この作品は執筆を終了しています。
失われた痛みはいつまでも疼く エレクリ
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- 1 : 2018/01/21(日) 23:36:47 :
- どうもせるれです!
今回は、エレンが悲しい目にあう作品です!(多分)
MGSV:TPP作中内に幻肢痛という病があったので使わさせていただきました。
作品全体として、
●...バットエンド
●...エレン x クリスタ
●...エレンの余命が一ヶ月
●...時期は高校一年生末(...エレンの誕生日が3/31。余命宣告が3/1となります。)
このような作品の流れでやっていきたいと思います。
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- 2 : 2018/01/21(日) 23:38:11 :
ある所に病気で四肢を切断してしまった者がいた。
幻肢痛・・・
この言葉の意味は、四肢を切断した者に起きる疼痛である。
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- 3 : 2018/01/21(日) 23:41:16 :
「いつになったら、この痛みがなくなるんだろう」
一人、病院のベットで嘆く。
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- 4 : 2018/01/21(日) 23:41:57 :
「どうして僕は、自由に動く事が許されないのだろう」
「教えてくれ、何の為にこの世に生を受けたのか」
「どうしたら、あの鳥の"自由の翼"に手が届く」
「いつまで、地を這い蹲っていればいいんだ」
「教えてくれ・・・」ポロポロ
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- 5 : 2018/01/21(日) 23:42:33 :
嘆き嘆いても、何も起こりはしない。
嘆いても、彼の失くした痛みがいつまでも疼く。
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- 6 : 2018/01/22(月) 00:04:25 :
「」ガラッ
「おはよー、エレン」
「・・・・」
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- 7 : 2018/01/22(月) 00:04:54 :
少年の名は、"エレン・イェーガー"
そして、彼の担当医がハンジである。
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- 8 : 2018/01/22(月) 00:05:35 :
エレン「・・・なんですか」
ハンジ「今日も元気ないか・・・」
エレン「・・・用がないなら、一人にさせてください」
ハンジ「・・・いい知らせだ。」
エレン「!!」
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- 9 : 2018/01/22(月) 00:06:28 :
ハンジ「・・・一ヶ月の外出を許可できる」
エレン「・・・いいんですか?」
ハンジ「・・・ああ」
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- 10 : 2018/01/22(月) 00:07:46 :
エレン「!(まさか・・・嘘だろ)なら行きます」
エレンは、この外出許可に何らかの意味がある事を悟った。
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- 11 : 2018/01/22(月) 00:08:58 :
ハンジ「(私はまた・・・人の命を救えないのか・・・)」
-外-
エレン「さっき残念な顔してたな・・・まさかだが・・・いや、今は考えないでおこう」
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- 12 : 2018/01/22(月) 00:09:41 :
彼は高校生である。
彼の両親は生まれる前に亡くなってしまった。
彼は、リヴァイという男に育てられ、共に過ごした。
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- 13 : 2018/01/22(月) 00:10:40 :
-学校-
キース「今日、再びこのクラスへ帰ってくる者がいる。・・・皆もわかっているだろう、イェーガーが帰ってきた。」
皆「おぉー!!」
キース「イェーガーよ、入って良いぞ」
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- 14 : 2018/01/23(火) 00:07:21 :
「」ガラッ
エレン「今まで迷惑をかけて、すみませんでした」
キース「謝るな、イェーガーよ」
エレン「しかし・・・」
「謝んなくていいぞー!」
「気にすんなって!」
エレン「お前ら・・・」
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- 15 : 2018/01/23(火) 00:09:23 :
アルミン「・・・エレン!」
エレン「アルミン・・・」
ミカサ「私もいる。よく帰ってきてくれた・・・」ポロポロ
エレン「ミカサ・・・悪かった」
ライナー「よく帰ってきた、エレン」
ベルトルト「本当だね」
エレン「おぉ、お前ら」
アニ「元気だったかい」ヒョコ
エレン「アニまで・・・」
クリスタ「私もいるよ!」ピョンピョン
ユミル「(天使・・・)帰ってきたか、死に急ぎ野郎」
コニー「よぉ、エレン!」
サシャ「エレン!食べ物ください!」ヨダレタラー
ジャン「今まで、お前がいなくてつまんなかったぜ死に急ぎ野郎!」
マルコ「もう・・・正直じゃないねジャン。エレン、おかえり」
エレン「みんな・・・ありがとうな」ポロポロ
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- 16 : 2018/01/24(水) 22:33:48 :
ライナー「お前は泣くなんて、柄じゃねえな」ハハハ
ユミル「だな、死に急ぎ野郎らしくねえな」
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- 17 : 2018/01/24(水) 22:34:18 :
キース「どうだ、久しぶりのこいつらは」
エレン「・・・最高です!」ポロポロ
エレンは、久しぶりにクラスの皆と顔を合わせられた。
しかし、一向にエレンの幻肢痛が止まない。
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- 18 : 2018/01/24(水) 22:35:22 :
-家-
エレン「ただいま!」
リヴァイ「おう、どうだったんだ?」
エレン「それが・・・」カクカクシカジカ
リヴァイ「!・・・そうか」
エレン「・・・」
リヴァイ「・・・今は気にするべきじゃないだろ。今を楽しめ」
エレン「・・・うん」
リヴァイ「(やっぱり、元気がないな・・・明日あたり、ハンジを通してエルヴィンから何かありそうだな)」
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- 19 : 2018/01/24(水) 22:36:54 :
-翌日-
エレン「(今日も一日、頑張るか・・・)」
アルミン「エレン!おはよ・・・エレン?」
エレン「(でも、仮に倒れたらどうするか)」
アルミン「エレン!」
エレン「うおっ!アルミンか」ハハ
アルミン「反応しないからだよ!一体、どうしたんだい?」
エレン「・・・何でもないぞ」
アルミン「そう・・・(エレン・・・何か考えてるな)でも、今は学校に着く事を優先しよう」
エレン「そうだな」
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- 20 : 2018/01/24(水) 22:38:17 :
-教室-
「」ガラ
エレン「おはよう」
アルミン「おはよー」
ライナー「お、エレンか!おはよう」ハハ
ベルトルト「おはよう、二人とも」
アニ「おはよー」ボー
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- 21 : 2018/01/24(水) 22:38:44 :
クリスタ「おはよ!」ニコッ
アルミン「(天使・・・)」
ユミル「(goddess・・・)」
ライナー「(結婚したい)」
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- 22 : 2018/01/24(水) 22:39:13 :
エレン「・・・そういえば、ミカサがいねえな」
アルミン「ジャンから逃げてるよ」
エレン「そうか・・・」
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- 23 : 2018/01/24(水) 22:39:54 :
「」ガラッ
キース「貴様ら!席につけ!」
皆「」スタスタ
キース「いきなりで悪いがイェーガー、校長室へ行ってくれ」
エレン「・・・!わかりました」
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- 24 : 2018/01/24(水) 22:41:19 :
キース「さて、イェーガーが行ったところで、貴様らに説明しなければならない事がある」
ザワザワ
「なんだろうな?」
「わりぃー事じゃなけりゃいいけどな」ケラケラ
ライナー「気になるな・・・」
ベルトルト「エレンの事かな?」
アニ「どうだろうね」
コニー「何があったんだ!」
サシャ「そんなこと、気にしない方がいいですよ!」
コニー「おう!そうだな!」
マルコ「(バカだな・・・こっちにいるのもだけど)」アキレ
ジャン「ミカサミカサミカサミカサミカサミカサミカサミカサミカサミカサミカサミカサ」メイソウ
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- 25 : 2018/01/24(水) 22:42:25 :
アルミン「(まさか・・・でもそんなことは・・・)」
キース「イェーガーの事だが・・・病気の悪化が酷く、鎮痛剤ですら効き目を失いつつある・・・そこで、みなに一つだけ知ってもらわなければならない事がある」
ライナー「焦らさず早くしてくれよ・・・」
ベルトルト「まぁまぁ・・・」
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- 26 : 2018/01/24(水) 22:43:02 :
キース「イェーガーに余命を宣告された・・・」
皆「!!」
「なんだって!?」
「あいつが?嘘だろ!」
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- 27 : 2018/01/24(水) 22:43:57 :
ライナー「おい・・・冗談だよな」
ベルトルト「・・・冗談であってほしいね」
アニ「冗談だよね・・・?」
クリスタ「え・・・嘘」
コニー「なあ、これってわからないのは俺がバカだからじゃないよな!」
サシャ「私もわかりません!」
ユミル「・・・ちょっと黙っていてくれ、バカ」
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- 28 : 2018/01/24(水) 22:45:19 :
アルミン「(やっぱりか・・・)余命判決は・・・」
キース「・・・一ヶ月だ」
アルミン「!?なんだと・・・」ゼツボウ
エレン・・・彼に課せられた余命とは、一ヶ月の宣告であった・・・。
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- 29 : 2018/01/24(水) 22:53:48 :
幻肢痛とは・・・
脊髄に送られてくる求心性インパルスによって幻肢の発現を抑制している。
ところが"幻肢痛"となると、末梢神経および中枢神経において発生するインパルスによって生じるものである。
怪我や病気によって四肢を切断した患者の多くが体験する、難治性の疼痛。
別名をファントムペイン、又はファントムリムとも言う。
彼の持つ病気は、"幻肢痛"とは別に、今まで救われなかった病に蝕まれていた。
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- 30 : 2018/01/25(木) 21:30:18 :
- ハッピーエンドですか?それともバッドエンドですか?答えられなければ大丈夫ですよ〜
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- 31 : 2018/01/25(木) 21:54:29 :
- >>30さんありがとうございます!
今のところだと・・・バッドかなと思ってますー!
間とって、Aルート(ハッピー)とBルート(バッド)を書いてみるのもありだなと考えているので、まだ分からないですね!
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- 32 : 2018/01/27(土) 22:17:40 :
-校長室-
エルヴィン「突然だが呼び出してすまない」
リヴァイ「構わない」
ハンジ「私もだ・・・」
エレン「これは・・・一体」
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- 33 : 2018/01/27(土) 22:19:04 :
エルヴィン「率直に言おう、君も感づいているだろう。君の外出許可についてだ」
エレン「!・・・はい」
ハンジ「そこからは、僕が説明するよ」
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- 34 : 2018/01/27(土) 22:21:13 :
エルヴィン「いいのか?」
リヴァイ「こいつがやるって言ったんだろ、信じろ」
エルヴィン「ああ、わかった」
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- 35 : 2018/01/27(土) 22:23:38 :
ハンジ「(ありがとう、リヴァイ)・・・エレン、早速だけど・・・」
エレン「・・・覚悟は出来てます」
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- 36 : 2018/01/27(土) 22:24:12 :
ハンジ「君に外出許可した件の事だ」
エレン「・・・はい。」
ハンジ「・・・率直に言おう、君に余命が下された」
エレン「・・・!」
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- 37 : 2018/01/27(土) 22:24:53 :
リヴァイ「(やっぱりこうなっちまったか・・・)」
ハンジ「・・・すまない、全て僕のせいだ」
エレン「・・・そんなことないですよ」ポロポロ
ハンジ「君を救えなかったのは事実だ、全て僕が悪いんだ!」
エルヴィン「やめろ、ハンジ。冷静になれ」
ハンジ「!エルヴィン・・・悪かった」
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- 38 : 2018/01/27(土) 23:09:22 :
エレン「最初からわかっていた・・・治らないんだって。そう考えるだけで色んなものがこみ上げてくる」ポロポロ
エルヴィン「(やはり、少し荷が重かったか・・・)」
ハンジ「(・・・)」
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- 39 : 2018/01/27(土) 23:09:57 :
リヴァイ「お前の人生は、それで終わりか?」
エレン「えっ・・・?」ポロポロ
リヴァイ「お前の今までを側で観てきて、何一つ弱音なんか吐かなかった。しかし、治らないと誰が言った?誰も助ける術が無いとは言ってないだろ」
ハンジ「・・・!」
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- 40 : 2018/01/27(土) 23:10:49 :
エレン「・・・でも」ポロポロ
リヴァイ「運命に従う事は簡単だ。だが、運命に変えることはとても難しいはずだ。しかし、お前なら変える事ができるだろう」
エレン「・・・!!」ポロポロ
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- 41 : 2018/01/27(土) 23:11:41 :
リヴァイ「なら、これからどうすればいいかわかるだろう」
エレン「・・・ありがとう、リヴァイ」ポロポロ
リヴァイ「(お前の父、グリシャが言っていたことだ・・・)」
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- 42 : 2018/01/27(土) 23:12:46 :
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グリシャ「あと一年したら、カルラの中にいる子を託すとしよう」
リヴァイ「俺にか?あんたはどうするんだ」
グリシャ「カルラと共に永い眠りにつくとしよう」
リヴァイ「!そんな馬鹿な事はやめろ」
グリシャ「止めないでくれ、リヴァイ」
リヴァイ「子の顔も知らずに先に逝っちまうのか!」
グリシャ「そうだろうな・・・ただな、リヴァイ。運命に従う事は簡単なのだよ。難しいのは運命を変えることだ。」
リヴァイ「運命を変えることなんてできるのか?」
グリシャ「ああ。少なくともこの子は変えることが出来ると、私は信じている。」
リヴァイ「・・・そうか」
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- 43 : 2018/01/27(土) 23:13:44 :
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リヴァイ「(あれから16年経った・・・本当にあれで良かったのか)」
エルヴィン「(リヴァイ・・・)話はこれで以上だ」
ハンジ「・・・ああ」
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- 44 : 2018/01/27(土) 23:14:26 :
エレン「ハンジさん、僕頑張りますよ!」
ハンジ「ああ。(僕はどうすればいいんだ・・・こんな自信の無い医者に見てもらいたいという患者はいるのだろうか)」
エレン「では、教室に戻りますね!」スタ スタ
エルヴィン「ああ、いいぞ」
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- 45 : 2018/01/27(土) 23:15:08 :
リヴァイ「・・・いったな」
エルヴィン「よくやってくれたよ、リヴァイ」
リヴァイ「それより、おいクソメガネ。何迷ってやがる」
ハンジ「・・・ああ、エレンの事でね」
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- 46 : 2018/01/27(土) 23:15:46 :
リヴァイ「てめえがそんなんじゃ、あいつも救われねえだろうな」
ハンジ「・・・そうだろうね」
リヴァイ「本当にそんなんでいいのか?」
エルヴィン「よせ、リヴァイ」
リヴァイ「ああ」
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- 47 : 2018/01/27(土) 23:17:04 :
エルヴィン「いいか?ハンジ」
ハンジ「・・・なんだい」
エルヴィン「お前は、彼の命を背負っている。お前が悩むのもわかる。しかしだ、そんなに迷っていては彼にも不安がらせてしまうぞ。時間が経つにつれ、決断する意志が薄れ、手遅れになる。お前はそれをわかっていて医者になったのではないか?」
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- 48 : 2018/01/27(土) 23:17:37 :
ハンジ「!・・・そんなの、わかっていたさ」
リヴァイ「ならそうすりゃあいいじゃねえか」
ハンジ「もう何が正しいのかわからないんだよ!!」
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- 49 : 2018/01/27(土) 23:18:11 :
エルリヴァ「!!」
ハンジ「僕が彼の全てを奪った!この気持ちがわかるか!彼の日常、笑顔まで奪ってしまった!この手で!全てだ!」
エルヴィン「なら尚更、救わなければならないだろう」
ハンジ「何故!?僕が彼の全てを奪ったんだ!僕にはもう、彼を救う資格は無いよ・・・」
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- 50 : 2018/01/27(土) 23:19:12 :
リヴァイ「あいつの全てを奪って、逃げるのか?」
ハンジ「・・・え?」
リヴァイ「最期まで責任をとってやらずにどうするんだ。てめえが諦めたら、あいつが救われねえだろ」
ハンジ「・・・!」
リヴァイ「・・・やっと気づきやがったか」
エルヴィン「そのようだな」
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- 51 : 2018/01/27(土) 23:19:32 :
今日はここまで!
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- 52 : 2018/01/31(水) 07:11:29 :
- 期待です!
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- 53 : 2018/01/31(水) 08:03:48 :
- 先日は見に来ていただいてありがとうございます!兵長カッコよすぎる…続きに期待です、頑張ってください
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- 54 : 2018/01/31(水) 19:36:06 :
- >>52さん、ありがとうございます!
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- 55 : 2018/01/31(水) 19:36:35 :
- >>53さん、こちらこそありがとうございます!
頑張ります!
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- 56 : 2018/02/01(木) 08:38:42 :
- 期待です!
自分はバッドエンド見慣れてないので泣くかもしれません笑
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- 57 : 2018/02/01(木) 17:32:33 :
- >>56さん、ありがとうございます!
バッドにしたくは無いんですが・・・
今のところだとバッドルートですかねえ(笑)
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- 58 : 2018/02/02(金) 23:33:25 :
よく見たら全然書いてなかった!
申し訳ないです!
なので少し投下します!
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- 59 : 2018/02/02(金) 23:35:53 :
-教室-
「」ガラッ
皆「!!」
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- 60 : 2018/02/02(金) 23:36:51 :
エレン「どうしたんだ?皆、そんな悲しい顔して」
アルミン「(エレン・・・君の事だよ)」
ミカサ「(くっ・・・)」
ライナー「(悔しいが、何もできねえ・・・)」
ベルトルト「(何も出来ない・・・)」
アニ「(・・・)」
クリスタ「(エレン・・・)」
ユミル「(この状態じゃあいつの顔も見れねえな・・・)」
ジャン「(本当に死に急いでんじゃねえか・・・)」
マルコ「(とてもじゃないけど、力になれない・・・)」
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- 61 : 2018/02/02(金) 23:37:20 :
キース「・・・イェーガー」
エレン「どうしたんでしょうか?」
キース「お前の余命の事を彼等に教えた」
エレン「!!」
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- 62 : 2018/02/02(金) 23:37:53 :
キース「その結果がこれだ・・・」
エレン「そういう事だったんですね・・・」
キース「すまない・・・」
エレン「いえ、いいんですよ。それより皆、そんなにシーンとしねえで過ごそうぜ」
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- 63 : 2018/02/02(金) 23:38:23 :
シーン
アルミン「(そ、そうだ!ここで説得すれば・・・)」
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- 64 : 2018/02/02(金) 23:38:57 :
エレン「お前ら、俺があと一ヶ月で死ぬって思ってるだろ?安心しろ!俺はまだ死ぬつもりはねえ!」
ミカサ「エレン・・・」
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- 65 : 2018/02/02(金) 23:40:08 :
アルミン「・・・皆聞いてくれ。
今こうして、エレンが必死に皆を元気にしようとしてる。皆はエレンの死を覚悟したはずだ。でも、まだそうと決まったわけじゃない」
皆「!!」
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- 66 : 2018/02/02(金) 23:40:37 :
アルミン「誰も治らないとは言ってない。何故なら、今生きているから。生きている限り、治す術が必ずあるはずだ」
エレン「(アルミン・・・)」
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- 67 : 2018/02/02(金) 23:41:52 :
アルミン「だから、エレンに力を貸そうよ・・・たった少しでも、エレンの為になるように皆で頑張ろうよ!」
皆「おお!」
オレモテツダウゼ!
オレモオレモ!
ライナー「流石はアルミンだな・・・」ハハハ
ベルトルト「本当だね・・・」
アルミン「褒めても何も出ないさ」
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- 68 : 2018/02/02(金) 23:42:20 :
ミカサ「やはりエレンの親友」
アルミン「エレンがこうなった時、絶対こうするだろうしね・・・」ハハハ
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- 69 : 2018/02/02(金) 23:44:03 :
エレン「(何でだろう・・・アルミンがリヴァイに見えた)ありがとな、アルミン」
アルミン「礼はいいよ。今は少しでも治せるように頑張ろう」
エレン「おう!」
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- 70 : 2018/02/02(金) 23:44:57 :
クリスタ「エレン!」
エレン「おぉ!クリスタ!」
ユミル「私を忘れるな、死に急ぎ野郎」
エレン「ユミル!」
クリスタ「何かあったら私に相談してね?」ウワメヅカイ
エレン「(可愛い・・・)あ、ああ!」
ユミル「私のクリスタに手を出したら潰す」
エレン「お、おう・・・」
キース「(グリシャよ・・・お前の息子は幸せだな・・・)」
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- 71 : 2018/02/02(金) 23:46:36 :
- 今日はここまで!
次の投下はエレンに春が訪れる!?
お楽しみに!
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- 72 : 2018/02/03(土) 08:14:14 :
- 期待です!p(^_^)q
クリスタの上目づかいって破壊力すごいんだろうなぁ、、、笑
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- 73 : 2018/02/03(土) 14:32:05 :
- >>72さん、ありがとうございます!
クリスタの上目遣いは、ライナーが出血多量で死ぬ程の威力です。
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- 74 : 2018/02/04(日) 22:00:39 :
今同時に進めてるエレアニの作品は少しお休みさせていただきます!
その間、こちらの方を書いていきたいと思います!
ちなみにCPどうしましょう・・・(笑)
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- 75 : 2018/02/04(日) 22:37:19 :
エレンは、この後に起こる悲劇を
まだ知る由もなかった。
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- 76 : 2018/02/04(日) 22:38:02 :
-放課後-
エレン「アルミン!帰ろうぜ!」
アルミン「う、うん(何か嫌な予感する・・・)」
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- 77 : 2018/02/04(日) 22:38:44 :
エレン「?早く行こうぜ?」
アルミン「そ、そう言えばミカサがいないよ?」
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- 78 : 2018/02/04(日) 22:39:27 :
エレン「用事があるみたいだぞ?」
アルミン「そ、そっか。じゃあ行こうか」
エレン「ああ!」
アルミン「(なんだろう・・・本当に嫌な予感がする)」
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- 79 : 2018/02/04(日) 22:40:33 :
- upする瞬間を始めてみました。
CPですか?むふふ( ´艸`)エレクリ推しですよ笑
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- 80 : 2018/02/04(日) 22:42:06 :
- >>79さん、ありがとうございます!
おっ、upする瞬間!レアですねぇ(笑)
そうですね!エレクリにしますか!
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- 81 : 2018/02/04(日) 22:42:40 :
-数分後-
エレン「疲れちまったな・・・」ハァハァ
アルミン「(・・・ん?)大丈夫?休憩するかい?」
エレン「いやいいぞ、早く帰r....っ!」
アルミン「!?エレン!大丈夫かい!」
エレン「息が・・・うぐっ・・・」バタン
アルミン「エレン!?おい!しっかりしろエレン!」ユサユサ
-
- 82 : 2018/02/04(日) 22:44:25 :
アルミン「誰か!助けてください!」
------
-----
----
---
--
-
タスケテクダサイ!
ライナー「ん?あの声はアルミン!」
ベルトルト「行ってみよう」
-
- 83 : 2018/02/04(日) 22:44:56 :
クリスタ「今、アルミンの声が聞こえなかった?」
ユミル「確かにな、ちょっと行ってみるか」
クリスタ「う、うん!」
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- 84 : 2018/02/04(日) 22:45:23 :
---------------
アルミン「くそッ!周りに人がいない!」
タッタッタッ
アルミン「あれは・・・!ライナー達か!」
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- 85 : 2018/02/04(日) 22:45:55 :
ライナー「おーいアルミン!ってエレンが倒れてんじゃねえか!」
アルミン「ああ!救急車を呼んでほしい!」
ライナー「わかった!ベルトルト!」
ベルトルト「わかってるよ!」
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- 86 : 2018/02/04(日) 22:47:00 :
タッタッタッ
クリスタ「どうしt....エレン!!」
ユミル「どういう状況だ!」
アルミン「急に倒れたんだ!」
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- 87 : 2018/02/04(日) 22:47:46 :
ライナー「説明は後だ!今は救急車が来るまで、心肺蘇生するしかねえぞ!」
アルミン「うん!」スッ
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- 88 : 2018/02/04(日) 22:48:12 :
-数分後-
ピーポーピーポー
ライナー「きたぞ!」
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- 89 : 2018/02/04(日) 22:48:48 :
救急隊「傷病者を担架に乗せます!手伝ってください!」
ライナー「お前ら、エレンを抱えあげるぞ!」
皆「ああ!(うん!)」
エレンは救急車で運ばれ、病院へと搬送された。
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- 90 : 2018/02/04(日) 22:49:25 :
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-病院-
ハンジ「エレンが・・・倒れた?」
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- 91 : 2018/02/04(日) 22:49:58 :
アルミン「はい!倒れる前に動悸がありました」
ハンジ「そうか・・・ありがとう」
アルミン「はい!」
ハンジ「(リヴァイとエルヴィンを呼ぶか)」
ハンジ「(まずは手術だ・・・何としてでも救ってみせる!)」
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- 92 : 2018/02/04(日) 22:50:28 :
-数時間後-
リヴァイ「おいガキ共・・・これはどういう状況だ・・・」
エルヴィン「口が悪いぞ、リヴァイ」
リヴァイ「チッ・・・」
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- 93 : 2018/02/04(日) 22:51:05 :
アルミン「今は緊急手術中です!ハンジさんがついています!」
リヴァイ「!あいつがやってんのか!」
エルヴィン「今は兎に角、無事を祈るしかないな」
リヴァイ「ああ・・・(負けんなよ・・・エレン)」
-
- 94 : 2018/02/04(日) 22:51:30 :
-二時間後-
ピカンッ
皆「!!」
-
- 95 : 2018/02/04(日) 22:51:56 :
アルミン「手術中の光が消えた!」
「」バァン!
ハンジ「あぶなかったな・・・」
-
- 96 : 2018/02/04(日) 22:52:49 :
リヴァイ「ハンジ!エレンはどうした!」
ハンジ「落ち着いて、リヴァイ」
エルヴィン「今は冷静になるんだ」
リヴァイ「・・・悪かった」
-
- 97 : 2018/02/04(日) 22:53:28 :
ハンジ「とりあえず、一命は取りとめた・・・」
皆「!!!!」
-
- 98 : 2018/02/04(日) 23:00:34 :
ハンジ「だけど・・・」
-
- 112 : 2018/02/04(日) 23:02:57 :
- はい!今日はここまで!
無事緊急手術を終えたエレン!
しかし、ハンジは残念な顔を浮かべる!
一体何があった!?
次回は、本当にエレンに春が訪れる!
-
- 113 : 2018/02/04(日) 23:06:48 :
ついに私の所にも荒らしが!?
編集するの疲れちゃうよ(笑)
-
- 126 : 2018/02/04(日) 23:31:02 :
- 流石に非表示にするのもかったるいので!
コメント許可を設定させてもらいました。
見ている方々、ご迷惑をお掛けします・・・
感想などはグループやブログにお願いします!
-
- 127 : 2018/02/04(日) 23:39:51 :
↓グループはこちら!
http://www.ssnote.net/groups/2562
-
- 128 : 2018/02/05(月) 22:01:21 :
今日も投下します!
-
- 129 : 2018/02/05(月) 22:11:28 :
ハンジ「いつ起きるかわからない・・・」
アルミン「え・・・」
ライナー「嘘だろ・・・」
ベルトルト「なんだって・・・」
クリスタ「そんな・・・」
ユミル「あいつ・・・」
-
- 130 : 2018/02/05(月) 22:16:01 :
リヴァイ「くそッ・・・!」ガンッ
エルヴィン「リヴァイ!感情的になるな!そうなった所で意味は無い!」
リヴァイ「チッ・・・」
-
- 131 : 2018/02/05(月) 22:33:03 :
ハンジ「ただ、エレンが倒れた原因が分かった」
皆「!!」
-
- 132 : 2018/02/05(月) 22:33:35 :
ハンジ「彼が倒れた原因は・・・
"特発性拡張型心筋症"っていう病気のせいなんだ・・・」
-
- 133 : 2018/02/05(月) 22:34:28 :
エルヴィン「・・・なっ!?」
リヴァイ「知ってるのか?エルヴィン」
エルヴィン「ああ・・・」
アルミン「僕も知ってます・・・」
ライナー「アルミンも知ってんのか!」
ユミル「物知りだな・・・」
-
- 134 : 2018/02/05(月) 22:35:32 :
エルヴィン「しかしこの病・・・根本的療法は心移植以外にない・・・」
リヴァイ「・・・は?」
ハンジ「その通りだ。・・・死因の多くは心不全、不整脈。これにおいては長期の療法が必要だ・・・」
-
- 135 : 2018/02/05(月) 22:36:30 :
アルミン「しかし、余命は一ヶ月を切っている・・・」
ハンジ「そうだ・・・後はエレン次第で決まる・・・」
-
- 136 : 2018/02/05(月) 22:37:04 :
クリスタ「じゃ、じゃあエレンはどうすればいいんですか!」
ハンジ「悪いけど・・・どうしようもないんだ」
リヴァイ「チッ・・・(グリシャ・・・お前はこんな窮地の中でも、運命は変えられると言うのか)」
クリスタ「(エレン・・・)」ギュッ
-
- 137 : 2018/02/05(月) 23:49:22 :
-----------------
-病室-
エレン「」
クリスタ「エレン・・・」ギュッ
-
- 138 : 2018/02/05(月) 23:50:02 :
-----------------
「・・・れん!」
「エレン!」
-
- 139 : 2018/02/05(月) 23:50:31 :
エレン「・・・ん?ここはどこだ?」
「ここはあなたの心の中よ」
エレン「あなたは・・・?」
-
- 140 : 2018/02/05(月) 23:51:03 :
「あなたのお母さんよ」
エレン「・・・って事は、リヴァイが言ってたカルラ・・・?」
カルラ「そうよ!」
-
- 141 : 2018/02/05(月) 23:51:27 :
エレン「・・・で、こっちにいるのがグリシャ・・・?」
グリシャ「そうだ。リヴァイから聞いているはずだ」
エレン「うん・・・リヴァイから聞いたよ」
-
- 142 : 2018/02/05(月) 23:52:42 :
グリシャ「なら運命の話も聞いたか」
エレン「運命?・・・あっ!そういえば言ってたな・・・」
グリシャ「私は、お前が運命を変えることができると信じている」
カルラ「私も信じてる。エレン」
-
- 143 : 2018/02/05(月) 23:54:06 :
エレン「じゃあ、俺はどうすればいいんだ?
病で手を失い、足を失い、自由に過ごせなくなってしまった・・・
この失くした痛みがいつまでも疼く・・・」
カルラ「・・・」
グリシャ「・・・」
-
- 144 : 2018/02/05(月) 23:55:21 :
エレン「こんな不自由な生活に転機など訪れなかった・・・
俺はこう考えたよ・・・
いっそ、"死んでしまえばいいんだ"と。
そうすれば、知らない親の顔も見れる。
リヴァイにも迷惑が掛からない。
-
- 145 : 2018/02/05(月) 23:56:29 :
"翼"をもがれた鳥のように・・・
永遠に地を這い続ける・・・
あの時の希望の光とは違って、
絶望の光へと変貌してしまった」
-
- 146 : 2018/02/05(月) 23:57:00 :
グリシャ「なら、お前はそう簡単に諦めて生きる事を辞めるのだな」
エレン「こんな"身体"で生きるなら辞めてえよ」
-
- 147 : 2018/02/05(月) 23:59:33 :
グリシャ「リヴァイも言ったはずだ。
諦めたら、今までやってきた事が無駄になると。
お前はそんな弱い男じゃないだろ。
簡単に諦めるような男じゃないだろ。
何の為にお前は自由を求めた?
あの時、どう思って希望の光を感じた?
お前が死んだら、
今までお前を支えてきた者に、
悲しみを生ませてしまうだろう。
ならお前は、生きなければならない。
お前にどんな苦難が待ち構えていようと、
お前を支えてくれる"仲間"と共に、
それを乗り越えるんだ。
まだお前は、死んではいけない。
こっちに来てはいけないのだ。
運命に従うのは簡単だ。
だが、
運命に抗う事は、
不可能に等しい。
でもお前なら変えられると信じている。
行ってこい、エレン!」
-
- 148 : 2018/02/06(火) 00:00:19 :
エレン「」ポロポロ
カルラ「全部、言われちゃった」ポロポロ
-
- 149 : 2018/02/06(火) 00:01:02 :
エレン「父さん、母さん、ありがとう」ポロポロ
カルラ「いいのよ」ポロポロ
グリシャ「初めて、息子に父さんと言われたな」ニッ
カルラ「そうね」ポロポロ
-
- 150 : 2018/02/06(火) 00:01:29 :
グリシャ「帰ってくるなよ?」ハハハ
エレン「わかってるよ!」ポロポロ
-
- 151 : 2018/02/06(火) 00:02:17 :
グリシャ「ほら、あっちでみんなが待ってるぞ」
カルラ「仲良くするのよ!」ポロポロ
エレン「ああ・・・」ポロポロ
-
- 152 : 2018/02/06(火) 00:03:08 :
エレン「・・・ありがとう。
これで進むべき道が見えた気がする。
今なら全てを変えられそうだ!」
-
- 153 : 2018/02/06(火) 00:05:56 :
-----------------
クリスタ「起きてよ・・・エレン」ポロポロ
-
- 154 : 2018/02/06(火) 21:54:20 :
- いい話だなー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
カルラさんの語数が少なかった、、笑
期待です!
-
- 155 : 2018/02/06(火) 22:00:09 :
- >>154さん、ありがとうございます!
カルラは・・・まあ仕方ないんですよ!(笑)
-
- 156 : 2018/02/06(火) 23:51:02 :
- 少し投下します!
-
- 157 : 2018/02/07(水) 18:39:27 :
- 申し訳ないです!
また寝落ちしてしまいました(笑)
-
- 158 : 2018/02/07(水) 22:36:41 :
- 大丈夫ですか?
無理はしないでくださいね!
-
- 159 : 2018/02/07(水) 22:37:31 :
- エレクリな小学校一緒に見てますよ!笑
-
- 161 : 2018/02/09(金) 19:04:27 :
今日こそ投下します!
-
- 163 : 2018/02/09(金) 23:51:46 :
エレン「はっ!」パチッ
クリスタ「!!エレン!」ギュッ
エレン「く、クリスタ!?くるじぃ・・・」
-
- 164 : 2018/02/09(金) 23:52:08 :
クリスタ「エレン・・・!エレン・・・!」ポロポロ
エレン「(・・・クリスタ)」ナデナデ
-
- 165 : 2018/02/09(金) 23:53:29 :
「」バァンッ!
リヴァイ「エレン!!」
エレン「リヴァイ・・・」
-
- 166 : 2018/02/09(金) 23:54:20 :
アルミン「エレン!良かった・・・」ホッ
ライナー「無事でよかった!」
ベルトルト「本当だよ・・・」
ユミル「死に急ぎすぎだな・・・」
エルヴィン「無事でなによりだ・・・」
-
- 167 : 2018/02/09(金) 23:54:48 :
リヴァイ「エレン!よく頑張った・・・」
エレン「リヴァイ・・・」
-
- 168 : 2018/02/10(土) 00:12:16 :
クリスタ「よかったぁ・・・」ギュ-
エレン「く、クリスタさん?恥ずかしいから離れてほしいんだが・・・///」カァー
-
- 169 : 2018/02/10(土) 00:12:47 :
ライナー「(くっ・・・エレンめ)」ギリギリ
ユミル「(死に急ぎ野郎・・・!)」ギリギリ
クリスタ「だって・・・」プクー
エレン「(可愛い・・・)よしよし」ナデナデ
-
- 170 : 2018/02/10(土) 00:13:47 :
クリスタ「えへへ・・・///」
アルミン「(天使・・・)」
ユミル「(女神・・・)」
ライナー「(・・・結婚したい)」
リヴァイ「(こいつなら、エレンとやっていけそうだな・・・)」
-
- 171 : 2018/02/10(土) 00:16:29 :
エルヴィン「二人の邪魔をするのも悪い、部外者は外に出ていよう」
リヴァイ「そうだな」
スタスタ
-
- 172 : 2018/02/10(土) 00:18:37 :
クリスタ「・・・」
エレン「クリスタ?」
-
- 173 : 2018/02/10(土) 00:18:56 :
クリスタ「エレンが起きてくれなかったらどうなっちゃうんだろうって思っちゃった・・・」
エレン「・・・」
-
- 174 : 2018/02/10(土) 00:19:24 :
クリスタ「エレンはさ、辛くないの?」
エレン「・・・なんでだ?」
クリスタ「エレンの両親の事とか・・・手足の事とか・・・」
-
- 175 : 2018/02/10(土) 00:19:42 :
エレン「・・・確かに悲しいな。でも俺は気にしないと決めた」
クリスタ「どうしてそこまでするの・・・?」
-
- 176 : 2018/02/10(土) 00:21:04 :
エレン「いくら挫折したって
諦めたらそこまでなんだよ。
あの時、何を求めたのかって
改めて考えてみたんだ。
俺はこんな所で何してるんだろうって
こんなとこでへばって
簡単に諦めて死ぬのかって
皆が必死に俺の事を支えてくれているのに
俺はその支えを無駄にしようとしてた。
運命に従う事は簡単なんだ。
だけどな・・・
運命に逆らう事は無理なんだよ。
でも絶対変えられると俺は思ってる。
-
- 177 : 2018/02/10(土) 00:21:48 :
それと・・・
俺の事を思ってくれる"仲間"がいる。
お前らにこれ以上、心配をかける訳には行かない。
俺は、お前らがいるから辛くない」
-
- 178 : 2018/02/10(土) 00:22:30 :
クリスタ「・・・やっぱりエレンは強いね」
エレン「お前らが思ってる程、強くない」
クリスタ「そうかな・・・」
エレン「そうだ」
クリスタ「・・・」
エレン「・・・」
-
- 179 : 2018/02/10(土) 22:21:19 :
クリスタ「え、エレン!」
エレン「なんだ?」
クリスタ「聞いてほしいことがあるんだけど・・・いいかな?」
エレン「いいぞ」
-
- 180 : 2018/02/10(土) 23:49:09 :
クリスタ「・・・最初は凄く暗い人だと思ってた・・・
でも今は全然暗くない。
明るくて、真っ直ぐでカッコいい。
私はそんなエレンの事が・・・スキです!」
-
- 181 : 2018/02/10(土) 23:49:49 :
エレン「最後の方が聞こえなかったな・・・」
クリスタ「・・・好き。私はエレンの事が好き!だから付き合ってください!」カァー
エレン「俺なんかでいいのか?」
クリスタ「エレンじゃないといや!」
エレン「ははっ!そうか」ニカッ
クリスタ「!!///」ドキッ
-
- 182 : 2018/02/10(土) 23:52:19 :
エレン「こんな俺だけど、これからよろしくな?」
クリスタ「うん!(笑った時のエレンかっこいいなぁ・・・///)」
-
- 183 : 2018/02/10(土) 23:53:28 :
----------------
-廊下-
エルヴィン「上手くいったみたいだな」
アルミン「ですね・・・(僕達の天使・・・)」
ライナー「(俺の天使ぃいいいい!)」
ベルトルト「(アニ・・・アニはどこ?)」メイソウ
ユミル「」チーン
リヴァイ「(大人になったな・・・エレン。そいつには心が開けそうだな・・・)」
-
- 184 : 2018/02/11(日) 00:01:43 :
そして・・・
エレンが驚異的な回復力で、完全に治った状態にまで戻った。
それから二週間・・・
-
- 185 : 2018/02/11(日) 21:59:29 :
-----------------
-放課後-
アルミン「そう言えばあと一週間でエレンの誕生日だなぁ・・・」
-
- 186 : 2018/02/11(日) 22:07:01 :
ミカサ「そう。その通り」ヒョコ
アルミン「うわぁ!み、ミカサぁ!?」
ミカサ「何を驚いている」
アルミン「・・・はい」
-
- 187 : 2018/02/11(日) 22:07:31 :
ミカサ「あと一週間でエレンの誕生日。祝わなければ」
アルミン「・・・そうですね」
ミカサ「では、パーティーを開こう」
アルミン「・・・そうですね」
-
- 188 : 2018/02/11(日) 23:18:52 :
ミカサ「アルミン、人を集めてきてほしい」
アルミン「・・・はい」
-
- 189 : 2018/02/11(日) 23:19:30 :
-一時間後-
アルミン「・・・集めてきました」
ミカサ「ありがとうアルミン」
-
- 190 : 2018/02/11(日) 23:23:06 :
ライナー「誕生日会はいつだ?」ワクワク
ベルトルト「アニは?アニはどこ?」メイソウ
アニ「・・・」
ジャン「死に急ぎ野郎の誕生日ジャンwww」ケラケラ
マルコ「うるさいジャン」
ジャン「」チーン
クリスタ「エレンの誕生日会!?絶対いく!」
ユミル「ワタシノクリスタワタシノクリスタワタシノクリスタ」メイソウ
コニー「なんだか知らねえけど、とりあえず叫ぶ!」ギャー
サシャ「ご飯たくさんありますよね!?」
ミカサ「もちろん」
-
- 191 : 2018/02/11(日) 23:23:45 :
アルミン「(・・・何こいつら)」
アルミン「(ゴリラがいて、腰巾着とそばかすが迷走してる・・・怪力女が黙ってて。自虐ネタで潰れる馬と喜ぶ女神・・・胃が・・・!)」キリキリ
-
- 192 : 2018/02/11(日) 23:26:44 :
今日はアルミンが胃が痛くなった所で終わりです!
エレンの余命はあと何日!?
誕生日は一週間後!
さてどうなる!?
次回は、エレンの大切なもの?
お楽しみに!
-
- 193 : 2018/02/12(月) 13:27:51 :
- 楽しみに待ってます!ヽ(^o^)
アルミ胃ンがんばれ笑
-
- 194 : 2018/02/12(月) 17:58:09 :
- >>193さん、ありがとうございます!
アルミンの胃が痛みはじめましたね(笑)
-
- 195 : 2018/02/12(月) 23:37:45 :
投下は15日です!
-
- 196 : 2018/02/17(土) 20:07:07 :
- お久しぶりです!
投下は15日って言ってすみませんでした!
なので今日投下します!
-
- 197 : 2018/02/17(土) 21:24:03 :
アルミン「(だめだ・・・気が持たない)」ハァ
アルミン「(まさか、我々の女神があの鈍感野郎が好きだなんて・・・!)」チラッ
クリスタ「・・・?」キョトン
-
- 198 : 2018/02/17(土) 21:24:28 :
アルミン「(やっぱり天使!)」ダラー
クリスタ「あ、アルミン?」
-
- 199 : 2018/02/17(土) 21:24:55 :
アルミン「・・・ぐへへ」スヤスヤ
クリスタ「よかった・・・寝ちゃっただけかあ」
クリスタ「あと一週間だし、エレンに何かプレゼントを渡さなきゃ!」
-
- 200 : 2018/02/17(土) 21:25:19 :
・・・残り一週間
彼らはまだ、これから起きる悲劇を
知る由もなかった・・・
-
- 201 : 2018/02/20(火) 23:48:36 :
明日辺りに投下しますー
-
- 202 : 2018/02/21(水) 16:19:15 :
- 期待です!(^_^)
-
- 203 : 2018/02/21(水) 16:27:02 :
- >>202さん、ありがとうございます!
-
- 204 : 2018/02/23(金) 23:30:27 :
- 少し投下します!
-
- 205 : 2018/02/23(金) 23:56:54 :
-翌日-
-あと六日-
エレン「眠いな・・・」ウトウト
-
- 206 : 2018/02/23(金) 23:57:24 :
リヴァイ「寝ぼけたまま行くなよ」
エレン「わかってるよ・・・」ウトウト
-
- 207 : 2018/02/24(土) 22:33:01 :
ピンポーン
エレン「お、クリスタか?」
-
- 208 : 2018/02/24(土) 22:33:29 :
リヴァイ「早く行ってこい」
エレン「わかった!行ってくる!」
リヴァイ「気をつけろよ」
-
- 209 : 2018/02/24(土) 22:33:54 :
-玄関-
クリスタ「まだかなあ・・・」
-
- 210 : 2018/02/24(土) 22:34:25 :
「」ガチャ
エレン「わりいな!」
クリスタ「もー!おそいよ!」プクー
-
- 211 : 2018/02/24(土) 22:34:47 :
エレン「ははっ!ごめんな!」ナデナデ
クリスタ「・・・///」カァー
-
- 212 : 2018/02/24(土) 22:35:22 :
二人はあれから一緒に登校している。
エレンは恥ずかしがっているが、
クリスタは自慢したがっている。
彼らはクラスから"バカップル"と呼ばれている。
-
- 213 : 2018/02/24(土) 22:36:01 :
場面は移り、
-教室-
「」ガラッ
エレクリ「おはよー!」
-
- 214 : 2018/02/24(土) 22:36:23 :
アルミン「チッ・・・(バカップルか・・・」ハァ
エレン「聞こえてるぞアルミン」
-
- 215 : 2018/02/24(土) 22:36:58 :
アルミン「はいはい、ごめんなさい」イライラ
ミカサ「エレン、アルミンは今、ストレスのせいでおかしくなっている。許してあげてほしい」
エレン「気にしてねえから大丈夫だぞ」
-
- 216 : 2018/02/24(土) 22:37:35 :
ライナー「」ゴゴゴゴゴ
ベルトルト「ら、ライナー?」
ライナー「毎日、俺たちの女神を連れて学校に来やがる」ゴゴゴゴゴ
ベルトルト「仕方ないよ・・・」
-
- 217 : 2018/02/25(日) 23:49:26 :
ライナー「俺のようなかっこいい・・・」
ユミル「お前じゃ無理だろ」ケラケラ
ライナー「なんだと!?」
-
- 218 : 2018/02/25(日) 23:50:07 :
ベルトルト「・・・」
ライナー「どこがいけない!?」
ユミル「まず、ゴリラだから無理だろ」キッパリ
-
- 219 : 2018/02/25(日) 23:50:34 :
ライナー「」チーン
ベルトルト「・・・またか」ズルズル
-
- 220 : 2018/02/25(日) 23:51:14 :
エレン「今日も平和だな」
クリスタ「平和だねー!」
ミカサ「平和」
アルミン「・・・そうだね(お前が女神を取らなきゃ平和だったよ!!)」
-
- 221 : 2018/02/25(日) 23:51:51 :
こんな日々が三日続いた。
しかし、その悲劇は突然の如く、やってきた。
エレンの誕生日まで残り二日。
-
- 222 : 2018/02/25(日) 23:54:43 :
今日はここまで!
エレンの誕生日が3/30なので、
物語の流れは、3/28まで進んでますね!
これから起きる悲劇とは如何に!?
次回...エレンの誕生日会!?
お楽しみに。
-
- 223 : 2018/03/01(木) 23:51:45 :
- 明日投下しますー!
-
- 224 : 2018/03/03(土) 00:32:29 :
投下しますー
-
- 225 : 2018/03/03(土) 00:33:51 :
------
-----
----
---
--
-
-残り2日-
-教室-
ミカサ「明後日にエレンの誕生日がやってくる」
-
- 226 : 2018/03/03(土) 00:34:18 :
アルミン「そこで、前に言ってたパーティを開こうと思うんだ」
ミカサ「ので、何か持ってきてほしい」
皆「(何かってなんだよ・・・)」
-
- 227 : 2018/03/03(土) 00:34:48 :
アルミン「ま、まあ、エレンへのプレゼントを用意してほしいんだ」
ライナー「そのプレゼントは何でもいいのか?」
アルミン「何でもいいよ」
-
- 228 : 2018/03/03(土) 00:35:25 :
コニー「でも場所とかはどうすんだ?」
アルミン「あっ・・・」
-
- 229 : 2018/03/03(土) 00:36:00 :
ミカサ「心配は要らない。私の家で行おう」
アルミン「助かったよ・・・」
ミカサ「全てはエレンのため」
-
- 230 : 2018/03/03(土) 00:37:50 :
ライナー「じゃあ、明後日にミカサの家に行けばいいんだな?」
ミカサ「」コクン
クリスタ「あと食べ物とかってどうするの?」
ミカサ「それは当日に作ろうと思う。決めるのは明日」
-
- 231 : 2018/03/03(土) 00:39:08 :
ユミル「時間かかりそうだな・・・」
クリスタ「仕方ないよ」
ベルトルト「なら女子は料理とかその他を準備して、男子は買い出しにいけばいいんじゃないかな?」
-
- 232 : 2018/03/03(土) 00:39:37 :
-
ミカサ「その案がいいかもしれない」
ユミル「流石、ベルトルさんだな!」
ベルトルト「あはは・・・」
ミカサ「ただ、エレンにいつやるか教えなければならない」
ライナー「そうだな」
-
- 233 : 2018/03/03(土) 00:39:51 :
-
アルミン「皆、そろそろエレンが来そうだから、この話は一旦やめよう」
皆「そうだな(だね)」
-
- 234 : 2018/03/04(日) 15:37:44 :
- 期待しています!
頑張って下さい!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
-
- 235 : 2018/03/04(日) 20:37:27 :
- >>234さん、ありがとうございます!
頑張ります!
-
- 236 : 2018/03/06(火) 22:53:18 :
- 期待です!(`・∀・´)
やっぱせるれさんのSS最高です!
-
- 237 : 2018/03/06(火) 23:32:29 :
- >>236さん、ありがとうございます!
そう言ってもらえると張り切っちゃえますね!
-
- 238 : 2018/03/08(木) 20:37:16 :
- カンガルー2世さんその気持ち同感です!そして筆者さん頑張って下さい!\\\٩(๑`^´๑)۶////ずっと期待して待っています!( ̄^ ̄)ゞ
-
- 239 : 2018/03/09(金) 01:08:49 :
- >>238さん、ありがとうございます!
期待に添えるように頑張ります!
-
- 240 : 2018/03/11(日) 16:49:38 :
- 初コメかな?少し前から見てます。期待です。
-
- 241 : 2018/03/11(日) 23:52:56 :
- >>240さん、ありがとうございます!
確かに初コメじゃなかった気がします!
-
- 242 : 2018/03/12(月) 22:34:38 :
- 続きっに期待っ!がーんばれ!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
続き楽しみにしてまーす!(*゚▽゚*)
-
- 243 : 2018/03/12(月) 23:41:02 :
- >>242さん、ありがとうございます!
続きを書くのが中々難しくて悩んでます笑
-
- 244 : 2018/03/18(日) 10:38:18 :
- せるれさんアイコン画面変えたんですか?
-
- 245 : 2018/03/18(日) 20:21:40 :
- >>244さん、ありがとうございます!
そうですね!変えました!
-
- 246 : 2018/03/21(水) 20:29:10 :
今日少し投下します!
遅れて申し訳ございません!
もう少しで完結致します!
-
- 247 : 2018/03/22(木) 00:21:57 :
- 少し投下します!
-
- 248 : 2018/03/22(木) 00:24:59 :
-----------------
-数分後-
「」ガラッ
エレン「うーっす」
ミカサ「エレン、挨拶はしっかり」
エレン「あいあーい、わかってるよ」
アルミン「おはよう、エレン」
エレン「おっ、おはよー」
ライナー「おっ、来たかエレン!」
エレン「よ、ライナー!」
ベルトルト「エレン、おはよう」
エレン「おう、ベルトルト!」
エレン「あ、そういえばクリスタがいねえな・・・」
ミカサ「もうすぐくるはず」
-
- 249 : 2018/03/22(木) 00:25:48 :
一方、その頃・・・
クリスタ「えぇーっと・・・」モジモジ
ユミル「お前がその"ブツ"をエレンに渡せばいいんだよ!」
クリスタ「で、でもぉー・・・」モジモジ
ユミル「もじもじしてんじゃねえ!シャキッとしろ!シャキッと!」
クリスタ「は、はい!」ピシッ
-
- 250 : 2018/03/22(木) 00:27:06 :
-----------------
-教室-
ザワザワ
「」ガラッ
エレン「おっ!来たなクリスタ!」
クリスタ「え、エレン。これを受け取ってほしいんだけど・・・」スッ
エレン「ん?なんだこれ?招待券?」
先程ユミルが言っていたブツとは、招待券の事であった。
-
- 251 : 2018/03/22(木) 00:28:12 :
クリスタ「う、うん。招待券の裏を見てくれると日付とどこで行われるか、書いてあるからね?」
エレン「おう!ありがとなクリスタ!」
エレン「って、よく見たら俺の誕生日祝いだったのか!?」
皆「(今気づいたの!?)」
エレン「そうなのか・・・早く教えてくれよ」
皆「(いや!券に書いてあるから!!)」
エレン「まあ、ありがとなお前ら」
-
- 252 : 2018/03/22(木) 00:28:58 :
- ここまで!
今月中に終わらせます!
-
- 253 : 2018/03/22(木) 17:37:26 :
- 頑張れ!
続きが気になる!ワクワク(๑>◡<๑)
-
- 254 : 2018/03/22(木) 18:35:06 :
- >>253さん、ありがとうございます!
頑張ります!
-
- 255 : 2018/03/24(土) 08:32:45 :
- 無理せずに頑張って下さい!
旦_(・ω・。三スッ
-
- 256 : 2018/03/24(土) 21:17:17 :
- 頑張ってください!(`・ω・´)
-
- 258 : 2018/03/26(月) 00:05:06 :
- 今日辺り投下しまーす!
-
- 259 : 2018/03/27(火) 23:28:42 :
- ほんの少し投下します!
-
- 260 : 2018/03/27(火) 23:59:47 :
------
-----
----
---
--
-
-家-
エレン「明後日か・・・そんでミカサの家か」
エレン「懐かしいな・・・ミカサの家に行くのは」
エレン「いつぶりだっけか・・・」
-
- 261 : 2018/03/28(水) 00:01:32 :
---------------
五年前・・・
-ミカサの家-
エレン「なあ!」
ミカサ「何?エレン」
エレン「ミカサって、好きな人いるのか?」
ミカサ「も、もちろん!」
エレン「ふぅーん」
ミカサ「え、エレンは?」
エレン「・・・俺は」
ミカサ「?」
エレン「こんな"身体"だから・・・人を好きになれねえや」
ミカサ「・・・そう」
ミカサ「ただね、エレン」
エレン「ん?なんだ」
ミカサ「エレンの"身体"がボロボロでも、心はボロボロじゃない。だから、そんなに悲しい顔をしないで」
エレン「!!」
--------------
-
- 262 : 2018/03/28(水) 00:03:06 :
エレン「そういえば・・・そんなこともあったな」
エレン「あいつのおかげで今の俺があるって言ってもおかしくはねえな・・・」
「」ガチャ
リヴァイ「何してたんだ?」
エレン「ああ、ちょっとね」
リヴァイ「なんだそれ」
エレン「招待券らしい」
リヴァイ「何の招待券だ?」
エレン「俺の誕生日会の招待券だと」
リヴァイ「そうか、なら楽しんでこい」
エレン「わかった」
リヴァイ「(・・・これがあいつらとの最後の顔合わせになるだろ・・・おそらくだが・・・)」
リヴァイ「(もしこいつの道が、ここで途絶える事になってしまったら、俺はグリシャとの約束を守れなくなるな・・・)」
リヴァイ「(頼む・・・エレン、死ぬなよ)」
-
- 263 : 2018/03/28(水) 00:03:25 :
- 今日はここまで!
-
- 264 : 2018/03/29(木) 00:37:44 :
- ここで分岐点を決めます。
Aルート:誕生日会を迎える前に発作発生
Bルート:無事に誕生日会を迎える
少々時間を設けたいと思います。
-
- 265 : 2018/03/31(土) 00:25:26 :
- 今日中に投下します!
-
- 266 : 2018/03/31(土) 13:29:39 :
- Bルート
-
- 267 : 2018/03/31(土) 22:24:04 :
- >>266さん、ありがとうございます!
Bルートで行きますー!
-
- 268 : 2018/04/01(日) 00:01:21 :
- 投下しますー!
-
- 269 : 2018/04/01(日) 00:27:13 :
-----------------
-あと一日-
-ミカサの家-
ミカサ「大体終わった」
アルミン「だね・・・でも凄いね」
ライナー「本当だな」
アニ「・・・なんで私が」※無理矢理
ベルトルト「まあまあ・・・」
クリスタ「・・・(これで・・・)」
ユミル「・・・(クリスタ・・・)」
ジャン「終わったな・・・(これであいつが・・・)」
マルコ「今日はここまでやったから続きは明日やらないか?」
ミカサ「賛成」
アルミン「その方がいいね」
ライナー「じゃあ解散するか」
「「「解ー散!!!」」」
-
- 270 : 2018/04/02(月) 23:37:39 :
- 久し振りに見たら凄いことに!!
せるれさん期待してますよ!♪( ´▽`)
少しずつでいいんで体調を崩さないように頑張れ!旦_(・ω・。三スッ
長くてすみませんm(._.)m
-
- 271 : 2018/04/04(水) 23:44:53 :
- >>270さん、いつもありがとうございます!
そうですね・・・最近忙しくて全然できてないんですよね(笑)
頑張ります!
-
- 272 : 2018/04/05(木) 10:44:10 :
- >>271せるれさん頑張ってくださいね!
ついでに僕には敬語じゃなくて良いですよ!気軽に涼ちゃんなどと呼んでください!
-
- 273 : 2018/04/07(土) 00:18:42 :
- >>272さん、ありがとうございます!
いえいえ、見てくださっている立場の方にタメは使えないので・・・(笑)
敬語で通させていただきますね(笑)
これからもお願いします!
-
- 274 : 2018/04/07(土) 08:43:20 :
- ラジャ!(`・ω・´)ゞビシッ!!(笑)
頑張れっ!期待しています~~~!
-
- 275 : 2018/04/08(日) 16:16:23 :
- 凄いものを俺は見ている
-
- 277 : 2018/04/09(月) 06:59:01 :
- >>275
エレクリ好きの少年さんそれに共感だ〜~~!(눈_눈) リヴァイ ( Ծ∴Ծ) ユミル
(ㅎ_ㅎ)エレン
-
- 278 : 2018/04/10(火) 13:10:33 :
- >>277さん、顔文字凄いですね・・・(笑)
-
- 279 : 2018/04/12(木) 21:58:19 :
- 今日は少し投下します!
遅れて申し訳ないです!
-
- 280 : 2018/04/12(木) 23:59:17 :
--------------
一方、エレンは・・・
エレン「なんで俺が・・・」
サシャ「そんなことを言わずに!食べましょう!」
エレンが連れてこられた場所は、
バイキングである・・・。
コニー「そうだそうだ!今を楽しめ!」
エレン「コニー・・・」
サシャ「コニーの言う通り!今を楽しみましょう!」モグモグ
エレン「・・・わかったよ」
エレンは大人しく、彼らに従うのであった。
-
- 281 : 2018/04/14(土) 11:53:23 :
- 続きだ~ヽ(゚∀゚ )ノイヤッフ-
旦~(。。)オイシイヨドウゾ
なんか僕のss人気ない(´・ω・`)ションボリ
-
- 282 : 2018/04/14(土) 11:58:55 :
- 毎日毎日このスレを開いているのは俺だけか?\( ˙꒳˙ \三/ ˙꒳˙)/
ずっと楽しみにしてるジャン⤴︎ ⤴︎
頑張って(○p>ω<)尸" フレーフレー☆
-
- 284 : 2018/04/15(日) 04:31:51 :
- >>283
せるれさん頑張れ!それとシリーズ化てっどうやるの?
-
- 285 : 2018/04/15(日) 22:34:34 :
- >>284 涼さん
SSnoteの下にある歯車みたいなマークを押して、シリーズ設定があるはずなので、そこからできると思います。
-
- 286 : 2018/04/16(月) 06:45:38 :
- はーい!ありがとう!やって見る!そして頑張れ!
きになる
たいきする!
いい作品!
しなないように体調気を付けて!
てんさい!(俺的には)
るんるんして待ってるよー
よろしく!
縦に読んでーーーーーー
長文失礼です!○┓ペコッ
-
- 287 : 2018/04/16(月) 06:59:43 :
- シリーズの登録てっどうするの?
-
- 288 : 2018/04/16(月) 15:52:41 :
- ごめんやっぱ出来た!
-
- 290 : 2018/04/16(月) 23:36:57 :
- 投下しますー!
-
- 291 : 2018/04/16(月) 23:37:36 :
----------------
エレンの彼女である、クリスタはと言うと・・・
-クリスタの部屋-
クリスタ「・・・エレン」
エレンとの写真を見つめる。
クリスタ「本当に・・・いなくなっちゃうのかな」
クリスタ「エレンは・・・運命を変えられるって言ってたよね」ポロ
クリスタ「いくらこんなにボロボロだって、無理してるってわかるぐらい頑張ってたよね」ポロポロ
クリスタ「エレン・・・本当に死んじゃうの?」ポロポロ
クリスタ「でもこんなんで泣いてちゃダメだよね・・・まだエレンはいる!」ゴシゴシ
クリスタ「明日に備えてもう寝よう!」
-
- 292 : 2018/04/16(月) 23:42:43 :
---------------
-病院-
ハンジ「悪いね・・・急に来てもらって」
エルヴィン「構わない」
リヴァイ「俺もだ」
ハンジ「で、早速なんだけど、エレンの寿命は明日までなんだ」
エルヴィン「!!」
リヴァイ「・・・」
ハンジ「しかし、今のところは順調に回復しているはずだ」
リヴァイ「だが、死なない保証は無いということだろう」
ハンジ「ああ、そうだ・・・こんな時、グリシャさんは何をするんだろう」
エルヴィン「己の知る"全て"の術をぶつけるんじゃないか?」
リヴァイ「そうだろうな。(・・・俺もどうすればいいか、正直解らない)」
ハンジ「今は、何も出来ない・・・健闘を祈る事しか・・・」
エルヴィン「我々のすることは、全てやり通したという事だろう?」
ハンジ「・・・」
エルヴィン「ならば、見守ろう。彼の"最期"を」
リヴァハン「!!」
エルヴィン「我々が言ったところで、何も起きはしないだろう。なら、我々が今、出来ることは彼を"最期"まで見届けることだ」
リヴァイ「フッ・・・お前らしいな」
ハンジ「本当だね・・・」
リヴァイ「(どうやら俺は、深く悩んでいたらしい。だが、アイツは教えてくれた。今何をすべきか。グリシャ・・・お前ならすぐに教えてくれただろうな。お前なら"全て"を変えられたかもしれない)」
ハンジ「あともう一つ、言うことがあった」
リヴァイ「・・・」
エルヴィン「なんだ?」
ハンジ「彼の"幻肢痛"の事だ」
リヴァイ「!!」
エルヴィン「何か関係でもあるのか?」
ハンジ「彼が幻肢痛の症状は起きたのは、今から一ヶ月前・・・」
エルヴィン「!!という事は・・・」
ハンジ「ああ、少なくとも起きる確率がある・・・」
リヴァイ「最悪、明日が起きた場合・・・」
ハンジ「"命の保証はない"」
エルヴィン「なるほどな・・・」
リヴァイ「二つの病が同時に起きるという事か」
ハンジ「そういうことになる・・・」
リヴァイ「チッ・・・」
エルヴィン「・・・」
ハンジ「先に幻肢痛の症状が出れば、ミラーセラピーで治す事ができるはずだ」
エルヴィン「その療法は、確実ではないのか?」
ハンジ「・・・残念ながら」
リヴァイ「・・・アイツが死なないことを祈るしかないな」
ハンジ「だね・・・」
リヴァイ「(エレン・・・とうとう、最期か・・・)」
-
- 293 : 2018/04/16(月) 23:58:14 :
- うう、、、なんて面白くて悲しい話なんでしょう( ; ; )
頑張ってください!٩( 'ω' )و
-
- 294 : 2018/04/17(火) 06:50:27 :
- エ、エレンが 死なないことを祈っとこう!(。-人-。)
せるれさーん!頑張って下さーい期待してますよ!(*・ω・*)wkwk
最近祭りで大変だ~(´・ω・`)(古川)
-
- 296 : 2018/04/18(水) 06:31:17 :
- >>295
今日も見に来たよ~
確かにそれはあるかも!
今日も頑張りましょう!
-
- 297 : 2018/04/18(水) 20:02:18 :
- >>296さん、ありがとうございます!
-
- 298 : 2018/04/18(水) 20:06:51 :
- まだ説明していない部分があったので補足。
※ミラーセラピーとは・・・
切断後幻肢痛などの臨床症状に対し、ミラーセラピー(以降、MT)が用いられる。
MTは健常側上肢の動きを鏡に映し誘発される体性感覚(運動錯覚)を利用した治療介入法である。
ざっとこんな感じです!
-
- 299 : 2018/04/19(木) 06:25:46 :
- >>298今日見に来ましたよ~!なるほど~?なんか凄すぎて何が何だか分からない!( ˘•ω•˘ ).。oஇ混乱中!!
まあせるれさーん!頑張って下さい!
それと秋編でなにかこうかなぁと悩んでいるのでアイデア下さい!(今んとこ温泉旅行)
-
- 300 : 2018/04/19(木) 19:32:55 :
- >>299 涼さん、ありがとうございます!
そうですね・・・秋と言えば旅行の季節でもある気がするので、それでもいいと思いますよ!一つだけに絞らずに、いくつか考えておいて、あとからまとめるっていうのも手だと思います!
-
- 301 : 2018/04/21(土) 23:58:10 :
- 少し投下出来たら投下しますー。
-
- 302 : 2018/04/22(日) 00:44:43 :
- ハ━━━ヾ(。´囗`)ノ━━━イ
-
- 303 : 2018/04/22(日) 19:20:17 :
- >>302 申し訳ない!
今日こそ、投下します(笑)
-
- 304 : 2018/04/23(月) 00:00:01 :
---------------
-3月30日-
エレンの余命宣告から1ヶ月という月日が流れようとしている。
そして迎えた・・・エレンの誕生日。
-ミカサの家-
パンッ!!
ミカサ「おめでとう。エレン」
アルミン「おめでとう!」
エレン「おう!」
ライナー「また歳を重ねたな・・・」
ベルトルト「ちょっと黙ろうか。あ、エレン、おめでとう」
エレン「あ、ああ。ありがとう(ベルトルトこええ・・・)」
アニ「・・・おめでと」
エレン「おう!あっ、そういえばアニ」
アニ「・・・なんだい」
エレン「アルミンとは上手くいってるか?」ヒソヒソ
アニ「な、なっ///」カァー
エレン「あ、あり?」アセアセ
アニ「///」プシュー
エレン「お、おい、アルミン!」
アルミン「な、なに?ってアニ!?」
エレン「こいつをお持ち帰りしてくれ」
アルミン「え、え?」
エレン「だから、お持ち帰り」
アルミン「いや、聞こえてるから」
エレン「チャンスは今しかないぞ」ニヤ
アルミン「しないしない!!」
エレン「チッ・・・面白くねえな」
アルミン「つまんなくて結構ですよー!」
エレン「お前、そんなに奥手だったっけか・・・」ハァ
アルミン「え?」
エレン「お前がなんて言おうと持ち帰ってもらうつもりだったけどな。少し様子見ててやれよ」
アルミン「で、でも」
エレン「少なくとも、こいつは望んでるみたいだぞ」
アルミン「・・・えっ?」
エレン「聞こえなかったか?こいつは、"望んでる"みたいだぞって言ってんだ」
アルミン「聞こえてるよ!!それって、アニに直接聞いたのかい・・・?」
エレン「俺が聞くわけねえだろ、クリスタからだ」
アルミン「クリスタから・・・」
エレン「良かったな、これでお前は卒業か」
アルミン「ブッ!!え、エレン、急に変なこと言わないでよ!」アセアセ
エレン「嬉しいだろ?これから二人で頑張れよ」
アルミン「う、うん。でも、エレンは?」
ザワザワガヤガヤ
エレン「・・・場所を変えよう」
アルミン「・・・うん」
-
- 305 : 2018/04/23(月) 06:36:38 :
- 期待ですぞ~(*・ω・*)wkwk
-
- 306 : 2018/04/23(月) 20:16:03 :
- >>305 ありがとうございます!
-
- 307 : 2018/04/24(火) 00:04:46 :
--------------
-部屋前-
エレン「ここでいいか」
アルミン「・・・なんでそんなに暗い顔をするんだい?」
エレン「お前は・・・怖くないか?」
アルミン「・・・え?」
エレン「俺は・・・怖いんだよ。失った手と脚が震えてるような気がして、死を恐れてる」
アルミン「・・・」
エレン「いつ死ぬかもわからねえのに、また歳を重ねちまった・・・」
アルミン「・・・」
エレン「なあ、アルミン」
アルミン「・・・なに、かな?」
エレン「俺って・・・死ぬのかな?」
アルミン「・・・僕には・・・」
-
- 308 : 2018/04/24(火) 06:57:56 :
- せるれさんo(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ !
-
- 309 : 2018/04/24(火) 23:55:21 :
- >>308 いつも本当にありがとうございます!
-
- 310 : 2018/04/25(水) 00:24:04 :
---------------
-部屋の中-
ザワザワ
ユミル「おかしいな、クリスタがいねえ」
ライナー「よく見ると、エレンとアルミンもいねえぞ」
ベルトルト「どっか行っちゃたのかな」
ミカサ「・・・待とう」
ライナー「探さなくていいのか?」
ミカサ「いい。今はそっとしておこう」
ライナー「ああ・・・そうだよな」
そんな中、クリスタは・・・
-廊下の曲がり角-
オレッテ、シヌノカナ?
…ボクニハ…
クリスタ「・・・」ギュッ
-
- 311 : 2018/04/25(水) 00:25:19 :
---------------
-部屋前-
アルミン「・・・僕には・・・わからないよエレン」
エレン「そうだy....「だけどね?」
アルミン「僕は、君が死ぬなんて思っていない」
エレン「!!」
アルミン「"運命に従っていても、前に進めない。運命に逆らう事はは難しい。だが、変えることが出来る"だったっけ?」
エレン「お前・・・!その言葉、どこで!」
アルミン「君が倒れた日、僕とミカサでリヴァイさんの所に話をしに行ったんだ」
エレン「!!」
-
- 312 : 2018/04/25(水) 18:34:44 :
- もちろん見るよ!とてもいい作品なんだから!
-
- 313 : 2018/04/26(木) 00:00:36 :
- 期待です〜*\(^o^)/*
-
- 315 : 2018/04/29(日) 19:49:57 :
- ごめんなさい!
少し放置してました!
少し投下します!
-
- 316 : 2018/04/30(月) 09:57:10 :
- 頑張ってください!期待してるジャン⤴︎ ⤴︎www
-
- 317 : 2018/05/01(火) 00:00:38 :
- >>316 ありがとうジャン!
投下しますー!
-
- 318 : 2018/05/01(火) 23:34:02 :
--------------
アルミン「リヴァイさん」
ミカサ「・・・」
リヴァイ「珍しい奴が来たな」
ミカサ「貴方のようなチビとは話したくないが、致し方無い事」
リヴァイ「あ?」
アルミン「ちょ!ミカサ!そんな事言っちゃダメだよ!ごめんなさいリヴァイさん」
リヴァイ「いやいい。で、用件は?」
アルミン「・・・エレンについてです」
リヴァイ「!・・・そうかお前ら、アイツの馴染みか」
アルミン「はい」
ミカサ「・・・」
リヴァイ「お前らは、"何か"を犠牲にしてまで、前に進めると思うか?」
アルミン「・・・どういうことでしょうか?」
リヴァイ「・・・秀才なら理解出来ると思ったんだがな、仕方ない」
ミカサ「進める」
アルミン「!?」
リヴァイ「ほう、それが誰であろうとでもか?」
ミカサ「・・・」
アルミン「まさか・・・」
リヴァイ「もし、エレンを失う事になったら、本当に前に進めるのか?」
アルミン「!!」
ミカサ「・・・」ギュッ
リヴァイ「奴の親父、グリシャから学んだ事だ」
アルミン「おじさんから?」
リヴァイ「ああ、"運命に従う事は簡単なんだ。
しかし、運命に逆らう事はほぼ不可能だ。
だが、エレンなら変えられると信じている。
例え、どんな犠牲を払おうとも、屈しないその精神が進む道を示してくれるだろ"ってな」
ミカサ「・・・」
アルミン「おじさんがそんなことを・・・」
リヴァイ「決して、お前らがアイツを犠牲にする訳じゃない。避けては通れない道に直面した時、覚悟は出来てるか?って事だ」
アルミン「・・・僕は出来てます」
ミカサ「・・・私は」
アルミン「?」
ミカサ「・・・私にはわからない」
アルミン「!!」
ミカサ「・・・どうすればいいのか、エレンを失った時、私はどうなってしまうんだろう」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「・・・私は、いつもエレンの側にいた」
アルミン「・・・」
ミカサ「エレンが、私が救っていてくれていたようなもの・・・」
アルミン「・・・」
ミカサ「そんな中で、エレンがいなくなってしまったら、私は、私で無くなってしまいそうな気がする・・・」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「私は・・・どうすればいいのだろう」
-
- 320 : 2018/05/05(土) 23:42:55 :
- 諸事情により少しお休みさせていただきます!
すみません!今月中にはこの作品が終わる見込みです!
-
- 321 : 2018/05/06(日) 08:48:53 :
- はーい!待ってまーす
-
- 322 : 2018/05/09(水) 07:13:21 :
- 母さんに携帯取られた!!けど見ちゃう!!!頑張れ!!!
-
- 324 : 2018/05/10(木) 07:01:08 :
- それほどおもしろいので、見てしまうのですよ!!!\(・∀・)/ガンバレー
-
- 325 : 2018/05/10(木) 16:57:01 :
- ファイト!٩( 'ω' )و
期待です(^^)
-
- 327 : 2018/05/16(水) 00:18:05 :
---------------
アルミン「ミカサはあの時、悩んでたよ・・・」
エレン「・・・」
アルミン「今まで一緒に居た人が余命が宣告されるって・・・実感がないんだよ」
エレン「・・・」
アルミン「それも一ヶ月っていう短い間」
アルミン「僕は、こんな事になるなんて想像も付かなかったよ」
エレン「アルミン・・・」
アルミン「でも、あの"言葉"を知った以上、エレンを信じる他、選択肢はないんだ」
アルミン「運命に抗えるなら、抗いたいよ」ポロ
アルミン「エレン・・・君が居なくなってしまったら、どうすればいいのかな?」ポロポロ
エレン「・・・正直、わからない」
アルミン「・・・」ポロポロ
エレン「誰も答えなんて知らないんだ。正解を知っていて、今を見るのは簡単だろうな」
エレン「ただそれは、後になってから過去の事を後悔するだけの事」
エレン「例え、それがどんなに重い"存在"であろうと」
アルミン「・・・!」ポロ
エレン「頑張って今を精一杯生きなきゃダメなんだ」
エレン「何事も諦めちゃダメだ。自分ができる限りの力を出し切るんだ」
アルミン「・・・」ポロ
エレン「それでダメならダメで仕方がない」
エレン「だが、それで結果が良くなれば、その先の希望が見えてくる」
アルミン「・・・」ポロポロ
エレン「約束だ・・・俺は絶対に死なない」
アルミン「・・・絶対だよ?」ポロ
エレン「ああ、俺は死なねえ」
-
- 328 : 2018/05/22(火) 22:03:23 :
ダンッ!
エレアル「!?」
クリスタ「今の話、聞いちゃった」
エレン「クリスタ・・・」
アルミン「・・・」
クリスタ「私とも約束させて・・・!」
エレン「!!」
クリスタ「私だってエレンと一緒に居たいよ・・・」
エレン「・・・」
クリスタ「恋人として、エレンと一緒に居たい!」
エレン「!!」
クリスタ「だからお願い、死なないで!」
アルミン「・・・」
エレン「・・・へへっ!」
アルクリ「・・・?」
エレン「さっきも言ったろ?俺は死なねえって!」ニカッ
アルミン「!!」
クリスタ「!!」
エレン「死ぬ気はねえし、これからもお前らと一緒に居たい!」
アルミン「エレン・・・」グスッ
クリスタ「・・・約束だよ」
エレン「ああ!約束だ!」
アルミン「・・・僕、邪魔かな?」ハハ
エレクリ「あっ!い、いやっ!」アセアセ
アルミン「冗談だよ!話も終わったし、そろそろ戻ろうか!」
エレン「お前が言うことは冗談に聞こえねえ・・・」ホッ
クリスタ「本当だね・・・」ホッ
アルミン「あはは・・・」
-
- 329 : 2018/05/23(水) 18:10:58 :
- 期待ですよん^_^
-
- 330 : 2018/05/23(水) 20:44:26 :
- セルレさん!期待してるよ~僕もセルレさんのような文章力が欲しい~
-
- 332 : 2018/05/29(火) 21:42:30 :
- 期待です!o(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ !
-
- 333 : 2018/05/30(水) 20:08:55 :
- >>332 ありがとうございます!
-
- 334 : 2018/06/08(金) 00:00:11 :
-------------
「」ガチャ
エレクリ「ただいまー」
アルミン「ただいま」ヒョコ
パンッパンッ!!
エレン「う、うぉ!?」
クリスタ「な、なに!?」
アルミン「」ビクッ
-
- 335 : 2018/06/14(木) 23:40:37 :
ミカサ「二度目・・・ので、再び」
ライナー「どうだ?驚いたか?」ニヤッ
ユミル「ビビったろ?」ニヤッ
アルミン「」チーン
エレン「おい!アルミン」ユサユサ
クリスタ「さっきので気絶したんだね・・・」
ライナー「・・・」
ユミル「・・・」
エレン「・・・あっ」
クリスタ「どうしたの?エレン」
エレン「そこでアニが放心してるだろ?」ユビサシ
アニ「」ポー
クロスタ「・・・なるほどね」ニヤッ
エレン「そこにアルミンを一緒にしておけば・・・!」ニヤッ
エレクリ「・・・完璧!」ニヤニヤ
アルアニ「」ポー
ライナー「(なんだあの笑み・・・)」
ユミル「(悪魔みてえだ・・・)」
ライユミ「(近寄らないでおこう・・・)」
ベルトルト「(何となく考えてる事が察せた)」
ミカサ「早く続きをしよう」
クリスタ「そうだね・・・!」
エレン「・・・ああ!」
こうして、エレンの誕生日会は終わった。
あれから、アルミンとアニが顔赤くしてお互いに恥ずかし合っていた。
-
- 336 : 2018/06/14(木) 23:52:23 :
- 青春ですなぁ……期待です!(^^)
-
- 337 : 2018/06/19(火) 22:51:05 :
>>336 いつもありがとうございます!
-
- 338 : 2018/06/19(火) 23:43:28 :
-終了後-
ミカサ「改めて、おめでとう」
アルミン「おめでとう!」
ライナー「おめでとう!」
ベルトルト「おめでとう!」
アニ「・・・おめでと」
ユミル「おめっとさんー」
クリスタ「エレン!おめでとう!」
エレン「ああ!ありがとな!お前ら!(・・・これで最後かな・・・お前らの顔を見れるのは)」フッ
アルミン「(・・・ん?)」
ミカサ「では片付けをしよう」
皆「ああ(うん)」
エレン「俺も・・・やるかな」
アルミン「(やっぱり・・・顔が青くなってきてる)」
ライナー「エレン、お前は休んでていいんだ」ガシッ
エレン「いや、いいんだ」グッ
アルミン「無理しないでくれよ・・・?」
エレン「あ、ああ・・・」フラフラ
ベルトルト「フラフラじゃないか!」
アルミン「エレン!」
エレン「だ、大丈夫だ・・・」
ビリビリッ!!
エレン「ああああああああぁぁ!?」ズキッズキッ
ライナー「エレン!!」
ベルトルト「どうしたんだ!!」
エレン「あああぁぁぁ!」ズキッズキッ
クリスタ「何が起きたの!?」
アルミン「幻肢痛だ!!」
ミカサ「どうすれば!!」
アルミン「(確か・・・ハンジさんはミラーセラピーって言ってたな!!)」
アルミン「鏡を持ってきて!!」
ミカサ「な、何故!?」
アルミン「いいから早く!!」
ミカサ「わ、わかった!!」アセアセ
アルミン「(どうする・・・直接運ぶか・・・?)」
ライナー「アルミン!俺達はどうすればいいんだ!」
アルミン「ライナーとベルトルトはリヴァイさんに連絡して!」
ライナー「ああ!」
ベルトルト「わかった!」
アルミン「後の皆でハンジさんに緊急手術の手配をしてもらうように頼んで!!」
クリスタ「わかったよ!」
ユミル「急ぐぞ!」
アニ「あいよ・・・!」
-
- 339 : 2018/06/24(日) 23:23:24 :
ミカサ「も、持ってきた!」カガミ
アルミン「ありがとう!」
エレン「ああああぁああああ!!!」ズキッズキッ
アルミン「エレン!この鏡を見て!(よし!これで手を入れれば・・・!)」スッ
エレン「あ・・・あぁ・・・」バタッ
ミカサ「エレン!!」
アルミン「大丈夫だ!痛みが消えただけだ!」
ミカサ「良かった・・・」ホッ
アルミン「でもまだ安心できないよ・・・」
ミカサ「何故・・・?」
アルミン「エレンは二つの難治性の病を負っている」
ミカサ「!!」
アルミン「一つは、今起きた"幻肢痛"」
ミカサ「幻肢・・・痛」
アルミン「二つは、"特発性拡張型心筋症"」
ミカサ「・・・」
アルミン「うまく、幻肢痛の方は避けられたけど・・・」
ミカサ「まだ問題が・・・」
アルミン「ああ・・・この前倒れてから・・・丁度一ヶ月なんだ」
ミカサ「でも・・・必ずしも起こる訳じゃ・・・」
アルミン「これだけの間が空いてるという事は、確率が高くなるんだよ・・・」
ミカサ「そう・・・」
アルミン「特に二つ目が・・・ね」
ミカサ「・・・」
アルミン「エレンは今まで、根本的な療法の無い病に侵されて」
アルミン「同時に、手足を失った痛みが今の今まで続いていた・・・」
ミカサ「(エレン・・・)」
アルミン「エレンもずっと耐えてきたんだ・・・」ギュッ
エレン「」
アルミン「・・・?」
ミカサ「どうしたのアルミン?」
アルミン「まさか・・・!」スッ
シーン
エレン「」
アルミン「止まってる・・・」
ミカサ「何が!」
アルミン「心臓が止まってる!!」
ミカサ「!!」
アルミン「もう手配してもらったはずだ!!」
ミカサ「どうする!」
アルミン「ここからエレンを運ぶ!」
ミカサ「なら私が!」
アルミン「ここからすぐだね!」
ミカサ「行こう!」ガシッ
シュンッ!!
アルミン「・・・はっや」アゼン
-
- 340 : 2018/06/24(日) 23:32:39 :
- エ、エレンが(´°̥̥̥ω°̥̥̥`)期待です!
そう言えばせるれさん出来れば、〜Happy End〜も作ったらどうですかね?
-
- 341 : 2018/06/24(日) 23:42:49 :
>>340 エレンがピンチ!
そうですねえ...悩んでます(笑)
-
- 342 : 2018/07/01(日) 00:11:56 :
-病院-
ダッダッダッ
ミカサ「ハンジさんは!?」キョロキョロ
エレン「」
ライナー「ミカサ!」
クリスタ「エレン!!」
ミカサ「時間が無い!早くして欲しい!」
ユミル「ハンジさんはあっちだ!」ユビサシ
ミカサ「わかった!!」シュンッ!
ライナー「・・・何だ今のは」アゼン
クリスタ「す、すごいね・・・」
ユミル「人間じゃねえ・・・」
ベルトルト「本当だね・・・」
アニ「(アルミン・・・)」ポー
-
- 343 : 2018/07/01(日) 00:17:04 :
-緊急手術室-
ミカサ「(何故こんな時に・・・!)」ダッダッ
ミカサ「(エレンはこんな目にあってしまうの・・・!)」
-------------
エレン「へへっ!」ニコッ
-------------
ミカサ「(・・・チッ!)」ダッダッ
リヴァイ「!!」
ミカサ「ハンジさんはどこ!!」
リヴァイ「ここだ!急いで入れろ!」
ミカサ「分かってる!!」
ハンジ「ミカサ!!」
ミカサ「エレンを運んできました!」
ハンジ「容態はわかるかい!?」
ミカサ「急な幻肢痛、そして心停止という状態です!!」
ハンジ「詳しく教えてくれてありがとう!!」
ミカサ「後はお願いします!!」
リヴァイ「俺からもだ!絶対に救ってくれ!」
ハンジ「ああ!絶対に救う・・・救ってやるんだ!」
ハンジ「これが人生最初で最後の大仕事だな!!」
ハンジ「皆!最後まで責任を果たすぞ!!」
皆「「「はい!!!」」」
-
- 344 : 2018/07/01(日) 06:04:18 :
- ハンジ頑張れ!そしてエレン生きろ!
そして期待!
-
- 345 : 2018/07/01(日) 17:39:26 :
>>344 ありがとうございます!
-
- 347 : 2018/07/06(金) 23:32:45 :
-待合室-
リヴァイ「・・・」
ミカサ「・・・」
リヴァイ「エレンは・・・」スッ
ミカサ「ん・・・?」
リヴァイ「・・・"アイツ"は助かると思うか?」
ミカサ「・・・思う」
リヴァイ「そうか・・・」スクッ
ミカサ「・・・我々が信じてあげなくてどうするの?」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「貴方がおじさんから聞いて託されたものはまだ、沢山あるでしょう・・・」
リヴァイ「そう・・・だな」
ミカサ「ならば、貴方にはエレンを最後まで信じ続ける"責任"があるのでは・・・?」
リヴァイ「!!」
ミカサ「エレンがどんな思いをして、苦しんで今までを生きてきた事は貴方がよく理解しているはず・・・」
ミカサ「それもこんな窮地で弱音を吐こうとしても貴方は言ったはず・・・」
ミカサ「"お前の人生は、そんなんでいいのか?"」
リヴァイ「!!」
ミカサ「運命に従う事は簡単だ。だが運命に抗う事は不可能に近い」
ミカサ「でもエレンなら、それを"変える"ことが出来る」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「そう学んだのは貴方」
リヴァイ「ああ・・・そうだ」
ミカサ「そして学んだ事の全てをエレンへ伝えた。少しでもエレンの励みに成る事を信じて・・・」
ミカサ「それでも、この様な災難が降り注いでいる・・・」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「貴方は知っている?エレンが言った言葉を」
リヴァイ「いや・・・知らないな」
ミカサ「"この世に俺のような病に侵されてる奴は沢山いる"」
ミカサ「"こんな残酷な世界でも・・・何時も戦わなきゃならない・・・"」
ミカサ「"それはどんな窮地であろうとも"」
ミカサ「"戦わなければ勝てない"」
リヴァイ「!!」
ミカサ「"戦えば勝ち、戦わなければ負ける"」
リヴァイ「アイツ・・・」
ミカサ「ハンジさんは今、"戦っている"」
ミカサ「エレンも必死に"闘っている"」
ミカサ「力を持つ者が戦わなければ負けてしまう」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「人は皆、生きる為に戦う事を恐れている・・・」
ミカサ「でも・・・こうして"戦っている"強い人達がいる!」
リヴァイ「!!」
ミカサ「貴方が今出来る事は必ずあるはずだ!」
リヴァイ「ああ・・・!」
ミカサ「彼を信じて・・・最期まで彼を見届ける事・・・」
-
- 348 : 2018/07/08(日) 01:50:31 :
最後!ラストスパートで終わります!
-
- 349 : 2018/07/08(日) 01:59:17 :
リヴァイ「・・・お前!」
?????「不思議そうな顔をしているな」
リヴァイ「エルヴィン!!」
エルヴィン「遅れて済まない。すべき事をしていたらこうなってしまった」
リヴァイ「すべき事・・・?」
エルヴィン「彼についての事だ」
リヴァイ「何をしたんだ・・・?」
エルヴィン「グリシャさんに認められた医者を呼び集め、手術に掛からせる」
エルヴィン「エレン君のお友達に状況を教え・・・」
リヴァイ「・・・あと?」
エルヴィン「ミカサちゃんとアルミン君にちとばかり話をしただけさ」
リヴァイ「だからか・・・」
エルヴィン「我々は"あの人"に教わっただろ?」
リヴァイ「"グリシャ"にか?」
エルヴィン「ああ、あの人が教えてくれた事を"次の世代"の人間に伝える義務がある」
リヴァイ「ああ・・・」
エルヴィン「それに、彼らなら伝えても理解してくれるはずだ」
リヴァイ「・・・エレンの仲間だからな」
エルヴィン「我々はやるべき事をやった」
エルヴィン「後はエレンの帰還を待つだけだ」
リヴァイ「最後まで信じ続けるぞ・・・」
ミカサ「・・・当然」
エルヴィン「ああ」
-
- 350 : 2018/07/08(日) 02:00:10 :
それからどれ程の時間が経っただろうか。
彼らは悲しみに暮れる所か、"エレン"の帰りだけを待ちわびていた。
彼らが"エレン"を信じ続け、七時間が過ぎようとしていた・・・。
-
- 351 : 2018/07/08(日) 02:04:26 :
-------------
「」ガチャ
リヴァイ「」ピク
ミカサ「!!」
エルヴィン「ハンジ・・・」
ライナー「おい・・・おい・・・」
ベルトルト「・・・」
ユミル「まじ・・・か・・・?」
アルミン「そ、そんな・・・」
クリスタ「・・・」
ハンジ「・・・くそッ!」ポロポロ
リヴァイ「!!」
ハンジ「皆・・・入ってくれ・・・」
エルヴィン「(まさか・・・)」
クリスタ「・・・ッ!」ダッ
アルミン「クリスタ!!」
誰よりも早く駆け出し、ドアを勢いよく開けた。
クリスタ「エレン!!」
エレン「」
クリスタ「エレン!エレン!」ユサユサ
エレン「」
クリスタ「ねえ!置いて行かないでよ!!」
エレン「」
ハンジ「・・・」ウツムキ
クリスタ「あの"約束"は嘘だったの!?」
アルミン「・・・」
クリスタ「絶対に生きるって言ったでしょ!!」
リヴァイ「・・・」
クリスタ「エレンは!何の為に"闘ったの"!?」
クリスタ「生きる為に闘ったんでしょ?!」
ミカサ「・・・!!」
クリスタ「なら起きてよ!!」ツー
エルヴィン「・・・」
クリスタ「ねえ!エレン・・・」ポロポロ
ライナー「・・・くッ」ウツムキ
ベルトルト「エレン・・・」
ユミル「チッ・・・」
エレン「」
ハンジ「・・・もう」スッ
ガシッ
ハンジ「!!」クルッ
エルヴィン「・・・止せ」フリフリ
ミカサ「・・・」
クリスタ「・・・」ポロポロ
クリスタ「・・・もう」ポロポロ
リヴァイ「・・・?」
クリスタ「もう・・・駄目なのかな」ポロポロ
リヴァイ「・・・」
クリスタ「ねえ・・・エレン・・・起きてよ」ポロポロ
酷く弱々しいクリスタの声が何処までも響いた気がした。
-
- 352 : 2018/07/08(日) 02:08:06 :
-------------
もう、諦めかけた・・・その瞬間。
ギュッ
クリスタ「・・・え?」ポロポロ
その手はクリスタの手を握り締めていた。
クリスタ「エレン!!」ポロポロ
エレン「お・・・お・・・う」
ハンジ「え、エレン!?」
エレン「くり・・・すた」
クリスタ「・・・何?エレン?」ポロポロ
エレン「・・・"約束"・・・守れなくて・・・ごめんな」
クリスタ「・・・いいんだよ」ポロポロ
ミカサ「エレン!!」
エレン「おう・・・ミカサ」
アルミン「エレン・・・」ポロポロ
エレン「アルミン・・・泣くなよ」
アルミン「だ・・・だって・・・!」ポロポロ
エレン「はは・・・」
ライナー「エレン!!」
ベルトルト「エレン!」
ユミル「死に急ぎ野郎!本当に死に急いでんじゃねえ!」
エレン「はは・・・心配掛けて・・・わりーな・・・」
エルヴィン「エレン君・・・」
エレン「エルヴィン先生まで・・・」
リヴァイ「エレン・・・!」
エレン「リヴァイ・・・ごめん」
リヴァイ「謝るな・・・」
エレン「あの時の・・・"約束"・・・守れねえかも・・・しれねえ」
リヴァイ「・・・!」
エレン「父さんと・・・母さん・・・最期は・・・」
エレン「こんな・・・感じだったのかな・・・?」
リヴァイ「おい・・・!エレン・・・!」
クリスタ「エレン・・・?」
エレン「はは・・・大丈....ゲホッ!」
ベチャッ!
クリスタ「え・・・?嘘・・・」
エレンが咳き込んだと思いきや、吐血した。
クリスタ「エレン!!」
リヴァイ「エレン!しっかりしろ!!」
エレン「あ・・・あぁ・・・」ポタポタ
意識が朦朧とし、目が虚ろなエレン。
-
- 353 : 2018/07/08(日) 02:09:37 :
ミカサ「エレン!!しっかりして!」
アルミン「おい!エレン!!」
「エレン!!」
必死にエレンに呼びかける。
-
- 354 : 2018/07/08(日) 02:10:59 :
エレン「・・・皆」
クリスタ「エレン・・・?」ポロポロ
エレン「・・・最期に・・・聞いて・・・くれ・・・」
ミカサ「ねえ!何で最期なの!!」ポロポロ
アルミン「最期って言うなよ!!」ポロポロ
ライナー「勝手に逝くんじゃねえ!!」
エレン「はは・・・でも・・・もう・・・駄目なんだよ・・・」
クリスタ「そんな・・・」ポロポロ
-
- 355 : 2018/07/08(日) 02:14:44 :
エレン「俺は・・・皆に・・・助けられてた・・・」
エレン「表では・・・平気を装って・・・」
クリスタ「・・・」ポロポロ
エレン「でも・・・心の中で・・・諦めてた・・・」
エレン「"自由"は・・・永遠に・・・掴み取れない・・・"モノ"だと」
エレン「何故・・・俺はこんなにも・・・恵まれて・・・いないんだろ」
ミカサ「・・・」
アルミン「・・・」
エレン「でも・・・教えてくれた・・・」
リヴァイ「・・・!」
エレン「"生きている事が恵まれている"・・・ってな・・・」
クリスタ「・・・(私も・・・)」
エレン「生きる道が・・・見えたんじゃ・・・ないかって・・・」
エレン「なら・・・戦う・・・そう選択・・・したんだ」
エレン「悔いのない・・・選択を・・・」
エルヴィン「!!」
リヴァイ「エレン・・・!」
エレン「でも・・・それは・・・果たせなかった・・・」
エレン「俺は・・・病と闘い・・・負けたんだ」
皆「「「!!」」」
エレン「そして・・・終わろうとしている・・・俺の人生」
エレン「・・・地に這いつくばって、必死に踠く日がこれで・・・」
リヴァイ「!! おい!」
エレン「本当に・・・ありがとう・・・」ポロポロ
リヴァイ「おい!!おい!!」
クリスタ「エレン!!」ギュッ
皆「「「エレン!!!!」」」
エレン「お前らとの・・・"記憶"は・・・絶対に忘れない・・・」
エレン「本当に・・・本当に・・・ありがとう・・・!」ニカッ
クリスタ・リヴァイ「エレン!!!!」
エレン「また・・・"来世"で・・・逢おうな・・・」ニカッ
クリスタ「エレン!!エレン!!」ポロポロ
ミカサ「エレン・・・」
アルミン「何で・・・」
ライナー「おい!エレン!」
ベルトルト「エレン!」
ユミル「死に急ぎ野郎!」
ハンジ「エレン!」
エルヴィン「エレン君!」
リヴァイ「エレン!!」
エレン「」スゥー
下ろしかけたその手をリヴァイが拾う。
-
- 356 : 2018/07/08(日) 02:28:12 :
クリスタ「!!」
リヴァイ「・・・お前の」
リヴァイ「お前の残した意志が・・・俺に"力"を与える・・・!」
リヴァイ「お前との約束・・・俺が・・・俺が!」
リヴァイ「必ず!守ってみせる!」
リヴァイ「だから・・・見守っていてくれ!」ポロポロ
クリスタ「!!」
ミカサ「・・・」
アルミン「リヴァイさん・・・」
エルヴィン「リヴァイ・・・無理もないだろう」
ハンジ「ああ・・・」
クリスタ「エレン・・・」ギュッ
クリスタ「貴方の事は絶対に忘れない」
クリスタ「貴方の心は私の心の中で永遠に"生き続ける"」
クリスタ「だから約束!」
クリスタ「・・・"来世"でまた・・・逢おうね?」ニコッ
クリスタ「今までも・・・そして、これからも・・・!」ニコッ
エレン「・・・ありがとう」ニコッ
エレン「(これで俺も・・・家族の元へ行けるんだな・・・)」
エレン「(本当にありがとう・・・皆!)」
エレン「("来世"でまた逢おうな!)」
ピー
エレンの最期は、満面の笑みで安らかに深い眠りについた。
-
- 357 : 2018/07/08(日) 02:30:16 :
ミカサ「・・・この世界は残酷だ。そしてとても美しい・・・」
ライナー「俺は・・・俺は・・・!」ポロ
ベルトルト「・・・エレン」ウツムキ
ユミル「本当に・・・逝きやがった」
ハンジ「なんで・・・笑えるんだ・・・」ツー
エルヴィン「・・・彼が望んだ最期だったからじゃないのか?」
ハンジ「・・・!」
エルヴィン「医者は辛いはずだ・・・」
ハンジ「・・・」
エルヴィン「関わった者が亡くなった時・・・悲しみを覚え・・・そして・・・」
エルヴィン「己に・・・憎しみを抱く・・・」
ハンジ「!!」
エルヴィン「だが、彼が望んだ最期ならば・・・尊重するべきじゃないか?」
ハンジ「・・・!」
エルヴィン「彼の"意志"をな」
-
- 358 : 2018/07/08(日) 02:32:49 :
ハンジ「でも、私は・・・!」
エルヴィン「止せ、後悔するな」
ハンジ「なんで・・・!」ポロポロ
エルヴィン「後悔の決断は次の決断を鈍らせる」
リヴァイ・ハンジ「!!」
エルヴィン「そして、決断を他人に委ねようとする」
エルヴィン「そうなれば、もう手遅れだ」
ハンジ「!!」
リヴァイ「俺にはわからない・・・ずっとそうだ・・・」
エルヴィン「・・・」
リヴァイ「自分の力を信じても・・・」
ハンジ「・・・」
リヴァイ「信頼に足る"アイツ"の選択を信じても・・・」
クリスタ「・・・」
ミカサ「・・・」
アルミン「・・・」
リヴァイ「結果は・・・誰にもわからなかった・・・」
エルヴィン「結果など誰にもわからない」
リヴァイ「・・・」
エルヴィン「一つの決断は次の決断を材料にして初めて意味を持つ」
リヴァイ「!!」
エルヴィン「あの時ああすれば良かった」
エルヴィン「あの時誰かの言うことを聞いておけば良かった」
エルヴィン「時を巻き戻し、やり直せば上手くいったのだろうか?」
エルヴィン「過去に囚われ続けていては前には進めない」
リヴァイ「ああ・・・」
エルヴィン「彼の"意志"を忘れずにこれからを生きよう・・・」
皆「はい!(ああ!)」
-
- 359 : 2018/07/08(日) 02:41:21 :
------------
3月30日
『エレン・イェーガー』
『ここに眠る』
16歳の誕生日を迎え、その僅かな歳で生涯に幕を閉じた。
アルミン「エレン・・・僕は今でも」
アルミン「君が居なくなった気がしないよ・・・」
アルミン「でも・・・君の心は僕の心の中で生き続ける」
アルミン「"手にしたものと失ったもの、釣合は取れぬまま、道だけが続く…"」
アルミン「"失われた痛みは何時までも疼く"」
アルミン「"死してなおも、輝き続ける。仲間の元で…"・・・か・・・」スクッ
アルミン「次は・・・君の分まで・・・皆で!」
アルミン「・・・精一杯生きるよ・・・!」
アルミン「エレン・・・また逢おうね」ニコッ
-
- 360 : 2018/07/08(日) 02:42:09 :
- f i n -
-
- 361 : 2018/07/08(日) 02:44:43 :
はい!という事で終わりを迎えました!
いかがだったでしょうか!
最後あたり書いていると、物凄く悲しくなってしまって、書いている自分でも泣いてしまっていました(笑)
とても長い期間書いてた気がするんですが、
いざ、書き終わってみるとなると、
一気に気が抜けますね(笑)
今回は、エレンが病気で命を落としてしまう展開でしたが、リクエストもあったため、別の形で生存ルートを書いてみようかなと思っています。
それでは!
-
- 362 : 2018/07/08(日) 11:13:00 :
- 完結おめでとうございます!不覚にも泣いてしまいました!。・゚・(ノД`)・゚・。
この作品に会えて良かったです生存ルートもお書きになられるならそれもずっと期待しております!!
-
- 363 : 2018/07/08(日) 11:35:31 :
>>362 ありがとうございます!自分も書いてる時に泣いちゃってました(笑)
頑張って生存ルートのお話作ります!
-
- 364 : 2018/07/08(日) 21:26:15 :
伝えるのを忘れてました!
生存ルートのお話を執筆をする前に、
この作品のおまけを少し書いてからにしようかなと思います!
-
- 365 : 2020/10/06(火) 13:09:47 :
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害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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終わりの始まり シリーズ
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