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赤松ちゃんは騙したい
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- 1 : 2019/07/30(火) 23:43:51 :
- [図書室]
最原「………」ペラッ…
ダダダダッ…
バンッ
赤松「最原くん!おはよう!」
最原「おはよう赤松さん、ドアはゆっくり開けようね。それと廊下は走っちゃダメだよ」
赤松「ねーねー最原くん聞いて聞いて!」
最原「ここは図書室だから静かにね。で、なに?」
赤松「私ね、彼氏ができたの!」
最原「ふーんそうおめでとう」
赤松「うん、ありがとう!」
最原「………」ペラッ…
赤松「わくわく」
最原「………」ペラッ…
赤松「…あれ?」
最原「どうかした?まだ僕に何か用でもあるの?」
赤松「それだけ?」
最原「それだけってなにが」
赤松「私に彼氏ができたんだよ?」
最原「それはさっき聞いたよ」
赤松「リアクション薄くない?もっとこう『僕の赤松さんに手を出した糞野郎はどこのどいつだブッ殺してやる!』とかないの?」
最原「女の子が糞野郎とかブッ殺すとか言わない」
赤松「嫉妬しないの?」
最原「いや特には」
赤松「あっれー?おっかしいなー…予定ではここで嫉妬に狂った最原くんが私に襲いかかって処女が散るはずなのに…」ブツブツ
最原「何をブツブツ言ってるの。あ、そうだ赤松さん」
赤松「なにっ嫉妬した!?」
最原「いやしてないけど。ねぇ赤松さん、その彼氏さんを僕に紹介してくれないかな」
赤松「え?」
最原「友人として挨拶でもしておこうかと思ってね、ダメかな?」
赤松「えっと…」
最原「無理にとは言わないよ。赤松さんと男である僕の仲がいいだなんて知られたら彼氏さんの機嫌を損ねるかもしれないしね」
赤松「そのぉ…紹介したくてもできないといいますか…」ユビツンツン
最原「ん?どうして?まさか彼氏ができたというのは嘘で、僕に嫉妬してほしいが為についた嘘とか言わないよね?」
赤松「ギクゥ」
赤松「そ、そそっ、そんな訳ないじゃん!いるもん!彼氏いるもんっ!」
最原「なら紹介してくれるよね」
赤松「あぅ…」
最原「どうなの赤松さん」
赤松「ぅっ…うわぁん!最原くんのばかーっ!おたんこなすーっ!」
赤松「絶対に嫉妬させてやるんだからーっ!!」ダダダダッ
ウワァァァン…
最原「赤松さんはかわいいなぁ。僕に嫉妬してほしくて一生懸命ついた嘘も、僕が全然嫉妬してくれなくてシュンとする表情も、あっさり嘘を見破られて泣きながら走り去る姿も、全部かわいい」
最原「はぁー好き、赤松さん」
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- 2 : 2019/08/01(木) 00:22:33 :
- [最原の部屋]
最原「ふわぁ…」ノビー
カチッ…カチャカチャ…カチンッ
バンッ
赤松「朝だよ最原くん起きて!」
最原「おはよう赤松さん朝から元気だね。どうやってドアを開けたの?鍵はキチンとかけてたはずなんだけど」
赤松「ピッキングだよ!」
最原「器用だね。それで、こんな朝早くから僕の部屋を訪れるなんて何かあったの?」
赤松「ねーねー最原くん聞いて!」
最原「そんな耳元で叫ばなくても聞こえてるよ」
赤松「私結婚するんだ!」
最原「あっそうおめでとう」
赤松「うんっありがとー!」
最原「ふわぁぁぁ…」
赤松「どきどき」
最原「2度寝でもしようかな」
赤松「…あれ?それだけ?」
最原「うん?まだ何か?僕これから2度寝するから部屋から出てくれると嬉しいんだけど」
赤松「私結婚するんだよ?」
最原「らしいね」
赤松「もっとこう何か言うこととかないの?『結婚するのか…僕以外の男と…』みたいなさぁ」
最原「いやまったく」
赤松「あっるぇー?予想ではここで最原くんが私を無理矢理連れ出して愛の逃避行が始まるはずなんだけどなぁ…」ブツブツ
最原「あ、そうだ赤松さんに聞きたいことがあるんだけど」
赤松「なにっ?膜はあるよ!」
最原「結婚相手は昨日話しをしてた彼氏さんってことでいいんだよね」
赤松「え?彼氏?」
最原「…まさか自分で考えた嘘彼氏の設定を忘れたの?」
赤松「え、あっ!そ、そうそう昨日最原くんに話した彼氏にプロポーズされちゃってさーいきなりすぎて驚いちゃったよーあはは!嘘じゃないもん!設定とかじゃないもん!いますーリアル彼氏いますぅ」
最原「その彼氏さんとの結婚式には僕も招待してくれるのかな」
赤松「招待というか…私は最原くんと結婚したいんだけどね…///」ゴニョゴニョ
最原「式はいつ挙げるの?」
赤松「え?えっと…あ、明後日…?とか」
最原「またずいぶんと急だね」
赤松「う、うん。彼氏がせっかちだから」
最原「式場は?」
赤松「えーっと…」
最原「そういえば招待状が届いてないね。ちゃんと送ってくれた?」
赤松「うっ…あっ…」
最原「式は何時から?ほら赤松さん教えてくれないと僕は結婚式に参加できないよ。大切なクラスメートの結婚式に参加できなかったとしたら申し訳なさずぎて僕は泣いちゃうだろうなぁ」
赤松「………」
赤松「うわぁん!」
赤松「最原くんのばかーっ!いじわるーっ!」
赤松「最原くんには私のウエディング姿を隣で見てもらうんだからーっ!」ダダダダダッ
ウワァァァン…
最原「言われなくても赤松さんの隣は誰にも渡すつもりはないけどね」
最原「あーペロペロしたい」
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- 3 : 2019/08/02(金) 22:46:11 :
- 赤松「ねぇねぇ最原くん聞いてよー!」
最原「………」
赤松「私ね、妊娠したんだよっ」
最原「………」
赤松「お医者さんに診てもらったら3ヶ月だって!」
最原「………」
赤松「私がママになるなんて信じられないよ…///」サスサス
最原「………」
赤松「…あれ?聞いてる?」
最原「………」
赤松「おーい最原くーん。あっ!もしかして嫉妬してくれた!?ショックのあまり昇天したの!?やったー!最原くんが嫉妬に狂ってくれたよーっ!わーいわーいあははー!」クルクル
ガシッ
赤松「ふへ?」
最原「ついにこの時がきた。さぁ行こうか赤松さん」グイグイ
赤松「わわっ!ちょっと最原くんそんなに強く引っ張らないでよー。行くってどこに行くの?」
最原「それはもちろん」
最原「産婦人科だよ」
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- 4 : 2019/08/10(土) 23:38:46 :
- [産婦人科]
最原「3ヶ月だったね」
赤松「…3ヶ月だったね」
最原「おめでとう赤松さんこれでキミはママだよ」パチパチ
赤松「う、うんありがとう…」
最原「あれ、浮かない顔だね。さっきまであんなに嬉しそうだったのにどうしたの?」
赤松「いや、その、えーっと」
赤松「な、何て言えばいいのかな、展開が急すぎて頭が追いついてないっていうか、こんなパターンは想定してなかったというか、妊娠は最原くんを嫉妬させる為についた嘘のはずなのに私のお腹に本当の赤ちゃんが居るとか父親は誰なんだろう心当たりないなーとか最原くん以外の男の人の赤ちゃんだったらどうしよう最原くんを裏切っちゃったとかそんなことがさっきから頭の中でグルグルしてて…して………て………」
赤松「ぅっ…ごめっ…ごめんなさい…私…最原くんの子じゃない赤ちゃん…妊娠しちゃった…!なんで…どうして…最原くんの赤ちゃんしか産みたくないのに…!」ポロポロ
赤松「やだ…やだよぉ…最原くん以外の男の人の赤ちゃんなんて…産みたく…ないよぉ…」ポタッ…ポタッ…
赤松「うわぁぁぁん…」
最原「え、いや?何を勘違いしてるのか知らないけど赤松さんを孕ませたのは僕だよ?」
赤松「ふぐっ…ひぐっ…」グスグス
赤松「……………はい?」
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- 5 : 2019/08/16(金) 22:39:37 :
- 最原「いやぁ苦労したよ赤松さんに気づかれないように種付けするのは。今回僕が密かに赤松さんの子宮を征服する為に用いた手法が睡眠薬で眠らせてこっそり中出しするって方法なんだけどいやぁこれが本当に大変でさぁ、何が1番大変だったかって投入する睡眠薬の量とタイミングなんだよね」
最原「毎日の夕食に遅効性の睡眠薬を混ぜて、食事を終えた赤松さんが部屋に戻って1人になる瞬間に眠気がくるように睡眠薬の量と投入するタイミングを調節するのがねぇ、大変だったんですよこれが、えぇ、えぇ」シミジミ
最原「何せ大勢の人が集まる食堂での睡眠薬投入だからさ、早く効果が出すぎてみんなの前で赤松さんが昏睡したら事だからね。細心の注意をはらって睡眠薬を入れさせてもらったよ」
最原「それさえクリアすれば後はもう赤松さんを手に入れたも同然。赤松さんが目を覚ますまでの間ひたすら子宮を僕の精子で満たしてあげたよ」
最原「そうした苦労のかいもあって今回こうして無事赤松さんを孕ませることに成功したってわけ。どう?驚いた?」
赤松「( ゚□゚)」
最原「フフッ驚きすぎて口をポカーンとしてる赤松さんもかわいいなぁ。それじゃあ今のうち仕上げをすませちゃおうか」
最原「赤松さん左手を借りるね」スッ…
【赤松の左手薬指で光り輝く指輪】
最原「うん、ぴったり。事前にサイズを測っておいて良かった。これも赤松さんが眠っている隙に調べておいたんだよ」
最原「赤松さん、僕と結婚してください」
赤松「……………はっ!」
最原「返事はOKということで早速婚姻届を役所に提出しに行こうか」
赤松「ちょちょちょちょっと待って最原くん!」
最原「なに?」
赤松「結婚なんてできないよ!」
最原「どうして?」
赤松「だって」
赤松「まだ赤ちゃんの名前を決めてないし新婚旅行の行き先だって決まってないしそもそもご両親への挨拶も済ませてないというかこれからどこに住めばいいのかとか私としては最原くんと一緒ならどこでもいいけど子供はラグビーチームを作れるくらい欲しいなぁきっと最原くんに似て聡明な子が産まれるよっていうか私も最原姓になるんだから終一くん呼びにしないとだねそれともあなたがいいかな思いきって呼び捨てもアリかなぁなんてとにかく!」
赤松「結婚は早すぎるよ!!」
最原「そこまで考えてるならむしろ準備万端だよね」
―END―
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- 6 : 2019/08/16(金) 22:40:22 :
- これで終わりです。
赤松がアホの子になってしまった。
ありがとうございました。
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- 7 : 2019/08/17(土) 02:32:58 :
- 乙でした
普通に性犯罪者の所業なのに、相手も変態レベルに惚れ込んでるから何の問題もなくなる
相変わらず、穴のない理論による完璧な最赤だ……素晴らしい
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- 8 : 2019/08/17(土) 04:14:10 :
- 最近投稿頻度が落ちているようで心配です
急かすつもりは無いのですが、やはりネタ考えるの難しかったりするんですか?
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- 9 : 2019/08/17(土) 07:12:33 :
- お疲れ様です。
こうしてこずえちゃんが産まれてくるのかいい話だな~。
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- 10 : 2019/08/17(土) 07:30:29 :
- お疲れ様です。
このSSは以前投稿されてて後で削除されてましたが、今度は完成できて良かったです。
最原はそこまで変態なら赤松がどれ程の変態になろうとも喜んで受け入れるはず
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- 11 : 2019/08/17(土) 09:43:36 :
- お疲れ様です。相変わらず鬼畜の所業の最原
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- 12 : 2019/08/18(日) 23:04:12 :
- ※7
ありがとうございます。変態の変態による変態同士のラブコメ?でした。
※8
書きたいネタはまだまだ沢山ありますので難しいとか困ってるとかは特にないですね。
最近更新頻度が落ちてることにつきましては申し訳ありません。なんとかあげていけるようにします。
※9
いい話なんですかね…?
※10
しょっちゅうスレを建てたり消したりしてすいません。せっかくスレを建てても気分がのらないと消すことがあるんです。
※11
調べれば他にも余罪はわんさかありそうだ
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- 13 : 2019/08/26(月) 17:29:31 :
- エルファバさーん、お薬シリーズ書いてくださぁい!ストレートに媚薬で茶柱さんの堕ちたおまんこ顔とか風邪にする薬で上気した霧切さんの表情&荒い呼吸とかその他色々etcを書きやがれろよ下さあああああい!俺達にもっと興奮を!幸福を!!
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- 14 : 2019/08/26(月) 17:30:53 :
- 失礼しました、性癖が出てしまいました(熱盛風)
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- 15 : 2019/08/27(火) 22:29:28 :
- 欲望が駄々漏れ過ぎるよキミィ…
お薬シリーズはいずれやると思います媚薬にするかはわかりませんが
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- 16 : 2019/09/03(火) 17:11:45 :
- あ、後忌村製薬なら性転換薬も作れますよね?(ちーたんの腕ガシッ)
不二咲「」
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- 17 : 2019/10/19(土) 04:02:25 :
- やっぱりエルファバさんの最赤えぇわ~!
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- 18 : 2020/10/26(月) 22:58:41 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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- 19 : 2020/11/16(月) 22:57:09 :
- 反省しているなら僕は逃げないで一ユーザーとして見守って欲しいと思います(偉そうにすみません)
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- この作品はシリーズ作品です
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