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男A「なんてこった……電車でふて寝してたら、アマゾンの熱帯雨林に辿り着いてしまった!!!」
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- 1 : 2018/12/17(月) 17:38:44 :
- 男A「嘘だろ……俺が寝てる間に何があったっていうんだ!?他の電車の乗客や運転手も消えてるし……」
男A「というか、どうやって帰ればいいんだ?日本じゃないから110番繋がらなさそうだし……」
ガサガサ…
ゴリラ「ウホーーッ!」
男A「わっ!ゴリラ!?」
アナコンダ「シャーッ」
男A「今度は蛇かよ!?もうやだ帰りたい……」
男A「そうだ!俺と一緒に電車に乗ってた友達に電話すればいいんだ!!」
プルルルル……
男A「もしもし男B、俺だよ男Aだよ。お前今どこにいる?俺なんだがな……電車で寝てて目を覚ましたらアマゾン熱帯雨林に居たんだよ。悪いんだけど日本の警察に連絡して…」
男B「すまん男A。俺も電車で居眠りしてて、目を覚ますとブエノスアイレスという所に居たんだ」
男A「何ーーーー!!!」
男B「そこで綺麗なお姉さんに話しかけられて、今食事に向かうところなんだ。悪いけど話なら後にしてくれるか?それじゃ」
プツッ
男A「き、切られた……」
男A「クソっ、薄情なヤツめ!こうなったら男Cに頼むか」
プルルルルル……
男A「もしもし男C!助けてくれ!今アマゾンの密林で遭難してるんだ!」
男C「奇遇だな!俺もカリフォルニアの鍾乳洞みたいな所で道に迷ってるんだ!」
男A「えっ、お前も!?」
男C「ところで他のみんなはどこに…」
プツッ
男A「切れた……向こうが電波が届かない所に行っちまったのか」
男A「む?待てよ……」
男A「男“A”は“アマゾン”、男“B”は“ブエノスアイレス”、男“C”は“カリフォルニア”……」
男A「ということは、男Nなら日本にいるんじゃないのか!??」
男A「よし。善は急げ!急がば回れ!早速電話だ!もしもし男N?助けてくれ!今アマゾンで…」
男N「ぉ、男Aか……?じ、実は電車で寝てて…目を覚ましたら、辺り一面氷で覆われた所にいたんだ……」
男N「うっ、俺はもう限界かもしれん……凍え死にそうだ………」
ブツッ
男A「南極 じゃねーか!!!!!!」
終わり
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