この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
エレン「んなの・・・知るかよ!」
-
- 1 : 2019/03/19(火) 00:16:36 :
- どうも!エレアニが一番です!
二作目を書かせていただきます!
前のhttp://www.ssnote.net/archives/79018
も見に行ってみてください!
明日から書きます!
-
- 2 : 2019/03/19(火) 00:21:39 :
- 期待(*´・ω・`)b!
-
- 3 : 2019/03/19(火) 23:08:29 :
- >>2
ありがとうございます!
-
- 4 : 2019/03/19(火) 23:26:19 :
- 書きます!
-
- 5 : 2019/03/19(火) 23:55:24 :
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
????「・・・」
ドシンドシン
エレン「・・・」
(恐らくアイツは俺を引き込もうと
してるはずだ・・・ヤツの目的を
把握できれば良いが・・・)
エルヴィン(ヤツはエレンを引き込もうと
しているのだろうが・・・
エレンは分かってるのか?)
キース(巨人たちにも目的があるのか?
ならば我々は巨人の秘密に大きく
近づいたことになるが・・・)
リヴァイ(ヤツの最終的な目的は何なんだ・・・)
????「・・・着いたよ。」
リヴァイ「そうか。」
プシュウゥゥゥゥ
全員「⁉」
キース「⁉クソッ!総員戦闘態勢!」
????「まあまあ身構えないでよ。」
エレン「あれは・・・人間・・・?」
リヴァイ「・・・どういうことだ・・・?」
????「俺は巨人化能力者さ。」
全員「⁉」
ミケ「巨人化能力者・・・だと?」
????「巨人になれる人のことさ。
ちなみに俺の巨人は獣の巨人。」
エルヴィン「それでか・・・話が出来る巨人に
驚きすぎて忘れていたが、
確かに毛むくじゃらだったな。」
獣の巨人「それが特徴さ。」
リヴァイ「で?テメェの名前は?」
獣の巨人「流石人類最強。
見逃してはくれないね。」
キース「貴様は本名を名乗っていないからな。
早く名乗れ!さもなければ殺す。」
獣の巨人「まあまあ、そう熱くなるなよ。
怒りすぎると将来ハゲるよ?」
キース「なっ・・・」
(くっ・・・気にしていることを!)
↑父親、祖父、曾祖父がハゲ
エルヴィン「落ち着いてください団長。
ペースを掴まれちゃだめです。」
キース「・・・そうだな。」
エルヴィン「まずは名乗って貰おうか?」
獣の巨人「良いだろう。俺の名は
ジーク。ジーク・イェーガーさ。」
全員「⁉」
エレン「イェーガー・・・だと?」
ジーク「ああ。俺の父親はグリシャ。
弟は・・・エレン・イェーガーだ。」
エレン「・・・嘘、だよな・・・?」
ジーク「本当だよ?俺は嘘はつかないんだ。」
エレン(だから俺の名前を・・・)
リヴァイ「惑わされるな。」ボソッ
エレン「!!」
リヴァイ「アイツがお前の兄貴だろうが、
お前はお前だ。ブレるなよ。」ボソッ
エレン「・・・はい。」コゴエ
エレン「そうか。じゃあ聞こう。」
ジーク「何だい?」
エレン「お前の目的は何だ?」
ジーク「教えたくはないけど、
他でもない弟の質問だ。
折角だし教えてやるよ。
俺の目的は
・・・壁内人類の全滅さ。」
全員「⁉」
リヴァイ「何だと・・・?」
キース「貴様!ふざk「なぜだ?」」
キース「・・・!・・・」
エレン「なぜ絶滅を望む?」
ジーク「へえ・・・驚かないんだね。」
エレン「驚きすぎて飽きちまったんだよ。」
キース(エレン・・・大人だな・・・
我々が情けない・・・)
ジーク「フフ・・・そうかい。
教えてあげるよ。
絶滅を望む理由。
それは、過去に遡る壮大な話なんだ。
かつて、人間たちは互いに憎み合い、
また嫌い合い、欲望のままに
争っていたんだ。
その時、誰かが言った。
「人類に共通の敵がいれば
人類はまとまるのではないか。」
そうして、巨人が生まれた。」
エレン「待て。じゃあ、巨人を生み出したのは
、まさか・・・」
ジーク「そう。巨人を作り出したのは、
他ならぬ人間そのものなんだ。」
キース「何ということだ・・・」
エルヴィン「それは本当か?
あまりにも突拍子の無い
話だとは思わないか?」
ジーク「確かに、急に言われても混乱するし、
疑うのも無理はないだろうね。
でも、証拠はあるさ。」
エルヴィン「ほう、証拠か?」
ジーク「第一に、壁の存在だ。」
エレン「壁・・・か。
確かに、あるのが当たり前だ。」
ジーク「それ自体がおかしいだろう?
もし仮に、巨人に追いたてられた
人間が壁を作ったとすれば、
そんな時間がどこにあった?
そんなことをしている間に
巨人に食われていただろうに。」
エレン「確かに・・・」
ジーク「壁はね。昔からあったんだと思う。
そうじゃないと説明がつかない。
それよりも問題は、誰が作らせたか。」
エレン「・・・そういうことか。」
ジーク「そうだよ。」
リヴァイ「どういうことだ?」
ジーク「それはね・・・」
-
- 6 : 2019/03/19(火) 23:57:50 :
- ジーク!
-
- 7 : 2019/03/20(水) 07:39:10 :
- >>6
ジークです!
急展開ですよ!笑
-
- 8 : 2019/03/20(水) 17:25:15 :
- やった!100超えた!
-
- 9 : 2019/03/20(水) 17:26:11 :
- 閲覧数の増えるペースが早くなってる!
-
- 10 : 2019/03/21(木) 08:54:43 :
- ジーク「王家が、巨人を生み出したのさ。」
全員「⁉」
キース「バカな・・・」
エレン「正確には、王家の研究が
お前らに引き継がれたと言った方が
語弊がなくていいんじゃないのか?」
ジーク「⁉・・・流石だね。まさか気付くとは。」
リヴァイ「オイエレン。どういうことだ?」
ハンジ「まさかね・・・でも・・・」
エレン「巨人の正体は、恐らく人間です。」
全員「⁉」
リヴァイ「・・・んだと・・・?」
オルオ「おい!いくらテメェでも、
適当なこと言いやがったら許さねぇぞ!」
エレン「適当じゃありません!!
これしか考えられません。
・・・違うか?ジーク。」
ジーク「ッ・・・その通りさ。
巨人は元は人間だ。」
エルヴィン「なるほど、では本当に
巨人の正体が人間であったとする。
確かに姿は人間に似ているが、
どうしても分からないことがある。」
ジーク「分からないこととは?」
エルヴィン「奇行種の存在だよ。
彼らが存在することで、
特異な体質を持つ巨人が
いるのではないかと言われてきた。
しかし、元は人間なんだろう?
ではなぜ彼らだけ違うんだい?」
ジーク「いい質問だね。
君の名前は?」
エルヴィン「私か?私の名はエルヴィン・スミス
だ。なぜそれを聞く?」
ジーク「さぁね。」
エルヴィン「くっ・・・」
(どうにも捉えどころの無い男だ。
頭が切れ、冷静だ。あまり敵に
回したく無いタイプの男だな。)
エレン「奇行種は恐らく、
人間の時の健康状態、もしくは
巨人化する要因への影響、または、
人間だったときの、彼らの目的意識等で
姿形が変化するだけでなく、
あのように奇妙な行動・・・
・・・いや、ある程度の
知能を持つようになったのでしょう。」
全員「⁉」
ハンジ「やはりか・・・」
リヴァイ「何言ってやがる。
アイツらに知能なんかねぇだろ。」
エレン「それがあるんですよ。
と言っても、ある程度ですけどね。」
リヴァイ「どういうことだ?」
エレン「俺も壁外で暮らしていたとき、
何度か見ていますが、
やつらは走っています。」
リヴァイ「そうだな。」
エレン「それは恐らく、
歩くより走る方が速いと言う
ことが分かっているんです。」
全員「!!」
キース「なるほど・・・そう考えれば分かる。」
ハンジ「調査兵団に目もくれないのは・・・
まさか、遠くを認識しているから?」
エレン「そうなんですか?
ならそうなのかもしれません。」
ジーク「・・・ハハ。スゴいね、俺の弟は。」
リヴァイ「当たり前だ。テメェとは格が違う。」
ジーク「へぇ・・・高評価だね。」
リヴァイ「それよりも・・・なぜ俺のことを?」
ジーク「実は、壁内のことを独自で
調査させてもらっていてね・・・」
エレン(となるとスパイを中に送り込んで
いるということ・・・よし。)
エレン「・・・巨人化能力者は、
お前だけではないな?」
ジーク「!!なぜそれを⁉」
エレン「引っ掛かったな。
今のはただの予想かも知れなかった。」
ジーク「!!」
エレン「確定だな。」
キース「何がだ?エレン。」
エレン「アイツらに関することですよ。」
キース「アイツら・・・?」
エレン「それは・・・」
-
- 11 : 2019/03/21(木) 23:59:07 :
- 原作を改変して、
もっと簡潔なストーリーにします。
(じゃないと話が繋がらなくなってしまうので)
-
- 12 : 2019/03/22(金) 00:00:11 :
- 頑張れ(〃⌒ー⌒〃)
-
- 13 : 2019/03/22(金) 09:06:23 :
- エレン「この前の壁外調査で出会った
奴らです。」
キース「アイツらか⁉・・・そう言えば、
通称をリヴァイ班には
言い忘れていたんだった。
固い方を鎧の巨人、
大きい方を超大型巨人と呼んでいる。」
ジーク「⁉」
(どういうことだ・・・偶然か・・・?)
エレン「そうです。結論から言うと、奴等は
こいつと同じ。巨人化能力者なんです。」
リヴァイ「・・・そりゃどういうこった?」
エレン「奴等は俺たちを食おうとしなかった。
殺すという明確な意思を持っていた。
あんなに攻撃的な巨人を今までに
見たことはありましたか?」
エルヴィン「確かに・・・あれほどではなかった。
奴等の目的は常に捕食だった。
その意思は殺戮に向かないはず。」
ハンジ「しかし、現実に殺そうとして来た。
捕食以外の意思を明確に示した・・・」
ミケ「・・・なるほど。」
キース「それもこれも奴等が巨人化能力者
だったと考えれば辻褄が合う。」
エレン「つまり、アイツらは人間なんだ。
・・・彼らは何者だ?
また、彼らを使って何をする気だ?」
ジーク「ふん・・・教えるつもりはないね。
第一、君が俺の何を知ってる?」
エレン「・・・」
ジーク「知らないだろう。
なら、俺の目的に口を出すな。」
エレン「・・・れ・・・」
ジーク「何だい?」
エレン「黙れ!!!」ドン!
ジーク「ッ・・・」
エレン「たとえ俺がお前のことを
知らなくても、俺には
守らなくちゃならない物がある!
お前が喋らねぇなら、
無理矢理にでも喋らせる!」バン!!
ジークの額を冷たい汗が流れる。
ジーク(何て・・・迫力だ・・・)
エレン「さあ・・・喋れよ・・・?」ゴゴゴゴゴ
ジーク「くっ・・・分かったよ。
でもこれで君も無関係では無くなるよ?
心して聞くんだね。」
エレン「?」
ジーク「君の父親は、化け物だ。」
エレン「⁉どういうことだ⁉」
ジーク「俺は知っているんだよ。
この世界には『九つの巨人』という?
巨人たちがいる。始祖の巨人、
進撃の巨人、俺の持つ獣の巨人、
車力の巨人、戦槌の巨人、
顎の巨人、鎧の巨人、超大型巨人、
そして女型の巨人だ。」
全員「⁉」
エレン「・・・そんなにいんのかよ・・・」
ジーク「それぞれの巨人は人間が操り、
人間本体が衰えたときには、
継承者に自らを食わせる。
他に注射器で巨人化する薬を
打つ場合もあるがな。」
エレン「注射器・・・?」
~5年前~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「ミカサ、まだ寝かせてくれよ。」フワァ
ミカサ「エレン、ダメ。薪を拾いにいかないと
カルラおばさんに怒られる。」
ガバッ
エレン「そうだった!行くぞ!」
ダダダダダダダ
ガチャ
グリシャ「おっと危ない。」
エレン「あれ?父さん?」
ミカサ「グリシャおじさん!」
グリシャ「ああ、ただいま。」
エレミカ「お帰りなさい!」
グリシャ「エレン、そんなに急いでどうした?」
エレン「薪を拾いに行かないと母さんに
怒られちゃうんだ!行ってくる!」
グリシャ「そうか、いってこい。」
エレミカ「行ってきまーっす!」
ガチャ
グリシャ「ふむ・・・」
(エレンはすでに大人を二人も
一人で殺している・・・)
グリシャ「そろそろか・・・?」
3時間後
エレミカ「ただいまー。」
グリカル「お帰り。」
カルラ「遅かったね。どうしたんだい?」
エレン「アルミンと外の話をしてたんだ!
あー、早く海を見てぇなー!」
カルラ「また調査兵団に行きたいとか
バカ言ってるんじゃないでしょうね。」
エレン「バカで良いから入るんだ!」
カルラ「やめなさい!そんなところ!
ほら、アナタからも言ってやって!」
グリシャ「・・・本当に行きたいのか?」
カルラ「アナタ⁉」
エレン「当たり前だろ!」
カルラ「無茶言わないで!
死ぬかもしれないんだよ⁉」
エレン「死ぬわけないだろ!
外に出るまでは、どれだけ傷だらけでも
俺は死なねぇ!」
グリシャ「・・・そうか。」
カルラ「アナタ!」
グリシャ「カルラ、人の探求心は
抑えられるものではないよ。」
カルラ「でも・・・」
グリシャ「エレン。」コゴエ
エレン「?」
グリシャ「後で地下室を見に行こう。」コゴエ
エレン「!・・・うん!」ボソッ
-
- 14 : 2019/03/22(金) 09:07:00 :
- >>12
ありがとうございます!
頑張っていきます!
-
- 15 : 2019/03/23(土) 08:08:29 :
- ~地下室にて~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「うわぁ・・・」キラキラ
グリシャ「少しカビっぽいな・・・」
エレン「?何だこれ?」
グリシャ「この大きいのはな、注射器
と言うんだ。どれ、お前に強くなれる
薬を打とう。」
エレン「強くなれるのか⁉
・・・でも、注射って痛くないのか?」
グリシャ「いや、あっという間だぞ?」
エレン「そうなのか?」
チクッ
グリシャ「・・・ほらな?」
エレン「ホントだ・・・スッゲェ!」
グリシャ「明日一緒に出掛けようか。」
(そろそろアイツに会わせるか・・・)
エレン「うん!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン(まさか・・・)
エレン「・・・おい、ジーク。」
ジーク「何だい?」
エレン「・・・その注射器は物凄くデカくて、
なのに刺すとき全然痛くないとか・・・」
ジーク「⁉」
エレン「・・・無い・・・よな・・・?」
ジーク「・・・」
エレン「・・・マジかよ・・・」
ジーク「・・・嘘だろ・・・?」
エレン「・・・いや、マジだ。」
ジーク「はぁ・・・」
キース「どうした?エレン。」
リヴァイ「黙りこくってないで言えよ。」
エレン「・・・もしかしたら。」
エルヴィン「・・・うん。」
ジーク「もしかしたら、」
リヴァイ「あ?」
エレン「俺は巨人化能力者かも知れない。」
全員「⁉」
リヴァイ「嘘だろ・・・おい・・・」
エレン「いや、マジです。
小さい時に親父に、似た注射を
打たれてる。」
キース「・・・それが本当なら由々しき事態だ。
場合によってはエレンの処分も・・・」
エルヴィン「あり得ませんね。」
キース「・・・なぜだ?」
エルヴィン「我々が黙っていればいい。
彼を四兵団全体が心から信頼できた
時にそれを明かせば良い。」
キース「・・・そうだな。少なくとも
我々はエレンを信じているわけだし。」
リヴァイ「当たり前だ。」
エレン「・・・皆さん、ありがとうございます。」
ジーク「・・・茶番だね。」
エレン「言うとは思ったがな。
話を戻すが?」
ジーク「はいはい、言うよ。
俺の壁内人類全滅を目的とする
理由は・・・
・・・それは、復讐だ。」
キース「復讐・・・だと?」
リヴァイ「何に対しての・・・だ?」
ジーク「この世界には君たちが住む
壁の中の王国、エルディア帝国だけでは
なく、様々な国がある。」
エレン「国・・・」
ジーク「その一つが、マーレ帝国。
俺の所属している国だ。
マーレ帝国は巨人化について
研究している。
だから、巨人化能力者のほとんどは
マーレ帝国のエルディア人だ。」
キース「マーレ帝国・・・か・・・」
ジーク「それに、マーレ人はエルディア人を
見下していてね。相当酷いことも
してるみたいだよ。」
リヴァイ「・・・例えば?」
ジーク「捕まえるなんかは常套手段。
巨人化についての薬を研究している
訳だから、そりゃ当然、」
エレン「・・・エルディア人を巨人にしている?」
全員「⁉」
ジーク「正解。」
キース「・・・何と・・・」
ジーク「この状況を作り出したのは、
間違いなくエルディア帝国の王家だ。」
エレン「・・・どういうことだ?」
ジーク「数百年前、エルディア帝国の王家は
ついてこれるだけの人数を連れて
壁の中に入ったんだ。
・・・たくさんのエルディア人を置いて。」
全員「・・・」
エレン「そしてエルディア人たちは、マーレに
捕らわれ、次々に巨人に・・・」
ジーク「その復讐さ。俺たちは紛れもなく
被害者なのさ。君もそうだ、エレン。
さっきの話が本当ならね。」
エレン「・・・しかし、俺がもし巨人化能力者でも
俺に力を与えたのは父さんだぞ?」
ジーク「君の父親は化け物だと言ったろ?
彼は元々マーレ側だった。
命懸けで逃げたんだよ。
・・・俺を置いてね。」
エレン「・・・」
ジーク「その後何度か訪ねてきてくれた
ことはある。それでも・・・
あの人は・・・化け物だ・・・」
エレン「・・・父さんのことは置いておこう。
死んだ人の話をしたってしょうがない。」
ジーク「⁉父さんが死んだ⁉まさか・・・」
エレン「ホントだよ・・・
俺をかばって食われたんだ。」
ジーク「・・・そうだったのか。」
エレン「ちょっと待て。」
ジーク「?」
-
- 16 : 2019/03/23(土) 11:57:23 :
- 俺もこれくらい書けたらなぁ
-
- 17 : 2019/03/23(土) 18:14:18 :
- >>16
そんなに上手くないですよ!笑
-
- 18 : 2019/03/23(土) 22:56:25 :
- アイネクライネ~獅子の本音~
http://www.ssnote.net/archives/79298
魔が差して書きました。
時間軸めちゃくちゃです。
一つ飛ばしてます。
後から足してます。
完成度激低です。
それでもいい方はどうぞ
ここにも来てください!
-
- 19 : 2019/03/24(日) 00:23:45 :
- ~5年前~~~~~~~~~~~~~~~~~
グリシャ「エレン、今日はお前の兄さんの
所に行くぞ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「父さんは俺を・・・
お前に会わせようとしてたんだ。
何かを起こそうとしていたのか・・・?」
ジーク「そんなこと・・・俺にはどうだっていい。
俺の目的は復讐だ。エルディア帝国は
悪魔の巣窟だった。俺はエルディア人を
許しはしない。」
エレン「・・・んなの・・・知るかよ!」
全員「⁉」
エレン「確かに昔のエルディア帝国は、
民を捨てて逃げた最低の連中だった
かもしれねぇ。でも、今壁の中にいる
人たちは、何の罪もない人たちだ。
お前はそれを殺そうとしてるんだぞ!」
ジーク「分かってるさ。でも!」
エレン「うるせぇ!!!!!」ドン!
ジーク「!!」
エレン「例えお前にとっては
それが復讐であろうと、他の人たちに
とったらそれはただの殺戮だ!
言うなれば、今お前こそが『悪魔』
なんだよ!」
ジーク「!!・・・くっ・・・」
エレン「皮肉だろ?お前が憎んだかつての悪魔
たちと、今お前は同じレベルに
落ちたんだ。」
ジーク「ハハ・・・言葉もないよ。」
キース「・・・ジーク・イェーガー。」
ジーク「黙れよ。俺の気持ちはエレンにこそ
分かっても、君に分かるはずがない。」
キース「ああ、そうだ。分からない。
それに、分かりたいとも思わない。」
ジーク「・・・」
キース「だが、提案は出来る。」
ジーク「・・・どんな、提案だい?」
キース「単刀直入に言おう。
我々に協力しろ。」
全員「⁉」
兵士A「ですが団長!」
リヴァイ「黙ってろ。」ギロ
兵士A「・・・はっ・・・」
ジーク「・・・なぜだい?」
キース「お前の復讐はエルディアに
対してのみなのか?マーレに対する
恨みや憎しみはないのか?
無いはずがない。
お前が実際に利用されているのは
マーレ側によってだ。
しかも、エルディア人を巨人に
変えるくらいだから、やつらは
巨人を生物兵器くらいにしか見ていない
だろうし、人間も同じだろう。
どうだ?両方に復讐を
果たそうと思わぬか?」
ジーク「・・・両方・・・だと・・・?」
キース「我々も壁内側の人間ながら、
近年の圧政には思うところがある。
また、我々を脅かすマーレ軍は、
出来れば侵入を許したくない。
完全に敵だと考えるのが妥当だ。
どうだ?利害は一致してるだろう?」
ジーク「そうだね。だけど、俺の身の
安全まで保証は出来ないだろう?」
エレン「そういうときの弟だろ。
俺が守る。」
リヴァイ「俺もだ。」
ジーク「へぇ・・・弟と人類最強なら安心だね。」
リヴァイ「勘違いすんなよ。
俺はテメェを信頼してねぇ。
だが、エレンを信頼してる。
裏切ったら承知しねぇぞ。」ゴゴゴ
ジーク「はいはい、怖いねぇ。」ジワァ
エレン「泣いてんのか?」
ジーク「冗談だろ?泣くわけ無いじゃないか。」
エレン「・・・ホントか?」
ジーク「ああ。」
(ああ、何と久しぶりなのか。
これほどまでに愛を感じたのは。
本当は・・・寂しかったんだな。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「さ、話もまとまったことだし、
他の八人について聞かせてくれ。」
ジーク「良いだろう。
まず、始祖の巨人。
これは代々王家が持つ力だ。
壁内の現在の王に継承されるのが
自然だ。しかし、実際は違う。」
エルヴィン「なぜだい?」
ジーク「それは・・・」
-
- 20 : 2019/03/24(日) 00:26:22 :
- 僕も悪魔か…
-
- 21 : 2019/03/24(日) 08:10:16 :
- >>20
なぜ⁉
-
- 22 : 2019/03/24(日) 09:28:04 :
- ボクのスレで人間滅ぼそうとしてるから(壁外の人類は滅ぼしたし)
-
- 23 : 2019/03/24(日) 09:46:03 :
- >>22
マジですか笑
何てスレですか?
-
- 24 : 2019/03/24(日) 09:47:35 :
- ベルトルト、アラス「僕たちで壁内の人類を滅ぼす」
-
- 25 : 2019/03/24(日) 21:57:12 :
- >>24
面白かったです!
僕のssは誰も殺さないので、
平和すぎるかもですね・・・
適度なスリルも入れたいんですけど・・・
どうしたらいいすかね?
-
- 26 : 2019/03/24(日) 22:50:14 :
- 書きます
-
- 27 : 2019/03/24(日) 23:13:00 :
- ジーク「今、王家にその力がないからさ。」
全員「・・・」
リヴァイ「なら誰にあるんだ?」
ジーク「実は、今王家とされてる人物は、
仮の王で、本当の王ではないんだ。」
全員「⁉」
エルヴィン「何だって・・・⁉」
ジーク「本当の王はロッド・レイス。
貴族・レイス家の現当主だ。」
リヴァイ「ヤツか。」
エルヴィン「ここのところ黒い噂があるあの
ロッド・レイスか・・・」
キース「確か、妾に子を産ませ、その子を
長い間放っておいたにも関わらず、」
エルヴィン「バレそうになると妾を殺し、
実子であるはずの娘を捨てた・・・
んだったな。」
ジーク「そのロッド・レイスの娘、
フリーダ・レイスが継承者だよ。」
リヴァイ「しかし、ソイツは行方不明だぞ?」
ジーク「ここからが本題さ。
彼女は食われたんだ。ある男に。」
エレン「どんなヤツだよ?」
ジーク「自由を望み、巨人とそしてマーレ軍に
徹底的に立ち向かった人物。」
キース「それは?」
ジーク「俺たちの父親、グリシャ・イェーガー。
この男さ。」
エレン「⁉・・・そんな・・・バカな・・・」
ジーク「事実さ。フリーダ自身、力を
持つことに嫌気が差し、また、
この世界に絶望を感じて
死にたがっていた。
だから、父さんとフリーダは
形だけ戦いをし、フリーダが負けて
わざと食われたんだ。」
エレン「ちょっと待てよ。じゃあ、今
その始祖の巨人の力って・・・
俺が持ってるのか?」
全員「⁉」
ジーク「そう言うことか!
じゃあ、座標は君が持ってるんだ!」
エレン「座標?」
ジーク「ああ。始祖の巨人の特有の力さ。
全ての巨人を操ることが出来る。」
全員「⁉」
キース「何・・・だと・・・?」
リヴァイ「・・・最強じゃねぇか。」
ジーク「だけど、一つ困ったことがある。」
エレン「そりゃなんだ?」
ジーク「王家の血を引いていないと
力を最大限には使いこなせないんだ。」
リヴァイ「おいおい、使えねぇじゃねぇか。」
エレン「マジか・・・」
ジーク「ま、こればっかりは
生まれの問題だしね。
次に行こう。」
リヴァイ「どうしようもねぇか・・・」
エルヴィン「何とかならないか?ハンジ。」
ハンジ「ちょっ!無理な依頼だよ!
私は何でも屋じゃないんだから!」
リヴァイ「チッ・・・使えねぇな。」
ハンジ「ひでぇ!」シクシク
リヴァイ「うるせぇぞ奇行種。」
ハンジ「あまりにも酷すぎない?ねぇ。」
ジーク「・・・気を取り直して次行こう。
次は進撃の巨人だ。
これは俺にも継承者が分からない。
前の継承者はエレン・クルーガー。
父さんの恩人なんだ。」
エレン「・・・エレン・・・?」
ジーク「君の名前は彼からとったのかもね。」
エレン「かもな。」
ジーク「話を戻すよ。
進撃の巨人は、その後、どこの誰の手に
渡ったのか。そこが分からないんだ。」
エレン「そうなのか・・・」
ジーク(・・・でも、もしかしたら父さんが・・・
・・・充分有り得る。そうだとエレンが・・・)
エレン「ジーク?」
ジーク「はいはい、分かったよ。」
エレン「なぁ。」
ジーク「何だい?」
エレン「名前呼びの違和感がすごいから、
兄貴って呼んでいいか?」
ジーク「良いよ。」
エレン「んで?次はお前の巨人だ、兄貴?」
ジーク「まず俺の巨人は獣の巨人。
能力は・・・」
-
- 28 : 2019/03/26(火) 07:39:15 :
- ジーク「巨人を操ることだ。」
エレン「⁉それは始祖の巨人じゃ⁉」
ジーク「いいや、俺にも出来るんだ。
だが、始祖の巨人より影響が少なく、
始祖の巨人の命令で解除されたり、
塗り替えられたりはあるだろう。」
エレン「・・・でも俺だ。」
ジーク「確かに、そこは安心だね。」
リヴァイ「そうだな。始祖も獣も敵側だったら
たまったモンじゃねぇよ。」
キース「全くだな。」
エルヴィン「そう考えると良かった。」
ジーク「だね。次に行くよ。」
エレン「ああ。」
ジーク「次は、車力の巨人。
これは俺の知り合いの女性が
能力者だ。彼女は頭脳派でね。」
エレン「・・・説得は?」
ジーク「不可能ではないだろう。
少し暗い見た目だし、
怖そうな雰囲気はあるが、
幸い、俺を信頼してくれてる。」
エレン「よし、頼んだぞ、兄貴。」
ジーク「・・・ああ///」
エレン「?どうかしたか?」
ジーク「いや、別に。」
(兄貴・・・か・・・中々良いね///)
リヴァイ「それで?どんな能力だ?」
ジーク「四本足の巨人で、
俺と同じように人語を巨人化状態でも
全然問題なく話せる。
・・・こんな程度かな?」
エレン「そういや全然聞いてなかったが、
弱点とかはねぇのか?」
ジーク「弱点ね。各巨人に特有の弱点が
あるとは思えない。
やっぱりうなじだろうね。」
キース「・・・そうか。」
(特有の弱点がもしあれば、
そこをついて攻撃出来たのだがな・・・)
ジーク(人間に戻ったときに
二足歩行を忘れてることくらいかな?)
エレン「次は?」
ジーク「はいはい、次は戦槌の巨人だね。
これはかなり奪還が難しい。
初めにエルディア帝国に反旗を
翻したタイバー家の現当主である
ウィリー・タイバーの妹が持ってる。」
リヴァイ「タイバー家ってどんな家だ?」
ジーク「エルディア帝国の王家と少しの人々が
壁の中に入っていってから、
マーレ軍によって厳しく守られてる。
タイバー家は何も考えていないけど。」
キース「過去の栄光にすがった、
無駄に虚栄心だけ強いタイプの人間か。」
ジーク「まあ、そうだね。特徴としては、
君たちが戦った鎧の巨人を
覚えているかい?」
エルヴィン「当たり前だろう。」
リヴァイ「ああ。あんなに固ぇモンは
始めて斬ったぜ・・・」
ジーク「それが巨人の硬質化能力だ。
それを自在に操り、
様々なものを好きなだけ作れる。
これが戦槌の能力さ。
しかも、うなじに直接入ってるわけじゃ
ないんだ。地中にある水晶の中から
巨人体を動かすんだ。」
エルヴィン「厄介だね・・・」
ジーク「そう。だからそれごと能力者を
潰さないと勝てない。」
エレン「えらく生々しい話だな。」
ジーク「まあね。」
エレン(それほどの巨人が敵の手に
渡っているのは・・・本当に厄介だ・・・)
ジーク(エレンの気迫がすごい・・・)
エレン「・・・殺すか・・・」ボソツ
ジーク「⁉」
リヴァイ「どうかしたのか?」
ジーク「い、いや、別に。」
(これがエレンの本性か⁉
スッと表情が消えたと思ったら・・・
間違いない、あれは人を殺した目だ・・・)
エレン「続けてくれ。」
ジーク「・・・あ、分かった。」
(どんな過去があるというんだ・・・)
エレン(殺す・・・か・・・
あの時・・・師匠を殺したとき以来か・・・)
-
- 29 : 2019/03/26(火) 17:56:34 :
- 死んだ!?
-
- 30 : 2019/03/26(火) 18:08:12 :
- 見返してたらやっぱり面白いので
(*`・ω・)ゞ!
-
- 31 : 2019/03/27(水) 00:18:18 :
- >>2さん、出ます。
-
- 32 : 2019/03/27(水) 00:34:41 :
- ウァーイ!
-
- 33 : 2019/03/27(水) 07:13:32 :
- ~3年前~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「んっしょ、んっしょ。
これで薪は大丈夫・・・っと。」
エレン「・・・ん?」
熊「グゴガアアアァァァァァ!!!」
エレン「熊だ!マズイ!」
熊「ゴガアアアァァァァ!!!」
グサッ
エレン「ぐあっ!」
ドクドクドク
エレン「っ・・・」
(マズイ、血が大量に出てる。
クソ・・・ふらふらだ・・・)
フラッ
エレン「あれ・・・」
(視界が・・・ぼやけて・・・)
???「らあっ!!」
3年前、エレンが森の中にいたときだ。
エレンが薪を運び終わったとき、
一匹の巨大な熊に襲われた。
まだ今ほど強くなかったエレンは、
勇敢に立ち向かっていったのだが、
鋭い鉤爪と圧倒的なパワーには敵わなかった。
その時だった。
ぼやけた視界に現れたフードを被った男は、
目にも止まらぬ蹴り技で熊を倒した。
エレン「・・・あ・・・うあ・・・」
ガクッ
???「大丈夫かい?クソ!しっかりしろ!」
そこからエレンの記憶はない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パチパチパチパチ
エレン「・・・ん・・・」
火花が爆ぜる音がする。
エレン「・・・ここは・・・」
???「気がついたかい。」
エレン「アンタ、熊を倒してくれた
おっさんじゃねぇか!!」
???「おっs⁉・・・ああ。」
エレン「あの時はありがとな。
今って夜か?」
???「ああ。ただし、三日後の夜だ。」
エレン「⁉」
???「君は三日三晩寝続けたんだぞ?」
エレン「・・・そうなのか、尚更ありがとな。」
???「気にしないでよ。たかが人助けだ。」
エレン「でもよ・・・」
???「だから気にしないでって
言ってるじゃないか。
もし君が自分で自分の
身を守れそうになかったのなら、
僕は君を見殺しにしてた。」
エレン「⁉・・・どういうこった?」
???「君には伸びしろがあるんだ。
そうだ、明日から
君に稽古をつけてあげる。」
エレン「ホントか⁉」キラキラ
???「ああ。ただし、君がしっかりと
回復してからだ。」
エレン「ああ!分かった!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
???「今日から稽古を始めよう。」
エレン「ホントか!よろしくな!!
・・・ところで、おっさんの名前は?」
???「・・・そういえば、言ってなかったね。
僕の名前はアラスだ。」
エレン「分かった!改めてよろしくな!
アラスさん!」
アラス「ああ。」
そこからアラスによる特訓が始まった。
アラス「まずは基礎訓練だよ。
君以外の人間全てを圧倒できる
腕力を持ってほしいんだ。」
エレン「分かった!でも、ホントに
そんなの出来んのか?」
アラス「出来るだろ。大丈夫さ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス「・・・ホントに出来そうだね・・・」
熊チーン
エレン「熊倒したぞ!!アラスさん!」
アラス「・・・そうだね。」
(いとこのアイツ以上の逸材・・・か・・・)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス「今日から技術の習得に入るよ。」
エレン「技術?」
アラス「ああ。君は力こそあるものの、
それをうまく使いきれていない。
だからそれを改善するための修行さ。」
エレン「・・・よし、やってやるぞ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ドガッ
エレン「ぐ・・・クソ!」
アラス「真っ直ぐ突っ込むだけじゃダメさ。
ある程度技に変化を持たせつつ、
それでも必ず先手を打つんだ。」
エレン「分かった!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス「まだまだだよ!」
エレン「クソ!ぜってぇ勝つ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~エレン「きょうは
-
- 34 : 2019/03/27(水) 07:15:27 :
- 最後の
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~エレン「きょうは
は無しでお願いします!
-
- 35 : 2019/03/27(水) 10:41:22 :
- おっ・・さん・・?(ついに性転換したのか…卜っ)(パラレル…パラレルワールドと考えよう)…期待です
-
- 36 : 2019/03/27(水) 23:45:21 :
- >>35
女性の方だったんですか?申し訳無いです!
無理矢理変更しておきます!
本当に申し訳ありません!!(;>_<;)
-
- 37 : 2019/03/28(木) 00:25:01 :
- 大丈夫!大丈夫パラレルワールドパラレルワールド
-
- 38 : 2019/03/28(木) 00:27:23 :
- 僕、僕ばっかり行ってるこっちが悪いので
-
- 39 : 2019/03/28(木) 09:19:59 :
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「今日こそは・・・勝つ!」ダッ
アラス(速い!しかし変化がn・・・⁉)
エレン(ここでパンチを打ち込んでくるのは
分かってる!半身にして・・・)
アラス(⁉ダメだ、この角度は!!)
そう。パンチを避けられて出来た隙に
乗じたエレンが、完全に上を取ったのだ。
エレン「ラアアァァァァッ!!!」
アラス「っ・・・」
(ここだ・・・)
アラス「フンッ!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴ
エレンの拳とアラスの拳がまともにぶつかる。
衝撃に耐えきれなかった地面がひび割れ、
隙間ができる。砂埃がたちこめ、
視界をちゃんと確保できなくなったので、
慌ててアラスは避けたが、おかしい。
砂埃が晴れてもエレンの姿が見えない。
アラス(・・・どこだ・・・木の裏か・・・
それとも上か⁉)
アラス「・・・クソ・・・どこだ・・・!」
エレン「下・・・だ!」
アラス「何っ⁉」
エレン「ガアッ!!!」
隙間から地割れを伝ってアラスの方まで
来ていたエレンが、突如として下から
現れたのだ。
エレン(油断するなよ・・・俺)
アラス(後ろを取られた!マズイ!)
シュン
クルッ
アラス「⁉・・・後ろにエレンがいない?」
エレン「その・・・後ろだ・・・!」
アラス「なっ⁉」
エレン「オラァ!!」
ドゴオオオォォォォォォ
シーン
エレン(まだだ・・・まだ来るはずだ・・・)
土煙がなくなり、段々と地面が見える。
・・・アラスが地面にぶっ倒れていた。
エレン「・・・マジかよ・・・
・・・しゃあねぇかぁ・・・ん、しょっと。」
エレン「・・・軽っ。」
(それに何だか・・・肌、柔らけぇな・・・)
エレン「・・・ホントに男か?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス「んっう・・・ここは?」
エレン「おはようおっs・・・アラスさん。」
アラス「?ああ、おはよ。」
エレン「あの・・・」
アラス「どうかしたかい?」
エレン「い、いや、別に・・・」
アラス「そう。なら良いんだ。」
(とは言ったものの・・・何であるかは
大抵予想がつくな・・・)
エレン(うーん・・・考えれば考えるほど
おっs・・・アラスさんが女に
見えてくるな・・・)
アラス「そうそう。エレン、今日から
僕のことは師匠って呼んでね。」
エレン「あ、分かった。
・・・ところでさ。」
アラス「何だい?」
(やっとだ・・・)
エレン「師匠って・・・女?」
アラス「・・・そうだよ。」
エレン「・・・ごめんなさあああぁぁぁい!!!」
アラス「ちょっ!落ち着いて!
土下座なんてしないで!」アセアセ
エレン「でも、いくらずっとフードを
被ってたからって・・・間違えるのは
失礼だから・・・」
アラス「だ、大丈夫だよ。
落ち着いて。」オロオロ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス「ふぅ・・・何とか落ち着いてくれたね。」
エレン「イヤー、本当に申し訳無い。」
アラス「良いってば!」
エレン「・・・」
アラス「・・・訓練、しようか。」
エレン「・・・うん。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「ふっ、ふっ、ふっ、」
アラス(ちょっとした出来心で
師匠って呼んでもらおうとしたけど・・・
もう教えられることはなさそうだ。
僕より強いだろうしね・・・)
エレン「ふっ、ふっ、ふっ、痛ってぇ!!」
アラス「⁉どうしたんだい?」
エレン「トゲが足に刺さっちまった!」
アラス「見せて。どれどれ・・・⁉」
(これは・・・強烈な毒がある
植物の毒だ!マズイ!
エレンが死んでしまう!!)
エレン「ぐっ・・・がっ・・・」
アラス「ちょ、ちょっと、待ってて!!」
-
- 40 : 2019/03/29(金) 23:49:31 :
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス(どこだ・・・薬草・・・)
アラス「!あった!」
(これで安静にしていれば・・・)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス「エレン!大丈夫かい?」
エレン「う・・・あぁ・・・」
アラス「ダメだ!これを飲んで!」
コクコクコク
エレン「はぁ、はぁ、はぁ、」
しばらくしてエレンはようやく走れるほどに
回復した。しかし、訓練をするのはおろか、
森の動物たちにもかろうじて勝てるかどうか
の体調だった。そんな時、悲劇が起きた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アラス(食材食材っと・・・)
巨人「アー」
アラス「・・・は・・・⁉」
巨人ニタァ
アラス「クソ!」
アラスは真っ直ぐエレンが寝ている拠点に
駆けていったが、走っている最中にも
巨人を多く見かけてしまった。
アラス「はぁ、はぁ、はぁ、エレン!」
エレン「な、何だ⁉師匠!」
アラス「今すぐ逃げるんだ!早く!」
エレン「な、何が?どうして⁉」
アラス「良いから!」
エレン「わ、分かったよ。師匠は?」
アラス「僕は後からすぐ追いかける!
だから先に行くんだ!」
エレン「え、でも・・・」
アラス「良いから!」
エレン「分かったよ!」
タッタッタッ
アラス「・・・エレン!」
エレン「どうした?」
アラス「気を付けてね!」ニコ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あの時、俺はあの笑みの意味に
気付くことが出来なかった。
今から思い返すと、それは二度と会えない
相手への万感の思いを込めた
笑みだったのだと思う。
俺は何度でも思う。
何であの時気付けなかったのだろうかと。
気付けていたなら、彼女を・・・師匠を、
見殺しにすることはなかった。
こんなの・・・俺が殺したも同然だ。
俺は・・・人殺しだ。
エレン「・・・」
ジーク「エレン!」
エレン「どわっ⁉何だよ。」
ジーク「ボーッとしてただろ。
ほら、続きだ。」
エレン「・・・おう。」
(一旦落ち着こう。
師匠も、俺が戸惑うことを
絶対に嬉しくは思わない。
・・・よし、気合い入れて頑張ろ。)
ジーク「次は顎の巨人だ。
能力者は俺の部下だったが、
無知性巨人に食われてる。」
リヴァイ「ちょっと待て。」
ジーク「何だい?」
リヴァイ「よくよく話を聞いてみりゃ・・・
巨人って人間の変化した姿だよな?」
ジーク「そうだよ。」
リヴァイ「俺は今まで・・・人を殺して
飛び回ってた・・・ってのか・・・」
ジーク「まあ、そういうことになるね。」
リヴァイ「・・・」
エレン「でも、もう知性は失ってるし、
アイツらはもう元の人間とは
全く別物です。」
リヴァイ「・・・そうだよ・・・な・・・」
ジーク「・・・続き、行くよ。」
エレン「・・・」
リヴァイ「・・・ああ、頼む。」
ジーク「顎の巨人には特性と言えるような
特性は無いが、小柄で素早く、
腕が長い。また、名前の通り、
強い顎を持っている。
その力は圧倒的で、戦槌の巨人
の硬質化をも噛み砕くことが出来る。」
エレン「また随分と原始的だな。」
ジーク「ま、確かにね。」
エルヴィン「というか逆に近代的な
巨人がいたらそれはそれで
面白そうだけどな。」
ハンジ「だよねーーーーー!!!!
あとはさ、巨人g」スパコーン!!
ハンジ「痛ってぇ!!!」
リヴァイ「うるせぇ黙れクソメガネ。」
ハンジ「扱い酷いよ!」
エレン(早く付き合えばいいのに。)
-
- 41 : 2019/03/29(金) 23:52:14 :
- (僕なら死ななそう…)エレン頑張れ!(〃⌒ー⌒〃)ゞ
-
- 42 : 2019/03/31(日) 17:32:20 :
- ジーク「ハイハイ、ラブコメはその辺にして。」
リヴァイ「誰がラブコメだ!」
エレエルキージー(ラブコメだろーが。)
エレン「・・・続き話せよ。」
ジーク「分かった分かった。
次は鎧の巨人だね。
この巨人も俺の部下だ。
でも、まだ子供でね。」
エレン「それはどういう意味だ?」
ジーク「どういう意味って、ホントに子供だ。」
エレン「・・・俺と近いってことか?」
ジーク「ああ、多分彼が1つ上だ。」
エレン「マーレ軍め・・・年端もいかない子供を
巨人にしたあげく、戦場にまで
投じやがって・・・!」
ジーク「俺の決断だよ。
彼なら行けると思ってね。
反省はしてるよ。もちろんね。」
エレン「・・・本当か?」
ジーク「ああ。」
エレン「・・・ならいい。」
ジーク「というか君も子供だろう?」
エレン「俺は自分の意思でやってるから
いいんだよ。」
ジーク「へー。」
エレン「それより続き話せ。」
ジーク「分かったさ。
その子の名前はライナー・ブラウン。
鎧の巨人の力は、
ま、その名の通り、身体中が
鋼鉄の鎧の様に固いことが特徴だ。
でも、それくらいだね。
戦槌の巨人みたいに何かが
出来るってわけじゃない。」
エレン「へーそんなもんか。」
ジーク「ああ。」
エレン「名前を知れたのはよかった。
続けてくれ。」
ジーク「次は超大型巨人だね。
この能力者も俺の部下で、子供だ。
年も鎧と一緒だ。
名前はベルトルト・フーバー。」
エレン「そうか。」
キース(よく割り切れるな・・・
私ならば迷ってしまうだろう・・・
エレンやエルヴィンなら・・・)
ジーク「超大型は従来の巨人など
より圧倒的に大きく、50mはある。
体から熱い蒸気が出ていて、
接近も困難だ。それが特徴。」
エレン「そりゃありがてぇな・・・」
リヴァイ「あ?厄介だろ。」
エレン「仲間にする気でいるんですよ。」
リヴァイ「甘ぇこと言うな。
出来ると思ってんのか?」
エレン「ガキですよ?ガキを説得できない
大人なんていませんよ。」
リヴァイ「まぁな。お前もガキだが。」
エレン「ガキはガキでもその辺のガキよりは
賢い自信はありますよ。」
リヴァイ(うん、知ってた。)
エレン「と言うか兄貴から連絡して貰えれば
割りと早くオトせそうですけど。」
ジーク「ごめん。もう壁の中にいてさ。
連絡の取りようがないんだよ。」
エレン「うわマジか・・・」
ジーク「まあまあ、その話は後で。」
エレン「分かった。次が最後か。」
ジーク「そうだね。最後は女型の巨人。
この能力者も俺の部下。
女で名前はアニ・レオンハート。」
エレン「女・・・だと⁉」
ジーク「ああ。」
エレン「何で女の子を戦場に出したんだ!
あと女は失礼だ!女の子って言え!」
ジーク「それは別に良くない?」
エレン「良くねえよ。雑だ。」
ジーク「わーかった分かった!
何で戦場に送ったかだったっけ?」
エレン「そうだよ。」
ジーク「それは女型の特性にも
理由があるんだ。」
エレン「そうなのか?」
ジーク「ああ。女型の巨人は特殊な叫び声で
巨人たちを呼ぶことが出来るんだ。」
全員「⁉」
エレン「どういうことだ?」
ジーク「その声を聞くと無知性巨人は
女型に襲いかかるんだ。」
エレン「そしてちょうどそのタイミングで
人間に戻ったら完璧ってことか。」
ジーク「そう。地獄の出来上がりって訳。」
エレン「最悪の能力だな。」
ジーク「まあそうだね。
巨人の話はここまでだよ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「色々参考になったぜ。
ありがとな、兄貴。」
キース「よし、では行こうか。二人とも。」
ジーク「ちょっと待ってくれない?」
リヴァイ「あ?逃げるのか?」
ジーク「違うよ。」
エレン「じゃあなんで・・・」
ジーク「実は・・・」
-
- 43 : 2019/03/31(日) 17:36:04 :
- 更新されたぁー!((o(^∇^)o))
-
- 44 : 2019/04/01(月) 13:06:14 :
- ジーク「さっき言ってた巨人の一人、
車力の巨人の能力者が近くにいるから、
何とか説得して連れてくるだけさ。」
リヴァイ「なるほどな。でも、成功するか?」
ジーク「五分五分だね。ま、無理だったら
逃げてくるさ。」
エレン「大丈夫か?」
ジーク「大丈夫大丈夫。」
エルヴィン「ホントに?」
ジーク「大丈夫だってー。
心配症だね、みんな。」
キース「そこまで言うなら・・・行ってこい。」
ジーク「ありがと。行ってくるねー。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジーク「やあ、ただいま。」
???「遅かったじゃない、ジーク。」
ジーク「まぁねー。待ったかい?ピーク。」
ピーク「そりゃもう。」クスッ
ジーク「大事な話があるんだ。」
ピーク「なーに?」ドキドキ
(何だろう?告白?・・・まさか、
そそそんな・・・き、緊張する・・・)
ジーク「壁内の人間たちと会ってきた。」
ピーク「・・・へー。」
(何だ・・・告白じゃなかったのか・・・)
ピーク「・・・は⁉」
ジーク「だから、会ってきたんだって。」
ピーク「・・・嘘でしょ?」
ジーク「ホントホント。」
ピーク「悪魔の末裔たちに?」
ジーク「その呼び方やめなよ。」
ピーク「え、だって・・・」
ジーク「俺ね、変わったんだよ。」
ピーク「変わっ・・・た・・・?」
(あれほど壁内人類を憎んでいた
ジークが・・・変わった?)
ジーク「確かに彼らの先祖は罪を犯した
かもしれない。でも、彼ら自身に
罪はない。そんな彼らを虐殺しようと
している俺たちの方が、はるかに
危険なんじゃないかなと
思うようになったんだ。俺たちの方が
『悪魔』なんじゃないかとね。」
ピーク「・・・」
ジーク「君は、俺の一番信頼している部下で、
そして仲間だ。できれば君も俺と
一緒に来てほしいんだ。」
ピーク「・・・」
ジーク「どう思う?」
ピーク「私は・・・
・・・あなたについてく。」
ジーク「・・・いいのかい?」
ピーク「私も悩んだことはあったんだ。
昔の話を抜きにすると、私たちは
ただの殺戮者で、壁内の人々も
結局は私たちと同じ人間なんだって。」
ジーク「ピーク・・・」
ピーク「それに・・・」
ジーク「?それに・・・何だい?」
ピーク「ふふっ・・・秘密。」
ジーク「何だよもー・・・」
ピーク(それに、あなたと一緒なら、私は、
どこにでも行くわ。いつまでも
一緒にいたいから。)
ジーク「じゃあ、行こうか。」
ピーク「・・・うん!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジーク「みんな、ただいま。」
リヴァイ「おせーぞ、日が暮れちまう。」
ジーク「ごめんごめん。」
エレン「どうだった?兄貴。」
ピーク「⁉」
ジーク「説得できたよ。割りとすぐ。」
リヴァイ「にしてはおせーな。」
ジーク「ま、距離が遠かったからね。」
キース「無駄話はそこまでだ。」
ジーク「どうしたんだい?」
リヴァイ「もう飯時だ。早く紹介しろ。」
ジーク「ハイハイ、こっちが俺の部下の
車力の巨人、ピークだ。」
ピーク「よっよろしくお願いします!」
リヴァイ「なるほどな・・・」
エレン「兵長、飯冷めますよ。」
リヴァイ「んだようるせぇな。」パクッ
エレン「どうすか?」
リヴァイ「うめぇ。」ガツガツ
エレン「俺もっと。」パクッ
ジーク「何それ?」
エレン「ああ、あはってたはんはいと
ふまのひくをいはめはんは。」ガツガツ
ジーク「食べてから喋りなよ。」
エレン「んぐっ・・・飲んだぞ。」
ジーク「いや知らないよ。」
ピーク「あの、この人は?」
ジーク「ああ、俺の弟。名前はエレン。」
エレン「エレンだ、よろしく。」
ピーク「あ、うん。よろしくね。」
ジーク「ちなみにこんな見た目で10歳だ。」
ピーク「嘘でしょ⁉身長180cm以上は
あるはずなのに。」
エレン「あるぞー。今は多分182くらいだ。」
ピーク「すっごい・・・」
-
- 45 : 2019/04/01(月) 13:10:13 :
- …高い…(160cm)
-
- 46 : 2019/04/02(火) 07:46:41 :
- これから二日間忙しくなり、
更新が出来ないかもしれません。
申し訳ありません。
-
- 47 : 2019/04/06(土) 00:34:45 :
- ただいまです!書きます!
-
- 48 : 2019/04/06(土) 01:04:23 :
- ジーク「スゴいよねー。高いのなんのって。
最初見たときはビックリしたよ。」
エレン「まぁな。兄貴とは今日が初対面だし。」
ピーク「ええ⁉スゴく仲良さそうなのに。」
エレン「それは何つーかなー・・・」
ジーク「兄弟だからか分からないけど
波長が合うんだよね。」
エレン「そう。そうなんだよ。安心できる。」
ピーク「へー・・・そうなんだ。」
エレン「でも、兄貴も高ぇだろ?」
ジーク「まあ、183だね。」
エレン「うっわクソ!あと1cm!」
ジーク「まだ俺の方が上だね。」
リヴァイ「うるせぇ。黙って飯食え。
おら、テメーらも飯食え。」
ピーク「い、いいの⁉」
リヴァイ「うるせぇな。あたりめぇだろ。」
エルヴィン「そうだよ。ほら食べよ?」
キース「エレンの飯はうまいらしいからな。」
ピーク「そ、そうなんだ・・・いただきまーす。」
ピークが一口目を口に運ぶ。
所詮は10歳の男の子が作ったご飯。
所詮は有り合わせのもの。
期待せずに食べた。
その瞬間だった。
口に広がるのは溢れる肉汁。
シンプルな塩の味と共に
ほのかにハーブの香りが感じられる。
山菜の苦味が見事に活かされ、
特徴的な食感が料理にアクセントを加える。
ピーク「・・・美味しい・・・」
リヴァイ「だろ?」
エルヴィン「スゴいな・・・美味しすぎる。」
キース「エレン・・・お前は何になるつもりだ?」
エレン「へ?」
キース「忘れてくれ。年寄りの戯言だ。」
エレン「?」
エルヴィン「・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「食った食った・・・」
ピーク「美味しかったー・・・」
ジーク「ここで大事な話がある。」
リヴァイ「ん?何だ?」
ジーク「俺たちの寿命の話だ。」
ピーク「!」
エレリヴァキーエル「?」
ジーク「実は俺たち巨人化能力者には、
寿命に関するある呪いがある。」
エレン「呪い?」
ジーク「ああ。それは、ユミルの呪いと
呼ばれるもので、大昔、
エルディア帝国の初代王である
ユミル・フリッツから名付けられた。
彼女に関するある話があってね。」
エレン「女の子なのか・・・」
リヴァイ「フリッツ・・・」
ジーク「当時、彼女は人間同士が争っている
のを見て、共通の敵を生み出して、
争いをやめさせ、団結させるために
大地の悪魔と契約を交わし、
巨人たちを生み出した。」
エルヴィン「そこからなのか・・・」
ジーク「彼女はその全てを体に宿し、
人々を一つにまとめた。
やがて彼女が死ぬとき、その体に宿った
能力を九つに分けた。
それが九つの巨人だ。」
リヴァイ「なるほどな。分裂したのか。」
ジーク「その際に生まれたと言われるのが、
『ユミルの呪い』だ。」
エレン「・・・そういうことか。」
ジーク「この呪いがある限り、なぜかは全く
分からないが、能力を継承してから
13年しか生きられない。」
キース「何だと⁉」
エレン「きっつ・・・」
ジーク「そうだ。たった13年しかない。
そう考えると、あまりにも時間が
無さすぎる。俺は出来れば13年で
死にたくはないんだ。誰でもだけど。
しかしだ、それを回避する方法が一つある。」
エルヴィン「・・・それは・・・何だい・・・?」
-
- 49 : 2019/04/08(月) 08:04:41 :
- 寝落ち・・・
ジーク「父さんが作った薬だ。」
エレン「父さん?」
ジーク「ああ。」
リヴァイ「そりゃどういうこった?」
エレン「俺から説明します。
俺の・・・俺たちの親父は医者で、
家の地下室で研究をしてたんです。
兄貴が言ってるのは、多分
その時に作ってた薬のことかと。」
エルヴィン「なるほどね・・・」
ジーク「大正解さ。さすがエレンだね。」
エレン「・・・何かムカつく。」
ジーク「いやなんで⁉」
エレン「ま、いいや。」
ジーク「何だよ・・・ま、続きを言うと、
この寿命を伸ばす薬・・・仮に
延命薬としようか。
これの完成は俺は父さんから
聞かされているから、
絶対にあるはずなんだ。」
エレン「でも、地下室ってことは・・・」
ジーク「・・・そう、シガンシナ区に
踏み入る必要がある。」
リヴァイ「・・・」
ジーク「巨人は俺の力で制御は出来るだろう。
だけど、まだ問題が残る。」
エレン「・・・果たして、兵士たちが
シガンシナに行こうと思うか・・・」
ジーク「そうだ。行って直接見なくたって
うようよ巨人がそこら中を歩いてる
場所だっていうことは分かってる。
そんな危険な場所に自ら好んで
誰が行くかい?そこが問題さ。」
キース「反対を受ける・・・と?」
兵士A「それなら大丈夫です!」
キース「うむ?」
兵士A「我々は勇敢な兵士です。
使命に怯えるなどあってはなりません!
我々は愚鈍な憲兵どもでもなければ、
飲んだくれの駐屯兵でもありません!
我々は調査兵団です!壁の外に
赴くためにここに入ったのです!」
兵士B「そうであります!
それなのに今さら巨人に怯えていて
何が出来るでしょうか!
否、何も出来ません!」
兵士C「我々はキース団長、以下幹部の方々や
エレンを信用し、尊敬しております!
エレンが信用するのであれば、
ジーク・イェーガーも歓迎しましょう。
ですから、無駄な心配をなさらないで、
どうかこれからも堂々として
ください!」
エルヴィン「・・・お前たち・・・」ウルッ
リヴァイ「フン・・・でしゃばりやがって・・・」ウルッ
エレン「嬉しいこと言ってくださって・・・」ウルッ
キース「お前ら、ありがとう。」ウルッ
ジーク「・・・君たち、ありがとう。
そして、エレンのことを信用してくれて
ありがとう。俺も頑張るから、
信用してね?」クスッ
兵士ABC「・・・ああ!」
キース「よし、次回の壁外調査はシガンシナ区
奪還だ!皆、頑張るぞ!」
全員「オオーー!!!」
リヴァイ「で、お前は?」
キース「ん?」
エルヴィン「え?」
エレン「はい?」
ジーク「へ?」
リヴァイ「いや、お前だよ。」
キース「どうした、リヴァイ?」
エレン「どうかしました?」
エルヴィン「誰のことを言ってるんだい?」
ジーク「俺たちなら普通に・・・」
ミケ「・・・俺か?」
エレキーエルジー「⁉」
リヴァイ「そう、お前。」
エレキーエルジー(いたのかよ・・・)
-
- 50 : 2019/04/11(木) 23:44:38 :
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「ふわあぁぁぁ・・・やっと帰ってきた・・・」
ジーク「へー。ここが調査兵団旧本部かぁー。」
ピーク「色々あるねー。」
リヴァイ「中々いいだろ?」
ジーク「いいねー。訓練場も充実してるし。」
オルオ「お疲れーっす。」
(久しぶりの登場だぜっ!)
リヴァイ「ん、ああ・・・あ?」
エレン「お疲れさまで・・・す?」
リヴァイ「・・・お前、それ・・・」
オルオ「へ?」
エレン「・・・何でペトラさんおぶってんすか?」
オルオ「あ、ああ・・・下ろすの忘れてたわ。」
リヴァイ「どうしたんだよ。」
オルオ「こいつ急に寝やがって・・・
俺が背負って帰ってきたんす。」
ピーク「・・・大変だね。」ニガワライ
オルオ「そうだな。そういや、あんたたちは
エルド、グンタ、ペトラに挨拶
してなかったな。」
ジーク「へー、そんなにいるんだー(棒)。」
オルオ「とことん感情ねぇな・・・」
ピーク「だってマーレの戦士の数ヤバいよ。
ざっと100人以上。ま、巨人になれない
やつ含めてだけどね。」
エレン「多いなー。ウチは少数精鋭だしな。」
リヴァイ「まず希望者が少ない。」
エレン「訓練兵をいれなきゃですね。」
ジーク「・・・訓練兵で思い出した!
まだ言ってなかったことがあったわ!」
エレン「え?そんなのあったのか?」
ピーク「そうだね、あったわ。」
リヴァイ「何だ?」
ジーク「壁の中に入った巨人化能力者たちの
話をしただろう?」
エレン「?おう。」
ピーク「実は、怪しまれないように2年後に
訓練兵団に入れって言っといたんだ。」
オルオ「ほう・・・訓練兵団に、ねぇ・・・」
ガチャ
エルグン「ただいまでーす。」
エレン「お、ちょうどいい。」
~説明中~~~~~~~~~~~~~~~~~
エルド「なるほどな。確かに、それなら
怪しまれずに壁の中を調べることが
出来るし、壁の中から大規模な
作戦を行うことも可能だ。」
グンタ「まさに一石二鳥だな。」
リヴァイ「少し違うが、まあそんなものだろ。」
ジーク「入る予定の子は、
鎧の巨人、ライナー・ブラウン、
超大型巨人、ベルトルト・フーバー、
女型の巨人、アニ・レオンハートの
三人組だ。」
エレン「彼らを・・・こちらに引きずり込めば・・・」
リヴァイ「どうすりゃいい・・・」
ふと、しばらく前の会話を思い出す。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジーク「どういう意味って、ホントに子供さ。」
エレン「・・・俺と近いってことか?」
ジーク「ああ、多分彼が一つ上だ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「そうだ!そうすればいいのか!」
ジーク「何をどうするつもりだい?」
リヴァイ「それすらわからねぇわ。」
エレン「何、簡単な話ですよ。」
リヴァイ「何をするつもりなんだ?」
エレン「それはですね・・・」
-
- 51 : 2019/04/15(月) 07:40:12 :
- すみません!
間が空いてしまいました!
-
- 52 : 2019/04/15(月) 08:06:08 :
- エレン「俺が2年後に訓練兵団に
入ればいいんですよ!」
全員「!」
エレン「俺は年齢的にも問題は
無いですし、通用するでしょう!」
リヴァイ「・・・確かにいい案だ。
次本部に行くときに団長に言おう。」
エレン「はい!」
エルド「しかし兵長!」
リヴァイ「ん?何だ?」
エルド「エレンが訓練兵団に行くとなれば、
我々の戦力は著しく損なわれます。」
オルオ「そこは俺たちだけで何とか
するしかねぇだろ。」
リヴァイ「その通りだな。」
エルド「やはり・・・」
エレン「大丈夫っすよ。」
オルオ「そうさ!俺たちがいて出来ねぇ
ことなんかねぇよ!」
グンタ「ああ。エルド、心配しすぎるな。」
エルド「・・・そうだな。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
翌朝
ペトラ「ええ⁉エレンが訓練兵団に⁉」
リヴァイ「ああ。まだ本決まりじゃないが。」
ペトラ「えー、寂しくなるなー。」チラッ
オルオ「おい、エレン!」
エレン「・・・はいーー?」
オルオ「・・・遠くね?」
エレン「何でーすかーー?」
オルオ「お前いなくなるんだから
飯の作り方教えてから行けよーー!」
エレン「はぁーーーい!」
ペトラ「はぁ。」
(何か気の利いたこと言ってよ、
『俺が慰めてやる』とかさ。)
リヴァイ「・・・」
(顔に出すぎだろ、ペトラ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
週末、調査兵団本部にて
キース「ふむ、なるほど。
私は中々いい案だと思うが・・・」
エルヴィン「私も賛成です。
もし仲間にならなくても、
彼らの動向を追えるのなら
大きな収穫になるかと。」
キース「・・・よしわかった、
2年後、エレンを訓練兵として
訓練兵団に迎え入れよう。」
エレン「はっ!」
エルヴィン「その場合、エレン一人では不安
かと・・・。彼の洞察力は素晴らしい
ですが、一人では流石に
観察しきれないこともあります。」
キース「・・・分かった、私が教官になろう。」
全員「⁉」
キース「何だ、驚いた顔をして。」
リヴァイ「いや驚くだろ。」
キース「そうか?かねてからそろそろ
引退しようとは思っていたんだ。
ちなみに、次の団長は
エルヴィンにするつもりだ。」
エルヴィン「私・・・ですか?」
キース「ああ。状況判断能力に優れ、
リーダーシップもあり、
何よりも頭が切れる。
お前が適任だと思うのだが・・・
やってくれるか?」
エルヴィン「私などの未熟者には
役が重いのでは無いでしょうか。」
リヴァイ「いや、お前が適任だろう。」
エルヴィン「リヴァイ・・・」
エレン「俺も賛成です。エルヴィンさんには
助けられてきましたから。
調査兵団に誘ってくださったこと、
忘れませんよ。」
エルヴィン「エレン・・・分かりました、
不肖エルヴィン・スミス、
調査兵団団長の大役、
受けさせていただきます。」
キース「ああ、2年後から、頼むぞ。」
エルヴィン「任せてください。」
キース「では、まず次の壁外調査で
シガンシナ区奪還だ!」
全員「おおおおっっっ!!!」
-
- 53 : 2019/04/20(土) 23:30:39 :
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして月日は経ち・・・
エレン「・・・」
(シガンシナを・・・取り戻してみせる!)
キース「・・・」
(よし・・・行くぞ!)
カッ
キース「第36回壁外調査を開始する!
総員、前進せよッッッ!」
全員「ハッ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「・・・ここが・・・シガンシナ・・・なのか?」
キース「分かってはいたが・・・
かなり荒れ果てているな・・・」
巨人「アー」
リヴァイ「・・・チッ・・・うるせぇな・・・」
ジーク「よし、じゃあやるよ。」
エルヴィン「ああ、頼むよ。」
キース「ああ。・・・これより、シガンシナ区
奪回作戦を開始する!」
全員「ハッ!!」
ピーク「ジーク、無理はしないでね。」
ジーク「分かってるってば。行くよ!」
ガブッ
獣の巨人「ふう・・・この姿になったのも
久しぶりだなぁ。」
兵士A「何回見てもすげぇなー。」
兵士B「ああ。壮観だよ。」
獣の巨人「行くよ!」
スウウウウッッッッッ
獣の巨人「ガアアァァァァ!!!!」
(巨人たち、撤退だ!)
巨人「ウー」
ドシンドシン
兵士C「すーげぇ・・・なぁ・・・」
キース「今だ、進め!」
ドドドドドドドド
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リヴァイ「瓦礫だらけだな・・・」
「痛っ!!!」
リヴァイ「ああ?」
ハンジ「あ、ごめんリヴァイ。
びっくりさせちゃった?」
(久しぶりの登場で怪我するって
・・・あまりにも扱いが酷すぎるでしょ。)
リヴァイ「どうした?」
ハンジ「見ての通りだよ。」ハハハ
リヴァイ「・・・大方、瓦礫につまずいて
足でも挫いたんだろう。」
ハンジ「その通りさ。ま、ほっといt・・・⁉」
リヴァイ「あ?何だよ。」
ハンジ「な、な、なななんで、
わ、わたしをおぶってるのさ?」
リヴァイ「あ?お前が怪我をしたんだろ?
他にどんな理由があるってんだ。」
ハンジ「あ、そ、そだよね・・・」シュン
リヴァイ「おら、さっさと行くぞ。」
(こいつ・・・可愛いな・・・)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「ここだ・・・」
キース「ここが・・・エレンの生家か・・・」
(瓦礫に押し潰されているな・・・)
エレン「懐かしいな・・・」
エルヴィン「エレンはここで生まれたんだね。」
エレン「はい、そうですね。」
リヴァイ「おい、ここに何かあるぞ。」オンザハンジ
エルヴィン「・・・リヴァイ?」
エレン「・・・何してんすか?」
ハンジ「アハハ・・・」
リヴァイ「いや、見て分かるだろ。」
エレン「いや、見て分かるから
聞いてんですよ。」
リヴァイ「・・・怪我したからおぶってんだよ。」
ハンジ「ごめんね、私の不注意で。」
エレン「謝ることないっすよ。」
キース「・・・まあ、取り合えずそこを
調べてみようか。」
エルヴィン「そうだね。」
-
- 54 : 2019/04/20(土) 23:34:14 :
- 久しぶりに更新させていただきました!
毎回の更新ごとに少し間が空いてしまい、
すみません!
これからも少し間を空けつつではありますが、
更新していこうと思います!
-
- 55 : 2019/04/22(月) 19:42:11 :
- 期待
-
- 56 : 2019/04/30(火) 23:10:33 :
- 久しぶりにこんな良い作品見させていただきました!
次の話に期待です^^*
-
- 58 : 2019/05/01(水) 00:09:25 :
- 期待です(令和になりましたね!)
-
- 59 : 2019/05/01(水) 00:10:19 :
- エレン「多分この穴は地下に通じている
階段だったはずです。
この下に地下室があって、
そこにたくさんの薬が並べられて
いました。」
エルヴィン「地下室ね・・・」
キース(延命薬以外にも、
使える薬はないだろうか・・・)
リヴァイ「!何だこのデカブツは⁉」
ジーク「これが・・・巨人化薬を打つための
注射器だよ。」
エレン「そう・・・だな。
自分を巨人っていう化け物に
変えたかもしれない代物なのに・・・
何だか懐かしい感じがする・・・」
ジーク「・・・」
(俺も、これで・・・)
エルヴィン「・・・それで、延命薬はどこだい?」
ジーク「さあ・・・俺はここに来るのは
初めてだからさ。間取りやなんかも
全然分からないんだ。
・・・エレンは何か分かるかい?」
エレン「俺もここに来たときはまだ小さくて
・・・5歳だったかな?
だからあんまり覚えてねぇ・・・」
エルヴィン「手がかりはまるで無し・・・か。」
エレン「すみません。役に立たなくて。」
リヴァイ「テメェが謝ることじゃねぇ。」
ハンジ「そうだよ!自分ばかり責めないで。
たまには人にも頼らなきゃ!」
ミケ「ハンジはちょうど今、実践中だもんな。」
ハンジ「ッッッ////!うっ、うるさい///!!」
リヴァイ「?」
エレン(兵長の鈍感さには
驚かされるぜ・・・全く。)ハァ
キース「では、とにかく延命薬を
皆で手分けして探そう。」
エルヴィン「そうだね。3チームに別れよう。
私と団長、リヴァイとハンジ
とミケ、エレンとジーク。
みんな、いいかい?」
ミケ「ああ。」
リヴァイ「任せておけ。」
ハンジ「絶対見つけるからね!」
エルヴィン「上からかい?」
ハンジ「///もーー!!///みんなして!」
エレン「アハハ・・・了解しました!」
ジーク「じゃ、探してくるよ。」
エルヴィン「よし。
・・・私たちも行きましょうか団長。」
キース「うむ。そうだな。」
リヴァイ&ハンジ&ミケside
リヴァイ(任せておけ・・・と意気込んだ
までは良かったんだが・・・)
リヴァイ「・・・何もねぇな。」
ミケ「・・・だな。」
ハンジ「やっばいねー!何も無いじゃん!」
リヴァイ「散らばってる小瓶は全部
割れちまってやがるし。」
ミケ「色々散乱しているから分からんな。」
ハンジ「上からじゃ何にも分かんないけどね。」
リヴァイ「怪我したのはテメェなんだ。
それくらい我慢しやがれ。」
ハンジ「・・・」ムゥ
リヴァイ(・・・)
リヴァイ(かわええ。)
ミケ「ん?」
リヴァイ「あ?どうかしたのか?」
ミケ「いや、この引き出しに・・・」
ハンジ「なになにー?」
リヴァハン「!!」
ハンジ「これは・・・」
リヴァイ「火薬じゃねぇか・・・!」
-
- 61 : 2019/05/01(水) 00:13:03 :
- 期待しかない
-
- 62 : 2019/05/01(水) 00:13:13 :
- 令和初投稿!
-
- 65 : 2019/05/13(月) 07:49:44 :
- リヴァイ「何でこんなもんがここに・・・」
ミケ「エレンの親父は・・・何者・・・なんだ・・・?」
ハンジ「・・・これは私たちだけで解決できる
ような軽い問題じゃなさそうだね。」
リヴァイ「・・・」
ミケ「・・・」
ハンジ「・・・あれ?私、何かおかしなこと
言っちゃったかな?」アセアセ
リヴァイ「いや・・・」
ミケ「その格好で深刻そうに言われても。」
ハンジ「ひっどーい!サイテイだー!
リヴァイもミケも知らないもん!」
リヴァイ「おいおい・・・ガキかよ。」ニガワライ
ガン
ミケ「!」
リヴァイ「?どうした?」
ミケ「・・・これは・・・固定砲・・・?」
リヴァハン「⁉」
ミケ「いや・・・この形は・・・間違いない・・・」
リヴァイ「・・・にしちゃ、小さくねぇか?」
ハンジ「・・・そうだね。小型の固定砲なんて
今まで一度も聞いたことがない・・・」
リヴァイ「・・・どうすべきなんだ・・・」
(エレンの親父はここで
何をしてたんだ・・・)
キース&エルヴィンside
キース「しかし、壁内にこのような
場所があったとはな。」
エルヴィン「驚きですね。」
キース「全くだな。」
ゴン
キース「む?」
エルヴィン「これは・・・瓶?」
キース「もしかすると、これが延命薬か?」
エルヴィン「いや・・・ただの水のようですね。」
キース「どこにあるんだ・・・」
エルヴィン「それにしてもここ、広いですね。」
キース「うむ。研究室と言うには
少々、暗すぎる気もするがな。」
エルヴィン「・・・?何だろう。」
キース「どうした?」
エルヴィン「何か・・・本?のようなものが・・・」
キース「本当だな。」
エルヴィン「・・・読んでみますか。」
キース「うむ。」
ペラ
〇月×日
固定砲の小型化に成功。
主砲の長さは~~~~~~~~~~~~~~~
ペラ
□月△日
新たな毒薬の製造に着手。
材料:ドクウツギ
ドクウツギは非常に手のかかる植物のようだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ペラ
◇月▽日
ドクウツギの毒薬は
延命薬の有用性へと繋がるようだ。
一時的に強烈なショックを与えることができ、
巨人化能力者なら勝てる程度の毒だ。
(最も、どんな毒にも巨人化能力者は
負けないはずなのだが。)
体内の修復機能が動いているときに
すかさず延命草をすりつぶして
煎じたものを飲む。
これには私が発見した寿命と言う名の
“呪い”を解くことが出来る成分
“フリューフルイマールーセン”が
適量入っているため~~~~~~~~
パタン
キース「何ということだ・・・」
エルヴィン「我々が作っている兵器たちとは
比べ物にならぬほど進んでいる・・・」
キース「・・・彼を、招聘できていたなら・・・」
エルヴィン「・・・あるいは、ですか。」
キース「・・・うむ。」
-
- 66 : 2019/05/13(月) 07:51:43 :
- 久しぶりに投下しました!
途中で出てくる
“フリューフルイマールーセン”とか言う
謎の成分は実際には存在しません。
ハンジのセリフの
「~~~サイテイだー!」
の“サイテイ”はわざとカタカナです。
皆さん分かってくださるでしょうが、
一応、念のためと言うことで。
-
- 67 : 2019/05/13(月) 21:57:02 :
- 投下ありがとう
-
- 68 : 2019/05/23(木) 07:51:37 :
- エレン&ジークside
エレン「物散らかりすぎだろ。
どこに何があんのかわっかんねぇよ。」
ジーク「全くだよ。暗いし。」
エレン「ここの引き出しか?・・・違ぇ。
巨人のせいでボロボロだもんなー。」
ジーク「どんな瓶かなら覚えてるよ。」
エレン「マジか⁉どんなだった?」
ジーク「小瓶で、瓶の外に『劇物:通常の人間は
使用不可』と注意事項が書かれてた。」
エレン「瓶の色は?」
ジーク「茶色だね。」
エレン「そうか・・・薬系は基本並べてあったと
思うんだけどなぁ。」
エレンが何気なく机の上に手を伸ばす。
その時だった。
キン
ジーク「ん?」
エレン「どうしたんだい?」
ジーク「ん、いや、指が何かに当たった。」
エレン「何だと思う?」
ジーク「ガラス・・・かな。触った瞬間に
『キン』って高い音が鳴ったからね。」
エレン「それが瓶かも。」
ジーク「そうか!えっ・・・と?」
エレン「これか?」
ジーク「いや、違う。もっと小さいのだ。」
エレン「なら、これか?」
ジーク「違うね。今度は大きすぎる。」
エレン「中間・・・分かりにくいな。
他に特徴とかねぇのか?」
ジーク「うーん・・・そういえば、
ふたが緑色だった気がする。」
エレン「ふたが緑色・・・か。うーん・・・
・・・これか?」
ジーク「そう!それだ!」
エレン「マジか!やっと見つかったな!」
ジーク「さ、みんなを探しにいこう!」
エレン「そうだな。」
キース&エルヴィンside
キース「皆はどこだろうな。」
エルヴィン「正直、こんなに地下が広いとは
思っていませんでした。」
キース「なめていたな。」
エルヴィン「・・・はい。」
キース「とは言え、シガンシナを攻略し、
更にはここには入れたということは、
大きな収穫だ。」
エルヴィン「そうですね。
これからの活動に役立ちそうな
物も多くありますし。」
キース「・・・しかし、どこなんだ?皆は・・・」
リヴァイ&ハンジ&ミケside
リヴァイ「でも、ここにこうして突っ立ってる
訳にもいかねぇ。」
ミケ「そうだな。何も進まない。」
ハンジ「でも、これはどうするの?」
リヴァイ「・・・ミケ?」
ミケ「何だ?」
ハンジ「?何を・・・」
リヴァイ「・・・そいつを持てるか?」
ハンジ「何でだい?」
ミケ「ぐっ・・・ガアアアァァァァァ!!!」
小さな固定砲は、調査兵団2位の実力者
(エレンの加入により3位になったが)
と言われるミケの力でも
びくともしなかった。
リヴァイ「・・・動かねぇ・・・か。」
ミケ「はぁ、はぁ、はぁ、」
ハンジ「リヴァイ・・・?」
リヴァイ「・・・ハンジ、降りれるか?」
ハンジ「やだ。」ソクトウ
リヴァイ「・・・え?」
-
- 69 : 2019/05/23(木) 07:52:17 :
- これからテスト期間なので投下できません!
(更新遅いのはいつものことだろ)
申し訳ありません!
-
- 70 : 2019/07/06(土) 00:50:28 :
- 遅くなりました!テスト期間が続いていて投下できませんでした。orz
-
- 71 : 2019/07/06(土) 00:50:43 :
- 取り合えず書きます
-
- 72 : 2019/07/06(土) 07:44:58 :
- リヴァイ「なんで降りねぇんだ?」
ハンジ「何か・・・降りたくない。」
リヴァイ「んだよ。」クスッ
ハンジ(あ、ヤバ、今の笑み・・・///)
ミケ(リヴァイ・・・早く気づけよ・・・)
リヴァイ「にしてもどうする。
団長たちもエレンたちも
何処にいるか分かんねぇしよ。」
ミケ「うむ・・・どうしたものか・・・」
エレン&ジークside
エレン「・・・お?」
ジーク「どうしたんだい?」
エレン「こりゃ何だ?」
スッ
エレンが瓶を一つ取り出して見た。
そこには赤文字で「要注意:性転換薬」と
書かれていた。
ジーク「・・・何だこれ・・・?」
エレン「性転換・・・?」
ジーク「面白そうだね。お、こんなのも。」
また一つ、瓶を見るジーク。
それは・・・「要注意:猫耳薬」
ジーク「猫耳・・・だと・・・⁉」
(猫耳なんて萌え要素の塊が
なんでこんな薬に書いてるんだ?
まさか・・・使用者に猫耳が生える?
そんな馬鹿な・・・!)
エレン「どうしたんだよ、兄貴。」
ジーク「いやぁ、何でもないよ。
それよりみんなを探そう。」
エレン「・・・それもそうだな。」
ジーク(もしかして・・・こういう薬のレシピが
この部屋にあるかもしれない!)
すでに見つけられていることを知らず、
期待に胸を弾ませているジークだった。
キース&エルヴィンside
キース「・・・ん?」
エルヴィン「・・・どうかしましたか?」
キース「あれはリヴァイじゃないか?」
エルヴィン「え?・・・そうですか?
それにしてはいやに猫背だし、
荷物背負ってますよ?」
キース「・・・背中のハンジのせいじゃないか?」
エルヴィン「・・・どうやらそうみたいですね。」
キース「全く・・・おーい!!リヴァイ!」
リヴァイ&ハンジ&ミケside
リヴァイ「・・・ん?あれは団長?」
ハンジ「えっ⁉ホント⁉」
ミケ「・・・どうやらそうみたいだな。」
リヴァイ「何か掴んでるといいが・・・」
キース&エルヴィンside
キース「しかし、広いな。」
エルヴィン「本当ですね。」
キース「アイツら、見つかるだろうか・・・」
エルヴィン「心配ご無用ですよ。ほら。」
キース「ん?・・・あ!」
エルヴィン「いましたよ。」
キース「そうだな、行こう。」
エルヴィン「リヴァイ!」
リヴァイ「お、ようエルヴィン。」
キース「遅くなったか?」
リヴァイ「いや、大丈夫だ。それよりも、
問題はこいつなんだ。」
リヴァイがある一点を指し示す。
そこには固定砲の形をした小さい物があった。
キース「これは・・・?」
-
- 73 : 2019/07/17(水) 23:40:57 :
- リヴァイ「どうやらちいせぇ固定砲みてぇだ。
持って帰りたいんだがクソメガネが
邪魔で持てねぇんだよ。
ミケですら持てねぇみてぇだし。」
キース「ミケで無理なのか?」
ミケ「ああ。とてつもなく重かった。
正直、驚いた。ナリは小さいが、
今まで持ったものの中で一番重い。」
リヴァイ「かといってこのクソメガネも
絶賛怪我中だ。・・・使えねぇ。」ボソ
ハンジ「ねえリヴァイ酷くない⁉
これでも一応怪我人なんだよ⁉」
リヴァイ「んなこたぁ背負ってる俺が
一番良くわあってんだよ。
・・・ったく、こんな時に。」
エルヴィン「エレンなら持てるかもね。」
リヴァイ「ああ。でもあいつぁどこだ?」
キース「分からんな。我々も見ていない。」
エルヴィン「ジークも見てないね。」
リヴァイ「チッ・・・待ちぼうけかよ。」
エレン&ジークside
エレン「・・・何ちゅう薬の量だよ。」アキレ
ジーク「いやぁ、素晴らしい薬だらけだったし
つい・・・ね?」ルンルン
エレン「ね、じゃねぇんだよ全く・・・」ハァ
ジーク「・・・!あっ、あれは!」
エレン「ん?・・・あ、団長と兵長だ!」
ジーク「よし、じゃあ行こうか。」
エレン「付き合わせたの兄貴だろ・・・ったく。」
ジーク「おーいみんなー!!」
キース「ん?」
エルヴィン「あ。」
リヴァイ「おっ。」
ハンジ「さん。」
リヴァイ「ああ⁉」
ハンジ「冗談だってば!」
ミケ「・・・ぶっ・・・ククク・・・」
リヴァイ「おいミケ覚悟しろ帰ったら削ぐ」
キース「落ち着けリヴァイ。句読点がない。」
エルヴィン「お帰りエレン、ジーク。」
エレン「お疲れっす。」
ジーク「お疲れ~」
ハンジ「ん?ジークそれ何?」
ジーク「これ?薬類だよ。」
キーエルリヴァミケ(なん・・・だと・・・⁉)ガクゼン
ジーク「ああ!性転換に猫耳、ショタ化、変身
に自白薬まで、スゴいだろ?」
ハンジ「何と・・・桃源郷はここであったか・・・
最高だ・・・」ハナヂ
リヴァイ「お、おい、ハンジ・・・?」
ハンジ「帰ったら研究せねば!!!!」
キーエルリヴァミケ(詰んだ・・・)ゼツボウ
エレン(?何で皆して死にそうな顔してんだ?)
ジーク「ハンジ、薬作れるのかい?」
ハンジ「任せてよ、ジーク!これならきっと、
ここにいる人たちを・・・!」
キース(ジ、ジークまで・・・!)
エルヴィン(私はヅラではないヅラではない
ヅラではないヅラではないヅラ
ヅラヅラヅラヅラヅラ)ガンメンソウハク
リヴァイ(薬オタクが二人・・・悪夢だ)
ミケ(・・・・・・最悪)
エレン(皆どうしたんだろう・・・)
こうしてエレン含め、調査兵団主力の黒歴史
が作られるまでのカウントダウンが始まった。
次回予告!
キャラ崩壊!性転換ミケに猫耳エレン!
リヴァイはショタ化?混沌としたその場を
取り仕切ったのは・・・彼?彼女?
とにかく、金髪の人でした。
-
- 74 : 2019/07/17(水) 23:42:10 :
- 次回予告はノリでやった。
反省はしているが、後悔はしていない。
と言えば嘘になるので、出来るだけ
次回予告とは違う内容にしようと思います。
次回予告って最大のネタバレですよね。
-
- 75 : 2019/07/17(水) 23:42:36 :
- ・・・・・・・・・・・・誰か見てくれてますかね?(寂)
-
- 76 : 2019/09/01(日) 21:12:11 :
- 見てますよ。
期待です
-
- 77 : 2019/09/01(日) 21:44:31 :
- 誰か見てる?
このssが残り続ける限り見ている奴はいるんだよ!
いちいちそんな事でレス消費すんじゃねぇ!
小説書く時に作家は誰かこの作品見てる?とか聞くのか?あぁ!?
-
- 78 : 2019/11/17(日) 15:07:30 :
別にそんな言い方無いと思うよ。この作品を作って見てる人が居るか不安だっただよ?逆の立場を考えてごらん?その発言を控えたら?
-
- 79 : 2020/03/24(火) 21:59:42 :
- 更新止めてしまい誠に申し訳ありません。これから書き溜めしてきますので、少々お待ちを!
酉忘れたので新しいので行きます!(本物です、、、)
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- 80 : 2020/03/25(水) 00:38:12 :
- キース「・・・まあ、目的は達したわけだ。」
リヴァイ「問題はここをどう守りきるかだな。」
ジーク「いや、大丈夫だ。俺がここに駐屯して
いれば、万一のことがあっても獣の能力
で何とかなる。」
エレン「でも、兄貴を一人で置いていきたくね
ぇしなぁ・・・。・・・そうか!」
エルヴィン「何か思い付いたのかい?」
エレン「はい!」
ハンジ「エレンって、すごいアイデアマンだ
ね。気が合うかも!」
リヴァイ「うるせ、クソメガネ。」
ハンジ「酷い!」ヨヨヨ
エレン(夫婦漫才・・・)
ジーク「どんなアイデアなんだい?」
エレン「ここに前衛基地を作るんです。この後
の壁外調査のために。調査兵団シガンシ
ナ支部、ですよ。そこに兵士を駐屯させ
れば最前線の防御線になります。」
ジーク「つまり、防波堤だね。」
エレン「ああ、そうだ。幸いにして、兄貴は今
やこっち側。敵の襲来のリスクすら低
く、壁は巨人で修理できる。一石二鳥と
いうやつですよ。」
エルヴィン「なるほど。巨人はジークの力で、
操るというか、動かす。面白い。」
リヴァイ「しかし、万一伝達が遅れた場合どう
する?」
エレン「その時は・・・
ここを捨てます。」
キース「何!?なぜだ!せっかく人類が、小さ
いが、一歩を踏み出したというのに!」
エレン「いいえ、今回のことで、巨人との戦い
において、ある程度効力を発揮するだろ
う形、言わば『勝利の方程式』が、不完
全ながら見えました。これはしっかりと
した一歩です。それに、小さな一歩を踏
み出すのもいいですが、それならいっ
そ、違うベクトルへ飛びましょうよ。遠
回りしてもいい。大きな一歩を掴みとり
ましょう。そのために多少の犠牲は仕方
ありません。」
エルヴィン「エレンの言う通りです、団長。大
義のためのことです。ましてや、
まだ敵の襲来も起こっていませ
ん。杞憂に終わるかもしれないで
すから。」
キース「・・・分かった。その策を採用しよう。」
リヴァイ「一旦帰ろうぜ。ここにこのまま留ま
るのは下策だ。」
ジーク「そうだね。いつ巨人が来るとも限らな
いわけだし。」
キース「よし、全軍に告ぐ!一旦本部に戻る!
この後のことはそこで決める!一同、撤
退用意!」
ハッ!!!!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハンジ「ふぅ、疲れたね。」
リヴァイ「それはこっちの台詞だ。怪我なんて
しやがって、全く。」
ハンジ「アハハハハ!ゴメーン!許しといて。」
リヴァイ「・・・ったく。」
ハンジ「あ、そうだ!ここ数日頑張るからさ、
今度の休日リヴァイ班のみんなと遊ぼう
ぜ!」キラーン
リヴァイ「ん?ああ、いいぞ。」
ハンジ「よっしゃあああ!決まりぃ!じゃあハ
ンジさん頑張っちゃいますか!」
ハンジ(半猫化薬、ショタ(ロリ)化薬、むふふ
ふ、レシピを頭に叩き込まなければ!)
リヴァイ(何か、嫌な予感がする・・・)
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- 81 : 2020/03/25(水) 00:39:04 :
- お久しぶりです!
戻って参りました!
お薬回は次回です!
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- 82 : 2020/03/25(水) 15:09:19 :
- やっちまった。固定砲はエレンが持って帰りました。←忘れてた
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- 83 : 2020/03/31(火) 23:05:07 :
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「ええ!?また休日埋まるんすか!?俺、母さんたちに会いたいんすけど。」
リヴァイ「残念だったな、エレン。」
エレン「え?出たらダメなんですか?」
リヴァイ「ダメだ。」
エレン(黒い・・・黒すぎる!これぞパワハラ。紛いもないブラック企業だ!)
ジーク「今度の休日は何かあるのかい?」
ピーク「休日出勤かな?」
リヴァイ「いや、パーティーだ。」
ジーク「パーティー?」
エレン「えっ、楽しそう。行く。」
リヴァイ「乗り換え早ぇなおい。」
ピーク「パーティーなんて8歳の誕生日以来だから楽しみだなぁ。」
リヴァイ「ちなみに主催はハンジだ。」
エレン「え、また何かやるんすか。」
リヴァイ「おう。」
ジーク「何かってなんだい?」
エレン「うーん、説明が難しいな。」
ガチャ
オルオ「今戻りましたー。お疲れさまでーす。」
エレン「あ、お疲れさまです。」
ジーク「お疲れ~。」
グンタ「ふぅ~。お疲れさまです。」
リヴァイ「おう、おかえりお前ら。」
ピーク「何してたの?」
オルオ「俺ら食料調達に森に動物を狩りに行くんすよ。」
ピーク「へぇ。自給自足なんだね。
リヴァイ「何獲ってきたんだ?」
オルオ「えっと、鴨と猪、あと食べられる野草です。」
エレン「お、いいですね。」
グンタ「エルドとペトラは?」
エレン「2人は洗濯干してます。」
リヴァイ「・・・今日の料理当番誰だ?」
エレン「あ、俺っす。」
リヴァオルグンジーピー(っしゃあ!!!)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ペトラ「うふっ、オルオ可愛い~」
オルオ「・・・うぜぇコイツ。」
リヴァイ「珍しく逆だな。」
オルオ「・・・小一時間これですからね。」
エレン「ペトラさん酔いすぎでしょ。もうジークとピーク寝ちまいましたよ。」
リヴァイ「アイツら意外と寝るの早ぇな。」
グンタ「そっすねぇ。」グビ
エルド「おら、オルオ、ペトラ部屋連れてけ。」
オルオ「うーっす・・・。」
リヴァイ「・・・そうだ、お前ら明日空いてるよな。」
エレン(あ・・・)
エルド「空いてます。」
グンタ「俺もです。」
オルオ「俺も空いてますよ。」
リヴァイ「ペトラは空いてるか?」
オルオ「はい。」
エレン(・・・?)
エレン「ねぇ、グンタさん。」ヒソッ
グンタ「ん、どうした?」
エレン「何でオルオさんがペトラさんの予定を知ってるんですか?」ヒソッ
グンタ「・・・まあ、無自覚カップルのなせる業ってこった。」コソコソ
エレン「・・・へー。」
グンタ(実はオルオがペトラのスケジュールを管理してやって、朝から晩まで世話してるとは言えない。)
リヴァイ「じゃ、決まりだな。ハンジ主催のパーティーに行くぞ。」
エルグンオル「「「・・・えっ?」」」
リヴァイ「・・・お前ら、覚悟しとけよ。」
エルグンオル「「「・・・はい。」」」
エレン(何か前も難儀な目に遭った記憶があるけど、今度は大丈夫だろ。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハンジ「ってことで!ハンジさん主催、大パーティーの時間だぜ☆イェーーイ!!!!!」
リヴァイ(・・・ついにこの時が来たか。)
リヴァイ「・・・お前ら、気張っていくぞ。」
エルオルグン「「「はい!」」」
エレン(えぇ・・・。また何かあるの・・・。)
ジーク(薬を使うのか?・・・楽しみだ。猫耳やショタなんてのも面白そうだな。)フフフ
ピーク(友達とパーティー、楽しみだなぁ。)ワクワク
ペトラ(オルオに管理されてる身とは言え、ハンジさんのパーティーに出席するなんて・・・オルオおおおおぉぉぉぉぉ!!!)
オルオ(何だ、何か寒気が・・・)
ハンジ「早速なんだけど、パーティーの趣旨を説明します!今回のパーティーではいくつかのパーティーゲームをやって、負けた人が薬を飲むってやつだよ。」
リヴァイ「薬・・・マジで言ってんのかクソメガネ。」
ハンジ「そりゃそうでしょ!ってことで、行きましょーーー!!!」
キース「結局私たちには触れないのか。」
エルヴィン「近頃扱いが酷いと思う今日この頃ですね。」
ミケ「・・・」コクッ
ナナバ「私なんてほぼ初登場なんだけど。」
キーエルミケ「」
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- 84 : 2020/03/31(火) 23:05:50 :
- ごめんなさい。薬編のプロローグになってしまった・・・。次回必ず書きます!
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- 85 : 2020/04/01(水) 01:35:41 :
- 偽物乙
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- 86 : 2020/04/01(水) 08:39:59 :
- それが本物なんすよね。高1になるから機種変ってなって色々見てたら思い出した感じです。まあ信じてもらえないでしょうが。でも更新は続けます!
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- 87 : 2020/04/01(水) 08:46:22 :
- 登録ユーザーになったら?
未登録のトリップは万能じゃないから
少しでも文字が似てたり数字の配列が同じだと
トリップが被ることがあるからね
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- 88 : 2020/04/01(水) 20:35:08 :
- ご助言ありがとうございます!その件検討させていただきます!
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- 89 : 2020/04/15(水) 00:34:42 :
- すみません、構成が思い付かなくて悩んでます
もう少しお待ちください!
登録ユーザーの件ですが、不具合かなにかで登録できないみたいです...。
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- 90 : 2020/05/15(金) 19:05:33 :
- ヤベェ...本筋に関係ないギャグ苦手すぎる...。
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- 91 : 2020/05/15(金) 19:29:19 :
- 俺はなれましたよ。
どうもメールアドレス登録だと不具合が発生するみたいですね。
googleIDかTwitterIDなら登録出来るっぽいです。
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- 92 : 2020/05/29(金) 00:17:41 :
- コメントありがとうございます!出来ました!教えてくださった通り、Googleアカウントで登録できました!ありがとうございます!
数日すれば更新する予定です!もう少々お待ちください!
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- 93 : 2021/08/19(木) 09:10:10 :
- 期待です!続きみたいです!お願いしますチラッ
あとめっちゃめちゃ面白いです!
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