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アニ「…ただいま」ギュッ

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  1. 1 : : 2014/01/15(水) 23:49:59
    更新遅いですがよろしくお願いします。

    他の俺の作品もできたらお願いします。

    http://www.ssnote.net/archives/7969

    これに感想、意見などを書いてくれるとありがたいです。
  2. 2 : : 2014/01/15(水) 23:52:42
    私の名前はアニ・レオンハート。

    私はお父さんと二人で暮らしている。

    お父さんは私に格闘術を教えてくれる。

    蹴りが中心の格闘術だ。

    私はお父さんが大好きだ。

    とても厳しいけど、たまに褒めてくれる。
  3. 3 : : 2014/01/15(水) 23:53:01
    私には友達がいない。

    いつもひとりぼっち。

    だから、お父さんとの格闘術の訓練に没頭する毎日。

    そんな日に…

    残酷なほど唐突に…

    終わりが来た。
  4. 4 : : 2014/01/15(水) 23:53:16
    アニ父「もし世界からお前が恨まれることになっても、父さんだけがお前の味方だ…」

    お父さん?

    どうして…泣いているの?

    アニ父「だから約束してくれ…帰って…くると…」

    お父さん?

    その手に持っているものは何?

    注射器?

    ーーー
    ーー
  5. 5 : : 2014/01/15(水) 23:53:36

    ーー
    ーーー

    アニ「…んん」

    ライナー「よう、おはよう」

    アニ「⁉︎」

    ベルトルト「そうだよね、驚くよね」
  6. 6 : : 2014/01/15(水) 23:54:04
    アニ「…誰?」

    ライナー「俺はライナーだ。ライナー・ブラウン、よろしくな」

    べリック「俺はべリックだ。よろしく」
    (コミックスではマルセルですが、ここはべリックで行きます)

    ベルトルト「僕はベルトルト・フーバーだよ。アニ・レオンハート…だよね?」

    アニ「なんでそれを…」
  7. 7 : : 2014/01/15(水) 23:54:28
    ライナー「いろいろとな。お前の一番最近の記憶ってなんだ?」

    アニ「…お父さんと二人で…お父さんが泣いていた…?うっ!」

    べリック「大丈夫か?」

    アニ「…うん、収まった」

    ベルトルト「君はお父さんなのか」

    アニ「え?」
  8. 8 : : 2014/01/15(水) 23:54:53
    ライナー「…驚くなよ?」

    アニ「うん」

    ライナー「今、お前は巨人になれる」

    アニ「⁉︎」

    ライナー「…何か、注射された覚えはないか?」

    アニ「…‼︎」

    ベルトルト「あるみたいだね」
  9. 9 : : 2014/01/15(水) 23:55:27
    ライナー「その注射を打たれると、無知性巨人になる」

    アニ「⁉︎」

    ベルトルト「その状態で、巨人化できる人間を食べるんだ。そうすると、元の身体に戻る。そのときに自傷行為によって巨人か出来るようになってるんだ」

    アニ「…私、お父さんを…?」

    ライナー「そのようだな」

    アニ「私のお父さんは巨人だった…ってこと?」

    ベルトルト「…たぶんね」
  10. 10 : : 2014/01/15(水) 23:55:46
    アニ「…」

    なんで?

    お父さんはなんでそんな注射を打ったの?

    答えてよ…
  11. 11 : : 2014/01/15(水) 23:56:09
    ライナー「俺たちはこれから人類を滅ぼしに行く」

    アニ「え?人類?私達?」

    べリック「それも知らねぇのか。ずっと向こうに壁があって、その中に人間が居るんだよ」

    アニ「その人たちを殺すの?なんで?」

    ベルトルト「大人の言ってることはよくわからないんだけど…壁内の人類は悪魔らしい」

    アニ「…え?」
  12. 12 : : 2014/01/15(水) 23:56:40
    ライナー「そして、その任務を行うのが俺たちだ」

    べリック「そういうこと。他に質問は?」

    アニ「人類を滅ぼす以外に方法は?」

    ベルトルト「これも分からないんだ。座標を手に入れればいいらしいんだけど…」

    アニ「座標?」

    ライナー「俺たちにもわからん」

    べリック「そろそろ行こうぜ?」

    ベルトルト「そうだね。巨人化も慣れなきゃいけないし」
  13. 13 : : 2014/01/15(水) 23:57:23
    その後それぞれが巨人化をして、お互いの力を確認した。

    ライナーは身体が全て硬い皮膚で覆われていた。

    皮膚は剥がすことができて、剥がすとスピードが上がった。

    ベルトルトはすごく大きくて、皮膚がなくて、筋肉が丸出しだった。

    動きはのろいが、パワーがあり、高温の蒸気が出せた。
  14. 14 : : 2014/01/15(水) 23:57:46
    べリックは小柄ながらも、俊敏な動きができていた。

    猿みたいな動きだった。

    私は最も人間に近い動きができた。

    元々の格闘術を活かすことができ、また皮膚を少しだけ硬化することが出来た。

    そして私たちは作戦を実行に移した…
  15. 15 : : 2014/01/15(水) 23:58:23
    まず、巨人がいる区域を抜けなければいけない。

    そこで…

    べリックが食べられた。

    2人ともすごく悲しんでいた。

    私はまだあまり情が移って無いのかな?

    悲しくなかった。

    そういえば私、最近笑ってないな…
  16. 16 : : 2014/01/15(水) 23:58:58
    壁に着いた。

    ベルトルトが壁を壊し、私が巨人を呼び混乱させて、その後にライナーが中の壁を壊す。

    これが作戦だった。

    作戦は何の問題も無く成功した。

    私たちはそのまま、壁内の人間として生活することになった。

    内部の情報を得るためだ。

    そして私たちは寒い開拓地で辛い生活を2年間送った…
  17. 17 : : 2014/01/16(木) 00:05:33
    さすが
  18. 18 : : 2014/01/16(木) 00:05:52
    天才兵長!
  19. 19 : : 2014/01/16(木) 00:06:13
    エレアニ期待
  20. 20 : : 2014/01/16(木) 00:08:49
    >>17->>19

    ありがとうございます!神様の次は天才かw

    非常に嬉しいですねw
  21. 21 : : 2014/01/16(木) 01:17:27
    期待としか言えない
  22. 22 : : 2014/01/16(木) 06:02:50
    期待
  23. 23 : : 2014/01/16(木) 08:42:28
    ワォ期待じゃー
  24. 24 : : 2014/01/16(木) 21:00:51
    >>21->>23

    期待ありがとうございます!

    少し投下
  25. 25 : : 2014/01/16(木) 21:01:22
    今日は訓練兵団入団式だ。

    ベルトルト「…僕たちは戦士だ。それを忘れないでよ?」

    ライナー「ああ」

    ベルトルト「君が一番兵士に寝返りそうで怖いよ…アニは大丈夫そうだね」

    アニ「…」

    なんで?
  26. 26 : : 2014/01/16(木) 21:01:43
    ベルトルト「…アニは僕たちにすら、心を開いてないみたいだし」ボソッ

    アニ「…」

    え?

    別にそんなつもりは無いんだけど…

    どうしてそう思うんだろう?
  27. 27 : : 2014/01/16(木) 21:02:01
    兵団での生活が始まった。

    少しして、ふと耳にしたのだが…

    私のあだ名が”氷の女"らしい。

    氷…

    そんなに私は冷たいの?

    そういえば…

    ずっと笑ってないな…
  28. 28 : : 2014/01/16(木) 21:02:33
    ー対人格闘訓練ー

    ライナー「教官の頭突きは嫌か?それ以上身長を縮めたくなかったら、入って来た頃を思い出して真面目にやるんだな」

    エレン「はぁ?なんだその言い草…」

    ライナー?

    いきなりどうしたの?

    あんまり関わるなってベルトルトに言われてるのに…
  29. 29 : : 2014/01/16(木) 21:03:02
    ライナー「ほら!始めるぞ、エレン!」

    エレン…?

    ああ、あの駆逐馬鹿か。

    死に急ぎ野郎…だっけ?

    エレン「…アニ、訓練のやり方は知ってるよな?行くぞッ!」

    アニ「…」

    バキッ
  30. 30 : : 2014/01/16(木) 21:03:23
    エレン「うっ…なんだ?足を蹴られたのか?」

    アニ「もう…行っていいかい?」

    ライナー「まだだ。短刀を取り上げるまでが訓練だ」

    エレン「おい!ライナー!」

    アニ「はぁ…」

    ライナーしつこいね…
  31. 31 : : 2014/01/16(木) 21:03:44
    エレン「アニ!これにはやり方があるんd…」

    バキッグルッドサッ

    エレン「」チーン

    アニ「はい…」

    ライナー「…」

    手間掛けさせて…

    ライナーにもやろっかな。
  32. 32 : : 2014/01/16(木) 21:04:08
    アニ「次は…あんたが私を襲う番だね」

    ライナー「俺は…」

    エレン「やれよライナー。兵士としての責任を教えてやるんだろ?」

    ライナー「…ああ、兵士には逃げてはいけない状況がある…今がそうd…」

    バキッグルッドサッ

    ライナー「」チーン
  33. 33 : : 2014/01/16(木) 21:05:20
    エレン「すげぇ技術だな、誰から教わったんだ?」

    アニ「お父さんから…」

    エレン「親父さんがこの技術の体現者なのか?」

    お父さん…

    アニ「…どうでもいい。こんなことやったって意味はないよ」
  34. 34 : : 2014/01/16(木) 21:05:35
    アニ「『対人格闘術』なんか点数にならない、私を含め熱心な内地志願者はああやって流すもんさ…過酷な訓練の骨休めに使っている。それ以外はあんたらのようなバカ正直な奴らか…単にバカか…‼︎」

    エレン「まずい!教官だ!」

    アニ「とにかく…点数の高い立体機動術じゃなきゃやる意味が無い、目指しているのは立派な兵士ではなく内地の特権を得ることだから」
  35. 35 : : 2014/01/16(木) 21:07:12
    アニ「なぜかこの世界では巨人に対抗する力を高めた者ほど巨人から離れられる。どうしてこんな茶番になると思う?」

    エレン「さぁ…なんでだろうな!」

    アニ「…」

    エレン「うっ…」

    アニ「それが人の本質だからでは? 私の父もあんたらと同じで…何か現実離れした理想に酔いしれてばかりいた…幼い私は心底下らないと思いながらも…この無意味な技の習得を強いる父に逆らえなかった…」

    エレン「…」
  36. 36 : : 2014/01/16(木) 21:07:45
    アニ「私はもうこれ以上、この下らない世界で兵士ごっこに興じれるほど、バカになれない」

    私はなんでこんな説教を垂れているのか…

    下らない…

    無意味な技…

    よく平気でそんなこと言えたな、私。
  37. 37 : : 2014/01/17(金) 07:21:27
    ア二ぃ~
  38. 38 : : 2014/01/17(金) 20:44:52
    少し投下します。
  39. 39 : : 2014/01/17(金) 20:45:10
    ー食堂ー

    食堂ではたくさんの人が食事をしている。

    恒例?とも言えるほどの行事が始まった。

    死に急ぎと馬面の喧嘩だ。

    またどうせ、ミカサが呆れ顔で止めるんだろ…

    アニ「…」
  40. 40 : : 2014/01/17(金) 20:45:27
    ドスッ

    アニ「…‼︎」

    あの技は私の…

    真似したのか…

    あいつ…

    面白いかもね。

    キース「今しがた大きな音が聞こえたが…」

    キース「誰か説明して貰おうか…」
  41. 41 : : 2014/01/17(金) 20:45:44
    ー兵舎裏ー

    ライナー「どうしたんだ?呼び出したりして」

    アニ「…今日のは…何?」

    ライナー「…対人格闘のことか?」

    アニ「…」コクッ
  42. 42 : : 2014/01/17(金) 20:46:03
    ライナー「アニ、いつも一人だからな。寂しいかと思ったんだ」

    アニ「はぁ…そんなこと?」

    ライナー「…ベルトルトは戦士戦士言ってるが、俺はお前ももう少し女の子っぽくしててもいいんじゃないかと思うんだ」

    アニ「…乙女に対して言う言葉?」

    ライナー「悪い。でも、エレンは向上心の塊みたいな奴だ。多分またお前に声を掛けるだろう。その時は…たのむぞ?」

    アニ「はぁ…分かったよ、じゃあね」

    ライナー「おう、しっかり休めよ」

    ー男子宿舎ー
  43. 43 : : 2014/01/17(金) 20:46:23
    ー男子宿舎ー

    エレン「ライナー…?」

    ライナー「大丈夫だったよ」

    エレン「よかった…アニにボコられてるんじゃないかと思ってだぞ」

    ライナー「ははは…そうだ!アニの奴、お前のこと割と気に入ってるぞ?」

    エレン「本当か!」
  44. 44 : : 2014/01/17(金) 20:46:41
    ライナー「ああ…でも、お前がアニのこと好きだなんてな…」

    エレン「別に好きとか、そう言うんじゃねぇよ…だだ…もっとみんなと仲良くしてもいいんじゃないかなってさ…」

    ライナー「…エレンは優しいんだな」

    エレン「…そんなことない」

    ライナー「…そうか?」
  45. 45 : : 2014/01/17(金) 20:47:00
    エレン「でも、お前の作戦は大成功だな!すげぇ喧嘩の売り方だったからヒヤヒヤしたぜ」

    ライナー「まあな」

    エレン「お前には本当に感謝してるぜ、ありがとな」

    ライナー「礼には及ばん」

    ライナー(すまんな、ベルトルト…)
  46. 46 : : 2014/01/18(土) 11:59:05
    期待!!
  47. 47 : : 2014/01/18(土) 21:06:08
    >>46

    ありがとうございます!

    少し投下します。
  48. 48 : : 2014/01/18(土) 21:06:51
    ー対人格闘訓練ー

    エレン「なぁ、アニ」

    アニ「…」

    またあんたかい…

    エレン「ジャンの奴、流してるように見えるか?」

    アニ「…見えないけど、何も立派な兵士になりたい訳じゃない。あんたに一泡吹かせるためさ」
  49. 49 : : 2014/01/18(土) 21:07:13
    エレン「だろうな。でも、本気で技術を覚えようとしている」

    アニ「…」

    エレン「しかしどうだ?俺の蹴りは?見よう見まねだが、うまく決まったよな?」

    ライナー『エレンは向上心の塊みたいな奴だ』

    そうみたいだね…
  50. 50 : : 2014/01/18(土) 21:07:34
    アニ「…全然ダメ、全くなってない」

    エレン「何だよ、どこが悪いって言うんだよ」

    アニ「…そんなにこの技が気に入ったんなら…教えてやってもいいけど?」

    なんで私は、こんなこと言ってるんだ?

    教えるなんてめんどくさい…
  51. 51 : : 2014/01/18(土) 21:07:50
    エレン「え?やだよ。蹴られんの痛いし」

    こいつ…

    アニ「遠慮なんてしなくていいって」

    バキッグルッドサッ
  52. 52 : : 2014/01/18(土) 21:08:06
    エレン「」チーン

    ミカサ「…」ゴゴゴゴゴ

    アニ「…」

    医務室にでも連れて行くか…

    アニ「…重っ」
  53. 53 : : 2014/01/18(土) 21:09:05
    ミカサ「…私が行く。ので、あなたは訓練していていい」

    アニ「私がやったんだし、私が行くよ」

    ミカサ「…あなたはここにいればいい」

    アニ「話聞いてた?あんたがどいてくれれば済むんだけど?」ゴゴゴゴゴ

    ミカサ「絶対に、どかない」ゴゴゴゴゴ

    エレン「…⁉︎あれ?気を失ってたのか?」

    アニミカ「…チッ」

    アルミン(はぁ…なんなんだこの2人…)
  54. 54 : : 2014/01/18(土) 21:09:38
    ー兵舎裏ー

    ライナー「またか?次は何だ?」

    アニ「…あのさ」

    ライナー「おう」

    アニ「…エレンはミカサのことどう思ってるの?」

    ライナー「…好きなんじゃないか?」

    アニ「だよね…」
  55. 55 : : 2014/01/18(土) 21:09:57
    ライナー「…家族としてな」

    アニ「…え?」

    ライナー「…異性としてはなんとも思ってないぞ、多分」

    アニ「本当に?」

    ライナー「ああ…お前、まさかエレンのこと…」

    アニ「そんなんじゃないから…」

    ライナー「そうか…」
  56. 56 : : 2014/01/18(土) 21:10:19
    エレンは今、好きな人がいるのかな?

    でも、ミカサの事が好きじゃないとすると…

    あの鈍感駆逐死に急ぎ馬鹿野郎は恋をしてないのか?

    まあいいや…

    私にも平等にチャンスがあるってこと…

    だよね?
  57. 57 : : 2014/01/18(土) 21:10:36
    ー男子宿舎ー

    エレン「…俺のことだったのか?」

    ライナー「ああ、エレンはミカサが好きなのか?って聞かれた」

    エレン「…」

    ライナー「…俺は家族としては好きなんじゃないか?と答えた」

    エレン「…」
  58. 58 : : 2014/01/18(土) 21:10:52
    ライナー「…あいつは否定していたが…多分お前のことが好き…もしくは気になっているのだと思うぞ」

    エレン「本当か!」

    ライナー「明日からもっとアピールしなきゃな!」

    エレン「おう!」

    ライナー(あぁ…この話、アニよりベルトルトに聞かれたくない…)
  59. 59 : : 2014/01/19(日) 19:48:27
    ライナー「ベートーベンにきかれたら」

  60. 60 : : 2014/01/20(月) 00:12:21
    超期待!
  61. 61 : : 2014/01/20(月) 00:33:36
    ベルトルト「」ユラァ…
  62. 62 : : 2014/01/20(月) 00:35:57
    >>59

    ベルセルク「名前間違えるくだりもうやめてよ…」

    >>60

    超期待ありがとうございます!

    >>61

    どうした⁉︎
  63. 63 : : 2014/01/20(月) 00:38:13
    更新は明日にします。

    遅くてごめんなさい。
  64. 64 : : 2014/01/21(火) 00:25:11
    少し投下します。
  65. 65 : : 2014/01/21(火) 00:26:06
    ー対人格闘訓練ー

    エレン「アニ!また頼むぞ!」

    アニ「はぁ、仕方ないね…」

    エレン「よし…いくぞ!」ダッ

    突っ込むだけか…

    アニ「…」フッ
  66. 66 : : 2014/01/21(火) 00:26:19
    エレン(そう来るだろうと思ってたんだぜ!)

    エレン「くっ!」ササッ

    アニ「…‼︎」

    私の蹴りをかわした?

    エレン「ていやっ!」

    アニ「⁉︎」

    足を掴まれた?
  67. 67 : : 2014/01/21(火) 00:26:35
    アニ「きゃっ…」ドサッ

    エレン「アニ!大丈夫か?」

    アニ「大丈夫だよ…このくらい…」

    今の声、聞かれたよね…

    エレン「よかった…」

    アニ「…ふんっ」
  68. 68 : : 2014/01/21(火) 00:26:54
    エレン「さぁ!やろうぜ!」

    アニ「…来なよ」

    エレン「とりゃ!」ダッ

    アニ「…」フッ

    エレン(またかわせば…え?)
  69. 69 : : 2014/01/21(火) 00:27:14
    アニ「…」ギュンッ

    エレン「ぐはっ…」

    アニ「…‼︎」

    回し蹴り…やり過ぎたかな?

    アニ「だ、大丈夫かい?」オロオロ

    エレン「このくらい…」

    アニ「…やり過ぎたよ」
  70. 70 : : 2014/01/21(火) 00:27:34
    エレン「やっぱりお前は強いな」

    アニ「…私はこんなにもか弱いじゃないか」

    エレン「ハハッ、お前にも冗談が言えt…」

    バキッグルッドサッ

    アニ「冗談じゃないんだけど?」

    エレン「」チーン
  71. 71 : : 2014/01/21(火) 00:28:00
    やっちゃった…

    医務室行くか…

    あいつが来る前に…

    ミカサ「…」ゴゴゴゴゴ

    アニ「…早いね」

    ミカサ「…エレンが危険なら、いつでも駆けつける」ゴゴゴゴゴ
  72. 72 : : 2014/01/21(火) 00:28:14
    アニ「…まぁいいよ。そこ、どいて?」

    ミカサ「何故?」

    アニ「そんなのもわからない馬鹿だったとはね…」ゴゴゴゴゴ

    ミカサ「…」ゴゴゴゴゴ

    アニ「…」ゴゴゴゴゴ

    ミカサ「…」ゴゴゴゴゴ

    アニ「…フッ」
  73. 73 : : 2014/01/21(火) 00:28:32
    ミカサ「??」

    アニ「あっちでエレンが呼んでるよ」

    ミカサ「⁉︎行かなくては‼︎」ダッ

    アニ「…ここにいるのに…そこまでバカだったんだ」

    エレン「」チーン

    アニ「…行くよ…重っ」
  74. 74 : : 2014/01/21(火) 00:28:48
    ーその頃ミカサはー

    ミカサ「エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン」タタタッ

    ミカサ「…‼︎」

    ミカサ「…エレン、あそこにいたんだった…」

    ミカサ「私としたことが…」シュン

    ミカサ「…あの女狐…ズタズタに削いでやる」ギラッ
  75. 75 : : 2014/01/21(火) 11:32:43
    超期待!
  76. 76 : : 2014/01/21(火) 19:54:43
    ミ、ミカサさんパネェっすwww
  77. 77 : : 2014/01/21(火) 23:53:25
    >>75

    ありがとう!頑張りま〜す!

    >>76

    まぁ、ミカサだからねwww
  78. 78 : : 2014/01/21(火) 23:53:41
    少し投下します。
  79. 79 : : 2014/01/21(火) 23:53:47
    ー医務室ー

    エレン「…‼︎」

    アニ「気づいたみたいだね」

    エレン「…気を失っていたのか?」

    アニ「…そうだよ」
  80. 80 : : 2014/01/21(火) 23:54:06
    エレン「…お前が運んでくれたのか?悪いな…重かっただろ?」

    アニ「…重かったよ、私はか弱いからね」

    エレン「…」

    アニ「…」

    エレン「…そうだな」

    アニ「…今の間は何?」ゴゴゴゴゴ
  81. 81 : : 2014/01/21(火) 23:54:40
    エレン「悪かったよ!アニは優しくてか弱くて可愛い乙女だよ!」

    アニ「…」

    エレン「…」

    可愛い…

    アニ「…///」ボンッ

    エレン「え?あ、アニ?どうした?俺、なんか言ったか?」アタフタ
  82. 82 : : 2014/01/21(火) 23:54:58
    アニ「…馬鹿///」ゲシゲシ

    エレン「いてぇな!何すんだよ!」

    アニ「…」プイッ

    エレン「え?あ、なんかごめん」

    アニ「…」プイッ

    エレン「アニぃ〜どうしたんだよ〜」

    アニ「…」プイッ
  83. 83 : : 2014/01/21(火) 23:55:22
    エレン「…何したら許してくれるんだよ?」

    アニ「…荷物持ち」

    エレン「え?」

    アニ「…買い物の荷物持ちして」

    エレン「ああ、別にいいぞ」
  84. 84 : : 2014/01/21(火) 23:55:38
    アニ「‼︎…明日の9時に…約束だからね…」

    エレン「おう」

    アニ「もういいんなら、早く食堂いこ?」

    エレン「そうだな」
  85. 85 : : 2014/01/21(火) 23:55:52
    アニ「…」

    エレンと街に…

    デートかぁ…

    いや、まだ付き合ってもないんだしデートとは言わないか。

    エレンにそんな気なさそうだし…

    でもよかった。
  86. 86 : : 2014/01/21(火) 23:56:13
    ー食堂ー

    アニ「…」モグモグ

    ミーナ「ア〜ニ〜ちゃん!」

    アニ「…」ガシッ

    ミーナ「もぉ〜、少しぐらいびっくりしてよぉ〜!」

    アニ「…ふんっ」
  87. 87 : : 2014/01/21(火) 23:56:34
    ミーナ「…」

    アニ「…何?」

    ミーナ「なんかいい事あったでしょ?」ニヤニヤ

    アニ「…別に」

    ミーナ「いーや!あったね!いつものアニじゃないもん!嬉しそうだもん!」

    アニ「なんで分かるのさ?読心術でもあるのかい?」
  88. 88 : : 2014/01/21(火) 23:57:04
    ミーナ「…」

    アニ「…はぁ、何?」

    ミーナ「…アニのツッコミ…頂きました」

    アニ「は?」

    ミーナ「〜♪」

    アニ「はぁ…」
  89. 89 : : 2014/01/21(火) 23:57:24
    ミーナ「相手はエレンかなぁ〜」

    アニ「⁉︎」

    ミーナ「図星だね」

    アニ「…///」

    ミーナ「デートかぁ…」

    アニ「ただ、荷物持ちしてもらうだけさ」
  90. 90 : : 2014/01/21(火) 23:57:40
    ミーナ「本当にぃ?」

    アニ「…うるさいね」

    ミーナ「じゃあ、オシャレしないとね!」

    アニ「え?だからそんなんじゃ…」

    ミーナ「私が選んであげるよ!」

    アニ「別に、いいから…」

    ミーナ「〜♪」

    アニ「…」

    この子には勝てない…
  91. 91 : : 2014/01/21(火) 23:58:00
    ー兵舎裏ー

    ライナー「悪いな、アニ」

    アニ「次はあんたに呼び出されるなんてね」

    ライナー「お前、エレンとデートって本当か?」

    アニ「⁉︎…なんでそれを」
  92. 92 : : 2014/01/21(火) 23:58:22
    ライナー「エレンに決まってるだろ。相談されてな」

    アニ「…そうかい」

    ライナー「…お前も、勝負に出たんだな」

    アニ「だだの買い物さ」

    ライナー「…まぁ、頑張れよ」

    アニ「…」

    ライナー「…一つ言っておこう…エレンはお前のことが好きだぞ?」

    アニ「⁉︎」
  93. 93 : : 2014/01/21(火) 23:58:41
    ライナー「じゃあな」

    アニ「…」

    ライナー『エレンはお前のことが好きだぞ?』

    アニ「…///」
  94. 94 : : 2014/01/21(火) 23:58:58
    ー男子宿舎ー

    エレン「〜♪」

    アルミン「エレン、今日はなんか元気だね」

    ジャン「そうだな、気持ち悪い…」

    アルミン「エレンも浮かれるんだね」

    ジャン「そうだな、羨ましい…」
  95. 95 : : 2014/01/23(木) 22:26:33
    これはいい
    期待
  96. 96 : : 2014/01/24(金) 20:43:21
    >>95

    期待ありがとうございます!
  97. 97 : : 2014/01/24(金) 20:43:54
    2日も空いてしまいましたが少し投下していきます
  98. 98 : : 2014/01/24(金) 20:44:34
    ー街中ー

    アニ「…」

    早く来過ぎたかな…

    でも、たったの三時間前だから…

    寒いなぁ…

    アニ「…」クシュン
  99. 99 : : 2014/01/24(金) 20:44:53
    エレン「寒いのか?」ダキッ

    アニ「⁉︎///…エレンか…何やってんの!」

    エレン「何って…温めてるんだよ。くしゃみしてたから」

    アニ「…ふんっ///」プイッ

    エレン「…わいい…」

    アニ「⁉︎」
  100. 100 : : 2014/01/24(金) 20:45:23
    エレン「…」

    今、可愛いって言った?

    アニ「…」

    アニ「〜〜///」ボフッ

    エレン「あったかくなったか?」

    アニ「…」コクッ
  101. 101 : : 2014/01/24(金) 20:45:47
    エレン「そろそろ行くか?」

    アニ「…そうだね」

    エレン「出発進行ー!」オー!

    アニ「…オー」ボソッ
  102. 102 : : 2014/01/24(金) 20:46:15
    エレン「…」トコトコ

    アニ「…」テクテク

    エレン「…」トコトコ

    アニ「…」タッタッタッ

    エレン「ごめん、速かったか?」

    アニ「…少しね」テクテク

    エレン「じゃあ…」ニギッ

    アニ「⁉︎///」
  103. 103 : : 2014/01/24(金) 20:46:33
    エレン「手繋げば、大丈夫だろ?」ニカッ

    アニ「…好きにしな///」

    エレン「アニ、朝飯食ったか?」

    アニ「まだだけど」

    エレン「じゃ、食おうぜ!ちょっと腹減ったしな」
  104. 104 : : 2014/01/24(金) 20:46:55
    アニ「早いんじゃない?まだ6時過ぎだからお店も開いてないよ」

    エレン「うーん…」

    アニ「…あそこに立ち食い蕎麦がある」

    エレン「は?」

    アニ「あそこなら開いてるけど…」

    エレン「あんなところでいいのか?」

    アニ「お腹空いてるんだろ?」

    エレン「まぁな」
  105. 105 : : 2014/01/24(金) 20:47:16
    アニ「なら、いいんじゃないの?」

    エレン「…そういうもんなのか」

    アニ「そういうもんだよ」

    エレン「…分かった。あそこに行こう」

    アニ「…」

    ちょっと立ち食いして見たかったなんて言えない…
  106. 106 : : 2014/01/24(金) 20:47:32
    エレン「ぷはぁ〜」

    アニ「…」

    エレン「うまかったなぁ〜」

    アニ「…」

    美味しかった…

    エレン「そう言えば、アニは何が買いたいんだ?」

    アニ「え?」
  107. 107 : : 2014/01/24(金) 20:47:54
    エレン「いや、だからさ。買いたいものがあったから来たんだろ?」

    アニ「…」

    エレン「…どうした?アニ?」

    ただ、あんたと居たかっただけ…

    そう言えれば楽なのにな…

    アニ「…服でも見に行く」

    エレン「そうか。なら、適当に歩くか?それともいいお店でもあるのか?」

    アニ「特にないから…適当に歩こう」
  108. 108 : : 2014/01/24(金) 20:48:15
    エレン「…」トコトコ

    アニ「…」テクテク

    エレン「やべ!」

    アニ「え?」

    エレン「…」ニギッ

    アニ「⁉︎///」

    エレン「…忘れてたぜ!」

    アニ「…ふんっ///」
  109. 109 : : 2014/01/24(金) 20:48:48
    ああ…

    この時間がいつまでも続けばいいのに…

    絶対に無理だけどね…

    私とあんたは根本的に違う。

    私は巨人、あんたは人間。

    私だって、好きで巨人になんかなってない。

    あんたと同じ人間になりたかった。

    なんで…だろうね?

    お父さん…

    a…

    …n…

    あn…

    エレン「アニ!」

    アニ「‼︎」
  110. 110 : : 2014/01/24(金) 20:49:05
    エレン「どうした?大丈夫か?」

    アニ「…」

    エレン「体調でも悪いのか?」

    アニ「なんでもないよ…」

    エレン「…」ダキッ

    アニ「⁉︎///」
  111. 111 : : 2014/01/24(金) 20:49:25
    エレン「…俺が、お前を守るから。心配すんなよ」

    アニ「…」

    エレン「悩みあったら言えよ?力になるぞ?」

    アニ「…ありがとう。大丈夫」

    エレン「本当か?」
  112. 112 : : 2014/01/24(金) 20:49:46
    アニ「本当だよ」

    言えるわけ…

    エレン「ならいいいけどよ…」

    ないじゃないか…

    アニ「…」

    でもいつか…

    エレン「じゃ、服見に行くか!」

    ”やる時”が来ても…

    アニ「うん」

    あんただけは守る。
  113. 113 : : 2014/01/24(金) 20:50:01
    エレン「よーし、行くぞ!」

    アニ「…」

    エレン「どうした?やっぱり体調良くn…」

    アニ「なんでもないよ。行こう」

    エレン「本当か?…よし、行くか!」

    アニ「…オー」ボソッ

    ーーー
    ーー
  114. 114 : : 2014/01/24(金) 20:50:18

    ーー
    ーーー

    エレン「じゃ、ここでお別れな」

    アニ「…うん」

    エレン「また明日な〜」クルッ

    エレンが後ろを向いて歩き出す。

    今だ…

    アニ「…待って」ギュッ

    エレン「⁉︎///」
  115. 115 : : 2014/01/24(金) 20:50:40
    アニ「…少し、このままにさせて」

    エレン「…///」

    アニ「…」グスッ

    エレン「⁉︎」

    アニ「…」グスッ

    エレン「アニ?どうしたんだ?」アタフタ

    アニ「…私と」

    エレン「…」

    アニ「…付き合って?」

    エレン「…」
  116. 116 : : 2014/01/24(金) 20:50:57
    アニ「…」

    エレン「…」バサッ

    アニ「⁉︎」

    私の腕を振りほどいた?

    なんで…

    エレン「…」

    アニ「…」
  117. 117 : : 2014/01/24(金) 20:51:18
    エレン「…そういうのはさ」

    アニ「…」

    エレン「男の俺に言わせろよ!」ダキッ

    アニ「⁉︎///」

    エレン「…付き合ってくれ」

    アニ「…///」コクッ
  118. 118 : : 2014/01/24(金) 20:51:38
    ー女子宿舎ー

    アニ「…」

    アニ「〜〜///」

    アニ「…///」

    アニ「はぁ…」

    アニ「…」

    アニ「〜〜///」
  119. 119 : : 2014/01/24(金) 20:51:59
    ユミル「あいつ、枕に顔うずめてなにしてんだ?」

    クリスタ「アニ、どうかしたのかな?」

    サシャ「さっきから色々と忙しいですよね」

    クリスタ「でも、照れてるアニって可愛い!」
  120. 120 : : 2014/01/24(金) 20:52:16
    ユミル「私はお前の方が可愛いと思うぞ」

    クリスタ「可愛くなんかないよ!」

    サシャ「ははは…」

    ユミル「何笑ってんだよ」

    サシャ「ごめんなさい…」
  121. 121 : : 2014/01/24(金) 20:52:31
    ー男子宿舎ー

    エレン「〜〜♪///」

    アルミン「照れながら浮かれてる」

    ジャン「そうだな、気持ち悪い」

    アルミン「いいことでもあったのかな?」

    ジャン「そうだな、羨ましい」
  122. 122 : : 2014/01/25(土) 13:53:55
    ああ…切ない
    (´;ω;`)
  123. 123 : : 2014/01/26(日) 22:52:25
    更新遅くて本当にすみません。

    少し投下します。
  124. 124 : : 2014/01/26(日) 22:52:41
    それから私たちは特にイチャイチャするわけでもなく過ごしていた。

    付き合ってるのはばれたけど。

    ベルトルトがすごい顔で説得してきた。

    なんであそこまで…?
  125. 125 : : 2014/01/26(日) 22:52:57
    この3年間は私にとって、凄く有意義だった。

    今までのことが…

    全部無かったんじゃないかって思えるほど。

    私はずっと、罪悪感でいっぱいだった。

    だって、壁内人類は悪魔じゃないから…
  126. 126 : : 2014/01/26(日) 22:53:10
    でも、私たちは戦士。

    やるべきことをやって故郷に帰らなきゃ…

    エレンだけは連れて行けないかな…

    そしてついに”やる時”が明日に迫ってきた。
  127. 127 : : 2014/01/26(日) 22:53:26
    アニ「…」

    エレン「おーい!アニ!」

    アニ「‼︎…エレンか」

    エレン「結局、最後までお前を抜くことは出来なかったな」

    アニ「たったの一位違いじゃないか」

    エレン「…そこに大きな壁があるんだよ」

    アニ「…そうかい?」
  128. 128 : : 2014/01/26(日) 22:53:42
    エレン「長かったな…訓練兵団」

    アニ「そうだね」

    エレン「…でも、もう終わりなんだな」

    アニ「…」

    エレン「お前は憲兵団、俺は調査兵団」

    アニ「…」
  129. 129 : : 2014/01/26(日) 22:53:57
    エレン「…離れ離れだな」

    アニ「…あんたも」

    エレン「…」

    アニ「憲兵団にしなよ」

    エレン「え?やだよ」

    アニ「…まあ、説得しても無理だろうね」

    エレン「…」

    アニ「…」
  130. 130 : : 2014/01/26(日) 22:54:20
    エレン「…なぁアニ」

    アニ「…何?」

    エレン「…アニは笑ってくれなかったな」

    アニ「え?」

    エレン「…アニって、喜んだり怒ったり照れたり…色々と分かりやすいんだけどさ…笑ってくれたことないんだよな」

    アニ「…」

    笑う…か。
  131. 131 : : 2014/01/26(日) 22:54:42
    エレン「…ごめんな、変なこと言って」

    アニ「…いいよ、私が悪いんだから」

    エレン「なんでそうなるんだよ?アニは悪くないぞ?」

    アニ「私が…笑えないから…エレンは…」

    エレン「別に気にするなよ。ちょっと思ったこと言っただけだからな」

    アニ「…」シュン

    エレン「…」
  132. 132 : : 2014/01/26(日) 22:55:01
    アニ「…」ウツムキ

    エレン「…」クイッ

    アニ「⁉︎///」

    顎を掴んで…

    私の顔を上げて…

    エレン「…」チュッ

    アニ「…///」

    エレン「…アニ」ダキッ

    アニ「…エレン」ギュッ
  133. 133 : : 2014/01/26(日) 22:55:17
    エレンは何かを悟ったのだろうか。

    おそらく、こんな風に会うのはこれが最後になる。

    エレン…

    死なないで…

    そして遂に”やる時”が来た。
  134. 134 : : 2014/01/26(日) 22:55:33
    ベルトルトが壁を壊した。

    たくさんの巨人が街に入ってくる。

    私はたくさんの兵士が死んで行くのを見た。

    そして、私はガスが無くなり、みんなで屋根の上に固まっていた。
  135. 135 : : 2014/01/26(日) 22:55:46
    ミカサ「アニ!なんとなく状況は分かっている…その上で私情を挟んで申し訳ないけど、エレンの班を見かけなかった?」

    アニ「私は見てないけど…壁を登れた班も」

    ライナー「そういや、あっちに同じ班のアルミンがいたぞ」

    ミカサは駆け寄って行った。

    少しして私は驚きの言葉を聞いた。
  136. 136 : : 2014/01/26(日) 22:56:06
    アルミン「僕達…訓練兵…34班、トーマス・ワグナー、ナック・ティアス、ミリウス・ゼルムスキー、ミーナ・カロライナ、エレン・イェーガー。以上5名は自分の使命を全うし…壮絶な戦死を遂げました‼︎」

    アニ「⁉︎」

    嘘…でしょ?

    周りの訓練兵もざわついた。

    アルミン「ごめんミカサ…エレンは僕の身代わりに…僕は…何も…できなかった。すまない…」

    ミカサ「…アルミン、落ち着いて。今は感傷的になってる場合じゃない」

    ミカサは強いね…

    私は今にも泣き崩れそうだよ。
  137. 137 : : 2014/01/26(日) 22:56:23
    そして、本当にミカサが強いことを教えさせられる出来事が起きる。

    ミカサ「私は…強い…あなた達より強い…すごく強い!…ので、私は…あそこの巨人共を蹴散らせることができる。例えば一人でも。あなた達は腕が立たないばかりか、臆病で腰抜けだ。とても残念だ。ここで指をくわえたりしてればいい…くわえて見てろ」

    ミカサ…

    あんたは凄いね…

    そして私達はミカサの後を追った。
  138. 138 : : 2014/01/26(日) 22:56:42
    補給作戦は成功。

    たくさんの死者が出たが…

    そして私たちはある巨人を発見した。

    巨人を殺しまくる奇行種…

    知性巨人だ。

    明らかに他の巨人とは違う。

    あいつが”座標”を…
  139. 139 : : 2014/01/26(日) 22:57:01
    力尽きたその巨人から人間が出て来た。

    誰?

    あれは…

    エレン?

    ミカサが駆け寄り抱きしめた。

    エレン…

    生きてたんだ。
  140. 140 : : 2014/01/26(日) 22:57:17
    私とライナーとベルトルトはその光景に淡い期待を抱き、当初の予定と変更し、私だけが憲兵団に行くことになった。

    私は憲兵団に入った。

    そして…

    ー巨大樹の森ー

    リヴァイ「お前ら…剣を抜け!それが姿を現すとしたら…一瞬だ」
  141. 141 : : 2014/01/27(月) 09:05:24
    感想を書いてほしいってところに繋がりません!
    ハッピーエンドとバットエンドどっちかにするつもりですか?長くなりました。期待してます!
  142. 142 : : 2014/01/27(月) 10:22:24
    >>141

    すみません。繋がりませんね…

    http://www.ssnote.net/groups/60/archives/2

    たぶんこれで繋がると思います。

    エンドは…まあ、お楽しみってことで…
    (まだ決めてないなんて言えないw)
  143. 143 : : 2014/01/28(火) 00:37:27
    少し投下します。更新遅くてごめんなさい。
  144. 144 : : 2014/01/28(火) 00:37:56
    私は”座標”かもしれないエレンを捕獲するためにエレンを探していた。

    やっと見つけた!

    ライナーの情報通り、中央後方にいた。
  145. 145 : : 2014/01/28(火) 00:38:18
    リヴァイ「走れ!」

    私はその、エレンがいる班を追いかける。

    後ろからちょこちょこと兵士がくる。

    正直、うざいだけだよ。

    こいつら勝てるわけないのに…
  146. 146 : : 2014/01/28(火) 00:38:35
    リヴァイ「全員、耳を塞げ」

    キィィィィィィィイイイイイイイン!!!!

    何か音が出た?

    何かの合図?

    また後ろから…

    このスピードじゃ遅いか…

    よし…スピードあげるよ
  147. 147 : : 2014/01/28(火) 00:38:51
    リヴァイ「走れ!このまま逃げ切る!」

    あと少し…

    エレンに手が…

    エルヴィン「打て!」

    え?
  148. 148 : : 2014/01/28(火) 00:39:09
    たくさんのワイヤーが飛んでくる。

    私は身動きがとれなくなった…

    二人の兵士が私のうなじを狙いにきた。

    この二人…かなり出来る。

    一人が私の元に来た。
  149. 149 : : 2014/01/28(火) 00:39:33
    リヴァイ「オイ…いい加減出てきてくれないか?こっちはそんなに暇じゃないんだが」

    出てきたら殺すんだろ?拷問するんだろ?

    リヴァイ「なぁ?お前はこれからどうなると思う?お前はこの状況から抜け出すことができると思うのか?こっちの迷惑も少しは考えてほしいもんだ。お前を引きずり出す方法を考えては試しを繰り返すんだぞ」

    私には奥の手がある。

    リヴァイ「お前は確か…色々なやり方で俺の部下を殺していたが…あれは楽しかったりするのか?俺は今、楽しいぞ。なぁ…?お前もそうだろ?お前なら俺を理解してくれるだろ?」

    楽しいわけないじゃないか…
  150. 150 : : 2014/01/28(火) 00:40:16
    リヴァイ「そうだ…一つ聞きたいことがあった。お前の手足は切断しても大丈夫か?また生えてくるんだろ?お前自身の本体の方だ。死なれたら困るからな」

    使いたくなかった…

    私にとっても危険だから…

    でも、仕方ないよね…

    女型「キィヤァァァアアア!!!」
  151. 151 : : 2014/01/28(火) 00:40:41
    ミケ「エルヴィン…匂うぞ」

    エルヴィン「どこだ?」

    ミケ「全方向から多数、同時に」

    エルヴィン「なに?」

    たくさんの巨人が来た。

    そして私に食いついた。

    どんどん食べられて行く…

    そろそろ出なきゃ…

    アニ「…」バシュッ
  152. 152 : : 2014/01/28(火) 00:40:57
    うまい具合に逃げられたみたいだね…

    エレンはどこかな…?

    青の煙弾だよね…?

    アニ「…」ダンッ

    お、あっちにも上がった…

    あそこにエレンが…
  153. 153 : : 2014/01/28(火) 00:41:09
    アニ「…」ジャキン

    戦闘準備…

    アニ「…」バシュッ

    行くよ!
  154. 154 : : 2014/01/28(火) 00:41:27
    グンタ「…(リヴァイ兵長?)」

    グンタ「…いや、違う!誰だ!」

    アニ「…」バシュッザクッ

    グ/ン/タ「」

    エレン「グンタさん?ちょっと!どうして⁉︎」

    エレン「グンタさん!…はっ‼︎」

    そろそろかな…

    ピカッ!!
  155. 155 : : 2014/01/28(火) 00:41:42
    エルド「来るぞ…女型の巨人だ!」

    エレン「よくも…今度こそやります!俺が奴を!」

    エルド「やめろ!」

    エレン「⁉︎」

    エルド「俺たち3人で女型の巨人を仕留める…お前はそのまま…全速力で本部を目指せ!」

    エレン「俺も戦います!」
  156. 156 : : 2014/01/28(火) 00:41:57
    エルド「ダメだ!これが最善策だ!お前の力はリスクが大き過ぎる!」

    オルオ「なんだてめぇ、俺たちの腕を疑ってんのか?」

    ペトラ「そうなの?エレン…私たちのことがそんなに…信じられないの?」

    エレン「…‼︎」

    エレン「我が班の勝利を信じてます!ご武運を!」
  157. 157 : : 2014/01/28(火) 00:42:19
    目の前には3人の兵士…

    たった3人で何ができるの?

    一人が突っ込んできた。

    こんなの掴んじゃえば…え?

    オルペト「…」グルグルザシュッ
  158. 158 : : 2014/01/28(火) 00:42:33
    し…視力が…‼︎

    うなじを守らなきゃ…

    片目だけ先に治そう…

    痛い…

    肩に力が入らなくなってきた…

    腕が上がらない…

    女型「…」ダラーン
  159. 159 : : 2014/01/28(火) 00:42:52
    エルド「次は首だ!」

    オルオ「首を支える筋肉を削げば!」

    ペトラ「うなじが狙える!」

    エレン「…(強い…あの女型が一方的に…しかも声かけなしであんな連携が取れるなんて‼︎)」

    エレン「…(きっと、仲間同士で信じあってるから可能なんだ。ああやって困難を乗り越えてきた。だから、グンタさんを失った直後でもあんなに強い!)」

    エレン「…(進もう!振り返らずに…みんなを信じて進めばきっとそれが正解なんだ!俺にもやっと分かった!!!)」
  160. 160 : : 2014/01/28(火) 00:43:06
    リヴァイ『俺には分からない…』

    エレン「⁉︎」

    リヴァイ『ずっとそうだ。自分の力を信じても、信頼に足る仲間の力を信じても…結果は誰にもわからなかった…』

    エレン「‼︎」
  161. 161 : : 2014/01/28(火) 00:43:30
    エルド「俺がそのうなじを!!!」

    女型「…」ギロッ

    目…治ったよ

    女型「…」ガブッ

    エ/ル/ド「」

    ペトラ「エルド!!!」

    女型「…」ピュッ

    私は人食いじゃないからね…
  162. 162 : : 2014/01/28(火) 00:43:50
    エレン「はぁ!あ!ああ!うわぁぁああ!」

    ペトラ「何でよ!まだ30秒も…‼︎」

    ペトラ「か、片目だけ⁉︎片目だけ優先して早く治した…そんなことが出来るなんて!」

    オルオ「ペトラ!早く体制を直せ!」

    女型「…」ドドドドド

    ペトラ「‼︎」

    オルオ「ペトラァァァアアア!!!」

    女型「…」ヒュンッ

    ペトラ「」グチャッ
  163. 163 : : 2014/01/28(火) 00:44:09
    エレン「うわぁぁああ!ああ!!」

    オルオ「…‼︎」ギロッ

    女型「…」

    オルオ「…おい、死ね!」

    腕が上がらない…

    硬化するしかないか…

    オルオ「…何故だ…刃が通らねぇ」

    最後の一人か…

    さよなら…

    女型「…」ゲシッ

    オルオ「ぐふぁ!」
  164. 164 : : 2014/01/28(火) 00:44:26
    エレン「…」

    エルド「」

    エレン「こいつを…」

    ペトラ「」

    エレン「こいつを…」

    オルオ「」

    エレン「殺す!!!!!」

    ピカッ!!
  165. 165 : : 2014/01/28(火) 00:44:48
    やっとエレンのお出ましか…

    あんまり戦いたくなかったよ。

    バレちゃうかもね…

    エレン「うぉぉぉぉぉおおおおお!!!!」

    私、今腕使えないんだけど?

    エレン「うああぁぁああ!」

    何時ものエレンと同じだね。

    単純すぎるよ…

    避ければなんとかなる。

    でも片目が使えないのは痛いね…

    そうしているうちに馬乗りにされた。
  166. 166 : : 2014/01/28(火) 00:45:06
    片目さえ治れば…

    エレン…

    どこ狙って殴ってるんだい?

    エレン「うお!おお!うあ!うぉぉぉぉぉおおおおお!!!!」

    治った!

    私は馬乗り状態から抜け出し、久しぶりの対人格闘を始めた。

    エレン…

    強くなったね…

    でも、私は負けられないから…

    女型「…」スッ

    エレン「⁉︎」

    エレン(え?…あの構えは…アn…)

    女型「…」ヒュンッ

    ーーー
    ーー
  167. 167 : : 2014/01/28(火) 00:45:30

    ーー
    ーーー

    エレン「‼︎」

    ミカサ「…エレン」

    エレン「…」

    ミカサ「まだ起きてはいけない。安静にして」

    エレン「…女型は?」

    ミカサ「…逃した」

    エレン(良かった…え?)

    エレン(作戦失敗のはず…なんでよかったなんて思うんだ?)

    エレン(俺…疲れてるのかな)
  168. 168 : : 2014/01/28(火) 18:28:59
    おうっふ切ない(´;ω;`)ブワッ
  169. 169 : : 2014/01/28(火) 21:39:24
    >>168

    そういう反応待ってましたw
  170. 170 : : 2014/01/28(火) 21:39:34
    それでは投下します。
  171. 171 : : 2014/01/28(火) 21:40:04
    ー旧調査兵団本部地下室ー

    リヴァイ「おっせーな…エルヴィンの野郎…待たせやがって…迎えの憲兵団が先に来ちまうじゃねぇか」

    リヴァイ「大方、糞がなかなか出なくて困ってんだろうな」

    エレン「はは…兵長、今日はよく喋りますね」

    リヴァイ「馬鹿言え…俺は元々結構喋る」
  172. 172 : : 2014/01/28(火) 21:40:26
    リヴァイ「…チッ」

    エレン「すみません…俺があの時選択を間違えなければ…こんな事には…」

    リヴァイ「言っただろ?結果は誰にも分からんと」

    ガチャ…

    エルヴィン「遅れて申し訳ない」

    エレン「いえ」
  173. 173 : : 2014/01/28(火) 21:41:13
    エルヴィン「女型の巨人と思わしき人物を見つけた」

    エレン「⁉︎」

    エルヴィン「今度こそ確実に捉える」

    エルヴィン「作戦の決行は明後日。場所は我々が王都に召還される時に通るストヘス区だ。ここが最初で最後のチャンスだ。ここを抜ければエレンは王都に引き渡され壁の破壊を企む連中の追及も困難になるだろう。引いては人類滅亡の色が濃厚となる。我々はこの作戦に全てを掛ける」

    エレン「…」

    エルヴィン「作戦はこうだ。エレンが囮となってこの地下通路に目標をおびき出す。最下層まで連れ込めばサイズと強度から考えてたとえ目標が巨人化しても動きを封じることは可能だ。しかし万が一その前に巨人化した場合、エレン、君に頼むことになる」

    エレン「…はい!それで、肝心の目標はストヘス区にいることは確実なんですか?」

    エルヴィン「ああ、目標は憲兵団に所属している」

    エレン「憲兵団に?(…まさか)」

    エルヴィン「割り出したのはアルミンだ。曰く女型は、生け捕りにした二体の巨人を殺した犯人と思われる。君たち104期生の同期である可能性がある」

    エレン「‼︎ちょっと、待ってください!104期って!」

    エルヴィン「その女型の巨人と思わしき女性の名は…」

    エレン「ちょっと!」

    エルヴィン「アニ・レオンハート」

    エレン「…アニが女型の巨人?なんで!なんでそう思うんだよ!アルミン!」

    アルミン「女型の巨人は最初からエレンの顔を知っていた。それに同期しか知らないエレンのあだ名、死に急ぎ野郎に反応を見せた。それに何より大きいのが、実験台のソニーとビーンを殺したのがアニと思われるからだ」

    エレン「なんでそんなことが分かる?(もう…やめてくれ…)」
  174. 174 : : 2014/01/28(火) 21:42:01
    アルミン「殺害には高度な技術が必要だから、立体機動は使い慣れた自分のを使ったはずだ」

    エレン「だから装置の検査があったろ?アニは引っかかってない(そうだ…アニには不可能なんだ)」

    アルミン「あの時、アニが出したのはマルコのだ。だから追及を逃れることができた」

    エレン「はぁ?何言ってんだ?どうしてマルコが出てくる?」

    アルミン「分からない」
  175. 175 : : 2014/01/28(火) 21:42:18
    エレン「見間違いじゃないのか?」

    アルミン「いや…あれは確かに見覚えg…」

    リヴァイ「おい、ガキ。それはもうわかった。他に根拠はないのか?」

    アルミン「ありません」

    ミカサ「アニは女型と顔が似てたと思います」

    エレン「はぁ?何言ってんだ!そんな程度の根拠d…」

    リヴァイ「つまり、証拠がねぇがやるんだな?」
  176. 176 : : 2014/01/28(火) 21:42:39
    エレン「証拠がない?なんだそれ、なんでやるんだ?どうすんだよ、アニじゃなかったら!」

    ミカサ「アニじゃなかったら、アニの疑いが晴れるだけ」

    アルミン「そうなったらアニには悪いと思うよ…でも!だからって何もしなければエレンが中央の奴らの生贄になるだけだ!」

    エレン「…アニを疑うなんてどうかしてる」

    ミカサ「エレン、アニと聞いた今、思い当たることはないの?」

    エレン「‼︎」

    女型『…』スッ
  177. 177 : : 2014/01/28(火) 21:43:44
    ミカサ「女型の巨人と格闘戦を交えたのなら、アニ独特の技術を目にしたりはしなかったの?」

    女型『…』ヒュンッ

    エレン「…」

    エレン「…(あれはアニの技だ…忘れるわけない)」

    ミカサ「わかってるんでしょ?女型の巨人が…」
  178. 178 : : 2014/01/28(火) 21:44:01
    ーストヘス区地下通路ー

    ミカサ「アニだってこと」

    エレン「…」

    ミカサ「じゃあ、戦わなくちゃダメでしょ?…それとも、今でもアニは彼女だとか思ってるの?」

    エレン「…」

    アルミン「作戦を考えた!」ジャキンッ
  179. 179 : : 2014/01/28(火) 21:44:21
    アルミン「僕とミカサがあの穴と元の入り口から同時に出る。そうすればアニはどちらかに対応する。その隙にエレンはアニのいない方から逃げて!」

    エレン「待てよ!それじゃあ、お前らのどちらかが死んじゃうだろ!」

    アルミン「ここにいたら三人とも死んじゃうよ!ミカサ!位置について!」

    ミカサ「わかった!私は前に!」

    エレン「なんで…なんでお前らは戦えるんだよ!…なんで!」
  180. 180 : : 2014/01/28(火) 21:44:36
    エレン「…(この世界は本当に残酷だ。つくづく思うぜ…なんで選りに選ってアニがあっち側なんだよ…アニは分かってたよな?いずれ対立するってこと…)」

    エレン「…(俺は今、お前に何をすればいい?戦うのか?わかんねぇよ!もう…なんなんだよ!)」

    ミカサ「…仕方ないでしょ?…世界は残酷なんだから…」

    エレン「‼︎」

    エレン「…だよな」

    ピカッ!!!
  181. 181 : : 2014/01/28(火) 21:45:09
    私はエレンと戦っている…

    大好きな…

    エレンと…

    どうしてこうなったの?

    私はどうして…

    戦士なんか…
  182. 182 : : 2014/01/28(火) 21:45:26
    アニ父『アニ!…アニ!』

    私はエレンを殴り着けている…

    巨人化に慣れてないエレンに負けるわけない。

    アニ父『父さんだけは…お前の味方だ!』

    エレンは力尽きたみたい…

    連れてけなくてごめんね…

    私は一人で逃げるよ…
  183. 183 : : 2014/01/28(火) 21:45:43
    エレン「俺は…巨人を殺す…イッピキノコラズ!!!」

    エレン…?

    エレンは私に襲いかかった。

    こいつはエレンじゃない…

    私は壁を登った。

    もう少し…

    もう少しで外に!!
  184. 184 : : 2014/01/28(火) 21:46:05
    え?…ミカサ?

    ミカサ「アニ…落ちて…」

    アニ父『アニ…俺が間違っていた…今更許してくれとは言わない…けど…これだけはお願いだ…お願いがある』

    エレン「俺はこの世の全てを破壊する!」

    アニ父『もし世界からお前が恨まれることになっても、父さんだけがお前の味方だ…』

    エレン「俺は…自由だ…」ガブッ

    アニ父『だから約束してくれ…帰って…くると…』

    アニ「…」ブワッ

    エレン(アニが…泣いている…)

    そして私は…

    本当に”氷の女”になった…

    リヴァイ「大事な証人を食うんじゃねぇよ…馬鹿野郎」
  185. 185 : : 2014/01/28(火) 21:46:40
    ー地下ー

    アニ「…」

    エレン「…」

    アニ「…」

    エレン「…出てこいよ」

    アニ「…」

    エレン「もう…人類は負けたんだ」

    アニ「…」

    エレン「最後に、話ぐらいさせてくれよ」

    アニ「…」ピキピキッ

    エレン「…アニ」

    アニ「…エレン」

    エレン「…」

    アニ「…ただいま」ギュッ

    エレン「…おかえり」ナデナデ

    巨人「…」ニタァ

    私達は巨人に食べられた。

    ー完ー
  186. 186 : : 2014/01/28(火) 21:47:23
    これでおしまいです。

    読んで下さった方ありがとうございました。
  187. 187 : : 2014/01/28(火) 23:14:28
    えぇぇぇぇぇ!?マジすか!?アニィィィ!エレン!あぁぁぁぁ!次はハッピーエンドでお願いしますよぉ!
  188. 188 : : 2014/01/29(水) 00:57:15
    >>187

    では、ハッピーエンドがいいという方用のおまけを投稿します。
  189. 189 : : 2014/01/29(水) 00:57:32
    ー20xx年4月ー

    エレン「……………Zzz」

    ミカサ「起きてエレン!遅刻する」

    エレン「……………あれ?ミカサ?」

    ミカサ「学校に行こう!」

    エレン「なんで学校に?」
  190. 190 : : 2014/01/29(水) 00:57:56
    ミカサ「そんなに寝ぼけるほど熟睡してたの?」

    エレン「なんか、すっげー長い夢を見てた気がすんだけど……………」

    エレン「なんだったっけ?思い出せねぇな」

    ミカサ「…………………………⁉︎」

    ミカサ「エレン?どうして泣いているの?」

    エレン「え?」
  191. 191 : : 2014/01/29(水) 00:58:17
    エレン「誰にも言うなよ?俺が泣いてたなんて」

    ミカサ「言わない」

    アルミン「エレーン!ミカサー!」

    エレン「お、アルミンおはよう」

    ミカサ「おはよう」

    アルミン「今日から中学生だね」

    エレン「そうだな」

    ??「エレン…」

    エレン「ん?誰d…‼︎」

    ??「エレンだよね…?」
  192. 192 : : 2014/01/29(水) 00:58:40
    アニ父『アニ!…アニ!』

    アニ「…」

    アニ父「アニ!」

    アニ「⁉︎」

    アニ父「そろそろ起きなさい」

    アニ「…え?」
  193. 193 : : 2014/01/29(水) 00:58:57
    アニ父「え?じゃない!今日から中学生なんだろ?早く支度しなさい」

    アニ「…」

    アニ父「アニ?どうしたんだ?」

    お父さん…

    怖かった…

    怖かったよ…

    アニ「うわぁぁああん!!」ギュー

    アニ父「お、おい!何してるんだ?」

    アニ「ごめんなさい…支度するね」
  194. 194 : : 2014/01/29(水) 00:59:14
    今までずっと夢…だったのかな?

    夢にしてはリアルだった気がするけど…

    私は支度をして家を出た。

    もう、私に秘密なんてない。

    普通の人間として…

    普通の女の子として…

    生きることが出来るんだ…

    エレンがいたらな…
  195. 195 : : 2014/01/29(水) 00:59:31
    アニ「…」

    アニ「…」

    アニ「…‼︎」

    あの後ろ姿は…

    見間違える訳ない。

    あれは…

    アニ「エレン…」

    ???「ん?誰d…‼︎」

    アニ「エレンだよね…?」
  196. 196 : : 2014/01/29(水) 00:59:47
    エレン「アニ…」

    アニ「…ただいま」ギュッ

    エレン「…おかえり」ナデナデ

    ミカサ(この女狐は誰?早くエレンから離れないと私が然るべき報いを…)ゴゴゴゴゴ

    アルミン(この状況が分からないのは僕が馬鹿だからじゃないよね?てか、この女の子誰なの?)

    ー完ー
  197. 197 : : 2014/01/29(水) 01:00:04
    これで本当におしまいです。ありがとうございました!
  198. 198 : : 2014/01/29(水) 01:00:40
    http://www.ssnote.net/groups/60/archives/2

    感想待ってます!
  199. 199 : : 2014/01/29(水) 01:00:50
    意見などでも構いません!
  200. 200 : : 2014/03/16(日) 19:49:35
    つい最近兵士長の作品を読み始めました!とっても面白いですね♪応援してます!
  201. 201 : : 2014/03/16(日) 21:37:53
    >>200
    ありがとうございます!
  202. 202 : : 2020/10/28(水) 14:06:41
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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