このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
エレン「あれ?」シュウゥゥ ベルトルト(…抹殺しなくちゃ…‼︎)
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- 1 : 2014/01/16(木) 11:59:31 :
- 訓練兵時代にエレンが巨人化の兆候を発現し、ベルトルトが使命感で抹殺を図ろうとします。
思いつきであげたので全くどうなるかわかりません。
多分リアルタイムで書きながら投稿していきます。亀進行と思います。
ほぼ間違いなく悶絶、激痛描写入りますので苦手な方は回れ右で。
これらが問題ないという奇特な方はそのままどうぞ!
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- 2 : 2014/01/16(木) 12:14:05 :
- 頑張ってください!
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- 3 : 2014/01/16(木) 12:16:40 :
- ー一時間ほど前、立体機動の訓練の際、それは起こった。
ベルトルト「エレェェェェン‼︎」
エレン「ぐゔぁぁぁ‼︎」
ベルトルト「これは…」
ーエレンの手足の向きは…あってはならない方に向いていた…けど…
エレン「ベルトルトか…!ベルトルト、俺の手足、どうなってる?動かせないんだ」
ベルトルト「エレン、今は動かさないで…」
エレン「…あれ?」…シュゥゥゥ…
ベルトルト「!?」
エレン「ぐわっ!ベルトルト!やめてく…‼︎」
ーエレンの体から…折れた手足から…蒸気が漏れてきた…。
ベルトルト(ごめんエレン!)
ー僕は咄嗟に、エレンの頸動脈を締めた。
エレン「ーーー‼︎ーーー………」
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- 4 : 2014/01/16(木) 12:18:14 :
- >>2舞曲♪さん
早っっ!
ありがとうございます(≧∇≦)
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- 5 : 2014/01/16(木) 12:28:46 :
- ー脳への血液が足りず、気を失ったエレンはあっけなく気を失った。
ーそして僕はエレンを担いで…共感の元へ戻った…。
キース「む!イェーガーはどうした?」
ベルトルト「ハッ!」
ベルトルト「相当に速度の出た状態で気にぶつかり、脳しんとうを起こして気を失ったようです!」
ーその頃には…もう手足は治っていた…。
ーーーーーー
ライナー「…」
アニ「…」
-
- 6 : 2014/01/16(木) 12:36:22 :
- あ…頭悪い文章だ…orz
「共感」×「教官」⚪︎
「気を失った」一つ削除
脳内補完お願いします。
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- 7 : 2014/01/16(木) 12:37:17 :
- ライナー「間違いないのか?」
ベルトルト「ああ」
アニ「……嘘だ」
ベルトルト「アニ…嘘じゃ… アニ「嘘だ‼︎」
アニ「そんなはず…そんなはずあるもんか‼︎」ポロポロ…
ライナー「…」
ベルトルト「…アニ」
ーアニは泣き崩れた…。
ライナー「まさか…な。一番巨人に恨みを強く持っている奴が…巨人の力を持っていたなんて…な」
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- 8 : 2014/01/16(木) 12:47:51 :
- ベルトルト「ああ…エレンはいい奴で…熱くて…無鉄砲で…」
ライナー「俺たちの弟みたいな奴だ…」グッ
ーなんという皮肉だ…。
ライナー「…でも、今は冷静に話し合わなければならない」
ベルトルト「…そうだね」
アニ「…」グスッ
ー誰も何も言えない。そんな時間が30分はあったろうか
ベルトルト「…エレンが巨人化の力を持っている理由は…」
ベルトルト「二つしか考えられない」
ライナー「『裏切り者』か…」
ベルトルト「『座標』か」
アニ「…何であいつが…」グスッ
-
- 9 : 2014/01/16(木) 13:25:48 :
- アニ「…」グスッ
ベルトルト「ライナー…どうする?」
ライナー「あいつが『裏切り者』だとして…あいつに待つのは故郷での拷問と死だけ」
ライナー「あいつが『座標』だとしたら…」
ベルトルト「それだけは…」ゾッ
ライナー「ああ…あいつだけは座標を持ってはならない…」
ベルトルト「どちらにしても…」
ライナー「待つのは凄惨な『死』だけだ」
ベルトルト「それならまだ…僕らの手で…」
ライナー「ああ、エレンを抹殺しなくてはならない」
アニ「…エレン…」
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- 10 : 2014/01/16(木) 13:37:55 :
- ーーーーーー
ー僕の鞄にはまだ「二つの薬」がある。
ー僕らがここに紛れ込んだ際、「うっかり」で巨人化してしまわないよう、巨人化を抑制するための薬。
ーこの薬を使えば…だいたい1週間は治癒力もあわせて抑制できる。
ベルトルト「『例の薬』はあと少しだけ残ってるよ」
ライナー「…『もうひとつ』は?」
ベルトルト「…ある。」
アニ「…‼︎」
ーアニ…そんな顔で見ないでくれ…
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- 11 : 2014/01/16(木) 13:45:10 :
- 頑張ってね~期待!
-
- 12 : 2014/01/16(木) 14:03:08 :
- ーーーーーー
エレン「…」
エレン「…ん」
アルミン「エレン?」
エレン「おお、ここは?」
アルミン「病棟だよ」
エレン「…あ!」ガバッ
アルミン「ダメだよ!」アワワ
エレン「…あれ?」
アルミン「エレン、混乱してるんだね…頭打ったんだもん…」
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- 13 : 2014/01/16(木) 14:03:58 :
- >>11ありがとうございます(≧∇≦)
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- 14 : 2014/01/16(木) 14:07:24 :
- エレン「いや、俺は手足…」グイッ
エレン(…あれ?)
アルミン「だから…頭を打ったんだよ」
エレン「…そうか」
エレン(でも、ベルトルト…確か…)
エレン「…ベルトルトは?」
アルミン「ひどく動揺してたよ…珍しいね、普段は冷静なのに…」
エレン「あいつ…」
エレン(夢か…?でも確かに…)
アルミン「あれ?エレン、首に何かついてる?」
アルミン「違う…痣?内出血かな?」
エレン(……わかんねぇ)
-
- 15 : 2014/01/16(木) 14:08:15 :
- いったんストップ!展開を考えておきまーす。
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- 16 : 2014/01/16(木) 17:42:20 :
- 続き期待です!!
アニはエレン好きなのかな?
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- 17 : 2014/01/16(木) 20:04:32 :
- ーーーーーー
ーいいかい?この薬を飲ませるのはアニの仕事だ。僕は疑われてると思うから…。
アニ「…」ガラッ
エレン「おお、アニ!」
アニ「…///」
エレン「やっちまったよ!」ハハハ
アニ「…あんた、木にぶつかって落下したんだって?」
エレン「ああ、ちょっと記憶もあやふやでさ…」
アニ「しっかりしなよ!」
エレン「そうだな。今日は安静にって言われたけど、明日の対人格闘はいつも通り、容赦無く頼むな!」
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- 18 : 2014/01/16(木) 20:06:06 :
- >>16朧月さん
やっほー!今日も支援感謝です(≧∇≦)
さてさて、アニちゃんの心境やいかに…?ってことで!
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- 19 : 2014/01/16(木) 20:09:10 :
- アニ「『遠慮なく』でしょ」ハァ
アニ「…はい、これ、今飲むようにって薬を預かってきたよ」
エレン「おお、サンキュー」
アニ「…」
エレン「…」ゴクリ
アニ「…!」
エレン「…まずっ」おぇぇ
エレン「なんだよ、心配してくれてるのか?」
アニ「…そんなわけないでしょ…」
-
- 20 : 2014/01/16(木) 20:09:30 :
- ん?エレンは立体起動の適性検査の時怪我したけど治って無かったジャン。巨人化したこと無いのにどうして再生出来るの?
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- 21 : 2014/01/16(木) 20:12:54 :
- >>18(ノ´∀`*)イエイエ
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- 22 : 2014/01/16(木) 20:13:57 :
- アニ「…じゃ、私は行くから」
エレン「ああ、サンキュ」
アニ「…」ガラッ
アニ「!」ミカサ「!」
ミカサ「あぁ、ごめんなさい」スッ
アニ「…ありがと」スタ…スタ…
エレン「…あいつ、元気なかったな」
ミカサ「アニ…エレン、アニを泣かせた?」
エレン「⁉︎ いや、薬持ってきてくれただけだよ!」
ミカサ「…目が腫れてた」
エレン「だから俺じゃないって!」
エレン(…アニ?)
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- 23 : 2014/01/16(木) 20:18:30 :
- >>20
今回のSSは能力が時間経過とともに突然発現したことにしてあります^ ^ので、適性検査の時はまだ能力は未完成だったってことで。
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- 24 : 2014/01/16(木) 20:22:42 :
- >>納得。進行妨害すいませんでしたm(_ _;)m期待!
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- 25 : 2014/01/16(木) 20:25:23 :
- >>24
いえいえ、入れたら説明っぽくなるかと思って省いたところだったので補足できて感謝です^ ^
しかも支援まで…(≧∇≦)ありがとうございますー!
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- 26 : 2014/01/16(木) 20:26:25 :
- ーーーーーー
ー『もうひとつの薬』…それだけは耳にしたくなかった。
ー元々は私たちが自白を強要された時のために持たされた薬。
ー根本的に回復力の桁が違う、私たち巨人化能力者を殺すための、凶悪な毒。
ーあれをエレンに…。
ー確かにあれなら、新種の病気の様に装える。
ー毒というよりはあらゆる感染症の症状が悪化したような合併症を引き起こすシロモノ。
ー私は…戦士。
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- 27 : 2014/01/16(木) 20:27:01 :
- お風呂いってきまーす(@^^)/~~~フリフリ
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- 28 : 2014/01/16(木) 20:31:24 :
- ー嫌だよ…誰にもそんな…よりにもよってなんでエレンに…苦痛を味わわせたくないよ…でも…でも…
ミーナ「アニ?どうしたの?」
アニ「…なんでもない」
ミーナ「アニちゃんのご機嫌はわからんですなぁ」ズズッ
ミーナ「今日のスープはまたうっすいねー」
アニ「…」
ー今頃ライナーが仕込んでいる頃…。
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- 29 : 2014/01/16(木) 20:32:22 :
- >>27
いってらー(・ω・)ノ
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- 30 : 2014/01/16(木) 20:57:04 :
- たっだいま~~です(≧∇≦)/
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- 31 : 2014/01/16(木) 21:14:27 :
- オアエリ( ̄▽ ̄)
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- 32 : 2014/01/16(木) 21:15:06 :
- オアエリやめれwwww
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- 33 : 2014/01/16(木) 21:18:37 :
- 期待!
-
- 34 : 2014/01/16(木) 22:04:09 :
- 大期待!!
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- 35 : 2014/01/16(木) 23:05:54 :
- ーーーーーー
コニー「お前、予想外な事故を起こすなー!」
エレン「ああ、我ながらビックリだぜ」
エレン「しかも相当な勢いだったみたいで…記憶があやふやでさ」ハハハ
ライナー「エレン、ほれ、とってきてやったぜ!」
ベルトルト「………」
エレン「おー、ライナー、サンキュー!」
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- 37 : 2014/01/16(木) 23:08:54 :
- アルミン「明日は対人格闘だけど大丈夫?」
エレン「おお、特に問題ないってさ」
エレン「なんか、頭ぶつけた割には腫れとか傷も見当たんなくて経過は良好だって。むしろ仮病じゃないか疑われたほどだ」
ミカサ「でも…無理は禁物。」
エレン「ああ、分かってる」ムシャムシャ
ミカサ「スープも飲まなければダメ」
エレン「お前は俺の母さんか」ズズッ
アルミン「でも飲むんだね」アハハ
ジャン「…くそッ」
マルコ「ジャン、落ち着こうよ…」
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- 38 : 2014/01/16(木) 23:09:17 :
- 自分もお風呂行ってきます(≧∇≦)
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- 39 : 2014/01/16(木) 23:25:58 :
- いってらw
期待!!
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- 40 : 2014/01/17(金) 00:15:13 :
- 戻りました!ぼちほち投稿しまーす( ̄▽ ̄)
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- 41 : 2014/01/17(金) 00:15:49 :
- >>39ゆうさん
ありがとうです^_^
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- 42 : 2014/01/17(金) 00:17:18 :
- ジャン「ハッ!」
ジャン「いいよなぁ、訓練でミスってもお優しいお友達とご家族に囲まれて…俺だったら恥ずかしくて布団にこもってるわ」
エレン「…おい」
アルミン「…エレン!」
エレン「ジャン…お前が立体機動でミスしたら…確かにそうかもな。もともと他は大したことないんだから」
ミカサ「エレン!」
ジャン「…あ?」
-
- 43 : 2014/01/17(金) 00:27:37 :
- ジャン「…あ?」
ジャン「なんだそれ?なんか言ったか?下手くそが…」
エレン「…」ガタッ
ミカサ「…」脇腹ドゴッ
エレン「ぐえっ」
ミカサ「ジャン、さっきの言葉、ちょっとエレンにはキツかった」
ミカサ「でも、いまのエレンの言葉は言い過ぎだと思う。これで許してもらえる?」
エレン「…明日の対人格闘…」
ジャン「…いいぜ、相手してやるよ!」
ベルトルト(明日…か)
-
- 44 : 2014/01/17(金) 02:04:13 :
- ーーーーーー
アルミン「んん〜!」ノビ〜
アルミン(ふぁぁ、今日は対人格闘…なんで人を傷つける技術を学ぶんだろう…)グシグシ
アルミン(…あれ?珍しくエレンがまだ寝てる…いつもならもう朝練に出てるのに…)
アルミン「エレーン?」ペシペシ
エレン「…ん」
アルミン「珍しいね、エレンが起きてないの」
エレン「おお、なんだか怠くてさ…」
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- 45 : 2014/01/17(金) 02:23:39 :
- アルミン「はは、エレンから滅多に聞かない言葉だ…」
アルミン「…ん?」オデコペシッ
アルミン「エレン、熱あるみたい…」
エレン「そうか?」
アルミン「無理はしないでね」
エレン「おお、サンキュー」
ライナー「ベルトルト…お、今日は曇りか?」
ベルトルト「…」
-
- 46 : 2014/01/17(金) 09:37:28 :
- ーーーーーー
エレン「ジャン、やるぜ!」
ジャン「お前…顔色悪いぞ?」
エレン「そうか?」
クリスタ「ユミル痛いー!」
ユミル「おお悪い悪い!」
クリスタ「…ねえ、エレン…昨日頭ぶつけてから体調戻らないのかな?」
ユミル「おお?優しいね〜♪」
クリスタ「もう!ホントに動きが鈍いんだから!」
ユミル「でも今ジャンが悲鳴をあげてる…のはエレンか!めっずらしー!」
-
- 47 : 2014/01/17(金) 09:40:59 :
- ジャン「はぁ…はぁ…おまえらしくねーな!」
ジャン「いつもアニにやられるからって下段は徹底的に防ぐのに…」
エレン「だーめだ、今日はお前の勝ちでいいよ!」ツー
ジャン「口切ったか?」
エレン「おお、悪い」
エレン「って、なんだか痣だらけだな…」
ジャン(俺、そんなに強くないぞ?)
ジャン「お前、今日は他誰かと組んだか?」
エレン「アルミンとちょっと組んだくらいだけど?」
ジャン「お前…病棟行け。今すぐだ。」
エレン「何だよ、大丈…夫…」グタッ
ジャン「お…おい!教官‼︎」
ライナー「‼︎」
アニ「‼︎」
-
- 48 : 2014/01/17(金) 10:24:32 :
- 期待
-
- 49 : 2014/01/17(金) 11:08:07 :
- >>48進撃さん
ありがとうです〜^ ^
もうちょい胸糞表現ありますがお付き合い願います!
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- 50 : 2014/01/17(金) 11:09:23 :
- ーーーーーー
ライナー「…どういうことだ?」
アニ「……」グスッ
ベルトルト「ライナー、やっぱり入れる気なかったんだね…」
ライナー「…エレンだぞ…」
ライナー「困ったら相談してきて…気持ち良く笑って…腹が立ったら怒って…誰でもない…エレンなんだぞ…できるか…‼︎」グスッ
アニ「じゃあ…じゃあ…」ヒッ…ヒッ…‼︎
ベルトルト「僕が…入れたよ」
ベルトルト「エレンは寝る前に井戸で水を汲む、だからそこで待ってた」
ベルトルト「疑いもせず飲んでくれたよ…」
ベルトルト「これら数ヶ月かけて」
ベルトルト「エレンは壊れていく…」ポロ
ベルトルト「でも…でも…誰かがやらなきゃ…ダメなんだよ…」ポロポロ
ライナー「…エレン…なんでお前だったんだよ…」ドサ…
アニ「…死にたい…」グスッ
アニ「エレンが死んだら…私も死ぬ‼︎」
ライナー「アニ‼︎」ドン
ライナー「俺たちは…戦士だろ」
アニ「戦士である前に…人間だよ!」
ライナー「…くそッ」
-
- 51 : 2014/01/17(金) 11:26:50 :
- 期待
-
- 52 : 2014/01/17(金) 11:42:12 :
- ーーーーーー
エレン「……ケホッ」
アルミン「…今日で3日目かぁ…治らないね」
エレン「なんか変なもんでも食べたんだろ…」
アルミン「目のクマ、酷いよ」
ミカサ「エレン…もう休んだ方がいい」
エレン「…そうだな…」
エレン「…」…スー…スー…
ミカサ「すぐ寝た…余程具合が悪いみたい…」
-
- 53 : 2014/01/17(金) 11:46:01 :
- アルミン「うん…症状は風邪みたいだけど、多分違う…。」
アルミン「発熱、めまいはわかるけど…痣…口内出血も多いし、口内炎も気にしてた…。」
ミカサ「…」ナデナデ
アルミン「エレンはもともと弱音を吐かないから…きついんじゃないかな…」
ミカサ「何かできることは…」
アルミン「もう少し様子を見るしかないと思うよ…」
ミカサ「…そう」
-
- 54 : 2014/01/17(金) 11:48:52 :
- エレン…
-
- 55 : 2014/01/17(金) 11:57:11 :
- >>54
エレン…頑張ってますから…
-
- 56 : 2014/01/17(金) 11:57:25 :
- ーーーーーー
アニ「……」ポロポロ
エレン「…ん…?」
エレン「アニ…来てくれてたんだな…よっ」
アニ「無理して起きなくていいよ…」ゴシッ
エレン「無理してねーよ」ハハハ
エレン「もうすぐ治るんだから…な」ケホッ
アニ「いいから寝てなって…」ポロッ
エレン「アニ?」
アニ「…!」
アニ「…ああ、目にゴミが…痛いね」
エレン「そりゃいてぇな…」ケホッケホッ
エレン「〜〜〜!」ゲホッゲホッゴホッ
アニ「…血‼︎」
アニ「先生!先生‼︎」
エレン「〜〜〜!」ゴホッゴボッ…
-
- 57 : 2014/01/17(金) 12:07:39 :
- エレン…死ぬな!
-
- 58 : 2014/01/17(金) 12:46:15 :
- ーーーーーー
キース「イェーガーは…一週間か…」
医療官「症状と進行の速さが…異常だ」
キース「伝染病の可能性は…?」
医療官「否定できないな…しかしどちらかというと免疫異常のようにも見える」
医療官「訓練兵には酷だが…各種検査を実施し、必要によっては施設内隔離棟への移動と面会謝絶が必要だろう」
医療官「明日より各種検査を実施するが…回復は…判断がつかん」
キース「イェーガーは優秀だ。なんとしても…全力を尽くしてくれ!」
医療官「ああ」
-
- 59 : 2014/01/17(金) 12:49:27 :
- ーーーーーー
本当はこの手の病気、症状は原作の世界観に近い中近世ヨーロッパでは隔離、面会謝絶は当たり前で、下手したら民間医療や土着信仰によっては嬲り殺されたり肉を食べられたり火をつけて焼かれてます…演出上のご都合でお願いします!
-
- 60 : 2014/01/17(金) 14:16:35 :
- ーーーーーー
ベルトルト「投薬から…一週間…」
ーここまでは一気に進行して…そろそろ巨人化抑制薬の効果が切れて…回復と破壊のせめぎ合いが続く…。
ー症状は一進一退を繰り返しつつ、確実に悪い方向に進むはずだ…
キース「エレン・イェーガーについてだが…皆も知っていようが病状は悪化の一途を辿っている」
キース「伝染病の可能性もあるため、隔離病棟へと移し、各種の検査を実施する事になった」
キース「面会はさせないわけではないが清潔な医療服とマスク、キャップを着用し、面会後はうがい手洗い…できれば風呂に入るように」
ーーーーーー
アルミン「落ち着いて。僕らがそんな顔をしたらエレンが心配する」
ミカサ「…笑顔の作り方が分からないの…どうしよう…エレンに会えない…」グスッ
アルミン「ミカサ…なんでこんなことに…いや、何か原因があるはずだ…」
アルミン「いいかい?無理して笑わなくていいから…涙だけは止めるんだ…」
ミカサ「………」スー…ハー…
-
- 61 : 2014/01/17(金) 14:43:49 :
- ーーーーーー
エレン「………」スヤスヤ…ゲホッ…
ーアルミンが症状を調べ出した…でも、正体は分からないはず。巨人化能力者を殺す薬なんて想像もしないだろう。
ー私はというと…
アニ「……」
アニ(エレン…ごめんなさい…ごめんなさい…)
ー私はエレンに特別な想いを持っている。
ーもし…私が戦士でなく…ただの女子訓練兵だったら…ミーナともっと軽口を叩いて…クリスタにオシャレを教わって…ユミルやミカサと火花をバチバチと散らしてエレンを求めていたと思う。
ーそんなエレンを…私は殺すのか…
アニ「……」グスッ
ガチャ…
アルミン「あれ…服装で誰かわかんないけど…クリスタ?アニ?」
アニ「ああ、私だよ…」
アルミン「お見舞いきてくれたんだね!エレンも喜ぶと思うよ」
アニ「私には…そんな資格は…ないよ」
アルミン「アニ?」
…カララ…ビシャッ
アルミン「…アニ…」
-
- 62 : 2014/01/17(金) 14:51:45 :
- 期待
-
- 63 : 2014/01/17(金) 15:00:34 :
- 期待
-
- 65 : 2014/01/17(金) 15:35:45 :
- ーーーーーー
アルミン(伝染病にしては…周りに感染者が出ない…僕らはかなり面会・しているのに…空気感染ではないみたい…)
アルミン(クシャミもほとんど出ない。咳は…たんや血を気管から出すための湿った咳…飛沫感染でもないのか?)
アルミン(ジャンや僕、ミカサは症状が出てからも出る前もエレンに直接触れている…接触感染でもない?)
マルコ「…医学書…エレンだね」
アルミン「うん、ぼくにできる事って今はこれくらいだから…」
マルコ「やっぱり君たちは三人でいないとね!僕も協力するよ!」
アルミン「ありがとう!」
-
- 66 : 2014/01/17(金) 15:38:05 :
- アルミン「ところでさ、最近ベルトルト…」
マルコ「うん、ちょっと…おかしいね」
ーベルトルトは…遠い方を見つめて笑っていたり、急に泣き出したり…なんだがやつれてきた。
ーライナーが励ましてる。けど、エレンのことがそんなに心配なんだろうか…その割に…面会には来ていない気がする。
ー面会…といえば…アニ。これまでそんなにエレンと接点がなかったように思うけど…。面会に来ては…泣いている。
ーミカサは…面会のたびに食堂、寮、さまざまなところでふさぎ込んでいる。
ーユミルとクリスタも今日はずっと面会に…すごく心配してくれているんだ。ミカサのフォローもずっとサシャとともにしてくれてるみたい…。
-
- 67 : 2014/01/17(金) 15:46:57 :
- マルコ「そういえばさっき…街にミカサとアニが出かけたけど」
アルミン「ああ、ミカサはエレンの体調に効きそうなもの…東洋の言葉で滋養強壮に効きそうなものを探しに行ったよ」
アルミン「アニと…一緒ね…」
アルミン(あの二人が…今まであんまり接点がなかったのになぁ)
ーーーーーー
ミカサ「ありがとう…何個か貴重な材料を調達できた」
アニ「別に…私はできることをしたいだけだよ」
ミカサ「…いけない、面会終了時間が近い」
アニ「…私は行かない」
ミカサ「…何故?あなたは頻繁に面会に来ていると思うけど」
アニ「私には…資格がない」スタスタ
ミカサ「…私は…エレンの家族であって恋人ではない」
アニ「……」ピタッ
ミカサ「あなたがエレンと近しい人になるのも、私は自然だと思う」
ミカサ「エレンはあなたが来るのを楽しみにしている」
ミカサ「…では」タッタッタッ…
アニ「……」グスッ
-
- 68 : 2014/01/17(金) 16:01:16 :
- ーーーーーー
サシャ「ーで、ですね、コニーはまたジャンから的を奪ったわけですよ!」
ジャン「本当…お前ら狩猟民族の行動は分からん…じゃ俺は行くぜ」スタスタ…ガラッ
エレン「ははは…そう怒んなよ」
コニー「ジャン、隙だらけなんだぜ?」
ジャン「うるせー」ピシャッ
クリスタ「みんなすごいよね〜私なんてずっと後方でついていけなかったんだから…」
ユミル「お前はノロ過ぎ!」
エレン「でも、クリスタは不思議と誰も見つけてない的を捉えてたりするよな…」
-
- 69 : 2014/01/17(金) 16:03:07 :
- コニー「目の付け所が違うんだな!」
サシャ「同じ場所にしか見えませんが…おっきなおメメなんで視野が広いとか?」
ユミル「お前…比喩表現って言ってな…」
エレン「はは…ケホッ」
カラッ
アルミン「やあ、みんな来てくれてたんだね!」
-
- 70 : 2014/01/17(金) 16:04:36 :
- エレン「ここんところ調子良くてさ、ほら、肌の色がいいだろ?」スッ
一同「…‼︎」
コニー「お前その腕ガリガ「本当‼︎」
サシャ「本当!復帰も近いですね」
ユミル「ちゃんと飯食っとけよ!」
クリスタ「体力も落ちてるからね」
エレン「おお、みんなサンキュ!」
アルミン(みんな…ありがとう…)
クリスタ「…じゃあ」
ユミル「ん、私らはそろそろ出るか」
エレン「ああ!ありがとな!」
コニー「お前が部屋にいないとバカやる奴がいなくてつまんねえよ」ゾロゾロ…カラカラ…ピシャッ
ーーサシャ、よくやった!
ーー…うう…うえぇぇ…!
ーーなんで…こんなことに…
ーー俺、がんばんなきゃ!
-
- 71 : 2014/01/17(金) 16:07:54 :
- エレン「…そっか…聞こえてるって…」ふふっ
アルミン「エレン…」
エレン「そんなつもりじゃなかったんだが…気を使わせちゃったな…でも…いい奴らだ…」…ボロ…
エレン「あいつらに恩返ししたいなぁ…コニーに負けらんねぇ…俺も頑張らなきゃ…」ポロポロ
アルミン「…‼︎」カッ
アルミン「ねぇエレン…」
-
- 72 : 2014/01/17(金) 16:53:19 :
- やべえ泣ける(T ^ T)
-
- 73 : 2014/01/17(金) 17:21:10 :
- 学校行ってて見れなかった···泣けてきた
-
- 75 : 2014/01/17(金) 17:41:31 :
- アルミン「こんな体調になる前、何があったか覚えてない?」
エレン「…そうだな」グスッ
エレン「たしか立体機動の事故くらいだろ…?もう一月経つな…ケホッ」
アルミン「…そういえば…あの時エレン、変なこと言ってたよね?」
エレン「記憶が混乱してたんだろ?」
アルミン「ねえ、今はどんなことでもいいからヒントが欲しいんだ…あの時のことをなるべく詳細に思い出してくれる?」ギコギコ←ベットの背もたれ倒し中
-
- 76 : 2014/01/17(金) 17:45:20 :
- エレン「わかった…」モフモフ
エレン「俺の事故を見つけてくれたのは…ベルトルトだ…俺は体が動かせなくて…たしか手足が…そう感じた」
エレン「ベルトルトはなんか慌てて…そう、蒸気が見えた…シューって…」
エレン「あいつ、首を絞めてきて…」
アルミン「…確かにエレンの首には痣があった」
エレン「起きたら病棟でアルミンがいて…」
アルミン「うん、そうだね」
-
- 77 : 2014/01/17(金) 17:45:40 :
- ベルトルト達も良い奴だと僕は思う・・・
-
- 78 : 2014/01/17(金) 17:47:32 :
- エレン「それから…アニが薬を持ってきてくれた…ケホッ」
アルミン「…?」
エレン「あの後のメシは…たしかその日だよな…ライナーが持ってきてくれたんだっけ?」ゲホッ…ハァ…
エレン「…それから…寝る前にベルトルトと立ち話して…あいつ、首の話は覚えてなかったから…やっぱり記憶が混乱したんだろ」ハァ…ハァ…
アルミン「…ありがとう!だいぶ無理させたね、さあ、僕も戻るから…休みなよ?」
エレン「おお、悪い…な…」…スー…スー…
-
- 79 : 2014/01/17(金) 17:49:44 :
- >>77ナイス考察( ̄▽ ̄)たぶんこれから読み進めるのにそこが大事になりまっす!
-
- 80 : 2014/01/17(金) 17:50:25 :
- >>79そうなんですか!?
-
- 81 : 2014/01/17(金) 17:52:07 :
- アルミン「…ミカサ」
…。
ガラ…
ーやっぱりね…こっちまで殺気がピリピしてるよ…。
ミカサ「…さっきまで…アニといたの」
アルミン「うん、マルコに聞いたよ」
ミカサ「アニ…私以上にいろいろ探してくれた…」
-
- 82 : 2014/01/17(金) 17:54:13 :
- ミカサ「…けど。面会に誘ったら…」
アルミン「『資格がない』…じゃない?」
ミカサ「そう。それはどういう意味?」
アルミン「わからない…けど、アニとライナー、ベルトルト、この三人は何か秘密を持っているかもしれない…でも、表立って問い詰めるのは得策とはならないよ」
ミカサ「エレンは日に日に弱っている…時間の猶予がない」
アルミン「それはわかってる」
アルミン「仮にこれが陰謀なら…確実に死ぬ類の病源か薬か毒だ…」
アルミン「長引くほど不確定要素が生まれるのに長引かせるのは…強い悪意、アリバイ作り、目線そらし…いや…現に僕らに疑われてる…それに…蒸気…」
アルミン「殺せない?」
アルミン「ミカサ!もしかしたら…」
-
- 83 : 2014/01/17(金) 18:02:23 :
- いつの間に進んでいた。
チョー泣ける。゚(゚´ω`゚)゚。ピー
-
- 84 : 2014/01/17(金) 19:04:15 :
- 期待
-
- 85 : 2014/01/17(金) 19:06:24 :
- ーーーーーー
ベルトルト(故郷のため…世界のため…)
ー僕は…友達を殺そうとしている…おそらく、ライナー、アニについで大切な友達を…仕方ない…世界のため…僕は…
ーだってアニが…あれからずーっと泣いているんだ。エレンのせいだ。排除しなくちゃ。だからエレンを死なせるのはしょうがない。
ーあれ、なんで僕はエレンを殺すことにこんなに…ん?
ベルトルト(アルミン…)カクレ
アルミン「本当によかった、これでエレンが助かるかも!」
ミカサ「ありがとうアルミン、エレンの顔色が嘘みたいに良くなった…」
アルミン(……)
ベルトルト「…!」
-
- 87 : 2014/01/17(金) 19:10:53 :
- ーーーーーー
ライナー「エレンが…治るかも…か」
ベルトルト「うん、アルミンがミカサにそう…ね」
ライナー「確かにアルミン…あいつなら原因を究明し切ってもおかしくないが…」
ベルトルト「どうしよう…流石にアルミンを止めるなんて…」
ライナー「無理だな。ところで…アニはどうした?」
ベルトルト「今回は声をかけなかった。アニは今…動揺してる。隠密な行動が取れないかもしれない」
ライナー「それは確かにそうだが…知らないぞ?」
-
- 88 : 2014/01/17(金) 19:11:02 :
- 夜ご飯いって来ます
-
- 89 : 2014/01/17(金) 19:11:47 :
- いってらー♪
-
- 90 : 2014/01/17(金) 19:14:24 :
- いってらー
-
- 91 : 2014/01/17(金) 19:17:26 :
- ーーーーーー
ガラ…
スタ…スタ…キィ……ストッ
ー起きては…いない…よね。
ーねえ。
ー恨んでるよね?
ーお願い、私を罰して。
ーあなたをこんな風にしたのは私。
ー私は今どんな厚顔で…あなたの顔を覗いているの?…きっと世界一、醜い女に違いない。
アニ「……グスッ」
アニ「…大好き。それだけは本当だよ…」ポロポロポロッ…
-
- 92 : 2014/01/17(金) 19:19:48 :
- エレン「…よう」
アニ「…‼︎」ゴシゴシ
エレン「お前…来ても…話しかけてくれねえ…から」
エレン「がんばって…気配察知して起きる努力をだな…」
エレン「…あー、キツイ、今日は…目眩が酷くてさ…」
アニ「いいから…」グジッ
アニ「起き上がらなくていいよ」グズッ
-
- 93 : 2014/01/17(金) 19:24:06 :
エレン「バカ…好きな奴には…こんな姿…見せたくないだろ」ニッ
アニ「〜〜〜〜〜‼︎‼︎‼︎‼︎」ボロボロボロッ
ーこんな両想いって…神様!あんまりだ‼︎
アニ「私を嫌って‼︎」グズッ
エレン「おい、落ち着け…って」ゼェ
アニ「私‼︎エレンに‼︎酷いことをした‼︎」
アニ「私は殺されて当然なの‼︎」
エレン「アニ…本当か?」ゲホッ
エレン「俺のこと…好きってさ…」ゼェ
アニ「……」コクコク
エレン「はは、嬉しいな…好きなやつに…好きって…」
エレン「…実はさ…アルミンに…ゲホッ…アニが飲ませた…薬のは…話を…」
-
- 94 : 2014/01/17(金) 19:31:10 :
- アルミン「エレン…休んでていいよ。僕から話すから」
アニ「…そうかい」グズッ
アニ「さすがだよ…私を殺しなよ…」グスッ
ミカサ「そんなことはできない…生きて。エレンのために」
アニ「……」
アニ「どこまで知ってるの?」
アルミン「…あくまで過程と推論しかできないんだけど…」
アルミン「エレンは…巨人だね?」
-
- 95 : 2014/01/17(金) 19:50:58 :
- アルミン「もしくはそれに類推する能力を持っている…」
アルミン「ベルトルトとライナー、そして君はその能力について知っている」
アルミン「むしろ能力を持っているのかも。ライナーは多分…鎧の巨人だ」
アルミン「ベルトルトは多分、超大型…」
アルミン「エレンは本来、持っていてはいけない力だったんだろうね」
アルミン「ライナーとベルトルトの正体が間違いないとしたら、君たちは人類の敵だ…けど」
アルミン「僕には君たちが人類の敵とは…思えない」
-
- 96 : 2014/01/17(金) 19:53:27 :
- ただいも
-
- 97 : 2014/01/17(金) 19:57:05 :
- アルミン「何が正しいか、はっきりわからないんだ」
アニ「……」
アルミン「ねえ、君たちも…何が正しいか、わからないでやっているんじゃない?」
アルミン「僕らは分かり合える!」
アニ「私…もう悪役に疲れたよ…」
アニ「アルミン、あんたの言うことはほとんど正解。でも」
アニ「私たちは戦士…私はもう降りる、けどライナーとベルトルトは…」
アルミン「…そうか」
アルミン「薬を持ってるのは?」
アニ「ベルトルト」
-
- 98 : 2014/01/17(金) 19:58:30 :
- 辛いな・・・
-
- 99 : 2014/01/17(金) 19:58:47 :
ミカサ「エレンには…あなたが必要。ここにいてあげて」
アニ「私はここにいていいの?」
ミカサ「エレンの口から正解が聴けた。私の予想が当たって嬉しい」
アニ「…」コクリ
アニ「アルミン…この薬、別名は二ヶ月薬という。飲んだものが二ヶ月を目安に死ぬから。でもエレンは最初に巨人化を抑える薬を服用したので期間は短い…」
アニ「加害者の私が変なことを言うのを自覚して言うけど…あと一週間…だと思う」
アニ「エレンを…助けて…‼︎」グズッ
アルミン「…薬の成分さえ分かれば…なんとかなるかもしれない‼︎」
-
- 100 : 2014/01/17(金) 19:59:53 :
- エレン死ぬなよ・・・!!
-
- 101 : 2014/01/17(金) 20:00:04 :
- 書きためを使い尽くしたのでここからは亀進行で(>人<;)
-
- 102 : 2014/01/17(金) 20:00:47 :
- >>101おkです(`・ω・´)ゞ
-
- 103 : 2014/01/17(金) 20:10:50 :
- >>101おk
あと、書き溜めってなんですかね?くだらない質問してすいません
-
- 104 : 2014/01/17(金) 20:12:31 :
- >>103僕も気になる
-
- 105 : 2014/01/17(金) 20:12:34 :
- オアエリw
すみません_(._.)_
-
- 106 : 2014/01/17(金) 20:13:31 :
- >>96さんにいいましたすみません_(._.)_
-
- 107 : 2014/01/17(金) 20:14:54 :
- バリスタさん、はじめましてm(_ _)m
-
- 109 : 2014/01/17(金) 20:56:46 :
- なるほど…参考にさせて頂きます
-
- 110 : 2014/01/17(金) 20:57:34 :
- >>108なるへそ~ヽ(´ー`)ノ
-
- 111 : 2014/01/17(金) 20:58:25 :
- ーーーーーー
ベルトルト「ライナー、さっきの、『知らないぞ』って?」
ライナー「ああ、アニの話」
ライナー「ベルトルト、お前はアニの気持ちを知っているか?」
ベルトルト「アニは『戦士』だよ?」
ライナー「その前に『人間』だ。本人がそう言ってただろ」
ベルトルト「そうか…君もアニも、壁内に染まったんだね…」ポロッ
-
- 112 : 2014/01/17(金) 21:08:14 :
- ベルトルト「僕は…この使命を誇りに思ってた…」
ライナー「おい、俺は…」
ベルトルト「君もアニも…同じだと…」ポロポロ
ライナー「だが壁内の人類は想像以上にあたたかかったよ…」
ベルトルト「ライナー…これを飲みなよ」ニコ
ライナー「ああ、裏切り者には相応しい報いかもな」
ベルトルト「使命も果たせず…友人を死に至らしめ…挙句親友を裏切った…僕はそんな君の死を背負って戦士の使命を果たそう」
ベルトルト「誰かが…この壁内を地獄にしなければならないんだから…」
-
- 113 : 2014/01/17(金) 21:10:44 :
- ライナー・・・ベルトルト・・・(´;ω;`)ブワッ
-
- 114 : 2014/01/17(金) 21:16:08 :
- ライナー!今ならまだ間に合う!その薬を飲むな!
-
- 115 : 2014/01/17(金) 21:16:28 :
- アルミン「待って!」
アルミン「ライナー、ベルトルト、事情はだいたいわかってる。だから話を聞いて欲しいんだ」
ベルトルト「え?なんで壁内の人類の話を聞かなきゃいけないんだい?」
ベルトルト「僕は…戦士だ‼︎」
ライナー「ベルトルト…もう…俺たち…兵士にならないか?」
ベルトルト「はは…なに言ってるんだい?壁内では僕らは最大の殺人鬼だよ?」
ベルトルト「故郷では壁内の人類を死に追いやるまでは帰れない」
ベルトルト「僕たちに…居場所はないんだよ‼︎」
-
- 116 : 2014/01/17(金) 21:32:17 :
- ライナー「…そうかもな」っ薬
ライナー「この薬を飲めばエレンみたいに…ああ、エレンをあんなにした俺たちには相応しい報いか…」
???「おいおいおい、なんだか普段聞こえねえ叫び声が聞こえると思ったら…ベルトルトかよ…」
アルミン「…ジャン!」
ジャン「アルミン、つまり、死に急ぎ野郎を死に急がせたのはこいつらで、しかも壁を壊した犯人の一味だった、そういうことでいいのか?」
アルミン「…うん…でも」
-
- 117 : 2014/01/17(金) 21:34:46 :
- ジャン「なのにこいつらはのうのうと…俺たちと同じ釜の飯を…」
ライナー「……」グッ
アルミン「ライナー待って!」
ライナー「…死なせてくれ…エレンをあんなにした…壁をぶち壊した報いだ…」
ジャン「バカヤロー!」
ベルトルト「…?」
ジャン「ライナー、ベルトルト、何勝手なこと言ってんだよ…」
-
- 118 : 2014/01/17(金) 21:39:42 :
- ジャン「エレンを死なせた?あいつはまだがんばってんじゃねぇかよ!」
ジャン「壁がどうたら?じゃあ直せよ!」
ジャン「甘ったれてんじゃねぇよ!」
ジャン「お前らがどんなに…どんなにきつい人生歩んできたかしんねぇけど…」
ジャン「だったら俺たちを頼れよ!」
ベルトルト「…はは…」
ー僕らの背負ってきた重荷…バカヤローの一言で片付けられちゃった
ベルトルト「…僕らは…やり直していいのかな?」
アルミン「いいに決まってるよ!」
-
- 119 : 2014/01/17(金) 21:44:28 :
- アルミン「許されるかどうかは分からない。けど、行動はできるだろ!」
アルミン「ライナー、その薬を僕にくれる?」
アルミン「ベルトルトのもだ」
アルミン「僕はこれから…1週間以内にエレンの病状を回復させる薬を作る」
アルミン「…二人は…どうする?」
-
- 120 : 2014/01/17(金) 21:50:34 :
- ーーーーーー
クリスタ「なんだか、みんな変わったね」
ユミル「あー、ホモコンビはアルミンと例の薬とやらをやってんのか。アニは…」
クリスタ「うん、エレンにつきっきり…だね」
サシャ「エレンの薬ができるかもと聞いた時は嬉しかったですが…」
ユミル「…間に合うのか?」
サシャ「もう…三日経ちました…」
-
- 121 : 2014/01/17(金) 22:45:52 :
- >>5今気づいたんだが「気を失ったエレンはあっけなく気を失った」ってなにw
倒れたで脳内補完していいの?
-
- 122 : 2014/01/17(金) 23:05:22 :
- >>121
そうそう、頭悪いよねwひとつ目の気を失ったを脳内削除願いますww
-
- 123 : 2014/01/17(金) 23:06:34 :
- ーーーーーー
エレン「ゲホッ…ゲホッ」
アニ「エレン!また血が…‼︎」
医務官「ちょっと済まない!」
ミカサ「エレン…エレン‼︎」グスッ
医務官「イェーガー!おい!起きているか⁉︎」
エレン「大丈夫っす」ゲホッ
医務官「全く…肝を冷やすな…お前の友人が薬を作っているんだってな?私も半信半疑だが何もしないよりは良さそうだ…期待していろ」
エレン「…はっ」
-
- 124 : 2014/01/17(金) 23:17:17 :
- アニ「………」ググッ
ーいけない、もう末期が近い…。
ー故郷でこの薬で死んだ人を見た時と…唇の色が…肌の色が…
ーだんだん、記憶と実像が一致しつつある…。
ー私が殺しかけた愛しい人が…死んでいくのは見ていられない。なんて自分勝手…!
ー私は見届ける…!最後まで。
-
- 125 : 2014/01/17(金) 23:28:12 :
- 朧月さん初めまして<m(__)m>
やばい。・゚・(ノД`)・゚・。
-
- 126 : 2014/01/17(金) 23:39:04 :
- アニいい子だなぁ· · ·
-
- 127 : 2014/01/17(金) 23:49:38 :
- ーーーーーー
ーお母さん!お父さんの友達が来た!
ーあら、本当?どなたかしら…どんな人?
ーんとね、1.2.4…よにん来た!
ーあのね、どんな?にはこんな、で答えるのよ
ークスクス、3が抜けてるよ
ーでもかわいいです
ーミカサ!
ミカサ「久しぶり。どう?少しは慣れた?」
アニ「まったく…広いだけだもの。」
サシャ「ふえぇ、何部屋あるんですか…?」
アニ「8部屋あるよ。でも…私は…狭くてもみんなが一つになる、そんな家が好き」
アルミン「ふふ、贅沢な悩みだね」
アルミン「でもまあ、人類の英雄の自宅だもの、これくらいは…」
アニ「それがエレン…戦災孤児を集めて孤児院を開くんだって…」
ミカサ「エレンは巨人に親を奪われた。そんな子を放っておけないのね」
アニ「さっきの子もその一人。私たちには子供はいないけど、幸せよ」
アルミン「アニ、優しい表情になったね」
アニ「そう?喧嘩をするとエレンは『氷の女』って震えてるよ」
ーあ、おとーさんかえってきたー!
サシャ「噂をすれば」クスクス
エレン「ただいま〜!いい子にしてたかぁぁぁ!」
エレン「お、この上着は…」
エレン「よう!久しぶり!サシャ、アルミン、ミカサ!」
アルミン「お邪魔してるよー!」
エレン「ただいま、アニ」ニコッ
アニ「うふふ、おかえりなさい、エレン」///ギュッ
-
- 128 : 2014/01/17(金) 23:52:17 :
- これにて、この物語は終了です。
この重苦しい物語を最後まで読んでくれた皆様、ありがとうございました!
-
- 129 : 2014/01/18(土) 00:14:19 :
- 乙〜
-
- 130 : 2014/01/18(土) 00:48:14 :
- お疲れ様です! !
-
- 131 : 2014/01/18(土) 00:56:29 :
- おもしろかったです
-
- 133 : 2014/01/18(土) 17:55:37 :
- うわぁ~ビェ─・゚・(。>д<。)・゚・─ン!!
よかったよ~~ビェ─・゚・(。>д<。)・゚・─ン!!
-
- 134 : 2014/01/18(土) 20:10:38 :
- >>133バリスタさん
支援感謝です。・゜・(ノД`)・゜・。
↑そこに感動する作者
-
- 135 : 2014/01/19(日) 00:05:05 :
- 良かったです☆
-
- 136 : 2014/02/18(火) 19:21:13 :
- なんだよっ!!
こんなん、見たら、ないちまうじゃないか!!。・°°・(>_<)・°°・。うわぁーーん
久しぶりに、こんなに、いいSS見ました!!!
-
- 137 : 2015/09/23(水) 17:05:18 :
- …な…泣けるぅ!
良い話だぁ
-
- 138 : 2016/01/04(月) 00:35:27 :
- よく考えたらアルミンスゲェな!
-
- 139 : 2016/02/15(月) 22:26:29 :
- ベルトルト…(´;ェ;`)ウゥ・・・
ベルトルトが死ぬのはやだ!!
(´;ω;`)ブワッ
-
- 140 : 2017/12/11(月) 23:21:16 :
- ベルとライナーは?
-
- 141 : 2018/04/08(日) 12:40:11 :
- アルミン隠れチート説
-
- 142 : 2019/07/31(水) 02:09:04 :
- なんだと、
ま
じ
か
よ
お
お
お
お
お
お
お
お
お
お
お
お
お
お
-
- 143 : 2020/10/06(火) 15:26:14 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
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http://www.ssnote.net/archives/80906
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http://www.ssnote.net/archives/81672
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http://www.ssnote.net/archives/81774
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http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
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http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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