この作品は執筆を終了しています。
ハンジ「1、7メートル級の巨人?」
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- 1 : 2014/01/05(日) 19:53:45 :
- 8回目の投稿となります、よろしくお願いいたします
今回はギャグオンリーです
書きためではありますが拙い部分が多く
途中書き足しで手間取るかもしれません
ご意見ご感想合いの手などいただけたら幸いです
遅いですが…あけましておめでとうございますm(_ _)m
前回たくさんの次回期待をいただきました!ありがとうございます!(`・ω・´)
が…その次回作がこれかよ!って感じです…どうしてこうなった(;´д`)
20時半頃から投下します
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- 2 : 2014/01/05(日) 20:05:41 :
- か、可愛くないっすか?
期待
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- 3 : 2014/01/05(日) 20:30:48 :
- お時間となりました、投下させていただきます。
※注意事項
・ネタバレちょい有り?
・下ネタなし?
・キャラ崩壊有り増し増し
・設定崩壊
の非マイルドなものとなっています
ではよろしくお願いいたします!
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- 4 : 2014/01/05(日) 20:33:14 :
ハンジ「1.7メートル級の巨人ですか!?」
エルヴィン「あぁ先日郊外の旧調査兵団本部で1.7メートル級の巨人が発見された」
モブリット「そんな!?壁内に巨人が発生するなんて!?」
エルヴィン「しかし後で確認したら壁が破壊された形跡もなく他の巨人も見当たらなかった」
リヴァイ「リヴァイ班全員で探したが結局見つけたのはその一体だけだった」
ハンジ「つまり自然発生した巨人の可能性がある!って事だね!」
リヴァイ「あぁそれしか考えられない」
エルヴィン「巨人の生態や生まれる条件に関しては謎だったが…」
ハンジ「ンッフフフフフ…私の仮説が合ってるとしたら…」
ミケ「…幼体」
ハンジ「そう巨人の幼体だよ!」バンッ
ハンジ「巨人ごとの個体差があるのは成長途中と考えれば納得がいく!」
エルヴィン「我々調査兵団はついに巨人の謎に一歩近づいたというわけだ」
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- 5 : 2014/01/05(日) 20:35:41 :
モブリット「しかし1.7メートルって随分小さいですね…自分の知ってる限り最小は3mくらいですが」
リヴァイ「…小さい?」ギロ←160cm
ハンジ「睨まない睨まない…でその肝心の巨人くんは今どこなのかな!」
リヴァイ「落ち着けクソメガネ」
リヴァイ「今…連れてくる」
ハンジ「えぇぇマジデェェェ!!!」
モブリット「連れてくるって正気ですか!」
リヴァイ「奇行種なのか幼体の特徴なのかは知らねぇが襲ってくる気配もなくてな…簡単に捕獲できたぜ」ツレテコイ
巨人?「……」
リヴァイ「手足を拘束しているから心配はないが一応警戒だけは怠るな」
ハンジ「イヤァァァァフゥゥ!巨人キターァァァ!……」
巨人?「…」
ハンジ「…」
巨人?「…」
ハンジ「…うん」
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- 6 : 2014/01/05(日) 20:36:59 :
- うぉ!期待!!
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- 7 : 2014/01/05(日) 20:37:28 :
巨人?「……」
モブリット「…なんていうか…」
巨人?「……」
モブリット「…普通の人間に見えますね」
エルヴィン「1、7メートルは一般で言う中肉中背だからな…そう見えても不思議ではないさ」
リヴァイ「だがこの時期に不自然な裸…明らかに巨人だろう」
巨人?「…」
巨人?「……」
巨人?「………サムッ」ブルブル
ハンジ「」
エルヴィン「」
リヴァイ「」
モブリット「…」
-
- 8 : 2014/01/05(日) 20:39:15 :
モブリット「……あのすいません」
モブリット「もしかしてあれ…普通の人間じゃないですか?」
エルヴィン「…」
リヴァイ「…」
ハンジ「…」
モブリット「だから裸の普通のおっさn…」
エルヴィン「 だ ま ら っ し ゃ い ! 」クワッ
モブリット「だ、団長!?」
エルヴィン「モブリット君あれは巨人だ!巨人以外の何者でもない!」
エルヴィン「もし仮にだ、仮にあれが普通の裸のおっさんだったとしよう」
エルヴィン「日頃なんの成果も上げられない税金泥棒と揶揄されている我ら調査兵団が」
エルヴィン「巨人と間違えて裸のおっさんを捕獲したとしたらどうなる!」
モブリット「どうなるって言われても…」
エルヴィン「また予算減らされるだろうが!」ドン
エルヴィン「だからあれは巨人!巨人の幼体である以外の何者でもない!」
モブリット「んな無茶苦茶な!」
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- 9 : 2014/01/05(日) 20:41:07 :
ハンジ「はぁ…まぁそんなことだろうと思ってたけどねw」
モブリット「は、ハンジ分隊長!?」
ハンジ「そもそも壁内に自然に発生なんてしていたら内地もへったくれもないからさ」
ハンジ「大方リヴァイあたりが自分より背の高い裸のおっさん見て巨人と勘違いしたんじゃないの?w」
リヴァイ「」イラッ
リヴァイ「おいクソメガネ…お前今なんて言った…」
ハンジ「え~だからリヴァイの身長が低いから普通の人間を巨人と…」
リヴァイ「ふざけるなあれは巨人だ…何体も巨人を殺してきた俺にはわかる」
リヴァイ「やつからは巨人の…人を殺す事に何も感じない奴らと同じ空気を感じる」
巨人?「…」
モブリット「…裸でいることに何も感じてないだけじゃないんでしょうか」
ハンジ「じゃあ確かめようか?…おーいミケ」
ミケ「?」
ハンジ「いつもの匂いの嗅ぎわけで巨人か人間か判断してよ」
ミケ「…わかった」
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- 10 : 2014/01/05(日) 20:43:07 :
ミケ「スンスン スンスン スンスン」
巨人?「……ウワァ」
モブリット「明らかに嫌がってるよ!小声でうわぁって言ってるよ!」
ミケ「…」
ハンジ「で、どうだいミケ?」
ミケ「兵長…残念だけど…」フルフル
リヴァイ「おいミケ…ちょっと話がある」
ガシィッ ズルズル
ミケ「え、ちょ…」
ズルズル バタン
ハンジ「」
モブリット「」
イヤァァァァァ ヤメテェェェェェ
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- 11 : 2014/01/05(日) 20:45:04 :
ミケ「…巨人です」ボロボロ
モブリット「嘘つけぇぇ!」
リヴァイ「なんだミケの鼻を疑うのか?」
モブリット「明らかに不正があったでしょ!隣の部屋で何か!」
ミケ「…」シクシク
モブリット「ほらもうお嫁に行けないって顔してるじゃないですか」
エルヴィン「残念だがミケの鼻は絶対だ…このおっさんは巨人である!異論は認めない!」
モブリット「今おっさんって言いましたよね!内心認めてないですか!?」
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- 12 : 2014/01/05(日) 20:47:06 :
エルヴィン「わかったモブリット君…君がそこまで言うのならさらなる検証をしようではないか…」
チャキッ
モブリット「いや検証って…何ですかそのナイフ?」
エルヴィン「そのナイフを使って巨人のうなじを剃いでくれ」
エルヴィン「死体が消えたら巨人、残ってたら人間だ…実にわかりやすい」
モブリット(自分の手も汚さずに証拠隠滅を図りにきやがったぁぁぁぁ)
リヴァイ「安心しろ仮に人間だったとしても憲兵団に捉えられて殺人犯として投獄されるだけだ」
モブリット「僕にこの手を汚せというのか!」
リヴァイ「このおっさんを殺して牢獄に入るか」
リヴァイ「俺にボコボコにされて一生病院暮らしになるか」
リヴァイ「悔いのない方を選べ…」
モブリット「どっち選んでも悔いしか残りませんが!っーか後者のボコボコってなんすか!」
ハンジ「いやー生き急ぐねモブリットw」
モブリット「分隊長それ僕のセリフっす!」
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- 13 : 2014/01/05(日) 20:50:04 :
ハンジ「でも私としても優秀な部下を失うのは嫌なんでね、流石にそれは勘弁して欲しいなぁ」
エルヴィン「あ、そうだ!じゃああれは一般人が何らかの力で巨人化する途中と考えるのはどうだ?」
モブリット「嘘ついてる人間が『あっそうだ』って一番言っちゃダメでしょ」
エルヴィン「実際君の仮説にもあったはずだ『人為的な巨人化』は」
ハンジ「たしかにそうですが…うーん」
ハンジ「…じゃあ少し実験してみましょうか?」
リヴァイ「実験?」
ハンジ「単純な知恵比べさw世間一般で言う『バカ』と比べあわせて巨人化しているかどうか及び進行具合を調べるんですよw」
リヴァイ「このメガネ楽しんでやがる…」
エルヴィン「いいだろう、調査兵団の予算と風評被害回避のためにも実験してくれたまえ」
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- 14 : 2014/01/05(日) 20:52:23 :
- …
…
…
…
コニー「104期訓練兵コニー・スプリンガーです!」ケイレイ
アルミン「同じくアルミン・アルレルトです!」ケイレイ
エルヴィン「調査兵団団長エルヴィン・スミスだ…急に呼び出してしまい申し訳ない」
ハンジ「分隊長のハンジ・ゾエだ!そしてこの小さいのがリヴァイ兵長」
リヴァイ「おいハンジ…なんで2人も呼んだんだ?」
ハンジ「あぁこっちのアルミン君は座学1位だそうだ、ま、同世代との比較兼付き添いだね」
コニー「なぁアルミン…呼び出された理由が分からないのは俺が馬鹿だからじゃないよな」ヒソヒソ
アルミン「大丈夫だよコニー…僕もさっぱりだから」ヒソヒソ
ハンジ「今回協力してもらうのはこっちのコニー君さ」
コニー「お、俺ですか?」
ハンジ「ちなみに彼は敬礼の時の心臓を捧げるポーズで心臓がどっちか分からなくなった事があるらしいよ」
エルヴィン「おぉなんて程良いバカなんだ!素晴らしい!君には期待しているよ!」
モブリット「バカなことをここまで褒めちぎる姿は斬新だなぁ…」
コニー「なぁアルミン…やっぱよくわかんねーんだけど」ヒソヒソ
アルミン「そうだね…呼ばれた理由が分からないのは馬鹿だからじゃないさ」ヒソヒソ
アルミン「でも…たぶん馬鹿だから呼ばれたんだ」ヒソヒソ
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- 15 : 2014/01/05(日) 20:54:25 :
コニー「うーむよく分からんが俺が必要なんだな」
アルミン「うん、何も深く考えず今までどおりでいいんじゃないかな」
ハンジ「まぁ硬くならずにリラックスしてね」
エルヴィン「そうだ普段通りの君でいてくれ!」
リヴァイ「おいエルヴィン…お前なんて顔してるんだ、まるで我が子を見る父親の顔だぞ」
ハンジ「じゃあちゃっちゃと説明するね」
ハンジ「実は壁内で巨人の幼体と思われる者を発見したんだ」
アルミン「きょ、巨人の幼体ですか!?」
コニー「か、壁内に!?マジすか!」
ハンジ「巨人にしてはあまりにも小さくてね…1,7メートルくらいかな」
ハンジ「で、団長の見立てだとどうやら人間が人為的な作用で巨人にさせられている過程らしいんだ」
コニー「そんな!人が巨人にさせられてるなんてよぉ…」
ハンジ「我々は辛くもその巨人の捕獲に成功した…」
アルミン「捕獲!?ということはここにその巨人の幼体がいるんですか!?」
ハンジ「そう…そしてあれが巨人の幼体だよ!!」ユビサシ
コニー「マジか!今いるのか!」クルッ
アルミン「そんなこの世界の謎を解明できるものが見られるなんて!」クルッ
巨人?「…」ボリボリ
アルミン「」
コニー「」
ハンジ(いや~私と同じ反応だねw)
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- 16 : 2014/01/05(日) 20:56:15 :
アルミン「なんていうか…」
巨人?「…」ボリボリ
コニー「普通のおっさんに見えるな…裸の…」
巨人?「…」ボリボリ
アルミン「ていうかお腹かいてますよ」
エルヴィン「きっと巨人化するにあたり痒いのだろう」
巨人?「…ブエッキシ!」
コニー「あ、くしゃみした」
エルヴィン「きっと巨人化するにあたりアレルギー反応が出てるのだろう」
モブリット「巨人化という言葉で何でも片付けようとしてませんか?」
巨人?「…チキショーメ」
アルミン「くしゃみの後ちきしょーめって完全におっさんですよね」
エルヴィン「きっと徐々に体が巨人化するのを残った知性が嘆いているのだろう」
アルミン「帰っていいですか?」
ハンジ「 ダ メ w」
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- 17 : 2014/01/05(日) 20:58:47 :
ハンジ「という訳で一般的な『バカ』と比べてこのおっさんが巨人化しているかを検証するよ」
アルミン「こんなくだらない実験世界中探してもあっただろうか…」
コニー「俺このおっさんと何すりゃいいんだよ」
リヴァイ「あれをよく見ろ坊主」
コニー「うん?椅子と棒と天井にぶら下がったバナナがありますね」
ハンジ「君と巨人?でどっちが早くバナナを食べられるかタイムを競ってもらいたい!」
モブリット「なんてベタな」
ハンジ「じゃあコニー君からだね」
コニー「ま、ちょうど腹減ってたし難しく考えるのはやめよう」
ハンジ「よーい…スタート!」
コニー「この天才にかかればこんなのちょろいぜ!」ブンブン
エルヴィン「いいよコニー君!その調子だ!」
モブリット「団長が運動会のお父さんみたいな応援をしている…」
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- 18 : 2014/01/05(日) 21:00:42 :
コニー「いよっと!…へへざっとこんなもんだ」モグモグ
ハンジ「うん、タイムは一分もかかってないね!」
アルミン「なんだろうすごい無駄な時間を過ごしている気がする」ハァ
リヴァイ「じゃあ次はおっさ…巨人の番だな」
モブリット「手枷とか外していいんですかね」
ハンジ「いいんじゃないw」
エルヴィン「構わんよ、その方が公平だ」
エルヴィン(フフフ…悪いがそのバナナを結んだ紐はちっとやそっとじゃ取れないくらいキツク縛ってある)
エルヴィン(どうあがいても一分以上は必須!悪いが見知らぬおっさんよ調査兵団のため巨人の汚名を被ってくれ!)
アルミン(あぁ帰って本でも読みたい…)
ハンジ「よーい…スタート!」
コニー「なんで疲れてるか分からねーけどアルミンこのバナナうめーぞ」モグモグ
アルミン「あぁ…ありがとコニー」
巨人?「あ、俺にもくれ」
コニー「あぁいいぜ!おっさんも食ってみろ!旨いぞ!」モグモグ
エルヴィン「」
リヴァイ「」
ハンジ「」
モブリット「」
アルミン「」
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- 19 : 2014/01/05(日) 21:04:49 :
巨人?「…」モグモグ
ハンジ「えーと…タイムは10秒も経ってないね」
モブリット「…実験の結果っていうか完全に人間ですよコイツ」
エルヴィン「何を言う!たかが数十秒など誤差の範囲だ!」
モブリット「いやだって…」
巨人?「…」モグモグ
モブリット「そもそも巨人はバナナ食べませんよ」
エルヴィン「……」
エルヴィン「おのれ巨人め!私の大好物のバナナを!こうなったら駆逐してやる!」チャキッ
コニー「え?俺がバナナあげたのが悪いんですか?」
モブリット「団長!力ずくで証拠隠滅を図るのは大人としてアウトですって!それ以前に人殺しは人としてアウトですって!」ガシッ
エルヴィン「アウトじゃないギリセーフだ!」
コニー「すんませんこの状況バカの俺でも分かりやすいように野球で例えてもらっていいですか?」
モブリット「だからアウトだって!」
巨人?「そうだな圧倒的大差で負けているチームが危険球投げて乱闘を起こして無効試合を狙ってるってところだな…」
コニー「おぉなるほど」
モブリット「あんたが説明するんかい!ってめっちゃ野球の話食いついたな!」
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- 20 : 2014/01/05(日) 21:06:46 :
コニー「乱闘か…シガンシナファイターズの試合を思い出すな」
巨人?「お、坊主はファイターズのファンか」
コニー「って事はおっさんもファイターズファンか?」
巨人?「いや俺はガキの頃からトロストレンジャーズ一筋よ」
コニー「レンジャーズか!10点取られても11点取り返して勝つあの打撃陣すげーよな!」
巨人?「あぁあの火がついたら止まらない爆弾のような攻撃がレンジャーズ野球の醍醐味だ!」
コニー「でも投手が弱いよなwファイターズはベテランも若手も粒ぞろいだから安定感抜群だし見てて安心するぜ!」
巨人?「子供のくせに投手力重視かw…ま、レンジャーズはベテランエースに頼りすぎたツケが今回ってきてるだけだ」
巨人?「坊主も何かに盲信し続けるなよ…俺みたいになるぜ…」
コニー「言われなくても俺は一生ファイターズファンだぜw」
巨人?「お?大きく出たなw」
アーダコーダ ワイワイ
モブリット「おいおいおいおいなんなんだよさっきまでの無口っぷりはなんだったんだよ」
アルミン「すごい野球談義に花が咲いている…もう完全におっさんじゃないか」
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- 21 : 2014/01/05(日) 21:08:25 :
エルヴィン「」
エルヴィン「…」
エルヴィン「これは巨人と人間が初めて意思疎通ができた…」
エルヴィン「 奇 跡 的 な 瞬 間 だ 」クワッ
モブリット「なに歴史的瞬間に立ち会ったみたいな顔してわざとらしく驚いてるんですか!」
ハンジ「団長もうこんな茶番はやめましょうよ…もう間違ったって認めましょうw」
エルヴィン「何を言うのか分隊長!」
ハンジ「あのねー団長…私と捕獲した巨人のソニーやビーンでも何日経っても意思疎通なんてできなかったんだよ」
ハンジ「毎日毎日裏庭に行っては声をかけ…それでもなんの変化もなかったんだから」
巨人?「………」
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- 22 : 2014/01/05(日) 21:10:08 :
エルヴィン「いいか我々は遂に巨人と意思疎通できる少年を発見したんだぞ」
巨人?「あ、ちょっとトイレ行ってきます」
エルヴィン「あぁどうぞ」
エルヴィン「…このような奇跡のような人物を発見できたことが我が調査兵団が意味のある…」
モブリット「おーいたった今あんたも奇跡の仲間入りしましたけど」
エルヴィン「だからだ!我々は巨人と間違って裸のおっさんを捕獲はしていない!」
ハンジ「聞いちゃいねぇ」ハァ
アルミン「なんとなく察しはついていたけど…間違ったのを誤魔化すためか」ハァ
リヴァイ「言い訳じゃねーが…あのおっさんからはなんていうか巨人と対面したような感覚があったぜ…本当にな…」
リヴァイ「エルヴィン…これは持論だがこういうのは諦めが肝心だ」ポンポン
エルヴィン「」
エルヴィン「ぐぬぬ」
エルヴィン「あぁぁぁまた予算が減らされるぅぅぅ」ガッカリ
ハンジ「ま、暇つぶしにはよかったよw切羽詰ったモブリットの顔も見れたしねw」
モブリット「分隊長!意地悪すぎです!」
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- 23 : 2014/01/05(日) 21:12:06 :
コニー「あ、あの~」
エルヴィン「あぁコニー君…協力感謝する…もう帰っていいよ…気をつけてね…」
コニー「あ、いえ、俺思うんですけど」
コニー「とりあえずあのおっさんは巨人じゃないと思うけど」
コニー「裸でうろついていたなら普通に憲兵団に引き渡せばいいんじゃないですか?」
コニー「野盗か何かに襲われた人を保護したとか言って」
エルヴィン「」
ハンジ「」
リヴァイ「」
モブリット「」
一同「「「 そ の 手 が あ っ た か ! 」」」
アルミン(調査兵団入るの辞めようかな…)
-
- 24 : 2014/01/05(日) 21:14:00 :
ハンジ「よしじゃあ早速憲兵団に引き渡そう」
エルヴィン「野党に襲われた人間を保護…人道的行為により調査兵団の評価があがること間違いなし!」
リヴァイ「おい、あのおっさんはどこだ」
モブリット「はい!さっきトイレに行きましたが…見てきます!」
リヴァイ「まだ来ねぇのか」チッ
ハンジ「きっと大の方なんじゃないの?私は快便だからすぐ出るけどねw」
リヴァイ「お前と一緒にするな」
モブリット「た、大変です!」
モブリット「巨人…いえ!おっさんが消えました!」
一同「!!!!!!!!!」
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- 25 : 2014/01/05(日) 21:16:32 :
調査兵団 裏庭
ソニー「」シュゥゥゥ
ビーン「」シュゥゥゥ
おっさん「任務完了だな」チャキッ
おっさん「この捕獲された2体…旧調査兵団本部にいると思ってたんだが…」
おっさん「こんな本丸の中に居たとは、灯台元暗しだな」
おっさん「にしてもついてないな…調査兵団のしかも兵長に見つかるとは」
おっさん「とっさに衣服を脱いで野党に襲われたフリをしていたんだが」
おっさん「まさか巨人と思われるとわねぇ…今日は厄日だったか?」
おっさん「あの後ボケたおっさん演じていても巨人で押し通そうとするし…変人の集まりってのは嘘じゃねーな」
おっさん「ま、捕獲された巨人2体抹消の任務は終わったんだ…さっさとずらかるか」
見回り兵A「ん?誰だ貴様!」
見回り兵B「そこで何をしている!」
見回り兵C「こいつだ!俺の服奪ったやつ!」
おっさん「あーあついてねぇもう見つかったか、いやぁ…もしかして厄年かねぇ」
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- 26 : 2014/01/05(日) 21:17:11 :
見回り兵A「おい!巨人が2体ともいないぞ!」
見回り兵B「くそ!何の目的だ!?」
見回り兵C「おろしたての制服なんだぞ!早く返せ!」
おっさん「ったく…おいお前ら」
おっさん「俺がなんでレンジャーズファンなのか教えてやる」
見回り兵A「はぁ?何を一体…」
おっさん「レンジャーズの爆弾みたいな打線が好きなんだよ」スッ
見回り兵B「ッ!こいつ爆弾を!」
見回り兵C「に、逃げろ…あぁぁぁぁ」
ドカァァァァン
おっさん「さーて人が集まる前にさっさと逃げるか」
おっさん「今回は何人も顔見られちまったからな…また顔変えなきゃなんねぇなクソ」
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- 27 : 2014/01/05(日) 21:18:01 :
…
…
…
リヴァイ「やつからは巨人の…人を殺す事に何も感じない奴らと同じ空気を感じる」
…
…
…
おっさん「巨人と似た感覚ね…あながち間違ってはいないさ」
おっさん「人を殺すことになんの感情もわかない」
おっさん「巨人みたいなものなのかね…」
おっさん「丸刈りの坊主…俺みたいにはなるなよ…」
おっさん「俺ら中央第一憲兵団の人間みたいにはな…」
~END~
-
- 28 : 2014/01/05(日) 21:20:31 :
お疲れ様でした、これでこの作品は終わりとなります
ご閲覧、コメントありがとうございました!
あれ?シュールギャグ書いていたつもりがなんでシリアスになってんの?
って書いてる自分がオチの着地点に首をかしげました
これも中央第一憲兵団ってそそるフレーズのせい…にします
その他作品への感想等などありましたら参考にさせていただきます!
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- 29 : 2014/01/05(日) 21:26:07 :
- おもろかったwww
途中の「・・・・・サムッ」に吹いたwwww
にしても、最後は驚きでした!!
まさか・・・の!www
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- 31 : 2014/01/05(日) 23:03:13 :
- 面白かったです!
-
- 32 : 2014/01/06(月) 13:58:27 :
- 乙
おっさんのくしゃみのしかたに吹いたww
-
- 33 : 2014/01/22(水) 19:51:29 :
- 面白かった( ´ ▽ ` )ノ
まさかの野球ファンwww
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