ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレン「この馬面!」ジャン「あ?死に急ぎ野郎がァ!」

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/01/04(土) 20:25:02
    合宿に行く前に一つだけ


    つ遺言


    と言う事で書きます。


    時は女型vs104期


    (原作のとは一切関係ありません
  2. 2 : : 2014/01/04(土) 20:26:47
    ジャン「なんて言ってた時が懐かしい…………な」



    ジャン「まさか……俺が………」



    ジャン「あの馬鹿のために…………」




  3. 3 : : 2014/01/04(土) 20:30:25
    ーーーーーーーーーー


    今は女型との対決中。



    今、エレンとジャンは二人で地下を走っている。




    エレン「くそっ!なんで……なんで………ッ」ガリッ


    ジャン「てめぇ…手が………」


    エレン「畜生………ッ。なんでだ!」ガリッ


    ジャン「時間がねぇ……」



  4. 4 : : 2014/01/04(土) 20:32:51
    エレン「なんで…………」


    ジャン「あほ!はやくしろ!」



    どしんどしん


    上からは女型が歩く音。




    エレン「なんで………」





    エレン「巨人になれないんだよ!!!!!ッ」
  5. 5 : : 2014/01/04(土) 20:35:38
    ジャン「もう……出口が見えるぞ……?」



    前を見れば微かな光が入りこんでくる。



    作戦はエレンが地下で巨人化しなければ始まらない…



    エレン「畜生……………!!!」ガリッガリッ



    ジャン「諦めろ!エレン!!それ以上自分を傷つけても巨人になれねぇんだ!やめろ!!!」



    上から聞こえていた女型の足音はいつの間にか止んでいる。
  6. 6 : : 2014/01/04(土) 20:40:39
    エレン「………。不足の事態……作戦part2に変更だな」


    ジャン「あぁ……行くか?」




    ふっと前を見ると出口が開ける。



    エレン「行くぜ!!!」ダッ





    エレンがジャンを置いて外に飛び出ると


    上から



    ガララララ



    と嫌な音が響く。
  7. 7 : : 2014/01/04(土) 20:42:03
    ジャン「おい!待て!戻れ!!!」



    その音に反応したジャンは階段の下で叫ぶが音に消されて聞こえない。



    ジャン「戻ってこい!!!!!!!死に急ぎやろぉぉぉぉお!!!!!!」




    自分の出せる限りの声を出す………が聞こえない。



  8. 8 : : 2014/01/04(土) 23:56:34
    ジャン「バカ野郎」ボソッ



    ジャンはそう呟くと走り出す。全力で階段をかけ上がりエレンを吹っ飛ばす。






    そして飛び散る真っ赤な血。


  9. 9 : : 2014/01/04(土) 23:59:22
    女型…………いやアニの作戦だった



    地下からでてきた二人の上に木材を落として串刺しにする…………




    という人間離れした作戦だ…………



    それを見破ったジャンはエレンの代わりとなる
  10. 10 : : 2014/01/05(日) 00:02:36
    ジャン「はやく………………行け!!!!」ハァハァハァ



    心臓付近に刺さった木材を抜こうとしながら荒い息の中叫ぶ。



    が、エレンは恐怖で動けない。



    ジャン「……………お前が行かねぇのなら俺が…………行くッ………ぐ……」



    そして木材を引き抜く………と同時に血がまた飛び散る。
  11. 11 : : 2014/01/05(日) 00:05:35
    ジャンはそんなことお構いなしに顔を歪め息をいっそうと荒らげながら立ち上がろうとする。




    エレン「やめろ……。動くな………」



    座り込んだまんまエレンはそういう。でも、まだ動こうとしない。



    遠くからは女型の暴れる音と人々の叫び声が響いてくる。
  12. 12 : : 2014/01/05(日) 00:10:00
    ジャン「てめぇよく人にそんなこと言えるな」


    ジャン「もうお前しかいねぇんだ」


    ジャン「お前がやるしかねぇんだ」


    ジャン「いつものように死に急げよ」



    ジャン「はやく……………………」




    ジャン「しろよアホ。」




    それだけ言うとダラッとなるジャン。無言で肩を上下に揺らしながらエレンを見つめる。



    それでもエレンは動こうとしない。
  13. 13 : : 2014/01/05(日) 00:12:51
    ジャン「戦えよ!!!!!!!!!!!!」



    ジャン「恐れるな!!!!!!!!」



    ジャン「戦わなきゃ何も変えられねえ!!!!!!!!!」



    かつてエレン自身が吐いた言葉。



    その言葉にふっと笑うと立ち上がる。
  14. 14 : : 2014/01/05(日) 00:15:29
    エレン「ジャン。死ぬな。」



    ジャン「てめぇ……ゲホッ……………がな!」



    ドォォォォン



    少し笑いながら返答したジャンの顔を見て背を向けるとエレンは手を噛み巨人化する。
  15. 15 : : 2014/01/05(日) 00:16:53
    すごい面白い!
    この部分だけでゾクってなったw
    期待
  16. 16 : : 2014/01/05(日) 00:20:16
    >>15

    あざす!!
  17. 17 : : 2014/01/05(日) 00:22:37
    ジャン「……………」




    ジャンの荒い呼吸が地下に響く。皆女型との交戦中………



    だから誰にも気づかれないで…




    死ぬんだろうなぁ…………




    朦朧とした意識の中でそう考えている。



    ダダダダダダッ
  18. 18 : : 2014/01/05(日) 00:24:13
    ーーーー誰だ!?



    逃げようと思うが体はもう動かない



    階段の下から……


    ミカサの声が聞こえる。




    ミカサ「そこにいるのは誰?すごい血だけれど………大丈夫?」
  19. 19 : : 2014/01/05(日) 00:27:18
    ゆっくり階段を登っているらしい。


    コツコツと階段を登る音が聞こえる。



    どうやら溢れた血が階段に流れ出しているらしい。



    ジャン「………。ジャン……だ。こんなところで………何をやっ……ゲホ」



    ミカサの顔がみえはじめるとゆっくり話をするが咳き込んでうまく言えない。
  20. 20 : : 2014/01/05(日) 00:30:52
    ミカサ「ジャン!?いったい……何が………」



    ミカサはジャン近くにあった血だらけの木材と散らばっている木材に目を向けながら驚く。



    ジャン「エレン…………に聞いてくれ……………」



    と、ミカサがジャンをヒョイと担ぐ。



    ミカサ「あなたを手当てしなければ死んでしまう。」
  21. 21 : : 2014/01/05(日) 00:34:11
    ジャン「俺なんかより………………………グハッ」



    慌てて血があふれでる口を手で押さえる。



    ミカサ「押さえなくてもいい。」


    ジャン「でもあんたの服に血が………」


    ミカサ「大丈夫」


    ジャン「ってそんなことよりも…………他の奴等の方が怪我してr…………」


    ミカサ「………。他の人はみんな怪我はしていなかった。」
  22. 22 : : 2014/01/05(日) 00:38:59
    ジャン「じゃなくて………一般市民の人の救出手当て…………それから女型との戦闘の………応戦は……?」


    ミカサ「エレンがなんとかしてくれる。他の人のはまた別の人がやっていた。だから大丈夫。そしてもうあなたは喋らないで。死んでしまう。」


    ジャン「死んでも誰も悲しまないだろ」


    ミカサ「いいえ。皆悲しむ。もちろん私も」




    そこから二人の会話は途切れる。

    ミカサはジャンの体があまり揺れて負担がかからないようにゆっくり歩く。
  23. 23 : : 2014/01/05(日) 00:42:22
    リヴァイ「大丈夫か?」


    ミカサに担がれた血だらけのジャンを見つけるとリヴァイが寄ってくる。



    どうやら勝敗は決まったようだ。


    結果は    "負"



    エレンは頭を押さえうなだれている。
  24. 24 : : 2014/01/05(日) 00:47:51
    ジャン「…………………」



    いっそう荒くなった呼吸。左手で出血部分を押さえながらき木の箱のうえに座らせられる。



    ミカサ「落ち着いて」


    過呼吸ぎみものジャンの背中をポンポンと叩いてから少し離れてエレンの元に向かうミカサ。


    ジャンの元にはコニーやサシャがくる。
  25. 25 : : 2014/01/05(日) 00:51:55
    コニー「大丈夫かよ………」



    そのコニーの問いに頷きながら寝っころがる。



    サシャ「もうすぐ救護班が来るらしいですから頑張ってください!」



    近くにあったタオルを傷口にあてて押さえながらそう励ますのはサシャ。
  26. 26 : : 2014/01/05(日) 00:54:26
    一方エレンは顔を膝に埋めながら泣いていた。



    エレン「…………」


    ミカサ「どうしたの?」


    アルミン「エレン??」


    激しく泣く親友の姿に困惑する二人。


    エレン「………。」


    無言で立ち上がって涙を拭うとまた泣きだしそうになりながら歩いてジャンの元に向かう。
  27. 27 : : 2014/01/05(日) 00:58:40
    ジャン「お前が泣くなんて……」


    ジャン「珍しいな」


    エレンを見つけると声を絞りだすジャン。


    エレン「ごめん。お前…………本当にごめんな………………俺が………アホで馬鹿で周り見えねぇから………」


    ジャン「こっちこそ………スッ飛ばして悪かった。お前は馬鹿でもアホでもねぇし周りちゃんと見えてると思うぞ……………ゲホッゲホッ…………うっ……」


    謝るエレンにニッと笑いかけるとまた咳をする。
  28. 28 : : 2014/01/05(日) 01:01:01
    ここで救護班が到着し、ジャンの元に来る。


    救護「こりゃひどい……早くしないと命に関わる。エレン君、君もね。」



    そういって二人を救護の人は連れていく。
  29. 29 : : 2014/01/05(日) 01:03:59
    1日後



    エレン「入るぜ」



    エレンがジャンの部屋に入るとジャンはノホホンと本を読んでいた。もちろん寝ながら。



    ジャン「よう」


    エレン「元気そうだな」


    苦笑をしながらベットの近くの椅子に座る。



    ジャン「で、何のようだ?」


    本を閉じ起き上がるとそう問う。
  30. 30 : : 2014/01/05(日) 01:05:48
    エレン「ありがとう。」


    ジャン「どうも……」


    エレン「そしてごめんなさい。」


    ジャン「こっちこそごめんな」


    エレン「…………」


    ジャン「………」


    エレン「なぁ」
  31. 31 : : 2014/01/05(日) 01:07:05
    ジャン「ん?」


    エレン「お前の友達って誰だ?」


    ジャン「え?んー……マルコ……とか、コニーとか…?」


    エレン「おう。」


    ジャン「突然どうした」
  32. 32 : : 2014/01/05(日) 01:08:41
    エレン「いや……」


    アルミン「エレンも正直に言えばいいのに。そんなの恥ずかしがることでもないと思うよ?」


    ジャン「いつからいた……」


    アルミン「今来た。」


    エレン「………。ジャン。」
  33. 33 : : 2014/01/05(日) 01:11:13
    ジャン「ん」


    エレン「俺みたいな馬鹿が友達じゃ嫌か?」


    ジャン「全く。逆に俺なんかが友達でいいのか?」


    アルミン「お互い遠回しすぎ。」


    エレン「全くだ。よろしく……な?」


    ジャン「たりめーだ。よろしくな!」


    エレン「おう」


  34. 34 : : 2014/01/05(日) 01:12:22
    ふwwwwオモロイオモロイwwwwwwwwww

    期待&支援wwww
  35. 35 : : 2014/01/05(日) 01:13:40
    ジャン「喧嘩しないのは嫌だけどな。」


    エレン「同感」


    ジャン「マジか」


    エレン「マジだぜ馬面」ニヤッ


    ジャン「うるせー死に急げない死に急ぎ野郎が」ニヤ


    エレン「……はは」


    ジャン「…面白いな」
  36. 36 : : 2014/01/05(日) 01:14:03
    >>34

    アシャwwwwwあざすww
  37. 37 : : 2014/01/05(日) 01:15:43
    ガチャ


    ミカサ「失礼」


    エレン「……。俺は退室する。」


    アルミン「僕も」


    ミカサ「……。」


    ジャン「ミカサ。いろいろありがとう」


    ミカサ「どういたしまして」
  38. 38 : : 2014/01/05(日) 01:16:51
    ジャン「………」


    ミカサ「包帯を変えにきた」


    ジャン「わざわざ?」


    ミカサ「うん」


    ジャン「マジかよ」


    ミカサ「うん。」
  39. 39 : : 2014/01/05(日) 01:19:00
    ジャン「ありがとう」


    ミカサ「………。ジャン。あなたに言いたいこともある」


    ジャン「ん?」


    ミカサ「私の命の恩人を助けてくれてありがとう」


    ジャン「命の恩人?」


    ミカサ「えぇ。エレンのこと。」


    ジャン「そうか…」
  40. 40 : : 2014/01/05(日) 01:21:29
    ミカサ「エレンから聞いた」


    ミカサ「あなたはエレンが私に言ったことをエレンに言った。」


    ジャン「そうなのか?」


    ミカサ「うん。」


    ジャン「いたいっいたいいたいいい」


    ミカサ「あ…強く絞めすぎた」


  41. 41 : : 2014/01/05(日) 01:22:47
    ジャン「大丈夫だ」


    ミカサ「そう」


    ジャン「おう。なぁ。」


    ミカサ「?」


    ジャン「この際だから言わせてくれ」



    ジャン「好きだ。付き合ってください」
  42. 42 : : 2014/01/05(日) 01:25:22
    ミカサ「………。私はあなたをカッコいいし優しくて好い人だと思っているし、好き」


    ミカサ「……。けれどいつ死ぬかわからない今は嫌だ」


    ミカサ「もし付き合って貴方が死んだら私が辛い。私が死んでも貴方はだいじょうb……」


    ジャン「大丈夫なわけねぇだろ」
  43. 43 : : 2014/01/05(日) 01:26:58
    ミカサ「そう…」


    ジャン「おう」


    ミカサ「………。少し考えさせて………」

  44. 44 : : 2014/01/05(日) 01:28:36
    HAPPY END→44から読んでください。


    BAD END→45から読んでください。


    お好きな方をどうぞ。
  45. 45 : : 2014/01/05(日) 01:29:14
    間違えたwww

    上のを2個ずつづらしてください
  46. 46 : : 2014/01/05(日) 01:30:52
    HAPPY END

    ミカサ「ジャン。この間の返事…………」


    ジャン「おう………」




    ミカサ「よろしく」


    ーENDー
  47. 47 : : 2014/01/05(日) 01:32:48
    BAD END


    ガチャ


    ミカサは部屋を出ると泣いた。

    ただただなく。



    これからやって来る恐怖を知っているから。


    またどこかで道を間違えた。


    何度やっても道を間違える。



    そして、また……………
  48. 48 : : 2014/01/05(日) 01:33:38
    座っているエレンに笑いかける







    『いってらっしゃい』





    と。
  49. 49 : : 2014/01/05(日) 01:35:02
    自分だけが抜け出せないこのループ。



    ひとつでも順番を間違えれば




    ほ     ら



    また


    ヤッテキタ






    ループノ時間ダ


    ーENDー
  50. 50 : : 2014/01/05(日) 01:35:21
    ふぅ………


    終わりです!
  51. 51 : : 2014/01/05(日) 01:39:11
    遅れました!
    お、面白い!
  52. 52 : : 2014/01/05(日) 01:40:30
    >>51

    あざーす


  53. 53 : : 2014/01/05(日) 07:28:30
    面白い
  54. 54 : : 2014/01/05(日) 07:29:14
    >>53

    あざす!
  55. 55 : : 2014/01/05(日) 13:16:34
    乙です!
  56. 56 : : 2014/01/05(日) 20:57:11
    おおォ すごいな
  57. 57 : : 2014/01/06(月) 22:06:50
    >>55

    >>56


    あざす!
  58. 58 : : 2014/02/24(月) 13:42:50
    ジャンかっけぇな
    エレンホント役立たずだなww

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
beruberu_28

お嬢

@beruberu_28

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場