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護るためにend(現パロ)

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  1. 1 : : 2018/02/11(日) 18:37:53

    昔の書き残しが出てきました


    キャラ崩壊

    駄文

    駄作

    面白くは無いとは思いますが

    それでもよろしいと言う方はどうぞ
  2. 2 : : 2018/02/11(日) 18:42:06
    前作


    護るために(現パロ):http://www.ssnote.net/archives/40123


    護るためにafter(現パロ):http://www.ssnote.net/archives/41262


    その他

    壊れた心(現パロ):http://www.ssnote.net/archives/38468

    壊れた心「救済編」(現パロ):http://www.ssnote.net/archives/39082

    暖かい場所へ(現パロ):http://www.ssnote.net/archives/47516

    壊された心の扉(現パロ):http://www.ssnote.net/archives/49853


    こちらもよろしければどうぞ


  3. 3 : : 2018/02/11(日) 18:43:22
    それから8年後

    エレンは無事、医大を卒業し、そのまま救命救急の最前線である野戦病院で働いていた
    そこへ突然戻って来てほしいと、連絡を受け久しぶりに故郷に帰ってきたのである

    空港

    エレン「・・・久しぶりの祖国か・・・」

    ???「ここが、お前の故郷か?」

    エレン「ええ。そうですよ。でもよかったんですか?俺なんかに付き合ってもらっちゃって」

    ???「構わん。一度お前の故郷に来てみたかったのでな。それに私達はパートナーだろ?遠慮なんかするな」

    ???「エレン?エレンなの?」

    エレン「?・・・ミカサか!久しぶりだな」

    ミカサ「8年ぶりね。エレン。戻ってきたの?」

    エレン「呼び戻されたんだ」

    ミカサ「誰に?」

    エレン「ハンジさん。やって欲しい事があるんだってさ」

    ミカサ「そう。それで、その人は?」

    ???「私か?私はリコ・ブレチェンスカ。エレンの生涯のパートナーだ。よろしく」

    ミカサ「初めまして。私はミカサ・アッカーマン。よろしく。ところでエレン、また?」

    エレン「リコさん、誤解を招くことは言わないで下さいと、あれほど言ったでしょ?ミカサ、この人はただの同僚だ。オペのチームを組んでいる」

    ミカサ「そう。エレンがそう言うなら信じよう(きっと彼女も被害者だろうけど)」

    リコ「む!それは心外だな。私は事実しか述べていないぞ?私はエレンと生涯の伴侶として共に過ごしたいだけだ」

    エレン「リコさん、もう絶対にそういうことは言わないでくださいよ。特に、この国にいる間は。いいですね?」

    リコ「それは了承しかねる。私は述べたい事を述べるまでだ」

    エレン「・・・はぁ、もういいです。で、ミカサはどうしてここに?」

    ミカサ「私は、ハンジさんに言われて、あなたを迎えに来た」

    エレン「何だ、知ってたのかよ」

    ミカサ「誰かまでは知らなかった。ただ、行けばわかるって言われて」

  4. 4 : : 2018/02/11(日) 18:43:36
    エレン「そうか。ハンジさんに言われて、ってことは、お前、医者になったのか?」

    ミカサ「少しでもエレンの役に立つために、頑張って勉強した」

    エレン「俺は、あの時言っただろ?」


    ――
    ――――

    ミカサ「エレン、今まで本当にすまなかった。私はとても許されない事をした。ごめんなさい」ペコッ

    エレン「もういいよ。許す」

    ミカサ「エレン・・・本当に許してくれるの?」ウルウル

    エレン「こんなことで嘘を吐いてどうする。本当だ」

    ミカサ「エレン、今まで本当にごめんなさい!もう、私は間違えないから。道を誤らないから」ポロポロ

    エレン「ミカサも今まで辛かっただろ?だからもういいんだ。でも、もう同じ過ちは繰り返すなよ?」

    ミカサ「うん」ポロポロ

    エレン「今までの罪を忘れろとは言わない。でもこれからは、ミカサ自身が幸せになるために生きて欲しい。それがお前の俺に対する償いになる。だからミカサ。幸せになれよ?」

    ミカサ「ミーナにもそう言われた。エレンならそう言うだろうって・・・エレン・・・ありがとう・・・こんな私を、許してくれて・・・本当にありがとう」ポロポロ

    エレン「ミーナが・・・そうか・・・」

    ミカサ「でも、私は少しでもエレンの助けになるために、医者になろうと思う。そうしなければ、私が私を許せない」

    エレン「それがお前のやりたい事なら俺は止めない。だが、俺への罪悪感からなりたいと言うのであれば、止めてくれ。お前はお前の好きなことを、やりたい事をすればいいんだ」

    ミカサ「エレン・・・」

    エレン「自分の本当にやりたい事、考えてくれ」

    ――――
    ――


    ミカサ「これが、私のやりたい事。あの後、ものすごく考えた。エレンの言っていた幸せになるためにはどうすればいいかと・・・正直、今でもわからない。でも、この道の先に、きっとあるんだと思う。1人でも多くの命を救うこと。それがエレンへの償いであり、私への戒め」

    エレン「お前は昔からそういうやつだよな・・・もういいよ。俺は何も言わない。自分の信じる道を進めばいいさ」

    ミカサ「エレンに言われるまでも無い」

    エレン「じゃあ、行こうか?ハンジさんの所にさ」

    ミカサ「そうしよう。早くしないと、また新たな犠牲者が出るかもしれない」

    エレン「・・・(あの人、まだやってたのか)」


  5. 5 : : 2018/02/11(日) 18:44:49


    シーナ国立総合病院

    ハンジ「やあ!エレン!久しぶりだね。あれから体調は大丈夫だったのかい?」

    エレン「お久しぶりです。体の方は問題ありませんでした」

    ハンジ「そう。それはよかった。それで、その子は?」

    リコ「私はリコ・ブレチェンスカ。エレンのパートナーだ」

    ハンジ「私はハンジ・ゾエ。この病院で、医局長兼研究室室長をしている」

    リコ「!エレン。お前、こんなすごい人と知り合いだったのか?」

    エレン「・・・この人は腕は一流だが、性格に難がある。それさえ直してくれれば、自慢できるんだが・・・」

    ハンジ「・・・」ニコニコ

    リコ「何が問題なんだ?」

    エレン「・・・自分の作った試験薬で、人体実験を繰り返しているんだよ。その被害にあった人は、絶対にハンジさんからもらった物は口にしない。すぐに捨てる」

    ハンジ「な!酷いよ。そんなことされてたの?あ~傷つくな~」シクシク

    エレン「この人の所為で一体何人の優秀な医師がこの病院を去ったことか・・・」

    リコ「それは、酷いな・・・エレンもやられたことはあるのか?」

    エレン「・・・1度な・・・だが、普通入院患者にそんなことすると思うか?」

    リコ「普通はしないな」

    エレン「この人は自分の知り合いになら平気でするんだよ!全く・・・今度、リヴァイさんに言いつけますからね」

    ハンジ「!そ、それだけは止めて。私死んじゃうよ」ウルウル

    エレン「まあ、それはそれとして、今回俺が呼ばれた訳は?」

    ハンジ「それはね。君に手術をしてほしい患者がいるんだ」

    エレン「俺にですか?俺よりもハンジさんの方がいいんじゃないですか?」

    ハンジ「手術の腕というのはね、しないと衰えていく一方なんだよ。私は新薬の開発にばかり力を注いでいたから、鈍っているんだよ。それに私は知ってるよ?手術の腕はもう、私を凌駕しているって。ずいぶん鍛えられたみたいだね」

    エレン「地獄のような日々でした・・・大学ではまだ良かったんですが、野戦病院では、自分の無力さをいやというほど思い知らされました。あそこでの手術は大変でした。一刻一秒気が抜けない。さっきまで無事だった箇所が次の瞬間には治療が必要になっている。一瞬でも迷えば患者は死ぬかもしれない。常に先を考え、かつ最善の方法で患者を治す。・・・2年間、常にそれをやり続けてきました」

  6. 6 : : 2018/02/11(日) 18:45:03
    ハンジ「へ~大変だったんだね~。海外に行ったのは正解だったのかな?」

    エレン「はい。この技術をこの国で、最大限に生かしたいと思います」

    ハンジ「よろしく頼むよ。で、今回の患者なんだけどね。エレンの知り合いさ」

    エレン「!誰です?」

    その時

    コンコン

    1人入って来た

    ???「失礼します」テクテク

    ハンジ「来たみたいだね」ニヤニヤ

    エレン「!」

    ???「ハンジ医局長、お呼び・・・で・・・!エレン!エレンなのかい!?」

    エレン「アニ!どうしてお前が?」

    アニ「私も医者になったのさ」

    エレン「でも、看護師になるって」

    アニ「気が変わったのさ。(エレンの側にいるためには、これが一番の近道だと思った、とは言えないね。)エレンが行った後、ハンジさんに頼み込んでね。勉強を教えて貰ったのさ」

    エレン「そうか。アニも俺と同じ医者か。よろしくな!アニ!」

    アニ「足引っ張ったら、ただじゃおかないよ!?」クスッ

    リコ「エレン。そいつは誰なのだ?ずいぶんと親しげじゃないか?」

    ハンジ「今回の手術に第2助手として入ってもらう、うちのエースのアニだ」

    アニ「初めまして。私はアニ・レオンハート。エレンの妻の1人さ。あんたがリコさんかい?さっき、ミカサから聞いたよ。エレンにまた変な虫が付いたってね。あまりエレンにちょっかいを出しては欲しくないんだけど?」

    リコ「妻の1人?エレン、お前、私というものがありながら結婚していたのか?」

    エレン「俺は誰とも結婚はしてませんよ。あいつ以外とは結婚するつもりもありません。それに、リコさんと結婚することは絶対にありえませんので」

    リコ「エレン、そう照れなくてもいいぞ?私は全て分かっているのだからな」ドヤ

    エレン「アニも変な事言うなよ」

    アニ「それはそのうち分かることさ」フッ

    エレン「?どういうことだ?」

    アニ「フリーダには会ったのかい?」

    エレン「直接ここに来たから、会ってない」

    アニ「会わないのかい?」

    エレン「・・・出来ることなら・・・」アセダラダラ

    アニ「心配なんかしなくていい。フリーダには、エレンが帰ってきたこと、言っておくから」

    エレン「そ、それは・・・」アセダラダラ

    アニ「それとも私と結婚してくれるのかい?そうしたら言わないでおいてあげるかもしれないよ?」

    エレン「・・・はぁ・・・仕方ない・・・気が向いたら、会いに行くよ・・・」

    アニ「まあ、そんなことしなくても会うことになると思うけどね」

    ハンジ「まあ積もる話は後にしてくれないかな?」

    エレン「あ、すいません。で、患者は?」


  7. 7 : : 2018/02/11(日) 18:45:21
    病室

    コンコン

    エレン「失礼します」

    ???「!」

    ???「エレン君」

    ???「エレン?・・・エレーン」ダキッ

    エレリコ「!」

    ???「会いたかった・・・会いたかったよぉ」ギュー ポロポロ

    エレン「ミーナ、ごめん・・・ただいま」ナデナデ

    ミーナ「・・・エレン・・・お帰り」ギュー ポロポロ

    ミーナ母「エレン君、いつ帰ってきたの?」

    エレン「今日です。ハンジさんに呼び戻されて」

    ミーナ父「それで、エレン君がここに来たのは、私のことをハンジ先生に聞いたからかな?」

    エレン「はい。今回執刀医をさせていただくことになりました」

    ミーナ親子「え!?」

    ミーナ「お父さん、助かるの?」

    ミーナ母「エレン君ならできるの?」

    ミーナ父「私の病気は手術不可能だとハンジ先生には聞いたが・・・」

    エレン「できなければこんなこと言いません。やらせてもらえますか?」

    ミーナ「お父さん」

    ミーナ父「エレン君。よろしく頼むよ」

    エレン「はい。お任せください。必ず治して見せます」

    ミーナ母「頼もしい限りね」フフフ

    ミーナ父「もし、手術が失敗したら。ミーナの事頼むよ」

    エレン「失敗することはあり得ませんので」

    ミーナ「そこは“もしもの時は、ミーナは俺が責任を持って幸せにしますので、ご安心を”じゃないの!?」

    エレン「大丈夫だ。心配するな。ちゃんと幸せにしてやるよ。でも、失敗する訳にはいかないだろ?これは俺の決意だ。“絶対に失敗はしない”って言う、な」

    リコ「それに、この私がついているんだ。エレンが失敗するはずが無かろう」

    ミーナ「?誰?」

  8. 8 : : 2018/02/11(日) 18:45:32
    リコ「私がエレンの生涯の伴侶のリコ・ブレチェンスカだ。今回は第一助手を務める。よろしく頼む」

    ミーナ「生涯の伴侶?・・・エレン、どういうことか、説明してくれるよね?」ゴゴゴゴゴ

    エレン「はぁ・・・仕方ない。それとリコさん。自分の願望を話さないでください」

    リコ「願望ではない。未来予知だ」

    エレン「俺はミーナと結婚の約束をしてるんですが?」

    リコ「む?そうなのか?しかし私には関係のない事だ。さあエレン。私と輝かしい未来を築こうではないか!」キラキラ

    エレン「え~と、リコさんは俺と同じ大学で、卒業してからもチームとして活動しているんですよ。だから、リコさんとはビジネス上のパートナーではありますが、リコさんが言っているような関係では一切ありません。俺がリコさんを好きだと言う事実は一切ありません。俺が好きなのは、そ、そのぉ、ミ、ミーナ、ですから」///

    ミーナ「///」

    リコ「エレン、それだと私が頭の残念な人に聞こえてしまうだろうが!訂正を求める!」

    エレン「実際そうなのだから仕方がないでしょ?あなたのおかげで、大学では他の女性に言い寄られなくなったので、それは感謝しています。しかし、俺がリコさんを好きだと言う妄想を、いい加減、止めてください」

    リコ「エレン。想像は自由だ。誰にも止めることは出来ん!」ド~ン

    エレン「・・・(めんどくさい)もういいです・・・好きにしてください・・・では小父さん、今日は顔見せだけですので、どのような手術をするのかは後日説明させていただきます」

    ミーナ父「エレン君。よろしく頼む。孫の顔を見るまでは死ねないからな?」ニヤニヤ

    ミーナ「お、お父さん!」カァァァァ

    エレン「・・・」カオマッカ

    ミーナ母「ふふふ。エレン君も立派になって戻ってきたことですし、早く私も孫を抱きたいわ」ニヤニヤ

    エレン「小母さんまで」

    ミーナ「エ、エレン。ちょっと外行こ?」


  9. 9 : : 2018/02/11(日) 18:45:45
    病院の屋上

    ミーナ「エレンは夢を掴めたんだね。おめでとう」

    エレン「俺なんてまだまだだ。やっと夢を掴めるスタートラインに立ったところだ。でも、何年かかっても必ず叶えて見せる。夢は見るものじゃなくて、実現するものだからな」

    ミーナ「私もすぐそばで応援してるよ」

    エレン「ありがとう。心強いよ。ところで、ミーナは何を?」

    ミーナ「私は学校の先生になったんだ。毎日大変だよ」

    エレン「そうか。ミーナは先生になったのか。似合ってるな」

    ミーナ「そ、そう?ありがとう」テレテレ

    エレン「ミーナは面倒見るのが上手いからな」

    ミーナ「私ね、エレンみたいな子を見逃さないために教師になったんだ。でも、なかなか難しいね。生徒に言われて初めて気づくことばかりだよ」

    エレン「それでいいんじゃないか?皆を皆見るなんてさ、無理な話なんだ。俺の時もそうだったろ?先生に気付かれないようにやられてたし」

    ミーナ「・・・そうだったね・・・うん。私もっと頑張らなきゃね」

    エレン「あんまり頑張り過ぎて倒れるなよ?」

    ミーナ「大丈夫だって。私の取柄は元気だけなんだから」

    エレン「まあ程々にな」

    ミーナ「・・・ねぇエレン・・・」

    エレン「ん?」

    ミーナ「フリーダには会った?」

    エレン「いや。空港からここに直行したから会ってない」

    ミーナ「そうなんだ・・・(まだ会ってないんだ。まだ間に合うかな?)」

    エレン「ミーナ、どうしたんだ?」

    ???「ようエレン。久しぶりだな?」

    エレミー「!」

    エレン「リヴァイさん?お久しぶりです。でもどうしてここに?(何か嫌な予感しかしないな)・・・」

    リヴァイ「お前がここにいると聞いてな。お嬢様にお前を屋敷に連れてくるように言われた」

    エレン「・・・また後日伺いますから、今日は御引取願いませんか?」

    ミーナ「・・・エレン」

    リヴァイ「どうしても今日来てほしいとのことなんだが?」

    エレン「この後も予定が詰まっているんですが?それに戻って来たばかりなので荷解きとかもしたいですし、後日にして欲しいんですが?」

    リヴァイ「悪いがこれも任務だ。付いてきてくれないか?」

    エレン「フリーダの遊びに付き合っていられるほど、俺は暇じゃありません」

    リヴァイ「はぁ・・・仕方ない・・・これも任務だ。悪く思うなエレン。・・・やれ!」

    オルオ「エレン!おとなしく来てもらうぞ!?」

    グンタ「悪いな。これも仕事なんでな・・・」

    エレン「ミーナ!逃げるぞ」ミーナノテヲギュ ダッ

    ミーナ「エ、エレン!?」ダッ

    リヴァオルグン「!速い!」

    オルオ「リヴァイ隊長。本当にただの医者ですか?」

    リヴァイ「そのはずだ・・・」

    グンタ「しかしあの速さ。我々でも追いつけるかどうか・・・」

    リヴァイ「まさかあれほどとは・・・油断した・・・あいつらと合流するぞ」


  10. 10 : : 2018/02/11(日) 18:45:57
    公園

    エレミー「この辺りまでくれば大丈夫か?」ハァハァ

    ミーナ「エレン・・・速い・・・」ハァハァ

    エレン「全く、何でいきなり追われないといけないんだ・・・」ハァハァ

    ミーナ「前にもこんなことあったよね?」

    エレン「?」

    ミーナ「ほら、クリスタが校門にいて、巻き込まれたくないからって、私とアニの手を引っ張って走ったじゃない」

    エレン「あぁ、そんなこともあったな」

    ???「エ・レ・ン・く~ん!捕まえた」ダキッ

    エレミー「!」

    ミーナ「だ、誰?」

    エレン「その声は・・・ペトラさん?」

    ペトラ「さっすが私のエレン君。私の事、声だけで分かっちゃうなんて。愛を感じちゃうわ」ギュー ハァハァ

    エレン「なぜペトラさんがここに?」

    ペトラ「愛の力かな?」ギュー

    エレン「・・・離れてもらえませんか?」

    ミーナ「ちょっ!あなた!エレンから離れなさいよ!」

    ペトラ「ん~それはできない相談かな?私にも任務があるし、リヴァイ隊長にお仕置きされたくないし、何よりエレン君の事、愛しているから離れたくないの」ギュー

    エレン「俺は愛してない、というより大嫌いなので離れてください」

    ペトラ「エレン君、私は分かってるわ。エレン君はそうやって私を虐めて楽しんでるんでしょ?」フフフ

    エレン「・・・ペトラさん。キスしませんか?」

    ミーナ「エ、エレン!」

    ペトラ「え?キスしてくれるの?」

    エレン「はい。俺を離して目をつむってくれたら、してあげます」

    ペトラ「分かったわ」バッ

    ペトラ「・・・早くしてね」メヲツムル

    エレン「・・・ミーナ、この隙に逃げるぞ」ボソ

    ミーナ「!う、うん」ボソ

  11. 11 : : 2018/02/11(日) 18:46:08
    数分後

    ペトラ「エレン君、まだ?」

    リヴァイ「おいペトラ、貴様一体何をやっている?」ギロ

    ペトラ「エレン君がキスしてくれると言うので、目をつむって待ってるんです」

    リヴァイ「・・・エレンは何処にもいないぞ?」

    ペトラ「!」

    リヴァイ「・・・これは持論だが、躾に一番効くのは痛みだと思う。ペトラ、お前はどう思う?」ゴゴゴゴゴ

    ペトラ「い、痛みは必要ないと思います・・・はい」ガクガク ブルブル

    リヴァイ「覚悟しとけ」ギロ

    ペトラ「ひ、ひぃぃぃぃ」

    リヴァイ「とりあえず、すぐに追うぞ!」

  12. 12 : : 2018/02/11(日) 18:46:17
    エレン「はぁはぁ・・・ぐっ」ムネヲオサエル

    ミーナ「!エレン!大丈夫?」

    エレン「・・・すまない・・・心配ない」ハァハァ

    ミーナ「嘘!隠さないで!苦しそうじゃない!?どこか痛むんじゃないの!?」

    エレン「し、心配・・・ない・・・」ハァハァ

    ミーナ「エレン!さっきだってそう、簡単に背後を取られるなんてエレンらしくなかった!本当はどこか悪いんじゃないの?だからそんなに苦しんでるんでしょ?」ウルウル

    エレン「ぐっ・・・がっ!」バタン

    ミーナ「!エ、エレン!ちょっと!エレン!」アワアワ

    ???「おい、これは一体どういう状況だ?」

    ミーナ「!リヴァイさん!エレンが突然苦しみだしたと思ったら、倒れちゃったの!助けて!」

    リヴァイ「ちっ!ここからなら病院は近い。俺が連れて行こう」

    ミーナ「そう言って、フリーダの所に連れて行く気じゃないでしょうね!?」

    リヴァイ「フリーダ様よりエレンの方が今は重要だ。変な病気だったら、レイス家ではどうにもならん。こいつの担当医師である糞メガネに見てもらうほかねぇんだよ」


  13. 13 : : 2018/02/11(日) 18:46:35
    病院

    ミーナ「ハンジ先生。エレンは?」ウルウル

    ハンジ「エレンは無事だよ。ちょっと発作が起こっただけさ。心配ないよ。エレン、今は眠ってるから、今日は帰った方がいい」

    ミーナ「あ、ありがとうございました。また、明日来ます」

    そうしてミーナは帰って行った

    リヴァイ「・・・おい、糞メガネ。本当に何もないのか?」

    ハンジ「・・・今までの付けが回ってきているのさ」

    リヴァイ「?それはどういう意味だ?」

    ハンジ「エレンの体はもう、手術に耐えられない体だ。そもそもそんな体で、普通の生活なんて送れるはずないんだよ。ましてや運動なんて・・・」

    リヴァイ「あいつの体はもう良くなったんじゃねぇのか?」

    ハンジ「ああ。体は治ってるよ・・・でも、長くは生きられない・・・」

    リヴァイ「!」

    ハンジ「運動をしすぎたり、働きすぎたりすると、発作を起こすみたいなんだ。今回、リヴァイ達に追い掛け回された結果、発作が起こってしまったんだろう・・・リヴァイ、君達はエレンを殺したかったのかい?下手したら死んでいたんだよ?」

    リヴァイ「俺達はそんなつもりじゃ・・・」

    ハンジ「発作を起こすごとにエレンの寿命は削られていく。あと長くて10年・・・エレンが生きられるのはね・・・」

    リヴァイ「エレンはこの事を?」

    ハンジ「知ってる。今日エレンが連れてきた、リコって子も知ってると思う・・・」

    リヴァイ「・・・そうか」

    ハンジ「全く君たちは余計なことをしてくれたね?本来なら、ミーナちゃんのお父さんの手術をエレンにはしてもらう予定だったんだ。どういう手術をするのかその内容も決まっていないと言うのに・・・少しはエレンのことを考えてあげられなかったの?君たちは自分の事ばかりじゃないか!追いかけっこしてた時だって、エレンがケガをしたことなんて忘れてたんだろ?エレンはお前達のおもちゃじゃない!」

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「これからは、レイス家の面会は全て断らさせて貰う。エレンにとって重荷にしかならないからね」

    リヴァイ「そ、それは・・・それだけは、止めて貰えないか?ただ単にフリーダ様はエレンに会いt」

    ???「なら、なぜ会いに来ない?そのフリーダってやつが、会いに来ればそれで済んだ話じゃないのか?」

    リヴァイ「誰だ!?貴様は」

    ???「失礼な奴だな。私はリコ・ブレチェンスカ。エレンの同僚だ」

    リヴァイ「返す言葉もねぇ・・・」

    リコ「エレンはいつ死んでもおかしくない。ハンジ先生は10年と仰ったが、それは治療に専念して、何事も無く平穏無事に過ごせたら、の話だ。今のままだともしかしたら明日には死んでるかもしれない。だがエレンは間違いなく10年以内に死ぬ」

  14. 14 : : 2018/02/11(日) 18:46:46
    リヴァイ「・・・何とか、ならねぇのか?」

    リコ「何とかできるなら、とっくにやっている。私達はエレンを見守ることしかできないんだ。出来ることと言えば発作を抑える薬を処方することだけだ・・・悔しいが、それが現実なんだよ・・・」

    リヴァイ「・・・」

    ハンジ「私はエレンには少しでも長く生きていて欲しいんだ。だから、出来るだけ近づかないでもらえないかな?」

    リヴァイ「・・・いや、俺からはもう何もしない・・・だから、面会謝絶は勘弁してもらえないか?頼む」

    ハンジ「約束できるかい?」

    リヴァイ「ああ。命にかけて誓う」

    ハンジ「分かった。でも、私がダメだと判断したら、それ以降は会わせない。いいね?」

    リヴァイ「すまない・・・」

    リコ「なあ?そのフリーダってやつには会わせない方がいいんじゃないのか?」

    ハンジ「そんな訳にもいかないさ。彼女はここの最大の出資者だからね。それに、エレンの元婚約者だから・・・」

    リコ「!」

    ハンジ「でも、確かに危ないね・・・リヴァイ」

    リヴァイ「・・・分かった。ロッド様に話しは通しておく。それでいいか?」

    ハンジ「ああ。頼むよ、リヴァイ」

  15. 15 : : 2018/02/11(日) 18:46:56
    病室

    エレン「・・・」Zzzz

    ミーナ「・・・エレン・・・何を隠してるの?私はそんなに信用できないの?エレン・・・私は・・・」ポロポロ

    エレン「・・・」Zzzz

    ミーナ「・・・エレン・・・」

    ???「ミーナ、そいつはどうしたんだい?」

    ミーナ「アニ・・・分からない・・・エレン、突然胸を押さえて倒れちゃったから・・・」

    アニ「いつ?」

    ミーナ「1時間くらい前・・・リヴァイさん達から逃げてたら突然・・・」

    アニ「!・・・私の所為だ・・・私の所為だ・・・」

    ミーナ「どういうこと?」

    アニ「私がフリーダに連絡さえ入れなければこんなことには・・・」グッ

    ミーナ「・・・アニの所為じゃない・・・エレンはいずれこうなっていたんだよ。きっと・・・」

    アニ「ミーナ・・・あんたは優しすぎるよ・・・」

    ミーナ「そんなこと・・・ないよ・・・本当は私だって・・・でも、そんなこと言ったってどうにもならないでしょ?それに、それは逃げだよ。アニは罪悪感から私に責められたいだけでしょ?私はそんなことに付き合うつもりはないよ」

    アニ「・・・ミーナは厳しいね・・・」

    ミーナ「ねえ、エレンは何を隠してるのかな?どうして私達には何も言ってくれないのかな?私はそんなに信用できないのかな?ねえ、アニ!教えて!教えてよぉ・・・」ポロポロ

    アニ「!・・・(ミーナも不安なんだね・・・エレン。あんた、何を隠しているのさ?私達にも言えない事なの?)あのリコって人なら何か知ってるかもね」

    ミーナ「・・・そうかもしれない・・・でも、聞かない」

    アニ「?どうして?」

    ミーナ「私はエレンを信じているから・・・きっといつか話してくれる・・・」

    アニ「そう。あんたは強いね。私はそんなにも強くはなれないよ・・・」

    ミーナ「私なんて強くないよ。いつもエレンに助けてもらってばかりだもん・・・」

    アニ「そんなことないさ。あんたは十分エレンを支えられる強さを持っているさ・・・(私じゃ勝てないね・・・ミーナみたいにはなれそうにないね)」

  16. 16 : : 2018/02/11(日) 18:47:05
    翌日

    病室

    エレン「・・・ん?ここは?」

    エレンが目を覚ますと自身に重みがあるのに気付いた

    ミーナ「・・・エレン・・・」Zzzz

    ミーナがエレンにもたれかかって寝ていたのである

    エレン「ミーナ」ナデナデ

    ミーナ「・・・ん?・・・エレン?」ボー

    エレン「ミーナ、おはよう」

    ミーナ「エレン、おはよう・・・!エレン!目が覚めたのね!?」

    エレン「心配かけたね」

    ミーナ「本当だよ!急に胸を押えて倒れるんだもん!私がどれだけ心配したか」ポロポロ

    エレン「ミーナ、ごめん」ギュッ

    ミーナ「エレン」ギュー ポロポロ

    エレン「ごめんな。必ず話から・・・もう少し待っててもらえないかな?」

  17. 17 : : 2018/02/11(日) 18:47:16
    数日後

    病院

    ???「エレン君。久しぶりだね。先日の件は申し訳なかったね」

    エレン「ロッド小父さん・・・お久しぶりです。そのことならお気になさらず」

    ロッド「リヴァイから、話は聞いたよ・・・君はどうするつもりなんだい?」

    エレン「そうですか・・・ということはハンジさんが話したということか・・・いずれ話すつもりでいたんですが・・・このことは他の人には?」

    ロッド「いや。私からは誰にも話すつもりは無いよ」

    エレン「ありがとうございます」

    ロッド「それで?どうするんだい?話すのかい?」

    エレン「・・・ミーナのお父さんの手術が終わってから話すつもりです。それまでは待ってもらえませんか?」

    ロッド「そうか・・・」

    エレン「今日はそのことで来られたんですか?」

    ロッド「それもあるんだが・・・これを」スッ

    エレン「これは?」

    ロッド「見てもらえばわかる」

    エレン「・・・小父さん、これはどういうことですか?」

    ロッド「・・・フリーダに言われてな。それと今回の件も鑑みて、今君に渡しておくべきだと判断した。これには、皆が賛成している・・・」

    エレン「ミーナも、ですか?」

    ロッド「ミーナさんも賛成してくれたよ」

    エレン「・・・少し、考えさせてくれませんか?」

    ロッド「前向きに考えてくれ。朗報を期待してるよ」


  18. 18 : : 2018/02/11(日) 18:47:29
    数日後

    ミーナの父親の病室

    エレン「小父さん。調子はどうですか?」

    ミーナ父「いつもと変わらないよ。エレン君こそ大丈夫なのかい?倒れたって聞いたけど」

    エレン「ご心配おかけしました。俺は大丈夫です」

    ミーナ父「そうか。それは何よりだ。それで今日は?」

    エレン「リコさんからは手術内容聞きましたか?」

    ミーナ父「ああ。昨日聞いたよ。絶対に成功すると言ってくれたよ」

    エレン「ええ。もちろんですよ」

    ミーナ父「でも、本当に大丈夫なのかい?初めての方法で手術すると聞いたが」

    エレン「心配される気持ちもわかりますが、大丈夫です。心配いりません。この方法であれば、手術時間も短縮できますし、何より再手術をするリスクを減らすことができます。それに俺とリコさんは出来ない事は言いません」

    ミーナ父「君がそこまで言うんだ。信じるよ」

    エレン「ありがとうございます」

    ミーナ父「それで、今日はどうしてここに?」

    エレン「・・・ロッド小父さんが訪ねてきました」

    ミーナ父「!・・・そうか・・・聞いたんだね?」

    エレン「はい・・・小父さんも、賛成されたとか?」

    ミーナ父「父親としては娘の幸せを願ってやりたいが、それが一番いいんじゃないかと思えてね・・・もちろん君の意思は尊重したい。だからどうするかは君が決めればいい。外野がとやかく言うことじゃないからね。私は君の決めたことを応援するよ」

    エレン「そうですか・・・ミーナは?」

    ミーナ父「あの子も多分納得はしていると思う・・・だが・・・」

    エレン「そうですか・・・なら、ミーナにも聞いてみます・・・多分あいつが一番つらいと思うから」

    ミーナの父親の手術は無事成功した

  19. 19 : : 2018/02/11(日) 18:47:48
    それから20年後

    墓地

    ロッド「グリシャ、久しぶりだな。エレン君も。君が死んでからもう12年も経つんだね・・・孫も大きくなるわけだ・・・君があの話を受けてくれるとは思わなかったよ。うちの娘も幸せにしてくれて、感謝しているぞ。カロライナさんの所は今年高校に入学したそうだよ。レオンハートさんの所は来年高校受験。うちの孫は今年中学に入学したよ。・・・君にも見せたかったよ・・・君の子達が成長していく様を・・・なぜ君のような子がその若さで死ななければならないのだろうな?・・・世界は残酷だ」

  20. 20 : : 2018/02/11(日) 18:48:00

    ――
    ―――

    レイス家

    その日、エレン、ミーナ、アニ、フリーダ、ヒストリア、そしてロッドがその場にいた

    エレン「小父さん、今日はあの話のことできました」

    ロッド「!そうか、だからみんな呼んだんだね?」

    エレン「はい」

    ミーナ「・・・」

    エレン「ミーナとも相談しました。その国籍変更を受けようと思います」

    アニフリヒス「!」

    ロッド「そうか。ありがとうエレン君。この国では重婚は認められていないからね。エレン君ならそう言ってもらえると思ったよ」

    エレン「ただし、初めに結婚するのはミーナです。これだけは絶対に譲れません」

    ロッド「私はそれでも構わない。娘を幸せにしてくれるのであればね」

    エレン「それと、アニとフリーダと結婚するとも限りません。俺は俺の意思でそれを決めます」

    アニフリヒス「!」

    フリーダ「な、なぜなんです?」アタフタ

    エレン「俺の体の話をしようか。・・・俺は後10年も生きられない」

    エレンロッド以外「!」

    ミーナ「う、嘘よね?嘘だよね、エレン・・・」

    アニ「この前、倒れたのも関係があるのかい?」

    フリーダ「倒れた?」

    アニ「あんた、リヴァイさんにエレンを連れてくるよう頼んだだろ?その時追いかけっこになって、こいつ倒れたのさ」

    フリーダ「!わ、私の所為でエレンが・・・そんな・・・」

    エレン「皆は知っているだろ?俺がもう手術を受けられない体だと言うのは」

    ミーナ「うん」

    エレン「そう。そのせいで体は治っているように見えても中身はダメだったってことだ。俺は激しい運動や過労で発作が起きる。その度に死の危険が付きまとう。あと十年といったが、もしかしたら俺は明日にも死んでいるかもしれない。いつ死んでもおかしくない状況なんだよ。俺は」

    ミーナ「何でそんな大事な事もっと早くに話してくれなかったの?」ウルウル

    エレン「本当はもっと早く言うべきだったことは分かっている。でも、言えなかった・・・何とか治療法を見つけるまではと思ってもいた・・・でも、ダメだった。結局治療法は見つからず、さらにはどんなことをしても治らないという結論しか出なかった」

    アニ「諦めたの?」

    エレン「そうだ。現代医学では無理だ。だから、これからはミーナの為に時間を使おうと思ったんだ。そしたら小父さんがこの話を持ってきて、ミーナとも相談して、受けることに決めたんだ」

    ―――
    ――

  21. 21 : : 2018/02/11(日) 18:48:09
    ロッド「エレン君。君が安らかに眠っていられるよう、こちらも最大限の努力はしている。どうか、あの娘達を見守ってやってくれ」

    ???「レイスさん?お久しぶりです!」

    ロッド「!カロライナさん!夫婦そろってお墓参りですか?」

    ミーナ父「はい。今日はエレン君の命日ですからね」

    ミーナ母「あの子達にも声はかけたんですけどね。断られました」

    ロッド「きっと、何かあるのでしょう。自分で決めた何かが。それもきっとエレン君のことを想っての事でしょうけど」

    ミーナ母「エレン君は皆に愛されてますからね」

    ミーナ父「この後どうです?飲みにでも行きませんか?」

    ロッド「いいですね。行きましょう」


  22. 22 : : 2018/02/11(日) 18:48:19
    病院

    アニ「リコさん、これはどうしましょうか?」

    リコ「お前はどう思う?」

    アニ「私なら、こうしますね」

    リコ「ミカサは?」

    ミカサ「私もアニの意見に賛成」

    リコ「・・・それではダメだ。私ならこうだ。エレンもこうするだろう」

    アニ「でも、私達に出来るでしょうか?」

    リコ「何も心配ない。私がいるんだぞ?失敗の心配はない」

    アニ「ならそのやり方で」

    ミカサ「早くエレンに追いつかないとね」


  23. 23 : : 2018/02/11(日) 18:48:26
    レイス財団本社

    フリーダ「ヒストリア、あの件はどうなりました?」

    ヒストリア「はい。その件でしたら資料はこちらです」

    フリーダ「・・・」

    ヒストリア「・・・」ドキドキ

    フリーダ「・・・この件はこれでいいですが、もっと効率の良い方法は無かったのかしら?」

    ヒストリア「あるにはあったのですが時間が掛かり過ぎてとても」

    フリーダ「私なら―――」

    フリーダが説明をし始め、ヒストリアはなるほどと納得をする

    フリーダ「もっと精進なさい。こんなことではいつまでたってもエレンには会いに行けませんよ?」

    ヒストリア「は、はい」


  24. 24 : : 2018/02/11(日) 18:48:35
    学校

    ミーナ「今日の授業はここまで」

    「先生、さようなら!」

    ミーナ「はい、さようなら!皆、気を付けて帰るのよ!」

    「は~い」

    ミーナ「今日も無事終わったな・・・明日の会議用の資料早く作らなきゃ」

    資料を作りながらミーナは物思いにふけっていた

    ミーナ「・・・(エレン、やっとここまで来たよ。もう少しで虐めを無くすための第一段階が終わる・・・まだ道のりは長いけど頑張るよ。ひと段落ついたら一度会いに行くからね。待ってて、エレン)」


    そうしてエレンを想う彼女たちは、エレンに良い報告ができるよう、自分たちの夢の実現の為、それぞれの道を歩き続けるのであった。


    END


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