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アニ「エレン‥‥‥‥別れよ?」ポロポロ

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  1. 1 : : 2017/11/20(月) 22:52:40
    エレアニからのエレミカ、アルアニです

    なので、エレアニ好きのひとには
    注意です。


    みんな、大学

    現パロ設定

    最初はエレアニで
    後半アルアニです
  2. 2 : : 2017/11/20(月) 23:14:39
    「‥‥‥‥あいつ‥‥遅い」


    アニはそういって、
    彼氏からもらった腕時計をチラチラと
    見ていた

    アニの彼氏、エレンからもらったピンクの
    時計はとても綺麗で
    アニはその時計を気に入っていた


    だが、その送り主は約束した時間を
    とうにすぎているのに、
    まだこない。






    ポケッとした顔で空を見つめていたら
    遠くの方から、猫目でグリーンの瞳の彼が
    息を切らしてやってきた




    「あんたね‥‥‥‥何してたの?」



    「わりぃ!教授に捕まって荷物運ばされてたんだ!」


    眉をシュンと下げた彼の顔は
    犬のように愛らしかった



    「‥‥そ。ま、いいや。どこいく?」


    「駅の近くにできた映画館!」


    彼が大きな瞳を細くしてそう言った




    ___________



    映画館のなかは少し寒く、
    アニはプルッと震えた


    「‥‥‥‥寒くねぇか?アニ今日薄着だろ?これ来てろよ」



    ジャケットを貸してもらい
    アニは少しだけ残っていた温もりに、
    体も心も暖められた



    映画が終わり、近くのピザ屋に行った





    「ここのピザホントうめぇな」


    「ね。」


    エレンは口を大きく開けて
    ピザを頬張った



    「‥‥‥‥‥‥ついてる」



    エレンの口の端についていたクリームソースに
    手を伸ばして取り、ペロッとなめた


    「‥‥‥‥お前ホントかわいいよな」



    「どうも」


    「‥‥‥‥あっ!アニ、お前にプレゼントがある」


    「‥‥‥‥‥‥‥‥指輪?」


    エレンが差し出したのは、
    ピンクの小さなジュエリーがついた
    可愛らしい指輪だった



    「今日ってなんの日だっけ?」


    「忘れたのか‥‥‥‥俺たちが付き合って三年目の記念日だよ」


    「‥‥‥‥ふっ、覚えてたんだ」


    「当たり前だろ」


    アニは覚えていてくれたことを嬉しく思った



    「あのさ、アニ‥‥」


    「何?」


    「俺たちそろそろ、結婚しねぇ?」


    アニはそういわれた瞬間、頭が真っ白になった


    だが、しだいにいろんな感情が頭に入っていった。



    しかし、先に出てきた感情は『嬉しい』ではなかった




    「‥‥‥‥まじ?」



    「おおまじ」



    「‥‥‥‥そぅ。少し考えさせてくれない?」


    「‥‥‥‥‥‥‥‥?、わかった」




  3. 11 : : 2017/11/20(月) 23:21:21
    それから一週間後





    「‥‥‥‥‥‥‥‥エレン‥‥別れよ?」



    アニはとても美しいアイスブルーの瞳から
    二粒の雫をポロポロと落とした



    「‥‥‥‥‥‥‥‥」




    「私、あんたの気持ちわかってる。もちろん、結婚もなしだよ」


    「‥‥‥‥‥‥ごめんな、」



    エレンは、私の頭をポンと優しく
    撫でてどこかへ走っていった
  4. 12 : : 2017/11/20(月) 23:35:00
    ‥‥‥‥え?


    話についていけない?


    そりゃそうだよね。

    もちろん説明するよ?



    この一週間の間に怒ったこと。


    ‥‥‥‥エレンが私にプロポーズしたことを
    どこから聞いてきたのかはわからないけど
    ミカサがその事を知って
    エレンに告白したの


    エレンは、もちろん私と付き合ってるから
    NOと言った


    でも、私知ってた

    エレンがいつも私をミカサに重ねてること


    顔や慎重は全然違うけど、
    どことなく性格が似てるとは
    感じていた



    ま、私の方が可愛いげはないんだけどね。



    私の読みが正しければ、
    エレンとミカサは両思いで、でも
    どっちも思いを伝えなかったから
    実らない恋だと勘違いして
    エレンは、私と付き合って気をまぎらわすことにした


    そして、プロポーズしたことをしった
    ミカサは、もう二度とチャンスがこなくなる
    ことに気づき、エレンに告白したってとこかな?





    ‥‥‥‥ひどいよね?エレンも。


    プロポーズしたのに他の女性を選ぶなんて


    まぁ、冷静にいられる私も結構ひどいんだろうけど



    これを言ったら負け犬の遠吠えみたいに
    なるけど、

    私、エレンの言葉は信じてなかった


    『可愛い』も、『好き』も、
    信じたことなかった


    ‥‥‥‥というか、人を信じたことがなかった


    ‥‥‥‥うん。負け犬の遠吠えだね。


    信じてなかったし、
    気持ちも気づいてたし、
    付き合ったことも
    ほとんどおままごとのかんかくで。
    だった。



    けど、この三年間の思い出は
    確かに楽しくて
    いい思い出だった




    アニは走っていくエレンを見つめ、
    もう一度涙を流した







  5. 13 : : 2017/11/21(火) 02:04:29
    「‥‥‥‥‥‥アニ!この前話してた本のことだけど!‥‥‥‥」



    僕、アルミンは、アニにこの前貸す約束をした本をもって
    アニのもとへ向かった



    アニはボーッと空をながめていた


    「ん、あ、アルミン‥‥」


    目には泣き腫らした赤い痕


    あぁ‥‥‥‥エレンと別れたんだな‥‥


    アルミンはそう思った



    「‥‥‥‥大丈夫?」



    「え?」



    「えっ」


    口に出てしまっていたようだ


    「あ‥‥いや‥‥その~‥‥えっと‥‥エレンのこと」


    「‥‥あぁ、平気だよ。‥‥本持ってきてくれたんだよね?」


    「あっ、うん。はい!とっても面白いんだ」



    「ありがと。読み終わったら返すよ」


    アルミンは辛いことがあってもも顔に出さないアニを
    強く、美しいと感じた



    「うん。じゃあね」


    「ん」


    アニが戻ろうとしたらエレンたちと
    バッタリあってしまった


    「‥‥‥‥‥‥‥‥」


    エレンはミカサと並んで歩いている


    「‥‥‥‥あの、アニ。ごめんなさい」


    ミカサがそう言った


    「はっ、同情なんかいらないよ。お幸せに」


    「あと、安心して?私、エレンとは一回もしたことないから、sex。」



    そういうとアニはスタスタと歩いていってしまった





    僕は、彼女の後ろ姿がとても苦しそうで
    寂しそうで、何となく追いかけてしまった




    「‥‥‥‥‥‥‥‥何?アルミン‥‥」


    アニは気持ちをまぎらわすためか
    ふんわりと笑った


    「あのさ、アニ。」


    「‥‥‥‥僕と付き合ってくれない?」



    「‥‥‥‥は?」



    「僕がエレンを忘れさせてあげる」


    「‥‥‥‥‥‥‥‥ん。それもいいかもね。私のいいところ10個言えたら‥‥いいよ」



    「えっ。楽勝だよ」


    「まず、優しいでしょ、空気が読めるでしょ、美人でしょ、スタイルいいでしょ?可愛いでしょ?頭いいでしょ?、声が綺麗でしょ?人の悪口言わないでしょ?笑うと可愛いでしょ?」




    「もうひとつは?」




    「おっぱいが大きい」
  6. 14 : : 2017/11/25(土) 17:12:47
    wwwwwwwwwwwアルミィンwwwww
  7. 15 : : 2017/11/25(土) 19:53:43
    吹くっwwww 期待です
  8. 16 : : 2017/11/26(日) 14:53:10
    かいてきます
  9. 17 : : 2017/11/26(日) 14:53:26
    トリップ変えました
  10. 18 : : 2017/11/26(日) 14:57:18
    「ふっ‥‥‥‥馬鹿」


    そう言うと、アニは腫れた目をひきつらせて
    笑った



    「‥‥‥‥付き合ってくれるの?」


    「うん。でも、私まだエレンのこと好きなままだよ?」


    「それでもいいの?」



    「あぁ、君のペースでゆっくり、忘れていってくれたらいいよ」



    アルミンはそう言うと優しく微笑んだ


    「‥‥うん」


    アニは言葉と反対に「信用してはいないけどね」
    と、顔でいった



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