この作品は執筆を終了しています。
リヴァイ「始まりと終わりの日」
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- 1 : 2013/10/06(日) 18:26:57 :
- 注意
内容はシリアスです
リヴァペト要素含みます
原作とキャラの性格が若干違います
それでも良い方はどうぞ^^
感想なんかもいただけると嬉しいです。
-
- 2 : 2013/10/06(日) 18:29:17 :
- ー巨大樹の森ー
エルヴィン「巨大樹の森西方向に集結し、陣形を再展開!カラネス区へ帰還せよ!!」
リヴァイ「エルヴィン、俺の班を呼んでくる」
エルヴィン「待てリヴァイ、ガスと刃を補充していけ」
リヴァイ「時間が惜しい。十分足りると思うが…なぜだ?」
エルヴィン「命令だ、従え」
リヴァイ「・・・了解だ、エルヴィン」
リヴァイ「…お前の判断を、信じよう…」
ヒュン…パシュッ
リヴァイ「ちっ、補充に時間かかっちまった」
リヴァイ「エルヴィンの心配性にも困ったもんだな」
ヒュン…パシュッ
リヴァイ「(それにしてもあいつらどこまでいったんだ)」
リヴァイ「(まさか迷子にでもなってんじゃねぇだろうな)」
ヒュン…パシュッ
「(巨人に遭遇でもして、チビってねぇといいが…)」
「(どうせまたオルオのやつが…)」
ピシャッ!!ドォォォォン!!!
「!!?」
ガアアアアアアアアアァァァ!!!
「この声…まさか…」
「…くそっ」
「(嫌な予感がする…)」
…
リヴァイ「!(…あれは…)」
ヒュゥゥ、パシュッ
リヴァイ「…」
グンタ「」
…
ヒュン…
リヴァイ「…」
エルド「」
…なんで…
…パシュッ
リヴァイ「…」
オルオ「」
…なんでだ…
ヒュン…
リヴァイ「…」
ぺトラ「」
シュタ…
リヴァイ「おまえら…」
リヴァイ「…」
俺が…
俺があの時…
ーー
「俺にはわからない。ずっとそうだ」
ーー
もっとはやく
ーーー
「自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても」
ーーー
こいつらのもとに
向かっていれば…
ーーー
「…結果は誰にもわからなかった…」
ーーー
俺は…
ーーー
「…だから…まあせいぜい…」
ーーー
おれは…
ーーー
「悔いが残らない方を自分で選べ」
ーーー
選択を…誤ったのか…?
-
- 3 : 2013/10/06(日) 19:09:32 :
グンタ祖母「そんなっ!!グンタが…グンタがっ!!」
グンタ祖父「嘘だ!嘘だと言ってください!」
リヴァイ「すまない…」
エルド婚約者「エルド…う…うわぁぁぁぁ!!」
リヴァイ「…すまない」
オルオ母「オルオが死んだ!?またまたそんなご冗談を…」
オルオ父「あいつがそう簡 単に死ぬわけ…」
リヴァイ「…すまない…」
オルオ母「そん…な…」
ペトラ父「ペトラが!!私のペトラがぁぁぁ!!」
リヴァイ「…」
ペトラ父「何故です!?あなたがついていながら、何故ペトラは!!!」
リヴァイ「……」
ペトラ父「あの子はまだ19ですよ!?これからいろんなことが…結婚だって…それなのに…っ!!」
リヴァイ「………すまない…」
ペトラ父「うぅぅぅ…ペトラ…っ…」
リヴァイ「…巨人と…俺を恨んでくれ…」
ー王都召喚前夜ー
リヴァイ「…」ガチャ、タン
リヴァイ「…」ドサッ
リヴァイ「………」
リヴァイ「(…静かだ)」
コンコン
ハンジ「リヴァイ?起きてる?」
リヴァイ「…あぁ」
ガチャ
ハンジ「どう?足の具合は」
リヴァイ「たいしたことはない」
ハンジ「そっか、よかった-」ドサッ
リヴァイ「…」
ハンジ「…」
リヴァイ「何しに来た?」
ハンジ「ひどいなー、せっかく心配して来てあげたのに」ニカッ
リヴァイ「頼んでない」
ハンジ「もー、素直じゃないなー」ツンツン
リヴァイ「…俺は疲れてるんだが」
ハンジ「じゃあマッサージでも しt」
リヴァイ「断る」
ハンジ「早っ!?」ガーン
リヴァイ「…」
ハンジ「じゃあ子守唄でも歌っt」
リヴァイ「いいから出てけッ」ガシッ、ズルズル
ハンジ「あ、特別に添い寝してあげてもい」バタンッ
シーン
リヴァイ「…チッ…余計な気なんか使いやがって…」
-
- 4 : 2013/10/06(日) 19:17:59 :
ーーー
ーー
ー
コンコン、ガチャ
オルオ「兵長!マッサージでもしましょうか??」
リヴァイ「気が利くな、頼む」
オルオ「任せてくださいっ!!」キラキラ
リヴァイ「」ウツブセ
オルオ「では失礼して…」モミモミ
リヴァイ「…」
オルオ「どうですかー? 」モミモミ
リヴァイ「ん…悪くない…」
オルオ「へへっ…よっと…」モミモミ
リヴァイ「…」ウトウト
オルオ「ふぅ、どうです兵長!なかなか上手いもんでs…!?」
リヴァイ「すぅ…すぅ…」
オルオ「(へ、兵長の寝顔っ!!///)」ジィィィ
コンコン
ペトラ「へいちょー、オルオ見ませんでs…」ガチャ
ヘイチョウニマタガルオルオ
ペトラ「兵長ッ!!?兵長がオルオに襲われてくぁwせdrftgyふじこlp!!!」ギャー
オルオ「バカ!!落ち着け!!兵長が起きちまうだろうがッ!!」クワッ
ペトラ「あんたの方がうるさいわよ!!…はっ!!」
リヴァイ「う・・・ん・・・」スヤスヤ
オルオ・ペトラ「…ほっ」
カクカクシカジカ
ペトラ「へぇ、マッサージかぁ」
オルオ「おう、兵長大分疲れがたまってるみたいだからな」
ペトラ「あんたいいとこあるじゃない」
オルオ「当たり前だ。そのくれぇ気がきかねぇと、俺の女房はつとまらないぜ?」
ペトラ「そっか、良かった」ニコッ
オルオ「照れんなって」ニヤッ
ペトラ 「…」イラッ
オルオ・ペトラ「「(……それにしても)」」
オルオ・ペトラ「「(兵長の寝顔…可愛い//)」」ジィィィ
コンコン
グンタ「兵長、オルオとペトラ見ませんでs…」ガチャ
オルオ・ペトラ「「じぃぃぃ…」」キラキラ
グンタ「!?おまえら何してんだ!!(小声)」ガシッ
ペトラ「は、放してぇ!ぷにぷにさせてぇぇ!!」ズリズリ
オルオ「放せぇ、俺のへいちょー!!」ズリズリ
グンタ「何言ってんだ!兵長が起きちまうだろうが!ちゃんと歩けっ!(小声)」
ペトラ「「へいちょー!へいちょー!!」」バタンッ!
オルオ「…!…!」
ペトラ「!…!!…!」
リヴァイ「…うるせぇ」
ー
ーー
ーーー
「…」
「明日も早ぇし、そろそろ寝ねぇとな…」ゴロン
-
- 5 : 2013/10/06(日) 19:45:38 :
「…」
「…」
「…」
「…寝れねぇ」
「…喉渇いたな…」ムクッ
ガチャ、バタン
「何か…」ガチャガチャ
「!…これは…」
ーーー
ーー
ー
エルド「あれ?兵長も眠れないんですか?」
リヴァイ「あぁ、お前もか?」
エルド「ええ、どうにも寝付けなくて」
リヴァイ「…それは?」クンクン
エルド「ココアです。あ、兵長も良かったらど うぞ」スッ
リヴァイ「悪いな」
エルド「いえ。ココアを飲むとグッスリ眠れるって、よくお袋が言ってたんです」
リヴァイ「ほぅ…」コクッ
リヴァイ「(甘くて温まるな…)」コクコク
エルド「あ、コップはそこに置いておいてください、洗っておきますから」
リヴァイ「頼む」
エルド「はい。兵長、おやすみなさい」
リヴァイ「あぁ。お前も早く寝ろよ」
エルド「はーい」
スタスタ
「(ぐっすり眠れそうだ…)」
ー
ーー
ーーー
「…」
リヴァイ「…」コトコト、カチャ
リヴァイ「…」コクッ
リヴァイ「(…甘い)」
リヴァイ「…」ジャー、ゴシゴシ
リヴァイ「…」キュッキュッ、カチャ
ガチャ、バタン
「ふぅ…寝るか…」
スタスタ
ヒュゥゥゥ…
リヴァイ「?風が…」
リヴァイ「…ペトラの部屋か…」
リヴァイ「ドアも窓も開けっ放しとは…しょうがねぇな」
キィ、パタンッ
リヴァイ「これでよs…!」
ドサッ!パラパラパラ…
リヴァイ「…日記?」
リヴァイ「………」チラッ
×月○日
今日は訓練の時、兵長が褒めてくれた。
ペラッ
今日は兵長が…
ペラッ
…兵長…兵長…
リヴァイ「俺のことばっかりじゃねぇか…」
…ペラッ
○月×日
明日は第57回の壁外調査の日。
リヴァイ「!」
-
- 6 : 2013/10/06(日) 19:51:53 :
- ずっと伝えられずにいたけど、
明日の壁外調査が終わったら兵長に
ちゃんと「好き」って伝えようと思う。
リヴァイ「…」
いつもオルオと一緒になって
兵長を追っかけ回してるけど、
私がこんなに好きなんだって
想像もしてないんだろうなぁ
リヴァイ「…」
結果はどうであれ、私は兵長に
すべてを捧げて生きていくって決めたのっ!
リヴァイ「…」
調査兵は常に死と隣り合わせだし
もし伝える前に死んじゃったりしたら
絶対後悔するもんね!
リヴァイ「…」
だから明日もみんなそろって
ここに帰ってこなくっちゃ!
リヴァイ「…ペトラ…」
リヴァイ「俺が…気づいてないと思ってたのか?」
リヴァイ「気づかねーわけねーだろ…バカが…」
キィ…パタン…、ドサッ
「(今度は…眠れそうだ…)」
「………」
「……」
「…」
「」
-
- 7 : 2013/10/06(日) 19:56:40 :
- うううあああ
-
- 8 : 2013/10/06(日) 19:56:49 :
- 頑張ってください
-
- 9 : 2013/10/06(日) 20:00:50 :
ちゅんちゅん
リヴァイ「ん………朝か」
コンコン
リヴァイ「…エレンか?」
???「へいちょー、朝ですよー??」ガチャ
リヴァイ「っ!!?」
???「へいちょ…?どうしたんですか??」
リヴァイ「………ペトラ…」
ペトラ「はい、そうですけど…?」
オルオ「へーいちょぉぉぉー!!」ドドドドドッ
ペトラ「もうっ!オルオうるさいっ!!」キッ
リヴァイ「…オルオ…」
グンタ「お前ら朝から元気だな-
エルド「兵長‐、起きましたか‐?」
リヴァイ「…グンタ…エルド…」
リヴァイ「お前ら…なんで…」
ペトラ「なんでって、お昼ですよ??兵長が寝坊なんて珍しいですね」
グンタ「まぁたまにはいいじゃないか。兵長も疲れてるんだ」
エルド「今日は一日訓練の日だしな」
リヴァイ「訓練…。おい…今日は…何日だ…?」
オルオ「? ×日ですよ、○月×日っ」
リヴァイ「○月…×日…」
リヴァイ「(どういうことだ?あの日の…壁外調査の前日じゃないか…)」
ペトラ「兵長さっきからなんだか変ですよ??」
エルド「まだ夢見てるんですかー??」
…夢?
オルオ「おいエルド!お前失礼だぞ!!」
…そうか…
グンタ「兵長…今日は一日お休みになられた方が良いのでは…?」
…夢なのか…
…どうせなら…
…どうせならあっちが…
リヴァイ「夢だったらな…」
ペトラ「兵長??」
リヴァイ「いや、なんでもない…」
…そうだ…
…夢でもいい…
…この班があった証を…
…お前らの生きていた証を…
…共に過ごした証を…
…記憶に刻み込んでおこう…
ペトラ「…へいちょ‐??」ヒラヒラ
リヴァイ「…おい、お前ら」
ペトオルグンエル「「「「は、はい!!」」」」
リヴァイ「今日は訓練はいい…それより…」
リヴァイ「…バーベキューするぞ」
-
- 10 : 2013/10/06(日) 20:03:07 :
- >>8さん
読んでくださってありがとうございます!
頑張りますっ(*´∀`)
-
- 11 : 2013/10/06(日) 20:20:43 :
-
ペトオルグンエル「「「「…はい???」」」」
ペトラ「(あの兵長が…ばーべきゅー…)??」
オルオ「兵長、熱でもあるんじゃ…」ピトッ
エルド「い、医者 だっ!医者を呼べぇ!!」ガタタッ
グンタ「なんだ…何が起こっているんだっ!!」
リヴァイ「…」プチッ
リヴァイ「うるせぇ!グンタとエルドは道具の準備!」
リヴァイ「オルオとペトラは買い出しだ!!」
リヴァイ「…おい!エレンはどうした!?」
オルオ「あ、あいつならまだ…」
ダダダッ
エレン「す、すみません!!寝坊しましたっ!!!(こ、殺されるっ)」
リヴァイ「お前はクソメガネを呼びにいけ!!」
エレン「え…?…え?」
リヴァイ「何をボサっとしている!早く行けっ!!」
全員「「「「は、はいぃぃぃ!!!」」」」ダダダッ
リヴァイ「…行ったか」
リヴァイ「あいつら、驚きすぎだろ…」
リヴァイ「まあ…がらじゃねぇのはわかってる…」
リヴァイ「今日くらいは…な」
…
グンタ「兵長、なんか変だったな…よっと」ガタッ
エルド「あぁ、急にバーベキューなんて…」カチャカチャ
グンタ「しかも訓練しなくていいって、信じられない よな」ドンッ
エルド「だよなぁ…」バサッ
グンタ「…よしっ、こんなもんか??」
エルド「だなっ、それにしてもバーベキューなんていつぶりだ?」
グンタ「たしか…リヴァイ班が結成した日以来じゃないか?」
エルド「あー、そういえばそうだったな!」
-
- 12 : 2013/10/06(日) 20:27:08 :
ーーー
ーー
ー
エルヴィン「…そういうわけでだ、君たちは選ばれた人材だ」
エルヴィン「これからはこのリヴァイの元で、人類の勝利の為に力を貸して欲しい」
エルヴィン「リヴァイ、君からも一言」
リヴァイ「…」
ペトラ「(この方が人類最強…)」キラキラ
オルオ「(まぁ、俺ほどの男がいれば、この班の安泰は確定だな…)」ブツブツ
エルド「(意外と小柄だ…)」
グンタ「(本物は迫力があるな)」ゴクッ
リヴァイ「…」
リヴァイ「…俺は馴れ合いは好かん」
リヴァイ「せいぜい死なねぇようにな」
ハンジ「もー、リヴァイ!初めのあいさつでそれはないんじゃないのー?」
ハンジ「ほら、みんな固まっちゃってるよ」
4人「「「「………」」」」
ハンジ「せっかく楽しいバーベキューなんだからさぁ」
リヴァイ「(めんどくせぇ…)」
ー
ーー
ーーー
エルド「あの時の兵長、ほんと怖かったな…」ブルッ
グンタ「あぁ…だがその兵長が自分からバーベキューしようなんてな」
エルド「だよな、なんでいきなり…あ!」
エルド「なぁ!そういえばあれって…」
グンタ「…あ!」
-
- 13 : 2013/10/06(日) 20:46:57 :
ペトラ「…っと、このくらいあれば足りるかな」
ペトラ「(お肉なんて私たちのお給金じゃなかなか手が出せないし)」
ペトラ「(兵長が奢ってくれるって言うから、買いすぎちゃった♪)」
ペトラ「よしっ、戻ろっかオルオ」
オルオ「おいペトラ、ひ、一つくらい持てよ!」フラフラ
ペトラ「はぁ、兵長なら文句1つ言わずに持ってくれるんだろうなぁ」
オルオ「!…これだけでいいのか?ふっ、筋トレにもならんな…」ヨロッ
ペトラ「ニヤリ)…それにしても、バーベキューなんて久しぶりじゃない?」ワクワク
オルオ「だな、結成祝い以来だよな」
ペトラ「そういえば私、あの日の記憶がなんだかあいまいなんだよね…」
オルオ「あぁ…そりゃおまえ…」
ペトラ「?」
ーーー
ーー
ー
ペトラ「…」
ハンジ「ペトラちゃんだよね?楽しんでる‐??」モグモグ
ペトラ「は、はぃ…」
ハンジ「ごめんね‐、リヴァイもホントはいいやつなんだけどさぁ」
ペトラ「はぁ…(そうは思えないケド…)」
ハンジ「そうだ!これ美味しいから飲んでごらん!」
ペトラ「?いただきます…!わっ、美味しい!」
ハンジ「でしょ-♪でもアルコール度数高いから飲みすぎないようにね-」ヒラヒラ
ペトラ「ごくごくごく…」キイテナイ
30分後
リヴァイ「…おい」
ハンジ「んー??」モグモグ
ペトラ「へーいちょー」ニコニコ
リヴァイ「こいつ何とかしろ」
ハンジ「あー」モグモグ
ペトラ「ふふふ-、へいちょーかーわいいー」アタマナデナデ
リヴァイ「…」プチッ
ハンジ「ぶっwww」
オルグンエル「「「(ヒィィィ)」」」
リヴァイ「お前…もう部屋で寝てろ!!」グイッ
ペトラ「アーレーwww」ズルズル
ハンジ「ペトラちゃん、相当酒癖悪かったんだねw」モグモグ
-
- 14 : 2013/10/06(日) 20:51:15 :
リヴァイ「お前は当分飲酒禁止だ」ズルズル
ペトラ「へいちょぉー」
リヴァイ「全く、なんで俺がこんな…」ズルズル
ペトラ「へいちょぉーー」
リヴァイ「うるせぇぞ!何だ!?」イライラ
ペトラ「………」
リヴァイ「…?」
ペトラ「zzz…」
リヴァイ「!?おいッ!」
ペトラ「むにゃむにゃ…」
リヴァイ「おい!ここで寝るな!!歩け!」
ペトラ「ぐ ぅ…」
リヴァイ「はぁ…最悪だ…」
リヴァイ「おぶっていくか…めんどくせぇ」
カツカツカツ
リヴァイ「…」
カツカツカツ
…ギュウ
リヴァイ「!?」
ペトラ「お…とーさん…」
リヴァイ「…」
…
ペトラ「ん…」パチッ
ペトラ「あれ?ここは…私の部屋…??」
ペトラ「うっ!頭いったぁ…」
リヴァイ「…やっと起きたか」
ペトラ「…!?兵長!?なんでここにっ!?」ガタタッ
リヴァイ「…さっきはああ言ったが」
ペトラ「…?」
リヴァイ「何かあったら俺に言え。…話くらいなら聞いてやる」
バタン
ペトラ「リヴァイ兵長…」
ー
ーー
ーーー
ペトラ「…ふふっ」
オルオ「どうした?」
ペトラ「なんでもな-い!ほらっ急がないと兵長に怒られちゃうよ!」ダッ
オルオ「おい!待て!やっぱ持つの手伝え-!!」ヘロヘロ
-
- 15 : 2013/10/06(日) 21:05:03 :
ハンジ「しっかし意外だね-?リヴァイがバーベキューをしようなんて?」
リヴァイ「うるせぇ」
ハンジ「でもさ-、なんだかんだ言ってちゃんと覚えてるんだもん、偉いよね-」
リヴァイ「…?何のこt」
グンタ「兵長っ!火の準備OKです」
ペトラ「食材もOKで-す」
リヴァイ「…じゃあ、始めるか」
ワイワイガヤガヤ
オルオ「ガツガツガツ…」
ペトラ「ちょ、オルオがっつきすぎ!」
オルオ「兵長がご馳走してくださったんだぞ!?これががっつかずにいられr(ガチンッ!)~っ!!!」ブシュウ
エルド「おいおい!食いながら喋るから舌噛むんだ!!」
オルオ「う…ぐぅぅぅ…」ナミダメ
グンタ「ペトラ、水持ってきてやれ」
ペトラ「はぁい、まったく世話が焼けるんだから」ハァ
タタタッ
リヴァイ「おい、ペトラ」
ペトラ「はい?何でしょう?」
リヴァイ「今夜、俺の部屋に来い」
ペトラ「…へ?」ポカァン
リヴァイ「いいな?」
ペトラ「えと…はい…」
リヴァイ「…」スタスタ
ペトラ「…」
ペトラ「(え…ええぇぇぇぇ!?)」////
-
- 16 : 2013/10/06(日) 21:33:28 :
オルオ「兵長っ!」
リヴァイ「なんだ(復活している…)」
オルオ「あの、写真撮りませんか?」
リヴァイ「写真?」
オルオ「はい!リヴァイ班の集合写真を!」
ハンジ「おっ、いいじゃん!じゃあ私が撮ってあげるよ-」
リヴァイ「写真…か」
ハンジ「はい、並んで並んで-」
ハンジ「あ、リヴァイは真ん中ね」
オルオ「兵長の隣は俺だっ!」
ペトラ「わ、私もっ!!//」
リヴァイ「…」
リヴァイ「(一枚くらい撮っておけばよかったな…)」
ハンジ「撮るよ-??」
ハンジ「はい、チーズー」
カシャッ
エルド「どれどれ…お-、いいじゃねぇか」
グンタ「ぶっwオルオ、お前目が半開きだぞw」
オルオ「なにっ!?」
ペトラ「ねぇ、これ本部に飾ろうよ!」
オルオ「おいおいペトラ、俺の写りがイマイチだ、早急に撮り直s」
エルド「それいいな!じゃあペトラが預かっててくれ」
オルオ「聞けよハンジ分隊長、もう一枚撮り直し…って居ねぇ…」
グンタ「さっきモブリットさんが呼びに来て、どっか行ったぞ??」
オルオ「そ、そんなぁ!?」
リヴァイ「…ふっ」
オルオ「!?(笑われた!?)」
リヴァイ「(うるせぇのは好かねぇが…)」
リヴァイ「(こいつらと居るのは…居心地がいい…)」
ワイワイガヤガヤ
リヴァイ「………」
ああ
そろそろ
日が沈む…
-
- 17 : 2013/10/06(日) 21:36:17 :
- ↑
オルオ「聞けよ!ハンジ分隊長…」
!抜けました><
-
- 18 : 2013/10/06(日) 21:43:00 :
カリカリカリ…
ペトラ「よしっ…と」パタン
ペトラ「…(そろそろ行ってみようかな…)」///
コンコン
リヴァイ「誰だ?」
ペトラ「ぺ、ペトラですっ///」
リヴァイ「あぁ、入れ」
ペトラ「し、失礼しますっ!!」ガチャ
…バタン…
ペトラ「…//」
リヴァイ「…」
ペトラ「…///」オロオロ
リヴァイ「…いつまでそうしている気だ」
ペトラ「あ…あの…」アタフタ
リヴァイ「座れ」トナリポンポン
ペトラ「は、はい…(ベッド///)」バフッ
リヴァイ「…」
ペトラ「…///」
リヴァイ「ペトラ」
ペトラ「はいっっ!?」ビクッ
リヴァイ「お前、俺の事どう思ってる?」
ペトラ「は…、はいぃぃぃ!!?///」カァァァ
リヴァイ「どう思っているかと聞いている」
ペトラ「それは…その…、す…す…///」ゴニョゴニョ
リヴァイ「俺は好きだ」
ペトラ「…え?」
-
- 19 : 2013/10/06(日) 21:46:37 :
- うほぉおおおお!!!
-
- 20 : 2013/10/06(日) 21:51:31 :
リヴァイ「俺はお前が好きだ」
ペトラ「…」
リヴァイ「…?」
ペトラ「…っ」ホッペギュゥゥゥ
リヴァイ「…何してる」
ペトラ「ゆ…夢かと思って…」グスッ
リヴァイ「…」
夢…か…
ガシッ
ペトラ「!!へ、へいちょ(兵長の腕の中にっ///)」アワワワ
リヴァイ「…すまない」
ペトラ「…え?」
リヴァイ「俺は、お前とずっと一緒には…居られねぇかもしれねぇ」
ペトラ「??」
リヴァイ「お前らのピンチを…救えねぇかもしれねぇ…」
ペトラ「…」
リヴァイ「失ってから気づいた」
リヴァイ「もう…後悔したくねぇんだ」
ペトラ「…」
リヴァイ「…お前に…教えてもらった」
ペトラ「…」
リヴァイ「だから…だから今度はっ…!」
ペトラ「兵長…」
リヴァイ「…っ」
ペトラ「……泣いているんですか?」
-
- 21 : 2013/10/06(日) 22:04:13 :
リヴァイ「っ…うるせぇ…」
…
ペトラ「………あの」
ペトラ「兵長がおっしゃってること…難しくてよく分かりませんが…」
ペトラ「兵長は1人じゃないですよ」
リヴァイ「…」
ペトラ「みんな兵長の事大好きですもん」
ペトラ「もちろん私が1番にですがっ!」ドヤッ
リヴァイ「…フッ…そうだな」
ペトラ「フフッ。だから、ずっと一緒です!」
リヴァイ「あぁ」
ペトラ「何処にもいかないですよ?」
リヴァイ「あぁ」
ペトラ「約束です!」
リヴァイ「…あぁ」
…約束だ
………
……
…
ちゅんちゅん
リヴァイ「………」
リヴァイ「………」
…ポツン…
リヴァイ「………」
リヴァイ「夢…か…」
コンコン
ガチャ
リヴァイ「!!」
エルヴィン「リヴァイ、時間だ」
「…あぁ」
バタン
ーーー
ペトラ「へいちょ‐!朝ですよ‐♪」
ーーー
リヴァイ「(…んなわけねぇよな)」
リヴァイ「また…一人か…」
-
- 22 : 2013/10/06(日) 22:10:40 :
ガサッ
リヴァイ「(?手の中に何か…)」
リヴァイ「!?」
…なんで…
リヴァイ「なんで…写真が…」
夢じゃ…なかったのか…?
リヴァイ「いや…ありえねぇ…」
リヴァイ「だが…これは…」
リヴァイ「………」
リヴァイ「あいつら…笑ってやがる…」
そうか
そうだったよな
俺は一人じゃなかったな
グンタ、エルド、オルオ
…ペトラ。
悪いが俺はまだ当分
そっちには行けねぇんだ。
悪いがしばらく待っててくれ。
-
- 23 : 2013/10/06(日) 22:14:57 :
ヒュゥゥゥ
ペラペラペラ…ペラ
○月×日
明日は第57回の壁外調査の日。
ずっと伝えられずにいたけど、
この調査が終わったら兵長に
ちゃんと好きって伝えようと思う。
いつもオルオと一緒になって
兵長を追っかけまわしてるけど
きっと兵長はふざけてると思ってて
私がこんなに好きなんだって
想像もしてないんだろうなぁ
結果はどうであれ
私は兵長に
すべてを捧げて生きていくって決めたのっ!
調査兵は常に死と隣り合わせだし
もし伝える前に死んじゃったりしたら
絶対後悔するもんね!
だから明日もみんなそろって
ここに帰ってこなくっちゃ!
・・・あ、それと
あの写真はやっぱり
兵長に渡しておこう。
私たちリヴァイ班みんなの心が
いつも兵長とともにあるように。
そして来年の今日もまた
みんなで楽しく過ごせるといいな。
兵長が覚えててくださったなんて
意外だったけど。
…たまたまだったりして?笑
-
- 24 : 2013/10/06(日) 22:19:59 :
リヴァイ「ん?裏に何か書いてある…」
「!!」
…あの日は
お前らからの贈り物だったのかもな…
リヴァイ「ありがたく…貰っておくぞ…」
【○月×日 リヴァイ班結成記念日】
FIN
-
- 25 : 2013/10/06(日) 22:41:45 :
- ううう…
乙です…
-
- 26 : 2013/10/06(日) 22:43:46 :
- 投稿が携帯だったりpcだったり
統一してなかったので、
途中から「名無しさん」になってますが、
執筆者は同一人物です><
ここまで読んでくださった方
ありがとうございました(*^_^*)
-
- 27 : 2013/10/06(日) 22:55:54 :
時は少し遡って…
エレン「はぁ…やっと…見つけた…」ゼェゼェ
ハンジ「あれ-エレン?こんなとこで何してんの?」
エレン「ハンジさん…リヴァイ兵長が…呼んでます…」ゼェゼェ
ハンジ「リヴァイならさっきまで一緒にバーベキューしてたけど?」
エレン「…えっ!?」
ハンジ「そろそろ終わっちゃう頃かなぁ…」
エレン「えぇ-!?し、失礼しま…」グッ
ハンジ「そぉそぉエレン!今進めてる実験について、君にも意見を聞かせて欲しいんだ!」
エレン「!!?」
結局このまま朝までハンジさんに捕まっていた
可哀想なエレンでしたとさ
おわりw
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- 28 : 2013/10/07(月) 03:44:48 :
- 凄く綺麗な作品で神いいいいいい!
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- 29 : 2013/10/07(月) 12:07:38 :
- qpodbさん
ありがとうございます!!
初作品なので心配だったんですが、
そう言って頂けると嬉しいですっ。゚(゚´Д`゚)゚。
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- 30 : 2013/10/08(火) 20:28:52 :
- ええ!初作品!すごいなあ
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- 31 : 2013/10/09(水) 19:43:33 :
- >>30さん
書きたいこと詰め込んだら
長くなってしまって、
読みにくかったらすみません(>_<)
読んでくださってありがとうございます♪
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- 32 : 2015/09/15(火) 19:28:07 :
- ぐわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
なけるぅぅぅぅ!!!! 最後らへんがなけるぅぅぅ!
へいじょぼおおおおお((殴
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