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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

アルミン「...おっぱい揉みたい」エレン「...おう、そうだな」 ※グロ注意

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  1. 1 : : 2018/03/03(土) 23:57:23
    どうも初めまして、バ-ドフェイスと申す者です。
    本当はラ〇ライブ!のSSを書くつもりでしたが、なんせ初投稿なので女の子しか出てこない作品は難しいかなぁと思い、
    僕が長年SSを読んできた進撃の巨人の作品を書こうと思います。

    ※注意※
    ・誤字脱字がありましたら言ってください
    ・超絶スロー更新です
    ・つまらなかったらブラウザバックをお願いします...
    ・進撃以外で書いてほしいなぁという作品があったらリクエストお願いします!
    ・寂しがり屋なのでコメントくれると嬉しいです
    ・世界観は「進撃!巨人中学校」な感じです
  2. 2 : : 2018/03/03(土) 23:58:20




































  3. 3 : : 2018/03/04(日) 00:06:09
    ラ○ライブ!(笑)
    書いてほしい!

    あと期待…
  4. 4 : : 2018/03/04(日) 00:09:28





    チュンチュン...チュン......










    ...小鳥達が囀る声が聞こえ、カーテンの隙間から
    柔らかな朝日が差し込んでくる。








    被っていた布団からゆっくりと体を出し、欠伸を一つ。
    ぐーーんと背を張り、大きく伸びをする。





    そのまま立ち上がった僕は部屋のカーテンを開け、
    日光をうんと浴びてから廊下に通じているドアを開ける。



    廊下から下へと伸びる階段をゆっくりと降りていくと
    母が朝ご飯の支度、父が新聞を読みながらコーヒーを飲んでいる光景が目に入ってくる。リビングに隣接する畳部屋では、おじいちゃんが本を読んでいた。





    僕は今日も、元気な笑顔で3人に向かって朝の挨拶。









    アルミン「おはようっ!」
  5. 5 : : 2018/03/04(日) 00:10:24
    あるっとあにさん、コメントありがとうございます!
    この作品が無事完結するかも分かりませんが、
    精一杯頑張ったらラブライブも書いてみようと思います!
  6. 6 : : 2018/03/04(日) 00:17:18
    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーー
    ーー




    ~学校~






    アルミン「...っていう訳ですよ」

    エレン「...悪い。まったく意味がわからん」

    アルミン「はぁ!?君は今まで何を聞いていたのさ!」

    エレン「いや突然お前の起床を語られても意味わからんわ!」

    アルミン「とにかく今日も僕はいつも通りの朝を無事迎えられたって事だよ!」

    アルミン「いつもいつも無事な朝が迎えられる訳じゃないんだよ!?」

    アルミン「ニュースでは僕達と同じ位の歳の子が事故で死ぬことが伝えられたりするけど」

    アルミン「あれは他人事じゃなくて僕達にも起こりうる事なんだ」

    アルミン「だから僕は今日も幸せだよ。いつも通り君と仲良く喋ることができて。」

    エレン「アルミン...」

    アルミン「...あー喋ったら疲れた。おっぱい揉みたい」

    エレン「...お前に一瞬でも感動したオレが馬鹿だった」

  7. 7 : : 2018/03/04(日) 00:30:19
    ライナー「おいお前ら、おっぱいがどうしたって?」ヌッ

    エレン「うおっ!お前いつの間に...」

    アルミン「いや別に大したことないよ。いつも通りおっぱい揉みたいって言ってるだけ。」

    ライナー「そうか...そうだな。」

    エレン「ライナーは揉んだことないのか?お前男前だからモテそうじゃねぇか」

    ライナー「オレは何故かホモっていう印象が強いらしくてな...全くモテん」

    アル・エレ「「なっとくー」」

    ライナー「何でだよ!」

    ジャン「...ったく、ゴリラと死に急ぎ野郎と亀頭ヘッドが朝からうるせぇと思えば、下らねぇ話してんな。」

    アルミン「その亀頭ヘッドって僕のあだ名?光栄だなぁ!」

    エレン「うるせぇよジャン!お前は馬だから人間のおっぱいには興味ねぇんだろ!?」

    ジャン「はぁ!?俺だって揉みてぇよおっぱい!」

    ジャン「だがモテそうにないから毎晩毎晩ミカサの鋼鉄ぱいを想像して...って何言わすんじゃぁぁい!!」

    ライナー「正直ドン引きだな」キリッ

    エレン「お前ミカサオカズにして抜いてたのか...」

    アルミン「うわぁ...」

    ジャン「だ、黙れてめぇらぁぁあ!!」

    マルコ「ほらジャン、そろそろ席に着かないと...」

    アルミン「童帝マルコじゃないか、おはよう!」

    マルコ「おはよう。アルミン達は今日も元気だね!」

    ライナー「...オレもあだ名欲しいな」ボソ

    エレン「ライナーはガチホモクソゴリラだな!」

    ライナー「悪いがそれはなかなかオレの心にくるものがあるな...」

  8. 8 : : 2018/03/04(日) 00:50:11
    __僕達はいつもこんな感じだ。
    朝から中学生らしい下ネタ満載の会話をして爆笑。
    多分女子には相当引かれてる。多分てか絶対。
    そんなことよりおっぱい揉みたい。あぁもう口癖だわこれ。
    おっぱい。多分寝ぼけてる時に先生に当てられたらつい言ってしまうのではなかろうか。おっぱい。









    エレン「...何してんだアルミン」

    アルミン「何って、ただカッコつけてるだけだよ?」

    エレン「伝わってきた情報はおっぱいだけだがな」

    アルミン「まぁまぁ...」



    キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン…




    ガララ




    先生「おーし朝のホームルーム始めるぞー」



    生徒「「「はーい」」」



    アルミン「(朝のホームルーム。先生が出欠とって連絡事項を言って、あとは5分くらい自習か読書。)」

    アルミン「(まぁ自習時間は男子は殆どの人が寝てるかなぁ)」

    アルミン「(勉強しよう...)」カリカリ…










    ____僕は常に色々な事を考えてる。でもそれは、普通の人とは少し違うこと。例えば、いつどんな時でも僕は『死ぬ可能性』を考えてる。電車に乗っている時は事故、
    家にいる時は火事や地震、道を歩いている時は通り魔など。
    それぞれのシチュエーションで起こりうる『僕が死ぬ』可能性を、いつもいつも考えている。だって死ぬのは怖いから。
    下ネタが好きというのも、そんな暗い思考を誤魔化すためだからかもしれない。友達と笑っている時、僕は最高に幸せで、暗い考えは闇に身を潜めてくれる。

    だから、だから僕は






    僕は_____








    アルミン「...おっぱいが大好き♡」






    先生「どうしたアルレルト」







    アルミン「あ、すみません先生!揉んだことはありません!」

    先生「いや俺も揉んだことねぇし...って何言わせるんだ!廊下立ってろ!!」

    アルミン「はーい」ガラッ

    先生「...コホン。自習を続けなさい。」


    \エ-、センセイドウテイナノ!?/ \ダッセ-/

    \マホウツカイナンジャネ?/ \ヤバイナソレ/


    先生「...っ!今日は終わり!アルレルト!戻っていいぞ!」ガララ

    アルミン「うわぁい」



  9. 9 : : 2018/03/04(日) 00:52:37
    今日はここまでです!また明日更新できたらします!
    では。
  10. 10 : : 2018/03/04(日) 11:49:16






    キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン…






    エレン「アルミン、1時間目理科だぞ。荷物持って早く理科室行こうぜ!」

    アルミン「あ、うん。そうだね」

    ライナー「...?アルミン、顔色が悪くないか?」

    マルコ「ほんとだ、大丈夫?」

    アルミン「...え?そうかな?」

    エレン「確かにそうだな...。アルミン、本当に辛くなってきたら言えよ?俺も保健室まで付き添いとかするから」

    アルミン「エレン...ありがとう。でも大丈夫だよ!」ニコッ

    エレン「そっか。なら皆、早く行こうぜ」

    アルミン「...ごめんエレン、ちょっと先に行ってて?」

    エレン「え?お、おう」

    マルコ「どうしたの?」

    アルミン「今日僕が日直だから、教室の戸締りを確認しないといけないんだ」

    ライナー「そういやそうだったな」

    エレン「そっか。じゃあ先行ってるぞー!」

    アルミン「うん!」


    ガララ

    ダッダッダッ…




    アルミン「...はぁ...」

    ジャン「...おい、大丈夫なのか?」

    アルミン「ジャン...」

    ジャン「また発作が?」

    アルミン「いや、大丈夫。今回のは軽めだし、すぐ皆と話せたから」

    ジャン「...そうか。あんまり無理すんなよ?」

    アルミン「皆もそうだけど...ジャンはやっぱり優しいね」

    ジャン「はぁ!?」

    アルミン「だって僕が日直で戸締りに戻るっていうのを知ってて教室に最後まで残っててくれたんでしょ?」

    ジャン「ま、まぁそうだけどよ...」

    アルミン「ふふ、ホントに何でジャンがモテないのか分からないね」

    ジャン「いやそれとは関係ねぇし!」

    アルミン「じゃあ早く行こっか!理科室まで競走!」ダッ

    ジャン「お、おい!ちょっと待てよ!廊下走ってんのキース先生に見られたら殺されるぞ!」

    アルミン「はぁ?あのハゲがなんだって?ジャン、校則は破るためにあるものなんだよ!」

    ジャン「し、知るかそんなもおおおおん!」




    ダッダッダッ…








    キース「...やっぱりハゲって言われるのか...俺は...」ズ-ン
































    ~???~


    ???「...ねぇ、やっぱりあの子筋が良いわ」

    ??「そうだな。これはどっちに転ぶか分からんなぁ」

    ???「最終決定は?」

    ??「うーむ...今回も私はアルミンで」

    ???「OK、分かったわ。さてこちらはどの子にしましょうか...」

    ??「どちらに転んでも面白そうだが、これは賭けだからな。私は勝つぞ。アルミン、頑張れよ...」

    ???「ふふ、私も決めた。じゃあ...始めるわよ」

    ??「ああ」
















    謎の2人は暗闇の中ゲラゲラと笑う。
    運命のシナリオは、今ここにその産声を上げた...
  11. 11 : : 2018/03/04(日) 12:19:13






    _____僕にはさっきジャンが言ったみたいに、たまに発作が出ることがある。これが初めて出たのはまだ入学して間もない頃だ。


















    ~約一年前 放課後の中学校・教室~




    この日も僕は日直で、放課後教室に残って日誌を書いていました。








    アルミン「(ここが中学校...)」ドキドキ

    アルミン「(思ったより生徒が多くてちょっと緊張してるけど、エレンやミカサも同じ学校だし、大丈夫!たくさん友達作れるかなぁ)」










    ___僕はこの頃から、色々な事を常に考える癖がありました。









    アルミン「(やっぱり中学校みたいに大きい建物は建てるのが大変なんだろうなぁ)」

    とか

    アルミン「(この学校おっぱい大きい人多いなぁぐへへ)」

    とか

    アルミン「(うわ制服の女子がたくさん...!黒ニーソそしてワイシャツから透けるブラ...!あーもう死んでもいい)」





    ...ちなみにこの頃から変態でした。
    多分初めてエロサイト見たのは小4の時です。
    ...おっと、無駄話をしてしまいましたね。







    アルミン「(...『死ぬ』、かぁ。)」ハァ

    アルミン「(小さい頃から『死んだらどうなるのか』ってずっと考えてるけど、答えはある訳ないし未だに怖い)」

    アルミン「(だって僕が死んでもこのまま未来へ時間は流れていくし、宇宙が何なのかも分からない。)」

    アルミン「(だからといって不老不死は怖い)」

    アルミン「(僕の友達がもう死んでもずっと生きて、地球の最期まで見届ける?)」

    アルミン「(その膨大な年月を考えたら、死ぬのも不死なのも怖い...)」





    アルミン「(...ってあれ?僕なんか息が荒くなって...)」ハァハァ




    アルミン「(やばいやばいやばいやばい、思考が止まらない、死ぬの、怖い...!!!)」ハァハァ




    アルミン「(っあぁあああ!!)」ハァハァ








    ???「...おい!?大丈夫かお前!?」



    アルミン「き、君は...!」ハァハァ

    ジャン「今日自己紹介したよな、ジャンだ」

    ジャン「それより、何があったんだよ!?」

    アルミン「...怖い」ハァハァ

    ジャン「?」

    アルミン「怖いんだ!死ぬのが!そしてその思考が止まらないのが!僕は、僕は...!!」ハァハァ

    ジャン「1回落ち着け!ほら!俺が背負うから保健室行くぞ!」ダッ

    アルミン「う...ありがとう、ジャン...」













    ____その日から、僕は突発的に発作がでるようになりました。
    病院の診察結果はパニック障害。
    動悸や息切れがある事をトリガーに起こってしまうらしいです。
    僕の場合、それは止まらない自分自身の思考のループ。
    あまり他の人に打ち明けると敏感になってしまうかもしれないということで、あの場にいたジャンにだけ伝えました。













    それから僕は何度か発作が起こる事もありましたが、
    同じクラスには優しい友達がたくさんいて、
    毎日楽しく過ごすことで少しずつ症状は緩和されてきました。
    今も少し苦しくなると薬を飲みますが、
    友達が最高の薬なのかもしれません。











    アルミン・アルレルト














    アルミン「...よし、こんなもんかな」

















    エレン「お前国語の時間に突然自分語り始めると思ったら...」

    エレン「衝撃のカミングアウトじゃねぇえええかぁぁぁぁぁぁぁあ!!!このファゲぇえええええ!!!」ガタッ

    アルミン「いいじゃないか!!話す機会が無かったんだから!!」

    ライナー「にしてもそんなことがな...」

    マルコ「まぁこれからは僕達もアルミンをさらに支えられるように頑張るよ!」

    エレン「ま、そうだな!」












    先生「...あの...授業中なんですけど...」
















    キース「...何処かで私を呼ぶ声がした気が...」
  12. 12 : : 2018/03/04(日) 12:35:46
    面白い。期待!
  13. 13 : : 2018/03/04(日) 12:37:26
    ~帰り道~

    アルミン「はぁーーー今日も学校だるかったねえ」

    エレン「そうだなぁ」

    ミカサ「アルミン、エレン」ヌッ

    エレン「うぉミカサ!?お前どっから湧いて出た!!」

    ミカサ「最近3人で帰ることが減ったから、2人の後をつけてきた」

    アルミン「全く気が付かなかったね...」

    エレン「まぁクラス違うからしゃーねぇだろ」

    アルミン「そう言えばミカサのクラスはどうなの?楽しい?」

    ミカサ「ええ...まぁまぁ」

    エレン「そうかぁ。確かベルトルトやクリスタ達が同じクラスだっけ?」



    僕達の中学校は生徒数が意外にも少なく、
    一学年に二クラスしかないのだ。



    アルミン「来年はミカサ達と同じクラスがいいなぁ」

    エレン「そうか、もうすぐ中二だもんなぁ」

    ミカサ「そう、時間が流れるのは早い。エレン、来年こそ絶対同じクラスに...!」グググ

    エレン「あーーわかったわかったって!!普通に痛てぇ!!腕離して!!」

    アルミン「あ、そう言えば今日僕の家にエレンが来るから今日はここでミカサとはお別れだね」

    ミカサ「そう...残念。」

    エレン「おう、じゃあな!」フリフリ

    ミカサ「うん...」フリフリ












    ~アルミン宅~


    アルミン「さ、着いたよ」

    エレン「おう...なんか久しぶりだな!」

    ライナー「俺は初めてだがな」

    マルコ「僕も」

    ジャン「俺も」

    エレン「どぅわぁぁぁぁあっ!!?なんだてめぇらぁあ!!」

    アルミン「あれ、言ってなかったっけ?皆来るって」

    エレン「知らねぇよ!なんでホモやら馬やら帝やらが湧いてんだよ!!」

    アルミン「今日は第14回オカズ披露大会だよ?」

    エレン「あ、そうだったな」

    アルミン「さ、皆僕の部屋へ」

    アル爺「アルミーーーーン!!!オカズがどうしたってぇえーーーーー!?」

    アルミン「...ちょっと黙らせてくるから皆は先に部屋へ」

    エレン「お前あの仲良い家族の朝の風景は何だったんだよ...」

    マルコ「まぁそれは置いといて」

    ライナー「さぁ行くぜ」

    ジャン「おう」


  14. 14 : : 2018/03/04(日) 12:38:14
    codeさん期待コメありがとうございます!
    頑張ります!
  15. 15 : : 2018/03/04(日) 12:42:38
    ここで唐突な設定の詳細


    一年A組メンバー

    男子:アルミン、エレン、ライナー、マルコ、ジャン
    女子:ミーナ、ハンナ(Withフランツ)

    一年B組メンバー

    男子:ベルトルト、コニー
    女子:アニ、ミカサ、クリスタ、ユミル、サシャ



    伝え忘れましたが彼らは中学一年生でもうすぐ2年生です。
    B組のストーリーについては後ほど書きますので
    それまでどうか汚い下ネタにお付き合い下さい。
  16. 16 : : 2018/03/04(日) 12:57:42


    ~畳部屋~

    アルミン「ちょっとお爺ちゃん!オカズとかお母さんに聞かれたらどーすんのさ!!」

    アル爺「いやすまんのう、少し昔を思い出したんじゃ」

    アルミン「昔?」

    アル爺「わしもアルミンと同じで、金髪貧乳好きな脚フェチ野郎だったんじゃよ」

    アルミン「なんだってぇ!?僕お爺ちゃんを初めて尊敬した気がするよ!!」

    アル爺「それはなかなか心にくるものがあるのぅ」

    アルミン「じゃあ行くね!」

    アル爺「ちょっと待てアルミン。さっきニュースで色々やっておったぞ」

    アル爺「可愛い女優の初写真集が出たとか、動物が活発になってて襲われた人がいたとか、強盗団が警察の拳銃を奪って逃走したとか、『高校生が通り魔で殺された』とかな」

    アルミン「...!」

    アル爺「お前は聡明じゃ、アルミン。だからこそ色々なことを考えてしまう。」

    アルミン「...」

    アル爺「じゃがお前には沢山の友達がいる。あの子らを大切にして楽しく過ごせば、きっと何もかも大丈夫じゃよ。」

    アル爺「ま、物騒な事が多いこの世の中じゃ。事故や事件には気をつけるんじゃよ」

    アルミン「うん、ありがとうお爺ちゃん」

    アルミン「...僕は死なないよ。まだこんな所じゃ死ねないんだ」

    アルミン「まだおっぱいも揉んでないどころか童帝も卒業してないんだ」

    アルミン「じゃぁまたあとで!」







    アル爺「...アルミンがおっぱいおっぱい言うから久しぶりに揉みたくなってきたわい」

    アル爺「ばぁさんや!!久しぶりに揉ませておくれ!」












    アル母「(やっぱりアルミンの変態はお爺ちゃん譲りなのね...)」ハァ
  17. 17 : : 2018/03/04(日) 13:22:42
    ~アルミン部屋~

    アルミン「イカ臭いのは気にしないでさぁ入って!」

    エレン「朝の美しい描写はどこへ行ったのか...」

    ライナー「うお、壁一面にティッシュ箱が取り付けられてるのか...」

    ジャン「ゴミ箱のサイズおかしいだろ...勉強机よりでけぇじゃねぇか...」

    アルミン「それでも君は僕にテストで勝てない」ニヤリ

    ジャン「くっ...!」

    アルミン「ジャン僕のゴミ箱で勉強したら?」

    ジャン「しねぇよ!!」

    エレン「まぁまぁ、とりあえず披露といこうぜ」

    マルコ「誰から?」

    ライナー「じゃあ俺から」

    皆「「「パスで」」」

    ライナー「ぬわぁんでだよ!!」

    アルミン「だって話の流れからしてライナーは男の写真集出すでしょ」

    エレン「そうだぞライナー、ホモはいらねぇんだ」

    ライナー「逆にそう思ってたならなんで俺を招いたんだよ...」

    ジャン「まぁいいじゃねぇか、皆」

    ジャン「こいつの趣味を拝んでやろうぜ」

    アルミン「(まぁ恐らく…)」

    エレン「(ライナーは…)」

    マルコ「(クリスタ似の…)」

    ジャン「(金髪貧乳JK…)」



    ライナー「俺は...これだぁぁぁあっ!!!」バサ








    マルコ「...」
    ジャン「...」
    エレン「...」
    アルミン「...」





    エレン「ガチで男の写真集じゃねぇえかぁぁぁぁぁああっ!!!!」バシ-ン

    アルミン「そういう趣味だったのか...」

    ライナー「いや違うんだ!!お前らがどうせホモって言うだろうからそれを予測してわざと...!」

    ジャン「おい近づくなホモ!掘る気か!」

    ライナー「んなわけあるかぁっ!!」

    ライナー「本当のオカズはこっちだぁぁあ!!!」







    マルコ「あ、やっぱり」
    アルミン「まぁそうだよね」
    エレン「だな」
    ジャン「予想的中」


    ライナー「俺は何をしても結局引かれるのか?」

    アルミン「いや、そんなことないさ」

    アルミン「性癖は人それぞれだし、ライナーの場合はちょっと分かり易すぎただけなんだよ」

    エレン「よーし次は誰だぁ!?」

    マルコ「じゃあ童帝マルコスいきまーす」

    ジャン「こいつ完全に自分のネタにしやがったな」

    アルミン「むむむやりおる」






    マルコ「僕は...これッ!!!」バサ








    一同「「「おお...!!」」」



    アルミン「君はドMだからね、こう来るのはある程度予測が付いてたさ」

    マルコス「さすがだね、変態の神アルメニウス」

    アルメニウス「いやぁそれほどでも!」

    エレン「おいてめぇらの名前のせいでSSの趣旨が変わりそうだからやめろ」

    ジャン「マルコス、アルメニウス...www」

    ライナー「あ、ジャンがツボったぞ」

    アルミン「我が名は変態神アルメニウス、汝に名を授けようぞ」

    ジャン「ちょっwww」

    エレン「身体中にwwティッシュ貼ってるwwww」

    アルミン「これが私の真の姿だ。エレクトリアよ。」

    ライナー「なんでエレンだけ女神っぽいんだよww」

    アルミン「ふふww...汝はホモ神のライナーではないかww」


    一同「「「wwwwwww」」」



    ライナー「俺だけ名前そのままでホモ神ってひでぇよ」

    アルミン「さーて気を取り直して次いこうかぁ!」

    ジャン「ティッシュはそのままなのか...ふふw」


  18. 18 : : 2018/03/05(月) 22:05:07
    アルミン「はいじゃあ次。ジャン。」キリッ

    エレン「切り替えのテンポが早くてよろしい」

    ジャン「ついに俺か...」

    ライナー「おいおいお前まさか恥ずかしがってるのか?」

    マルコ「やめてくれよ気持ち悪い」

    ジャン「マルコ...てめぇは原作じゃあそんな性格じゃなかったはずだぞ...」

    アルミン「まぁ男が恥ずかしがってるの見ても誰も得しないからさ」

    エレン「そうだぞジャン、早くしろ」

    ジャン「ちっ...てめぇらなぁ...」

    ジャン「ほらよ」






    一同「「「あーっ...」」」







    ジャン「なんだよ!その反応は!」

    ライナー「いやその...な?」

    エレン「黒髪で貧乳、東洋系の顔立ち」

    アルミン「まんまミカサじゃん」

    マルコ「しかもドS...なかなかこじらせてたんだね、ジャン...」

    ジャン「マルコてめぇにだけは言われたくねぇよ」

    アルミン「さて次いこうか」

    エレン「あと残ってんのは...俺とアルミンか」

    アルミン「僕のはライナーと似たモノだったし、エレンが
    発表で終わりかな」

    エレン「そうだったのか」

    エレン「よし...じゃあいくぜ?」






    一同「「「おおお...!!」」」







    アルミン「なるほどねぇ...」

    ライナー「金髪そして巨乳...」

    マルコ「これは完全にアニだね」

    ジャン「エレンのくせになかなか良い趣味してんじゃねぇか」

    エレン「っへへ、だろ?」テレテレ

    アルミン「そこで少年漫画的な照れを入れてくるのは流石主人公ってとこだね」

    マルコ「この美女に蹴られる...イイ...」ムクムク

    ライナー「おいマルコお前今イェーガーしてるのか?」

    マルコ「ちょっと興奮してきてね...」

    ジャン「お前のミミズは見たくねぇよ別に」

    アルミン「そうだ!いいこと思いついたぞ!」ガタッ

    エレン「どうした突然」

    ライナー「まぁだいたいこいつの言う『いいこと』は悪いことだけどな」
  19. 19 : : 2018/03/05(月) 22:42:06
    アルミン「ふふふ...皆、これで遊ぼう!」バッ

    エレン「...トランプ?」

    ジャン「なんだアルミン、手品でも見せてくれんのか?」

    ライナー「トランプに射精でもするのか?」

    マルコ「トランプを無理やり僕の尿道に入れてくれるのかい?」

    エレン「この中に正常な思考の人間はいねぇのか」

    ジャン「マルコに至ってはもう末期だろ」

    アルミン「チッチッチッ、違いますよ諸君。」

    アルミン「やることは至ってシンプル!ババ抜き!」

    ライナー「ほう」

    ジャン「ババ抜きなんてやってどーすんだよ?」

    アルミン「負けた人は僕達の前で抜いた後、今日持ってきてもらったオカズを焼却処分してもらう」ニッコリ

    エレン「うわぁまじかぁ...」

    ライナー「ふっ...なかなかおもしろそうだな」

    マルコ「皆の前で...抜く...」ムクムク

    アルミン「マルコ早いよ」

    アルミン「ってことで、早速やりましょうか!」

    エレン「てめぇらズルは無しだからな!」

    ライナー「当たり前だ!」

    ジャン「お前こそビビってズルすんじゃねぇぞ!」

    マルコ「抜きたいけど焼かれたくないなぁ」

    アルミン「マルコはもうキャラがどうなってんのさ」

    アルミン「よーし、トランプ切ったから分けてくよー」


    皆「「「おう(うん)!」」」












    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーー
    ーー







    ~同時刻・商店街~

    ユミル「なぁクリスタ、結婚しよう?」

    クリスタ「ユミル、それ今日だけで何回言ってるの...」

    サシャ「ふぉうでふよふみる!ふぁいあーびゃふぁいんぶぇふかわ...」モグモグ

    ユミル「食べながら喋んなよ汚ぇな!」

    クリスタ「サシャまたパン食べてるの!?」

    サシャ「...ごくん!っふぅ...」

    ユミル「そういえばお前、今日はコニーと一緒じゃないんだな」

    サシャ「はい!コニーは家族と食べ放題のお店に行くらしくて...羨ましい...」

    クリスタ「コニーは家族と仲良しだね!」

    ユミル「へぇー、あいつ家族と仲良いのか」

    サシャ「コニーがご飯食べる時一緒なのは、私かコニーの家族くらいなんじゃないですかね」

    クリスタ「サシャとコニーも仲良いよねー」

    ユミル「っへへ、なんかねぇのかよサシャ?浮いた話の一つや二つ...」

    サシャ「ありませんねハイ。」

    クリスタ「即答なんだね」

    ユミル「ったく...って、お?」

    クリスタ「どうしたの?」

    ユミル「あそこの本屋にいるのってミカサじゃねぇか?」

    サシャ「むむ、確かにそのようですね」

    クリスタ「あんなに必死で、なんの本を読んでるのかな?」

    ユミル「ちょっと声掛けてみようぜ。幼なじみの変態共もいないみたいだしな」

    サシャ「エレンとアルミンは変態なんですね...」

    クリスタ「ええ...そうなんだ」

    ユミル「お前らなぁ...あんなに毎日騒いでたらいくら隣のクラスでも分かるだろ」

    ユミル「まぁそれは置いといて、ほら行くぞ!」ダッ

    クリスタ「うわ、待ってよユミル!」

    サシャ「ぐっ...食べた直後のダッシュはなかなかお腹にきますね...ゲロ吐きそうです」

    クリスタ「そういう汚い言葉はあんまり使わないの!」

    サシャ「じゃあ...反芻しそうです」

    ユミル「もう一回飲み込んでんじゃねぇか...更に汚ぇよ」




  20. 20 : : 2018/03/05(月) 23:03:54
    マルコやばいww
  21. 21 : : 2018/03/05(月) 23:08:03
    ~同時刻・中学校屋上~

    ベルトルト「(...はぁ)」

    ベルトルト「(もうすぐ一年生が終わっちゃうのに)」

    ベルトルト「(アニと全然話せてない!)」クワッ

    ベルトルト「(中学生になったら勇気を出して告白しようってことまで考えてたのに...)」








    ヒュウウ…








    ベルトルト「(風が冷たいなぁ...)」



    ____12月の冷たい風はベルトルトの全身へ強く吹きつけている。
    12月。つまり、もうあと少しで三学期制のこの学校は冬休みに入る。そして冬休みが明けたら、三学期。今のクラスのメンバーで過ごす最後の時間となるのだ。







    ベルトルト「(クリスマスももうすぐだし、アニは誰かと予定でもあるのかな)」

    ベルトルト「(それとも、無いのかな)」

    ベルトルト「(...もし無かったら、プレゼントでも買って渡してみようかな)」



    はぁ、とついた溜息は白く残るが、風に吹かれすぐに消えてしまった。

    ベルトルトは自分の優柔不断な性格が嫌いで仕方がない。
    もしこんな時、幼馴染みのライナーのような決断力があったらなぁと常に考えているのだ。


    ベルトルト「(ライナー、ライナーか...)」




    そこで、ふと気がつく。





    ベルトルト「(...なんでライナーに相談しなかったんだ!?)」

    恐らく、迫るタイムリミットにプレッシャーを感じ、
    そのようなことを考える心の余裕が無かったのだろう。
    またもや自分のメンタルの弱さに溜息が出るベルトルト。

    しかし、これで打開策は見つかった!
    クリスマスまで時間はあまり無いが、
    自分にできる最大限のことをやってみようではないか!



    ベルトルト「(ライナーに相談すれば、良いアドバイス
    をもらえるかもしれない!)」

    ベルトルト「(そしたら、屋上で1人カッコつけてる場合じゃないね!急いでライナーに会いに行こう!)」ダッ





    嬉しそうに走り出したベルトルト。
    しかし、屋上にある扉の冷たいドアノブに手を掛けたところで、ふとあることに気がつく。





    ベルトルト「(向こう側に、誰かいる?)」



    ベルトルトが黄昏ていたのとは反対側に、小柄な少女がいたのだ。


    風に靡く金髪が美しいその少女がゆっくりと、こちらへ振り向く。






    アニ「...ベルトルト、いたんだ。」

    ベルトルト「っう、うん!まあね!」ドキドキ



  22. 22 : : 2018/03/05(月) 23:10:07
    ジャン最高@3周年さん、コメントありがとうございます!
    マルコはもう完全キャラ無視しちゃってますねw
  23. 23 : : 2018/03/05(月) 23:37:23





    ベルトルト「あ、あのさ、アニは...こんな所で、何してたの?」

    アニ「いや、別に...ただちょっと風に当たりたかっただけだよ」

    ベルトルト「そ、そっか...」

    アニ「...」

    ベルトルト「...」

    ベルトルト「(...会話が続かない!)」

    ベルトルト「(どうしようどうしよう!こんな時ライナーがいてくれたらなぁ...!)」

    ベルトルト「(...いや落ち着けベルトルト!むしろこれはチャンスなんだ!)」

    ベルトルト「(ここで上手く会話できれば、クリスマスの予定を聞き出せるかもしれないんだ!)」



    ベルトルト「...よーし...」

    アニ「...どうしたの?顔、真っ赤だけど」

    ベルトルト「い、いや、なんでもないんだアハハ!!」

    アニ「そう...」

    ベルトルト「...あのさアニ。こ、こうやってふ、2人だけで話すの、久しぶりじゃない?」

    アニ「ん、まぁそうだね」

    ベルトルト「懐かしいね、僕達の故郷。」

    アニ「あんたとライナーとはあそこに住んでた時からずっと一緒だね」

    ベルトルト「そうだね...」






    ベルトルトは自分、そしてアニ、ライナーの故郷を思い出す。

    いつからだろう?アニにこんなに惹かれるようになったのは。



    ベルトルト「あ、あのさ 『キーンコーンカーンコーン!!』

    アニ「あ、そういえば今日部活無しだから帰り早いんだったね」

    ベルトルト「う、うん」


    アニは急ぎ足で扉へと向かっていく。
    ベルトルトとの距離が、どんどん開いていく。



    アニ「ほら、あんたも早く降りないと怒られるよ?」

    ベルトルト「そうだね...」ハァ

    アニ「...?」

    ベルトルト「...」

    アニ「...じゃあ、私先に降りてるから」






    ベルトルト「ち、ちょっと待って!!」






    アニ「...何だい?用事があるなら早めに済ませて欲しいんだけど」

    ベルトルト「あ、あのさ、アニはその、く、クリスマスに、何か予定とかあるのかな、なんて...」

    アニ「...」







    アニは無言で俯く。...沈黙が痛い。どうやら風も強くなってきたようだ。







    ベルトルト「(あーーー終わった!!)」

    ベルトルト「(やっぱり相談してからにすべきだったんだ!)」

    ベルトルト「(そうだよね、突然予定なんて聞かれたら怪しまれるよね...)」

    ベルトルト「(そうだよね、そうだね、そだね...フフ、カー娘みたい...)」

    ベルトルト「(っていかんいかん!こんな時になんてことを考えてるんだ僕は!)」



    アニ「...よ」



    ベルトルト「へ?」


    アニ「だから、今年のクリスマスは特に予定無いって言ってるの」

    ベルトルト「あ、そ、そうなんだ!ありがとう!」

    アニ「でも突然どうしたんだい?予定なんて聞いて」

    ベルトルト「い、いや別に!?ただ気になっただけだよ!」

    アニ「ふーん...じゃ、私行くから」

    アニ「あんまりこんな所にいると、風邪引くよ。じゃあね。」

    ベルトルト「う、うん!じゃあね!」









    バタン…








    ベルトルト「...っふううううう!!!」ドサッ





    ベルトルトは冷たいコンクリートの床へへなへなと倒れ込んだ。




    ベルトルト「(僕にしては、なかなかファインプレーじゃないか!?)」


    ベルトルト「(ライナーに、色々言わなきゃ...!)」










    ベルトルトはさっきよりも更に嬉しそうな表情で、
    屋上の扉のドアノブに手を掛ける。

    その少し錆びついた金属には、ほんの少しだけアニの手の温もりが残っていたのだった














    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーーー
    ーー
  24. 24 : : 2018/03/05(月) 23:52:55
    ~アルミン宅~


    アルミン「...さて、次は僕がエレンから引く番だね」

    エレン「おう、どれでもいいぜ」

    アルミン「(エレンには嘘をつくと耳が赤くなる体質がある。それさえ知っていれば、彼には勝ったも同然ッ!)」

    アルミン「...これがジョーカーだね?」チラッ

    エレン「いや、ちげぇぞ。」

    アルミン「これ?」

    エレン「いや」

    アルミン「これ?」

    エレン「いや」カァッ

    アルミン「(耳が赤くなった!てことはこれがジョーカーだから、これ以外を引けば...!)」

    アルミン「ええいっ!」

    アルミン「...て、あれ?」

    エレン「ふっ...残念だったなアルミン」

    アルミン「(なんでだ!?ジョーカーを引いてしまった!!)」

    エレン「いつまでも俺は同じじゃないんだぜ!」

    アルミン「くっ...成長したね、エレン。」

    ライナー「お前ら盛り上がるのはいいけど、口に出すとどこにジョーカー行ったか分かっちまうじゃねぇか」

    アルミン「あ、そうだね。ごめんごめん」

    ジャン「よし、じゃあ次は俺がアルミンから引くぜ」

    アルミン「うん」



    ・・・5分後・・・



    ライナー「...くっ!こっちか!?」



    ライナーは自分の引いたカードをゆっくりと裏返す!
    そこには...意地悪そうに笑う悪魔の顔!!


    ライナー「ぐあー!」









  25. 25 : : 2018/03/06(火) 00:11:14
    ジャン「へっ...読みがあめぇんだよライナー!」

    ジャンがライナーのシャッフルされた2枚のカードから片方を強く取る!


    ライナー「そ、そんな!!」

    ジャン「よし!危なかったが、俺の勝ちだ!」

    アルミン「お、決着ついたね」

    エレン「てことは、これで」

    マルコ「ライナー罰ゲーム決定だね...」シュン

    アルミン「マルコ、そんなに抜きたかったらトイレで抜いてきて...トイレットペーパー自由に使っていいから」

    マルコ「ふぉんとに!?ありがとうアルミン!!」ダッ

    ライナー「く、くっそお...」

    アルミン「ま、抜くのは流石に気持ち悪いからいいさ」

    アルミン「その代わり、君の勃ったイチモツを写真に収めさせてもらう」

    アルミン「その写真さえあれば、君を脅して色々出来るしね♡」

    エレン「そっちの方がよっぽど鬼じゃねぇか...」

    ジャン「...本当に負けなくてよかったぜ」

    ライナー「く...仕方ないな...」ヌギヌギ

    ライナー「ほらよ」ポロン



    一同「「「うわ...」」」




    ライナー「何だその引き様は!出せっつったのお前らだろうが!!」

    アルミン「いや流石にこれは...ねぇ?」

    ライナー「『ねぇ』て!そもそも言い出したのお前だろ!」

    アルミン「まぁいいや、さっさと写真撮ろう」パシャリ

    エレン「おおう....」ゲロゲロ

    ジャン「あうう...」ゲロゲロ

    ライナー「グロッキーになる程汚かったか...なんかこう...悲しい気持ちになるな...」

    アルミン「まぁまぁいいじゃないの!他の人が見せてもそうなったはずだよ!」

    ライナー「おう...そうだな」

    アルミン「という訳で、次は焼却処分だね」

    ライナー「ッ!!」

    エレン「ライナー、諦めろ...」

    ジャン「また新しいの探せばいいさ」

    アルミン「僕の部屋では燃やせないから...」

    アルミン「外出ようか!」


    一同「「「おう!!」」」



    ライナー「はぁ...」








    ~トイレ~




    マルコ「ふ、ふぉおおおおおおうッ!!」ドピュドピュ



    アルミン母「(あぁ...やっぱりアルミンのお友達も変態なのね...)」
  26. 26 : : 2018/03/06(火) 00:40:27
    ~商店街・本屋~




    ミカサ「...はぁ」

    ミカサ「(最近、エレンとアルミンが私にあまり構ってくれない)」

    ミカサ「(2人の仲が良いのはとてもいいこと。だけど私は、私はエレンが...)」

    ミカサ「(どうすれば良いか分からなくて恋愛の教則本を探しに来たけど、やはり先に女子の皆に相談すべきだったのだろうか?)」

    ユミル「よう、ミカサ」ポンッ

    ミカサ「!?」ビクッ

    ユミル「うお、そんな怖い目で見んなって!」

    クリスタ「あのね、ミカサが珍しく1人で本屋にいたから、何してるのかな?って思って...」

    サシャ「何か相談があれば、聞きますよ!」

    ミカサ「皆...!」ウルッ

    ユミル「...ま、どうせエレンのことなんだろ?」

    ミカサ「え、その、それは...」アセアセ

    クリスタ「ユミル凄い...なんでわかったの?」

    ユミル「簡単なことじゃねぇか。最近さらに仲良くなったエレンとアルミン。ミカサはクラスが違うから2人と一緒に帰ることも減り、なかなか近づけない。」

    ユミル「そんな状況で恋愛の本なんて読んでたら、誰でも分かるさ」

    サシャ「凄い観察力ですね...」

    クリスタ「ってことはつまり、ミカサはエレンのことが好きなんだね!」

    ミカサ「す、好きって!そ、そんな」

    ユミル「へへ、隠すなって!私達も手伝ってやるからよ」

    クリスタ「そうだね!恋の悩みを1人で抱えるのは凄く辛いと思うよ?」

    サシャ「ミカサにはいろいろ助けてもらいましたからね!私も恩返ししたいんです!」

    ミカサ「皆...!!」

    ユミル「で、こんな所じゃなんだから公園でも行こうぜ」

    クリスタ「そうだね!そこで作戦会議だ!」

    サシャ「よーし早速行きましょう!」





  27. 27 : : 2018/03/06(火) 01:12:16
    ~ベルトルト・帰り道~

    ベルトルト「(...うふふ、やっぱり嬉しいな)」

    ベルトルト「(勇気を出してアニに予定聞けたって言ったら、ライナーに褒められるかも!)」

    ベルトルト「(『そのまま誘えば良かったのに』って怒られちゃう可能性もあるね)」

    ベルトルト「(まぁどっちにしても、早めにライナーに相談しておきたいなぁ)」

    ベルトルト「(ライナー、確か今日はアルミンの家に行くって言ってたけど)」

    ベルトルト「(うーん...とりあえず、アルミンの家に行ってみようかな)」










    ~アルミン宅・玄関~



    アルミン「さて、これからどこへ行ってこれを燃やすかなんだけど」

    エレン「公園なら良いんじゃないか?」

    ジャン「確かにそうだな。まぁ燃やすってのは見つかったらマズそうだけど...」

    アルミン「焚き火でもしていることにすればいいさ(適当)」

    アルミン「そんなことより早く行こうか。時間は有限だよ!」

    ライナー「はぁ...お前とはもうさよならか...」

    エロ本「...」











    ~公園~


    ユミル「よし、着いたぜ」

    クリスタ「ふぁ~、結構歩いたねぇ」

    サシャ「疲れました...」

    ユミル「お前ら...運動しないと太るぞ」

    ミカサ「とりあえずベンチに座ろう。なんだか落ち着かないから...」ドサ

    ユミル「ふふ、そうだな。」ドサ

    クリスタ「ふーっ。」ドサ

    サシャ「はーっ。」ドサ

    ユミル「にしても、ミカサにも案外乙女っぽいところがあるんだな!」

    クリスタ「そんなこと言ったら失礼だよ...」

    ミカサ「いや、大丈夫。私は今まで全然そういうタイプじゃなかったから...」

    サシャ「でも私、ミカサは美人だと思いますよ!」

    ユミル「あぁ、そうだな。クリスタには及ばんが」

    クリスタ「ふぇえ!?」

    ミカサ「...ありがとう」

    ユミル「てことで、どうする?」

    ユミル「要はエレンとミカサの距離がさらに縮まれば良いんだが、何かいい案はあるか?」

    サシャ「うーん...今の季節を考えると、やはりクリスマスでしょうか?クリスマスにプレゼントを渡す、みたいな...。ベタすぎますかね?」

    ユミル「いや、いい線行ってるんじゃねぇか?」

    クリスタ「あ、じゃあじゃあ、クリスマス会を開くのはどう?エレン達を誘って!」

    ユミル「なるほどな...。その会でさらに仲良くなってプレゼントも渡せりゃあ完璧だ。流石私のクリスタ!」

    ミカサ「クリスマス会...」

    サシャ「でも場所はどうするんですか?」

    クリスタ「それなら私の親の別荘なんかどうかな?」

    一同「「「別荘!?」」」

    クリスタ「あ、あれ?言ってなかったっけ?」

    ミカサ「いや、お金持ちというのは知っていたけど...」

    ユミル「まさか別荘持ちとはな」

    サシャ「これが庶民との差ですか。生々しいですね...」

    クリスタ「ま、まぁとにかく!うちの別荘はどう?」

    ユミル「いいんじゃねぇか?いつもと違う環境っていうのはいい刺激になるだろ」

    サシャ「そうですね!」

    ミカサ「私も、いいと思う。クリスタ、本当にありがとう」

    クリスタ「あはは、まだ親に話しても無いけど、うん!どういたしまして、ミカサ!」

    ユミル「よーし、そんじゃ帰るかぁ...って、お?」

    クリスタ「あ!」

    サシャ「凄いタイミングですね!」

    ミカサ「エレン、アルミン...!」
  28. 28 : : 2018/03/06(火) 01:39:39
    ~アルミンside~


    アルミン「はーやっと着いたね、公園だ!」

    エレン「やっとって言うほど歩いてないけどな」

    ジャン「さて、どこで燃やそうか...って、お?おいお前ら、あれ見ろよ!」

    ライナー「あれって...?」

    アルミン「うわ、まじか」

    エレン「なかなかのバッドタイミングだな」

    ジャン「はぁ!?どこがバッドタイミングだよ!ミカサだぞミカサ!!」ハァハァ

    アルミン「ミカミカうるさいよジャン。死んで。」

    ライナー「辛辣だな」

    エレン「これがアルミンという男だ、ライナー。」

    アルミン「にしても、なんであのメンバーで公園なんかに集まってるんだろうね?」

    ライナー「確かに、珍しいメンツではあるな」

    マルコ「クリスマス会でも計画してるんじゃない?こんな季節に女子が集まって話すなんて、それぐらいしか思いつかないよ」

    エレン「だな」

    ジャン「って...マルコォ!!?」

    エレン「うお、ほんとだ」

    アルミン「満足したかい?」

    マルコ「アルミンの家のトイレットペーパーが素晴らしくてね、僕は大満足だよ!」

    ライナー「まぁとりあえず女子と合流しないか?こっちに手を振ってるみたいだし」

    アルミン「うーん、そうだね。じゃあ焼却処分はお預けだ」

    ライナー「...良かったな」

    エロ本「嬉しいなり」








    ~女子side~


    ユミル「お、手ぇ振ったら返してきた。合流できるぜ」

    ミカサ「っ!」ドキドキ

    クリスタ「ほんとにちょうど良かったよね!」

    サシャ「これであとから伝える手間が省けますねー」


    アルミン「おーい、皆ー!」

    エレン「よう!」

    ジャン「...うす」

    ライナー「よう!」

    マルコ「やぁ」

    アルミン「みんな公園なんかで何話してたの?」

    ミカサ「そ、それは」

    クリスタ「あのね、今度私達クリスマス会を開くことにしたの!」

    マルコ「お、合ってた」

    ジャン「そうだな」

    クリスタ「そこへ、男子の皆さんも招待したいのです!」

    男性陣「「「「!?」」」」

    アルミン「(気をつけろ皆!何か裏があるかもしれない)」

    ライナー「(そ、そうだな)」

    エレン「(突然誘ってくるとは...どういう意図なんだ?)」

    ジャン「(分からんが...とりあえず様子を見よう)」

    マルコ「(御意)」


    ユミル「クリスタが別荘を持ってるらしくてなぁ!仕方なくてめぇらも誘ってやろうってこった。ありがたく思えよ?」

    サシャ「で、皆さん来れるんですか?」

    アルミン「僕は特に問題ないと思うけど...」

    エレン「俺も」

    ジャン「俺も」

    ライナー「俺も」

    マルコ「僕も」

    ユミル「うし。じゃあ決まりだな。詳しいことは後でLINEで伝えるから。他に招待したいヤツがいたら誘ってもいいぜ」

    アルミン「うん、ありがとう!」

    ユミル「じゃあな」

    クリスタ「ばいばい!」

    サシャ「失礼しましたー!」

    ミカサ「...じゃあ」




    アルミン「...ふう。もう行ったね」

    エレン「あぁ...何だったんだろうなあれは」

    ライナー「うーむ、深い意図があるようには思えんが」

    ジャン「まぁ誘われたもんはラッキーじゃねぇか!コニーとかベルトルトとかも誘って楽しもうぜ!」

    アルミン「お、いいねぇ」

    ライナー「そうだな!」

    マルコ「女子も多分彼女達以外にも来るんじゃないかな?」

    エレン「来るとしたら...アニとか?」

    ジャン「あとはミーナ、ハンナ辺りだな。まぁそんなに大所帯でも困るから、確定で来そうなのはアニだな」


    アルミン「珍しくジャンが頭良さそうなこと言ってるね」

    マルコ「ほんとだ。気持ち悪いね」

    ライナー「あぁ、そうだな。じゃあ今日はここら辺で解散するか」

    エレン「おう」

    ジャン「てめぇらなぁ...」


    アルミン「はいはい。じゃ、気をつけ」



    ビシッ




    アルミン「ありがとうございました!」

    一同「「「「ありがとうございました!!」」」」



    ライナー「よし、俺は帰るぜ!じゃあな!」ダッ

    ジャン「俺も帰るぜ。じゃあな。」

    マルコ「僕も。ばいばい、皆!」

    アルミン「うん!さーて僕も帰るかなぁ」

    エレン「...アルミン、この後ちょっといいか?」

    アルミン「え?うん、いいけど」

    エレン「ありがとうな」

    アルミン「ううん、大丈夫。さ、行こうか!」

    エレン「おう!」







  29. 29 : : 2018/03/06(火) 01:41:41
    今日はここまでです!
    書きたいことが多くて上手くまとまらないです…
    てことで、明日また多分更新できるはずです!では。
  30. 30 : : 2018/03/06(火) 12:16:35
    ~ライナー・帰り道~




    ライナー「ふんふふーんふふーん」ルンルン

    ライナー「いやぁそれにしても女子とクリスマス会か...」

    ライナー「もう今から楽しみだぜ!早くベルトルトも誘ってやらねぇと!」

    ライナー「そして俺もクリスタともっと仲良く出来るかもな...って、お?」

    ライナー「おーい、ベルトルト!!」


    ベルトルト「あ、ライナー!」

    ライナー「今日は帰り1人だったのか?ごめんな、一緒に帰れなくて」

    ベルトルト「ううん、全然大丈夫だよ。今日は僕も放課後まで仕事があってライナーやアルミン達と遊べなかったし、お互い様だよ!」ニコッ

    ライナー「ん?何かいいことでもあったのか?」

    ベルトルト「へ?ま、まぁそう...だね...」

    ライナー「俺も良いニュースがあるんだ!どっちが先に言おうか?」

    ベルトルト「じ、じゃあライナーからで。」

    ライナー「ん?そうか。じゃあ言うぜ...なんと...」

    ベルトルト「なんと?」

    ライナー「女子とクリスマス会に行けることになったんだ!!」ド-ン

    ベルトルト「ぅええ!?ほんとに!?」

    ライナー「あぁ。さっき公園でアルミン達と一緒の時に偶然女子達と会ったんだが、そこで誘われてな。」

    ベルトルト「うわぁ...いいなぁ!」

    ライナー「いや、いいなぁじゃねぇぞベルトルト」

    ベルトルト「?」

    ライナー「いいか、これはチャンスなんだ!」

    ライナー「性なる夜に聖なる2人が精なるモノを...っていかんいかん、そうじゃない!」

    ライナー「俺はクリスタ、お前はアニにアピールするチャンスってことだ!」

    ベルトルト「!?」

    ライナー「幸い、クリスタの別荘がかなりデカいらしくてな。俺達だけじゃなく、コニーやお前も誘って良いとの話だったんだ!」

    ベルトルト「じゃあ僕も皆と行けるってこと!?」

    ライナー「あぁ、当たり前だ!」ニコ

    ベルトルト「ライナー...!!」

    ライナー「あ、それでお前のニュースは何なんだ?」

    ベルトルト「あ、忘れるところだった!」

    ベルトルト「あの、実はね」

    ベルトルト「...き、今日アニに、クリスマスの予定を聞いたんだ」

    ライナー「マジか!お前にしては頑張ったじゃねぇか!」

    ライナー「それで、アニは何て言ったんだ?」

    ベルトルト「と、特に予定は無いみたい」

    ベルトルト「ライナーに報告してから、これからのアドバイスを貰おうと思ってたんだけど...」

    ライナー「なるほど...」

    ライナー「じゃあアニはお前が誘うべきだな」

    ベルトルト「ええっ!?」

    ライナー「だってお前、予定だけ聞いて何もしないってアニが可哀想だろ?」

    ベルトルト「それはまぁ、そうだけど...」

    ライナー「だったら明日の放課後、頑張って誘ってこい!」

    ライナー「そんでそれが終わったらお前もアルミンの家に来る!」

    ライナー「俺達は明日も集まる予定だったから、お前の誘った結果はそこで発表ってことにしよう!」

    ベルトルト「え、ちょ、そんな急に!」

    ライナー「絶対誘うんだぞ!じゃあな!」ダッ

    ベルトルト「えええ...」

    ベルトルト「まぁこれもチャンス...だよね」

    ベルトルト「僕、頑張るよライナー!」グッ






  31. 31 : : 2018/03/06(火) 12:31:17
    ~同時刻・アルミン宅~



    アルミン「...で?何の相談だい?」

    エレン「いや、えっとその」

    アルミン「...はぁ。エレンはいつも直情型なのにこういう時は奥手なんだね」

    エレン「悪いな」

    アルミン「いや別に責めてる訳じゃないさ」

    アルミン「で、何の相談?」

    エレン「実はな、俺...好きな人が出来たんだ」

    アルミン「な、ぬわぁんだってぇええええ!!?」ガタッ

    エレン「そんなに驚くなぁあっ!!」

    アルミン「で、誰なの!?」

    アルミン「いつも鈍感鈍感言われて恋愛に奥手なエレンが好きになった女の子って!?」

    エレン「なかなかひどい言われようだな...」

    エレン「...まぁいいや、言うぜ。俺が好きなのは___」

    アルミン「うんうん!」












    エレン「____アニだ」
  32. 32 : : 2018/03/06(火) 12:56:17





    アルミン「まぁエロ本の趣味の時点で大方予想はついてたけど」

    アルミン「やっぱりそうか」

    エレン「まぁな」

    アルミン「(うーん...なかなか難しいところを突いてきたなエレンは)」

    アルミン「(アニはモテるし、何よりミカサという障壁、そしてベルトルトの事もある)」

    エレン「...?どうしたアルミン?」

    アルミン「いや、何でもないよ」

    アルミン「それで、理由は?アニをなぜ好きになったのか。」

    エレン「うーん...なんだろうな。よく分かんねぇけど、あいつ凄い美人だろ?」

    アルミン「うん」

    エレン「それで、何となく目で追いかけるようになって...って、これじゃ恋愛漫画の典型だな」

    アルミン「いや、恋に落ちるっていうのはそんなもんだと思うよ?」

    アルミン「さて、これからどうやってアニとの距離を近づけるかなんだけど...」

    アルミン「(直近のイベントで考えればクリスマス会だけど)」

    アルミン「(そこにはベルトルトもミカサもいるし、何よりエレンとアニだけの距離を縮めるには人が多すぎる)」

    アルミン「...クリスマス会あるよね?」

    エレン「ああ、そうだな」

    アルミン「そこではあまりアニと仲良くし過ぎないようにしようか」

    エレン「え、なんでだ?」

    アルミン「あの会では他の人の目があるだろ?ミカサになんてバレたら、君は顔の原型を無くすことになる」

    エレン「た、確かにそうだな!」

    アルミン「ってことでクリスマス会では少しアプローチを掛けるだけにして」

    アルミン「急接近は来年のイベントで2人きりになった時かな」

    アルミン「来年、君たちが2人になれそうな良いイベントはあるかな?」

    エレン「あー、それなら今度この街で開かれるイベントなんてどうだ?」

    アルミン「そんなんあったっけ?」

    エレン「たしか、2人だけで脱出ゲームに挑むみたいな...そのゲームの会社とこの街の連携イベントらしいけど」

    アルミン「お、いいねそれ」

    アルミン「じゃあクリスマス会での行動はこれからゆっくり考えていくとして、来年1発目の勝負はそのゲームにしようか」

    エレン「おう!ありがとうな、アルミン!」

    アルミン「いや、これくらいどうってことないよ」

    アルミン「それより、早く帰った方がいいよ?寒くなってきたし、風邪なんて引いたら大変だ」

    エレン「おう、そうだな!じゃ!」

    アルミン「ふふ、元気だなぁ」






    アルミン「...僕はクリスタと、もっと仲良くなりたい」

    アルミン「今回のクリスマス会、上手くいくといいな。」

    アルミン「僕もエレンも、ね。」

    アルミン「...まぁでもまずはクリスマス会を楽しむことを考えなくちゃ!せっかく皆で集まる機会なんだし!」





    アル爺「おーーーーーいアルミーーーン!!!」

    アル爺「こっち来てみなさぁぁあい!!!」

    アルミン「なにぃ?お爺ちゃーーん」ドタドタ

    アル爺「ほれ、このニュースじゃ」


    「...という訳で、この街とゲーム会社○○○がコラボを...」


    アルミン「(あ、エレンがさっき言ってたやつかな?)」


    「...町長の挨拶です。『...今初めて発表された、この町と○○○会社さんの提携企画。皆さん驚かれたんじゃないですか?さて皆さん、是非この町を盛り上げ、活気づけていきましょう!』」



    アルミン「へぇー凄いなぁ!まさかあの有名な会社だったなんて!」

    アル爺「脱法ゲームというやつらしいのじゃが」

    アルミン「お爺ちゃんそれわざと言ってる?」

    アル爺「ふぉふぉふぉ、冗談じゃよ。」

    アル爺「さて、わしはそろそろアニメ見るからアルミンはどっか行きなさい」

    アルミン「僕多分この先あなたを尊敬することは無いと思う」











  33. 33 : : 2018/03/06(火) 16:05:13
    ~翌日・学校~



    アルミン「(そういえば、昨日は勝手にアニも来ることにしちゃったけど、来るかどうかは分からないんだよね)」

    アルミン「エレン、今朝は一緒に登校しなかったけど、休みなのかな...?」

    アルミン「LINEで連絡しとこうっと」




    <エレン>



    アルミン:エレン大丈夫?

    アルミン:テクノブレイクで死んでる訳じゃないよね?

    アルミン:アニがクリスマス会に来るかどうかは分からないから、君が誘った方がいいんじゃないのー?

    アルミン:ってことで、ぱいぱい!





    アルミン「これでよしっ...と」

    ライナー「お、アルミン。今日は早いな」

    アルミン「おはようライナー。実は今日エレンと一緒に登校しなくてね。先に来てるのかなーって思って急いで来たんだけど、いなかったんだ」

    ライナー「ほう。まぁ寝坊か何かだろ」

    アルミン「そうだね」

    アルミン「そういえばライナー、クリスマス会には誰か誘った?」

    ライナー「俺はコニーを呼んでおいたぞ。後は...ベルトルトがアニを今日誘うらしい」

    アルミン「あ、そっか。じゃあ僕らが言ったらマズいかもね」

    ライナー「おう。あいつにとってはまたとないチャンスだからな!」

    アルミン「うん!(んー、先手を取られちゃったって訳か)」

    アルミン「(もう一回エレンに連絡しておこう)」

    ジャン「ようお前ら」

    ライナー「お、ジャンも来たか」

    アルミン「おはようジャン」

    ジャン「ん?死に急ぎ野郎はどうした?」

    アルミン「それが、今日はまだ僕も見てなくて...」


    ピコン


    アルミン「あ、返信きた」




    <エレン>


    エレン:悪ぃアルミン!風邪引いちまったんだ!

    エレン:あー、アニは確定で来る訳じゃないのか

    エレン:そしたらあとでLINEして誘おうかな?

    アルミン:お大事にねー

    アルミン:いや、それがもう既に誘われたらしくて

    アルミン:エレンは何もしなくていいよ

    エレン:了解した







    アルミン「...これでよし、と」

    アルミン「エレン風邪だってさ」

    ライナー「ほう、あいつも風邪なんて引くのか」

    ジャン「ま、うるさいのがいなくて結構なこった」

    マルコ「またまたぁ!そんなこと言って、実は寂しいんじゃないのぅ?」

    アルミン「マルコ今日はテンション高いね」

    ジャン「うるせぇのが増えやがった」

    ライナー「まぁいいじゃないか」

  34. 34 : : 2018/03/06(火) 16:35:38
    ~一年B組・教室~


    ベルトルト「あの~、アニ?」

    アニ「...?」

    ベルトルト「そ、その、今日の放課後空いてるかな...?」

    アニ「少しなら...空いてるけど」

    ベルトルト「そ、そっか。じゃあ今日の放課後、ま、また屋上で話さない?」

    アニ「...ん。わかった。」

    ベルトルト「あ、ありがとう!じゃあ!」

    アニ「...最近どうしたんだろあいつ。」

    アニ「...はぁ。」

    アニ「(私の気持ちは、誰にも気づかれてない...よね?)」











    アニ「(...エレン...)」












    _____実はこの時点で、アニにもクリスタ達から連絡が入っていた。



    アニ「(でも...クリスマスで皆と騒ぐような柄じゃないし)」




    しかし、彼女はこうも考えた。
    この会に参加すれば、エレンともっと仲良くなれるかもしれない。






    アニ「(いつから、こんな風にエレンのことを考えるようになったんだろう)」








    違うクラスで、いつも騒いでいる男子達。
    その中でも一際目立って見えたのがエレンだった。
    いつも何かに全力で、キラキラと目を輝かせている。







    アニ「(はぁ...それで好きになっちゃうなんて、随分私も女の子らしくなってきたんじゃない?)」





    アニは顔を上げて支度を済ませると、一時間目の理科が行われる理科室へ1人向かう。


    ベルトルトの熱い視線には、気づかずに。









    コニー「おーいベルトルト、そんなとこで突っ立ってないで早く理科室行こうぜー」

    ベルトルト「...あ、うん!そうだね。ごめんコニー」

  35. 35 : : 2018/03/06(火) 17:07:45
    ~なんやかんやで放課後~



    アルミン「じゃあ皆、今日の放課後も僕の家に集合ね」

    ジャン「了解した。マルコ、行こうぜ」

    マルコ「あ、うん!じゃあね皆!また後で!」

    ライナー「おう。じゃあな!」


    アルミン「さて、僕はエレンの様子でも見に行こうかな」









    ~一年B組・教室~



    ベルトルト「あ、アニ、僕先に行ってるね!」

    アニ「分かったよ。すぐ行くから」

    ユミル「(...ん?)」

    コニー「ベルトルト、なんかこの後予定あるのか?」

    ベルトルト「い、いやその、予定というか」

    ユミル「(ふっ、なるほどな。そういう訳か。大体状況が掴めてきたぜ。)」

    ユミル「おいコニー、人のプライベートにあんまり首は突っ込まない方がいいぜ」

    コニー「そうか?じゃ、またな!ベルトルト!」

    ベルトルト「う、うん!またね!」

    ユミル「...危なかったな」ニヤニヤ

    ベルトルト「え」

    ユミル「まぁ前からなんとなく分かってたが、お前アニのこと好きなんだろ?」

    ベルトルト「ッ!!」

    ユミル「どうやら図星みたいだな」

    ベルトルト「ま、まぁ...」

    クリスタ「どうしたのユミル?」

    ユミル「ちょっとな。先に校門行って待っててくれないか?」

    クリスタ「分かった!サシャ、行こう!」

    サシャ「ふぁーい」モグモグ

    ユミル「お前ほんと太るぞ...」



    ユミル「...で、ベルトルさんよ。」

    ユミル「先に情報を言っておくと、実は昨日既にアニにはLINEでクリスマス会のことは伝えてある」

    ベルトルト「え...」

    ユミル「だがアニにも少し考えるところがあったのか、『行く』という返事は貰えなかった」

    ベルトルト「...」

    ユミル「つまりお前が今日誘うのに成功すれば、私達も嬉しいんだ」

    ユミル「アニとはあんまり話したことなかったからな。仲良くなりたいってクリスタ達も言ってたんだ」

    ベルトルト「そうだったんだ...」

    ユミル「ま、そういうことだ!誘うの失敗したらジュース奢れよ!じゃあな!」ダッ

    ベルトルト「ええ!?」

    ベルトルト「うーん、なんだか話が拗れてきたけど、とにかく頑張るしかないね...!」
  36. 36 : : 2018/03/06(火) 17:47:48
    ~屋上~



    ベルトルト「(はー、今になって緊張してきたぞ)」

    ベルトルト「(アニ早く来ないかなぁ)」



    ガチャ





    アニ「ごめん遅くなった」

    ベルトルト「う、ううん!全然待ってないから!」

    アニ「そう?その割に鼻が真っ赤だけど」

    ベルトルト「え、ほ、ほんと!?」

    アニ「...ふふ、また赤くなってる」

    ベルトルト「うぅ...」

    アニ「で、用は?」

    ベルトルト「あ、うん。ユ、ユミル達から聞いてると思うんだけど、今度のクリスマス会行かない?」

    アニ「...!」

    ベルトルト「だ、ダメかな?アニが来てくれれば、皆凄く喜ぶと思うんだけど...」

    アニ「...喜ぶ、か。」

    ベルトルト「へ?」

    アニ「...なんでもないよ」

    アニ「分かった。あんたがそこまで言うなら私も行くよ」

    ベルトルト「う、うん!やった!」

    アニ「ふふ、そんなに嬉しい?」

    ベルトルト「え?そりゃもちろんだよ!」

    アニ「じゃ、そろそろ帰ろっか。寒くなってきたし、風邪引いたら元も子もないよ」

    ベルトルト「あ、風邪といえばエレンが今日風邪引いて休んだらしいね」

    アニ「...!」

    ベルトルト「クリスマス会までに治るといいねぇ...って、アニ?顔赤いけど大丈夫?」

    アニ「っ!あ、うん、大丈夫だよ」

    ベルトルト「(...エレンの話で顔色が変わった?)」

    アニ「さ、早く行こう」

    ベルトルト「...うん」










    ____それぞれの想いを孕み、彼らのクリスマス会はゆっくりと動き出すのだった
  37. 37 : : 2018/03/06(火) 18:45:17
    ~その頃・アルミン宅~



    ライナー「ベルトルトまだかなぁ」ソワソワ

    アルミン「彼ならきっと成功してるさ!」

    ジャン「だな」

    マルコ「はぁー、ベルトルトもついにリア充の仲間入りかなぁ?」

    アルミン「さぁ?それはどうだろうねぇ」

    ジャン「アニ、人気だからなぁ」

    ライナー「やっぱりそうなのか。同郷の友人として、嬉しい限りだ」

    アルミン「ライナーも性格補正かかったらモテると思うよ」

    マルコ「リア充と言ったらフランツ達だね!彼らはもう経験したんだろうか...」

    ジャン「さぁな」

    ライナー「まぁヤってそうではあるな」




    \ワイワイ…イチャイチャ…/





    アルミン「あ、噂をすればフランツたちだよ」

    ジャン「あーあー、外であんなにイチャつきやがって...」

    マルコ「...シネ」








    フランツ「ねぇ、ハンナぁ」デレデレ

    ハンナ「なぁにぃ?フランツぅ」デレデレ

    フランツ「...今日の夜も、ね?」

    ハンナ「やだもうフランツったらぁ!」

    フランツ「だめかい?」

    ハンナ「そんな訳ないわ!大歓迎♡」

    フランツ「ハンナはやっぱり可愛いなぁ!」

    ハンナ「フランツこそカッコいいわぁ!」











    アルミン「...確信犯だね」

    ジャン「あぁ...耳が痛てぇ...」

    ライナー「ふっ、性なる夜...か」

    マルコ「...シネ」

    アルミン「んー、ベルトルトまだかなぁ」

    ライナー「そろそろ来るんじゃないか?」






    ピンポ--ン








    ジャン「お、来たんじゃねぇのか?」

    アルミン「みたいだね」

    ベルトルト「皆ぁ!誘ってきたよー!」

    ライナー「おお!で、結果は?どうだった?」

    マルコ「君までリア充になるのかい?」ゴゴゴ

    ジャン「とりあえずマルコうるせぇから縛っとこうか」

    アルミン「そうだね!それなら本人も喜ぶ!」



    ~~~~~~~~~~~~~~~



    アルミン「...っよし。これでいいでしょう」

    マルコ「ん~っ!!ん~っ!!」

    ライナー「さっきのマルコの様子じゃあベルトルトを殺しかねなかったからな」

    ジャン「で、結果は?」

    ベルトルト「えーとね...成功しました!!」


    一同「「「おおー!!!」」」


    アルミン「良かったねベルトルト!」

    ジャン「これでメンバーに華が増えたな」

    ライナー「やったなベルトルト!」

    ベルトルト「うん!ありがとうみんな!」

    マルコ「ん~っ!!ん~っ!!」ジタバタ

    アルミン「よし、ここは記念にパーっといこう!パーっと!」

    ライナー「酒でも飲むのか?」

    アルミン「僕に法を犯す勇気は無いよ」

    ジャン「じゃあなんだよ?」

    アルミン「この前パーになっちゃったライナーのエロ本燃やしをやろう!」

    ライナー「なぁぬぅいいいいいっ!!?」

    ジャン「よし、じゃあ早速ライナーん家行こうぜ!」

    ベルトルト「そうだね!」

    ライナー「おいおい...」

    アルミン「マルコはどうする?」

    マルコ「ん~っ!!ん~っ!!」ジタバタ

    ジャン「そのままでいいだろ」

    アルミン「じゃあしゅっぱーーつ」










  38. 38 : : 2018/03/07(水) 12:55:11
    ~同時刻・女子side~





    サシャ「いや~、それにしても凄いですねぇクリスタは」

    クリスタ「え?何のこと?」

    サシャ「別荘ですよ!孤島を買収してそこに別荘を建てるなんて...ミステリ小説みたいでカッコいいですよね!」

    クリスタ「あはは、そうかな?」

    ユミル「ミステリ小説か...男子達の中で殺人を犯しそうなヤツは誰だろうな!」

    クリスタ「ユミル、それは男子達に失礼だよ...」

    サシャ「でも案外ありそうじゃないですか?ほら、アルミンとかマルコとか...」

    ユミル「なるほど、頭脳派ってことだな?」

    クリスタ「もう、サシャまで...」

    ミカサ「ふふ。でも、アルミンはそんなことしない。」

    ユミル「例えばの話だよ例えば!」

    サシャ「そうですねぇ...他には...ベルトルトとか?」

    ユミル「ほう?」

    クリスタ「え?なんでなんで?」

    ユミル「お前も乗ってんじゃねぇかクリスタ...」

    サシャ「ほら、ベルトルトって悩みを自分だけで抱え込んでしまって、それが爆発して人を殺す___みたいなタイプっぽいじゃないですか」

    ミカサ「なかなかリアル...」

    ユミル「ベルトルさんだけ本当にありそうでこえーよ」

    サシャ「あ、私今日はここら辺で失礼しますね。コニーと食べ放題に行ってきますので!」


    皆「「「ばいばい(さようなら)」」」



    ユミル「...あいつら絶対出来てるだろ」

    クリスタ「うん...」

    ミカサ「私もそろそろ、失礼する」

    ユミル「お、そうか。じゃあな!」

    クリスタ「ばいばーい!」

    ミカサ「うん。さようなら」








    ユミル「あ、そういやクリスタ、クリスマス会の詳細って皆に伝えてあるのか?」

    クリスタ「あ、いけない!まだだった!今LINEのグループ作るから、皆を招待しておくね!」

    ユミル「おう」

    クリスタ「よし、できた!」













    <クリスマス会メンバー>



    クリスタ:ごめんねグループ作るの遅くなって!

    クリスタ:ここでは皆に会の詳細を伝えていきたいと思います!













    ~同時刻・アルミン宅~





    ピコン







    アルミン「あれ?LINE来たぞ」

    ライナー「あ、俺もだ」

    ベルトルト「僕も」

    ジャン「俺も」

    マルコ「僕もだ」

    アルミン「マルコ...いつの間に抜け出したんだい...」

    ジャン「んなことよりLINEの内容早く見ようぜ!」

    ライナー「なになに...『クリスマス会メンバー』...?」

    アルミン「そういえば、詳細は後からLINEで伝えるって言ってたね」

    マルコ「とりあえず返信しとく?」

    ベルトルト「そうだね」










    <クリスマス会メンバー>


    アルミン:グループ作ってくれてありがとう!

    ライナー:参加したぞ。よろしく。

    ベルトルト:よろしくー

    マルコ:で、詳細はいつ教えてくれるの?










    アルミン「まぁこんなもんで良いんじゃない____」











    ピコン










    アルミン「...ん?」







    <クリスマス会メンバー>


    クリスタ:@マルコ 詳細は今から伝えるよ!













    ライナー「マルコ、お前クリスタからメンションされるなんて羨ましいぞ」

    マルコ「ふっ...さっき僕を縛った罰だよ」

    ベルトルト「マルコMじゃないの...」

    マルコ「男に縛られても興奮しないさ」












    ピコン











    ジャン「お、来たぞ!」











    <クリスマス会メンバー>


    クリスタ: ~詳細~

    ・日時 12月24日~25日の2日間
    (24日の朝7時に○○港に集合)

    ・場所 私の両親が孤島に建てた別荘です!

    ・内容 とにかく楽しめれば良いので、パーティグッズとかたくさん持ってきて下さい!


    ※船に乗るので、酔う人は薬も忘れずに!※


























    アルミン「...ちょっと待ってよ...」

    ジャン「あぁ...これは...」

    ライナー「おい...やばいぞ...」

    ベルトルト「...」ゴクリ

    マルコ「...これは...やばい...」






























    皆「「「「一泊二日ぁぁぁぁぁあッ!!?」」」」
  39. 39 : : 2018/03/07(水) 13:09:33
    ~女子side~





    ユミル「ん。連絡できたし、いいんじゃねぇか?」

    クリスタ「ふふふ、お泊まりするって知って、皆驚いてるかなぁ?」

    ユミル「そりゃ驚いてるだろ...なんたってあの男子達だからな...」

    クリスタ「ふふ、楽しみだねぇー!」

    ユミル「まぁそうだな」























    ~アルミン宅~





    アルミン「...第1回緊急会議を始める。」

    一同「「「「はい」」」」

    アルミン「ここでは、いかにして僕達の性欲を抑えるか話し合おうと思う。」

    ライナー「爆発させちゃダメなのか?」

    ジャン「馬鹿かお前」

    マルコ「孤島の別荘で男女が1晩を共にするんだよ?そんなところで性欲を爆発させたらトンデモナイ事になる」

    アルミン「マルコご名答」

    ベルトルト「でも抑えるって...具体的にはどうやって?」

    アルミン「君達には今日からクリスマス会までのオナ禁を命ずる」


    一同「「「「っ!!?」」」」


    ジャン「お、おい、そんなことしたら逆に!」

    ライナー「女子を襲っちまうぞ!?」

    アルミン「いや、大丈夫だ。これを僕達の性欲抑制力アップの修行と考えれば、ね。」

    マルコ「なるほどね。性欲が高まり、おまけに女子もいる状況下で耐えることで、より耐性を付けようって訳だ」

    アルミン「マルコ、またまたご名答」

    ベルトルト「地獄のような会になりそうだね...」

    アルミン「まぁ会が終わったら抜くなりまた溜めるなり自由にしていいさ」

    ジャン「分かったぜアルミン...俺頑張るぜ...」

    ベルトルト「うん...!」

    ライナー「おう...!」

    マルコ「僕らのレベルアップのためだからね...!」


    アルミン「では第1回緊急会議を閉会する」


    一同「「「「ありがとうございました」」」」




  40. 40 : : 2018/03/07(水) 13:27:19
    ~帰り道・ジャンマルside~







    ジャン「いや~にしても驚いたなぁ!」

    マルコ「そうだね!」

    ジャン「これでついにミカサと一晩同じ屋根の下か...!!」

    マルコ「ジャン、本当に襲ったりしないでね...?」

    ジャン「はは、心配すんなって!寧ろミカサなんて襲ったら俺が死ぬ!」

    マルコ「それもそうだね」

    ジャン「...マルコは好きな人とかいねぇのか?」

    マルコ「え...ぼ、僕?いないけど...」

    ジャン「ははーん。本当かそりゃ?」

    ジャン「...ま、いいさ。自分の気持ちを言うか言わないかはそいつの自由だしな」

    マルコ「ええ...僕いるって言ってないのに...」

    ジャン「お前の顔見りゃ分かるよ。なんか隠してることあるだろ?」

    マルコ「...」

    ジャン「あんまり一人で抱え込むなよ?俺じゃ頼りないかもしれねぇけど、お前の周りには頼れる友達がたくさんいるからな」

    マルコ「うん...ジャン、ありがとう」


    そこでふと、家電量販店のショーウィンドウの中に置かれたテレビに目がいく。


    ジャン「お。あのニュースまたやってんな」

    マルコ「あぁ、あの有名なゲーム会社とこの町が提携したってやつ?」

    ジャン「すげぇよな。こんな何もない町と提携なんて」

    ジャン「お前の家も提携してるんだっけ?」

    マルコ「まぁ、ちょっとだけどね」




    ____マルコの家はこの町では一番大きな病院だ。
    そのためクリスタの次に裕福なのは彼の家だろう。
    今回の提携には、マルコの家が資金援助をしたということで彼は事前にこのことを知っていた。




    ジャン「クリスタといいお前といい、金持ちのやつは羨ましいなぁ」

    マルコ「そんなこと...」

    ジャン「マルコ、お前も医者になりたいんだよな?」

    マルコ「う、うん。恥ずかしくて、皆には言ってないけど...」

    ジャン「マルコならなれるさ。俺が保証する」

    マルコ「ふふ、ジャンに保証されてもなぁ」

    ジャン「なにぃ!?」

    マルコ「ほら、早く行こう!」

    ジャン「ちょ、待てよマルコ~!」
  41. 41 : : 2018/03/07(水) 13:43:23
    皆が仲良くて微笑ましいですねぇ(*´ω`*)期待です!!
  42. 42 : : 2018/03/07(水) 13:51:36
    ~アルミン宅~




    アルミン「...あ、エレンにも会の事連絡しておかないと」














    ~クリスタ宅~




    クリスタ「ふふ、楽しみだなぁクリスマス会!」



















    ~ライナー宅~



    ライナー「クリスタ...はぁ...クリスタ...」

    ライナー母「ライナー!ご飯よぉー!!」

    ライナー「は、はーーーい!」ビクン!



















    ~ベルトルト宅~



    ベルトルト「クリスマス会楽しみだなぁ!」

    ベルトルト「アニともっと仲良くできるように頑張らなくちゃ!」














    ~アニ宅~



    アニ「...」

    アニ「クリスマス会...楽しみだな」ボソ

    アニ「...ふふ」
















    ~ミカサ宅~




    ミカサ「さて。エレンともっと距離を縮めるため、色々準備しなくては」

    ミカサ「ダンベルは...置いていった方が良いのだろうか?」
















    ~マルコ宅~


    マルコ「...さて。色々準備しないとだね...」

    エロ本「...」

    マルコ「君は今回はお留守番なんだ。ごめんね」

















    ~ジャン宅~


    ジャン「なんか色々めんどくさくなりそうだな...」

    ジャン「どうせミカサはエレンに行くし、ベルトルトはアニへ、ライナーはクリスタへ...って感じだろ?」

    ジャン「...何かトラブルが無けりゃいいけど」















    ~ユミル宅~




    ユミル「はーあ、なんだかなぁ」

    ユミル「皆あの人が好きこの人が好きって...」

    ユミル「ま、私は応援したいヤツを気ままに応援するだけさ」













    ~とある飲食店~



    サシャ「ふーっ、かなり食べましたねぇ」

    コニー「おう!今回の店もなかなか美味かったな!」

    サシャ「ふふ、そうでしょう?」

    コニー「クリスマス会ではどんな料理が出るんだろうなぁ!」

    サシャ「そうですね...それも楽しみです!」















    ~エレン~


    エレン「...お。アルミンからLINEだ」

    エレン「な、オナ禁だと!?」

    エレン「...これは無理だろ...」






























    ______それぞれが別々の想いを抱き、着々とクリスマス会への準備は進んでいく。

    この先彼らを待ち受ける運命は果たしてどうなるのか。







    ...彼らの中のある者は徐々に進みつつある自身の計画をもう一度見直し、暗闇の中一人哀しそうに笑う。


    ???『しょうがないさ...これが俺の...条件だからな...』





    【序章 完】
  43. 43 : : 2018/03/07(水) 13:52:42
    アルスさん、期待コメントありがとうございます!
    多分話が凄く長くなると思いますが...頑張ります!
  44. 44 : : 2018/03/08(木) 13:13:35
    ~12月24日 午前7時00分 ○○港~














    ブォ--ッ…


    ドルルル…


























    タッタッタッ…



    エレン「悪ぃ!遅れた!」ハァハァ

    アルミン「危なかったねエレン...ジャスト7時だよ」

    クリスタ「まぁ船に乗るのは私達だけだし、最悪エレンが着き次第出発でも良かったけどね」

    エレン「マジかよ!じゃあゆっくり来ればよかった...」

    ジャン「ったく...そういう問題じゃねぇだろ」

    ミカサ「私もエレンの家の外から大声で呼びかけたんだけど...」

    エレン「悪かったなミカサ。イヤホン着けて寝てたから何も聞こえなかったんだ」

    マルコ「ま、それは置いといてさ!早く船乗ろうよ!」

    ライナー「そうだな。」

    クリスタ「じゃあ皆、足元に気をつけて乗船!」


    皆「「「「おー!!」」」」







    ~船内~



    ライナー「んん...やはりクリスタ、流石だな。こんなに豪華な船も持っているとは」

    ベルトルト「そうだね...ああ酔いそう」

    ライナー「大丈夫か?酔い止めならあるが...」

    ベルトルト「ありがとうライナー、僕は自分の持ってるからそれ飲むよ...うぅ...」





    ユミル「クリスタはよく別荘には行くのか?」

    クリスタ「んー、あの島にある別荘はあんまり行かないかな」

    クリスタ「他にも山の中とか海辺とかに別荘があるから、家族で行くのが多いのはそっちかなぁ」

    ユミル「はっ。流石金持ちだねぇ。」

    サシャ「あの...酔い止めを...下s」ゲロロロロ

    ユミ・クリ「「うわぁぁぁぁぁあっ!!!」」





    アルミン「いやぁ綺麗な海だねぇ!!」

    コニー「そうだな!」

    アルミン「んー、この潮の香りが...って、なんかゲロ臭いんだけど」

    コニー「ほんとだ」

    アルミン「ベルトルト辺りが戻しちゃったのかな?」

    コニー「サシャじゃねぇか?アイツ船苦手とか言ってたしなぁ」

    アルミン「へぇー意外だなぁ。サシャなら、『食べ物を戻すなんて言語道断です!』って言って無理やり吐くの堪えそうだけど」

    コニー「あー確かに!それあるかもな!」

    アルミン「いやぁ楽しみだなぁ!!」

    コニー「おう!!」







    エレン「はぁー、走るの疲れたぜ」

    ミカサ「エレン、はいこれ」スッ

    エレン「ん?これは...スポーツドリンク?」

    ミカサ「エレンが朝起きなかった時点で、走ってここに辿り着くことが予想できたので買っておいた」

    エレン「はは、流石ミカサだ。ありがとう」

    ミカサ「...っうん!」

    エレン「...海綺麗だなぁ」

    ミカサ「...うん」







    ジャン「...」

    マルコ「...」

    ジャン「...っぁぁぁあもう予想通りの展開じゃねぇかぁあっ!!!」

    マルコ「落ち着いてよジャン!!」

    ジャン「なんで俺がエレミカが仲良くしてるの見なきゃならねぇんだよ!!」

    マルコ「カップリングっぽく言ってる時点で君の負けだよ。ジャン。」

    ジャン「うるせぇええええ!!」











    アニ「...はぁ。賑やかな連中だね」

    アニ「...海、本当に綺麗...」


    ドタドタ


    クリスタ「あ、アニ!助けて!」

    アニ「え?」

    ユミル「実はサシャが戻しちまってよ。片付けを手伝って欲しいんだ」

    アニ「...しょうがないね。分かったよ」

    クリスタ「ありがとうアニ!」

    ユミル「助かるぜ」



    アニ「...ふふ。本当に賑やかな人達。」
  45. 45 : : 2018/03/08(木) 13:22:26
    ~船内・倉庫~





    ゴゴゴ…






    男1「...なぁ、本当にこの船なのか?」

    男2「あぁ。間違いない。」

    男3「俺もこの船で合ってると思うぜ。」

    男2「...いいか?俺達の目的は『ピ--』を殺すことだ」

    男1「おう、分かってるぜ。そのために銃を奪ってきたんだからな」

    男2「行動を起こすのは2日目の朝。あいつらが起き出して来た時だ。理由は、1日目に襲ってしまうと船を2日目まで待たなくちゃならないから。船が来るまでに見つかる恐れもあるしな」

    男2「その上、あの別荘の窓や扉は簡単には破れないようになってるんだ。流石、金持ちってとこだな」

    男2「以上の理由から、2日目の朝、奴らが安心しきって別荘の外へ出てきたところを襲撃する」

    男2「しかし間違えるなよ?あくまで殺すのは『ピ--』だけだ」

    男1・男3「「了解」」

    男2「...ってことで、島に着くまでは休憩。俺は寝るぜ」















    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーー
    ーー













  46. 46 : : 2018/03/08(木) 13:46:49
    ~船上・デッキ~








    ブォオオ---…







    アルミン「(なんだかんだ言ってクリスタと2人きりになる機会が巡ってきた!これはチャンス!)」

    アルミン「...お。小さい島が見えてきたね」

    クリスタ「あれが別荘のある島だよ!」

    アルミン「凄いなぁクリスタは。他にも別荘あるんだっけ?」

    クリスタ「うん!さっきユミルにも話したんだけど、山の中とか海辺とか...あと、ここ以外の島にも別荘があるかなぁ」

    アルミン「す、凄いね...話のスケールが違う...」

    クリスタ「...やっぱりアルミンもそう思う?」

    アルミン「...?」

    クリスタ「...私って、その、お金持ちでしょ?だから、それで皆と話が合わない時がたまにあって...」

    アルミン「...」

    クリスタ「私が意識してないうちにそういう話をしちゃって、嫌われたりしないかなぁ...って、凄く不安になる時があるの」

    アルミン「...そうだったんだ」

    クリスタ「...あはは。ごめんね、ちょっと暗くしちゃって。」

    クリスタ「...でもアルミンなら、私の悩み聞いてくれるかな、なんて思ったから」ボソ

    アルミン「...クリスタは凄いよ」

    クリスタ「え?」

    アルミン「だってもし僕がクリスタの立場なら、多分毎日自慢ばっかりして、凄く嫌なヤツになってたと思うよ?」

    クリスタ「そんなこと...」

    アルミン「それなのにクリスタは全然それを鼻に掛けないで、むしろいつも皆に気を配って行動してる。」

    アルミン「それは僕達には出来ない事だよ、クリスタ」

    クリスタ「...」

    アルミン「もっと自分に自信持ちなって!...ま、僕が言えた事じゃないけどね。」

    クリスタ「アルミン...うん、ありがとう!」

    クリスタ「アルミンに打ち明けたおかげで、元気が出たよ!」

    クリスタ「ありがとね!」

    アルミン「どういたしまして。僕で良かったらいつでも話聞くから!」

    クリスタ「うん!じゃ私、向こうでアニ達と話してくるねー!」ダッ

    アルミン「うん!」


    アルミン「...」


    アルミン「...これは完璧じゃないか!?」

    アルミン「いやぁ我ながら素晴らしい対応だったはず」

    アルミン「ライナーには悪いけど、クリスタはまだどっちに傾くか分からないぞ...!」








    ~ライベルside~




    ライナー「ちっきしょおおおおおお!!!」

    ベルトルト「ちょ、落ち着いてよライナー!」

    ライナー「これが落ち着いていられるか!!」

    ベルトルト「ま、まぁ気持ちは分かるけど」

    ライナー「あーーーーーーどうするどうする!!」

    ライナー「そのうちタイトルに『※アルクリ注意』とか出てくるぞぉーーー!!」

    ベルトルト「メタ発言はやめようよライナー...」













    ~サシャコニside~




    コニー「なぁサシャ大丈夫か?」

    サシャ「だ...大丈夫です」

    コニー「にしても突然船内探検しようって...小学生かお前は」

    サシャ「コニーにだけは言われたくないです」キリッ

    コニー「それもそうだな!」アハハ

    コニー「っておい!」ビシッ

    サシャ「ツッコミのテンポが悪いですよ...って、この扉はなんでしょう?」

    コニー「さぁ?倉庫か何かじゃねぇの?」

    サシャ「倉庫...!!きっと食べ物がたくさん!!」

    コニー「あー、それが探検の目的だったのか」

    サシャ「開けてみましょうよコニー!」

    コニー「えぇ...?これクリスタに怒られないか...?」

    サシャ「大丈夫ですって!開けるだけですから!」

    コニー「ったくしゃあねぇな...」





  47. 47 : : 2018/03/08(木) 13:58:45
    ~船内・倉庫~


    …サァ? ソウコ カ ナンカ ジャネェノ?





    男1「...っ!?」ビクン

    男2「zzZ…」

    男3「...おいおいマジかよっ!?」ヒソヒソ

    男1「やばいやばいやばい」ヒソヒソ

    男1「おい男2、起きろ!!」ヒソヒソ

    男2「zzZ…」

    男1「やべぇってまじで!!」ヒソヒソ





    アケテミマショウヨ コニ-!






    男1「終わった...」

    男3「ああ...」

    男2「zzZ…」






    …ッタク シャアネェナ…














    ギギギ














    ~倉庫前~



    コニー「...!!この扉、重いぞ...!!」グググ


    ギギ…ギ…


    サシャ「頑張って下さい!コニー!」

    コニー「おめぇは...手伝わねぇの...か...よ!!」



    ギギギ…!!




    クリスタ「サシャー、コニー、いるー??」


    コニー「っ!!」ビクン

    サシャ「っ!!」ビクン

    コニー「お、おう!いるぜ!!」

    サシャ「は、はい!いますよ!何の用でしょう!?」

    クリスタ「もうすぐ着くから、準備してー」

    コニサシャ「「はーい...」」

    コニー「危なかったな...」

    サシャ「はい...そうですね...」

    コニー「じゃ、行こうぜ」

    サシャ「はい!」
















    ~倉庫内~






    男1「...なんとか助かったみたいだな」

    男3「ああ...死ぬかと思ったぜ...」

    男2「んん...?着いたのか...?」ググ

    男1・男3「「お前なぁ...!!」」














  48. 48 : : 2018/03/08(木) 14:30:53
    ~クリスタの島(※別名募集します。ダサいので笑)~









    _____僕達は船が島に到着すると、荷物を持って早速上陸した!


    アルミン「(島の中心には小さな山が見えるな)」

    アルミン「(船着場からそこに向かって真っ直ぐ砂利道が続いてるから、別荘は山の麓にあるのかな?)」

    アルミン「(砂利道の両脇には草木が生い茂ってる。この島は元々ジャングルみたいな感じだったのかなぁ)」




    ザッザッザッ…



    クリスタ「着いたよー!この砂利道の先に別荘があるの!」


    一同「「「「おおおー...!!!」」」」


    船長「ではクリスタ様、明日の午後3時頃にお迎えに来ます。皆様、どうか楽しいクリスマスをお過ごしください!」

    クリスタ「うん、ありがとう!」

    船長「では、私はこれで。」









    ブォオオオ--ッ...









    アルミン「船長さん...カッコいいね」

    ライナー「ああ。惚れちまいそうだぜ」

    エレン「やっぱりホモじゃねぇか」

    クリスタ「さ、皆早く行こう!」

    一同「「「おーっ!!」」」



  49. 49 : : 2018/03/08(木) 14:39:15
    つ☆か☆れ☆た☆

    この先クリスマス会(季節外れですみません)の展開ですが、
    安価で色々やるかもしれません。
    参加してくれる方はどんどん積極的に意見を出して下さい!
    お願いします!
    あと、アドバイスも受付中です!
    もし何かあればコメントして下さい!
    &誰か見ている方がいれば、
    出来ればで良いのでコメントお願いします!
    一人だと凄く寂しい…!
    では。
  50. 50 : : 2018/03/08(木) 23:29:26







    ガサガサ…



















    男2「…っふぅ。見つからずに済んだな」

    男1「草むらに隠れてたせいで葉っぱまみれだけどな...」

    男3「で、どうするんだ?あいつらが、『この島を探検しよう』なんて言い出したら俺達見つかっちまうかもしれねぇぞ」

    男1「確かにそうだな」

    男2「んん...まぁ見つかったらその時はその時だ!」

    男1・男3「「はぁ!?」」

    男2「2日目の午後まで、ここでコソコソ待機!もし探検だの何だので見つかりそうになったら上手く隠れるしかない!」

    男1「はぁ...まぁそうだけどよ...」

    男3「俺はここまで来てお前に着いてきたことを後悔し始めてる」

    男2「はいはい。どうせ俺はダメ人間ですよー」



















    ~別荘前~







    クリスタ「ふぅ...結構歩いたけど、無事到着!」

    一同「「「「うわぁーっ...!!」」」」

    ユミル「...本当にデカいな」

    サシャ「これ多分私の家より大きいですよ...」

    クリスタ「さ、中に皆さんをご案内しまーす!」







    ~別荘内・玄関~








    ____クリスタが大きなドアを開けると、キラキラと輝く全てのモノに目を奪われてしまった。

    上を見上げると大きな黄金のシャンデリア。
    左にある上の階へ続く階段には真っ赤なカーペットが敷かれ、
    右には黒く輝く大きなグランドピアノ。


    思わず溜息をついてしまった僕。否、僕達。
    クリスタを除く全員が、屋敷の想像以上の美しさに見とれていた。











    クリスタ「おーい皆ー、ぼーっとしてるけど大丈夫?」


    ユミル「お前なぁ...金持ちでも限度ってもんを...」

    サシャ「こ、これを建てるだけのお金があったら一体どれ程豪華な食事が出来るのでしょうか…」ジュルリ

    コニー「多分…俺達の想像が及ばないくらい豪華だぞ…」

    ライナー「なんかもう…格差って…残酷だな」

    アルミン「しょうがないさライナー…これが人間の作り上げた社会なんだ」

    ベルトルト「生々しいね…」

    ジャン「しかもこんな別荘がまだ何件もあるんだろ?」

    マルコ「そうだね...」

    エレン「クリスタ一体何者なんだろうな」

    ミカサ「エレン、クリスタは普通の人間」

    アニ「...(すごいなぁ)」


    クリスタ「ほらほら皆、早く荷物置いてー」


    皆「「「「はーい」」」」












    _____想像しにくいと思うが、ここで別荘の間取りを紹介しよう。


    まず玄関を開けると広い円形のホールが広がっており、
    そこには大型のテレビやらソファやらがある。その一番奥、つまり玄関の反対側にはこれまた大きなキッチンがあるので、ホールはつまり一般家庭で言うリビングのような場所だろう。


    そしてホールの壁には玄関から見て左に3右に4の計7つの扉がある。
    7つの内6つは「個室」らしく、それぞれの部屋にベッドや机、椅子、小型テレビなどが置いてあるらしい。


    残りの1つはこれまた大きな洗面所に繋がっている。
    その扉を開けると正面にはトイレのドアが2つ並び、右には大きな鏡のある手洗場と洗濯機。左を向くとそこには大きなドアが現れる。そのドアの先には脱衣所、そしてその先には大浴場があるという訳だ。


    玄関から見て左手にある階段は円形の壁に沿って螺旋状になっており、そこを上ると二階となる。
    二階は一階と大きな円形の吹き抜けで繋がっており、上から見るとドーナツのような形状となっている。
    つまり二階と言っても、筒状の屋敷の壁にぐるっと1周回った廊下のようなものなのだ。


    そして二階の壁にもドアが計7つ並んでおり、そのうち6つが一階と同じく「個室」となっている。
    ちなみに残りの1つはトイレに繋がっている。







    アルミン「(...と、頭の中で文章にしてみたけど凄く想像しづらい。)」


    アルミン「(しかも今回は個室は使わずに皆でリビングで寝るって話になったから)」

    アルミン「(...この説明無駄だったかも)」







  51. 51 : : 2018/03/08(木) 23:56:57
    ~ドキドキ☆ワクワク別荘生活1日目♡~


    AM 8:10





    ライナー「...なんだこのセンスの無いタイトルは」

    アルミン「いいじゃないか別に!」

    コニー「俺でも分かる ダサいヤツ」

    エレン「流石にだせぇぞアルミン」

    アルミン「純情ピュアピュア鈍感野郎は黙ってなさい!!」

    エレン「このSSにおける俺に純粋な要素なんて何一つ無いでしょうに...」

    マルコ「いやぁにしても」

    ジャン「天国だなここは」

    アルミン「ふふふ、そうだねぇ。フカフカのソファに超大型テレビ。暖かい部屋に可愛い女の子達...」

    コニー「お菓子もたくさんあるしな!」

    エレン「でもよぉ、昼飯までまだ結構時間あるし、暇じゃねぇか?」

    マルコ「確かに...ここでずっとダラダラしててもちょっと時間がもったいないかもね」

    アルミン「でも女子は『自分達だけでご飯作るから、男子達は楽しみに待ってて』って言ってたし...」

    ジャン「正直やることねぇなぁ」

    ライナー「ふむ...野球挙なんてどうだ?」

    アルミン「それは深夜にこっそり男子達だけでやろうか」

    エレン「やるのか...」

    ベルトルト「あっさり承諾されたねライナー...」

    ライナー「よっしゃあ!」

    マルコ「あ、じゃあ島を探検なんてどうかな!?」

    アルミン「ほほう、探検とは…流石マルコだ。伊達に童帝やってないね」

    マルコ「褒めてんのかそれ」

    エレン「急に語調強くすんな怖いから」

    ベルトルト「探検かぁ...女子に許可貰って来ないとだねぇ」

    アルミン「ライナー女装して女子のとこ行ってきてよ」

    ライナー「なぜに俺なんだ」

    アルミン「ってことで許可貰ってくるよー」

    ライナー「」

    ベルトルト「ライナーの振りは何だったんだろうね」

    マルコ「まぁそんなのどうでもいいさ!楽しみだなぁ!」

    コニー「マルコお前そんなアクティブだったか?」

    ジャン「確かに珍しいな。なんかあったのか?」

    マルコ「いや別に?最近ちょっと森林浴にハマってるだけさ」

    ライナー「お前にそんな趣味が...」

    ジャン「俺お前はただのドMだと思ってたぞ」

    コニー「そうだな」

    ベルトルト「そうだね」

    エレン「そうだな」

    マルコ「一体皆は僕をなんだと思ってるのさ」



  52. 52 : : 2018/03/09(金) 00:05:51

    ~キッチン~












    アルミン「(凄い...キッチンが広い...)」

    アルミン「(あ、何かいい匂い!何作ってるんだろう?)」


    クリスタ「...アルミン?どうしたの?」

    アルミン「あ、クリスタ!あの、実はね、お昼までまだ時間あるからこの島を少し探索してみたいなーって思ったんだけど...いいかな?」


    クリスタ「へぇー!面白そうだね!全然大丈夫だよ!」

    アルミン「ふふ、ありがとうクリスタ!」

    ユミル「お、アルミンじゃねぇか。どうしたんだ?」

    アルミン「実はこの島を探索しに外へ行きたいってマルコが言い出してね...その許可を貰いに来たんだ」

    ユミル「なるほどな」

    クリスタ「この島には別荘以外何も無いはずだけど...何か面白いものを見つけたら言ってね!」

    アルミン「うん!じゃ、行ってくる!」

    ユミル「いってらー」

    クリスタ「気をつけてねー!」

    ユミル「...さ、クリスタ。私達は奥へ戻って料理の続きだ」

    クリスタ「うん!男子の皆のためにも、美味しいもの沢山作ろうね!」

















  53. 53 : : 2018/03/09(金) 00:21:30
    ~リビング~



    エレン「...お、アルミン帰ってきた」

    アルミン「許可貰えたよー!」

    マルコ「ホントに!?やったぁ!」

    ジャン「じゃ、行くか?」

    ライナー「うむ、そうだな。」

    コニー「よっしゃぁ探検だぁ!!」

    ベルトルト「個人行動?それともチーム分けする?」

    アルミン「うーん...何があるか分からないし、確か電話も使えないんだっけ?」

    エレン「らしいな」

    アルミン「だから万が一の事を考えて、チーム分けして行こうか」

    ジャン「そうだな。で、分け方はどうする?俺は死に急ぎ野郎と同じでなけりゃ何でも良いが」

    エレン「んだと!?」

    ベルトルト「まぁまぁ2人とも...」

    マルコ「こんな時こそあみだくじだね!」スッ

    アルミン「何でそんなの持ってんのさ...」

    ライナー「まぁ何でもいいから早く決めようぜ!」

    コニー「そうだな!」










    ここで安価です!
    ※意見が出なかったら僕が自分で決めます








    ~あみだくじ・結果~



    チーム1

    >>54 >>55 >>56

    チーム2

    >>57 >>58 >>59 >>60

  54. 54 : : 2018/03/09(金) 18:51:32
    エレン
  55. 55 : : 2018/03/09(金) 18:58:56
    アルミン
  56. 56 : : 2018/03/09(金) 19:24:03
    ジャン(笑)
  57. 57 : : 2018/03/09(金) 19:33:32
    >>54 >>55 >>56

    ありがとうございます!
    考えてみたら下の4つはいりませんでしたねw


    ってことでゆっくり更新していきます。
  58. 58 : : 2018/03/09(金) 19:51:44










    アルミン「ってことでチーム決まったけど」





    ~チーム1~



    アルミン「...(考えうる限り最低の組み合わせだこれ)」

    エレン「...ちきしょう、何で俺がジャンなんかと...」

    ジャン「はっ!そりゃこっちのセリフだぜ全く...」



    ~チーム2~



    ライナー「ふっ。あっちのチームは中々苦労しそうだな。特にアルミンが。」

    ベルトルト「お昼前に胃に穴が空かなきゃいいけど...」

    マルコ「ま、向こうは向こうで上手くやるさ。僕達は気楽にやっていこう!」

    コニー「腹減ったなぁ」











    ____なんやかんやで、探検開始!!








    ~別荘前・玄関~



    アルミン「うーん、外に出たものの何処をどう探検しようか...」

    マルコ「さっきクリスタに聞いたんだけど、この島って円形に近い形らしいんだ。」

    マルコ「だから、とりあえず船着場まで全員で行って、その後2チームに別れてそれぞれ反対方向へ進んでいく。っていうのはどうかな?」

    アルミン「なるほどね。数学で言う、丸い池の周りを走るA君とB君理論か」

    エレン「なるほど分かりやすい!」

    マルコ「じゃあ皆、船着場まで行こうか!」




    皆「「「「おー!!」」」」












    ~船着場~




    アルミン「…さて、着いたね。」

    マルコ「じゃあ僕らはここから右へぐるっと回って行くから」

    ライナー「なかなか草木が生い茂ってるな」

    ベルトルト「遭難しないか不安だなぁ...」

    コニー「腹減ったなぁ」

    アルミン「OK!じゃあ僕らは左から回って行こうか!」

    エレン「へいへーい」

    ジャン「分かりましたよー」

    アルミン「君達やる気はあるのかね」

    エレン「ヤる気は常備してるぜ」

    アルミン「黙らっしゃい」









    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーーー
    ーー









  59. 59 : : 2018/03/09(金) 20:17:49
    ~アルミンside~






    アルミン「へぇ...この森林結構深いんだね」

    エレン「そうだな...午前中なのに葉っぱが多くて薄暗い」

    ジャン「やっぱりこういうの良いよな!ワクワクしてきたぜ」

    アルミン「ふふ、そうだね(...意外に2人ともいい感じじゃないか。これなら心配無いかなぁ)」

    エレン「...にしても、何でクリスタの親はこんな島買ったんだろうな?」

    ジャン「さぁな?金持ちの考える事ってのは分からねぇぜ」

    アルミン「でもあの別荘といいこの島といい、なんかミステリー小説っぽくてワクワクしない!?」キラキラ

    エレン「はは、ちょっと分かるぜその気持ち!」

    ジャン「このメンバーでミステリーなら、犯人はベルトルト当たりじゃねぇか?」

    アルミン「ほう。その理由は?」

    ジャン「いかにも恋心こじらせそうじゃねぇかアイツ」

    アルエレ「「あー」」

    ジャン「そんで最後に自分も自殺するっていうオチだな」

    エレン「まぁ計画的な殺人だったらアルミンとかマルコがやりそうだよな」

    アルミン「頭良いから?」

    エレン「そうそう...って自分で言うのね」

    ジャン「まぁ確かにトリックとか考えさせたら凄いの出来そうだよな」

    アルミン「そうかなぁ?」











    バキッ










    アルミン「ぅおっと、何か踏んじゃったみたいだ」ヨロリ

    エレン「大丈夫かアルミン?」

    アルミン「うん、平気だよ」

    ジャン「なんだこれ...?」











    ____先程僕が踏んだ所にはキラキラと光る硝子の欠片が散乱していた。

    どうやら僕が踏んでしまったのは小型の懐中電灯だったらしく、硝子の近くにはプラスチック片や電池なども転がっていた。










    アルミン「...おかしいな?ここって無人島だったはずだよね?」

    エレン「んー、管理人が島を点検した時に落としたとか?」

    ジャン「まぁそんなもんじゃねぇか?あんまり気にしないで、早く行こうぜー」

    アルミン「...うん。そうだね」














    _____おかしい。

    僕がさっき見たプラスチック片はかなり綺麗な状態だった。

    最近管理人が入ってきた話なんてクリスタは言ってなかったし、ここは別荘以外何も無いはず。
    新品同様の懐中電灯が落ちているなど、本来有り得ない話なのだ。















    アルミン「...もしかしてこの島に、誰か他の人が...?」














    _____僕はさっきの会話を思い出す。
    『なんでクリスタの親はこんな島買ったんだろう?』

    もしかしたら何か理由があったのかもしれない。












    ガサガサッ!!























    騒がしい音をたて、木の間から鳥達が飛び去っていった。

    僕の心の中に、小さな不安が宿る____
  60. 60 : : 2018/03/10(土) 10:41:37
    面白いですね♪
  61. 61 : : 2018/03/10(土) 10:41:43
    期待❤
  62. 62 : : 2018/03/10(土) 11:01:08
    期待( ^ω^ )
  63. 63 : : 2018/03/10(土) 11:34:12
    >>60 >>61 >>62

    ありがとうございます!
    期待に応えられるよう、頑張ります!

    そして閲覧数が300を超えました。皆さんのおかげです。
    ありがとう!!
    完結に向けてさらに頑張りたいと思います!
  64. 64 : : 2018/03/10(土) 12:24:16
    ~マルコside~





    ライナー「うーむ...森が広がるばかりで、特に何かある訳ではないな...」

    ベルトルト「そうだね...しかも暗いし、ちょっと怖いなぁ」

    コニー「ベルトルトって暗いの苦手なのか?」

    ベルトルト「うん...少しね」

    コニー「へぇー!お前背高いからもっとどっしりした感じだと思ってたぜ!」

    マルコ「背は関係ないと思うよ...」















    バキッ














    マルコ「う、うわぁっ!?」ゴロッ


    ライナー「マルコっ!?大丈夫か!?」













    ____腐っていた倒木を踏んだマルコは、そのまま転がっていってしまう!

    実はこの島の森は島の中心に近いほど標高が低くなっており、急な斜面も所々存在しているのだ。


    マルコは運悪くその斜面へと転んでしまったらしい。










    マルコ「っ痛てて...」ヨロリ

    マルコ「みんなと大分離れちゃったな...」





    ライナー「マルコーー!無事かぁー!!?」





    マルコ「大丈夫だよー!!」

    マルコ「このまま下っていけば島の中心へ辿り着けるはずだから、僕はこのまま別荘を目指すよ!」







    ライナー「分かったーー!!俺達は前へ進んでアルミン達と合流する!!」








    マルコ「分かったー!!!」
  65. 65 : : 2018/03/10(土) 12:28:22
    おっ
  66. 66 : : 2018/03/10(土) 12:28:32
    更新されている( ^ω^ )
  67. 67 : : 2018/03/10(土) 12:28:38
    期待( ^ω^ )
  68. 68 : : 2018/03/10(土) 15:29:49
    ~ライナーside~






    ベルトルト「マルコは大丈夫かなぁ...?」

    ライナー「心配無いさ。アイツは伊達に童帝やってる訳じゃない」

    コニー「てか、あんな感じで落下しちまうんだな...」

    ライナー「ああ。どうやら島の中心へ向かって斜面になっているみたいだ。俺達も気をつけて進もう」

    ベルトルト「そうだね」

    コニー「...にしてもやっぱり何もねぇなぁ」

    ライナー「まぁ、逆に何か人工物が落ちてたら怖いけどな」

    ベルトルト「確かに。別荘以外は何も無いらしいからね」

    コニー「でも、あった方がワクワクするよな!」

    ライナー「はは、それもそうだな」

















    ~マルコside~






    マルコ「うーん...結構深くまで落ちてきちゃったね...身体中落ち葉だらけだ」ガサガサ

    マルコ「さて、この斜面をゆっくり下っていけば中心へ近づいて行けるはずだ」

    マルコ「頑張って進むぞ...」グッ






















    ~30分前(アルミンが懐中電灯を発見する少し前)~





    _____船着場の近くの草むらに、男が3人。
    人に見つかりにくいよう、身を寄せあっている。

    一人が双眼鏡から目を離し、仲間へ話しかける。






    男1「...おい、アイツらこの島を探検するとか言ってるぞ」

    男2「見つかったらマズいな...」

    男3「そうだな。隠れる場所を変えるか?」

    男2「いや、別々の方向へ行ったってことは、どこかで2チームが合流するんだろう。」

    男2「だから少なくとも奴らが合流するまで、ここに誰かが来る可能性は低い。」

    男2「下手に動くと見つかっちまうからな。ここで待機だ」

    男1・男3「「了解」」

    男1「...あ!」

    男2「うお!何だどうした!」

    男1「懐中電灯を何処かに落としたみたいだ...すまん」

    男3「落としたって...さっきこの島を見て回った時か?」

    男1「あぁ、多分...」

    男2「まぁあの時はそんなに奥まで行ってないし、見つかってもまさか持ち主を探したりはしないだろう」

    男1「本当にすまん...」







  69. 69 : : 2018/03/10(土) 15:56:16
    ~アルミンside~





    アルミン「...(さっきの懐中電灯、やっぱり気になる)」

    アルミン「(第一に、もし誰かがここに上陸しているとしても、目的が分からない)」

    アルミン「(考えられる可能性はクリスタの誘拐だけど、誘拐なら町にいる時の方がずっとやりやすいはず)」

    アルミン「(そして第二に、どうやって上陸したのか)」

    アルミン「(何日も生活したような跡は、森の中には無かった。もちろん、もっと奥にあるのかもしれないけど)」

    アルミン「(ってことは、ここにずっと潜伏してる訳じゃなくて、僕達と同じ日にここへ来たことになる)」


    アルミン「(...考えても分からないな。情報量が足りな過ぎる)」



    エレン「...アルミン?大丈夫か?」

    アルミン「あ、うん。大丈夫だよ!」

    ジャン「バテそうなら言えよー」

    アルミン「ありがとう、ジャン」

    ジャン「...もしかしてお前、さっきの懐中電灯が気になってんのか?」

    アルミン「...はは、バレちゃったか」

    エレン「なるほどなぁ!確かに気になるよなぁ、無人島にまだ新しい懐中電灯が落ちてるなんて!」

    エレン「ひょっとして事件とかおこるんじゃねえか!?」キラキラ

    ジャン「なんでそんなに嬉しそうなんだよ...」

    アルミン「うーん、さっきから考えてるけど分からないんだ。」

    アルミン「もし誰かが上陸しているとしても、その目的が」

    ジャン「まぁあんまり考えてもしょうがないぞ」

    エレン「そうそう!さ、早く先に進もうぜ!」

    アルミン「うん、分かった」









    _____この後僕達は1時間程歩き続けたけど、特に見つかったものは無かった。

    そして


















    アルミン「あ、向こうから歩いてくるのライナー達じゃない?」

    エレン「あ、本当だ」

    ジャン「んん?マルコがいないみたいだが...」

    エレン「さっきのお前みたいにバテちまったんじゃねぇか?」

    ジャン「はぁ!?さっきの鳥の音でビビってたお前に言われたくねぇし!!」

    エレン「んだとぉ...!?」ゴゴゴ

    ジャン「やんのかてめぇ...!?」ゴゴゴ


    アルミン「ここにきて喧嘩おっ始めないでよ...」



    ライナー「アールミーン!!」

    ベルトルト「おーい!」

    コニー「あーーー腹減ったぁぁあ!!!」

    アルミン「いやぁ結構歩いたねぇ」

    ライナー「ここで合流したってことは、ここが大体船着場と真反対ってことか?」

    アルミン「まぁそうなるね」

    ジャン「おいお前ら、マルコはどうした?」

    ベルトルト「それがね...途中で急斜面を転がって落ちちゃったから、別行動にしたんだ」

    エレン「おいおい、大丈夫なのか?」

    ライナー「まぁ声を掛けたらしっかり返事出来てたし、あいつのことだから大丈夫なんじゃないか?」

    ベルトルト「島の中心へ下って行くって言ってたから、そろそろ別荘に着いたんじゃないかなぁ?」

    コニー「俺達も早く帰ろうぜ!腹減っちまったよ!」

    アルミン「そうだね。もう11時半だ」

    エレン「ま、良い暇つぶしにはなったんじゃねぇか?」

    ジャン「そうだな。おかげでエレンの恥ずかしい姿も見られたし!」

    エレン「なんだと...!?」

    アルミン「はいはいそこまで!疲れたから帰るよ!早く女子の手料理食べたい!!以上!!」

    ライナー「アルミン本当に疲れてるな」

    コニー「よーし別荘まで競走!!」ダッ

    ベルトルト「えぇ!?ま、待ってよ~!」

    ライナー「はは、負けねぇぞコニー!」ダッ

    エレン「俺も行くぜ!」ダッ

    ジャン「あ、お前ら待てよ早いって!」ダッ

    アルミン「あはは、僕も走るぞー!!」ダッ




  70. 70 : : 2018/03/10(土) 16:08:32
    ~12時15分・別荘前~





    マルコ「...結構前に着いちゃったけど、皆遅いなぁ」















    ダッダッダッ...













    マルコ「お?誰か来た!」













    ライナー「はぁ、はぁ、はぁ...」ダッダッダッ




    マルコ「ライナーーー!!お帰りー!!!」














    ライナー「ん?あれはマルコか!無事着いたんだな。良かった...」


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~





    マルコ「お疲れ様、ライナー」

    ライナー「あぁ。マルコ、無事で良かったぜ」

    マルコ「うん。思ったより早く到着できてよかったよ」

    マルコ「それで、他の皆は?」

    ライナー「もう少しで全員着くと思うぞ」
















    ダッダッダッ...















    マルコ「あ、噂をすれば」

    ライナー「皆無事着いたみたいだな」












    エレン「てめぇには負けねぇからなジャン!!」

    ジャン「はっ!!お前息切れてんじゃねぇか!?」

    エレン「切れてねぇし!!お前こそ足上がってねぇじゃねぇか!!馬のくせに!!」

    ジャン「うるせえ馬は余計だアホ!!!」



    コニー「もうダメだ、腹減って死ぬ」

    ベルトルト「あと少しだから!頑張ってコニー!!」



    アルミン「はぁ、はぁ...女子の...手料理...ぐへへ」ジュルリ



    ベルトルト「ほら、アルミンも本能むき出しで走ってるから!!」













    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





    アルミン「ぐぇーっ...死ぬかと思った...」ハァハァ

    ジャン「ふっ...ま、俺はエレンに勝ったから満足だぜ」

    エレン「いやあれは俺の勝ちだろ!?」

    ベルトルト「君達...少しは静かにしようよ...」

    コニー「超腹減ったぞ俺は!!早く別荘入ろうぜ!!」

    ライナー「それもそうだな」

    マルコ「じゃ、扉開けるよー」




    ギギッ






    男子「「「「ただいま!!」」」」
  71. 71 : : 2018/03/10(土) 16:22:37
    ~女子side~







    タダイマ!!








    クリスタ「あ、男子達が帰ってきたみたい!」

    ユミル「そうだな。時間もちょうど良い感じだし、そろそろ飯にしようぜ」

    サシャ「じゃあ私食器の準備してきますねー!」

    ミカサ「じゃあ私が食器に盛り付けるから...」チラッ

    アニ「...何だい」

    ミカサ「...その...アニ、テーブルの所へ私が盛り付けた食器を運んでくれない?」

    アニ「...分かったよ」

    クリスタ「ふふふ、私も手伝うよー!」

    ユミル「何もしねぇのは気が引けるしな。私も手伝うよ」

















    ~男子side~







    アルミン「んふ...凄くいい匂いがしますねぇ...」

    エレン「お前さっきのシリアスモードはどこ行ったんだよ...」

    ジャン「ミ、ミカサの手料理...!!」ハッ

    ライナー「ク、クリスタの手料理...!!」ハッ

    コニー「腹減った...!!」

    ベルトルト「...アニも作ってくれたのかな...」ボソ






    クリスタ「皆おかえりなさい!!今準備してるから、座って待ってて!」


    アルミン「なんだか至れり尽くせりだね。本当にありがとう」

    ライナー「何も手伝わなくて、本当に大丈夫なのか?」

    クリスタ「うん!楽しみに待っててね!」ニコッ


    ライナー「ぐふぅっ!!」ブシャァ

    アルミン「...結婚しよ(うん!ありがとう!)」

    エレン「おい、言ってることと思ってることが逆になってるぞ」

    コニー「ライナー鼻血出して倒れたぞ!?」

    ジャン「ったくよ...女を見た途端に惚気やがって」

    ライナー「お前もさっきミカサがどうこう言ってたじゃねぇか」ムクッ

    ジャン「ライナーには言われたくねぇ!!」

    ベルトルト「...アニ...手料理...ふふ」ボソ

    アルミン「ベルトルトもなかなかの重症だね」

    エレン「...って、話してないでさっさと席着こうぜ!」



    男子「「「「おー!!」」」」
  72. 72 : : 2018/03/10(土) 16:33:30






    _____僕達が席に着くと同時に、テーブルに豪華な料理がズラリと並べられた!

    豪華といっても、食材が高価という訳では無い。
    並べられたのは普通の家庭料理だ。
    しかし、この状況。
    たくさん歩いた後で空腹は抑えきれず、しかも女子が作ってくれた料理が並べられているのだ!

    男子達にとって、この料理はどんなに高級なお店の料理にも勝るだろう!!










    エレン「うおお...」

    アルミン「...見てよライナー、米粒が笑ってる...僕を食べて!って、美味しそうに...笑ってる...」

    ライナー「分からんでもないが、それは多分見えたらヤバいやつだぞアルミン」

    ジャン「み、ミカサが作ったのは!?」ガタッ

    マルコ「落ち着けってジャン...料理は逃げねぇからよ」

    ジャン「お前こそ落ち着けよキャラブレブレじゃねぇか...」

    コニー「もう我慢できねぇって!!」

    ベルトルト「コニー、流石に女子が来るまでは我慢しよう?」













    _____そしてそこへ女子達が合流。

    テーブルがより一層華やかになる!
    男子達の空腹はもう限界だ!












    クリスタ「じゃあ皆手を合わせて!!」




    皆「「「「「はいっ!!」」」」」パチ





    クリスタ「いただきます!!」






    皆「「「「いただきますっ!!!」」」」





  73. 121 : : 2018/03/11(日) 11:40:15
    カエサル古参兵さん、お気に入り登録ありがとうございます!

    では、少しずつ更新していきます。
  74. 122 : : 2018/03/11(日) 11:56:46












    _____一斉に料理へと手を伸ばす男子達!!

    女子はその勢いに少し圧倒されながらも、自分達もと料理へ手を伸ばし始める。













    クリスタ「まだまだ沢山あるから、どんどん食べてねー!」



    コニー「おう!」モグモグ

    エレン「やべぇ...すっげぇ美味いな!!」モグモグ

    アルミン「本当だね!女子は料理上手だなぁ!」モグモグ

    ライナー「...むふふ。クリスタの手料理...」モグモグ

    ベルトルト「ライナーまだそれ言ってるの...?」モグモグ

    ジャン「...み、ミカサが俺のために作ってくれた料理...」モグモグ

    マルコ「ジャン泣きながら食べないでよ気色悪い...」モグモグ

    ミカサ「私は貴方のために作った覚えは...無い」

    アルミン「あーあ、公式に否定されちゃったね」

    ジャン「」

    ユミル「にしても美味ぇなぁ!!」

    サシャ「ほうれふね!!」モグモグ

    クリスタ「アニが凄く料理上手で驚いたなぁ!」

    アニ「べ、別にそんなこと無い、けど...ありがとう」ニコッ

    ユミル「お?アニがデレたぞ珍しい!」

    ライナー「あーすまん今のでベルトルトが失血死しそうなんだ。誰か助けてくれ」

    ベルトルト「」チ-ン

    アルミン「ほっときゃ治るよベルトルトは」

    エレン「そうだな!こいつ身体頑丈だし!」

    コニー「背高いしな!」

    ライナー「お前ら...それもそうだな!」





    ベルトルト は ソファへ運ばれ 放置された!





  75. 123 : : 2018/03/11(日) 12:09:31
    ____約1時間後。食事を終えた僕達は、夕飯までの間に皆で遊ぶことにした!






    エレン「遊ぶって言っても、何するんだ?」

    アルミン「うーんそうだねぇ」

    ライナー「ふふふ...こんな時こそアレだろ」

    アルミン「アレ?」

    ジャン「なんだよそれ」

    ユミル「早く教えろクソゴリラ」

    ライナー「お前ら人の心を考えてみたことはあるか?」

    ライナー「...まぁいいや。俺が提案するのは...王様ゲームだ!!」

    クリスタ「へぇー面白そう!」

    サシャ「なるほど...良いんじゃないですか?」

    ユミル「ったく...どうせエロいことでも考えてるんだろ?」

    アルミン「えぇ?ライナー、見損なったよ...」

    エレン「最低だな」

    ライナー「はぁ!?なんでだよ!!」

    ライナー「じゃあ王様ゲームはナシか...」

    アルミン「はぁ!?やらないとは言ってないぞ!!」

    エレン「そうだぞライナー」

    ライナー「てめぇらな...」

    ジャン「ま、王様ゲームで良いんじゃないか?」

    マルコ「ベルトルトは起こす?」

    アルミン「そうだね、起こしてこよう」




    アルミン「おーいベルトルトー」

    アルミン「王様ゲームでアニとえっちなこと出来るチャンスだぞー」

    アルミン「起きろー」

    ベルトルト「」ムクリ

    アルミン「...無言の覚醒...悪くない。」ホウ

    ベルトルト「...戦じゃぁぁぁあいっ!!!」

    アルミン「うぉおおおおおあっ!!!」




  76. 124 : : 2018/03/11(日) 12:34:56


    ライナー「簡単にルール説明をしようか。」

    ライナー「まず、1~11の数と『王様』と書いた紙を用意する。そしてそれをシャッフルし、一人一枚ずつ取る」

    ライナー「そこで『王様』を引いたやつが数字を2つ指定し、『何番』が『何番』と『何々をする』という形で、命令をするんだ」

    ライナー「あんまり過激な命令は駄目だぜ?」

    アルミン「ライナー、大切なことを忘れてるよ」

    ライナー「む?」

    アルミン「『王様の命令は絶対』ってね...」ゲヘヘ

    ライナー「あぁ、そうだったな」ニヤニヤ








    ~なんやかんやでゲーム開始~



    _____僕達はリビングの床に円になって座った。
    ついにゲーム開始だ!!






    ライナー「じゃ、シャッフルするぞ...」

    ライナー「よし、こんなもんか。そしたら紙を円の真ん中に置くから、皆一枚ずつ取ってくれ。で、俺も取って...と」

    ライナー「よし、皆取ったな?」

    皆「「「「「はーい!」」」」」

    アルミン「王様は名乗り出るんだよね?」

    エレン「あぁ、そうだな」

    ジャン「最初は誰が王様だ...?」

    コニー「俺が王様だ!!」

    ユミル「コニーに命令されるのか...なんか癪だな」

    クリスタ「ユミル、コニーに失礼だよ!」

    ライナー「よし。じゃあコニー、数字を指定して命令するんだ!」


    コニー「じゃあ...『>>125』が『>>126』と『>>127』する!!」



    安価頼んだ






  77. 125 : : 2018/03/11(日) 15:56:46
    ライナー
  78. 126 : : 2018/03/11(日) 15:59:09
    クリスタ
  79. 127 : : 2018/03/11(日) 16:03:10
    キス
  80. 128 : : 2018/03/13(火) 17:59:51
    おおっww
  81. 129 : : 2018/03/13(火) 23:58:57
    >>125 >>126

    僕の説明不足でしたスミマセン。
    本当は数字を書いて欲しかったんですけど...
    まぁ面倒くさいので
    メンバーの名前をそのまま書いても良いことにしますw

    そして今少し忙しくなってきたので更新ペース落ちます。
    ゴメンナサイ...
  82. 130 : : 2018/03/14(水) 00:12:48
    数字なら安価の意味なくね?
  83. 131 : : 2018/03/14(水) 00:44:31
    うぉぉおおお!!おもろい...!
    青春っていいな期待です!
  84. 132 : : 2018/03/14(水) 12:12:10
    >>130

    そうですよね...僕もそれに気がつきましたスミマセン

    >>131

    期待ありがとうございます!
    青春っていいですよねぇ...!!
  85. 133 : : 2018/03/14(水) 12:28:49



    コニー「じゃあ...ライナーがクリスタとキスする!!」




    一同「「「「「!?!?」」」」」








    ユミル「おいハゲそれは駄目だろ...?」

    アルミン「コニー、そういうの駄目だと思いまーす!反対!!」

    ライナー「おいおいアルミン、忘れたのか?」

    アルミン「え?」

    ライナー「『王様の命令は絶対』...さっきお前が言ったことだぜ」ニヤニヤ

    アルミン「くっ...まさか早速墓穴を掘ることになるなんて…!!」

    ベルトルト「で、どうするの?」

    クリスタ「私も、その...突然キスっていうのは...///」

    ユミル「私も納得いかねぇからな」

    アルミン「...そうだ!いいこと考えた!」

    エレン「なんだ?」

    アルミン「直接キスするんじゃなくて、ライナーとクリスタの間にコンニャクを挟めば良い!」

    ライナー「な、なんだと!?」

    ジャン「いいんじゃねぇか?直接キスなんてしたらライナーぶっ倒れるだろ」

    マルコ「そもそもクリスタも承諾してないしね。」

    アルミン「じゃあ決まり!エレン、コンニャクを持ってくるんだ!」

    エレン「え...なんで俺なんだよ」

    アルミン「いいから急ぐ!」

    エレン「へいへい...」




    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    エレン「ほら、持ってきてやったぞ」スッ

    コンニャク「コンニチハ」

    アルミン「よし、ありがとう。じゃあライナーとクリスタは向かい合って立って...」


    ライナー「おう」

    クリスタ「うん」


    アルミン「よし、挟むよ」ヌチャッ

    コンニャク「ウワァ」





    _____アルミンはライナーとクリスタの顔の間にコンニャクを挟んだ!

    その瞬間、2人が同時にコンニャクへ熱いキスをする!




    ぬちゃっ







    ライナー「...」

    クリスタ「...」

    コンニャク「...」





    アルミン「...(これどうすればいいんだろ)」


  86. 134 : : 2018/03/14(水) 12:35:58




    アルミン「さ、気を取り直して次行こう!」

    ライナー「そ、そうだな!」

    ライナー「じゃ、また紙を集めてシャッフルして...」

    ライナー「皆、この中から一枚ずつ取ってくれ」




    皆「「「「「はーい」」」」」





    アルミン「さて、今回の王様は誰かな?」

    ジャン「あ、俺じゃねぇな」

    マルコ「僕も違ーう」

    エレン「お、今回は俺みたいだ」

    ライナー「じゃあエレン、早速命令を」






    エレン「じゃあ...『>>135』が『>>136』と『>>137』する!!」
  87. 135 : : 2018/03/14(水) 14:06:15
    ミカサ
  88. 136 : : 2018/03/14(水) 14:08:58
    サシャ
  89. 137 : : 2018/03/14(水) 14:12:33
    ディープキス
  90. 138 : : 2018/03/15(木) 11:39:09



    エレン「じゃあ...ミカサがサシャとディープキスする!」





    皆「「「「「!?!?」」」」」








    アルミン「またキス?」

    マルコ「しかも今回はディープだよアルミン」

    ジャン「しかも女子同士...むふふ」

    ライナー「むふふ...ってイカンイカン!俺にはクリスタが...」

    ベルトルト「にしてもエレンがそんな命令するなんてねぇ」

    ユミル「おいおい、流石にこれは無理じゃねぇか?だってあのミカサだぞ...?」

    ミカサ「...///」

    ジャン「(み、ミカサが照れてる!!可愛い!!)」ブフォッ

    アルミン「はーいジャン搬送よろしくー」

    クリスタ「サシャは...?」

    サシャ「私は別にいいですけど?」ケロリ

    ユミル「マジかよお前...」

    ライナー「これは...来たんじゃないか!?神展開!?」

    アルミン「うん...そうだね...!!」ゴクリ






    _____ミカサとサシャがゆっくりと向かい合う。

    ミカサは顔を赤らめて恥ずかしがっているのに対し、
    サシャはケロリとした表情でミカサを待っている。





    ミカサ「え、えっと...その...//」

    サシャ「...もう、ミカサは恥ずかしがり屋さんですね!」ガッ





    _____もじもじとしていたミカサに、サシャがいきなり掴みかかる!

    2人の顔は急接近し...








    サシャ「ん...」ムチュ

    ミカサ「んっ…///」レロ








    ____厭らしい音をたて、2人はディープキスを始めた。










    ミカサ「...ん...///」レロ クチュ

    ミカサ「(これが...ディープキス...///)」







    ミカサはサシャの舌の温かい感触を感じる。
    だんだんと鼓動が早くなり、身体の温度が上がっていくのが分かる。









    サシャ「...んっ...」ムチュ レロ

    サシャ「...ぷはっ!」

    ミカサ「...ぷはっ!」ハァハァ










    _____ミカサとサシャの口からは涎が出ており、
    2人の間に橋のように掛かっていた。

    はぁはぁと息を切らすミカサ。 その頬は上気して赤く染まっており、
    サシャもキスをする前よりも顔が赤くなっていた。

    金色に輝くシャンデリアが2人の顔を艶めいて照らす。

    そして2人はゆっくりと目を閉じ、そのままもう1度_____







    アルミン「はいストーーーップ!!!」

    ライナー「なんでだよ!!」

    アルミン「このままじゃ男子が耐えきれないでしょうが!!」

    マルコ「...」ポケ-

    エレン「...」ポケ-

    ベルトルト「...」ポケ-

    コニー「...ん?どうしたんだこいつら?」ケロリ

    アルミン「田舎出身勢はブレないね...」

    ライナー「あ...確かにコニー以外のやつらの息子...」

    アルミン「そういうことだ。このままじゃ、性欲を抑制するという目的が達成できない」

    ライナー「そういやそんな目的だったな」

    アルミン「僕も忘れてたけどね」

    ユミル「おい男子共、てめぇら何こそこそ言ってんだ?」

    アルミン「い、いや、なんでもないよ!」

    ライナー「そうだな!次行こう次!」

    ミカサ「(サシャ...あんなに大胆とは...//)」ドキドキ

    クリスタ「そうだね!私も王様やってみたいなぁ!」



    アニ「(...私さっきから空気なんだけど)」ハァ



    ジャン「...」ポケ- ※ジャンはソファでグロッキーになってます







    ライナー「よし、じゃあ紙取ってくれ」スッ




    エレン「...今回は俺じゃないな王様」

    アルミン「流石にさっきのを見たらエレンが王様じゃ駄目だと思うよ」

    クリスタ「あ、私だ!!やったぁ!!」

    ユミル「クリスタが王様かぁ...」

    サシャ「なんか怖いですね...」



    クリスタ「じゃあ...『>>139』が『>>140』と『>>141』する!!」
  91. 139 : : 2018/03/15(木) 11:40:14
    天城さん、冬山さん、お気に入り登録ありがとうございます!
  92. 140 : : 2018/03/15(木) 14:52:00
    アルミン
  93. 141 : : 2018/03/15(木) 14:55:01
    コニー
  94. 142 : : 2018/03/15(木) 14:58:01
    全裸で抱き合う
  95. 143 : : 2018/03/20(火) 00:29:59
    更新待ってまーす
  96. 144 : : 2018/03/20(火) 19:54:15
    遅れてスミマセン!!
    色々あって忙しく、更新できませんでした!!

    ではさっそく更新していきます。
  97. 145 : : 2018/03/20(火) 20:26:20



    クリスタ「じゃあ...アルミンとコニーが全裸で抱き合う!」




    一同「「「「!?!?」」」」





    ユミル「クリスタお前まさか...そっち系の趣味が...?」

    クリスタ「ち、違うの!これはその、逆らえない天の声というか...」アセアセ

    サシャ「なんですかそれ...」

    マルコ「天の声...カッコいいねそれ」

    ライナー「人類には抗うことの出来ぬ運命<さだめ>...か」

    アルミン「ねぇなんか無理やりカッコよくしようとしてるけど絵面は最悪だと思うよ?」

    コニー「俺は別に抵抗ないけどなぁー」

    ジャン「田舎出身勢は羞恥心がねぇのか?」

    エレン「まぁなんでもいいからホラ、アルミン!脱げ!」

    アルミン「マジですか...」ヌギヌギ

    クリスタ「うわぁ...///」

    アニ「...何照れてるのさ。あんたが命令したんだろ?」

    クリスタ「ち、違うの!だからあれは...!」

    コニー「...っしょ!」ヌギ-ン

    アルミン「はぁ...」スッポンポン


    ライナー「流石に大事な所は隠すのな」

    アルミン「当たり前でしょうが」

    コニー「俺は別に抵抗ないけ...」

    ジャン「やめろ見せるな」

    アルミン「...じゃ、抱き合う?」

    コニー「おう!」







    ダキッ













    ユミル「...///」

    クリスタ「/////」

    アニ「…///」

    ミカサ「...///」

    サシャ「...?」












    _____コニーの体温が直に伝わってくる。熱い。
    なぜかドキドキする。そしてコニーの目を見る。



















    アルミン「...コニー。」

    コニー「...アルミン?」

















    一同「「「「「...」」」」」





















    アルミン「...って、なんだこれはぁぁぁぁぁぁあっ!!!!??」



    コニー「うおっ」ブルン








    エレン「あぁっ!アルミンが急にコニーを離すからおち〇ち〇が!」

    ライナー「oh......」

    マルコ「汚いねぇ」

    ジャン「全くだ」


    アルミン「君たちねぇ...」


    エレン「ってか、女子が今ので放心状態なんだが」




    女子達「「「「「...」」」」」チ-ン






    マルコ「ちょっと刺激が強かったかな?」

    ライナー「まぁ時間的にも丁度いいし、このくらいにしとくか」

    エレン「じゃ、どうする?」

    マルコ「僕が夕飯の準備とかするから皆は女子達を寝かせてあげて!」

    アルミン「おーマルコ気が利くう」

    ジャン「さすが童帝...」

    ライナー「恐ろしい女子力だな」

    マルコ「ふふふ、もっと褒めてくれてもいいんだよ...いや、むしろ罵ってもいいんだよ...?」

    アルミン「さーて皆、女子を起こしますかぁ」

    ライナー「了解ー」

    エレン「おう」

    ジャン「へーい」

    ベルトルト「...そうだねー(僕さっきから空気だ)」


  98. 146 : : 2018/03/23(金) 11:19:31


    _____僕らは女子を起こして、夕飯までの時間を思い思いに過ごした。

    女子達がご飯を作ろうとしたけど、マルコは1人でやると言って聞かなかった。




    マルコ「僕の日々の努力の成果を見せる時だから!!」




    なんて言って皆をキッチンから追い出してた。
    全く、こんな所で料理アピールなんて流石童帝マルコだよ。








    ~PM6:30・リビング~





    エレン「なぁアルミーン」ゴロゴロ

    アルミン「ん、どうしたのエレン」

    エレン「暇だよなぁー、せっかくこんな豪華なとこ来たのに」






    _____僕とエレンはソファでだらだらと寛いでいた。

    しかし特にこれと言ってすることも無く、
    ライナーやベルトルトは何やら楽しそうに談笑しているし、
    ジャンやマルコは普段あまり話さないコニーと仲良くゲームに興じている。

    女子はやはりお喋りが好きなのか、全員でかたまって楽しそうに話している。

    そしてさっきも言ったようにマルコは夕飯の支度をしているので、
    僕とエレンは本当に暇なのだ。







    アルミン「…まぁ、いくら豪華な所に来てもやることがある訳じゃないし、しょうがないさ。僕は皆でここに来られたってだけで嬉しいしね」


    エレン「そっかぁ。そうだよなぁ」

    アルミン「ねぇエレン、アニとはどうなのさ?」

    エレン「藪から棒だな...別にどうってことねぇよ。そんなに話すこともねぇし、むしろ俺から話しかけに行ったら不審がられるだろ?」

    アルミン「ま、そうだね。勇気を出して話しに行ったところでミカサの鉄拳の餌食になるのがオチさ」

    エレン「だよなぁ」

    アルミン「...知ってるとは思うけど、ベルトルトも」

    エレン「あぁ、分かってるさ」

    アルミン「そっか。...まぁ、僕はどっちも応援してるから。エレン頑張ってねー」

    エレン「ったく、他人事だと思って…」

    エレン「っていうか、お前はどうなんだよ?」

    アルミン「へ?」

    エレン「クリスタ...だろ?ライバル多いぞー」

    アルミン「はは、バレてたか。まぁ僕は別に凄く付き合いたいとか、そんな風に思ってる訳じゃないから。もし誰かがクリスタと結ばれても、
    彼女が幸せなら僕はそれでいいんだ」

    エレン「おお、珍しいアルミンのイケメン発言!」

    アルミン「僕はいつでもイケメンですが?」

    エレン「え?」

    アルミン「え?」

    アルミン「...まぁいいや。とにかく僕も君も頑張る!以上!」

    エレン「最後雑に纏めたなぁ」

    アルミン「だって後悔はしたくないだろ?僕も全力で頑張ることにしたから、君も頑張ろうって話!」

    エレン「へいへい」








    _____エレンは僕の言葉を聞き終えてから、またソファに横になる。

    僕はエレンの横に座って、ため息を一つ。

    やっぱりクリスタとなると、ライバルも多いよなぁ。
    特にライナーなんて男らしくて頼れるナイスゴリラだし。


    時計を見ると、もうすぐ7時。そろそろ夕飯出来たかなぁ?なんて考えながら、僕もソファに横になった。

    目を閉じると、すぐに夢の世界へ行くことが出来た。

    有り得ないけど、クリスタと2人きりで綺麗な道を歩く夢。

    あはは、さっきは『凄く付き合いたい訳じゃない』なんて言ったけど、
    やっぱりそれは違うみたいだ。


    _____ご飯ができるまで、このまま寝ていよう。

    マルコやエレンが、そしてクリスタが、僕を優しく起こしてくれるまで。
  99. 147 : : 2018/03/23(金) 11:35:49

    ~PM7:30・リビング~





    _____想像していたのとは真逆の起こされ方だった。

    コニーがソファには誰もいないと思い込んで飛び込んだらしく、
    僕はその被害者となった。

    想像を絶する痛みが、僕の下半身に一瞬で広がる。







    アルミン「っぐはぁぁぁぁぁあッ!!?」







    コニー「うわぁぁあアルミン!?悪ぃ、気づかなかった!!」












    僕はコニーには反応せず、黙ってパンツの中を見る。

    _____恐らく潰れてはいない...だろう。








    アルミン「もう、僕に子供が出来なくなったらどうするのさ!!」

    コニー「いやぁ、本当に悪かった!!」モグモグ

    アルミン「本当に反省してるのか君は!!」

    コニー「反省してるぜ!」モグモグ

    アルミン「食べるのを止めんかぁぁぁいッ!!」バシ-ン

    コニー「ぐぁぁぁあっ!!」

    サシャ「呼びました?」モグモグ

    アルミン「君たちほんとに食べることしか頭に無いの!?」ゼエハァ




    エレン「お、アルミン起きたのか。丁度ご飯出来たみたいだぞ?」

    アルミン「エレーーンっ!!聞いてよ!!僕の!僕の子供が!!」

    エレン「お前、妊娠したのか!?」

    アルミン「違う!!」

    アルミン「あーもーいいや面倒くさい!ご飯食べる!」

    エレン「な、ちょ、待てよーー!」










    ~夕飯の時間~





    アルミン「はぁ、なんだ皆もう席に着いてるのか...」

    ライナー「どうしたアルミン?顔色が悪いぞ?」

    アルミン「あぁ、本当に頼れるのは君だけだ変態クソゴリラ!」

    ライナー「」

    ジャン「ったく、早く食べようぜ」

    マルコ「うふふ、今回のは自信作だよ」

    エレン「媚薬でも入れたのか?」

    マルコ「流石の僕もそんな自殺行為はしないよ」

    ベルトルト「お腹空いたよー」

    コニー「そうだそうだ!」

    サシャ「そうですよ!」

    クリスタ「ねぇユミル、びやくって何?」

    ユミル「まだそれを教える訳にゃいかねぇな」

    アニ「...」

    ミカサ「...」





    マルコ「...ってことで、召しあがれ!!」





    皆「「「「「いただきまーす!!」」」」」


  100. 148 : : 2018/03/23(金) 12:02:17







    _____マルコの作った夕飯はかなり美味しかった。
    これでマルコの女子からの評価も上がったんじゃない?流石童帝。





    夕飯を食べた後はまた少しゆっくりして、お風呂に入った。

    大きいお風呂だったので、男子全員が入った後、女子全員が入るという感じで。



    お風呂では特筆するほどのことは無かった。
    強いて言うなら、いつも通りエレンとジャンが喧嘩(イチャイチャ)したこととか、ライナーのライナーが巨人級だったのが判明したことくらいかな。 ちなみにベルトルトは芋虫だったよ。どうでもいいけど。













    ~PM8:25 男子入浴後・リビング~




    エレン「あー気持ちよかった!!」

    ジャン「ふん、脱衣場ですっ転んだヤツが何言ってんだか」

    エレン「何だと!?お前だって風呂場で滑って死にかけたじゃねぇか!」

    アルミン「はいはいそこまで。もう面倒くさいから。ほんとに。」

    エレン・ジャン「「は、はい...」」

    ライナー「...で、お前ら。例のモノは持ってきたか?」

    ベルトルト「う、うん。一応」

    コニー「持ってきたぜ!」

    マルコ「もちろん!」

    アルミン「僕も大丈夫」

    エレン「俺も」

    ジャン「俺も」

    ライナー「ふっ...豪華なメシやら豪華な屋敷やら探検やらで忘れてたが、今日はクリスマス会だからな!一応!」

    アルミン「入浴後の女子達へプレゼントを渡し、好感度マシマシ作戦ッ!!」

    エレン「まぁ女子達もプレゼントは持ってきてると思うけどな」

    ジャン「てかよ、誰が誰に渡すか決めてあんのか?」

    アルミン「...」

    ライナー「...」

    マルコ「...」

    ベルトルト「...」

    コニー「...?」

    ジャン「オイ」

    アルミン「ま、まぁここは前と同じく、くじで決めようか!」

    ライナー「そうだな!」

    エレン「男子の方が多いけど、どうすんだ?」

    マルコ「女子の内2人は、男子2人からプレゼントを貰うことになるね」

    ジャン「そうだな」

    ベルトルト「誰にする?その女子2人は」

    ライナー「適当でいいんじゃないか?」

    アルミン「クリスタとアニ」

    マルコ「即答だね」

    エレン「なんでだ?」

    アルミン「いやなんかこう...話的に面白くなるかな、なんて」

    コニー「どういうことだ?」

    マルコ「まぁあんまり深く考えてもしょうがないさ。その2人で行こう」







    安価



    ※数字のところに男子の名前を入れてく下さい




    >>149>>150 → クリスタ

    >>151>>152 → アニ

    >>153 → サシャ

    >>154 → ユミル

    >>155 → ミカサ





  101. 149 : : 2018/03/23(金) 12:51:01
    アルミン
  102. 150 : : 2018/03/23(金) 14:30:59
    コニー
  103. 151 : : 2018/03/23(金) 14:43:03
    エレン
  104. 152 : : 2018/03/23(金) 14:48:26
    ライナー
  105. 153 : : 2018/03/23(金) 14:53:35
    ジャン
  106. 154 : : 2018/03/23(金) 15:01:22
    マルコ
  107. 155 : : 2018/03/23(金) 15:15:56
    ベルトルト
  108. 156 : : 2018/03/23(金) 19:59:58
    このミカサはエレンの相手じゃなくてエレンを攻撃するのか
    珍しいパターンだな
  109. 157 : : 2018/04/05(木) 19:00:10
    更新まだー?
  110. 158 : : 2018/05/02(水) 02:10:36
    更新マダー?
  111. 159 : : 2018/05/27(日) 14:05:32
    放置かよ
  112. 160 : : 2018/06/27(水) 15:10:17
    おっふ
  113. 161 : : 2018/07/12(木) 14:52:07
    早く更新しろよ
  114. 162 : : 2019/01/04(金) 06:13:15
    まだか?
  115. 163 : : 2019/02/18(月) 18:16:38
    マダー?
  116. 164 : : 2019/08/01(木) 11:08:01
    まだ?
  117. 165 : : 2021/02/04(木) 23:26:30
    もう進撃最終話迎えるぞ

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08030128

バ-ド(・8・)フェイス

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