この作品は執筆を終了しています。
アルミン「みんな転生したからって年齢や国籍が一緒とは限らないよね」6.25
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- 1 : 2018/02/11(日) 12:20:11 :
- もう終わったと思った?残念でした!
もうちびっとだけ続くんじゃ。
ある日突然、自分の前世が「エレン・イェーガー」であったのを思い出したエリク・ダブロフスキーくんは、同じく「アルミン・アルレルト」であったアダム・ベッシュくんと共に世界に散らばったかつての仲間たちを探すことを決める。このお話はパート6から更に数年経った後のお話。
番外編とかいうやつ。
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- 2 : 2018/02/11(日) 12:21:58 :
- ※このssでは「エリク」、「アダム」などキャラの名前が変わることがあります。
前世の記憶がある104期同士で話している時は「エレン」、「アルミン」など前の名前で表記しますが、事情を知らない人、記憶がない104期と話してる時は「エリク」、「アダム」と今の名前で表記してます。わかりずらくてさーせん。
ちなみにCP要素はないです
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- 3 : 2018/02/11(日) 12:41:17 :
- ードイツ・とあるオフィスー
エレン「なぁアルミン。」
アルミン「どうしたんだエレン。」
エレン「団長や先輩たちはどうしてんだろうな。」
アルミン「それはまた急だね。ていうか今更なことを言うね。」
エレン「いや、前から気にはなってたんだ。ただ何か探すの大変そうだなーって。」
アルミン「あー…再会した時に向こうが年下だったら気まずいもんね。」
エレン「ていうか、同期の奴らだけでもかなりの時間使ったってのに、知り合い全員となるとそれこそ何年あっても足りねぇぞ。」
アルミン「しかも僕ら、もう学生じゃないからね。探しに行く時間すらないよ。」
エレン「なんかこう、ばったりと偶然会えたりしねぇかなあ。」
アルミン「世界は広いんだよ?そんな都合良くいかないだろ。ほら、そろそろ昼休憩終わるよ。」
エレン「だよなぁ。仕事に戻るかぁ。」
アルミン「僕、トイレ行ってくるから先に戻ってて。」
エレン「おう。」
………………
カタカタカタ…
女性社員たち「今日来るの?」「え?ほんと?」「やったぁ!」
エリク「…?先輩、今日なんかあるんですか。」
先輩「あ~、女子たちだろ?なんでも今日、新しい取引先の人が来るんだって。」
エリク「それっていつも来てるコルネリウスさんじゃないんですか?」
先輩「あの人は先月に定年退職したから今日は別の人が来るらしいよ。話によるとなかなかの男前らしい。」
エリク「へぇー。だからあんなに騒いでるんですね。」
………………
ジャー
アダム「早く戻らないと」
???「あの、すみません。」
アダム「はい?」
???「おや、君は…」
アダム「あ………!!」
………………
エリク「アダムの奴遅いッスね。」
先輩「あんまりそんな言ってやるなって。」
ピロン
エリク「お、誰だ?」
先輩「仕事中だぞ。」
エリク「すんません。」
………………
アダム「えっ……あ、」
バッ
???「久しぶりだな、いや敬礼はいいよ。」
アルミン「そういう訳にはいきません団長。僕は…」
エルヴィン「いいんだ。それに今はもう「団長」じゃない。だから敬礼はやめてくれ。」
アルミン「はっ…お会いできて光栄です、エルヴィン団長。まさか同じ会社だったなんて…」
エルヴィン「ははは、「団長」もやめてくれ。あと私はここの社員ではないよ。」
アルミン「…と、いいますと?」
エルヴィン「コルネリウス係長が先月退職なされてね。その代わりで今月から私が来るようになったんだ。」
アルミン「コルネリウス…あっ!」
エルヴィン「なんだ全員に話が通ってると思ったが。今日は挨拶がてら訪ねたんだが…このオフィスは広いな。少し迷ってしまったみたいだ。」
アルミン「そういうことでしたら、僕が案内します。」
エルヴィン「それはどうもありがとう。やっぱり君は頼りになるね。」
アルミン「はは…」
………………
エリク「お、あいつやっと戻ってきたか……って、は!?」
先輩「あの人が新しく担当になった人?確かに男前だな。」
女性社員「え、まって、」「そうきたかー」「尊みが深い」「金もってそう」
部長「今月からよろしく頼む。」
エドガー「エドガー・グロスハイムです。よろしくお願いします。」
エリク「おい、あれって…」
アダム「うん…」
エリク「まじかよ…」
先輩「見るからに仕事できそうな感じだなー」
アダム「今日、終わったらこのお店に来て欲しいだってさ。」コソコソ
エリク「わかった」コソコソ
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- 4 : 2018/02/11(日) 12:57:34 :
- 一番最初
http://www.ssnote.net/archives/57294)
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- 5 : 2018/02/11(日) 13:44:13 :
- そう来ると思ったぜ…期待!!!
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- 6 : 2018/02/11(日) 13:47:35 :
- 期待
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- 7 : 2018/02/11(日) 14:10:29 :
- 期待してます!
でも、タグにベルトルト…?
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- 8 : 2018/02/11(日) 14:11:52 :
- つまらんしね
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- 9 : 2018/02/11(日) 16:21:32 :
- ありがとうございます生きる~!!!
………………
先輩「おつかれー」
エリク「お疲れさまでーす」
アダム「お疲れさまでした。」
エレン「おい、めっちゃ身近にいたんだが。」
アルミン「いたね。」
エレン「誰だよそんな都合良くいかないって言ったやつ。」
アルミン「僕だね。いや、僕もすごく驚いてるんだよ。」
エレン「しかも団長て。話しづらいな…。」
アルミン「僕だって。合わせる顔すらないよ。」
エレン「メモに書いてる店ってここだよな…うわぁなんか高級そう。」
アルミン「エレン、気を引き締めるんだ。」
エレン「あぁ。ちょっと深呼吸させてくれ。」スーハー
エルヴィン「やぁ二人とも。」
エレン「ぶふっ」
アルミン「!?!?」ビクッ
エルヴィン「店の前でなにしてるんだ?さぁ中に入ってくれ。」
エレン「は、はい…」
アルミン「失礼します…」
………………
エルヴィン「久しぶりだな、エレン、アルミン。まさか二人に会えるとは。」
エレン「俺も団長に会えて光栄です…」
エルヴィン「もう「団長」はよしてくれ。」
エレン「しかし…」
エルヴィン「今の私はただのサラリーマンだ。」
エレン「はい…」
エルヴィン「そう畏まらなくていい。せっかくの再会だ、ゆっくり話そうじゃないか。」
アルミン(ゆっくりって…)
エレン(話せるわけねぇええ!!!!)
エレン(落ち着かねぇ!!こんな高級店でゆっくり話せるわけねぇえ!!!!)
アルミン(エレン、僕達ももう社会人だ。そろそろこういうお店にも慣れないと。)
エレン(くっそアルミンの野郎、自分だけすました顔でワインなんか飲みやがって…)
エルヴィン「それで、君たちはあの会社に就いて何年くらいになる?」
エレン「あ、えっと、2年くらい、です。」
エルヴィン「そうか…ずっとドイツに?」
エレン「はい、そうです。」
アルミン「まさかこんな身近にいるとは思いませんでした。」
エルヴィン「私は少し前まで軍人してたからね。無理もないさ。」
エレン「えっ……それは、またどうして」
エルヴィン「とはいっても前線じゃなくて、主に交渉や通信係だ。兵站ってやつだよ。」
アルミン「それでも、あなたがその仕事を選ぶのは意外でした。」
エルヴィン「実は記憶が戻ったのは去年なんだよ。だから兵役に就いたのと前世は関係ない。それより、君たちの話をきかせてくれないか。」
エレン「俺は大学3年の時に思い出したんです。」
アルミン「僕も同じ時期に。」
エルヴィン「へぇ…今でも二人は幼馴染なのか?」
エレン「いや…学科は同じだったけど、思い出すまではお互い顔を知ってる程度で…」
エルヴィン「同じ大学なだけでも奇跡的だな。」
エレン「それで、俺達は他にも仲間がいるはずだってことで探し回ったんです。」
エルヴィン「探し回ったって、大学で?それは大変だっただろう。」
アルミン「いや、世界を」
エルヴィン「えっ」
エレン「大変でした。SNSで探したり、少しでも情報が入れば海外に飛んだり…」
エレン「やっと見つけたと思ったら俺のこと覚えてなかったりするし…」
エルヴィン「…………」
エレン「でも、国や名前が変わってもあいつらは変わらなかったし、前よりずっと幸せそうに生きてました。」
エルヴィン「…そうか。」
アルミン「そうだ団長。」
エルヴィン「だから「団長」は恥ずかしいから…」
アルミン「では…エドガーさんは今まで兵団の誰かにお会いしましたか?」
エルヴィン「いや、さっきも言ったように思い出したのが去年だったからね。君たちが初めてだ。」
アルミン「そうですか…」
エルヴィン「私も若い時に思い出せていたなら、きっと君たちのように世界中を探し回っていただろうね。」
エレン「俺たちも、まだまだ会いに行きたい人達がいるんですけどね…」
アルミン「…………」
エルヴィン「…私もだよ。会って謝りたい者達が沢山いる。」
エレン「…………」
アルミン「…………」
エルヴィン「さて、なんだかしんみりしてしまったな。そうだ今までどんな国に行ったんだ?聞かせてくれ。」
エレン「最初はニホンに行きました。」
エルヴィン「それはまた意外な…」
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- 10 : 2018/02/11(日) 16:29:20 :
- ………………
エルヴィン「今日はありがとう。急に呼び出してすまなかったね。」
アルミン「いえ、こちらこそありがとうございました。」
エレン「これからもよろしくお願いします。」
エルヴィン「お互い頑張ろう。では私はもう行くよ。」
エレン「………はぁぁあ~~~緊張した。」
アルミン「まさか取引先にエルヴィン団長がいたなんて…しかもこれからも何度も会うとか…」
エレン「てか、なんか若かったよな。団長。」
アルミン「言われてみれば…今は30代半ばって感じだったね。」
エレン「前はなんかいつも鬼気迫るっつーか、疲れてるみたいな顔だったもんな。」
アルミン「鬼気迫るについては君も人のこといえないけどね。」
エレン「鬼気迫ってたのは全員そうか。はっはっは」
アルミン「はは…」
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- 12 : 2018/02/11(日) 16:54:33 :
- ここでもプロフィール
エルヴィン/エドガー・グロスハイム(35)独
軍隊に勤めていたが父が病気で倒れてしまい、母をそばで支えるため10年前一般企業に就職した。全然少し前やないやん。前世を思い出したのはいいけどだからといって何かするわけにもなーって思っていたところにエレン達の会社の担当になった。趣味はマリンスポーツ。
エレン/エリク・ダブロフスキー(24)独
俺ワインよりビールがいい
アルミン/アダム・ベッシュ(24)独
僕は焼酎が一番好きかな。
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- 13 : 2018/02/11(日) 23:02:02 :
- 荒らしコメントは無視ですよ♪
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- 14 : 2018/02/11(日) 23:02:09 :
- 期待
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- 15 : 2018/02/12(月) 12:18:09 :
- 期待
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- 16 : 2018/02/12(月) 16:11:25 :
- エルヴィン団長以外に会えたりしてね。
例えばリヴァイ班のメンバー全員にとか・・・。
期待です
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- 17 : 2018/02/12(月) 18:21:30 :
- ありがとうございます。
ーイタリア・とある研究所ー
研究員「クックさん、聞きましたよ。この前の論文がまた雑誌に載るそうですね。」
バルダッサーレ「いやいや…偶然だよ。」
研究員「謙遜しないで下さいよ~!」
所長「みんな」
バルダッサーレ「あ、所長」
所長「今日の昼に私が受け持っている大学のゼミの学生達が見学にくる。当日の連絡になってしまってすまないが、どうか誰か案内してやってくれないか。」
研究員「えぇ~~!!マジすか~!!」
バルダッサーレ「いいですよ。」
所長「君がやってくれるか!ありがとう。私はこの後また調査に行かないといけないから、後は頼んだよ。」
バルダッサーレ「はい。」
研究員「珍しいですねクックさん。いつもならこういうこと絶対引き受けないのに。」
バルダッサーレ「なんでだろうね、僕もわかんないや。なんとなくかな。」
研究員「なんですかそれ。」
…………………
研究員「そろそろ来る頃ですね。」
???「すいませーん。セルシコゼミの者ですけど…」
バルダッサーレ「セルシコって所長の事だよね。」
研究員「大学生来ましたね。」
ガチャ
大学生「あ、どうも…今日はよろしくお願いします。」
バルダッサーレ「こんにちは。案内係のクックです。よろしくね。」
「この人って…」「新鉱石を発見した…」ザワザワ
研究員「クックさん、すっかり有名人ですね。」
???「あ、あの、」
バルダッサーレ「はい、なんで…しょう…」
おかっぱの学生「ネイチャー、読みました。掲載されてましたよね。」
バルダッサーレ「……アルミン?」
おかっぱの学生「あの、」
バルダッサーレ「…………」
眼鏡の学生「…あの、大丈夫ですか?」
バルダッサーレ「あ、す、すみません。論文、読んでくれてありがとう。」
痩せ型の学生「おいニコラ、今日は俺達だけで来てるんじゃないんだぞ。」
おかっぱの学生「ちぇ…すみませーん。」
バルダッサーレ「あはは…別にかまわないよ。じゃあ案内するから、着いてきて。」
………………
眼鏡の学生「あれってもしかしてこの前発見された…」
バルダッサーレ「あぁこれ?これはね…」
おかっぱの学生「この標本は?」
バルダッサーレ「それは去年発掘された…」
痩せ型の学生「この機械はなんですか。」
バルダッサーレ「それはね…」
………………
バルダッサーレ「ちょっとここらで休憩しようか。トイレ行きたい人は今のうちにどうぞ。」
バルダッサーレ(つ、疲れる………)
研究員「クックさん疲れた顔してますね。コーヒー飲みます?」
バルダッサーレ「あ、ありがとう…。」
バルダッサーレ(みんな次々質問してくるから…説明だけで体力使う…ほんとなんで引き受けたんだ…)
バルダッサーレ「…それに、あの3人って」
バルダッサーレ「ハンジさんの班の人だよね…」
研究員「クックさん、なにブツブツ言ってんですか。そろそろ休憩もういいんじゃないですか。」
バルダッサーレ「え?あ、うん。そうだね。」
研究員「頑張ってくださいね。」
…………………
大学生「今日はありがとうございました。」
「「「ありがとうございましたー。」」」
バルダッサーレ「こちらこそ、なんだか上手く説明できなくて申し訳なかったね。」
おかっぱの学生「私、将来はここで研究員したいです!」
痩せ型の学生「おい、ニコラ」
眼鏡の学生「その前にはまず進級しないとな。」
おかっぱの学生「ジュリオひどーい!」
バルダッサーレ「あはは、一緒に働ける日を待ってるよ。」
大学生「では、僕達はこれで失礼します。ありがとうございました。」
バルダッサーレ「……はぁ~~~~。」
研究員「クックさんお疲れさまです。」
バルダッサーレ「元気だね…学生って…」
研究員「クックさん本当にできるのかって研究所のみんな心配してましたよ。」
バルダッサーレ「僕も…最後まで出来たのか奇跡的だと思ってるよ…」
バルダッサーレ(あの3人の様子だと、前世の記憶はないみたいだな。僕としてはその方が全然嬉しいんだけど。)
バルダッサーレ「あの2人がいなくて良かった…。」
研究員「あの2人って?」
バルダッサーレ「あっ、いや、なんでもないよ。」
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- 18 : 2018/02/12(月) 20:01:26 :
- 期待です!!
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- 19 : 2018/02/12(月) 21:02:54 :
- 期待
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- 20 : 2018/02/12(月) 21:45:27 :
- 期待
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- 21 : 2018/02/12(月) 22:52:34 :
- おかっぱ、痩せ型、眼鏡...??
誰かわからん
期待!!!!
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- 22 : 2018/02/13(火) 00:28:47 :
- >>21 一応ヒントは出てます!
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- 23 : 2018/02/13(火) 01:17:02 :
- ニファ?ケイジさん?とゴーグルの人?又はモブリット?
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- 24 : 2018/02/13(火) 10:17:41 :
- プロフィール忘れてた
???/おかっぱの学生(ニコラ)(22)伊
黒髪のおかっぱがトレードマーク。前世は調査兵団の誰からしい。アルミンに似てるとか似てないとか。前世の記憶はない。
???/痩せ型の学生(21)伊
坊主頭で鋭い目付きの学生。何かとおかっぱの学生に世話を焼いている。前世は調査兵団の誰からしい。記憶はない。
???/眼鏡の学生(ジュリオ)(22)伊
眼鏡をかけてヒゲを生やした学生。上記の2人とは入学時からずっと一緒にいる。前世は調査兵団の誰からしい。なんかあと2人いた気がする。記憶はない。
ベルトルト/バルダッサーレ・クック(28)伊
最近お隣のベロッキオさんちのカルロくん(コニー)の身長がすごい伸びてきた。
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- 25 : 2018/02/13(火) 10:43:03 :
- ーアメリカ・とあるコンビニー
キャーーーーーーーーー!!!!!!!
強盗「おい!!お前ら!!大人しくしろ、抵抗すれば撃つぞ。黙ってこの鞄に金を詰め込め!!」
バンバンッ
店員「は、はいい!!!!」
強盗「なにもたもたしてんだ。」
店員「別にそんな…」
強盗「…もしかしてサツ呼んでんのか。あぁ!?」
店員「ひぃぃぃ…」
ファンファンファン…
強盗「チッ」
警官「警察だー!大人しく降伏しなさーい!」
強盗「うるせぇ!俺はな、今すぐ金が必要なんだよ!!」
警官「一体何に使う気なんだ!」
強盗「彼女のジュリーにプレゼント買うんだよ!」
店員「……は?」
警官「だったら自分で働いて稼いだお金で買いなさーい!こんな事して得たお金で買ったプレゼントなんて彼女さんも嬉しくないわよ!」
強盗「こっちの方が手っ取り早いだろうが!…これ以上ごちゃごちゃ言ってっと、ここにいる奴ら全員殺すぞ!!!!」
ダンダンッ
店員「ひっ…」
客「きゃーーー!!!!」
警官「どうしましょう…」
???「おい、どけ。」
警官「え?」
ダァンッ
チュンッ
強盗「うわっ」
目つきの悪い警官「…チッ、外したか。」
茶髪の婦警「さっすがです先輩!」
老け顔の警官「ナイスコントロールです!」
格好良い警官「犯人の奴もビビってますよ!」
無口の警官「頭スレスレを打つとは…流石です!」
強盗「あ、あいつら、撃ってきやがった…!!」
店員「おいお前」
強盗「あぁっ!?んだよ、撃つぞゴr」
バキィッ
強盗「ぐっふ」
店員「お前だな、俺の彼女に付きまとってるクソ男ってのは。」
強盗「は…?」
茶髪の婦警「なんか店内で揉めてますね。」
格好良い警官「なんだなんだぁ?喧嘩か?」
無口の警官「…どうしますか、先輩。」
目つきの悪い警官「…まぁ、突撃すればいいんじゃないか。今のうちに。」
「確保ーーーー!!!!!!」
強盗「くっそ…」
店員「なにが「彼女のジュリー」だ。お前ただのストーカーだろうが。二度と俺達に近付くんじゃねぇ。」
強盗「ち、違う!ジュリーはお前と無理矢理付き合わされて…」
彼女「強盗が入ったって…無事なの?!」
強盗「ジュリー!!俺はただ俺達の愛を守ろうと…!!」
彼女「…は?強盗ってあんたなの。丁度良かった。毎回毎回気持ち悪いのよ。牢屋に入って頭冷やしてきなさいよ。」
強盗「……そんな…」
警官「余罪は所で聞きますからねー。」
強盗「う、嘘だ!嘘だ!俺は悪くない!おい、離せ!!」
………………
ーとあるハンバーガーショップー
格好良い警官「ストーカーの末にコンビニ強盗か。惨めだな。」
茶髪の婦警「気持ち悪~い」
老け顔の警官「ふっ…俺だってあれくらいの真似」
茶髪の婦警「ちょっとオルオ!お前ほんといい加減にしろよ!生まれ変わってもそれすんのかよ!!」
オルオ「おいおいペトラよ…。生まれ変わっても俺を束縛しようとするか。」
ペトラ「あぁっ!?今すぐその舌ぶち切ってやろうか!?ちょっとエルドも笑ってんじゃないわよ!!」
エルド「お前らはほんといつになっても変わらねぇな…」
無口の警官「なんの話してんだ?」
エルド「おぉグンタ。別に大したことじゃねぇよ。先輩…兵長は?」
グンタ「パトロール。ほれ、アップルティーだぞ。」
ペトラ「ありがとうグンタ。」
エルド「それにしても、またこうやって全員集まれるとはな。」
ペトラ「警察学校に入学したらこいついるし…卒業してこっちに配属になったと思えばあんた達と兵長がいるし…」
オルオ「なんだその言い方は。まるで会いたくなかったみたいな言い方だな。」
ペトラ「まぁ兵長にまた会えたのだけは嬉しかったかなー。」
エルド「流石に今ではおもらししねぇか。」
ペトラ「だからその話はやめろっつってんだろ!!」
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- 26 : 2018/02/13(火) 10:54:10 :
- …………………
???「…おい」
グンタ「あ」
リヴァイ「お前ら、いつまで休憩してんだ。早くパトロールに行け。」
オルオ「は、はい!」
ペトラ「申し訳ありません兵長!」
リヴァイ「だからその「兵長」ってのやめろ。」
エルド「すぐに出発します!」
リヴァイ「ここで声を張り上げるな…他の客に迷惑だろうが…」
「「「「はっ!!!!」」」」
リヴァイ「………」
………………
ー翌日ー
ヨーゼフ「おはようございまーす…ってなんで天井に穴開いてんスか。」
店員「あ、おはよー。昨日さー強盗入ったんだよねー。」
ヨーゼフ「えぇ!?マジすか怖…それで、大丈夫だったんですか。」
店員「すぐ警察が来たから誰も怪我してないよ。売上も無事。」
ヨーゼフ「うわー…俺シフト入ってなくて良かったー…。」
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- 27 : 2018/02/13(火) 11:08:53 :
- さくさく行きますよ。プロフィールもさくさく行きますよ。
リヴァイ/目つきの悪い警官(40)米
警察学校に在学中、前世の記憶が蘇った。別に若い時はゴロツキだったとかグレていたとかじゃない。潔癖症なのは変わらない。一応エルド達の上司にあたるが、昇進したのはほんの数年前なので「先輩」呼びのままである。「兵長」は恥ずかしいから人前ではやめてほしい。
エルド/格好良い警官(35)米
2年前に彼女と入籍。前世の記憶は高校生の時に思い出した。それでもモテる(モテる)
ペトラ/茶髪の婦警(29)米
前世の記憶は小学生の時から。人体模型を見ると未だにビビる。ドーナツの誘惑には勝てなかった。
オルオ/老け顔の警官(30)米
高校生の時に前世を思い出した。射撃はそんなに上手くない。
グンタ/無口な警官(35)米
前世を思い出したのは警察学校に入学してから。最近飼ってる猫が子猫を産んだので里親を募集中。
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- 28 : 2018/02/13(火) 11:44:44 :
- リヴァイが前世のこと覚えてた⁉︎だったらはよドイツ行けや‼︎
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- 29 : 2018/02/13(火) 11:50:14 :
- もしくはジャン・・・。ヨーゼフに会えや‼︎
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- 30 : 2018/02/13(火) 18:14:17 :
- 進撃ってすぐ死ぬけどキャラが多いので大人組もどれくらい出せばいいのか悩んでしまいますね。すぐ死ぬけど。
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- 31 : 2018/02/13(火) 20:09:49 :
- 良いぞ♪期待だもん♪
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- 32 : 2018/02/13(火) 21:39:10 :
- ーフランス・とあるスタジオー
エレーヌ「Bonjour. 今日はよろしくお願いします。」
カメラマン「Bonjour! よろしくね。もうすぐアンリエットさんも到着するみたいだから、先に準備してて。」
エレーヌ「はい。」
アシスタント「ふわ~。あれが今人気モデルのエレーヌ・ブリュノーちゃんですか。可愛いっていうか神々しいっていうか…」
カメラマン「正真正銘のお嬢様ってのに気取らないところも人気の1つなんだよなぁ。」
アシスタント「…で、アンリエットさんってあのアンリエット・べクラールですか。女優の。」
スタイリスト「私その人超~~~好きなんだよね~。中性的で格好良いっていうか、知的で背も高くて同じ女性として憧れるっていうか~。」
アシスタント「へ、へえ…」
「アンリエットさん到着しましたー!」
スタイリスト「あ!!!!来た!!!!」
中性的な女優「やぁどうも。遅刻してすまなかったね。」
スタイリスト「アンリエットさん、おはようございまーす!」
アンリエット「おはよう。今日はよろしくお願いしますね。」
カメラマン「マクシムさんも、よろしくお願いします。」
マクシム「よろしくお願いします。」
スタイリスト「なんかマネージャーの人顔色悪くない?」ヒソヒソ
アシスタント「きっと疲れてるんですよ。」ヒソヒソ
エレーヌ「私、準備オーケーです!お願いしま……」
アンリエット「おや」
エレーヌ「………あ…あ、エレーヌ・ブリュノーです!今日はよろしく、お願いします…。」
アンリエット「今話題の人気モデルちゃんだね。一緒に撮影出来るなんて光栄だなぁ。今日はよろしくね。」
カメラマン「じゃあ、アンリエットさんがメイクしてる間に、先にエレーヌちゃんだけで撮ってみようか。」
エレーヌ「…あ、はい。」
…………………
パシャ
パシャ
カメラマン「ふーっ、ちょっと休憩入ろうか。」
アシスタント「休憩入りまーす!」
ガヤガヤ
エレーヌ「はぁー疲れた…。」
アンリエット「エレーヌちゃん」
エレーヌ「ふぁいっ!?」
アンリエット「って、呼んでもいいかな?」
エレーヌ「あ、は、はい…」
アンリエット「やっぱり綺麗だねぇ。私のこと知ってる?」
エレーヌ「えっ…と、ごめんなさい。あまりテレビは観ないんです…。」
アンリエット「あらら、それは残念。じゃあ改めて。私はアンリエット・べクラール、女優をやってます。こっちはマネージャーのマクシム。」
マクシム「こんにちは。」
エレーヌ「ど、どうも…」
アンリエット「そうだな…今晩空いてるかな?」
エレーヌ「えっ、今夜ですか?ま、まぁ空いてますけど…」
アンリエット「よかった。色々ゆっくり話したいことがあるからね。」ニッコリ
エレーヌ「はい…」(この人、やっぱり…)
「そろそろ撮影再開しまーす!」
アンリエット「さて、じゃあ行こうか。」
………………
パシャ
パシャ
エレーヌ(うーん…やっぱりあの2人って、ハンジさんとモブリットさんだよね…)
エレーヌ(まさか女優やってるなんて…それにしても)
スタイリスト「やっぱりアンリエットさんっていいな~。物静かでクールビューティってやつ?」
エレーヌ(雰囲気全然違くね?????)
エレーヌ(え、つか別人すぎない?もはや誰よ。)
カメラマン「じゃあ次はツーショット行ってみようかー。エレーヌちゃん、大丈夫?」
エレーヌ「あ、はい!大丈夫です。」
………………
カメラマン「…はい、今日の撮影終了。お疲れさま!」
「「「お疲れ様でしたー」」」
エレーヌ「お疲れ様でした。ありがとうございました。」
アンリエット「お疲れさまです。」
エレーヌ「ふぅ……」
アンリエット「エレーヌちゃん」
エレーヌ「は、はいっ!」
アンリエット「このまま一緒にお店に行ってもいいかな?大丈夫?」
エレーヌ「あ、大丈夫です。」
アンリエット「よかった。もぶ、マクシムが外で待ってるから行こう。」
エレーヌ「はい」(今モブっつった。)
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- 33 : 2018/02/13(火) 22:15:37 :
- ………………
ー車内ー
アンリエット「……あぁ~~~疲れたぁ~~~~ビール飲みたい。」ノビー
エレーヌ「…あの、」
アンリエット「モブリット~肩揉んで~」
マクシム「分隊長、いま運転中です。」
アンリエット「えぇ~?いいじゃん赤信号の時でいいからさぁ~。」
エレーヌ「あの!」
アンリエット「ん?」
エレーヌ「ハンジさん…と、モブリットさん、ですよね。やっぱり。」
ハンジ「久しぶりだねヒストリア。まさか君に会えるとは思わなかったよ、女王様。」
ヒストリア「女王様だなんてやめてください……」
ハンジ「ききたいことは沢山あるって顔だね。もうすぐ着くから、詳しい事はディナーを食べながら話そう。」
ハンジ「モブリット、君も一緒だからね~。」
モブリット「わかりました分隊長。」
ハンジ「モブリットてば、未だに分隊長って呼んでくるんだよ。2人の時だけだけど。」
モブリット「分隊長はいつになっても分隊長ですから。」
ヒストリア「は、はあ……」
………………
ーレストランー
ハンジ「私がまさか女優してるなんて思わなかったでしょ?」
ヒストリア「えぇはい。それはもうびっくりしました…」
ハンジ「んー確かに私も役者なんてする気なかったんだ。これでも大学では物理学を専攻してたし。」
ヒストリア「えぇ!?」
ハンジ「大学3年生の時に、これから先どうしよーって考えてて、選択肢がこのまま就職するか、それとも大学院にすすんで研究を続けるかの二択しかないのに疑問感じて。」
ハンジ「…で、なんだかなー。飽きちゃったんだよね。」
ヒストリア「飽きた…とは?」
ハンジ「新しいことを学ぶのは凄く楽しかったよ。でもね、私が勉強している事はもう既に誰かが発見してしまってることなんだ。…そりゃ、研究者になれば新発見が出来るかもしれないけど」
ハンジ「…でも、前世で巨人のことを研究していた時みたいに熱くなれなかったんだよね。」
ヒストリア「それで、演劇に?」
ハンジ「なんかこう、今までの自分とは縁のないものに興味が湧いたんだよ。それでやってみたら、思った以上に上手くいっちゃって今に至るっていうわけ。」
ヒストリア「へぇ…やっぱり意外です。ハンジさんなら意気揚々と研究してそうでしたから。」
ハンジ「実はさ、前世を思い出したのはその大学3年生の時なんだ。生まれつき前世を知ってたら今頃学者か研究者になっていたと私も思うよ。」
ヒストリア「そうだったんですね。私は生まれつき前世の記憶があったから…」
ハンジ「モブリットも生まれつきあったみたいなんだ。あ、モブリットとは大学生の時に再会してね。」
モブリット「分隊、ハンジさんはその時に思い出したんだ。」
ヒストリア「そうなんですか。…あ、そう言えばこの前、アルミンからパラレルワールドがどうのっていうメールが来たんですけど。」
ハンジ「…へぇ?」
ヒストリア「パラレルワールドって、要するに何ですか?」
ハンジ「それはつまり、私達の前世が生きた世界と、今生きてる世界が別である、という仮説だね?」
モブリット「……………」
ヒストリア「え?さ、さぁ。そうなるんですかね。」
ハンジ「私が大学生の時に立てた仮説がいくつかあるんだ…ききたい?」
ヒストリア「あ、いや、別に」
ハンジ「ききたいよねぇえ????」
ヒストリア「………ききたい…デス」
モブリット「はじまった…」
ハンジ「まず、前世の世界と今の世界との比較なんだけど……」
ヒストリア(ハンジさん、やっぱり変わってないっていうか…モブリットさん、お疲れ様です………)
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- 34 : 2018/02/13(火) 22:23:07 :
- プロフィールプロフィール
ハンジ/アンリエット・べクラール(35)仏
大学でモブリットと再会し、その時はまだ記憶はなかったが「分隊長!」と呼ばれて「え!?!?分隊長ってなに!?なになに!?おもしれー!!」ってはしゃぎ過ぎて転んで頭を打ってその衝撃で「あ、わたし分隊長だったわ。つか団長だったわ。」と思い出した。仕事をしてる時と普段のキャラが全然違う。
モブリット/マクシム・カーロ(34)仏
前世でもいつになってもハンジさんに手を焼いている。いっつもハンジさんの「学生のころ立てた仮説」をきかされている。お疲れ様です。
ヒストリア/エレーヌ・ブリュノー(22)仏
年に1回は必ずユミル(佑未)に会いに行っている。
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- 35 : 2018/02/13(火) 22:25:29 :
- これで本当に終わりです。ざっくりした内容ですみません。ここまで読んで下さりありがとうございました。
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- 36 : 2018/02/14(水) 03:33:07 :
- え?これで終わり…違うよな?
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- 37 : 2018/02/14(水) 03:33:14 :
- 期待!
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- 38 : 2018/02/14(水) 08:52:22 :
- 終わりです。
元々は「普通に生活してる104期が見たい」という願望のみで書いていたので大人組があまり思いつきませんでした。一度終わりを迎えているのであまりダラダラ続けたくないなと思ったので、ここで終わらせて頂きます。皆様読んで下さりありがとうございました。
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- 39 : 2018/02/14(水) 20:49:22 :
- 残念ヽ(;´ω`)ノ
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- 40 : 2018/02/15(木) 00:03:53 :
- 長い間お疲れ様でした!
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- 41 : 2018/02/17(土) 00:32:20 :
- 面白かったです!終わりだと思うと寂しいですね。
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- 42 : 2018/06/10(日) 15:26:48 :
- 続編に期待
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- 43 : 2018/06/10(日) 15:27:05 :
- これで終わりとか寂しくてオナニーしたいです
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- 44 : 2018/08/18(土) 04:33:05 :
- >>43さん。
通報しときました。(嘘)
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- 45 : 2019/09/17(火) 12:32:23 :
- 乙
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- 46 : 2022/04/13(水) 22:08:10 :
- 乙カレー
異世界もの他にも書いてほしい
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