この作品は執筆を終了しています。
アルミン「ここにゴキブリっていう虫がいて……」
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- 1 : 2017/12/20(水) 18:52:51 :
- エレン「なんだそれ?ミカサは知ってるか?」
ミカサ「いや、知らない。どういうものなの?アルミン」
アルミン「虫の名前だよ。この世界に何億っているらしい。人類が滅んだら、ゴキブリの時代が来るって言われるほど、生命力が高いんだ」
エレン「巨人より高いのか?その生命力ってやつは」
アルミン「いや、流石にそこまでではないだろうけど、体を真っ二つにしても死なないらしいよ。おまけに、物凄く動きが速く、飛ぶことも出来るみたいなんだ」
エレン「うおお!じゃあ、そのゴキブリを使えば、巨人を駆逐することが出来るんじゃないか!?」
アルミン「残念だけど、ゴキブリは小さいんだ。巨人に踏まれでもしたら、流石に死ぬだろうね」
エレン「そっか……残念だな」
ミカサ「巨人の力は知っているはず。そんなものに頼らずに、訓練に励まないと駄目」
エレン「わ、分かってるよ!」
ライナー「いったい何の話をしてるんだ?」
ベルトルト「僕たちも混ぜてよ」
エレン「ああ、ゴキブリって知ってるか?」
ライナー「知らないな」
エレン「虫らしいんだけどよ、動きが超速くて、体を真っ二つにしても死なないんだってさ」
ベルトルト「それはすごいね。僕も見てみたいや」
ジャン「見れるわけねえよ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※キャラ崩壊・亀更新注意
※誤字脱字は教えてくれると助かります
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- 2 : 2017/12/20(水) 18:57:29 :
- エレン「は?なんでだよ?」
ジャン「そんな虫がいるわけねえだろ?これだからお子さまは……」スタスタ
ライナー「どこ行くんだ?」
ジャン「トイレだよ」ガチャ
バタン
ライナー「相変わらずかんにさわる奴だな」
ミカサ「エレン、気にしないで」
エレン「ああ、別にいいけどよ……」
「ウ、ウワアアアアア!!!!!」
一同「!?」
-
- 3 : 2017/12/20(水) 23:33:19 :
- エレン「……なんだ、今の」
アルミン「ジャンが行った方からだよね」
ライナー「ちょっと見てくる」ダッ
ミカサ「どうする?エレン」
エレン「まぁ、俺も気になるし行くよ。お先」ダッ
アルミン「あ、待ってよエレン!」ダッ
ー食堂前ー
ライナー「……」
エレン「……」
アルミン「ハァハァ……どうだった?エレン、ライナー?」
ライナー「誰がこんなむごい仕打ちを……」
エレン「プッ……ざまあみやがれ……じゃなくて、こりゃいったいどうしたんだ?」
アルミン「」チラッ
ジャン「」
アルミン「(気絶してる……のか?それに股間辺りが濡れてるけど、もしかして……)」
エレン「こいつ、漏らしてやがる……小便でびちょびちょだしくせえぞ、こいつ」
ミカサ「……」
ベルトルト「(ミカサが汚物を見るような目でジャンを……)」
アルミン「ジャンがこんなになるなんて、いったい誰がこんなことを……」
カサカサ
エレン「ん?」
ミカサ「エレン、どうしたの?」
エレン「いや、なんか聞こえた気がしたんだけど……気のせいかな……」
カサカサ カサカサ
ベルトルト「それって、カサカサ、カサカサって音?」
アルミン「僕も聞こえてきた(この音……まさか……)!!ライナー、肩の上!!」
ライナー「ん?俺の肩の上がどうし……」
黒い虫「」カサカサカサカサカサカサ ※ライナーの肩の上
ライナー「ウ、ウをををををををおおおおお!!!!!な、なななななんだこれ!!??ど、どけよ!!」ブンッブンッ
黒い虫「」ブーン
ベルトルト「(と、飛ぶのか!?)こ、こっちに来るなあああぁぁああ!!」ブンッブンッ
黒い虫「」ブーーン
エレン「お、おおおおい、ああああいつ、食堂の中に入っていいい、いいったぞ……」
アルミン「まずいよ!!みんなまだ食事中d「キャアアアアアァァア!!!」
ミカサ「急がないと、みんなに被害が!」ダッ
エレン「と、とりあえず戻ろう」ダッ
ー食堂ー
-
- 4 : 2017/12/21(木) 21:31:59 :
- ゴキブリ達「」カサカサカサカサカサカサカサカサ
女訓練兵「キャアアアアアァァア!!!」
ゴキブリ「」ブーン
男訓練兵「ウ、ウワアアアアア!!!!!」
エレン「な、なんだよ……これ……いったい、何匹いやがるんだ?」
ベルトルト「こ、こんな量……無理だ……逃げよう、皆!」
ライナー「お、おい、あれ……クリスタじゃねえか!?」
ゴキブリ「」カサカサブーン
クリスタ「キャアアアアアアア!!こ、来ないでよ……!!」
ライナー「……よくも……クリスタを……!!」ギリ
エレン「よせよ、ライナー!!あの数が見えねえのか!?無理だ、諦めろ!!」
ライナー「兵士には引けない状況がある……それが……今だ!!」
ベルトルト「ライナー……やるんだな?今、ここで!」
ライナー「ああ……勝負は今、ここで決める!!」
ライナー「(今助けるぞ、クリスタ)ウオオオオオオ!!クリスタから離れろ!!」ダッ
ゴキブリ「」ブーン
カサカサ※ライナーの顔くっつく
ライナー「ウ、ウワアアアアア!!!!!来るな!!助けてくれぇ!!!!!」
アルミン「もう……無理だ……人類は…………ゴキブリに…負けた…………」
エレン「…………いや、まだだろ……?まだ諦めたら……駄目だ……俺は決めたんだ、邪魔をするやつは駆逐するって……虫なんかに勝てなくて、巨人を駆逐出来るのかよ?俺はやるぞ……あいつらに勝ってやるよ……!」
ミカサ「エレン、落ち着いて……あの数じゃあ、あなたを守りきれるか分からない……勝つことなんて……無理」
エレン「……ああ、俺も今勝てるとは思ってねえ。だがよ、捕らえられてる仲間を助け出せば、俺らにも勝ち目があるんじゃねえか?」
ベルトルト「でも……どうやって……あの数だよ?」
エレン「俺達はゴキブリを見たことがなかった……だから、最初は恐怖しかなかったさ……でも、今はそこまで怖くない……それは、ゴキブリになれたからじゃねえのか?」
アルミン「確かに……一度は恐怖に囚われるけど、皆が正気を取り戻せば……もしかしたら……!!」
ミカサ「でも、どうやってやるの?」
訓練兵「や、やめろおお!!」
訓練兵「お父さん、お母さん助けてエェェエエエエェェェ!!」
ミカサ「あんなに恐怖しているのに、助けることなんて出来るの?」
アルミン「成功するかは分からないけど、大声を出して皆の意識をこっちに向けさせるのはどうだろう?それで気付いてくれたら、『あっちはただの虫だ。ここの扉から外に出れば、扉を開けて奴等が出てくることはない』って言うんだ」
ベルトルト「そんなことで皆を助けられるの?」
アルミン「もちろん、可能性は低いよ……もしかしたら、皆このまま……エレン「アルミン!!」!?」
エレン「やれるかやれないかじゃねえ……やるかやらないかだろ?」
ミカサ「うん。でも私達は声が小さいので、エレンにやってもらわないといけない」
エレン「そんぐらい余裕さ……人類は勝たないといけないんだ!」
エレン「(俺が失敗したら……人類は終わる……絶対に、成功させる!)」スゥ
エレン「皆ああああああ!!!!!」ビリビリ
訓練兵「え、エレン……?」ビリビリ
訓練兵「あれ?どうしたんだ?俺達」
エレン「(よし、いける……!!)こんなところで死ぬんじゃねえ!!俺達は、巨人を駆逐しねえといけねえんだ!!それをお前らは虫なんかに負けるのか!?」
エレン「戦えねえやつはいらない!戦う意思がある奴はこっちに来い!!こっからでれば、もうそいつらはいねえぞ!!」
訓練兵「エレン……そうだよな……こんなところで死ねないんだ……俺達は……」ダッ
訓練兵「皆!!エレンのいる方へ走れ!!脱出するぞ!!」
ーそうして皆、食堂から逃げ出すことに成功した
ー宿舎前ー
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- 5 : 2017/12/22(金) 06:59:17 :
- 期待している
-
- 6 : 2017/12/22(金) 12:10:41 :
- 期待です!
-
- 7 : 2017/12/22(金) 20:30:42 :
- >>5、>>6 期待ありがとうございます!
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ユミル「おい、お前ら。さっきのあれはなんだ?クリスタがやられたんだ。我慢ならない」
ミカサ「今、アルミンが資料を探してきてくれている……気持ちは分かるけど、少し待って…………ほら、来た」
アルミン「お待たせ皆!ゴキブリに関する資料を持ってきたよ!」ハァハァ
エレン「よし、早速読んでみてくれ」
アルミン「うん………生命力が高いのと、動きが速くて、飛ぶことは言ったよね?」
ミカサ「」コク
アルミン「で、数億匹いるっていうのも言ったと思うんだけど、実際にこの資料によると、ゴキブリを一匹でも見ると数匹他にも現れることから『一匹見たら三十匹いる』とも言われているらしい」
ベルトルト「さっきも一匹だと思ったらとてつもない数がいたからね」
アルミン「それで、どうやら頭も良いみたいなんだ」
エレン「確かに、さっきも集団で動いてたように見えたな」
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- 8 : 2017/12/22(金) 20:53:10 :
- アルミン「うん。で、さっき被害にあった人達を思い出してほしい。最初にジャン、なにも知らない皆、いかにも虫が駄目そうなクリスタ、怒って正常な判断ができなくなったライナー……すでにどんなものなのかをある程度知っていた僕、エレン、ミカサ、ベルトルトは被害にあってないんだ」
マルコ「確かに、それを意識的にやっているとしたら、かなり頭の良い生き物っていうことになるね」
アルミン「ここまでの情報をまとめると、小さいけど生命力が高くて、動きが速くて、飛べて、数が多くて頭が良い……例えば巨人と比べると、生命力が高く、数が多いところはおなじで、小さく、力がないぶん、速く、頭が良く、飛べるんだ」
コニー「?……つまり、巨人とほぼ同じ力を持ってるってことか?」
アルミン「それはさすがに言い過ぎだけどね。生命力が高いって言っても、巨人みたいに再生するわけじゃないし、でかくない。僕が言いたかったのは、確かに敵は強大だけど、勝てない敵じゃないってことさ」
サシャ「それで、勝つための作戦はあるんですか?」
アルミン「うん。ここまで、ジャン、ライナー、クリスタは気絶しちゃってるから、エレン、ミカサ、ベルトルト、ユミル、コニー、サシャ、アニの7人を軸に作戦を考えてみた」
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- 9 : 2017/12/23(土) 16:15:58 :
- 期待してます
-
- 10 : 2017/12/24(日) 22:56:48 :
- >>9 ありがとうございます
──────────────────────────────────
アルミン「まず、さっき言った七人のうちのミカサ以外には、悪いけど中に入ってゴキブリ達と戦ってもらう。ゴキブリ達は小さいとはいえあの数だ。(まあまあ)広い食堂の中でも、満足には動けないと思う」
エレン「でも、頭が良いんだろ?もし俺らがあいつらに勝てたとしても、勝てないと思ったら逃げられちゃうんじゃないのか?」
アルミン「その通り、奴等は頭が良い。そこを利用するんだよ」
コニー「利用?」
アルミン「うん。能力が高いと言っても、人間の敵ではないと思うんだ。運動神経の良い六人が出れば、さすがに勝てるはずがない。そこで、奴等は逃げる」
アルミン「でも、食堂の出入り口はドア1つと窓が8つ。その他はゴキブリのサイズでも出入りは出来ないと思う。だから、奴等は食堂の中を逃げ回るしかないんだ」
ユミル「でも、動きが速いんだろ?」
アルミン「うん。物凄く速い。でも奴等は小さいから、速さを生み出すために相当なエネルギーを使ってると思うんだ。つまり、これは推測でしか無いんだけど……」
ベルトルト「持久力がないってことだね」
アルミン「うん。1人相手ならともかく、さっきも言った通りこっちは運動能力の高い六人が相手だ。体力が切れるのは時間の問題だろうね」
ユミル「でもそれはこっちも同じだろ?さすがにすぐにはへばらねえと思うけど」
アルミン「だから、ミカサは待機なんだ。奴等の体力が切れるのを待って、準備が完了しているミカサを投入し、奴等を駆逐する。七人以外は、ミカサが中に入るさいに、ゴキブリ達が外にでないようにしてほしい」
アルミン「七人にはかなりかなり負担がかかるだろうし、明日も訓練がある。満足に訓練にのぞめるかは分からない。それに、これはゴキブリ達が持久力不足前提の作戦だ。もしそれがなかったら成功しないだろう。それでもやるかい?」
エレン「俺は構わないぜ」
コニー「俺も」
ベルトルト「僕も、ライナーの分まで頑張るよ」
サシャ「食堂を占領されてはご飯が食べれませんからね。仕方ない。一肌脱ぎましょう」
ユミル「クリスタがやられたからな。私ももともとぶっ殺してやるつもりだったよ」
ミカサ「私がいないと成功しないはず。私は問題ない。アニは?」
アニ「はぁ……仕方ないね。やるよ」
エレン「じゃあ、行くぞ!」
皆「おう!(うん)」
-
- 11 : 2017/12/25(月) 23:10:57 :
- アニ「……でも、誰から行くんだい?」
ベルトルト「確かに、開けて早々出てくるかもしれないからね」
ユミル「流石に私も最初はiエレン「皆行かねえのか?じゃあ、俺が先にいくぜ!」ガチャバタンお、おい!」
アルミン「エレン、よせ!単騎行動は!」
サシャ「仕方無いですね……私も行きますか!」ガチャバタン
コニー「しゃあ!俺も行くぜ!」ガチャバタン
アルミン「……はぁ」
アニ「……バカって良いよね」ガチャ
ユミル「……ああ、そうだな」ガチャ
バタン
アルミン「……」
ミカサ「心配しないで良い、アルミン。エレン……達は、そんなに弱くない。あなたの作戦は、きっと上手くいく。自信を持って」
アルミン「……うん。ありがとう」
ー食堂内ー
-
- 12 : 2017/12/27(水) 23:26:42 :
- ゴキブリ「」カサカサカサカサ
エレン「うおおお!!」ブンッブンッ
コニー「ここが食堂で、ついさっきまで俺らが食事してて良かったな!」
エレン「ああ!流石に手でさわるのは抵抗あるが、これなら触らないで済む」
サシャ「食べ残しもありますしね!」ジュルリ
コニー「こいつら片付けたら食って良いのかな!?」
サシャ「良いに決まっているでしょう!食べ放題ですよ!」
ユミル「お前ら嘘だろ!?あいつらがさわってたかもしれねえのによ!」
アニ「全く……正気を疑うねっ!」
ベルトルト「……真面目にやろうよ」ハァ
エレン「少しずつだけど、どんどん減ってるぞ!もしかして、ミカサいらねぇんじゃねえか!?」
コニー「ああ、俺達だけでやっちまおうぜ!」
──数分後
-
- 13 : 2017/12/29(金) 21:45:04 :
- ゴキブリ「」カサカサカサカサ
エレン「くっそ……最初は向かってきたのに、今じゃあっちで集団になってるぞ」
ユミル「私達に勝てないと分かったんだろう。アルミンの言ってた通りだな」
アニ「ああして固まられちゃうと、うかつに手がだせないしね」
コニー「そんなの関係ねえよ!逃げ回ろうが固まろうが、俺の敵じゃねえ!!」ダッ
ベルトルト「止まれ、コニー!一人じゃ危険だ!」
コニー「うおおおおおおおおおお!!」ダダダダダ
コニー「っらあ!!」ブンッ
ゴキブリ達「」ブーン※コニーに向かって飛ぶ
コニー「何!?飛べるのか!?やめろ、来るなあああ!!」
ゴキブリ「」カサカサ※一匹が口の中に入る
コニー「」
ユミル「……飛ぶって言われたしさっきまでも飛んでただろ……」
アニ「しかも口を開けっぱなしだったからね……かわいそうに」
エレン「……よ…も……」ボソッ
ベルトルト「エレン、なにか言ったかい?」
エレン「……よくもコニーを!!」ダッ
エレン「絶対に……絶対に逃がさないっ!!」ダダダダダ
ベルトルト「止せ!!単騎行動は!!」
アニ「(さっきも誰かが言ってなかったっけ、今の台詞)」
エレン「うおおおおおおおおおおおおお!!」ダンッ
ザシュッ
エレン「やった!!討伐数1!!……さて、次はどいつだ?」クルッ
ゴキブリ達(×5)「」
エレン「」
ゴキブリ達(×100)「」ゴゴゴゴゴゴゴ
エレン「おい……嘘だろ……悪かった…………悪かったって!!」
ゴキブリ「」ブーン
イヤアアアアアアアアアアア!!!!!!!!
-
- 14 : 2017/12/30(土) 09:07:31 :
- 期待
-
- 15 : 2017/12/30(土) 20:36:19 :
- >>14 ありがとうございます
──────────────────────────────────
ベルトルト(今まで男性キャラの断末魔はうわあああだったのに、よっぽど嫌だったんだね。見てたりするだけだったら大丈夫だったのにさ)
サシャ「四人になっちゃいましたね」
ユミル「まぁでも、あいつらがやられるのは予想出来たよな」
アニ「ああ、私はサシャもやられると思ったけどね」
サシャ「酷いですよ!私はあの二人みたいにバカじゃないですよ」
アニ「悪かったね」
サシャ「もう、本当に反省してるんですか……って、アニ、後ろ!!」
アニ「え?」クルッ
ゴキブリ×5「」
アニ「(この距離は流石に……)」スッ※目を閉じる
ゴキブリ×5「」バッ
サシャ「あ、アニいいぃぃぃい!!」
バタッ
アニ「え?……ベルトルト?」
ベルトルト「…………か…た……」
ベルトルト「ガハッ…………ハァハァ……アニが無事で、良かった」
アニ「……あんた、なにやってるんだい?大柄なあんたが残った方が、戦力になっただろう?」
ベルトルト「……でも、アニは女の子だから、…………汚れちゃいけないだろ」
アニ「……あんた、バカだよ……本当に、バカだよ…………」
ベルトルト「バカで良いよ、アニを守れたから…………」
ユミル「ベルトルさん……あんた……(こいつのことが……)」
ベルトルト「……ゴキブリ達は、残り10匹……っていったところかな……?…………僕はもう戦えないけど、もう少しでミカサも加わるから、がんばってね…………」
アニ「…………」
ベルトルト「」
ユミル「まぁその、……良い奴だったよ、ベルトルさんは」
サシャ「良い話です~」ポロポロ
アニ「……泣きやみな…………はぁ……誰かさんの分も働かないとな……」
ユミル「そうだな、ベルトルさんの死を無駄にしないようにしよう」
サシャ「ええ」
__一方、食堂の外
-
- 16 : 2017/12/31(日) 23:24:47 :
- イヤアアアアアアアアアアア!!!!!!!!
ミカサ「……アルミン、まだ行ってはいけないの?エレンが心配」
アルミン「ごめん、駄目だ。もう少し辛抱してくれ」
ミカサ「でも、今の声は……」
アルミン「大丈夫だから、エレン達を信じよう」
アルミン「ミカサがこの作戦の要なんだ。エレン達の働きを無駄にしないためにも、今は我慢してくれ」
ミカサ「……………………了解した。待とう」
アルミン「ありがとう、ミカサ」
ゴキブリ残数、10匹
-食堂内-
-
- 17 : 2018/01/02(火) 13:12:51 :
- ユミル「……そろそろ、しんどくなってきたな」
サシャ「私もです」
アニ「そろそろ潮時じゃないかい?」
ユミル「ああ、ミカサを呼ばしてもらうか」スゥ
ユミル「おーい、ミカsカサカサカサカサカサカサカサカカサ……は?」スッ※下を見る
ゴキブリ達「」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ※ユミルの顎付近に付着
ユミル「…………ははっ、もうだめみたいだ。……あとは頼んだぜ……」
ユミル「お二人さん、…………」バタ
サシャ「………………まさか、ユミルがやられるなんて……」
アニ「ミカサを呼ぼうとして、油断している所を狙われたね……奴ら、ただ飛び回っているふりして、私達をはじの方に誘導してやがった」
アニ「ここからミカサを呼ぶには、大声を出すか走って、扉の方に行くしかない。大声っていっても、かなりの声量がないと駄目だから口を大きく開くしかないんだけど……」
サシャ「またそこを狙われましたね」
アニ「ああ、やっぱりコイツらを何とか突破して扉の方に行くしかないんだけど、あいつらミカサに来てほしくないらしい……どうする?二人がかりでいけばなんとkサシャ「私が囮になります」……は?」
サシャ「二人でいってどちらもやられたら元もこもないですし、やっぱり生き残るのは私より動けるアニの方が良いと思いますし」
アニ「でも、それじゃあんたが……」
サシャ「私は良いです。それじゃ……」ダッ
アニ「おい、まtサシャ「走らんかい!!!!」
サシャ「私は良いから、さっさと行け!!!」
アニ「……ありがとね」ダッ
ゴキブリ達「」ブーン
サシャ「おっと!」ザシュッ
サシャ「あなた達の相手は、私ですよ!」ザシュッザシュッザシュッ
-
- 18 : 2018/01/04(木) 16:28:11 :
- なんか感動泣
期待です!!!
-
- 19 : 2018/01/04(木) 16:52:36 :
- >>18 期待ありがとうございます!(何で感動したか分からないなんて言わない)
______________________
ー食堂前ー
トントン
ミカサ「…………!!」
アルミン「ミカサ、出番みたいだね。任せたよ」
ミカサ「ええ…………行ってくる」ガチャ
アニ「後は、任せたよ……私はちょっと、休みたい」
ミカサ「任せて」
バタン
アルミン(それから数十秒後、ミカサは帰ってきた。こんなに速いなら最初っからあんたがいけば良かったなどとアニが言っていたが、ミカサは皆のお陰と返していた。)
こうして僕達は、ゴキブリに勝った
_翌日
エレン「食堂、ぼろぼろだな。こんなに壊れる程だったか?」
ミカサ「壮絶な戦いだった。仕方ない」
アルミン「(エレンが倒れているのを見て激怒したミカサがほとんどやったんだけどね)」
エレン「それより、今日のスープも不味いな……」
ミカサ「そんなこと言わない」
マルコ「なあアルミン、ちょっと良いかい?」
アルミン「マルコ?昨日いなかったけどどうしたの?」
マルコ「そう。熱で医務室に行ってて、昨日いなかったから今の状況が理解できないんだ」
マルコ「ジャンは変だし、食堂はぼろぼろだし、いったい昨日何があったんだい?」
エレン「昨日つってもな……なんて言ったら良いか……」
アルミン「良いよ、僕が説明する。そこに座って、マルコ」
マルコ「ああ。それで、昨日何があったんだい?」
アルミン「虫が現れたんだ」
マルコ「虫?」
アルミン「そう。虫」
アルミン「ここにゴキブリっていう虫がいて……」
終わり
-
- 20 : 2018/01/04(木) 18:36:49 :
- 一応これで終わりです
お読みいただきありがとうございました
-
- 21 : 2018/01/04(木) 18:50:49 :
- 面白かったです!
-
- 22 : 2018/01/06(土) 20:31:40 :
- >>21 お気に入りまでしてもらって本当にありがとうございます
- 著者情報
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