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余命一年の彼女2 エレミカ
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- 1 : 2018/05/25(金) 01:42:09 :
- http://www.ssnote.net/archives/58399
の続きです
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- 2 : 2018/05/25(金) 05:41:57 :
- 期待です!
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- 3 : 2018/05/25(金) 08:05:58 :
- 待ってました!
期待、楽しみです!
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- 5 : 2018/05/25(金) 14:14:04 :
- 期待です!頑張ってください!ファイトです!
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- 6 : 2018/05/25(金) 15:58:56 :
- >>5 ラーメンラーメンさん期待ありがとうございます!早く完結できるようがんばります!
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- 7 : 2018/05/25(金) 16:22:24 :
- その夜、俺はミカサとキス以上の行為をはじめてした。その時のミカサの表情はとてもいとおしく感じた…
そして、ミカサの足が動かなくなって1週間が経とうとした頃、ミカサの体にまた異変が起こった…
エレン「ほら、コーヒー」
ミカサ「ありがとう……あっ…」ガチャ
エレン「大丈夫か!?」
ミカサ「手が…」
エレン「もしかして手に力が入らないのか!?」
ミカサ「うん…」
エレン「すぐ父さんに診てもらおう!」
ー病院ー
グリシャ「手の筋力もだいぶ弱くなってるな…」
ミカサ「そうですか…」
グリシャ「ミカサ、残りの時間は病院で過ごしたほうがいい…」
ミカサ「あの家ではだめなんですか…?」
グリシャ「………隠しててもしょうがない…君はもう時間がない…あと1ヶ月持つかどうかだ…」
ミカサ「………」
グリシャ「ミカサ…すまない…私に力がないばかりに…」
ミカサ「そんな…グリシャ先生は…いえ…お父さんは謝らないでください…私はとても感謝してます」
グリシャ「ミカサ…」
グリシャ「部屋を用意する。必要な物はエレンに頼んで持ってきてもらうといい」
ミカサ「わかりました…」
ガラガラ
エレン「!!ミカサ!どうだった?」
ミカサ「残りの時間は病院で過ごしたほうがいいって…」
エレン「どうしてもか…?」
ミカサ「うん…あと…」
エレン「なんだ…?」
ミカサ「あと、1ヶ月持つかどうかわからないって…」
エレン「!!そんな…」
ミカサ「ごめんねエレン…」
エレン「謝るなよ…」
エレン「俺ちょっと父さんと話してくる。少し待っててくれ…」
ミカサ「わかった」
ガラガラ
グリシャ「エレンか…」
エレン「父さん…今ミカサから聞いたよ…」
グリシャ「そうか…」
エレン「父さん頼みがある」
グリシャ「なんだ?」
エレン「しばらく学校を休ませてほしい…残りの時間をミカサと少しでも過ごしていたいんだ…」
グリシャ「お前のことだ…だめだといっても聞かんだろ…学校には私から言っておく」
エレン「ありがとう、父さん」
ガラガラ
エレン「待たせたなか
ミカサ「大丈夫。何の話だったの?」
エレン「俺しばらく学校休むことにした。少しでも一緒にいたいからな」
ミカサ「でも…」
エレン「いいんだよ、俺がそうしたいんだから」
ミカサ「ありがとう…ごめんね…迷惑かけてばっかりで…」
エレン「迷惑だなんて全然思ってねぇよ。ほら、部屋行こうぜ」
ミカサ「うん…」
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- 8 : 2018/05/25(金) 16:38:48 :
- ミカサ「…ふふ、期待です…」
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- 9 : 2018/05/25(金) 23:00:30 :
- 期待!
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- 10 : 2018/05/25(金) 23:35:52 :
- このスレは面白い、のでかんばってほしい、(ミカサ風です!頑張って~!)
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- 12 : 2018/05/26(土) 15:47:48 :
- ー病室ー
エレン「結構広いな」
ミカサ「そうだね」
エレン「ベッドに移るか?」
ミカサ「まだ大丈夫」
エレン「そうか、移りたくなったら言えよ?」
ミカサ「うん、ありがと」
ミカサ「エレン、勉強はしなくていいの?」
エレン「今日はいいや」
ミカサ「そんなんじゃ医者になれないよ?」
エレン「うっ…今日はいいんだよ。明日からやるから」
ミカサ「ふふっ。ほんとにやるの?」クスッ
エレン「や、やるに決まってるだろ!」
ミカサ「ねぇエレン…」
エレン「なんだ?」
ミカサ「がんばってすごい医者になってね…それで色んな人を助けてあげて…」
エレン「ああ…約束する…」ダキッ
ミカサ「約束破ったら許さないからね」
エレン「絶対守るさ。」
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- 13 : 2018/05/26(土) 20:23:23 :
- きたぃー
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- 14 : 2018/05/28(月) 15:36:46 :
- >>13 名無しさん期待ありがとうございます!
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- 15 : 2018/05/28(月) 16:08:39 :
- 期待です!頑張ってください!ファイトです!
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- 16 : 2018/05/29(火) 15:58:31 :
- >>15 ラーメンラーメンさんありがとうございます!
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- 17 : 2018/05/29(火) 16:19:10 :
- コンコン
ガラガラ
アルミン「ミカサ、体調はどう?」
ミカサ「アルミン、アニ!来てくれたんだ」
アニ「エレンから連絡もらってね」
エレン「来てくれてありがとな!」
アルミン「全然構わないよ」
アニ「りんごとから色々買ってきたから食べよ」
ミカサ「ありがとう!」
アルミン「体の調子はどう?」
ミカサ「今は大丈夫。でも…もう学校は行けないって…」
アルミン「そっか…」
アニ「ほら、りんご切れたよ。あ~ん」
ミカサ「あ、あ~ん…」パクッ
アニ「ふふ。やっぱりミカサは可愛いね」
ミカサ「そ、そんなことないよ///」
エレン「アルミン、ちょっといいか」ボソッ
アルミン「うん」
エレン「ちょっとアルミンと出てくる。アニ、ミカサ頼むな」
アニ「わかったよ」
エレン「アルミン行こうぜ」
ガラガラ
アルミン「エレン?」
エレン「ミカサなんだが…あと1ヶ月らしい…」
アルミン「え…」
アルミン「だってまだ…」
エレン「進行が早まってるみたいでな…」
アルミン「そんな…」
エレン「だから俺、しばらく学校休むことにした」
アルミン「そうだね…そのほうがいいよ…」
エレン「アルミン…出来る限りアニと一緒にミカサのとこに来てやってくれないか…?ミカサもきっと喜ぶから」
アルミン「もちろんだよ」
エレン「ありがとな、アルミン」
アルミン「アニには僕から言っておくよ…」
エレン「頼む」
ガラガラ
エレン「アニ、ありがとな」
ミカサ「どうしたの?」
エレン「男同士話したいことがあってな」
アニ「なにそれ…気持ち悪いよ…」
エレン「気持ち悪いってなんだよ!」
アルミン「そうだよ!」
アニ「冗談だよ」
ミカサ「ふふっ。」
俺は後どれだけお前の笑顔が見られる…?
俺が大好きなミカサの笑顔…ミカサが笑ってくれるだけで、嬉しくなるし、楽しくなる…嫌なことも忘れられる…
ミカサとずっと一緒にいたい…離れたくない…
そんな思いが前よりどんどん強くなってくる…
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- 18 : 2018/05/29(火) 21:00:00 :
- 期待してます!頑張って!
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- 19 : 2018/05/31(木) 15:39:17 :
- >>18 進撃のSSnoteさん、期待ありがとうございます!がんばります!
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- 20 : 2018/05/31(木) 16:02:32 :
- アルミン「じゃあそろそろ僕たちは帰るね」
アニ「ミカサ、またね」
ミカサ「二人とも今日はありがとう!またね」
エレン「ありがとな二人とも」
アルミン「うん、それじゃ」
ガラガラ
アニ「ミカサ、学校来れないのか…やっぱ寂しいね…」
アルミン「アニ…ミカサなんだけどさ…」
アニ「なに?」
アルミン「もう1ヶ月ないんだって…」
アニ「え…なにそれ…」
アルミン「さっきエレンに聞いたんだ…」
アニ「だってまだ余命まで時間あるんじゃ…」
アルミン「うん…でも悪化してるらしくて…」
アニ「そんな…」
アルミン「アニ、これからはできるだけ毎日来よう…」
アニ「うん…」
アルミン「アニ…」
アニ「駄目だよね…こんなんじゃ…」
アルミン「え…?」
アニ「ミカサと会うのにこんな顔してちゃ駄目だよね…私達がこんな顔してたらミカサも…」
アルミン「うん…辛いけど、ミカサの前では明るく笑って会おう」
アニ「うん」
それからアルミンとアニは毎日病院に来てくれた
数日後
エレン「う~ん…やっぱ難しいな…医者になるって大変だってわかってたけど」
ミカサ「少し休憩したら?」
エレン「そうするか」
ガラガラ
アルミン「やあ」
エレン「よう!アルミン」
アニ「へぇ~ちゃんとやってるんだね」
エレン「当たり前だろ!」
ミカサ「二人とも今日も来てくれたんだ!」
アニ「当たり前じゃん、ミカサに会いたいし」ダキッ
ミカサ「アニ、ありがとう!」
アルミン「アニ、ミカサから離れないとエレンが嫉妬するよ」
アニ「やだね」
エレン「アニ…ずるいぞ!俺も!」ダキッ
アニ「ちょっ!あんたどこ触ってんのさ!」
エレン「仕方ないだろ!アニが離れればいいんだよ!」
アルミン「二人とも、ミカサが困ってるよ」
エレン「わ、悪い」
ミカサ「大丈夫だよ。すごく嬉しいよ」
アニ「そうだ!今日カメラ持ってきたからみんなで写真撮ろうよ」
エレン「お、いいな!」
アニ「準備するからちょっと待ってて」
数分後
アニ「よし…じゃあ撮るよ?」
エレン「おう!」
アニ「これで…よし…」
タッタッタッ
パシャ
エレン「撮れてるか?」
アニ「うん、ほら」
アルミン「綺麗に撮れたね!」
ミカサ「ほんとだ…」ツー
エレン「ミカサ!?どうした!?」
ミカサ「え…?」
エレン「涙が…」
ミカサ「大丈夫…すごく嬉しくて…私にこんなに大切な人がいるんだって思ったらつい…」
アニ「ミカサ…ずっと…ずっと私達親友だからね…!」ダキッ
ミカサ「アニ…うん!」
-
- 21 : 2018/05/31(木) 16:08:02 :
- アルミン「ミカサ、僕ね…」
ミカサ「なに…?アルミン?」
アルミン「僕もやりたいこと…見つかったんだ…!病気を治す薬を研究して…その薬でたくさんの人を救いたい…!」
ミカサ「アルミン…」
アニ「私も…私は看護師を目指す…多分理由はエレンやアルミンと同じだと思う」
ミカサ「そっか…二人ともがんばって…!私はずっと応援してるから…ずっと見てるから…!」
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- 22 : 2018/05/31(木) 18:22:56 :
- きたぁーい
-
- 23 : 2018/05/31(木) 18:36:54 :
- 期待です!
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- 25 : 2018/06/04(月) 16:27:36 :
- エレン「お前ら…」
アルミン「それぞれ同じ目標のためにがんばろう!」
アニ「そうだね」
エレン「ああ!」
夢…目標…いいな…私にはもう…
でも…夢は叶った…かな…エレンやアルミンやアニ…大切な人ができて、残りの時間を過ごす…
本当はみんなともっと一緒にいたかった…けど、私にはもったいないぐらいの幸せな時間だった…
エレン…アルミン…アニ…私は幸せだよ…
エレン、ありがとう。私の事を好きになってくれて。結婚までしてくれて…
アルミン、私やエレンやアニをたくさん笑わせてくれたり、エレンの事を親友として支えてくれてありがとう…
アニ、私の事を親友と言ってくれてすごく嬉しかった。アニとはこの先ずっと親友だからね
みんな…本当にありがとう
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- 26 : 2018/06/08(金) 17:24:42 :
- 最近忙しく、なかなか投稿できませんでしたが、明日から時間できそうなので投稿していきます
-
- 27 : 2018/06/08(金) 22:11:30 :
- 期待
-
- 28 : 2018/06/08(金) 23:21:45 :
- 期待です!
-
- 30 : 2018/06/10(日) 16:27:38 :
- それから3日後…突然それは起こった…
ここ数日、私は何度も同じ夢を見る…
ーーーーーーー
エレン「ミカサ!待ってくれ!」タッタッタッ
ミカサ「エレン…ごめんなさい…」
エレン「ミカサ!行くな!行かないでくれ!」
真っ白な空間で私は暗闇のある方に向かっている…
エレンは私をずっと追いかけてきてくれる…
それでもエレンが私に追い付くことはなかった…
多分…もうすぐなんだ…みんなとの別れがすぐそこまできている…
ーーーーーーー
ー病室ー
エレン「よし、今日はこれぐらいにするか」
ミカサ「おつかれ…さ…うっ…!」
エレン「ミカサ!?」
ミカサ「はぁ…はぁ…(胸が苦しい…)」
エレン「ミカサ!」
ミカサ「エレ…ン…」ガクッ
数分後
エレン「父さん!ミカサは!?」
グリシャ「エレン…ミカサは…」
エレン「なんだよ…ミカサは…」
グリシャ「エレン、ミカサは明日まで持たないだろう…」
エレン「え…そんな訳あるかよ!だってまだあと2週間は!」
グリシャ「想像以上に進行が早い…」
エレン「嘘だろ…」
グリシャ「すまない…エレン…」
数時間後
ミカサ「……ん…」パチ
エレン「ミカサ!?」
ミカサ「エレ…ン?私は…」
エレン「ミカサ…さっき父さんに診てもらった…」
ミカサ「そう…もうすぐ…なんでしょ…?」
エレン「わかる…のか…?」
ミカサ「うん…」
エレン「ミカサ…ごめん…ごめんな…」ポロポロ
ミカサ「エレン…泣かないで…」
エレン「俺は…お前に…」
ミカサ「ねぇエレン…お願いがあるの…最後のお願い…」
エレン「……なんだ…?」
ミカサ「死ぬ前に…あの場所に行きたい…私達の…思い出の場所…」
エレン「ミカサ……わかった…」
ミカサ「ありがとう…」
-
- 31 : 2018/06/10(日) 22:00:06 :
- もうすぐ終わり…?
期待!
-
- 32 : 2018/06/10(日) 22:45:05 :
- >>31 春風さん期待ありがとうございます!
もうすぐ終わりになります。
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- 33 : 2018/06/11(月) 15:50:25 :
- 俺とミカサは父さんに車で、あの場所に送ってもらった…
グリシャ「着いたぞ…」
ミカサ「ありがとう…ございます…」
グリシャ「ミカサ…本当にすまない…そして、息子を…エレンの事を好きになってくれてありがとう」
ミカサ「お礼を言うのは…私のほうです…ありがとうございました…」
エレン「行こう…ミカサ…」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ミカサ「ねぇエレン…膝枕してもらっても…いい…?」
エレン「おう…」
ミカサ「ありがとう……ここから私達始まったんだよね…」
エレン「そう…だな…」
ミカサ「よかった…最後にこの景色が見えて…」
エレン「最後なんて言うなよ…」
アルミン「エレン!」タッタッタッ
アニ「ミカサ!」タッタッタッ
エレン「アルミン…アニ…」
アルミン「グリシャさんから連絡もらったんだ…」
アニ「ミカサ…いやだよ…」ポロポロ
ミカサ「アニ……ごめんね…」
ミカサ「アルミン…」
アルミン「なんだい…?」ポロポロ
ミカサ「アニの事…幸せにしてあげて…」
アルミン「うん…グスッ…もちろんだよ…!」
ミカサ「アニ…」
ミカサ「私の親友でいてくれて…ありがとう…」
アニ「何言ってるのさ…当たり前じゃないか…」ポロポロ
ミカサ「エレン…」
エレン「………」
ミカサ「私の最愛の人…私を好きになってくれて…本当に……ありがとう…」
エレン「ミカサ…俺の方こそ…ありがとな…」ポロポロ
ミカサ「みんな…そんな顔しないで…」
アルミン「そんなこと言ったって…」ポロポロ
アニ「そうだよ…」ポロポロ
ミカサ「最後に…みんなとは笑顔でお別れしたいから…」
アルミン「ミカサ…わかったよ…」ツー ニコッ
アニ「うん…」ツー ニコッ
エレン「ミカサ…愛してる…ずっと…絶対また会おうぜ…!」ツー ニコッ
ミカサ「うん…約束…!本当に…ありが…とう…」ニコッ ガクッ
エレン「ミカサ…?ミカサ…!」
アルミン「ミカサ…」ポロポロ
アニ「ミカサ…」ポロポロ
この日…ミカサはこの世を去った…
ミカサの最後の顔はとても幸せそうな顔だった
ミカサ…ありがとう…お前に出会えて、俺はすげぇ幸せだったよ…さよなら…ミカサ…
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- 34 : 2018/06/11(月) 15:56:09 :
- ミカサがこの世を去って数年がたった。
俺は毎日ミカサの墓に来て、その日あったことなど話していた
そして今日、俺は医者になった
ーミカサの墓ー
エレン「ミカサ…俺、今日から医者になったよ…これから初出勤だ…お前との約束必ず守るからな…」
エレン「じゃあそろそろ行くな…また明日来るよ」
スタスタ
ミカサ(行ってらっしゃい、エレン!)
エレン「え…?」
ミカサの声がした…振り向くとそこにはミカサが立っていた…
エレン「ミカ…サ…?」
ミカサ ニコッ
そうか…ずっと見てくれてたんだな…
エレン「ミカサ、行ってきます!」ニコッ
-
- 35 : 2018/06/11(月) 15:58:02 :
- この作品はこれで終わりです。
ここまで見てくださった方、期待してくれた方、ありがとうございました!
もしミカサが生きていたらという話をこれから書いていくので、そちらも見ていただけると嬉しいです!
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- 36 : 2018/06/11(月) 17:50:27 :
- とても面白くて良い作品でした!お疲れ様でした!ifも頑張ってください!
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- 37 : 2018/06/11(月) 23:29:20 :
- >>36 ラーメンラーメンさんそういっていただけると嬉しいです!ありがとうございます!
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