このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
エレン「魔王なのに第二期が始まった。頼む誰か助けて」
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- 1 : 2019/07/15(月) 09:22:57 :
- エレン「魔王なのに人間界に迷って帰れなくなった。頼む誰か助けて」
http://www.ssnote.net/archives/79701
エレン「魔王なのに全世界を救うことになった。頼む誰か助けて」
http://www.ssnote.net/archives/79977
↑前作です。こちらからどうぞ。
アルミン「引っ越し先の田舎村が異常に凄かった件.......」
http://www.ssnote.net/archives/79936
エレン「千年間の空虚と、孤独の館」
http://www.ssnote.net/archives/80177
↑別作です!(さりげなく宣伝)
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あの日から、既に一ヶ月。
魔王、そして仲間達は今、何をしているのでしょうか。
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- 2 : 2019/07/15(月) 09:37:34 :
- エレン「新年」
エレン「明けまして」
エレン「おめでとうごz───
ファーラン「おいっ!」シュッ!!(蹴)
エレン「げふうっ!」
ドカァァァンッ!!
ファーラン「何やってるんだこんな時に!」
エレン「まぁまぁ......それよりさ、盗賊団まだ捕まえられないのか?」
ファーラン「......色々言いたいが、まだ捕まっていない。逃げ足は速いんだよな、アイツら」
エレン「ふぅん」ポリポリ
ファーラン(また何か食ってるな......)
エレン「そうだ、俺と幹部全員で攻めに行こう!そうしよう!」
ファーラン「その間に城と街が攻められたら終わりだろうが......」
エレン「はあ......じゃあさ、誰か行かせるか?」
ファーラン「根城は解っているのか?」
エレン「まあ予想だけど」
ファーラン「誰に行ってもらう?」
エレン「......イザベルかな。うん。強さも申し分ない」
ファーラン「......止めておけ、盗賊団が可哀想だ」
エレン「あれくらいの制裁を与えなければ、奴等も懲りないさ」
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- 3 : 2019/07/15(月) 19:15:25 :
- 前回で基本的に終わりと言ったな、あれは嘘d((殴
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イザベル「りょーかい」
エレン「サンキュ」
イザベル「要は全員焼けばいいんだろ?」
エレン「死なない程度にな」
イザベル「んじゃ、行ってくる」スタスタ
「あの......」
エレン「どうしたモブキャラC」
モブキャラC「あの、イザベル様お一人で大丈夫なんでしょうか.......あ、いえ、実力を疑ってる訳ではありません」
エレン「......大丈夫大丈夫。アイツはな」ニヤッ
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イザベル「」スタスタ
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エレン「魔界でもかなりの強者、嘗 てはそのスキル、『炎獄の堕天使 』とはアイツを指している、と言われた程だからな」
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- 4 : 2019/07/15(月) 23:36:57 :
- 期待!
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- 5 : 2019/07/16(火) 17:08:01 :
- >>4 期待&お気に入りありがとうございます!m(_ _)m
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- 6 : 2019/07/16(火) 17:08:58 :
- リアタイ(まさかの)
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- 7 : 2019/07/16(火) 17:10:38 :
- >>6 うおう.....
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- 8 : 2019/07/16(火) 17:33:56 :
- ~洞窟内部~
イザベル「」スタスタ
イザベル「!」ザッ!!
シーーン
イザベル(......視線を感じるな)
イザベル「おい、出てこいよ、誰か知らないが」
ザザッ
盗賊A「気付いてやがったか......」
盗賊B「ボス、どうしやす?」
大盗賊「......お前は何者だ?」
イザベル「何、魔王の命でお前らを───
イザベル「火傷させるだけさ」ズズズッ....!!
大盗賊「殺れっ!!」
ザザッ!!
盗賊A「うらっ!!」ブンッ!!(剣)
イザベル「お前らに恐怖を与えよう!」ニヤッ
イザベル「【炎獄の堕天使 】!」
バァァァァァンッ!!
盗賊A「っ!」サッ
ドロッ
盗賊A(剣が溶けている!?)
盗賊E「一旦離れろ!スキル持ちだ!」ザッ
イザベル「【灼熱球 】!!」ギュゥゥゥゥンッ!!
ダァァァンッ!!
盗賊C「ちっ!」バッ!!
大盗賊「あれに当たれば死ぬぞ!」バッ!!
ズドォォォォンッ!!
ドロッ...!!(石の壁が溶ける)
イザベル「行くぞ」バァァァンッ!!(右腕に炎)
イザベル「」ダッ!!
盗賊D「速───
ドゴォッ!!(殴)
盗賊D「ぐふうっ!!」ズザッ ザザザザァァァ!!
盗賊F「お、おい!大丈......」
盗賊D「熱い!熱いぃぃ!!」ゴロゴロ
盗賊F(服が燃えている!?)
イザベル「......こうやって一匹ずつ倒すのは面倒だな。仕方ねえや」
ズズッ
バァァァァァンッ!!!
盗賊A「......お、おいぃ」
盗賊B「嘘、だろ?」
大盗賊「......っ!!」
ボォォォォッ...!!
盗賊C「赤、い、悪魔だ......悪魔だぁぁぁっ!!」
ドシンッ!!(巨大な脚)
ズズッ!!(巨大な腕)
ボォォッ!!(燃えている角)
ズズォォッ!!(約7mの体躯)
イザベル「......久し振りダナ、イフリート は」
ボゥッ!!
イザベル「さァ、さサッと殺ってシマおウか」ボォォォォォッ...!!
-
- 9 : 2019/07/16(火) 18:00:27 :
- イザベル「来いヨ」
盗賊F「ひっ、うっ、うわああああああっ!!」ダッ!!
イザベル「」ブンッ!!(腕)
ズザアァァァァッ!!(地面に亀裂)
盗賊F「うああっ!!」
ボォォォォッ!!
盗賊C「喰らえっ!」ダッ!!
イザベル(後ろかッ!)ブオンッ!!(尻尾であしらう)
バァァァンッ!!
盗賊C「うあっ!!」ヒュッ
イザベル「喰らエ」ボォォォォッ...!!(ブレス)
盗賊C「熱いっ!!熱いっ!!」
イザベル「【新・灼熱球 】」ギュゥゥゥゥンッ!!! バチバチッ!!バチバチッ!!
ダアァァァァンッ!!(大盗賊へ向かう)
大盗賊「何っ!」
盗賊A「ボスっ!」バッ!!
ズダァァァァァァァンッ!!
盗賊A「」ボウボウッ...
バタッ
イザベル「やバいな、死ンだか?」
盗賊B「てめええええっ!!」バッ!!
イザベル「あーハイハいッ!」ブンッ!!(腕)
ズザアァァァァッ!!(亀裂)
盗賊B「」ヒュッ
ゴォォンッ!!(天井に直撃)
ドサッ
盗賊E「う、うおおおおっ!!」ダッ!!
イザベル「後ろカラか」クルッ
ザクッ!!(尻尾に剣)
大盗賊「くっ!」
イザベル「ちッ!......目障リだ!」ブオンッ!!(尻尾)
ドゴォッ!!
大盗賊「ぐうっ!!」ザザッ!!
盗賊E「うおおおあああああっ!!」ダダダッ!!
ブンッ!!(腕)
ドカァァァァァァンッ!!
盗賊E「ぐあっ!」バタッ
イザベル「サテ、とドメと行こウカ?」クルッ
大盗賊「喰らええええっ!!」ダッ!!
イザベル「......」ニヤッ
イザベル「【解爆 】」
ズダァァァァァァァンッ!!(爆発)
ボォォォォォォォォッ....!!
メラメラッ ボォォォッ...!!
イザベル「よいしょっ.......って、うわっ、めっちゃ燃えてる!」スタッ
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エレン「お疲れ様、だな」
イザベル「悪 い、二人くらい死んじまった......」
エレン「大丈夫、お前がイフリートを使うのも、その【解爆 】を使うのも予測していた。死人もこのくらい出るかな、って」
イザベル「......恐ろしい奴め」
ソレヨリ、ヒサビサノイフリートハドウダッタ? ワルクハナカッタナ。
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- 10 : 2019/07/16(火) 20:22:39 :
- ~蹂躙劇から一夜明けて~
エレン「......ちぇっ」
サシャ「どうしました?」
コニー「何かあったのか?」
エレン「......昨日イザベルが蹂躙した盗賊団だが、見ろよこれ。奴等の調査記録の、ここだ」ペラッ
『一月ほど前、上(盗賊の中の頂点に立つ者)から独立を命じられ、今回の盗賊団が出来上がった』
コニー「って、これ......」
サシャ「盗賊の長的存在が居るんですか!?」
エレン「だろうな。盗賊界───そんな社会今作ったが───にも、やっぱり上下があるんだな。このボスを消さなきゃ、盗賊はどんどん出てくる」
コニー「今すぐは厳しいのか?」
エレン「無理だ。元々本拠地が判らない。大盗賊の奴にも訊いたらしいが、拠点は沢山あり、余程ボスに近い奴じゃないと判らない、らしいな」
サシャ「じゃあ、早く特定しないとですね」
エレン「ああ」
ガチャッ
「失礼します!」
エレン「何だ、モブキャラP?」
モブキャラP「ファーラン様がお呼びで......(名前はもう突っ込まぬ)」
エレン「どこに居るんだ?」
モブキャラP「執務室かと」
エレン「ほーい」スタスタ
ガチャッ
エレン「あ、ファーラン」
ファーラン「来たか」
エレン「何の用だ?」
ファーラン「今、スラムで暴力団による大規模な暴動が起こっている」
エレン「ああー、確か、スキル持つ奴が居るんだっけ?前に訊いた情報からだと」
ファーラン「......行くか?」
エレン「勿論!」
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- 11 : 2019/07/16(火) 20:41:10 :
- ~蛇足~
エレン・イェーガー(16)
スキル【狂気の威圧】【能力壊滅 】【魔界の王の物語】
······魔界の王。よくただの餓鬼に見られるが、スキルの多さなど実力は異様。ただし少々奔放な性格。
イザベル・マグノリア(16)
スキル【炎獄の堕天使 】
······魔界でもかなりの実力を誇る。嘗 てイザベルはそのスキル名、『炎獄の堕天使 』と呼ばれていた程の強者。
ファーラン・チャーチ(16)
スキル【重力操作 】
······魔界の頭脳役。奔放なエレンをよく吹っ飛ばすが、渋々ながら手伝いをしたりと根は優しい。
ミーナ・カロライナ(16)
スキル【人形操作】
······嘗て賊の一味だった。そのスキルを知ったエレンに仲間に誘われ、現在よくイザベルをからかっている。因みにからかっても嫌われたり憎まれたりしないのが凄いと言える。
コニー・スプリンガー(16)
スキル【砂骸】
······砂を操るスキルを持つ。サシャとは仲が割りと良く、よく馬鹿なことを共にして楽しんでいたりもする。
サシャ・ブラウス(16)
スキル【悪食の暴食王 】
······特にコニーとは仲が良い。スキルの暴食王 は大食いだが、実際彼女の方も大食いである。
ユミル(16)
スキル【影殺】
······影を操る事が出来る。尚、影は濃ければ濃い程強い。ファーランと同じく根は優しい。
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- 12 : 2019/07/17(水) 17:24:38 :
- ~スラム地区上空~
ビュゥゥゥゥゥゥゥンッ!!(【飛翔 】)
ワーワー!! ガシャァンッ!!
エレン「うわっ、ヤバいなこれ」
ファーラン「降りるぞ!」ヒュゥゥゥ...
エレン「ああ!」ヒュゥゥゥ...
スタッ!!スタッ!!
ガシャァンッ!! タスケテ-!!
エレン「行くぞ、さっさと鎮圧してしまおう」ダッ!!
ファーラン「スキル所持者には気を付けろ!」ダッ!!
暴漢A「金を寄越せえええっ!!」ブンッ!!(ナイフ)
ファーラン「【重力操作 】!」ズンッ!!
ヒョイッ!!
暴漢A「あっ?ナイフg
ドゴォッ!!(蹴)
暴漢A「ぐはあっ!」ドサッ
暴漢B「おい、アイツやられたぞ!」
暴漢C「武器をくれ!」
暴漢E「【武器生成 】!」シュンッ!!
暴漢E「ほらよっ!」ヒョイッ
暴漢B.「」パシッ(剣)
暴漢C「」パシッ(鎚)
暴漢D「ありが......って爆弾!?」パシッ(爆弾)
暴漢B「行くぞ!」ダッ!!
暴漢C「死ね!」ダッ!!
暴漢D「え、ちょっ、危、喰らえぇぇ!!」ブンッ!!(投)
ファーラン「こっちに集中攻撃だぞ!」
エレン「都合が好い!纏 めて倒す!」
エレン「【連鎖化魔王の制裁 】!」ズズッ!!
ズダァァンッ!!(X 状に攻撃)
ズダァァンズダァァンッ!!(連鎖)
ボッ
ドカァァァァァンッ!!(爆弾が爆発)
暴漢C「ぎょっ!!」
暴漢B「ぐふっ!」
ドサッ ドサッ
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- 13 : 2019/07/17(水) 19:54:13 :
- おっと記載忘れてた。せーの、どん!↓
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*城下街探索記 #2*
暴漢E「クソっ、中々手強いな......!」
暴漢F「俺が行く!」
暴漢F「スキル、【冰虎 】!」ヒュゥゥゥ...
カチカチッ、カチッ!!
ファーラン「おいエレン、頼んだ」
エレン「ほいほい」スタスタ
冰虎「グァァァァァァッ!!」ダッ!!
エレン「んじゃ、さっさと戻ろうか」スッ
ピタッ
サァァァァァ...!!
暴漢F「なぁっ───!!」
ファーラン「」ヒュッ!!
ドカァァァンッ!!(殴)
暴漢F「ぐうっ!」
ズドォォォォォンッ!!
暴漢F「」ガクッ
暴漢G「うおおおおっ!」ダダダッ!!
暴漢H 暴漢I 暴漢J 暴漢K「おおおおおおっ!!」ダダダッ!!
エレン「どんどん湧き出てきやがる!」
ファーラン「三人は任せろ!」ダッ!!
エレン「解った!」ダッ!!
ファーラン「喰らえっ!」ズンッ!!
暴漢G「うおっ!」バタッ
シュッ!!(蹴)
ドゴォッ!!
暴漢H「喰らえええっ!!」ブオンッ!!(鎚)
ファーラン「甘い!」ズンッ!!
暴漢H「動かないっ!?」ググッ...!!
暴漢I「今だ!」ブンッ!!(剣)
ファーラン「」サッ(回避)
ファーラン「」ブンッ!!(殴)
ドカァッ!!
暴漢I「ぐふっ!」
暴漢H「動か───
ファーラン「らっ!!」シュッ!!(蹴)
ドカァァァンッ!!
暴漢H「ぐっ......」ガクッ
暴漢J「死ねえっ!!」ブンッ!!(殴)
エレン「よっ」サッ!(しゃがむ)
エレン「甘い甘い!」シュッ!!(足払い)
暴漢J「うげあっ!?」グルッ!!
暴漢K「うおらあああっ!!」ブンッ!!(鉄パイプ)
エレン「っと」バッ!!
暴漢J「クソっ!」ガシッ(鉄パイプ)
暴漢K「喰らえっ!」ブンッ!!
エレン「」パシッ
暴漢K「!」
エレン「とりゃっ!」グリンッ!!
暴漢K「うおおおあああっ!?」ドサッ!!
エレン「」シュッ!!(蹴)
ドゴォッ!!
暴漢K「」ヒュッ!!
暴漢J「ちょっ、俺の方に───
ドサァァァッ!!
ファーラン「片付いたな」
エレン「いや、まだ居るな、ほら」チラッ
暴漢E「あ、う、うあああっ......!」ビクッ
ファーラン「おいっ、まだ他にも居るんだろ?」
暴漢E「い、居るが、も、もう、てて撤退した!」
ファーラン「......だとよ。どうするエレン」
エレン「いっそのこと潰そうか?だけどまあ、もし攻めるなら幹部全員で行きたいよな。まだいい」
暴漢E「ま待て、お前ら、な、何者なんだ、よ!」
エレン「うーん......まあ、仮名として、<狩人>とでも言っておこうかな」
ファーラン「鳥肌」
エレン「ちょっと黙ろうな」
暴漢E「」タッタッタッ
エレン「あ、逃げた」
その後、<狩人>の名が暴力団関係者の中で広がったのは言うまでもない。
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- 14 : 2019/07/18(木) 14:51:54 :
- ~天界~
フリーダ「......」
シュンッ!!
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『寒い......』
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『水が......!?』
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『おい、ヤバいぞ!アイツ、まさか......!!』
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『全部っ、凍れ!凍ってしまえ!』
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『ウァォォォォォォォン!!!』
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シュンッ!!
フリーダ「......何かしら起こるみたいね」
・・・・
フリーダ「貴方は次の災厄も......止めれるのかしら?」
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- 15 : 2019/07/18(木) 22:20:59 :
- ~魔界 とある街~
「ねえ」
「何だ?ペトラ」
ペトラ「......何か急に、寒くなった気がしない?」
「......そう言われれば、そう、だな」
ヒュゥゥゥゥゥ......!!
「って、寒っ!」
ペトラ「ちょっ、エルド、あれっ!!」
エルド「あれ?」
カチカチ...カチカチ...
エルド「何だこれ......木が、凍ってるのか!?」
「おい!」タッタッタッ
エルド「グンタ、オルオ!」
グンタ「説明は後だ、兎に角逃げろ!!」
ペトラ「どういうこと?」
オルオ「ヤバい、来たぞ!」バッ!!
ペトラ「」チラッ
ペトラ「───っ!?」
カチカチカチカチッ...!!
カチカチカチカチカチカチカチッ...
住民「」(凍結)
ペトラ「凍っている!?」
グンタ「逃げろ!あれに触れると凍っちまう!」ダッ!!
「凍えてしまえ」ボソッ
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- 16 : 2019/07/20(土) 19:38:55 :
- イザベル「報告によるとさ」
ファーラン「......」
イザベル「街は全部凍結、死者も出ているだろうな」
エレン「んで、街を隅から隅まで凍らせて漸く凍るのが止まった、ってことか......」
ファーラン「......ここ最近、妙なことが起きてるな」
イザベル「......ああ。でもまあ」
イザベル「俺達や幹部達なら、世界が砕けようと、問題ないさ!」
ファーラン「......はっ」クスッ
エレン「よしっ、ちゃっちゃと元凶吹っ飛ばして、また宴会 でも開くか。災厄事件 の後の時のようにな!」
ファーラン「じゃあ捜査範囲を更に広めるぞ」
エレン「頼む!」
バタンッ
イザベル「......俺は何をすればいいんだ?」
エレン「......奴は恐らく氷使い。お前は炎。出来れば戦いには出したくないが、戦うとなったらお前が有利だ。一応戦いに備えておいてくれ」
イザベル「......一応言っとくが俺もう餓鬼じゃねえからな!?」
エレン「悪い悪い!......ありがとな」クスッ
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- 17 : 2019/07/21(日) 15:01:36 :
- カチカチ...カチカチ...!!
「......哀れだよ、本当に」
「お、おお、おいお前!」
「......何か?」クルッ
「お前が、『氷の災厄』なのか!?」
「へえ、そんな渾名があったんだ。多分正解だ」
「お前を殺せば、俺らは金を得れるんだ!死んでくれ!」
「......嫌だよ」カチカチッ...
「【白蛆 】」
ズズズズズズッ...!!!
「コノ姿ヲ見テモ、君ハ平静ヲ保ッテイラレルカイ?」
「う、うっ、うあああああああああああっ!!!」
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- 18 : 2019/07/21(日) 22:49:18 :
- ルリム・シャイコースの姿については検索すれば判ります。
割りと茹でた茄子は好きなんです。何か好きなんです。
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ズズズズズズッ...!!!
エレン「」ガバッ!!
ファーラン「何の音だ?」
エレン「......見てみろ、ファーラン」
エレン「捜してた奴は向こうから寄ってきたようだぞ」
「......」ビュゥゥゥン(掌に氷の竜巻)
バァァンッ!!
カチカチカチカチ...!!
「......来たね」
エレン「」ザッ
ファーラン「お前は誰だ」
「......僕はマルコ。この世界を凍らせに来た」
~天界~
コンコン
フリーダ「入って」
赤仮面の少女「おっじゃま~!」
フリーダ「!」
赤仮面の少女「いやあ、広いね、流石天王の部屋だ!」
フリーダ「......どうやって警備を抜けたの?」
赤仮面の少女「グリッて殺ったら動かなくなっちゃった☆」
フリーダ「そう」
赤仮面の少女「あれ?随分余裕だね」
~人間界~
コンコン
リヴァイ「......誰だ」
ガチャッ
青仮面の少年「ここですか」
黒仮面の少年「......お邪魔」ボソッ
リヴァイ「......誰だ、てめぇら」
~魔界~
白仮面の少女「~♪」
「......マルコは死ぬだろうな」
白仮面の少女「そうかな?だって彼、結構強いよ?」
「無理だ。あの魔界軍に一人で突っ込むのなら、勝ち目は無い」
-
- 19 : 2019/07/22(月) 00:28:24 :
- なんていうか、見る度に文が進化してるね…!
頑張って! 期待してます。
-
- 20 : 2019/07/22(月) 10:16:43 :
- >>19 えっΣ(°Д°)進化しているんですか!?
自覚無かったんですけど......(笑)
期待ありがとうございます!
-
- 21 : 2019/07/22(月) 11:39:41 :
- エレン「イザベル、幹部全員連れてきてくれ」
イザベル「全員!?」
エレン「あれは......ミカサに匹敵する化け物だ」
ファーラン「さっさと───散れっ!!」ダッ!!
マルコ「」カチカチッ...
マルコ「喰らえっ!」バァァンッ!!(氷の波動)
ファーラン「!」ズザァァッ!!(スライディング)
マルコ「」ズズズッ...
ズボッ!!(地面から氷の槍)
ブシャッ!!
ファーラン「ぐっ......!」
エレン「」ダッ!!
エレン「【爆裂 】」
ズドォォォォォンッ!!
マルコ「っ!」
エレン「」ピョンッ!
バキィッ!!(氷を蹴る)
ファーラン「助かった!」スタッ
ファーラン「【重力操作 】!」ズンッ!!
マルコ「!」バタンッ!!
エレン「」ダッ!!
ズドォォォォォンッ!!(蹴)
マルコ「くう......っ!!」
「連れてきたぞ!」
エレン「イザベル!」
マルコ「ぐっ......ああ、そうか......なら、もう.....全部っ、凍れ!凍ってしまえ!」
マルコ「【白蛆 】!」ズズズズズズッ...!!!
コニー「......おい」
ミーナ「何あれ、気持ち悪い!」
マルコ「絶望ヲ見ロ!狼狽エ、そして凍レ!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「極寒の地に住むものあり。何びとも息できぬ場所に息するものあり。こののち、『彼』は人間の島や街に現れ白き死なる風をもたらすなり、『彼』の棲みかにてまどろめる風を」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
-
- 22 : 2019/07/22(月) 13:28:18 :
- ルリム・シャイコース···巨大な白蛆。目は赤い小球があり、血のような物が流れている。巨大な氷山「イイーキルス」に鎮座しており、そこから出る光に当たると炎でも溶けない氷で凍ってしまう。
─────────────────────────────────────────────
~天界~
フリーダ「何しに来たの?」
・・
赤仮面の少女「魔王と関わりのある奴をねっ、全員殺すんだ☆」
フリーダ「......貴方と関わると、面倒な事が次々と起こるわね」
赤仮面の少女「ん?」
フリーダ「来てもらって何だけど、取り敢えず黙ろうか」ニコッ
ズズズズズッ......!!(赤い触手)
赤仮面の少女「ぅ...!?」
~人間界~
青仮面の少年「貴方に知る義務も権利もありません。すぐ死んでくれれば幸いです」
黒仮面の少年「......何すればいい」
・・・
青仮面の少年「そうですね......訓練所を頼みますよ」
バンッ!!(扉を開ける)
黒仮面の少年「......」スタスタ
青仮面の少年「彼は無口で無愛想ですが、実力は我々四人の中でも一、二を争うんですよね」
ズオッ!!
ドカァンッ!!(蹴)
青仮面の少年「うおっ......流石に失礼ですよ、いきなり蹴るのは」グググ...
リヴァイ「ちっ!」バッ!!
~魔界~
白仮面の少女「おーおー、やってるね」
白仮面の少女(さて、どうやって滅そうかな♪)
─────────────────────────────────────────────
マルコ「イイーキルス!」
エレン(奴が鎮座している氷山......)
ギュゥゥン
ピカァッ!!
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチッ!!
エレン「!!」
イザベル「おい!あの光に当たると、凍っちまうぞ!」
マルコ「凍レ凍レ凍レ凍レエエエッ!!」ピカァッ!!
カチカチカチカチカチカチカチカチッ!!
コニー「【砂骸】!」ズザァッ!!(砂の壁)
ピカァッ!!
カチカチッ!!
コニー「うおっ、何だこれ!?本当に氷かよっ!?」
ユミル「【影殺】!」ユラッ!!
マルコ「無駄ダ!」ピカンッ!
カチカチッ!!
ユミル「影も凍るのか!!」
ミーナ「行くよ」スッ(二つの人形)
ブンッ!!
ミーナ「【人形操作】!」
グググッ...!!(巨大化)
マルコ「凍レッ!」ピカァッ!!
カチカチッ!!
ミーナ「計算済み!」
ズンッ!!(跳躍)
「」グッ...!
マルコ(後ロカラ!)
ドゴォッ!!(殴)
マルコ「グアッ!」ズザザァァァ...
マルコ「喰ラエッ!」ピカンッ!!
カチカチッ!!
ファーラン「【重力操作 】!」ズンッ!!
ズズッ...!!
マルコ(こっちに倒れt
ドカァァンッ!!
ズズッ
マルコ「今ノハチョット効イタネ......」
ファーラン「まだか!」
マルコ「復讐ト行コウカ」ピカァッ!!
ギュンッ!!
エレン「なっ!」
カチカチッ...
エレン「な、身体が、凍───
カチカチカチカチッ...
エレン「」
ドサッ
ユミル「あ......」
イザベル「エレ......ン?」
サシャ「ちょっ、早く溶かさなきゃ───
マルコ「ハハハッ!無理サ!炎デサエ、溶岩デサエ溶カスコトハ不可能ナ絶対ノ氷!ソシテ時間ガ経ツト共ニ、砕ケテ朽チテ行クノサ!」
イザベル「エレン......?おい、起きろよ、ドッキリ大成功とか言ってくれよ!」
ファーラン「おい、来るぞ!」
コニー「クソっ!」ズザァッ!!(砂の壁)
ピカァッ!!
イザベル「!」ハッ
サシャ「今は目の前の敵を倒しましょう!」
イザベル「......」
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- 23 : 2019/07/22(月) 20:16:02 :
- ~天界~
ズズズズッ...(赤い触手)
赤仮面の少女「ちょっ、身体に纏 わりついて......遊ばないで!」
フリーダ「遊ぶまでもないんけどね」ニコッ
~人間界 とある訓練所~
「ん?小僧、誰だ?」
黒仮面の少年「......」チラッ
黒仮面の少年(教官......か)
「何だ?用を言え!」
ズッ!!
グチャァッ!!(教官の頭が潰れる)
モブキャラA'「きょ、きょうかああああああん!!」
モブキャラ3!「お、おい、アイツ取り押さえろ!」
黒仮面の少年「.......頭、消えた」ボソッ
ユラッユラッ
モブキャラA'(ん!?尻尾!?いや、あれは......蛇!?)
ビュンッ!!
グチャァッ!!(頭潰し)
モブキャラA'「」ドサッ
モブキャラ3!「う、うわっ、だ、誰か助け」
グチュッ。
リヴァイ「......!」ブンッ!!(殴)
青仮面の少年「」ヒラッ
リヴァイ(こいつ......強いか)
青仮面の少年「ボンヤリしている場合じゃないですよ!」シュッ!!(蹴)
ドゴオッ!!(吹っ飛ぶ)
ガシャァァンッ!!(窓が割れる)
リヴァイ「ちっ......!面倒な奴だ......!」
~魔界~
ユミル「【影殺】!」ユラッ!!
マルコ「無駄無駄無駄無駄ァ!」ピカァッ!!
ファーラン「どっかのネタ引っ張ってくるな!」
マルコ「【白き死なる風】!」ビュゥゥゥゥゥ...!!!
ミーナ「これは......風!?」
カチカチ カチカチ...!!
ユミル「凍ってきてるぞ!」
イザベル「【炎獄の堕天使 】......」バァァァンッ!!
イザベル「容赦は、もう......しねえ!」
バァァァンッ!!
マルコ「ナッ......!!」
ファーラン「イザ、ベル......」
コニー「あのデカイ竜みてえな姿は......!」
イザベル(イフリート状態)「凍っテシマえだト......?ナらオ前は、溶けテしマエ!」ボォォォォッ...!!
-
- 24 : 2019/07/23(火) 14:07:11 :
- ~人間界~
グチャッ!!
黒仮面の少年「......終わった」ボソッ
黒仮面の少年「............次は?」
ピコーン!!
・・・・
黒仮面の少年「......魔法学校.......!」
シュンッ!!(消える)
~魔界~
イザベル「【新・灼熱球 】!!」ギュゥゥゥゥン!!バチバチッ!!
ダアァァァァァァンッ!!
マルコ「イイーキルス!」ピカァッ!!
シュゥゥゥゥ...(凍らず蒸発)
マルコ(相殺ダト......!?ト言ウコトハ、アノ炎ハ僕ノ氷ト同ジクライ強イノカ!)
イザベル「喰らエ!」ブンッ!!(腕を振るう)
ズザアァァァァァァ!!(亀裂)
マルコ「ウオオオオオッ!!」カチカチッ...!!(氷の壁)
ズダァァンッ!!
イザベル(クソっ、手強イな......!!)
マルコ「凍ラセテヤルッ!!」ピカンッ!!
イザベル「グっ!!......だガ!」カチカチ...!!
バァァァァンッ!!
イザベル「思い ナラば、どンな物でも溶かスことがでキる!!」
マルコ「!!」
イザベル「【新・灼熱球 】!!」ギュゥゥゥゥン!!バチバチッ!!
マルコ「何故、何故凍ラナイ!フザケルナ!!」
マルコ「【白き死なる氷】!!」カチカチカチカチ...!!!
イザベル「とどめだっ!!」ギュゥゥゥゥン!!
マルコ「喰ラエエエエエエッ!!」
エレン「隣の柿はよく客喰う柿だ!!」ポンッ
マルコ「ヘッ?」
イザベル「は?」
ズズズズズズズッ......(元に戻る)
エレン「あ、ご免、逆だったな」
マルコ「いや、えっ?ちょっ、訳が解r
ズドォォォンッ!!
マルコ「げっふうっ!!」
ドカァァァァァァァンッ!!!
エレン「もう一度言う!隣の客はよく柿食う客だ!」
-
- 25 : 2019/07/23(火) 14:39:37 :
- ルリムに目無いじゃん.......赤い小球が何か溢れているだけじゃん.....(呟き)
─────────────────────────────────────────────
サシャ「えっ、エレン?あれ、じゃあこのエレンは!?ま、まさか......」
コニー「お、お、お化けだあああっ!!」
エレン「いや馬鹿かよ!......これだよ」スッ
ミーナ「......身代わり人形 !」
エレン「そゆこと」
イザベル「」シュンッ!スタッ
イザベル「馬っ鹿、お前、し、心配したんだぞ!?」
エレン「悪い悪い.......ドッキリ大成功!」
イザベル「馬鹿野郎!」ペシッ!!
エレン「いてっ......おっ」チラッ
マルコ「ぐっ......」ムクッ
エレン「俺のスキル【能力壊滅 】は、【白蛆 】も無効化するからな......どうする、まだ戦うか?」
マルコ「僕は、諦め......」
「もう宜 いよ」
スタッ!!
一同「!!」
白仮面の少女「残念、マルコ。貴方は敗けたの。一人で行くからだね」
マルコ「ぼ、僕は、まだ......!」
白仮面の少女「残念だけど、もう......破棄命令、出ちゃったから♪」
マルコ「っ!!」ゾ...ッ!!
ユミル(まだ若い......何だアイツは!?)
ミーナ(彼が、怯えている......?)
・・・・
白仮面の少女「と言うわけで......死んでね!」ビュンッ!!
グチャッ!!
マルコ「がっ......!!」
エレン(......速い!)
ビュンッ!
グチャッ!!
ビュンッ!!
グチャッ!!
ビュンッ! グチャッ! ビュンッ! グチャッ! ビュンッ! グチャッ! ビュンッ! グチャッ! ビュンッ! グチャッ! ビュンッ! グチャッ!
ズッ...
マルコ「」ゴロッ...(頭部)
エレン(爪......が、あった。あれで斬ってたのか!)
白仮面の少女「ふう......」
ファーラン「......誰だ、お前は......!」
白仮面の少女「私の事はどうでもいいけど、それより、向こうも大変だよ?」
イザベル「向こうだと......?」
白仮面の少女「天界、そして人間界。じゃあね!」
シュンッ!!
ミーナ「消えた......!?」
コニー「......俺達は、どうすれば?」
-
- 26 : 2019/07/23(火) 19:56:34 :
- ~人間界~
青仮面の少年「ぐあっ!」ビュンッ!
ズドォォォンッ!!
リヴァイ「......本気を出してみろ、餓鬼」
青仮面の少年「強い......流石、人類最強、ですね......!!」
リヴァイ「いい加減、その仮面を外したらどうだ......回避しにくいだろ」
青仮面の少年「.......宜いでしょう。ただ」スッ...
カパッ(仮面を取る)
青仮面の少年「後悔はしないでくださいね」グッ...!!
パキィンッ!!(仮面が割れる)
カッ!!(閃光)
リヴァイ「何っ!?」サッ!!
ズズズッ...!!
リヴァイ「青い......龍!?」
「僕の名はセイリュウ.......ご覧の通り、青龍です」
セイリュウ「それでは、再開しましょうか、人類最強さん───」
~シガンシナ魔法学校~
シュンッ!!
黒仮面の少年「......」スタスタ
ドスッ!!(ぶつかる)
キース「......何者だ」ギロッ
黒仮面の少年「......流石、教官。殺気を感知出来てる」ボソボソッ
ユラッユラッ
ビュンッ!!(尻尾の蛇)
ガッ!!
黒仮面の少年「!」
キース「ぐっ......!!」グググ...
スタスタ ピタッ
アルミン「教官!?」
ジャン「何しているんですか!?」
黒仮面の少年「......面白い」ボソッ
バッ!!(バックステップ)
黒仮面の少年「......」スッ...
カパッ
キース「貴様ら、離れろっ!!」
パキィンッ!!
カッ!!
ジャン「何だこれ!?」サッ!!
アルミン「眩しいっ!」サッ!!
ズズズッ...!!!
アルミン(亀......いや、尻尾に......蛇!?)
キース「き......貴様は、何者だっ!!」
「......ゲンブ」
ゲンブ「......そのまま、死んでほしい」ボソッ
~天界~
ブォンッ!!
ドカッ!!
赤仮面の少女「っ!」ドサッ
フリーダ「......言っとくけど、これでも手加減してあげてるんだからね?」ズズズッ...
赤仮面の少女「......ふふっ、その希望は、いつ絶望に変わるのかな☆」スッ...
カパッ
パキィンッ!!
カッ!!
フリーダ「......」
バサッ バサッ!!
「私はスザク!」
スザク「さっきの屈辱、全部返してやるから!」
-
- 27 : 2019/07/23(火) 22:13:14 :
- ~魔界~
エレン「頼む。誰か『伝言石 』持ってきてくれないか」
ユミル「私が行こう」タッタッタッ...
エレン「サンキュ」
ファーラン「それより、天界と人間界が大変だと?どういうことなんだ?」
エレン「さぁな。だが、恐らくアイツの仲間が、襲撃しているんじゃないか?」
サシャ「だったら、早く助けないと!」
エレン「ああ......ま、天界なら心配は無いだろ。問題は人間界だ」
コニー「ん?何で天界は大丈夫なんだ?」
エレン「......天王 に敵う奴なんて、この世に居ないさ」
ユミル「持ってきたぞ」タッタッタッ
エレン「よし、じゃあ早速......起動!」ポウッ...(青く光る)
『......えっ、こんな時に誰?あ、エレンか』
エレン「天王、無事か?」
フリーダ『無事と言えば無z』
『ドゴォォォォッ!!』
エレン「フリーダ!?」
フリーダ『何かもう訳が解らない!赤い仮面着けたスザクって人が襲ってくるし!』
ファーラン「おい、本当に大丈夫なのか?」
フリーダ『大丈夫。それより大変なのは人間界』
イザベル「人間界?」
『うわああああっ!』
フリーダ『ちょっと、会話出来ないから黙ってて!』
イザベル「......何やってんだお前」
フリーダ『それはさておき、人間界は結構大変だよ。二人程仲間が行って、その内の片方が......魔法学校を襲ってるんだ』
エレン「魔法学校!?」
フリーダ『うん、シガンシナ魔法学校』
エレン(馬鹿な......もしあの白仮面の少女と同じくらいの強さだったら、アルミンやジャン達は......!!)
エレン「......まずいな」
コニー「そう言えば、もう今年の世界の移動回数は使っちまったんだよな!?」
エレン「ああ。行けないことはないが、危険だ」
フリーダ『そこで、私から提案』
『ドカァァァァァンッ!!!』
フリーダ『暴れるの禁止』
イザベル「......何だ、提案って」
フリーダ『私の魔法で、皆を人間界に連れていくんだ』
ファーラン「そんなこと、出来るのか?」
・・・
エレン(出来るだろうな、フリーダなら。何でも)
フリーダ『うん。今からでも行けるよ』
ミーナ「エレン......どうするの?」
エレン「行くさ。行ってやるさ、今から」
フリーダ『......だけど、魔界の警備もあるってこと、忘れないでね』
ユミル「そうだな......何なら私が残ろうか?」
サシャ「じゃあ、私も残ります!」
コニー「だったら俺も残ってやる!」
エレン「悪いな」
ファーラン「お前らなら大丈夫だな......フリーダ、頼めるか?」
フリーダ『うん、じゃあ行くよ!』
ユミル「んじゃ、達者でな」
サシャ「魔界は任せてください!」
コニー「絶対、倒せよ!」
シュゥゥゥゥンッ!!!
-
- 28 : 2019/07/24(水) 15:12:00 :
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
Their story is dedicated to Cthulhu.
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
─────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────
シュゥゥゥゥンッ!!
スタッ スタッ
エレン「!」
ヒュゥゥゥゥゥ...!!
エレン「.......」
ファーラン「.......」
イザベル「.......ここが」
ミーナ「.......人間、界」
エレン「......この風だ」
ファーラン「あ?」
エレン「人間界に来たときに、初めて感じた、寒いようで寒くない風───さて、行くぞ」
イザベル「何とか魔法学校、だったな」
ミーナ「シガンシナ魔法学校、だよ」
エレン「急ごう、早くしないと誰か殺られてしまう!」
-
- 29 : 2019/07/24(水) 15:59:13 :
- 正直英語間違ってると思ってる奴(自分)
─────────────────────────────────────────────
キース「ぐあっ!!」
ドゴォォッ!!
ゲンブ「......」チラッ
「ひっ......!」(窓から覗いていた生徒)
ゲンブ「」ビュゥンッ!!(蛇)
ドゴォォンッ!!
「壁が崩れた!」
「逃げろぉぉぉぉっ!!」
キース「止めろ!!」
ゲンブ「......無理」
キース「私ならどうしても構わない!しかし、生徒だけには手を出すな!!」
ゲンブ「......哀れ、だね」
ビュゥンッ!!
ドカァァァァァァァンッ!!!
キース「......っ」ガクッ
ゲンブ「......次」チラッ
ゲンブ「生徒」
シュンッ!!
ゲンブ「」スタッ(人間状態)
アルミン「はぁ、はぁっ......!」タッタッタッ
クリスタ「アルミン、大、丈夫?」タッタッタッ
ライナー「取り敢えず、グラウンドに逃げるぞ!」タッタッタッ
アルミン「ちょっ、前っ!!」
ゲンブ「......?」スタスタ
ジャン「さっきの餓鬼だ!」
クリスタ「誰だろう?」スタスタ
アルミン「危ないクリスタ!」ダッ!!
ゲンブ「......眠い」グッ...
アルミン「」グイッ!!
クリスタ「!?」バッ!!
ビュゥンッ!!(尻尾の蛇)
ブシャァッ!!
アルミン「っあ!!」ドサッ
ジャン「アルミン!」
クリスタ「こ、【幸福の音色】!」
アルミン「うっ......」サァァァァ...(傷が元に戻っていく)
ライナー「大丈夫か!?」
アルミン「うん......ど、どうしよう」
ゲンブ「」スッ...
ビュゥンッ!!(蛇)
ドカァッ!!ドゴォッ!!バキィッ!!ズドォン!!メキッ!!ドォン!!
ライナー「外に逃げるぞ!窓から出ろ!」バッ!!
アルミン「っ!」バッ!!
-
- 30 : 2019/07/24(水) 20:04:40 :
- スザク(12)
スキル【朱雀の翼】
···赤仮面の少女。考えるより行動派で、爆発的な威力の魔法を使う。
セイリュウ(13)
スキル【青龍の牙】
···青仮面の少年。スザクとは真反対で慎重波。スザクに巻き込まれ大変な目に遭うことも屡々 。
ビャッコ(13)
スキル【白虎の爪】
···白仮面の少女。ゲンブとは姉弟 のように接しているも、密かに恋心を抱いている。
(まだ本編では名前出てないけど薄々勘づいていると思いますから出しました)
ゲンブ(11)
スキル【玄武の蛇】
···彼等の中で最年少で、弟のように可愛がられる。無口で無愛想だが、実は一番の仲間思い。そして彼等の中で一二を争う程の強者。
-
- 31 : 2019/07/24(水) 23:00:29 :
- ゲンブ「......さっさと、殺そう」スタスタ
カッ!!(閃光)
ズズズズズズッ...!!!
アルミン「本当にどうしよう!」
ジャン「......クソっ!!俺達で、殺るしかねえっ!!」
ライナー「マジか!?」
「皆!」
ベルトルト「大丈夫!?」タッタッタッ
アニ「......!」タッタッタッ
アルミン「......あんな、巨大な化け物を......僕達だけで?」
ゲンブ「......死んじゃえ」ビュゥンッ!!(玄武状態)
ライナー「うおああっ!?」サッ!!
クリスタ「っ!」サッ!!
アニ「......私達で、倒すしかないようだね」
ゲンブ「......喰らえっ」ビュゥンッ!!
アニ「ふっ!」サッ!!
ジャン「仕方ねえ......!!クリスタ!クリスタは後方に下がって、そのスキルで回復させろ!」
クリスタ「わ、解った!」タッタッタッ
ゲンブ「............!」ビュゥンッ!!
アルミン「」サッ!!
アルミン「【火球 】!」ダァァンッ!!
ドカンッ!!
ゲンブ「......何か、当たった?」シュゥゥゥ...
アルミン(効いてない!)
ジャン「こっちだ、亀!」
ジャン「【強化氷弾 】!」カチカチカチ!!
ビュンビュンビュンッ!!
ゲンブ「」ズオッ!!(蛇で凪ぎ払う)
ガシャァンガシャァンガシャァァンッ!!
ジャン「ちっ!」
ゲンブ「......眠いなぁ」ビュゥンッ!!
ベルトルト「っ!」サッ
ギュオンッ!!(カーブ)
ベルトルト「アニっ!」
アニ「!」カスッ!!
クリスタ「【幸福の音色】!」
アニ「助かったよ、ベルトルト、クリスタ」サァァァァ...
クリスタ「【聖光線 】!」ギュゥゥゥゥゥン...
ズドォォォォォォンッ!!
ドカァァァァァァァンッ!!
ゲンブ「......ちょっと痛い」
ゲンブ「あっちが、先......」ビュゥンッ!!
クリスタ(私!?)
アルミン「【強化障壁 】!」
ギィィィィィンッ!!!
クリスタ「ありがとう!」
ベルトルト「【水飛沫 】!」バシャァッ!!
ゲンブ「......?」
ベルトルト「アニっ!!」
アニ「【強化雷爆 】......!」
ズダァァァァァァンッ!!
ビリバチバリバチィッ!!
ゲンブ「......っあ!」
ゲンブ「......怠い......!」グッ!!
ビュオンッ!!
ズダダダダァァァンッ!!!
ジャン「」ドサッ
アルミン(えっ?)
ベルトルト「うっ.....!」ドサッ
ライナー「ぐあ......」ドサッ
アニ「っ!!」ヨロッ
クリスタ「な、何っ!?」
アルミン「クリスタ至急回復を───
ズンッ...!!
ゲンブ「......皆、殴る、皆、蹴る、皆嗤 う皆嗤う皆嗤う!」
ゲンブ「皆っ、消えちゃえ!消えろっ!」ビュゥンッ!!
ドゴォッ!!
アルミン「かっ───
ドカァァァァァァァンッ!!
-
- 32 : 2019/07/25(木) 09:24:40 :
- ドゴォッ!!
リヴァイ「っ!」
ドカァァァァァァァンッ!!
セイリュウ「......どうしましたか、人類最強。本気を出してください」
リヴァイ「......アイツなら、一分も経たずこいつを蹂躙するだろうな......!」
セイリュウ「囈 は、熱が出た時に言うものですよ」
リヴァイ「【完全支配者 】......!」ギュンッ!!
セイリュウ「......!」
セイリュウ(気配が、一変した......!)
リヴァイ「来い、雑龍 。すぐに終わらせてやる」
アルミン「ぐっ、あっ......」
アルミン(まずい......!)
クリスタ「【幸福の音色】!」
アニ「亀、相手はこっちだよ!」サァァァァ...
ゲンブ「どうして殴る!?どうして嗤う!?解らないっ、誰か、助けてよ!!」ビュゥンッ!!
アニ「っ!」サッ!!
アニ(心が、暴走してるね......!)
クリスタ「【幸福の音色】!」
アルミン「......ありが、とう。皆を、早く治してあげて」サァァァァ...
クリスタ「勿ろ───
ドゴォッ!!
クリスタ「」
ズドォォォォォォンッ!!
アルミン「クリスタ!?」
ゲンブ「どうして、どうして僕だけっ!皆変なんだっ、狂ってるんだ!」
アルミン「クリスタ!」タッタッタッ
アルミン(意識が無い......まずい、かなりの損失だ!)
アニ「【強化雷爆 】!」
ズダァァァァァァンッ!!
ゲンブ「皆っ、消えてしまえ、消えてしまえ、死んでしまえええええっ!!」ビュオンッ!!
ズドォォォォンッ!!バキィッ!!ドカァッ!!ドゴォッ!!バキィッ!!ピシィッ!!ズダァァンッ!!!
アニ「っ......」ドサッ
アルミン「そんな......っ!」
アルミン(もう、僕しか居ないじゃないか!)
アルミン(......殺るしか、ないっ!!)
アルミン「こ、ここ、こっちだっ!ば、化け物!」ガタガタ
ゲンブ「消えちゃえっ!!」ビュオンッ!!
アルミン「【強化障壁 】!」ギィィィィィンッ!!
アルミン(重......い!!)
「そんな貧弱そうな身体一つで、こいつは倒せねぇぞ?」
アルミン「!」
アルミン(なっ......!)
エレン「ここは俺達に任せろよ、短時間で滅してやるから」
-
- 33 : 2019/07/25(木) 11:09:39 :
- アルミン「エレン!?何で、ここに......!?」
イザベル「何なんだアイツは!?」
ミーナ「【人形操作】!」ブンッ!!(竜の縫いぐるみ)
グググ...!!
竜「ガァァァァァァッ!!!」
ファーラン「【重力操作 】!」ズンッ!!
バタンッ!!
ゲンブ「っ!」
竜「ガァァァァァァッ!!!」バサッバサッ!!
ドカァァァァンッ!!(衝突)
ゲンブ「っあ!」ズザザザァァァ...
イザベル「【灼熱球 】!」ギュゥゥゥゥゥン...
ダァァンッ!!
ズドォォォォォォンッ!!!
エレン「【能力壊滅 】、起動!」
ゲンブ「......もう、皆嫌だ」ボソッ
ゲンブ「全て、消えろっ、呪ってやる、呪ってやるっっ!!」ビュオンッ!!
ズダァァンッ!!
竜「ガァァァァ....」フラフラッ...ドサッ
ドゴォッ!!
ファーラン「っぅ!!」
エレン「こっちだ馬鹿!」
ビュゥンッ!!
エレン「元に───戻れえぇっ!!」
カッ!!(閃光)
ミーナ「何!?」サッ
イザベル「っ!」サッ
ゲンブ「......えっ?......嘘......!?」(人間状態)
エレン(......少年、だったのか)
ゲンブ「消えろ!」ビュゥンッ!!(尻尾の蛇)
パシッ
エレン「そこまでだ......」
エレン(気が引けるが、やるしかない)
エレン「【魔王の制裁 】!」
ズダァァァァンッ!!!
ゲンブ「ぐっ、あああああっ!!」
フラッ フラッ...
ヨロッ
ゲンブ「............どうして、僕はっ」ボソッ
シュンッ!!(消える)
エレン「......ふう」
イザベル「割りとすぐ終わったな」
アルミン「......」ポカン
エレン「ようアルミン、久し振りだな」
~魔界~
シュンッ!!
ゲンブ「」ヨロッ
「ゲンブくん!?」
ゲンブ「ビャッコ、お姉ちゃん......」フラッ
ドサッ!!
ビャッコ「だ、大丈夫!?何があったの!?」
ゲンブ「......何か、眠い、よ、お姉ちゃん...」スッ...
ゲンブ「............zzz......」
「最年少ながら最強のゲンブが敗けたのか」
ビャッコ「っ......酷い傷......誰がこんな事を.......!?」ウルッ
-
- 34 : 2019/07/26(金) 14:51:37 :
- 今日五つ葉のクローバー拾ったああっ!......はい。
─────────────────────────────────────────────
シーーーン...
エレン「......誰か喋ろよ。折角皆起きたのに」
ジャン「......お前、魔王だったんだってな」
エレン「いやぁ、悪い悪い。言おうと思ってたんだけどさ」
アルミン「ねえエレン、どうして助けに来てくれたの?」
エレン「理由が要るかよ......強いて言うなら、仲間だから、かな」
イザベル「......エレン、ちょっと宜いか」
エレン「ん?ああ」
イザベル「もう一体、居るんだよな?」
エレン「......!」
ライナー「もう一体って、どう言うことだ?」
エレン「天王が言っていた。片方が魔法学校を襲っている、ってな......」
~天界~
フリーダ「......」
ズズズズズ......(拘束)
スザク「っ......」
フリーダ「苦しいかもしれないけど、観念して聞いてね。何でエレン───魔王に関係する人、そして魔王を殺そうとするの?」
スザク「それは......」
ズズズズズ!!!
スザク「痛っ!!ちょっ、解った!話すから!」
スザク「......せーけんこうたい、いや、せーけんさんだつの為」
フリーダ「......政権簒奪?魔王の地位を?」
スザク「うん......訓練所か魔法学校、どっちに魔王が居たのか判らなかったり情報不足もあったけど.......」
フリーダ「......貴女達の頂点、ボスは誰?」
スザク「............」
・・・・・
スザク「......ジーク・イェーガー。本来ならば、アイツが魔王になる筈だったんだって」
フリーダ「イェーガー......」
フリーダ「......残念だけど、その計画は失敗に終わるわよ」
スザク「何で......!?ジークも強いんだよ!?私達以上に!」
・・・・・・・・・・・
フリーダ「だって、私がその未来を見ることが出来なかったんだもん。成功することなんて絶対に無い」
ポウッ......
フリーダ(『伝言石 』?)
『......フリーダか?』
フリーダ「ああ、エレン」
エレン『無事魔王学校の方は倒したが、もう一体の行方、知らないか?』
フリーダ「......今、誰かが戦闘中よ」
エレン『戦闘中?』
フリーダ「えーっと、確か......あの小柄で、貴方の唯一の好敵手。そして最強の人間。名前はリヴァイ、ね」
リヴァイ「喰らえっ!!」シュッ!!(蹴)
ドゴォッ!!
セイリュウ「ぐっ!」
セイリュウ「【滅水波】!」ギュゥゥゥゥンッ!!
ズダダダァァァァァァッ!!!!(水の吐息 )
リヴァイ「っ!」(水圧で圧される)
ズドォォォォンッ!!(木にぶつかる)
リヴァイ(さっきまで居た部屋が街の方とは真反対の部屋で幸いしたな......住民の被害が少なくなる)
リヴァイ「」ダッ!!
セイリュウ「抗うのは哀れですよ」ギュゥゥゥゥンッ!!(【滅水波】)
ズダダダァァァァァァッ!!!
リヴァイ「」バッ!!(回避)
ズドドドドドドド...!!
リヴァイ(追ってくるな......面倒だ!)ダダダッ...!!
セイリュウ「......逃げてばかりでは詰まらない」
リヴァイ「【呪槍 】!」パシッ!!
リヴァイ(眼を狙う!)ブオンッ!!
セイリュウ「」スッ(龍の手)
ドスッ!!(龍の手に刺さる)
リヴァイ(何だ......?)
セイリュウ「【馳せし刄の反撃術】」ズァァァァァ...!!!
ビュォンッ!!
ズタズタズタズタズタズタズタッ!!!
リヴァイ「───っ!!」フラッ
ドサッ
リヴァイ「何が......起こっ、た?」
セイリュウ「今のは、反撃 です。僕自身が受けるダメージは軽減し、そして、僕が受ける筈だったダメージ量の数倍もの威力が、風の刃になり返ってくるんです......連続使用は難しいんですがね」
-
- 35 : 2019/07/28(日) 15:27:41 :
- リヴァイ「っ......」ポタポタ(血)
セイリュウ「......見苦しい。もう貴方では勝てません」
リヴァイ「そうか......?俺がこんな事を言うのも何だが......」
リヴァイ「怪我しげ足掻いて汚れて、得た物が本当の勝利だ......足掻くだけ足掻いてやる」
セイリュウ「......貴方の言うことが、僕には滑稽で、哀れにしか見えません......もう結構です。死んでください」
ズオッ!!
ドカァァァァンッッ!!!
セイリュウ「ぐあああっ!!?」ズドドッ!!
「あーあ、殺られちゃった」
リヴァイ「......おい、何でここに居る......魔王は魔王らしく玉座に居座ってろ」
エレン「玉座売っちゃったからもう無いんだこれが」ドヤッ
リヴァイ「......あ?」
セイリュウ「......何様ですか、貴方......いきなり蹴りつけてきて」
エレン「何様って......魔王様」
セイリュウ「......成る程、魔王直々に登場ですか。何故人間界に居るのかは疑問がありますが......折角の好機です、殺してしまいましょう」
エレン「殺すか......殺してみろよ、青蜥蜴 えっ!」
セイリュウ「一応......竜ですけどねぇっ!!」ビュゥン!!(風の刃)
-
- 36 : 2019/07/29(月) 11:16:02 :
- エレン「ほっ!」サッ!!
セイリュウ「」グルグル...
ビュゥォォォォォン!!(竜巻)
セイリュウ「」ビュゥォン!!
エレン「うわっ」
ビュゥォォォォォン!!!!
エレン「うあーあーあーあーあー」グルグルグルグル
リヴァイ「遊んでねぇで、さっさとしろ!」
エレン「はいはい」ムクッ
セイリュウ(竜巻の中で体勢を......?そんな芸当......いや、強者だから出来るんですかね)
エレン(竜巻が邪魔だな......風を退けたい時には、それより強い風を送ればいい)
エレン「【空間衝撃波 】」バァァァァンッ!!
ブワッ!!
セイリュウ(竜巻が消滅した!?)
エレン「そろそろ遊びにも飽きてきたから、終わりにしようか」
・・
セイリュウ「遊びですか......?」
エレン「単なる戯れと等しい」スタスタ
セイリュウ「......死んでください!!」ブオンッ!!(近付く)
エレン「変身スキル所持者が俺と遊ぼうなんて、馬鹿なことはするなよな」ピタッ
カッ!!(閃光)
セイリュウ「なっ───」
リヴァイ「......」
セイリュウ「......人間、に」
エレン「やっぱりお前も子供だったのか」
セイリュウ「やっぱり、とは、どういうことですか?」
エレン「あの黒亀も子供だったからな」
セイリュウ「ゲンブを倒したんですか!?......はぁ。そりゃそうだ。ゲンブを倒した者に敵う筈がない」
~魔界~
サシャ「暇ですね~」
コニー「暇だな」
ユミル「暇だ」
サシャ「......思ったんですけど、玉座、無くなってましたよね?」
コニー「確かにな」
ユミル「売ったんだとよ」
サシャ コニー「売ったっ!?」
ユミル「エレン曰く、『何かあの玉座派手過ぎるんだよな。まあ今度、新しい割りと地味な玉座作るわ』だってよ」
サシャ「......因みに、いくらになったんでしょうね?」
コニー「さあ。暗黒金貨何枚分かにはなったんじゃねえか?」
ユミル「そこより『作る』ってところに突っ込めよ......」
サシャ「......エレン自身が作るんですかね」
コニー「......ファーランさんが作った方が好い気がする」
ユミル「アイツセンス無いからな......」
ガシャァァァァァァンッ!!!
一同「!!」
コニー「何の音だ!?」バッ
バンッ!!(扉を開ける)
サシャ「ちょっ、あれっ!」
白仮面の少女「......貴方達が、幹部さんかな?」
白仮面の少女「私はビャッコ。ゲンブの仇を取りに来たんだ♪」
ユミル(顔は笑ってるが目が笑ってない.......)
ビャッコ「出来れば魔王さんを殺っつけたいところなんだけど、残念ながら居ないから......貴方達を、まず殺すね!!」ジャキッ!!(金属の爪)
コニー「って、ここまでどうやって外から入ってきたんだ!?ここ四階だぞ!?」
サシャ「ちょっ、腕が虎みたいに、いや虎になってます!」
コニー「おいここ室内だぞ!?ユミル、スキル使えるのか!?」
ユミル「使えるには使える。でも威力が下がっちまうな」
ビャッコ「ゲンブくんの仇を貴方達で......討たせてもらうよ!」ダッ!!
-
- 37 : 2019/07/29(月) 16:04:56 :
- エレン「......成る程ねぇ。ジーク・イェーガー。まさか俺に血縁関係持った奴が他に居たとは」
リヴァイ「......だが俺達が襲われる理由は無いだろ」
セイリュウ「政権を奪った後、反乱が起きたら困るでしょう、だから早い内に殺しておくのが無難だったんですが......」
エレン「馬っ鹿だなー、俺とか人間とかはまだしも、天王が殺される訳ないじゃんか。と言うかこの世に居るのか?アイツ殺せる奴」
リヴァイ「......そんなに天王は強いのか?」
エレン「真の”最強”。最強の記録更新は不可能だな」
リヴァイ「......誰か居るぞ」ボソッ
エレン「あっ、そうだった。出て来ーい」
イザベル「その餓鬼倒した後に呼べよな」ザッ
ファーラン(絶対俺達すっかり忘れてたよな)ザッ
ミーナ「で、私達聞いてなかったけど、何か判ったの?」
エレン「俺に魔王家の血を引く奴が居て、そいつが今回の親玉」
イザベル「......はあああっ!?」
ファーラン「......そいつはどんな奴なんだ?」
エレン「どうなんだ?」チラッ
セイリュウ「僕には詳しい事は解りません。名前と、イェーガー家の血を持っている事しか聞いてないですから。ですが確実に言えるのは、貴方達よりも歳上で、本来なら魔王の玉座に座っていた、とか呟いてました」
エレン(玉座売っちゃったけど......今度作ろう)
ミーナ「本来なら魔王......?だったら、エレンの隠れたお兄さん、とか」
セイリュウ「有り得ますが、断言は出来ません」
イザベル「......そいつのスキルは?勿論、スキル持ちなんだろ?」
セイリュウ「持っている───筈、です」
ファーラン「筈?」
セイリュウ「僕達も見たことがないんです、どんなスキルか......」
-
- 38 : 2019/07/30(火) 19:47:01 :
- ~魔王城~
コニー「【砂骸】......ってここ室内だったああっ!!」
サシャ「コニー!下がっててください!」
ビャッコ「」ダッ!!
ユミル「速───
ガキンッ!!
ビャッコ「!」
ユミル「っ......!」ユラユラッ
ユミル(危ねぇ......あと少し【影殺】で防御するのが遅れてたら致命傷か......?)
ビャッコ「」ビュンッ!!(鉄爪)
ユミル「!」バッ!!
ユラユラァッ....!!(影消滅)
ビャッコ「二回斬ったら消えるんだね......」
サシャ「【悪食の暴食王 】!」ズズズッ...!!
バァァァンッ!!(黒牙を飛ばす)
ビャッコ「......」フッ(微笑 う)
ビュゥンッ!!
ズタズタァッ!!
サシャ「!」
サァァァァァ....(消滅)
ビャッコ「あ ま い なぁ♪」ダッ!!
コニー(俺っ!?)
ユミル「【影殺】!」ユラッ!!(コニーの影から)
ビャッコ「」ビュンッ!!
ズタァッ!!
コニー「喰らえっ!!」ブオンッ!!(壺を投擲)
ガシャァァァァンッ!!(頭に直撃)
ビャッコ「......やっぱり」ボソッ
ビャッコ「やっぱりこの姿だと、戦闘 は厳しいなぁ」スッ...
カパッ
ユミル(仮面を外した?)
カッ!!(閃光)
コニー「っ!」サッ!!
サシャ「!?」サッ!!
ユミル「!」サッ!!
ビャッコ「やっぱりこの姿じゃないとね!」
サシャ「白......虎!!」
-
- 39 : 2019/07/31(水) 19:58:15 :
- ビャッコ「」ダァッ!!(白虎状態)
コニー「は───
ドゴォッ!!
サシャ「コニー!!」
コニー「ぐっ......馬っ鹿、速ぇぞ、あの虎」ムクッ...!!
サシャ「【悪食の暴食王 】!」ズッ!!
バァァァァンッ!!(黒牙を飛ばす)
ビャッコ「遅いっ!」ダァッ!!
ズタァズタァッ!!
サァァァァァァ......(消滅)
コニー「畜生、こうなったら......!【砂骸】!!」
シーン...
ザザザァァァァッ!!
ビャッコ「!」
ユミル「外から集めたのか!」
コニー「量は少ないけどな!【砂骸・髑髏 】!」ズザァッ...!!(砂の髑髏)
バァァァァンッ!!
ビャッコ(横に避ければ問題ない───)バッ!!
ギュンッ!!(カーブ)
ビャッコ「っ!」
ズダダダァッ!!(直撃)
ビャッコ(砂を操作───だから自由自在に、カーブも出来るってことね!)
ビャッコ「」クルッ
ユミル「!」
ビャッコ「」ダァッ!!
ユミル(【影殺】!)ユラッ!!(防御)
ズダァッ!!
ユミル「なっ───
ズタァズタァッ!!
サシャ「ユミル!」
ズドォォォォンッ!!
ビャッコ「大怪我だね、今のは」
ユミル「うぐっ......」
コニー「大丈夫か!?」
ユミル(【影殺】で守りきれなかった───影が薄いのもあるけど、白虎になって攻撃力が上がってるな......)
-
- 40 : 2019/08/02(金) 19:50:43 :
- サシャ「【悪食の
暴食王 ・爆喰い】!」ズズズッ...!!(三体)
バババァァァァンッ!!!
ビャッコ(三体は厳しいかもね......!)カチャッ
コニー(今の内に、【砂骸】!)ザザァァァ...(外から)
ビャッコ「喰らえ!」ビュゥン!!
ズタァッ!!
サァァァァ....(一体消滅)
ガブッ!!
バキバキボキィッ!!(後脚を噛み砕く)
ビャッコ「っ!」ズタァッ!!
サァァァァ......
ビャッコ「もう一体!」ビュゥン!!
サシャ「暴食王 !」
ギュンッ!!(回避)
スカッ!!
ビャッコ「!」
ガブッ!!
バキィバキィンッ!!(右の爪が折れる)
ビャッコ「しまっ───」
コニー「集まってきたぜ!!」ザザザァァッ...!!(砂で巨大な腕)
ダッ!!
コニー「【砂骸・剛腕】!!」ブオンッ!!
ドゴオォォォッ!!!
ズダァァァァァンッ!!!(壁に衝突)
ビャッコ「ぐぅぅっ.....!」
ビャッコ(結構、喰らった......!)
サシャ「手は止めません!」
バァァンッ!!
ビャッコ「っ!」カチャッ(左の爪)
ビュゥン!!
ザザァァァァァァァッ!!!
ビャッコ「っ!?」
ビャッコ(今のは───砂 っ!!?)
コニー「行けっ、暴食王 !」
バァァンッ!!
ビャッコ(まさか、本物が斬られる直前、本物の前に偽物の砂で出来た暴食王 を作ったの!?あの一瞬で!?)
ガブッ!!
バキバキゴキィッ!!!(首筋)
ビャッコ「───ああっ!!」
ビャッコ(逃げなきゃ!)ダッ!!
ユラッ!!!
ズドズドズドォンッ!!(腹を貫通)
ビャッコ「ぅあっ......?」
ユミル「私のこと、忘れんなよ.......」
カッ!!(閃光)
コニー「!」
サシャ「これは.......」
ビャッコ「」ヒュッ
ドサッ!!
ビャッコ「......もう、駄目。体が動かない」
サシャ「ユミル、大丈夫ですか?」
ユミル「......大丈夫ってことはないな」
コニー「な、なぁ。こいつ、どうするんだ?」
サシャ「そうですね......まず、何で貴女はここを攻めてきたんですか......?」
ビャッコ「......命令、もあった。でも一番は、仇討ちだよ」
コニー「仇討ち?」
ユミル「取り敢えず、アイツら帰ってくるまで見張っ───
「......見張る必要、ない」
一同「!!」
ビャッコ「ゲンブくん!」
ゲンブ「......どうせ、すぐ連れ戻すから」スタスタ
サシャ「そう簡単に、敵を敵に返すと思ってるんですか?」
ゲンブ「強行」
ビュゥン!!
ドカァッ!!
コニー「ぐあっ!!」ヒュッ!!(吹っ飛ぶ)
ズドォォンッ!!(激突)
サシャ「コニー!?」
ユミル「尻尾、というか蛇か......?」
ゲンブ「......そこを退いて」ビュゥン!!
ユミル「当たれば大ダメージだ!」バッ!!
サシャ「っ!」バッ!!
ビャッコ「ゲンブくん、怪我は......?」
ゲンブ「......首魁 から伝言」
ゲンブ「『ビャッコ、マルコのように一人で突っ込むな』」
ビャッコ「......ご免ね」
コニー「ぐあっ......待、て......」ヨロッ
ユミル「お前らは......まだ子供じゃ......」
ゲンブ「じゃぁね」
シュンッ!!
サシャ「消えた!?」
コニー「ぐっ......骨折れたかもな、今ので」
-
- 41 : 2019/08/07(水) 07:50:33 :
- シュンッ!!
ゲンブ「......」スタスタ
ビャッコ「いたたたた......」
ゲンブ「......僕が言うのも何だけど、怪我、早く治して」
ビャッコ「ありがとう......ご免ね」
ゲンブ「......でも、僕達、もう、無理」
ビャッコ「えっ?」
ゲンブ「全員、やられる。若しくは既に───」
ビャッコ「全員って、スザクもセイリュウも!?」
ゲンブ「」コクッ
ポウッ....
エレン「ん?」
ミーナ「誰からだろう」
『聞こえますかー!』
エレン「サシャ?」
サシャ『はい。それよりも大変だったんですよ!』
ファーラン「何かに遭ったのか」
サシャ『ビャッコとか言う、白い虎が攻めてきたんです!』
イザベル「はっ!?大丈夫なのか!?」
サシャ『何とか撃退出来たんですけど、ユミルとコニーが怪我を......』
エレン「街への被害は?」
サシャ『恐らく無いです......そう言えば、もう一人、彼女を助けに来た少年が......』
ミーナ「少年?」
サシャ『尻尾に蛇がある、可愛い少年でした』
ファーラン「それって......」
ミーナ「ゲンブ?」
イザベル「......人間界から、魔界にいつの間に?」
エレン「俺達もそろそろ戻るけど、無理すんなよ」
サシャ『はいです!』
ミーナ「人間界でそんなことが......」
ファーラン「......それよりこいつ、どうするんだ」
セイリュウ「......」
セイリュウ(話を聴いた限りでは、もう結構敗けているみたいですね......)
-
- 42 : 2019/08/07(水) 13:10:03 :
- フム(( ˘ω ˘ *))フム
あ、期待です
-
- 43 : 2019/08/07(水) 23:20:37 :
- >>42 アイコン変えましたnげふあっ(°Д((⊂
(ss細かな説明出来ないから書きづらくなってきた......)←心の声
期待感謝です!
-
- 44 : 2019/08/08(木) 23:48:25 :
- >>43
いえいえ、そんな貴方にそろそろ小説の出番ですよ。()
-
- 45 : 2019/08/08(木) 23:48:47 :
- アイコンはミーナとエレンのなら山ほどあるので(^q^)
-
- 47 : 2019/08/11(日) 15:11:43 :
- エレン「『
伝言石 』、起動」ポウッ...
フリーダ『......エレン?』
エレン「ああ。用は済んだから魔界に戻してくれないか」
フリーダ『了解』
ファーラン「エレン、セイリュウ はどうするんだ」
イザベル「取り敢えず向こうに連れていこうぜ。どっちにしろ、こっちが有利なのは変わんねぇしな」
リヴァイ「......色々話に着いていけねぇんだが」
エレン「どうせもうすぐ別れるからな。気にしない気にしない」
「......笑止」ボソッ
一同「!!」
「どうやって連れて帰ろうか......」
イザベル「こいつは......!」バッ!!
ミーナ「えっ、倒した筈じゃ!?」バッ!!
ファーラン「確か......ゲンブ、だったか」
イザベル「魔法学校の奴等が言うにはな」
ゲンブ「......困った」
セイリュウ「どうしますか。僕はもう体力は僅かですが。それにゲンブも重傷でしょう」
ゲンブ「なら───
ズドォンッ!!
ゲンブ「!」サッ!!
ファーラン「ちっ!」ダッ!!
ゲンブ「」ビュォンッ!!(蛇)
パシッ!!
ファーラン「喰らえ!」シュッ!!(蹴)
ドゴォッ!!!
ゲンブ「」ズザザザザァァァァァッ!!!
セイリュウ「......ゲンブ、敗けと判っている戦闘は止めましょうよ」タッタッタッ
ゲンブ「......仕方無い。次はスザク」ボソッ
セイリュウ「それでは皆さん、また逢えるでしょうから、その時まで」
シュンッ!!(消える)
イザベル「......また、あの時みたいに消えたな」
ミーナ「......もしかして、あの子......ゲンブって」
・・
エレン「ああ。恐らく転移の力を持っている」
ファーラン「おい、それだと捕まえても易々と逃亡出来てしまうんじゃないのか......!?」
エレン「......」
~天界~
シュンッ!!
セイリュウ「スザク!!」タッタッタッ
ゲンブ「......」スタスタ
スザク「zzz......」
フリーダ「......漸 く来たわね」
セイリュウ「『漸く』ですか......僕達が来るのを見越していたんですかね」
フリーダ「さあ、どうだか。その少女......スザクだっけ、取り返しに来たんでしょう。どうぞ」
ゲンブ「......何故」
・・
フリーダ「......彼女は微笑を浮かべながら言いました」クスッ
フリーダ「『面白い物語を待っているよ』、と」
-
- 48 : 2019/08/11(日) 21:30:16 :
シュゥゥゥゥンッ!!
コニー「!」
サシャ「この光......」
イザベル「......着いたな」
コニー「お前ら!」
エレン「......酷い有り様だな。ってあれ?ユミルは?」
サシャ「治療中です!」
ファーラン「コニーは大丈夫なのか?」
コニー「骨折れたけど多分大丈夫です!」グッ!!
ミーナ「大丈夫ではないよね」
ポウッ...!!
エレン「!」
ミーナ「あれ、誰から?」
エレン「悪い、ちょっと待っててくれ」タッタッタッ
一同「?」
エレン「」タッタッタッ
・
エレン「......よう。紙は読んでくれたか?」
─────────────────────────────────────────────
ジーク「まずいな、これは」
セイリュウ「......どうしますか」
ジーク「......俺も行こうか」ズズズッ.....!!
セイリュウ「!」ゾクッ
セイリュウ(これは......!)
-
- 49 : 2019/08/13(火) 18:36:21 :
- ~翌日~
エレン「......ん」
イザベル「どうした?」
エレン「......気配!」
イザベル「気配!?」
ファーラン「敵襲か!?」
エレン「今すぐ幹部達を集めてきてくれ!この街を戦場にする訳にはいかない!」
ジーク「来たな......」
スザク「戦場はここ?」
セイリュウ「ええ。恐らく向こうとしてもここを戦場にしたいでしょう」
ゲンブ「......大丈夫?」
ビャッコ「ゲンブ君こそ」
ジーク「だったら、始めようか......」ズズズズズッ......!!!
セイリュウ「!」ビクッ!!
ゲンブ「......っ」ゾクッ
スザク「あ、あ.......」
ビャッコ「離れるよ!」ダッ!!
ジーク「【無 】」
ズオォォォオォォオォォンンン!!!
-
- 50 : 2019/08/13(火) 23:02:16 :
- 神話のヨグ=ソトースとは多少違う点があります。ご了承ください。
─────────────────────────────────────────────
ズッズッズッズォォォアアアアン!!
ファーラン「......おい」
イザベル「何だ、あれ」
エレン「......あれは」
───フリーダと同じ”気配„だ───
ジーク「......これが【神】......天裁を下すとするか」ズズッ
ズダァァンッ!!
イザベル「ぐふあ───
ズドォォォォォォォォォンッ!!
コニー「はっ!?」
エレン「イザベル!!」ダッ!!
ミーナ(触れてないのに───攻撃された!?)
イザベル「げほっ......な、何なんだぁアイツは......」
ジーク「判るか?お前らに。この俺が今【神】になっているってことがさ......」
ファーラン「ジーク・イェーガー......今、何をした」
ジーク「......俺のスキル、【無 】は空間と時間を超越した存在......お前らのどんな攻撃も、空間を支配している俺には届かない」
コニー「【砂骸・剛腕】!!」ズザザァァッ!!
ブオンッ!!
ザサァァァァァッ!!
コニー「砕けたっ!?」
ジーク「無駄だ」
ミーナ「【人形操作】!」ブンッ!!
ファーラン「【重力操作 】!」ズンッ!!
グググッ!!(人形巨大化)
ファーラン(重力操作が通じない......!?)
ミーナ「行っけえ!!」
ドシンドシン ドシンドシン!!
ジーク「」ズズズッ.....!!
ググググ....!!(もとに戻る)
ミーナ「......えっ?」
ポテッ
ミーナ「どうして......?触れたわけじゃないのに......」
ジーク「その人形の時間を巻き戻した。それだけだ」
サシャ「【悪食の暴食王 ───
コニー「───・砂纏鎧】!」ズザァッ!!
ビュゥゥゥゥン!!(黒牙が飛ぶ)
ジーク「......無駄だって言ってるだろ!!」ズズズッ!!
シュンッ!!(消える)
ユミル「【影殺・殺滅 】」ユラユラユラァッ...!!
ビュゥゥゥゥン!!(ジークの周り全方向から)
ジーク「」ズズズッ!!
ユラァッ...(消滅)
ユミル「おいおい......化け物じゃんか」
ファーラン「一縷の望みは───エレンのスキルだな」
エレン「ああ。だがそのまま突っ込んでも殺られるだけだ......奴の気を引いて俺が触れるしかない」
スザク「あああぁぁぁ......」ガタガタ
セイリュウ「......」ゾクッ
ビャッコ「あ、脚が震えて......」
ゲンブ「セイ、リュウ......」
セイリュウ「......何ですか」
・・・・
ゲンブ「......首魁 に拾われた恩を忘れた訳じゃないけど......これで良いのかな」
セイリュウ「......」スッ(ポケット)
クシャッ
-
- 51 : 2019/08/18(日) 11:08:43 :
- ヨグ=ソトースの姿については検索すればわかりm((
────────────────────────────────────────────
カッ!!(閃光)
ファーラン「なっ......!!」
スザク「本当に殺るの?」(朱雀状態)
セイリュウ「仕方無いでしょう」(青龍状態)
ビャッコ「あー、まだ痛いなぁ」(白虎状態)
ゲンブ「......無理は、しないで」(玄武状態)
イザベル「おい......!エレン、どうするんだ!?」
エレン「......敵は五体、俺達は七人。ジークに二人分担すると───他は一人一体になる」
ユミル「......」
コニー「......やってやるよ!」
サシャ「えぇ。一人でも、倒してみせます!」
ユミル「こうなったら、こうするしかないだろ」ハハッ
ファーラン「......エレン、イザベル......雑魚の方は任せろ。ジークを殺ってくれるか?お前ら」
イザベル「ああ!」
エレン「勿論!......絶対死ぬなよ!フラグも立てんなよ!」
-
- 52 : 2019/08/22(木) 19:17:17 :
- 亀更新になりそうです......(既になってる) というか↑ミーナの存在忘れてttt((殴更に蹴 ......
Извините 。よし、ジークとの大乱闘に入れよう\(`д´)アチョー!
─────────────────────────────────────────────
ジーク「」ズズズズズ...
エレン「あ、あはははは......」
ミーナ「......目が笑ってないよ」
エレン「......あーもう!兎に角吹っ飛ばす!」ダッ!!
イザベル「【超煉獄 】!」ズズズズ...!!
ミーナ「【人形操作・爆破する人形 】!」ブンッ!!
ズドォォォアアアン!!(炎の柱)
ヒュゥゥゥゥゥ...!!
ドカァァァァァァンッ!!!
エレン(どうだ......?)
「無駄だ」ズイッ
エレン「!!」
ドゴォッ!!
エレン「ぐあああああっ!!」ズザザザァァッ!!
イザベル「エレン!」
ミーナ「いつの間に、ワープを......!?」
エレン「空間を......自由に......移動、できるからか......!」
-
- 53 : 2019/08/22(木) 19:40:56 :
- ~蛇足~
何となくの総合的強さランキング。(でも殆ど魔界さんで占める)
10位 ユミル
···影でぐさぐさ刺されます。刺されなくとも殺られることは確実。(昼間)
9位 コニー・スプリンガー
···砂で殴られたり、刺されたり、噛まれたりします。目に入ったら痛い。
8位 ミーナ・カロライナ
···人形で踏まれたり殴られたりします。柔らかそうな縫いぐるみと思ってなめてると...。
7位 サシャ・ブラウス
···噛まれたり食べられたりします。暴食王 さんは何でも食べますが一番の好物(鉱物?)は銀。
6位 ファーラン・チャーチ
···重力には逆らえません......ニュー○ンさんと逢ったら吃驚 して色々調べられそう......。
5位 イザベル・マグノリア
···4位さんと迷った!その炎は何でも溶かしちゃいます。熱そう、そして痛そう......。
4位 リヴァイ・アッカーマン
···人類最強さん。果たして、彼を超えるニンゲンは現れるのでしょうか。殴られたら痛いすら言えない。
3位 エレン・イェーガー
···自由奔放な魔王さん。でも強い。でも自由過ぎてファーランを苦しめていることに気付かぬ......。
2位 ジーク・イェーガー
···戦うとき、個人ならエレンより遥かに強いです。でも、皆でかかれば怖くない。そんな感じです。
1位 フリーダ・レイス
···ぶっちぎりの一位です。これ以上言ったらもう命が危nプツッ ツー ツー...
ミカサさんとか四神さんたちとか入れようか迷ったんですけど、結局入れませんでした。ミカサさんは今後出番はあるんでしょうか......。
-
- 54 : 2019/08/31(土) 23:52:59 :
- 期待
-
- 55 : 2020/04/25(土) 10:51:09 :
- 半年経ってるけど前作が読めない。
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