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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

声を失った少女1

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  1. 1 : : 2018/05/28(月) 06:28:47
    【注意】
    ・初投稿です
    ・ループしません
    ・壁が壊されてから4年後の話です
    ・あまり展開はありません
  2. 2 : : 2018/05/28(月) 06:51:29
    できるだけ毎日投稿する予定です
    シリーズにします
    会話形式です
  3. 3 : : 2018/05/28(月) 06:52:30
    私は家族に裏切られました。
    私はお金の為に売られました。
    私は貴族の家で監禁されています。
    私は暴力や拷問をされました。
    私は逃げようとしても鎖があります。
    私はなぜ生きているのでしょうか。
    私に生きる意味はあるのでしょうか。

    ガチャ ギィィィ

    貴族「チッ、今日も嫌な目に遭った。上にはペコペコ頭を下げて嫌味を言われる、腹が立つな……こいつでスッキリするか」ドゴッ バゴッ ゲシッ

    殴られたり蹴られたりしています。いつも通りの日常です。

    貴族「足りねぇな、やっぱり拷問するのが手っ取り早いな」スッ

    ジョキン

    今日は爪を剥がしています。丁度生えてきたからでしょうか。明日は皮膚を焼く日だと思われます。

    貴族「おお…今日は1段と綺麗に剥がせたな。今日はこれ以上やらないでおいてやろう、気分がいいからな」スタスタ

    ガチャ ギィィィ

    これを毎日繰り返してます。いつどんな時でもやってます。でも今日は最後の日でした。
  4. 4 : : 2018/05/28(月) 17:56:05
    ーー次の日ーー

    ドタバタ バンバン ドサッ

    今日はやけに物音がします。まだ誰もここに来てません。何があったのでしょうか。

    ガチャ ギィィィ

    ?いつもと足音が少し違います。貴族の靴じゃない気がします。誰なのでしょうか。

    憲兵A「あそこに誰かいます。鎖で繋がっているようです……周りには拷問された後です…」

    憲兵B「君、名前は?」

    この2人の男の人がそう尋ねました。服は見たことがありません。何か棒みたいな物を持っています。新しい道具でしょうか。そもそも何をしているのでしょうか。殴ってきません。名前を聞いています。名前ってなんですか、と尋ねたいのに私は言えません。黙ることしか出来ません。

    憲兵B「まるで無反応だ…」

    憲兵A「6歳くらいですかね」

    憲兵B「とりあえず本部に連れていくか…まずは鎖を拳銃で壊すか」バンバン

    本当に何をしているのでしょうか。鎖を壊してくれています。意味が分かりません。けれど鎖を壊してくれても私は立つことが出来ないのです。鎖で立てなかったので立つ経験がありません。座ることしかできません。

    憲兵A「………どうしたんでしょうね」

    憲兵B「立つ筋肉がないのか、立ったことがないのかもしれん」

    憲兵A「僕が運びますね」

    憲兵B「ちょっと待て……君…"あ"って言ってくれる?」

    "あ"と言えばいいのでしょうか。ですが私は口パクしかしませんでした。なぜなら私は声が出ないのですから。

    憲兵B「声が…出ないのか…」
  5. 5 : : 2018/05/29(火) 06:32:02
    憲兵A「急いで医者に見てもらいましょう」ガシッ

    憲兵A「!?」

    憲兵B「どうした?」

    憲兵A「重さが見た目に反して全然ありません」

    憲兵B「急ごう」タタタタ

    憲兵A「ハッ!」タタタタ

    イシャとは何でしょうか。私はどこに行くのでしょうか。私は何もしないで良いのでしょうか。そんなことを考えているとフワフワな何かの上に乗せられました。

    憲兵A「呼んできます」タタタタ

    憲兵B「頼んだ」

    ここはどこでしょうか。新しい場所でしょうか。何をされるのでしょうか。

    憲兵A「呼んできました」

    医者「その子かい?」スタスタ

    憲兵B「はい、拷問された形跡がありました。そして喋れないみたいです」

    医者「!!拷問されていたのか…とにかく調べてみよう…」

    そう言って白い服の人は私の身体を触っています。

    ーーーーー
    ーーーー
    ーーー
    ーー

    医者「かなり危なかったよ。半分ぐらいの臓器はめちゃくちゃだし、骨も折れてるところがある。生きてるのが奇跡だね…声は簡単に言うとストレスが原因だね」

    憲兵A「そんなことあるんですか?」

    憲兵B「これは見たことないケースだな…」

    男の人達が何か話しています。私の話でしょうか。私は今白い布みたいな物を巻いています。ベッドで座っています。

    憲兵B「リハビリとかは医者に任せておけ、俺達は帰るぞ」スタスタ

    憲兵A「……はい」スタスタ

    あれから1週間歩く練習をして歩けるようになりました。今日は医者の人と街に行きます。

    医者「楽しいかい?」

    タノシイとはなんでしょうか。とても疲れます。買いたい物もありません。そんなことを思っていると気になるものがありました。
  6. 6 : : 2018/05/29(火) 17:49:21
    医者「調査兵団が帰ってきたみたいだね…今日も成果はなかったみたいだ」

    何故か興味が引きました。私は走っています。走って走って辿り着きました。茶色い何かにぶつかります。

    エルヴィン「?君は…」

    医者「すいません。事情があって初めて外に出ていて色々なものが物珍しいみたいで…」

    これはなんでしょうか。医者の人に指を指します。

    医者「これは馬っていう動物だよ」

    これは馬というのですか。不思議な生き物です。触り心地が良いです。

    医者「この子はストレスにより声が出ないみたいで…」

    エルヴィン「そうだったんですか」

    リヴァイ「エルヴィンどうした…そこのガキも」

    この人はエルヴィンという名前だそうです。少し小柄な人は機嫌が悪そうです。

    エルヴィン「少しな……リヴァイが怖くないのか?」

    ?どこが怖いのでしょうか。分かりません。殴ってきませんよ。

    リヴァイ「………少し興味が出た連れて行ってもいいか?」

    エルヴィン「リヴァイがそんなこと言うとは…」

    リヴァイ「俺を怖がっていないからな、殆どのやつは怖がる」

    医者「毎週病院に来てもらえるなら構いませんよ」

    リヴァイ「ここに乗れ」

    私の事でしょうか。リヴァイさんに乗せてもらうことにしました。
  7. 7 : : 2018/05/29(火) 22:56:19
    何々!?めっちゃ期待してます~
  8. 8 : : 2018/05/30(水) 07:37:44

    ーー調査兵団本部ーー

    リヴァイ「そういえば名前はなんだ?」

    私に名前はありません。必要なかったのですから。私は首を横に振りました。

    リヴァイ「ないのか…俺が決めてもいいか?」

    私は首を縦に振ります。何故名前を決めてくれたのか分かりません。しかし今思うと恐らくこの時初めて楽しいと

    リヴァイ「レイラでいいか?」

    嬉しいと感じたのでしょう。でもこの時の私はそれを知りませんでした。名前をつける意味が分からないので違和感はありましたが

    レイラ コクッ

    この日からレイラという名前で調査兵団本部で暮らすことになりました。

    リヴァイ「俺達の仕事は壁外に行って、巨人の秘密を解明することだ」

    キョジン?とは何なのでしょうか。私は首を傾げます。

    リヴァイ「壁外が分からねぇのか?」

    レイラ フリフリ

    リヴァイ「巨人か?」

    レイラ コクッ

    リヴァイ「説明するより見た方がいいだろう」

    ガチャ

    リヴァイ「クソメガネはいるか?」

    ハンジ「リヴァイどうしたの?………ていうか誰?その子」

    リヴァイ「事情があって引き取ることになった、名前はレイラ、声が出ない…こっちはハンジだ」

    女の人が出てきました。名前はハンジという人です。この人がキョジンを紹介してくれるのでしょうか。少し楽しみと感じたはずです。

    リヴァイ「巨人が知りたいとのことだ。実験でもしてんだろ、見学させてやれ」

    ハンジ「分かった、たっぷり話してるよ。レイラ宜しくね」スッ

    手を出してきました。叩こうとしている様子はありません。どうゆう意味なのでしょうか。

    ハンジ「……あれ…」

    リヴァイ「こいつは少し常識外れのところがあるが、気にしないでやれ」

    ハンジ「そっかー、仕方ないね。レイラ巨人はこっちだよ」

    リヴァイ「行ってこい」

    レイラ コクッ スタスタ

    そこにいたのは大きな裸の人間のような生物でした。これが巨人ですか。驚きました。ハンジさんが話始めました。

    ハンジ「巨人は基本的に人間を食べるんだけど~省略~(座学の範囲)」

    私が率直に思ったことは人間に似ていると思いました。目的は殺戮。破壊衝動に似ていると思いました。痛覚がない。私に似ていると思いました。巨人について興味が出ました。
  9. 9 : : 2018/05/30(水) 18:22:24
    リヴァイ「おい、そろそろ帰るぞ」

    もう帰らなければなりません。ハンジさんにもう一度会いたいとゆう意味を込めて手を振りました。

    レイラ フリフリ スタスタ

    ハンジ「また会おうね」フリフリ

    リヴァイ「楽しめたか?」

    レイラ「…」

    あの時は分かりませんでした。ですが今なら答えることが出来ます。楽しかったですよ。

    リヴァイ「明日も会いてぇか?」

    レイラ コクッ

    リヴァイ「分かった、夕飯食いに行くぞ」スタスタ

    レイラ スタスタ

    果たしてどのような料理があるのでしょうか。病院の料理はあまり美味しくありませんでした。その前は料理の概念がありませんでした。お水だけでした。

    ーー食堂ーー

    リヴァイ「ここだ」

    沢山の人がいて驚きました。今までほぼ1人で食べていたからです。

    ザワザワ
    アレリヴァイヘイチョウダヨナ
    トナリニイルコハダレダ?
    メズラシイ

    リヴァイ「俺の分を分ける。どうせ少ししか食わねぇんだろ」

    レイラ コクッ

    リヴァイ「これくらいでどうだ」

    レイラ コクッ パクッ

    とても美味しかったです。感情が豊かだったら泣いていたでしょう。ですが私はあまり食べれません。リヴァイさんから貰っても少ししか食べませんでした。

    リヴァイ(小動物みたいに食べるな…)ナデナデ

    レイラ パクッ

    私がパンを食べているとリヴァイさんが頭を触っています。手を頭の上で動かしています。痛くありません。どうゆう意味なのでしょうか。この行為をリヴァイさんがすると周りがザワザワしています。

    ザワザワ
    リヴァイヘイチョウガアタマヲナデテルゾ!?
    アシタハタイフウデモクンノカヨ
    ハジメテミタ…

    ガチャ
  10. 10 : : 2018/05/30(水) 22:02:54
    期待でやんす‼
  11. 11 : : 2018/05/31(木) 18:32:57
    ハンジ「リヴァイ私も食べてい…………何してんの?なんか変なもんでも食べた?」

    レイラ パクッ

    リヴァイ「………何のことだ」

    ハンジ「だって頭撫でてたじゃん」

    リヴァイ「俺がそんな事するとでも?」

    ハンジ「いやだってリヴァイ「見間違いだ」

    ハンジ「でもリヴァイ「巨人を見すぎて幻覚でも見たんじゃないか?」

    ハンジ「…」

    リヴァイ「…」

    シーン

    レイラ パクッ

    ハンジ「仕方ない。幻覚でも見たとゆうことにするよ」(何かあった時にネタに使えるしね)

    リヴァイ「当たり前だ。俺がそんな事するわけねぇだろ」

    お話は終わったようです。ゲンカクとはなんでしょうか。そろそろお腹がいっぱいになりました。食べたパンをお皿に乗せます。

    リヴァイ「もういいのか」

    レイラ コクッ

    リヴァイ「俺が食べるまで待ってろ」

    レイラ コクッ

    ハンジ「そういえば…リヴァイ一緒に食べていい?」

    リヴァイ「レイラはいいか?」

    レイラ コクッ

    ハンジ「じゃあ早速隣座るね」スッ

    ザワザワ
    ハンジブンタイチョウモイルゾ!?
    キョウハナンカアッタッケ
    カンブヒトリガクルダケデモメズラシイノニ

    リヴァイ「こいつが巨人の話を明日も聞きたいと思ってるらしい」

    ハンジ「マジで!巨人の良さを分かってくれて嬉しいよ!!楽しみ!!」

    リヴァイ「うるせぇな黙って食え」

    ハンジ「とゆうか今話そう!今!!実は○○○で○○を」

    ハンジさんが楽しそうです。楽しそうに話しています。いえこの時の私は楽しいを知らなかったので少し違いますね。正しくは興奮しながら話していました。

    リヴァイ「おい…行くぞ」ガタッ

    レイラ コクッ ガタッ

    ハンジ「あ…まだ話したいことが…」

    リヴァイ「明日話せばいいだろ。今日は他にやる事がある」

    ハンジ「そうだったね…ごめんごめん、お風呂は私が連れてくよ」ガタッ

    お風呂は聞いたことがあります。医者の人からここに来る時お風呂に入っても大丈夫と言われたのです。

    リヴァイ「なら風呂は任せた」

    ハンジ「任された、レイラこっちだよ」スタスタ

    レイラ コクッ スタスタ
  12. 12 : : 2018/06/01(金) 19:07:08
    ーー女子更衣室ーー

    ハンジ「ここでまず、服を脱ぐんだよ」ヌギヌギ

    服を脱いで何をするのでしょうか。よく分かりませんがとりあえず脱いでみます。包帯も取りましょう。

    レイラ コクッ ヌギヌギ

    ハンジ「!……大変だったんだね」

    何を言っているのでしょうか。どこかおかしい所がありますか。この身体のどこが異常ですか。そういえばハンジさんの身体はとても綺麗ですね。異常に綺麗です。

    レイラ「?」

    ハンジ「個室風呂に入ろうか。こっちだよ」スタスタ

    レイラ スタスタ

    ガチャ

    ハンジ「身体を洗おうか…この石鹸ってゆうのを使って身体を洗うんだよ」

    ハンジさんにやってもらいました。

    シャカシャカ

    ハンジ「………痛くない?」

    一体何のことでしょうか。どこも痛くありませんよ。

    レイラ「?」

    ハンジ「そっか…全体を洗ったら水で泡を流すんだよ」シャー

    ハンジさんにやってもらいます。少しスッキリした気がします。なぜなら5年ほど身体を洗ってなかったのですから。

    ハンジ「レイラすごく綺麗な肌だね…
    怪我、完全に治るといいね」

    この人は何を言っているのでしょうか。怪我を完全に治してくれると言ったのですか。なぜ怪我を治すのでしょうか。今まで怪我をするのが当たり前だった私はこの時困惑していたのです。怪我をさせられるのが当たり前だったのです。

    レイラ「…」

    ハンジ「次は髪を洗おうか。髪は女の子の命なんだって、綺麗にしないとね」

    レイラ「?」

    女の子の命なら私は死んでいますよ。私はたまに髪の毛を切られるのです。ですが私は伸びるのが速いので今は腰辺りまであったのです。

    ハンジ「レイラの髪の毛は長いから手伝うよ。目を閉じててね」ジャブジャブ

    レイラ コクッ

    目を閉じました。手伝うというより洗ってもらいました。ハンジさんの洗い方はとても気持ちよかったです。

    ハンジ「水で流すよ」シャー

    レイラ コクッ

    ハンジ「もう目開けても大丈夫だよ。髪の毛も綺麗な黒髪だねぇ。美人さんだ」

    目を開けてみると確かに綺麗になりました。久しぶりに洗ったからです。

    ハンジ「これを3日1回やるんだよ。資源が限られてるからね」

    レイラ コクッ

    ハンジ「じゃあ上がろうか」スタスタ

    レイラ コクッ スタスタ

    ガチャ

    ハンジ「このタオルで身体を拭いてね」スッ

    レイラ コクッ フキフキ

    ハンジ「レイラの服は……同じのを着て明日買ってこないとね」

    レイラ コクッ ガサゴソ

    服は病院で貰ったものを着ました。明日初めての買い物です。リヴァイさんは来るのでしょうか。
  13. 13 : : 2018/06/02(土) 18:19:34
    ーー兵士長の部屋ーー

    ガチャ

    ハンジ「お待たせ、綺麗になったよ……なんでエルヴィンがいるの?」

    エルヴィン「少し用事があってな」

    リヴァイさんの部屋にはリヴァイさんとエルヴィンさんがいました。何か話していたようです。

    リヴァイ「遅かったじゃねぇか…服は明日買いに行くのか?」

    ハンジ「うん。リヴァイも来る?」

    リヴァイ「いや、いい」

    リヴァイさんは来ないようです。ハンジさんと出かけることになりました。

    エルヴィン「その子が噂の子か」

    ハンジ「レイラのこと?」

    エルヴィン「ああ、リヴァイが頭を撫でた謎の女の子がいると噂になってるぞ。その事で話を聞きに来たんだ」

    ウワサとはなんでしょうか。頭を撫でていた行為はそんなに珍しいことなのでしょうか。

    ハンジ「そういえばレイラの事なんだけど……身体中が傷だらけで痛みが麻痺してるみたい」

    リヴァイ「!?」

    エルヴィン「虐待か拷問か?」

    ハンジ「分からない…本人が声を出せないから何があったのか分からないよ…文字が書けるなら別だけど…」チラッ

    モジとはなんでしょうか。何かを伝えることが出来るのでしょうか。そして私のどこが異常なのでしょうか。

    レイラ「?」

    エルヴィン「とりあえず疲れているだろうから寝かせるか」

    ハンジ「どこで寝る?」

    寝る場所はどこでもいいですよ。床でも構いません。

    リヴァイ「俺が引き取ったんだ。俺の部屋でいいだろう」

    ハンジ「ベッド1つしかないよ」

    リヴァイ「俺がソファーで寝ればいい」

    ハンジ「!?リヴァイがソファーで寝ていいってホントにリヴァイなの!?なんか変なもんでも食べた!?」

    リヴァイ「削ぐぞ」シャキ

    エルヴィン「落ち着け2人ともレイラが驚くだろう」

    驚いていませんよ。リヴァイさんには殺意がありませんでしたから。そして私はソファーでいいですよ。私はソファーに指を指します。

    リヴァイ「ソファーがいいのか?」

    レイラ コクッ

    リヴァイ「………分かった布団はお前にやる、そろそろ寝ろ」

    レイラ コクッ スタスタ

    私はソファーに横たわりました。フカフカのソファーでした。すぐに眠ってしまいました。きっと疲れていたのでしょう。

    エルヴィン「リヴァイが人に優しくするのは珍しいな」

    リヴァイ「……ほっとけないだけだ」

    ハンジ「私そろそろ眠くなってきたから寝るねー、おやすみー」ガチャ

    エルヴィン「俺も寝るおやすみ」ガチャ

    リヴァイ「ああ」
  14. 14 : : 2018/06/02(土) 19:11:40
    リヴァイカッケーww
  15. 15 : : 2018/06/02(土) 21:36:20
    惚れるわ//
  16. 16 : : 2018/06/03(日) 19:37:05
    ーー次の日ーー

    リヴァイ「起きろレイラ」

    とてもよく眠れました。病院とは違う安心感があったからです。今考えてもよく分かりません。

    レイラ ムクリ

    リヴァイ「おはよう」

    レイラ コクッ

    リヴァイ「食堂行くぞ」スタスタ

    レイラ コクッ スタスタ

    ーー食堂ーー

    ハンジ「おっはよーレイラ、リヴァイ一緒に食べよー」

    ミケ「俺もいいか?」

    エルヴィン「久しぶりに集まって食べるな」

    ミケ「そいつが噂の…」

    リヴァイ「レイラだ」

    ミケ スンスン

    この人は誰でしょうか。何をしてるのでしょうか。首筋の匂いを嗅いでいます。そして

    ミケ フッ

    鼻で笑いました。よく分かりません。

    ハンジ「彼はミケ。初対面の人にそうゆうことするんだ。まぁ多分深い意味はないと思うよ」

    リヴァイ「朝飯食うぞ」

    ザワザワ
    キョウハカンブガソロッテルゾ!!
    マタアノオンナノコガイルヨ
    イッタイナニモノナンダ

    エルヴィン「そういえば言い忘れていたな。彼女はレイラ、事情があって声が出ない、身内がいないので引き取る事になった」

    エルヴィンさんがみんなに説明したようです。皆さん分かってもらえるでしょうか。私はパンを食べました。

    レイラ パクッ

    みんな(か、かわいいぃぃぃ!!)

    調査兵A「よ、よろしくね」

    レイラ コクッ

    調査兵A(ズッキューン)バタン

    返事をしたら倒れてしまいました。どうしたのでしょうか。私がなにかしましたか。

    レイラ「?」パクッ

    みんな グハッ

    調査兵B(落ち着け!!
    俺はロリコンじゃない
    俺はロリコンじゃない
    俺はロリコンじゃない
    俺はロリコンじゃない
    俺は)

    ハンジ「あちゃー大変な事になったね。出血死する人出るなかなー」

    リヴァイ(小動物みたい…)

    エルヴィン「思った以上に人気だな」

    ミケ「すごいな」

    私はパンを食べ終わったのでハンジさんの所に行きました。それにしても不思議です。皆さんはなぜ私を殴らないのでしょうか。聞いてみたいです。

    レイラ スタスタ

    ハンジ「服買いに行く?」

    レイラ コクッ

    ハンジ「分かった、早速行こうか」
  17. 17 : : 2018/06/04(月) 17:56:28
    ーートロスト区ーー

    ハンジ「えーと…確かこの辺に…あった!服屋さん発見!」

    服屋さんがありました。初めての買い物です。この時の私はきっとドキドキしていたと思います。

    ハンジ「中に入ろうか」

    ガチャ

    店員「いらっしゃいませ」

    ハンジ「どれか気になる服はある?」

    私にはよく分かりません。首を横に振ります。

    レイラ フリフリ

    ハンジ「じゃあ私が選ぶよ」

    ーー買い物中ーー

    ハンジさんに4着ほど買ってもらいました。大変そうに選んでいたと思います。ですが本当はハンジさんは楽しそうに選んでくれたのです。あの頃の私は楽しい感情がまだなかったのです。

    ハンジ「じゃあ帰ろうか」

    レイラ コクッ

    ハンジ スタスタ

    レイラ スタスタ チラッ ピタッ

    帰り道を歩いていると"ある物"を見て止まりました。それには何か書いてあります。

    ハンジ「どうしたの?見てる物は…本?本が欲しいの?」

    あれは本と言うそうです。表紙には巨人の絵が描いてあります。巨人の事が書いてあるのでしょうか。私はきっとあの本が欲しいと思ったのでしょう。

    レイラ コクッ

    ハンジ「分かった、あれも買ってあげるよ。欲しいものが出来て良かったね」

    ーー買い物中ーー

    ハンジ「他にも色々あったからついでに買ったよ。これで文字の練習が出来るね」

    書いてあったのは文字ですか。文字の練習をすれば会話が出来るかもしれません。この時初めて楽しみを実感出来ました。
  18. 18 : : 2018/06/05(火) 00:42:58

    面白いですね!



    期待ですよ!


  19. 19 : : 2018/08/14(火) 19:17:18
    ミケ「そいつが噂の…」

    リヴァイ「レイラだ」

    ミケ スンスン

    この人は誰でしょうか。何をしてるのでしょうか。首筋の匂いを嗅いでいます。そして

    ミケ フッ

    鼻で笑いました。よく分かりません。

    ↑ここおもろしよかったです
  20. 20 : : 2018/10/08(月) 12:17:05
    ミケはロリコン?

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著者情報
usapen3140

キルレイ

@usapen3140

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声を失った少女 シリーズ

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