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笑って欲しい、その笑顔が一番好きだから

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  1. 1 : : 2018/09/30(日) 00:14:33

    ミカサとサシャです
    死にネタです…百合系ではないです!
    語彙力無いですが頑張って書きます…誤字脱字注意です

  2. 2 : : 2018/09/30(日) 00:27:04




    彼女が私に最後の我儘を伝えてから、私は上手く笑えなくなった…気がする


    正確には彼女の為に無理して作り笑いをしているせいで、自然な本当の笑い方を
    忘れてしまった様だ


    ふと、顔を上げると目の前に小さな女の子がいた


    その子は小さな頭にポニーテールをぶら下げていた


    飛び跳ねる様に走っていくその子のポニーテールが、悪戯に揺れる


    見知らぬ子のはずなのに、何故か胸の深いところが疼く


    私は、あの揺れを何度もこの目で見た


    彼女はポニーテールを一生懸命揺らしながら、私の名前を呼んで抱き着いてきた


    あの頃は、苦笑混じりに受け流していたその挨拶も今ではとても遠い記憶の中で、
    愛おしく輝いている


    ────────あの時の彼女の我儘は…最後の無邪気な笑顔は私の心を、今でもずっと締め付けている



  3. 3 : : 2018/09/30(日) 00:43:26




    「ミカサ!コレ、半分食べますか?」


    そう言って唐突に差し出されたサシャの右手を凝視する


    芋だ、ただの、それに半分には到底及ばないほどの大きさだ


    「……また、盗ってきたの?」


    ため息と一緒に少し表情を強ばらせて、そう問うと、


    「ふぐっ!?そ、そんな怖い顔しないで下さいって!ちょっと貰ってきただけですよ!ちょっと…だけ…」


    そのちょっとの回数が度を超えて、いちいち叱りつけるのもめんどくさくなってきたものだ


    「サシャ、今回は見逃そう…でも次回は無い」


    と言った所で、この食い意地が解消するはずもないが…と頭の隅でまた溜め息ををついてからサシャの右手に差し出された芋の半分…に齧り付く


    いつもなら、いらないと言って突き返すのだが…何故か今日だけは無性に食べたくなったのだ少しくらいなら別に構わないだろう…


    「美味しいですよね!」


    と、笑うサシャの顔が少し眩しい気がして…ふふ、と笑いながら


    「えぇ、美味しい」


    とだけ、呟いた




  4. 4 : : 2018/09/30(日) 00:59:17
    期待しています。

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