ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

エレクリ「一目見た時から、あなたの事が嫌いでした」

    • Good
    • 13

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2018/06/11(月) 00:19:25
    どうも、Lialです!(`・ω・´)

    またまた新作です!
    今回は初めて、エレンとクリスタ(ヒストリア)の仲が悪い話を書きます!

    でも大丈夫です!ちゃんと、恋愛物ですから!

    投稿頻度は、就職に向けて勉強しないといけないので少し遅いかも?

    それでも言い方は、見ていってください!
  2. 2 : : 2018/06/11(月) 00:51:10
    タイトルからして期待しかない
    体調に気をつけて、頑張ってください!
  3. 4 : : 2018/06/11(月) 07:20:00
    すいません!最後打ち間違えました!エレクリ期待です!頑張ってください!上のやつは消していただけると嬉しいです!
  4. 5 : : 2018/06/11(月) 11:57:26
    くそー三番目!期待だz

    ちなみにLialさんは何歳なんだ?就活?

    コニー「就活ってなんだ?Lialさん教えてくれ!」
  5. 6 : : 2018/06/11(月) 18:32:58
    ひとめみたときからこのSSスキデシタ
  6. 7 : : 2018/06/11(月) 20:12:53
    >>2 ふるるさん
    期待ありがとうございます!

    はい!体調には気を付けて、頑張ります!(∩´∀`)∩
  7. 8 : : 2018/06/11(月) 20:13:46
    >>4 ラーメンラーメンさん
    期待ありがとうございます!
    頑張ります!(∩´∀`)∩

    了解です!消しときます!(`・ω・´)ゞ
  8. 9 : : 2018/06/11(月) 20:19:30
    >>5 江礼比住さん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    私は、今17歳です!そして、今年の一月に18歳になります!

    ついでなんですが、この機会に私の自慢を聞いてください!
    クリスタ(ヒストリア)の誕生日が1月15日なのは知ってますよね?
    実は、私の誕生日も、1月15日なんです!!(`・ω・´)

    あ、どうでもいいですよね...はい...。

    私「コニー、詳しくはこれを... https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%B1%E8%81%B7%E6%B4%BB%E5%8B%95 」
  9. 10 : : 2018/06/11(月) 20:21:31
    >>6 なかのひろたかてきな?さん

    ひとめみたときから、なかのひろたかてきな?さんが、スキデシタ

    ありがとうございます!(`・ω・´)
  10. 11 : : 2018/06/11(月) 20:21:48
    彼の、最初の印象は。

    凄く、まっすぐな瞳をしている人。

    まるで、私の汚れた部分をすべて見透かすような...。

    生きる目的も、しっかりしていて、彼を見ていると、自分は何の為に、何の目的で生きてるんだろう...そんな考えで頭の中が、埋め尽くされ、凄く、死にたくなる。

    だから、私はそんな彼が、嫌いだ。

    --
    -

    彼女の最初の印象は。

    とても、整った顔立ちだなと思った。

    でも、彼女の作る笑顔は、どこか気持ち悪くて。

    自分を偽っているみたいだった。

    そして、誰にでも優しくて、自分の身を削っててでも、誰かの役に立とうとしていた。

    俺は、そんな気持ちの悪い笑顔を作る彼女が、嫌いだ。

    --
    -

    エレン「嫌いだよ」

    アルミン「...え?」

    ライナー「は?」

    ジャン「マジか...」

    エレン「あぁ、クリスタだろ?」

    アルミン「う、うん」

    エレン「嫌いだって」

    ジャン「お、おい、別に好きって言うのは恥ずかしいわけじゃないんだぞ?」

    エレン「なんだよそれ、俺は正直に答えたぞ、お前らこそどうなんだよ」

    ライナー「俺は好きだ、大好きだ、結婚したい」

    ジャン「いや、そこまではいかねえけどよ」

    エレン「まじで?あいつの事好きなのか?」

    アルミン「うん...というか、エレンだけだと思うよ、嫌いっていうの」

    エレン「マジかよ...まあどうでもいいや、そんな事より、俺先生に呼ばれてるから行くわ」

    アルミン「うん...」

    ジャン「まあ、エレンらしいな」

    ライナー「だな」

    --
    -

    ユミル「へー、あのクリスタ様にも嫌いな人はいるんだな」

    クリスタ「嫌いってわけじゃないけど...苦手...」

    ユミル「嘘言うなって!嫌いな奴には嫌いって言っていいんだからよ!」

    クリスタ「だ、だからそうじゃないってば!」プンスカッ

    ミカサ「クリスタ」

    クリスタ「ん?なに?」

    ミカサ「先生が呼んでた」

    クリスタ「あ、ありがとミカサ!」ニコッ

    ミカサ「うん」

    クリスタ「じゃ、また後でね、ユミル」タッタッタ

    ユミル「あいよー」

    --
    -

    エレン「用事とは何ですか?」

    先生「あー、それはもう一人来てから説明する」

    エレン「?俺だけじゃなくて、他にもいるんですか?」

    先生「あぁ、お前も知ってると思うが...--ガラッ--

    先生「お、来たみたいだな」

    エレン「」クルッ

    クリスタ「一年A組、クリスタ・レンズです。○○先生に用があってきました」

    先生「おー、クリスタ、こっちだ」

    クリスタ「はい...え...」

    エレン「...なんだよ」

    クリスタ「あ、えっと...な、何でもない」

    エレン「...」

    先生「それで、二人に話す内容は、お前らに、クラスの代表として、風紀委員会に入ってもらう」

    エレン「...は?嘘ですよね?」

    クリスタ「そんな...」

    俺たちが、こんなに嫌がるのには、理由がある。

    この学校の風紀委員とは、早朝の生徒の荷物検査、昼休みに風紀を乱すような行為をしている生徒がいないかの見廻り。

    そして、放課後の風紀委員だけの清掃活動。

    さらに言えば、休日のボランティア活動。

    と言った感じで、この学校は風紀にとりわけ力を注いでいる。

    普通なら、クラスで話し合って決めるのだが...。

    というか、なんでこいつと一緒?

    風紀委員も嫌だけど、どうしてこいつと...。

    エレン「なんで俺達二人なんですか?」

    先生「お前たちが部活に入らないからだ」

    エレン「え?」

    先生「ほかの奴らは部活動に忙しそうだしな、俺のクラスで部活動をやっていないのは。エレン、クリスタ、お前ら二人だけなんだ」

    そういう事か...。

    エレン(こんな事なら...)

    クリスタ(部活動に...)

    エレクリ(入っとけばよかった...)「はぁー...」
  11. 12 : : 2018/06/11(月) 23:29:00
    吹奏楽部いいよ!

    うちの学校はゆるゆる頑張ってるし!
  12. 13 : : 2018/06/12(火) 00:04:41
    し、新作出てるぅぅぅぅ!?
    出遅れてしまった。

    期待です!
  13. 14 : : 2018/06/12(火) 06:48:15
    がんばっれ
  14. 15 : : 2018/06/12(火) 19:06:17
    がんばっれ2
  15. 16 : : 2018/06/12(火) 21:36:27
    >>13 quさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  16. 17 : : 2018/06/12(火) 21:36:43
    >>14 名無しさん
    はい!頑張ります!(`・ω・´)
  17. 18 : : 2018/06/12(火) 21:37:09
    >>15 なかのひろたかてきな?さん

    頑張ります!!(∩´∀`)∩
  18. 19 : : 2018/06/12(火) 21:37:22

    --ガラッ--

    ユミル「お、帰ってきたな、なんで呼ばれてたんだ?」

    クリスタ「風紀委員に入れらされた」

    ユミル「は?マジかよ」

    クリスタ「うん、頑張らないと」

    ユミル「嫌がんねーのな」

    クリスタ「うん!私に与えられた仕事だもん!頑張らなきゃ!」

    ユミル「クリスタはいい子だな~」ナデナデ

    クリスタ「もう!やめてよユミル!」

    --
    -

    エレン「...」ドヨーン

    アルミン「なんか...明らかに病んでるね」

    ライナー「だな」

    ジャン「おい、誰か理由聞きに行けよ」

    ミカサ「エレン、大丈夫?」

    アルミン「あ、ミカサが行った」

    エレン「あ、ミカサか」

    ミカサ「どうしたの?」

    エレン「実はな、風紀委員に入れらされて...」

    ミカサ「そう...頑張ってね」

    アルライジャン(え!?それだけ!?)

    エレン「あぁ...」

    アルライジャン(あ、それだけでいいんだ...)

    エレン「でもなー、あいつも一緒なんだよなー」

    ミカサ「あいつ?」

    エレン「...クリスタ」

    アルミン「エレン、風紀委員大変でしょ?僕が代わりにやってあげるよ!」

    ライナー「いや!俺が代わりにやってやるよ!中学の頃からこの高校の風紀委員に入りたいと考えてたんだ!」

    ジャン「お前ら...」

    エレン「アルミン...ライナー...大丈夫だよ、無理しなくて、お前らも部活に力入れたいだろ?もともと部活に入っていない俺が選ばれるべきなんだ...でも、ありがとな、気遣ってくれて」ニコッ

    アルライ(く、くそ...なんていい奴なんだ...)

    --
    -

    どういう事だ...。

    クリスタ「...グスッ」ポツン

    俺は、高校入学から一人暮らしをするために、マンションを借りたんだが...どうやら、選ぶ部屋を間違えてしまったらしい。

    この状況から察するに、クリスタは俺の部屋の隣の部屋。

    そして、泣きべそをかいてドアの前で座り込んでいることから、部屋に入れないらしい。どこかで鍵でも落としたのか?

    どうする...できる事なら無視したいが...あいつも一人の女だからな...でも嫌いだし...。

    ...よし。

    エレン「」クルッ...スタスタ

    --
    -

    クリスタ「どうしよう...」

    「大丈夫かい?」

    クリスタ「え?」

    大家「鍵でも、無くしたのかい?」

    クリスタ「お、大家さん!」

    大家「ちょっと待ってねー、今鍵開けてやるから」

    クリスタ「あ、ありがとうございます!」(そうだ、最初から大家さんの所へ行っとけば...でもなんできてくれたんだろ...)

    --ガチャッ--

    大家「はい、開いたよ」

    クリスタ「ありがとうございます!」ペコッ

    大家「はいよ、あと、黒髪のお兄さんにもお礼言っときな」

    クリスタ「え?」

    大家「あんたがカギ無くして泣いてるって、言いに来てくれたんだよ」

    クリスタ「そうだったんですか...」

    大家「うん...それじゃあね」

    クリスタ「はい!」(黒髪のお兄さん...誰なんだろう...)

    --キィィ...バタンッ--

    エレン「よし、帰ったな...じゃあ俺も帰るか...」スタスタ

    --
    -
  19. 20 : : 2018/06/13(水) 06:54:57
    期待
  20. 21 : : 2018/06/13(水) 16:49:36
    期待の言葉しかない!!!頑張れ!
  21. 22 : : 2018/06/13(水) 20:55:32
    >>20 名無しさん
    期待ありがとうございます!(∩´∀`)∩
  22. 23 : : 2018/06/13(水) 20:55:55
    >>21 涼ちゃんだよっ宜しくねっ!さん
    期待ありがとうございます!
    頑張ります!(`・ω・´)
  23. 24 : : 2018/06/13(水) 20:59:20

    風紀委員...しんどいな...。

    でも、周りから必要とされるためには、頑張らないとね。

    もう、昔みたいに邪魔者扱いはされたくない...。

    もっと...もっともっともっと...頑張らないと...今以上に...。

    --
    -

    --ピピピ...ピピピ...ピPカチッ--

    エレン「」ムクッ

    今日から風紀委員の仕事...早朝の荷物検査...。

    正直、する必要はないと思うけど...。

    まあ、文句を言ってても仕方ないよな。

    行くか。

    --
    -

    --ガチャッ--

    エレン「...いないよな...よし」スタスタ

    --ガチャッ--

    クリスタ「へ?」

    エレン(くそ...)

    クリスタ「え...えっと...迎えに来てくれたの?」

    エレン「そんなわけあるか」

    クリスタ「じゃあ...なんでいるの?」

    エレン「偶然通りかかっただけだよ」

    クリスタ「マンションの四回を偶然...」

    エレン「友達を迎えに来てたんだ、でもまだ起きてなかったみたいだから置いていくことにしたんだ」

    クリスタ「なるほど...」

    エレン「...ま、それだけだ、じゃあな」

    クリスタ「ま、まって!」

    エレン「...なんだよ」

    クリスタ「い、一緒に、行かない?」(一緒の風紀委員なんだし、仲良くならないとね...)

    エレン「...行かない」

    クリスタ「...そう」

    エレン「じゃあな」(嫌いな奴でも、女だから断るのに抵抗あるな...)

    --
    -

    エレン「あ、なるほど、荷物検査は教室でやって、校門では服装の乱れを指摘するんですね」

    リヴァイ「そうだ」

    エレン「わかりました」

    --
    -

    アルミン「あ、エレン!頑張ってるね!」

    エレン「お、アルミン、おはよ」

    アルミン「おはよ!今は、何をやってるの?」

    エレン「服装の乱れが無いか見てるんだよ」

    アルミン「なるほど...僕はどうかな」

    エレン「問題ないな」

    アルミン「ありがと!じゃ、また教室でね」

    エレン「おう」

    ライナー「よ、エレン」

    エレン「お、ライナーか」

    ライナー「エレン」

    エレン「なんだ?」

    ライナー「俺の検査はいい」

    エレン「は?そういうわけにはいかないだろ」

    ライナー「いや、俺はクリスタにやってもらう」

    エレン「...そうか」

    ライナー「そして...

    --
    -

    クリスタ「あ、ライナー君、ネクタイ曲がってるよ!」

    ライナー「お、すまんな」

    クリスタ「あ、まって!ちょっとかがんでもらってもいいかな?」

    ライナー「?」

    --クイッ--

    クリスタ「はい!これで大丈夫!」ニコッ

    ライナー「ヒストリア...」

    --
    -

    ライナー「的な展開に...」グヘヘ

    エレン「何が嬉しいんだよ」

    ライナー「お前にはわからんことだ!じゃあ、早速ネクタイを歪めて...行ってきます!」

    リヴァイ「おい、お前」

    ライナー「は、はい?」

    リヴァイ「そのネクタイはどういうことだ?」

    ライナー「え、えっと...」

    リヴァイ「まともにネクタイも占めることもできねぇのか...」グイッ

    ライナー「ぐえっ...!く、首が...!」

    リヴァイ「以後...この様な事が無いようにしろ...」グググッ

    ライナー「ず...ずみまぜん...」

    エレン(アホだな)

    --
    -
  24. 25 : : 2018/06/14(木) 00:16:22
    ライナードンマイwwwそれと~期待してマース!୧(๑❛ั⌔❛ั๑)୨ ॢゕ̎Խ৷ਕ¨ ♡ॢ
  25. 26 : : 2018/06/14(木) 07:00:23
    Lialさんの作品ほとんどがヒストリアだから多分これ癖で名前間違えてますねw
  26. 27 : : 2018/06/14(木) 17:52:52
    >>25 涼ちゃん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  27. 28 : : 2018/06/14(木) 17:53:13
    >>26 quさん
    あ!ほんとだ!ご指摘ありがとうございます!(`・ω・´)
  28. 29 : : 2018/06/14(木) 23:08:03

    ユミル「よ!クリスタ!」

    クリスタ「ユミル!おはよ!」ニコッ

    ユミル「今日も可愛いな~」ナデナデ

    クリスタ「ちょっと!やめてってば!」

    ユミル「ごめんごめん、それで、今は何してるんだ?」

    クリスタ「服装のチェックしてるの!」

    ユミル「へー、私はどうだ?」

    クリスタ「う~ん...あ!シャツ出したらダメだよ!」プンスカ

    ユミル「え?そうなのか」

    クリスタ「もう!」

    ユミル「ほかには?」

    クリスタ「他は...うん!大丈夫だよ!」ニコッ

    ユミル「そうか!じゃ、また教室でな!」

    クリスタ「うん!バイバイ!」ニコッ

    エレン「」ジィー

    やっぱり...彼女は、笑い過ぎだ。

    エレン「」ジィー

    クリスタ「...ん?な、なに?」

    エレン「なんでもないよ」

    ジャン「よ、エレン」

    エレン「お、おはよう、ジャン」

    ジャン「おはよう、何してんだ?」

    エレン「服装チェックだよ、後、教室で荷物検査するから変なのもってたら今の内に捨てとけよ」

    ジャン「え...今日友達にゲーム貸そうと思って持ってきたのに...」

    エレン「...今回だけ見なかったことにしてやるよ」

    ジャン「おー!サンキュー!」

    エレン「おう、じゃあな」

    --
    -

    そして、早朝の服装チェックと荷物検査が終わり、昼休みの見廻りになった。

    さらに言えば、二人一組になって、回るらしい。

    今日は、三年は校舎内を。

    二年は旧校舎を。

    一年は校舎外を。

    週、交代でやる。

    --
    -

    エレン「はぁ...じゃあ、行ってくるよ」

    アルミン「ドンマイだね、せっかくの昼休みがつぶれて」

    エレン「それはいいんだけどよ...」

    ジャン「...あー、クリスタか」

    エレン「そういう事」

    アルミン「なんでそんなにクリスタを毛嫌いするの?」

    エレン(言ったとしても、どうこうなるわけじゃないしな)「別に、ただ好かないだけだよ」

    アルミン「ふーん」

    エレン「じゃ、行ってくるよ」スタスタ

    --ガラッ--

    クリスタ「あ、エレンが...そうだ、校舎外の見廻りだった、ごめんねユミル、また後でね」

    ユミル「おう、頑張って来いよ」

    クリスタ「うん!」ニコッ

    --
    -

    エレン「...」スタスタ

    クリスタ(エレン君...喋らないな...)

    クリスタ(そういえば、エレン君他の人と喋るときは普通なのに、私が喋りかけると、なんか...どこか避けられてるって言うか...)

    クリスタ(もしかして...私の事、嫌いなのかな...)

    クリスタ(いや、まあ別に、私もエレン君の事嫌いだし...)

    エレン「あっ...」

    クリスタ「ど、どうしたの?」

    エレン「...いや、猫が迷い込んでるから」

    クリスタ「え!?わ!ほんとだ!」タッタッタ

    エレン「...」

    クリスタ「にゃーにゃー♪」

    猫「にゃー?」トテトテ

    クリスタ「わー!かわいいー!」ナデナデ

    猫「」ペロペロ

    クリスタ「わ!手舐められた!」

    あれ?

    今のこいつは...普通だな...。

    ...てか、なんだよ...普通に笑ったら、可愛いじゃん...。

    クリスタ「あっ...///」(エレン君いるの忘れてはしゃいじゃった...)カァー

    クリスタ「...さて、どうしよっか///」

    エレン「...」ヒョイ

    猫「ニャー?」

    エレン「」スタスタ

    クリスタ「どこに、持ってくの?」

    エレン「外だよ...ほら、帰りな」

    猫「ニャー」

    エレン「もう迷い込んじゃだめだぞ」ナデナデ

    エレン「...さて、続き、やるか」

    クリスタ「う、うん」

    --
    -
  29. 30 : : 2018/06/14(木) 23:48:23
    裏の笑顔を見たエレンが意外とあっさり可愛いと思ったのか

    なるほど
    期待
  30. 31 : : 2018/06/14(木) 23:55:02
    >>30 江礼比住さん
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  31. 32 : : 2018/06/15(金) 11:50:45
    期待してます!
  32. 33 : : 2018/06/15(金) 18:04:09
    ワイ「ほぅ、なるほどな。」ジー

    ワイ「にゃぁ..にゃあぁwww」グヘヘ
  33. 34 : : 2018/06/15(金) 22:29:53

    「なに!?お腹が空いただと!?それくらい我慢しろ!」

    「痛い?それくらい我慢しなさい!」

    「そんな事で...すこしは我慢を覚えなさい!」

    ちっさい頃から、こう言われ続けた。

    私は、妾の子だから、周りの人たちに邪魔もの扱いされてきた。

    お腹かが空いても、家の手伝いをして、怪我をしても、黙って我慢して。

    ちっさい頃から、こう、教えられてきた。





    「ヒストリア...あなたは、この子みたいに、誰にでも優しくて...皆から頼られるような、大きい人間になりなさい」

    「あなたになら...それができるわ」ナデナデ

    ヒストリア「ほんと?」

    「ええ...本当よ」

    ヒストリア「...うん!わかった!私、絶対にこの子みたいないい子になる!」

    「...うん!お姉ちゃんとの約束ね!」ニコッ





    「お前は今日からこの家を出ていけ」

    ヒストリア「え...」

    「...」

    ヒストリア「い、いやです...」

    「...我慢しなさい」

    ヒストリア「い、いやです!ちゃんと家のお手伝いしますから!お腹が空いても我慢します!痛くても頑張って手伝います!だから...」

    「もう決まった事だ。決まった事をどうこう言っても仕方がない...我慢しなさい」

    ヒストリア「...」

    「そして、お前は、今日からクリスタ・レンズとして生きろ...レイスの名を...語るなよ...」

    ヒストリア「...!!」

    「ヒストリア・レイスは...いなかったんだ」





    私は、我慢した。

    いい子に見られたくて、我慢して、誰にでも優しくした。

    皆に、頼られたくて、無理をして、頑張った。

    我慢...我慢...我慢...。

    いつからだろうか...私は、”我慢”この言葉に縛られていた。

    --
    -
  34. 35 : : 2018/06/15(金) 22:30:19
    >>32 マインさん
    期待ありがとうございます!
  35. 36 : : 2018/06/16(土) 18:06:44

    リヴァイ「やり直せ」

    クリスタ「え...」

    リヴァイ「全然なっていない」

    クリスタ「...分かりました」

    リヴァイ「おいエレン」

    エレン「はい」

    リヴァイ「連帯責任だ」

    エレン「...はい」

    リヴァイ「最後は一階から三階までの施錠の確認をしておけ」

    エレン「わかりました」

    --
    -

    クリスタ「ごめんなさい...」

    エレン「いいから」

    クリスタ「迷惑かけちゃって」

    エレン「...口動かす暇があるんなら、掃除しろ」

    クリスタ「...はい」(やっぱり、エレン君私の事...)

    --
    -

    エレン「じゃ、このゴミ、ゴミ捨て場に持っていって、帰るぞ」

    クリスタ「う、うん...」

    エレン「...」スタスタ

    クリスタ「...え、エレン君」

    エレン「...なんだよ」

    クリスタ「エレン君は...私の事、嫌い...だよね...」

    エレン「...あぁ、嫌いだな」

    クリスタ「...そう」

    エレン「...でも、お前も俺の事嫌いだろ」

    クリスタ「え...」

    エレン「嫌いな奴にまで、無理して関わろうとしなくていいんだぞ」

    クリスタ「べ、別に無理なんて...!」

    エレン「してるだろ」

    クリスタ「...っ!」

    エレン「そうやって、今も、無理してない様に見せるために、無理をしているだろ」

    クリスタ「...」

    エレン「そういうの、やめた方がいいぞ」

    クリスタ「...エレン君に...言われる義理なんてない」

    エレン「...ぷっ...あはははは!」

    クリスタ「な、なに?」

    エレン「いや、反抗するんだなって思って...はははは!」

    クリスタ「...」

    やっぱり、この人は嫌いだ。

    エレン「まあ、わかったら、あまり無理や、我慢はしないことだな」

    クリスタ「私は...」

    エレン「?」

    クリスタ「いい子に見られたい...皆に頼られたい...」

    エレン「は?」

    クリスタ「だから...無理して...我慢して、こんな風紀委員の仕事も頑張ってる」

    エレン「...」

    クリスタ「エレン君に、なんて言われようと、私は私の生き方を変えない」

    エレン「...そうかよ...まあ、俺も別に、お前に変わってほしいとは思わないがな、ただ、やめた方が、幸せになれると思っただけだ」

    エレン「...まぁけど、俺は今のお前...結構いいと思ったけどな」

    クリスタ「え?」

    エレン「なんでもないよ」

    クリスタ「...」

    --
    -

    クリスタ「...」スタスタ

    エレン「...」スタスタ

    クリスタ「...ねぇ、なんで着いてくるの?」

    エレン「帰る方向が一緒なだけだ」

    クリスタ「...」

    --
    -

    クリスタ「あ、大家さん!この間はありがとうございました!」ペコッ

    エレン「...」

    「あぁ、あんたかい、鍵は見つかったかい?」

    クリスタ「はい!」ニコッ

    エレン(やっぱり、やめないよな...)

    「...ん?あ、あんた」

    エレン(やば!)

    エレン「じゃ、俺家こっちだから!!」ビュンッ

    「あ...行っちまった...」

    エレン(あれ?俺なんで逃げたんだ?...まあいいや、アルミンの家行って時間潰そう...)

    クリスタ(どうしたんだろう...急に走って...)

    「さっきの子」

    クリスタ「?」

    「あんたが泣いてるって、教えてくれた子だよ」

    クリスタ「え...」

    「家って...ここに住んでるのに、実家にでも帰るのかねぇ...」

    そうか...だから朝も会ったんだ...。

    クリスタ「部屋は...」

    「ん?あんたの隣だよ」

    クリスタ「...分かりました、ありがとうございます」ペコッ

    「はいよ」

    --
    -
  36. 37 : : 2018/06/16(土) 18:34:08
    期待
  37. 38 : : 2018/06/16(土) 19:35:57
    期待してます!!
    頑張って下さい!
  38. 39 : : 2018/06/16(土) 23:27:07
    >>37 名無しさん
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  39. 40 : : 2018/06/16(土) 23:27:50
    >>38 マインさん
    期待ありがとうございます!
    頑張ります!(∩´∀`)∩

    お名前...ありがとうございます!(*ノωノ)
  40. 41 : : 2018/06/17(日) 06:15:45
    この話が一番すき
  41. 42 : : 2018/06/17(日) 15:21:26
    >>41 名無しさん
    ありがとうございます!!(>_<)
  42. 43 : : 2018/06/17(日) 15:23:00

    --ピンポーン--

    エレン「あれ?出てこないな」

    「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    エレン「!!どうした!アルミン!」

    --ガチャッ--

    --ダッダッダッダッダ--

    エレン「アル...ミン...?」

    ジャン「ぎゃははははは!!おいライナー!!もっとよこせよ!!」

    ライナー「そこにおいてあるだろ!!」

    エレン「うっ!!酒くさ...」

    アルミン「エレン!助けてよ!馬とゴリラがお酒持ってきて飲み始めたんだ!!」

    エレン「お、お前ら!未成年だろ!」

    ジャン「ばれなきゃいいんだよ!ほら!アルミンも!」ガシッ

    アルミン「へ?」

    ジャン「おいライナー!飲ませろ!」

    アルミン「ちょっ!やめて!僕は飲み...っう」ゴク...ゴク...

    エレン「お、おい、大丈夫かアルミン...」

    アルミン「...エレン」

    エレン「ど、どうした...」

    アルミン「馬!ゴリラ!エレンを捕まえろ!!」

    ジャン「よっしゃ!!」ガシッ

    ライナー「おう!」ガシッ

    エレン「おい!バカ!離せよ!」

    アルミン「エレン...さぁ...君も...」

    エレン「ひっ!く、くるなぁぁぁぁ!!」

    エレン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    --
    -

    そうか...エレンだったんだ...。

    この貸しは...ちゃんと返さないと...。

    そして、ちゃんと返したら、もう、関わらないでおこう。

    でも...なかなか帰ってこないな...ずっとドアの前で待ってるんだけど...。

    エレン「」フラフラ

    クリスタ「あ、帰ってきた...」

    あれ?なんであんなにふらついてるの?

    というか...。

    クリスタ「うっ...この匂い...お酒?」

    エレン「んあ?なんでクリスタが~?」トローン

    クリスタ(うわ、出来上がってる...)

    クリスタ「ちょっとエレン、お酒飲んだの?」

    エレン「あー...おう」

    クリスタ「風紀委員がそれで務まるの?」

    もう、今日はダメそうだから別の日にしよう。

    クリスタ「はぁ...じゃあね」

    エレン「??...おう」

    でも...あれ、あのままにしといて大丈夫かな...。

    クリスタ「」チラッ

    エレン「あれ?鍵...」フラフラ

    いやいや...お互い嫌いなんだし。

    手助けする必要なんて...。

    エレン「...まぁいいや...寝よ」

    クリスタ「ダメだよ!!」

    エレン「え?」

    クリスタ「ちゃんと布団で寝なきゃ風邪ひくよ!」

    思わず、口を出してしまった。

    クリスタ「ほら、鍵出して」

    エレン「えっと...はい」

    クリスタ「もう...」カチャカチャ

    --ガチャッ--

    クリスタ「ほら、立って」

    エレン「ん...」スクッ

    クリスタ「ほら、ちゃんと歩いてよ」

    エレン「うん...」

    そう言えば、男の子の家に上がるの、これが初めてだな。

    初めてがこんな形になるなんて...。

    しかもエレンの家。

    クリスタ「エレン、寝室どこ?」

    エレン「...あっち」

    クリスタ「よし...ほら、早く」

    エレン「んー...」

    --
    -
  43. 44 : : 2018/06/17(日) 15:23:07

    クリスタ「はい、じゃあね」

    エレン「え?行っちゃうのか?」

    クリスタ「え?」

    エレン「一人に...するの?」

    クリスタ(え?なに?どういうこと?)

    エレン「一人は...やだよ...グスッ」ウルウル

    クリスタ「!?」

    エレン「うぅ...」

    酔っぱらうと...子供みたいになるのかな?

    クリスタ「わ、わかったから!一緒にいてあげるから泣かないで!」アセアセ

    エレン「ほんと...?」

    クリスタ「うん!ほんとだから!」

    エレン「...ありがと」ニコッ

    なんで...こんな事に...。

    エレン「手握って」

    クリスタ「え?」

    エレン「手握られながらじゃないと寝れない」

    クリスタ「...はい」ギュッ

    エレン「えへへー///」

    クリスタ「はぁー...」

    エレン「なぁ、クリスター」

    クリスタ「なに?」

    エレン「なんでクリスタは笑わないんだ?」

    クリスタ「...は?」

    エレン「あー、そうか、いい子に見られたいんだったな」

    クリスタ「...」

    エレン「なんでいい子に見られたいのか、俺はわかんねーなー」

    クリスタ「こっちにも...いろいろあるの...」

    エレン「いろいろ...あ、でも!クリスタが猫にじゃれてた時の笑顔は可愛かったなー!」

    クリスタ「え...」

    エレン「お前のあの笑顔は好きだ!」ニコッ

    クリスタ「...そう」

    エレン「まあでも、いつもの笑顔は気持ち悪くて大嫌いだけどな!」ニコッ

    クリスタ「」グサッ

    す、ストレートに言われると流石に...。

    エレン「なぁ」

    クリスタ「...なに?」

    エレン「寝ていいか?」

    クリスタ「...勝手に寝てよ」

    エレン「おやすみ!」

    クリスタ「はいはい」

    --
    -

    エレン「スー...スー...」

    クリスタ「...じゃ、私も帰ろうかな」

    --グイッ--

    クリスタ「え」

    エレン「スー...スー...」ギュゥゥ

    クリスタ「うそ...」

    --
    -

    エレン「ん...」パチッ

    エレン「ふわぁぁぁぁぁ...」ムクッ

    エレン「あれ?俺いつ帰ったっけ?」

    クリスタ「スー...スー...」

    エレン「...は?」

    意味が分からない。

    なんでこいつがいるんだ?

    どういうことだ?

    しかも...手握ってるし...。

    エレン「おい...おいクリスタ」

    クリスタ「んあ?」

    エレン「起きろよ」

    クリスタ「あ...起きたの?」

    エレン「なんでいるんだ?」

    クリスタ「...覚えてないの?」

    エレン「あぁ」

    クリスタ「酔っぱらったエレンを、私がここまで運んだの」

    エレン「そうだったのか...ありがとな」

    クリスタ「...私も...ありがと」

    エレン「え?」

    クリスタ「鍵の事...」

    エレン「あー、あれか」

    クリスタ「借りは、返したからね...それじゃあ」

    エレン「?...おう」

    --キィィ...バタンッ--

    --
    -
  44. 45 : : 2018/06/17(日) 19:02:06

    『嫌いな奴にまで、無理して関わろうとしなくていいんだぞ』

    うるさいなぁ...。

    『あまり無理や、我慢はしないことだな』

    私の事、何も知らないくせに...。

    『お前のあの笑顔は好きだ!』

    意味わかんない...。

    --
    -

    クリスタ「」パチッ

    あれから、夢にまで、エレンが出てくる。

    関わらないと決めた。

    でも、エレンは夢の中にまで出てくる。

    あなたは、一体なんなの?

    私の、何をしっているの?

    何も知らないくせに...私の夢にまで踏み込まないでよ...。

    本当に...エレンなんて、大嫌い...。

    --
    -

    クリスタ「おはよう、ユミル!」ニコッ

    ユミル「おう、おはよう!相変わらずかわいいなぁー」ナデナデ

    クリスタ「もう!やめてよ!」

    ユミル「お、そういえばクリスタ」

    クリスタ「なに?」

    ユミル「嫌いなエレンと、うまくやってるか?」

    クリスタ「...うん!やってるよ!というか、嫌いじゃなくて、苦手なの!」

    ユミル「ほんとか?」ニヤニヤ

    クリスタ「ほんと!」







    アルミン「二度と来ないでよ」

    ジャン「なんだよ、なんだかんだ言って、アルミンも結構楽しんでただろ」

    アルミン「無理やり飲まされたんだから仕方ないだろ?」

    エレン「まあ、酔うと一番質が悪いのはアルミンだけどな」

    アルミン「え...」

    ライナー「確かに」

    アルミン「えぇ...」

    --
    -

    話さなくなった。

    でも、別に構わない。

    そもそも、お互い嫌いだったわけだ。

    無理して関わる必要なんてないと思う。

    高校三年間なんの関わりも持たず、話さない奴なんているだろ?

    クリスタと俺はそれだ。

    正直、あいつが変わろうが変わるまいが知ったこっちゃない。

    どうでもいいって言った方がいいだろうか。









    まあけど...あいつは...あのままじゃあ、いつか壊れるのは確かだけどな...。

    --
    -

    エレン「え?訓練?」

    アルミン「名前だけだよ」

    エレン「なんだよそれ」

    アルミン「雪山で遭難したらどう対応すればいいのかっていう講演を聞いて...その後はスキー、まあスキーがメインだけどね」

    エレン「へー」

    ジャン「エレン、スキーする時気を付けた方がいいらしいぞ?」

    エレン「え?なんでだ?」

    ジャン「その講演を聞きに行く場所、秘密にされてるが、死人が多く出るらしい、遭難で」

    エレン「へー...先生は知ってんのか?」

    ジャン「知ってるだろ...ただ、安いから...そんな理由だろ」

    エレン「ふーん...まあ気をつけとけば大丈夫だろ」

    ジャン「まあな」

    --
    -

    --1月15日--

    先生「それでは、今から講演を聞きに行く、○○まで行きます」

    「はーい」

    クリスタ「スキー、楽しみだね!」

    ユミル「あぁ」

    エレン「スー...スー...」

    アルミン「早速寝てる...」

    ジャン「まあいいじゃねぇか」

    ライナー「ここで寝てたら講演の時寝れなくなるぞ」

    アルミン「いや、ちゃんと聞こうよ」

    ミカサ「エレン、起きて」

    エレン「...ん...なんだよ」

    ミカサ「今寝たら講演の時寝れなくなる」

    アルミン「ミカサまで...」

    エレン「大丈夫だよ、今寝ても、講演の時も寝れるから」

    ミカサ「そう」

    --
    -

    先生「はーい!皆起きてくださーい!」

    先生「着いたので、降りたら、出席番号順に並んでください!」

    ミカサ「エレン...エレン起きて」

    エレン「...着いたか?」

    ミカサ「うん」

    エレン「よし...よいしょ」

    アルミン「じゃあ行こうか」

    ジャン「しんどいな...」

    ライナー「まあ、講演聞いた後はスキーもできるし」

    ジャン「...俺そんなスキー好きじゃねぇんだよ」

    アルミン「僕も」

    ライナー「じゃあ俺が教えてやるよ!」

    アルミン「えー、いいよ」

    先生「早く降りてください!」

    --
    -
  45. 46 : : 2018/06/17(日) 22:45:29
    これクリスタ遭難確定ジャン↑
    期待ジャン↑
  46. 47 : : 2018/06/17(日) 23:14:13
    >>46フラグだな
  47. 48 : : 2018/06/17(日) 23:17:11
    >>46 クルーガーさん

    期待ありがとうございます!(∩´∀`)∩
  48. 49 : : 2018/06/17(日) 23:19:17

    ライナー「よっしゃ!辛い講演も聞いた事だし!!」

    ジャン「スキーか...」

    アルミン「はぁ...」

    エレン「俺ここに座って見てるわ」

    ライナー「そうか!じゃあ、アルミン!ジャン!行くぞ!」

    ジャン「えぇぇ...」

    アルミン「えぇぇぇ...」

    --
    -

    暇だな。

    ここにいる間、雪だるまとかウサギとか作って遊ぼうと思ったのに。

    雪がサラサラしすぎて固まらねぇし...。

    エレン「はぁ...つまんねぇ...」

    エレン「ん?あれって...」






    ユミル「クリスタ...クリスタ...」オロオロ






    エレン「あいつ...何やってんだ?」

    --ヒュゥゥゥゥ--

    エレン「...だいぶ、雪も風も強くなってきたな...」







    ユミル「あいつの誕生日なのに...」






    エレン(あいつ、さっきから何ぶつぶつ言ってんだ?それに...クリスタもいないし...)

    エレン(まあいいや)

    --
    -

    その後、点呼を取る時。

    俺は、スキーの班の班長で、その班にはクリスタとユミルもいた。

    エレン「は?」

    ユミル「...」

    エレン「お前言ってたよな...私たちの事は、私たちに任せてほしい言って...」

    ユミル「...」

    エレン「なんで言わなかったんだよ!!」

    ユミル「すまん...そこまで考えが...探して、見つかるものだと...」

    エレン「...っち!先生!」

    先生「ん?どうした?」

    エレン「クリスタが、いません」

    先生「なに!?」

    エレン「...最後にクリスタを見かえた場所は?」

    ユミル「Bコースの途中まではいたんだ」

    エレン「...先生!クリスタの親に連絡入れといてください!自分は、ちょっと見てきます!」

    先生「連絡は...入れれない...」

    エレン「は?なに言ってるんですか?」

    先生「クリスタに...親はいない...」

    エレン「...先生、俺、探してきますね」

    先生「だ、ダメだ!もう吹雪もすごい!」

    アルミン「エレン!そうだよ!先生の言う通りだ!」

    ジャン「今行くのは危険すぎる」

    エレン「...それでも、俺は行くぞ」

    ライナー「エレン...お前クリスタの事嫌いなんじゃ...」

    エレン「...好きとか...嫌いとか...言ってる場合じゃないだろ...」

    エレン「じゃ、行ってくる」ダッ

    アルミン「エレン!!」

    ユミル「くっ!私も...!」

    --ガシッ--

    ミカサ「...」

    ユミル「ミカサ...!」

    ミカサ「行ってはダメ...」

    ユミル「なんで!」

    ミカサ「三人目の被災者になるかもしれないから」

    ユミル「...っ!」

    先生「だから...私は言ったんだ...ここはやめとこうと...」

    ジャン「...ちっ」

    --
    -

    寒い...。

    吹雪も強くなって、視界も悪くなってしまった。

    私...こんな所で死んじゃうのかな...。

    でも...これでいいのかも...。

    死んだ方が...幸せかもしれない...。

    私は...もともと生まれてくるべき人間じゃなかったから...。



    『嫌いな奴にまで、無理して関わろうとしなくていいんだぞ』



    エレン...?



    『あまり無理や、我慢はしないことだな』



    私...嬉しかったんだ...エレンに...言われて。



    『お前のあの笑顔は好きだ!』



    初めて、好きって言われて...。



    『俺は今のお前...結構いいと思ったけどな』



    今なら...この言葉の意味が分かる...。

    あなたは...クリスタの私じゃなくて...。

    ヒストリアを認めてくれた...唯一の人だったって...。

    ずっと、嫌いって思ってた...。

    でも...今は違う...。

    どうして...最後になって気づいちゃうのかな...。

    どうせなら...最後に...言いたかった...。

    ヒストリア「ありがとう...エレン...私を...認めてくれて...」











    --ドサッ--

    --
    -
  49. 50 : : 2018/06/17(日) 23:23:13
    ド○えもんのスタ○ド・○イ・○ーのワンシーンみたい
  50. 51 : : 2018/06/17(日) 23:28:33
    期待!
  51. 52 : : 2018/06/17(日) 23:36:33
    >>50 江礼比住さん
    スタ○ド・○イ・○ーが何かわからなかったけど...>>51 さんのおかげでわかったw

    ドラえもんの映画、見てみたいと思います!
  52. 53 : : 2018/06/17(日) 23:36:50
    >>51 すたんどばいみーどらえもんさん

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)ゞ
  53. 54 : : 2018/06/17(日) 23:43:16
    ひさしぶりに見にきたらなんかすごい面白い事になってるぅぅぅ!!

    期待です!
  54. 55 : : 2018/06/18(月) 01:00:43
    わー!期待だー!
  55. 56 : : 2018/06/18(月) 15:48:39
    おぉー期待!!
    続きが楽しみだ!!
  56. 57 : : 2018/06/18(月) 22:14:31
    >>54 quさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  57. 58 : : 2018/06/18(月) 22:14:44
    >>55 名無しさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)ゞ
  58. 59 : : 2018/06/18(月) 22:15:02
    >>56 マインさん

    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  59. 60 : : 2018/06/18(月) 22:16:12

    エレン「くそっ...!」

    Bコースの途中、吹雪のせいで跡は残っていないものの。

    柵が傾いている場所があった。

    おそらく、ここから滑り落ちてしまったんだろう。

    俺は、躊躇なく、その下に向かって、降りて行った。

    次第に、吹雪が強くなっていき、視界も悪くなる。

    こんなのでクリスタを見つけられるのか?

    もし、見つけられたとしてもどうする?

    何か、手はあるのか?

    頭の中は、それでいっぱいだった。










    エレン「...いた」

    いた。

    クリスタは、倒れていた。

    --
    -

    夢を見た。

    エレンが、私を助けに来てくれる夢。

    皆に、止められても。

    『...好きとか...嫌いとか...言ってる場合じゃないだろ...』

    そう言って、ロビーを飛び出し、私の所に駆け寄ってきてくれる夢。

    こんな事、現実では起こるわけないけど...夢だからいいよね...。

    夢を見るくらい...我慢しなくても...。

    『クリスタ...』

    声が聞こえる。

    『おい...クリスタ...』

    あなたの、呼ぶ声が...。

    「クリスタ!!」

    クリスタ「...」パチッ

    エレン「クリスタ...よかった...」

    クリスタ「え...エレン...なんで...」

    エレン「...」

    クリスタ「ここは?」

    エレン「わかんねぇ...けど、使われてない小屋があったからな...」

    クリスタ「...」ブル

    エレン「寒いのか?」

    クリスタ「うん...」

    エレン「...おい、服脱げ」

    クリスタ「え...」

    エレン「そんなビチャビチャな服着てたら体温が奪われる、早く脱げ」

    クリスタ「え...でも...」

    エレン「...俺も、結構濡れたな...」

    クリスタ「...」

    エレン「クリスタ、こういう時は、肌と肌で温め合うのが一番いいんだ」

    クリスタ「...それって...エレンがいやらしい事...」

    エレン「あのな...今はそんな事言ってる場合じゃないだろ?」

    クリスタ「......わかった」ヌギヌギ

    エレン「...」ヌギヌギ

    クリスタ「絶対に...見ないでよね...///」

    エレン「視界に入るからそれはできないだろ」

    クリスタ「...///」

    エレン「お、毛布もあるな...これに一緒に包るか...ほら」

    クリスタ「...///」モジモジ

    エレン「...あのな、肌で温め合うって言っただろ?こっち来なくてどうするんだよ」

    クリスタ「うん...そうだよね...」スタスタ...チョコンッ

    --ピトッ--

    クリスタ「嘘つき...冷たいじゃん...」

    エレン「次第に温かくなるから我慢しろ」

    クリスタ「うん...」

    エレン「...」

    クリスタ「...」

    エレン「...ごめんな、クリスタ」

    クリスタ「え...?」

    エレン「その...せっかくの誕生日に、俺と一緒で...」

    クリスタ「え...誕生日...?」

    エレン「え?1月15日、お前の誕生日だろ?」

    クリスタ「え...そう言えば...」

    エレン「まさか、忘れてたのか?」

    クリスタ「...うん...誰にも...祝われた事なかったから...」

    エレン「...そうか...クリスタ」

    クリスタ「なに?」

    エレン「誕生日、おめでとう」

    クリスタ「...」

    エレン「嫌いな奴に祝われても嬉しくないか」ハハッ

    クリスタ「ううん...ありがとう、エレン」

    エレン「...」

    クリスタ「...ねぇ、エレン」

    エレン「なんだ?」

    クリスタ「どうして、嫌いな私の為に、助けに来てくれたの?」

    クリスタ「もしかしたら...エレンも死んでたかもしれないんだよ?」

    エレン「...俺は、やらずに後悔するより、やって後悔した方がいいと思ってる」

    クリスタ「バカじゃん...私なんかの為に、命かけないでよ...」

    エレン「...」

    クリスタ「私は...別に死んでもよかった...」

    エレン「...お前がそう思うのは、誕生日を誰にも祝われなかったのと、関係あるのか?」

    クリスタ「...うん」

    エレン「...俺から聞いといてなんだが、その先は言わなくていいぞ...できるなら、話たくないだろ?」

    クリスタ「...聞いてほしいって言ったら?」

    エレン「...それは聞くよ」

    クリスタ「なら...聞いてほしい」

    --
    -
  60. 61 : : 2018/06/18(月) 22:17:38

    クリスタ「私は、妾の子だった」

    クリスタ「生まれた時から憎まれ、一度だって愛された事はなかった...だから、私は、誰かに愛してほしくて...必要とされたくて、家のお手伝いを頑張った

    でもね、いくら頑張っても、誰も、私を認めてはくれなかった」

    エレン「...」

    クリスタ「私は、汚れていたの、生まれた時から、今まで...愛を与えられずに育った、空っぽな子...私が、汚れていたからなのかな...親に、捨てられちゃったの...」

    エレン「...そうか」

    クリスタ「でもね、エレン、クリスタ・レンズは、皆に愛されてるの」

    クリスタ「頑張ったら、その分認められて、その人を愛したら、また、その人も、私の事を愛してくれる...私は、今の生活を気に入ってる」

    クリスタ「でも...でもね...気にいってるはずなのに...なんだか...とても寂しくて...」ウルウル

    エレン「...」

    クリスタ「愛されている...そのはずなのに...毎日が、とても辛く感じる...」

    クリスタ「う...グスッ...」

    エレン「クリスタ...」

    クリスタ「私は...クリスタ・レンズじゃなくて...ヒストリア・レイスを...愛してほしかった...」

    ヒストリア「ありのままの...私を...愛してほしかった...」

    エレン「...」

    ヒストリア「どう?エレン...私は、こんなにも汚れているの...」

    エレン「......わかんねぇな」

    ヒストリア「え...」

    エレン「お前が今言った事、全部普通のことじゃねぇか、何にそんなに悩んでるんだよ」

    ヒストリア「...」

    エレン「お前が妾の子だからか?自分が愛されていない空っぽな奴だからか?」

    ヒストリア「...」

    エレン「何も言えねぇだろ」

    ヒストリア「...」

    エレン「ってことは、妾の子とか、愛されてないとか抜きにして...お前は、いたって普通の、俺達と、なんら変わらない人間なんだよ」

    エレン「生まれてこない方が良かった人間なんて誰だっていない...現に、お前はユミルや、皆に必要とされてるだろ」

    エレン「それに、愛されたいと思うのは、生きてたら誰だって思う事だ...」

    エレン「だからさ...ヒストリア、もっと...素直になれよ」

    ヒストリア「...クスッ...何言ってるか...よくわかんないよ...」ニコッ

    エレン「...ふっ...今のお前、すっごくかわいいぞ」

    ヒストリア「え...///」

    エレン「ちゃんと、笑えるじゃねぇか」ナデナデ

    ヒストリア「///」

    エレン「あ、ごめん、あんま馴れ馴れしく触られたくないよな」(いけない、こいつ俺の事嫌いだったんだ...)

    --ガシッ--

    エレン「え?」

    ヒストリア「エレン...ヒストリアはね、とても欲張りなの...」

    エレン「えっと...」

    ヒストリア「だから...もっと、撫でてほしい...///」

    エレン「...ぷっ...あはははははは!!」

    ヒストリア「なっ!笑わないでよ!」

    エレン「ごめんごめん...ふー...わかったよ」ナデナデ

    ヒストリア「...」

    エレン「でもお前、俺の事嫌いだったんじゃなかったのか?」

    ヒストリア「...別に...最初から嫌いではなかったし...」

    エレン「嘘、下手だな...」

    ヒストリア「...嫌いって言うか...エレンの目が嫌いだっただけ」

    エレン「え?俺の目?」

    ヒストリア「うん」

    エレン「なんで」

    ヒストリア「なんか...エレンの目、すごくまっすぐしてて...なんて言うんだろう...私の汚れた部分を見透かされてるような気がして...」

    エレン「ふーん...よくわかんねぇな」

    ヒストリア「なんとなくで伝わってくれたら大丈夫」

    エレン「そっか」

    ヒストリア「...私、皆の前では、クリスタでいくから」

    エレン「え...」

    ヒストリア「そういう意味じゃないよ...私、名前を捨てられたから」

    エレン「...そっか」

    ヒストリア「だからエレン...あなただけでも、ヒストリア・レイス...この名前を覚えといてね」

    エレン「...おう」

    --
    -
  61. 62 : : 2018/06/18(月) 22:30:01
    1週間で1000pv超えはさすがですね
    自分も期待してます(いつも通り!)
  62. 63 : : 2018/06/18(月) 23:30:24
    >>62 名無しさん

    ありがとうございます!(*ノωノ)

    期待、ありがとうございます!(`・ω・´)
  63. 64 : : 2018/06/18(月) 23:50:43
    やっぱすげぇよw
  64. 65 : : 2018/06/19(火) 05:43:57
    この話だけでも更新早いといいなー
    期待
  65. 66 : : 2018/06/19(火) 06:57:28
    最高です 期待!
  66. 67 : : 2018/06/19(火) 07:18:03
    続きが楽しみだ!!
    期待してます!
  67. 68 : : 2018/06/19(火) 22:36:34
    >>64 江礼比住さん
    そう言っていただけると嬉しいです!(`・ω・´)
  68. 69 : : 2018/06/19(火) 22:38:03
    >>65 名無しさん
    そう言っていただけるのは嬉しいのですが...今の所この作品だけ早くする...といった予定はないです...すいませんm(__)m

    でも!できる事なら早くしますので、その時まで待っててください!

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  69. 70 : : 2018/06/19(火) 22:38:30
    >>66 quさん
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  70. 71 : : 2018/06/19(火) 22:38:46
    >>67 マインさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  71. 72 : : 2018/06/19(火) 22:44:30

    ヒストリア「ん...」パチッ

    あれ?私、いつの間に寝てしまったんだろう...。

    え?

    エレンが、手で寝ている私の体を支えてくれてた。

    そして、そんな私も、エレンの肩にもたれて、眠ってしまっていた。

    エレン「あ、起きたか」

    ヒストリア「...あ!ご、ごめんなさい!」パッ

    エレン「いや、いいよ...それより、外見てみろよ」

    ヒストリア「外?」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「...あ!晴れてる!」

    エレン「服も乾いたな...ほら」ポイッ

    ヒストリア「わっ!」

    エレン「着替えろよ、皆の所に戻るぞ」

    ヒストリア「...うん!」ニコッ

    --
    -

    アルミン「結局...帰ってこなかったね...」

    ユミル「...私の...私のせいで...」

    ミカサ「...」

    ジャン「...くそっ!」

    ライナー「ジャン...」

    「おい」

    皆「!!」

    エレン「お前ら、帰ってきたんだから出迎えてくれてもいいんじゃねぇか?」

    アルミン「え...エレン!!」

    ミカサ「エレン!」ダキッ

    エレン「おわっと...あぶねぇな」

    ミカサ「よかった...よかったよ...」ポロポロ

    ジャン「はぁ...心配かけさせやがって...」

    ライナー「まったくだ」

    ユミル「クリスタ!!」ダキッ

    クリスタ「わっ!」

    ユミル「ごめん!私がちゃんと見てなかったばっかりに!!」ポロポロ

    クリスタ「ユミル...」

    先生「...よ、よかった...まさか...帰ってきてくれるなんて...」

    ユミル「...え、エレン」

    エレン「ん?どうした?」

    ユミル「ありがとう!」ペコッ

    エレン「...いいって」

    クリスタ「エレン...私からも、もう一度お礼させて」

    エレン「いや、本当にいいから」

    クリスタ「...ありがとうございました!」ペコッ

    エレン「...おう」

    エレン「そんな事より...」

    クリユミ(そんな事...)

    エレン「先生」

    先生「...」

    エレン「今度からは、ここでの講習は、止めてくださいね...クリスタは、本当に危ない状況だったんですから...それだけです」

    先生「...すまなかった」

    --
    -

    エレン「スー...スー...」

    ジャン「...寝てるな」

    ライナー「ほんとにすぐ寝るな」

    アルミン「ほんとだねー」











    クリスタ「え?ほんと?」

    ユミル「あぁ、なんか、『...好きとか...嫌いとか...言ってる場合じゃないだろ...』って言って飛び出してったな...あいつは、お前の事嫌いじゃないみたいだな」

    『...好きとか...嫌いとか...言ってる場合じゃないだろ...』

    この言葉...。

    夢で私が聞いた言葉と一緒だ...」

    クリスタ「クスッ...」

    ユミル「ん?どうした?」

    クリスタ「なんでもないよ♪」

    ユミル「...あぁ!!お前!エレンとなんかあったな!」

    クリスタ「えぇ!?」

    アルミン「うそ!?」

    ライナー「ど、どういうことだ!」

    ミカサ「クリスタ!一体何があったっていうの...!」

    クリスタ「わわわ...」(ど、どうしよう、皆集まってきちゃった...)

    エレン「う~ん...うるせぇなぁ...」

    ミカサ「あ、ごめんなさい」

    アルミン「ごめん...」

    ライナー「おいエレン!!」

    エレン「あ?なんだよ」

    ライナー「お前!クリスタと何があったんだ!」

    エレン「え?何?何ってなんだよ」

    ライナー「た、例えば...ゴニョゴニョ」

    エレン「は?」

    ジャン「いや、ゴリラ、それはないだろ」

    アルミン「うん」

    エレン「?...もういいや、俺寝るから静かにしてくれよ」

    ライナー「...」

    ジャン「なぁ、エレン」

    エレン「なんだよ、まだあんのかよ」

    ジャン「お前、クリスタの事どう思ってるんだ?」

    クリスタ「!?」

    エレン「どう?」

    ジャン「いや、なんか変わってるように見えた感じがしたから...」

    エレン「...そうだな...」チラッ

    クリスタ「」ドキッ

    エレン「俺らと変わらない...普通のヤツだよ」

    ジャン「...は?」

    クリスタ「エレン...ありがと」

    エレン「...おう、じゃ、おやすみ」

    クリスタ「うん!おやすみ!」

    ユミル「これは...」

    ジャン「絶対に...」

    アルミン「なにかあったね...」

    --
    -
  72. 73 : : 2018/06/20(水) 00:00:13

    あの日を境に、私たちの関係は大きく変わった。

    前は、お互いがお互いの事が嫌いで。

    どちらも近くずきはするものの、話さなかった。

    でも、あの日からは、毎日のように話してる、朝の服装チェック、昼の見廻り、放課後の掃除。

    その、全部で話している。

    私にとって、エレンは特別な人だ。

    私の...唯一本当の私を見せれる相手。

    別に、好きってわけではない。

    ただ、信頼できる。

    エレンのおかげで、少しだけだけど、皆にも本当の私を見せれてる気がする。

    いつか...本当の私を、皆に見てもらって...受け入れてもらって...ヒストリアとして、仲良くしたい。












    気になることができた。

    エレン。

    あなたは私の事をどう思ってるの?

    『今のお前、すっごくかわいいぞ』

    『俺らと変わらない...普通のヤツだよ』

    思い出したら、なんだか顔が熱くなってきちゃった...。

    普通な奴...私は、皆と同じ...普通な奴。

    皆に取ったら、こんな事言われても、何とも思わないんだと思う。

    でも...私からしたら、すごく嬉しかった。

    今まで、自分は皆とは劣っていて、汚れていると思ってた。

    だから、”普通な奴”...そう言われるのが、すごく嬉しくて。

    思い出すだけで、涙が落ちそうになる。

    エレンには、感謝してもしきれない。

    それ位、エレンは私の中で大きな存在になっていた。

    でも...くどいようだけど、恋愛感情は、これっぽっちもないから。

    本当に、微塵もない。



























    ...多分。

    --
    -
  73. 74 : : 2018/06/20(水) 06:46:50
    たwぶwんw
  74. 75 : : 2018/06/20(水) 07:02:35
    いいわー
  75. 76 : : 2018/06/20(水) 07:45:37
    いいねー
    期待してます!!
  76. 77 : : 2018/06/20(水) 20:32:08
    こりゃエレンの鈍感来るなw
  77. 78 : : 2018/06/20(水) 21:53:23
    >>74 名無しさん
    多分ですw
  78. 79 : : 2018/06/20(水) 21:53:35
    >>75 名無しさん
    ありがとうございます!(∩´∀`)∩
  79. 80 : : 2018/06/20(水) 21:53:53
    >>76 マインさん
    期待ありがとうございます!(*ノωノ)
  80. 81 : : 2018/06/20(水) 21:54:12
    >>77 江礼比住さん
    鈍感、来ちゃいますねw
  81. 82 : : 2018/06/20(水) 22:02:19

    アルミン「お泊り会、来る?」

    クリスタ「行く!」

    ユミル「クリスタが行くなら私も行くよ」

    アルミン「うん、なら決定ね」

    クリスタ「アルミン!」

    アルミン「ん?」

    クリスタ「エレンは来るの?」

    アルミン「...来てほしい?」

    クリスタ「え...えっと...」

    アルミン「あはは!ごめん、この質問はいじわるだったかな?...もちろん、呼ぶよ」

    クリスタ「よかった...」

    アルミン「うん...じゃ、行ってくるね!」タッタッタ

    ユミル「...はぁ...」

    クリスタ「どうしたの?」

    ユミル「クリスタが、エレンの元に行っちまうなんてな...」

    クリスタ「ど、どういう事?」

    ユミル「そういうこと」

    クリスタ「???」

    --
    -

    アルミン「エレン」

    エレン「ん?」

    アルミン「お泊り会やるんだけど、来る?」

    エレン「いつやるんだ?」

    アルミン「今週の土日」

    エレン「メンバーは?」

    アルミン「クリスタ、ユミル、ミカサ、ジャン、僕だね、ライナーは残念だけど家の用事で来れないらしいんだ」

    エレン「そっか...残念だな...まあ、一応行くよ」

    アルミン「おっけえ」

    エレン「誰の家で泊まるんだ?」

    アルミン「僕の家だよ」

    エレン「わかった、今週の土日だよな」

    アルミン「うん」

    エレン「了解」

    --
    -

    エレン「じゃあな、お前ら」

    クリスタ「ばいばい!」

    エレン「...よし、じゃあ掃除始めるか」

    クリスタ「うん」

    --
    -

    エレン「...」サッサッ

    クリスタ「...」チラッ...チラッ...

    エレン「どうした?」

    クリスタ(ば、ばれてた...)「い、いや...ちょっと...」

    エレン「ちょっとじゃわからないだろ」

    クリスタ「...今週の土日なんだけど...」

    エレン「...」

    クリスタ「エレン...泊まりに来るの?」

    エレン「あぁ、それか、行くよ」

    クリスタ「やった!!」ピョンッ

    エレン「...」ジィー

    クリスタ「あっ...///」(は、反射的にすごく喜んでしまった...///)

    エレン「そんなに嬉しいのか?」

    クリスタ「い、いや、別に!///」プイッ

    エレン「...俺は、嬉しいけどな」

    クリスタ「え!?///」クルッ

    エレン「皆と一緒に泊まれて」

    クリスタ「なんだ...そっちか...」シュンッ

    エレン「...なんだよ、急にしょぼくれて」

    クリスタ(あれ?私なんでこんなにショック受けて...)「別に...エレンに言ってもわからないよ」

    エレン「...なんだそれ」

    --
    -

    エレン「相変わらず、リヴァイ先輩は厳しいな」

    クリスタ「ね、普通あんなに厳しく見ないよ」

    エレン「相当潔癖症なんだな...」

    クリスタ「まあでも、ああいう人がいるから風紀委員がまとまってるんだろうね」

    エレン「だな...なぁ、クリスタ」

    クリスタ「なに?」

    エレン「前に、無理して、我慢して、こんな風紀委員の仕事も頑張ってるって言ってたよな?」

    クリスタ「...うん」

    エレン「変わったか?」

    クリスタ「え?」

    エレン「いや、今のお前は、そんな無理して風紀委員の仕事してるようには見えないからさ」

    クリスタ「...そういえば、そうだね」

    エレン「少しずつだけど...ちゃんと、変われてるよ、お前は」ナデナデ

    クリスタ「ん...っは!き、気安く頭触らないで!///」プンスカ

    エレン「...照れてるのか?」ニヤニヤ

    クリスタ「そんなんじゃないよ!もう!帰るよ!///」

    エレン「...ふっ」

    クリスタ「...今笑ったでしょ?」

    エレン「笑ってない」

    クリスタ「...エレンも私と一緒で、嘘下手だね」

    エレン「そうみたいだな」

    --
    -
  82. 83 : : 2018/06/21(木) 00:53:02
    面白いです!期待!

    この話一番好きだぁー
  83. 84 : : 2018/06/21(木) 07:06:52
    期待してます!
  84. 85 : : 2018/06/21(木) 16:16:28
    きたい!
  85. 86 : : 2018/06/21(木) 23:16:34
    >>83 ふるるさん
    期待ありがとうございます!

    そういっていただけると嬉しいです!

    >>84 マインさん
    期待ありがとうございます!(∩´∀`)∩

    >>85 名無しさん
    期待ありがとうございます!(>_<)
  86. 87 : : 2018/06/21(木) 23:28:28

    エレン「ふわぁぁぁぁ...」

    そういえば、今日はアルミンの家に泊まりに行くんだったな。

    何時に行けばいいか知らないな...。

    まあ、こっちで勝手に決めたらいいか、というわけで、二度寝しよ。

    --
    -

    --....p-ン...ンポーン....ピンポーン...---

    エレン「ん...?」

    --ピンポーン--

    エレン「んー...誰だよ...」スタスタ

    --ピンポーン...ピンポーン--

    エレン「はいはい...今行きますから...」

    --ガチャッ--

    クリスタ「遅い!!」

    エレン「...なんだよ」

    ユミル「お前、いつまで寝てんだよ」

    エレン「お前もいたのか...それで、どうした?」

    クリスタ「アルミンのお家知らないから、案内して」

    エレン「...着替えるから、リビングで待ってろ」

    クリスタ「わかった!」

    ユミル「おじゃましまーす」

    --
    -

    エレン「インターフォンで起こされると寝起き最悪だな...5分くらいなら...いいよな...」バタンッ

    --
    -

    ユミル「随分着替えるのに時間かかるな」

    クリスタ「...私、ちょっと見てくるね」スタスタ

    ユミル「おう」

    --
    -

    --コンコン--

    クリスタ「エレーン、いつまで着替えてるの?」

    --...シーン...--

    クリスタ「入るからね」

    --ガチャッ--

    エレン「スー...スー...」

    クリスタ「あっ!もう!エレン!」スタスタ

    エレン「スー...スー...」

    クリスタ「まったく...」

    エレン「スー...スー...」

    クリスタ「...寝顔見るの、これで2回目だな...改めて見ると...寝顔、かわいいな...」

    あの時は、嫌いだったから何とも思わなかったけど。

    今は...ちょっと、ドキドキする...なんでだろう...。

    クリスタ「...」ソォー

    エレン「スー...スー...」

    エレンの息が顔にかかるくらいまで近づく...。

    クリスタ「ちょっとだけなら...いいよね...」

    ユミル「おい、何してんだ?」

    クリスタ「うひゃあっ!!」ビクッ

    クリスタ「ゆ、ユミル!?どうしたの?」ドキドキ

    ユミル「お前も遅いから見に来たんだよ...それで、何してんだ?」

    クリスタ「な、何もしてないよ!!」

    クリスタ「ほら!エレンもいつまでも寝てないで起きてよ!!」ユサユサ

    エレン「ん...んあ?ヒストリア...」

    クリスタ「」ギクッ‼

    ユミル「ヒストリア...?おいエレン、誰と間違えてんだ?」

    エレン「え...?いや...だってひs「ちょっと黙ろうかぁぁぁ!?」グイッ

    エレン「むぐっ!!」

    クリスタ「あははははは!エレン、どうしちゃったんだろうね!?まだ寝ぼけてるのかな!?寝ぼけてるのなら早く起きてよエレン!!」

    エレン「んー!んむー!」(い、息が...!)

    あ...もう...だめ...。

    エレン「」チーン...

    ユミル「あっ...」

    クリスタ「...」

    --
    -

    クリスタ「やり過ぎたとは...思ってる...」

    エレン「...俺も、悪かったよ、ついうっかり口が滑ってな」

    クリスタ「まあ、今回のはお互い様という事で...」

    エレン「...だな」

    クリスタ「...」

    エレン「...」

    クリスタ(...あれ?私...今思ったら...)

    『ちょっとだけなら...いいよね...』

    クリスタ(あれ?私...何をちょっとだけ...も、もしかして...)

    ユミル「おまたせー」

    エレン「よし、じゃあ行くか...ほら、クリスタ」

    クリスタ「え?あ、はい」

    エレン「行くぞ」

    クリスタ「あ、うん!」

    エレン「大丈夫か?」

    クリスタ「え?」

    エレン「なんかボーっとしてたけど」

    クリスタ「う、うん!大丈夫だよ!」

    エレン「?...そうか、じゃあいくか」

    --
    -
  87. 88 : : 2018/06/21(木) 23:33:55
    危ない危ない

    お寝坊さんエレンは危険だな

    半○青いのす○め並に口が軽いw
  88. 89 : : 2018/06/22(金) 00:18:23
    期待!!
  89. 90 : : 2018/06/22(金) 01:23:35
    エレン…危ない危ない…。
  90. 91 : : 2018/06/22(金) 08:45:58
    期待!!
  91. 92 : : 2018/06/22(金) 16:01:52
    オモシロイヨ クリスタカワイイヨ カニナベ
  92. 93 : : 2018/06/22(金) 21:53:25
    >100俺と付き合ってください
  93. 94 : : 2018/06/22(金) 21:56:50
    >>95結婚してくれ‼
  94. 95 : : 2018/06/23(土) 09:03:31
    おい>>95。

     すまんが無理だ男同士はな。
  95. 96 : : 2018/06/23(土) 10:09:15
    >>88 江礼比住さん
    ふぅー...気を付けないと。

    >>89 もやしもんさん
    期待ありがとうございます!

    >>90 quさん
    危ない...。

    >>91 マインさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    >>92 なかのひろたかてきな?さん
    アリガトウ クリスタカワイイ カニナベ
  96. 98 : : 2018/06/23(土) 10:45:45
    クリスタがまたヒストリアになってますぜ兄貴
  97. 99 : : 2018/06/23(土) 10:50:38
    ジャン「ならやっぱり、男女で盛り上がるゲームって言ったら王様ゲームしかないだろ」

    ヒストリア「いいね!やろ!」

  98. 100 : : 2018/06/23(土) 11:30:53
    >>98 >>99 名無しさん
    やや!本当ですね!ご指摘ありがとうございます!

    修正しようと思ったんですがなぜか修正できなかったので上げなおします!

    本当に、教えていただきありがとうございます!(>_<)
  99. 101 : : 2018/06/23(土) 11:31:48

    --ピンポーン--

    クリスタ「へーここがアルミンの家なんだ」

    ユミル「結構でかいな」

    --ガチャッ--

    アルミン「あ、やっと来たね、ジャンとミカサはもう着てるよ」

    エレン「そうか」

    クリスタ「おじゃましまーす!」

    ユミル「おじゃましまーす」

    --
    -

    --ガチャッ--

    ジャン「お、来たな」

    ミカサ「やっとそろったね」

    アルミン「じゃあ、皆揃った事だし、なにする?」

    ジャン「ならやっぱり、男女で盛り上がるゲームって言ったら王様ゲームしかないだろ」

    クリスタ「いいね!やろ!」

    エレン「その前に俺お腹すいた」

    アルミン「そうだね...じゃあ、お風呂とか、ご飯食べて、もう完璧に寝る準備ができてからゲームしようか」

    --
    -

    エレン「じゃあ俺風呂行ってくるな」

    ジャン「おう」

    --ガチャッ...バタンッ--

    ミカサ「よし」

    ユミル「クリスタ」

    クリスタ「ん?」

    アルミン「聞かして」

    クリスタ「え?何を?」

    ジャン「エレンの事だよ」

    クリスタ「...え?」

    ユミル「とぼけんなよ...あの日、お前が遭難した後から、エレンと随分仲いいからさ」

    クリスタ「そ、そんな事ないと思うけど...」

    アルミン「でもねー...クリスタの事嫌いって言っていたエレンが、今はそんな事言わないからねー」

    ミカサ「そうそう、だから、何があったか聞かせて」

    クリスタ「...」








    『妾の子とか、愛されてないとか抜きにして...お前は、いたって普通の、俺達と、なんら変わらない人間なんだよ』




    『生まれてこない方が良かった人間なんて誰だっていない...現に、お前はユミルや、皆に必要とされてるだろ』




    『それに、愛されたいと思うのは、生きてたら誰だって思う事だ...』




    『だからさ...ヒストリア、もっと...素直になれよ』








    あ、あれ?なんか...思い出したら急に顔が熱く...。

    心臓も...うるさい...。

    クリスタ「あ、あれ...?///」ドキドキ

    ユミル「あ?お、おい...大丈夫か?」

    クリスタ「だ、大丈夫...ちょっと...」

    ミカサ「どうしたの?クリスタ?」

    クリスタ「ご、ごめんね...なんか...エレンに言われた事を思い出したら...突然...」








    『今のお前、すっごくかわいいぞ』









    クリスタ「///」カァー

    ユミル「...お前、エレンの事好きなのか?」

    クリスタ「えぇ?!そ、そんなんじゃないよ!///」

    ミカサ「でもね...今思い出してるの、エレンの事?」

    クリスタ「う、うん...」

    アルミン「...じゃあやっぱり、クリスタはエレンの事が...」

    クリスタ「で、でも...仮に好きだったとしても、ミカサも好きなんじゃないの?」

    ミカサ「私?私は...好き...」

    クリスタ「そ、そうだよね...」

    ジャン「」ズーン

    ミカサ「でも、好きの形が違う」

    クリスタ「え?」

    ジャン「」ピクッ

    ミカサ「エレンは、昔から危なっかしい所があるからすごく心配、だから...なんていうんだろ...あっ、親になりたい」

    ユミル「過保護...」

    アルミン「あははは...」

    ジャン(よしゃあぁぁぁぁ!!)

    クリスタ「そ、そうなんだ...」

    ミカサ「クリスタh、どう思ってるの?」

    クリスタ「私は...エレンの事が...き..かも..れない...」

    アルミン「え?」←聞こえてない

    ミカサ「ごめん、よく聞こえなかった」←聞こえてた

    ユミル「なんだって?」ニヤニヤ←聞こえてた

    ジャン(俺にも、まだチャンスが...!)←聞いてない

    クリスタ「だ、だから...///」

    ユミル「だから?」ニヤニヤ

    クリスタ「エレンの事が!好きかもしれないって言ったの!///」

    --ガチャッ--

    エレン「...ごめん、聞こえた時にはもうドアノブに手かけてたからさ」

    クリスタ( ゚Д゚)

    ミカサ「あっ...」

    ユミル「ナイスタイミングだな」

    エレン「えっと...クリスタ...俺も好きだけど...」

    クリスタ「///」カァー

    クリスタ「お風呂行ってくる!///」スクッ

    エレン「お、おい」

    クリスタ「ドアの前で止まらないで!退いて!邪魔!///」

    エレン「お、おう...」ヒョイ

    クリスタ「///」タッタッタ

    --キィィ...バタンッ--

    エレン「...」

    ミカサ「...さすがだね、エレン」

    ユミル「ほんと」

    アルミン「よくやるよ」

    エレン「え?」

    --
    -
  100. 102 : : 2018/06/23(土) 16:05:09

    --カポーン...--

    エレンの事は好き。

    でも、私もミカサと一緒で好きの形が違う...はず...。

    だって今まで、エレンをそんな風な目で見てなかったし。

    恋とか...考えたことも無かったから...わからないよ...。



    『クリスタ...俺も好きだけど...』




    あ、あれは...どういう意味なのかな...。

    も、もし...もし仮に、そういう意味だったら私は...。

    クリスタ「もー!わかんないよー!エレンのバカー!!」

    --ガラガラ--

    クリスタ「」ビクッ

    ミカサ「じゃまする」

    クリスタ「み、ミカサ!?ど、どうして///」

    ミカサ「いや...ちょっとお話しようかなって...」

    ユミル「私もいるぞ」

    クリスタ「ユミルまで...///」

    ユミル「女同士なのにそんな恥ずかしそうにするなよ!」

    クリスタ「だ、だって...///」

    --
    -

    ジャン「あれ、どういう意味だよ」

    エレン「特に意味なんてねえよ」

    アルミン「好きって...」

    エレン「そんなん誰だって思うだろ」

    ジャン「へー...あんなに嫌いって言ってたのに」

    エレン「お前らも嫌いな食べ物とか、久しぶりに食べたらおいしく感じる時とかあるだろ?」

    アルミン「うーん...なんとなくわかるような...わからないような...」

    エレン「それと一緒だ」

    ジャン「でもよ、そんな好きとか面と向かって言えるなんてすげえな」

    アルミン「まあエレンは人とは違うからね」

    エレン「おい、どういうことだよ」

    ジャン「それで、好きってのは友達としてか?それとも、そういう意味でか?」

    エレン「...わからねぇ...考えたことないからな...」

    アルミン「...まあ、エレンらしい答えだね」

    --
    -

    ミカサ「」ゴシゴシ

    ユミル「エレンの事、本当に好きだったんだな...まあ、わかってたけど」

    クリスタ「で、でも、まだわからないんだよ...」

    ユミル「でもさっき、好きって叫んでただろ」

    クリスタ「あ、あれは...好きかも...かもしれないって事だから」

    ミカサ「でもクリスタ、最近エレンと話するとき、すごく楽しそう」

    クリスタ「え...」

    ミカサ「なんというか...自然に笑顔が出てるような...」

    クリスタ「そう...」

    全然気にしてなかったけど...。

    そうだったんだ...。

    ユミル「あっつ~...もう出ようぜ...のぼせる」

    クリスタ「そ、そうだね、じゃあもう出よっか」

    ミカサ「うん」

    --
    -
  101. 103 : : 2018/06/23(土) 17:59:06

    クリスタ「やった!私が王様だ!」

    ユミル「お、クリスタか」

    クリスタ「ば、番号で言うんだよね」

    アルミン「うん、そうだよ」

    クリスタ「えっと...えっとね...うーんっと...」

    エレン「適当でいいんだぞ」

    クリスタ「じゃあ...2番と3番が、この王様ゲームが終わるまで手を繋ぐ!」

    アルミン「あ、僕2番だ」

    ミカサ「私3番」

    アルミン「ミカサか...はい」スッ

    ミカサ「」ギュッ

    ジャン「おい...アルミン...」

    アルミン「ちょ...ま、待ってよ!これは僕悪くない気がする!」

    ジャン「だからってお前...!」

    ユミル「おいおい、次いこーぜー」

    ジャン「...っち、次こそ...」













    ユミル「お!私じゃん!」

    ユミル「こういうのは、一気に盛り上げる方法があるんだよ!」

    皆「?」

    ユミル「5番と1番がキス!」

    皆「!?」

    クリスタ「そ、それはダメだよ!」

    ユミル「王様の命令は絶対なんだろ?」

    ジャン「俺2番だ...」

    アルミン「僕3番」

    ミカサ「私4番」

    ユミル「という事はー?」ニヤニヤ

    クリスタ「え、エレン!?」

    エレン「...5番」

    クリスタ「や、やっぱり命令変えようよ!///」

    ユミル「別にいいじゃねぇか、クリスタも嬉しいだろ?」

    クリスタ「なっ!?///」

    エレン「え?」

    クリスタ「や、やっぱり!ダメだって!///皆もそうおもうでしょ?」

    ミカサ「いいとおもう」

    ジャン「いいんじゃねぇか」

    ゲスミン「王様の命令は絶対だからね?」ニコッ

    クリスタ「そ、そんな...」

    エレン「...ほら、クリスタ」

    クリスタ「ほ、本気?///」

    エレン「本気、だってこいつら何言っても絶対させるだろ」

    クリスタ「うぅー...///」

    エレン「...目瞑れよ」

    クリスタ「え、えっと...」チラッ

    ユミル「」ニヤニヤ

    クリスタ「...はぁ...」ツムリ

    エレン「...」

    クリスタ「...するなら早くしてよ!///」

    エレン「そうせかすなよ」

    クリスタ「...」

    エレン「」チュッ

    クリスタ「...ふぇ?」

    ユミル「あ!それは汚いぞ!」

    ゲスミン「そこは唇だろ!」

    エレン「はぁ?唇にできるわけないだろ!」

    ジャン「ヘタレだな」

    ミカサ「まったく」

    エレン「あのな...」

    クリスタ「え、えっと...」

    エレン「あ、わりぃな、クリスタ」

    クリスタ「な、なんで謝るの?」

    エレン「え?」

    クリスタ「そ、それだと...私がエレンを、拒んでるみたいじゃん...///」

    エレン「...は?」

    ユミル「お?」

    クリスタ「その...い、嫌じゃないから...」

    エレン「...」

    クリスタ「私、トイレ行ってくるから先やってて!!」タッタッタ

    --ガチャッ...バタンッ--

    エレン「...」

    アルミン「...凄いもの見ちゃった気がする」

    ジャン「...」

    ミカサ「クリスタ、逃げちゃったね」

    ユミル「...おい、エレン」

    エレン「...」

    ユミル「あ?おい、どうしたんだよ...」

    エレン「...あ、あんなの...」

    四人「?」

    エレン「...ずるいだろ...///」ボソッ

    四人「...は?」

    --
    -
  102. 104 : : 2018/06/23(土) 23:16:36

    「なに?フリーダが!?」

    「そ、それは本当か!?」

    「はい...」

    「そんな...」

    「...」

    「アッカーマンとの話が...」

    「」(この人...娘が無くなったのに...そんな話を...)

    「...そ、そうだ...!ヒストリア、ヒストリアがいただろ!」

    「あの...追い出した子ですか?」

    「そうだ!あいつはフリーダと顔が似ている、だからあいつの金髪を黒髪に変えたら...幸い顔写真しか送っていない...」

    「これで...これでレイス家はさらに大きく...」

    --
    -

    クリスタ「はぁー...」ドキドキ

    クリスタ「まだドキドキ言ってる...もぉー...どうしちゃったの私...」

    クリスタ「ただ、おでこにキスされただけ...おでこに...///」

    クリスタ「...もう!......よ、よし」

    --ガチャッ--

    クリスタ「ごめんね、待たせちゃって」

    ユミル「遅いぞ、クリスタ」

    ミカサ「待ちくたびれた」

    クリスタ「ごめんごめん...あれ?エレン?」

    エレン「」

    クリスタ「どうしてあんな隅に...」

    アルミン「あれは...そっとしといてあげて」

    クリスタ「?」

    --
    -

    ジャン「ふわぁぁぁ...よし、もう寝ようぜ」

    ミカサ「うん、いいものもたくさん見れたし」

    ユミル「クリスタ!私の隣で寝ろよ!」

    クリスタ「うん!」

    アルミン「エレンは?」

    エレン「どこでもいいよ」

    アルミン「じゃあね...」

    --
    -

    エレン   -   ジャン

    クリスタ  -   ミカサ

    ユミル   -   アルミン

    アルミン「よし、この並びでいいよね」

    ユミル「あぁ」

    アルミン「じゃあ、電気切るね」

    --パチッ--

    --
    -

    クリスタ「ん...」パチッ

    クリスタ「...トイレ」ムクッ

    --スタスタ...フミッ--

    エレン「っい!」

    クリスタ「あっ!ご、ごめんなさい!」コソコソ

    エレン「いてて...なんだよ」

    クリスタ「その...暗くてよく見えなかったから...」

    エレン「...はぁ」

    クリスタ「ごめんね」

    エレン「いいよ...」ムクッ

    クリスタ「エレンもトイレ?」

    エレン「眠気が飛んだから外行ってくる」

    クリスタ「なるほど...」

    --ガチャッ...バタン--

    エレン「...さむ」

    やっぱり外はまだ寒いな。

    --ガチャッ--

    クリスタ「...」

    エレン「お、トイレ終わったか?」

    クリスタ「うん」

    エレン「それで、なんでお前も外に出てきたんだよ」

    クリスタ「なんとなく...エレンがいるから」

    エレン「ふーん...」

    クリスタ「星、綺麗だね」

    エレン「...そうだな...なぁ、クリスタ」

    クリスタ「...エレン」

    エレン「?」

    クリスタ「二人きりの時は、ヒストリアって呼んでほしい」

    エレン「...名前、捨てられたんじゃ?」

    クリスタ「『あなただけでも、ヒストリア・レイス...この名前を覚えといてね』って言った事、覚えてない?」

    エレン「...覚えてる」

    クリスタ「そういうこと」

    エレン「...あぁ、わかったよ、ヒストリア」

    ヒストリア「...ねぇエレン、さっき私に何か言いかけなかった?」

    エレン「...俺さ、今まで、異性として、好きとか意識した事なかったんだよ」

    ヒストリア「...」

    エレン「でもさ、最近思うんだ、俺がヒストリアに抱いている感情は、もしかしたら、そういう気持ちなんじゃないかって...まあ、最近って言っても、ついさっきだけどな」

    ヒストリア「...そう」

    エレン「...その...なんて言うか...お前の、笑顔を見てると、俺まで嬉しくなって、お前のその、綺麗な髪を見てると、なんだか落ち着いて...隣にいてくれるだけで、なんか...温かいんだ」

    ヒストリア「...そんな事...よく、恥ずかし気もなく言えるね」

    エレン「...」

    ヒストリア「...エレン、私も、エレンと同じ」

    エレン「え...?」

    ヒストリア「私も、異性とか、意識した事なかった...だからなのかな、今、私がエレンに抱いている感情が、友人としての好きでとどまっているのか、それとも...」

    エレン「そうか...」

    ヒストリア「...私が前に欲張りって言った事、覚えてる?」

    エレン「あぁ、覚えてるよ」

    ヒストリア「...もし私が今抱いてるいる感情が、異性としての好きだった場合...エレン、覚悟してよね」

    エレン「...それは、告白か?」

    ヒストリア「告白予定宣言」

    エレン「なんだそれ」

    ヒストリア「まあ、そういう事だから」

    エレン「...あぁ、覚えとくよ」

    --
    -
  103. 105 : : 2018/06/24(日) 00:58:37
    予定宣言って・・・ならちゃんと言えやいw
  104. 106 : : 2018/06/24(日) 03:45:00
    クリスタもといヒストリアは攫われる?
    そういう展開来ちゃうん?
    まぁ、期待して待ってます!
    頑張ってください
  105. 107 : : 2018/06/24(日) 06:02:54
    ふぁいつ!
  106. 108 : : 2018/06/24(日) 08:31:11
    これはいい予感が(。-∀-)ニヤリ
    それと期待だよ!
  107. 109 : : 2018/06/24(日) 10:41:34
    >>110結婚しよ///
  108. 110 : : 2018/06/24(日) 17:13:11
    >>106 名無しさん
    期待ありがとうございます!

    頑張ります!(>_<)
  109. 111 : : 2018/06/24(日) 17:14:29
    >>108 涼ちゃん
    期待ありがとね!(●´ω`●)
  110. 112 : : 2018/06/24(日) 17:21:08

    「お邪魔しましたー!」

    エレン「よし、帰るか」

    クリスタ「うん」

    エレン「...」

    クリスタ「あれだね」

    エレン「ん?なにがあれなんだよ」

    クリスタ「私たち、毎日一緒に帰るようになったね」

    エレン「...あぁ、そうだな」

    クリスタ「なんか、嬉しいな」

    エレン「そうか?」

    クリスタ「エレンは嬉しくないの?」

    エレン「...まあ、話し相手がいるってのは嬉しいかな」

    クリスタ「...ほんと素直じゃないね」

    エレン「は?何が」

    クリスタ「素直に、私と一緒に帰れてうれしいって言えばいいのに」

    エレン「あのな...」

    クリスタ「なんて、冗談だよ」

    エレン「...そんな冗談いう奴だったか?」

    クリスタ「そりゃもちろん、クリスタは言わないよ、でも、ヒストリアはそういう冗談も言うの」

    エレン「わかりづれぇ」

    クリスタ「わかってよ」

    エレン「はいはい」

    クリスタ「適当だね」

    エレン「めんどくさいからな」

    クリスタ「...不愛想」

    エレン「逆に俺がお前に愛想よくしたら気持ち悪いだろ」

    クリスタ「そんな事ないよ」

    エレン「ほんとか?」

    クリスタ「うん、第一エレン、愛想の意味ちゃんと知ってる?」

    エレン「...言われてみれば、曖昧な感じにしか理解してないな」

    クリスタ「人に寄せる愛情、好意って意味もあるんだよ」

    エレン「...どういうことだよ」

    クリスタ「さあね」

    エレン「...」

    --
    -

    エレン「じゃあな」

    クリスタ「うん、バイバイ」

    --ガチャッ...バタンッ--

    --
    -

    「引っ越しとかはしてないよな?」

    「はい、してませんでした」

    「よし...私が直々に行こう」

    「え?ご主人様が?」

    「あぁ...その方が、何かと都合がいい」

    「...そうですか」

    --
    -
  111. 113 : : 2018/06/24(日) 18:01:03
    き、期待だーーーーーー!!
  112. 114 : : 2018/06/24(日) 18:11:48
    ご主人様ってまさか!(。-∀-)ニヤリ
    それと期待~
  113. 115 : : 2018/06/24(日) 23:34:15
    >>113 ふるるさん
    期待ありがとうございます!
  114. 116 : : 2018/06/24(日) 23:34:37
    >>114 涼ちゃん
    期待ありがと!
  115. 117 : : 2018/06/25(月) 06:56:42
    ご主人様殺してくる。
  116. 118 : : 2018/06/25(月) 07:26:24
    ご主人様来るんじゃねーw
    期待してます!!
  117. 119 : : 2018/06/25(月) 21:15:04
    ご主人様ʬʬ
    期待です
  118. 120 : : 2018/06/25(月) 22:47:43
    >>117 名無しさん
    殺人はダメ!
  119. 121 : : 2018/06/25(月) 22:48:01
    >>118 マインさん
    期待ありがとうございます!
  120. 122 : : 2018/06/25(月) 22:48:17
    >>119 ちりぬるをさん
    期待ありがとうございます!
  121. 123 : : 2018/06/25(月) 22:52:16

    アルミン「3月30日」

    ライナー「は」

    ジャン「エレンの」

    ミカサ「誕生日」

    ユミル「へー」

    クリスタ「...」

    アルミン「という事で、エレンの誕生日プレゼントを買って、クリスタに渡して」

    クリスタ「え?」

    アルミン「クリスタ1人にエレンの家に行ってもらうと」

    クリスタ「ま、待ってよ!どういう事!?」

    ジャン「だって、その方がクリスタ的にもエレン的にもいいだろ?」

    ライナー「...クリスタが喜んでくれるのなら...っく!」

    ユミル「よかったな」

    クリスタ「そ、そんな...」

    --
    -

    アルミン「エレンの誕生日プレゼント...」

    ジャン「それじゃあ、それぞれバラバラにエレンへの誕生日プレゼント買って、またここに集合でいいだろ」

    ミカサ「そうだね」

    ライナー「じゃあ、またここに集合な」

    --
    -

    クリスタ「エレンへの誕生日プレゼント...」

    エレンって、いったい何貰ったら喜ぶんだろう...。

    私、今思えばエレンの好きな物とか、嫌いな物とか...何一つ知らないな...。

    クリスタ「...よし!電話しよう!」

    --プルルルル...プルルルrピッ--

    エレン『もしもし?』

    クリスタ「え、エレン!」

    エレン『どうした?』

    クリスタ「エレンの好きな物って何?」

    エレン『好きな物?』

    クリスタ「うん!」

    エレン『...猫』

    クリスタ「猫...他は?」

    エレン『他?う~ん...』

    クリスタ「じゃ、じゃあ最近ほしいものは?」

    エレン『...猫飼いたい』

    クリスタ「...はぁ~...」

    エレン『な、なんだよ』

    クリスタ「ほんと、エレンって使えないね」

    エレン『あ?どういうことだよ』

    クリスタ「別に、じゃ、切るね」

    エレン『え...あ、うん』

    --ピッ--

    どうしよう。

    結局何買えばいいのかわからなかった...。

    クリスタ「はぁ~...皆は何を買うんだろう...」

    クリスタ「ん?...あれって...いや、ないない、あれはない...」

    クリスタ「でも...”猫”ほしいって言ってたし...いやいや、これは猫じゃない...でも...」

    --
    -

    アルミン「じゃあね!クリスタ!」

    ジャン「後よろしくなー!」

    ミカサ「バイバイ」

    ユミル「じゃーなー!」

    クリスタ「うん!皆バイバイ!」

    クリスタ「ふぅー...皆、ちゃんと買ってるな...」

    クリスタ「じゃあ、エレンの所に持っていこう」

    --
    -

    --ピンポーン--

    エレン「?誰だろ...」タッタッタ

    --ガチャッ--

    クリスタ「お...重い...」

    エレン「え?」

    クリスタ「エレン...早く...」

    エレン「あ、えっと...」スッ

    クリスタ「はぁ...はぁ...重かった...」

    エレン「これって...」

    クリスタ「ほら、上がらして」グイグイ

    エレン「え?お、おい」

    --
    -

    エレン「で、ヒストリア、なんだよこれ」

    ヒストリア「エレンへの...えっと...皆からの誕生日プレゼント」

    エレン「...あいつらは?」

    ヒストリア「私に代表していけって」

    エレン「そうか...じゃあ、開けていいんだよな」

    ヒストリア「うん」

    エレン「...参考書...」

    ヒストリア「それはアルミンだね」

    エレン「誕生日にまで...これは...ダンベル...」

    ヒストリア「あ、それはライナー」

    エレン「...腹筋ベルト...」

    ヒストリア「それはミカサだね」

    エレン「あいつら...俺にどうなってほしいんだよ」

    エレン「...クマのぬいぐるみ」

    ヒストリア「それはユミル」

    エレン「へー、あいつにしてはかわいらしいもの選んだな」

    ヒストリア「...」

    エレン「...なんか、嬉しいな...皆から、誕生日祝われるなんて...」

    ヒストリア「...ねぇ、エレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「何か忘れてない?」

    エレン「え...あ、ヒストリアの」

    ヒストリア「...その...私、エレンが欲しいものわからなかくて...なんて言ったらいいのかな...私のが、一番喜んでもらえないかもしれないけど...」

    エレン「...そんなの、気にしないよ...俺の為に買ってくれたんだろ?」

    ヒストリア「まぁ...」

    エレン「だったら、それだけで俺は嬉しいよ」

    ヒストリア「じゃ、じゃあ、ちょっと目瞑っててね」

    エレン「?...おう」

    --
    -
  122. 124 : : 2018/06/25(月) 23:20:48

    ヒストリア「もういいよ」

    エレン「」パチッ

    ヒストリア「...ごめんね...やっぱり、似合わないよね...」

    エレン「...ぷっ...あははははははは!!」

    ヒストリア「なっ!?なんで笑うの!?」

    エレン「あはははは!何を思って猫耳なんかつけてんだよ!」

    ヒストリア「だ、だって...エレンにほしいものとか...好きな物聞いても、猫しか言わないし...猫買うわけにもいかないから...」

    エレン「だからって...猫耳は...あははははは!!」

    ヒストリア「んー!!そんなに笑わなくてもいいじゃん!」プンスカ

    エレン「あー...おかしい...なぁ、ヒストリア」

    ヒストリア「...なに」

    エレン「最高の誕生日プレゼント、ありがとな」ナデナデ

    ヒストリア「え...」

    エレン「久しぶりだよ、こんなに笑ったの、いやー誕生日に心の底から笑えてほんとにうれしいよ」

    ヒストリア「わ、私は...笑ってほしかったわけじゃ...」

    エレン「じゃあ、どうしてほしかったんだよ」

    ヒストリア「...癒しに...なりたかった」

    エレン「...あははははは!だめ!笑い死ぬ!...あはははは!」

    ヒストリア「...もう!エレンなんて嫌い!!」

    ヒストリア「そんなに似合ってないの!?もう、これはずす!」スッ

    エレン「あっ...」

    エレン「似合ってたのに...」

    ヒストリア「似合ってたら笑わないでしょ」

    エレン「いや、ヒストリア似合ってるんだけど、まさかそれを付けるのは想像できなかったから...ついな...悪気はないんだよ」

    ヒストリア「...似合ってたの?」

    エレン「うん、まあ」

    ヒストリア「...」スッ

    エレン「...やっぱり、似合うな」

    ヒストリア「...誕生日プレゼント...喜んでもらえた?」

    エレン「...あぁ」

    ヒストリア「...なら...いい」

    エレン「...ヒストリア、本当にありがとう」ポンポン

    ヒストリア「...」

    エレン「それ着けるの、相当勇気いるだろ」

    ヒストリア「まあ...」

    エレン「...本当に、ありがとな」ナデナデ

    ヒストリア「...エレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「私は...ヒストリアは、エレンにとって、必要?」

    エレン「...どうしたんだよ、急に」

    ヒストリア「いや...なんとなく...」

    エレン「...そうだな...必要だな」

    ヒストリア「そう...私も...エレンが...」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「...やっぱいい」

    エレン「なんだよ、途中でやめるなよ」

    ヒストリア「じゃ、誕生日も祝ったし、帰るね」スクッ

    エレン「あ、おい」

    ヒストリア「...明日、また時間があったら、来てもいいかな」

    エレン「...あぁ!いつでもこいよ!」ニカッ

    ヒストリア「...エレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「私、エレンと一緒にいたい」

    エレン「...え?」

    ヒストリア「バイバイ!」ダッ

    --ガチャッ...バタンッ--

    エレン「えっと...え?」

    --
    -
  123. 125 : : 2018/06/25(月) 23:20:53

    エレン「あいつ、朝の服装チェックの時もいなかったんだよ」

    アルミン「どうしたんだろうね」

    ユミル「風邪か?」

    エレン「う~ん...」

    --
    -

    --ピンポーン--

    夜、インターフォンが鳴った。

    こんな時間に誰だろう、そう思いながら、ドアを開ける。

    私は、目を疑った。

    私の目の前には、私を捨てた男...お父さんがいた。

    ヒス父「...久しぶりだな...ヒストリア」

    ヒストリア「おとう...さん...」

    ヒス父「突然だが、ついて来てもらう」

    ヒストリア「い...いやだ!」

    ヒス父「時間がないんだ...早く来なさい」ガシッ

    ヒストリア「嫌だ!離してよ!」ジタバタl

    ヒス父「こら!暴れるんじゃない!」

    エレン...!助けて!!

    当然、私の思いも...声もエレンには届かない...。

    ヒストリア「...いや!」

    ヒス父「駄々をこねるな!!」

    ヒストリア「いやだ!行きたくない!私は、クリスタ・レンズとして生きる!!」

    ヒス父「この...我慢しなさい!!」

    ヒストリア「」ビクッ

    ”我慢”この言葉に、一瞬反応してしまう。

    人間、不思議なもので、一度体に染みついたものは、たとえ自分が忘れていたとしても、体が反応してしまう。

    ヒス父(いまだ!)グイッ

    ヒストリア「きゃっ!」

    --
    -

    エレン「たくっ...あいつ学校にも連絡しないで何やってんだよ...」

    --ピンポーン-

    エレン「...いないのか?」

    --ガチャ--

    エレン「あ、開いてる...おーい、ヒストリアー」

    返事はない。

    俺は、勝手ながら家に上がり、電気をつけた。

    エレン「!!」

    驚愕した。

    ヒストリアがいた部屋は、文字通り、荒らされていた。

    --
    -
  124. 126 : : 2018/06/25(月) 23:54:33
    あ………あ………あああああ!


    どこ行ったー!
  125. 127 : : 2018/06/26(火) 01:06:40
    常に期待して待ってます!!
  126. 128 : : 2018/06/26(火) 02:25:29
    ご主人様死ねーー!w
    期待してます!
  127. 129 : : 2018/06/26(火) 06:41:43
    ご主人様~殺してもイイよね~((´∀`*))ヶラヶラ
  128. 130 : : 2018/06/26(火) 06:45:55
    きたい
  129. 131 : : 2018/06/26(火) 23:41:58
    >>126 江礼比住さん
    どこいったんだー!!」

    >>127 リラルさん
    期待ありがとうございます!(●´ω`●)

    >>128 マインさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    >>130 ご主人様狙撃部隊第一班さん
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  130. 132 : : 2018/06/26(火) 23:43:35

    エレン「...これは...!」

    状況が理解できなかった。

    ヒストリアが学校に来ていない。

    荒らされた部屋...。

    誘拐?

    でも...家に上がって誘拐なんて...そんなことって...!

    と、とにかく警察...いや、まずは大家さんに連絡を入れてから!

    --
    -

    エレン「大家さん!」

    「ん?あー、イェーガーさん、どうしたんだい?」

    エレン「ひす...クリスタの部屋が...!」

    「ん?レンズさん?レンズさんなら昨日、車に乗ってどこかに連れていかれてたよ」

    エレン「...え?な、なんで止めないんですか!」

    「え...だって...レンズさんが、お父さんって...」

    エレン「え...」

    お父さん?

    でも、あいつ捨てられたって自分で...。

    「てっきり、家庭の事情か何かかと...それに、部屋の契約も解除されたし...」

    エレン「そんな...ありがとう...ございます...」

    「...あぁ...」

    今は...部屋に戻って、冷静になって考えよう...。

    --
    -

    エレン「はぁ...はぁ...」

    なぜか、呼吸が荒くなる。

    俺は、何にこんなに焦っているんだ...。

    エレン「え...」ポロポロ

    そして、自然と涙が零れ落ちた。

    エレン「なんで...どうして...」

    拭っても...拭っても...止まらない...。

    もうすでに、わかっていた。

    でも、認めたくなかったんだ...。

    ヒストリアにはもう...会えない...ってことを。

    --
    -

    ユミル「クリスタ...本当にどうしちまったんだよ...」

    アルミン「あれ?ユミル聞いてないの?」

    ユミル「?なにがだよ」

    アルミン「もうだいぶ噂になってるけど...クリスタ学校やめたらしいよ」

    ユミル「...は?」

    アルミン「えっと...確か、クリスタ、結婚するらしいんだ」

    ユミル「お、おい!どういうことだよ!」

    アルミン「...クリスタは...レイス家だったんだよ」

    ユミル「は?...あいつはレンズだろ?」

    アルミン「家庭の事情か何かで、隠してたんじゃないかな...本名は、ヒストリア・レイス」

    ユミル「...エレンの奴は、知ってんのか」

    アルミン「...多分」

    ユミル「...ちょっと行ってくる!」

    アルミン「え?ゆ、ユミル!」

    ミカサ「...」

    --
    -

    もともと住んでいた家に帰ってきた。

    そして、着いてから理由を聞かされた。

    結婚...。

    私には、とても...とても辛い知らせだった...。

    フリーダ姉さんが亡くなった事...そして、アッカーマン家との結婚...。

    なんで...こうなっちゃうのかな...。

    なんで...全部奪うの?

    エレンが褒めてくれた、私の髪も、黒髪に染められた。

    ヒストリア「エレン...」ポロポロ

    --
    -

    ユミル「エレン」

    エレン「...」

    ユミル「おいエレン!!」

    エレン「なんだよ...」

    ユミル「お前、クリスタ...ヒストリアの今の状況知ってんのか!」

    エレン「知ってるよ...」

    ユミル「お前...よく知っててそんなに冷静でいられるな...」

    エレン「...仕方ないだろ」

    ユミル「は?」

    エレン「仕方ない事だろ...第一、俺達一般人には、どうもする事も出来ない...」

    ユミル「...」

    エレン「それに、ヒストリアだって、結婚とか...したいんじゃないのか...」

    ユミル「お前...それ本気で言ってるのか?」

    エレン「...」

    ユミル「なあ!」ガシッ

    アルミン「ユミル!!」

    ユミル「結婚したいわけないだろ!!ヒストリアはな...お前の事が...!」

    エレン「...」

    ユミル「くそが!」バッ

    エレン「...」

    ユミル「...っち!」スタスタ

    アルミン「エレン...」

    エレン「そう...仕方ない...事なんだ...」ポロポロ

    アルミン「...」

    --
    -
  131. 133 : : 2018/06/27(水) 07:18:35
    反撃はこっからやで
  132. 134 : : 2018/06/27(水) 07:52:24
    エレンご主人様なんかぶっ殺してヒスちゃん助けろーw
    期待してます!
  133. 135 : : 2018/06/27(水) 16:57:35
    ご主人様め~殺すぞ!w
    Lialさんいつも面白いのをありがと!これからも期待しかできない!
  134. 136 : : 2018/06/27(水) 18:11:53
    ヒストリアの髪を染めるなんて...
    ご主人様許せねぇ

    期待してます
  135. 137 : : 2018/06/27(水) 23:34:01
    >>134 マインさん
    期待ありがとうございます!

    >>135 涼ちゃん
    そう言っていただけるとすごく嬉しいです!!
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)

    >>136 名無しさん
    期待ありがとうございます!
  136. 138 : : 2018/06/27(水) 23:34:11

    「それは...本当か?」

    「うん、そう聞いた」

    「ヒストリア...ちっ...親父に聞いてみるか」

    「そうだね」

    --
    -

    エレン「...」

    アルミン「エレン、どんどん窶れていってるね...」

    ジャン「くそ...俺たちはなんも出来ねぇのかよ...」

    ライナー「...」

    ユミル「あんな奴の事、ほっとけよ」

    アルミン「...ユミル」

    ユミル「...なんだよ」

    アルミン「エレンだって、どうしようもないんだ、それはユミルだってわかるだろ?」

    ユミル「...」

    アルミン「...エレンは、だれよりも現実を見ていると思う...」

    ユミル「だからってよ、はいそうですかって、受け入れるのはおかしいだろ!!」

    アルミン「...」

    ユミル「私が気に食わないのはな!あいつらしくない無いから嫌なんだよ!」

    アルミン「え...」

    ユミル「私は、あいつの行動をいっつも見てきた!だからわかる!本当のあいつなら、今頃何か行動を起こしてる!でもよ...!」

    アルミン「言いたいこともわかるよ...でも、今回の件は、エレンにとっても、相当辛い事だよ」

    ジャン「...確かにな...あいつが、ヒストリアに惚れてたのは、一目瞭然だったからな」

    アルミン「好きな相手が、違う人と結婚すると聞かされたら...」

    ユミル「...」

    ミカサ「エレンは、きっと大丈夫」

    アルミン「ミカサ...!」

    ミカサ「エレンは、結婚とか、そんな事じゃあ諦めない」

    ユミル「でも...あいつは現に、仕方ないって自分の口で...」

    ミカサ「それでも、エレンは諦めていないはず...」

    アルミン「...」

    ミカサ「ヒストリアは、もうじき結婚する」

    皆「!?」

    ミカサ「...六日後の金曜日...ヒストリアは、結婚相手と会う」

    アルミン「な、なんで君がそこまで知ってるの?」

    ミカサ「私は、そう聞いただけ...」スタスタ

    ユミル「お、おい!」

    ミカサ「エレン」

    エレン「...ミカサか」

    ミカサ「六日後に、ヒストリアは結婚する」

    エレン「!!...そうか...」

    ミカサ「それだけ...さようなら」スタスタ

    エレン「...」

    アルミン「ミカサ...」

    ミカサ「もう、大丈夫なはず...」

    ユミル「...」

    ミカサ「後は、エレン次第...」

    --
    -
  137. 139 : : 2018/06/28(木) 06:49:47
    あっ!(。-∀-)ニヤリ そういう事か!
    展開が何となく分かったw
    きったいぃぃぃぃぃぃぃぃしってまーす
  138. 140 : : 2018/06/28(木) 06:59:49
    ご主人様のおうちにC4仕掛けるンゴw
  139. 141 : : 2018/06/28(木) 07:12:08
    期待してます!
  140. 142 : : 2018/06/28(木) 08:08:29
    見える...見えるぞ!
    エレンがレイス家の
    領地に
    不法侵入する未来が!!!!!!!!!!!
  141. 143 : : 2018/06/28(木) 08:09:08
    そして...ヒストリアを救出する未来が!!!
  142. 144 : : 2018/06/28(木) 23:04:42
    >>139 涼ちゃん
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)

    >>141 マインさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    >>142 >>143 クルーガーさん
    ま、まさか未来予知を...!?
  143. 145 : : 2018/06/28(木) 23:04:52

    とうとう、明日...。

    エレンに、ちゃんと伝えとけばよかった...。



    あなたの事が、好きで好きでたまらない。

    あなたが、助けに来てくれたあの日。

    私を...ヒストリアを認めてくれたあの日から、私の中で、何かが動き始めた。

    そして、今...その、何かがやっとわかった...。

    でも...分かるのには...とても...遅すぎた...。

    あなたに、もう一度会いたい。

    もう一度会って、あなたの隣にいたい。

    ヒストリア「エレン...」ポロポロ

    --
    -

    俺は...どうするべきなんだ...。

    明日...ヒストリアは結婚する。

    俺は、あいつの事をどう思ってる。

    ミカサ...アルミン...ジャン...ライナー...ユミル...。

    こいつらに抱いてる感情とは、また違う...別の何か...。















    ...恋。

    あの時はまだ、この気持ちは不確かな物だった。

    でも、今は違う。

    俺は、あいつの事が好きだ。

    好きで好きで...たまらなくて...。

    出来る事なら...あいつと共に...。















    いや...違うな...。

    出来る事ならじゃない...。

    俺は...やる...。

    たとえ、警察沙汰になっても構わない。

    今は、俺の...好きな人...愛した人の為に全力を尽くしたい。

    エレン「ヒストリア...必ず...行くからな...」

    俺は、拳を強く握りしめ。

    自分自身に、そう誓った。

    --
    -

    アルミン「おはよう」

    ミカサ「おはよう」

    アルミン「...今日だね」

    ミカサ「...うん」

    アルミン「エレン...どうするのかな...」

    ミカサ「大丈夫...エレンなら、大丈夫」

    アルミン「...」

    --
    -

    ジャン「おせぇな...」

    ライナー「朝のホーム始まったぞ...」

    ユミル「...」

    アルミン「もしかして...」

    ミカサ「きっとそうだよ」

    ユミル「...先生」

    先生「ん?どうした?ユミル」

    ユミル「今日、学校休みます」

    先生「...は?」

    ユミル「それじゃあ」ダッ

    アルミン「ちょ、ちょっとユミル!」

    ミカサ「先生、私、ユミルを追いかけます」

    先生「う、うん...え?に、荷物は置いて行っても...」

    アルミン「先生!不安なんで僕も追います!」

    先生「え...荷物...」

    ジャン「すいません先生!俺も行きます!」

    ライナー「すいません!さようなら!」

    先生「え!?連れ戻すんじゃないの!?さっきライナー君さよならって...!」

    --ガラガラッ...ピシャッ‼--

    先生「...」

    --
    -

    エレン「...ここか...でかいな...」

    --
    -
  144. 146 : : 2018/06/29(金) 02:05:47
    そらの、今時お見合いとか親が決めたりする結婚しとる家やもん

    今やったら皇族でもお見合いはないで
  145. 147 : : 2018/06/29(金) 06:25:20
    結婚する家庭ってあそこだよね(。-∀-)ニヤリ
    だからミカサ知ってたんだよね(。-∀-)ニヤリ
    エレンよヒスちゃんを取り返せ!
  146. 148 : : 2018/06/29(金) 06:56:11
    期待
  147. 149 : : 2018/06/29(金) 22:37:35
    期待!
  148. 150 : : 2018/06/30(土) 02:25:00
    >>148 クルーガーさん
    期待ありがとうございます!

    >>149 裏垢
    期待ありがとうございます!
  149. 151 : : 2018/06/30(土) 02:28:15

    --キィィ...--

    エレン「開いてる...」

    俺は、でかいもんをくぐり、まっすぐ玄関と思わしき、ドアの前まで向かった。

    エレン「すぅー...はぁー...」

    妙に、落ち着いていた。

    これから、不法侵入と言われても仕方がない事をしようとしている。

    それなのに...ヒストリアの為だからか?

    まあ、こんな事を考えてる場合じゃない。

    俺は...絶対にヒストリアを取り返す...。

    --
    -

    ユミル「なんだよ!結局お前らも来るのかよ!」

    ミカサ「当たり前、今回の件は私も深く関わってる」

    アルミン「え?どうゆう事?」

    ジャン「そんな事より!早く電車乗らねぇと!」

    ライナー「後5分で出るぞ!走れ!」

    --
    -

    エレン「...よし」

    重いドアに手をかける。

    --キィィ...--

    「だ、誰ですかあなたは!!」

    ドアを開けると、メイド服を着た人に見つかった。

    やっぱり、こんだけでかい家だと、メイドの2,3人はいるよな...。

    エレン「...ヒストリアは、どこですか」

    「誰か!だれかー!」

    「どうしました!?」

    まずいな...人が集まってきた...。

    どうする...いや、考えてる時間はないな...。

    よし...とりあえずこいつらから逃げよう。

    エレン「」ダッ

    「あ!お、おい!止まりなさい!」

    「くそっ...!追え!!」

    「なんでこんな大事な時に...!」

    俺は、走った、走って、走って...走り回った...そして、何とか巻けた。

    やっぱり、こんなにでかくて入り組んでると、巻けるよな...。

    でも...ここからどうしたら...。

    ヒストリアがいる部屋もわからない。

    エレン「くそ...」

    こんな所にずっといても見つかってしまう...。

    エレン「...探さないと」

    --
    -

    ユミル「なんとか間に合った...」

    アルミン「ミカサ、さっき言ってたこと、どういう事?」

    ミカサ「...今回のヒストリアの結婚相手は...私の家との結婚」

    ジャン「...は?」

    ライナー「え?どういうことだ?」

    ミカサ「ヒストリア・レイスは、リヴァイ・アッカーマンと結婚する事になっている」

    アルミン「...そうだったのか...だから君は、そんなに深く知っていたんだね...」

    ミカサ「私も...正直結婚とかはどうでもよかった...でも、ちょっと怪しかった」

    ライナー「え?怪しい?」

    ジャン「確かにな...名前を隠してたり...突然行っちまったり...ちょっと、おかしな所はあるよな」

    ミカサ「でも、一番おかしいのは、名前が違う事」

    アルミン「名前が違う?」

    ミカサ「クリスタの名前は、ヒストリアだった...だけど、私達に送られてきた写真は、顔は似てるけど、黒髪で、名前はフリーダ・レイスだった」

    ユミル「じゃあ...そもそもヒストリアが結婚するじゃなかったのか?」

    ミカサ「そういう事...」

    アルミン「フリーダ...聞いたことあるな...」

    ライナー「なあ、フリーダって...前に交通事故で...」

    アルミン「あ、それだ」

    ミカサ「え?」

    アルミン「その、フリーダて人、同一人物かはわからないけど...」

    ジャン「でもよ、そんなレイス家みたいないい所のお嬢様が亡くなったのに、なんで大事にされてないんだ?」

    ミカサ「...もみ消そうとしてる?」

    アルミン「...そうかもね...その、結婚を控えていた、フリーダが亡くなった...そして、代理のヒストリア...」

    ミカサ「だけど、いまだにこっちには、ヒストリアの名前は来ていない」

    ユミル「...つまり...ヒストリアはフリーダの替え玉...ただの道具って事かよ...」

    ジャン「くそ野郎が...」

    --
    -

    大きなドアにの脇に、二人の男が立っている。

    直感的にわかる...あそこに、ヒストリアが...。

    俺は、迷わず廊下を直進した。

    「な、なんだお前は!」

    エレン「通してください」

    「ダメだ!」

    エレン「そこに、用事があるんです」

    「おい!動くな!それ以上動いたら、こちらもそれ相応の対応はさせてもらう!」

    エレン「...通しておらえないですか...でも、そこに、行かなきゃいけないです!」ダッ

    「この...!!」

    --
    -
  150. 152 : : 2018/06/30(土) 02:28:21

    ヒス父「やかましいな...なんの騒ぎだ...」

    ヒストリア「...」

    「...おい...はなせ...」

    エレンの声が、かすかに聞こえた。

    私は、ドアの方に振り向く。

    お父さんが、ドアに手をかけて、今まさに開けようとする寸前だった。

    --キィィィィ...--

    ヒス父「...なんの騒ぎだ」

    「ご、ご主人様!」

    エレン「おい!離せ!!」

    ヒストリア「え...エレン...」

    エレン「ヒス...トリア...?」

    エレンはなぜか、私を見て不思議そうな顔をしていた。

    ヒストリア「あ...」

    そうだ...髪...。

    ヒストリア「ご...ごめんね...エレン...あなたが褒めてくれた髪...こんなにしちゃった...」ツー

    涙が、零れ落ちた。

    エレン「ヒストリア...てめぇ!」

    「こら!暴れるな!!」

    ヒス父「まるで狂犬だな...おい、ヒストリア、こいつはお前の、友達か?...いや、クリスタ・レンズの友達か?」

    エレン「違う!!」

    ヒス父「...」

    エレン「俺は、ヒストリア・レイスの友d「違います!!!」

    エレン「...え」

    ヒストリア「違います...その人は...私の友達ではありません...」

    エレン「なんで...」

    ヒス父「だそうだ...おい、お前、これから私たちは大事な用があるんだ、お前みたいな男に関わってる時間はない、さっさと出ていけ、今なら見逃してやる」

    エレン「...相変わらず...嘘、下手だな」

    ヒストリア「え...う、嘘じゃない」

    エレン「...」

    ヒストリア「嘘じゃ...」

    ヒス父「さっさとこいつを追い出せ」

    「は、はい!」

    「こら!早く来い!」

    エレン「...っ!!」

    「くそ...なんて力だ...!」

    エレン「ヒストリア!!」

    ヒストリア「」ビクッ

    エレン「ヒストリア・レイスは、欲張りじゃなかったのかよ!!」

    ヒストリア「...」

    「この...!!」

    エレン「お前はまたそうやって!ヒストリアの名前で、クリスタ・レンズとしてまた生きるのかよ!!」

    ヒストリア「...っ!」

    エレン「自分のしたいことを強制されて、それに従って!何が欲張りだ!!」

    ヒス父「おい!いい加減にしろ!お前みたいな奴には関係ない事だ!」

    エレン「うるせぇ!ヒストリアを追い出しておいて...今更どうしてヒストリアを!!」

    ヒス父「レイス家が大きくなるために必要な事だ」

    エレン「...は?」

    ヒス父「ヒストリアにはフリーダとして結婚してもらい...レイス家は大きく...」

    エレン「てめぇ...ふざけんなよ!!ヒストリアはお前の道具じゃねぇ!」

    ヒス父「私の娘だ、私がどう利用しようと私の勝手だ!」

    エレン「このくそ野郎が...!!」ギリッ

    ヒストリア「エレン...」

    エレン「ヒストリア...俺はまだちゃんとした答えを聞いてない」

    ヒストリア「え...」

    エレン「俺...やっと分かったんだ...俺は、ヒストリア・レイスの事を愛している」

    ヒストリア「!!」

    エレン「俺はお前の事が必要だ」

    ヒストリア「わ...私も...」

    エレン「...」

    ヒストリア「私も...エレンの事が...大好き...愛してる...」ポロポロ

    エレン「ヒストリア...」

    ヒストリア「私も!あなたの事が必要です!」

    ヒス父「...おい、さっさとこいt「おい」

    ヒス父「ん?だれ...」

    リヴァイ「話は、大体理解している」

    ヒス父「なっ...!」

    リヴァイ「こっちでいろいろと調べさせてもらった...」

    エレン「リヴァイ...先輩...」

    リヴァイ「おい、お前ら二人とも」

    「は、はい」

    リヴァイ「そいつを離せ」

    「...」スッ

    リヴァイ「エレン、よく言ったな」

    エレン「えっと...」

    リヴァイ「何してるんだよ、お前はさっさと、そのお姫様と一緒に逃げろ、後は、俺が話をしておく」

    エレン「...ヒストリア」

    ヒストリア「え...」

    エレン「行こう...」スッ

    ヒストリア「!!....はい...」ポロポロ

    --
    -
  151. 153 : : 2018/06/30(土) 03:09:49

    ユミル「ここが...」

    ミカサ「...」

    アルミン「大きいね」

    ジャン「よし、さっさと乗り込むぞ」

    ライナー「お、おい、待て...ドアが...」

    ユミル「あ...なんだよ...あいつ」

    アルミン「...流石だね」

    エレン「おい!早く走れって!!」

    ヒストリア「ま、まってよ!こんな靴慣れてないんだから!!」

    「まてぇぇぇぇ!!」

    エレン「あはははは!!」

    ヒストリア「あ!皆がいる!」

    エレン「え?」

    アルミン「エレン!ヒストリア?」

    ユミル「そうか...」

    ミカサ「黒髪に...」

    エレン「そこ開けてくれ!!」

    ジャンライ「おう!」

    --ガチャッ--

    「ま、まずい!逃げられる!」

    エレン「さんきゅうな!お前ら!!」

    アルミン「うん!」

    ユミル「よし!私達も逃げるぞ!!」

    ライナー「走れ!」

    ジャン「おい!ミカサも早く!!」

    ミカサ「私は、まだ用が残ってる、いってて」

    ヒストリア「ミカサ!!」

    ミカサ「ヒストリア...よかったね」ニコッ

    ヒストリア「あ...」

    エレン「おい!ヒストリア!早く!」

    ヒストリア「う、うん!!」

    --
    -
  152. 154 : : 2018/06/30(土) 03:25:59
    その後、レイス家とアッカーマン家との結婚の話は無くなった。

    レイス家がしていたことがアッカーマン家にばれた為らしい。

    まあ、当然だと思った。

    --
    -

    エレン「ふわぁぁぁ...」ムクッ

    エレン「んー...はぁ...今日も学校か」

    俺はいつものように朝起きて。

    いつものように”二人分”の飯を作る。

    もうこれも、日課になった。

    それと朝にやることがもう一つ増えた。

    --ガチャッ--

    エレン「おい!いつまで寝てるんだよ!早く起きろ!!」

    ヒストリア「んん...エレンうるさい...」

    エレン「はぁ...」

    ほんとうにだらしない。

    いい子で真面目なクリスタの面影はもう彼女にはない。

    けど、俺は今の、だらしなくて、わがままで、欲張りな。

    人間らしいヒストリアが大好きだ。

    エレン「いいから起きろ」グイッ

    ヒストリア「んー...」

    そもそも、なんで二人暮らしになったかというと。

    ヒストリアが連れていかれた時に、ヒストリアの部屋が解約されてしまった為だ。

    当然新しく部屋を借りるお金もなく...。

    別に二人でも困ることはないから一緒に住むことになった。

    ヒストリアの髪も、今は髪の毛の途中まで金髪で、そこから毛先にかけては黒髪だ。

    エレン「なあ、やっぱり普通に金髪に染めた方がいいんじゃねぇか?」

    ヒストリア「だめ!地毛で金髪がいいの!」

    エレン「ふーん...はやく伸びるといいな」

    ヒストリア「うん...ていうか、エレンも髪切りなよ」

    エレン「え?」

    ヒストリア「なんで髪の毛少しだけ後ろで結んでるの?かっこいいと思ってるの?」

    エレン「別にそんなつもりはねぇよ、ただ髪切りに行くのめんどくさいしな...」

    ヒストリア「じゃあ今日私が髪切ってあげる」

    エレン「え、いいよ、下手そうだし」

    ヒストリア「」イラッ

    --
    -

    エレン「あ、おはよう」

    アルミン「あ、おはよう!エレン!ヒストリア!」

    ミカサ「おはよ」

    ユミル「お、おはよう、”王子様”」

    あれ以来、一部の奴から王子様というこっぱずかしいあだ名で呼ばれるようになった。

    エレン「やめろよ、その呼び方」

    ヒストリア「おはよ!」

    エレン「今日も学校か...しんどいな」

    アルミン「毎朝そのセリフ聞いてる気がする」

    ユミル「ほんとだな」

    エレン「...」

    --
    -
  153. 155 : : 2018/06/30(土) 06:20:38
    エレンかっけ~!。゚+.(∗ ˊωˋ ∗).+゚。
    今後も期待です!
  154. 156 : : 2018/06/30(土) 08:23:40
    リヴァイ△
  155. 157 : : 2018/06/30(土) 10:23:41
    リヴァイさんまじかっけ〜
  156. 158 : : 2018/06/30(土) 12:31:10
    エレン信じてたぞ!!
    リヴァイさんもかっけぇー!(*´ω`*)
  157. 159 : : 2018/06/30(土) 17:50:55
    エレン最強かw
    エレンチートやんw
    現実なら警備員に
    撃たれて終わりだw
  158. 160 : : 2018/06/30(土) 17:52:12
    ききっきったぁいぃ!!!
    2連許してm(_ _)m
  159. 161 : : 2018/06/30(土) 22:51:30
    >>155 涼ちゃん
    期待ありがとね!(`・ω・´)

    >>157 エレフリ信者さん
    リヴァイさん相変わらずイケメンです!

    >>158 quさん
    エレンはやってくれると信じてた!(*´ω`*)

    >>159 >>160 クルーガーさん
    現実じゃなくて二次創作で良かった...。
    期待ありがとうございます!
  160. 162 : : 2018/06/30(土) 22:57:29

    エレン「あ、やば、少し遅れてるな」

    ヒストリア「ほんとだ」

    エレン「ごめん、俺達先いくわ」

    ヒストリア「また後でね」

    アルミン「うん」

    --
    -

    エレン「すいません!遅れました!」

    リヴァイ「遅い、早く荷物を置いて指導しろ」

    エレン「はい!」

    リヴァイ「あ、王子」

    エレン「...はい」

    俺の事を王子と呼ぶ一部の人...。

    リヴァイ先輩も、その一部に入っている。

    止めてほしいが、とても言えない。

    助けてもらった恩もあるし...。

    先輩だし...何より怖い。

    リヴァイ「今日の放課後の最後の戸締りの確認、やっておいてくれ」

    エレン「え?リヴァイ先輩は?」

    リヴァイ「俺はちょっと用事がある」

    エレン「そうですか」

    リヴァイ「...うまくいってるか?」

    エレン「...はい、おかげさまで」

    リヴァイ「そうか」

    エレン「今度、ちゃんとお礼させてくださいね」

    リヴァイ「はぁ...何度も言ってるだろ、気にするな」

    エレン「でも...」

    リヴァイ「...パフェだな」

    エレン「え?パフェ?」

    リヴァイ「パフェ一回奢りだ」

    エレン「...随分と可愛いものを」

    リヴァイ「あ?」

    エレン「あ...なんでもないです...」

    --
    -

    エレン「ヒストリアも来るだろ?」

    ヒストリア「え?」

    エレン「リヴァイ先輩にパフェ奢るんだよ」

    ヒストリア「なるほど...見た目と違って随分可愛いもの食べるんだね」

    エレン「お前!殺されるぞ!」コソコソ

    ヒストリア「大丈夫だよ、一年の教室に来るわけもn「くるぞ」

    エレン「...」(汗)

    ヒストリア「...」

    リヴァイ「おい、王子」

    エレン「え!?俺ですか!?」

    リヴァイ「ヒストリアのしつけをしっかりしとけ」

    エレン「...はい」(なんで俺が怒られるだよ)

    リヴァイ「ミカサ」

    ミカサ「なに?」

    エレン「なんだ...ミカサに用があったのか」

    ヒストリア「あー...びっくりした」

    エレン「今度から気をつけろよ」

    ヒストリア「うん」

    --
    -

    エレン「今日はリヴァイ先輩来ないからな」

    ヒストリア「そうなの?」

    エレン「あぁ、だから最後の戸締りの確認は俺達二人でやれってさ」

    ヒストリア「わかった」

    エレン「...」

    ヒストリア「エレン」

    エレン「ん?なんだ?」

    ヒストリア「リヴァイ先輩の真似」

    エレン「は?」

    ヒストリア「ちっ...汚ねぇな...」フキフキ

    エレン「あははは!すっげぇ似てる!」

    ヒストリア「でしょ!...おい...エレン...」ギロッ

    エレン「あはははは!!」

    --
    -

    エレン「あんな事してたから随分遅くなっちまった」

    ヒストリア「全く...」

    エレン「もとはと言えばお前がやり始めたんだろ?」

    ヒストリア「...」

    エレン「まあいいや、帰るか」

    ヒストリア「うん」

    --
    -
  161. 163 : : 2018/07/01(日) 06:10:02
    俺の方が真似うまいもん!「ほう・・・悪くない」ズズズ(눈_눈)
    それと期待~
  162. 164 : : 2018/07/01(日) 16:54:53
    >>163 涼ちゃん
    わわ!ほんとにすっごい似てる!(その顔文字)

    期待ありがとね!
  163. 165 : : 2018/07/01(日) 16:55:49
    当たり前になった。

    こうやって、一緒の帰路に着いて。

    あなたの手を握り、他愛のない話をしながら。

    一緒の家に帰る。

    当たり前になり過ぎて、もう、何とも思っていないけど。

    こういうのが当たり前な私は、すごく幸せ者だ。

    ヒストリア「...」

    エレン「どうしたんだよ、そんなにニヤついて」

    ヒストリア「え?ニヤついてた?」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「そう...エレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「幸せだね」

    エレン「は?」

    ヒストリア「...」

    エレン「...まぁ...幸せだな」

    --
    -

    ヒストリア「不思議だねー」

    エレン「何が?」

    ヒストリア「最初は、お互いあんなに嫌ってたのに...今じゃあ一緒に住んで、一緒のベッドで寝てる」

    エレン「そういえばそうだな」

    ヒストリア「...エレン、まだちゃんとお礼言えてなかったね」

    エレン「え?」

    ヒストリア「あの時...エレンが助けに来てくれてすごく嬉しかった...ドアの向こうから、エレンの声が聞こえて、エレンを見た時、嬉しすぎて、涙が出た」

    エレン「そうか...」

    ヒストリア「皆、エレンの事王子様ってからかうでしょ?」

    エレン「あぁ、言われてるな」

    ヒストリア「私ね、あの時のエレンが、本当に王子様に見えた」

    エレン「...」

    ヒストリア「エレン...皆は、からかって言ってるんだろうけど...私にとっては、本当に王子様だから」

    エレン「...うん...ありがとな」ナデナデ

    ヒストリア「ん...」

    エレン「...そう言えば、俺も、当たり前になってて言えてなかったことがある」

    ヒストリア「...」

    エレン「俺を、君だけの前では王子様でいさせてください...」

    ヒストリア「...クスッ...そんな事も言えたんだね」

    エレン「...」

    ヒストリア「...はい...私も、あなたの前だけでは、お姫様にさせてください...」

    エレン「あぁ...」

    ヒストリア「エレン、約束して」

    エレン「...」

    ヒストリア「これからも...この先も...私の隣にずっといて、私だけを愛してください...ははっ、ちょっと欲張りすぎるかな?」

    エレン「いや、そんな事ない...それくらいが、お前には似合うよ」

    ヒストリア「...何それ」

    エレン「...愛してる...ヒストリア」

    ヒストリア「私も...愛してるよ...エレン」















    『エレクリ一目見た時からあなたの事が嫌いでした』
    ---終わり---
  164. 166 : : 2018/07/01(日) 17:00:03
    とうとう終わっちゃいました...。

    本当はもっと長くするつもりだったんですけど...なんか、あっという間でした。

    あ、それと、もうそろそろで10作品目の『ヒストリア「落ちた天使と人間のあなた」エレヒス』が、終わります!

    この話、メモを無くしてから、終わりをどうしようかずっと忘れたままで、だらだらと長引いてしまいましたが、何とか、終わりが見えてきました!

    ここまで読んでくださってありがとうございます!
    皆様からのコメント、すごく励みになりました!

    他の作品も、時間があれば読んでみてください!

    本当に、ありがとうございました!!
  165. 167 : : 2018/07/01(日) 17:45:07
    完結おめでとうございます!お疲れ様です!これからの作品も期待してます!
  166. 168 : : 2018/07/01(日) 19:20:18
    完オメ!!次よろ!!
  167. 169 : : 2018/07/01(日) 19:40:35
    。・゜・(。´ノω・`)。ウウゥゥいい話だ・・・
    完結おめでとうございます!
    次回作も楽しみにしてます!
    期待!!
  168. 170 : : 2018/07/01(日) 20:01:51
    完結おめでとうございます!
    感動しました。゚(゚´Д`゚)゚。
    凄く面白かったです!
  169. 171 : : 2018/07/01(日) 20:06:46
    面白かった
  170. 172 : : 2018/07/01(日) 20:49:57
    やはり神作でしたか…面白かったです!
    お疲れさまでした、次作も頑張って下さい!
  171. 173 : : 2018/07/01(日) 21:16:15
    あ、そういえばタイトルはこれ
    エレクリだな。
  172. 174 : : 2018/07/01(日) 22:02:27
    >>167 涼ちゃん
    ありがとう!
    期待してくれてありがとね!

    >>168 なかのひろたかてきな?さん
    あり!

    >>169 マインさん
    ありがとうございます!
    期待ありがとうございます!

    >>170 ふるるさん
    ありがとうございます!
    感動していただけたのなら何よりです!

    >>171 名無しさん
    ありがとうございます!

    >>172 quさん
    ありがとうございます!
    はい!頑張ります!

▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
SeLial_

Lial

@SeLial_

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場