このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
異能者達の憂鬱 ~death night~
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- 1 : 2018/12/16(日) 09:26:15 :
- どうも、金団ならぬ銀団です。
誤字あるかもしれないんで注意してください。
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- 2 : 2018/12/16(日) 10:10:12 :
- この世には異能と言うものがある。
一部の者が持つ、特殊な能力だ。
そして、異能を持つ者が集まる非合法組織『幻影 』に彼らはいた。
~深夜十四時~
「......ミカサ、行動を開始する」
ミカサ「了解......気をつけて、エレン」
エレン「ああ」
エレン「......」スタッ!
男A「侵入者だ!」
男B「『幻影 』だ!捕らえろ!」
エレン「ざっと二十人......安らかに眠れ。【黒狼之影】」ズズズッ...!
ザシュッ!!
男A「ぐあああっ!!」
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ...........
グシャッ!!
男A「......」
男B「......」
エレン「......さて、入るか」
男「侵入者です!」
「遂に来たか......!敵の勢力は?」
男「た、たった一人で!二十人近くを殲滅しました!」
「なっ......!?」
男「お逃げくださ......」
ザシュッ!
男「ぐぁ......」バタッ
「っ!?」
エレン「『幻影 』だ。お前を殺しに来た」
「わ、私を殺して......貴様らに得があるのかっ!」
エレン「得があるから殺す。それだけだ。【黒狼之影】」ズズズッ...!
「くっ......」
ザシュッ!
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- 3 : 2018/12/16(日) 10:21:52 :
- ~深夜十四時半~
エレン「ただいま戻りました」
「......奴は殺してきたのか?」
エレン「ええ」
「そうか、ご苦労だった」
エレン「では、失礼します」ガチャッ...
バタン
「......流石、と言うべきなのか?あまりにも速すぎる」
「......『幻影 』最強の兵、エレン・イェーガー......か」
エレン・イェーガー
異能 【黒狼之影】幻影 最強の男で、統括 の懐刀。異能【黒狼之影】は、空中に創った影から黒い刃を出し、自由に操る事ができる。
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- 4 : 2018/12/16(日) 12:57:30 :
- エレン「ただいま」
ミカサ「お帰り、エレン」
エレン「そういえば、副統括から連絡があった」
ミカサ「彼女から?」
エレン「『幻影 』直轄地の倉庫が襲われたらしい」
ミカサ「......誰に?」ゴゴゴ...
エレン「気配が出てるぞ、気配が」
ミカサ「ああ、ごめんなさい」ピタッ
エレン「異能警察隊の奴らだ。十人ほど倉庫にいたが、全員捕縛され地獄送りだ」
ミカサ「どうする?襲撃をかける?」
エレン「今はまだ危険だ。何せあいつがいるからな」
ミカサ「ああ......成る程......」
「十人か......」
「ああ。これに乗って『幻影 』本部に攻撃するか?」
「無理だよ。負ける」
「お前がいてもか?」
「......うん。僕も多分負けるさ」
「......そうか。じゃあ奴らはどうする?」
「拘置所にでも置いておこう。警備はしっかりとね」
「わかった」
「......はあ。君は今、何をしているんだい、エレン?」
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- 5 : 2018/12/16(日) 13:22:48 :
- 「お前ら、聞いたな?」
エレン「はい」
ミカサ「倉庫の件ですよね」
「その通りだ。あいつらは別に見捨ててもいいが......反対が多くてな。まあ、中に組織三番目くらいの頭脳を持つ者がいるからな」
エレン「そこで、俺達に救出を、と?」
「ああ。恐らく拘置所に置いている事だろう」
ミカサ「わかりました」
エレン「では、行ってきます」
エレン「ミカサ。危険と感じたら逃げろ」
ミカサ「わかっている。エレンも逃げていいから」
エレン「ああ。じゃあ、行動開始だ」
男A「『幻影 』が来たぞ!」
男B「動くな!撃つぞ!」
ミカサ「残念だけど貴方達に構っている暇は無い......【残酷世界】」ゴゴゴ...
男A「うあっ!」
男B「体が動かない!?」
ミカサ「弱者は強者に喰われる運命なの......貸して」
男B「なっ!?う、撃つなっ!」
パァァン!!
男A「や、やめ、やめろ!」
パァァン!
エレン「二十人か......前と一緒じゃないか。【黒狼之影】」ズズズッ...!
男A「う、撃てっ!!」
パパパパンッ!!
エレン「面倒くさい」スッ...
ズサズサズサズサァッ!
男B「ひいっ!?」
男C「弾を斬りやがった!」
エレン「じゃあな」グッ...
ズサアアアアッ!!
男A「ぐっ......あああっ......」バタッ
バタッバタッバタッバタッバタッ......
ミカサ「エレン、外の奴らは全員倒した」
エレン「了解。じゃあ、入るぞ」
ガチャッ......!
パァンッ!
エレン「おっと」サッ
ミカサ「っ!?」サッ
「よく避けたな」
エレン「入ってきたのが仲間だったらどうしてたんだ?」
「いや、気配でわかるさ」
ミカサ「【残酷世界】」ゴゴゴ...!
「ん?異能か?」
ミカサ「エレン......こいつは強い」
エレン「じゃあ、最悪ミカサより強いって事か......」
「そう言うことになるんだな」
エレン「......俺は『幻影 』幹部候補のエレン・イェーガーだ」
「俺は異能警察の幹部、ジャン・キルシュタインだ」
ミカサ・アッカーマン
異能 【残酷世界】
エレンの同僚。異能【残酷世界】は自分より弱い者に抵抗不可の効果を付与する。怒りなどから自然に発動することもあるのが悩みのタネ。
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- 6 : 2018/12/17(月) 17:22:37 :
- エレン「【黒狼之影】っ!」ズズズッ...!
ジャン「それが、お前の異能か......」
エレン「言っておくが、銃の攻撃は無駄だ」
ジャン「そうかよ」パァン!
ズサッ!!
ジャン「......はあ、本当だったな」
エレン「掛かってこい、本気でな」
ジャン「ああ!【変幻自在】!」ゴッ...
ゴゴゴゴゴ......!!
ミカサ「エレン!」
エレン「変幻自在って、そう言う意味か」
ジャン「そのまんまの意味だ」
・・・・・・・・・・・・・・・
エレン「お前の姿を自由自在に変えられるのか」
ジャン「ああ。今は巨大な蜘蛛の姿だが、大蛇とか、鳥とか色々変化できるぜ」
エレン「まあ、良いさ。本気で殺るだけだからな」
ジャン・キルシュタイン
異能 【変幻自在】
異能警察の幹部。【変幻自在】は、色々なものに姿を変える事が可能。限界はあるが、異能警察の上位の強さ。
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- 7 : 2018/12/17(月) 20:29:04 :
- ジャン「おらぁっ!」
ズドォォン!
エレン「喰らえ」ズズッ!
ジャン「ちっ!」
ジャン「死ねっ!」ブオンッ!
ミカサ「エレン!」
エレン「無駄な足掻きだ」ズズッ!
ギィィィン!
ジャン「ちっ......糞っ、防御にまで特化すんなよ!」ブオンブオンッ
エレン「この刃は何処でも出せるからな。防御にも使える」サッ!
ジャン「【変幻自在】!八頭大蛇 !」ゴゴゴ...!
ジャン「喰らえっ!」グッ...!!
ズズズドン!
エレン「どの首を斬れば良いかわからないな......ミカサ、敵の応援が来たら殺せ」
ミカサ「......わかった!」タッタッ
エレン「行くぞ......!」ズズッ!
ザシュッ!
ジャン「ぐっ......!」
ジャン(強えな......あいつの言う通りだ......)
ジャン「ふっ!」ズドン!
エレン「っと!」サッ
ジャン「糞っ......強えな......」
エレン「嘘つくなよ。まだ手はいくつかあるんだろ?」
ジャン「ちっ......【変幻自在】!殺人蜂!」ゴゴゴ...!!
エレン「さて......それが本気か?」
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- 8 : 2018/12/18(火) 19:38:35 :
- ザッ......
ミカサ(誰か来た?)
ザッザッ......
ミカサ「何か用?」
「お前は......『幻影 』の一員、ミカサ・アッカーマンだな」
ミカサ「知ってるの?」
「結構有名だよ、敵としてな」カチャッ
ミカサ「面倒くさい相手が増えた......殺す。【残酷世界】」ゴゴゴ...
男A「く......体が!」
男B「どうなっているんだ!?」
「残念だが、お前らの事は知っている。異能もな。だからこうして来たわけだ」
ミカサ「異能まで知っている?」
「ああ......【残酷世界】。お前より弱い奴の行動を不可にするんだろ。調査済みだ」
ミカサ「残念、ハズレ」
「ん?異能の内容か?」
ミカサ「違う」
「え?」
・・・・・・・・・
ミカサ「これは異能じゃない」
「じゃあ、これは何だ!何故、動けなくなっている!」
ミカサ「それは秘密。どうせ知られることはないし......」
ミカサ・アッカーマン
異能【????】
【残酷世界】とは彼女かただ放ってた気配だった。本当の異能は彼女以外知らない。
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- 9 : 2018/12/20(木) 17:58:29 :
- 期待!
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- 10 : 2018/12/20(木) 19:27:31 :
- >>9 ありがとうございます。
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