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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

《新生・死して、この世に帰った少年エレン》【5話】

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  1. 1 : : 2018/02/04(日) 10:51:15
    ついに5話まできてしまいました。

    そろそろ完結…ですかね。

    旧作よりは、頑張って綺麗に終わらせますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
  2. 2 : : 2018/02/04(日) 10:54:17






    ~ある地下基地の近くにある森林。


    ライナー「うおおおッッ!」



    ライナーは鉄のグローブのようなものをつけている拳で、大木にパンチを打ち込む。



    ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・



    大木は折れ、派手に倒れた。



    ライナー「お、おお!」



    スクリーム「どうだ?」



    ライナー「すごいです…! このスクリームさんが開発した……」



    スクリーム「アーマーグローブだ」キリ



    ライナー「このアーマーグローブ・・・すごい破壊力だ…」



    アニ(ダサい………)




    スクリーム「そのうち体の方も作ってやるよ」



    スクリームはフッと嗤う。



    スクリーム「アニ、お前の方はどうだ?」



    アニ「・・・わるくない」



    アニのすね部分についた鎧はアニの蹴りを生かすのに最適だった。



    スクリーム「そうか。」



    スクリームは地下基地の方角へ歩いて言った、



    スクリーム「もっと特訓しておけ」



    そう言ってスクリームは去る。



    ライナー「こ、これならあいつにも・・・勝てるかもしれないな」



    アニ「ああ、そうだね」



    「あいつとは誰だ」



    ライナー&アニ「?!」



    確実にスクリームの声ではない。



    ライナー「誰だ…?」



    木の陰から姿を現したのは、小柄の目つきの悪い男。





    「てめぇら、スクリームの部下で間違いないな?」



    ライナー「・・・調査兵団、兵士長・・・リヴァイ!」



    リヴァイ「ほう。こっちのことも調査済みか」



    リヴァイはナイフを取り出し、ライナーたちの方へ向ける。







    リヴァイ「言い残す言葉はあるか?」











  3. 3 : : 2018/02/04(日) 19:39:05
    リヴァイかっこよす。

    期待です!
  4. 4 : : 2018/02/04(日) 19:50:20
    >>3のもみじさんへ


    ありがとうございます!
    期待に答えられるように頑張りますm(_ _)m
  5. 5 : : 2018/02/04(日) 19:51:30
    リヴァイの鋭い目は2人を見つめる。



    ライナー「アニ、ここで決めるぞ」



    ライナーは拳を握り、つぶやく。アニは横目でライナーを見て頷いた。



    ライナー「今なら、負ける気がしない」



    ライナーはスクリームが開発したアーマーグローブを付けたままだ。



    ライナーは自信に満ち溢れていた。



    ライナー「・・・」




    ライナーはリヴァイをにらむ。リヴァイは殺気をお返しする。




    ライナー「行くぞ、リヴァイ!」ダッッ!!



    ライナーは地面を力強く踏み込み跳びかかる。




    リヴァイは無駄のない動きでライナーのパンチを避ける。



    ズガァァァァァン!!!



    ライナーのパンチはリヴァイの背後の大木をとらえる。

    そして、木は折れて倒れた。



    リヴァイ「ほう」



    ライナー(さすがの威力だ!これなら…勝てる…!)
  6. 6 : : 2018/02/04(日) 19:58:20
    リヴァイ(こいつのパンチ、食らったら終わりだな)



    リヴァイは少し距離を取る。





    リヴァイはナイフに逆手に握り、構える。


    ライナー「残す言葉はあるか?」



    ライナーは口角を上げて軽く笑う。



    リヴァイ「・・・てめぇらを根絶やしにするまでは死なねぇよ」



    そう言って今度はリヴァイから攻撃を仕掛けた。




    ライナー「ッ!」



    人間とは思えないリヴァイの動きにライナーは圧倒される。



    ザクッ・・・・・!



    リヴァイの連続攻撃を何とか避けていたライナーだが、ついにリヴァイのナイフがライナーの頬をとらえた。



    ライナー「ぐッ…!」



    ピシャッッと、ライナーの頬から血が飛び出る。
  7. 7 : : 2018/02/04(日) 19:59:27




    リヴァイ「鈍い。疲れたか?



    リヴァイは攻撃を続ける。スピードが落ちる気配はない。



    ライナー「くそっ・・・!」ガッッ!!



    ライナーはリヴァイを殴ろうとするが、あたらない。



    リヴァイ(こいつを食らっちゃまずいんだったな)



    リヴァイはいったん攻撃をやめ、飛び退く。



    ライナー「ハァハァ・・・アニ」



    アニ「なに。」



    見物していたアニ。ライナーに反応する。



    ライナー「一気に決めるぞ」



    ライナーの目が鋭くなる。



    アニ「わかった。」



    アニは持たれていた木を離れ、パキッと指を鳴らした。
  8. 8 : : 2018/02/04(日) 20:02:11










    ~~その頃、調査兵団本部では



    ナナバ「・・・あ、リヴァイは?」



    調査兵「さっき散歩に出ると言っていましたよ」



    ナナバ「は?」



    調査兵「ナイフと銃を持って。」



    ナナバ「はは・・・またどこかで邪人狩ってるんじゃない?」



    調査兵「そうですね」ハハ







    ~~~ある秘密基地の近くにある森林



    リヴァイ(またなんかやってくるのか)



    リヴァイはナイフをかまえる。



    ライナーとアニは同時に口の前に腕を持ってくる。



    ライナー「行くぞ!!」

    アニ「うん」




    ガブッ!



    リヴァイ「?」



    ライナー&アニ「死神化!」



    サァァァァッッッッと2人の、周りの土が舞い上がる。



    リヴァイ「・・・」



    ライナー「行くぞ」ビュッッ!



    ライナーは今までとは比べ物にならない速さでリヴァイに接近する。



    リヴァイ(速くなったな)サッ



    ライナーの高速の打撃をサッとリヴァイは避ける。



    ライナー「ふっ」



    攻撃を避けられたライナーは笑っている。



    ライナー(今、リヴァイの目は俺に向いている!)



    リヴァイ「!」



    背後にはリヴァイの顔面を蹴り飛ばす直前のアニ。

    リヴァイはとっさにナイフで蹴りを止めるが、スクリームの開発した鎧を足につけているためナイフの刃が砕ける。



    リヴァイ「ッ・・・!」



    ライナー(とった!)



    ライナーは踏み込み、リヴァイを殺しにかかる。
  9. 9 : : 2018/02/04(日) 20:04:08
    勝利を確信したライナー。

    拳でリヴァイを倒そうとするが…



    ダァン!!



    あたりに銃声が響く。



    ライナーの肩がえぐれる。



    アニ「!」



    リヴァイ「俺が武器一つで戦ってると思ってたのか?」



    ライナーの肩をえぐった銃は静かに煙を上げていた。
  10. 10 : : 2018/02/05(月) 19:36:09
    待ってたぜ
  11. 11 : : 2018/02/06(火) 17:47:28
    >>10の木暮さんへ

    ありがとう!頑張ります!
  12. 12 : : 2018/02/06(火) 17:49:13




    ライナー「くそっ…!」



    ライナーは飛び退き、距離を取る。



    ライナー(武器を二つ持っていたか…)



    ライナーは肩を押さえながら、読みの甘かったこのを悔いる。





    リヴァイは飛びのいたライナーにゆっくり近づき、低く太い声で話しかける。



    リヴァイ「てめぇら、拷問と死ぬのはどっちがいい」



    ライナー「!」

    アニ「…」


  13. 13 : : 2018/02/06(火) 22:41:30
    リヴァイは銃を持ったまま。



    ライナー「死ぬのはあんただ」



    リヴァイ「なんだと?」



    ライナーの頬を汗が流れる。



    ライナー「俺たちは邪人。あんたは人間だ」



    リヴァイ「ああ。そうだな」



    リヴァイは銃に新しい弾を込めながら言う。



    リヴァイ「だが、邪人が絶対的に最強なわけじゃない」



    リヴァイは少しずつライナーに近づく。



    そして、目の前に立つ。



    リヴァイ「人間が勝つ手段はいくらでもある。」



    リヴァイはそう言って銃をライナーに向ける。



    ライナー「!?」



    ズパァンッッ!!



    そして、リヴァイはライナーを撃つ。



    ライナーはスッと首を傾けて弾を避ける。



    ライナー「終わりだ」



    ライナーは、リヴァイに必殺のこぶしを繰り出す。
  14. 14 : : 2018/02/06(火) 22:43:00
    しかし、リヴァイはライナーの手首をつかみ、見事にライナーを投げる。



    アニ「なっ…!?」



    ライナー「なんだと…!?」



    地面に倒れるライナー。隙だらけだ。



    リヴァイ「じゃあな」



    ダァァン!!!



    ライナー「」



    ライナーの意識は消えた。





    リヴァイ「次はてめぇだ」






    アニ「あんたにはもう銃しかない。勝てると思ってるの?」



    リヴァイ「当たり前だ。」



    アニ「そう。」



    アニの目つきが変わる。



    アニ「じゃあ、本気で行くよ」







    サァァァァと風が二人を吹く。




    リヴァイが先に土を蹴り、攻撃を仕掛ける。



    リヴァイ(危険なのはあの鎧か・・・)タタタタタ



    リヴァイとアニの距離はほとんどない。



    アニ「はっ!!」ビュッッ!



    アニの回し蹴り。足は空を切る。




    回し蹴りをし、片足状態のアニ。リヴァイはアニの地についてる足を蹴りバランスを崩す。



    アニ「くっ!」



    アニは手をつき、体操選手のように滑らかな動きで体勢を整えた。



    リヴァイ(さっきのでけぇ奴みたいにはいかねぇな)



    リヴァイは愛用の短刀を持ってこなかったことを後悔した。
  15. 15 : : 2018/02/07(水) 06:38:11






    ~デァ・トート本部。



    エレンは紅茶の入ったカップを持ったまま息を飲む。



    エルヴィン「死神化について話す。」



    エルヴィンの目が少し鋭くなる。



    エルヴィン「いいかエレン。いつか手ごわい相手が現れる。そして、そいつに対抗する手段を持たなきゃならない」




    エレン「はい、わかってます」



    エルヴィン「邪人が死神から成っているのは知っているだろう?」



    デスアーク(教えてるぜ)




    エルヴィン「邪人は、自分の中の死神とほんの一部、合体することで大きな力を発揮できる」




    エレン「合体…?」




    エルヴィン「ああ。まあ、この時点で既に合体してるんじゃないかと思うかもしれないが、今の状態は……そうだな…体に宿しているという感じだ。それが死神化すると人間の体が1部死神化する…というわけだ」




    エレン(…むずい)




    デスアーク(な…なるほどわからん)







    エルヴィン「君は極邪だろう?」



    エレン「は、はい」



    エルヴィン「では、死神と連携はとりやすいだろう」



    エレン「・・・」チラ



    エレンはデスアークをチラ見する。



    デスアーク「まぁ、そうだろうな。知らないけど」



    エレン「まぁ・・・はい」



    エルヴィン「そうか。詳しいことは明日話そう。今日は休みなさい」



    エルヴィンはそう言って部屋を出て行った。



    エレン(もう、十分休めてるんだけどな・・・)



    エレンは部屋を出ていくエルヴィンを見送りながらそう思った。

  16. 16 : : 2018/02/10(土) 02:55:12
    これってデスノートと進撃と東京喰種のミックス作品ですか?(^ω^;)
  17. 17 : : 2018/02/10(土) 17:17:42
    >>16の名無しさんへ


    いや、そういうつもりはないですけど…。
    もしかしたらそう見えるかもしれませんね。
  18. 18 : : 2018/02/10(土) 17:18:55











    木の枝や葉が日の光を遮るハヤシの中、二人の戦士は睨み合っている。



    リヴァイ(…こいつに手こずってたらいずれあの大男が目覚める。そうなると厄介だな)



    リヴァイは気絶しているライナーをチラ見した。



    リヴァイ(応援を呼ぶか)



    リヴァイは電話を取り、本部に電話をかける。



    アニ「!」(応援を呼ばれたら面倒だ!)



    アニは電話を阻止するためにリヴァイに接近する。



    リヴァイ(チッ…流石に阻止しに来るか)



    リヴァイは銃をアニに向け、けん制する。



    アニ(ッ……うかつに近づいたらライナーみたいに…)



    アニは立ち止まる。



    そこで、本部と電話がつながる。



    《こちら、調査兵団本部》



    リヴァイ「リヴァイだ。位置を特定して応援を頼む」



    《了解》



    プツッ…と電話が切れる。



    リヴァイ「!」



    電話に気を取られていたリヴァイ。アニに後ろを取られていた。




    バキィッッッッ!!



    携帯電話が粉々になる。

    そして、携帯電話を持っていたリヴァイの手から血が滴る。



    出血する自分の手を見てリヴァイは舌打ちした。



    リヴァイ「痛ッてぇな」
  19. 19 : : 2018/02/11(日) 21:04:25
    アニ「隙だらけだよ」



    携帯電話を蹴り飛ばしたアニは飛びのいて言う。
    リヴァイは「くそ…」と言うような目でアニを睨む。



    リヴァイ「…」



    リヴァイは無言で銃を構え、発砲する。



    すっと、アニはそれを避ける。



    アニ(そんなの当たらな……!)



    アニが気づいた頃にはリヴァイが目の前にいる。



    アニ(さっきの発砲は銃弾に目を向けさせるためか!)



    アニは容赦のない蹴りを食らう。



    アニ「ぐっ…」



    リヴァイは攻撃をやめない。



    アニはその攻撃を必死に避ける。



    アニ(今更死神化する力もない…どうする…?)



    アニはリヴァイの蹴りを止め、飛び退く。



    アニ(とりあえず、距離をとろう)



    アニは下がり、リヴァイとの距離は10mほど。



    リヴァイ(また何かやるのか)



    リヴァイは警戒を怠らない
  20. 20 : : 2018/02/11(日) 21:05:49
    アニ(…例えこの鎧をつけていても当たらなければ意味がない…ここはスピードを重視して外すか…?)



    アニは自分のつけている鎧を見る。



    アニ(外すのは簡単だ…でも、奴がもう一度つける隙を与えるとは思えない)



    アニは迷った末、鎧のベルトを取り外した、

    ガチャッ…と鎧が外れ地に落ちる。



    リヴァイ「…」



    アニは鎧が外れた足を少し振って満足気な顔をする。そして、得意の格闘術の構えをとった。




    長い間にらみ合いが続く。両者とも理解しているのだ。

    『下手に攻撃をしかければ殺される』と。



    先に仕掛けたのはリヴァイだった。



    リヴァイは銃を捨てた。



    アニ「なんのつもり?」



    リヴァイ「弾がもうねぇ」


    リヴァイも格闘で戦うつもりだ。

    そして、リヴァイは飛び出した。



    アニ(こいつには回し蹴りが効かない…)



    アニは体制を低くし、足をかけるように蹴りを入れた。



    サァァァァッ!とアニの蹴りが薄く地面をえぐる。



    リヴァイ「っ!」



    リヴァイは人間離れした反射神経でアニの足をかわし、上を取る。



    ズガッッ!!



    リヴァイの強烈なかかと落とし。それを、アニは両手を交差して、頭の上で受け止める。



    アニ(重いッッ…!!)



    アニは、飛びのき体制を整える。



    アニ「乙女にかかと落としなんて、あんた将来いい事ないよ」



    リヴァイを上目で見上げるアニ。



    リヴァイ「余計な世話だ」



    着地したリヴァイはまた仕掛ける。

  21. 21 : : 2018/02/12(月) 17:03:31




    リヴァイの蹴りが、アニの顔面をとらえそうになる。



    アニは、蹴りをのけぞって避けたせいで体勢を崩す。


    リヴァイは、それを見逃さずアニを蹴り飛ばす。




    アニ「ッ!」



    アニは、後ろに倒れた。



    リヴァイ「王手だ。」



    アニ「!!」



    リヴァイはアニを抑え、手錠をかける。
    邪人でも破壊できないような、かなり丈夫な手錠だ。



    ブゥゥウウウウウウウウウン……

    そして、調査兵の車が到着する。



    リヴァイ「きたか…」



    アニ(くそっ…ここまでか)
  22. 22 : : 2018/02/13(火) 20:07:08
    ナナバ「あれ…?リヴァイ?」



    リヴァイ「なんだ」



    ナナバ「応援の意味ってわかる?なんで、一人で片づけてんの?」



    ナナバは苦笑いだ。

    2人の後ろでは、リヴァイの部下たちがアニとライナーを拘束している。
  23. 23 : : 2018/02/13(火) 20:21:44
    リヴァイ「わりぃな。今度の機会に…」
    「うわあああああああああああッッ!!」



    リヴァイの言葉を悲鳴が遮る。

    2人が悲鳴のほうを向くと、それは地獄のような光景だった。


    木々に血が付き、兵士が血だらけで倒れている。



    「くっくっくっ…困るね。俺の部下をさらわれちゃ…」



    何十人もの人が倒れている中で一人だけ立っているものがいた。

    スクリームだ。



    リヴァイ「…チッ」




    「リヴァイ兵長!!」



    リヴァイは声のする方向を向くと、愛用の短刀が飛んでくる。それを、リヴァイはしっかりキャッチ。



    短刀を投げたのは、車で待機していたダズだ。



    リヴァイ「礼を言う」



    リヴァイは、剣を抜く。スクリームはそれを見てうっすらと嗤う。



    リヴァイ「今度こそ仕留める」
  24. 24 : : 2018/02/15(木) 20:00:55




    ナナバ(こいつが…ボスか…)




    ナナバは今までの邪人とは格の違うオーラを感じ取る。

    ナナバ(私じゃ…敵いそうにないな…)




    ナナバは、スクリーム討伐をリヴァイにいったん任せ、本部に連絡を取る。










    スクリーム「ほう…死ぬのはおまえのほうだと思うが…」




    スクリームはリヴァイの後ろに回り込み、こぶしを振り下ろした。




    リヴァイ(なるほど…今までの邪人とは桁違いのスピードだな)




    リヴァイは、心に誓う。


    ――こいつは、絶対に俺が殺す。と。












  25. 25 : : 2018/02/16(金) 20:44:16
    ―――――――――――――――

    ―――――

    ――


    「うわああっ!やめっ…」




    泣き叫ぶ邪人。それを無視し、邪人を刃を刺し絶命させる俺。



    「すごいです!リヴァイさん!!」



    周りからは、褒められる。当たり前だ。
    俺が殺す前に、5人死んだ。それだけの敵を俺は一人で倒した。




    ある日、突然力に目覚めた俺の前に敵はいなかった。

    その直後は、よかった。問題はそのあとだ。

    正義のために戦っているのに、こんなことを思うのは最低かもしれんが、仕事にやりがいを感じなくなった。

    その上、俺が行けば、すぐ終わるのに、突っ込んでいく仲間を見てイラだった。




    イザベル「さすがだな、アニキ!大手柄だ!」


    ファ-ラン「ああ。周りの兵士も感謝してるぜ」


    リヴァイ「…ああ」

    ずっと一緒に戦ってきた、イザベルとファ-ランもおれを褒めた。










    しかし、ある応援信号を受けた日だった。




    リヴァイ「イザベル、ファ-ラン。おまえらは先に行け。おれはピクシスに用がある」




    イザベル「了解ッ!」



    ファ-ラン「ああ。」




  26. 26 : : 2018/02/18(日) 08:03:32

    ーーーーーー



    ピクシス「リヴァイ。これが頼まれた品じゃ」




    リヴァイ「ほう・・・悪くない」



    俺は、ピクシスに頼んでおいた短刀を受け取る。




    ピクシス「それにしても、応援信号が来てから連絡がないのう。手こずっているかもしれん。応援に行くついでにその刃を試してみたらどうじゃ」




    俺は、ピクシスの提案を受け入れ、バイクに乗って現場に向かった。






















    リヴァイ「…!」




    俺は、目の前の光景を見て絶句した。




    血だらけで倒れている、十数人の兵士。その血と死体で埋まった地に一人立っている殺人鬼の剣に刺さったファ-ランの顔。足元に落ちているイザベルの生首。

  27. 27 : : 2018/02/20(火) 20:36:42




    殺人鬼「くっくっく…また雑魚が来たか…いいだろう。八つ裂きに…」














    ボトッ。












    殺人鬼の腕が、落ちる。












    殺人鬼「なんだと_?」













    リヴァイ「貴様ああああああアアアアアアアアアアアア!!!!!!」


















    その悪魔のような叫びの直後、殺人鬼は四肢を切り飛ばされ、首も落とされ、絶命した。













    リヴァイ「俺が…もっと早く駆けつけていれば…」








    そのとき、誓った。

    仲間を守るために


    危険人物は、確実に殺さなくてはならない。


  28. 28 : : 2018/02/22(木) 00:29:12

    ―――――――――――――――――――――



    ボトッ。








    スクリームがリヴァイに向かって放ったはずの拳は地面に落ちる。






    スクリーム「くっ…さすがだな」






    スクリームは飛び退き、距離をとる。






    リヴァイ「かかってこい」





    リヴァイは剣先をスクリームに向けた。





    スクリームは隣に生えていた大木を抜き、リヴァイに投げつける



    リヴァイ「なっ!?」



    リヴァイは間一髪でかわす。

    投げられた大木は、何本かの木を倒して、やっと止まる。



    リヴァイ(馬鹿力だな…さすが邪人のボス…)




    スクリーム「ちっ………。おれは、こんなところで死ぬ訳にはいかん。やつを完成させるまでは…」




    リヴァイ「やつ……?なんのこt…」



    スクリーム「おらあっっ!」



    リヴァイはスクリームの奇襲をすっとかわす。



    リヴァイ(腕が1本落ちても全然力は落ちないな…)





    リヴァイは剣を逆手に持つ。




    リヴァイ「こい……!」




    スクリーム「死ねぇ!」




    突進して来るスクリーム。
    いつもの、冷静さはない。



    リヴァイはスクリームの攻撃を紙一重でよけ、首を狩り取ろうとする。




















    ビシャッ






  29. 29 : : 2018/02/22(木) 17:45:36
    リヴァイの腕に返り血がつく。




    スクリームは、ギリギリ致命傷になるのをさけたようだ。





    スクリーム「く…」ハァハァ




    スクリームは、息が上がっている。血も大量に出ている。




    リヴァイ「・・・」




    一方リヴァイは無傷。




    スクリーム「こうなったら…」




    スクリームは、服のポケットから小さな袋を取り出した。





    リヴァイ(なにをするつもりか知らんが、変なことをする前に殺す)




    リヴァイは、剣を握りしめ、スクリームに接近した。
  30. 30 : : 2018/02/23(金) 19:45:35
    しかし間に合わず。
    スクリームは、袋から錠剤を取り出し口に放り込む。





    ナナバ(あれは・・・黒仮面が飲んでいた薬・・・!)




    ナナバはなにか……嫌な予感がした。




    ナナバ「リヴァイ!!気をつけろ!!」




    ナナバがそうさけんだときには遅かった。
















  31. 31 : : 2018/02/24(土) 07:56:05
    すでにリヴァイの目の前にはスクリーム。



    リヴァイ「なっ…!」



    リヴァイは立ち退こうとするが、間に合わず。
    スクリームの拳が、リヴァイの右肩に直撃する。



    リヴァイ「ぐ…ッッ…!」



    リヴァイは右肩を抑え、飛びのく。

    右腕はもう使い物にならないようだ。




    スクリーム「やはり、制御が難しいなこれは」



    そういってにやりと笑うスクリーム。余裕のある笑みだ。



    スクリーム「これでお互い片腕だな」



    そういってスクリームはぐっとこぶしを握る。




    スクリーム「だが、お前は間もなく死ぬ。薬を飲んだ俺の死神化は………………無敵に等しい」



    スクリームがそういうと、彼の周辺の砂が舞い上がった。



    リヴァイ(まずいな…)

















    リヴァイは、迷う。


    このままじゃ、全員死ぬかもしれない。


    それは避けなければならない。


    あの惨劇は、もう繰り返してはいけない。



    そう、皆を犠牲にするくらいなら……。































    おれひとりが死ねば良い。
  32. 32 : : 2018/02/24(土) 14:02:20
    久しぶりにINしました〜期待です
  33. 33 : : 2018/02/25(日) 00:41:39
    >>32のがくとさんへ

    お久ですー(*´ω`*)
    期待の言葉嬉しいです。ありがとうございますm(_ _)m
  34. 34 : : 2018/02/25(日) 00:42:40





    リヴァイ「ナナバ!!」




    リヴァイは遠くにいるナナバを呼ぶ。




    ナナバ「なんだ、リヴァイ!」




    ナナバはリヴァイにかけよって来る。




    リヴァイ「雷槍を用意しろ」




    ナナバ「でも、リヴァイ…あれは…!」




    リヴァイ「早くしろ」




    ナナバ「………わかった!」




    ナナバは、走り去っていった。




    「なら、リヴァイさんよ。いまさら何をしても無駄だと思うがな」




    スクリームからはとてつもないオーラがあふれている。




    リヴァイ「調子に乗るな、糞野郎」





    リヴァイは短剣を左手でかまえた。
  35. 35 : : 2018/02/26(月) 03:58:17





    スクリーム「ふっ。まぁいい。」




    スクリームはそういって、リヴァイに突進する。




    リヴァイ「くっ・・・!」




    リヴァイは紙一重で避ける。スクリームのスピードは確実に上がっている。それに対しリヴァイの動きは鈍くなっている。




    スクリーム「ちッ…」




    リヴァイは避けたついでにスクリームを斬る。




    スクリーム「やはり、簡単ではないな」




    スクリームは飛び退き、息を整える。




    スクリーム(この状態を保つのはかなり体力を使う。早く片づけなければ)




    スクリームは、その巨体からは想像できないようなスピードでリヴァイの周りを動き回る。




    スクリーム(これで仕留める!)




    スクリームは、リヴァイの後ろに回りこぶしをリヴァイの方へ。




    しかし、これもまたギリギリで避けられるが、リヴァイにはスクリームを斬る余裕はなかった。




    スクリーム「息が上がっているぞ?やはり、人間の力など限界が知れているな」




    リヴァイ「…。」





  36. 36 : : 2018/02/26(月) 04:01:39




    そのとき。




    「リヴァアアアアアイ!!!」




    リヴァイの背後からナナバの声が。



    スクリーム(なんだ、あいつが持っている武器は?)



    ナナバが持っているのは、小さなミサイルのような武器だ。



    スクリーム(強力な武器だったらやっかいだ…排除せねば)



    しかし、スクリームがナナバに近づこうとしたときに、リヴァイとナナバの周りに煙が舞い上がった。




    スクリーム(煙玉か・・・!)




    スクリームは距離をとる。リヴァイ相手にやみくもに突っ込んだら確実に殺されるからだ。
















    煙が晴れると、そこには左腕に小さなミサイルのような武器『雷槍』を装着したリヴァイが立っていた。




    スクリーム「なんだ…それは」




    リヴァイ「雷槍という」




    スクリーム「そうか。そんなのが最終兵器か?」




    リヴァイ「そうだ」




    スクリーム「そんなの動きが遅くなるだけだ」




    そういってスクリームは、一気にリヴァイに接近。




    リヴァイの腹に拳を叩き込んだ。




    リヴァイ「グボアァァッッ!!」




    リヴァイの口から大量の血反吐。



    スクリーム「ふっ…これで終わりだな」




    スクリームは勝ちを確信したように笑みを浮かべる。




    リヴァイ「それは…こっちの・・セリフだ」




    スクリーム「…なに?」




    いつのまにか、リヴァイの短剣がスクリームの足を貫いて地面に深く刺さっている。




    スクリーム「くそ…!」




    リヴァイ「くらえ…!」




    リヴァイの雷槍がスクリームの腹に刺さる。




    そして、





    スクリーム「くそがあああああ!!!」






    ピッ……ドォォォォォン!



    雷が落ちたように、爆発した。






























    《続く》
  37. 37 : : 2018/02/26(月) 04:03:31
    テストが始まるので更新は一度ストップします。
    更新がなくても逃げた訳では無いので、信じてください()


    では、また次回に会いましょう
  38. 38 : : 2018/03/11(日) 16:57:50
    大幅に変わりましたね。続きものんびり期待してますので、テスト頑張って下さい!
  39. 39 : : 2018/03/14(水) 20:56:05
    >>38のがくとさんへ

    はい、後半はめちゃくちゃ変えてます。
    ただいま下書きしてますので、もう少し…待ってくださるとありがたいです!

    期待の言葉ありがとうございますm(_ _)m
  40. 40 : : 2020/10/27(火) 14:03:39
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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ゆーき分隊員

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《新生・死して、この世に帰った少年エレン》 シリーズ

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