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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

DANGAN・WORLD 第Ⅶ章【結成】

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  1. 1 : : 2013/12/31(火) 16:30:35
    【DANGAN・WOULD】第七章です。  第一章、第二章、第三章、第四章、第五章、第六章を見ていない方は  こちらからどうぞ ↓  

    第一章    

    http://www.ssnote.net/archives/3407    

    第ニ章    

    http://www.ssnote.net/archives/3664    

    第三章    

    http://www.ssnote.net/archives/3815    

    第四章   

    http://www.ssnote.net/archives/4645  

    第五章 

    http://www.ssnote.net/archives/5159 

    第六章

    http://www.ssnote.net/archives/5694




    さぁ盛り上がってきました【D・W】シリーズ!!
    気がつけばもう七章目!?


    まだまだ終わる予兆は見えません、一体どこまで続くのか!?
    起動日はまだ未定ですが皆様の応援等よろしくお願いしま~す(* ̄∇ ̄)ノ







  2. 2 : : 2013/12/31(火) 17:06:39
    キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
    アレス乱入による新展開待機です再起動待ってます!
  3. 3 : : 2013/12/31(火) 23:59:34
    再起動が早く見たい!
  4. 4 : : 2014/01/01(水) 04:11:35
    7章きてたー
    再起動wktk
  5. 5 : : 2014/01/01(水) 18:20:02
    日向つぇぇ~再起動楽しみ。
  6. 6 : : 2014/01/01(水) 18:47:48
    ウィード!
    マジ楽しみです頑張って下さいお願いしますなんでもしますから
  7. 7 : : 2014/01/01(水) 20:11:41

    >>2

    >>3

    >>4

    >>5

    いつの間にかこんなにファンがおられるとは……感激ですね(* ̄∇ ̄)ノ


    >>6

    ウィード!!
    ならばこれからも応援し続けてくれww




    読者の皆さま、沢山のお言葉ありがとうございます!(* ̄∇ ̄)ノこんなに期待されては書くしかないな!!


    てなわけで時間は未定ですが、明日起動したいと思いますので応援よろしく~(* ̄∇ ̄)ノ
  8. 8 : : 2014/01/02(木) 17:50:35
    ウィード!

    ああああ再起動気になる!!
  9. 9 : : 2014/01/02(木) 22:05:27

    大変長らくお待たせしました!!
    御約束通り【DANGAN・WOULD】第Ⅶ章……
    起動開始です(* ̄∇ ̄)ノウィード


    >>8

    ウィード!
    今後も応援よろしく~(* ̄∇ ̄)ノ
  10. 10 : : 2014/01/02(木) 22:32:29

    アレス………


    神話に出てくる神の一人、【闘神アレス】の名を持つこの世界の支配者。



    年齢は恐らく20後半だろう。しかし常人の2倍はある豪腕や体格、そして黒く逆立った髮……それは見る者に強烈なプレッシャーを与えた。



    服越しからでめ分かる腹筋や上から羽織っている大きな毛皮のマントがそのプレッシャーを更に増幅させているようだ。





    日向「アレス……」ググ

    七海「っ!」ガシャ


    アレス「ククク……そう焦るな……別に今すぐお前らと争う気は無い」


    日向「なに?」

    アレス「ククク……」


    アレスは不気味に笑うと空に向かって叫び始めた


    アレス「system・command!!」

    アレス「object ID……空間能力【ホール】を発動!!」



    ブオン
    『ユーザーID確認、空間能力【ホール】を発動』


    ギュイイイィィィィィィィィィィィィン!!


    突如、回りの空間が歪む


    日向「な、なんだこれ!?」


    アレス「ククク……」



    空間はみるみる歪んでいき、そこで日向の視界は真っ暗になる



    ギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン…………


    ーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーーーー

    ーーーー

    ーーー

    ーー

    ー……………
  11. 11 : : 2014/01/02(木) 23:21:10

    日向「はっ!」


    目を覚ました日向の視界には信じられない光景が広がっていた



    そこは何もなく下が霞んで見えるほどの高い大空まで浮く巨大な闘技場だった。




    日向「こ、ここは!?」

    七海「空に浮く島……?」


    アレス「ククク……ここは神都オリンポスの一部、別名『天使の戦場』だ」


    日向「アレス!」

    アレス「ククク……これで邪魔者は入れまい……」

    アレス「さぁ日向 創、お前の持つ力を……俺に見せてくれ!!」


    日向「っ!」ガシ



    腕を組み仁王立ちするその姿は正に神話の闘神そのものだった。




    「こいつはカムクラとは違う」……そう日向は一瞬で悟り、カムクラの時以上の気迫でプラチナ・ブレイカーを構えた。


  12. 12 : : 2014/01/02(木) 23:22:17

    今日はここまでにします。
    明日の再起動もお楽しみに(* ̄∇ ̄)ノ
  13. 13 : : 2014/01/02(木) 23:23:26
    日向にかませフラグがが
  14. 14 : : 2014/01/03(金) 02:36:30
    何これ早速白熱すぎる
  15. 15 : : 2014/01/03(金) 23:18:59

    お待たせしました~!
    最近忙しくて中々再起動できませんが、
    今日も張り切って再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  16. 16 : : 2014/01/03(金) 23:38:01

    ーー空ーー

    舞園「あの霧切さん?」パタパタ

    霧切「なにかしら?」パタパタ

    舞園「私たちはいつになったらあの島に行けるんですか?」パタパタ

    霧切「さぁ……」パタパタ

    舞園「なんですか「さぁ」って!?」パタパタ

    辺古山「落ちつけ舞園。この翼は200㍍しか上昇出来ないのだから仕方ないだろう」パタパタ

    舞園「じゃあ私が苦労して手に入れた意味がないじゃないですか!?」パタパタ

    霧切「いいじゃない、おかげで楽しい空の旅が出来るわけだし」パタパタ

    辺古山「ふふ…そうだな物事は常に前向きに見なければn」


    辺古山「!!」ピタ


    舞園「あたっ!?き、急に止まらないで下さいよ辺古山さん!」

    霧切「どうしたの辺古山さん?」

    辺古山「ぼっちゃまの声だ……」

    霧切「え?」

    舞園「九頭竜さんの?」


    舞園は耳に手をあて、声を探るが風がビュービュー吹いてるだけ声など全く聞こえない。


    辺古山「こっちだ!!」ドン

    舞園「ちょ、辺古山さん!?」

    霧切「追うわよ舞園さん!」ドン

    舞園「ま、待ってくださいよ~!」パタパタ






  17. 17 : : 2014/01/04(土) 09:44:14


    ーー孤島ーー

    セリオス「グハハハハハハハハハッ!!!」バキィ

    九頭竜「ぐはぁ!!」

    大和田「九頭竜!!」



    セリオスの豪拳で殴り飛ばされた九頭竜はそのまま奥の樹木に叩きつけられた。



    九頭竜「かはっ……!?」

    セリオス「グハハハハハハッ!!まずは貴様から血祭りにしてやるぜ!!」ダダダダ

    大和田「させるかよ!」


    大和田は九頭竜に集中したセリオスの背後をとり、自慢のアックスを力一杯降り下ろす



    しかし、大和田の渾身の一撃も鉄壁の鱗の前には軽く鱗が飛び散るだけだった。



    大和田「なっ!?そんなのアリかよ!?」

    セリオス「雑魚がぁ…邪魔をするな!!」バキィ


    大和田「ごはぁ!?」

    不二咲「大和田くん!」

    ジェノ「オラオラオラオラオラ!!!」



    翔はがら空きのわき腹目掛けてセリオスとの距離を詰め、血まみれの鋏でセリオスのわきを切りつける。




    ジェノ「ヒャッハーー!!油断しちゃダメダm」



    ビシシシ………バキィン!!


    ジェノ「なっ!?」


    最強の切れ味を誇るはずの翔の刃はガラスのようにくだけ散った。


    セリオス「グハハハハ!一番警戒していた貴様の鋏も俺の前には無意味のようだな!!」


    ジェノ「あっちゃ~こりゃマジでヤバスかも………」


    セリオス「グハハハハハハハハッ!!全員まとめて吹き飛ばしてくれる!!」カパ


    コオォォォォォォォォォォォォ……………

    セリオスは大きく口を開け、何かを吐き出す体勢に入った。



    九頭竜「くそっ!う、動けねぇ……」

    大和田「っ!……」

    ジェノ「……………」

    十神「不二咲、俺のことはいい…お前だけでも逃げろ」

    不二咲「だ、ダメだよ!そんなことしたら十神が死んじゃうよ!!」


    セリオス「グハハハハハハハハッ!!!全員地獄に行くがいい!!」


    セリオス「【エメラルド・ブレス】(翠神の咆哮)!!」

    ズドォォォォォォォォォォォォォォ!!!



    セリオスの口から放たれたエメラルド色のエネルギー波は回りの草や木々を食いつくしながら九頭竜達目掛けて飛んでいった



    九頭竜「くそっ!ここまでかよ!?」




    ?「オオオオオオォォォォォォォォォッ!!!」
    ダダダダダ

  18. 18 : : 2014/01/04(土) 12:02:52




    ドオオオオオオオオオオオォォォォォォォン!!!



    凄まじい轟音と煙が辺りを多い尽くす



    セリオス「グハハハハハハハハッ!!跡形もなく滅んだか!!」



    しかし音と煙が晴れ、そこに映ったのは倒れた九頭竜達ではなく巨大な盾を展開し、セリオスのブレスを防いだ弍大の姿があった



    セリオス「なっ!?」

    九頭竜「弍大!?」


    弍大「ふぅ~、なんとか間に合ったわい」

    セリオス「馬鹿な…俺のブレスを防いだのか?」

    大和田「テメェ一体どこにいやがったんだ!?」

    弍大「ハッハッハ!すまんすまん、ちょっと野暮用があっての」



    そういう弍大の手には何かが入った巨大な袋が大量に握られていた。



    不二咲「な、なに?それ…」

    弍大「鉄じゃ!」

    九頭竜「て、鉄?」



    弍大の袋の中からは確かに大量の鉄の塊が入っていた



    セリオス「グハハハハッ!!そんな物が何の役に立つ!?」

    セリオス「余計な真似をするな雑魚がぁ!!」カパ


    コオォォォォォォォォォォォォォォォ……………



    九頭竜「ま、まずい!!」

    大和田「逃げろ弍大!」


    弍大の盾は先ほどの一撃で真ん中に大穴が空いていて盾としての需要性を失っていた



    不二咲「逃げて弍大くん!」

    弍大「ハッハッハ!!ワシは逃げん!」ガブ


    不二咲「えっ!?」

    大和田「はぁ!?」



    なんと弍大はその場で鉄の塊を食べ始めたのだ



    九頭竜「何やってんだ!気でも狂ったか!?」

    弍大「ハッハッハ!だまっでみでおげい!!」ガブガブ
    (ハッハッハ!黙って見ておけい!!)




    セリオス「死ねぇ!!エメラルド・ブレス!!!」

    ドオオオオオオオォォォォォォォォン!!!



    大和田「にだぁぁぁぁぁぁぁい!!!!」

    不二咲「逃げてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」



    弍大「ワシは逃げん!!」ゴクン



    弍大「行くぞ!弍大猫丸、最期の大花火を咲かせてやるわい!!」






    弍大「【ラスト・ソウル】(禁断奥義)!!」



    キイィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!


  19. 19 : : 2014/01/04(土) 12:46:45
    白熱すぎる(デジャヴ
  20. 20 : : 2014/01/04(土) 16:07:00





    ーー極寒砂漠ーー


    ソニア「や、やったんですか?」

    田中「手応えは確実!褒めてつかわすぞ、我が破壊神暗黒四天王よ!!」


    四天王「「ヂュウウゥゥゥゥゥゥゥ!!!」」




    ハムスター達は元のサイズに戻り、再び田中のマフラーの中へと戻っていった。



    田中「さぁ、あとは我らの番だ!」



    田中とソニアは煙幕に向かって最後の力を振り絞り、色具を構えた。


    田中「かなりのダメージを与えた……これが最後の戦いだ!!」

    ソニア「はいっ!」





    リオン「う……くく………」

    リネット「はぁ……はぁ………」



    田中の予想通り煙の中から出てきたリオンとリネットは全身ボロボロになり、少し押せば倒れてしまうほどふらふらだった。




    リオン「認めない……こんな結末は………」

    リネット「はぁ……はぁ…………」


    腐川「ち、血がぁ~………」パタ


    田中「諦めろ…もう貴様らに戦う気は感じられん」


    リオン「へっ……まだ……だ………」ググ…



    リオンは無理矢理体を動かし、戦闘体勢をとる


    リオン「俺たちには……まだ取って置きの切り札があんだよ!」


    田中「なに?」




    リオン「善と悪……この二つを中和した姿が『リオネット』なら………」


    リネット「二つを完全にシンクロさせるなら……!!」




    瞬間、強い光を放ちリオンとリネットの体が融合し始めた



    ソニア「え!?」

    田中「な、なんだ!!」


    リオン「へっ……まさかこの技を使うことになるとはな……」

    リネット「善と悪を中和せず、その両方を完全にシンクロさせる………」




    リオンリネット「「それが私俺達の【ラスト・ソウル】!!」」カッ!




    田中「ぬお!?」

    ソニア「ま、まぶし……!!」





    ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!



    巨大な光の柱が天を貫き、砂漠の雪原は白い光に支配された。




    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………


    光が止み、田中は衝撃の光景を目にする



    ?「「フゥーー……………」」


    田中「なっ!?」


    そこに立っていたのは先ほどのまでの子供ではない。ましてや小学6年生ほどのリオネットでも無い……



    田中「大人……?」



    そう、そこに立ってるのは蒼い長髪の20代前半の青年だった



    ?「「この体……この声……懐かしいな……」」



    男女の声が重なって聞こえる……



    田中「な、何者だ貴様!!」



    ?「「フフフ……これは申し遅れたな………」


    ?「「この姿こそ、我がラスト・ソウルの……【パーフェクト・クロス】(完全無欠の融合)だ!!」」





    ?「「善と悪が混ざりあった究極の姿……!!」」




    ?「「そう、名乗るなら………」」





    ?「「ゼット……【リオゼット】とでも名乗ってやろう!!」」
  21. 21 : : 2014/01/04(土) 22:45:17



    ーー煉獄大陸メテオラーー


    バーン「【バーニング・ブレード】(灼熱の刃)!!」




    バーンは自分の色具を焔で覆い、巨大な焔の大剣を生成した


    バーン「喰らえぇぇぇぇぇぇ!!!」

    ズバアアアアァァァァァァァァッ!!



    バーンは渾身の力で大剣を切りつけた



    ?「……………………」


    しかし、黄金の騎士には傷ひとつ無く、軽く鎧が焦げただけだった。


    バーン「馬鹿な!?何故ダメージを受けない!!」


    バーン「知っていますぞ!貴方様の弱点はその凄まじい攻撃力と引き換えに与えられたあまりに低すぎる防御力だと!!」


    バーン「それが何故かすり傷負わずにいられるのだ!」


    バーン「金の帝王……ヴァルキリー殿!!」


    ヴァルキリー「………………………」


    バーン「ッ!何故……何故我々を敵視するのですか!?アレス殿の意志に歯向かう気ですか!?」




    ヴァルキリー「ならばどうする……?」


    バーン「……四原王の長として……反逆罪を犯し罪人を処刑するまで!!」



    バーン「オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ザン




    バーンはレッド・スレイヤーを地面に突き刺した


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………


    瞬間、辺りの溶岩地帯がマグマの噴水を吹き出し始め、バーンの頭上に巨大なマグマの球体が出来上がった。



    ヴァルキリー「………!?」


    バーン「喰らえい!我が四原王に授けられし最終奥義!!」



    バーン「【プロミネンス・ジャッジ】(獄炎の判決)!!!」


    ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!






    炎の球体はヴァルキリーに直撃し、豪快な火柱を打ち上げた





    バーン「フハハハハハッ!!どんなものを溶かし尽くす地獄の業火……いくら貴方とて生きているはずが無………」




    バーン「……い…………?」







    ヴァルキリー「つまらん罰ゲームだな……もう終わりか?」



    火柱から出てきたのは全くの無傷の金の帝王ヴァルキリーの姿だった





    バーン「な………な………………」




    バーンは言葉を失った……自分が最強だと思っていた技はヴァルキリーにとっては単なる火花に過ぎなかったからだ





    ヴァルキリー「次は俺の番だな……」



    ヴァルキリー「四原王が持つ【ジャッジ】(判決)……それがその上に立つ二原帝に効くと思ったか?」ガシャッガシャ



    ヴァルキリー「その上を行く【ノヴァ】(制裁)を……お前に見せてやろう……」ガシャッガシャ



    バーン「く、来るな!近づくな!!」



    ヴァルキリー「アレス……これが…貴様の肝に刻み込む最初の宣戦布告だ!!」





    バーン「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!?」


  22. 22 : : 2014/01/04(土) 23:00:40
    おぉ…熱いですね
  23. 23 : : 2014/01/04(土) 23:33:24


    >>22

    熱さはバトルの醍醐味ですからね(* ̄∇ ̄)ノ
  24. 24 : : 2014/01/04(土) 23:40:04


    今日はここまでにします。
    見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
  25. 25 : : 2014/01/05(日) 00:03:20
    ダンロンキャラ置いてけぼり感がちょっとあるかな…でも面白いから全然いいですよ!!
  26. 26 : : 2014/01/05(日) 00:35:31


    >>25

    置いてけぼり感か……やっぱり、なかなか自分の思うようにキャラが登場できないんですよね気を付けます(; ̄∇ ̄)ノ


    ありがとうございます!
    気に入って頂けたようで何よりです(* ̄∇ ̄)ノ
  27. 27 : : 2014/01/05(日) 18:49:25
    チョーおもろいっすね!
    早く戦刃ちゃんみたい笑笑
  28. 28 : : 2014/01/05(日) 20:45:39

    >>27

    ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ
    戦刃ちゃんはかなり気に入ってますのでちゃんと出番はありますよ!
  29. 29 : : 2014/01/05(日) 22:19:58




    ーー天使の戦場ーー




    アレス「ハッハアッーー!!」バキィ

    日向「ゴハァッ!!」



    アレスの豪快な拳が日向の体にえぐり込まれる




    七海「日向く…!」
    ドゴオオオオオオオオオン!!!


    七海「!?」



    七海が日向に近づこうとした瞬間、次の足をだすはずの床をアレスが砕いた。




    アレス「やめておけ……もう気づいてんだろ?」


    アレス「今この場で能力を使えるのは俺とコイツだけだ。見学者は引っ込んでいろ」


    七海「くっ……!」ジリ


    アレス「さぁ、日向創!お前の力はその程度か!?とんだ拍子抜けだな!」


    日向「くっ…!」グググ


    日向「な、なんて奴だ……何の能力も無しに素手だけで……」


    アレス「ククク……ハンデとしては申し分無いだろう?」


    日向「ッ!……まだまだ!!」ダダダダ



    日向は迫り来るアレスのストレートをかわし、アレスの背後へと回った。



    アレス「ヌゥ!?」



    日向「オオオオオオオオッ!!!」

    日向「【プラチナ・ブレイク】!!!」



    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!





    強烈な爆発音と光が放たれ、アレスは大量の白煙に包まれた




    日向「へへ、カムクラの時と違って今度はゼロ距離だ……これは流石に」


    日向「きっ!?」




    アレス「ククク……全ての色を消し去る能力か……これは効いたぜ……」


    アレス「だが……その程度で!!」ガシ

    日向「グッ!?」

    アレス「俺は倒せんぞっ!!」ブン


    アレスは日向の首を掴み闘技場の床に叩きつけた



    日向「がはぁ!!」





    化け物だ……あのカムクラでさえ一撃で葬った技がその程度のダメージなんて……



    日向の意識は徐々に薄まっていく……目の前が真っ暗になる瞬間…声が聞こえた………





    ?『ツマラナイナァ……コンナ所デ退場デスカ……?」


    日向「!?」ドクン

  30. 30 : : 2014/01/05(日) 22:48:17


    アレス「ククク……もはや戦意喪失のようだな…」


    アレス「最後に俺に一矢むくえた褒美として……一撃で終わらせてやろう……」ザッザッザ


    七海「や、やめて!」バッ


    アレス「……どけ」バキィ

    七海「ッ!」



    七海の抵抗もむなしく、七海は闘技場の一番端まで殴り飛ばされた



    アレス「安心しろ……貴様もすぐにコイツの後を追わせてやる」


    日向「……………………」ボソ


    アレス「あ?何か言ったか?」

    日向「ガアァァァッ!!」


    アレス「!?」



    突然起き上がった日向はブレイカーでは無く、素手でアレスを数メートル先まで殴り飛ばした




    あまりにも突然なことにアレスは身動きが取れない



    アレス「ガ……ハァ…ハァ……………何だと?」


    アレスは呼吸を整え日向に目をやる



    七海「日向……くん……?」


    日向は四つん這いの体勢からゾンビのようにユラリと立ち上がった


    日向「ウウウウウウウウウウッ……………!!!」


    その目はもはや人間性を失い、まるで血に飢えた獣のような紅色に染まっている……




    アレス「ククク……フハハハハハッ!!なんだ、まだそんな奥の手を隠してたのか!」



    七海「ち、違う………」ガタガタ



    日向の髪は全身を包み隠すほど伸び、一寸の光すら通さない漆黒へと染まる



    そしてその長髪から覗かせる紅蓮の眼………


    七海「あ……あ…………」ガタガタガタガタ




    七海は見覚えがあった……一度見たら忘れない、あの者と瓜二つだったから










    七海「カム………クラ……?」









    日向「オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」




  31. 31 : : 2014/01/05(日) 22:49:31


    今日はここまでにします。
    見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
  32. 32 : : 2014/01/05(日) 23:42:26
    もうオラずっとワクワクすっぞ!!
  33. 33 : : 2014/01/06(月) 11:38:28

    >>32

    アレス「ククク……ならばもっと楽しませてやろう!」
  34. 34 : : 2014/01/06(月) 12:43:47



    紅蓮の眼……漆黒の長髪……

    あまりにも揃いすぎていた……





    カムクラという者を思い出すに充分なほどに……!



    日向「ウウウウウウウウウウ………」


    日向は歯ぎしりを慣らしながらダランと前屈みになりただ唸っていた



    ジュクジュクジュク…


    七海「!」


    高温で溶けていく鉄のような音をたて、日向のプラチナ色のブレイカーは黒鉄色……クロムへと染まる




    アレス「その力……まさか貴様……」


    日向「グルアァァァァァァァァァッ!!!」

    アレス「!?」



    日向は前屈みのまま跳躍し、5,6メートル離れていたアレスとの距離を一瞬で詰める



    アレス「ッ!」


    アレスはすかさず自慢の拳で迎え撃つ…しかし、日向は体を反らし拳を避けた



    日向はアレスのうなじに回り隙だらけの背中に黒鉄色に染まったブレイカーを突き刺した



    アレス「ガハッ!?」


    日向「グルルルルルルル……………」グチャグチャ


    日向は刃を突き刺したまま背中をかき混ぜるようにブレイカーを回し始めた

    アレス「ぐわああああぁぁっ!?」


    回すたび血しぶきが飛び散る
    辺りが鮮血に染まる……




    しかし日向はそんなことをお構い無しにブレイカーを突き刺していく


    七海「!!」


    七海は言葉が出なかった…先程まで自分と話していた仲間が、今まるで殺人鬼の如く暴れている……




    言葉に表せない恐怖が七海を骨の髄まで支配していたのだ




    アレス「おのれぇ!!」


    アレスは反射敵に肘を背中にいる日向目掛けて振るが闇雲なため当たらない



    日向「グルアァァァァァァッ!!!」ドシュ

    アレス「ぐわああああぁぁ!!?」


    アレスの背中が30㎝ほど裂け、筋肉……血管……そして骨までもが露になっていた


    七海「うっ!?……おえええええええ!!」



    七海は我慢できずおう吐した……男子ならまだ耐えられたかもしれない……だけど女子の七海にはそんなことは出来なかった



    日向「グルアァァ!!」


    アレス「ッ!!こざかしい!!」



    アレスは日向の頭を掴み強引に引き剥がし床に投げつける


    日向「グルルルルル………」


    日向は猫のように体を反らし、着地する



    ドクドクとアレスからは大量の血液が流れ、闘技場だけでなくアレス自身までもが自ら血で紅に染まっていた



    アレス「グッ……ハァ…ハァ……」


    日向「アアアアアアアアァァァッ!!」


    日向は再度アレスに飛びかかる



    アレス「ッ!!」ブシ


    力めば力むほど傷口から血が噴き出す、力まずして目の前の脅威を倒す……そんなことなど出きるはずもない



    アレス「クッ!?」


    日向「アアアアァァァッ!!」


    日向「!?」ドクン



    日向「アアア………ァァ……ァ………ア……」ドサ


    突然日向の体が空中で痙攣を起こし、闘技場に倒れる




    アレス「…!?」


    七海「日向くん!」


    日向の髪は元の茶髪に戻り、獣のような紅蓮色の眼も消えた



    アレス「ッ……ククク……力尽きたか…………」フラ


    アレス「……日向創といったな?……」


    アレス「正直貴様を侮っていたわ………次はもっとふさわしい舞台で決着をつけよう………」


    アレス「クッ!!」ブシ



    アレス「そ、その時まで……せいぜい生き延びるがいい………」




    アレス「フハハハハハハハハハハハッ!!!」シュウウ…



    七海「…………」


    七海「はっ!」


    七海「日向くん?大丈夫!?」


    日向「う……くっ………!」

    七海「日向くん!」


    日向「な、七海……?…俺は一体何を………」

    七海「!?……覚えてないの?」

    日向「あぁ……」

    七海「……じゃあ、あれは一体…………」





    ギュイィィィィィィィィィィィィィィン!!!




    七海「!」


    日向「こ、これは……!」


  35. 35 : : 2014/01/06(月) 13:10:08


    アレス「クッ……ハァ!……ハァ!…」


    執事「だ、大丈夫ですかアレス様!?」

    アレス「ククク……日向創……やるではないか………」

    アレス「ウグッ!!」ブシ

    執事「あ、あまり喋られてはいけません!」


    アレス「ッ……だが……こいつは良いものを見つけた……」

    アレス「今散らばっている全ての原色を撤退させろ」



    執事「え?何故そのような……」

    アレス「撤退させろ」


    執事「……分かりました」

    アレス「それともう1つ……」

    執事「はい?」

    アレス「今現在残っているプレイヤーをロンの街に転送させろ」


    執事「わ、分かりました……」コツンコツン……




    アレス「ククク……あの力……あれが奴の混能力か………」


    アレス「面白い……英雄といい奴といい、今期の【D・W】は最高の盛り上がりとなろう……」




    アレス「ククク……フハハハハハハハハハハハッ!!!」
  36. 36 : : 2014/01/06(月) 14:28:14

    ビコーン……ビコーン………




    セリオス「!」ピク

    セリオス「この信号は……」





    リオゼット「「緊急集合の合図……?」」






    シルヴィア「何事だ……?」






    ヴァルキリー「!」ピク

    バーン「くく……ざ、残念だったな!」

    バーン「我々に逆らったこと後悔するがいい!」バシュン



    ヴァルキリー「………………」






    セリオス「……フフフ……残念だが時間切れだ」


    大和田「なに?」

    弍大「なんじゃい、せっかく今から大花火を咲かせてやろうとしたのに」

    九頭竜「見せつけが目的だったのかよ…」


    セリオス「フフ……それも気になりますがまたの機会ということで……」バシュン



    大和田「ま、待ちやがれ!」

    十神「一体何事だ……?」





    田中「消えた……」

    ソニア「一体………」




    ギュイィィィィィィィィィィィィィン!!


    田中「!」

    ソニア「え!」






    霧切「これは……?」

    舞園「今度はなんですか!?」

    辺古山「くっ……!」







    苗木「く、空間が……」

    狛枝「歪んで………」

    戦刃「二人ともしっかり……!」





    ギュイィィィィィィィィィィィィィン!!!







    「「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」
  37. 37 : : 2014/01/06(月) 18:01:32
    ーーーーーー

    ーーーーー

    ーーーー

    ーーー

    ーー

    ー……………



    苗木「う……こ、ここは……?」

    舞園「わぁ苗木くーん!」ダキ

    苗木「ってうわ!?ま、ま、舞園さん!?」

    霧切「良かった…無事だったのね苗木くん」

    苗木「霧切さん!」





    大和田「あ?ここ何処だよ?」

    九頭竜「今さっきまで孤島に……」

    十神「なにが起きた……?」

    辺古山「ぼっちゃま~~!」ダキ

    九頭竜「ぐお!?ぺぺぺペコ!?/////」





    苗木「大和田くん達も!」

    苗木「みんな無事だったんだね!」



    十神「いや、どうやら【みんな】とはいかなかったみたいだな」


    苗木「え?」


    苗木は大和田に支えられた十神が眼をやる方向に振り向いた



    苗木「!?」



    田中「う……くッ!…」

    ソニア「はぁ……はぁ……」



    そこには互いに肩を支えあった傷だらけの田中とソニアの姿があった



    苗木「田中くん!ソニアさん!?」


    舞園「だ、大丈夫ですか!?」

    不二咲「い、今すぐ治癒を!」

    戦刃「一体誰にやられたの!?」

    田中「あ、青の王………」バタ

    ソニア「田中さん!?」

    苗木「しっかりして!」


    九頭竜「あ、青の王……だと?」

    ソニア「なにかご存じなんですか?」

    九頭竜「知ってるも何も……」

    十神「俺たちの相手は緑の王と名乗っていた」

    一同「「!!?」」


    苗木「じゃ、じゃあ皆はその王って奴にやられたの!?」


    ?「お……王だけでは……ない……」


    苗木「!!」

    大和田「兄弟!!」


    石丸「ぐ……ハァ……ハァ…!」


    大和田「大丈夫かよ兄弟!しっかりしろ!!」ガシ

    石丸「うぅ………」

    狛枝「こっちもかなりの重傷だね……」

    苗木「石丸くん、どういうこと?王だけじゃないって」

    石丸「僕らは……銀の帝王とかいう者にやられた……」

    苗木「帝王!?」


    七海「みんな!」


    苗木「七海さん!」

    不二咲「無事だったんだね!」

    七海「うん……私は全然……でも日向くんが!!」


    日向「……ハァ…………ハァ………」


    苗木「日向くん!?」


    大和田「なんだその怪我!?明らかに一番の重傷者じゃねえか!!」


    七海「お願い……日向くんを助け………」フラ

    七海「テ…………」パタ


    苗木「七海さん!」


    十神「っ!何が大丈夫だ……お前も傷だらけじゃないか」

    不二咲「そんな……怪我人が多すぎる……」

    不二咲「このままじゃ………」


    ?「わ、私がいますよ~……?」


    一同「「!!!」」


    苗木「罪木さん!」

    江ノ島「盾子ちゃんもいま~s」

    戦刃「盾子ちゃーーーーん!!!」ダキ

    江ノ島「ぐへぇ!?」

    戦刃「うわーん!盾子ちゃーん……」

    江ノ島「な、泣くな!うっとうしい!」

    朝日奈「感動的だね…」ウルウル

    大神「みんな無事でなによりだな…」


    苗木「大神さん!無事だったんだね」

    大神「うむ……だが全員とはいかなかった……」

    苗木「え?」


    終里「……………」


    大神の背にのせられていたのは意識不明の終里の姿があった


    苗木「終里さん!」


    罪木「だ、大丈夫です……私が治癒しておいたので……」


    不二咲「罪木さんも治癒が出きるんだね!ありがとう助かるよ!」


    罪木「そ、そうですか……////」


    罪木「ではさっそく………」






    ?「待て!」


    罪木「ひいぃ!す、すいません」

    苗木「き、君は……」




    一同「「「豚神!!」」




    豚神「十神だっ!!」


    左右田「へへ、俺たちもいるぜ!」

    西園寺「うわあ~……メスブタが生きてる……」


    罪木「ひ!?すいませ~ん………」シクシク





    豚神「とりあえず貴様らに朗報だ。全員ついてこい」


    一同「「?」」
  38. 38 : : 2014/01/06(月) 21:42:39

    今日はここまでにします。
    見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
  39. 39 : : 2014/01/06(月) 22:52:26
    胸熱展開ごちそうさまです
  40. 40 : : 2014/01/07(火) 11:42:55

    >>39

    まだまだ白熱展開は止まりませんよ(* ̄∇ ̄)ノ
    どうぞお楽しみに!
  41. 41 : : 2014/01/07(火) 11:59:13


    豚神くん達についていってどれくらい経っただろうか……
    様々な家々が並ぶ中、ひときわ目立つ建物が見えてきた




    苗木「あれは……」


    その建物の全貌が露になった時、豚神の足が止まる。




    豚神「着いたぞ、ここだ」

    苗木「これは……!!」



    そこにそびえ立っていたのは鉄で作られた要塞のような建物だった


    豚神「ふふふ……驚いただろう?」

    豚神「これぞ俺が作り上げた血と涙の結晶……」

    豚神「g七海「ギルドだね!!」キラキラ


    いまさっきまでフラフラだった七海は急に眼を輝かせる



    七海「すごい!私立体のギルドなんて初めて見たよ!」

    苗木「ギルド?」

    十神「特定の団体などが集う集会所のようなものだな」


    豚神「そうだ。今からこの要塞を俺たちの拠点とする」

    左右田「チッ大変だったんだぜ?これを完成させるの」

    西園寺「本当だよね~豚くんはなんも指示しかしてないのになんか偉そうだし~」

    左右田「そういうお前はずっと虫踏んでただろ…」



    苗木「すごい…凄いよ豚神くん!」


    豚神「礼は後にしろ、今は怪我人の治療が先だ」


    苗木「そ、そうだね」





    ーー

    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー

    ーーーーーー
  42. 42 : : 2014/01/07(火) 12:43:11
    ーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーーーー

    ーーーー

    ーーー

    ーー

    ー……………


    豚神「よし、怪我人はこれで全員だな」




    豚神は最後の怪我人を運び終わると苗木達の方に振り向く



    豚神「貴様らに聞きたいことは山ほどあるが……とりあえず現状の確認が先だな」



    豚神は巨大な楕円形のテーブルに腰をすえ、他の者達も流れで座る



    豚神「では、これより今現在俺たちが置かれている状況を整理しよう……」




    豚神は一人ずつの報告を紙に書き、今現在置かれている状況を形にしていく





    そして……





    豚神「なるほどな……」


    豚神は真剣な表情で形にした紙を見つめる


    豚神「まず1つ確認したい……今この場にいない者は死んだ……ということで良いんだな?」


    「「!!」」


    あまりに唐突な質問に誰しもが言葉を失う……

    西園寺「は、はぁ!?な、なによそれ!じゃあマヒル姉は死んだってこと!?冗談つまらないんだよ豚!」


    豚神「今この状況で冗談を言えると思うか?」


    豚神は冷静な眼差しで西園寺を睨み付ける


    西園寺「っ……!」



    石丸「す……すまない……僕がしっかりしていなかったばかりに……」


    石丸は無理矢理体を動かす



    大和田「おい兄弟!怪我はいいのかよ!?」


    石丸「これしきの怪我……なんともない!」

    石丸「すまない…西園寺くん……ぼ、ボクがちゃんと皆を守れていれば………」


    西園寺「じゃ、じゃあマヒル姉は本当に…」

    西園寺「う……うぅ………」

    西園寺「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」


    豚神「泣くな!泣くのはこのゲームを攻略してからにしろ!」


    苗木「それって……level100になるってこと?」


    大和田「んなもん無理に決まってんだろ!」バン

    豚神「落ちつけ……それを可能にする手段があるからこの話題を出したんだろう」



    「「!!?」」

    その発言に全員の表情が変わる



    朝日奈「本当なの!?」

    九頭竜「ま、マジかよ…」

    戦刃「ど、どうすればいいの……?」




    豚神「このゲームの首謀者、アレスを倒すことだ」


    「「!!」」



    豚神「俺が調べたところ…このゲームは全てアレスを中心に機能している」


    豚神「そのアレスを倒せばこのゲームは存在を維持できなくなり俺たちは強制的にログアウトできる」



    不二咲「ログアウト……ってことは!」

    豚神「あぁ…現実に帰還できるということだ」

    左右田「よっしゃあ!じゃあ早いとこそのアレスって奴を倒そうぜ!」ガタ


    ソニア「でもどうやって……ですか?」

    左右田「へ?」

    ソニア「確かアレスって方がいるのは上空500㍍地点にある島なんですよね?」



    左右田「あっ…………」


    豚神「それに、それを阻止する為にアレスが出した策がその四原王……二原帝とかいう奴らだろう?」


    豚神「石丸や大和田の怪我を見る限り…その強さは歴然。」


    豚神「例えその島に乗り込めたところで返り討ちに会うのは火を見るより明らかだ」




    「「………………………」」



    その通りだった。
    確かに今の苗木達にはあの島にいく技術すらないのだ



    さきほどまで盛り上がっていた空気が再び冷え下がる







    『ククク……お困りのようだな、アバター諸君』



    一同「「!?」」ザワ




    日向「あ……アレス…?」

  43. 43 : : 2014/01/07(火) 13:24:17
    がんばれーーー
  44. 44 : : 2014/01/07(火) 13:46:38

    >>43

    ありがとうございます
    精一杯頑張ります!(* ̄∇ ̄)ノ
  45. 45 : : 2014/01/07(火) 13:58:59
    燃え上がれー
  46. 46 : : 2014/01/07(火) 13:59:55


    >>45

    燃え上がりまーす!!
  47. 47 : : 2014/01/07(火) 14:38:11

    突如、町中にスクリーンが描写されアレスの顔が映し出される
    不気味な笑みを浮かべアレスは続けた




    アレス『今貴様らの頭は疑問で道溢れているはずだ……』

    アレス『原点から振り替えれば何故、アレスはこんなことをするのか……?』


    アレス『何故、こんな酷い殺しあいをしなければならないのか……?』



    一同「「……………………」」


    苗木「……………」





    アレス『この答えは全て1つだ……』


    アレス『破滅だ!!俺は破滅を見たかった!!』


    アレス『逃げることも死ぬことも許されない!!』


    アレス『そんな中で人はどんな答えにたどり着く……?』


    アレス『それこそが破滅だ!!自らの欲の為に仲間を殺し、身内までも殺す……それが人間だ!!』





    アレス『自らの私利私欲に溺れ、この世界からの離脱を求める者よ……』



    アレス『登ってくるがいい!!俺は逃げも隠れもせん!』


    アレス『正々堂々と貴様らに破滅を刻んでやる!』



    アレス『フハハハハハハハハハハハッ!!!』ブツン





    苗木「ふ、ふざけやがって!!」ダン

    舞園「苗木くん!?」

    十神「気持ちは分かるが落ちつけ」

    苗木「落ちつけるわけないだろ!?」


    苗木「何が破滅だ………人の命をなんだと思ってるんだ!!」

    戦刃「苗木くん……」


    狛枝「登ってこい……それってあれのことかな?」




    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!




    大和田「ん、んだぁ!?」


    突然の地響きに冷静さを失う


    舞園「ち、違います……あれ!」


    舞園が指差すほうこうには地中から這い出した巨大な階段だった




    地響きが止み、人々の視線は階段へと注がれる



    豚神「あれを登れという意味か……」

    狛枝「すごいね……先がかすんで見えるよ」



    既にもう何人ものアバターが階段に登っていく姿が確認できる


    豚神「自ら道を開くとはな……」


    十神「よほど自分の実力に自身があるようだな」


    九頭竜「舐めやがって……」


    苗木「豚神くん、いつまでここに居座らせるの!?」

    大和田「そうだ!死んだ奴等の為にも俺がぶっ殺す!」


    豚神「……………………」


    豚神「俺がいる以上勝手な行動は許さん」

    苗木「豚神くん!」


    豚神「だからこそ………」


    豚神「安全かつ、効率的な指示を俺がだす!この俺がいる限りこれ以上死人は出させん!!」ビシ


    苗木「豚神くん………」



    澪田「ウッヒョーー!!豚神ちゃんカッコよすぎるっす!!」


    十神「久々に出てきたな……」



    豚神「それでは今この時間をもって破滅を打ち砕く希望のチーム……【ジ・ホープ】を結成する!!」



    豚神「誰一人として死なせん!この俺が貴様らを希望へと導いてやろう!!」






    一同「「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」」










    第七章・・・・【完】

    第八章へ続く………
  48. 48 : : 2014/01/07(火) 14:51:49


    第八章へはコチラからどうぞ ↓

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Deviltaiki

名も無い雑兵

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