エレン「不良の俺と」クリスタ「妹の私と」ヒストリア「親友の私」
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- 1 : 2018/08/06(月) 12:56:36 :
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「死ね化物!!」
「うわああ!!こいつ俺に触りやがった!!気持ち悪い!!」
「何でテメェみてぇな化物が生きてるんだよ!とっとと死ね!」
何で
何で俺はなにもしてないのに
何で俺が痛い思いしなきゃなんないの?
俺の右目が皆と違うから?
牙が鋭いから?
人より強いから
奪われるの?
だったら俺は
奪われる前に奪ってやる
お前らの全てを
エレン「………………夢……か……」
コンコン
クリスタ「お、お兄ちゃん?」
俺は右目に眼帯を着け、口には包帯を巻いている。
そしてこの家にはクリスタと言う少女がいる。
小さい頃殺人鬼に親を殺され、それで俺の親が引き取った。
その後俺の母親も父親も交通事故で死んだ。
今はクリスタと二人暮らしだ。
エレン「チッ…………何だガキ」
クリスタ「…………朝御飯………………できてるよ、だから…………」
エレン「何度も言うが俺が何でテメェの不味い飯を食わなきゃならねーんだよ」
クリスタ「…………ごめんなさい………………先に学校…………行ってるから…………」
タッタッタッ
エレン「…………チッ」
クリスタ「はぁ…………」
ユミル「クリスタ~我が天使よ」抱きつく
クリスタ「きゃっ、もーユミル、急に抱きつかないでって言ってるでしょ!」
ユミル「そんな冷たいこと言うなよクリスタァ~」
クリスタ「もう!」
ライナー「女神だ」(おはようクリスタ)
ベラキラプトル「ライナー、思考と言葉が逆になってるよ。後僕の名前がなぜか恐竜の名前に…………」
アルミン「あ、おはようクリスタ」
ミカサ「おはよう」
クリスタ「あ、おはようアルミン、ミカサ!」
ミカサ「…………どうしたのクリスタ」
クリスタ「え?」
ミカサ「目が赤い…………さっきまで泣いていたの?」
ユミル「なに!?私のクリスタを泣かせたのは誰だ!?」
ライナー「許せんな!!」
アルミン「僕たちで良ければ相談にのるよ!」
クリスタ「な、何でもないよ!あ、私そう言えば朝の清掃の当番だった!急がなきゃ」
ユミル「………………クリスタ」
ミカサ(きっとクリスタは誰かに虐められている…………でも誰に?…………まさかまたエレンが!………………)
ライナー「クリスタを泣かせてるのはエレンなんじゃねぇか?」
ユミル「は?根拠はあんのかよ」
ライナー「前に学校の裏でエレンがクリスタと一緒に居たんだよ、その前だって…………」
アルミン「でもそれだけで決めつけるのは早いよ!」
ベルトルト「でもエレンは気に入らない相手がいたら容赦なく殴りかかる奴だよ?前だって一年生三人の体が動かなくなるまで殴り続けてたって言うし………………」
アルミン「………………」
ライナー「俺とベルトルトは目の前で見たぜ、大人五人がエレンを取り囲んで襲いかかってたが、エレンはその中の三人の顔をズタズタにして必要以上に殴ってやがった…………その時のエレンの顔なんてあいつ……………………凄く幸せそうに笑ってやがった………………」
ベルトルト「あいつは人間じゃない………………悪魔だよ」
アルミン「じゃ、じゃぁ昼休みにエレンが」
エレン「俺がなんだ」
全員『!?』
ミカサ(まったく気がつかなかった…………!)
エレン「そう怖い顔すんなよミカサ・アッカーマン。一緒の釜の飯を食べた仲だろ?昔見たいによんでくれよ?ほらエレンくんってさぁーっと、アブねぇ。人が喋ってるのに回し蹴りはねぇだろ」
ミカサ「この化物…………ペラペラと、その口が二度と開かないようにしてやろうか!!…………」
エレン「おー怖い怖い、でもさぁ……………口の聞き方に気よつけろ
メスガキ」
ミカサ「!!」
アルミン「ミカサ!あぶない!!」
ゴシャアアア!!!!
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- 2 : 2018/08/06(月) 13:14:29 :
- (´;ω;`)
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- 3 : 2018/08/06(月) 23:41:32 :
- 期待してます
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- 4 : 2018/08/07(火) 15:40:06 :
ミカサ「アルミン!?」
アルミン「イテテ………大丈夫?ミカサ………」
それは、アルミンが間一髪の所でミカサをかばい、エレンの蹴りを避けたのは良いが、エレンの蹴りがアルミンの腕にかすり、かすった所からは血が出る。
何より驚いたのは、エレンの蹴りで、後ろのコンクリートで出来た壁が粉々になっている。
これが当たったらと思うと、ゾッとする。
エレン「主人公がヒロインを身を呈して守る。いつ見てもヘドが出るねぇーー」
ライナー「いい加減に」
エレン「黙れ、ライナー・ブラウン」
ライナー「ッ!」
ライナーがエレンの前に出るが、エレンはライナーに殺気をぶつけた。
その恐ろしい殺気に、ライナーは恐怖で足がすくんで動かない。
そしてエレンはニタァっと包帯の下からでも分かる恐ろしい笑みを浮かべる。
ベルトルトとユミルもそんなエレンが恐ろしくて動けない。
エレン「どうしたぁ?ミカサ・アッカーマン。怖いかぁ?大事な人が傷つくのはそんなにショックかぁ?」
ミカサ「お前!よくもアルミンを「ダメだミカサ!」なぜ!?」
ミカサがエレンに襲いかかろうとするが、それをアルミンが止める。
アルミン「…………エレン、ここは僕たちを見逃してくれないか?」
エレン「俺に得があるのか?生憎俺はミカサ・アッカーマンの顔をズタズタにしてやりたい。それに最初に殴ってきたのはそっちじゃねぇか」
アルミン「そこをどうにかお願いしたい。お願いだ。なんなら僕ができる範囲で何でも言うことを聞こう!」
エレン「やーだ」
アルミン「そんな…………」
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- 32 : 2018/09/15(土) 10:07:51 :
- 続きに期待
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- 33 : 2018/09/20(木) 16:07:19 :
- おぉ!最高のスレだ!
どうか!どうか!続きを書いてください!
期待です!
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- 34 : 2018/12/29(土) 00:23:53 :
- 誰でも良いから続きを書いてくれ
あと期待
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- 35 : 2018/12/29(土) 08:34:37 :
- >>34
誰でもいいから続きを書いてと言うのは駄目でしょ、何年も前のスレでもないのに
それを言っていいのは作者だけ
あなたのスレではない
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- 36 : 2019/06/09(日) 00:15:49 :
「なにやってんの?エレン」
その声を聞いた直後、エレンの体がピタリと止まり、ゆっくりとうしりを見ると、小さな声で呟いた
エレン「··········ヒストリアか」
そこには、まるで人を見下すかのように全員を見る少女
顔はクリスタそっくりだが、態度と雰囲気が全く違う
ヒストリア「そんなゴミと遊んでる暇があったら私を学校まで連れてってよ」
その態度はどこか図々しく、生意気で、どこか荒々しい。彼女はここでは有名な女不良で、授業もしょっちゅうフケてエレンと一緒につるんでいる
エレン「チッ、命拾いしたな。アルミン・アルレルト、その忠実な犬に言っとくんだな、これに懲りたらもう二度と俺に生意気な態度は取るなって」
アルミン「あ、あぁ」
アルミンは何度も上下に顔を降った
エレン「·······わりぃなヒストリア」
ヒストリア「そうね、それじゃぁ帰りにクレープ奢って」
エレン「はぁ?なんでおれが「エレンの分際で文句ある?」マッタクアリマセン、オゴラセテモライマス」
ヒストリア「ん、分かれば良いのよ、分かれば」
そうしてエレンとヒストリアはそのまま学校に向かった
倒れているミカサやアルミンをまるで居なかったかのように目も昏れることなく
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- 37 : 2019/06/09(日) 07:07:26 :
- やった!
久しぶりに来たら更新再開されてる!
期待するしかないだろぉ~~
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- 38 : 2020/04/23(木) 18:51:13 :
- 放置?それとも更新ある?
楽しいから期待してるよー
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