この作品は執筆を終了しています。
アニ「んんっ・・・あっ・・」 エレン「アニ、大丈夫か?」
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- 1 : 2014/01/10(金) 09:49:58 :
- どうも、2作目です。勝手がわからず何度も削除しちゃいました。申し訳ない!!
1作目、ぺトラ「エレン、あーん」エレン「あーん」
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- 2 : 2014/01/10(金) 09:52:23 :
- 1作目URL http://www.ssnote.net/archives/7288
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- 3 : 2014/01/10(金) 10:05:59 :
- ガラガラガラ・・
サシャ「遅いですねー。まだ着かないんですかねー。わたしお腹空いてきちゃいましたよー。」
一同「・・・・・・・・」
サシャ「みなさーん?無視はひどいんじゃないですか―?」
ライナー「サシャ・・、自分の胸に手を当てて考えてみろ。お前さっきから何回同じことを言ってるんだ・・。
聞かされるこっちの身にもなってみろ。無視したくもなる・・」
サシャ「失礼ですね、ライナー!!さっきの私とは胃袋の緊迫感が違います。
同じセリフでもそれが違いとなって表れている!!・・はずです・・」
ライナー「俺には同じにしか聞こえなかったが・・」
-
- 4 : 2014/01/10(金) 10:14:43 :
- サシャ「ムー、エレンはどうでしたか?」
エレン「俺にもわからないぞ?」
サシャ「・・アルミンは?」
アルミン「ハハ・・僕もわからない・・かな?」
サシャ「ミカ・・、ミカサ「わたしにもわからない。」
サシャ「」
ミカサ「けどサシャ、安心して。教官は目的地まで3時間くらいと言っていた。今出発してから2時間と52分・・・
そろそろ到着するはず。」
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- 5 : 2014/01/10(金) 10:19:39 :
- サシャ「ホントですか!!」
エレン「・・ミカサお前時計もないのにどうして出発してからの時間なんかわかるんだよ?・・」
ミカサ「私は自分の肉体を完全に支配できる。ので、体内時計を駆使して時間を計測するなど容易い事・・」
ライナー「・・・お前の力もだんだんオカルトじみてきたな・・」
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- 6 : 2014/01/10(金) 10:36:03 :
- エレン「今に始まったことじゃないだろ、それは。」
ライナー「まぁな」
アルミン「やっと到着かー。さすがに疲れたねー。」
ライナー「しかし抜き打ちの遠征訓練とは・・一体どういうことだ・・」
アルミン「さすがに参加者はかなり少ないみたいだね・・」
ライナー「そりゃ、内容が3日間のサバイバルと来たもんだ。加点もでかいらしいが、リスクもでかい。」
エレン「けど、その分これを乗り越えられたら力もつくだろ。」
アルミン「そうだね(僕もみんなとの差を縮められるよう、頑張らないと!!)」
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- 7 : 2014/01/10(金) 10:45:02 :
- ガラガラ・・ガタン!!
ミカサ「どうやら着いたみたい。」
サシャ「うーーーん、ようやく体を伸ばせますね。」
エレン「やっと新鮮な空気が吸えたぜ。」
ライナー「よー、ベルトルト。そっちはどうだった?」
ベル「みんな、ばててるよ。ライナーたちは?」
ライナー「ハハッ、こっちも同じだ。」
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- 8 : 2014/01/10(金) 11:01:26 :
- キース「訓練兵、集合!!」一同「はっ!!」ババッ
キース「まず、お前たちに今回の訓練の概要を説明する!!今回訓練が行われるこの場所は兵団管轄下の広大な野営地である。
貴様らには、この地で3日間サバイバル生活を行ってもらう!」
キース「この訓練は壁外調査時、不測の事態に陥り単独行動をとらざるを得ない状態を想定している。故に今回訓練の内容は事前通告は伏せさせてもらった!!
携帯食料の支給はあるが、それ以外の飲み食いは自分で調達せよ!!わかったか!?」
一同「はっ!!」サシャ(ということは食べ放題ってことですか!?やりました!!)
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- 9 : 2014/01/10(金) 11:35:13 :
- キース「支給品はブレード、携帯食料、調査兵団が装備する簡易な野営道具、各自一発ずつの信煙弾だ。
信煙弾は訓練終了の合図の緑の信煙弾が見えた時、もしくはリタイア時のみ使用を認める!!」
キース「リタイアすればもちろん減点だ。評価基準は食料を除く支給品、立体起動装置、ブレードの状態。
道具の有り無し、使い方は壁外では正史に直結する!!加えて本人の健康状態、その他諸々も加味する!!」
キース「スタート地点こそバラバラにさせてもらうが野営地内で何が起ころうが対応は自由だ!!
だが、どうせ合流できるだろう、などという甘い見込みは捨てるように!!それほどこの土地は広大だ!!」
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- 10 : 2014/01/10(金) 11:35:52 :
- 訂正、正史→生死
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- 11 : 2014/01/10(金) 11:48:31 :
- キース「以上だ!!何か質問はあるか!?」シーン・・
キース「よろしい!では支給品の配布を行う。準備が終わるまで待機!!」
一同「はっ!!」
コニ―「ふー、なっげぇ説明だったな。」
マルコ「ハハッ、コニ―だいたいのことはわかったかい?」
コニ―「おう!ちゃんと聞いてたぞ。
だいたいはわかったけどよー、なんで教官は前に訓練の内容について教えてくんなかったんだ??なぁジャン?」
ジャン「・・・・・コニ―、てめぇ教官の説明をほぼ最初から俺に復唱させるつもりか?」
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- 12 : 2014/01/10(金) 11:52:31 :
- コニ―「??誰もそんなこと言ってねーだろ?
なーに言ってるんだよ、ジャン。」ケラケラ・・
ジャン「・・・もういい。反論すんのも疲れる・・。」
コニ―「?」
アルミン「ホントに大丈夫かな・・」
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- 13 : 2014/01/10(金) 12:01:49 :
- エレン「そういや、アニがこういう訓練に参加すんのって意外だな。
こういう泥臭い事嫌いじゃなかったのか。」
アニ「・・まぁ好きではないけど・・。けど得点が高いんだろう?それが大きいかもね。」
エレン「そっか、ま理由は人それぞれだもんな。お互いガンバろーぜ!!」ニカっ
アニ「・・・あぁ」フッ・・
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- 14 : 2014/01/10(金) 12:10:57 :
- ミカサ「エレン、お願い。どうか死なないで・・・」
エレン「いちいち大げさなんだよ、ミカサは。大丈夫だって!!無事に戻るさ。」
アルミン「そうだよミカサ、エレンなら大丈夫だよ。」
ミカサ「・・そう。・・ああ今度はアルミンが心配。アルミンお願い。どうか・・・」
アルミン「あ、ありがとミカサ。ミカサこそ気を付けてね?」
ミカサ「私は心配いらない。いつでもエレンとアルミンの分の食料を確保して待っている。ので困ったときは私の所に・・」
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- 15 : 2014/01/10(金) 12:17:34 :
- 頑張ってね!
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- 16 : 2014/01/10(金) 12:20:36 :
- アルミン「ハハ・・頼もしい限りだよ。」
キース「これより支給品の配布を行う!!受け取ったものから馬車に乗り込み各自スタート地点に移動してもらう!!」
ライナー「森には野生の動物もいるらしいが・・・よし全員なんとしても生きて戻ろう!!武運を祈ってるぞ!!」
一同「オオォッ!!!」
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- 17 : 2014/01/10(金) 12:21:38 :
- >>15さん
どうもです。見て下さりありがとうございます。
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- 18 : 2014/01/10(金) 12:23:07 :
- 休憩します。続きは多分夕方から
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- 19 : 2014/01/10(金) 14:38:21 :
- 楽しみにしてます!頑張ってください!!
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- 20 : 2014/01/10(金) 15:51:44 :
- 楽しみやわ~ヽ(・∀・)ノ
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- 21 : 2014/01/10(金) 17:11:29 :
- 再開します、外寒すぎるwww
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- 22 : 2014/01/10(金) 17:18:44 :
- ――――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――――――
―――――――
パカラッ、パカラッ・・
それぞれのスタート地点に向かってからどれくらい走ってきただろう・・まだ着かないんだろうか・・
教官は簡単に合流はできないとか言ってたけど、ただの脅しじゃなかったみたい。
教官「さぁ、着いたぞレオンハート。ここがお前のスタート地点だ。合図の煙弾が見えたら、出発だ。」
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- 23 : 2014/01/10(金) 17:27:12 :
- アニ「はっ・・」
ここからまた更に待つのか・・とっとと始めてほしいってのに。
パシュッ・・・ 遠くに小さく煙弾が見えた。
教官「おっ・・あがったか計算通りだな。じゃあこっちも・・」
パシュッ・・
教官「よし、順調だな。ではっ、レオンハート訓練兵!健闘を祈ってるぞ。」バッ
アニ「はっ!ありがとうございます。」バッ・・
敬礼を返して、森の方へと向き直る。やっと始まったよ・・
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- 24 : 2014/01/10(金) 17:34:00 :
- とりあえず立体起動で木の上へと登ってみる。ガスの替えも手持ちの分のみ。あまり無駄遣いはできそうにない・・
アニ「とりあえず、良さそうな拠点を見つけるか・・」
木が空を覆うように茂っている。そのせいで視界が悪い。あまりいいスタート地点には当たらなかったらしい。
――――――――――
――――――
-
- 25 : 2014/01/10(金) 17:43:27 :
- ヒューーーーー・・・
大分移動したけど、まだ空を覆う木は晴れない。こんなところじゃいい寝床があるわけない、と深いため息をつく。
水の音も聞こえてこない、ただ静寂が私を包んでいる・・ときどき暗い中で光る目が見えた気がしないでもないけど・・・
バシュッ・・
周りを見ながらアンカーを発射する、ガッ・・。先端が木の枝を捉えた音・・・カアッ!!カァ!!
アニ「!?なに・・!」
-
- 26 : 2014/01/10(金) 17:53:20 :
- アンカーの先には大きな黒い鳥の群れがいたようだ。
周りは薄暗いし、私は周りを見ていたしで、全然気が付かなかった・・。
ガッ、ガッ! アニ「!?あ、あいつらフックを」
驚いた鳥たちが気に食い込んだフックを外そうとしている。まずい・・あげくに私に向かって何匹かが向かってきている。
アニ「くっ・・前が・・邪魔だよっ!!」鳥たちを何とか手で追い払う。
ガツッッ!!! アニ「うっ・・」
-
- 27 : 2014/01/10(金) 18:01:32 :
- 頭を打った!!やばい・・この高さは・・!!
意識が一瞬飛んだらしい。何もできずに落ちていく・・・。
アニ(こ、こんな初日に・・油断しすぎたかな?)
(落ちたら多分動けなくなる・・煙弾も打てない。
この訓練では死人も出たことがある、とか誰かが言ってたっけ?・・・ゴメン、ライナー、ベルトルト・・。)
ヒューーーーーーー・・・ドッシャッ!!
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- 28 : 2014/01/10(金) 18:08:13 :
- ――――――――――――――――
――――――――――――
――――――――
―――――
アニ「・・・・うっ・・(ここは?)」
アニ「・・(死にはしなかったか・・体は起こせそうにないな、これほどの怪我なら修復能力が勝手に発動してるだろうし、
ジッとしておこう・・)」
-
- 29 : 2014/01/10(金) 18:17:28 :
- グググ・・・
アニ「ハァ、ハァ・・やっと起き上れた。」シューー・・
アニ「・・・・」私の体から煙が出てる、当たり前のようになっていたけど普通に考えれば気味が悪い。
そういえば、ベルトルトが最近ライナーの様子がおかしいとか言ってたっけ?
あいつの指の一本でも切ってそれがニョキニョキ生えてくるのを見れば目を覚ますのかな?
アニ「・・・・・ないない。なんてこと考えてんだ私は・・」
グルゥ・・・ アニ「!?」
-
- 30 : 2014/01/10(金) 18:27:25 :
- アニ「や、野犬!!こんな時に・・」
バウッ、ワウッ!! アニ「くっ・・」ジャキ
ダッッ!!ガシッ!! アニ(マズイ、力が・・巨人になるか?・・・いや、ダメだこんなところで。リスクが大きすぎる・・)
ギュルルルルル・・・・・
アニ「」ピクッ
-
- 31 : 2014/01/10(金) 18:36:28 :
- アニ「(ギアを巻く音!?だ、誰か来る!!マズイ、修復をやめないと・・)」
シュウウゥゥゥ・・・・・・・・・・ピタッ。
アニ「うっ・・(く、苦しい。まだ体が勝手に修復しようとしてるんだ。)」
ガウガウッ、バクッ!! アニ「ああぁっっ!!」
アニ「こ、こいつぅ・・」
エレン「!?アニ!!!」
-
- 32 : 2014/01/10(金) 18:45:32 :
- アニ「エ、エレン・・」
エレン「このヤロッ・・」ドカッ!!ギャウ!?
「どっか行っちまえ!!」ダッダッダッ・・・
エレン「ア、アニ大丈夫か!?」ガシッ
アニ「!?うあぁぁ・・!!」
エレン「わ、悪いアニ。痛むのか?今手当してやる!」
アニ「うう・・(ダメだ、修復が・・抑えてらんない)」
エレン(とりあえず血を止めないと・・)グルグル
-
- 33 : 2014/01/10(金) 18:55:49 :
- アニ「!?触んないで!!」エレン「そんなんダメだ、だって血が・・」
アニ「じ、自分でやる・・から」エレン「無茶言うなよ・・俺がやるって!」
アニ「見られたくないとこなの!!ねっ・・お願い」ジッ
エレン「…っ//わ、わかったよ・・やっぱ無理だったら言えよ?」クルッ
アニ「(少しずつ、少しずつ・・)んんっ・・・あっ・・」
エレン「ア、アニ大丈夫か?(なんて声出してんだよ・・//)」
-
- 34 : 2014/01/10(金) 19:10:11 :
- シゥゥゥゥ・・
アニ「ハァ、ハァ・・(とりあえず落ち着いたかな・・ある程度怪我も残しといたし)」
エレン「アニ、もういいか?」アニ「ああ、いいよ」
アニ「・・悪いね、迷惑かけちゃって。」
エレン「いいって、謝んなよ。」「とりあえず俺は拠点見つけたんだ。アニもひとまずそこ行こうぜ?」
アニ「うん・・」
エレン「立て・・ないよな。足・・」
アニ「折れ・・てはないけどヒビは入ったかも。」
-
- 35 : 2014/01/10(金) 19:20:17 :
- エレン「立体起動は使えないし・・よしっ、おぶってやるから背中乗れよ。」
アニ「えっ」エレン「えっ」
アニ「おんぶ・・」エレン「そうだよ、他にどうしろってんだよ。なんか嫌なのか?」
アニ「だってム・・」ボソボソ
エレン「えっ?」
アニ「だって胸がさ・・ほら・・」
エレン「」
-
- 36 : 2014/01/10(金) 19:30:26 :
- エレン「んー・・じゃあ」スタスタ・・
アニ「?」ヒョイ アニ「///」
エレン「どっか痛かったりするか、アニ?」スタスタ
アニ「ちょ・・いきなりお姫様抱っこはないだろ!!」
エレン「お姫様?なんかアニが言うとおもしろいな、その言葉w」
アニ「ムカッ・・別にいいだろ!!私が言ったって・・・」
エレン「アハハ、悪い悪い。こっからそんなに遠くないからさ。そんなに機嫌悪くすんなよ。」
-
- 37 : 2014/01/10(金) 19:31:33 :
- 飯休憩m(_ _)m
-
- 38 : 2014/01/10(金) 19:36:42 :
- なんか「執筆中から探す」の検索に引っかからないみたい
なんだけど、どうしてだろ?
-
- 39 : 2014/01/10(金) 20:31:34 :
- 戻って検索見てみたらありました。
ぼちぼち再開します。
-
- 40 : 2014/01/10(金) 21:09:18 :
- スイマセン、ちょっと遅れます
-
- 41 : 2014/01/10(金) 21:14:23 :
- 超期待!
-
- 42 : 2014/01/10(金) 22:21:36 :
- エレン「・・着いた。よっ、ここでいいよな?」
アニ「・・どうも」
エレン「なんか晩飯探さないとな、近くに川があるんだ。なんか獲ってくるからさ、アニは休んでてくれ。」ダッ・・
アニ「・・あっ」
-
- 43 : 2014/01/10(金) 22:47:53 :
- 期待!
-
- 44 : 2014/01/10(金) 22:54:21 :
- ―――――――――
―――――
エレン「あ、おいアニ。休んでろって・・・」
アニ「薪の用意ぐらいはできるさ。」ズルッズルッ・・
エレン「・・・無理すんなよ」フー
-
- 45 : 2014/01/10(金) 23:07:07 :
- その日も、また次の日も嫌でもあいつと話す機会が多くなった。
てっきり巨人への恨み辛みを語られて、胃が痛くなるんじゃないかと思ってたけど・・・
アルミンとした外の世界の話、私も知らない世界だから信じられないようなこともあったけど、あいつは楽しそうに話してた。
・・・私たちが壁を壊さなきゃ、こいつはずっとこんな楽しい話をしながら暮らせたんだろうね・・・
死に急ぎ野郎・・・なんだ、けっこう普通のことも喋れる奴じゃないか。
-
- 46 : 2014/01/10(金) 23:15:02 :
- ー3日目ー
アニ「もうそろそろだね、信煙弾が上がる時間。」
エレン「なんか支給物資も2人分工夫しながら使えたから、けっこういい状態のままだぞ。これは首位いけるんじゃないか!?」
アニ「フッ、どうだろうね・・」
エレン「俺たち、合流できてラッキーだったのかもな!」
パシュッ・・・ アニ「あっ・・」
エレン「上がったな、よし・・」パシュッ・・・
エレン「俺たちが上げたやつを見てる奴もいるのかな?」
-
- 47 : 2014/01/10(金) 23:21:29 :
- アニ「さぁ・・どうだろうね。」
エレン「んじゃ、行くか!!・・じゃあアニ・・」
アニ「おんぶでいいよ。」エレン「えっ」
アニ「ここに私を運んできたとき、随分歩きずらそうだったじゃないか。だから・・いいよ?」
エレン「わかった!じゃあ・・ほい!乗れよ。」 アニ「んっ・・」ボフッ・・
-
- 48 : 2014/01/10(金) 23:28:22 :
- とてもいいじゃないですか!
期待(とくにこれから)
-
- 49 : 2014/01/10(金) 23:32:29 :
- ――――――――――
――――――――
―――――
アニ(ちょっといたずらしてやるか・・)スルッ・・
エレン「!?ちょ//何だよ、アニ!急に首に手回して//(思いっきり、あ、当たってんぞ//)」
アニ「あたし、このまま寝るから。着いたら起こして?(寝ないけどさ・・今すごく緊張してるな、こいつw心拍がww)」
エレン「お、おう・・」
アニ「ありがと・・」ボソッ(耳元で) エレン「///」
アニ「wwww」
-
- 50 : 2014/01/10(金) 23:39:58 :
- ー集合場所ー
アルミン「エレンとアニ・・遅いね」
ライナー「あの二人が不合格ってのは予想だにしなかったな・・」
ジャン「オレはてっきりコニ―あたりだと・・」
コニ―「なんだと!ジャン」
ミカサ「そんなことない。エレンもアニも自力で戻ってくる・・はず。」
ライナー「しかしミカサ、いくらなんでも遅すぎるぞ。」
マルコ「教官・・そろそろ探しに行った方が・・・」
教官「・・うむ」
ガサガサ・・エレンアニ「あっ・・・」
-
- 51 : 2014/01/10(金) 23:45:18 :
- ミカサ「エレン!!」 ライベル「アニ!!」
アルミン「遅かったじゃないか!!心配してたんだよ?」
エレン「えっ、そんなに遅かったのか俺たち・・」
アニ「あんた、ちゃんとまっすぐ歩いてたの?」
エレン「はぁ!?文句言うなよ!!ホントに寝ちまったくせして。」 アニ「そ、それは・・」
アルミン(・・?この二人こんなやり取りできてたっけ・・?)
-
- 52 : 2014/01/10(金) 23:54:01 :
- 面白すぎる!!
期待大!!
-
- 53 : 2014/01/10(金) 23:55:20 :
- ライナー「ア、アニどうした!?そのケガは・・」
ベル「エレン、これはどういう・・・」
エレン「あーこいつが訓練中すごい大けがしたみたいでさー。」
ライベル「!!??」(ま、まさか・・)
エレン「たまたま俺と合流できてさ、よかったけど・・」
アニ「まぁ、あの時はもうちょっとでなんとかなるってトコだったんだけどさ。」
エレン「よく言うぜ!俺がちょっと手当しただけで、あっ//とか、んん//とか言ってたくせに・・」
アニ「ちょ//そんな声じゃ///」
-
- 54 : 2014/01/11(土) 00:04:17 :
- アルミン(!?あのアニが・・)ライナー(あ//とか・・)ベル(んんっ//だって・・)
アルライベル(ぜひ見てみたい・・・)
ライナー「ハッ、そ、そうじゃない!!ア、アニ、あれは大丈夫だったのか!?」
ベル「!?(ラ、ライナー!あれとか言っちゃダメでしょ・・)」
エレン「あれ・・・?」アニ「ちょ、ちょっとライナー!!聞き方ってもんが・・」
-
- 55 : 2014/01/11(土) 00:24:54 :
- ライナー「(ま、まずい)そ、そうだな。こんなこと仮にも女の子のアニにいくら心配でも聞いちゃいけなかったな・・」
アニ「・・・は?」
ライナー「仮にも男と夜をともにしたんだ・・な、何か若気の至りでも起きてやしないかと、ライナー兄は心p・・ゴフォォ!!
ベル「ラ、ライナー!(何故君は誤魔化すにしてもそんな話題を・・」
アニ「な、ないよ。あるわけないだろ!?」
ベル(どうやらアニはその辺うまくごまかせたみたいだね)ホッ・・
-
- 56 : 2014/01/11(土) 00:32:40 :
- キース「訓練兵!!談笑はそこまでだ。これより評価の結果、首位に選ばれたものを発表する!」
エレン「(お、俺はどうだったんだ!?)」ごくっ
キース「この訓練における首席は・・・・・・サシャ・ブラウス訓練兵だ!!!」
エレン「」
サシャ「ホントですか!?ヤタ――!!」
キース「しかも近年稀に見る逸材だ。支給品の状態は支給時とほぽ見分けがつかん。」
エレン「す、すげー」アルミン「さすが狩猟民族・・」
-
- 57 : 2014/01/11(土) 00:39:34 :
- キース「サシャ・ブラウス訓練兵には大きな加点が約束される!!今年は脱落者0。よくやった!!では全員機関の準備をせよ!!」
一同「はっ!」
コニ―「いいなー、サシャは」
ジャン「しかし、芋女には前科者だ。得点をもらっても±0ってとこだろうよ。」
サシャ「つ、つまり、それはまた食料庫に忍び込んでも大丈夫だということですか~!!」
マルコ「それはちょっとちがうかなー(^_^;)」
-
- 58 : 2014/01/11(土) 00:49:41 :
- ―――――――――――
――――――――
―――――
ライナー「うーー、やっと着いたぜ。」
クリスタ「みんな!!おかえり!!」フリフリッ
ライナー「ク、クリスタ・・(癒される~~)」
クリスタ「みんな訓練はどうだったの?」
サシャ「神――!!それはもう最高の訓練でした!!さすが兵団所有の地だけあって食べられるものが山ほど・・・
特にその辺で採ったハーブで香りをつけたお肉なんて最高でしたよ!!」
-
- 59 : 2014/01/11(土) 00:55:41 :
- クリスタ「そんなに?」
サシャ「はいー、もう寝る間も惜しんで楽しみつくしてきました!!」
クリスタ「なーんだ・・そんなに楽しいなら私も行けばよかった・・・ユミルが絶対ダメだって言うから・・」
ユミル「バカ!!私のクリスタをそんな野性味あふれるところに行かせてたまるか!!野性に目覚めたりしたらどうしてくれる。」
クリスタ「もー、そんなことないってー」
-
- 60 : 2014/01/11(土) 00:58:30 :
- ライナー「・・・おいアルミン、サシャは俺たちと同じ場所のことを喋ってるんだよな?」
アルミン「ハハハ・・とてもそうは見えないよね。」
ミカサ「さすがにあれでは私も敵わない。」
-
- 61 : 2014/01/11(土) 01:05:48 :
- アニ「エレン・・」
エレン「お、アニどうした?」
アニ「あの・・さ、私あんたに今回世話になったろ?何か、そのー・・お礼とかさ・・」
エレン「え、お礼!?そーだな・・・あっ!!この前さ、俺蹴られんの痛いとか言って、アニの誘い断っちゃったろ?
あれやっぱ俺に教えてくれ!!頼む!!」
アニ「頼むって・・お礼させてと頼んでるのはこっちだよ?
いいよ?じゃあ明日から早速だね。」
エレン「よし、覚悟しとけよ!アニ!!」
アニ「フッ・・そっちこそね。」
―――――――――END―――――――――
-
- 62 : 2014/01/11(土) 01:06:55 :
- や、やっと終わった・・見て下さった方ありがとう。
後半バテましたわー(^_^;)
-
- 63 : 2014/01/11(土) 07:29:37 :
- よかった
-
- 64 : 2014/01/11(土) 07:35:08 :
- 乙かれです!
面白かったですよー!
-
- 65 : 2014/01/11(土) 12:16:23 :
- あ、最後のとこ足にヒビが入ってるアニが
明日から訓練っておかしいので、怪我が治ったらってことにしといてください(^_^;)
-
- 66 : 2014/01/11(土) 15:13:03 :
- 面白いですね
-
- 67 : 2014/01/11(土) 16:55:55 :
- 面白かった!
乙!
-
- 68 : 2014/01/11(土) 17:20:53 :
- なんかSS新しいの書こうとするとHTTP403とか言うのがでて、投稿できない。
なんだ、あれ?\(^o^)/
-
- 69 : 2014/01/12(日) 14:39:38 :
- おもしろいw
-
- 70 : 2014/01/12(日) 14:40:10 :
- おもしろかったです!
-
- 71 : 2014/01/12(日) 17:14:39 :
- 3作目書いてます!よろしければ・・・m(__)m
http://www.ssnote.net/archives/7634
-
- 72 : 2014/08/06(水) 10:24:28 :
- ∧_∧
(´∀`)
( つ つ おもろすぎて
人 Y 腹ねじれたわ
( ヽ ノ
人 Y
( ヽ ノ
人 Y
( ヽノ
人 \
(_)、_)
-
- 73 : 2014/10/25(土) 13:43:29 :
- コンドはえれミカよろしく
- 著者情報
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