このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
アニ「今日から私は保健室の先生」
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- 1 : 2018/02/22(木) 22:47:35 :
- 現パロです
エレミカ、アルアニです
アルミンが1ーa(エレン、ミカサ、クリスタなど)の担任
アニが保健室の先生です。
エロあり。シリアス。ドSミン。
以上の3条件が許せる人だけどうぞ
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- 2 : 2018/02/22(木) 23:01:48 :
- 期待です!!
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- 3 : 2018/02/22(木) 23:02:20 :
- 私は、毎日毎日夢を見る。
それは思い出したくもない過去の思い出。それを見るたび、死んでしまいたいと何度も思う。けど、死んだところでまた生まれ変わっても私はこの汚れた悪夢を見続けるのだろう
私が、保健室の先生になろうと思ったのはやっぱり毎日見るこの夢が理由。
少しでも未来ある子供を助けて、償おうと思ったのがきっかけ。
毎日見てしまう悪夢と向き合っている、つもりだった。
短大いって、試験して肩書きもらって23歳で養護教論になることができた。
私が今日からいく高校は、あまり有名ではない高校。
あいつらはいないな‥‥‥‥と思いすこし安心してしまうのは、まだ罪と向き合いきれていないから。
「失礼します。本日から養護教論を勤めさせて頂きます。アニ・レオンハートです」
職員室に入り、礼儀正しく挨拶をした。お辞儀をしたあと、私の瞳はあの人の姿を捉えた。
職員室の、奥の奥にいたのに、見つけてしまった。
目があってしまった。
「今日からよろしくお願いします!レオンハート先生!」
先生という言葉は、すこし歯痒く感じたが今はそれどころじゃなかった。
こちらを見つめてくる蒼い目。彼は、覚えているのだろうか、いや、覚えていないと思いたい。
その日は暖かかったはずなのに、私の体は、氷のようにひどく冷たかった。
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- 4 : 2018/02/22(木) 23:03:11 :
- >>2ありがとうございます!碧さんのssいつも読ませていただいてます!
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- 5 : 2018/02/22(木) 23:10:34 :
- >>4こちらこそ読んでいただきありがとうございます!
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- 6 : 2018/02/22(木) 23:24:11 :
- 春が来て、少し時間がたつと皆私になついてくれた。
「レオンハート先生~~、頭いたい~~」
無邪気な笑みを向ける生徒が、私にそういった。
「ほんと?随分顔色がいいみたいだけど?」
いたずらな表情を顔に浮かべ、生徒は体温計を脇に挟んだ。
ピピッと電子音がなり、出てきた数字は36度3分。
「元気元気。ほら、次の授業も頑張んな」
へ~~いと気の抜けた返事をして、生徒は教室へ戻っていった。
一日にいろんな人が来るから名前を覚えるのが大変だ。
「先生~~~♡」
この気色の悪い声は‥‥‥‥‥‥
「ライナー‥‥‥‥遊びに来ないでよ‥‥‥‥」
一生徒に冷たい言葉をぶつけられるのは、こいつが私の幼馴染みだから。
こいつは前世の記憶はないけど、小さい頃から一緒だ。
「なぁ、アニ~。俺お前にシャツあげたろ?蒼いの。ぜってぇ白衣に似合うと思ったから買ってやったのに着ろよ~~」
「あんな胸元開いたエロいシャツなんてきないよ。エロゴリラ。さっさと帰んな」
そういうと、ゴリラ‥‥‥‥もといライナーは渋々帰っていった
私がこの学校で、落ち着いて生活でいているのは彼に【記憶】がないことがわかったから。
本当によかった‥‥‥‥‥‥と、思う反面、少し寂しく思うのは私が前世で彼に淡い恋心を抱いていたから。
だけど、こんな大罪人が恋愛などしていいわけないし、寂しく思う自体駄目なことなのだ。
「レオンハート先生、ここでの生活はなれましたか?」
声の主は、数学教師のアルミン・アルレルト。
【彼】だ。
「はい。皆もいい子だし‥‥‥‥大分なれました。毎日が楽しいです」
彼と話すと怖くて口が強ばってしまう。
「それはよかった!僕も三年前にここに来たんで、そんなに先輩でもないけどわかんないことあったら頼ってください」
教師になって最初の学校っていってたから‥‥‥‥歳は25歳か‥‥‥‥
生徒の間では王子様とか言われているらしい。
確かに整った顔に清潔感のある出で立ちは王子そのものだ。
「ありがとうございます」
私は、営業スマイルでニッコリと表情を作った。
「わっ、もうこんな時間だ!授業に遅れるっ!!」
そういうとアルミンは、生徒たちと一緒に走って教室に戻っていった。
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- 7 : 2018/02/22(木) 23:39:19 :
- 「せんせ~‥‥‥‥‥‥しんどい‥‥‥‥‥‥」
ある日、金髪の少女が保健室にやって来た。
その少女はクリスタだった。
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
衝撃過ぎて固まってしまった。
「‥‥せんせぇ?」
白い頬を赤く染め、少女は固まるアニの顔を伺った。
「あっ、え、と‥‥な、名前は?」
「クリスタ・レンズ‥‥」
「とりあえず熱はかろうか」
クリスタが熱を測っている間に、
来た時刻、症状を書いた。
手に持つペンはカタカタと震えていて、手には汗がにじんでくる。
記憶がないとわかっても怖いものは怖い。
あまりの罪悪感に逃げ出したくなる
「せんせ‥‥‥‥37度7分」
「あっ、‥‥‥‥‥‥頭痛む?」
「うん」
「体の節々が痛む‥‥‥‥‥‥とかは?」
「‥‥関節とか‥‥筋肉が‥‥痛い」
‥‥‥‥インフルか‥‥?アニはそう思った。
「インフルかもね‥‥‥‥どうする?帰る?」
「うん‥‥‥‥」
クリスタはこくんとうなずいた。保護者に電話をして迎えに来てもらい、クリスタは帰っていった。
気づけば、来ていたカッターシャツは冷たい汗でじっとりと濡れていた
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- 8 : 2018/02/22(木) 23:52:33 :
- 次の日から、アニはライナーにもらった蒼いシャツを着て、学校に出勤した。
仲間に貰ったものを着ないと落ち着けない。少し心が安定しないアニだが、いつも通り接してくれる生徒たちを見て少しだけ安心した。
それからは、いつもとかわらない安定した日々が続いた。だが、それは急に壊されることとなる。
__________
「この前ね、私インフルになったでしょ?」
「保健室の先生ね、スッゴい美人だったの!」
クリスタがやや興奮気味に話している相手はクリスタの親友、ユミルだ。
「‥‥‥‥じゃあ私も1回行ってみっかな?」
ぽそっと呟いたユミルの言葉を耳にするとクリスタは「む~~」と頬を膨らませて拗ねた。
「自分で言っといて何拗ねてんだよ‥‥。可愛いなぁ」
恋は盲目。こいつらにはぴったりの言葉だ。
周りの皆はそう思った。
「あぁ~~、保健室の先生ね。僕も美人だと思うよ~~」
話に入ってきたのはクリスタたちの担任、アルミンだった。
「先生、好きなの~~??」
ニヤニヤしながらクリスタが聞く。
「子供には関係ないよ~~」
アルミンは見事にスルーした。
「えっ、保健室の先生美人なのか?俺も行こっかな。何て先生?」
ボケッとしていたエレンがそういった。隣ではミカサがあたふたしている。
「‥‥‥‥‥‥」
「あぁ~~、エレン始業式のとき寝てたもんね。三角座りで。名前はね、アニ・レオンハート先生だよ!」
「‥‥‥‥‥‥へ~」
嵐の、始まりだった
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- 9 : 2018/02/23(金) 00:13:46 :
夏、じめじめとした風が保健室の窓を通り抜けていく。
「‥‥‥‥‥‥ふぅ」
コンピュータの作業を少し止め、コーヒーを飲み一休みしていた。
ライナーからもらったシャツは厭らしいが、白衣で隠せばなんてことない。それに、薄い布で作られているし、胸元も開いているのでとても涼しい。
心のなかでライナーにちょびっと感謝していたら生徒が保健室のドアをあけた。
「‥‥‥‥どうしたの?」
ふとドアの方に目をうつすとそこには前世での敵がたっていた。
‥‥‥‥‥‥エレン。
「先生‥‥‥‥頭痛いんです‥‥‥‥」
普通に具合が悪そうにしていたし、自分の姿を見ても驚いていないのでエレンに【記憶】はないとアニは判断した
ほっと息をついて、休む?とベットへ案内した。
ベットまでついて後ろを振り向こうとした瞬間、視界がぐるんと回転した。
「な~~んて。お前覚えてんだろ?昔のこと」
逃げようと思ったが、両手はエレンの片手で拘束されていて動けない。
「なんのこと?‥‥離しな」
強めに抵抗するが、離してはくれない。手から感じる痛みがどんどん強くなってくる。
「っ‥‥‥‥‥‥」
「お前の俺見たときの顔見て確信したよ。覚えてんだろ?」
獣に急所をさわられた小動物のようにアニは震えた。ライナーからもらった蒼いシャツは冷や汗でどんどん濡れてくる。
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
「【前世】では仕返しできなかったからなぁ‥‥‥‥‥‥。犯されるか、殴られるか、お前どっちがいい?」
「っっっ‥‥!!ら、ら、ライナー!!!た、たす、けっっ!!」
恐怖のあまりに声がでない。
「そんなんじゃ誰も」
「何してるんだい?」
目の前に立っていたのはライナーではなく、アルミンだった。
「‥‥‥‥なんでもないっス」
そういうとエレンは保健室から出ていった。
「‥‥‥‥はっ‥‥‥‥はっ‥‥‥‥」
怖すぎて息も上手く吸えなかった。
「大丈夫ですか?何があったんですか‥‥!?」
アルミンは心配そうな目でこちらを見つめてきた。
「‥‥‥‥‥‥大丈夫です。‥‥‥‥私彼に嫌われているみたいで‥‥‥‥なんででしょう‥‥?」
あくまで知らないフリをした。
「‥‥‥‥そりゃあ、【彼の大切な人をたくさん殺したから】‥‥‥‥じゃないですか‥‥?」
「‥‥そうなんでしょうかね‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥え?」
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- 10 : 2018/02/23(金) 00:17:18 :
- 続きは明日書きます!
明日で定期テストやっと終わる‥‥‥‥。
ということなので今からオールナイトで
勉強しまーす
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- 11 : 2018/02/23(金) 00:28:46 :
- もー無理だ‥‥。
なんだよ‥‥オームの法則って‥‥
なんだよ‥‥証明って‥‥‥‥
ということなんで帰ってきました。
時間はまだまだあるのでもすこしだけ
書こうと思います
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- 12 : 2018/02/23(金) 00:42:57 :
- 「失礼します。」
最初の一言だけでわかった。声の主は、僕がずっと探し続けていた人だと。
綺麗で強くて、弱くて優しくて大好きだった彼女だと。
涙が出そうだったけど、それじゃ僕が変人みたいだから必死でこらえた。
彼女と目があった、気がした。
最初は記憶があるのかないのか確かめるために平然を装おう。そう思った。
記憶があったら、昔のことを利用して僕だけのものにしよう。そんなゲスい感情は【昔】からずっと持っている。
でも、それくらい彼女が好きだったのだ。他の男と話しているのを見るだけで発狂しそうになる。
もう、手放さない。
そう、思った。
エレンたちの一連の会話をきいて、確信した。
アニには、記憶がある。
やっとアニは僕だけのものになってくれる。そう思うと背筋がぞくぞくとした。
「そりゃあ、【彼の大切な人をたくさん殺したから】‥‥‥‥‥‥じゃないですか?」
絶対に僕のものになってもらう。
アルミンはそう思った。
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- 13 : 2018/02/23(金) 00:43:55 :
- はい!続きは明日書きます
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- 14 : 2018/02/23(金) 19:13:35 :
- 面白い❗期待!
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- 15 : 2018/02/25(日) 22:13:52 :
- 期待期待期待期待期待擬態期待期待期待
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- 16 : 2018/02/26(月) 07:02:26 :
- 期待っ!
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- 17 : 2018/02/27(火) 11:49:41 :
- 期待旋風剣‼
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- 18 : 2018/02/27(火) 23:03:05 :
- >>16
期待ありがとうございます
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- 19 : 2018/02/27(火) 23:03:56 :
- >>16
ですが、名前もかえて
登録もしたのでこのssは一旦消して
また同じのをもう一度書こうと思います
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- 20 : 2018/02/27(火) 23:14:50 :
- 頑張ってね、またお気に入りするから!
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- 21 : 2019/06/24(月) 16:05:14 :
- 更新がされない(泣)
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