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短編 ヒストリア「エレンが好き。」

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  1. 1 : : 2019/08/12(月) 22:37:06
    注意

    ヒストリア視点で話が進みます。
    エレヒスです。
    キャラ崩壊注意です。
    読者が読みにくくなってしまうのでコメントに返信はしません。

    ご了承ください。
  2. 2 : : 2019/08/12(月) 22:38:10
    いつからだろう。私は、あなたを目の前にこんなにも胸が高鳴ってしまうようになったの。
  3. 3 : : 2019/08/12(月) 22:38:55
    「早く帰ろうぜ。ヒストリア。」

    荷造りをしている私に話しかけてくるあなた。

    「ひゃい!………うん。帰ろう。エレン。」

    エレンに気づかず、急に声をかけてくるからびっくりしちゃったじゃん。

    「ぷっ 何だよ今の声。」

    あーもう最悪。友達だと何とも思わないけど、よりによって私の愛する人、エレンに聞かれちゃったら死にたくなる。

    「いきなり声をかけるエレンが悪いんだよ?」

    少し低い声であなたに責任転嫁させるがエレンは太陽のように明るい笑顔でこう言った。

    「ははっ!悪かったよ。まっ、でも今の可愛かったぞ?」

    ニヤニヤしながら私の様子を窺ってくる。エレンのこういう人をからかう所は好きじゃない。

    「もぅ!早く帰ろ!」

    私が催促するとエレンも同様に言う。

    「そうだな。早く行こうぜ」

    今日も私はエレンとゆっくり話せると思うと嬉しく思った。もっと長く話したい、隣にいたい、顔を見ていたい、声を聞いていたい。そんな感情が私の中を駆け巡る。
  4. 4 : : 2019/08/12(月) 22:57:14
    「ねぇエレン。次の日曜日って暇かな?」

    もう私は片想いに飽きた。私はエレンからの想いが欲しい。エレンが欲しい。だから、私はこの片想いを終わらせる。

    「ん〜。次の日曜日か。予定を見て見ないと分からないな。家に着いたら連絡するよ。」

    「むぅ〜。今知りたいのに〜。」

    「悪かったよ。すぐに連絡入れるからさ。」

    私が不服そうな態度を表すとエレンは申し訳なさそうに謝罪をした。私は、こんなたわいもない話をエレンとするのが好きだ。

    「じゃあ、俺こっちだから。じゃあな。ヒストリア。」

    「うん。またね。」

    ここの分かれ道は嫌いだ。もうエレンと話せないと思うととてつもない寂しさが私を襲う。
  5. 5 : : 2019/08/12(月) 23:34:15
    「もっと話したい…」

    私のエレンエネルギーの充電が間に合わない…。愛しいよエレン…。そんな事を思っていたら、やっと家に着いた。

    「ただいま〜。って言っても誰もいないんだけどね。」

    なんて、寂しい独り言が響く。私の両親は仕事の都合で今は一緒に暮らしていない。

    しばらくして、晩御飯を作っていると携帯がなった。

    「エレンかな?」

    すぐにSNSアプリのRINEを立ち上げ確認した。

    【次の日曜日空いてるぞ。ヒストリアから誘ったってことはちゃんと計画してくれてるんだよな?】

    私はすぐに既読をつけ、画面上をスライドさせる。

    【あたりまえだよ〜!時間は10時にローゼ駅に集合ね!】

    【分かった。楽しみにしとくぜ。】

    【大船に乗ったつもりでいてね〜。完璧なデートプラン考えてるから!】

    その他の連絡も終わり、何かの臭いではっと気がつく。

    「あ、まだ料理の途中だった…。」

    キッチンから焦げ臭いにおいがする。

    「こ、焦げてる…。」

    食べた。にがい。萎えた。自分の頭の悪さに少し苛立たせながらも全部食べました。えらいっ!と自分で自分を褒める。まぁ、自業自得なんだけどね。ハハっ………ハハハ。
  6. 6 : : 2019/08/12(月) 23:35:25
    そして日曜日。

    「早く来すぎちゃった。」

    約束の時間は10時。今は、9時。そう。1時間早く来てしまったのだ。自分はどれだけエレンのことが好きなんだと思った。恋の力は凄い。

    「ねぇ。そこのかわいいお嬢ちゃん。俺と、遊ばない?」

    変なおじさんに絡まれた。私は直ぐに断る。

    「いえ、私は友達を待っているので。」

    「そんなこと言いじゃ〜ん。俺と楽しいことしようや。」

    しつこい人だな。少し強めに言った方がいいと思い、私は言った。

    「結構です。迷惑なのでやめてください。」

    「それが大人にする態度か?なぁ?嬢ちゃんよ〜。」

    もう一度私が口を開こうとした時、後ろから声がした。そう。私が愛おしいと思っている"あなた"の声

    「おい。やめろよ。その子が困ってるだろ。」

    私が振り返るとエレンがいた。私が待っている相手のエレンが。

    「はぁ?誰だよお前。」

    「その子が困ってるだろって言ってんだ。ロリコンおじさんはさっさと帰りな。」

    「威勢がいいガキじゃねぇか。」

    「あんたには負けるよ。はははっ」

    「てんめぇ!舐めてると殺すぞっ!」

    「エレン!危ない!」

    私が思わず叫んだ。するとエレンはこう言って笑った。

    「大丈夫、大丈夫。逃げる準備しとけよ。」

    おじさんがエレンに大振りの1発を放った。








    が、エレンは素早く懐に入り、腕を掴んだ。

    おじさんの体が宙を舞う。そして地面に叩きつけられた。

    「ぐっ。痛てぇ!」

    おじさんが仰向けになった。私が動けずにいると。エレンは私の手を掴んで走った。

    「逃げるぞ!ヒストリア!」

    何これ少女漫画みたいになってるぅぅぅぅ。
    私、今エレンと手を繋いでるぅぅぅううう。

    「大丈夫か?ヒストリア。」

    「はぁ…はぁ…。うん。大丈夫。ありがとう。エレン。」

    少し呼吸が乱れる。顔も赤くなった。……いろんな意味で。

    「ドタバタしちゃったけど、行こうか。」

    「うん。」
  7. 7 : : 2019/08/12(月) 23:36:44
    私たちが行くのは、遊園地。電車で大体1時間ぐらいの少し離れたところ。

    「俺、楽しみでさ、昨日あんまり寝れなかったぜ。ちょっと眠いかも。」

    「何それ。小学生じゃないんだから。」

    クスッと私が笑った。

    「でもさ。いつまでも子供の純粋な心でいてもいいと思うぜ。俺みたいにな。」

    確かに、一理ある。けど、最後の一言で台無しになってると思いながらも、私は同意した。

    「そうだね。」

    遊園地に着くと、エレンのテンションが急激に上がった。

    「うぉぉぉ!!久しぶりに来たぜ!遊園地!ヒストリア!早く行こうぜ!」

    子供みたいなエレン。とても可愛い。目の保養になり、私の疲れを一気に癒してくれる。

    「はいはい。恥ずかしいから少し落ち着いてね。エレンくん。」

    そう言うと、エレンが我に返って恥ずかしそうにこちらを見た。

    「そうだな。ごめん。久々だったから…。」

    「いいよ〜。可愛いエレンが見れて私はもう満足だからね〜。」

    私は満面の笑みをエレンに向けた。

    そして遊園地に入り、私達は時間を忘れて楽しんだ。

    「ジェットコースター行こうぜ!」

    「定番だよね!」

    __________________________________________


    「うぉぉぉぉぉぉ!風が気持ちいいぃぃぃ!」

    「ぎゃあああああああああ!!!」

    __________________________________________


    「次はお化け屋敷ね!」

    「え?まじ?」

    __________________________________________


    「あははは!エレン。怖がりすぎだよ。」

    「怖い怖い怖い怖い怖い…」

    __________________________________________

    そして最後に観覧車にのり、私は想いを伝えようと思った。
  8. 8 : : 2019/08/12(月) 23:37:50
    「今日は楽しかったな。ヒストリア。」

    「うん。ありがとうね。エレン。」

    「こちらこそ。」

    覚悟して乗ったつもりなのに、いざ告白するとなると、喉元まででかかった"好き"という言葉はなかなか出てこない。

    「なぁ。ヒストリア。」

    「何?エレン。」

    「俺とヒストリアが初めて会った時のこと、覚えてるか?」

    何の話をしているのだろう?

    「初めて会った時の…こと…?」

    「あぁ。俺が1人で昼飯を食べてる時にヒストリアが声をかけてくれたんだよ。」

    「そんなこともあったね。」

    「その頃から沢山話すようになったよな。話しているうちに、ヒストリアのことがもっともっと知りたくなって、もっと仲良くなりたいって思ってた。」

    「うん。」

    え?もしかして、エレンから…?

















    告白?

    「だからさ、俺はヒストリアに言いたいことがある。」

    私の鼓動が次第に早くなる。

    「な、何?勿体ぶらないで教えてよ。」

    頬が紅くなってるのが自分でわかった。それを隠すように窓の外を眺める。

    ちょうど観覧車の高さが1番になった時にエレンは口を開いた。

    「ヒストリア。俺はお前のことが、好きだ。俺と、こんな俺と、良ければ付き合って欲しい。」

    その言葉を聞いた途端、私の目から涙が溢れる。当然。返事は…。


    「はい。喜んで。私こそ、あなたの隣にいさせてください。」

    「お、おい。何泣いてんだよ。」

    「なんでって。嬉しくて。私もエレンのことが大好きだったから。」

    「ありがとうな。これから恋人としてよろしくな。」

    「こちらこそ。いっぱい甘えるから、覚悟してよね。」

    「あぁ。どんとこい、だ。」

    お父さん、お母さん。

    私は今、幸せです。一人暮らしで寂しいと思ったこともあったけれど、それ以上に今隣にいる彼が私に元気をわけてくれます。

    「愛してるよ…。私のエレン…。」


    「何か言ったか?」


    「なんでもないよ。さっ、帰ろう。」
  9. 9 : : 2019/08/12(月) 23:43:09
    後書き。

    無事に書き終わりましたね。

    最後まで読んでくれた人!ありがとうございます。
    こんな思いつきで学生書いたssが読まれているか分かりませんが、暇つぶしにでもなれば良いかなと思います。
    また僕のSSがあればその時はまたよろしくお願いします。

    今日はここで筆を置こうと思います。

    ありがとうございました。
  10. 10 : : 2019/08/13(火) 04:20:38
    ヒストリア可愛い(^q^)おつです
  11. 11 : : 2019/08/18(日) 21:44:15
    面白かったです。 少しその後が気になりました!
  12. 12 : : 2019/08/23(金) 14:47:18
    面白くないよ?頭大丈夫?
  13. 13 : : 2019/08/23(金) 14:48:24
    11
  14. 14 : : 2019/08/23(金) 21:22:28
    臭い文章
    時間の無駄
    過疎サイトで書いてもレベルが低すぎて成長につながらないので他のssサイトに行ってみては?

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NeKO1205

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