クリスタ「彼氏ほしいな~…」
-
- 1 : 2019/06/11(火) 14:34:07 :
- http://www.ssnote.net/archives/59822
これの続きになります
-
- 2 : 2019/06/11(火) 15:09:44 :
- エレン「ただいまー」
クリスタ「あ、おかえり!」
クリスタ「どうだった!」
エレン「どうって言われてもな」
クリスタ「ミカサにドキドキとかしなかったの?」
エレン「う~ん…よくわかんねぇな。けど、ドキドキなのかはわかんねぇけどなんか変なんだよな、胸のあたりが」
クリスタ「それはドキドキしたってことじゃないの?」
エレン「そう…なのか?」
エレン「でもミカサ…今日は可愛かったな…」ボソッ
クリスタ「そっかそっか!可愛かったか~」ニヤニヤ
エレン「え、俺なんか言ったか?」
クリスタ「無自覚って…」
エレン「なんだよ!俺なんか変なこと言ったのか!?」
クリスタ「別に~」スタスタ
エレン「おい、待てよ!」
クリスタ「いいな~…私も彼氏…ほしいな…」ボソッ
月曜日
アルミン「エレン、クリスタおはよう!」
エレン「おはよう」
クリスタ「おはよう!」
アニ「おはよう…ふぁ~…」
ミカサ「おはよう」
クリスタ「ミカサ!ちょっとこっち来て!」ガシッ
ミカサ「ちょ、ちょっと!」
クリスタ「土曜日どうだった?」
ミカサ「うん、言われた通りにはやってみた」
クリスタ「そっか、エレンきっとミカサのこと意識してるよ!」
ミカサ「そ、そうかな?だとしたら嬉しいけど…」
クリスタ「家に帰ってきてエレン、今日のミカサ可愛かったなって言ってたもん!」
ミカサ「そ、それはほんと!?」ガシッ
クリスタ「痛い!痛いよミカサ!」
ミカサ「ご、ごめんなさい」
クリスタ「でもよかったね!これで一歩前進だよ!」
ミカサ「これもお姉ちゃんのおかげ」
クリスタ「うんうん!困ったことがあればいつでもお姉ちゃんに相談してね!」
ミカサ「こ、これからもお願いします、お姉ちゃん」ペコッ
クリスタ「はう~~!ミカサ可愛いよ!エレンにはもったいないぐらいだよ!」
ミカサ「そ、そんなことは///」
クリスタ「今日の放課後エレンと一緒に帰ろ!」
ミカサ「う、うん!」
放課後
ライナー「ここか」
ジャン「ったく、なんで俺まで」
ライナー「まぁいいじゃないか」
アルミン「せっかくだから今日この後みんなでどこか行かない?」
エレン「おっいいなそれ!」
クリスタ「どうするミカサ?」
ミカサ「私も行く」
クリスタ「じゃあ、私も!」
アニ(はぁ…また二人きりになれない…)
アルミン「アニ?大丈夫?」
アニ「大丈夫だよ、じゃあ行こ」
エレン「あ、俺トイレ行ってから行くから先に校門のとこで待っといてくれ」
アルミン「わかった」
校門
アニ「で、どこ行くの?」
アルミン「僕も決めてないんだよね…」
アニ「はぁ…」
ライナー「よ、よう」
アニ「あんた、なんでここにいるの?」
ライナー「いや…こいつにもちゃんと謝らせようと思ってな」
不良「ほ、ほんとにすいませんでした!」土下座
クリスタ「あなた自分が何やったかわかってるの!」
クリスタ「もしかしたら命を奪ってたかもしれないのよ!」
不良「ほ、ほんとにごめんなさい!」
アルミン「クリスタ、もういいんだよ」
クリスタ「でも!」
ジャン「俺達の仲間がやったことは俺達の責任だ、ほんとにすまなかった」土下座
ライナー「俺も謝っても謝りきれない、本当にすまない」土下座
アルミン「もういいよ、僕はこうして元気だから」
アニ「アルミンがこういってるんだ、私も許すよ。元はといえば私の責任でもあるからね」
ミカサ「だからもう顔をあげてほしい」
ライナー「ありがとう…」
ミカサ「そういえばあなたはどこかで見たことがある」ジー
ジャン「なっ!(俺の事をジーっと見てる!?これは俺に気があるんじゃ!)」
アニ「前に私に喧嘩うってきた馬面だよ」
ジャン「だ、誰が馬面だ!」
ミカサ「思い出した、アニにボコボコにされた人」
ジャン「うっ…」
ミカサ「でもアニに一人で挑んだのはすごいと思う」
ジャン「ほ、ほんとか!」
ミカサ「う、うん」
-
- 3 : 2019/06/11(火) 17:06:47 :
- 毎回楽しみです!
期待です
-
- 4 : 2019/06/11(火) 17:23:38 :
- ライナー達ってエレン達と同学ですか?
クリスタのcp作って頂いてありがとうございます
-
- 6 : 2019/06/11(火) 21:58:45 :
- もう期待しかない
-
- 7 : 2019/06/11(火) 22:50:30 :
- >>6 ありがとうございます!
-
- 8 : 2019/06/11(火) 23:18:35 :
- クリスタ「私はまだ許してないんだからね…!」
タッタッタッ
ライナー「あ、おい!」
ジャン「大丈夫だ、きっとあの子も許してくれる」
ライナー「そうだな」
ミカサ「クリスタは優しいから大丈夫」ニコッ
ジャン(結婚したい…)
その頃エレンは
エレン「やべぇな…ちょっと遅くなっちまった」
エレン「ん?あれは確かライナーだっけ?それに知らないやつもいるな」
ミカサ「クリスタは優しいから大丈夫」ニコッ
ジャン「そ、そうだな!」
ズキッ
エレン「なんだよ…ミカサのやつ…あんな奴と楽しそうにしてよ…」
ミカサ「あ、エレン!」
アルミン「遅いよエレン」
エレン「わ、悪い…」
ミカサ「具合でも悪いの?」
エレン「そんなんじゃねぇよ…」
ミカサ「でも元気がないから心配「ほっといてくれよ!」
ミカサ「ご、ごめんなさい」
ジャン「おい、心配してくれてるのにその態度はねぇんじゃねぇか?」
エレン「お前には関係ないだろ!くそっ…!」
タッタッタッ
ミカサ「エレン…!」
ガシッ
アニ「今はそっとしといてやりな」
ミカサ「でも…」
アニ(多分エレンは嫉妬しちゃったんだろうね…)
アニ「とりあえず今日はそっとしといてやったほうがいいよ」
ミカサ「わかった…」
エレン(くそっ…なんであんな事言っちまったんだよ…ミカサは悪くないのに…)
クリスタ「はぁ…」
エレン「クリスタ」
クリスタ「エレン!?みんなと一緒じゃなかったの?」
エレン「お前こそどうしたんだよ…?」
クリスタ「私は…別に…エレンは?」
エレン「わかんねぇ…ただミカサが知らない奴と楽しそうに話してるの見てたらイライラしちまってな…あいつにひどいこと言っちまったんだ…」
クリスタ「それって嫉妬したんじゃない?」
エレン「嫉妬?」
クリスタ「うん、エレンはミカサが好きなんだよ」
エレン「そりゃミカサは好きだよ」
クリスタ「エレンのミカサに対する好きは友達としてじゃなくて、一人の女の子として好きって事」
エレン「一人の女の子として…好き…」
クリスタ「そ、だから知らない男の子と楽しそうにしてるのが嫌だったんだよ」
エレン「俺がミカサを…」
クリスタ「だから明日会ったらちゃんと謝るんだよ!」
エレン「あぁ…そうだな」
クリスタ「後、ミカサにちゃんと自分の気持ちを伝える事!」
エレン「そ、それって告白するって事か!?」
クリスタ「当たり前でしょ?ずっとそのままだったらミカサ、他の男の子に取られちゃうよ?」
エレン「それは嫌だ!」
クリスタ「だったらちゃんと自分の気持ちを伝える!いい?」
エレン「わ、わかった!」
クリスタ「はぁ…私こんなのばっかりだな~…」
エレン「どうした?」
クリスタ「なんでもないよ~」
-
- 9 : 2019/06/12(水) 10:20:42 :
- 面白すぎ
期待
-
- 10 : 2019/06/12(水) 17:31:23 :
- 期待
-
- 12 : 2019/06/14(金) 22:18:03 :
- 期待
-
- 13 : 2019/06/15(土) 14:54:44 :
- >>12 期待ありがとうございます!
-
- 14 : 2019/06/15(土) 15:02:40 :
- 翌日
ミカサ「はぁ…」ズーン
アニ「まだ落ち込んでるの?」
ミカサ「エレンに嫌われたかもしれない…」
アニ「だから大丈夫だっていってるでしょ?」
ミカサ「でも昨日怒ってた…」
ガラガラ
エレン「ミカサはいるか?」
ミカサ「エ、エレン!」
エレン「ミカサ、昨日は怒鳴ったりして悪かったな…」
ミカサ「わ、私は大丈夫!」
アニ(あんたさっきまでずっと落ち込んでたよね…?)
エレン「今日の放課後、大事な話があるんだ。学校終わったら屋上に来てくれるか?」
ミカサ「わ、わかった!」
エレン「じゃあまた放課後な」
アニ「だから大丈夫だって言ったでしょ?」
ミカサ「アニの言う通りだった。でも話しってなんだろう…」
アニ(多分告白するんだろうけど。でもミカサも鈍感だね…はぁ…)
-
- 15 : 2019/06/18(火) 14:53:48 :
- エレン(やべぇな…告白ってこんな緊張すんのかよ…アルミン、お前はすげぇよ…)
アニ「ねぇ」
エレン(なんて言えばいい…?あぁーー!わかんねぇ!)
ゲシッ
エレン「痛ってーーー!なにすんだよ!」
アニ「あんたが私を無視するからさ」
エレン「は?無視なんてしてねぇよ」
アニ「はぁ…どうせミカサに告白することでも考えてたんでしょ?」
エレン「な、なんで!?」
アニ「いや、だいたいわかるから」
エレン「なぁ、俺ミカサになんて告白すればいいと思う?」
アニ「なんで私に聞くのさ」
エレン「俺告白するなんてはじめてだから、どうすればいいのかわかんねぇんだよ」
アニ「そんなの私の知った事じゃないよ」
エレン「頼む!教えてくれ!」
アニ「私じゃなくてアルミンに頼めば?同じ男同士なんだし」
エレン「それは無理だ」
アニ「なんで?」
エレン「アルミンは俺達の前で告白できる男の中の男だ、俺にはとても真似できない」
アニ「ま、まぁ確かに…///」
エレン「だから頼む!教えてくれ!」
アニ「仕方ないね…」
エレン「ほんとか!?」
アニ「告白なんて自分の素直な気持ちを相手に伝えればいいだけさ」
エレン「俺の素直な気持ち…」
アニ「たとえそれがどんな言葉だろうと嬉しいもんだよ。だから何も考えずに、自分の気持ちをミカサに伝えてあげればいいのさ」
エレン「そうか…アニ、ありがとな!」
アニ「どういたしまして、告白上手くいったらなんか奢りな。」
エレン「おう!上手くいったらなんでも奢ってやる!上手くいけばいいんだけどな…」
アニ「上手くいくよ…」ボソッ
エレン「なんか言ったか?」
アニ「別に、まぁがんばりな」フリフリ
エレン「おう!」
-
- 16 : 2019/06/20(木) 23:49:53 :
- エレンがんばれ!
-
- 17 : 2019/06/21(金) 18:24:11 :
- 屋上
エレン「やっぱり緊張するな…」
ミカサ「エレン!」タッタッタッ
エレン「よ、よう!」
ミカサ「ごめんなさい、遅くなってしまった…」
エレン「いいって。悪いな呼び出したりして」
ミカサ「全然問題ない。それより話って?」
エレン「そ、その…」
ミカサ「??」
エレン(よし…!俺も男だ!)
エレン「ミカサ!」
ミカサ「は、はい!」
エレン「俺はこの間遊園地に行ってから、ずっとお前の事が気になってる」
ミカサ「そ、それって」
エレン「俺はお前が好きなんだ!友達として、一人の女として!だから俺と付き合ってほしい!」
ミカサ「エレン…」
エレン(言っちまった…でもこれで振られても悔いはない)
ミカサ「私もエレンが好き…はじめて会った日からずっと」
エレン「え…?」
ミカサ「だからエレンの彼女になりたい!」
エレン「それってつまりOKって事でいいんだよな…?」
ミカサ「うん!」ニコッ
エレン「よ…よっしゃーー!」
ミカサ「ふふふっ」クスッ
ミカサ「これからよろしくお願いします」
エレン「おう!こっちこそよろしくな!」ニッ
-
- 18 : 2019/06/21(金) 23:32:09 :
- おろ?
ここで止まってる?
まだ続きが出来てないのかな?
とりあえず、超期待!!
-
- 19 : 2019/06/22(土) 15:23:13 :
- よくやったエレン
-
- 20 : 2019/09/03(火) 21:20:36 :
- 期待!
-
- 21 : 2019/09/20(金) 00:23:39 :
- すいません、また長い間投稿してませんでした…これから少しずつ投稿していきます
-
- 27 : 2019/10/24(木) 22:27:07 :
- エレン「なんかこういうの恥ずかしいな///」
ギュッ
ミカサ「大丈夫、すぐに慣れる///」
エレン「お、おう///」
アニ「上手くいったみたいだね」
ミカサ「そう、今日から私はエレンの彼女!」ドヤッ
アニ(なんでドヤ顔…)「それよりエレン、約束忘れるんじゃないよ」
エレン「約束?」
アニ「まさかもう忘れたの?」
エレン「え~…なんだっけ?」
アニ「はぁ…付き合えたらなんか奢るって言ったでしょ?」
エレン「おう、そうだった!」
アニ「じゃあ今度奢りなよ。私は帰るから」フリフリ
エレン「ありがとなアニ!」フリフリ
ミカサ「アニ、また明日!」フリフリ
-
- 28 : 2019/10/24(木) 22:50:05 :
- ミカサ「エレン、これからどうする?」
エレン「どうするか……よし!とりあえず家来るか?」
ミカサ「い、行く!」
エレン「決まりだな!せっかくだから飯も食ってけよ?」
ミカサ「いいの?」
エレン「当たり前だろ?でも遅くなったらミカサの親が心配するよな」
ミカサ「大丈夫、私の両親はもういないから…」
エレン「そ、そうだったのか…なんかごめん…」
ミカサ「気にしなくていい」
エレン「じゃあミカサは1人で暮らしてるのか?」
ミカサ「うん」
エレン「そっか…寂しくないか…?」
ミカサ「寂しくないと言えば嘘になるけど、でも今はエレンやアニ達がいるから」
エレン「そうだ!ミカサさえよければ一緒に住まないか?」
ミカサ「そそ、それは…ど、同棲!?///」
エレン「あ、いや…そういうつもりで言ったんじゃないと言うかなんと言うか///」
エレン「一緒に住めば俺やクリスタもいるから楽しいかなと思っただけで!」
ミカサ「でもエレンのご両親に迷惑をかけてしまう…」
エレン「そんなことねぇよ。帰ったら聞いてみる!」
ミカサ「う、うん///」
エレンの家
ガチャ
エレン「ただいまー」
ミカサ「お、お邪魔します!」
クリスタ「おかえりー!あっ!手繋いでる!」
エレン「そんなでかい声で言うんじゃねぇよ!///」
ミカサ「は、恥ずかしい///」
クリスタ「よかったねミカサ!」
ミカサ「うん、これもお姉ちゃんのおかげ!」
エレン「ミカサ、なんでクリスタの事お姉ちゃんって呼んでんだ?」
クリスタ「そんなの決まってるじゃん!二人が将来結婚したらミカサは私の妹でしょ?だから今のうちから呼んでもらってるの!」
エレン「結婚って…お前は気がはやいな…」
クリスタ「結婚しないの!?」
エレン「だ、誰もしないなんて言ってないだろうが!」
カルラ「二人ともうるさいわよ!あらミカサちゃん!」
ミカサ「こんばんわ」ペコッ
カルラ「いらっしゃい!あらあら手なんか繋いでようやくエレンにも彼女ができたのね!お母さん嬉しいわ!」ニコッ
クリスタ「エレンにはもったいないよね~」
カルラ「ミカサちゃんほんとにエレンでいいの?」
ミカサ「は、はい。エレンがいいです///」
カルラ「エレン、ミカサちゃんの事大切にしなさいよ?」
エレン「わ、わかってるよ!」
カルラ「じゃあ今日はおいしいご飯たくさん作らないとね!」
クリスタ「私も手伝う!」
エレン「ミカサ、俺達は部屋行こうぜ」
ミカサ「うん!」
-
- 29 : 2019/11/06(水) 00:03:37 :
- クリスタ「エレン、ミカサ!ご飯できたよー!」
エレン「今行く!行こうぜミカサ!」
ミカサ「うん!」
エレン「父さん、帰ってたのか」
グリシャ「ちょうど今帰ってきたところだ」
ミカサ「あ、あの…はじめまして、ミカサ・アッカーマンです」ペコッ
グリシャ「カルラとクリスタから話は聞いたよ。エレンの事をよろしく頼む」
ミカサ「は、はい!」
エレン「父さんと母さんに相談があるんだけどさ」
カルラ「なに?」
エレン「あ~…ミカサ、この家で一緒に住んじゃだめかな…?」
グリシャ、カルラ「!!」
クリスタ「え!?ミカサ一緒に住むの!やった!お父さん、お母さんいいよね!」
グリシャ「ご両親には相談したのか?」
ミカサ「私の両親は幼いときに二人とも他界して、今は1人暮らしなんです」
グリシャ「そうだったのか…」
エレン「だから俺らと暮らしたほうがミカサも楽しいかなって思ってな。だめか?」
カルラ「ミカサちゃんはいいの?」
ミカサ「できればエレンやお姉ちゃんと一緒に暮らしたい…です…///」
グリシャ「そうか…わかった。ここに住みなさい」
ミカサ「いいんですか!?」
カルラ「ふふっ、問題ないわよ!また娘が1人増えたわね!」
グリシャ「ふっ、そうだな。孫の顔が早くみたいものだ」
ミカサ「あ、ありがとうございます!」
クリスタ「よかったねミカサ!」
ミカサ「うん!」
カルラ「私達のことはお父さんとお母さんって呼んでね!」
ミカサ「お、お父さん、お母さん…よ、よろしくお願いします」ペコッ
グリシャ「かわいい娘じゃないか。エレンにはもったいないな」
カルラ「ほんとかわいいわ!」ギュッ
クリスタ「お母さんずるい!私も!」ギュッ
ミカサ「は、恥ずかしい///」
エレン(羨ましい…俺の彼女なんだが…)
-
- 30 : 2020/02/25(火) 18:19:09 :
- きたい!!!
-
- 31 : 2020/02/25(火) 22:11:25 :
- 期待
-
- 33 : 2020/03/03(火) 17:36:54 :
- エレン「そ、そうと決まれば早速次の土曜日から引っ越しはじめようぜ!」
ミカサ「でも、荷物がたくさんある…運ぶのが大変」
グリシャ「それは心配ない。私がハンネスに頼んでおこう」
エレン「ハンネスさんか!会うの久しぶりだな」
クリスタ「はいはい!私も手伝う!」
エレン「それは無理だろ」ジー
カルラ「そうね。クリスタには無理だわ」ジー
グリシャ「クリスタは家にいなさい」ジー
クリスタ「なんでみんなしてそんな目で見るの!」
エレン「なんでって…お前のその体格じゃあな」プッ
クリスタ「エレンのバカ!」
エレン「バカとはなんだ!アニならともかくお前は無理だろ!」
クリスタ「私だって手伝いぐらいできるもん!それにアニだって背小さいじゃん!」
エレン「あいつは喧嘩とかしてるから力はあるんだよ!」
カルラ「はぁ…またはじまったわ…」
グリシャ「困ったものだな…」
ミカサ「いつもこうなんですか…?」
カルラ「少しの事とかでもすぐ言い合いになるのよ…」
ミカサ「そ、そうですか…(アニが聞いていたら二人ともただではすまないところだって…)」
-
- 34 : 2020/03/03(火) 22:12:28 :
- おぉ!!
引越し早くして同居楽しみ!
-
- 35 : 2020/03/04(水) 20:48:34 :
- クリスタ「とにかく!私も引っ越し手伝うから!」
エレン「どうせすぐ疲れた~とかって言うだろ」
クリスタ「言わないもん!かわいい妹のためだもん!」
ミカサ「エレン、お姉ちゃんにも手伝ってもらおう」
エレン「けどな…」
ミカサ「エレンは優しい。お姉ちゃんがケガしないように心配だからそうやって言ってるだけ」
エレン「し、心配なんかしてねぇよ!ふん、勝手しろ!」プイッ
クリスタ「心配してくれてるの?」
エレン「だから心配なんかしてない!」
ミカサ「お姉ちゃん、土曜日手伝ってほしい」
クリスタ「もちろんだよ!まかせて!」
-
- 36 : 2020/03/04(水) 20:57:03 :
- クリスタ「せっかくだからアル君とアニも呼ばない?」
ミカサ「たまには二人きりにさせてあげたほうがいいと思う」
クリスタ「どうせ二人でイチャイチャしてるだけだし大丈夫!二人も呼ぶ!」
エレン「わかった!お前自分だけ彼氏いないからリア充が許せないんだろ!」
イラッ
クリスタ「うるさい!」ゴンッ
エレン「ゴホッ!」チーン
ミカサ「すごい…エレンを一撃で…」
クリスタ「アル君とアニには私から言っておくから!土曜日が楽しみだね!」ニコッ
ミカサ(はじめてお姉ちゃんを怖いと思った…これからは怒らせないように気をつけよう…)
-
- 37 : 2020/03/05(木) 00:36:03 :
- ミカサの方がお姉ちゃん感がありますね!
-
- 38 : 2020/04/19(日) 19:14:48 :
- 土曜日
ミカサ家
エレン「遅いな、アルミンとアニのやつ」
ミカサ「きっとアニのせい。アニは朝が弱いから」
タッタッタッ
アルミン「ごめん!遅くなっちゃった!」
アニ「ふぁ~…眠い…」
クリスタ「遅ーい!なにやってたの!」
アルミン「アニがなかなか起きなくて…」
クリスタ「30分の遅刻だよ!」
アニ「うるさいなぁ…別にいいでしょ…」
クリスタ「今日はミカサの引っ越しなんだからしっかりしてよね」
アニ「めんどくさい…」
ミカサ「アニ、無理しなくてもいい。私達だけでやるから」
アニ「じゃあ帰る…それじゃ」スタスタ
アルミン「アニ!待ってよ!」
ガシッ
クリスタ「遅刻したうえに帰ろうだなんて、ミカサが許しても私が許さないんだから!」
アニ「はぁ…ミカサがいいって言ってるからいいでしょ」
エレン「そのへんにしといたらどうだ?クリスタ、ミカサがいいって言ってるんだからいいじゃねぇか」
クリスタ「で、でも!」
アルミン「アニ、せっかくここまで来たんだし手伝おうよ」
アニ「なら条件がある」
アルミン「なに?」
アニ「これからは他の女とこういう約束事をしないこと」
アルミン「え、でも…」
アニ「いい?」ギロッ
アルミン「は、はい…」
アニ「なら手伝ってあげるよ」
-
- 39 : 2020/04/19(日) 21:18:28 :
- こ、更新されてる、、、だと、、、?
-
- 40 : 2020/04/21(火) 19:04:00 :
- ハンネス「悪いなエレン、遅くなった」
エレン「ハンネスさん!久しぶりだな!」
ハンネス「3年ぶりぐらいか?それにしてもでかくなったな!」
エレン「当たり前だろ、もう高校生だからな」
ハンネス「グリシャさんから話は聞いたぞ、お前彼女できたんだってな」
エレン「ま、まぁな///」
クリスタ「あ!ハンネスさんやっときた!」
ハンネス「おうクリスタも久しぶりだな。クリスタはあんまり変わらないな」
クリスタ「変わったよ!身長3cm伸びたもん!」
ハンネス「そ、そうか…それじゃあどんどん荷物持ってきてくれ」
エレン「了解」
-
- 41 : 2020/04/21(火) 19:15:51 :
- アニ「それにしてもあんた結構色んな服持ってたんだね」
ミカサ「私も女だからこれぐらいは当然」
アニ「この量たたむわけ…めんどくさい…」
アルミン「あ、アニちゃんと綺麗にたたまないとシワになっちゃうよ!」
アニ「これでも綺麗にたたんでるつもりなんだけど」
アルミン「かして、ここをこうしてっと…よし、できた!」
ミカサ「アルミンすごい、アニがたたんだ物とは大違い」
アニ「あんたほんとに男?」
アルミン「当たり前じゃないか!」
ミカサ「アニは大雑把すぎる。もっと女子力をつけないと」
アニ「あんたにそんなこと言われるとはね」
アルミン「二人とも早くしないと日が暮れちゃうよ…」
アルミン「ていうかなんで僕ここにいるんだろ…普通クリスタなんじゃ…」
-
- 42 : 2020/04/27(月) 19:57:42 :
- アニ「ねぇ、飽きたんだけど」
アルミン「もうちょっとだよ。後ここのをたためば終わりだから」
アニ「アルミン、あんたそれ何持ってるの」
アルミン「何ってミカサの服…」
下着
ミカサ「アルミン、それは私の下着」
アルミン「ご、ごめん!そんなつもりは!」
アニ「そんな事言ってチラチラ見てるじゃないか、この変態」
アルミン「ご、誤解だよ!」
アニ「それにしてもミカサ、あんたこんな下着持ってたんだね」
ミカサ「この間買ったもの。エレンと付き合えたから、それは私の勝負下着」
アルミン「ぼ、僕エレンの手伝いしてくる!」タッタッタッ
ミカサ「行ってしまった。アニは勝負下着は買った?」
アニ「か、買うわけないじゃないか!」
ミカサ「じゃあアルミンとはキス以上の事は?」
アニ「なんであんたにそんな事言わなきゃいけないのさ」
ミカサ「気になる…とても気になる!」
アニ「いいからさっさと終わらせるよ!」
-
- 43 : 2020/04/27(月) 20:58:02 :
- ハンネス「さぁ、どんどん荷物持ってこい!」
エレン「にしても結構量あるな…今日中には終わんねぇかもな…よっと」
クリスタ「がんばって早く終わらせてミカサと一緒に暮らすんだから!」
アルミン「エレン、僕もこっち手伝うよ」
エレン「むこうは終わったのか?」
アルミン「あと、少しで終わるよ」
エレン「じゃあ頼む。こっちクリスタいるから全然終わんなくってよ」
アルミン「クリスタも一生懸命がんばってるんだし、そんなこと言っちゃだめだよ」
クリスタ「お、重い…!」
ハンネス「おいおい無理するな」
クリスタ「こ、これぐらい…!ハンネスさんお願い」
クリスタ「きゃっ!」
ハンネス「クリスタ!危ない!」
エレン「なんだ!?」
-
- 44 : 2020/04/27(月) 22:31:31 :
- ミカサ準備満タンですな
-
- 45 : 2020/04/29(水) 21:09:01 :
- エレン「クリスタ!(くそっ!ここからじゃ間に合わない!)」タッタッタッ
タッタッタッ
ガシッ
ガシャン
クリスタ「あ、あれ…なんともない…?」
ライナー「なんとか間に合ったな。大丈夫か?」
クリスタ「あ、あなたは!なんでここに!」
エレン「ライナー、ありがとな助かったぜ」
ライナー「礼を言われることじゃないさ」
ライナー「たまたまこのあたりを散歩しててな、彼女が倒れそうになるのが見えたから助けただけだ」
アルミン「ライナーがいなかったらどうなってたか…ほんとにありがとう!」
エレン「ほら、クリスタもちゃんと礼をいえ」
クリスタ「助けてくれてあ、ありがとう…」ペコッ
ライナー「別にいいさ、それより何やってるんだ?」
エレン「ああ、ミカサの引っ越しだよ。みんなで手伝ってるんだ」
ライナー「そうか、だがなんで彼女に荷物を運ばせてるんだ?こうなることぐらい予想できただろ?」
エレン「俺もそう思ってたんだけど、クリスタのやつが聞かなくてな…」
アニ「ねぇ、今大きい音聞こえたけど」
ミカサ「何かあったの?」
エレン「ああ。クリスタが荷物運んでる時に転びそうになってな…そこをライナーが助けてくれたんだ」
ミカサ「そう…ライナー、お姉ちゃんを助けてくれてありがとう」ペコッ
ライナー「気にするな」
クリスタ「ミカサ、ごめんなさい…荷物落としちゃって…」シュン
ミカサ「荷物なんかどうだっていい。お姉ちゃんが無事でよかった」
-
- 46 : 2020/04/29(水) 22:24:36 :
- ライナー「なんか大変そうだから、俺も手伝おう」
エレン「いいのか?」
ライナー「まぁ暇だからな」
エレン「悪いな助かるぜ」
アニ「クリスタ、あんたはこっち手伝いな」
クリスタ「う、うん」チラッ
ライナー「で、どれを運べばいいんだ?」
エレン「ここに置いてるやつを車に運んでくれ」
ライナー「了解だ」
-
- 47 : 2020/04/30(木) 00:16:57 :
- ライナー男前ですね!
-
- 48 : 2020/05/01(金) 01:29:17 :
- ライナーの手伝いもあり、無事に引っ越しは終わった
アルミン「つ、疲れた~…」
エレン「ライナーがいなかったら今日中には終わんなかったな、ほんとに助かったよ」
ライナー「気にするな、俺もいい運動になった」
アニ「やっと終わった…」
エレン「せっかくだからみんなうちで飯食ってけよ。母さんが飯作ってくれるって言ってるから」
アルミン「せっかくだからお邪魔しようかな、ね、アニ?」
アニ「そうだね、お腹すいたし」
エレン「ライナーもこいよ」
ライナー「いや、俺は遠慮しとくよ。じゃあな」
クリスタ「ま、待って!」
ライナー「なんだ?」
クリスタ「あの…今日はほんとにありがとう…あなたが助けてくれなかったら私…」
ライナー「がんばるのはいいが無理はするもんじゃないぞ。」ポンポン
ライナー「じゃあな」スタスタ
-
- 49 : 2020/05/03(日) 02:31:47 :
- あるべきライナーの姿がここにある
-
- 50 : 2020/05/03(日) 18:19:26 :
- エレン「おい、クリスタ帰るぞ!」
クリスタ「……」
エレン「クリスタ!」
クリスタ「え!?な、なに?」
エレン「どうしたんだよ、ボーッとして?早く家帰って飯食おうぜ」
クリスタ「そ、そうだね!」
ミカサ「お姉ちゃん大丈夫?様子がおかしい」
クリスタ「大丈夫大丈夫!さ、早く帰ってご飯食べよ!」
アニ「クリスタ、なんか変だね」
エレン「疲れただけだろ?」
アニ「あんたなんもわかってないんだね」
エレン「何が?」
アニ「もういいよ…アルミン行くよ」
アルミン「ま、待って…もう少し休ませてよ…」
アニ「男なんだからしっかりしな」ガシッ
アルミン「は、離してよ!足がまだ痛いんだから!」
-
- 51 : 2020/05/03(日) 18:28:00 :
- 帰り道
「大丈夫か?」
「がんばるのはいいが無理はするもんじゃないぞ。」ポンポン
クリスタ(///……って!なんで私思いだしてるの!?あいつのせいでアル君が怪我したっていうのに!まぁでも…助けてくれたことは素直に感謝してるけど…)ブンブン
エレン「あいつほんとに大丈夫か?首思いっきり振ってるけど」
アルミン「さ、さぁ…」
ミカサ「………まさか…」ボソッ
エレン「どうしたミカサ?」
ミカサ「なんでもない」
エレン「そうか?」
-
- 52 : 2020/05/08(金) 19:32:26 :
- エレン家
カルラ「さぁみんなどんどん食べてね!」
「いただきます!」
アルミン「おばさんの料理久しぶりだな~」
エレン「小学校以来だもんな」モグモグ
アニ「お、おいしい…」モグモグ
アルミン「あの時と同じ味だ」モグモグ
ミカサ「今度教えてもらおう…」モグモグ
クリスタ「………」モグモグ
カルラ「クリスタ元気ないわね?」
エレン「なんかさっきからクリスタ変なんだよ」
クリスタ「べ、別に変じゃないよ!あ、相変わらずお母さんのご飯はおいしいね!」
カルラ「そういえばクリスタ今日怪我しそうだったんでしょ?」
クリスタ「な、なんでお母さんが知ってるの!?」
カルラ「さっきハンネスさんに聞いたのよ。その時助けてくれた男の子がいたってね」
クリスタ「へ、へぇ~…」
カルラ「せっかくだし連れてくればよかったのに!お礼も言いたかったし」
エレン「誘ったけど断られたんだよ」
ミカサ「ライナーは優しい。引っ越しも手伝ってくれた」
アルミン「ライナーがいてくれて助かったよね。ね、アニ?」
アニ「別に…」モグモグ
アルミン「素直じゃないな~アニは」
アニ「ふん…(今度エレンのお母さんに料理教えてもらおう)」
カルラ「ライナー君って言うのね!クリスタ、今度会ったら連れてきなさい」
クリスタ「な、なんで私が!?」
カルラ「なんでって友達なんでしょ?」
クリスタ「と、友達!?別に友達とかじゃないもん!ごちそうさま!」タッタッタッ
- 著者情報
- 「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場