この作品は執筆を終了しています。
ミカサ「リヴァイ...ご飯だってよ」(もし、ミカサとリヴァイが家族だったら...)
-
- 1 : 2013/10/07(月) 21:56:28 :
- もし、ミカサ&リヴァイが家族だったら...
という話です
主に、エレンがリヴァイになった感じです
-
- 2 : 2013/10/07(月) 21:57:07 :
- もし、ミカサ&リヴァイが家族だったら...
という話です
主に、エレンがリヴァイになった感じです
-
- 3 : 2013/10/07(月) 21:57:24 :
- 私には...
家族はいない
ただ...
リヴァイを守る
それだけ
だって...
リヴァイはわたしに2度目の命をくれたから
お母さんとお父さんが殺された時...
リヴァイは私を助けてくれた
もう諦めていた命に、再び命が宿った
この命は...
リヴァイに捧げる
----------
--------
-----
-
- 4 : 2013/10/07(月) 21:57:38 :
ミカサ「リヴァイ...どうして泣いてるの?」
リヴァイ「あぁ?泣いてねーよ」
ミカサ「だって...」
リヴァイ「泣いてねーよ、クソが」
ミカサ「お母さんにも言われたでしょ、その口の悪さ...」
リヴァイ「うるせぇー」
ミカサ「一度、イェーガー先生に見てもらった方が...」
リヴァイ「ミカサ、テメェ削ぐぞ」
ミカサ「リヴァイ...この頃、削ぐ削ぐって...まさか調査兵団に入りたいの?」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「調査兵団はやめたほうがいい...」
リヴァイ「何故だ...?」
ミカサ「リヴァイが...死ぬかもしれないから」
-
- 5 : 2013/10/07(月) 21:57:50 :
リヴァイ「あぁ...?」
ミカサ「死なないで...」
リヴァイ「俺は...死なねぇよ」
ミカサ「だけど...いつも見てる」
リヴァイ「何をだ?」
ミカサ「たくさんいた兵士が...帰ってこないのをー」
リヴァイ「それは...そいつが弱いからだ」
ミカサ「・・・?」
リヴァイ「俺は...強い」
ミカサ「寝ながら泣く人は...強くないと思うけど」
リヴァイ「本当に削ぐぞ」
ミカサ「・・・//」
-
- 6 : 2013/10/07(月) 21:58:01 :
リヴァイ...
わたしは、あなたがいればもう他にいらない
あなたが、もし調査兵団に入れば、わたしも調査兵団に入る
憲兵団に入れば、わたしもそうする
駐屯兵団に入るなら、わたしも...
あなたがいない世界なんてありえない
だから...どこにもいかないで
近くにいて...
死なないで
----------
--------
-----
-
- 7 : 2013/10/07(月) 21:58:19 :
カンカンカン...
「調査兵団が帰ってきたんだ!」
「正面の門が開くぞ!」
リヴァイ「英雄の凱旋だ...行くぞ、ミカサ...!」
ミカサ「え...//」
リヴァイ「チッ...見えねぇ...」
ミカサ「仕方ないでしょ...世界は残酷なんだから...」
リヴァイ「どういう意味だ?削ぐぞ」
ミカサ「リヴァイ...見たでしょう?あの人たちを」
リヴァイ「あぁ?」
ミカサ「皆...死んだ。調査兵団に入りたいって気持ちは...変わった?」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「・・・帰ろう」
ミカサ「ねぇ...リヴァイ。なんでさっき泣いてたの?」
リヴァイ「泣いてねーよ」
ミカサ「嘘つかないで」
-
- 8 : 2013/10/07(月) 21:58:35 :
リヴァイ「・・・夢を見た」
ミカサ「夢?」
リヴァイ「あぁ...」
ミカサ「怖い夢だったの?お化けとか...」
リヴァイ「お化けは怖くねぇーよ」
ミカサ「じゃあ...どんな夢?」
リヴァイ「仲間を守れなかったんだ...」
-
- 9 : 2013/10/07(月) 21:58:54 :
ミカサ「え...?」
リヴァイ「巨大樹の森にいたんだ...」
ミカサ「巨大樹の森って...観光名所の?」
リヴァイ「たぶん...な。だけど、デカい人間がいた」
ミカサ「巨人のこと...?」
リヴァイ「・・・あぁ」
ミカサ「でも、仲間って?」
リヴァイ「俺には仲間がいた。男が4人に、女が1人」
ミカサ「うん...」
リヴァイ「だけど、俺が行ったときには...4人死んでたんだ」
ミカサ「え...?」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「それで...泣いてたの?」
リヴァイ「だから、泣いてねーよ」
ミカサ「・・・大丈夫」
リヴァイ「あぁ?」
ミカサ「リヴァイは...強いから」
リヴァイ「・・・?」
ミカサ「強いから...仲間を守れる」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「それは、ただの夢だから」
ミカサ「夢なの」
ミカサ「もし、仮に巨大樹の森に巨人が現れたとして...」
ミカサ「仲間が死にそうになっても...」
ミカサ「リヴァイなら守れる」
リヴァイ「・・・?!」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「リヴァイ...あんたは強いよ」
リヴァイ「・・・」
リヴァイ
もし、仮に調査兵団に入りたいなんて言ったら...
私があなたを守るから
あなたは、その夢に居た仲間を守って
あなたの命はわたしが守る
だから、あなたはその仲間の命を守ってほしい
あなたは強い
だから、わたしもあんたと同じくらい強くなるよ
ずっと近くにいる
何があっても守ってみせる...
だけど、もしわたし、何かあったときは...
あんただけは、
死なないで
ミカサ「ねぇ...リヴァイ」
ミカサ「そろそろご飯だってよ」
リヴァイ「あぁ」
終わり
-
- 10 : 2014/05/10(土) 21:22:47 :
- エレンは、、、、、、、
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場