エレミカ←リヴァイ学パロ
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- 1 : 2019/03/02(土) 01:18:21 :
- こんにちは、ベリィです。
エレミカ←リヴァイみたいなのを書いてみたかったので書きます。
学パロです。
終わりは一様文化祭まで。
かなり長いので最後までお付き合い下さい。
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- 2 : 2019/03/02(土) 01:31:36 :
- 「大丈夫だよ!ね!だから、一緒に遊ぼ!!」
小さい頃の私は、誰かにそう言う。
もう1人の方の顔は見えなくて、誰なのか分からない。でも、この景色、すごく懐かしい……
「楽しいね!ーーーー!!」
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_______
ピピピピピ……
目覚ましのうるさい音で私は目を覚ました。
ゆっくりと体を起こし、次第にクリアになっていく思考を働かせ、夢の内容を思い出す。
……確かあれは、私の小さな頃の夢だ。小さい頃は、確か、私は友達なんかいなくて、誰かと遊んだような記憶はない。それならあれは、夢なのだろうか。あんなにも懐かしいと思えたのに。と、思考をめぐらせていると、下から、
ミカサー、起きたのー?などという母の声が聞こえる。ミカサは急いで今起きたー。と返す。そう言えば、今日は高校の入学式だ。
幼なじみのアニと一緒の高校にした。
お互いが一緒の高校を受験し、両方とも受かった時は本当に嬉しかった。また三年間一緒だね!などの言葉を交わした。今日の入学式は、アニと一緒に行く約束をしていた。待たせる訳には行かない。と、おもい、ミカサは急いで支度をした。
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- 3 : 2019/03/02(土) 01:33:24 :
- 続きはもうしばらくお待ちください。
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- 4 : 2019/03/02(土) 12:08:36 :
- ドタバタと、大急ぎで制服に着替え、下に降りる。
母「おはよう、ミカサ。早く朝ごはん食べちゃいなさい」
ミカサ「はーい、」
もぐもぐ………
うん。いつも通り、朝ごはんは美味しい。
トースターで焼いたパンと、目玉焼き。
今日はコーンスープまでついていた。
私はさっさと食べてしまうと、
歯磨きや洗顔をすませる。
ついでに鏡で自分の髪を確認して、寝癖がないかチェックする。よし。今日は寝癖はないな。
さて、8時か。そろそろ行こう。
母さんに
ミカサ「行ってきます。」
と、声を掛け、家を出た。
家を出たらまず、お隣に行く。
お隣はアニの家で、いつもアニは寝坊するので、アニが寝坊しないように起こしに行く。
ピンポーン、と、隣の家のチャイムを鳴らす。
「はーい。」
という声が聞こえたので、いつも通り、
ミカサ「アッカーマンです。」
と名乗る。
そうしたら、
アニ母「あ!ミカサちゃん!?ごめんねーアニまだ寝てるから……」
ミカサ「あ、はい。起こしに来たんです。」
アニ母「いつもごめんねー、全く、うちの子と来たら、高校生にもなって朝寝坊するんだから……はぁ、あ、ごめんね、鍵開けたからどうぞー、」
ミカサ「失礼しまーす」
そう言うと、私は玄関のドアを開け、靴を脱ぐと、真っ直ぐ階段を目指した。
そうしたら、
「おはよー。」
と、聞き慣れた声がした。
ミカサ「!!アニ。」
アニ「?何よ。ミカサ、変な顔して、」
アニ母「な!?アニ……あんた………」
アニ「だから、どうしたのよ。」
アニ母「起きてる!!?」
アニ「失礼すぎるだろっ!」
こうして私は、アニを起こし(?)学校へ向かった。
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- 5 : 2019/03/05(火) 22:14:28 :
- 私とアニは、ゆっくりと学校を目指し、歩き始める。
スタスタ……
その道中、私はアニと他愛のない会話をしていた。
そして、私は、アニに、こんな話題を降った。
ミカサ「ねぇ、アニ。アニは、部活入らないの?」
アニ「うーん……私はいいかな、面倒くさそうだし。」
ミカサ「そう?でもアニ、スポーツはなんでも出来るじゃない。」
アニ「あんたよりは出来ないけどね。そうだなぁ、中学とあんま変わらずに学校生活を送るんだろうな……って、そんな事より、ミカサは?入んないの?」
ミカサ「うーん……私は………歌が歌いたいな……なんて。」
アニ「?いーじゃん。あんた歌うまいし。」
ミカサ「……んー、でもアニと一緒に帰れないのは嫌だし……」
アニ「うーん、じゃあ、私も入ろっかな。」
ミカサ「え!!ほんと!?」
アニ「ほんとほんと。」
ミカサ「えへへっ!やった……!」
アニ「ぷっ、ふふ、、全く。可愛い幼なじみが心配だから、私も入ってやるよ。」
ミカサ「えへへ!」
こうして2人は合唱部に入部を決めた。
ちなみにこの紅蓮の坂学園高等部は、合唱部というものがあり、
合唱部は、
コンクールに出れば必ず金賞をとるくらいレベルの高い部活である。その中でも一番は、、、
さぁ、そうこう話をしているうちに、紅蓮の坂学園に着いたミカサ達は、早速クラス表を見に行った。
ミカサ「アニ!私は3組だったよ!アニは?」
アニ「私も3組だよ。やったね。」
ミカサ「ほんと!?やった!また一緒だね!1年間、よろしくね!」
アニ「こちらこそ。」
ミカサ達は気づかずに教室に行ってしまったが、実はクラス表を2人が見ている時に、2つの影がミカサ達を見守っていた。
「……っち、今年もこぞってガキどもが来やがったな。」
「まぁまぁ、いーじゃないか。面白い後輩がいるかもしれないよ?あ!彼女は!?可愛くない!?」
「………っち、うるせぇ。とにかく、後輩なんざ面倒なだけだ。」
「とかいって、実は後輩が来るのを楽しみにしていたのだ。」
「してねぇ!黙ってろ!クソメガネ!」
「全く、酷いなぁ、私は知ってるぞぉ、後輩のために必死こいていつもより念入りに掃除を……って!痛い!痛い!ハリセンで殴るの禁止!!」
「っち。」
「はぁ、痛かったぁ、まぁ、とりあえず、後輩。今年はどんなのが入るかなぁ、」
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- 6 : 2019/03/09(土) 08:20:59 :
- 期待です。
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- 7 : 2019/03/16(土) 23:22:20 :
- >>6ありがとうございます!
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- 8 : 2019/03/16(土) 23:57:15 :
- 1ー3
クラス前~~
ミカサ「1ー3……1ー3……あ、あった!アニ、ここみたい!」
アニ「あー、ここねー、じゃ、さっさと入ろ。」
そう言うと、アニはミカサをおき、さっさと教室の中に入っていった。
ミカサ「あ、待って!」
ミカサもアニの後を追うようにして教室に入っていった。
ガラッ
アニ「しゃーす。」
ミカサ「お、おはようございます!」
みんな「はよー、」
挨拶を返してくれたことにより、クラスのみんながフレンドリーな印象を受け、ミカサは安心した。
(良かった、挨拶、返してくれた……)
ただ一人を除いて。
???「……」
????「こらっ!エレン!せっかくのチャンスだったのに!」
エレン「はぁ?なんのチャンスだよ、アルミン。」
アルミン「もうっ!高校生にもなって友達が僕だけとか……はぁ、不安でしかないよ……」
エレン「だぁーかぁーらぁー!なんのチャンスだよっ!」
ガラッ
教師「はい、席につけー、ほらほらさっさと動けよ、よし、はい、んじゃ、初めまして、担任になった~…………」
「よし、じゃあまず、出席番号1番から、ミカサ・アッカーマン、出身校と名前と好きなもの、あと、入りたい部活みたいな感じにかるーく自己紹介頼んだ。」
クラスの仲を深めるべく、まず、担任は自己紹介をさせるらしい。
ミカサは言うことを頭のなかでまとめ、皆に届くよう、声を張り、言葉を発した。
ミカサ「は!はいっ、えっと、ミカサアッカーマンですっ!出身校は、紅蓮坂西中学校。好きなものは歌です!部活は合唱部に入ろうと思ってます!よろしくお願いします!」
パチパチパチ
うん、間違ってはいない……はず、良かった…
アルミン「はい、アルミン・アルレルトですっ!出身校は紅蓮坂東中学校、好きな物は本で、部活はまだ決めてません、よろしくお願いしますっ!」
パチパチパチ
はにかんだように笑うアルミンはなかなかに可愛らしい。女の子と勘違いしてしまいそうだ。アニのタイプはアルミンみたいな………
うわ、アニ、ガン見してる……
教師「じゃー次ー、エレン・イェーガー、」
エレン「エレン・イェーガーだ、出身校は紅蓮坂東中学校、で、好きなものはゲーム、入ろうと思ってる部活は特にない。よろしくな、」
パチパチパチ……
うーん……無駄な事を言わないというか……クールというか……、まぁ、顔はモテそうだなぁ、
略
(モブのスペックはカットします。)
教師「じゃ、次、アニ・レオンハート」
アニ「はい、アニ・レオンハートだ。出身校は、紅蓮坂西中学校。好きなことは寝ること。部活は合唱部に入ろうと思ってる、よろしく。」
パチパチパチ
おぉー!さっき言ってたことはホントだったのか!いや、信じてたけど、改めて実感するねぇ……
教師「じゃ、終わりだなー、今日は教科書配って、部活紹介したら解散だ、じゃ、明日からは係、委員を決めるぞ、じゃ、これパンフだ、後ろに回してけ。」
みんな「はーい」
教師「よし、じゃ、これで今日は終わりだ、部活に興味無いやつは帰っていーぞ、部活入りたいやつはパンフに書いてある場所に見学しにいけー、じゃ、号令。」
キリーツ、レーイ、アリガトーゴザイマシター
ミカサ「さぁ!アニ!見学行こっ!」
アニの腕を掴むと、合唱部に向かって駆け出した。
アニ「あ!ちょっと!」
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- 9 : 2019/03/25(月) 12:57:41 :
- 超・期待中です(^_^)
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- 10 : 2019/04/01(月) 04:38:03 :
- >>9
ありがとうございます!
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- 11 : 2019/04/01(月) 05:15:09 :
バタバタと足音を廊下に響かせながら、
中々の速度で駆け回って第2音楽室に着く。
ちなみに第1音楽室は吹奏楽部の所有している。優勝候補の合唱部だからと言って、練習場所が沢山あるという訳では無いらしい。
つまり、即戦力にならない奴は退部という形を取ることを顧問の先生が遠回しに伝えてきた。
~~
『んー。なんて言うかなぁ、うちは練習場所がすくねぇからなぁ、練習出来る時間や場所が限られてくるからなぁ、直ぐに結果を出せるとは思わねぇなぁ、まぁ。ぶっちゃけ、今の部長は厳しいし、入部すら危ういんじゃねぇか?』
~~
(まぁ、私が止めても絶対この子はすると思ってたけど。)
~~~~
『入部が危うい……そうですか、』
ミカサは少し考える素振りを見せた。まさか辞めるなんて……いや、ミカサに限ってそれは無いな。
『辞めるか?』
少し乗り気に嬉しそうに言っている。だからありえないって。
『いえ、練習場所がないなら、作ればいい。時間なんて、これからいくらでも出来る。私は合唱部に入りたいんで。先生が遠回しに入るななんて言われても。入らないつもりないんで。
ありがとうございました。行こ。アニ。』
『あ、うん。失礼します。』
ペコりと軽くお辞儀をする。
~~~
(ま、優勝候補なだけあって、中学で有名だった奴らしか入れないって感じかな。ほんっと、気に入らない。)
少しイラッとしていた私に気づいたのか、ミカサはこう言った。
「アニ~?やっぱ無理して入らなくていいんだよ?好きじゃないものしても楽しくないんじゃ、」
ミカサの言葉を遮るようにして言った。
「私は、無理してなんかない。元々ミカサの楽しそうに笑う歌に興味あったし、高校ではなにかしたかったしね。」
「で、でも、」
まだ不安があるのか、言葉を続けようとしたミカサに、
「まだ言うか、この頑固者。ちゃんと私のしたいことだって分かりなよ。このわからず屋。」
グサグサといい音を立てながら、ミカサのHPを減らしていく。頑固者の言葉はミカサに、効果は抜群だ!
「なっ!……ワカラシズヤ……ガンコモノ……」
まだショックなのか……かくなる上は…
「よし、そこまで言うなら、勝負だ。ミカサ。私はあんたより先に部活のレギュラーになって、バンバン賞とって、いろんなコンクールに出てやる。ミカサ、よりもね!どう?」
「……上等!受けて立つよ!アニ!」
こうして私達は、親友。そして、好敵手(ライバル)となった。
さぁ、残るは、合唱部入部だけ!
________
___________
_______________
コンコン、2回扉をノックし、軽く息を吸い、深呼吸する。
大丈夫。入部出来る、
「入れ。」
許可が出た。よし。
「失礼します。」
ガチャりと音を立て、ギイっと音を出しながら、扉を開ける。
そこには…
少し背の低い男子生徒と、眼鏡をかけた女子生徒が立っていた。そこは良かった。
そこは。
ただ、その下、床が原因なのだ。
床には、
男子生徒、女子生徒が20人くらい正座、もしくは土下座をしていた。
(ええええええええええええ!?何があったのぉー!先生に大口叩いちゃったけど、帰りたい!!すごくもう既に帰りたい!助けてアニ……って!)
兄は既に白目を向いて、真っ青な顔の状態で失神していた、、
(アニー!!)
「何の用だ。用がないなら出てけ。」
「す!すみません!!」
反射で謝ってしまった。早く要件を言わなければ……少し焦って口調が早くなるのを感じながら、ミカサは言葉を発した。
「あ、の!合唱部に入部したいんです!部長はどなたでしょうか!」
「入部か。」
「入部だね。よしきた。」
「じゃ、ハンジ、さっさとピアノ弾け。」
ハリセンらしき大きい紙でメガネの人をぶっ叩いた。
「あ、痛っ!ちょっ、分かったから!はい、君、歌えるのは?あ、合唱曲ね!」
「あ、えっと、」
「旅立ちの日に。」
「え、」
誰だろう、アニじゃない、低い声。
「やっぱこれでしょ。」
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- 12 : 2019/07/21(日) 22:06:08 :
- 続きをください!!お願いします!!!!(土下座
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- 13 : 2019/08/01(木) 23:54:02 :
- >>12わわっ!遅れてすみません!
すぐ書きますっ!
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- 14 : 2019/08/02(金) 01:00:40 :
- ハンジ「よしきた!まっかせろぉー!」
ハンジは名曲がリクエストされ、嬉しいのか、先程より、テンションが高くなり、腕をブンブン回しながらピアノの前に座った。
リヴァイ「早くひけ。それと……だ。」
ハンジはまたもやリヴァイに叱られる。だが、リヴァイの言うことも最もだと思い、小さく息を吐いて、指をグリグリと曲げる。
そして、楽譜を開き、
ハンジ「んじゃ、いきまーす。」
ハンジの声と共に、旅立ちの日に、の前奏が奏でられる。
♪~~
(………すごい。流石強豪校。歌だけでなく、演奏まで上手だ。)と、ミカサは思った。
前奏が始まり、先程、ハンジがピアノの前に座った時と同時にリヴァイから投げられた楽譜を開く。軽く目を通し、音程はこんな感じか、と考える。
それにしても。
先程から、隣の視線が痛い。隣の人は……
確か……
と、考えようとすると、前奏が終わる。そろそろ自分の歌う所がくる。声の準備をし、
口を開く。すうっ、と息を吸い、ピアノの音に自分の声をのせる。
「白い光の中に」
っ!
ミカサはびっくりした。
隣から聞こえるメロディー。テノール、バス。どちらかと言われたら、テノールだろうか。
すごく、上手い。
音程のブレもない。伸ばしはビブラート。
音が響く。すごい。すごい。
自然と口角が上がってしまう。
どうしてだろうか。すごく。すごく楽しくて仕方ない。
(楽しいっ!)
~~♪♪
この歌を聞き、リヴァイは、
リヴァイ「ほう、」
と、声を漏らす。
(ふん。昔よりはマシになったんじゃねぇか。)
昔はあんなに……
でもまぁ。
と、リヴァイはふっと笑う。
(楽しそうに笑うくせは昔のまんまだ。)
リヴァイ「ハンジ。止めろ。」
ハンジ「えぇっ!?なんでさ!」
伴奏を弾きながら、ハンジはびっくりしたように問う。
リヴァイ「いいから。止めろ。」
ハンジ「ちぇっ。」
ハンジは渋々ピアノを弾く手を止めた。
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- 15 : 2019/11/02(土) 14:03:01 :
- 面白いので書いてください!!!!!
期待です!!
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