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リヴァイ「あー結婚してぇ…」
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- 1 : 2018/01/12(金) 02:36:01 :
- ・中学校編から10年後
・リヴァペト、アルクリ
・誤字、脱字はすいません
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- 2 : 2018/01/12(金) 02:37:53 :
- 期待です!
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- 3 : 2018/01/12(金) 02:38:01 :
リヴァイ「あーもう25かぁ…結婚してぇな」
エレン「そ、そうですね…」
リヴァイ「お前は?」
エレン「俺はまだいいですかね…」
リヴァイ「そうか…今日は無礼講だ。友達感覚で話せばいい。そしてじゃんじゃん飲め」
エレン「…」
リヴァイ「なんだその顔は?無礼講なんて素直に信じてはいけない言葉ランキングトップ3に入る言葉じゃないですか、みたいな顔しやがって」
エレン「いや、まぁ…そんな感じですね」
リヴァイ「今日はタメ口の呼び捨てだ。出来ないならこれだ」ドン
エレン「…なんですか?」
リヴァイ「ザ・ソースとスピリタス」
エレン「わかったよ、リヴァイ」
リヴァイ「よし」
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- 4 : 2018/01/12(金) 02:39:59 :
- SSnotemanさん、ありがとうございますm(_ _)m
期待に応えれる様頑張ります!
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- 5 : 2018/01/12(金) 02:42:13 :
エレン「結婚の前に彼女さんは?」
リヴァイ「…」
エレン「あ…はい…てっきりペトラさんといい感じなもんだと」
リヴァイ「…ペトラは好きな奴がいるってよ」
エレン「え!?誰!?」
リヴァイ「知らねぇよ…グンタとオレオが振られた時に理由聞いたら、好きな奴がいるってよ。オレオが話してた」
エレン「オルオじゃなくてオレオ…ん?オルオか。口軽いな」
リヴァイ「あぁ。だからモテねぇんだ」グビッ
エレン(その好きな人はリヴァイさんだと思うんだけどな…一途だなぁ)チビチビ
リヴァイ「…で?あいつらはいつくんだよ」
エレン「あー…こっちには向かってるはずなんだけどな…」
リヴァイ「…お前は?ミカサとはどうなんだ?」
エレン「…あいつと付き合いたいと思います?」
リヴァイ「…ヤバそうな物件だもんな」
エレン「…出かけると、どこにいったの?今どこ?ってメールや電話が5分間隔で来るし…今日の飲み会だってリヴァイさ…達だけだよって説得するのに半月かかったし…」
リヴァイ「半月か……半月!?」
エレン「はい。しかも俺が女性と話してると、背後で何かドス黒いオーラ出しててまともに話せないし…そんなのにつきまとわれたらどうしますよ?」
リヴァイ「リスカするわ」
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- 6 : 2018/01/12(金) 02:46:57 :
アルミン「すいません。遅くなりました」
エレン「おう、お疲れー。何飲む?」
リヴァイ「今日は無礼講だ。リヴァイと呼んでくれ」
アルミン「え…」
リヴァイ「呼ばないとこれだ」
アルミン「それは…?」
リヴァイ「ザ・ソースとスピリタス」
アルミン「わかりました(店内に持ち込んじゃダメでしょ…)」
リヴァイ「あーうめぇな…で?クリスタとはどんな感じだ?」
アルミン「え?…あぁ、まぁ…リヴァイは?」
リヴァイ「彼女なんかおらん」
アルミン「え!ペトラさんとは…?」
リヴァイ「好きな奴がいるから付き合えないってグンタとオルスが振られたってオルスが言ってた」
アルミン「口軽っ!!え、でもリヴァイは振られてないんでしょ?」
リヴァイ「まぁ…振られてないし、あいつらとはよく飲むが…でも好きな奴って言ったら彼氏だろ?」
エレン「言われてみれば……ペトラさんスタイルよくて美人ですからね…いない方がおかしいですよ…」
アルミン「…因みにリヴァイの好きな女性のタイプは?」
リヴァイ「…茶髪のショートで、御淑やかで心優しくて、相手の為に叱る事が出来る笑顔の眩しい奴」
((もう名指しじゃん…!!))
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- 7 : 2018/01/14(日) 02:37:42 :
エルヴィン「すまない遅くなった」
エレン「エルヴィン先生!!」
エルヴィン「ハハハ、もう教師ではないよ。今はハンジの助手だ」
アルミン「研究者に転職したんですね」
エルヴィン「その通りだよ、ベルレルト君」
アルミン「は?」
リヴァイ「教え子に手ェ出しやがって…」
エルヴィン「卒業してからだから問題ない。リヴァイは?ペトラとはどこまでいったんだ?」
リヴァイ「…ペトラは彼氏がいるってよ」
エルヴィン「なんと!それで振られたのか?」
リヴァイ「振られたのはグンタとバルスだよ…好きな奴がいるって…バルスから聞いたから間違いねぇよ」
エルヴィン「口軽いな!」
エレン(ここまでがテンプレ化してる…)
エルヴィン「ふむ…その好きな人とは彼氏ではなく、君の事じゃないのかね?」
リヴァイ「…そうなのか?」
エルヴィン「いや、知らん」
リヴァイ「…タコ助が」
エルヴィン「タコ助か…私はどちらかと言えばイカだと思ってるんだが…ベルレルト君はどっちだと思う?」
アルミン「五月蝿いノンベェ・スミス」
エルヴィン「ふむ…悪くない」
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- 8 : 2018/01/14(日) 02:38:54 :
エルヴィン「確認してもらうのはどうかね?」
リヴァイ「確認?誰にだよ」
エルヴィン「…今日ハンジはペトラの家で飲んでくると言っていてな」
リヴァイ「!!」
アルミン「クリスタも言ってたな…電話してみます?」
エルヴィン「どうするリヴァイ?」
リヴァイ「お前…最高かよ。スピリタスやるわ」
エルヴィン「いただこう」
エレン(嘘だろ?)
リヴァイ「あ、どうだ?一服?」
エルヴィン「いただこう」
アルミン(スピリタス!!!!!)
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- 9 : 2018/01/14(日) 02:40:51 :
エルヴィン「スピリタスはやっぱいいや…フゥー落ち着くな」
リヴァイ「そうだな」
エルヴィン「…紫煙を見てると気をつけようと思うよな」
エレン(…健康?)
アルミン(火事かな?)
リヴァイ「散財か?」
エルヴィン「いや、車に」
リヴァイ「……あ?」
エルヴィン「交通事故だよ」
リヴァイ「…」ガタッ
エルヴィン「ん?どうした?」
リヴァイ「…花摘んでくる」
エルヴィン「それは女性専用言葉だぞ」
リヴァイ「…鬼退治してくる」
エルヴィン「車に気をつけるんだぞ」
エレン「鬼って…?」
アルミン「車走れるところにいるの…?」
エルヴィン「いいかね?鬼や悪魔がいるとするなら、それは人の心の中なんだよ」
エレン「…なんか腹立つ」
アルミン「同感」
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- 11 : 2018/01/17(水) 04:10:21 :
「「「「かんぱーい!!!!」」」」
ハンジ「…クゥー!五臓六腑に染み渡るぅ!!」
ペトラ「料理とお菓子作りましたよー」
クリスタ「あ、私も作りましたー」
ハンジ「マジで!?二人でこの量!?」
ペトラ「…スーパーの特売品も少々」
ハンジ「ふーん…お菓子は?」
クリスタ「ペトラのだけかな?」
ペトラ「あ、うん」
ハンジ「全部手作り!?すげぇ!!…あれ?二人はいつの間にそんな仲良しさんになったのかな?」
クリスタ「えーと…私が高校卒業する前にばったり再会しましてそこから…」
ハンジ「ふーん…で?ペトラの好きな人って?」
ペトラ「へっ?///」
ハンジ「好きな人がいるからグンタとイルス振ったんでしょ?」
ペトラ「だっ、誰からその事を…!!」
ハンジ「ん?イルスから」
クリスタ「口軽いですね〜」
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- 12 : 2018/01/17(水) 04:11:38 :
ハンジ「でぇ?誰なの誰なの?」
ペトラ「えっと…///」
クリスタ「あ、私も興味ある〜」
ペトラ「あのっ…///」
ハンジ「ん〜?…ん?」
ペトラ「っ…///」
ハンジ「…ペトラって胸おっきいね」ムニュ
ペトラ「ひゃう///」ビクッ
クリスタ「ですよね〜。私にも分けて欲しい」ムニュムニュ
ペトラ「ひゃぁ///」
ハンジ「ヤバい…超気持ちいい…ずっと揉んでいられる」ムニュムニュ
クリスタ「羨ましいなぁ〜」ムニュムニュ
ペトラ「やめっ…ゃぁ///」
ハンジ「っ…」
クリスタ「…!!」
((色っぽい…!!))
ユミル「あーもしもし?もういいかな?まぁ確かにおなご同士がキャッキャウフフしてるのは目の保養になるけどさ」
ハンジ「…君はオッサンか」
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- 13 : 2018/01/17(水) 04:16:29 :
リヴァイ「ふぅ…クリスタにプロポーズしないのか?」
アルミン「ブーッ!!」
エルヴィン「カシオレシャワーか、悪くない」
エレン「そうだよな。もう8年?くらい付き合ってるんだろ?」
アルミン「いや…まぁそうなんだけど…」
リヴァイ「もう言っちまえよ」
エルヴィン「そうだぞ。私もハンジにプロポーズしてからもう4年か…」
エレン「おおー!!どこでプロポーズしたんですか?言葉は?」
エルヴィン「場所はスーパーの魚屋の前だ」
リヴァイ「…は?」
エルヴィン「プロポーズの言葉はこうだ…この魚の切り身のように、これからも私の心を綺麗に捌いてほしい、と」
アルミン(ロマンの欠片も無い…と言うより、意味がわからない……)
エレン(え…女性ってそんな事言われて喜ぶの…?)
リヴァイ「頭おかしんじゃねぇのか?」
エルヴィン「人類の奇行種にはこのくらいやらないとね」
リヴァイ「黙れ、マッドサイエンティスト」
エルヴィン「私はそれの助手だよ助手」
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- 14 : 2018/01/20(土) 03:02:01 :
ハンジ「ペトラはロマンチストだからねぇー」
ペトラ「むぅ…いいじゃないですかロマンチスト。一生に一度しかないんですよ?」
ユミル「離婚すりゃあ二度三度」
クリスタ「ユミル」
ユミル「へいへい」
ハンジ「クリスタちゃんから見てペトラはどう?」
クリスタ「どうって…頼れるお姉さんですね」
ハンジ「まぁそうだけど…その、異性にはどう思われてそうかなって」
クリスタ「あーそっちですかぁ…」ギラン
ペトラ「ク、クリスタ…?」
クリスタ「まずはスタイル!なんだそのスタイルは!?けしからん!!」
ペトラ「え…?」
ハンジ「そうだそうだ!このナイスバディが!!」
クリスタ「後でデカくなる方法教えてぇ!!」
ペトラ「えーと…?」
クリスタ「次に顔!!なんなんだよ!!可愛いとも言えるし、綺麗とも、美人とも呼べるそのフェイスはよぉぉぉぉ!!!!髪はサラサラ!肌はスベスベ!!後で手入れの仕方教えてぇ!!ください!!」
ペトラ「クリスタ…?もう酔ってるのかしら…」
クリスタ「そしてトドメの性格ぅ!!同性でも惚れちゃう!!優しくて、とっても面倒見がいいんだよぉぉぉぉ!!!!裁縫や料理も!!女子力!いや!嫁力が高須クリニックなんだよぉぉぉぉ!!!」
ペトラ「…ク、クリスタ?1回落ち着こう…ね?」
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- 15 : 2018/01/20(土) 03:03:00 :
エルヴィン「おっと、私達だけしか話してないが、エレンはミカサとはどうなんだね?」
エレン「…」
エルヴィン「ん?」
エレン「付き合って…ません」
エルヴィン「…付き合ってないのか?」
リヴァイ「今日の飲み会説得すんのに半月かかったんだぞ?そんな奴と付き合いたいか?」
エルヴィン「なるほど…彼女は今何を?我々の監視かね?」キョロキョロ
エレン「…仕事行って、ジムで鍛えてから、友人とシステマするって言ってました」
エルヴィン「…デンター?」
リヴァイ「ちげぇよ。ロシアの軍隊格闘術だろ」
エルヴィン「なるほど…そんな女性をどう思うかね、アルミン君?」
アルミン「マッハ4で逃げます」
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- 16 : 2018/01/20(土) 03:05:06 :
ペトラ「…落ち着いた?」
クリスタ「う、うん…こういうところですよハンジさん」
ハンジ「惚れるわ。いや、惚れたわ。違うな…惚れ直したわ」
ペトラ「え!?」
クリスタ「ハンジお母様?私の悩み聞いてくれますか…?」
ハンジ「なんだい?私の可愛い可愛いクリスタや」
ユミル(今日は見てるだけでいいや)グビッ
クリスタ「私の大好きなペトラお姉様に素敵な彼氏が出来ないの…」
ペトラ「!?」
ハンジ「それはね…ペトラが高嶺の花だからだよ…私みたいなマッドサイエンティストからこんな素晴らしい子が生まれるなんて…」
ペトラ「あ、あの…」
クリスタ「悪い呪いにかかってるの!王子様の口づけがないと解けない呪いが!!」
ペトラ「へ!?///」
ユミル(クリスタ酔っ払うと面白いよなー)
ハンジ「なんと!!して!その王子の名は?」
クリスタ「名は!?」
ペトラ「えぇ!?///」
ハンジ「名は!?」
ペトラ「うぅ〜///」
クリスタ「!!…うへへへへへ」
ペトラ「ク、クリスタ…?」
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- 17 : 2018/01/20(土) 03:06:46 :
アルミン「あ、もしもし?どうしたの?」
駆逐してやる…非リア充を…この世から1匹残らず…!!
クリスタ『あ、エレンもいるの?』
アルミン「あぁ、うん」
私は恋のキューピッド団13代団長ノンベェ…じゃなかった、エルヴィン・スミスだ
クリスタ『…リヴァイさんもいる?』ヒソヒソ
アルミン「え?いるけど…」
我々はキューピッドだが現代社会では弓矢は使えない…なので私達がカップル成立させる時に使う武器はこの、スマホの動画撮影機能。これを結婚式で流す!
クリスタ『今から皆んなでペトラの家来れる?』ヒソヒソ
アルミン「行けると思うよ…そっちでも飲んでるんだっけ?」
ワタシノスコヴィルチハ…ナナヒャク、ジュウマンデス
喋ったぁぁぁぁぁ!!
うるせぇ
クリスタ『うん…そっち大丈夫?』
アルミン「あーうん。かろうじて。じゃあ今からそっち向かうね」
クリスタ『うん。また後でね』ピッ
アルミン「ふぅ…」
エルヴィン「アルミン君聞いていたかね?」
アルミン「はい!?」
エレン「なんだよ彼女と惚気てたんかよ…これだからアルミンは」
アルミン「」イラァ
エルヴィン「アルミン君?私がオフコース、と言ったら?」
アルミン「エレンの顔を殴る」
エレン「!?」
エルヴィン「正解だ」
エレン「!?!?」
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- 18 : 2018/01/23(火) 23:37:25 :
エルヴィン「ペトラの家か…楽しくなってきたなぁリヴァイ!」
リヴァイ「ふん…」
アルミン「えーとこの道を…こっちですね」
エルヴィン「そうか…おおっとリヴァイ」
リヴァイ「なんだよ」
エルヴィン「立ちションしよう」
リヴァイ「立ちションの連れションかよ…」
エレン「あ…つられション」
エルヴィン「おお!来たまえ!アルミン君は?」
アルミン「テンションダダ下がり」
エルヴィン「上手い!!」
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- 19 : 2018/01/23(火) 23:38:15 :
ハンジ「で?好きな人には告ったの?」
ペトラ「へっ///」
クリスタ「私も気になる〜」
ペトラ「……む、昔1回だけ…」
ハンジ「マジで!?なんて言ったの!?」
ペトラ「す、好きですって…///」
クリスタ「おお!!それで!?」
ペトラ「その…タイミングが悪かったみたいで、その人が食べてたプリンの事と勘違いされました…」
クリスタ「リヴァ…あ、いや。その人も酷いねー」
ハンジ「普通女性からそんな赤面で好きって言われたら告白でしょう!?リヴァ…その人の照れ隠しかもしれないよー?」
ユミル(意外と鈍感なのか…)
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- 20 : 2018/01/23(火) 23:40:07 :
エレン「何か買っていきますか?」
リヴァイ「そうだな」
アルミン「ふぅ…」
エルヴィン「疲れたのかね?デスクワークばかりで運動してない証拠だ」
アルミン「エルヴィンさんは?」
エルヴィン「私はフィールドワークもあるからな。巨人と追いかけっこもするから運動不足ではないよ」
アルミン「…転職して良かったですか?」
エルヴィン「あぁ、だがもう変えることは出来なさそうだがね」
アルミン「…?」
エルヴィン「…歳だ。君達はまだ何も感じないだろうが、老いとは実に恐ろしい。逃れられない恐怖だ」
アルミン「そんなに…ですか?」
エルヴィン「あぁ。昔は簡単に出来てた事も出来ないし、新しい事への挑戦も恐怖でしかない。身体がついてこない恐怖、怪我をする恐怖、もしかしたらその怪我で私の人生が終わってしまう恐怖もあるかな」
アルミン「そんな大怪我はしないのでは…」
エルヴィン「治りも確実に遅くなっている。後遺症だって残らないとは言い切れないだろ?だから君達がとても羨ましくてね」
アルミン「身体が自由に動くからですか?」
エルヴィン「それもあるが、君達は私にはもう無いものを持っているからね」
アルミン「…?」
エルヴィン「未来だよ」
アルミン「未来…?」
エルヴィン「そう。君達はまだ若い。いくらでもやり直せるし、夢に向かって努力する事も出来る。私が今から夢を叶えようとしたって、勉強し直すのに時間がかかるし、お金だってかかる」
エルヴィン「仮に夢を叶えたとしても病気や怪我をして何も出来ないで一生を終える事もあるだろう。夢を叶えた時健康かどうか分からないからな」
エルヴィン「君達には先の事だけに集中出来るだけの若さがあるって事だ。お金なんて親から借りればどうとでもなるからな…だから大人はみんな子供になりたいって言うんだ。やり直して、本当に自分がやりたい事に全力で向かって行きたいから…可能性は無限大だからな」
エルヴィン「大人の可能性は有限だっていうのに、子供はそんな事知らないから早く大人になりたいとか言いやがって…大人になるにつれて色々と制限や責任がつく事も知らないし、今自分達が過ごしてる時間にどれほどの価値があるのかに気付きもしないでな…」
アルミン「…」
アルミン(どうしよう…凄くいい事言ってるけど、社会の窓全開なんだよね…)
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- 21 : 2018/01/23(火) 23:41:27 :
ピンポーン
ペトラ「?宅配便かな…?」
クリスタ「はいはーい。あ、私が出ますね」
ペトラ「え?」
ハンジ「」ニヤニヤ
アルミントクリスタナラブトシマイミタイダナ
ウッ…オトコラシサトハ…
ウデフトクシロ
ドウスレバ…?
ジョウワンサントウキンデモキタエテロ
ペトラ(…え?この声リヴァイさん!?え、やだ!身だしなみ大丈夫だよね?変じゃないよね?)キョロキョロ
ハンジ(慌ててる慌ててる)クスクス
ガチャ
エルヴィン「お邪魔する…おお、料理がこんなに」
エレン「こ、こんばんは…」
リヴァイ「…」
クリスタ「いらっしゃい」ニヤニヤ
ペトラ「…こんばんは」ニコッ
クリスタ(あら…慌ててない…まさか好きな人はリヴァイさんではない…?)
ハンジ「やぁ」ニヤニヤ
クリスタ(あ…ふふふ)
ユミル(これは…!!)
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- 22 : 2018/01/23(火) 23:43:23 :
ハンジ「さぁーどうぞどうぞ」
エルヴィン「あぁ…」スッ
クリスタ「アルミン座ろっ」スッ
アルミン「あ…うん」スッ
リヴァイ「…」スッ
ペトラ「…」
クリスタ(よし!!隣に座った!)
ユミル(クリスタの瞳キラキラ輝いてるなぁ…まぁ姉のように慕ってる人の幸せだからな…成功して欲しいわな)
クリスタ(さて…)チラ
ハンジ(始めますか…!)ニヤ
エレン「ペトラさんって付き合ってる方いるんですか?」
ペトラ「え!?///」
リヴァイ「!!」
クリスタ(これは…)ニヤニヤ
ハンジ(予想もしてなかった所からのナイスセンタリングパスー!!)ニヤニヤ
ペトラ「い、いないよ…?募集中…です」チラッ
リヴァイ「…」
ペトラ「///」
ハンジ(うはぁー!可愛い!!)バシバシ
エルヴィン「痛い、痛いよ」
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- 23 : 2018/01/23(火) 23:44:20 :
ハンジ(さぁ、ペトラを褒めまくれ!容姿でも!料理でも!!)
リヴァイ(…なんか視線を感じるんだよな…)パクッ
リヴァイ「…美味いなこれ」
ペトラ「あ、それはクリスタが作ったものです。美味しいですよね」
リヴァイ「」
ハンジ(リヴァイィィィィ!!!この馬鹿助が!!)ガタッ
クリスタ(私の料理なんかどーでもいいでしょ!?リヴァイさんのバカバカバカバカ!!)プンスカ
ペトラ「これもクリスタが作ったんですよ。はいっ」ニコニコ
リヴァイ「あ、あぁ…ウマイナ」
ペトラ「はい♪」
ハンジ(なんでアンタは笑顔なのよぉぉぉぉぉ!!!健気!本当いい子だよ!!養子にしたいィィィィ!!!)バンバン
クリスタ(そこは少しくらい嫉妬したり悔しがったりしてくださいよお姉様ぁぁぁぁぁ!!!)ガンガン
アルミン(…なんだろう…二人のテンションが若干めんどくさい…)
エレン(…俺は選択を間違えたのだろうか……)
ユミル(…ビデオカメラ持って来といて良かった)
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- 24 : 2018/01/23(火) 23:46:42 :
ブゥゥ、ブゥゥ
リヴァイ(ん…誰だ?ハンジからか…)
件名:お菓子食え!
本文
お菓子は全部ペトラの手作りだから!!
リヴァイ(なるほど、菓子か…)パクッ
リヴァイ「…美味いな。誰の手作りだ?」
ペトラ「あ、私です!」
リヴァイ「そうか…美味いな」パクパク
ペトラ「ありがとうございます!///」パァァ
ハンジ(…やばい…可愛すぎる…//)
クリスタ(もう告っちゃえ!)
エルヴィン「これ美味いな。誰のだ?」
ユミル「スーパーの特売品」
エルヴィン「…」
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- 25 : 2018/01/23(火) 23:48:13 :
ハンジ(ペトラはロマンチスト…こんなとこで、しかも酒飲みながらの告白は…)チラッ
クリスタ(いや…ムードが良ければ有りかも…)コクコク
ハンジ(さぁ、パスの名手!出番だ!!)グッ
エレン(んぇ!?えーと……あ、そうか)
エレン「ペトラさんはその好きな人と付き合わないんですか?」
ペトラ「えぇぇ!?///」
ハンジ(GJ!!)グッ
クリスタ(私の時も頼むね!)グッ
エレン(おうよ!)グッ
リヴァイ(あいつら…今度何かお礼しないとな…)
ペトラ「その人は…カッコよくて優しいし、みんなから信頼されてる人気者だから…私なんかとでは釣り合わない気がして…ほら、私魅力無いし……」
リヴァイ(嘘だろ…?こんなハイスペックでも自信持てないのか…?)
ハンジ(何言ってんのこの子は!?グンタとイルカが見る目無いみたいじゃない!!自信持って!!!)ダンダン
クリスタ(魅力的な女性だよ!?欠点の方が少ないじゃない!?女性としても!人間としても!!)ドンドン
アルミン(……帰りたい)
エルヴィン「…辛い!!なんだこれ!?」
ユミル「ふっふっふ…ザ・ソース!!」
エルヴィン「あ…そーすっか」
ユミル「うわぁ腹立つー」
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- 26 : 2018/01/23(火) 23:49:54 :
リヴァイ「…ペトラ」
ペトラ「はい」
リヴァイ「お前は…その…魅力的な女性だよ」
ペトラ「…リヴァイさん?」
ハンジ(お…?)
クリスタ(これはもしかしてそのまま…?)
リヴァイ「だから…もっと自信を持て。お前に勇気付けられる奴も、お前のその優しさに助けられる奴も沢山いるんだから」
ペトラ「…」
ハンジ(これは…)ドキドキ
クリスタ(目の前で告白…)ドキドキ
アルミン(…完全に野暮な二人…でも、プ、プ、プロポーズの参考になるかも…)ドキドキ
リヴァイ「…お、俺もその一人だからよ…」
ペトラ「ぇ……」
リヴァイ「だから…その…ペトラ」
ペトラ「は、はい…」
リヴァイ「俺と…つ…つ…!」
ペトラ「っ…!!」
ハンジ(ぉぉぉぉぉ!!!//)ドキドキ
クリスタ(ついに…ついに!!)ドキドキ
アルミン(おおお!?野暮でもいいかも!!)
エレン(ペトラさん…よかったですね)グスッ
エルヴィン(躊躇うな!そのまま行けっ!!)グッ
ユミル(…え?マジで告るの!?え?え?)
リヴァイ「…付き合ってくれ!!コンビニに行くの!」
ペトラ「…………え?」
ハンジ(あのチビ…)
クリスタ(最後の最後で…)ブチィ
アルミン(ヘタレだなぁ…)
エレン(なんだコンビニかぁー)
エルヴィン(ペトラの反応見ると両想いだな)
ユミル(両想いならさっさとくっつけよ…)
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- 27 : 2018/01/23(火) 23:51:06 :
クリスタ「…ユミル」クイックイッ
ユミル(やべぇ、完全にスイッチ入ったな…)
ハンジ「クリスタ、どうするの?」
クリスタ「逃げ道を無くす。ユミル、トイレに籠って」
ユミル「お、おう…あぁー!突然頭痛が!トイレトイレー!!」ドタバタ
ペトラ「…」
アルミン(頭痛でトイレって…腹痛でいいじゃん)
クリスタ「ペトラ。私も行っていい?」
ペトラ「ぇ…う、うん…」
クリスタ「アルミンとエレンも行こ?荷物持ってくれると助かるんだけど…」
エレン「お、おぉ…(考えるな、感じろ)」
アルミン「わ、わかった…(逆らえない…そして、荷物持ちはこんなにいらない…)」
クリスタ「じゃ、行きましょうか」ギロ
リヴァイ「」
ハンジ(怖えぇ…)
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- 28 : 2018/01/23(火) 23:52:10 :
エルヴィン「…」カチカチカチ
ハンジ「…」
エルヴィン「…どうする?」
ハンジ「もちろん尾けるよ!」
エルヴィン「だよな…」
ハンジ「……ん?」
エルヴィン「どうした?」
ハンジ「なんでもないよ…さて、クリスタに連絡連絡っと…」カチカチ
エルヴィン「戸締りはしっかりしとかないとな」
ハンジ「あ、そうだねー…ふむふむ、近所の公園に二人っきりにしたんだって!やべぇ!超見てぇ!!」
エルヴィン「それは楽しみだな」
ハンジ「早く早く!!」
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- 29 : 2018/01/24(水) 00:04:35 :
リヴァイ「…」
ペトラ「…」
リヴァイ「…」
ペトラ「…」
リヴァイ(……何話そう)
リヴァイ「…なぁ」
ペトラ「…はい?」
リヴァイ「お前の好きな奴だけどよ…」
ペトラ「!…はい」
リヴァイ「…俺が知ってる奴か?」
ペトラ「え…は、はい」
リヴァイ「(誰だよ羨ましい…)…告白はしたのか?」
ペトラ「え、えぇ…」
リヴァイ「したのか……それで?どうなったんだ?」
ペトラ「私の伝え方が悪くて、上手く伝わりませんでした……ハハハ…」
リヴァイ「そうか…伝わってないならまだ俺にも……!」
ペトラ「…リヴァイさん?」
リヴァイ「…」
《恋を前にすると人間は臆病になる。老いとは違い、それから逃げ出す事は出来るだろう。だが逃げたからって事態は何も好転しないぞ。次は逃げるな》
リヴァイ(分かってるよクソ野郎…)
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- 30 : 2018/01/24(水) 00:06:02 :
リヴァイ「…ペトラ」
ペトラ「はい」
リヴァイ「……俺には惚れた女が居るんだが…」
ペトラ「!!……はい」
リヴァイ「俺はお前と違って臆病なんだ。そいつに気持ちを伝えられないんだ…」
ペトラ「…」
リヴァイ「なぁ…お前はどうやって気持ちを伝えられると嬉しい?」
ペトラ「……私、ですか?」
リヴァイ「あぁ、参考にしたい」
ペトラ「………」
リヴァイ「…ペトラ?」
ペトラ「あ……すいません。そうですね…私でしたらこう、ギュッと抱きしめられながら好き、って言ってもらいたいですね…」
リヴァイ「…こうか?」ギュッ
ペトラ「!?!?!?///」
リヴァイ「ペトラ?」
ペトラ「あっ…はい!こんな感じです///」
リヴァイ「ペトラ…」
ペトラ「?」
リヴァイ「好きだ」
ペトラ「え!?///」
リヴァイ「好きだ…」
ペトラ「………ありがとうございます。私なんかの我儘を聞いていただいて…」ギュゥ
リヴァイ「……言っとくが、俺は惚れた女にしか好きとは言わないぞ…」ギュ
ペトラ「……ぇ…」
リヴァイ「ペトラ…好きだ」
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- 31 : 2018/01/24(水) 00:07:23 :
ペトラ「…ホントに?」
リヴァイ「あぁ…」
ペトラ「…ホントにホント?」
リヴァイ「あぁ…お前が信じられるまで言ってやる…ペトラ、好きだ。大好きだ」
ペトラ「リヴァイさん……私も、私も好きです!!大好きです!!」ギュゥゥ
リヴァイ「ペトラ…」ギュッ
ハンジ「」ニヤニヤ
クリスタ「」ニヤニヤ
アルミン「」ニヤニヤ
エレン「」ニヤニヤ
エルヴィン「」ニヤニヤ
ペトラ「!!!!!うわぁぁぁぁぁ!!やだ!///見ないで!!///撮らないで!!!///」アタフタ
ハンジ「んん〜?なんの事かなー?」パシャパシャ
クリスタ「私達は夜の公園を撮ってるだけですよ〜?」パシャパシャ
「「ねー♪」」
エレン(ハハハ…)
リヴァイ「お前…結果わかってたからそんなビデオカメラで撮影してやがったのか…」
エルヴィン「オフコース!」グッ
アルミン「!」バシィ
エレン「痛ぇ!!」
エルヴィン「あ…まぁ、いいか」
-
- 32 : 2018/01/24(水) 00:08:54 :
リヴァイ「エルヴィン」
エルヴィン「何かね?」
リヴァイ「ありがとな。あのメール…」
エルヴィン「君が礼を言うとは珍しい…気にするな」
リヴァイ「…後、それいつから撮ってた」
エルヴィン「んん〜?君が愛の告白をする少し前かなー?」ニタニタ
リヴァイ「そのビデオカメラ…少し貸してくれないか?なぁに、たった2工程で済む」
エルヴィン「…2工程?」
リヴァイ「1.スピリタスをぶっかける。2.燃やす。以上だ」
エルヴィン「やだやだ!!このビデオカメラは防火防水性3%なんだぞ!?この動画は結婚式で流すんだい!!恋のキューピッド団、団長の威厳にかけて!!!」ジタバタ
リヴァイ「…オッサンが駄々こねてる姿なんざ需要ねぇぞ。そんな威厳、その辺の溝にでも捨てちまえ。後、チャック開いてる」
エルヴィン「む?どうりでスースーすると思った」ジィ
アルミン(あ、教えるの忘れてた)
エレン(3パーなんて有って無いようなものじゃん…)
-
- 33 : 2018/01/24(水) 00:10:09 :
ハンジ「エルヴィーン!盗られちゃダメだよ〜」
エルヴィン「任しとけーい。エレン!アルミン!!鉄壁だ!!!」
エレン・アルミン「え"!?」
リヴァイ「…リヴァイ、飛び膝蹴りだ」ダッ
エレン・アルミン「えぇぇぇぇ!!!!」
ペトラ「もしかして…」
ハンジ「ん?」ニヤニヤ
ペトラ「…嫌ぁぁぁぁぁ!!///消してっ!///消してください!!///」
クリスタ「大丈夫だよペトラ…」ギュッ
ペトラ「……クリスタ?」
クリスタ「ちゃぁんと結婚式でナ・ガ・ス・カラ♪」ボソッ
ペトラ「!!!?!?け、けけけけけけ結婚!?////////」ボンっ
ハンジ「…ペトラ?顔真っ赤だよ?大丈夫?」
クリスタ「…湯気ででます……」
ペトラ「//////////」プシュゥゥゥ
ハンジ「まぁ…シャッターチャンスだ」パシャパシャ
クリスタ「そうですね」パシャパシャ
エルヴィン「なんと…鉄壁積んで2対1なのに負けた…?貴様!特殊型か!?」
リヴァイ「なんの話だよ…さぁ、寄越せ」
エルヴィン「くっ…こっちにはまだマッドサイエンティストがいる!!」
ハンジ「え?薬品も発明品も持ってないからただの奇行種だよ〜」パシャパシャ
エルヴィン「…」
リヴァイ「…」
-
- 34 : 2018/01/24(水) 00:11:40 :
エルヴィン「…リヴァイ、取引しよう」
リヴァイ「ほぉ…内容は」
エルヴィン「全員の携帯で撮ったペトラの動画、写真を1つにまとめてお前に送ろう。だから動画は結婚式で流させてくれ!」
リヴァイ(…欲しい!)
リヴァイ「結婚式の時だけだからな…」
エルヴィン「あぁ!ありがとう!でぇ、いつ結婚するんだ?」
リヴァイ「は?」
ハンジ「もうしちゃいなよー」ニヤニヤ
クリスタ「ほらっ誓いのキス」ニヤニヤ
ペトラ「えぇぇ!?///」
リヴァイ「…」
エレン「あの…エルヴィンさん」ヒソヒソ
エルヴィン「…何かね?」ボソボソ
エレン「いいんですか?俺たちの動画や写真をリヴァイさんにあげて…」ヒソヒソ
エルヴィン「別にいいだろう?どうせ結婚式で見るんだから」ボソボソ
エレン「え…?それはビデオカメラの動画では?」ヒソヒソ
エルヴィン「私は"動画は結婚式で流させてくれ"、と言ったんだ。"ビデオカメラの動画だけ"、とは言っていないよ」ボソボソ
エレン「うわぁ…最低。悪魔」
エルヴィン「はっはっは。言っただろう?人の心の中には鬼や悪魔がいるって」
-
- 35 : 2018/01/24(水) 00:12:46 :
ハンジ「で?で?誓いのキスはどちらからにします?」ニヤニヤ
クリスタ「やらないと呪い解けませんよ?」ニヤニヤ
ペトラ「うぅ〜///」
エレン(呪われてたのか…)
リヴァイ「チッ…」スタスタ
ハンジ「お?どうしました?新郎さん?」ニヤニヤ
リヴァイ「アルミン、クリスタ、お前らも覚悟を決めろよ」
アルミン「はい?」
クリスタ「覚悟?」
リヴァイ「…こういうのは男からで、次はお前たちの番って事だ」ブチュゥゥ
ペトラ「!?!!!!?//////////」
ハンジ「おおー!!」
クリスタ「お姉様…//」パシャパシャ
アルミン(番!?男から!?)
エレン「いいなぁー愛されてて」
エルヴィン「君だってミカサから愛されてるじゃないか」
エレン「愛ですかぁ……そのビデオカメラ、エルヴィンさんのですか?」
エルヴィン「いや?来る途中にハンジから渡された」
-
- 36 : 2018/01/24(水) 00:13:56 :
リヴァイ「プハァ」
ペトラ「////////」
ハンジ「」ニヤニヤ
クリスタ「」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
アルミン(撮りすぎでは!?)
リヴァイ「さて…覚悟は決まったか、お前ら」
ハンジ(あーあ、パスの名手に期待してたのになー)
クリスタ「はいっ!お姉様以上に幸せになってみせます!!」
ペトラ「クリスタ…///」
リヴァイ「残念だが、それは無理だ」
クリスタ「えっ…アルミンが頼りないっていうんですか!?」
リヴァイ「俺がペトラを宇宙一幸せにするからだ」
クリスタ「え…」
ペトラ「!?////////」プシュゥゥゥ
アルミン(待って…ハードル高いよ…この後クリスタにどんなプロポーズしても霞んじゃうじゃん…)
エレン(これアルミンの罰ゲームなんじゃね?)
エルヴィン(ふむ…写真については言及されなかったから、遊び道具には困らないと思っていたが…棚から牡丹餅とはこのことか)
-
- 37 : 2018/01/24(水) 00:14:57 :
ハンジ「さぁ…お二人さんの覚悟は?」
クリスタ「はいっ!出来ております!!」
ハンジ「うむ!!」
アルミン(この公園を恋愛成就の公園にしたいの…?誰が?)
ハンジ「新郎は?」
アルミン「…はっ、はい!(もう知らね。当たって砕けろ。木っ端微塵だ)」
リヴァイ「ペトラ…すまなかったな」
ペトラ「い、いえ!その…嬉しかった…です///」カァァ
リヴァイ「そ、そうか…(か、可愛い…結婚したい…あ、したのか……したのか?)」
エレン「結婚ってこんなとこでも出来るんですね」
エルヴィン「成人してるし、親の同意は不要だからな。後で電話なりメールなりで報告すればいいだろ。こいつらは順番滅茶苦茶だけどな」
エレン「そうですね。俺も結婚したくなってきました」
エルヴィン「…ミカサとかね?」
エレン「ミカサ…ミカサかぁ…ミカサ?…ミカサどう思います?」
エルヴィン「うん?」
-
- 38 : 2018/01/24(水) 00:16:06 :
ハンジ「さて、ではアルミン君から誓いのキスを。その後にプロポーズかな?」ニヤニヤ
アルミン(やばい、何も浮かんでこない…魚みたいに捌いてくれなんて言ったら叩かれるだろうな…)
アルミン「クリスタ…」
クリスタ「?」
チュ
クリスタ「!!……えへへっ///」
アルミン「!!…可愛い」ボソッ
クリスタ「え?」
アルミン「!!あ、いや…(口に出しちゃった)」
クリスタ「」ワクワク
アルミン「っ…ク、クリスタ!」
クリスタ「…はい!」
アルミン「そ、その…君と付き合い始めた時から、僕のこれからの人生は君とあり続けよう。そう心に決めてました」
クリスタ「…」
アルミン「…これから先、色んな事が今まで以上に降り注ぐと思う。僕はそれら全てを君と感じていきたい、一緒に歩いていきたい」
クリスタ「…」
アルミン「君をこれからも愛し続けることを約束します。クリスタ、僕と結婚してください」
クリスタ「…」
アルミン「…」
クリスタ「…はいっ!末永く、よろしくお願いします!//」
アルミン「あ…うん!//」
エレン「グスッ…えぇ話やなー」
エルヴィン「そうだな…(何故君が泣く)」
-
- 39 : 2018/01/24(水) 00:17:37 :
リヴァイ「」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
クリスタ「!」
アルミン「リヴァイ!撮りすぎ!!無表情怖い!表情変えて!!てか瞬きして!!息してる!?呼吸忘れないで!!」
リヴァイ「あ"ぁ!?呼び捨てか?」
アルミン「今日は無礼講だって…」
リヴァイ「んなもん店出たら終わりに決まってんだろ」
アルミン「そんな…」
エレン「…やっぱり無礼講って言葉は信じてはいけないんですね…」
エルヴィン「まぁ上のもんが都合よく使える言葉と認識しとけばいいだろう…ははっ、なかなかお似合いじゃないか」
ハンジ「エールヴィン!撮れたー?」
エルヴィン「あぁ!バッチリさ!!」
クリスタ「ペトラ…これからもよろしくね!」
ペトラ「あ…うん!よろしくね!あと…おめでとう!!」ギュゥ
クリスタ「ありがとう!」ギュゥ
クリスタ「あ…どっちが先に子供出来るか競争しない?」ニヤッ
ペトラ「えっ…///」
クリスタ「冗談ですわお姉様」クスクス
ペトラ「クリスタ!///」
アルミン(子供…//)
リヴァイ「悪くない」
ハンジ「何が?」
リヴァイ「」
おしまい
ユミル「クリスタぁ…いつまで籠ってればいいんだよぉぉぉ………」
本当に本当のおしまい
-
- 40 : 2018/01/24(水) 09:10:24 :
- 最初アルクリかって思ったけど
意外に良かったです
面白かったですよ!
-
- 41 : 2018/01/25(木) 20:56:59 :
- はーさん、ありがとうございますm(_ _)m
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