エレン「クリスタがいればそれでいい」
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- 1 : 2019/06/28(金) 11:22:49 :
- 【※注意※】
・エレクリです
・エレンとクリスタが強いです
・ただの妄想の垂れ流しです
・マーレとかエルディアとか関係なく、巨人vs人類です
・巨人化できる人はいません
・クリスタはヒストリアではなく、王家でもありません
よろしくお願いします。
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- 2 : 2019/06/28(金) 12:02:42 :
5年前
「」ザシュッ(ナイフ)
男1「がっ......」バタッ
男2「て、てめぇ!」ダッ
ザシュッ!!
男2「ぐっ......」バタッ
「」フキフキ
「...あ、あの」
「」ピタッ
「......なまえ、は?」
「...先に自分が名乗ったらどうだ」
「私は......クリ、スタ」
「......エレンだ。エレン・イェーガー」
クリスタ「エレン...あなたは、どうしてそんなに...強いの?」
エレン「............」
ザアアアアアアアア(風)
_
___
_____
訓練兵団入団式から一週間後
格闘訓練
ライナー「ぐっ!」ドサッ
クリスタ「ご、ごめんね!まだ力加減ができなくて...」
ライナー「ハハハハ、小さい女の子に適わなかった挙句手加減されるたぁ、情けねえ話だぜ」
クリスタ「小さいは余計だよ!」
ライナー「すまんすまん、しかしクリスタ。なんでそんな強いんだ?」
クリスタ「えっと...昔ある人に教わってたから...」
ライナー「ある人?...まぁいい、これならアニともいい勝負になりそうだな」
クリスタ「アニ?」
ライナー「ほら、あそこでサボってる奴いんだろ。あいつも親父に格闘術を教わっててな、強さは故郷でも随一だったんだぜ」
クリスタ「へぇー」
ライナー「おいアニ!」
アニ「...?」ジロ
ライナー「それ以上身長を下げたくなかったら――バシッ
ズドォォォンッ!!!
ライナー「」ブクブク
クリスタ「ラ、ライナー!?」アワアワ
アニ「へえ...クリスタか。1度やってみたいとは思ってたんだ」スッ
クリスタ「!」スッ
アニ・クリスタ(変わった構えだな......)
アニ「ふっ」ダッ
アニは人間離れた速度で肉薄すると、まず右脚で大きく蹴る。
クリスタ「」スッ
蹴りをアニの左側に避けた。
アニ(こいつ...内側に入ってくるなんて、どういうつもりだ?)
アニは右脚を力強く踏み下ろし、そのまま右脚を軸に、風を切るような回し蹴り。
ガシッ!(掴)
アニ「!?(つ、掴まれた!?嘘でしょ...!?)」
グググググ......
アニ「くっ...(なんだいこの力は...脚が全く動かない。こんな小さくて可愛い女の子に、どこからそんな力が...)」
キース「訓練終了!」
訓練兵達「!」
クリスタ「あ...終わっちゃったね」パッ
アニ「っ」
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- 3 : 2019/06/28(金) 12:23:47 :
-
食堂
アニ(くっ...なんて奴だい。掴まれた脚がまだ痛むよ...)ヒリヒリ
ユミル「クリスターー!今日こそ一緒に飯食おうぜ!」
クリスタ「ご、ごめんねユミル!いつも言ってる通り、ご飯は誰とも食べないんだ」
ユミル「ちぇ...クリスタ、お前人気者なのになんでいつも1人で食うんだ?」
クリスタ「それは――
キース「注目!」
訓練兵達「!」
キース「これより、新たな訓練兵を紹介する!」
ザワザワ
キース「訳あって入団が遅れたが、貴様らの仲間だ!共に訓練に励め!」
ザッザッ
クリスタ「!」
「...エレン・イェーガー。よろしく」
シーン
キース「では、食事は速やかに摂るよう!」
バタッ(扉)
エレン「...」
ダッ
クリスタ「エレーン!」ダキッ
一同「!!?」
ライナー「なっ...」
ユミル「クリスタ!?」
エレン「...クリスタか。元気そうだな」
クリスタ「もう、遅いよ!」
エレン「すまない」
クリスタ「一緒にご飯食べよ♪」
ユミル「お、おい...クリスタ」
クリスタ「あっ、ユミル!」
ユミル「お前...そいつとどういう関係なんだ?」
クリスタ「恋人だよ!」ニコ
ザワッ
エレン「バカ、違うだろ」コツ
クリスタ「いたっ!」
エレン「こいつとは兄妹みたいなもんだ」
クリスタ「ちょっ、またそんなこと言う!」
エレン「合ってるだろ?」
ユミル「......」
エレン「さて、クリスタ。明日は格闘訓練はあるか?」
クリスタ「あるよ!組もっか!」
ユミル「!いいのかエレンとやら...?クリスタは格闘訓練暫定2位だぞ」ニヤッ
エレン「......2位?」ギロッ
クリスタ「」タラタラ
エレン「おかしいな...1位じゃないのか?」
クリスタ「えっと...それは...」
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- 5 : 2019/06/28(金) 16:04:36 :
- 期待
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- 8 : 2019/06/28(金) 16:33:15 :
- 期待です。
久々に、初心に戻れたような気がする(個人的な意見)
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- 22 : 2019/06/28(金) 20:26:41 :
- コメントありがとうございます。
ご要望通りコメントは非表示に致しました。
通知たくさん来たので荒らしじゃないかと思ってビクビクしましたw
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- 23 : 2019/06/28(金) 20:30:23 :
- >>22 大変申し訳なかったです。
期待しているので頑張ってくださいね
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- 24 : 2019/06/28(金) 20:46:51 :
-
エレン「1位はどんな奴だ」
クリスタ「あそこにいる黒髪の子だよ」
エレン「ほう...」ザッ(行)
クリスタ「あっ、エレン!」
アルミン「おじいちゃん、元気かなぁ」
ミカサ「......1週間でもうホームシックになったの?」
アルミン「いや、そういうわけじゃないけど...もう歳だし純粋に心配なんだ」
ミカサ「きっと元気にやってる」
アルミン「だといいんだけど」
「よう」
アルミン・ミカサ「!」
アルミン「えっと、エレンだよね」
エレン「あぁ。ちょっとそこの女に用があってな」
ミカサ「私?」
エレン「お前、名は?」
ミカサ「...ミカサ・アッカーマン」
エレン「!(アッカーマン......へぇ、こいつは面白そうだ)」
エレン「ミカサ...明日の格闘訓練、俺と勝負しないか?」
ザワッ
アルミン「エ、エレン...それは、ミカサの強さを知っての上かい?」
エレン「もちろんだ」
ミカサ「...わかった」
エレン「よし」クルッ
クリスタ「もう、エレン!」
エレン「あ?なんだついてきてたのか」
クリスタ「また勝手な事を...」
エレン「...これでも俺はお前に真剣に教えたはずだ」
アニ「!(あいつが...)」
エレン「お前より強い奴......興味がある」ニヤッ
_
___
_____
エレン「」ザッ
アルミン「あっ、エレンだ」
ライナー「おっ、同じ班なのか」
ベルトルト「そういえばここ少なかったからね」
エレン「...誰だ?」
ライナー「俺はライナー・ブラウンだ。一応班長って事になってっから、なんかあったら言ってくれ!」
ベルトルト「僕はベルトルト・フーバーだよ。よろしくね」
アルミン「僕も自己紹介してなかったね。アルミン・アルレルト」
エレン「そうか......ふああ、眠い」ボスッ
アルミン「あっ」
エレン「」クカー
ライナー「なんというか...強かなやつだな」
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- 25 : 2019/06/28(金) 20:47:12 :
- >>23
いえいえ、お気になさらず
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- 26 : 2019/06/28(金) 21:01:07 :
- 期待です
>>22その気持ちすごくわかります。
重ね重ね申し訳ないです。
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- 27 : 2019/06/28(金) 22:16:30 :
- >>26
ありがとうございます。
大丈夫ですのでお気になさらず
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- 29 : 2019/06/29(土) 00:47:12 :
翌日
食堂
エレン「ふああ...眠ぃ」
クリスタ「あ、エレン!おはよう!」
エレン「ん...相変わらず朝から元気だな、お前は」
クリスタ「えへへー」
エレン「あ、そうだ。お前、訓練が終わったら消灯前に来い」
クリスタ「えっ、それはプチデートのお誘いですか!?」キラキラ
エレン「ちげーよバカ。修行だ」
クリスタ「!」ビクッ
エレン「俺が教えてんだ。誰かの下なんてのは俺への屈辱だ」
クリスタ「うぅ...」
エレン「はやく1位になれ......いや、俺が来たから結局は2位か?」
「お、おい...あいつクリスタと食ってるぜ」
「嘘だろ、誰とも食べなかったあのクリスタと?」
「そういえば昨日も一緒にいたな...何者なんだアイツ」
エレン「......チッ、うっせえな」
クリスタ「まあまあ」
エレン「お前、随分人気なんだな」
クリスタ「えへへーそんな事ないよー」テレテレ
エレン「ま、お前可愛いもんな」
クリスタ「か、かわ...!?」
エレン「あ?どうした?」
クリスタ「///」プシュウウウ
___
_____
格闘訓練
エレン「」スッ
ミカサ「」スッ
ザワザワ
アニ(クリスタに格闘を教えた奴......一体どんな...)
アルミン「ねえクリスタ。エレンって人強いの?」
クリスタ「見ればわかるよ」ニヤニヤ
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- 30 : 2019/06/29(土) 15:53:42 :
ダッ
ミカサ「」バッ(蹴)
エレン「」バッ(殴)
ガッキィィィン!!!!!
「な、何今の音!?」
「人の体がぶつかって鳴る音じゃねえだろ...」
「あいつら体に金属でも入れてんのか...?」
ミカサ「くっ...(う、動かない...)」
エレン「っ...(こいつ...どんな膂力してんだよっ......)」
ギチギチ......ギチ...
エレン(こいつ...もう覚醒してやがるな)グググ
ミカサ(私の方が少し押されてる...!)
エレン(さて、このまま押し通させてくれると楽なんだが)グッ
ミカサ(ならっ...!!)
ミカサは一瞬だけ力を的確に2割緩める。
エレン「ッ!」
ミカサ「ハァッ!」バッ
慣性の法則によりエレンがバランスを失ったタイミングで力を戻し、跳ね返した。
肉体の鍔迫り合いを解いたミカサはそのまま猛襲する。
ミカサ「」シュバババ
エレン「チッ...(殴りも蹴りも速くて見逃しそうになる...1発でも喰らったら負ける!)」スッスッ(避)
ミカサ「っ(当たらない...!)」
エレン(こいつの強さは分かった、もう十分だ。終わらせないとこっちがきつくなる)ヒュン(殴)
ミカサ「!(エレンとの力の差はほぼ互角...!なら、受け止めれる!)」スッ(両手)
ガシィィィン!!
ミカサ「なっ...」ドタッ(倒)
スッ(ミカサの首元にエレンの拳)
エレン「......終わりだ」
「うおおおおおお!!!!」
「す、すげぇ...あのミカサに勝つなんて!!」
ミカサ「ど、どうして...(最初は手加減していた...?いや、あれは間違いなく全力のはず)」
エレン「すまねえな、お前の十八番を使っちまった」
ミカサ「!」
エレン「ま、ほんの10%だけどな」
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