この作品は執筆を終了しています。
ライナー「好きだ……付き合ってくれないか?」
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- 1 : 2014/01/09(木) 23:04:20 :
- ぽんぽん立ててごめんなさい
事情がありますw
*この物語は現パロです。
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- 2 : 2014/01/09(木) 23:05:39 :
- 最近私はあの人のことをずっとみている。
好きなのかなぁと心の片隅で思ってみたけど
やっぱりちょっと違う
なんでかな…
このモヤモヤした気持ち…
そんなことはさておき
……ご飯が炊けた!
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- 3 : 2014/01/09(木) 23:07:42 :
- じゃなくて!!
今日は待ちに待った修学旅行!
あの人のことを自分がどう思ってるかわかるかもしれないし…
それに…中学卒業の前に残された最後の行事だから…
いっぱい楽しまなくちゃ♪
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- 4 : 2014/01/09(木) 23:37:57 :
- ユミル「おーーーい。クリスタ!!」
クリスタに声をかけたのはクリスタの親友ユミル。俺の隣に座っているベルトルトはユミルことが好きらしい……。
クリスタ「……ん?」
ちょっと考え事をしていたのか少し間があって返事をした。
ユミル「はやくバス乗ろうぜ!外は寒いしよ」
クリスタの手をユミルはギュッと繋いで二人でバスに乗ってくる。
あー……ユミルと場所代わりてぇ……
って何考えてるんだ……俺は
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- 5 : 2014/01/09(木) 23:42:56 :
- クリスタ「ここだったっけ?」
俺たちの一個前の席の前で立ちながらクリスタは首をかしげている。
と、クリスタが座ろうと瞬間俺と目が合う。
っ…………
戸惑う俺に笑うクリスタ。まさに天使という言葉がぴったりの笑顔だった。
俺も少しニコッと笑い返す。
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- 6 : 2014/01/09(木) 23:43:22 :
- >>5
座ろうとした瞬間
です。
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- 7 : 2014/01/09(木) 23:46:38 :
- リヴァイ「全員揃ったか?」
クリスタが座るとリヴァイ先生がバスに乗ってきて人数確認をする。
皆がいることを確認すると
ゴホッ
と咳をして一言。
リヴァイ「楽しもう」
その言葉が終わるとみんなはまた話しだし、バスも発車する。
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- 8 : 2014/01/09(木) 23:51:00 :
- ベルトルト「あー……眠い…」
目を擦りながら欠伸をし寝ないように頑張ってるベルトルト。
「もー眠いのかよ。ちゃんと寝たのか?」
俺はアハハと笑いながらも心配をする。
何故だか心配なんだよなぁ……
ベルトルト「寝たんだけどね……」
俺の肩に頭をのせ少しだけ体重をかけてくる。
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- 9 : 2014/01/09(木) 23:53:16 :
- 「寝るなら寝ちゃえ」
俺はされるがままになって体重をかけてきたベルトルトをそのままにしておく。
スースーって音が聞こえたと思ったらいつの間にかベルトルトは寝ていた。
俺も少しだけうとうとし始める。
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- 10 : 2014/01/09(木) 23:56:46 :
- 起きて!!起きてーー!
夢の中でクリスタが俺に話しかけてくr……
クリスタ「起きて!!着いたよ♪」
どうやら現実だったらしい。隣を見るとベルトルトがニヤニヤしながら俺を見てる。
まだ状況は理解できてねぇけど……
「起こしてくれてありがとな!」
こう言って最後バスに残っていた俺とベルトルトとクリスタとユミルの4人はバスを降りた。
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- 11 : 2014/01/09(木) 23:59:30 :
- ちなみに修学旅行の班もこの4人。なんだか縁でもあるのだろうか……
ユミル「ほら、ライナーも自分の荷物もって…いくぞ!」
あ、そうだ。俺はライナー・ブラウン。
それはさておき自分の荷物をもつといったん女子の二人とは別行動をとることになる。
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- 12 : 2014/01/10(金) 00:03:06 :
- 実をいうと俺は昨日から熱が9度以上あった。
でも、最後の思い出だからと親に頼みこんだのだ。
ベルトルト「ライナー、大丈夫?」
唯一このことを知ってるベルトルトは部屋に向かう途中で何度も聞いてくる。
「あぁ……うん。大丈夫。」
何度もそう答えるがやっぱり聞いてくる。
今俺…そんな体調悪そうに見えるかな……
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- 13 : 2014/01/10(金) 00:06:38 :
- ベルトルト「215……216……217。あった!あそこが218だ」
何故か部屋を見つけるとはしゃぎだすベルトルト。
あいつはまだまだ子供だなぁ……
そう思いつつ部屋に入ると先に来たエレンとアルミンが座っていた。
エレン「遅かったな」
アルミン「あと10分くらいでもう班行動だね……」
皆まだ持ってきた荷物を乱雑に床においたままだった。
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- 14 : 2014/01/10(金) 00:09:38 :
- いつもならここで俺は整理するけども生憎そんなに体調はよくない。
「じゃあ……そろそろ行くか…!」
まだ俺とベルトルトは荷物を置いただけだけどじっとしていると頭が痛くなってくる。
エレン「賛成!!」
エレンもベルトルトみたいに無邪気に跳び跳ねなが部屋をでていく。
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- 15 : 2014/01/10(金) 00:11:39 :
- アルミン「元気だね」
ゆっくり階段をくだってた俺に話しかけてきたのはアルミン。
男のくせに女みたいで可愛いなぁ……
これがアルミンに対しての第1印象だ。
「だな。」
こう返事をすると1Fに到着する。
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- 16 : 2014/01/10(金) 00:14:37 :
- クリスタ「やっときた…!」
ユミル「待ったぜ……」
俺とベルトルトを見つけるなり二人……いやクリスタが元気に近づいてくる。
「ごめんごめん」
あれ……?やべぇ……
俺は頭の中でそう思った。
熱のせいなのかはわからないが胸がドキドキする。そしてモヤモヤっとなる。今すぐにでも全てをはきだしたい…。
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- 17 : 2014/01/10(金) 00:18:42 :
- ベルトルトはそれにハッと気がついたのか耳元でこう言う。
ベルトルト「無理はしないでね……」
そう言われた言葉に俺は軽く頷く。
クリスタ「最初は……まずバスで1時間も移動かぁ……」
予定表を見て少ししょんぼりするクリスタ。俺は少しだけ声をかける。
「まぁ、バスの中でいろいろ話そうぜ」
ベルトルト「賛成っ!」
クリスタ「うん♪」
ユミル「だな」
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- 18 : 2014/01/10(金) 00:21:59 :
- 皆が賛成して、数分後。
バスはやってくる。
「ぬぁ!?コンタクト…ズレた」
少し強く目を擦り過ぎたせいでコンタクトがズレタらしい。
あまりの痛さにコンタクトを外すと眼鏡に変えた。
クリスタ「大丈夫?」
おう…!大丈夫だ……!
って答えたかったけれども答えられなかった。
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- 19 : 2014/01/10(金) 00:24:36 :
- ベルトルト「ライナー!!次で降りよう……」
ユミル「え?」
クリスタ「どうしたの!?」
遠い意識の中でベルトルトが説明しているのがわかった。
ここのバス停間は間が広く俺たちが降りれたのは20分後だった。
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- 20 : 2014/01/10(金) 00:28:33 :
- 降りるとベルトルトに支えられながら近くのベンチに座る。
ベルトルトは俺が戻したいことを悟ったのか袋を出して女子を少し遠くに行かせる。
ベルトルト「大丈夫。気持ち悪いなら全部出した方が楽になるよ……」
俺の背中を擦りながら優しく声をかけてくれるベルトルト。
俺は耐えられなくなってかなり戻した…。
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- 21 : 2014/01/10(金) 00:32:29 :
- ーーーーーーー
「な、ここで待ってよう?ここならライナー達も見えるし安心だろ?…」
ったく……あいつ大丈夫か?にしても……ここは人が一人もいない。
私はそんなことを思いながらライナー達のそばに居るんだと騒ぐクリスタを落ち着かせる。
クリスタ「大丈夫……かな?」ウルウル
唇を噛み締め下を向きながら涙目になるクリスタ……。
そうだ……クリスタ……そうだったな……
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- 22 : 2014/01/10(金) 00:35:09 :
- 「大丈夫……死にはしないさ」
今にも泣き出しそうなクリスタの頭を優しくぽんぽんとする。
クリスタ「でも……でも……」
本当に泣く寸前のクリスタ。
どうしたら……
流石に私でも……どうしようにもない
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- 23 : 2014/01/10(金) 00:38:34 :
- ーーーー
遠くからクリスタの今にも泣きそうな声が聞こえる。
一度吐いて楽にはなったものの呼吸は思うようにできず荒くなり、また気持ち悪くなる。
ベルトルト「ユミル。どうする?」
ユミル「先生に電話。」
ベルトルト「何回もしたけど出ない……」
そういやずっと誰かに電話かけてたなぁ……
そんな事を考えたがすぐに余裕はなくなる。
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- 24 : 2014/01/10(金) 00:43:02 :
- ベルトルト「………。よし、深呼吸して寝っころがろう」
2度目だ……くそっ……なんで……!
俺の中に何故か怒りと悔しさが込み上げてくる。息がまともにできないのもあって無性に涙がでてくる。
クリスタ「……。大丈夫……?死なないよね?」
泣いてるのか………?
目を手で隠してるから見えないがどうやらクリスタは苦しそうな俺を見て泣いているらしい……
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- 25 : 2014/01/10(金) 00:47:51 :
- ごめん……ごめんなさい……。
そう思うとまた気持ち悪くなる。
ユミルとベルトルトは先生と電話しているらしく近くにクリスタしかいないようだった。
「クリスタ………袋…………」
なんとかそれだけいって吐き気を押さえようとした。が、余計に余計に気持ち悪くなっていく。
なんとかクリスタの袋を出すスピードの方がはやく間に合う。
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- 26 : 2014/01/10(金) 00:49:56 :
- ピトッ
そんな音がしてクリスタの冷たい小さな手が俺の額に当てられる。
クリスタ「あっつい……」
「あぁ……うん……」
やっと吐き気は収まるが荒い呼吸は収まらない。
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- 27 : 2014/01/10(金) 00:52:45 :
- クリスタ「死なないよね?」
何度目だろう……
そう思いながら笑顔を作ってみせる。
「あたりめぇ…だぜ」
それから20分後。先生が到着した。
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- 28 : 2014/01/10(金) 00:55:52 :
- リヴァイ「大丈夫か?」
小さいながらも力のある先生は俺をヒョイッと持ち上げ車にのせる。
結果はただの風邪。
今までの疲労が溜まり過ぎたんだろうって看護婦さんに「言われた。
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- 29 : 2014/01/10(金) 00:57:25 :
- ーーーーーー
時は流れるのは早くもう卒業式……。
本当は俺は……あのとき……
風邪になんかなってなければやっていたことがある。
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- 30 : 2014/01/10(金) 00:58:53 :
- 噂では相手もそうだったようだけれど………
高校は幸いにもあの4人、全員一緒だった。
だからこそ俺は今ここで頭下げてるんだろうなぁ……
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- 31 : 2014/01/10(金) 01:01:30 :
- 「好きだ………付き合ってくれないか?」
ーENDー
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- 33 : 2014/01/10(金) 19:37:23 :
- いいジャン頑張ったから
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- 34 : 2014/01/11(土) 17:41:16 :
- めっちゃいいです
興奮しました
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- 35 : 2014/01/11(土) 17:42:53 :
- >>34
あざす!!
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- 36 : 2014/12/18(木) 21:17:11 :
- ライクリしねー!エレクリが一番ダーー
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