「私,メリーさん」 エレン「!?」
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- 1 : 2014/01/03(金) 09:17:25 :
- 自衛兵団シリーズの番外編です
塾が終わったら投稿します
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- 2 : 2014/01/03(金) 10:06:46 :
- 楽しみに待ってます。
期待
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- 3 : 2014/01/03(金) 17:10:46 :
- >>2 ありがとうございます
PM:2:00
コ~ボ~レ~テオ チ タ~…
エレン「もしもしイェーガーでーす」
ジャン「おい!お前聞いたか?」
エレン「ジャンか。何だよ聞いたかって。」
ジャン「『メリーさん』だよ『メリーさん』!!最近テレビとか
ネットで話題になってるらしいんだけどな……~~~」
俺はエレン・イェーガー。
104期訓練兵出身。今はジャンと同じ自衛兵団に所属している。
過去を振り返ってみると,犬猿の仲だったジャンとは親友になり,
ヒストリアとも結婚し,今までは特に何も無い,幸せな道程を
歩んできた。
アルミンの発明によって文明は大きく進歩し,今家にあるTV・
ガスコンロなどの家電製品,さらにはPCなどの精密機器に至る
まで,を殆どアルミンが発案,製作し,生活はこれまでより
はるかに便利になった。
しかしそんな画期的な発明も,人々の不安や憶測から,度々
「都市伝説」なるものを生み出すこともあった。
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- 4 : 2014/01/03(金) 17:15:41 :
- 期待!支援!
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- 5 : 2014/01/03(金) 17:25:53 :
- アザっす
例えば……
・ある清涼飲料水には本当に「コカイン」が含まれている
・フラフープをし過ぎて腸捻転
・ウォール・マリア東部のある森ではコンパスが狂う
などである。
でもこれらの殆どは人々の噂・事実の歪曲・時代背景から生まれたガセが殆どらしく,実際のところガチなものは数えるほどしか
無いって,アルミンが言ってたような。
そして自分達はもう……30手前の準オッサン・オバサン。
そんな都市伝説,何を怖がることがある。
ジャン「……で,段々近付いて言って最後には,『あなたの後に
いるの』っていうらしい。いいか!絶対そん時は振り向いちゃダメ
……おい!聞いてんのか?」
エレン「ああ~はいはい聞いてる聞いてる」
ジャン「はあ……まあ気を付けろよ」プーップーッ……
㌧
どうせそんなもん,高価な人形をやたらに捨てないように作った
作り話だろう。分かってる分かってる
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- 6 : 2014/01/03(金) 17:51:32 :
- ~~~~その頃~~~~~~~
キルシュタイン宅
ヒストリア「ジャン!うまくいった?」
ジャン「ああ。あいつ基本的に印象に残らん話全く聞かねえ奴
だからな,俺の言ったこと後で思い出して震えると思うぜ!」
アルミン「このエレンのスマホ専用の遠隔操作アプリも作った
し!」
ミカサ「ボイスチェンジャーもある。」
ベルトルト「それじゃ……」
全員「作戦決行だ!!」
~~エレンの家~~
エレン「テレビでも見ようか…」ゴロン
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- 7 : 2014/01/03(金) 19:13:29 :
- イヤアアア! アハハハハ!!
エレン「……正月特番で好きな番組埋まっちゃったなあ……」ゴロン
スマホ「コ~ボ~レテオ チ タ~…」
エレン「……ん?非通知?」
エレン「まあいっか。もしも~し」
????「もしもし?私メリーさん。」
エレン「!?」
????「今,トロスト区のアリーナにいるの。」
プーップーップーッ……
エレン「……何だ今の。気味が悪い……。」㌧
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_________________________________________
アルミン「さあ~こちらキルシュタイン家。エレンの様子は1部屋
に2個ずつ取り付けられた隠しカメラでモニタリングlive中継して
おります。」
アニ「随分と豪華だねえ。」
アルミン「アニ。ヒストリア。色々協力してくれてありがとう。」
ヒストリア「いいよそうゆうのは!私もたまにはエレンの驚く姿も
見たいしね。」
アニ「ボイスチェンジャーバレてないかな……?」
アルミン「大丈夫。全然声違ったよ。……よし。トロスト区の
アリーナの画像送ろ。」タン
アルミン「あとミカサは,エレンアンテナでエレンの心情を
探っておいて。」
ミカサ「分かった。」
ミカサ「エレンアンテナ,発動!!」キュピーーン
_______________
________________________________________
エレン「……もしかしてこれがジャンの言ってたメリーさんか?」
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- 8 : 2014/01/03(金) 20:08:23 :
- エレン「……取り合えずPCのマップでトロスト区のアリーナが
ある所調べてみたけど……」
エレン「まず,エレン家……オホン,俺ん家からそこまで6km以上,
結構離れてるんだな」
ヴーーー…ヴーーー…
エレン「おっ…メールだ」
『人形』さんから1件の新着メッセージ
エレン「人形? そういやジャンが……」
『メリーさんってのは人形の都市伝説なんだけどな……』
エレン「って言ってたような……」ソワッ
エレン「……まさかぁ! そんなことある訳」㌧
受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren-jaeger@e-mail.com
私今,ここにいるの。
(トロスト区のアリーナ画像)
エレン「……さっきの電話の内容とピッタリや」
________________
________________________________________
アルミン「ミカサ,どうだった?」
ミカサ「うん。やっぱり徐々に信じてきてるみたい。」
アルミン「よし。このままメールで状況を知らせていこう。
次は……ショッピングモールの画像だ」タン
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- 9 : 2014/01/03(金) 23:36:16 :
- これは本当に怖いのはミカサだなw
期待!
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- 10 : 2014/01/04(土) 00:23:28 :
- ↑に、同感
メリーサンより・・・
-
- 11 : 2014/01/04(土) 11:21:17 :
- 受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren-Jaeger@e-mail.com
私,メリーさん。
今,トロスト区内のショッピングモールの前にいるの。
(画像)
エレン「……いきなりメールで来やがった……」
エレン「何だこれさっきから気味が悪い……取り合えずこれも,
マップで場所をピンで特定,と」カチ
エレン「しかもこれ,俺行ったことあるぞ」
エレン「あと定規ツールでアリーナとモールをつなご」スーーッ
エレン「そういやいつ入ってきてもおかしくないよな……」スタスタ
エレン「鍵も閉めよ」ガチャ
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アルミン「なるほど……エレンもエレンで何かしらの対策はして
るようだね」
アルミン「だがそれも充分想定内。これで安心してエレン家前まで行って画像が撮れる……!」
アニ「エレンはもう家から出ないつもりだね」
ベルトルト「行って来ようか?」
アルミン「お願いするよ。」
アルミン「よし。次からは電話と画像の両方を使ってエレンを恐怖に陥れよう……!」
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エレン「これで暫くはメリーさんも入れないだろ……」
※信じてます
コ~ボ~レ~テオ チ タ~…
エレン「!?」
エレン「まさか……」
アニwithボイスチェンジャー『もしもし? 私,メリーさん。
私今,競技場にいるの。』
プーップーップーッ……
エレン「……段々怖くなってきたな……」
エレン「まず競技場ってどこだったっけ」カタタタ…
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ミカサ「気になっている様子。一気に畳み掛けよう」
アルミン「分かった。これからグッと近付こう。」タン
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エレン「か~ら~の定規で繋いでっと」グーーッ
エレン「!?……これは……」
徐々に徐々に俺んちへと近付いて来ていやがる……!!
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- 12 : 2014/01/04(土) 17:03:05 :
- 期待!
-
- 13 : 2014/01/04(土) 18:10:58 :
- 期待アザーーっす
頑張ります
エレン「ちょっと待ってホント怖いわ」ブルブルブル
エレン「そういや……」
『最後には,「あなたの後ろにいるの」って……』
エレン「もうスマホの電源切ろう。見ない見ない」
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アニ「マリ,ヒストリアに特殊メイクやってもらって」
マリ「……はい」トテトテ
ヒストリア「ちょっと隣の部屋行こうね」(アニの子供可愛い!!)トテトテ
アルミン「顔はアニ,ベルトルトの性格って感じ?」
ベルトルト「まあそういうことだね」
アニ「強さは鍛え次第でどうにかなるけどね」
ベルトルト「」
アルミン「……さてこの間に,エ レ ン の 家 が 偶 然 写 り こ ん だ 公園にしようか……。」
ベルトルト「いや,流石に近づき過ぎでしょ。それにほら」
『ミナイミナイ』
ジャン「電源切っちゃってるしな……」
アルミン「……みんな何を言ってるんだ? その為にこのアプリがあるんじゃないか」
ベル・ジャン「ああっ!」
「……スマホ専用の遠隔操作アプリも作ったし!」
ジャン「一瞬なにいってんのか分かんなかったけどそれか!!」
アルミン「それや」
-
- 14 : 2014/01/04(土) 20:27:33 :
- ベルトルト「聞いたとたんに全てを悟って思わず耳をふさいだけどそれなんだね!?」
アルミン「それだ。」
エレン『はあ……音楽でも聞こう……。』ドサッ
エレン『さ,ざ,な,み…と』ッターーン!!
ジャン「エンターキーの叩きかたうぜえな」
アルミン「よし。エレンが後ろを向いた隙に電源をオーーンッ!」ッターーン
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エレン「もうこのスマホからは目を背けよう」プイッ
エレン「よ~しパパ今日はスピーカーでスピッツオンパレードし
ちゃうぞ~~!!」
エレン「……またかかって来るとか流石に勘弁しろよ? 泣くぞ?」
http://www.youtube.com/watch?v=JY64IpPKYac
スピッツ「漣」
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- 15 : 2014/01/04(土) 20:36:31 :
- エレンwwwというより、ミカサ……
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- 16 : 2014/01/04(土) 23:33:07 :
- _____________________
_______________________________________________
「マイ~ドク~リ~カエシテハ スグ~ワ~スレ~テ~」
エレン「やっぱこの声この声! 落ち着くわあ~」
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アニ「どうする? 今行っちゃう?」
アルミン「いや,まだだ。サビまで待つんだ。」
ミカサ「あっ 後半は私がメール送るから。」
アルミン「分かった。」
ベルトルト「ツムロアリーナとドリームモールは行った。あと
キートン陸上競技場。ラスト何だったけ」
アルミン「林道公園だよ。」
ジャン「おいアリーナよりモールのほうが若干遠くねえか?」
アニ「そんなことどうでもいいじゃないか……」
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「タメ~イキ~ナガ~ク~ ハ~イ~テ~…コ~タ~エ~ハ~…」
「ヒ~ト~ツ~~~…」
エレン「……」(あれ?嫌な予感)
スマホ「コ~ボ~レ~テ~ オ チ タ~!」
エレン「!?」クルッ
スマホ「チ~イ~サ~ナイ~ノ~チ~,」
エレン「え!? は!?」(えっちょっと何でなんで!? 俺電源切ったよ!?
何で着メロ流れて……え!?)
スマホ・スピーカー「「モ~~イ~チ~ド~~!」」
エレン「……う,うわああああああ!!」ズザザ
スマホ・スピーカー「「ツ~バ~サ~ハナイケ~ド~,」」
エレン「しかもハモってうわああああああああ!!」
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- 17 : 2014/01/04(土) 23:34:58 :
- ________________
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アルミン「出ないから留守電のメッセージ残そ」タン
※エレンのケータイはアルミンのさじ加減で思いのままです。
音声・メールはPCにも瞬時にLink!!
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プルルルルルッ! プルルルルルッ!!
エレン「うわああ!! 固定電話にもかかってきたああ!!」
ピーッ
エレン「当たり前のように留守電に切り替えるなあああああ!!」
モシモシ? ワタシ,メリーサン
イマ,リンドウコウエンのスベリダイ二イルノ
ガチャ
エレン「その声こ"え"え"ん"だよ"お"お"お"お"!!」
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_____________________________________________
ベルトルト「wwwwwwww」
アルミン「wwwwwwww」
ジャン「wwwwwwww」
アニ「wwwwwwww」
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_____________________________________________
エレン「……ッハ! つい取り乱してしまった……。冷静に冷静に」
エレン「えっとまず……林道公園は……」
ヴーーー……ヴーーー
エレン「……画像やぞ……しかも写メやぞ……」
エレン(できれば見たくない……絶対見たくない……だが……)
エレン(見なかったら,いつどのくらい近付いて来てるかわかんねえじゃねえか!)
エレン「見よ」㌧
受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren-jaeger@e-mail.com
アナタノオウチ
ミツケタ
(公園の画像)
エレン「!?」
内容がさっきまでと違う……それに……
俺んちが端っこに……写ってる……
-
- 18 : 2014/01/05(日) 11:25:23 :
- エレンwwww
-
- 19 : 2014/01/05(日) 16:10:26 :
- エレン「……こわい(確信)」
_____________________
_______________________________________________
ヒストリア「特殊メイク終わったよ~」ガチャ
マリ「どう?どう?」キラキラ
ジャベルミン「……うん(確信)」
ヒストリア「じゃ,行ってくるね!」
マリ「おねーさん……」
マリ「この顔じゃエレンおじさん怖がっちゃうよ…」
ヒストリア「違う違う。おじさんを怖がらせるのよ!」
マリ「そっか!」パアアア
イッテキマース! パタン
ジャン「なあ……あれ近所の人に怖がられないのか?」
アルミン「僕とアニの顔の広さを見くびってもらっちゃ困るよ」
アニ「大丈夫でしょ。近所の人にはちゃんと言ってあるし」
ジャン「町ぐるみやぞこれは」
_________________
___________________________________________________
エレン「これはもう写メだけ見るとしよう。あの声はもうトラウマレベルだ。」
エレン「ヘッドフォンしないとやってらんねえよ……」スチャッ
15分後
_______________________
_____________________________________________
アルミン「あっ!エレン案の定エロ動画見てるし!クソッ!! 」
アニ「……最低だね」
アルミン「そこに僕も混ぜろ!!」
ジャン「アルミン……お前がNo.1だ……」
-
- 20 : 2014/01/05(日) 16:19:45 :
- 実際こういうのやると色々ヤバイけどね
-
- 21 : 2014/01/05(日) 16:19:51 :
- きたい
-
- 22 : 2014/01/05(日) 16:41:18 :
- >>20ですよね。
まあフィクションということでお見逃しください
-
- 23 : 2014/01/05(日) 19:15:56 :
- 最後のジャンがベジータかと思ったwww
-
- 24 : 2014/01/05(日) 19:16:17 :
- 期待!
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- 25 : 2014/01/05(日) 20:06:16 :
- 期待&支援です!
-
- 26 : 2014/01/05(日) 21:14:31 :
- アルミン「よし。音声をPCにリンクだ。」ッターーン!!
アニ「これヒストリアが見たらどうすんだろ」
___________________
________________________________________________
マリ「~♪」ルンルン
オバサン「あら!マリちゃんそのメイクよく出来てるわね~~!」
マリ「フフン!このお姉さんにやってもらったの!」ドヤ
オバサン「あら!あなたはエレンさんとこのレイスさん」
ヒストリア「はい!本気出せばまだまだこんなもんじゃないですよ~!」ドヤ
オバサン「何かと頼もしいわね。ドッキリの成功祈ってるわ!」
ヒストリア「ありがとうございます!」
___________________
_________________________________________________
エレン「やっぱエロ動画は〇videosに限るな……グフッ……グフフッ……!!」
ヒストリアの声『エレン!何してんの?』
エレン「おわあああああ!?」ガタッスチャッ!!
エレン「……」
エレン「良かった~……音も立てずにいきなり帰って来たのかと思った……って,え?」
エレン「何これ今のまさかPCから出てたん?」スチャ
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- 27 : 2014/01/06(月) 10:47:20 :
- __________________
__________________________________________________
ジャン「今だ…アニ」
アニ「了解」
__________________
__________________________________________________
エレン「?」スチャッ
『モシモシ,ワタシメリーサン』
エレン「え?」
『ワタシトウトウ,アナタノイエノマエマデキタノ。』
プーップーップーッ……
エレン「PCから……聞こえてきた……」ガクガク
ヴーーー
ヴーーー
エレン「メールだ……今度は俺ん家の画像なんじゃ……」
ドン!
エレン「ヒイッ!?」
__________________
__________________________________________________
アルミン「いやあ~予想以上のリアクションごちそうさまでーす」
ベルトルト「結構マリたち早く着いたんだね」
__________________
__________________________________________________
ドンドンダンドン!
エレン「やべえやべえ!!」バサッ!
カーンコーンコン……コロコロコロ……
エレン(……これ絶対メリーさんやん……!!)カタカタカタカタ
※マリちゃんです。
ドンドン……㌧……タッタッタ……
エレン「…………止んだか?」ムクリ
ガチャッ! ガチャガチャガチャ……
エレン「うおお!?」バサッ
数分後
エレン「やっと気配も音も無くなったな……」ゲッソリ
エレン「ひとまずこのオフトゥンを拠点にして,……メールみよ」モフモフ
受信トレイ
人形
Noroi/Mer具gエオオ ア#・障ア8!!!
!2:: Šãƒ¼ã?®çš†æ§˜ã?¸ã?®ãƒ¡ãƒƒã‚»ãƒ
縺ゥ縺㌔@-縺^ヲ譁ュ怜喧縺代′襍キ縺阪!!
エレン「うっわ……文字化けかよ……」ゾゾゾッ
-
- 28 : 2014/01/06(月) 16:45:05 :
- オフトゥンってwww
-
- 29 : 2014/01/06(月) 16:51:54 :
- (:3 っ)オフトゥン
-
- 30 : 2014/01/06(月) 22:39:40 :
- _____________________________________________
アルミン「ヒストリア,マリ,もう家の中入った?」
ヒストリア『入ったよ~。』ヒソッ
マリ『そしてこれからお姉ちゃんの部屋に入りまーす』ヒソヒソ
ジャン「クソッ! 羨ましい!!」ダン
アルミン「その調子だ。健闘を祈る。」
_____________________
______________________________________________
エレン「オフトゥンに潜り込めば大抵の困難は何ともないってアルミン
言ってたからな。」モグリモグリ
エレン「どんな人生観だっつー話なんだけどな」ハハッ
ヴーーー
ヴーーー
エレン「メールか。もう慣れたよ。」㌧
受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren jaeger@e-mail.com
言わなくても分かるよね?
そして私今,女の子の部屋の前にいるの。
(ヒストリアの部屋画像)
今から行くよ
待っててね☆
エレン「語尾が変わったな……」
エレン「んで,ヒストリアの部屋って確か……」
人形とかカピバラさんとか一杯あったような……
エレン「なんだなんだ急に人形が怖くなってきたぞ」ブルブル
-
- 31 : 2014/01/07(火) 13:29:46 :
- スマホ「コボレテ オチタ~」
㌧
エレン「今度は何だよ……」モフモフ
アニwithボイスチェンジャー「もしもし?私メリーさん。今,
ヒストリアの部屋の前に居るの。もうすぐ行くよ?」
エレン「ああ……あ!!」ダダダッ!! バタアン!!ガチャッ!!
エレン「そういや……部屋隣だったわ……危ねえ所だった……」ゼエゼエ
エレン「やべえよ……!!ホントに近付いてきてんじゃねえか……」
エレン「えっと取り合えず……何かカピバラさんを……」ギュッ
た……
エレン「……え?」
トテトテ……
エレン「……ヤバイよヤバイよ……」タラーーッ
エレン「今どこに居んのかわかんねえよ……そうだ!!」
エレン「着信履歴に電話番号が残って……ない!?」
____________________
________________________________________________
アルミン「だから言っただろう。遠隔操作は電源の切り替えだけでは
ないと。」
ベルトルト「その言い回し相手が聞いてなかったら使えないよ」
-
- 32 : 2014/01/07(火) 13:48:03 :
- こわいくねっっっっうぇええよ………本当だお(;-;)
-
- 33 : 2014/01/07(火) 15:37:27 :
- ヴーーー
ヴーーー
エレン「メールやでえ……」スッ
受信トレイ
人形
Noroi/NoroiNoroi@e-mail.com
To:イ機ネ§オアア? 溘ヰ痛ノロィ縺コ縺ロシテ痛?∂アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
Eren-Jaeger@e-mail.com
あ
いた
エレン「!?」
窓際からずっと見ていた
---------End---------
エレン「何なんだよ!……窓際に居るってことかよ……?」
ドンドンドンドン!!
エレン「!?」
ヒストリアの部屋からだ……
-
- 34 : 2014/01/07(火) 19:58:45 :
- ドンドンドンドン!!
エレン(鍵は閉めといたしいいか)「……何だよ」スタスタ
ソッ……
エレン「居ない……!? 今までこんなことってあったか?」
ドンドン!!
エレン「え!?」
エレン「うわうわうわ……何かもう気味悪いオフトゥンに潜ろオフトゥンオフトゥン」バサア
__________________
__________________________________________________
ヒストリア「バスドラのキックペダル買っといて良かったね」
マリ「ね」
アルミン「モーターで動かしてるキックペダルに騙されてやんの」
プククク
アルミン「音声スイッチ,オーーン!!」ッターーン!!
__________________
__________________________________________________
エレン「それにしてもメリーさん来るの遅くない?」
ドンドンドン!!
「ウーー!!ウームームーー!!オグッゲ!!オグッゲ!!」
聞いたことのない声が聞こえた。
エレン「え?なにこの気持ち悪いk」
ダン!!ダンダンダン
「オグッ…ウウーー!!オエッア,ウオッ……オウッアガア!!」
メリーさんのイメージとはひどくかけはなれた,野獣の断末魔の
ような声が。
エレン「え!?」クルッ
スッ……
カーテンにもいつの間にか人影がうっすらと。
開けちゃいけないことは一目瞭然だった。
エレン「あ……ああ……!!」バサッ
-
- 35 : 2014/01/07(火) 20:22:32 :
- たった今分かったことが1つ。
エレン「メリーさん……3人いるよお……」ガタガタ
______________________
______________________________________________
ベルトルト「wwwwww」
ジャン「これはwwwwwニコ生に中継すべきwwwww」
アルミン「もうしてるwwwwwww」
アニ「アルミンさん仕事ハエエっすwwwwww」
______________________
______________________________________________
エレン「……なにこれもう嫌だ」
ドンドンドン……
エレン「部屋から出るに出られんし」
「オエエア!オエエガア!!ヴアアアア!!」バンバン
エレン「予想と声が全然違えし」
スマホ「」
エレン「こんな時に限って電話こねえし……」
-
- 36 : 2014/01/07(火) 21:02:27 :
- エレンは電話きてほしいのかwww
-
- 37 : 2014/01/07(火) 21:02:39 :
- 期待!
-
- 38 : 2014/01/08(水) 19:11:25 :
- エレン「俺氏,もう潜り込まずにはいられない!!」バサッ
オエッア!アアオエ!
バンバンバンバン!!
ドンドン!カチャ
数分後
エレン「眠れるわけないだろうが」バサッ
ヴーーー…ヴーーー……
エレン「今度は何だよ……」㌧
受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren-jaeger@e-mail.com
今,ベッドの下に居るの。
見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた
見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた
見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた
------End------
エレン「」バサッ!!クルッ!!
エレン「……」サーーッ
バタフライツイストオフトゥンをしたその直後,一気に血の気が引いた。
奴がこんなに近づくとは思っていなかったのだ。
起こりそうなパニックを防いでいるのは,今手元にあるスマホと
オフトゥンだけ。そのままくるまっていたかったが,相手が相手。
いつまでも居座られるのは目に見えている。
-
- 39 : 2014/01/08(水) 19:38:32 :
- ホントにメリーさんだったりしてww 期待です
-
- 40 : 2014/01/08(水) 22:08:00 :
- エレン「どうする……!!」モフモフ
エレン(そっと……そっと覗こう……そっ)スリ
見てしまった
廊下へと続くドアの前にメリーさん。
部屋の小窓にメリーさん。
そして多分,ベッドの下にメリーさん……。
みんなこっちを凝視していた。
エレン「ヒッ……!!」
あっ……!!
バサッ!!
エレン「どうしよ……!!こええよ……!!」ブルブル
思わず声が出てしまった。
この先の結末は布団なしでは見られなかった。
ズリッ……ズリッ……
オアッ……アアアア……
ニチャッ……ネチッ……
____________________
________________________________________________
アニ「キャアッ!」ギュッ
ベルトルト「/////」ホッコリ
ジャン「何だこのパラノーマルアクティビティは」
アルミン「予想以上のクオリティーだね!」キラキラ
ベルトルト(……こうしてハンジが創られていくのか……)
-
- 41 : 2014/01/09(木) 06:46:39 :
- 期待!!
-
- 42 : 2014/01/10(金) 00:01:44 :
- エレン(やべえよ声出ちゃったよ)カタカタ
ズリズリ…ズリズリズリッ
エレン(イヤアアアア!!積極的!!このメリーさん積極的!!)ブルブル
____________________
________________________________________________
マリ(こんなんでいいかな)ズリズリ
マリ(ロボットダンス習っといて良かったな)ガクッガクン!
____________________
________________________________________________
アニ「マリの欠片も無いわあのメリーさん」
ベルトルト「特殊メイクってすごい」
____________________
________________________________________________
ズリズリ……ズシッ
エレン(ノッて来たああああ!!物理的に!!物理的にノッて来たああああ!?)
ズリ
メリーさん(マリ)「ボソボソボソボソボソ」
エレン(怖ええええよ!!何いってんのメリーさん!!)
マリ「ボソボソボソブツ…シテ…ブツブツ……ノ?」
エレン(!?)
マリ「ドウシテ私ヲ大事にしなかッタの?」
エレン()
マリ「ドウシテ?ドウシテなの?」ズルズル
エレン(……)
一体何分過ぎただろうか。
正直夢なら醒めて欲しかった。
……でも何故か,その時初めて布団を退けようと思った。
あのメリーさんの声にあるのは恐怖だけではない。
悲しい,恨み辛みとか,もっと別の感情もあるように感じられた。
むしろ恐怖より勝っていたと思う。
純粋な恐怖が少しでも好奇心に変わる時,人は悪ノリする。
大分残っている怖さを枷にしても,布団を退ける右手は止まらなかった。
バサッ
エレン「!?」
そこには何も居なかった。
-
- 43 : 2014/01/11(土) 08:47:42 :
- 期待!
-
- 44 : 2014/01/11(土) 21:24:27 :
- 更に期待!
-
- 45 : 2014/01/11(土) 21:25:14 :
- からの期待!
-
- 46 : 2014/01/11(土) 21:25:58 :
- あれ?トリップが変わった…
え?
え?
-
- 47 : 2014/01/12(日) 17:24:23 :
- 続きまだ?
期待
-
- 48 : 2014/01/13(月) 18:30:07 :
- まだ?
-
- 49 : 2014/01/15(水) 18:02:40 :
- ねぇまだ?
-
- 50 : 2014/01/17(金) 17:57:35 :
- 1週間経過…
-
- 51 : 2014/01/19(日) 23:11:02 :
- 放置?
-
- 52 : 2014/01/23(木) 18:06:17 :
- 明日で2週間経つ……
-
- 53 : 2014/01/31(金) 18:15:00 :
- 3週間たったんですけど…
-
- 54 : 2014/02/02(日) 15:53:53 :
- スレ放置に思われたかたもいるかも知れません。
作者の小さな生き物です。
作者名をご覧の通り、いま僕は没収されたPCを奪い返しての
書き込みを行っております。
実はスマホのアクセス制限にこのSS NOTEβが引っかかってしまい、スマホからの投稿が実質不可能となりました。
PCもその時高校合格まで没収ということになっており、
なんとか奪い返したものの、インターネットが繋がらなくなっていました。
放置してると思われたかたもいると思います。
-
- 55 : 2014/02/02(日) 15:57:01 :
- 唐突ですが、高校の合格発表がある3月まで、投稿はしない、
もしくはできないかもしれません。
よって、この自衛兵団シリーズも一時的にストップします。
ではその時まで。
BYE!!
-
- 56 : 2014/02/02(日) 18:24:56 :
- やった・・・・・・!!
何だ!何もいねえじゃねえか!!
俺は天井を仰いで大きくガッツポーズをとった。
ああ~怖かった
やっと居なくなった!
さあ寝よう
メリーさんが居なくなって思うことはいろいろあったが、
「エロ動画みてたPCの電源切ってねーや・・・・・・」
妻に見られたら不味いなあとベッドから降りようとしたその瞬間。
手元のスマホが歌いだした。
-
- 57 : 2014/02/02(日) 18:32:22 :
- 「コボレテ オチタ チイサナ イノチ」
エレン「・・・・・・は?」
パッ
パッ
エレン「えっちょっと何で触れてもいないのにメール画面に
辿り着いてちょっえ?」ガクガク
受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren-jaeger@e-mail.com
まだ気づいてないの?
ずっと近くにいるのに
END
何だ!? まだ終わってなかったのか!?
ベッドの周りになかったはずの気配が、急に膨らみはじめた。
-
- 58 : 2014/02/02(日) 21:18:20 :
- 初めましてm(__)m
今まで読む方の専門だったのですが
久しぶりに投稿していたのでついコメを…
勉強頑張って下さい( ´ ▽ ` )ノ
-
- 59 : 2014/03/09(日) 15:51:41 :
- 人は本当の恐怖に陥ったとき,割とどうでもいいことを考えてるか,妙に冷静になっている
場合が殆どだ。勿論,エレンもその1人。
エレン(PCの電源消さないとマズイなあ・・・・・・)
ただ1つ違うのは,それが本当の恐怖ではなかったこと。
勿論,ドッキリであった。
エレン(そうだ!PCは別にいいや!ヒストリアもこのくらいは許してくれるはず!!)
エレン(そしてこのまま布団でスヤアすれば,いつかはメリーさん帰る!!そう信じてる!!)
エレン( よし!! こ れ で 勝 つ る )
スヤア・・・
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ミカサ「エレン,完全に油断している。しかもこのまま寝かせるとまずい・・・・・・」
アルミン「大丈夫だ。問題ない。エレンはこの雰囲気じゃきっと眠れないはずだ。」
ベルトルト「根拠は・・・・・・?」
アルミン「そりゃ聞いてみるしかないでしょ」ピ
ピロロロロロロロロロロン ピロロロロロロロロン
ッピッ
ヒストリア(はーい、こちらヒストリア。エレンの布団の横でーす・・・・・・)
マリ(横でーす)
ジャン「いつの間に忍び込んだんだあんたら」
-
- 60 : 2014/03/09(日) 16:14:55 :
- ヒストリア(今から作戦プランB,開始します!)
アルミン「了解」
ピッ
アルミン「エレン,今夜は寝かせないよ・・・・・・?」
アニ(アッーーーーー!)
ベルトルト(アッーーーーー!)
ライナー(アッーーーーー!)
エレン(よくよく考えたらそうだよな・・・・・・)
オヴヴ・・・・・・ア・・・・・・
ワサワサ・・・・・・
エレン(妖怪どもと一緒に寝れるわけないやんけ)クスン
エレン(・・・・・・待てよ?)スッ
エレン(ベッドの真横にいたメリー1号いなくなったな)
エレン(バレたらただじゃすまんけど・・・・・。)
エレン(や る か)ススス
-
- 61 : 2014/03/09(日) 20:36:01 :
- ここで説明しよう!!エレンが何を や る か を!!
まず,ベッドの横にPCの置いてあるテーブルがある。勿論電源は付いたままで,
表示されているページはOvideos。
エレンの推測
メリーさん
ベッドwithエレン
Pc(on the table)
このままだと一切動けずマズい。
ヒストリアが帰ってきて(もういます)安心してもその後の夫婦ゲンカはやばい。
あの天使,夫婦ゲンカとなると尋常ならざる力を発揮するのだ。
そこまで考えてエレンは気づいた。
自分が今でっかいカピバラさんの人形をだきしめていることを。
そして前がガラ空きだということを。
要するに,メリーさんに気づかれないように自分とカピバラさんとをすり替えて,
そろりそろりとPCの電源を落とそうというのだ。
そして今,布団からゆっくりとエレンが出てきたところだ。
_______________________________
_________________________________________________
エレン「・・・・・・!!・・・・・・!!」
あえて言おう。エレンは大バカであると。
ヒストリアもうおるで。ベッドに。
端っこじゃなく,下に。
-
- 62 : 2014/03/10(月) 11:11:30 :
- エレン「ヒューーッ・・・・・・ヒューーッ・・・・・・」ソロリソロリ
カチ
エレン(よし!布団の形状も変わってないし!PCの電源も落とした!)
エレン(後は決して!決して後ろを振り返らないように!!自分のオフトゥンへと抜き足差し足
忍び足・・・・・・)
カタッ
エレン「ピャッ!?」ビクッ
エレン(オオッフ・・・・・・!!アブねーアブねー)バクバク・・・・・・バクバク
inオフトゥン
エレン(・・・・・・あれ?)
エレン(さっき前がガラ空きで何も見つけられなかったということは)
エレン「」スーーッ
エレン「!!」バッ
エレン(ダメだダメだ後ろにいるなんて考えちゃダメだ)カタカタカタカタ
__________________________________
_______________________________________________________
ジャン「wwwwwwwアイツ相当あわててんなwwwwww」
アルミン「・・・・・・よし、これで最後のメールだ。」
アニ「ヒストリア。マリ。後は頼んだ。」
キャンセル ⇒送信
カチッ
-
- 63 : 2014/03/10(月) 11:34:48 :
- ____________________________________
________
コ~ボ~レ~テ オ チ タ~
エレン「!?」スッスッスッ
エレン「・・・・・・また触れてもいないのに勝手にメールアプリに」ゾゾゾッ
受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren-jaeger@e-mail.com
逃サナイ 逃サナイ 逃サナイ 逃サナイ
逃サナイ 逃サナイ逃サナ逃サナイ逃サナイ 逃サナイ
逃サナイ 逃サナイ逃サナイ 逃サナイ
オマエ、ノ、ウシロ
エレン「」バッ
エレン「・・・・・・?」
居ない・・・・・・?
目の前に見えたのは,4体揃った只の人形。
そう。メリーさんなんてただの都市伝説。
最初からいなかったのである。
エレン「・・・・・・!!」グッ
エレン「・・・・・・」ドサッ
エレン「・・・・・・やっと・・・・・・終わったんだ・・・・・・」
_______________
_____________________________
アルミン「これで終わったと思った!? 残念!!相手が鬼畜のアルミンちゃんでした!!」
ジャン「さすがアルミン先輩wwwwww鬼畜すぎるぜwwwwww」
アニ「さすがにこれはちょっと怖いね・・・・・・」ギュッ
ベルトルト「!?」
-
- 64 : 2014/03/10(月) 11:54:29 :
- _________________
___________________________
ん・・・・・・?
待てよ・・・・・・?
さっきは前にも後ろにも居なかったのに,こうしてメールが届いた・・・・・・
電源落としに行ったときも,カタッて音がしたし・・・・・
あいつらは今、どこにいるんだ・・・・・・?
カサカサ
エレン「!?」
どこからか音がする。
首は壁を向いたまま硬直してしまっているから,左右どちらからしたとかは分からない。
分かることはただ1つ。
まだ,いる。
終わってなんかいなかったのだ。
喉がカラカラに渇き,ウクッと音を立てる。
心臓の鼓動が息を潜める。
冷や汗が頬を伝う。
ベッドへ満足そうに倒れこんだ,あの時の自分を罵りたくなる。
彼は錆びたナットのように,ギクギクと首を右へ動かす。
誰も居ない。
左へ動かす。
目の前に裂けた顔が,2つ。
-
- 65 : 2014/03/10(月) 17:33:54 :
- ______________________________________
__________________________________________________________________
エレン「ん・・・・・・?」
ここは・・・・・・?
アルミン「自室のベッドだよ,エレン」
アルミン・・・・・・
アニ,ライナー,ベルトルトとヒストリアが・・・・・・
エレン「何でここに・・・・・・?」
ヒストリア「何でって,私が帰ってきたらエレンがカピバラさんのぬいぐるみ抱いて
真っ青な顔で寝てたから・・・・・・」
※嘘です。
アニ「・・・・・・ギャップが凄くてPINEで投稿したらみんな集まってきたんだよ。」
※大嘘です。
エレン「そうか・・・・・・そういえばさ・・・・・・ジャンの言ってたメリーさんが
本当に出たんだよ・・・・・・」
ジャン「マジでか!?ボッフォwwww」
エレン「おい!!ちゃんと聞けよ!!メッチャ怖かったんだぞ!?なんか段々と近づいてきてさあ!!」
ベルトルト「そのメリーさんからまたメールが来てるみたいだよ,エレン。」
エレン「ファッ!?」
ヒスライミン「wwwwww」
エレン「おい いい加減に信じてくれよ!!確かに来てるんだよ,ホントに!!」
バッ!!
-
- 66 : 2014/03/10(月) 17:40:53 :
- 受信トレイ
人形
Noroi/Merry@e-mail.com
To:イェーガーマイスター
Eren-jaeger@e-mail.com
エレンバカスwwwww
エレン「ん!?」
エレン以外(下から来るぞ!!気をつけろ!!wwwwwww)
私が訪れた場所を遠い順に並べて,頭文字を読んでみてね!!
エレン「ん・・・・・・?」
ドリームモール・・・・・・
ツムロアリーナ・・・・・・
キートン陸上競技場と・・・・・・
後はりんどう公園だから・・・・・・
ア・・・・・・
「ド」「ツ」「キ」「り」
-
- 67 : 2014/03/10(月) 19:26:49 :
- エレン「あ・・・・・・」
エレン「ドッ・・・・・・キリ・・・・・・?」
ライナー「ブッハwwwwww」
ジャン「よっしゃwwwww」
アルミン「さあみなさんご一緒にィ!!」
ドッキリ大成功~~!!
エレン「アイエエエエエエエッ!?」ゴロゴロゴロゴロ
__________________
_________________________________
ベルトルト「まあ簡単に言うと発案とシナリオ担当が僕で」
ライナー「現地に赴いて写真を撮ったのが俺」
ヒストリア「小道具とか作ったりしたのは私。あっ!ちなみにメリーさん役も
私とマリちゃんが」
マリ「うん!」チョコン
アニ「メリーさんの声担当は私」(私の娘きゃわわ)
ミカサ「私はエレンのリアクション見たさに」
エレン「お前絶対ロクなことしてねえだろ!!」
ジャン「俺は放送用の機材を持っていったり,レト動(こっちのニコ動)で元々
人気あったから生放送の枠取ったり宣伝したり,まあ色々と」
エレン「栄養ドリンク色々混ぜて吐いてたのお前か!!」
アルミン「んで,メール文面送りつけたり,スマホの遠隔操作アプリを作ったりして
一緒にレト生放送してたりと,実質的な活動をしていたのは僕だよ。」
エレン「お前らもういろいろすげえよ!!」
-
- 68 : 2014/03/10(月) 20:17:01 :
- エレン「え・・・・・・?ていうか俺生放送されてたの!?」
アルミン「そうそう。まあ顔は隠してあるから大丈夫でしょ。」
エレン「いやそんなことは気にしてないからいいけど・・・・・・。」
エレン「俺レト動で話題になってんの!?」
アルミン「そうそう。結構コメント来てたし近々もっかい動画に直して投稿しよう
と思うんだけど・・・・・・ちょっとエレンPC借りるよ」カチ
エレン(PC・・・・・・確かあのサイト閉じないままでスリープモードにして・・・・・・)
エレン「あ!!」
エレン「ちょっと待ってアルミンストップ!!」
アルミン「ん?」
パッ
ワ~オ!!
エレン「」
ライナー「!?」
ベルトルト「フッーーーーwwwwwww」
ジャン「wwwww」
アニ「・・・・・・ハア」
アルミン「・・・・・・」
ヒストリア(///////)
普通のアルミンだと思った?残念!!鬼畜なアルミンちゃんでした!!
-
- 69 : 2014/03/10(月) 20:48:05 :
- アルミン「・・・・・・うん」
アルミン「・・・・・・取りあえずニコニコ見ようか,エレ・・・・・・ん?」
エレン「」
ヒストリア「・・・・・・エレ~ン?」フリフリ
エレン「」
ヒストリアは少し顔をしかめると,自分の部屋に行った。
数十秒して戻ってきた彼女の頭には猫耳,手には猫手。
両方ともパーティーやカラオケで大盛り上がりするグッズの1つである。
それを見たとたんライナーが鼻血を吹き出
___この先は血に汚れて解読不可能となっている____
_____アルミンの日記より
ヒストリニャ「・・・・・・」スッ
エレン「・・・・・・ッハ!! 俺はいったい何を・・・・・・」
アニ「チーハンとられたような顔をして気絶してたんだよ。」
_____________________
_______________________________
エレン「さーて俺の人気はどうなっているのかなーっと!!」ッターン!!
エレンはヒストリニャを見た後,別人のようにテンションとエンターキーを打つ
ウザさが上がっていた。
30近いオッサンなのにまるで子供のようだ。
-
- 70 : 2014/03/10(月) 21:18:33 :
- エレン「これか」
そこには過去ログに保存されていた例の動画が。
「50000円かけて友人にドッキリを仕掛けてみた」というタイトルの
横にある,ゲスミンのにやけ顔が移ったサムネが印象的である。
エレン「50000も・・・・・・かけたのか・・・・・・」
一同が頷く。そこに後悔や罪悪感というものは感じられず,むしろ清清しくさえ
あった。ゲスミンのゲス顔がこびりついて離れない。
そして恐怖に晒された彼に謝る気は一切無いようだ。
タグには,
「レトルト生放送」
「ドッキリ」
「ゲスミンモード発動」
「やるからには本気で」
「いともたやすく行われるえげつない行為」
「ジャイアントスイングの人」
「伝説の人が登場」
「またお前か」
「東洋の魔術師の本気」
「オフトゥンvsメリーさん」
「パラノーマルアクティビティの舞台裏」
など,ビッシリと書き込まれてあった。
-
- 71 : 2014/03/10(月) 21:55:49 :
- 若干震える手で再生ボタンを押すと,まず飛び込んできたのはベルトルトの映像。
『はい,どーもベルトルトでーす。この前はジャイアントスイングするも逆襲された
んでね,このどうしようもない感情を一滴残らず兵団勤めの友達に捧げたいと思います』
またお前か うぽつ ジャイアントスイングだ
うぽつ 友達カワイソすぎwwwwww
これジャイアントスイングの人?
タグwwww
友人これ見たらそんなモン捧げんなwwwって言いそうだな
エレン「そんなモン捧げんなwww・・・・・・ハッ!?」
_________________
___________________________________
『はい,こちら協力者の4人です。一人ずつ自己紹介していきましょう!』
アニ姉貴いねえ?
アルミンさんマジぱねえwwww おい駄犬いるぞ!! 駄犬だ!!
るな
犬いるな
駄犬キターーーーーwwww
お ま た せ
-
- 72 : 2014/03/10(月) 22:09:15 :
- アルミン『どうも,リーダーは技研指揮班班長のアルミン・アルレルトです。』
ターーーーー 班長こんなとこで何やってんすかwwwwww
発明家のドッキリwwww
おい駄犬いるぞ
ップぱねえwwwww
ラインナップの豪華さに草不可避
こいつらと友達って裏山すぎ
タグの東洋の魔術師で草不可避
ライナー『カメラマンはライナーだ。宜しく。』
ッーー♂ アッーーー!! アッーーー アッー
兄貴キターーーーーーーーー
アッーーーwwwwww
おまいらwwwwwww
アニ「声担当はアニ。これは面白いことになりそうだね。」
姐さんktkr すげえwwwwww アニ姐wwwwwww
さっきからメンバー凄すぎwwwww
っけえwwwwwww
エレン「結構・・・・・・有名なんだな・・・・・・」
-
- 73 : 2014/03/10(月) 22:18:11 :
- 期待
-
- 74 : 2014/03/10(月) 22:54:14 :
- もう寝る
-
- 75 : 2014/03/11(火) 12:19:50 :
コメントアザッス!_
________________
__________________________________
エレン「作者が疲れるからコメ非表示で」カチ
ジャン『みなさん,メリーさんってご存知ですよね?電話する度に段々近づいてくるアレ
です。』
ジャン『今日はですね。それのドッキリ版を同じ兵団に所属してる友人にぶつけたいと
思います!』
アルミン『ちなみに友人の部屋は既に12個の隠しカメラを仕掛けており,いつでも様子を伺える
状態になっております!』
ジャン『まあまずは伏線を持たせる為に電話します!待ってろよ!』
エレン「ドッキリってこっからか!!」カチッ
ガンバレwwwwww 友人カワイソすぎwwwwwwwww
駄犬さんの友人関係wwwww 駄犬いい声
人www
隠しカメラ多いwwwwwwwwwwwwww
メリーさんはガチ これ豆な
ジャン『おい!お前聞いたか?』
エレン『ジャンか。何だよ聞いたかって。』
ジャン『『メリーさん』だよ『メリーさん』!!最近テレビとかネットで話題になってる
らしいんだけどな……~~~』
エレン『ハア?』ホジホジ
wwwwwwww 友人もあのジャイアントスイングの人か
い声 ハナっから信用してねえ顔だwwwwww
てか友人顔カッケエな
wwwwwwwww
鼻ホジんなwwwwwww
-
- 76 : 2014/03/11(火) 12:27:25 :
- エレンwwww
-
- 77 : 2014/03/11(火) 12:38:12 :
- コメントあざっす!!
ジャン『絶対そん時は振り向いちゃダメ……おい!聞いてんのか?』
エレン『ああ~はいはい聞いてる聞いてる』 ホジッ
てねえwwwwwww 絶対聞いてねえからwwww
人の話聞けよwwww
だから鼻ホジんなってwwwwwww
_____________
___________________________
アルミン『このエレンのスマホ専用の遠隔操作アプリも作ったし!』
ジャン『?』
ベルトルト『!!』ギュッ
ベルトルトwwwwwww かわええwwwwwww
ぎトルトwwww かわああああwwww
誰だ塞ぎトルトっつった奴wwwwwww
ベルトルトでけえよwwwww
________________
________________________________
ヒストリア『ああ!!ポテチ食べながらスマホでスピッツ聞きながら別に好きなわけでも
ないオールスター感謝祭見てゴロゴロしながら筋トレしてる!!これは妻として許せません!!』プンプン
多すぎwwwwww ポテチ食いながら筋トレって意味ねえwww
wwww かわええwwwwwwwww
結婚しよ 結婚しよ やること多すぎwwwwww
プンプンかわええwwwwwww
何でスピッツって分かる 天使 かわいいいい
-
- 78 : 2014/03/11(火) 13:23:26 :
- ______________________
_________________________________________
コ~ボ~レ~テ オ チ タ~♪ チ~イ~サ~ナ・・・・・・
エレン『・・・・・・ん?非通知?』㌧
やめてええええwwwww エレンそれフラグやwwwwwwww
wwwwwww のよ~♪ のよ~♪
よ~♪ フラグwwwwwww
のよ~♪ のよ~♪
やめろおおおおおおお!!
ああああああああ
_______________________
_________________________________________
ヒストリア『特殊メイク終わったよ~』ガチャ
マリ『うん!』ニパッ
こええwwwwww 奥さんすげえなwwwwww
かわいいけど怖いwwww こわい(確信)
すげえwwwwww
こわい(確信) こわい(確信)
アルミン『いってらっしゃーい!』
ヒストリア・マリ『頑張ってくる!』ガチャッ
↓wwwwwwwwww
↓クソワロwwwwwwwwww ↓wwwwwwww
↓wwwwwwww ↓やめwwwwwww
逝ってらっしゃーい!!
-
- 79 : 2014/03/11(火) 14:11:52 :
- _____________________
_______________________________________________
エレン「いやあ~~面白かった!!まんまと騙されてたわ!」パタン
アルミン「だろ?今度はコレを編集したり字幕付けたりしないと。」
ジャン「まあそんなこった。それと・・・・・・俺は用事があるんで先に帰るわ。」スタスタ
ミカサ「何かあるの?」
ジャン「いやな,作るだけ作って処理しきれんかったアレを駆逐しに行くわ」パタン
ライベルアニミン「・・・・・・?」
ミカエレ「ああ・・・・・・(察し)」
ヒストリア「何だろう,『処理しきれんかった』物って・・・・・・」
エレン「まあとりあえず,見たほうが早い。」カチカチ
ヒストリア「いや特に見たくは」
エレン「メッチャ面白いから」
ヒストリア「見る!」パアアア
_____________________
_______________________________________________
ヒストリア「ごめんちょっとトイレ」パタパタパタ
・・・・・・バタン
ウオオオオオオオエエエエエエエ・・・・・・
ミカサ「・・・・・・」
アルミン「・・・・・・」
アニ「・・・・・・」
ライナー「・・・・・・」
ベルトルト「・・・・・・」
エレン「・・・・・・」
ライナー「だから言ったろ・・・・・・アレは初心者にはキツイって・・・・・・」
エレン「・・・・・・ああ・・・・・・」
ミカサ「あれはさすがの私も生で見てたからひくかと思った。ので,後でヒストリアには
謝っておいたほうがいい。」
エレン「・・・・・・ああ・・・・・・」
-
- 80 : 2014/03/11(火) 19:03:16 :
- __________________
_______________________________
17:54・32
ライナー「・・・・・・っと,もうこんな時間だ」
アルミン「そうだね,早く帰らないと嫁がコレなもんで」?(?`^´?)?プンプン
ベルトルト「はは,アルミンももうオッサンだね」
ミカサ「・・・・・・////」キュン
エレン「・・・・・・まあヒストリアには俺が謝っておくから気にしないでくれ」
ライナー「ああ」
パタン
____その後キルシュタイン宅では
自室
彼は動画用のオープニングの為にアクションシーンを再現しようとしていた。
無論,馬の被り物を被った状態でである。
ジャン「この角度から飛び込んだら・・・・・・行ける!!」
ジャン「そぉい!」ダダダッ
ピョーン
ガチャッ
ミカサ「ただい・・・・・・!?」
ジャン「!?」
ドサッ!!ドゴシャア!
「アクションシーンを再現しようとして妻に見つかり着地を誤った。二度とやらない。」
__彼の後の動画より__
-
- 81 : 2014/03/11(火) 19:57:58 :
- その後アルレルト宅では
アルミン「ただいまー!」
ミーナ「アルミン・・・・・・遅ーい!」プンプン
アルミン「ははは,ごめんごめん」ポリポリ
アルミン「・・・・・・それより,同人誌の原稿の進み具合はどう?」
ミーナ「いたって順調よ!アルミンにアシスタントやってもらってた頃が懐かしい位ね」サラサラ
勿論,彼女がこのドッキリの資金援助を裏で操っていたことは言うまでもない。
_____________________
_____________________________________________
ベルトルト「いやあ~あのドッキリは楽しかったな」
アニ「ね」
マリ「お母さん,もし次もやるとしたら次のターゲット,誰にする?」
アニ「う~ん・・・・・やるとしたら,ねえ・・・・・・あ!!」
ベルトルト「誰?」
アニ「・・・・・・まあ・・・・・・それは秘密で・・・・・・」
ベルトルト「え~~・・・・・・」
その人が今隣にいるのに,言えるわけないじゃないか,ベルトルト・・・・・・
-
- 82 : 2014/03/11(火) 20:19:19 :
- PM 1:23
アルミンのPINEのトークにて
[アニ]
アルミン起きてる?
次のドッキリのターゲットが
決まったんだけど
[アルミン]
もちろん。誰に決まった?
[アニ]
ベルトルト。
[アルミン]
ベルトルトはドッキリの考案者だよ。
エレンみたいに信じ込ませるのは難し
いと思うんだけど
[アニ]
さすがにメリーさんみたいな
怪談系はしばらくやらないと
して,
「フラッシュモブ」っていう
のをやろうと思う
[アルミン]
!! それいいね! よし,僕がシナリオ
とか考えておくから,アニはヌェイス
ブックとかツイッターとかでこれを
町内限定で拡散しといて
[アニ]
了解
-
- 83 : 2014/03/11(火) 20:46:36 :
- [アニ]
あ,ベルトルトには絶対知らせないように
するから!!
[アルミン]
了解。あと,町内じゃさすがに少ないから
対象をヌェイスブック・ツイッターユーザーで
協力できる,なるたけ沢山の人に変更して
拡散よろしく
[アニ]
はいはい
________________________________________
エレン「・・・・・・」ジ~~~ッ
エレン「ほう・・・・・・」
(さっきのもAMってことで)AM1:30
[エレン]
俺も協力するよ
[アルミン]
本当?じゃあエレンはこの内容をスクショして
朝にみんなのスマホに送って。
もちろんベルトリーチェ以外に。
[エレン]
了解
[アニ]
というわけでおやすみ
[アルミン]
おやすみ
_______________________
___________________________________________
AM3:26
[ジャン]
俺も協力するぜ
[ヒストリア]
私も~
[ライナー]
もちろん俺もだ
AM7:34
[アニ]
あんたらの朝早すぎwwwwwww
[アルミン]
この一連の動きワロタwwwwww
-
- 84 : 2014/03/12(水) 10:57:23 :
- [エレン]
悪い。早く送りすぎた
[ヒストリア]
も~(笑)
[アルミン]
wwまあ面白かったからいいけどさ,
エレンもしかしてオール?
[ジャン]
もちろんさ。
[ライナー]
? 何でジャンが知ってるんだ?
[ジャン]
昨日話した例のアレを薄めて
飲んだらさ,また腹痛と発熱
起こってエレンに看病して
もらってた
[アルミン]
まさかとは思うけどミカサは?
[アニ]
何でエレン?
[ジャン]
この件だけに関しちゃミカサは
もうひいてるみたいで,全く
干渉してくれなかった・・・・・・
なんでも冷蔵庫で眠らせていた
ブツを出来心で飲んだら
あまりのまずさにちょっと
痩せたんだと
[ミカサ]
ジャン,それ以上言ってはダメ
[アルミン]
!?
-
- 85 : 2014/03/12(水) 11:19:45 :
- [エレン]
まあとりあえず,10時にオレんとこ集合な
ジャンにはこのPINEで伝えるから
[ジャン]
ああ
[アルミン]
りょうかい
[ヒストリア]
りょーかい!
[ライナー]
了解だ
[アニ]
ああ
_______________________
___________________________________________
アルミン「さあ着いたね」
アニ「シナリオはもう考えてきたの?」
アルミン「うん。」
ライナー「さすがアルミンだな」スタスタ
ライナー「おーいエレン!入るぞー!」ガチャ
エレン「zzzzzz・・・・・・」クカー
ヒストリア「も~エレン!何でいつも寝ちゃうの~!」ポコポコ
アルミン「・・・・・・うん」
ライナー「帰ってから寝付くまでの早さは尋常じゃねえなあいつ」
-
- 86 : 2014/03/12(水) 11:54:13 :
- アルミン「今度も放送機材の担当はジャン,でも小道具とか
銃器とかは技研指揮班とか自衛兵団の特捜班にも協力してもらったよ」カタタタタ
エレン「え?兵長何も言わなかったのか?」
リヴァイ『あのデカブツ?ちょうどいいんじゃねえか?』
アルミン「とのことです」カタタタタッ カチカチ
アルミン「さらにドッキリの決行日は全体の祝日がある日にしようと
思っているから,よりベルトルトに緊張感と緊急性を味わわせることが
できると思うんだ」グイッ
ヒストリア「?」
エレン・ライナー「あ,なーる」
ヒストリア「エッエレン。どゆこと?」
エレン「普通は祝日の日,支部の特捜班は主な捜査を本部にまかせて休む
んだよ。丁度今の俺らみたいに。」
ヒストリア「・・・・・・え?じゃあ祝日の期間に何かあったら本部の特捜班が直接確保
しにくるの?」
エレン「そう。でもベルトルトもそこまでは分かってるし,第一ドッキリを
されてもあんまりリアクションをしないからオイシイ場面がとれない。」
アルミン「だから,祝 日 を 1 日 ず ら す 。」
全員「え!?」
-
- 87 : 2014/03/12(水) 13:05:42 :
- アルミン「正確に言うと,来月の土曜日にある祝日を1日だけ『カレンダー上で』進ませるんだ。」
アルミン「もちろん祝日があるのは土曜日のままだけど,ベルトルトがパッと見たら金曜日に祝日が
変わったように見えるわけ」
ライナー「あーなるほど。そういやあいつ毎週土曜は非番だからな。祝日で本部が動くとも知らない所を
ガッと行くわけか」
アルミン「そういうこと。そしてあくまでも金曜日が祝日だと見せかけるように
この日は自衛兵団の支部は休むようになりました~!」
全員「どえええええええええええ!?」
アルミン「いやいや,ただ自衛兵団の支部を休ませるように交渉しただけだよ!さすがの僕も
祝日そのものを動かすことはできなかったから」
エレン「いや十分すぎるぜアルミン!仕事が減る!!」スッ
アルミン「イェーイ」スパアン!
-
- 88 : 2014/03/12(水) 13:14:06 :
- アニ「待って」
アルミン「何?」
アニ「ちょっとこれ見てみ」
スッ
[アニ]
さすがにメリーさんみたいな
怪談系はしばらくやらないと
して,
「フラッシュモブ」っていう
のをやろうと思う
[アルミン]
!! それいいね! よし,僕がシナリオ
とか考えておくから,アニはヌェイス
ブックとかツイッターとかでこれを
町内限定で拡散しといて
[アニ]
了解
アニ「・・・・・・私のフラッシュモブの意見は?」
アルミン「・・・・・・すっかり忘れておりました」
バスン!!
アルミン「オ゛ア゛イッタイ!!お尻イッタイ!!」ゴロゴロ
-
- 89 : 2014/03/12(水) 13:21:07 :
- スマホでゴッチャゴチャになってしまうひとは
本体を横にしてご覧ください
なんかすいませんね
-
- 90 : 2014/03/12(水) 20:34:54 :
- エレン「・・・・・・なあアルミン」
アルミン「これもう絶対青あざにな・・・・・・なに?」
エレン「オレに仕掛けたメリーさんのドッキリさ,ちょっとおかしいと思わないか?」
アルミン「え?何が?」
エレン「ちょっとコレ見てくれたほうが分かりやすいけどさ」カチ
エレン『うおお!?』バサッ
エレン「この時俺がくるまってる間にヒストリアとマリちゃんが入ってきた」
ヒストリア『』コソコソ
マリ『』コソ
『ズリズリ……ズシッ』
エレン「マリがのしかかったとき俺のベッドの横にフランス人形を置いて」
『ソロソロ』
エレン「ベッドの下に潜る,と」
エレン「コレ以降に2人が出てくるのは,最後のメールが届いた随分後なんだ」
エレン「でも人形を置いてから俺が布団を払いのけて」
『バサッ』
『!?』
エレン「いないのを一度確認してからさ」
エレン「俺がPCの電源消しに布団から出るまでの間,」
『ワサワサ・・・・・・』
エレン「頻繁に鳴ってたこの音は何?」
-
- 91 : 2014/03/12(水) 21:05:57 :
- エレン「布団の形は全く変わっていない。それなのに,ずっとワサワサ
音がしてるんだ。」
エレン「しかも時々ありえん所がちょっとへこんでるしさ」
エレン「あと人形動いてるしさ」
エレン「人形はロボットだからいいとして,何だったんだあの音・・・・・・って,ん?」
全員「」
エレン「・・・・・・ど・・・・・・どうしたんだよ,みんな?」
アルミン「エレン・・・・・・」
アルミン「その人形は・・・・・・ロボットじゃないよ・・・・・・」
アルミン「どうみても普通の人形だよ,これ・・・・・・」ヒョイ
エレン「・・・・・・は?普通の人形?」
アニ「てことは,これ・・・・・・実際に何か乗り移っちゃったんじゃ・・・・・・」
全員「・・・・・・」
ライナー「とりあえず部屋の四隅に塩盛れ塩!!」ダッ
[ジャン]
おい!この動画削除するぞ!
アルミン「僕は教会の神父に除霊を頼んでくる!!」
アニ「みんなは急いでジャンの家に避難するよ!急いで!」
__この事件があったからか,しばらく怪談系のドッキリは仲間たちの間で
全面禁止となったのはいうまでもない。(ベルトルトには言ってない)
-
- 92 : 2014/03/12(水) 21:19:00 :
- そして一月後の土曜日
拘置所内
ベルトルト「クソッ・・・・・・」
ベルトルト「昨日は祝日で勤務は休み,今日明日と非番だから家族で
遊園地でも行こうかと思っていたのに・・・・・・!」
ベルトルト「目が覚めたらいきなりライフルを持った本部の人達にベッドを囲まれてて,
抗議にも聞く耳を持たずに拘置所に強制連行・・・・・・」
ベルトルト「監視カメラは・・・・・・」チラッ
ベルトルト「・・・・・・」
ベルトルト「・・・・・・無かったことにしておこう」
ベルトルト「・・・・・・冤罪・・・・・・か・・・・・・」
ベルトルト「クソッ!何だってんだ!」ガン
ベルトルト「何度でも言ってやるぞ!!そ れ で も 僕 は や っ て n」
看守 「おいデカブツ,手紙だ。」ペサッ
ベルトルト「ウイッス」ヒョイ
-
- 93 : 2014/03/12(水) 22:03:41 :
- ベルトルト「どれどれ・・・・・・」
______________________________
親愛なる夫 ベルトルトへ
あなたが特捜班の人らに囲まれているのを目にしたとき,
正直我が目を疑いました。
あなたがライフルを持った人に囲まれる状況を。
抗議の声も空しく車に乗せられてゆく様を。
正直今でも信じられません。
そして,別に罪を償えなんて言いません。
犯罪者と呼ぶなんて,もってのほかです。
あなたが今思っているように,私もあなたは冤罪で捕まったのだ
と思っています。
信じてください。何年かかろうと,努力は報われるはずです。
最後に
______________________________
ベルトルト「はは。やっぱり夫婦は思っていることが似てくるのかな」
ベルトルト「それにしても,アニが僕のことをこんな大切に思っててくれた
なんて・・・・・・。」
ベルトルト「お,裏も続いてるぞ。」ペラ
______________________________
最後に
こ れ は 自 衛 兵 団 と 技 研 指 揮 班 の
協 力 に よ る ド ッ キ リ で す !!
まんまと騙されたな!ハッハッハッハッハッハッハ!!
______________________________
ベルトルト「・・・・・・!!??」
バターン!!
ベルトルト「!!」
エレン「よおベルトルト!!元気かー!?」バタバタバタ
ベルトルト「!?」
ライナー「なんだなんだぁ,幼馴染の人相にも気づかねえって,ずいぶんと
水臭くなったもんだなオイ!!」バンバン
ベルトルト「え!?さっきの看守って,・・・・・・え!?」キョロキョロ
アニ「まんまと騙されてたわね!!」スタスタ
バッ!!
アルミン「さあみなさん!!ご一緒にィ!!」
ドッキリ大成功~!!
・・・・・・アイエエエエエエエエエエエ!?
____これから先,きっとどこかで,「アイエエエエエ!?」という
声が聞こえてくることがあるだろう。それはきっと・・・・・・
-
- 94 : 2014/03/12(水) 22:03:59 :
- 「私,メリーさん」エレン「!?」
おしまい
-
- 95 : 2014/04/03(木) 14:55:05 :
- 最後こわっ!
-
- 96 : 2014/07/12(土) 11:10:37 :
- ちょっと怖かったです。
でも、面白かったです。
-
- 97 : 2014/07/12(土) 11:11:47 :
- ロボットじゃない、ていうのが怖かった。
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- この作品はシリーズ作品です
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自衛兵団のある1日 シリーズ
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