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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレン・クルーガー

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  1. 1 : : 2019/06/21(金) 23:02:24
    ※この作品は、当サイトでの執筆を打ち切りにしています。誠に申し訳ございませんが、気になる方はハーメルンで執筆しているのでそちらをご覧ください。(2019/8/19)

    ———————————————————-

    皆さん、どうも軌条 れあ と申します!

    今回、初の投稿となります。

    句読点や言葉の使い方、文章などに問題があると思いますが、何卒宜しくお願い致します。m(_ _)m

    また、タイトルが未定なので、その都度変えていく場合がありますので、ご了承ください。

    注意事項

    ・文章がおかしい

    ・不定期更新(連続で投稿したり、しばらく休んだり)

    などなど、他にもたくさんありますが、以上の点を踏まえて見ていただければと思います。

    大まかな作品の解説?

    今作は、エレンがバンパイアと言う形になっております。

    因みに、ダレン・シャンと言う作品を題材……と言うか似たような設定になっています。

    詳しくはかけないので以上です!

    それでは、ごゆっくりどうぞ!
  2. 2 : : 2019/06/21(金) 23:13:57
    吸血鬼(ヴァンパイア)......(°∀° )キタイ
  3. 3 : : 2019/06/21(金) 23:17:16
    俺は、普通の人間と違うかもしれない……

    いや、おかしい。

    それだけじゃない、俺の家族には隠された秘密がある。

    その秘密と言うのは、名前だ。

    と言ってもファーストネームではない。

    俺たちクルーガー家は代々、本当の苗字を隠して生きている。


    その名は──


    イェーガー


    この名前を隠す理由はわからない。

    だけど、母さんは必ずこの名前は絶対に喋ってはならないと言っていた。


    そして、なぜ普通の人間と違うのかと思ったのは……


    時々、同級生の首筋を噛もうとする衝動に駆られるからだ。


    そうは、言っても昔からその衝動にかられるわけではなかった。


    あれは、12歳の頃だった───
  4. 4 : : 2019/06/21(金) 23:18:35
    >>2期待ありがとうございます!
  5. 5 : : 2019/06/22(土) 00:31:32
    当時、小学六年生の俺は体育の授業で運動をしていた。

    同級生「そっちにボール行くぞー!!」


    エレン「わかった!」

    同級生がこちらにボールを蹴った時、偶々相手のチームの女の子にぶつかってしまった。

    痛みに耐え、腕をさすりながら目を開けると偶然彼女の首筋が目の前にあった。

    うっすらと浮き出る血管……血液の流れや脈拍、健康状態が一瞬でわかった。

    全ての感覚が研ぎ澄まされていた。

    その時、ふと思ったんだ。

    《噛みたい》

    これだけ聞けばただの変態だが、これには続きがある。

    俺の脳裏にこの娘の首筋を噛みちぎり、赤黒い何かを啜るところを今起きているかの如くフラッシュバックした。

    それが鮮血だとわかった頃には俺の理性は飛んでしまった。

    滴る鮮血、ビクともしない彼女、叫ぶ同級生達

    あの事が今でも忘れられない……

    あれからかな……軽く人間を遠ざけるようになったのは……
  6. 6 : : 2019/06/22(土) 20:47:15
    エレンが吸血鬼・・・
    ヤバそう・・・期待です
  7. 7 : : 2019/06/23(日) 23:04:55
    今まで見た時ない展開,,,
    いっそ東方と混ぜてエレフラとかでも面白そう
    (個人的意見)
  8. 8 : : 2019/06/24(月) 18:09:53
    >>6期待ありがとうございます!

    >>7コメントありがとうございます。
    そうですね………東方と混ぜるのはちょっと"この作品では"バランスが崩れてしまうかもしれません……でも、たしかにもうちょっとカテゴリーが違ければ、良い組み合わせになるかもしれませんね。
  9. 9 : : 2019/06/25(火) 20:30:57
    凄いなぁこのss僕にもこんな才能があれば…
    期待です
  10. 10 : : 2019/06/25(火) 20:40:07
    もっとグロを.....!(何言ってるんだろう)
  11. 11 : : 2019/06/25(火) 23:24:17
    >>9ありがとうございます!自分もなかなか上手くかけてるわけではないので(笑)頑張れば必ず上手くなりますよ!

    >>10グロはもっといれたいですが、何分自分の表現能力が乏しいので笑
  12. 12 : : 2019/06/25(火) 23:36:13
    そのあと俺は、授業中にも関わらず、校庭を飛び出してしまった。


    走っても走っても息は途切れなかった。

    そして、走りに走った俺の行き着いた先は、自宅だった。


    玄関を開け、母さんを探した。


    母さんは、リビングにいた。

    驚いた顔をして俺を見つめて、問い詰めた。

    「学校はどうしたの?」

    「逃げてきた」

    俺のその返事に母さんは俯いた。

    そのあと、学校に電話して事情を伝えたあと、母さんは言った。

    「あなたが、17歳になったら話す事がある。だからそれまでは我慢してね」

    あの時、母さんが何を言っているのか理解できなかったが、今になってわかる。

    それは、人を噛もうとする衝動を我慢しろという事だったのだ。

    あれから5年経った。

    そして、明日が俺の17回目の誕生日

    これが何を意味しているのかわかるはずだ。

    今まで待ち焦がれていた、母さんが言っていた話が聞ける時がきたのだ。

    とても待ち遠しい、今までその衝動を我慢していた甲斐があった。

    いったいどんな話しするのだろうか、俺には到底予測できない。

    明日に備え、寝るとしよう。
  13. 13 : : 2019/06/25(火) 23:41:51
    上手いなぁ

    期待
  14. 14 : : 2019/06/26(水) 17:40:59
    >>13ありがとうございます!
  15. 15 : : 2019/06/26(水) 17:50:14
    期待です!
  16. 16 : : 2019/06/26(水) 19:14:16
    >>15ありがとうございます!
  17. 17 : : 2019/06/27(木) 20:27:15
    めっさいいやん☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
  18. 18 : : 2019/06/27(木) 20:27:37
    期待!
  19. 19 : : 2019/06/27(木) 20:32:10
    やっぱりめっちゃ面白いssだなぁ
    期待(^_^)/~
  20. 20 : : 2019/06/27(木) 20:43:38
    >>17>>18>>19ありがとうございます!
  21. 21 : : 2019/06/29(土) 21:27:37
    翌日、カーテンの隙間から差し込む光に目が覚めた俺は、目覚ましを確認した。

    時刻は、7時25分だった。

    ベットから飛び起き、母さんのいる場所に向かった。

    階段を降りる途中、ソーセージの焼けるいい匂いが漂う。ここで俺は、自分が空腹なのに気づいた。

    急いでいたのか、足早に階段を下りきり、ダイニングに向かった。


    ダイニングに着くと、キッチンで鼻歌を歌いながら、母さんはいつものように朝食を作っていた。

    母さんは、俺の気配に気づいたのか、ゆっくりこちらに振り向き微笑みながら、挨拶してくれた

    「おはよう、エレン」

    「おはよ……」

    寝起きに自信のない俺は、掠れた声で返事をした。

    頭を掻きながら席に着く、朝食はいたってシンプル。
    メニューは割愛させてもらうが、朝食は早めに終わらせて昼食をがっつり食べるのがドイツ人クオリティ


    「さあ、早く食べて支度してね」

    「……うん」

    少しづつ、声の調子が戻ってきた。

    早くメシを食おう……



    あの話はいつするのだろうか……それとも約束を忘れてしまったのか?

    いや、それは無い……

    父さんがいなくなってから、母さんはいつも俺に尽くしてくれた。

    その家族を簡単に裏切るようなことはしない。

    きっとね……
  22. 22 : : 2019/06/29(土) 22:05:38
    グループを作ってみました↓

    http://www.ssnote.net/groups/2670
  23. 23 : : 2019/06/30(日) 00:58:52
    そうやって考え事をしていると、いつのまにか朝食を食べ終わっていた。

    いけない、考え事に没頭しすぎてしまった。

    制服に着替えないと……


    と言うのも、アレ以来不登校になったわけでは無い。

    1週間休んでから、気持ちが落ち着いて再び学校に行けるようになった。

    たまにその衝動に駆られることもあるが、その時はその時で対処法があった。

    それからは、自分の夢を目指すため高校に進学した。

    極力友達を作らないように気をつけてはいたがそうはいかなかった。

    なんだか、人に寄り付かれる体質なのだろうか……

    まあ、そんな話はどうでも良い

    制服に着替え終わり、鞄の中の荷物を確認する


    荷物はそこまで無いが念の為だ。

    荷物の確認を終え、玄関に向かい革靴を履いた。

    この靴は窮屈であまり好まないのだが、規定なのでしょうがない

    そして、最後に母さんに言った

    「行って来ます」

    「行ってらっしゃい」

    そう言って玄関扉を開け、学校へ向かった。
  24. 24 : : 2019/06/30(日) 01:17:57
    学校へ行く道すがら、俺は自分の人生を思い返していた。

    先ほど話していた父さんの話を思い出してしまったからだ。

    親父は俺が5歳の頃に何処かへ行ってしまった。

    どうしてかはわからない。

    母さんは、いつも俺に笑顔を見せていたが、時折部屋にこもってすすり泣いている時期があった。

    俺は、親父を憎んでいるかどうかはわからない。

    なぜ、出て行ったのか聞きたいこともたくさんあるけど、どこにいるかわからないし、どっかで再婚しているかもしれない、もしかしたらのたれ死んでいるかも

    兎も角、俺にとって親父はどうでも良い事だった。

    いつも通り、ボケーっと歩き、学校へ行く道の中間に差し掛かったところに、いつも聴き慣れている透き通った綺麗な声だが、朝に弱い俺には億劫なほど大きい声でアイツが俺を呼んだ。

    「エレン、おっはよー!!」

    「んだよ……朝っぱらから騒がしいな……」


    そう、何を隠そうこいつは俺の親友のクリスタだ。

    学校ではファンクラブもあると言うほど人気があるらしい。

    その理由は、よそから聞いた話によると、美人で可愛い上に頭脳明晰おまけに運動神経抜群で優しいからだそう。

    あれだ、いわゆる才色兼備ってやつだな。

    でも、こいつといるといつも白い目で見られる気がしなくも無い。

    まあ、気にしても仕方ないか

    同級生とは、悪い意味で仲良くしているしね。

    「エレンってば!聞いてる?」

    「あぁ……聞いてる聞いてる」

    俺は耳をほじくりながら素っ気なく返した。

    「むー!!絶対に聞いてなかったでしょ!!」

    クリスタはほおを膨らまして怒っているようだ、俺にはどうでも良いけどな……あぁ寝みぃ
  25. 25 : : 2019/06/30(日) 01:40:08
    「今度、クラスの打ち上げやるって言ったじゃん!!」

    あぁ……確かそんな話もあったっけな

    俺自身、そこまで感情が薄いわけでは無い

    可能ならば、俺だってはっちゃけたいし仲間と仲良くしたい……だけど、あれを思い返すたびに……

    思い出す内に急激な喉の渇きが襲い
    俺は唾をゴクリと呑み込んだ。

    この感覚は……そうだ。あの時と同じように血を欲する時のようだ!!

    くッ……!

    なぜこんな時に……!!

    「ハァ……ハァ……」

    歩道で倒れこむ俺にクリスタは声をかけてくれた

    「どうしたの大丈夫!? 」

    あぁ……喉が……渇く……

    「ねぇ、エレン絶対大丈夫じゃないで─
    キャッ!」

    心配する彼女を俺は人目のない路地裏に押し倒して、首筋を掴んだ。

    まるであの時のように全ての感覚が、研ぎ澄まされていた。

    その目は、獲物を前にする獣のように

    ここでは、エレンが優勢だったクリスタの生死を握っているのは彼だったからだ。

    心の中に居るもう1人の俺が囁いた、すぐそばにいるように耳元から

    『苦しみもがけ、このまま干からびるまでこいつの血液を飲み干せ!!』

    「ぐ……や……め」

    必死の抵抗も虚しく、俺の意識が消えたのは言うまでも無いだろう

    暗闇の中でもがき苦しんだ……これで……おしまいだ……なにもかも

    もう……いいんだ……
  26. 26 : : 2019/06/30(日) 01:41:16
    期待
  27. 27 : : 2019/06/30(日) 01:42:20
    >>26ありがとうございます。
  28. 28 : : 2019/07/01(月) 18:55:51
    「う……うーん」

    目がさめると、辺り一面に広がる空……の横に何やら物体が……

    「あっ!エレンようやく目が覚めた!」

    その物体と言うのは、クリスタだった。

    辺りを見回すと、どうやら俺は公園のベンチで寝ていた。

    ふと気が付いた、頭に柔らかい感触が……そういえばなんであの位置にクリスタがいるんだ?

    ん?


    「うぉぉぉっふう」

    俺は変な叫びを発して、飛び起きた

    何故って?当たり前だろう、俺はクリスタに膝枕されていたんだ。

    うん……

    クリスタに……膝枕

    「え、エレン急にどうしたの!」

    急にどうしたの、と言われても……


    ?……待てよ……記憶が曖昧で所々飛んでんだけど……気絶する前の最後の記憶がさ……

    クリスタを押し倒していたんだけど!?

    や、やばくね!?

    一応、クリスタに聞いてみるか……いやダメだ!

    「ねぇ、さっきから変だよ?突然倒れるしさ?」


    突然倒れ……る?

    どゆことぉ?

    「なぁ……クリスタ、なんで俺はお前に膝枕されてたんだ?」


    「ん?なんでってエレンが突然気を失ったから寝かせただけだよ?」

    気を失った……うん

    あれはただの夢だったのか……よかったぁぁぁぁ

    と、安心するのもつかの間、学校のチャイムが遠くから聞こえてしまったのだ。


    「やばいよエレン!遅刻しちゃった!急がないと!」


    「お、おう!急ぐぞクリスタ!」


    やっべぇ……どんだけ気絶してたんだよ……
  29. 29 : : 2019/07/01(月) 22:19:11
    若干物足りない気がしなくもないです。

    エレンがクリスタに襲うシーン……自分の文才がなくて申し訳ないです……

    アドバイスお願いしますm(_ _)m
  30. 30 : : 2019/07/09(火) 00:06:45
    全速力で走った俺とクリスタは、なんとか学校に着き事無きを得るが、授業中に何故か脇腹が急激に痛み出したことにより、今は保健室にいる

    くそぉぉ……痛ぇ……

    何故かはわからないが痛いのだ。

    俺が公園で目覚めた時から痛かったのだが、その時は普通に一時的なものだと思い、どうすることもできなかったので無視していた。

    それが学校に着いた時から痛みが増し、授業中には声を出すほどに腹を抱えて悶えている俺を、クリスタが保健室に連れてきてくれたのだ。

    今は、応急処置をしている所だがどうやら、脇腹に痣ができていた。

    変な所に痣ができるものだな……とこの頃の俺は能天気に考えていた。

    ふとクリスタの方を見ると、胸の位置で手をぎゅっと握りしめている。


    「お前、先に戻ってろよ」


    「ふぇっ!?ご、ご、ごめん、エレンが心配でつい……」

    クリスタは俺の声を聞くまで、先ほどまで集中していたかのような驚きを見せていた。

    しかし、保険の教師に諭されたクリスタは渋々、教室に帰っていった。


    「 あなた、良いお友達を持っているのね 」


    「 あ……どうも 」


    保険の教師に素っ気なく返した、俺は友達とは距離を置くつもりだったからだ。

    ここで、違う返事をしていたらと思うと……

    と、思い掛けたところで処置を終えたので俺は教室に戻ったのだった。
  31. 31 : : 2019/07/09(火) 00:11:29
    ここ最近、リアルが忙しくなっているのと、この後の展開など初期の構想とは変わってきたので、投稿頻度がいつも以上に遅くなる可能性があります。

    楽しみにしている方々、大変申し訳ないです。

  32. 32 : : 2019/08/01(木) 14:12:37
    こーしぃん(´д`;)
  33. 33 : : 2019/08/02(金) 00:33:00
    >>32本当にすみません!今なんとか書いています。修正などもあるので遅くはなりますが、今月中には出せるかもです!
  34. 34 : : 2019/08/02(金) 00:49:47
    修正ってことは話の構想とかちゃんとあるんですねー。カッコイイです。期待です
  35. 35 : : 2019/08/02(金) 19:03:24
    >>34ありがとうございます!

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著者情報
BFF-724106

軌条 れあ

@BFF-724106

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