ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

最後のコロシアイ学園生活 プロローグ&1章

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2018/08/13(月) 10:04:48








    コロシアイは終わらない…



    秋山「…」


    速水「…」


    玉城「…」


    古賀「…」


    東原「…」


    社「…」


    竜崎「…」


    虎居「…」








    悪夢のデスゲーム再び





    安達「…」


    久川「…」


    内魔「…」


    月都「…」


    漣条「…」


    グレイ「…」


    神無「…」


    琴楠「…」





















    という訳で、最後のコロシアイ学園生活の始まりとなります

    尚、本作の1、3、5章はルカさんが執筆

    2、4、6章はスイッチが執筆させて頂くのでよろしくお願いしますm(_ _)m


    それでは最後まで見ていってください


  2. 2 : : 2018/08/13(月) 22:52:47
    しゃぁ!ssのお時間です( ゜o゜)どうも、ルカともうしますヽ(・∀・)ノ

    さて、早速始めていきますが、注意事項がひとつ……

    このssの執筆速度が遅くなったらごめんなさい(´;ω;`)

    Are you Ready(*´∀`)
  3. 3 : : 2018/08/13(月) 22:55:31
    モノクマ「やっほーい!残念ながら黒幕をはずしたオマエラにお仕置きの時間だよ!」

    ⚪️⚪️「くそ!きたねぇぞ!」

    黒幕「汚い?それがこのゲームだろ?」

    ⚪️⚪️「だからって……俺たち一緒に過ごした仲間だろ!!」

    黒幕「仲間?そんな気だるいことで片付けられないんだよ……初めてよモノクマ……」

    ⚪️⚪️「まて、まだ話が!」

    モノクマ「スペシャルな……おしおきを用意しました!」

    ⚪️⚪️「まてよーーー!!」

    モノクマ「それでは張り切って参りましょう!おしおきターイム!!」
  4. 4 : : 2018/08/14(火) 07:48:51
    黒幕「やっと終わった……これで何回目?」

    モノクマ「さぁね……ボクも忘れたよ……ただ、一人一人の絶望に満ちた顔は忘れてないけどね!」

    黒幕「そうか……」

    モノクマ「まったく……キミもドライだねぇ……」

    黒幕「そりゃぁそうだろ……もうすぐでこの実験が終わるんだ……」

    モノクマ「実験……か……懐かしいなぁ……」

    黒幕「そうだな……」

    モノクマ「さて、次はどんな形でやるの?」

    黒幕「そうだな……次は……」
  5. 5 : : 2018/08/14(火) 07:49:18



    prologue 地獄の黙示録



  6. 6 : : 2018/08/16(木) 23:59:55
    ???「やっと……手に入れた……」

    ???「この20xx年にこのゲームを持ってないのは辛いからなぁ……」

    ???「あ、ボクの自己紹介がまだだったかな……」

    秋山「ボクの名前は秋山神奈!登山が大好きなただの高校生さ!」

    ???「おい、誰に話してんだよ神奈!」

    秋山「あ、ごめん!なんかしないといけないきがして……」

    ???「しっかりしてくれよ!まったく……」

    秋山「でも、五十鈴くんがこれをくれるとは思わなかったなぁ……」

    五十鈴「まぁ……たまたま手に入ったからな……それよりも、神奈……明日から登山にはいるんだろ?」

    秋山「うん!今回はエベレストなんだ……」

    五十鈴「エベレストって……世界最高峰のか!?」

    秋山「うん!そこに挑戦する前に、このダンガンロンパVRで遊ぶよ!」

    五十鈴「そうだな……ゆっくり遊んでくれ!」

    秋山「わかった!じゃぁね!」
  7. 7 : : 2018/08/17(金) 22:37:09
    五十鈴「…………」

    九十九「これで……いいのですか?」

    五十鈴「あぁ……」

    エル「しっかし、よくもまぁ、こんなことがおこったわね……」

    如月「ダンガンロンパのゲームで人が消失……か……」

    五十鈴「あぁ……しかも、その実験に俺たちも参加させられてたらしいからな……」

    九十九「いまだに信じられませんよね……」

    エル「ここでたまたまあった如月くんもその一人なんだもんね!」

    如月「……まぁな」

    五十鈴「俺たちの目的は……」

    九十九「わかってます……ですが、いまは……」

    五十鈴「あぁ……神奈たちに任せるしかない……」

    五十鈴「たのむぞ……選ばれた高校生たち……」

    五十鈴「この腐った世の中を終わらせてくれ!」
  8. 8 : : 2018/08/20(月) 19:43:14

    秋山「さて、明日の準備をするか……」

    秋山「エベレストの登頂だから服は厚めのものを用意して……」

    秋山「非常食は……こんなものか……」

    秋山「よし!これで準備は終わりだ!」

    秋山「……寝る前に少しダンガンロンパでもやろうかな……」

    秋山「VRの機械を頭にのせて……っと……コードは……ここと…………ここか……」

    秋山「さてと……一度言ってみてもいいよね!」

    秋山「……リンクスタート!」




    秋山「……ここは?……って、ボク浮いてる!」

    ???「どうも!」

    秋山「うわぁ!」

    ???「そんなに驚かないでよ……」

    ナビクマ「ボクはナビゲーターをつとめるナビクマだぜ!」

    秋山「ナビクマ?」

    ナビクマ「応!それじゃぁ、よろしく頼むぜ!」

    秋山「う……うん……よろしく……」

    ナビクマ「お前とはここだけの付き合いだが、入学案内を作らねぇと行けねぇし、お前の書類を作らねぇといけねぇんだよ!」

    秋山「そ……そうなんだね……」

    ナビクマ「ざっとこんな感じで作ったがどうだ?」


    入学書
    秋山神奈
    貴殿を【超高校級の登山家】としてトワイライト学園への入学を許可する。


    秋山「へぇ……ここがボクの学校か……」

    ナビクマ「なんや……そんなんも知らんと入学したんか……拍子抜けどころやないで……」

    秋山「なんかごめんね……」

    ナビクマ「ま、ええわ……それじゃぁオレがこの学園について説明してやるわ!」

    秋山「(ナビゲーターの割に口調最悪だけど……)」

    ナビクマ「まず、この学校の名前はトワイライト学園……5つの島の中央にある学校だぜ!」

    秋山「トワイライト……学園?」

    ナビクマ「まぁ……学校のことはおいておいてこの島には、ダンガンロンパの舞台となった学校や島が組み込まれてるんだぜ!」

    秋山「それならこの島はジャパウォック島!?」

    ナビクマ「そういうこ……ん?誰だ!?」

    秋山「……!?」

    ナビクマ「おい、やめろ!まてよ……こんなの設定に……聞いて《ガガガ……》」

    秋山「なんだ?」

    ナビクマ「ギャァァ《ピガガガ》ァァァ《ガガガ……》」

    秋山「おい……ナビクマ!……うわぁぁぁぁぁ!!」
  9. 9 : : 2018/08/22(水) 10:48:20
    秋山「う……うーん……ここは?」

    秋山「(ボクが寝ていたのはロッジのような場所だった)」

    秋山「(辺りを見渡してみるとそこには登山で使う道具がぎっしりと入ってある。ということは……)」

    秋山「ここは、超高校級の才能を研究する場所か……」

    ???「そうね……」

    秋山「うわぁ!?……あなたは?」

    ???「あら?人の名前を聞くときはそちらから名乗れと習わなかったのかしら?」

    秋山「あ……あぁ……ボクは秋山神奈……超高校級の登山家だよ……」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    秋山神奈 【超高校級の登山家】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    ???「よくできたわね……」

    秋山「それじゃぁ、次はあなたのお名前を……」

    ???「わかっているわよ……」

    グレイ「超高校級の令嬢、グレイシア・フローレライよ。頭が高いわ。私の前にひれ伏しなさい!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    グレイシア・フローレライ【超高校級の令嬢】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「令嬢……そんな人もいるのか……」

    グレイ「私をなめてるの?」

    秋山「いや、そんなことは……」

    グレイ「とりあえずついて来なさい。他のみんなが待ってるわ。」

    秋山「みんな?」

    秋山「(ボクはグレイさんの優雅な後ろ姿を追いかけながらみんなの待つという玄関に向かった)」

  10. 10 : : 2018/08/26(日) 11:54:15
    秋山「(玄関につくとそこには僕たちを含めた16人の高校生が揃っていた。ことの成り行きを知るためにボクは話しかけることにした。)」

    秋山「あの……すいません……」

    ???「ん?どうしたの?」

    秋山「あ……あの……初めまして……秋山神奈といいます……超高校級の登山家で……」

    ???「あぁ……そうなんだね!それなら、私たちの一緒の学生なんだね!」

    秋山「てことは……君も……」

    ???「うん!わたしもここの学生……ていうか新入生だよ?」

    速水「私は超高校級のバイオリニストです!私はバイオンバカって呼ばれる人のバイオリニストの速水でーす!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    速水 冬花【超高校級のバイオリニスト】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「バイオリニストってすごいね!」

    速水「うん!だけどね……私バカなんだ!」

    秋山「1+1は?」

    速水「そっちじゃないよ!」

    速水「バイオリンやりすぎってこと!コンクールとれたのはいいけど、バイオリンが好きすぎて親がいうの!」

    秋山「でも、それっていいことじゃ……」

    速水「うん……そだね……」


    秋山「(速水さん……何かあったのかな?)」
  11. 11 : : 2018/08/26(日) 11:55:22
    秋山「(次はあのヤ……やめておこう……)」

    秋山「あの……」

    ???「やぁ!」

    秋山「ふぇ!?」

    ???「なんだよ!普通に挨拶しただけだろうが!」

    秋山「いや……その……」

    竜崎「まぁいい、俺は竜崎氷牙!超高校級の陸上選手だ!よろしくな!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    竜崎 氷牙【超高校級の陸上選手】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「竜崎氷牙って、100メートル8.81で走ったというあの!?」

    竜崎「あぁ!意外と早く走れたもんだぜ!」

    秋山「いや……意外とってレベルじゃ……」

    竜崎「それより、お前の名前を教えてくれよ!」

    秋山「ボクの名前は秋山神奈。超高校級の登山家だよ!」

    竜崎「登山家……いいじゃないか!これからの学園生活頑張ろうぜ!」

    秋山「う……うん!」

    秋山「(いい人なのか悪い人なのかわからないけど、仲良くしてて損はなさそうだな……)」

  12. 12 : : 2018/08/26(日) 11:55:46
    秋山「あの……」

    ???「あー……?」

    秋山「ボク、秋山神奈って……」

    ???「知ってる……登山家さんでしょ?」

    秋山「なんでしってるの?」

    ???「あの、竜崎ってやつの会話聞いてたから……」

    秋山「な……なるほど……」

    ???「俺の名前も教えておいた方がよさそうだけど……」

    安達「あー、面倒くさいな…俺は安達隆聖。一応超高校級の生徒会長という奴だからよろしくな」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    安達 隆聖【超高校級の生徒会長】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「生徒会長……ですか……?」

    安達「あぁ……だから、悩み相談はお手のものだ!いつでもきくぜ?」

    秋山「う……うん……」

    秋山「(悪い人ではなさそうか……)」
  13. 13 : : 2018/08/30(木) 01:21:14
    ???「うわぁ!」

    秋山「うわぁ!!」

    ???「わーい!驚いてるね!」

    秋山「そりゃぁ、驚くよ!」

    内魔「シッシッシッ!オレの名前は内魔高貴……超高校級の支配者さ……」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    内魔 高貴【超高校級の支配者】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    内魔「支配者として、キミを支配するよ!」

    秋山「はぁ!?そんなことさせるわけ……」

    内魔「まぁ、しないけどさ!」

    秋山「(なんだ?リズムが狂う……)」
  14. 14 : : 2018/08/30(木) 08:20:21
    ???「あ……あの……秋山くん……」

    秋山「え!だれ?てか、なんで!?」

    ???「この狭い空間だから、名前が聞こえやすいんだよ……」

    秋山「そうなんだ……君の名前は?」

    社「や、社哲太って…いいます…超高校級のスタイリスト…です」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    社 哲太【超高校級のスタイリスト】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    社「うーん……君のスタイルは……」

    秋山「ひゃぁ!?どこさわってるんだよ!?」

    社「うん……これぐらいか……君にあう服を作って部屋に持っていくよ」

    秋山「わ……わかった……」

    秋山「(これもスタイリストの特性か?)」
  15. 15 : : 2018/08/30(木) 08:21:32
    ???「さぁて……こんなところかな?」

    秋山「なにしてるの?」

    ???「いや……あなたのこと調べてたんだよ!」

    秋山「ボクのこと?」

    ???「秋山 神奈くん……超高校級の登山家……スリーサイズは……」

    秋山「ストーーーップ!何で知ってるのさ!?」

    ???「そんなの……放送部として当たり前じゃない!」

    月都「あたしは月都るり!まぁ、よろしくってことね」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    月都 るり【超高校級の放送部】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「放送部でその情報網はなに!?」

    月都「放送部だからだよ!」

    秋山「訳がわからないよ……」

    月都「放送部だから情報は大事なのよ!」

    秋山「(だからって情報おおすぎだろ……)」
  16. 16 : : 2018/08/30(木) 08:21:57
    秋山「(あそこに忍者みたいな人がいるけど……)」

    秋山「すいません……」

    ???「なんでござるか?」

    秋山「ござる?」

    ???「あぁ……すまないでござる……拙者はこのような話し方しかできないゆえ……」

    秋山「そうなんだ……ボクは秋山神奈」

    ???「おぉ……秋山殿でござるか!」

    古賀「拙者は陰影の里から参った、古賀忍太郎でござる!宜しくいたす!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    古賀 忍太郎【超高校級の忍者】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「忍者って……忍法とか使えるの?」

    古賀「使えるでござるが……今は使えないでござる……」

    秋山「どうして?」

    古賀「腹が減ってるでござるから……」

    秋山「そんな理由で!?」

    古賀「そうでござるよ!」

    秋山「(なんか、変な人が多いけど大丈夫か?)」
  17. 17 : : 2018/09/03(月) 13:29:19
    ???「この出来事はおれの語り部リストにのるほどのすばらしいものなんっすかね?」

    秋山「え?なんの話?」

    ???「いやぁ……こっちの話っす!」

    玉城「おっすー!語り部の玉城っす!よろしくっす!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    玉城 亮【超高校級の語り部】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「超高校級の……語り部?」

    玉城「おれは歴史としての史実を語り歩いている琵琶法師みたいなやつっすよ!」

    秋山「へぇ……」

    玉城「嘘だと思ったら今度聞かせてやるっすよ?」

    秋山「期待しておくよ……」

    秋山「(確かに彼の語りは気になるな……)」
  18. 18 : : 2018/09/03(月) 13:29:38
    秋山「さて……次は……」

    ???「あ……あの……」

    秋山「ん?どうしたの?」

    ???「は……はじめまして……あの…………その……自己紹介を……」

    秋山「あぁ、ボクは秋山神奈!よろしく!」

    虎居「……えっと……その……虎居真実……電気技術者……よろしくお願いします……」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    虎居 真美【超高校級の電気技術者】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    虎居「自己紹介……いいですね……」

    秋山「そうだね!」

    虎居「秋山さん、よろしくお願いします……」

    秋山「うん!よろしく!」

    虎居「もし何かあったら教えてくださいね……いろいろ作れますから……」

    秋山「うん、ありがとう!」

    秋山「(この人は頼れそうだな……今度頼ってみようか……)」
  19. 19 : : 2018/09/03(月) 13:29:57
    秋山「あれ?あの人……様子がおかしい……おーい!」

    ???「…………」

    秋山「ねぇ……そこの君……」

    ???「ん……?私かな?」

    秋山「そう!君だよ!」

    ???「君も物好きだね……こんな環境に放り込まれて出会った人たちに自己紹介なんて……」

    漣条「私の名前は漣条奉利!よろしくぅ!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    漣条 奉利【超高校級の???】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    漣条「……私だってこんなところに居たくないのに……」ボソッ

    秋山「ん?どうしたの?」

    漣条「……いや、なにもないよ?」

    秋山「あ……うん……」

    秋山「(この人も何か抱えてそうだな)」
  20. 20 : : 2018/09/07(金) 19:49:12
    ???「うーん……」

    秋山「?どしたの?」

    ???「ううん、少し気になったことがあったけど忘れた……」

    秋山「そ……そうなんだ……」

    ???「あぁ……自己紹介……だね……」

    琴楠「ニナは丹奈……琴楠丹奈……だよ?」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    琴楠 丹奈【超高校級の庭師】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「琴楠さんは、庭師なの?」

    琴楠「…………」

    秋山「どうしたの?」

    琴楠「…………///」

    秋山「ちょっ!?何で赤くなってるの!?」

    琴楠「ニ……ニナは人見知り……なの……」

    秋山「(だからといって顔赤らめすぎだろ!?嫌われた……のかな?)」
  21. 21 : : 2018/09/07(金) 19:49:33
    ???「だぁれだ!」

    秋山「うわぁ!?」

    ???「あは!やっぱり驚きましたね!」

    秋山「だれ……てか、気配がなかったよ!?」

    ???「それは私が幽霊だからですよ……」

    秋山「え?」

    ???「え?」

    秋山「いや、なんでキミが驚いてるの?」

    ???「と……とりあえず自己紹介しましょうか……」

    東原「えーと、超高校級の幽霊の東原尚美です!よろしくお願いします!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    東原 尚美【超高校級の幽霊】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「幽……霊?」

    東原「はい!」

    秋山「し……信じられない……」

    東原「また、そのうちわかりますよ!」

    秋山「かな?」

    秋山「(なんだ、この学校!?変だ……絶対変だ!!)」
  22. 22 : : 2018/09/15(土) 08:43:16
    ???「ふぅむ……どこ行ったのか……」

    秋山「何か探し物でも?」

    ???「我のステッキがなくてな……」

    秋山「我?」

    ???「すまないな……雑種に我の思考などわかるまい……」

    秋山「思考?」

    ???「かまわぬ……ならば我が真名を答えようではないか……」

    久川「ククク…人間風情に自己紹介とは…まぁ、いいだろう…我が名は久川いろは!!終焉の魔女であるぞ!!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    久川 いろは【超高校級の手品師】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    久川「貴様に世界の終わりを見せてやろう……」

    秋山「い……いや、そこまでは……」

    久川「そうか……なら次の機会だな……覚悟しておくのだな……」

    秋山「(この人……癖が強い……)」
  23. 23 : : 2018/09/18(火) 10:14:47
    ???「どうやら、やっと俺みたいだな……」

    秋山「まさか……ずっとまってたの?」

    ???「当たり前だろ!人の話に割ってはいるほどおれはバカじゃない!」

    秋山「そう……なの?」

    ???「当たり前だろ……こう見えても探偵だぞ?」

    秋山「探偵?」

    神無「俺は超高校級の探偵、神無疑夕ってんだ。よろしくな!」


    ーーーーーーーーーーーーーー
    神無 疑夕【超高校級の探偵】
    ーーーーーーーーーーーーーー


    秋山「探偵って事件は何個解決したの?」

    神無「そんなんじゃきかねぇぐらい解決したさ!」

    秋山「ほんとにすごいね……それよりもその白いファイルは?」

    神無「おっと……このファイルか?…悪ィがこれは見せられねぇんだ」

    秋山「(それほど大事なファイルなんだな……)」
  24. 24 : : 2018/09/18(火) 10:15:55
    秋山「これで一通り自己紹介は終わったかな……」

    グレイ「そうね……」

    久川「それよりもいま……何が起きている?」

    速水「そうよね……それがわからないのよ……」

    竜崎「おい!いい加減教えろよ!このククマ!!」

    秋山「クマ?」

    秋山「(ボクはそういうと竜崎くんの見る方を除きこんだ……そこにいたのは……)」

    イイクマ「そ……そんなこと言ったって……」

    ワルクマ「オマエラ、ダンガンロンパをしにきたんだろうが?」

    東原「だからって……ログアウトできないとかきいてませぇん……」

    秋山「え!?」

    秋山「(東原さんの言葉を聞いたボクはすぐに試してみたが、確かにログアウトできなかった……)」

    秋山「なんだよ……これ……閉じ込められたってか!?」

    イイクマ「一応、外の運営さんにはこの事は伝えたよ……」

    ワルクマ「だから、すこし待ってろよ!」

    玉城「……といわれてもどうしたもんっすかね?」

    琴楠「知らない人と……むり……」

    虎居「まだ決まってませんよ」

    秋山「(虎居さんが、そう言い出した瞬間……)」


    キーン……コーン……カーン……コーン……


    竜崎「な……なんだ!このチャイムは!?」

    神無「なにか嫌な予感がする……」

    古賀「嫌な予感とは……」

    内魔「それがわかったら苦労しないんじゃない?コスプレさん……」

    古賀「な……!?拙者の服はコスプレでは……」

    秋山「(古賀くんがあることを言い出そうとした瞬間、放送の続きが流れた……)」

    ???『あ~……あ~……マイクテスト……マイクテスト……大丈夫?聞こえてるよね?それじゃぁ、みなさん、トワイライト学園の体育館まで来てください!』
  25. 25 : : 2018/09/19(水) 08:34:52
    秋山「……なんだ……この……放送は……」

    グレイ「落ち着きなさい」

    月都「そうそう、単なるイベントかもよ?」

    竜崎「いや、怪しすぎるだろ!?」

    安達「ただ、怪しいからと言ってここで足踏みはできないだろう?」

    神無「確かに安達のいうとおりだ!情報を集めるためにも体育館に行く方がいい」

    琴楠「ニナも……そう思う……」

    漣条「そうと決まれば……」

    月都「さぁいこう~!」

    漣条「私のセリフ……」

    秋山「(月都さんの号令でボクたちはゆっくりと体育館へと向かった)」


    ー体育館ー
    秋山「ここか……」

    安達「なんの変哲もない体育館だな……」

    古賀「しかし、ここに来れば真実がわかるってことは……ないでござるかね……?」

    社「ダンガンロンパならここでモノクマが……」

    ???「その通り!とうっ!」

    秋山「(その声が聞こえたところをみると黒と白のクマが立っていた)」

    東原「パンダ……ではなさそうですが……」

    竜崎「ただのぬいぐるみだろ?」

    内魔「シッシッシッ!どうばらしてほしい?」

    モノクマ「まって!僕にはそんな趣味はないよ!?」

    モノクマ「ボクはモノクマ!このトワイライト学園の学園町なのだ!」

    秋山「(本当にダンガンロンパが始まったんだ……)」

    モノクマ「あ、君たちはおうちに変えれないよ?」

    全員「は!?」

    玉城「どういうことっすか?」

    虎居「理解ができません……」

    モノクマ「ほら、さっきログアウトできるか試してたでしょ?あれ、みんなにリアルタイムのコロシアイをしてもらうためにボクがきったんだ!」

    秋山「そんなことできるわけ……」

    モノクマ「ボクはゲームマスターだよ?」

    イイクマ「ちがいます!本当のゲームマスターは私たちです!」

    ワルクマ「そうだぜ!なのに俺たちの知らない情報……」

    モノクマ「うるさい!オマエラは黙ってろ!もう、権限はこっちなんだよ!」

    モノクマ「さて……気を取り直して……」

    モノクマ「殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺圧殺絞殺惨殺呪殺…殺し方は問いません」

    モノクマ「『誰かを殺した生徒だけがここから出られる…』それだけの簡単なルール!」

    モノクマ「最悪の手段で最良の結果を導けるよう、せいぜい努力してくださいな」

    秋山「モノクマ……キミは……キミというやつわ!」

    竜崎「おい、秋山!」

    秋山「だって!」

    久川「貴様……我らを見くびっているのか?」

    秋山「え?」

    グレイ「ダンガンロンパの世界観で、コロシアイ……予想できた流れだとは思わなくて?」

    秋山「いや、だからって……」

    グレイ「はぁ……貴方はとことんダメな男……この話に伸るか反るかは私たち次第でしょう?」

    秋山「(そういうと、お互いは顔を見合わせた。)」

    秋山「(グレイさんの一言……この一言からすべてが始まっていたことは皆はしるよしもなかった……)」
  26. 26 : : 2018/09/26(水) 16:42:14
    この作品面白いです!ですから続けてください!あと暗殺教室と進撃のクロスオーバーの作品も是非続けてください!
  27. 27 : : 2018/09/26(水) 18:17:28
    >>26
    ありがとうございます!この作品について続けますが、私が少し足踏みしてて進んでないだけです(;・ω・)

    ここから少しでもスピード上がるようにがんばります!
  28. 28 : : 2018/09/26(水) 18:18:33



    prologue 地獄の黙示録 完



  29. 29 : : 2018/09/26(水) 18:43:52
    速水 冬花
    秋山 神奈
    竜崎 氷牙
    安達 隆聖
    内魔 高貴
    社 哲太
    月都 るり
    古賀 忍太郎
    玉城 亮
    虎居 真実
    漣条 奉利
    グレイシア・フローレライ
    琴楠 丹奈
    東原 尚美
    久川 いろは
    神無 疑夕

    生存者残り 16名
  30. 30 : : 2018/09/26(水) 18:44:16
    秋山「(グレイさんが発した言葉……その言葉からみんなが辺りを見渡した。)」

    秋山「(一人一人のかおを逃さず見ていく。)」

    秋山「(もうこの時点から始まっていたのかもしれない……)」

    秋山「(一人一人をだましながら生きていくだましあい……)」

    秋山「(生と死をかけたそれぞれの戦いが……)」
  31. 31 : : 2018/09/26(水) 18:44:37




    Chapter1 生と死の天秤が揺れるとき



  32. 32 : : 2018/10/03(水) 14:27:47

    グレイ「で、どうするの?」

    秋山「どうするって……」

    グレイ「このままここにたちずさんでいても話が進まなくてよ?」

    竜崎「それもそうだな!」

    秋山「そうだね……それなら……ってあれ?」

    東原「秋山さん……って、秋山さ~ん!」

    秋山「(薄れ行く意識のなかで見たもの……それは速水さんの優しそうな瞳だった……)」


    秋山「……う……うん……」

    速水「秋山くん……気がついた?」

    秋山「うん……ってここは?」

    古賀「秋山どのの部屋でござる!」

    秋山「ボクの部屋?」

    玉城「そうっす!俺たちはキミが気絶したのを見守る係っす!」

    秋山「なるほどね……それより他の人は?」

    琴楠「他の人は……見回りです……」

    秋山「見回り?」

    速水「校内調べているのよ!」

    秋山「そうなんだね……」

    竜崎「おっす!秋山!」

    安達「体調は良さそうだな……」

    秋山「起きたところだからあれだけど……」

    社「それじゃぁ、報告をしましょうか……」

    秋山「(社くんがそういったとき放送が流れた……)」

    モノクマ『いますぐ、体育館に来なさいな!てか、こい!』

    虎居「な……なんで命令なのでしょう?」

    内魔「呼ばれたからには行かないとねぇ!」

    神無「それじゃぁ、行きますか……」

    秋山「(神無くんの声を聞いたみんなは部屋を離れ体育館へと向かった)」
  33. 33 : : 2018/10/10(水) 13:35:56
    ー体育館ー
    モノクマ「きたか、オマエら!」

    秋山「なんのようだよ!モノクマ!」

    モノクマ「用?用って、動機を渡しに来たんだけど?」

    全員「!?」

    月都「あのね!動機を渡されようと、そんなこと起こすわけないじゃない!」

    モノクマ「いや……すでに起きてるかもしれないね!」

    秋山「何を言って……」

    古賀「そういえば……誰か足りなくないでござるか?」

    秋山「え?」

    竜崎「そういえば……」

    安達「足りないのって……」

    秋山「(ボクたちは辺りを見渡した……そこにいないのは……)」

    虎居「グレイさん……と速水さん?」

    速水「誰か呼んだ?」

    全員「うわぁ!」

    グレイ「驚くとは不謹慎よ!」

    玉城「行きなり出てくる方が不謹慎っすよ……」

    安達「心臓にわりぃ……」

    モノクマ「そんなすぐ起きるわけないじゃんか!動機も渡してないのに!」

    秋山「動機……」

    イイクマ「そんなもの渡されたって彼らは事件を起こさない!」

    ワルクマ「そうだ!諦めろ!クソクマめ!」

    モノクマ「ボクはモノクマだよ!全く生意気なやつらだ……覚えとけよ!」

    東原「用がすんだようですし帰りましょうか……」

    モノクマ「まてまて、動機だね!すぐに渡すよ!」

    秋山「(そういうとモノクマは全員ぶんの名前がかかれた封筒をボクたちに渡してきた)」
  34. 34 : : 2018/10/10(水) 13:37:14
    モノクマ「この封筒にはそれぞれの弱味がかかれてあります!」

    神無「弱味?」

    モノクマ「そう!それぞれの弱味……そとの世界ではばれてはいけない弱味があります!」

    モノクマ「もし……ここに居る誰かを殺害したら、その弱味はそとには漏らしません!きげんは24時間です!」

    竜崎「その話……本当か?」

    安達「竜崎!」

    竜崎「わかってる!ただ、聞きてぇだけだ……」

    モノクマ「本当です!クマに二言はありません!」

    琴楠「ということは……」

    社「ここにいる人を殺せば……」

    グレイ「バカなことを考えることはよしなさい!」

    玉城「そうっすよ……」

    モノクマ「うぷぷぷ……じゃぁ、まったねぇ!」

    秋山「(モノクマはそういうとここを去った……)」
  35. 35 : : 2018/10/16(火) 14:05:38
    東原「ど……どうする?」

    月都「どうする?……って言われても……」

    神無「とりあえず整理すると、いまみんなの手元にある封筒は弱みがかかれてるわけだ!」

    グレイ「その弱みに漬け込んで……コロシアイをさせようと言うわけね……」

    社「そんなことって!」

    内魔「ないとはいいきれないよ~」

    竜崎「内魔……てめぇ!」

    内魔「モノクマにとんでもないこと確認してたキミが何いってるの?」

    竜崎「……くっ」

    内魔「それにあくまでオレが話してるのは可能性のはなしだよ!」

    古賀「可能性……でござるか……」

    速水「……ねぇ!みんな!食堂でご飯食べない?」

    古賀「こんな時に何いってるでござるか!?」

    速水「こんなときだからじゃない!ほら、お腹すいたらいい演奏できないよ!」

    漣条「私たちはオーケストラじゃないよ!?」

    速水「気にしないの……さ、いこ!」

    久川「ククク……それならば、我が冥界の食事を食べさせてやるわ!」

    虎居「それって……食べれるの?」

    久川「クルックーは食えるわ!」

    秋山「いや……それ、バードライスじゃないの?」

    速水「そんなことどうでもいいから、食堂行くよ!」

    秋山「(ボクたちは深夜の速水さんに背中を押されながら食堂へと入った)」
  36. 36 : : 2018/10/16(火) 14:06:08
    ー食堂ー
    速水「さぁ、到着!……ってあれ?」

    竜崎「早いぞ……速水……ってどした?」

    速水「竜崎くんこそどうしたの?」

    竜崎「そりゃ……走ったから息が……じゃなくて、お前がどうしたんだよ!?」

    速水「あぁ……テーブルの上に段ボールがあるんだけど……」

    秋山「(その段ボールには『モノクマ先生からのプレゼント』とかかれていた)」

    玉城「なんすかね?これ……」

    琴楠「中に手紙が……」

    安達「お?読んでくれよ!」

    琴楠「!?ニナが?」

    安達「他に誰が居るんだよ……」

    琴楠「…………」ウルウル

    安達「え!?何か俺悪いことした!?」

    月都「あぁ!もう、安達のバカ!貸して!」

    秋山「(月都さんはそういうと琴楠さんの持ってる紙を受け取って一言一言しっかりと読み始めた。)」

    月都『さて、これはモノクマ先生からのプレゼント!電子生徒手帳です!電子だからと侮るなかれ……なんとこれは通話機能もついてます!誰かを呼び出すのにもニャンニャンするのにも使える優れものだよ!それじゃぁね!』

    社「通話機能……ですか……」

    竜崎「どうしたんだよ?通話だぜ?早速交換するか!」

    神無「いや……ここには全員分入ってるぞ?」

    竜崎「ほんとか!?」

    グレイ「本当に底無しのバカね……」

    竜崎「なんだと!?」

    月都「通話は他の人とコミュニケーションがとれるのよ?」

    竜崎「だからどうした!」

    秋山「まさか……これもコロシアイの道具に使えるってこと?」

    グレイ「そういうこと……」

    速水「う……うそ……」

    玉城「とりあえず、軽く飯作ったから食べるっす!」

    古賀「お!ここでの兵糧はありがたい!」

    玉城「飯食って……寝て……またそれからっすよ!」

    秋山「(ボクたちは玉城くんの言うようにご飯を食べ、部屋へと戻った。)」
  37. 37 : : 2018/10/27(土) 10:52:28
    ー秋山ルームー
    秋山「はぁ……」

    秋山「(ボクはひとつため息をつくと、ノースリーブシャツに着替えベッドに横たわった。)」

    秋山「確かにダンガンロンパの世界には憧れた……けど……」

    秋山「(初めてであった人とコロシアイなんて……)」

    秋山「(ボクがそう思っていると……)」

    ピンポーン……

    秋山「(チャイムがなった)」

    秋山「はーい!」

    グレイ「あら、起きてたのね……」

    秋山「グレイさんこそ……」

    グレイ「少しいいかしら?」

    秋山「(そういうと、グレイさんは、ボクの部屋に入り上着を脱いだ。)」

    秋山「(上着の下は艶っぽいパジャマを着ていてボクの目はどうにかなりそうだった……)」

    グレイ「どうしたの?目をキョロキョロさせて……」

    秋山「いや……なんでも……」

    グレイ「かわいい顔してあなたも年頃の男なのかしら?」

    秋山「か……関係ないでしょ!?それよりもグレイさんこそどうしたの?」

    グレイ「……あなたにひとつ問いたいの」

    秋山「え?」

    グレイ「コロシアイを……この腐ったゲームを止める覚悟はある?」

    秋山「え!?」

    グレイ「このゲームを止めるためにあなたの力を貸してほしいの……」

    秋山「ボ……ボク……?」

    グレイ「そう……私たちは生きて出る必要があるのよ……」

    秋山「……そう……だよね……わかった!ボクにできることならなんでも言って!」

    グレイ「やっぱり、私が見込んだだけのことはあるわね……それじゃぁ、明日の夜に打ち合わせをしましょう……」

    秋山「え?今日じゃないの?」

    グレイ「今日はゆっくり寝なさい……明日……待ってるわ」

    秋山「(彼女はそういうとボクのことを抱きよせ欧米風の挨拶をして部屋を立ち去った)」

    秋山「(ボクは突然の出来事に呆然としながら音もなくベッドに横たわり眠るってしまった)」

    秋山「(地獄からの足音を聞くこともなく……)」
  38. 38 : : 2018/11/05(月) 11:19:05
    ー翌朝食堂ー
    秋山「おはよー!」

    古賀「お?早いでござるな!」

    秋山「古賀くんこそ……って、ほとんど揃ってるんだね」

    竜崎「あぁ!あと2人だ!」

    神無「違う!3人だ!」

    月都「グレイさんと安達くん、そして琴楠さんね!」

    虎居「琴楠さんは、女子トイレにふらふらになりながら向かってました……」

    速水「となると安達くん……って、玉城くんも居なくない?」

    玉城「俺はここに居るっすよ……」

    速水「ひゃぁ!?」

    玉城「そんなに驚かなくても……」

    社「てことは、あとは、安達くんとグレイさんになるわけですね……」

    琴楠「ふぁぁ……おはにょう……」

    東原「眠すぎて琴楠しゃんがかんだ!?」

    内魔「そういうキミも噛んでるけどねぇ!」

    東原「はうぅ……」

    安達「やめておけ、内魔!」

    内魔「うわ!生徒会長のお出ましか!」

    安達「うるさい!」

    秋山「ねぇ、安達くん……グレイさん見てない?」

    安達「みてねぇ……」

    月都「ちょっと部屋見てくるわ!」

    社「ボクも……いきます!」

    秋山「ボクもいくよ!」

    秋山「(僕たち三人は部屋を駆け出した。そして、彼女の部屋へと向かった。)」
  39. 39 : : 2018/11/05(月) 11:29:25
    秋山「グレイさん!グレイさん!」

    月都「いない……みたいね……」

    社「それでは他のところを……」

    秋山「(社くんがそういいかけたとき……)」

    ドゴゴォォォォン!

    秋山「!?いまの音はなに!?」

    月都「上から聞こえたよね?」

    社「行ってみましょう!」

    秋山「(ボクたちは2階へと上がった。)」

    ー2階ー
    秋山「煙は……美術室か!」

    竜崎「おい!なんの音だ!」

    社「美術室が爆発したようです……」

    安達「爆発!?」

    神無「どうやらそのようだな……扉から煙が出ている……」

    琴楠「……ニナ……怖い……」

    秋山「とりあえず、開けよう……ってあつ!」

    竜崎「当たり前だろ!バカ!安達!古賀!肩かせ!」

    秋山「(そういうと三人で体当たりをしてドアをぶち破った。)」

    秋山「(そこには見たことのないぐらい黒こげになった人形の『なにか』が横たわっていた。)」

    秋山「(ただ……ボクは見逃さなかった……)」

    秋山「(彼女が……グレイさんがつけていたブレスレットが色を残したまま黒く焦げた腕についていたのを……)」
  40. 40 : : 2018/11/10(土) 13:32:54




    Chapter1 生と死の天秤が揺れるときー非日常ー



  41. 41 : : 2018/11/17(土) 18:55:52
    古賀「ここここ……これは!?なんでござるか!?」

    速水「これって……だれ!?」

    竜崎「!?おい、このブレスレット!!」

    琴楠「これは……グレイさんの……」

    安達「てことはこの死体は……」

    モノクマ「そうだよー!これは、グレイさんの死体だよー!」

    社「うわぁ!?」

    玉城「来たっすね……」

    月都「何しに来たの?」

    モノクマ「いやぁ、事件が起きたから捜査を始めたいなと思ってね!」

    東原「捜査?」

    内魔「あれ?これって殺したら外に……」

    モノクマ「そんなのアマだよ!デビルアーマーだよ!地獄アーマーだよ!そんなわけないじゃん!」

    虎居「これから……何をするんです?」

    モノクマ「さっきも言った通りいまから捜査をするんだよ!」

    速水「捜査?」

    モノクマ「そう!その捜査の後、オマエラには学級裁判をしてもらいます!」

    秋山「学級裁判?」

    モノクマ「オマエラの集めた証拠をもとに今回の事件のクロを見つけてもらいます!そのクロを見つけることができれば、クロがオシオキされ、見つけることができなければオマエラがオシオキされクロが卒業します!」

    神無「……バカバカしい……」

    モノクマ「え?」

    神無「なんで、そんなことができるんだ!人の命を……なんだと思っているんだ!」

    モノクマ「え?」

    神無「このやろ!」

    秋山「(そういうと、神無くんは胸ぐらをつかんだのだ……)」

    モノクマ「あ、学園長の暴力は校則違反だよ!助けてグングニルの槍!」

    秋山「(モノクマがそう叫ぶと、神無くんの体に無数の槍が突き刺さった)」

    神無「あ……かは……うそ……だろ……?お…………れ……」

    秋山「(神無くんはなにか言おうとしたが槍に刺さったまま呼吸をするのをやめた……)」

    東原「あ……あぁ……」

    月都「うそ……でしょ?」

    古賀「何がおこったでござるかぁぁぁぁぁ!!」

    モノクマ「はい、これでわかったでしょ?それじゃぁがんばってね!」

    秋山「(その言葉を残してモノクマは去っていった……と同時に手帳のおとがなった。)」
  42. 42 : : 2018/12/03(月) 08:01:04
    秋山「な……なんだ!?」

    古賀「手帳が……」

    月都「え~と……モノクマからのメール!?」

    東原「えーと、新しい昨日を追加した?そのなもモノクマファイル!?」

    竜崎「被害者の検死した状況がわかるだぁ?」

    秋山「(竜崎くんがそういうので、僕はモノクマファイルを開いてみた。すると……)」

    【モノクマファイル】
    被害者:グレイシア・フローレライ
    死因:プラスチック爆弾の爆発による爆死
    状況:争った形跡はない。現場となった美術室も黒焦げなことから相当な威力な爆弾と言える。

    秋山「こういうことか……」

    玉城「しかしねぇ……相当な威力の爆弾って相当な数の爆弾ってこともあり得るっすよね?」

    速水「あ、そうか!でもその辺がわからないよ……」

    安達「それをいまから捜査するんだろ?」

    虎居「調べてみないと……わかりません……」

    内魔「そうねぇ~、それならオレは調べるわぁ!ゲームの素材を見つけないとねー!」

    秋山「(内魔くんの言葉のあとにみんな散り散りに捜査を始めた。)」

    秋山「(グレイさんを殺した犯人がこの中に居る!)」

    【コトダマ:モノクマファイル】
    被害者:グレイシア・フローレライ
    死因:プラスチック爆弾の爆発による爆死
    状況:争った形跡はない。現場となった美術室も黒焦げなことから相当な威力な爆弾と言える。
  43. 43 : : 2018/12/18(火) 08:43:18
    古賀「む?秋山殿!!」

    秋山「どうしたの?古賀くん!」

    古賀「なんか……ここがおかしくないでござるか?」

    秋山「おかしい?」

    古賀「ほら、なんかグレイ殿の体が面白そうあの他傷ついてないでござるよ!」

    秋山「それって本当?」

    古賀「うぬ、拙者が言うのだから間違いないでござる!」

    秋山「(首を絞めた形跡も争った形跡もない……ではなぜ?)」

    【コトダマ:古賀の証言】
    グレイの遺体には争った形跡はない。


    速水「秋山くん!」

    秋山「速水さん!?」

    速水「秋山くん……あのね……わたし、グレイさんが、一人で食堂にいたのを見たんだ!」

    秋山「グレイさんが?」

    速水「うん!その食堂で包丁ひとつと小麦粉を持ち出してたよ?」

    秋山「小麦粉を?」

    速水「うん……それって関係ないかな?」

    秋山「関係あるかもしれないね!ありがとう!速水さん!」

    秋山「(速水さんの発言……いろいろ気になるけどいまはおいておこう)」


    【コトダマ:速水の証言】
    グレイが食堂から包丁と小麦粉を持ち出していた。



    琴楠「……」

    秋山「どうしたの?琴楠さん!地面なんか見つめて……」

    琴楠「なんか……ここ白い……」

    秋山「え?あ、ほんとだ!」

    琴楠「これ……なんだろ……」

    秋山「わかんないや……でも重要な証拠かも……ありがとう!琴楠さん!」

    琴楠「う……うん……///」

    秋山「何で赤くなるの!?」


    【コトダマ:床の白い粉】
    琴楠が見つけた白い粉。
  44. 44 : : 2018/12/18(火) 09:14:38

    秋山「ここはこのぐらいのものかな……あと調べるのはグレイさんの個室と食堂ぐらいか……」

    速水「そうだね!私も一緒に行くよ!」

    秋山「え?どうして?」

    速水「私ひとりじゃ何もわからない気がしたからね……私もグレイさんのことが好きだった……だから……」

    秋山「……わかった。一緒に行こう!」

    速水「うん!ありがとう!」

    竜崎「ちょっといいか?」

    秋山「うわぁ!どうしたの?」

    竜崎「さっきからいたんだが空気的にな……」

    秋山「あぁ、なるほどね……」

    竜崎「それよりも紺だけ爆発してるはずなのに爆弾片がないのはどうなってんだ?」

    速水「あ、それ私も気になってたんだ。どこを探しても爆弾のかけらがないからさぁ」

    秋山「爆弾を使わない爆弾ってこと?」

    竜崎「しかねぇんじゃねぇか?」

    速水「だけどそんな爆弾あるのかしら……」

    秋山「わからないけどいろいろ考える方がよさそうだ。」

    【コトダマ:竜崎の証言】
     この部屋で明らかに爆発が起きたはずなのにその証拠が一切残されていなかった。掃除した痕跡も部屋を見る限りなかった。
  45. 45 : : 2019/01/12(土) 20:48:16
    期待して待っていますよ
  46. 46 : : 2019/01/18(金) 11:56:44
    ーグレイの個室ー
    秋山「女子の個室にはいるのはなんだかなぁ……」

    速水「仕方ないでしょ!」

    秋山「まぁ……そうだね!」

    安達「お前らか……」

    秋山「あ……うん!」

    安達「1つだけ教えてやる。あとは自分で調べるんだな。」

    秋山「わかった」

    安達「これを見つけた」

    秋山「これって……手紙?」

    手紙『このコロシアイを終わる方法を見つけました。美術室に来てください。NP』

    秋山「NP?」

    速水「ゲームの魔法ポイント?」

    秋山「それはMP!!」

    安達「ということだ……おれは別のところ調べてくる」

    秋山「うん、わかった。でも……このPNっていったい……」

    【コトダマ:グレイに届けられた手紙】
    グレイの部屋にあったPNという人物からのの手紙。『このコロシアイを終わる方法を見つけました。美術室に来てください。NP』
  47. 47 : : 2019/01/18(金) 12:12:18
    秋山「ん?ベッドにあるのは……DVD?」

    速水「あぁ……ほんとだね……って、あちゃぁ、これは見れないよ」

    秋山「どうして?」

    速水「ほら、傷がついてる……」

    秋山「本当だ……少し割れてるね……」

    速水「あとこれ、ピアノ線!」

    秋山「あ、本当だ!まさかこれが凶器?」

    速水「ベッドのしたにくつがあったよ~」

    秋山「見つけるのうまくない!?……って、傷がついてる」

    秋山「(なんでだろう……ひょっとしてこれって……)」

    【コトダマ:傷のついたDVD】
    グレイの部屋にあったもの。微妙に割れている。

    【コトダマ:ピアノ線】
    グレイの部屋にあったもの。

    【コトダマ:傷のついたグレイの靴】
    グレイの部屋にあったもの。靴には傷がついており、塗装が剥げている。
  48. 48 : : 2019/02/02(土) 14:42:40
    キーンコーンカーンコーン

    秋山「ん?何の音だ?」

    モノクマ『さぁ、オマエラ!捜査の進展はあったかな?てことで、今から学級裁判を始めます!オマエラはトワイライト学園前の玄関に集合してください!あ、玄関の扉は出て待っといてね!』

    秋山「出ていいの!?」

    速水「でも、出たところでだろうね……」

    秋山「確かに……」

    速水「まぁ、玄関に行ってみよう!」

    秋山「あの、速水さん!」

    速水「ん?どうしたの?」

    秋山「どうしたもこうしたも、なんでボクと行動してくれるの?」

    速水「ん~どうしてだろう……」

    秋山「え?」

    速水「なんとなく、行動できそうな気がしたからさ」

    秋山「それだけ?」

    速水「あとね……この生活を終わらせてくれそうな気がしたから……」

    秋山「……そうか」

    秋山「(僕の声に小さくうなづいてくれた彼女を殺すわけにはいかない。そう思ってしまったボクは玄関へと向かった。)」





    秋山「(玄関つくと、そこにはみんな揃っていた。)」

    竜崎「おせぇぞ!秋山!」

    琴楠「遅刻です」

    虎居「そんなこと……ないですよ……」

    社「そうですよ!こんな状況ですし、情報がほしいところでしょう?」

    竜崎「……ま、それもそうか……」

    秋山「これで全員かな……」

    モノクマ「ヤッホーイ!みんなのアイドル、モノクマだよ~!」

    月都「誰がアイドルよ!!」

    モノクマ「それより、正面を見ててよ!」

    安達「正面……だと?」

    モノクマ「いでよ!!死への道!!」

    秋山「(モノクマがそういうと、轟音と共に地面からエレベーターが生えてきた。そのエレベーターを見た皆の空気が張り詰めた)」

    モノクマ「ボクは先にいっているから、オマエラ!早く乗るんだぞ!!」

    古賀「乗るしかないでござるか?」

    月都「あなた忍者でしょ?覚悟を決めなさいよ!」

    安達「まぁ、どちらにしろ、乗らないと選択肢はないがな……」

    内魔「シッシッシ、どんなゲームになるか楽しみだ!」

    秋山「(それぞれ、思いは違えど、向かう場所は一つ……学級裁判場だ)」
  49. 49 : : 2019/02/26(火) 12:06:23
    モノクマ「ヤッホー!よく来たね!!」

    竜崎「よく来たねじゃねぇ!」

    月都「来なきゃ、私たちを殺す気だったんでしょう?」

    モノクマ「あちゃぁ、ばれちゃったか……」

    安達「それで、ここからどうするんだ?」

    モノクマ「まず、君たちには、自分の写真があるところに移動してもらうよ」

    秋山「ボクはここだな……」

    速水「ちょっと待って!」

    秋山「同下の?」

    速水「どうして、死んだはずのグレイさんと神無くんの顔写真があるの?」

    モノクマ「そりゃぁ、彼らも死んだからって参加できないのはかわいそうじゃん!」

    古賀「かわいそうって……」

    虎居「怖いです……」

    竜崎「けど、やるしかねぇんだろ?」

    秋山「(そう……やるしかない……やるしかないんだ)」

    秋山「(死んだ彼らのためにクロを突き止めないといけないんだ……)」
  50. 50 : : 2019/02/26(火) 12:10:12
    【コトダマ:モノクマファイル】
    被害者:グレイシア・フローレライ
    死因:プラスチック爆弾の爆発による爆死
    状況:争った形跡はない。現場となった美術室も黒焦げなことから相当な威力な爆弾と言える。

    【コトダマ:古賀の証言】
    グレイの遺体には争った形跡はない。

    【コトダマ:速水の証言】
    グレイが食堂から包丁と小麦粉を持ち出していた。

    【コトダマ:床の白い粉】
    琴楠が見つけた白い粉。

    【コトダマ:竜崎の証言】
     この部屋で明らかに爆発が起きたはずなのにその証拠が一切残されていなかった。掃除した痕跡も部屋を見る限りなかった。

    【コトダマ:グレイに届けられた手紙】
    グレイの部屋にあったPNという人物からのの手紙。『このコロシアイを終わる方法を見つけました。美術室に来てください。NP』

    【コトダマ:傷のついたDVD】
    グレイの部屋にあったもの。微妙に割れている。

    【コトダマ:ピアノ線】
    グレイの部屋にあったもの。

    【コトダマ:傷のついたグレイの靴】
    グレイの部屋にあったもの。靴には傷がついており、塗装が剥げている。
  51. 51 : : 2019/02/26(火) 12:10:32



    ー学級裁判開廷ー



  52. 52 : : 2019/02/26(火) 12:31:10
    ―学級裁判開廷―
    モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」


    モノクマ「正しいクロを指摘できればクロだけがおしおき、だけど……もし、間違った人物をクロとした場合は……」


    モノクマ「クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!」


    秋山「本当にこの中に犯人がいるんだよね……」


    モノクマ「当然です!」


    竜崎「おい!誰だ!人を殺したゲス野郎はよ!!」


    安達「それを今から話し合うんだろうが……」


    社「話し合うって何からです?」


    速水「まず最初は凶器のはなしからだね!」

    秋山「速水さんの言う通り、この場合は凶器の話からするのがいいと思う」

    安達「なら、凶器について話し合うか……」

    秋山「(いよいよ始まった。だましだまされの学級裁判……凶器についてだけど……どうだろう……)」
  53. 53 : : 2019/02/26(火) 12:37:35
    ー議論開始ー
    【コトダマ:モノクマファイル】

    【コトダマ:古賀の証言】


    琴楠「『凶器』って……なんだろう……」

    内魔「凶器って人を殺すものだよ?」

    琴楠「うん……それは知ってる……」

    古賀「ということは、『クナイなどの刃物』でグレイ殿は殺されたでござるか?」

    竜崎「いつの『時代』だよ!」

    社「先が思いやられますね……」


    秋山「(やはりこうなるか……)」

    秋山「(だけど、明らかにこの証拠とあの発言……矛盾がある……)」


    琴楠「『凶器』って……なんだろう……」

    内魔「凶器って人を殺すものだよ?」

    琴楠「うん……それは知ってる……」

    古賀「ということは、『クナイなどの刃物』でグレイ殿は殺されたでござるか?」


    秋山【コトダマ:モノクマファイル】チャキッ
    秋山「それは違うよ!!」

    ーbreak!ー

  54. 54 : : 2019/02/26(火) 12:43:33
    秋山「古賀くん!ちょっと待って!」

    古賀「同下でござるか?秋山殿!」

    秋山「その凶器だと少しおかしいんだ……」

    古賀「なんと!ではクナイではないということは、手裏剣でござるか!」

    秋山「いや、刃物じゃないんだよ……」

    古賀「なるほど……ということは短筒……」

    秋山「昔の言い回しから離れようか……」

    社「つまり、彼女を殺した凶器は刃物じゃないと?」

    秋山「うん!おそらく……」

    秋山「(あれ?でてこない……もう少しなのに……)」


    ーひらめきアナグラムー

    だ  か  ん  ば  く  ん


    秋山「ダンカン……じゃなくて……」


    ⇒ばくだん

    秋山「これだ!!」

    ーcomplete!ー
  55. 55 : : 2019/02/26(火) 12:53:01
    秋山「爆弾だよ……」

    月都「爆弾!?」

    東原「そんなことがあるのです?」

    久川「神から賜った能力がある我にとってはそんなこと造作もないいことだ!」

    玉城「あの……ややこしくなるからそういう発言は控えるっす……」

    漣条「つまり、私たちの中のだれかが爆弾を作ってその爆弾を爆発させて、グレイさんを殺したと?」

    秋山「うん!そうだと思う……」

    安達「だとしたらだ……その爆弾は時限発火装置がついているということか?」

    久川「ほう……我と同じ考えを持っているとは……やるではないか!」

    安達「普通に話せ……反吐がでる」

    久川「……お主……屠られたいようだな……」

    速水「ちょっと!二人とも落ち着いて!」

    秋山「と……とにかく!凶器の件は終わり!」

    速水「じゃぁ、次は……グレイさんの動きとかかな?」

    竜崎「そんなのわかるのか!?」

    秋山「(それがわかる人はこのなかにいるんだよなぁ)」


    ー人物を指定しろー
    ハ ヤ ミ  ト ウ カ

    秋山「お願い!」
  56. 56 : : 2019/03/05(火) 13:14:25
    秋山「速水さん。君なら彼女の行動わかるんじゃない?」

    速水「一部ならわかるよ?」

    竜崎「なぜそれを早くいわねぇ!」

    速水「タイミングがあるでしょう?」

    玉城「それも一理あるっすね……グレイさんの行動の話は、議題がなければ上がらなかった話っすから……」

    月都「それで?彼女の行動って、彼女は何かしていたの?」

    速水「うん、何時だったかなぁ、彼女ね?ッ食堂から包丁と小麦粉を持ち出してたの……」

    安達「ほう……」

    社「なぜ、その二つを?」

    竜崎「菓子でも作りたかったんはねぇか?」

    虎居「そう……ですよね……」

    安達「阿呆か……そんなわけないだろ……」

    東原「まさか、自分を殺すために……?」

    久川「ふん……それも違うだろう」

    秋山「どうしてそう言い切れるの?」

    久川「たわけ!そこのクマが我らに何をさせようとしたか忘れたか?」

    玉城「ということは、彼女は俺らの中の誰かを殺そうとしたってわけっすか?」

    安達「そういうことだろ……」

    秋山「そんな……」

    漣条「悲しんでる場合じゃないと思うよ?今回の事件のクロを見つけないと……」

    秋山「……そうだね」

    月都「……まちなさいよ」

    秋山「え?」

    月都「どうしてそんなに冷静なのよ!!おかしいじゃないの!」

    琴楠「そ……うですよ」

    内魔「え?オレはおかしくないと思うけどね」

    古賀「何を言ってるでござるか?」

    内魔「さっきそこの久川ちゃんがいたとおりだよ。そこのクマはオレ達に人の命を奪うコロシアイをさせているわけなんだから、当たり前じゃん!それとも何?キミたちは、まだこれはゲームなんだとかバーチャルリアリティの世界なんだ!とか思ってるわけ?そう思っているならおめでたい思考の持ち主だね~」

    竜崎「おい!てめぇ!!」

    内魔「じゃぁ、あのグレイちゃんや神無ちゃんの死体はなんだっての?人形ってこと?それならどんだけうれしいか……」

    虎居「でも……眠ってる好きに人形と入れ替えられ……」

    内魔「ないね!!」

    虎居「ヒッ!」

    東原「そこに関しては内魔さんの言う通りですよ……彼女らは生身の人間でした。」

    内魔「ほらぁ、幽霊が言ってんだから正解でしょ?」

    安達「おい、それぐらいにしろ……話が進まん」

    内魔「はーいはーい!」

    秋山「(確かに、久川さんと内魔くんの言う通りなんだよなぁ……そのあたりをきっちりしていこう!)」
  57. 57 : : 2019/03/12(火) 10:18:51
    古賀「あの……ひとついいでござるか?」

    秋山「どうしたの?」

    古賀「仮に、グレイ殿が誰かを殺すために包丁を持ち出したと仮定すると、おかしくないでござるか?」

    社「どこかおかしい事ってあります?」

    古賀「それなら、なぜ、彼女は殺されたでござろうか?」

    久川「……闇にのまれたな……」

    古賀「なんと!?」

    月都「いや、信じたらだめだから!!」

    安達「つまり、次の争点はそこか……」

    内魔「どうして凶器を持ったはずのグレイちゃんが殺されることになったのか」

    玉城「まぁ、そこが解決しないとクロはみつからないっすからね……」

    秋山「だけど、一体どうしたらいいのさ……」

    東原「そんなのわからないですよ~」

    琴楠「うん……わからない……」

    虎居「あの、こういうのはどうでしょう……」

    秋山「(ん?虎居さんに何か考えがあるのかな?聞いてみるか……)」
  58. 58 : : 2019/04/09(火) 10:58:36
    ー議論開始ー


    【コトダマ:古賀の証言】

    【コトダマ:速水の証言】

    【コトダマ:床の白い粉】



    虎居「グレイさんは【犯人】に武器を奪われて殺された……というのは」

    竜崎「なるほどな!それならあり得るんじゃね?」

    東原「確かにそうです!」

    月都「犯人とグレイさんが【争っていた】ならそれもあり得るわね」

    虎居「そうだと思うんですよ」

    秋山「(本当にそうかな?)」


    虎居「グレイさんは【犯人】に武器を奪われて殺された……というのは」

    竜崎「なるほどな!それならあり得るんじゃね?」

    東原「確かにそうです!」

    月都「犯人とグレイさんが【争っていた】ならそれもあり得るわね」


    秋山【コトダマ:古賀の証言】チャキ
    秋山「それは違うよ!」バーーン

    ーBreak!!ー
  59. 59 : : 2019/04/09(火) 11:05:50
    秋山「まってよ!月都さん!!」

    月都「どうしたのよ?」

    秋山「今回の事件は争われた形跡がないんだ。」

    月都「なんですて?」

    秋山「そうだよね?古賀くん?」

    古賀「拙者でござるか!?」

    秋山「古賀くんが言ってたじゃないか!?」

    古賀「確かに、拙者がグレイ殿の屍を見たときは、体には争ったような跡はござらんかったが……」

    安達「ということは、グレイは争わずして殺されたということか」

    蓮条「いや、争わずというより、争うことが出来なかったんじゃないのかな?」

    秋山「え?」

    蓮条「ほら、今回の死因を思い出してみてよ」

    秋山「死因?」

    秋山「(死因を確認できるもの……それは……)」


    【コトダマ:モノクマファイル】


    秋山「これだ!!」
  60. 60 : : 2019/09/04(水) 08:42:58
    この作品を読んでくれている方へ

    お待たせして申し訳ありません!ルカさんが行方不明になっていますので私がしばらく進ませていただきます。m(_ _)m
  61. 61 : : 2019/09/04(水) 08:43:39



    秋山「確か、モノクマファイルに死因が書いてたよね?」


    【コトダマ:モノクマファイル】
    被害者:グレイシア・フローレライ
    死因:プラスチック爆弾の爆発による爆死
    状況:争った形跡はない。現場となった美術室も黒焦げなことから相当な威力な爆弾と言える



    安達「プラスチック爆弾による爆死…なるほど、あの時の爆発音も納得がいく」



    ーーーーーーー

    ドゴゴォォォォン!

    秋山「!?いまの音はなに!?」

    月都「上から聞こえたよね?」

    社「行ってみましょう!」

    ーーーーーーー


    社「も、もしかして…その時までグレイ…さんは…生きてたということでしょうか?」


    内魔「にっしっしっ!そういう事だろうね!それにさ、もう犯人の目星も付いてるんじゃないの?」


    久川「犯人の目星だと?」


    内魔「まず、あの爆発が起きたときに俺らは食堂にいたんだよね?なら、簡単だよ!食堂にいなかった奴がグレイちゃんを殺した犯人だよ!」


    月都「ってことは、あの時、食堂にいなかったって……グレイさん以外全員いるんですけど?!」


    内魔「でもでも、遅れてきたメンバーも怪しいけどね?」


    琴楠「に、ニナ…のこと!?」


    玉城「遅刻した事には否定しないっすが…俺は犯人じゃないっすよ!」


    安達「俺は寝坊してたんだ。遅れてきたのも納得するだろ?」


    内魔「いや、君達は怪しい!爆弾を仕掛けて遅れてきたんだろ!」


    秋山「このままだと…議論が混乱する…皆の声を聞き分けて落ち着かせよう」

  62. 62 : : 2019/09/04(水) 08:44:18


    内魔「さぁ、そろそろ白状したらどうだ?」

    ーーーーーーー
    琴楠「ニナは犯人じゃない…」
    ーーーーーーー
    玉城「僕は犯人じゃないっす」
    ーーーーーーー
    安達「俺は犯人じゃねぇ」
    ーーーーーーー





    ーパニック議論ー


    【モノクマファイル】

    【竜崎の証言】

    【ピアノ線】

    ーーーーーーー

    琴楠「ニナは…!!犯人じゃない!!」


    古賀「何か犯人ではない物色はあるのでござるか?」


    琴楠「ニナは…【朝はフラフラ】だったから…犯行は……で、できない!」


    虎居「それは…私も……見ていましたよ?」


    竜崎「だけどよ?本当にフラフラだったのか?」


    琴楠「し、信じて…!」

    ーーーーーーー

    内魔「いい加減に認めたら?」


    玉城「認めるもなにも俺は犯人じゃないっすよ…」


    内魔「恐らく、君は爆弾を設置し、グレイちゃんが来た爆発後に…」


    内魔「バレないように【片付けた】んだよ!!」


    玉城「その証拠はあるんっすか?」


    ーーーーーーー

    安達「俺はいつもどおりに寝てた。ただそれだけだ」

    速水「いや、それじゃあ疑いが晴れませんよ!」


    安達「大体よ。俺がそんな面倒なことするわけ無いだろ?」


    社「もしかしたら…」


    安達「犯人が【昨夜に仕掛けた】っておかしくないだろ?」


    社「そ、そうですね…」

    ーーーーーーー


    秋山(今聞き分けてあの人の発言にあの人の証言をぶつければ…)



    【竜崎の証言】カチャ


    内魔「いい加減に認めたら?」


    玉城「認めるもなにも俺は犯人じゃないっすよ…」


    内魔「恐らく、君は爆弾を設置し、グレイちゃんが来た爆発後に…」


    内魔「バレないように【片付けた】んだよ!!」


    秋山「聞こえた!!」バーーン


    ーBREAKー


  63. 63 : : 2019/09/04(水) 08:45:19




    秋山「待って!犯人が爆弾の処理をしていたとは考えられないよ」


    内魔「ふーん。で?その根拠は何かな?」


    秋山「竜崎くんならわかるはずだよ」


    竜崎「まぁ、一番に入ったから分かるが爆弾の破片なんてなかったんだよ」


    月都「破片がない?」


    速水「で、でも!おかしくないですか?普通爆弾って破片が出る筈…」


    古賀「いや、拙者の知る限り破片を出さずに爆発させる方法があるでござるよ!」


    秋山(破片を出さずに爆発させる方法…何かが思い浮かぶ…)



    ーひらめきアナグラムー

    ふ ? じ ? ば ? は つ




    ふ ん じ ん ば く は つ


    秋山「閃いた!!」


    ーCOMPLETEー






    秋山「粉塵爆発…!?」


    古賀「その通りでござる!」


    竜崎「粉塵爆発ってなんだ?」


    安達「ある一定の濃度の可燃性の粉が大気などの気体中に浮遊した状態で、引火して爆発を起こす現象だ」


    竜崎「ん?ん?」キョトン


    虎居「い、いわゆる。粉を使った爆弾と言う事です…」


    竜崎「なるほど、粉を使った爆弾か。それを使えば破片も出すこともないってことか…」


    月都「本当に理解してるの?」


    秋山「とにかく、その粉塵爆発を使ってグレイさんを殺した筈だよ」


    速水「もしかして、グレイさんが小麦粉を持ってたのも…」


    琴楠「床にあった…白い粉も…」


    秋山「そう、全てが繋がる筈だよ」

  64. 64 : : 2019/09/04(水) 13:02:44
    お久
  65. 65 : : 2019/09/08(日) 13:13:09
    >>64 お久です!(`・ω・´)ゞ
  66. 66 : : 2019/09/08(日) 13:13:13


    社「でも、最終的に誰か殺ったのか…」


    久川「ククク、もしや自殺かの?」


    東原「でも、自殺ならなぜグレイさんは包丁を持っていく必要があるのですか?」


    内魔「にしし、誰かに呼ばれていたとか?」


    秋山「誰かに呼ばれていた……」





    【コトダマ:モノクマファイル】

    【コトダマ:古賀の証言】

    【コトダマ:速水の証言】

    【コトダマ:床の白い粉】

    【コトダマ:竜崎の証言】

    【コトダマ:グレイに届けられた手紙】←

    【コトダマ:傷のついたDVD】

    【コトダマ:ピアノ線】

    【コトダマ:傷のついたグレイの靴】




    【コトダマ:グレイに届けられた手紙】←


    秋山「これだ!!」

    ー解ー



  67. 67 : : 2019/09/08(日) 13:13:47


    秋山「グレイさんの部屋を捜査したいた時にこんな手紙を見つけたんだ」




    ーこのコロシアイを終わる方法を見つけました。美術室に来てください。NPー



    東原「NPって…なんですか?」


    内魔「にしし、MPなら分かるけどNPってなんだろうねー」


    安達「おい、とある奴に聞けば犯人が分かるんじゃねぇか?」


    竜崎「とある奴に?」


    速水「それって…誰なんですか?」


    秋山(うん、僕も今考えていた。誰よりも物知りなあの人に聞けば何か糸口が…)



    ー人物指定ー


    1【秋山 神奈】

    2【竜崎 氷牙】

    3【月都 るり】←

    4【虎居 真美】

    5【神無 疑夕(✖)】

    6【東原 尚美】

    7【社 哲太】

    8【玉城 亮】

    9【漣条 奉利】

    10【内魔 高貴】

    11【グレイシア・フローレライ(✖)】

    12【安達 隆聖】

    13【古賀 忍太郎】

    14【速水 冬花】

    15【琴楠 丹奈】

    16【久川 いろは】




    3【月都 るり】←


    秋山「君しか…いない!」

    ー解ー



     
  68. 68 : : 2019/09/18(水) 15:58:43


    秋山「月都さん。情報を持つ君ならこのNPに見覚えないかな?」


    月都「やっぱり、私に来るか…。いいわ、教えてあげる」


    月都「とは言ってもそれを言ったら犯人分かっちゃうけどね」









    月都「"神無くんの探偵時代のコードネームよ"」






    全員「っ!!」


    竜崎「お、おい!ということはよ…グレイを殺った犯人って…」


    秋山「うん…」


    内魔「にしし、まさか超高校級の探偵さんが犯人だったとはね」


    竜崎「ま、待てよ!まだ神無がグレイを殺ったという証拠はなんも…」


    漣条「それに月都さんの情報もそれが正しいとは限らないし」


    月都「そんなのこっちに聞かれても…」


    安達「おい、モノクマ。もし、投票する場合、死んだ奴に入れることもできるのか?」


    モノクマ「勿論!まぁ…アレが出来ないとなると話が変わるけど」


    秋山(アレができない?)

  69. 69 : : 2019/09/18(水) 15:59:29


    玉城「それで、皆はどうするっすか?」


    久川「まさに不滅の選択…」


    秋山(確かに…一人の意見で全員動くとは限らない……どうすれば…)


    速水「あの、こんなバイオリンバカが言うのもなんですけど、私は月都さんの意見を信じますよ」


    秋山「え?」


    古賀「速水殿正気でこざるか?!」


    内魔「へー、これは面白い展開だね」


    竜崎「お前は黙ってろ!おい、速水。お前一人の意見で全員の命を預けろってのか?!」


    速水「私は信じるといっただけで投票してとは言っていません。でも、こうやって疑いばかりだと何も進展はしないと思います」


    竜崎「っ!そ、それは…」


    速水「確かにグレイさんが殺されてとても悔しく…神無くんも死んじゃってさらに悔しいです。でも、仲間を信じないと先へは進まないと私は思います!」


    全員「…」


    秋山「速水さん…」


    玉城「そうっすね…俺も月都さんを信じてみようと思うっす」


    虎居「も、もう、それしか信じられませんよね!」


    社「僕も…信じます」


    久川「ククク、もし死んでも次は道化師となり転生しよう…」


    古賀「拙者も信じるでござる」


    安達「もう、考えるのは面倒だ…それでいいだろう」


    漣条「月都さん、疑ってごめんね…私も信じる」


    月都「いいのよ!これは命がけのゲーム…疑心暗鬼になっても仕方ない」


    内魔「にしし、なんか思ってた展開じゃないけどまぁいいか…」


    竜崎「……仕方ない…信じるしかない…よな?」


    東原「信じましょう!」


    琴楠「に、ニナも……信じる」


    秋山「皆…。」


    モノクマ「はぁ…なんか最終回臭い展開になったみたいだけど。そろそろ投票タイムにいこうか」



  70. 70 : : 2019/09/18(水) 16:00:04


    ー投票タイムー


    1【秋山 神奈】

    2【竜崎 氷牙】

    3【月都 るり】

    4【虎居 真美】

    5【神無 疑夕】←

    6【東原 尚美】

    7【社 哲太】

    8【玉城 亮】

    9【漣条 奉利】

    10【内魔 高貴】

    11【グレイシア・フローレライ】

    12【安達 隆聖】

    13【古賀 忍太郎】

    14【速水 冬花】

    15【琴楠 丹奈】

    16【久川 いろは】






    5【神無 疑夕】投票決定








  71. 71 : : 2019/09/18(水) 16:00:57







    モノクマ「さて、投票の結果が出たようです!」



    ー結果発表ー


    5【神無 疑夕】14票









  72. 72 : : 2019/09/18(水) 16:01:21









    ー学級裁判 閉廷ー










  73. 73 : : 2019/09/30(月) 19:38:32



    モノクマ「大正解!!グレイさんを殺したクロは超高校級の探偵!神無くんでした!!」


    竜崎「ま、マジで合ってたのかよ…」


    東原「本当に仲間同士で殺し合いを…」


    神無くんがクロと判明した時に僕達は俯く


    内魔「にしし、探偵が犯人という展開は意外だね!でも、一番驚いたのはこんなあっけない終わりだったとはね」


    玉城「というより、月都さんの情報がなければこの殺人事件は答えに辿り着かなかったと思うっす」


    古賀「しかし、なぜ神無殿はグレイ殿を…」


    社「動機…なのでは?」


    秋山「それは分からない…神無くんも…もう死んだから…」


    モノクマ「あー、そういえば彼は校則違反で死んだからおしおきも出来ないじゃん…」


    久川「何を言っておる…貴様の手で殺ったではないか」


    モノクマ「まぁいいよ!代理でこいつ等にやってもらうから」

  74. 74 : : 2019/09/30(月) 19:39:10


    バサッ!



    モノクマの背後のカーテンから出てきたのは縛られたイイクマとワルクマだった




    ワルクマ「な、なんだよこれ!」


    イイクマ「僕達をどうする気なんだよ!」


    モノクマ「うぷぷ…オマエラは今から見せしめだよ!」


    秋山「見せしめ?」


    モノクマ「それではいってみましょう!お仕置きターイム!!」













    イイクマ「…」


    ワルクマ「…」


    モノクマ「やれ!!モノロボ!!」


    そこに現れたのは完全武装をしたモノクマに似た巨大ロボだった


    モノロボが取り出したのは人一倍…いや、もっと大きいハンマーだった


    イイクマとワルクマは必死に抵抗するも縛られているためできないでいた


    その直後二人の頭上に大きな影が…





    ドオオオオオオオオオオン!!!






    大きな地鳴りをし二人はハンマーの下敷きとなった











  75. 75 : : 2019/09/30(月) 19:40:20





    モノクマ「エクストリーム!!!」



    古賀「な、なんでござるか…あの機械は…」


    竜崎「み、見るからに巨大ロボだろ!?」


    モノクマ「これで分かったでしょ?僕を倒すには到底敵わないってことを!」


    内魔「にしし!これは面白くなってきたね!!」


    月都「あんた、笑ってる場合じゃないよ!!」


    琴楠「ニナ…怖い……」ガクブル


    秋山「なにもかも…お前の……」


    モノクマ「僕のせい?違うよ…コロシアイを始めたオマエラのせいだよ」


    安達「まぁいいわ。俺は先に帰る」


    秋山「あ、安達くん!」


    安達くんは耳を貸さず一番に裁判所を後にした


    社「ごめん……気分が悪くなったから……先に戻ります……」


    東原「私も戻りますね?」


    久川「ふん…神無め……後で天の国に行けるように願おうではないか…」


    続々と皆、裁判所を後にしていく


    残ったのは僕と速水さん、玉城くんにモノクマ…



    モノクマ「君達は帰らないのかい?こんな所にいても時間の無駄だよ」


    秋山「ちょっと、彼女に用事があるだけだよ」


    僕はグレイさんの遺影に近寄る…


    速水「グレイさん…」


    玉城「せめて、安らかに眠ることを願うっす…」


    そう言うと玉城くんは両手を合わせグレイさんの遺影にお参りをする。


    速水さんもお参りをし始める…


    そして、僕も…





  76. 76 : : 2019/09/30(月) 19:40:57






    グレイさん…君は僕に脱出の相談をしてくれたけど…


    それは僕を信頼して話してくれたんだよね?



    それすら分からない…


    結局彼女の本心を聞くことなく終わりを告げた…









▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
time-traveler

re:Switch

@time-traveler

「ダンガンロンパ 」カテゴリの人気記事
「ダンガンロンパ 」カテゴリの最新記事
「ダンガンロンパ 」SSの交流広場
【sn公式】ダンガンロンパ交流広場