握る
エレン「どうした?」
クリスタ「私じゃあダメかな?」
エレン「なにが?」
クリスタ「その空いた穴…私が塞いでもいいよね?」ニコ
エレン 「な…いきなり何言い出すんだよ」
エレン「…まぁでも…ありがとな…」
クリスタ「うふふwじゃあ行こー!」
エレン「…おう!」
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特別訓練所
ミカライベル「キース教官3日間の指導ありがとうございました」
キース教官「よく頑張ったなまた明日から訓練だ!今日はしっかり休め」
ミカライベル「はい!」
キース教官「では帰ってよろしい」
ミカライベル「ありがとうございます」
アルミン「じゃあ帰ろ」スタスタ
ミカサ「そうだね」スタスタ
ライナー「帰れるー」スタスタ
ベルトルト「辛かった」スタスタ
キース教官「よし!お前ら続きをやるぞ」
上官7.8.9「はい……」
馬に乗って帰ってる途中
ミカサ「アルミン」ボソ
アルミン「なに?」ボソ
ミカサ「計画はどう?」ボソ
アルミン「バッチリだよ」ボソ
ミカサ「ってことは…今頃エレンは…」ボソ
アルミン「そうだよ…出かけてるよ」ボソ
ミカサ「…そう」ボソ
アルミン「安心してミカサ…僕の計画は上手くいくよ」ボソ
ミカサ「ありがとうアルミン」ボソ
ライナー「アルミン…あとどれぐらいで着くんだ?」
アルミン「えっとー…この調子だと3時には着くよ」
ライナー「そうか…ありがとな」
ベルトルト「早く帰って皆とトランプしたいよ」
ライナー「そうだな」
____________________
食堂テーブル
ジャン「…」
ミーナ「…」
コニー「おーい?早くしろよジャン」
サシャ「そうですよー」
マルコ「まぁまぁ」
上がってる人
一番 サシャ
二番 コニー
三番 マルコ
ミーナ「ジャン…早くして」
ジャン「…まて…」
ジャン「これだー!!」パシ
ミーナ「ふふw」
ジャン「くっそ!ババかよ!」
ミーナ「次は私ね」
ジャン「まて」シャッフル
ジャン「いいぞ」
ミーナ「うーん?」
ミーナ「これ!」パシ
ミーナ「やったー!あがりー!」
ジャン「くっそー!」
サシャ「はい!ではジャンは一番の私にパンをくれる約束です」
ジャン「…へい」
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-
- 69 : 2019/10/20(日) 23:47:24 :
- 女子寮
アニ「3時…」
ユミル「そろそろか…」
アニ「そうだね」
ユミル「アルミンの作戦と言うのを見に行くかー」
アニ「…」(一体どうなるんだろ)スタスタ
____________________
ライナー「よっしゃー着いた!」馬から降りる
ベルトルト「早く寮に帰る!」馬から降りる
アルミン「ライナー?」
ライナー「なんだ?」
アルミン「僕とミカサの馬持って行って欲しいんだけど…」
ライナー「どっか行くのか?」
アルミン「うん…エレンが出掛けてて僕達を待っているんだ…」
ミカサ「お願いライナー」
ライナー「…しょうがねぇな良いぞ」
アルミン「ありがと…ライナー」
ミカサ「感謝する」
ライナー「おう」
ライナー「じゃあまた後でな」
アルミン「うん!」
アルミン「…」
アルミン「さぁ行こうか?ミカサ」スタスタ
ミカサ「ええ」スタスタ
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-
- 70 : 2019/10/20(日) 23:48:07 :
- アクセサリー店
エレン「光ってて目がチカチカすんな」
クリスタ「そういう場所だからね?エレン」
エレン「でも…クリスタも凄かったな…」
クリスタ「なにが?」
エレン「ここ見つけた瞬間(ここに入ろ!)って凄い大きな声で言ったから」
クリスタ「なんか恥ずかしいからやめて//」
エレン「わるいわるいw」
クリスタ「もー//」
エレン「で?何買うんだ?」
クリスタ「ネックレス欲しいの…これなんかどう?」
エレン「ちっさいな」
クリスタ「そういうもんなの!」
エレン「怒んなってw」
クリスタ「怒ってないから//」
エレン「ははw」
エレン 「でもまぁ…これでいいんじゃね?」
クリスタ「本当に?」
エレン「似合うと思うぞ?」
エレン「でも俺はこっちの方が好きだな」
クリスタ「これ?」
エレン「おう調査兵団らしいしな」
そのネックレスはたいして高くもない…大きくもない2cmばかりの白色の翼のデザイン
クリスタ「小さくて可愛いね」
エレン「俺はかっこいいと思うけどな」
クリスタ「これにする!」
エレン「そうか」
クリスタ「あ…黒色のもある…」
エレン「どっちにするんだ?」
クリスタ「…ねぇ?エレン」
エレン「なんだ?」
クリスタ「白と黒買うからさ…黒の方付けて欲しいなー//」
エレン「いやいいよ…なんか悪いし」
クリスタ「その…今日のお出かけの思い出としてさ?」
エレン「でもな…」
クリスタ「ね?良いでしょ?」
エレン「…わかった」
クリスタ「やったー!」
エレン「ただし…その二つ俺に買わせてくれ」
クリスタ「え?いいよ!私が買うよ」
エレン「いや…俺に買わせてくれ」
クリスタ「本当に大丈夫だから」
エレン「頼む!」
クリスタ「…わかった」
エレン「ありがとな…じゃあ早速買ってくるね」
クリスタ「うん!じゃあ待ってるね」
お会計終わり
お店の人「ありがとうございます」
エレン「買ってきたぞ」スタスタ
クリスタ「ありがと!」
エレン「ほら?」白のネックレス
クリスタ「…ありがとう…大切にする」
エレン「どういたしまして」
クリスタ「付けていい?」
エレン「おう!」
クリスタ「……」
エレン「つけれるか?」
クリスタ「…引っ掛ける所小さくて難しい」
エレン「つけてやるよ」
クリスタ「え//」
エレン「ほら?かせよ」
クリスタ「う…うん//」
エレン「……」
エレン「ほら付けたぞ」
クリスタ「どう?似合うかな?//」
エレン「おう!似合うぞ!」
クリスタ「えへへ//」
クリスタ「エレンにも付けてあげる」
エレン「お…おう//頼む」
クリスタ「……」
クリスタ「付けたよ」
エレン「…どうだ?」
クリスタ「うん!似合うよ!」
エレン「ありがとな」
クリスタ「…でもなんで買ってくれたの?」
エレン「うーん?分かんねぇけど…なんかああいうのって男の俺が買ってあげるもんかなーって」
クリスタ「そうかぁ…本当にありがと!エレン!ブラシもネックレスも買ってもらって」
エレン「いいってことよ!金なんかそんなに使わねーしな」
クリスタ「それでもありがと!」
エレン「お…おう//」
エレン「もう三時過ぎだな…どうする?まだどっか行くところあるか?」
クリスタ「!もう3時過ぎてんの!?」
エレン「お…おう…過ぎてんな」
クリスタ「あの○□△公園に行こ!?」(やばい早く行かなきゃ)
エレン「あーあそこか!わかった!」
クリスタ「うん!」
エレン「手…繋ぐか?」
クリスタ「うん!///」ギュ
エレン「///」(心が痛てぇ…なんでだ?)スタスタ
クリスタ「///」(あそこで告白かぁ…緊張するなー)
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-
- 71 : 2019/10/20(日) 23:49:02 :
- 公園
アルミン「着いたね」
ミカサ「エレンは…まだ来てない」
アルミン「良かった」
ユミル「なんだ…お前らか…」
アルミン「やぁ…ユミル…アニ」
ユミル「おう」
アニ「…」
ミカサ「…」
ユミル「まぁ…これで揃ったってわけか…」
ユミル「で…アルミン…どこで見るんだ?」
アルミン「とりあえずこの木の裏に隠れて見てるよ」
アルミン「ここなら話し声も聞こえて状況も分かりやすい」
ミカサ「わかった」
アルミン「じゃあ来る前に改めて皆の動きを言うよ」
アルミン「アニは見てるだけでいい」
アニ「わかった…」
アルミン「ユミルは風邪が治ったユミルとしてクリスタに…」
ユミル「言われなくてもやってやる!」
アルミン「ミカサはエレンにあのベンチの奥に行かせて嘘で風邪をひいたって言う」
ミカサ「わかった」
アルミン「みんな僕の合図で動くこと…それとどんな事があってもクリスタの告白を阻止すること」
ユミル「…おう」
アニ「…」
ミカサ「わかってる」
アルミン「じゃあ後は待つだけ…」
ユミル「…」
アニ「…」(アルミンの作戦は聞いてても意味がわからない…どうなるの…)
____________________
同じく公園
エレン「ふぅー着いた!」
クリスタ「そうだね//」
__________
ミカサ【エレンと手を繋いでる…】ギリ
アルミン【ミカサ落ち着いて…】
ユミル【クリスタ…】
__________
クリスタ「と、とりあえず!あのベンチに座ろ?」
エレン「おう」スタスタ
ベンチに座り
クリスタ「…」
エレン「…」
クリスタ「…その…楽しかった」
エレン「ああ!俺も楽しかったぞ」
クリスタ「お馬さんのブラシ買ってもらったし」
エレン「まあ…貸してもらってたからな」
クリスタ「うん!的当てゲームもしたし」
エレン「wwあのオッサン面白かったな」
クリスタ「そうだねwスープ屋さんは凄く美味しかったし」
エレン「ああ…あれは本当に美味しかった…母さんのスープを食べてるみたいだった…」
__________
ミカサ【…エレン】
アルミン【エレンも楽しんだみたいだね…】
ユミル【…】
アニ【…】
__________
クリスタ「そうだね…あの時は泣いちゃったな」
エレン「ごめんな?泣かせる気無かったんだけどな」
クリスタ「ううん…いいの」
エレン「後は目がチカチカしてる所…」
クリスタ「アクセサリー店!」
エレン「そうだったw」
クリスタ「もー…そこでエレンとお揃いのネックレス…」
エレン「そうだな」
__________
ミカサ【エレンのお揃いの…ネックレス…】ギリギリ
アルミン【落ち着いて…】
__________
-
- 72 : 2019/10/20(日) 23:50:30 :
- クリスタ「…絶対大事にする…私…本当に嬉しいよ//幸せ…」
エレン「そんなに喜んでもらえてなんか嬉しいな」
クリスタ「うん!…夕陽綺麗だね」
エレン「そうだな…」
クリスタ「エレン?」
エレン「なんだ?」
クリスタ「エレンに言いたいことあるの」
エレン「おう!なんでも良いぞ」
__________
アルミン【ユミル行って?】
ユミル【…】
アルミン【ユミル?】
ユミル【…あ、ああ】スタスタ
__________
クリスタ「…」(言うのよ…私!)
クリスタ「私!エレンの事がs」
ユミル「クリスター」ダッダッ
エレクリ「!?」
クリスタ「ゆ…ユミル!?」
ユミル「会いたかったぞ」ギュー
クリスタ「ちょ…ユミル?離してよ…」
ユミル「それは無理だね!やっと風邪も治ったわけなんだ!」
クリスタ「で…でも…今は…」
ユミル「…」(わかってる…けど…)
エレン「なんだ治ったのか…良かったな?」
ユミル「うお!?死に急ぎ!お前居たのか」
エレン「お…おう」
ユミル「クリスタに手を出してねーだろーな?」
エレン「…出してねーよ」
__________
アルミン【ミカサ!】
ミカサ【ええ!】
アニ【…】
__________
クリスタ「ユミル…後でしてもらえる?…」
ユミル「…嫌だー」(いまクリスタは凄い迷惑だと思ってるだろーな…)
エレン「で?話ってなんだ?クリスタ」
クリスタ「え…えーと…」(どーしょ…)
ミカサ「エレン!」ダッダッ
エレクリ 「!?」
エレクリ「ミカサ!?」
エレン「よお!久しぶりだな」
エレン 「お前もユミルもなんでここにいんだよ」
ミカサ「そんなのどうでもいい…エレン…とても心配した」
エレン「またかよ…だからいいって俺の事は」
ミカサ「だめ…エレn」(あ…こんなことしてる場合では無かった)
ユミル「…」(早くしてくれ……)
クリスタ「ユミル…本当に1回離してくれる?」
ユミル 「い…いやだー」(すまん…クリスタ)
ミカサ「エレン…ちょっとこっち来て」スタスタ
エレン「なんだよ」スタスタ
__________
アニ【…】
アルミン【よし!良いぞ!】
__________
エレン「どうしたんだよ」
ミカサ「少し風邪をひいたかもしれない…」
エレン「マジかよ…見せてみろ」
オデコ ピタ
クリスタ「ユミル!本当に離してよ!」
ユミル「わ…わかった…」
クリスタ「エレn…」
クリユミアニ !?
エレンからしてみればミカサと普通にオデコを合わせて熱を確認してたが…クリスタ達方面から見れば夕陽のトリックに二人は唇を重ねてる様に見えていた
__________
アルミン【僕はエレンと前から居たんだ…エレンは僕とかが風邪をひいたらああやってオデコをくっ付けて確認する…それを利用したよ…】
アニ【…】
アルミン【もう一つはエレンの鈍感力だよ…この作戦はエレンの事をよく知ってることだから出来たって事もあるね】
アニ【なるほどね……】
__________
-
- 73 : 2019/10/20(日) 23:51:47 :
- エレン「熱は無いみたいだな…」
ミカサ「そう」
エレン「ああ…もういいか?ちょっとクリスタと話してたいんだ」
ミカサ「…わかった…ユミル…行こう」
ユミル 「…」
ミカサ「ユミル…」スタスタ
ユミル「ああ…」スタスタ
クリスタ「…」
エレン「ごめんな…で?話ってなんだ?」
クリスタ「話?そんなの無いよ?」
エレン「そうなのか?」
クリスタ「…それよりさ…ミカサとは前からああいう関係だったわけ?」
エレン「…」(ああいう関係?仲がいいってことか?)
エレン「…そうだな…すこしうるさいところあるけどな…」
クリスタ「…へー」
クリスタ「そういう関係だったのに私と二人きりでお出かけしたんだね…」
エレン「ああ…楽しかったぞ?」
クリスタ「…楽しかった?何が?」
エレン「?忘れたのか?ブラシ買ったしスープも一緒に飲んだだろ?それに……」
クリスタ「もういい!エレンはそういう事する人だったんだね!」
エレン 「!?」
エレン「お…おい…何怒ってんだ…?」
クリスタ「私のこの気持ちを…弄んだ!」
エレン「どうしたんだよ…クリスタ」
クリスタ「私が今日までどんな気持ちで…エレンを見てたか…」ポロポロ
クリスタ「なのに…エレンは…」ポロポロ
クリスタ「こんなの」ポロポロ
ネックレスを外し
クリスタ「こんなの!いらないよ!」
投げる
エレン『な…大切にするんじゃ無かったのかよ!?クリスタ!』
クリスタ『来ないで!エレン!』
クリスタ「もう…来ないで」 ダッダッ
エレン「クリスタ…」
エレン「なんで…怒ってたんだ?意味わからねぇ…」
エレン「…」
__________
アルミン「二人ともありがとね」
ミカサ「ええ」
ユミル「…こんなの…見てられねぇよ…」
アニ「…」
アルミン「アニとユミルは先に寮に帰ってて」
ユミル「あ…ああ」スタスタ
アニ「…」スタスタ
ミカサ「私は?」
アルミン「エレンの所に行ってきな?」
ミカサ「!ええ」ダッダッ
アルミン「…」(僕は…)スタスタ
____________________
ミカサ「エレン…終わった?」スタスタ
エレン「…なぁ?ミカサ」
ミカサ「何?」
エレン「…俺なんかしたか?」
ミカサ「なんのこと?」
エレン「…いや…なんでもない」
エレン「…」スタスタ
ミカサ「エレン?どこいくの?帰る道はこっち…」
エレン「わるい!ミカサ!俺やる事あるから先に帰っててくれ!」
ミカサ「…」ギリギリ
ミカサ「エレン…もう遅い…帰ろう」
エレン「はぁ?いいよすぐ終わらすから」
エレン 「先帰ってろ?」
ミカサ「だめ」ガシ
エレンの手を掴む
エレン「離せ!ミカサ!」
ミカサ「門限がある…だめ…」
エレン「間に合わせるから大丈夫だ!」
ミカサ「…一緒に帰る」グイ
連れていこうとする
エレン「いい加減にしろ!」
エレン「とりあえず俺はやる事があるんだ!」
ミカサ「…そう…じゃあ無理やり連れていくよ?」グイ
エレン 「お…おい!」
アニ「やめな!ミカサ!」
エレミカ!?
ミカサ「…アニ?どうしているの?」
アニ「気になって来たの…そしたらアンタが無理やりエレンを引き連れていこうとしてた」
ミカサ「…そう…邪魔しないでくれない?」
エレン「離せよ!ミカサ!」
アニ「いいよ…私が納得したらね」
ミカサ「……わかった」パッ
エレンを離す
エレン「くっそ!なんて力だよ!」
アニ「…」
ミカサ「エレン…私は先に帰る」スタスタ
エレン「ああ…悪いなミカサ…」
ミカサ「うん…また後で…」スタスタ
__________
-
- 74 : 2019/10/20(日) 23:52:56 :
-
エレン「ありがとな?アニ!」
アニ「別にお礼されることはしてない」
エレン「お前が居なかったら俺は連れていかれるところだった…」
アニ「ハイハイ」
エレン「おっと!こうしちゃいけねえ!」ガサガサ
アニ「…何してんの?」
エレン「ネックレスを探してる」ガサガサ
アニ「…私も探そうか?」
エレン「本当か!?」
アニ「え…ええ」
エレン「じゃあお願いする!」
アニ 「どんなネックレス?」
エレン 「白色の翼のネックレスだ」
アニ「わかった」ガサガサ
エレン「助かるよ」ガサガサ
アニ「別にいいよ」ガサガサ
アニ「ごめん…」ボソ
エレン「うん?なんか言ったか?」
アニ「…別に」
____________________
花畑
クリスタ「なんだろ…なんかここ…落ち着くな…」
クリスタ「お花さんいい匂い…」
クリスタ「…今日はなんか…いろいろあったな…」
クリスタ「…」ポロポロ
クリスタ「あの優しいエレンが…騙してた…もう…信じられないよ…」ポロポロ
クリスタ「…」ポロポロ
アルミン「クリスタ…」
クリスタ !?
クリスタ「あ、アルミン?」
アルミン「どうしたの?泣いてるの?」
クリスタ「そ…そんなことないよ」ゴシゴシ
アルミン「そうなの…」
クリスタ「うん…」
アルミン「あ!どうだった?」
クリスタ「え?」
アルミン「エレンに告白したんでしょ?」
クリスタ「あー……ううんしてない」
クリスタは公園にアルミンがいた事やアニがいた事を知らない
アルミン「なんで?」
クリスタ「…アルミンも知ってたんでしょ!?」
アルミン「え?な…なにが?」
クリスタ「エレンはミカサと付き合ってる事を!」
アルミン「…エレンはミカサと付き合ってないと思うけど?」
クリスタ「うそ!だって…」
クリスタは公園での出来事をアルミンに話した。
もちろん全部知ってるアルミンは知らないふりで聞いてた。
アルミン「そんな…エレンがミカサと付き合ってたなんて…」
アルミン「…でも確かに前よりは仲いいなって思ってたけど」(適当)
クリスタ「うん…それを知らずに…私…騙されちゃってたんだ」ウルウル
アルミン「泣かないで…」ハンカチ
クリスタ「あ…ありがとう」フキフキ
アルミン「ごめんね?クリスタ」
クリスタ「なんで?謝るの?」
アルミン「僕がそれを知ってたら…クリスタを傷つかずに済んだのに…」
クリスタ「…アルミンは優しいね」
アルミン「え?そ…そんなことないよ//」
クリスタ「…」
アルミン「…」
クリスタ「…」
アルミン「ねぇ?一つクリスタに言いたい事あるの…」
クリスタ「うん?なに?」
アルミン「真剣に聞いてね?」
クリスタ「…うん」
アルミン「クリスタ…僕は前からクリスタの事が好きでした」
クリスタ「え?」
クリスタ「…そうだったの?」
アルミン「うん…」
アルミン「…返事は今すぐとは言わないよ…色々あったわけだしね…でも僕なら君を泣かせることはしないし傷をつけることもしない…誓うよ」
クリスタ「…」
アルミン「…」
クリスタ「アルミン…ありがと…」
アルミン「…うん」
クリスタ「…でも…」
アルミン「分かってる…また今度聞かせて?」
クリスタ「…ありがと」
アルミン「じゃあそろそろ遅いし…帰ろ?」
クリスタ「うん…」
アルミン「…」スタスタ
(今のクリスタはとても心が傷ついてる…それを優しく僕が癒してあげれば確実に落とせる事が出来る…クリスタの場合は今すぐ答えってのは無かったけど…後は時間をかけるだけだ…)
アルミン 「…」(人って言うのは面白い生き物だ……)
ゲスミン 「…」(傷ついてる人ほど…親切にしてくれる人を好きになりやすいからねぇw)
ゲスミン「…」ニヤ
(全部計画通り)
-
- 75 : 2019/10/20(日) 23:53:58 :
- ____________________
公園
アニ「もうそろそろ帰らなきゃ」
エレン「まだだ!見つかるまで探す」ガサガサ
アニ「…でも門限過ぎるよ?」
エレン「あと少し!」ガサガサ
アニ「…わかった」ガサガサ
____________________
女子寮
ミーナ「あー楽しかった!」
サシャ「そうですね!ジャンのパンもゲットしましたし!」
ミーナ「またやろうね」
サシャ「はい!」
ガチャ
サシャミー !?
ミーナ「ユミル!風邪治ったんだね」
ユミル「…」スタスタ
サシャ「お久しぶりです!」
ユミル「ああ…」スタスタ
ミーナ「元気無いね…」
サシャ「まだ具合悪いんですか?」
ユミル「…そういうのじゃねーよ」
ユミル「夕飯までベットに寝かせてくれ」ドサ
ミーナ「…うん、わかった」
サシャ「…なんかあったんですかね?」
ミーナ「…」
ユミル「…」(なんで落ち込んでるんだ!私!元々こうなる事って…知ってたことだろ…)
ユミル「…」
____________________
訓練所
上官達「お疲れ様ですキース教官!」
キース教官「久しぶりだな」
上官7.8.9「…疲れた…」
キース教官「早速だか!サバイバルの事で会議室に移動だ!」
上官達「ハッ!」
上官7.8.9「…」(休ませてくれー)
____________________
アルミン「着いたね…」
クリスタ「そうだね……」
アルミン「じゃあ…また」
クリスタ「うん…」
____________________
キース教官「明日は訓練兵もお前達もハードなサバイバルになる!」
キース教官「ただのサバイバルではない」
キース教官「背後取りサバイバル訓練だ」
上官達「ハッ!」
キース教官「これもチームを作る」
キース教官「しっかり聞けよ?」
上官達「はい」
____________________
アニ「もう門は完璧にしまってるね」ダッダッ
エレン「いや!間に合う」ダッダッ
アニ「もう間に合わないよ」ダッダッ
エレン「見えた!」ダッダッ
エレン「あれ?門がしまってねぇ」スタスタ
アニ「ホントだ?なんで?」スタスタ
エレン「上官何してんだ?」
アニ「…まぁラッキーだね」スタスタ
エレン「そうだな」スタスタ
エレン「ありがとな?アニ」
アニ「いいよ…別に…」
エレン「おかげで見つけることできた!」
アニ「…そうだね」
エレン「恩に着るよ」
アニ「…いいってこと…」
エレン「…でも悪いな?来ていきなりネックレス探すの手伝わせて…状況もわからねぇのに…」
アニ「…いいよ」(エレン…普通はあの公園にいたって気付くはず…どんだけ鈍感なの…本当になにかあってネックレス探してるなら…まず聞いてるよ…)
エレン「ありがとな…」
アニ「…うん」
エレン「じゃあな!」スタスタ
アニ「…無くすんじゃないよ」スタスタ
エレン「ああ!もちろんだ!」スタスタ
____________________
-
- 76 : 2019/10/20(日) 23:54:22 :
- 女子寮
ガチャ
ミーナ「あ…クリスタ!」
ユミル !?
クリスタ「…」
サシャ「クリスタ食べ物買いました?」
クリスタ「ううん…買ってないよ」
サシャ「そうですか…」ショボーン
ユミル「く…クリスタ…」
クリスタ「なに?ユミル?」
ユミル「…その…元気だせよ?」
クリスタ「うん…」ニコ
ユミル「…」
ユミル「…可愛いな!お前はよ!」ギュッ
クリスタ「あはは…ありがと!」ニコ
ユミル「…」(ちがう…)
ミーナ 「…」(このテンション…)
ミーナ「告白どうだったの?」
クリユミ !?
クリスタ「…ダメだった」
ミーナ「!?そうなんだ…」(計画…上手くいっちゃったの…かな…)
ミーナ「まだ足りなかったんだよ!」
ミーナ「また頑張ろ?」
(まだ私は信じないよ)
クリスタ「…そうだね」ニコ
ユミル「…」
アニ「おつかれ」スタスタ
ミーナ「アニ…」
アニ「…」
ミーナ「…」
ユミル「アニ…」
アニ「食事まであと10分…誰か起こして」
ミーナ「私起こすね…」
アニ「うん……」
ミカサ「…」スタスタ
ミーナ「ミカサ…久しぶり…」
ミカサ「久しぶりミーナ♪︎」
サシャ「お久しぶりです!どうでした?あっちの食事は?」
ミカサ「肉とか出たよ?とても美味しかった♪︎」
サシャ「いいですなー…私も行きたかったです!」
ミカサ「それは無理」
サシャ「…そんなハッキリ言われたら悲しいです」
ミーナ 「ちょっとテンション高くない?ミカサ…珍しい…」
ミカサ 「今日は最高の日♪︎」
クリスタ「……」
ミカサ「♪︎」
ユミル「…」
ミーナ 「…」
____________________
-
- 77 : 2019/10/20(日) 23:54:58 :
- 男子寮
ジャン「そうなのか!キース教官厳しいな!」
ライナー「本当に疲れた…」
ベルトルト「でも!僕は皆とまた一緒になれて嬉しいよ!」
コニー「俺はベルトルトに殺される…」
ベルトルト「コニー!今度こそ大丈夫だよ!」
コニー「それ何回目だよ…」
ベルトルト「今度こそ!」
コニー「…はいはい」
マルコ「また騒がしくなるね」
ライナー「そうだな」
ガチャ
アルミン「お腹空いたー」スタスタ
ジャン「おー!お前どこいってたんだよ」
コニー「そうだぞ?せっかくトランプやろうと思ったのによ…」
アルミン「ごめん…用事あって出掛けてた」
マルコ「用事済ませた?」
アルミン「うん!」
エレン「おーす!」
アルミン 「やぁ…エレン」
エレン「おう!お?ライナーにベルトルト!」
ライナー「おーす!」
ベルトルト「やぁ!エレン!」
エレン「どうだった特別訓練所は?キース教官に訓練されたんだろ?」
ライナー「ああ…本当に辛かったぞ」
ベルトルト「もう倒れそうだった…」
エレン「いいなー!俺もキース教官と訓練したかった!」
ジャン「訓練バカだな…」
エレン「なんだと!」
アルミン「それよりどうだった?クリスタとのデートは?」
ライベル !?
ライナー「どういうことだ?」
ベルトルト「本当?デートしたの?」
エレン「…近いぞ…二人とも」
エレン「デートじゃあねーよ…二人ででかけただけだ…」
ライナー 「それをデートっていうんだ!」
ライナー「…ゆるせん!」
ベルトルト「僕達は訓練をしてたのに…その間に…デート…しかもクリスタと二人きりで…」
ベルトルト「ずるすぎる!」
エレン「お…おい!落ち着けよ」
ライナー「落ち着けるか!」
ワーワー
アルミン「…」
エレン「いい加減にしろ!お前ら!」
ジャン「お前らうるせーな…」
ライナー「…そうだな」(まぁクリスタはオレの事好きだから余裕だな)
ベルトルト「…ごめんね?」(まぁ…クリスタは僕のことを気にしてると思うし…問題ないね)
エレン「ったく…」ポト
ポケットからネックレスが落ちる
アルミン「!?」
エレン「あ…」(無くさないように) ヒョイ
アルミン「…」(今…エレンのポケットから落ちたのは間違いなくクリスタのネックレス…これをクリスタに渡したら僕の計画が台無しになるかもしれない……)
アルミン「…」(どうする…)
____________________
-
- 78 : 2019/10/20(日) 23:55:32 :
- 食堂
サシャ「ごはんー!!」ダッダッ
アニ「…」スタスタ
ミーナ「お腹空いたー」スタスタ
クリスタ「…」スタスタ
ユミル「…」スタスタ
ミカサ「…エレン」キョロキョロ
コニー「腹減ったー」スタスタ
ジャン「そうだな」スタスタ
マルコ「僕席とっとくね」
ジャン「おう」
ライナー「…」(クリスタだ!)
ベルトルト「…」(クリスタ!)
アルミン「…ミカサは…いた」
エレン「…クリスタは…いるな」スタスタ
アルミン「ミカサ!」
ミカサ「エレン!アルミンこっち」
アルミン「いつもありがとね」スト
エレン「…」スト
ミカサ「エレン?」
エレン「うん?なんだ?」
ミカサ「元気無いけど…」
エレン「いや…少し考え事だ」
ミカサ「…そう早く食べなきゃ冷めちゃう…」
エレン「わかってる」
クリスタ「…」
クリスタ「…」
ユミル「…」ハァー
アニ「隣いい?」
ユミル「あ…ああ」
アニ「ありがと」スト
ミーナ「いただきます」パクパク
サシャ「ジャン!早くパンを下さい」
ジャン「分かってる!ほらよ!」
サシャ「ありがとうございます」パクパク
ジャン「俺のご飯が…」ガク
マルコ「半分食べる?」
ジャン「い…いいのか?」
マルコ「うん!いいよ」
ジャン「すまねー!」パクパク
コニー「うめー」パクパク
ライナー「…」(クリスタの所に)スタスタ
ベルトルト「…」(クリスタの席に)スタスタ
ライベル !?
ライナー「どこに行くんだ?ベルトルト」
ベルトルト「ライナーこそ…どこに行くの?」
ライナー「…」スタスタ
ベルトルト「…」スタスタ
ライベル 「…」スタスタ
ライベル「久しぶり!クリスタ!」
クリスタ 「……あ」
クリスタ 「ライナー!ベルトルト!久しぶり」ニコ
ライベル「と、隣いい(か)?///」(可愛い)
クリスタ「いいy」
ユミル「だめだ!」
アニ「そこに座ったら蹴るよ?」
ライナー「…ユミル!アニ!久しぶりだな!」
ベルトルト「色々話したいことあるし…隣いいかな?」
アニ「あっちに行って?三度目はないよ?」
ユミル「早く行かなきゃ…殺すぞ?」
ライベル「はい」スタスタ
クリスタ「別に良かったのに…」
ユミル「ダーメだ!」
ミーナ「まぁ…むさくるしいしね」
アニ「ユミル」小声
ユミル「…なんだ?」小声
アニ「エレンがネックレスを見つけた」
小声
ユミル「……そうか」小声
アニ「うん」小声
ユミル「どこにあるんだ?」小声
アニ「エレンが持ってる」小声
ユミル「じゃあそれを渡せば」小声
アニ「まぁ…もしかしたら仲直りになる」小声
ユミル「…そうか」小声
ユミル「…それは駄目だ…私はミカサを応援してる」小声
アニ 「……そう」小声
____________________
-
- 79 : 2019/10/20(日) 23:56:09 :
- ミカサ「…」パクパク
アルミン「美味しいね」パクパク
エレン「…ああ」
アルミン「…」
エレン「ちょっとクリスタの方に行ってくるな?」
ミカサ「なんで?」
アルミン「…」
エレン「別に理由なんか必要ねぇだろ…」
ミカサ「だめ…納得するまで行かせない」
エレン「俺は行く!」スタスタ
ミカサ「行かせない」ガシ
エレンの腕を掴む
エレン「やめろよ!離せよ!」
ミカサ「だめ」
エレン「…アルミン…どうにかしてくれ…」
アルミン「ミカサ?行かせてあげな?」
ミカサ「…わかった」パッ
離す
エレン「ありがとな」スタスタ
ミカサ「…アルミン」
アルミン「大丈夫だよ」
ミカサ「そう…アルミンがそう言うならいいけど」
__________
エレン「…」スタスタ
ユミル「…」(きた!)
ユミル 「…」(来させやしない…)
ユミル 「…」(追っ払ってやりてーが…くそ)
アニ「…」(ユミル…)
ミーナ 「クリスタ!エレンが来たよ!」小声
クリスタ 「……」
ミーナ「…」(クリスタ…)
エレン「クリスタ!」
クリスタ「…なに」
エレン「お前に渡したいものがある…」
ミーナ 「…」
クリスタ「私…迷惑してるから早く行って?…」
ミーナ 「え?どうゆうこと?」(やっぱり…)
エレン「…わかった」
クリスタ「…」
エレン 「でも…これを渡さなきゃ俺の気が収まんねえ…」
エレン「…」ゴソゴソ
ユミル「…」
エレン「…あれ?」ゴソゴソ
アニ「…」
エレン「…ねぇ」
エレン「ネックレスが…無い…」
ユミアニ「!?」
クリスタ「…」ハァー
クリスタ 「早くあっちに行って?」
エレン「本当だ!あの後探して見つけたんだ!」
エレン「あれ?おかしいな…落としたのかな?」
クリスタ「…あっちに行って?エレン」
クリスタ 「まだ…私のこと馬鹿にして笑ってるんでしょ?」
クリスタ「…もう…あなたと…話したくもないよ」ウルウル
エレン「…わかった」スタスタ
アニ「…」(無くすとか…ありえない)
ユミル「…」
ミーナ「…」
__________
アルミン「なんで怒られてるの?エレン」
エレン「…なんでもない」スト
ミカサ「…」(危なかった)
アルミン「…元気だしなよ」
エレン「…ああ」
ゲスミン「…」ニヤ ゴソゴソ
(残念だよエレン…僕のポケットにネックレスがあるんだよ…スられた事を知らないなんて可愛そうだなw)
ワーワー
バン!ドアが開く音
キース教官「静かに!」スタスタ
104期生 バッ! 敬礼
キース教官「座れ」
104期生 ガタガタ
キース教官「いきなりだか…明日は5時に起床だ!」
104期生 ハッ!
キース教官「明日から訓練だが説明は明日にする!以上!」
____________________
-
- 80 : 2019/10/20(日) 23:56:40 :
- 食べ終わり
クリスタ「私…お風呂いくね」
ミーナ「私も…」
サシャ「私も行きます」
ユミル「私はアニと話がある」
クリスタ「わかった」ニコ
ユミル「…ああ」スタスタ
アニ「…」スタスタ
クリスタ「…あ…服持ってくるの忘れてた…」
ミーナ「じゃあ先に行ってるよ…行くよサシャ」
サシャ「はーい」
クリスタ「うん!」(部屋に戻ろ)スタスタ
ジャン「俺らも風呂に行こうぜ!」
コニー「そうだな!」
マルコ「僕も行くよ」
アルミン「僕も」
ミカサ「お風呂行ってくる」
アルミン「うん!じゃあまた明日」
アルミン「エレンは?」
エレン「後で行くわ!」
アルミン「わかった!また後で」スタスタ
エレン「おう!」
____________________
外
ユミル「どう言うことだ!ネックレスが無いなんてよ!」
アニ 「おかしい…確かに見つけた…」
ユミル「あっそ……ならいいんじゃねーか?」
アニ「何が?」
ユミル「都合がいいってことだ!」
ユミル 「私は死に急ぎとクリスタがくっつく事は元々反対してた!」
ユミル 「お前もだろ?」
アニ「…」
ユミル「きっと神様が…2人はくっつかない方がいいって言ってるんだわ!」
アニ「ほんとにそう思っているの…」
ユミル「そうだけど…なんだ?」
アニ「別に…私はアルミンの計画をしっかりこの目で見た…確かに上手くいったよ?でもあのやり方は私は好きではなかった…だからもう手伝う事は無いよ…」
ユミル「…そうか」
アニ「あんたも望み通りな事になった…」
アニ 「良かったじゃない?」
ユミル「…そうだな」
アニ「…お風呂いくよ?」スタスタ
ユミル「…ああ」
__________
女子寮
ガチャ
クリスタ「えっと服」ガサガサ
クリスタ「…」ガサガサ ボト
物が落ちる
クリスタ「馬のブラシ…」
クリスタ「エレンが買ってくれた物…」
クリスタ「…これを買う時…エレンはどう言う気持ちで買ったの?」
クリスタ「やっぱり私のこの気持ちを弄んでたのかな?」ポロポロ
クリスタ「あれ?なんで泣いてるの?」ポロポロ
クリスタ「エレンの…エレンのバカ…」ポロポロ
____________________
男子風呂
ジャン「いやー!いい湯だ!」チャポン
コニー「飛び込めー」ザッポーン
ライナー「俺も飛び込む」ザッパーン
ベルトルト「僕も!」ザッパーン
マルコ「…なんか凄いねw」
ジャン「お湯が無くなるからやめろよ」
ライナー「悪い悪い」
ベルトルト「みんなとお風呂入るの楽しみで…」
アルミン「相当あっちは寂しかったんだね」
ベルトルト「ホントだよ!もう寂しすぎだよ!」
ガラガラ
エレン「おーす」
ジャン「おう!死に急ぎ野郎」
ライナー「エレンも早く来い!」
エレン「身体洗ってからな!」
エレン「…」ゴシゴシ
(あの後探したが…結局見つかんなかったな…一体どこに行ったんだ?)
____________________
-
- 81 : 2019/10/20(日) 23:57:06 :
- 女風呂
ガラガラ
クリスタ「お待たせ…」
ミーナ「クリスタ……」
クリスタ「…」
サシャ「…ホー」←ジャンのところにいて事情知らない
ミカサ「…」
ミカサ「私は出る」スタスタ
ミーナ「うん!また後で」
ミカサ「…」
ピシャ
サシャ「やっほーい!これでお風呂に飛び込めます!」
ミーナ「まあ…ミカサの前でやると怒られるもんね…」
サシャ「はい!」ザッパーン
クリスタ洗い終わり
クリスタ「いいお湯だね…」
ミーナ「そうだね」
クリスタ「うん…」
ミーナ「…」
クリスタ「…」
ミーナ「…ねぇ?」
クリスタ「なに?」
サシャ「やっほー」ザッパーン
ミーナ「エレンと何があったの?」
クリスタ「…知りたいの?」
ミーナ「…うん」
クリスタはミーナに今日の出来事を話した
クリスタ「…」
ミーナ「…そうなんだ」
クリスタ「…私は…もう…誰も信じない…」
ミーナ「…そうかな?」
クリスタ「…どういうこと?」
ミーナ「…エレンは本当にそう言うことする人かな?」
クリスタ「…でも私はこの目で見た」
ミーナ「…そうだね」
クリスタ「…」
ミーナ「…」
ミーナ「…でもね?私はそんなことないって思ってるよ」
クリスタ「…ミーナは見てないからそう思ってるだけ…」
ミーナ「…そうかもしれないけど…でも私ならそんなのは信じないよ」
クリスタ「…なんで?」
ミーナ「…だって本人n」
ガラガラ
ユミル「クリスタ!」
アニ「うるさい」
クリスタ「あ…二人とも…」
ミーナ「…あ…アニ!」
アニ「…」
ミーナ「…」
ユミル「まだ上がるなよ?クリスタ!私も入るから」
クリスタ「わかったよ」ニコ
ユミル「…あ…ああ!」(なんちゅう冷たい目をしてるんだ…)
サシャ「やっほーい!」ザッパーン
____________________
男子寮
ジャン「いやーいい湯だったな」
コニー「明日は五時起きか…辛いな」
マルコ「しっかり僕が皆を起こすよ」
ジャン「頼むぞ」
マルコ「うん!」
ライナー「明日から普通の訓練か」
ベルトルト「すこし気を楽にできる」
ライナー「そうだな」
アルミン「僕はそろそろ寝ようかな…」
ジャン「おう!また明日な」
マルコ「そういえばエレンは?」
アルミン「…馬のブラシ掛けに行ったよ…」
マルコ「そうなんだ」
____________________
女子寮
サシャ「いい湯でした!」
サシャ 「先上がってますね」ピシャ
ユミル「クリスター」
アニ「さっきからうるさい」
ミーナ「すぐ帰ってくるよ…馬の面倒を見に行っただけなんだから」
ユミル「うるせ!」
ミーナ「…ユミルとアニがお風呂に来る前にさ…」
アニ「…なに?」
ミーナ「クリスタに何があったか教えてもらったんだよね…」
ミーナ 「どうやって…クリスタを諦めさせたか知らないけど…」
ユミル「…そうか」
ミーナ「…本当にこれでいいの?」
アニ「…」
ユミル「…」
ミーナ「…私達はクリスタに隠し事をするの?」
アニ「…」
ユミル 「…」
ミーナ「一緒の仲なのに?」
ユミル「うるせぇ…」
ミーナ「クリスタが…可哀想…」
ユミル「…お前もミカサに協力するって言ったんだろ!?今更可哀想なんて言うんじゃあねえ!」
ユミル 「いいか?この事はクリスタには内緒だ…分かったか?」
ミーナ「…わかったよ」
ミーナ「…でも…涙出てくるよ」ポロポロ
アニ「…」
ユミル「…」(…馬鹿野郎)
____________________
-
- 82 : 2019/10/20(日) 23:57:43 :
- 馬小屋
エレン「…」ゴシゴシ
エレン「よし!おわり!」
エレン「今日もありがとな!」
エレン馬「ヒヒーん!」
ガチャ
エレクリ !?
エレン「…」(クリスタ…)
クリスタ「…何してんの?」
エレン「何って…馬にブラシ掛けてんだよ」
クリスタ「…そうなんだ…私の教えたことをやってるんだね…」
エレン「あ…ああ」
クリスタ「…なんで?」
エレン「え?」
クリスタ「そんなに私をいじめたいの?」
エレン「…別にそういうことじゃn」
クリスタ「…もう終わったんでしょ?声かけてごめんね?バイバイ」スタスタ
エレン「…クリスタ!」
クリスタ「ネックレス!」
エレン「!?」
クリスタ「ネックレス…まだ付けてんだね…」
エレン「そうだな…お前とのお揃いのネックレスだからな」
クリスタ「早く捨ててちょうだい?」
エレン「…なんでだよ!」
クリスタ「…そんなの考えれば分かることでしょ?」
エレン「…」(ワケわかんねーよ)
クリスタ「じゃあね」スタスタ
エレン「…ああ」スタスタ
バタン
クリスタ「…」
クリスタ「…なんでよ…ネックレス見つけたって言った時…なんで少し私…期待したの…エレンはミカサと付き合っているのに…バカだな…」ポロポロ
____________________
男子寮
ガチャ バタン
エレン「あれ?今日は皆寝るの早いんだな……」
アルミン「そうだね」
ジャン「zZ」
コニー「zZ」
マルコ「zZ」
ライナー「zZ」
ベルトルト「zZ」
エレン「アルミンは寝ないのか?」
アルミン「あと少したったら寝るよ」
エレン「そうか」
アルミン「うん」
エレン「…なぁ?アルミン」
アルミン「なに?」
エレン「クリスタの事なんだが…」
アルミン「話す気になった?」
エレン「おう…なんで怒られてんのかな?って」
アルミン「…出掛けてる時何があったの?」
エレン「…」
エレンはアルミンに公園であったことを話した
アルミン「…え?どうゆうこと?」
エレン「…いや?わかんねーよ」
アルミン「…エレンがクリスタを怒らすこと何にもしてないと思うけど…」
エレン「…だよな?」
アルミン「うん」
エレン「…でもなんかしたから怒ってんだよな…」
アルミン「心当たりは?」
エレン「……わかんねーよ」
アルミン「うーん?僕もわかんないな」
エレン「…だな…ありがとな?アルミン…俺の話に付き合ってもらって」
アルミン「うん!」
エレン「そろそろ寝るか」
アルミン「そうだね!明日は5時起きだしね」
エレン「ああ!じゃあまた明日な」
アルミン「うん!おやすみ」
アルミン 「…」(ふw)
____________________
女子寮
ガチャ バタン
クリスタ「おまたせ…」
ユミル「おう!クリスタ!」
アニ「他の人寝てるから…」
ミーナ「静かにね…」
ミカサ「zZ」
サシャ「zZ」
ユミル「すまんな」
クリスタ「私も寝ようかな」
アニ「クリスタ」
クリスタ「うん?」
アニ「明日3時起きね?」
クリスタ「え?」
アニ「特訓」
クリスタ 「…」
クリスタ「それのことなんだけどさ…」
アニ「なに?」
クリスタ「もう辞めるね」
アニ「…」
ミーナ「…」
クリスタ「もう疲れたし」
アニ「…そう」
クリスタ「…ごめんn」
アニ「なんで?」
クリスタ「…え?」
ユミル「…」
クリスタ「…それは…」
クリスタ「…女の子は強くなくてもいいと思ったからだよ」ニコ
アニ 「…」
アニ「クリスタ?」
クリスタ「…なに?」
アニ「ミーナから事情聞いた…」
アニ 「気持ちはわかるけど…でも特訓は大事…」
クリスタ「…いいの…もう…私弱くても平気だよ」ニコ
アニ「…そう」
アニ 「…」
クリスタ「…寝るね」
ユミル「…」
ユミル「私も…」
ミーナ「…おやすみ」
アニ「おやすみ」
クリスタ「…」
ユミル 「…」(ちがう…今のクリスタは昔の方に戻ってる…)
____________________
-
- 83 : 2019/10/20(日) 23:59:20 :
- つぎの日
朝3時
クリスタ 「…」ムニャムニャ
クリスタ…ユサユサ
クリスタ…起きてユサユサ
クリスタ「…う…ん…」
クリスタ 「もう…ユミル…起こさないで…」
おきな?いつまで寝てんだいユサユサ
クリスタ 「…ん?」
アニ 「ほら?おきな?」
クリスタ 「あ…アニ…どうしたの?」
アニ 「ちょっと外来て…」
クリスタ 「え…まだ起床時間じゃないよ…」
アニ 「いいから…来な」
クリスタ 「わかったよ…」
__________
外
クリスタ 「どうしたの?こんな朝早く…」
アニ 「特訓するよ?」
クリスタ 「え?昨日私やらないって言ったよ?」
アニ 「…まずあんたに怒る事がある」
クリスタ 「な…なに?」
アニ 「1回特訓するって言ったならしっかりやる事…それに私はアンタの師匠なんだろ?」
クリスタ 「…確かに悪いことをしたと思ってるよ?でもする理由が無くなったの…ごめんね…アニ…」
アニ 「…どうせエレンの事なんでしょ?」
クリスタ 「…そうだね…」
アニ 「…あんたは本当にそれでいいの?」
クリスタ 「…もう決めたことなの」
アニ 「あの2日間一緒に訓練してきて思った…あんたはまだ力不足だけど…しっかり頑張ってる…どんな訓練にしても全力で取り掛かってる…私はアンタのその生き方…とても輝いていて…正直羨ましかったよ…」
クリスタ 「…」
アニ 「でも今のアンタは…前と別人…今は羨ましいと思わない…」
アニ 「昨日の事があって色々マイってるだろうけど…それでも…あなたは前のクリスタの方が良い…これは私だけではなく…みんな思ってるよ…」
クリスタ 「…頑張った所で…エレンが…私の所に来る訳でもない…」
クリスタ 「それに…たとえ来たとしても…私はミカサの彼氏を取ることになる…ミカサとの関係は悪くなるし…彼女であるミカサを裏切って来たとしたら…私はエレンの事が好きになれない…」
クリスタ 「私はエレンに対して本気だった…でもそれが叶わぬ恋って分かったから…頑張る意味なんて…無いよ…」
クリスタ 「…今はエレンに怒りすら…感じる」
アニ 「…ならアンタがエレンを倒せばいい…」
クリスタ 「え?」
アニ 「もし…もしあんたがエレンの順位を越えたとしたら…それはエレンにとっても悔しい事だし…エレンはあんたの事を傷つけた事を後悔するかもしれない…」
クリスタ 「それ…本気で言ってんの?アニ」
アニ 「本気だよ?」
アニ 「よくある話でしょ?告白したら(ブスだから付き合わない)みたいな事を言われて」
アニ 「悔しい気持ちになって…努力して凄い可愛くなって相手を見返すとか…」
クリスタ 「…まぁ…確かにね…」
アニ 「それと同じ見たいなもんさ」
クリスタ 「…なら…やろうかな…」
アニ 「そうした方がいいよ」
クリスタ 「うん…わかった!」
クリスタ 「ごめんね?アニ」
クリスタ 「頼んどいてやらないとか言っちゃって…」
アニ 「いいってこと…その気持ち…分かるから…」
クリスタ 「うん…じゃあよろしくお願いします!」
アニ「最初はガードから」
クリスタ「うん」
アニ「…」シュ 蹴り
クリスタ「…」サッ ガード
ダーーン
アニ「…どう?」
クリスタ「…全然大丈夫」
アニ「…もう1回」シュ
クリスタ「…」サッ
ダーーン
クリスタ「…うん!大体慣れてきたよ」
アニ「へー…前はこの蹴り1発で倒れたのに…」
クリスタ「あれ?そうなの?」
アニ「そうだね…あの時と同じくらいの威力で蹴ったよ」
クリスタ「…私…強くなったのかな」
アニ「…勘違いしない…」
クリスタ「え?」
アニ「ほんの少し強くなっただけ…」
クリスタ「は…はい」
アニ「ほら?今度はあんたの番」
クリスタ「うん!」
__________
-
- 84 : 2019/10/21(月) 00:18:20 :
- キース教官「…」スタスタ
キース教官「…うん?」チラ
クリスタモットツヨク!!
ウン! ヤー
キース教官「…ほう?あのレンズが…」
キース教官「楽しみだな…」スタスタ
__________
アニ「これでおしまい」ハァ
クリスタ「…ありがと」ハァハァ
アニ「休憩ね」
クリスタ「うん」ハァ
クリスタ「…」空を見上げる
アニ「…」空を見上げる
クリスタ「少し明るくなってきたね」
アニ「…そうだね」
クリスタ「…ねぇ?アニ?」
アニ「…なんだい?」
クリスタ「…私どうすればいいの?」
アニ「…なにが?」
クリスタ「昨日アルミンに告白された」
アニ「…!?」
アニ「それは本当?」
クリスタ「…うん」
アニ「…そうなんだ」(アルミン…)
アニ「…」
アニ「…いいんじゃない?」
クリスタ「…アルミンと付き合うの?」
アニ「…いや…それはあなたの自由でいいんじゃない?」
クリスタ「…」
アニ「…好きなの?アルミンの事」
クリスタ「……アルミンはいい人だけど…異性としては見てないかな…」
アニ「そう…ならアルミンにそう伝えればいい」
クリスタ「…そうだね」
アニ「そろそろ皆を起こしに行くよ?」
クリスタ「うん!」
アニ 「…」(この三日間クリスタと特訓して来たけど…まだクリスタは本気になれてない…エレンを目標にキッカケが出来たって勝手に思ったけど…どうやらまだ気付けてないっぽいね…)
____________________
五時
104期生 バッ! 敬礼
キース教官「よーし!集まったな!」
キース教官「実は私は1ヶ月前にある事を考えてた!」
キース教官「サバイバル訓練の事でな。」
104期生
ウソダロ
サバイバルカヨ
ムリ!オレマエニシニソウダッタンダゾ
キース教官「静かに!」
キース教官「去年はサバイバル訓練だったが…今回はただのサバイバルでは無いぞ?」
キース教官「今回は!貴様らが最初にやった背後取り訓練とサバイバル訓練を一緒にする!」
104期生 !?
エレン「背後取りってあの俺らが入団した頃にやった背後取りか?」
ライナー「そうだ…なるほど…だから俺らも背後取り訓練をさせてたってわけか」
キース教官「背後取り訓練のルールを忘れた人がいるかもしれんから教えてやる!」
キース教官「このタオルをズボンにしまい。30cmだけ出す!相手も同じ事をする!それでどちらかが先に取られたら負けって事だ!同時だった場合どちらも負けだ!もちろん!格闘して取ってもいい!相手のスキをついて取ってもいい!ルールはただズボンにしまうことだ!」
キース教官「わかったか!」
104期生 ハッ!
キース教官「今回はチームを36に分ける!」
キース教官「1チーム3人だ!」
アルミン「去年より人数が少ないね」
マルコ「確か…6人だった…」
ジャン「そうだな」
キース教官「1チーム事に我々上官1人が見張ってる!ずるした場合は即失格!見張りの上官は立体起動は装着してる!上官達はアドバイスなどはしない!本当に死にそうだった時以外は助けないからな!」
キース教官「残り5チーム以外の脱落者チームは罰を与える!生きて終わらせんからな?」
104期生 ハッ!
キース教官「そしてこれも訓練として…我々上官の中から1チーム出す!」
エレン「だれだ?」
キース教官「来い!」
上官7.8.9「ハッ!」ザッ
キース教官「コイツらもこの訓練に参加する!」
上官7.8.9「…」
エレン「あの人達…」
エレン「すっごいワクワクするな!」
クリスタ「…」(チーム誰となるんだろ…)
クリスタ「…」チラ
エレン「早くやりてー」
クリスタ「…」(エレン…)
キース教官「それではチームを教えよう!」
キース教官「…」
-
- 85 : 2019/10/21(月) 00:19:40 :
- 回想
__________
アルミン「1つ頼み事があるのですが?」
キース教官「…なんだ?」
アルミン「僕とクリスタを一緒にさせてください」
キース教官「レンズか…なんでだ?」
アルミン「レンズ訓練兵は使えます!ただ本人は何をすればいいか分からないから…足でまといになったりします…でも僕がしっかりと指示をすれば有能になるかと…」
キース教官「…私がそんな頼み事を叶えるとでも思っているのか?」
アルミン「はい」
アルミン 「キース教官は平等に…バランスよくチームを分けると思われます」
アルミン 「クリスタは力不足ですが…必ず活躍させて見せます…」
キース教官「…まぁ…考えてやる」
アルミン「…ありがとうございます」
回想終了
キース教官「…」(アルレルト…私の負けだ)
__________
1 上官7.上官8.上官9
2 エレン、ユミル、ライナー
3 アルミン、アニ、クリスタ
4 ミカサ、ミーナ、コニー
5 ジャン、マルコ、サシャ
6 ベルトルト、モブ、モブ2
その他チーム モブ
__________
キース教官「こんな感じだ!」
キース教官「それでは20分後にサバイバルを開始する!」
キース教官「一旦解散!」
104期生 ハッ!
____________________
アルミン「…」(良かった…クリスタと同じチームだ…キース教官に言っといて良かった…これで僕はクリスタと一緒に…そして付き合う…)
ゲスミン「…」(あの鈍感死に急ぎなんかにクリスタは渡さない)
エレン「たのしみだ!」
ライナー「よろしくな?エレン」
エレン「ああ!」
ユミル「死に急ぎとかよ…まぁよろしくな」
エレン「ああ!よろしくなユミル!」
エレン「すっげー楽しみだな!」
ユミル「…そうだな」(くそ…クリスタと同じじゃあねー…)
アニ「…よろしく」
アルミン「うん!よろしくね」
クリスタ「よろしくね…」
アルミン「うん///」
ジャン「よろしくな」
マルコ「うん!」
サシャ「はい!」
ジャン「こういう時に芋女かよ」
サシャ「ひどいです!」
ミカサ「エレンと一緒じゃない…」
ミーナ「頑張ろねミカサ」
ミカサ「…ええ」
コニー「よろしくな!!」
ミカサ「…ええ」
ミーナ「よろしく!」
ベルトルト「…よろしく」
男1「よろしく」
男2「よろしく」
ベルトルト「…」(なんで…僕だけ…仲間はずれ…)
上官7.8.9「…」
上官7「ついに来たか…」
上官8「もう全員倒して優勝狙おうぜ?」
上官9「そうだな!」
クリスタ「…エレン…」(チーム違ったな…)
アニ「…」
-
- 86 : 2019/10/21(月) 00:19:58 :
- エレン「あ…おれちょっと忘れ物したから部屋に戻るわ」スタスタ
アルミン「うん!」
アルミン「…」
アルミン「!?」
アルミン「やばい!」ダッダッ
アルミン「僕のベットにクリスタのネックレス置いたままだった!」
アルミン「見つかったら最悪だ!」ダッダッ
ガチャ
エレン「ネックレス付けるの忘れてたな」
エレン 「…」ゴソゴソ
エレン「見つけた」
エレン「…」ネックレスを付ける
エレン「よし!」
アルミン「エレン!」ダッダッ
エレン「!?うお!」
アルミン「…」サッ ネックレスをポケットに入れる
エレン「なんだ?アルミン!?」
アルミン「あ…ごめん…僕も忘れ物してて…」
エレン「…そうか?別に急がなくても良かったのにな?まだ時間はあるから」
アルミン「う…うん!そうだね!」
アルミン「行く?」(危なかった)
エレン「おう!そうだな!」
__________
そして20分経ち
キース教官「貴様らチーム事に1枚地図をやる」
キース教官「この地図を見てみろ」
エレン「なんだ?この周りを囲むような赤い線は…」
キース教官「その地図に赤い線を引いてある!赤い線を超えて進んだら失格だ!そこら辺は注意しろよ?あと脱落チームが出た場合見張りの上官は信号弾を打つ!それに続き私もあの山の頂上から信号弾を打つ!誰が脱落したかは私も知らん!ただ信号弾を35発打つだけだ!そこも数えてたら敵はあと何人いるか大体は把握する…どんな時も自分たちを有利にそして周りをしっかり注意すること!信じれるのは己自身だけだ!」
キース教官 「いいか?殺しはダメだが…格闘、武器、裏切り、なんでもアリだ!」
キース教官「既に周りを注意して訓練を挑め!」
キース教官「生き残れる確率を上げろ!」
104期生 ハッ! 敬礼
上官7.8.9「感動するなー」
キース教官「1時間やる!」
キース教官「1時間たったら訓練の開始だ!その間地図に載ってる所ならどこでも行って先に食料を探してもいいし隠れてもいい!いいか?終わるまでこの訓練はずっと続くからな!」
キース教官「しっかりと真面目に取り組め!」
キース教官「行け!」
104期生 「ハッ!」
エレン「行くぞ!」
ライナー「ああ!」
ユミル「クリスタ!気をつけろよ」
クリスタ「うん!」
アルミン「行くよ」
アニ「ええ」
ジャン「行くぞ」
マルコ「うん!」
サシャ「はい!」
ミカサ「ついてきて」
ミーナ「うん」
コニー「おーう」
ベルトルト「…いくよ?」
男1「おう」
男2「ああ!」
____________________
こうして背後取りサバイバル訓練は開始となった。
-
- 87 : 2019/10/21(月) 00:25:01 :
- ここで中編は終わりです。
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