これは、僕が過ちを繰り返す物語だ。人生とは選択の連続、選んだものが正解かどうかはわからない。僕が選んだ選択が誰かのためになるかもしれないし、誰かに損益をもたらすかもしれない。はたまた誰かを不幸にして、誰かを幸福にするかもしれない。これは僕が紡ぐ物語だ






{・・・あれ?ここはどこだ・・・僕はいったい・・・}
見慣れない部屋、湿った空気が肌を撫でる

???「よぉ、起きたか兄ちゃん」
見たことのない顔だ

「うわぁ!誰ですかぁ!」
当然の問いだ

???「俺は逸だ、看病してやった人間に誰ですかはねえだろ・・・」
僕を看病してくれていたみたいだ

僕・・・僕は誰だ・・・?