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Dear Mr.リヴァイ from ペトラ・ラル
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- 1 : 2018/04/06(金) 15:45:04 :
- なんかフワッと頭にこのネタが入ってきたので
書きます。
切ないストーリーです
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- 2 : 2018/04/06(金) 16:10:11 :
- 調査兵団が壊滅的打撃をくらい、女型を仕留めてから3年後‥‥‥‥
今は亡き精鋭・リヴァイ班の班員の部屋を掃除していた時、【ソレ】は見つかった。
リヴァイ「‥‥‥‥‥‥手紙‥‥か」
取り敢えず、元あった戸棚に仕舞っておこうと思ったが自分宛の手紙だったのでリヴァイは思わず急いでソーッと封を開けた。
差出人はペトラ・ラルからだった。
リヴァイ「‥‥‥‥‥‥」
__________
兵長へ
拝啓
寒さが静み始めた今日この頃、兵長はいかがお過ごしでしょうか?
さて、兵長がこの手紙を読む頃もう私はこの世にはいないのでしょう。
なぜなら、今も私が生きていたら恥ずかしくてこの手紙を燃やしてしまっていると思うからです。
兵長はお優しい方ですからきっと私が死んだことをお悔やみになってくれているのでしょう。ですが、私が死んだのは兵長の責任ではないです。自分を追い込まないでくださいね。
私が新兵のとき、壁外遠征でガスをきらせて死にかけたときがありましたよね。
リヴァイ「‥‥‥‥‥‥!」
※※※※※※※
あの日、私は恥ずかしながら恐怖で失禁してしまいその上ガスもきらせてもう”絶望“という言葉しか浮かびませんでした。
ペトラ(‥‥‥‥もう駄目だ。死ぬんだ‥‥)
ペトラ(‥‥‥‥こんなことなら父さんの畑仕事手伝っとけば‥‥)
そんなとき、兵長が私を助けにきてくれましたよね。あのとき、私はカッコいい王子様が来てくれたのかと思いました。
リヴァイ「おい。新兵、なぜ帰らない」
ペトラ「‥‥‥‥ガスがきれてしまい‥‥馬も逃げてしまいました‥‥」
リヴァイ「それで‥‥‥‥」
兵長がなるほど、とでもいうように私の濡れたズボンを見たのは今でも忘れられません。正直、悪夢のようです。
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- 3 : 2018/04/06(金) 16:25:54 :
- リヴァイ「‥‥‥‥」
ペトラ「‥‥‥‥」
私のズボンは汚いのに、兵長は気にせず御自分のジャケットを掛けてくれた時はとても嬉しかったです。
しかもその上、お姫様だっこまでしてもらって。
後から、兵長が大の綺麗好きと言うことを知り申し訳なく思いましたが。
あのときから、私のすべてを兵長に捧げると誓いました。兵長がお望みなら処女膜も捧げます。
リヴァイ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」ゴホッ
兵長は、時折物悲しい表情を浮かべていましたね。どういうことを考えてあんな表情をしているのか今となっては聞けませんが、悲しいことなんて考えず、面白いことだけ考えてください。
エレンだって新兵の子達だって、兵長の見方ですよ。
兵長、私の命を救ってくれたのが兵長で本当によかったです。私は、兵長が大好きでした。
恋愛の方の意味も含めて、です。
私はお空で兵長が悲しくならないよう、死なないよう、元気でいてくれるよう願っています。
寂しいときは、空を見てください。私も、空から兵長を見ています。
兵長の体調が悪くならないことを願っております。
敬具
ペトラ・ラル
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- 4 : 2018/04/06(金) 16:28:32 :
- ※※※※※※
ハンジ「あれぇ?どしたの?リヴァイ」
ハンジ「それ、涙!?」ギョッ
リヴァイ「馬鹿いえ。俺は泣かねぇ。目にゴミが入っただけだ」ゴシッ
リヴァイ「‥‥‥‥‥‥ありがとな‥‥。ペトラ」
ハンジ「え?何かいった?」
リヴァイ「いや、何も」フッ
ハンジ「‥‥‥‥‥‥」ビックリ
end
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- 5 : 2018/04/10(火) 15:21:48 :
- 切ないな…
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- 6 : 2018/04/10(火) 20:50:33 :
- >>5
コメントありがとうございます!
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