エレン「お前となら…」
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- 1 : 2018/01/27(土) 11:54:52 :
- 注意
誤字脱字あり
超亀更新
かなり真面目にキャラ崩壊してます。←重要
原作のキャラ設定・性格等改変
キャラの口調が違う可能性大
話の急展開
百合表現有り
地味にミカサ愛され
エレンの扱いがたまに雑
残念な文章力
残念な語彙力
残念な作品
最新話のネタバレ
コメント制限しますが 時々解放します。
がっつりエレミカ(多分)
ほんのりアルアニ
ほんのーりジャンミカ
(※ジャンの一方的な片想い)
ちょびっとマルミナ
設定or情報 等説明
>>9
>>27
>>61
以上。
のんびりゆっくり進めます。
暖かい目で見守って頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
-
- 2 : 2018/01/27(土) 12:46:39 :
エレン「お前となら…歩いていける」
何言ってるの?エレン…。
エレン「お前が好きだ。ミカサ」
ミカサ「っ」パチ
……夢か。
変な夢だった。
エレンに告白される?私が?
ありえないありえない。
ミカサ「いッ」ズキン
ザザザザザザ
マルコ「ちょ!やめろよジャン!!」
ジャン「なんだよ。こういうのがおもしれぇんだろーが!」ニヤニヤ
ベルトルト「……や、やめなよ」ボソッ
ジャン「なぁ?アルミン」ニヤニヤ
アルミン「……な、なに?」
ジャン「お前が老人と二人きりで暮らしてるっていう噂、聞いちゃったんだよなぁ?」ニヤニヤ
アルミン「だ、だったら何さ!」ガクガク
ジャン「それって、なんで?」ニタァ
ザザザザ
クリスタ「きゃあああああっ」
ユミル「ちょ、誰か先生呼んでこい!!!」
アニ「………っ」ダッ
ミカサ「…どうしよう。血が…凄く出てる」
ジャン「」ポタポタ(血)
アルミン「………」ブルブル
ザザザザ
ミカサ(…何これ、夢…?)ズキズキ
…変な夢。
なんなの。妙にリアルだ。
早く、皆に会いたい。
早く、学校に行きたい。
-
- 3 : 2018/01/27(土) 20:08:20 :
ミカサ「行ってきます。」タタタッ
ミカサ母「行ってらっしゃい!気を付けるのよ〜」ニコ
ミカサ「はーい」タタタッ
ミカサ(…なんだかモヤモヤする。早く行かなきゃ…っ)
エレン「おーい!ミカサじゃねえか!」タタタ
ミカサ「!、エレン…」ピク
エレン「おはよう、ミカサ。今日は急いでるな」ニッ
ミカサ「…少し、早く行きたかったから」
アニ「へぇ、アンタが早く行きたいなんてあるんだね」ヌッ
エレン「うぉ!?いたのかよアニ」ビクッ
ミカサ「それに、それどういう意味?」ムッ
アニ「おはよ、二人とも。別に意味なんてどうだっていいでしょ」
エレン「ははは、おはよう。アニ」
ミカサ「アニ、おはよう(まぁ いいか…。)」
アニ「ミカサが早く行きたいって言ってるし 私も早く行くよ」ダッ
ミカサ「あ、アニ待って」ダッ
エレン「じ、じゃあ俺も行く!」ダッ
ーーー学校ーーー
ガラッ
ミカサ「…はぁ、アニ足速い」
アニ「アンタもね…」
エレン「…お前ら鬼かよ…」ゼェゼェ
ミカサ「!」
…あそこにいるのは。
アルミン「……」読書中
…アルミンだ。
私が見た夢によると ジャンに絡まれたアルミンは堪忍袋の緒が切れたのか ジャンを殴る。
その殴った影響でジャンは窓に頭から突っ込む。
…だった。
この現実を何としてでも阻止したい一心だ。
だって嫌だから。
アルミンにもそんな思いしてほしくないし ウザいジャンを見るのも腹立たしい。
…アルミンは エレンもだけど 小さい頃からの幼馴染。
そんなアルミンには危険な思いをしてほしくない。
だから私がこんなことになる前に阻止しなくては。
エレン「流石アルミン…。早いな」
アニ「教室の鍵とかいつもアルミンが開けてくれてるからね」
ミカサ「…アルミンも大変だ」
エレン「よっ!おはようアルミン!」
アルミン「……!。お、おはようエレン。朝から元気だね」ニコ
アルミン「ミカサもアニもおはよう。3人とも早いね」ニコ
ミカサ「おはよう。アルミンには負ける。ねえ、アルミンはどうしていつも早いの?」
アルミン「えっ、別に…理由なんてないよ。強いて言うなら早く学校に来て勉強したい、というか本を読みたいから…かな」
アニ「流石アルミン…」
ミカサ「!」
…アニの顔が赤い。
…そーだ。いい事考えた。
ミカサ「エレン、ちょっと私先生に職員室に聞きに行きたい事があるの。付いてきてよ」
エレン「えぇーなんで俺ぇ?」
ミカサ「いいから」
私は強引ながらエレンの手を引き、職員室に向かう振りをしながら教室を出た。
教室を出た時私はエレンにちゃんと理由を話した。
エレン「ナイスだ、ミカサ!」ニッ
ミカサ「我ながらそう思う」
私は少しふざけてみる。
あれ、思ったより反応がいい。
エレン「自分で言うなよ」
ミカサ「…さて、様子を見よう」
エレン「おう」
-
- 4 : 2018/01/27(土) 21:37:28 :
- アルミン「アニって意外に細かいこと気が付くよね」ニコ
アニ「そ、そう…?///(アンタだからねっ///)」カアアアアッ
アルミン「うん。尊敬するなぁ」ニコ
アニ「私も、アンタの頭いいとこ尊敬するよ///」フンッ
アルミン「へぇー?嬉しいこと言ってくれるね」ニコッ
アニ「っ////」カアアアアッ
アニ「も、もう。…アンタって意外に意地悪な所あんだね」
アルミン「えぇ?アニには負けるな」ニコ
アニ「」イラッ
アニ「」ゲシッ
アルミン「あはは、痛い痛い」ニコ
エレン「ア、アルミンっていっつも笑ってるよな」ボソボソ
ミカサ「そういう所少し怖い」ボソボソ
エレン「本当は怖いアルミンとか?」ボソボソ
ミカサ「や、やめて」クスクス
エレン「ははは」ケケケ
ミカサ「っていうか、アルミンが紳士なのだけれど」
エレン「だな。流石って所だよな」
ミカサ「うん」
ミカサ「…それより、アニ楽しそう」
エレン「アルミンも楽しそうだな」
ライナー「お前らそこで何してんだ?」
エレン「おおライナー。おはよう。今アルミンとアニが二人きりだから観察してんだ。ライナーもどうだ?」
ライナー「いや、そういうのはお前らでやってくれ。悪いが俺は教室に入らせてもらうぞ」
エレン「ケチだな」ブーブー
ミカサ「じゃあそろそろ私達も入ろう」スタスタ
エレン「そうするか」スタスタ
ガラッ
アルミン「!。帰ってきたよ」
アニ「そ、そう…みたい」シュン
アルミン「クスッ、またいつでも来なよ。僕はどうせ1人だから」
アニ「…うん。そうさせてもらうよ…///」
ミカサ「別にそのまま会話しててくれても良かったのに」
エレン「そうだぞ」
アルミン「ははは、そうなんだ。ごめんね」ニコ
ミカサ(…今のアルミンがジャンに絡まれるのは考えられないな。あ、でもアルミンって責められたら弱いからそうでもなさそうかも。)
ミカサ「(…でも)」ギリ
ミカサ(アルミンにはあんなことにならないようにしなくてはならないのは決定事項)
ガラッ
ジャン「よぉ?お前ら」ニッ
ミカサ「……っ(来やがった)」ギリ
ジャン(…ん?ミカサが何か睨んでる?)
ミカサ「…おはようジャン。何も起こさない1日にして」
ジャン「お、おう…?」
ミカサ「……じゃあね」スタスタ
一応忠告?というか言ったからとりあえず少しは安心。
あとはこのまま時が過ぎるのを待つだけ…。
ジャン「お、アルミンじゃねぇか」ニヤァ
ミカサ「!」ピク
ジャン「なぁ?アルミン」ニヤニヤ
アルミン「……な、なに?」
ミカサ(……やりやがったこのクソどんぐり…っ)ギリ
-
- 5 : 2018/01/28(日) 11:37:30 :
- ジャン「お前が老人と二人きりで__」
パチンッ
ミカサ「…」ヒリヒリ(手)
ジャン「……へ?」ヒリヒリ(頬)
ミカサ「聞いていいことと駄目な事がある。…ので、今のは駄目な事だ。……ジャン、やめて」
ジャン「→♡」キュン
アルミン「た、助かったよミカサ。ありがとう」ニコッ
アニ(…羨ましい)ギリ
ミカサ「うん、どういたしまして」
ミーナ「ミカサ凄いよ!!」ダキッ
ミカサ「!?」
ミーナ「大丈夫だった!?」
ミカサ「う、うん。それより離れてミーナ」
ミーナ「えー」
クリスタ「ミカサ凄いね」
ユミル「だな。あのままだとクラスの雰囲気が最悪だったぜ」
ミカサ「…」テレ
……よかった。最悪なことにならなくて。
とりあえずこれで私の任務は成功した。
ミカサ「……」ホッ
エレン「ナイスだミカサ」ニッ
ミカサ「…でしょ、もっと褒めて」
エレン「あーすごいすごいミカサは凄いなー(棒)」
ミカサ「…チッ」
エレン「おい舌打ちすんな」
ミカサ「ふふ」クスッ
エレン「ははは」
…エレンに褒められるのは、悪くない。
とか、思ってたり。
ーーー夢ーーー
ザザザザ
ミカサ「あ、っ…」
カラカランッ(空から鉄柱)
ミカサ(…何これ、カゲロウ〇イズみたい…!?)
アニ「ッ!?」
ミカサ「!?アニッ!!早く!!!」
…このままだと、アニが…ッ!
アニ「…ッ」
間に合わないッ
アニ「ぁ…ッ」グサッ
グサッグサッ
アニ「」
ミカサ「…あ、あああ…っ」ポロポロ
…夢なら、早く覚めて。
夢なら…
早く…ッ
ミカサ「ッ」パチ
ミカサ「…はぁ、はぁ…っ…」
夢でよかった。
…早く学校に行きたい。
ミカサ「…行ってきます」ガチャッ
ミカサ母「随分と早いのね…。気を付けるのよ!行ってらっしゃい!」
ミカサ「…うん」
…今回の夢は、アニが丁度落ちてきた鉄柱に貫かれ 気付くのが遅く 逃げ遅れて死ぬ夢…。
何としてでも阻止してみせる。
ミカサ「……ッ」ギュッ
アルミン「!、おはようミカサ。今日も早いね」ニコ
ミカサ「…!。おはようアルミン。アルミンも早い」ニコ
アルミン「一緒に行く?」ニコ
ミカサ「…ええ、そうしよう」
ミカサ(…アニごめん)
-
- 6 : 2018/01/28(日) 15:44:20 :
アルミン「…そういえば、昨日 アニ…がね。僕の所に来てくれたんだけど」
ミカサ「うん」
アルミン「…アニって意外にも、いい人…なのかもしれないね」クスッ
ミカサ「!」パアッ
ミカサ「そうなの。アニはとてもいい人だ」ニコニコ
アルミン「そして、ミカサもいい人だよ」ニコ
ミカサ「ありがとう。アルミンもとてもいい人だ」ニコ
アルミン「ありがとう。照れるなぁ」ニコ
ミカサ(この空間怖い)
ーーー学校ーーー
アニ「!、アルミン!……と、ミカサ、おはよう」
アルミン「おはよう、アニ」ニコ
ミカサ「おはよう(絶対私忘れてただろうな)」
エレン「俺もいるからな!」
アニ「…ん、あー。ごめん」
エレン「別にいいけどよ…」
ミカサ「そういえば 今日は数学のテストがある」
アニ「…少しだけなら、勉強してきたけど?」ドヤ
アルミン「僕はあんまりしてきてないなぁ」ニコ←めっちゃしてきた人
エレン「俺全然やってねぇ」ガーン
ミカサ「クスッ。皆、頑張ろう」
ーーー昼休みーーー
ミカサ(……)
アニが死ぬのは放課後…。
それを阻止するにはきっと一緒に帰るのがベストのはず。
ならば…一緒に帰る約束をしなくては。
ミカサ「アニ、よければ放課後…一緒にカフェでもどう?」
アニ「お、いいね。行きたい」
ミカサ「それはよかった」ホッ
アニ「私…アルミンも誘いたい…。どう?///」テレ
ミカサ「…!。了解、応援する」グッ
アニ「…ありがとう」テレ
エレン「俺もカフェ行っていいか?」ニッ
ミカサ「!、大歓迎。アニは?」
アニ「ミカサがいいならいいんじゃない?私も誘われた身だしね」
エレン「ありがとう!(ミカサとカフェに行ける…!)」ワクワク
ミカサ(エレン 嬉しそう)ニコ
アニ「…アルミンを誘ってくる」
ミカサ「頑張って」
エレン「お前ならできる!」
アニ「…うるさい///」
アルミン「……」勉強中
アニ(…かっこいい///)
アルミン「…!。どうかしたの?アニ」ニコ
アニ「!、悪いね。邪魔した?」
アルミン「いや、僕も休憩しようかなって思ってたところだよ」ニコ
アニ「じゃあ丁度良かったよ。ねえ、アンタ…今日の放課後空いてる?(聞いちゃった…///)」
アルミン「…放課後か。うん、空いてるよ?」ニコ
アニ「!///」ドキッ
アニ「…じゃあ!…私…と、ミカサ…と、エレンもいるんだけど ……カ、カフェ、…カフェにでもどう?///」
アルミン「いいね、行きたいな。アニもいるし」ニコ
アニ「!///そ、それってどういう_」カアアッ
アルミン「あれ?アニ顔赤いよ?大丈夫?」
アニ「!」
アニ(か、顔が近いいいいっ…//////)
アニ「だ、大丈夫///…それより、放課後 帰ったら許さないよ」
アニ「じゃあね…///」スタスタ
アニ「/////」スタスタ
アルミン「……(ちょっとやりすぎちゃったかな)」ニコ
アルミン(…アニって…案外可愛いのかもしれないな)
-
- 7 : 2018/01/28(日) 19:46:20 :
- エレン「でな!その後アルミンがよ」ペラペラ
ミカサ「うんwwww」ワラワラ
アニ「アルミンOKだってね」
ミカサ「あ、おかえりなさい。アニ」
エレン「おお!よかったじゃねーか!」
ミカサ「日頃のアタックの成果が確実に出てきた」ニコ
アニ「…そうだといいけど///」
ーーー放課後ーーー
アルミン「学校終わったし、掃除もないし行く?」
アニ「行こうか」
ミカサ「エレン、財布持った?」
エレン「持ってる持ってる。奢ってやるよ(ミカサにかっこいい所見せなきゃな!)」
ミカサ「あざーす」ニヤ
アニ「あざーす」ニヤ
アルミン「あざーす」ニヤァ
エレン「お、お前らもかよ!!ってか腹立つ」イラァッ
ミカサ「冗談冗談。奢るのは二人きりの時にでもまたお願いする」ニコ
エレン「!、お、おう!任せろ!(またミカサと遊べるのか!!ってか二人きりで…///)」キラキラ
アルミン(…なるほどね)ニコ
アニ「!(アルミンが二人の関係に気付いた…?)」
アルミン「っていうかどこのカフェに行くの?」
アニ「本当だ。ミカサ、どこに行く予定なの…?」
ミカサ「!(……ヤバい、全く考えてなかった…!)」
……行くとしたらやはり鉄柱の場所から遠く、そしてアニの家から近い場所…。
……あそこなら。
ミカサ「うん。任せて」
…結果。学校から東方向に少し歩いた所にある 学校から徒歩数分でいけるカフェにした。
ここならアニの家からでも皆の家からでも近い。
アニ「へぇ、ここにしたんだ」
ミカサ「うん。何かとここに行ったこと無かったから」
エレン「俺もなんだかんだ言って 来たことねぇな…」
アルミン「僕もだよ」
ミカサ「じゃあ入ろう」
ーーーカフェーーー
ミカサ「…わああ」キラキラ
エレン(…可愛い///)
ミカサ「可愛い…っ」
アニ「座るよ」
アルミン「…へぇ、案外しっかりとできてる」
アニ「本当だね。雰囲気もいいし」
アルミン「また今度来てみない?よかったら二人で」
アニ「!?////」
エレン「(おっ)」ニヤニヤ
ミカサ「」ニヤニヤ
アニ「い、行かせてもらうよ。また今度決めよう///」
アルミン「」ニコ
ミカサ「…エレンも また来ようね」ニコ
エレン「お、おう!///」
-
- 8 : 2018/01/29(月) 20:35:33 :
- ミカサ「…ところで皆何頼む?」
アニ「…(アルミンは何するんだろう…)」チラ
アルミン「んん……。あ、抹茶パフェがあるんだね!僕はそれにしようかな」ニコ
エレン「俺はいちごパフェで。」
ミカサ「……私もそれにしようかな」
エレン「….///」
ミカサ「すいません、抹茶パフェ2つといちごパフェ2つで」
店員「かしこまりました」
エレン「…アルミンって好きな人いるのか?」ニヤニヤ
アニ「!」ピク
ミカサ(ナイス、エレン…!)ニヤニヤ
アルミン「…好きな人?」ニコ
エレン「あぁ、…あ!じゃあ聞き方変える。じゃあ好きなタイプは?」ニヤニヤ
アニ「!!」ピクッ
ミカサ「アニも気になるよね?」ニヤニヤ
アニ「…さ、さぁね////」カアアッ
アルミン「…そうだなぁ(…よし)」ニコ
アニ「…っ」ドキドキ
アルミン「からかいがいがある人…かな」ニコ
アニ「……からかいがいが、ある人…….///」ボソッ
エレン「なんだそれ」
アルミン「いいだろ別に!」
ミカサ「アニは?」ニヤニヤ
アニ「わ、私?っ///」カアアッ
ミカサ「いるんでしょ、好きな人」ニヤニヤ
エレン(ナイス、ミカサ…っ)グッ
アニ「い、いる…んだけど…ッ///」カアアァァッッ
アルミン(誰だろ…)モヤモヤ
アルミン(…ん?な、なんで僕はモヤモヤしてるんだ?)
アニ「…え…ぇっと////」
アルミン「好きな人、いるの?」ニコ
アニ「」プシュー
アニ(あああああああ////近い、近いいいいいい////)
エレミカ((あれ、アニってこんなキャラだっけ))
店員「お待たせしました!」
ミカサ「…ぁっ、か、可愛いっ…」
エレン「…っ///」
アルミン「…食べよっか、アニ」ニコ
アニ「……そうするよ///」
ーーーその後ーーー
アルミン「あ、僕そろそろ帰らなきゃ」
エレン「俺も…」
ミカサ「!」
…もうすぐだ。
すっかり忘れていた。アニが死ぬかもしれないんだった。
…アニを送り届ける。今の私の使命はそれだけだ。
アニ「私も帰る」
皆「ばいばぁい」フリフリ
ミカサ「…アニ、私送るよ」
アニ「ん?…すまないね。送ってもらうよ」
ミカサ「うん」
……
…
アニ「…私さ、アルミンが好きなんだよ」
ミカサ「知ってる」
アニ「!?/////」
ミカサ「見事に今日はキャラ崩壊してたよね」
アニ「…うるさい///」
アニ「そういうミカサは、好きな人いるの?」
ミカサ「いない」キッパリ
アニ「え、いないの?」
ミカサ「うん。…エレンとは小さい頃からずっと一緒だったし、いない」
☆ どうする?エレン__!!
ミカサ「じゃあ、アニ」フリフリ
アニ「わざわざすまないね。ありがとう」フリフリ
……
…
ミカサ「……」スタスタ
成功…。
アニも送り届けて死んでいない。
私は任務をやり遂げた。
次こそは 何も無いといいなぁ。
-
- 9 : 2018/01/29(月) 21:11:13 :
今どうなってる!?
!!!ーー設定公開ーー!!!
エレン
アルミンの親友。
ミカサが好き。
アルミンとアニを応援する。
好きな食べ物はチーズハンバーグ。
サッカー部に所属。
ミカサ
主人公。
アニと親友。
エレンとアルミンの幼馴染。
アルミンとアニを応援する。
正夢を見る。
好きな食べ物は 甘い物。
オススメなストレス発散方法はカラオケに行くこと。
アルミン
エレミカよりアルアニの方が出番が多い疑惑。
アニが好き(((無自覚)))
アニをからかって面白がってる。
腹黒?
ドS?
アニ
アルミンが大好き
恋愛になるとキャラ崩壊。
実は怖いもの平気だったりする。
意外と男気質…?
乙女なところもある。
辛いものが好き。
ジャン
ミカサが好き。
出番少ない。
オムライスが大好物。
めっちゃアピールするウザイ奴だったが ミカサの活躍により真面目な奴に。
あれから少しモテるようになったようだが…?
チャラい。
クリスタ
これから出てくる重要な人物。
本名ヒストリア。
!!ー以上ー!!
他に追加されてきたらまた設定公開するよ!
え?そんなのどうでもいい?
やってみたかったんだよこういうの!!
すいません次から真面目にします。
-
- 10 : 2018/01/30(火) 17:20:23 :
- クリスタ「…」ボーッ
ミカサ「…」スタスタ
クリスタ(…!)
ミカサだ…。
クリスタ「ミ、ミカs_」
ユミル「クリスター!一緒に飯食おうぜ!」
クリスタ「!」
クリスタ「う、うん!食べよ!」ニコッ
ユミル(可愛い)
ユミル「そんじゃ、屋上にでも行くか!」
クリスタ「あれ、ユミル。今日は購買で買わないの…?」
ユミル「あ、あぁ!たまには自分で用意してみてみようって思ってな」
クリスタ「へぇー、珍しい」
ユミル「あ、明日からは購買で買うし、あんまり気にすんな」
クリスタ「そっか、まぁたまにはいいんじゃない?こういうの」ニコ
ユミル(…優しいクリスタマジ天使)
ーーー
ーー
ー
ーーー放課後ーーー
ミカサ「…あ、クリスタ?」
クリスタ「!、ミカサ!?」
ミカサ「コンビニで会うなんて思いもしなかった」
クリスタ「私もだよ…、ミカサは何か買いに来たの?」
ミカサ「私はエレンにパシらされた。…あの野郎、今に見てろ…っ」
クリスタ「あはは」
ミカサ「…というのは建前で、シャー芯が無くなったので買いに来た」
クリスタ「え(…ミカサの冗談ってわかりにくいな)」
ミカサ「そういうクリスタは 何を買いに来たの?」
クリスタ「…私はお腹空いちゃってさ、何か食べ物買いに来たの」テヘヘ
ミカサ「そう…!コンビニの焼き鳥はとても格別。…ので、是非オススメする!」
クリスタ「へぇ…!そうなんだね。食べてみたいかも」
ミカサ「た、食べてみてほしい!皆焼き鳥の良さをわかってくれない…っ」
クリスタ「(ミカサって案外可愛いかったりするのかな…?)うん!」
…最近気になってたんだけど 今日会えてなんだかミカサの意外な一面を見れてなんか嬉しい…。
仲良くなれたらいいなぁ。
…昔、みたいに。
クリスタ「ね、ねえ、ミk_」
ミカサ「よかったら 一緒に焼き鳥食べよう」
…まぁいっか!
どうせいつか聞こうと思ってたところだし
クリスタ「うん!食べよ!」
ーー
ー
これから、クリスタとミカサの間に何があったのか
それは
物語か進むにつれて明らかになるだろう。
ーー クリスタ編 続 ーー
-
- 11 : 2018/01/30(火) 17:20:24 :
- いえいえ、設定は大事なことですからw
期待です
-
- 12 : 2018/01/30(火) 17:21:45 :
- >>11
ありがとうございます!
で、ですよね!大事ですよね(((
-
- 13 : 2018/01/30(火) 22:56:00 :
ーーー
ー
ミカサ「…ゔ…っ」スヤスヤ
ザザザザ
ーー
ー
ミカサ「クリスタ!!逃げてッ」
クリスタ「み、ミカs_」
ドンッ
ミカサ「_っ」
目の前に
大きい車。…トラックだ。
どうしてこんなことになってるの?
…あぁ、そうだ。
私がクリスタを助けたからだ。
引かれそうなクリスタを 私が引っ張って その影響で
私が車道に出てしまった…ということか。
…後悔はしていない。
良い人生だった__。
ミカサ「んッ!?」パチ
…自分が死ぬ夢なんて。
見たところで …って感じ。
ミカサ「…よし」
次の私の任務は、
クリスタを助けつつ 自分も助ける。
…あぁそっか。
そもそもクリスタをあの道に連れていかなければいいんだ。
…なんだ、簡単じゃない。
ミカサ母「いつまで寝てるの!?早く起きなさい!!」
ミカサ「はい…」
ーーー
ー
ーーー学校ーーー
アニ「……アルミン」ワクワク
ミカサ「ん、アルミンなら今日は休み」
アニ「!?」
アニ「…」ショボン
エレン「うっわわかりやす」
ミカサ「この短期間でどんだけアルミンを好きになったんだろうか…」
エレン「恋ってすげえな」
アニ「うるさい」
クリスタ「あれ、今日はアルミン休みなんだね」
アニ「……そうみたいだね」
エレン「丁度今その話をしてたんだ、なぁ?ミカサ」ニッ
ミカサ「ええ。アルミンが休みだから アニは1日中あんな感じだけど どうか責めないであげて」
ユミル「お前も大変だな」
ミカサ「大変、という訳ではない」
ユミル「そういや聞いたか?」
エレン「何をだ?」
ユミル「国語のテスト範囲変わるんだってよ」
クリスタ「え!?やった!減るのかなぁ!?」
エレン「減ってほしいよな!!」
ーーー
ーー
ーーー昼ごはんーーー
エレン「なあミカサ!アニ!食べよーぜ!」
ミカサ「…!」
アニ「…いいよ」
クリスタ「昼ごはん、よかったら皆で食べない?」ニコッ
エレン「お!いいぜ!!」
ユミル「悪いな、最近コイツがもっと皆と仲良くしたいって聞かなくって」
アニ「…なんか、ユミルってクリスタの親みたいな感じがする」
ミカサ「わかる」
エレン「そんな感じするよな」
クリスタ「確かにユミルは物凄くお母さんみたいな感じする!」
ユミル「はっ、まぁクリスタの守護だ。アコムアコム。」
アニ「セコム、だから」
-
- 14 : 2018/02/18(日) 21:55:54 :
ーーー放課後ーーー
ユミル「わりぃクリスタ、私先生に呼び出しくらってんだわ」
クリスタ「まーたなにかやらかしたの?」
ユミル「ほ、ほっとけ!!」
クリスタ「まぁそういうことなら私先帰ってるね」
ユミル「ああ、助かる。また明日な」ニッ
クリスタ「うん!」
クリスタ(……ミカサと帰れたり、するかな?)ウキウキ
ーーー
ー
アニ「…私先帰る」スタスタ
ミカサ「わかった。また明日」
エレミカ(うわ、アルミンの影響力凄いな)
エレン「俺も、昨日顧問が退院しちまったから今日から部活再開なんだよ。だからこれからは朝練もあるし一緒に帰れねぇ…」ショボン
ミカサ「?、私達そもそも一緒に帰る約束なんてしてなかったでしょ?」←無自覚
エレン「」グサッ
ミカサ「行く時だってエレンが勝手についてきたみたいな感じだし」←無自覚
エレン「」グサッ
ミカサ「…でも、そういうことなら仕方ない。また部活が休みの時にでも皆で帰ろう」ニコ
エレン「!!。おう!!」キラキラ
ーーー
ー
ミカサ(…さて、クリスタを探さなければ。どこにいるのだろうか…?)キョロキョロ
クリスタ(ミカサ帰っちゃったかな?)キョロキョロ
ミカサ(…もしかして帰ってしまったのだろうか…っ??)アセリ
クリスタ「あ!ミカサ!!(よかった、帰ってなかった!)」
ミカサ「!。クリスタ!(…良かった、安心した。)」ホッ
クリスタ「もしかして1人なの?」
ミカサ「そう。本当ならアニやエレン、アルミンがいたのだけれど アニは落ち込んで先に帰ってしまって…。アルミンは休みだし エレンは今日から部活再開だそう」
クリスタ「私もユミルが先生に呼ばれたらしくて。よかったら一緒に帰ろ?」ニコ
ミカサ「ありがとう、帰ろう」ニコ
…よかった。これでクリスタと一緒に帰れる。
ん?少し待て。
夢の中だとクリスタと私は別々で帰っていたはず。
……夢の中と現実で、内容が違う。
特にこれといったことはしていない。
クリスタ「あ!信号変わっちゃう!!!ミカサ!!早く早く!!」タタタッ
ミカサ「ッ!!」ピクッ
展開が早いっ…!!
今から何が起こるのかがわかった。
…クリスタが死ぬ。
…助けなきゃ。
トラック「」ドドドド
ミカサ「…ッ!?」
トラックが予想以上に スピードが出てる。
このままじゃクリスタが死んでしまう。
ミカサ「……っ」ギリ
決心するのだ。ミカサ。
あぁ…今ものすごく恥ずかしいこと言った気がする。言ってないけど。
…もう自分のことなんてどうでもいい。
クリスタを助けなければ。
トラック「もうちょいで人轢いてまうやんけーっへへへ」ドドドドッッ
ミカサ「__クリスタぁぁぁッッ」グイッ
クリスタ「_ひゃッ」
トラック「あ、やばいやんけ」ドドドドドドド
ミカサ「……ぁ…っ」
トラックが、
目の前に。
クリスタ「_ッ」トスッ←地面に着地(ミカサに引っ張られ)
ゴンッッッ
クリスタ「ぁ」ザァッ
クリスタ「ミカサああああああああああッッ」
-
- 15 : 2018/03/04(日) 12:42:03 :
クリスタ「ッ」ガバッ
起きるとそこは見慣れない部屋だった。
ミカサは…ッ!?
ユミル「お、起きたかクリスタ…っ」
クリスタ「ユ、ユミル…っ」
クリスタ「ミカサは!?ミカサは無事なの!?」アセアセ
ユミル「は、はぁ?」
クリスタ「そ、それに…ここはどこなのっ?」アセアセ
ユミル「落ち着けよクリスタ」
クリスタ「落ち着けるわけない!!だってミカサが死んじゃうッ___」
ミカサ「私なら無事だけど」ヒョコ
クリスタ「ミ、ミカサ…ッ!?」
そこには ミカサがいた。
どうして?私を庇ってトラックに轢かれたはずじゃ…。
クリスタ「ど、どうして…っ。ミカサ、ミカサ…っ、生きてるの?」アセアセ
ミカサ「どうしてって言われても 生きてるから生きてるの。それより…クリスタ、大丈夫なの?」
クリスタ「…へ?」
ユミル「あぁ。私と別れた後な。」
ミカサ「私と一緒に帰る途中 クリスタは信号が変わると焦って 走った時に躓いた時 近くの電柱に頭をぶつけたじゃない」
クリスタ「…っ?」
一体、何が起きているの?
確かにさっきからものすごく頭が痛い。
だけど 私は確かにミカサに助けられた。
ミカサ「クリスタ、私は大丈夫だから。今は自分の心配をした方がいい」ニコ
クリスタ「…でも」
ミカサ「じゃ、私は帰るね。ユミル、あとは任せた」
ユミル「おう、また明日な」
クリスタ「…一体、何が……」ボソッ
-
- 16 : 2018/03/18(日) 15:12:27 :
-
ミカサ(……)
恐らく、感じていることはクリスタと同じ。
さっきは クリスタの前でああ言ったけど 本心ではない。
私はトラックに轢かれて死んだはず…。
なのに どうして今 生きているんだろう。
ミカサ「……はぁぁぁ」
エレン「随分でけぇため息だな」
ミカサ「!?」ビクッ
エレン「何かあったのか?」
ミカサ「…エレン、部活は?」
エレン「ミカサが心配でこっそり抜け出してきた」キラッ
ミカサ「…は?本心を言って」
エレン「顧問がぎっくり腰で今日は帰された」
ミカサ「…バスケ部、最近そういうの多い」
エレン「だよなぁ。俺もっとバスケしたい」
ミカサ「居残り練でもしてたら?」
エレン「顧問がいねぇとできねえの」
ミカサ「…そう」スタスタ
エレン「…………嘘」ピタッ
ミカサ「え?」
エレン「ミカサが トラックに轢かれたって聞いた」
ミカサ「…え?え?」
エレン「だから、居てもたってもられなくて」
エレン「…一体、どうなってんだよ…」
何かがおかしい。
おかしい。おかしい。
だって 私が轢かれた事実は無かったことになってるから。
エレンは どうして私が轢かれたことを知ってるの?
何が起こっているの?
ミカサ「!」
エレン「…轢かれた、んだよな?(震え声)」
ミカサ「エレンッ!!誰から聞いたの!?どうして私が轢かれたって知ってるの!?」
エレン「お、おい…?お前らしく無いぞ?声を荒らげるなんてよ…」
ミカサ「いいからッ!!!」
エレン「…クリスタに、聞いた」
ミカサ「 」
ミカサ「……くり、すた…に?」
エレン「お、おう…」
ミカサ「……一体、何がどうなってるの」ボソッ
ミカサ「」ズキッッッッ
ミカサ「ぁ_ッ」
突然襲ってきた頭痛。あまりの痛さに耐えられず 声を漏らしてしまった。
その時、視界が瞬く間に暗闇に包まれた。
近いけど遠いような所から私の名前を叫ぶ声が聞こえてくる。
繰り返し襲ってくる頭痛に、気付けば私の意識は深い闇の底に落ちていった。
-
- 17 : 2018/03/21(水) 19:18:58 :
-
夢を見ていた。
恐らく 小さい頃の 暖かい夢を。
ザザザ
?「ミカサ!!遊ぼ!」ニコッ
ミカサ「うん!!」ニコッ
ザザザ
?「え!?ミカサとお泊まり!?やったぁ」ピョンピョン
ザザザ
?「おはようミカサ!!」ニッ
ザザザ
?「またね!ミカサ!」フリフリ
ザザザ
?「…え?お引っ越ししちゃうの?」ウルウル
ザザザ
?「行っちゃ、や、だよぉ…っ」ポロポロ
ザザザ
?「約束だよ、ミカサ」
ザザザ
?「大きくなったら 絶対また会おうね!」ニッ
『“約束”だよ!!』
ザザザ
…次々と幼少時の記憶が浮かび上がっていく。
必ず出てきたあの金髪の可愛い子…。
誰…だったっけ。
ザザザ
隣人「この度 隣に引越してきました、__です。つまらない物ですが どうぞ」
ミカサ母「あらあら、わざわざありがとうございます!!アッカーマンです。……こら、ミカサ。ご挨拶しなさい」
ミカサ「…」ササッ(隠)
隣人「あら?アッカーマンさん 娘さんですか?」
ミカサ母「ええ、ごめんなさいね。この子恥ずかしがり屋でして…」
?「わぁ!!女の子だ!!」ヒョコ
隣人「!?コラ!!お留守番しててって言ったでしょ!」
ミカサ母「あら?そちらも娘さんですか?」ニコ
隣人「ええ、すいません…」
?「遊ぼ!!」グイッ(手)
ミカサ「ひゃっ」グイッ
?「にひひっ」ニコッ
ミカサ「……ふふ」ニコ
…この時 私はこの女の子に 世界を変えられた気がした。
それから私は この子と毎日のように遊んでいた。
幼稚園に入学してからも ずっとずっと一緒だった。
そして年中に上がる頃だった。
私が父の転勤の都合で 引っ越すことになったのだった。
それから 今に至るのだろう。
今の明るい(?)私がいるのは あの女の子のおかげだ。
…どうして、どうして名前が 思い出せないの…?
ズキッッッッ
?「私の名前は」
ズキッ
?「クリスタ・レンズ」
_ッ。
思い、出した。
ズギィィンッッ
私の意識は もう一度引っ張られるかのように、
闇へ落ちていった。
-
- 18 : 2018/04/16(月) 21:51:44 :
-
ミカサ「」パチ
見慣れない天井。
近くで規則正しい音が聞こえる。
ここはどこだろうか。
ミカサ「ッ」ギギギ
起き上がろうとしたら体全体に激痛が走った。
どうやら体中包帯だらけらしい。
きっと規則正しい音は私の脈拍だろう。
そして悟った。
ここは病院で、私はやはり車に轢かれていた。
だとすると あの後エレンと話した時は一体…?
ミカサ「(うーん)」
でも、
クリスタを救えたから いっか…。
ガラッ
病室の扉が開く音が聞こえた。
私の視界ではギリギリ誰かわからない。
一体誰だろう。
バリン
ミカサ「!?」
割れた音が聞こえた。
どうやら花瓶が割れているようだ。
ミカサ「カ、カーネーションの花が…」
「ミ、ミカサ…?」
ミカサ「…?」
「目が覚めたのね!?ミカサぁ…っ!」フルフル(首)
ミカサ「…あ、クr_」
クリスタ「ミカサぁっ」ダダダッ(走)
ギュッ
クリスタ「」ギュウウウウッ
ミカサ「(クリスタ…)」
クリスタ「ミカサぁ…っ、ミカサ、ミカサミカサミカサっ!!大丈夫??あ、大丈夫なわけ無いよねごめんね。助けてくれてありがとう。本当にありがとう。本当にミカサには感謝しかない…っ。あのねあのね、私ミカサが身を制して助けてくれたのが本当に嬉しいの。あ、ミカサがこんな目に合ったのは嘆かわしい事だけど…あ、嘆かわしい原因は私だよね。本当ごめんね。ごめんねごめんね。ありがとう、ありがとう…っミカサ大好きだよぉ…っ、ありがとう。ごめんね、大好き」ポロポロ
ミカサ「ぐ、ぐるじ」ギュウウウウッ
クリスタ「私毎日看病にくるね、ミカサの手足は私がやるから。ごめんね、あの時私どうかしてたn_」ポロポロ
ミカサ「クリスタ」
クリスタ「ひゃう!?」ビクッ
ミカサ「クリスタ、聞いて」
クリスタ「う、うん」コク
ミカサ「私が好きでクリスタを助けた。だからあなたは何も悪くない。無関係。私がしたいからやっただけ。だからクリスタは堂々と生きて」
クリスタ「…で、でも」
ミカサ「でもじゃない。私が好きでやったことを否定しないで」
クリスタ「う、うん。…ミカサがそういうなら」
ミカサ「…それに、私思い出したの」
クリスタ「…?」ポカーン
ミカサ「…幼少期のころ」
クリスタ「思い出してくれたの!?」パアア
ミカサ「う、うん…。なぜ忘れていたのかわからない…申し訳ない」
クリスタ「ミカサが思い出してくれただけで私は嬉しいよっ!!」ニコ
ミカサ「…お礼が言いたい」
クリスタ「何の?」
ミカサ「私はクリスタがあの時いなかったら 暗い世界だった。明るい世界に連れてきてくれてありがとう。大袈裟かもしれないけど、あなたは私の命の恩人」
クリスタ「そ、そんな…っ、大袈裟だよっ」テレ
ミカサ「…私が助けたのは恩返しでもある。ありがとう、クリスタ」ニコ
クリスタ「私も、ありがとう」ニコ
この時私とクリスタは
深い絆で結ばれた気がした。
※百合じゃないよ
-
- 19 : 2018/04/17(火) 19:55:23 :
エレン『え!?ミカサが目を覚ました!?』
クリスタ『うん!体中包帯だらけだけど』
エレン『すぐ行くから待ってろ!!!』
クリスタ「だって、ミカサ」クス
ミカサ「エレンがなんでそんなに慌てるのだろうか」
クリスタ(鈍感か)
ーー
ー
ガラッッ
エレン「ミカサッ」
ミカサ「…エレン?」
クリスタ「もー、焦り過ぎだよね!」
エレン「だってミカサ、このまま目を覚まさないかもしれなかったんだぞ!?奇跡だ奇跡!!」
ミカサ「え、そうなの?」
クリスタ「うん…」
ミカサ「…いい体験をした」パアア
エレン「前向きか」
クリスタ「」クスクス
エレン「…ミカサ」
ミカサ「…?どうしたのエr_」
エレン「」ギュ
ミカサ「_!?」カアアア
エレン「…生きててよかった」ポロポロ
ミカサ「…(エレン)」
エレン「」ギュウウウウウウウウ
ミカサ「ぐ、ぐるじ、し、しぬ…」ギチギチ
エレン「…おかえり、ミカサ」ニコ ポロポロ
ミカサ「!」
ミカサ「ただいま、エレン」ニコ
ーーーー
ーー
ー
そして 私の病室に色んな人が見舞いに来てくれた。
まずエレンが来たあと アルミンとアニがすぐに駆け付けてきた。
アニ「まったく、心配させるんじゃないよ」
アルミン「目が覚めてくれて本当に良かったよ」ニコ
この時のアルミンの笑顔はいつもの比じゃないくらい気持ちが篭っていた気がする。
そしてジャンが来た。
ジャン「おま、生きてたのかよ…っ。心配したぞ」ポロポロ
なぜかジャンは泣いていた。心配してくれたのだろうか。なんだか申し訳ない。
目を覚まして2日にして、私の治癒能力が常人の比じゃないくらい凄まじく発揮された。
目を覚まして三日後には 頭、顔の包帯はもう取れる状態になった。
これで皆の顔がよく見れるし 周りがよく見える。
そしてその次の日、ミーナが見舞いに来てくれた。
ミーナ「も、もう!!心配したんだからねっ!」ポロポロ
ミーナはすぐ私に飛び付いてきた。鼻水が…っ。
でも、今はそんなこと気にならなかった。
次の日は コニーとサシャが二人で一緒に来てくれた。
コニー「ミカサ!目を覚ましたって聞いたから見舞いに来たぞ!」
サシャ「私とコニーで作った千羽鶴です!早く元気になって学校に来てくださいね!」つ 千羽鶴
ミカサ「す、すごい…」
コニーとサシャが作ってくれた千羽鶴は プロの芸術家並にすごかった。
-
- 20 : 2018/04/17(火) 22:40:21 :
そして次の日
次の日はいつも来てくれてるクリスタと ユミルが見舞いに来てくれた。
クリスタ「やっほー。来たよ」
ユミル「生き返ったって聞いて安心したぞ」
ミカサ(いや私死んでない)
ユミル「まぁ手土産に、クラスのみんなで書いた寄せ書きを持ってきてやったぞ」
ミカサ「!すごい…嬉しい」ニコ
ユミル「早く学校来いよな」ニッ
そして次の日はジャンとマルコが。
マルコ「ミカサ、大丈夫?」
ジャン「元気か?」
ミカサ「大丈夫、元気。順調過ぎるくらいに回復していってる」ニコ
ジャン「ほら、土産だ」つ 袋
ミカサ「?。ありがとう」
マルコ「ぬいぐるみだよ。ジャンが手作りで作ったんだってさ」クスクス
ジャン「ばっ、おま、言うなって言っただろ!?」
ミカサ「」クス
ジャンが作ってくれたぬいぐるみは とても可愛くて 気持ちが篭っていた。
そして次の日。
私は腕の包帯を取れるようになった。幸い両腕は折れていなかったので 折れてる両足に比べれば回復が早い。
クリスタ「これでようやくミカサに食べさせるのをしなくて済むー!」パアア
ミカサ「あなたが私に食べさせたいって言ったんでしょ?」ムッ
クリスタ「じ、冗談だよ」
腕が治ったらなぜか背中が軽くなった気がする。
これでベッドの上でも腹筋ができそう。
※ミカサジョーク
そして順調に回復し、ついにミカサは普段の学校生活に戻れるようになったのだ。
通常の約4倍は早いと医者に褒められた。
まぁ代々私の家族は体かとてつもなく丈夫だから…。
そして明日から私も皆で勉強できる。
勉強は嫌だけど 皆と一緒に過ごせるなら悪くない。
クリスタが学校に行ってる間、ずっと1人で暇だった。
なので病室のテレビでヒ〇ナンデスを見るくらいしかなかった。
でもそれも卒業。楽しみだ。
-
- 21 : 2018/04/18(水) 21:24:34 :
ーーー次の日ーーー
ガラッ
ミカサ「…お、おはよう」
エレン「!」パアア
クリスタ「!」パアア
アニ「!」パアア
ジャン「!!」パアアアア
ミカサ「!?」
エレン「ミカサ、もう大丈夫なのか?」
クリスタ「退院したからって無理しちゃダメだからね」
アニ「復活おめでとう。待ってたよ。あんたに色々話したい事があったんだ。あれから実は進展があってね…」
アルミン(何の進展なんだろ…)ニコ
ミカサ「だ、大丈夫。ありがとう。もう完全復活した。心配かけて申し訳ない」
アルミン「ミカサが生きててくれて良かったよ」
アニ「だね」
ーーー
ー
アニ「…」
アルミン「」スヤァ
アニ(どうしてこうなった)
アニ(いや放課後図書室来たらアルミンが寝てただけなんだけど)
アルミン「…んぅ」スヤスヤ
アニ「んッ(可愛い)」グッ
アルミン「…ふふ」
アニ(…笑った?どんな夢見てるんだろ)ニヤニヤ
ミカサ「」ヒョコッ
アニ「!?」
ミカサ「好きな人の寝顔を見るとニヤニヤしてしまう…あるあるだ」
アニ「あ、あああっ///」カアアア
ミカサ「…ごゆっくりどうぞ」ニコニコ
アニ「う、うるさいっ///」
アルミン(なんかうるさいなぁ)スヤスヤ
ーーー
ー
サシャ「コニー、先生にイタズラ仕掛けませんか!?」
コニー「おう!!いいぜ!!」
コニサシャ「「」」キャッキャッ
クリスタ「…あの二人って仲良いよね」
ユミル「そーだな、私とクリスタみてぇになっ!」ニッ
クリスタ「そうだね」ニッ
ユミル「あれ、いつもみてぇにプンスカ怒んねぇの?」
クリスタ「え?だって仲良いの本当の事じゃん?」
ユミル「…(な、なんか照れるわ)」
ーーー
ー
-
- 22 : 2018/04/19(木) 20:02:26 :
ミカサ「」スタスタ
エレン「…おう、ミカサ」
ミカサ「エレン…」
エレン「何回も言うけど、もう調子は大丈夫なのか?」
ミカサ「うん。何回も言うとおり完全復活した」ニコ
エレン「そうか!」
ユミル「おっと手が滑ったー」ドンッ
エレン「!?」
ドンッ
コニー「ウワーオ(※あの効果音)」ニヤニヤ
エレン「な、なっ!?」
ミカサ「!?」
エレン→ドンッ→ミカサ|壁
※壁ドン
壁| ユミル「」ニヤニヤ
壁| コニー「」ニヤニヤ
壁| クリスタ「」ニヤニヤ
壁| アルミン「」ニヤニヤァァ
壁| アニ「」ニヤニヤ
エレン「な、なっ…っ!?///」
ミカサ「あ、え、っと…///(は、恥ずかしい…っ)」カアアアッ
エレン(ミカサがすぐ目の前に…っ//)
ミカサ「」カアアアッ
エレン「(可愛い…)」
ユミル「」カシャッ
アニ「ユミル、後でそれ送ってくれない?」コソコソ
クリスタ「私も」コソコソ
アルミン「僕も」コソコソ
ユミル「おう、もちろんだ」コソコソ
エレン「あっ!?すまんミカサ!!大丈夫か?」オロオロ
ミカサ「だ、大丈夫…っ」ニコ
ミカサ(…少し、ドキッとしてしまった///)
エレン(やべぇ…一瞬、ミカサがめっちゃ可愛く見えた…///)
ーーー
ー
キーンコーンカーンコーン
エレン「ミカサ、一緒に帰ろーぜ」ニッ
ミカサ「いいけど、エレン…あなた部活は?」
ミカサ「…もしかしてサボり?」ゲッ
エレン「なんでだよ。てか『ゲッ』ってなんだよ。顧問が出張でいねーの」
ミカサ「そう…なら大丈夫だ。帰ろう」
ザザザ
ミカサ「ッ」ズキッ
ザザザ
エレン「」ポタポタ(血)
ミカサ「あ、あああっ…」ポロポロ
ザザザ
エレン「_ミカサ?」
ミカサ「_ッ!?」ハッ
エレン「何ボーッとしてんだよ、早く荷物まとめろよな」クス
ミカサ「ご、ごめん」
……なに、今の…。
どうやら学校の近くで 何か事件があったようだ。
発砲?のような音が聞こえたんだけど…。
-
- 23 : 2018/04/19(木) 23:12:11 :
…とりあえず、エレンを死なせないようにしないと。
私はなぜかいつも以上に気合が入った。
エレン「そーいや知ってるか?」
ミカサ「知らない」
エレン「いや聞けよ」クス
ミカサ「わかった」コク
エレン「昨日よ、ここら辺で銀行で強盗事件があったんだってよ」
ミカサ「へぇ…」
エレン「犯人は銃と金を持って逃走中らしくてよ、まだ捕まってねぇんだと」
ミカサ「へぇ…物騒d_(ん、待てよ)」
エレン「?」
ミカサ「…銃を持って逃走中…?」ピク
エレン「お、おう…」
ミカサ「エレン、急いで帰ろう。あなたは私が守る」
エレン「は、はぁ?」
ミカサ「いいから。エレンを死なせるわけにはいかない」
エレン「お、おう…?」
ミカサ「走って」ダッ
エレン「ちょ、待てよ」ダッ
ーー
ー
バンンンッ
ミカサ「ッ!?」
ミカサ「エレン!!無事!?」
エレン「お、おう。てかさっきの音なんなんだ…?」
ミカサ「…とにかく、急いで家に戻ろう。詳しい事はあとで話す」ダッ
エレン「なんかよくわからんけど…わかった」ダッ
それから私とエレンは エレンの家へ猛ダッシュで帰り エレンの死を防いだのだった。
ガチャッ
ミカサ「」ゼェ‥
エレン「」ゼェゼェ
カルラ「…あんた達どうしたの」
ミカサ「…あ、おばさん、お邪魔してます」ゼェ‥
カルラ「おかえりミカサ。あとエレン」
エレン「俺はおまけかよ」ゼェゼェ
カルラ「ミカサ、ゆっくりしていってちょうだいね」ニコニコ
ミカサ「ありがとう」ニコ
ーーーーー
ーー
ー
ーエレン部屋ー
ミカサ「…なぜ私がエレンの家までダッシュで帰ったかと言うと」
エレン「おう」
ミカサ「ゆm_(待てよ)」
エレン「?」
夢を見る、って言っても どうせ信じてもらえないだろう。
ならば、少し近い形で伝えるか…。
ミカサ「本能的に、嫌な予感がしたから」
エレン「野生の本能ってヤツか?」
ミカサ(なんか腹立つな)
ミカサ「嫌な予感がしたから ダッシュで家まで帰った。それだけ」
エレン「なんだ、それだけかよ…」
ミカサ「あのままゆっくり帰っているとエレンは撃たれていたかもしれない」
エレン「なんでだよ」ケラケラ
ミカサ「…」ムスッ
-
- 24 : 2018/04/20(金) 21:36:15 :
ーーー
ー
ー次の日ー
ガラッ
ミカサ「おはよう…」
ザワザワ
クリスタ「あ、おはようミカサっ」タタタ
ミカサ「おはようクリスタ。これは一体朝から何の騒ぎなのだろうか」
ユミル「昨日の発砲事件だ。1つ上のオルオ先輩が撃たれちまったんだとよ」
エレン「昨日の銃声のことか!?」
ミカサ(あれ、エレン朝練は…)
ユミル「ああ。今オルオ先輩が病院d」
エレン「オルオ先輩!?」
アニ「ねえ、朝からうるさいんだけど」イラ
エレン「それどころじゃねぇんだ」
ユミル「まぁ私もよく知らないんだ。オルオ先輩ってのはお前の知り合いか?」
エレン「バスケ部の先輩だ…っ、よく舌を噛む先輩で よく面倒を見てもらってたんだ」
クリスタ「そ、そうなんだ…」
ユミル「まあ幸い命に別状はねえから安心しほよな」
ミカサ「ユミルの情報はどこから…」
ユミル「新聞部のイルゼ・ラングナーだ」
クリスタ「…あ、1つ上の先輩ね!」
アニ「ああ…あの先輩か」
アルミン「さっき校門前で大騒ぎしてたよね」
ユミル「ああ」
ー回想シーンー
イルゼ「昨日の発砲事件で オルオが撃たれたんだよっ!!」
イルゼ「それでオルオが緊急搬送されたのを見たって人がいたんだ!!」
イルゼ「私はその時近くにいたんだけど 現場は何が起こってるのかわからなくて逃げに逃げまくったんだっ!!その時にメモを書いたんだよ」つメモ
ー回想シーン終ー
アルミン「…うるさかったなぁ」ニコ
アニ「…」クス
ミカサ「発砲事件…物騒だ」
エレン「お、俺が守ってやるよっ」
ミカサ「…エレン、諦めた方がいい」
エレン「は、はああああッ!?」
アルミン「」クスクス
アニ「完敗だね」
ユミル「そんな告白 鈍感に言ってもな」
クリスタ「エレン、まだアタックは必要だよ」
ミカサ「?」
エレン「くっ…」
-
- 25 : 2018/04/25(水) 21:14:17 :
ーー
ー
ミカサ「…」ボー
ーーーー
エレン「お、俺が守ってやるよっ」
ーーーー
ミカサ「…」ボー
?「エレンが好き?」
ミカサ「!」
ミカサ「な、そ、そんなわけ、」
?「本当?」
ミカサ「ほ、本当。あ、あなた誰?」
?「私は悪魔ミカサ」
ミカサ(うわぁ)ヒキ
悪ミカ「ひくなよ」ムス
ミカサ「あなたいきなり何?」
悪ミカ「私はお前の本心。本心の中の悪いミカサだ」
ミカサ「意味がわからない、バカバカしい」
悪ミカ「…バカバカしい?」
ミカサ「ええ、バカバカしい」
悪ミカ「昨日お前が履いていたパンティーの色は実はなんt_」ニヤニヤ
ミカサ「あああああわかったから言わないで!!」カアアアッ
悪ミカ「この前お前は友達を助けた私超イケメンとか思ってた時にバナナの皮を踏んで転んd_」ニヤニヤ
ミカサ「わかったから黙って!!!!」カアアア
悪ミカ「私の存在を信じる?」
ミカサ「…仕方ない。信じよう」コク
ーーー
ー
悪ミカ「エレンは好きか?」
ミカサ「幼馴染として好き」
悪ミカ「違う」
ミカサ「…なにが」
悪ミカ「心の奥底で、実は気付いてるでしょ?」
ミカサ「…なんのこと」
悪ミカ「エレンと一緒に帰れて嬉しい、エレンに壁ドンされて嬉しい、エレンを独り占めしたい……とか」
ミカサ「…」
悪ミカ「思ってるんでしょ」
ミカサ「…おもって、ない」
悪ミカ「…自分に正直になるのも、大切だ」
ミカサ「っは、何様のつもr_」
エレン「見つけたぞミカサ」
ミカサ「!」ハッ
エレン「こんな所にいたのか」
ミカサ「…こんな所って、中庭だけど」
※ミカサは中庭の自販機の隣のベンチに座っている。エレンは今日も顧問がぎっくり腰です。
エレン「ま、そーだけど」
ミカサ「…もしかして、探してくれた?」
エレン「帰るやつがいねえんだよ。アルミンは先生に呼び出されてたし、アニは不機嫌で近づけねぇし、お前いねえし」
ミカサ「…顧問、またぎっくりったの?」
エレン「なんだよ ぎっくりった、って…。まあそうだけどよ」
-
- 26 : 2018/04/30(月) 23:41:14 :
-
ミカサ「エレンの顧問はよくぎっくりになる…」ムッ
ミカサ「だから男バス(※男子バスケットボール部)は県大会止まりになってしまう…」ムッ
エレン「いや俺にムッて顔されてもな」
ミカサ「それもそうだけど…。まぁ確かにエレンはレギュラーではないから何を言っても無駄か…」
エレン「いや俺一応レギュラーな」
ミカサ「え?そうなの?」
エレン「そうだよ!!知らねぇの!?」
ミカサ「知らない。初耳」
エレン「えぇ…」
エレン(そんなに俺のこと興味ねぇのか…)ショボン
ーーー
ー
ミカサ(…)
ずっとエレンに聞いておきたいことがあった。
それは 私がトラックに轢かれた後のことだ。
私は轢かれたはずなのに なぜか私は無事で 普通にクリスタとユミル、エレンと会話することができた。
クリスタは何か異常を感じていたようだけど 後日聞くと 何も覚えていないようだった。
ユミルはそもそも異常を感じていなかった。
そしてエレン。
エレンは明らかに様子を感じていた。
その時、エレンに何が起こったか知りたい。
エレンはどうして私が轢かれたことを知ったのか…。
ん?そういえばエレンはクリスタに聞いたって言っていた…。
…矛盾。矛盾だ。
頭がこんがらがってくる。
まあとりあえずエレンに何か聞いてみれば先が見えるかもしれない。
ミカサ「あn_」
エレン「そういや、お前ってアレだったよな」
ミカサ「……。アレだった?」イラッ
ミカサ(失敗。なんでいいところで遮ってしまうのかエレン…)イライラ
エレン「おう、…ちょっと待ってくれ。今思い出す(あれ?ミカサ怒ってる?)」
ミカサ「…話は後で聞くから、私の話を聞いてほs_」
エレン「そうそう!!!」パアアア
ミカサ「」イラッ
エレン「お前、部活入ってないんだろ?」
ミカサ「…?。そうだけど」
エレン「確かアニもだったよな。で、アルミンは生徒会だっけか」
ミカサ「…アニは柔道部」
エレン「え!?でもアニよくミカサと一緒に帰ってるだろ?」
ミカサ「顧問が病気で入院しているらしい。だからしばらく長期休暇だそうだ」
エレン「俺らの学校そういうの多いな」
-
- 27 : 2018/05/03(木) 07:49:46 :
-
今どうなってる!?
現状確認のコーナあああああああ!!!!
説明しよう!
このコーナーは最初らへんであったヤツである!(雑)
今回は恋愛関係・友情関係についてである!
矢印が多い方がより好いているよ!
エレン→→♡(←?)ミカサ
エレンはミカサの事が好きだ。ミカサにいつもアタックしているが 抜けているミカサは気付いていない。
悪ミカの登場により ミカサはエレンのことを意識してしまっている…!?
という感じである。
アルミン→♡←←アニ
まずアニはアルミンが物凄く好きだ。いつもアルミンのことを意識しているのだ。そんなアニが可愛いよね(萌)
アルミンはアニの事をからかいがいがある女の子と思っているようだが 心の奥底ではアニのことが好きである。
アルミンはミカサと違い 自覚があるようだが そのことについてはあまり考えないようにしているんだとか。
ジャン→→♡ミカサ
これはもうジャンが猛アタックしている。本編ではそういう話は無いのだが 裏では猛烈にアタックしている。そしてミカサは気付いていない。ジャンの事を ただチャラいよく絡んでくる人 と思っている。
友情関係
クリスタ→→☆←ミカサ
これはもう>>18参照だ。
クリスタはヤンデレだ。クリスタとミカサは幼少期からの顔馴染みであるが ミカサはその事を忘れていたが 思い出した。そこから2人は益々仲良くなっている。2人は親友である。
ユミル→→☆←クリスタ
ユミルはクリスタをとても可愛がっている。ユミルはクリスタの保護者であり クリスタはユミルの保護者である。
一方的にユミルがクリスタの事を好いているように見えるが クリスタも大概である。
2人は親友である。
アニ→☆←ミカサ
ミカサとアニは親友。
アニは心を許した人としか仲良くできないのだ。小学四年生の頃 アニはミカサ・エレン・アルミンがいる学校へ転校し 1番最初に仲良くなったのがミカサだ。なんやかんやで2人はよく合っている。アニはミカサに心底懐いている。ミカサもアニに懐いている。
ミーナ→☆←アニ
アニは転校する前 ミーナと仲が良かった。2人は親友である。ミーナは誰に対しても仲良くする八方美人な部分があるが 1番仲がいいのはアニだ。ミーナはアニが心を許した1番最初の人物である。2人は現在でも仲が良い。
ー以上ー
引き続きこれからもよろしくお願いします!
-
- 28 : 2018/05/03(木) 17:45:22 :
ー次の日ー in放課後
アニ「…!」ピク
アルミン「」スタスタ
アニ(…アルミンだ///一緒に帰りたいし、ついて行こう///)スタスタ
アルミン「?、(なんか視線を感じる)」スタスタ
アニ(…話しかけたいんだけど、どうするべきか…///)スタスタ
アルミン(!、あぁ、アニか)ニコ
アルミン(よし)ニコ
アニ(…アルミンの後ろ姿って、なんかかっこいい///…って、何考えてんの私…)
アルミン「」クルッ(振り返る)
アニ「!?////」ビク
アルミン「やっぱりアニだ」ニコ
アニ「な、なに いきなり///」
アルミン「いやアニが付いてきてたから」
アニ「…(おっしゃる通りで)」
アルミン「僕に何か用でもあった?」
アニ「…い、一緒に、帰らない?」
アルミン「…!」
アニ「だ、駄目なら別に私はミカサと帰るし…」
アルミン「…いいよ」ニコ
アニ「!」パアアッ
アルミン「2人で帰ろ…?///」ニコ
アニ「」→♡ グサッ
アニ(やっぱり、好き…///)
アルミン(…アニって、好きな人いるのかな?)モヤモヤ
ーーーー
ーー
アルミン「僕さ」
アニ「なに」
アルミン「…アニと放課後、遊んでみたいんだよね」ニコ
アニ「」
アニ「は、は!!?////」
アルミン「(やっぱり動揺してるな)」ククク
アニ「ま、また面白がってるんでしょ///」
アルミン「ううん(まぁ半分正解)」
アルミン(だけど)
アルミン「アニと2人だけで遊んでみたいのは 本心だよ」
アニ「」
アニ(ああああ夢みたいな出来事だああああありがとうございますううううう)
※キャラ崩壊
アルミン(…聞こえてないのかな?)
アニ「でも、あんた…いいの?私なんかで」
アルミン「アニがいいんだ。ミカサとかクリスタじゃなくて アニがいい」※無自覚
アニ「」
アニ(もういつ死んでも悔いは無い)ギュッ(拳を握る)
-
- 29 : 2018/05/12(土) 21:50:14 :
ーー
ー
ー移動教室後ー
エレン「相変わらず家庭科はクソ眠い」
ミカサ「否定はしない」
エレン「お、わかるかミカサ」ニッ
ミカサ「家庭科の先生の教え方が眠くなる。…そして先生の声が高くて子守唄みたい」
エレン「わかる」
ミカサ「…共感者がいて安心した」
エレン「へへっ___」
エレン「おわっ!?」コケカケル
ミカサ「あ、危ない_」タスケル?
ドン
コニー「キャー!あそこにラブラブなカップルがぁぁ!!」ニヤニヤ
サシャ「キャー!見てられないですぅぅ!!」ニヤニヤ
エレミカ「「!?」」
説明しよう。
エレンは躓いてこけそうになった。
それをミカサは助けようとした。
その結果体制を崩したエレンはミカサを押し倒すという格好になってしまったのだった。
簡単に言うと床ドンだ。エレミカ可愛い。
エレン「なッ/////」カァァァァ
ミカサ「っ////(え、エレンの顔がすぐそこに…っ!?)」カアアッ
エレン「だ、大丈夫かミカサ!?////」
ミカサ「え、ええ大丈夫///」
エレン「そ、そうか…///」
アニ「」カシャッ
クリスタ「」カシャッ
ミカサ「え、エレン…///大丈夫だから離れてほしい…その、恥ずかしい…っ///」
エレン「んぁっ!?そ、そうだよな恥ずかしいよなごめんミカサッ」ササッ
ミカサ「大丈夫…///問題ない///」
エレン「皆見てるし逃げるか(教室へ戻る)…ッ」タタタ
ミカサ「そうしよう…」タタタ
ーー
クリスタ「あの二人なんでくっつかないんだろーね?」ニヤニヤ
ユミル「きっと両片思いなんだろ、いやぁいいもん見たな」ニヤニヤ
アニ「写真は一生物…」ニヤニヤ
ミーナ「アニ、後で送って」ニヤニヤ
アニ「了解」
-
- 30 : 2018/05/18(金) 19:22:41 :
- ーーーー
ーー
エレン「あっ!?」ゴソゴソ
ミカサ「…何かあったの?」※席隣
エレン「英語の教科書忘れちまった…」ガーン
ミカサ「あーあ、評価が下がった」
エレン「1回だけならセーフだろ?」
ミカサ「1回だけじゃないでしょ」
エレン「…」
ミカサ「エレン、怒られる前に先生に自己申告してきた方がいい」
エレン「…はぁぁぁ仕方ねぇよな」トボトボ
ミカサ(忘れたエレンが悪いのに)クス
エレン「せんせー教科書忘れやしたー」
先生「なんだその態度は!?反省してんのか!?」
ーーーーーー
ーーー
エレン「まさかあんなに怒られるとは…」トホホ
ミカサ「残念だけど同情はできない」
エレン「だよなぁ…」
ミカサ「仕方ない。教科書を半分貸そう」
エレン「本当か!?」パァァ
ーーーー
ー
先生「be動詞の過去形は__ってなんだ、イェーガー。アッカーマンに見せてもらってるのか?」
エレン「はい!」
先生「イェーガー。次忘れたらアッカーマン、貸したらダメだからな」
ミカサ「そのつもりです」キリッ
エレン「お、おい!!」
皆「はははは」
ーーーーーー
ーー
先生「I am happy . この意味わかるかー?」
エレン(………どうしよう)
ミカサ「」カキカキ
エレン(…ミ、ミカサがすぐ隣にいるから ぜ、全然集中できねぇ)ドキドキ
ミカサ「はい」ヒョイ(挙手)
先生「お、アッカーマン言ってみろ」
ミカサ「私は幸せです」
先生「正解だ。よし座れー」
ミカサ「はい」スチャ
エレン(…ミカサの横顔って 思ってたよりずっと綺麗だなぁ)ジー
ミカサ「…?(視線を感じる)」カキカキ
エレン(…ダメだけど、教科書忘れてよかった…)ニマァ
先生「ちなみに be動詞の過去形ってのがあるんだが…わかるかスプリンガー!」
コニー「わかりません!」キリッ
皆「はははは」
ーーーーーー
ーーーー
-
- 31 : 2018/05/18(金) 21:19:06 :
エレン(結局全然集中できなかった…)ショボン
エレン(…ま、まだドキドキしてる…っ///)ドキドキ
アニ「…良かったじゃん」
エレン「!?」ビク
アニ「教科書忘れたおかげでミカサと至近距離で授業を受けれることができた…」
アニ「喜んでいいんじゃないの?」ニヤリ
エレン「お、おう…だけどよ」
アルミン「なになに、僕も混ぜてよ」ニコ
アニ「いいよ、一緒にエレンをからかうのも全然有りだしね…///」
エレン「か、からかうのかよ…っ(あ、アニの顔が赤くなった)」
アルミン「はいはい、どうだったの?」
エレン「どうだった、って何がだよ?」
アルミン「決まってるでしょ。あんな近くにミカサと一緒に教科書を見て一緒に授業を受けてたんだからそりゃあ 一つや二つ何かあるでしょ」ニヤニヤ
アニ「そうそう」ニヤニヤ
エレン「そ、そりゃあ近くで見るミカサはやっぱりすんげぇ可愛かった…///って何言わせてんだよッ」カアア
アニ「言わせたつもりないけどね」
アルミン「ねー」ニコ
アニ「…(アルミン可愛い)///」
-
- 32 : 2018/05/19(土) 20:53:24 :
アルミン「告白しないの?」ニコ
エレン「ばッ、おま…、お前できるわけねぇだろっ///」カアアッ
アニ(こ、告白か…///わ、私も頑張らなきゃだな…///)ドキドキ
アルミン(アニがソワソワしてる…。)モヤモヤ
エレン「…大体、ミカサが俺のこと好きかもわかんねぇっていうのに」
アルミン「んなもん男は勝負でしょ」ニッ
アニ「そうそう。男はガツンといきな。かっこ悪いよ」
エレン「そ、そうだけどよ…振られるって考えると俺ヤバいんだよ…」ドキドキ
アルミン「何先のこと考えてんのさ、だらしない!!今のことを考えなよ!!」
エレン「…は、はい」
アニ(私にも言われてるみたい)グサッ
アルミン「今まで頑張ったら必ず良い結果が帰ってくる!!だから今からでもミカサと付き合う為に努力すればいいだろ!?今からでも遅くないよ!!」
エレン「…おう、俺 頑張ってみる!!」ニカッ
アニ(…必ず 良い結果が帰ってくる…んだね。よし、私も頑張ろう)ニッ
ーーーー
ーー
ミカサ「…エレンは私のことが好き…」ピラッ
ミカサ「…嫌い」ピラッ
ミカサ「好き…」ピラッ
ミカサ「な、っ」ガーン
花※1枚しか花弁が残っていない
ミカサ「……き、嫌い…」ピラッ
ミカサ(なんか少しショック…)シュン
ミカサ「はぁぁ…」シュン
?「ミカサじゃねえか」
ミカサ「!」ピタ
-
- 33 : 2018/05/20(日) 22:13:31 :
- きーたぁーいー
-
- 34 : 2018/05/21(月) 19:18:51 :
- >>33
あーりぃーがーとーうーごーざーいーまーすー((
すいません。期待コメ感謝です
-
- 35 : 2018/05/24(木) 15:05:27 :
ミカサ「…ジャン」
ジャン「よう(ミカサに会うなんて…///俺今日はラッキーだ///)」ニッ
ーーー
ー
ミカサ「こんな所で会うなんて驚いた…」
※川のなんか斜めの場所のなんかほら、ドラマでよくある崖?っていうかなんか斜めの草が茂ってるあれ。(伝われ)
ジャン「こ、ここで何してたんだ?」
ミカサ「…花占いとやらを久しぶりに少しだけ」
ジャン(…花占いってなんか可愛いじゃねえか///)
ミカサ「…そろそろ私は帰る」
ジャン「そ、そうか…」シュン
ミカサ「…また明日、学校で」ニコ
ジャン「お、おう!!(笑ってくれた///)」パァァ
ーーーーー
ーー
ミカサ家
ーミカサの部屋ー
ミカサ(…)
たかが占い…。
わかっていてもなんだか少し傷つく。
もし本当にエレンが私のこと嫌いだったらどうしよう…。
それは嫌だなぁ…。
プルルルルルル
ミカサ(ん、電話…?)
ミカサのスマホ『エレン』
ミカサ(…エレンからだ)パァッ
ミカサ「もしも__(待て私)」
ミカサ「し、(もしエレンが私のこと嫌いだったらどうするの?)」
エレン「お、ミカサか!」
ミカサ(…元気に「何?」ニコッなんて言ったら 何だこいつと思われてしまう…。)
エレン「実はよ、数学の教科書学校に忘れちまってよ…」
ミカサ(それだけは避けたい。嫌われたくない…)
ミカサ(…電話するだけなのに…なんだろう。ドキドキする…っ)ドキドキ
エレン「聞いてる!?」
ミカサ「_ッ!?」キーン
エレン「あのさ、数学の教科書忘れたから今からミカサの家行ってもいいか?って聞いてんだけど」
ミカサ「…う、うん。も、もちろんだヨ。全然構わない…ヨ?」
エレン「…(なんだその口調)」
エレン「すぐ行くから待ってろ」
-
- 36 : 2018/05/24(木) 18:53:23 :
-
ミカサ「…」ズキ
ザザザ
通行人A「きゃあああああ!!!!」
通行人B「ビルが倒れてくるッ!!!逃げろッ!!!!!!」
ヒュウウウウウ
ミカサ「危ない…っ」ダッ
エレン「ひ…ッ」ダッ
ミカサ「あ」
ミカサ「…間に合わない」ゾワッ
ガラガラ ドシャドシャ‥‥
ミカサ「」(血だらけ)
エレン「」(血だらけ)
ザザザ
ミカサ「…な、なに…なにこれ」ズキズキ
ミカサ(…最近見ないと思った。何?なんなの一体…)
ミカサ(…場所はシガンシナ駅の前にある広場の近く…のようだけど)
ミカサ(…行かなければ大丈夫。絶対エレンを守り通す。守り抜いてやる。)ゴゴゴゴ
ピーンポーン
ミカサ「…エレン」パァァ
ーーーーー
ーーー
ミカサ「はい」つ 教科書
エレン「さんきゅ。マジで助かった」フーッ
ミカサ「学校に忘れるなんて鈍臭い」クス
エレン「なっ、お前だってこの前筆箱忘れてたろ!?」
ミカサ「筆箱は家に予備があるから問題ない」キリッ
エレン「くっそ……」
ミカサ「」クスクス
エレン「あ、そーだ。お前今暇か?」
ミカサ「…ゴロゴロするのに忙しい」
エレン「よし、暇だな。着いてきてくんねぇ?」スタスタ
ミカサ「…えー」スタスタ
ーーーーー
ーーー
ミカサ「どこに行くの?」
エレン「ん、駅前のスーパー」
ミカサ「…シガンシナ?」
エレン「おう」
ミカサ「…エレン、行く宛を変えよう。レベリオ(ネタバレごめんなさい)にしよう」
エレン「アホか。遠いわ」
ミカサ「な、ならトロスト区に…っ」
エレン「なんでシガンシナはダメなんだ?」
ミカサ「…ダメなものはダメ。あ、シーナは?」
エレン「…シーナか、しゃーねぇ。行くか」
ミカサ「わかった(よかった…)」
ーーーーー
ーー
ミカサ「何を買いに来たの?」
エレン「ノートが無くなったからノート。」
ミカサ「え、それだけ?」
エレン「悪いかよ」
ミカサ「…(ノートのためだけにシーナに?)」
ミカサ「…ねえ、他は何か買わないの?」
エレン「うーん、いいや」
ミカサ「…そう」
ーーーーーー
ーーーー
エレン「よかった、売ってた」
ミカサ「なら帰ろう。もう19時だ。」
エレン「おう!」
エレン(…言えない。ミカサに会いたかっただけなんて言えない…)
-
- 37 : 2018/05/24(木) 19:09:57 :
-
エレン(…本当はノートなんて無くなってない。むしろまだまだ予備が残ってる)
エレン(…なんて言ったらミカサに怒られるな)
こうして、ミカサとエレンはシガンシナ駅の近くのビルの崩壊事故にミカサとエレンは巻き込まれることなく 無事に家に辿り着いたのだった。
ミカサ(…エレンが無事でよかった)ニコ
エレン(なんかミカサ上機嫌だな)
ミカサ「送ってくれて感謝する。また明日」ニコ
エレン「おう!また明日な!///」ニコ
ーーーーー
ーーー
次の日
ーin 放課後ー
アルミン「えっ!?ミカサに告白する!?」
エレン「ばッ、声がでけぇよ!!!」
アニ「あんたも大きいよ」ゲシッ
エレン「いてぇ!!」
ーーー
ー
アルミン「で、決心したって訳だね」
エレン「…ま、まぁな///」
アニ(いよいよエレンが私より早く前へ進んでいく…)
クリスタ「聞こえたよっ!!!エレン!ミカサに告白するんだねっ!?」ウキウキ
ユミル「」ニヤニヤ
エレン「な、なんでそれを…っ///」カアアッ
アルミン「あ、あはは」ニコ
クリスタ「私とユミルも協力するよ!」
サシャ「もちろん私もです!」
コニー「俺も!」
ミーナ「そりゃあ私もするしかないよね!」
ジャン「ち、ちくしょう…俺もしてやんよ!」ポロポロ
マルコ「僕も混ぜて!(ジャン…君はよく頑張ったよ、、、特に何もしてないけど)」
ベルトルト「僕も」
ライナー「俺もだ!」
エレン「み、皆…っ」パァァ
アルミン「よし、皆!!エレンの告白作戦を絶対成功させるぞ!!」ニッ
皆「おおおおおおお!!!!!」
エレン「ば、バカっ!!!声がでけぇよ!!!!!」
-
- 38 : 2018/05/24(木) 19:35:04 :
ーその頃ミカサはー
ミカサ「…な、なんで私だけ」つ 資料
ーミカサだけ先生に呼び出されて資料を運んでいるのでしたー
ーーー
コニー「まずいつやるんだ?」
ライナー「近い方がいい。今週だな」
ミーナ「あ、そう言えば今週野外活動があるよね」
サシャ「それです!!!」
マルコ「野活が絶好の機会だよ!!」
アルミン「だね!」ニコ
ベルベルべ「…野活のいつするの?」
アニ「…そういえば天体観測があったはず」
クリスタ「ロマンチックな方がいいからその時にしよう!!!」
ユミル「先生に言ってこの作戦協力してもらおうぜ!」
エレン「で、でもそんなことしていいのか?お前らに迷惑かかっちまうし…」
アルミン「ははっ、何を今更」クス
アニ「だね」
クリスタ「私先生に頼んでくる!勿論エレンも着いて来て!!」スタスタ
エレン「お、おう」スタスタ
ジャン「俺達はその間決めといてやるから しっかり頼んでこいよな!死に急ぎ野郎ッ」
エレン「あ、当たり前だろっ!バッチリ決めきてやるよ!」スタスタ
ユミル「…じゃあ天体観測の時にエレンとミカサを二人きりにさせねぇとな」ニヤリ
ミーナ「だね」ニヤリ
サシャ「なら私達はそれとなくエレンとミカサから離れましょう。」
ライナー「そうだな」
マルコ「僕メモしておくよ」カキカキ
コニー「おお!サンキュー!!」
ベルトルト「…そういえばミカサとエレンってどんな関係なの?」
アルミン「幼馴染だよ」
ベルトルト「…へえ」
ライナー「幼馴染なら俺達もだな。なあ?ベルトルト、アニ」
アニ「うるさい」ゲシッ
ライナー「いてぇ!!」
サシャ「幼馴染ってロマンチックじゃないですか!私燃えてきました!!何としてでも成功させましょう!!」メラメラ
ミーナ「私も燃えてきたッ」メラメラ
アルミン「ははは」クスクス
アニ(…笑ってるアルミン可愛い///)
ユミル「なあ、私思ったんだけどさ」
ジャン「なんだ?」
ユミル「天体観測以外にも二人きりにさせた方が良くねーか?」ニヤニヤ
ベルトルト「…確かに。エレンの反応が面白そう」
皆(…ベルトルトって以外にSなんだな)
コニー「まぁそうだよな!ミカサの近くにいるエレンは見てておもしれぇ!」ニヤリ
マルコ「…」カキカキ
ジャン「じゃあバス座席も班も同じにした方がいいよな」
ミーナ「そーだね!」
サシャ「部屋班は流石にダメですよね…」
ライナー「そうだな」
ユミル「…じゃあ部屋班はやめとくか。ご飯とか食べる時も2人隣にしよーぜ」ニヤニヤ
コニー「だなー」
-
- 39 : 2018/06/03(日) 21:49:16 :
-
ジャン(…クソっ、エレンの野郎羨ましいっ)
アルミン(…絶対ジャン嫉妬してるだろうな)ニコ
アニ(エレンの立場になりたい…)ムスッ
アルミン「…?あれ?アニ怒ってる?」ニコ
アニ「!?バ、バカじゃないの?///」
アルミン「はははは」クスクス
ーエレン&クリスタsideー
エレン「___というわけなんです!!」
クリスタ「どうか協力していただけないでしょうか?」
先生2「ええよ」キリッ
クリスタ「マジですか!!」パァァア
エレン「で、でもいいんですか?」
先生2「まぁ多分よろしくないんやけど、生徒も盛り上がるやろうし、しゃーないから協力したる」
クリスタ「ありがとうございます!!」キラキラ
エレン「ありがとうございます!!」キラキラ
先生2「振られた場合は俺なんもフォローとかしいひんからな」
エレン「は、はい…」
クリスタ「大丈夫ですよ先生。絶対エレンがOK貰いますから」ニコ
エレン「ちょ、クリスタさん?」
クリスタ「必ずエレンがOK貰って堂々と学校に帰ってきますから」ニコ
エレン「ちょ、クリスタさん???」
ーーーーーーー
クリスタ「OK貰ってきたよ!!」
ミーナ「ホント!?」
ユミル「やったぜ!!」
サシャ「ますます燃えてきました!!!」メラメラ
ミーナ「私もだよ!!」メラメラ
クリスタ「これはもう、やるっきゃないよね!」メラメラ
コニー「頼んだぞ!エレン!」ニッ
エレン「お、おう…!」ニッ
それからどんどん計画が成り立っていき、
いよいよ野外活動初日へ。
1班→エレン・ミカサ・アルミン・アニ
→班長 アルミン
2班→クリスタ・ユミル・ライナー・ベルトルト
→班長 クリスタ
3班→ジャン・マルコ・サシャ・コニー・ミーナ
→班長 ミーナ
・部屋班は女子は全員同じ部屋で 男子も全員同じ部屋です。
女子と男子で階が違います。
・エレンとミカサはバス席が隣。その隣の助手席がアルミン。
アニはミーナと。クリスタはユミルと。
サシャはコニーと。ジャンはマルコと。
ライナーはベルトルトとです。
-
- 40 : 2018/06/03(日) 22:00:12 :
-
野外活動 inそこらへんの島
ーin バスー
ミカサ「どうして私とエレンが隣なのだろうか…」
エレン「悪いかよ」
ミカサ「…アニやクリスタがよかった」シュン
アニ・クリスタ(あ、なんか嬉しい)
エレン「まぁ決まっちまったもんは仕方ねぇし 3人で楽しもうぜ」ニカッ
ミカサ「そうしよう」ニコ
アルミン「ところで今回の野外活動はそこらへんの島らしいね」ニコ
ミカサ「そこらへんの島とは…」
アルミン「気にすると負けだよ(威圧)」ゴゴゴ
エレン(アルミン怖ぇ)ゾゾゾ
ミカサ「そこらへんの島ということは船も乗るということ…?」
エレン「だな」
ミカサ「…大オオグソクムシがいるかもしれない」キラキラ
※大オオグソクムシ とは 海底にいるでっかいダンゴムシみたいなやつ
エレン「んなわけねぇだろ」
アルミン「逆に人魚とかいるかもよ?」ニコ
エレン「いやいるわけねぇだろ 乗ってくんなよアルミン」
ミカサ「人魚…。楽しみだ」キラキラ
エレン「ちょ、ミカサも乗らなくていいから」
ミカサ「…今回の野外活動にスマホを持ってこれないのが残念」
エレン「あれ?お前ってスマホなきゃ死んでしまう病みたいな奴だっけ?」
ミカサ「いや…そこまでではないけど 写真を撮りたかった」
アルミン「確かに。海も見えるしね」
エレン「え?海の近くなのか?」
アルミン「ちゃんとしおり読んどきなよ。海の近くの宿泊施設に3泊4日泊まるんだ」
ミカサ「これだからエレンは」
エレン「え?そんなに言う?」
それからも 話は盛り上がった。
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「おい見てみろよ!!」
アルミン「?」
ミカサ「!」パアァ
エレン「海だ!!!」
先生「おいお前ら降りろー。船に乗るぞ」
クリスタ「お!待ってました!」ニコッ
サシャ「船から魚見えますかね…」ジュルリ
ジャン「ヨダレ出てんぞ」
-
- 41 : 2018/06/04(月) 20:24:52 :
ーin 船ー
ミカサ「なるほど、船は自由に行動していいんだ…」
アニ「そうみたいだね」
クリスタ「折角だし写真撮ってもらおうよ!」ニコッ
ユミル「班に1人はカメラ係いるしな」ニッ
サシャ「あ!私カメラ係です!」スッ(挙手)
コニー「お?写真撮るのか?」
ジャン「折角だし俺ら全員で写真撮ろうぜ」
ライナー「だな」
パシャ
その時撮った写真には
ミカサの隣に
髪の長い
白い服を着た
顔が青白い
女の人が
映っていなかった。
エレン「映ってないんかい!!」ビシッ
ミカサ「え、何この人急に叫び出したんだけど…」
アニ「怖いね。こっちおいでミカサ」
エレン「そこまで言う!?」
※これらはエレンをいじめているのではなく これがミカサ達のいつものノリなのです。
クリスタ「ちょっと外出てみようよ」
ミーナ「いいね」
ーーーー
ーー
アルミン「あれ、皆も外来たの?」ニコ
アニ「…まあね」
ミーナ「アルミン通りでさっきから居ないと…」
アルミン「ははは。でも写真撮るときは中に居たよ。アニの隣にね」ニコ
アニ「(アニの隣にね _ニの隣にね _の隣にね _なりにね ____)///」※アルミンのセリフがアニの頭の中でループしている。
ミカサ「1人で外にいたの?」
アルミン「いや?マルコといたよ」
ジャン「そういやアイツもさっきから居ねぇと…」
マルコ「なぁ皆!!!」サケブ
ユミル「…お、向こうの方に居るみたいだぜ?」
コニー「行ってみようぜ」
ーー
ー
ジャン「どうしたんだよ、マルコ?」
マルコ「あれじゃないか?僕達が行く島」
サシャ「…わぁ」キラキラ
ミカサ「…どうやらあれみたいだ」
エレン「…なんか、俺ドキドキとワクワクが止まんねぇ」ドキドキワクワク
ジャン「どこの漫画の主人公だよwww」
☆進撃の巨人の主人公です_。
エレン「だってよ、うおおおおテンション上がってきた!!!」
アルミン「全く、遊びに来た訳じゃないんだからね」ニコ
アニ「そうそう」
クリスタ「まあ気持ちはわかるけどね」
ユミル「まあな」
エレン「…よし、皆」
コニー「おう」
ベルトルト「うん」
エレン「この野活…絶対に最高のモノにさせるぞ!!!」
皆「おおおおー!」
-
- 42 : 2018/06/07(木) 21:19:28 :
-
ーin そこらへんの島ー
エレン「……ふっ」ダイジャンプ
エレン「とうちゃああああああああああく」シュタッ(着地)
アニ「うるさい」ゲシッ
エレン「い゛でぇ」
アルミン「全く…エレンはもう」ニコ
ーーーーー
ーーー
ーin 宿泊施設ー
ガラッ(扉)
ミカサ「……わあ」キラキラ
クリスタ「ひっろーーーーい!!」キラキラ
ユミル「すっげえ、同じ部屋なのに区切りが5つくらいあるぞ」
アニ「…寝室にはベッドが6つぴったり。それに和室もあるしね」
ミーナ「とうっ」ジャンプ
サシャ「とうっ」ジャンプ
ポスッ(ベッド)
ミーナ「はははは」ケラケラ
サシャ「はははは」ケラケラ
アニ「…私ミカサの隣で寝る」
ミーナ「じゃあ私アニの隣!」
サシャ「じゃあ私はミーナの隣で!」
クリスタ「じゃあ私はミカサの隣!」
ユミル「じゃあ私はクリスタの隣!」
ミカサ「…そんなにベッドは並んでない。交互に並んでいる。」
ユミル「ですよねぇー」
ミカサ「…ならこうしてはどう?」
前 サシャ
後ろ アニ
前 ミーナ
後ろ ミカサ
前 ユミル
後ろ クリスタ
ユミル「え、私クリスタの隣じゃない…」
ミカサ「…と、言うと思った。ので」
皆(相変わらず残念な言語力)
ミカサ「幸い、この部屋には和室がある。ベッドではなく布団を敷こう。施設の方に許可はとった」グッ b
サシャ「おおー!」
ミーナ「さっすがミカサ!準備が早いね!」
アニ「いつの間に許可とってたの…?」
クリスタ「ミカサかっこいい!!」
ユミル「ナイスだミカサ!」ニッ
ミカサ「…なんてことない。そんなことより時間がせまってきてる。集合場所に早く向かおう」
-
- 43 : 2018/06/27(水) 21:08:29 :
-
ーーーー
ーーー
先生「今から約5時間、この島を巡回してもらう!!!班長は責任を持って配布した地図やプリント通りに班員を誘導するように!!!」
先生2「くれぐれも島民の方に迷惑はかけへんようにな。時計確認して昼食も全部済ませてからここにまた5時間後戻ってくるようにな。頼むで」
生徒達「はい!」
先生「では班ごとに出発してもらう!!!」
ーーーー
ーー
アルミン「…さて、じゃあ行こうか」ニコ
アニ「…確かクイズもあったよね?」
エレン「あぁ。確かしおりにクイズが書いてあった」
ミカサ「ちょっとした遊び心って感じがする…」
アルミン「だね。まぁそれくらいがいいよ。」ニコ
ミカサ「今9時35分…。12時30分にここに戻って来たらいい」
アニ「ついでにご飯の時間を考えると 限られた時間はあと大体4時間半…。10分前に戻ってきたいからあと4時間20分だよ」
エレン「うし、さっさと行って終わらせよーぜ」スタスタ
アルミン「そんなにすぐ終わるかなぁ…?」ニコ
ミカサ「私とエレンがいればすぐ終わる」キリッ
エレン「なッ!?///」カアアッ
アニ「面白い冗談だね」
ミカサ「でしょ」
エレン(冗談かよ…焦ったじゃねえか…)ドキドキ
アルミン(いやエレンわかりやす過ぎでしょ…)ニコ
ーーー
ー
アニ「…ここの道、左?右?それともまっすぐ?」
アルミン「どれどれ…?」
エレン「まっすぐじゃね?」
ミカサ「違う。左」
アルミン「どれどれ…?。…うん、右だね」ニコ
エレン「うそ…だろ…」ガーン
ミカサ「…そ、そんな」ガーン
アルミン「ははは」クスクス
アニ「…ふっ」クスッ
ミカサ「…私はエレンに合わせて冗談を言っただけ。…ので、決して今のは本気で道を当てにいった訳じゃなく、冗談を言っただけ。…ので、私はまだ本気を出ていない」
エレン「いや嘘つけよ」
ミカサ「…嘘じゃない」
アニ(ミカサ面白いw)クスクス
アルミン(負けず嫌いなんだろうなw…)クスクス
-
- 44 : 2018/06/29(金) 06:48:05 :
ーー〇〇sideーー
?「なぁ、知ってるか?ケニー」
ケニー「なにがだよリヴァイ」
リヴァイ「この島に ミカサが来たらしい」
ケニー「ばッ…、ミカサってあの『俺たち』アッカーマン家のミカサか!?」
リヴァイ「あぁ。生き別れた妹…ミカサがな」
ケニー「そいつはァ…。一目でも見てぇもんだな」ニタァ
※ケニー・アッカーマン
→リヴァイの従兄弟。現在高校3年生
※リヴァイ・アッカーマン
→ミカサの生き別れた兄。現在高校2年生。
※原作ではもっと年が離れてます。
※原作ではリヴァイとケニーは従兄弟ではありません。
※原作ではリヴァイとミカサは生き別れた兄妹ではありません。
ーーーーーー
ーーー
ーエレン達sideー
アニ「」パシャッ
アニ「」パシャッ パシャッ
ミカサ「アニ、撮りすぎだと思う」クス
アニ「可愛い猫がいるんだよ…。ちょっと今は邪魔しないで」パシャッ
アルミン「アニは猫が好きなんだね」ニコ
アニ「…まぁね」テレ
猫「にゃー」ゴロゴロ
アニ「な、なんだい?(可愛い…//)」ヨシヨシ
猫「にゃー」スリスリ
アニ「か、可愛い奴め…////」キュン
アルミン(可愛いな…)クス
ミカサ「アニ、撮りすぎると残量がなくなってしまう。なくなると私達が怒られる。…ので、それは避けたい」
アニ「…それは、仕方ないね…///」ナデナテ
猫「…にゃむ」
ーーーーーー
ーーーー
-
- 45 : 2018/06/29(金) 11:28:38 :
アルミン「クイズもやってみようか」ニコ
アニ「だね」
ミカサ「…猫のいる店の名前は?」
エレン「ガキみたいな問題だな」
アニ「…猫のいる店?」
アルミン「猫ならさっきアニと戯れてたよね」
アニ「…まぁね」
エレン「そういや近くに店あった気がする」
ミカサ「戻って確認してくる?」
エレン「え、それはめんどくさいぞ?」
アニ「…まぁ確かに あの場所から結構歩いたもんね」
アルミン「…いや、戻る必要はないと思うよ」2個
ミカサ「…?」
アルミン「ほら」ジー
島案内の看板「」ドンッ
エレミカアニ「」パアアッ
アニ「…これで確認できる、って訳か」
ミカサ「戻らなくて済んだ」
エレン「現在地がここだから…んん?え?この店か?」
アルミン「海の家なんて明らかに違うでしょ」クス
ミカサ「…『赤いマフラー』」ボソッ
アニ「…え?」
アルミン「『赤いマフラー』って言ったの?」
ミカサ「………赤い、…マフラー…」ツー(涙)
エレン「ミカサ…?」
ミカサ「…?」ポロポロ
エレン「なんで…泣いてんだ…?」
ミカサ「…え?」ポロポロ
ーーーーー
ーー
ミカサ「…」
アルミン「まぁなんでミカサが泣いてたかは置いといて。店の名前が赤いマフラーってのはわかったね」ニコ
アニ「だね」
?「おーい!!!」
ミカサ「…?」クルッ
クリスタ「ミカサぁー!!アニー!!アルミーン!!」フリフリ(手) ダッ(走)
エレン「ちょ、俺もいるんだけど!」
ミカサ「…あれは…クリスタ達の班だ」
クリスタ「ふぅ…、疲れた」ゼェゼェ
ユミル「急に走るからだぞ」
ライナー「なんだ、看板あるじゃねえか」
ベベベベベ「わざわざ店に行かなくてよかったね」
エレン「え?お前ら店に行ったのか?」
ユミル「おう、中はピッカピカのツルンツルンだったぞ」ニッ
クリスタ「背の小さい人が綺麗好きっていうか、潔癖症みたいでね」ニカッ
ライナー「そういやあの人達、ミカサを探してるようだったな…」
エレン「え?島民の方が見ず知らずのミカサを?」
クリスタ「いや、見ず知らずってのは無さそうだったよ」
ユミル「あぁ。」
ミカサ「…なんで私を?」
アニ「…親戚とかがこの島に住んでるとかじゃないの?」
ベベベベベ「…確か アッカーマンがどうたらこうたら…って言ってた」
ミカサ「……アッカーマン」
アニ「…いないの?親戚…」
ミカサ「…聞いたことない。お父さんも…お母さんも 一切それ関係のことは話してくれなかった」
エレン「え?話してくれなかったのか?」
ミカサ「…うん。ミカサは知らなくていいってそれっきりだった」
クリスタ「それ明らかに怪しいじゃん!!」
アニ「ミカサ…行ってみる?」
アルミン「僕も行って見た方がいいと思う」
エレン「ミカサのためになるかもしれねぇしな」
ミカサ「…うん、皆がいいのなら、行ってみたい」
クリスタ「私達もついて行くよ!!」
ベルトルベ「…え?」
ユミル「…仕方ねぇ。クリスタが行くならもちろん私もついて行く」
ライナー「ああ。もちろん俺も」
ミカサ「…ありがとう」ニコ
エレン(…///)
ーーーーーー
ーーー
-
- 46 : 2018/06/29(金) 20:59:39 :
ミカサ達「」ザッ
店「」ドンッ
ミカサ「…いいのだろうか」
アニ「…え?」
ミカサ「急に押しかけて迷惑になりそう…だとふと思ってしまった」
皆(相変わらず残念な言語力…)
エレン「いいんじゃねーか?親戚サンもお前を探してたらしいし」
クリスタ「うん、責任は私がとるよ!」
アニ「…私も、取ってあげてもいいよ」
アルミン(…ツンデレだ)
ミカサ「…うん、ありがとう」ニコ
ーーーー
ーー
ミカサ「…待って」
エレン「?」
ミカサ「…CLOSEになっている」
ユミル「え?私達さっき来た時開いてたよな?」
ベルトルル「うん、間違いなく開いてたと思う」
ライナー「ミカサを探しに出掛けたとかな」ケケケ
ミカサ「…」ゾワッ
アニ「…有り得そうなんだけど」
クリスタ「無くはない話だね」
ユミル「…なんか鳥肌たってきたんだけど」
アルミン「僕もちょっとだけ」
エレン(ミカサは俺が守る…っ)
ミカサ「…そんなことないと思う。大体冷静に考えると アッカーマンなんて名前どこにでもある名前だ。ので、人違いなのも充分あると思う。親が私に親戚の話をしてくれなかったのも 別の理由があるかもしれない。ので、この話はもうおしまいにしよう。店も閉まっているし このことは忘れて引き続き島を歩いて行こう」
エレン「…さてはお前」
ミカサ「…なに」ピク
エレン「怖ぇんだな?」ニッ(悪意のある笑み)
ミカサ「」(図星)
エレン「はっはーん。もしかしてお前会ったこともねぇ水ず知らずの親戚サンとやらが自分を探してることに少しビビって無理やり違うと周りにも思い込ませて無かったことにしようとしてんだろ?」
ミカサ「」(図星)
エレン「な?絶対そうだろ」ニヤニヤ
ミカサ「ち、ちがう…///」ボソッ
ユミル(なんか面白くなってきたな)ニヤ
ユミル「あれ?あれれ??あのミカサ・アッカーマンさんがまさか怖気づいてる???これは前代未聞だな!!まぁあのミカサ・アッカーマンさんだから怖気付くはずは無いんだろうけど…え?あれ?もしかして私本当のこと言っちゃった?え???あ、ごっめんね??」ニヤニヤ
ミカサ「…ユ、ユミルまで」
ライナー「やめたげて!!ミカサのライフはもうゼロよ!!」(裏声)
アルミン「」クスクス
クリスタ「ミカサ大丈夫?」プルプル
ミカサ「笑いながら言わないで…///余計傷つく…し、恥ずかしい///」
アニ「ははは、ふふふ…」プルプル
ミカサ「堂々と笑われるのも傷つくんだけど…///」
エレン(可愛い…///)
俺はこの時 ミカサをからかったけど、
まさかあんなことが起こるなんて
思いもしなかった。
俺はその時 あんな大事になるなんて
思ってもみなかったんだ。
ーーーーーー
ーーーー
-
- 47 : 2018/07/05(木) 18:17:35 :
- クリスタ「じゃあ私達行くね!」フリフリ
ミカサ「また後で」フリフリ
アニ「」フリフリ
ーーーーーー
ーーーー
アルミン「じゃあ僕達も行こうか」ニコ
アニ「だね」
ミカサ「…クイズやる?」
エレン「だな」
アニ「…島にただ一つの丘がある。丘の上から西の方角に見える大木は何本?」
ミカサ「これはもう行かないとわからない問題だ」
エレン「行かなくても適当に書けばいいんじゃね?」
アルミン「馬鹿なの?」
エレン「馬鹿じゃねえよ!!」カッ
ミカサ「エレンが馬鹿なのは前々から知っている話」
エレン「…え?」
アニ「丘は少し歩かないとつかないよ。」
アルミン「行くよー」
ーーーーー
ーーー
ミカサ「…ここが丘か」
アニ「…」パシャ
アルミン「『虹の丘』ね…」カキカキ
エレン「何書いてんだ?」
アルミン「メモだよ。実はさっきも書いてたんだ。新聞作りに役立つと思ってさ」
ミカサ「…そういえば野活終わりに新聞を作らないとダメだった」
エレン「…めんどくせ」
アニ「流石アルミンだね…」
アルミン「そうかな、ありがとう」ニコ
アニ「…」テレッ
ーーーーー
ーーー
ミカサ「ここが丘のてっぺんのようだ」
アルミン「思ったより高かったね」ゼェ‥
エレン「嘘だろアルミン…もう疲れたのか!?」
アルミン「う、うるさいな、…っ僕体力無いんだよ」ゼェ‥
アニ「全くだね」
エレン「…す、すまん」
ミカサ「こっちが北。ので、あっちが西だ」
アニ「いやあっちは東だよ。そっちが西だよ」
エレン「何言ってんだお前ら。こっちが南だからあっちが東だろ!?」
アニ「いやこっちが北であっちは南だよ」
アルミン「凄いねアニ。正解だよ」
アニ「う、うるさい…///」
アルミン「コンパスによると アニの言う通り、そっちが西だね」
エレン「いやコンパス持ってたのかよ!」カッ
ミカサ「…ま、また外れた」
アニ「…ふん、残念だったねミカサ。私に勝つのはまだまだ早いよ」
ミカサ「…まだ本気を出していないだけ。次は当てる」
アニ「それさっきも同じこと言ってなかった?」
ミカサ「…っ、さ、さて。あっちが西だったはず。なら大木は2本だ」
アニ「いやあっちは南だよ」
ミカサ「…」
アルミン「4本だね」
アニ「…だね」カキカキ
ーーーーー
ーーー
-
- 48 : 2018/07/05(木) 19:19:54 :
ミカサ「…ちょっとトイレ行きたい」
アルミン「ん?そうだね。僕も少し行きたいな」
エレン「便所ってどこにあるんだ?」
アニ「…丘の近くに公園あるみたい」
エレン「じゃあそこで 休憩もしようぜ」
ミカサ「そうしよう」
ーーーーーー
ーーーー
アニ「じゃ、私あのブランコで遊んでるから」
エレン「おれも」
アルミン「わかった」スタスタ
ミカサ「了解」スタスタ
ーーー
ー
ミカサ「あぁ〜スッキリした。さて、戻ろう」スッキリ
?「」ザッ
ミカサ「…?(…気配を感じる。…誰かいる?)」
?「」ザッ
ミカサ「ア、アニなの…?」
?「」ニタァ
ミカサ「…ひっ」ゾゾゾ
ーーー
ーー
アルミン「おまたせ」スタスタ
アニ「ん、おかえり」キコキコ(ブランコ)
エレン「…ミカサおせぇな」キコキコ(ブランコ)
アルミン「…」キコ‥(ブランコ)
ーーーーー
ーーー
アニ「ねえ、もう15分もたってるけど」
エレン「…俺、見てくrアルミン「馬鹿なの?」」
アルミン「女子トイレだよ?もし 誰か居たらどうすんのさ。気持ちはわかるよ。だからアニに行ってもらおう」
アニ「…任せな。行ってくる」ダッ
ーー
ー
アニ「ねえ、ミカサ大丈夫_」
アニ「ッ!?」
小さなメモ「」
アニ「…なにこれ、置き手紙?」
小さなメモ「用事ができました。なので後から合流しよう。先に行ってて」
アニ「…ミカサ?」
小さなメモ「」
アニ「…違う、ミカサの字じゃない」
小さなメモ「」
アニ「ミカサは…?」
-
- 49 : 2018/07/06(金) 11:53:41 :
ーミカサsideー
ミカサ「…ん」パチ
リヴァイ「…起きたか」
ケニー「体調は大丈夫か?」
ミカサ「…」ボー
リヴァイ「_おい」
ミカサ「…!」
リヴァイ「…大丈夫か?」
ミカサ「…エレンが、いない」
ケニー「…エレン?」
ミカサ「…皆もいない」ポロ
リヴァイ「_お、おい…」
ミカサ「…ここは、どこ?」ポロポロ
ケニー「…!」
ーーーーーー
ーーー
アニ「ミカサがいない!!!」
エレン「なんだと!?」
アニ「置き手紙だけが残されてたっ…」
アルミン「…見るからにミカサの字じゃないね」
アニ「…ミカサ、なんで…どうして」
アルミン「トイレの近くには誰もいなかったはず…!!」
エレン「気配もなかったしな」
アニ「…ミカサの、親戚の人が怪しい」
アルミン「僕もそう思う」
エレン「片っ端から 皆に連絡しねぇと…。目撃情報が、あるかも…」
ーーーーー
ーー
クリスタ「ミカサが拉致られたって本当!?」ゼェ‥
ユミル「…ミカサが拉致られる日がくるなんてな」
サシャ「許せないですね」
ミーナ「そういや関係あるかわからないけど、来る途中にスピード出しすぎなバイクなら見かけたよ」
マルコ「うん、2台だったね」
ジャン「…待て。…もしかして」
皆「?」
ジャン「…早すぎてよく見えなかったんだけどよ」
コニー「?」
ジャン「2台のうちの、1台が 若い女性を乗せてバイクに乗せてた気がする…」
皆「!?」
ライナー「完璧ミカサじゃねえか!!」
エレン「どこで見かけたんだ!?」
コニー「どこだっけ?」
サシャ「えーとですね…確か赤いマフラーという店の近くでした」
エレン達「!!!」
クリスタ「…何それ、完璧ミカサじゃん」
ユミル「だな…」
-
- 50 : 2019/07/30(火) 21:54:17 :
アニ「…もう目星はついたね」ギリ
アルミン「うん」ギュッ(拳)
クリスタ「早く助けてあげないと…っ」
マルコ「僕、とりあえず先生に伝えてくるよ」ダッ
ミーナ「わ、私も行く!!状況とかはいい感じに誤魔化しとくからさ!」ダッ
ジャン「おお、サンキュ」
サシャ「私たちも急ぎましょう」
コニー「だな」
ーーー
ーー
ーミカサsideー
ミカサ「…」ポロポロ
ケニー「お、おいおいおい、なんで泣いてんだよっ!?」オロオロ
ミカサ「…だ、だれ?」ゴクリ
ケニー「誰だと思う?」ニッ
リヴァイ「馬鹿野郎、何言ってんだ」ゲシッ
ケニー「痛てぇなぁおい。可愛くねえなお前」ヒリヒリ
リヴァイ「うるせえ」
ミカサ「…(何なのだろう)」
リヴァイ「…お前、名前はなんだ」
ミカサ「…え?」
リヴァイ「名前は何かと聞いてるんだが…、それどころじゃねえのか…」
ミカサ「…私は、あなた達のことを知らない…ので、言う必要はないと判断した」
ケニー「おいおい、残念な言語力だな。リヴァイより酷いぞ」
リヴァイ「うるせえ」
ミカサ「(この人なんなの…?)」ムッ
リヴァイ「…俺は リヴァイだ。ただのリヴァイ。お前と同じ苗字のアッカーマンだ」
ミカサ「…おなじだ」
ケニー「ちなみに俺もアッカーマンって姓だ。ケニー。ただのケニーだ。よろしくな」
ミカサ「アッカーマン…?」
リヴァイ「あぁ。俺も、ケニーもアッカーマンだ。お前もそうだろ?」
ミカサ「…なんで私の名前知ってるの…?」
リヴァイ「知らなくていい話だ。今はそれどころじゃない。お前の名前はなんだ?」
ミカサ「……(私、この人知っているのかもしれない)」スゥ
ミカサ「…ミカサ。ただのミカサだ。あなた達と同じ、アッカーマン」
リヴァイ「これでお前と俺たちは繋がった」
ミカサ「…?」ポカーン
ケニー「よろしくな!!ミカサ」ニッ
リヴァイ「…よろしく」
ミカサ「よ、よろしく…?(状況が掴めないのだけれど…)」
ミカサ(…でも、先程から この人たちは悪い人ではないということは伝わってきた。何者なのかはっきりしていないけど ひとつだけ言えることがある。)
ミカサ(…この人たちは)
ミカサ(…私の、血縁者だ)
ミカサ「…こちらこそ、よろしく」
-
- 51 : 2020/01/18(土) 21:37:08 :
-
リヴァイ「…お前、血縁者の話は聞かされたことはあるか?」
ミカサ「ない、と思う」
ケニー「まあそうだろうな」
リヴァイ「…突然だが、信じてほしい話がある」ギュッ
リヴァイ「直接会って数分しか経ってないけどな…」
ミカサ「いい。話してほしい」
リヴァイ「…お前の親は本当の親じゃないって話は聞かされてるか?」
ミカサ「!?」
ケニー「あーーやっぱり聞かされてねーか」
ミカサ「…どういう、こと?」
ケニー「まあ聞け。おいリヴァイ、話を続けてくれ」
リヴァイ「あぁ。…で、お前が養子として迎え入れられたのには理由がある」
ミカサ「…」
リヴァイ「…お前を正式にアッカーマン一族として迎え入れることができなかったからだ」
ミカサ「待って…?。なに、その一族…。私そんな話知らない…。知らない……」
リヴァイ「…お前は東洋の末裔であり、アッカーマン一族の末裔でもあるんだ。お前の父親がアッカーマン。母親が東洋人ってな」
ミカサ「…余計にわからない」
リヴァイ「…何度かお前についてアッカーマン家は会議をしたんだ。正式にお前をアッカーマンとして育てあげるか否かを」
ミカサ「…は?」ポカーン
ケニー「…まあそういう反応なのは当然だ」
リヴァイ「元々、アッカーマンは凄い家系でな。なんやかんやあってアッカーマンの血はなんかえげつねぇことになってるんだ」
ミカサ「…(全然わからない)」
リヴァイ「…まあ後で説明する」
-
- 52 : 2020/01/18(土) 23:22:18 :
リヴァイ「一族で何度も話し合うにはかなりの時間がかかってな。お前の両親はその会議に参加したりなんたりでお前の面倒が見れなくなったんだ」
ミカサ「え?そんなに会議が重要…?」
リヴァイ「…まあ、アッカーマンは各国に散らばってて収集が大変でな。大人の事情があるんだよ」
ケニー「で、お前の両親に変わって別の2人がお前の面倒を見てくれてたんだとさ」
ミカサ「…そんな、お父さん、お母さん…」ポロポロ
リヴァイ「…会議の結果決まったんだ。お前はアッカーマン一族として認められた。これは名誉あることだ。……喜んでいい」
ミカサ「…」ポロポロ
ケニー「アッカーマンはいわゆるFBIみたいに誰かを守ることに適してる一族なんだよ。アッカーマン一族が散らばってるのは各国の王家を守護としてるからだ。覚醒すれば凄い技術が手に入る。ちなみにお前はまだ覚醒してないようだけどな…」
ミカサ「…私はこれからどうすればいいの?」ポロポロ
ケニー「…ま、何もしなくていいぞ。お前は特別なアッカーマンなんだ。例外。まだ覚醒してねえし…。とりあえず、連絡先は交換しとこーぜ?」ヘラッ
ピロリン♪
ケニー「…よし、できたな!」ニッ
リヴァイ「…すまん、お前には申し訳ねえと思っている。本当に…」
ミカサ「…いい。もう、もうなんでもいい」ポロポロ
-
- 53 : 2020/01/18(土) 23:42:37 :
ケニー「…東洋。お前の母の一族だ。東洋の国名はヒィズル国から来ていてな、調べてわかったんだが、お前はどうやらヒィズル国の主要人物である可能性が高いんだ」
ミカサ「…え?」
リヴァイ「…ヒィズル国のお偉いさんはな、お前のアッカーマン一族の所在を認めてくれた上に、ここ、パラディ島を支援してくれる上に、パラディ島の真の王家と繋がりを得ることができた」
ミカサ「…え、真の王家?待って待って。わからないわからない」
リヴァイ「…お前の友達に、クリスタ・レンズって奴いるだろ」
ミカサ「…いる」
リヴァイ「…そいつの本名はヒストリア・レイス」
ミカサ「…え?」ポカーン
リヴァイ「…真の王家だ」
ケニー「笑っちまうよな。俺も最近知ったんだよ。この島国がこんなすげえ秘密抱えてたなんてよ」ケラケラ
ミカサ「…クリスタは私の幼馴染でもある。小さい頃とか家柄は全然そんな感じじゃなかった」
ケニー「そりゃあ一般人に紛れてバレないようにひっそりと暮らしていらっしゃったんだから当たり前だろ。なんの理由があってかは知らねえけどな」
ミカサ「…頭がぐちゃぐちゃになりそう」
-
- 54 : 2020/01/18(土) 23:52:08 :
リヴァイ「…イェーガー家って知ってるか?」
ミカサ「!!(エレンだ…)」ドキリ
リヴァイ「…知ってる様子だな」
ケニー「…あの一族は自由を求めて戦った狩人の一族だよ。」
リヴァイ「…アルレルト一族も覚えがあるだろ?」
ミカサ「!。…ある(アルミンだ…)」
リヴァイ「…どれだけ負けても決して諦めなかったとある有名な学者の一族だ。」
ケニー「…次はレオンハート家だ」
ミカサ「!(アニだ…)」ピク
ケニー「レオンハート家はだな、とある英雄の一家で格闘技に優れていてな、代々自然と受け継がれていってるんだ」
ミカサ「……ねえ、おかしい」
リヴァイ「何がだ」
ミカサ「…今聞いた一族、皆私に何らか面識があるの。ねえ、これは偶然?」
ケニー「…プハッ」
-
- 55 : 2020/01/19(日) 10:09:55 :
リヴァイ「…まあ聞け」
ケニー「…www」プルプル
リヴァイ「キルシュタイン家は知ってるか?」
ミカサ「…えぇ(ジャンだ…)」
リヴァイ「…とある英雄の一家でな、想い人の為に必死に戦った一家だ」
ミカサ「…」
ケニー「大丈夫だって。そんな考え込まなくてもよ。おいリヴァイ、どんどん続けろ」ニッ
リヴァイ「…チッ。ブラウン家とフーバー一族は昔から強い繋がりがあって〜〜〜」
ミカサ「…(ライナーとベルベルべだ…)
リヴァイの話から後々出てきたのは、
・ボット族
・カロライナ族
・ユミルの民
など…
もうそれ以降は聞いていなかったけど、私に関係があるというか、面識がある人ばかりだった。
これで考えられるのは2つ。
1つ目は、これは何かの偶然であること。
2つ目は、何か大きな力が働いており 後々なにか起こるとか…?
…2つ目はちょっとなんか自分でも何考えてるかよくわからない。
おかしいおかしい。
だって最初はなんかちょっと変な夢見て友達を助ける的なラブコメ?みたいな感じだったのに…。
ねえ、いつからこんなアッカーマン一族とか東洋がなんとか っていうすごいめんどくさいことになったの?
ああ。もう。
ミカサ「めんどくさい!!!!!」
リヴァイ・ケニー「「?」」ポケー
ミカサ「めんどくさいめんどくさいめんどくさい!!いきなりなに!?クリスタがヒストリアだとか私はアッカーマンと東洋の末裔だとか!!!!もう!!!わからない!!!わかるように喋って!!!このチビ!!!あと帽子かぶったお前も!!タバコ臭い!!!!!!!ああああああ」
-
- 56 : 2020/01/19(日) 11:43:38 :
ケニー「…ブフォッ」
リヴァイ「…」
ケニー「…ハハハハ」ゲラゲラ
ミカサ「…ねえ、何がおかしいの?」
ケニー「すまねえリヴァイ、俺黙ってらんねえや」ケケケ
リヴァイ「…は?」
ケニー「ミカサ!!お前の存在はどうやらこの世界にとって大変貴重らしいぜ!!もうすぐ何かが起きるだろうさ!!」
リヴァイ「ッおいケニー、お前何言い出してんだッ(まずい…)」ガッ
ケニー「偶然じゃねえんだよ!!ミカサ!!お前の周りに大層な一家や一族が集まってんのは最初から仕組まれてんのさ!!」
ミカサ「…え?」
ケニー「近所の近くに住んでるババアも、通ってる学校の近くのカフェの店員も!!何もかもが〝あの計画〟に携わってる一員なんだよ!!」
ミカサ「…え?」
ケニー「笑えちまうよな!?なぁリヴァイ!?今までなんの繋がりも無かったお前の為だけに収集がかけられて何かと思えば!!驚いたさ!!」
リヴァイ「…おい」
ケニー「ハッ、初めて会ったよ!レイス家のフリーダって奴もグリシャって奴にも!!」
ミカサ「…!(おじさんだ…)」ピク
ケニー「あーあ!!俺はもうなんだっていいさ!とりあえずリヴァイ、俺たちの使命はここで終わったな」
リヴァイ「…まあな」
ケニー「ま、とりあえず伝えたぞ。アッカーマンや色々な一族についてな」
リヴァイ「…これだけの為にわざわざお前をここに連れ出したんだ。ちょっと強引だったがな」
ミカサ「…ねえ、わかったから帰っていい?」
ケニー「おう。気ぃつけて帰れよ」
リヴァイ「…」
ミカサ「(…なんだったんだろう)〕」
私は今あった出来事について深く考えないようにした。
アッカーマン?東洋?もうなんだっていい。
頭が追いつかない。
私だけの為に何かが起きようとしているとか、ねえ。どんな展開?
誰もそんなこと想像してなかったでしょ。
もういいや。またじっくり考えよう。余裕があるときに。
…会いたい。
エレンに会いたい…。
アニ…アルミン…。クリスタ…皆…。
会いたい…。
ちょっとしか会ってないだけなのに。
あー、疲れた。
-
- 57 : 2020/01/19(日) 12:43:01 :
ーマルミナsideー
マルコ「ねえ、ミーナ」
ミーナ「ん?」
マルコ「…///(やっとミーナと二人きりになれたんだ)」ドキドキ
ミーナ「?(…マルコ、ちょっと顔が赤いんだよね。もしかして好きな人、とか…?)」モヤモヤ
マルコ「…(確かにミカサも大事だけど、大事だけど……。ごめんミカサ、この状況を有効活用させてもらうよ!)」グッ
ミーナ「…マルコ?」
マルコ「俺、ミーナが好きだ」
ミーナ「…っえ?///」カアアッ
マルコ「…///」カアア
ミーナ「…え、っ。あ、…///」
マルコ「…///」
ミーナ「ああありがとう。う、嬉しい!!私、…私も好き!!///」ニコッ
マルコ「えっ?///」
ミーナ「…好き。好きだよ!あー、もう!好き!!///」
マルコ「…///」
ミーナ「__ん!?あれ、ミカサ??」
ミカサ「…」トボトボ
マルコ「え!?あ、ほんとだ!?行こう、ミーナ」
ミーナ「ミカサぁああ」ダダダッ
ミカサ「…」トボトボ
ミーナ「ミカサだ!!もう!!心配したんだよ!?」ダキッ
ミカサ「…ごめん」
マルコ「と、とりあえず先生呼ばないと」アセアセ
ミカサ「待って、」
マルコ「へ?」ピタ
ミカサ「…私の兄と従兄弟だった。偶然通りかかってたからついて行っただけ。…私の身勝手だ。心配かけてごめん。大事にはしないでほしい」
ミーナ「え、?で、でも連れ去られたって…」
ミカサ「…」ジー
ミーナ「…そっか、そういうことにしとくね」
マルコ「…え?」
ミーナ「全く!ミカサってばバカだなぁ!心配かけやがってこのやろぉお」ツンツン
ミカサ「…ごめん」ホッペプニプニ
ミーナ「よしマルコ!!戻ろう!!」
マルコ「え!?…あー。うん、そうだね」ニコ
ミーナ「ミカサも行こう!!」
ミカサ「…うん」
-
- 58 : 2020/01/19(日) 12:52:47 :
ーーーーーー
ーーー
クリスタ「ミカサぁああああ」ダキッ
ミカサ「…クリスタ」
クリスタ「ミカサぁあ、ミカサだぁあ…」ポロポロ
ミカサ「…うん」
アニ「全く、心配かけるんじゃないよ。」ホッ
ミカサ「…ごめん」
アルミン「無事で良かったよ、ね?エレン」
エレン「…うぐ」ポロポロポロポロ(大泣)
アルミン「…げ、」
ミカサ「…エレン」
エレン「良がっだぁあぁあ、俺…俺ぇえ…うわぁああん」ポロポロ
ミカサ「…エレン」ツー
クリスタ「…」ポロポロ
ジャン「…」ホッ
サシャ「なんやかんやで、一番エレンが心配してましたしね」ホッ
コニー「だな、」
エレン「うぅ…」タタタ
クリスタ「…!(あ、離れよう)」
エレン「」ダキッ
ミカサ「…エレン」ポロポロ
エレン「…っ」ポロポロ
ミカサ「…ッ」ズキッ
ザザザ
『思い出せ』
ザザザ
ミカサ「…え?」ズキズキ
ザザザ
『思い出せ』
ズギギギッ
(なにこれ…頭が、頭が割れるように痛い…)
ザザザ
ザザザ
頭が……頭が…、
_そこで、私の意識は途切れた。
-
- 59 : 2020/01/19(日) 15:10:48 :
…夢を見た。
クリスタ「…ごめん、ごめんねミカサ」ポロポロ
クリスタが意味も無く泣きながら謝っている。
どうして泣いているのだろう。
ミカサ「私は何もされてない。泣かないで、」
そう言ったつもりだけど、声は届いておらず聞こえていないようだ。
クリスタ「…うぅ」ポロポロ
ミカサ「…」ズキ
頭が痛かった。
ーーー
場面は変わり、美しい星空が見える砂の大地に金髪の幼い女の子が立っていた。
ミカサ「…(誰だろうこの人)」
見たことはないけど、なぜか懐かしい印象だ。
女の子「…」
来ている服はボロボロだ。何か買ってあげたくなる。
女の子「…もうこれ以上は、これ以上は……」ブツブツ
何かを呟いている。…聞き取れない。
女の子「…またやり直さないと。消さないと」ギュッ
女の子は、覚悟を決めた様子で拳を握った。
ミカサ「…!?」ズキズキ
同時に原因不明の頭痛が起きる。
女の子「…」ジー
ミカサ「…?」ズキズキ
目が合った。彼女の目はどことなく寂しそうな印象を与える。
女の子「…」トコトコ
ゆっくりと彼女は私の元へ歩いてくる。
ミカサ「…?」
女の子「…」キラリ
彼女の目が光ると同時に、私の意識は再び途切れた。
ーーーーー
ーー
-
- 60 : 2020/01/19(日) 15:25:07 :
ミカサ「__ッ」ガバッ
起きると、白い天井が見えた。
ミカサ「…」
どうやら私は白を基調としたシンプルな部屋に寝かされていたらしい。
ミカサ「…あれ」
ミカサ「…なんの夢を見てたっけ」ポカーン
クリスタ「あっ、起きた?」
ミカサ「…あぁ、クリスタ」
アニ「おはようミカサ」
サシャ「随分と起きなかったので心配しましたよ!」
ミカサ「ごめん、」
ユミル「いいってことよ!」ニカッ
どうやらこの場にいるのは女子だけらしい。
あれからどうなってるのだろう。
ミカサ「私あれからどうなった?」
アニ「…あれからって?」
ミカサ「…ほら、野活で…」
ミーナ「あはは、ミカサ寝ぼけてる?」ケケケ
ミカサ「…?」
クリスタ「もー、野活はもうとっくに終わったよ?」
ミカサ「…え?」
サシャ「今は学校の保健室です!体育の時にミカサはボールが頭に当たって倒れたので皆でお見舞いに来たんですよ!」
ミカサ「え?」
何がどうなってるの?
わからない、わからない……。
ピロリン♪
ミカサ「…?」
ミーナ「お、メール来てるよ。見てみたら?」
ポチッ
ケニー『知ってるか?レイス家って記憶の改ざんが出来るらしいぜ(︎︎︎✌︎)』
ミカサ「…」
ゾッとした。
パコッ
ミカサ「…(見なかったことにしよう)」
考えないようにしよう。
私はこの一見をなかったことにした。
ーーーーー
ーー
その頃一方、エレンでは?
エレン「はぁああミカサに何かあったらどうしよう」ブツブツ
アルミン「もー、今女子が様子見に行ってるから大丈夫だって。ね?」ニコ
エレン「そうだっけ?」
マルコ「そうだよ、忘れたのか?」
ジャン「ハッ、とうとう頭おかしくなっちまったか?」
マルコ「ジャン!その言い方はよせよ」
ジャン「す、すまん」
エレン「…ミカサ」ギュッ
エレン「(…俺、さっきまで野活に行ってた気がするんだけど、気のせいか?それに、ミカサは無事か?)」
ーーーーー
ーー
ピロリン♪
ケニー『あと、イェーガー家は記憶の改ざんはあまり効かないらしいぜ!東洋とアッカーマンよりかは効くらしいけどな!』
ーーーーー
ーー
-
- 61 : 2020/01/19(日) 22:46:41 :
-
今どうなってるの!?
情報をまとめるコーナーぁあああああ
Chiho「説明しよう!!!」シュバッ
Chiho「どうも皆さん、この作品を読んでいただきありがとうございます」ペコリ
Chiho「このコーナーは わかりにくいような所を説明するコーナーである!!そのまんまだね!!」
(?)アッカーマン家とは
・王に使えた一族。
・覚醒すると凄い強くなる(語彙力)
・リヴァイ、ケニー、ミカサの父親は覚醒済み。
・記憶の改ざんが効かない
(?)東洋人とは?
・ミカサの母親の一族。
・ここではヒィズル国の国民のこと。
・記憶の改ざんが効かない
(?)イェーガー家とは?
・エレン一家の一族。
・いつの時代も自由を求め、戦うことを使命とされている。
・記憶の改ざんが効きにくい、
(?)パラディ島とは?
・ミカサ達が住んでいる島のこと。
・この島の住人達は原作とは違い、他の国のことや様々な文化を知っている。
(?)レイス家とは?
・パラディ島の真の王家。
・アッカーマン、東洋、イェーガーを除く全ての人類の記憶を改ざん(※上手いこと書き換えたり、消したりなんやかんや)することが出来る。
・一部の人間しかレイス家の存在は明かされていない。
・レイス家もアッカーマンと同じで、覚醒しなければその記憶の改ざん能力は使えない。なんだそりゃ。てかなんなんだこの設定。自分でも笑えてきた
(?)ユミルの民
・ここで指すユミルとはクリスタと仲がいいユミルとは別の人間のこと。
・ユミルは、レイスと強い関係があったとされている。
・ユミルの民はレイスが記憶をいじれる全ての人類のこと。
(?)他の一族。(例:アルレルト一族、レオンハート家)
・彼らは太古に素晴らしい出来事を起こした英雄の一族、一家である。
・一般市民と同じ扱いだけど、階級は高い。自分でもなにいってるかわからない。
・彼らの使命はまだ明かされていない。
(?)〝あの計画〟とは?
・まだ明かされていない。
・どうやらレイス家やらイェーガーやらアルレルト達がミカサの近くに集まっていることから、ミカサに何か関係があると推測される。
(?)ミカサが見る予知夢について
・まだ明かされていない。
(?)なんでマルミナを途中で入れたの?
・気分です
(?)ミカサはエレンが好きなの?
・ヒント→これエレミカの作品
・いやぁ、でも難しいところにいるんじゃないでしょうか?
・必要不可欠な存在ではあるんでしょう。
(?)何か一言
・勉強がおヤバいです。
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