この作品は執筆を終了しています。
アルミン「アニのファーストキスプロジェクト」
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- 1 : 2013/12/23(月) 17:38:58 :
- 1話アニ「アルミンの友達100人プロジェクト」
http://www.ssnote.net/archives/2464
2話アルミン「アニの絵画プロジェクト」
http://www.ssnote.net/archives/2789
3話アニ「アルミンの生き残りプロジェクト」
http://www.ssnote.net/archives/3882
↑を読んでいない方はこちらからお願いします。
良ければコメントなどください。泣いて喜びます。
↓も良ければ見てください
処女作
アルミン「泣いている理由を30文字以内で答えろ」
http://www.ssnote.net/archives/672
↑のアニ視点 アニ「未回答」
http://www.ssnote.net/archives/1458
エレン「って事があってよー」アルミン「www エレンアホすぎワロタ」
http://www.ssnote.net/archives/1021
アルミン「駄目な首席と鈍感男をくっつける」
http://www.ssnote.net/archives/1103
アルミン「座学トップのイケメンと女型の巨人の暇潰し」
http://www.ssnote.net/archives/1339
パート2
http://www.ssnote.net/archives/2253
コニー「天才オシャレ頭の誕生日」
http://www.ssnote.net/archives/1376
エレン「罰ゲーム」
http://www.ssnote.net/archives/1971
アルミン「ビーチフラッグやるぞ」エレン「御意」
http://www.ssnote.net/archives/1775
エレン「ビーチフラッグやるぞ」アルミン「やだ」
http://www.ssnote.net/archives/4854
アルミン「透明人間エレン!!」微エロ
http://www.ssnote.net/archives/3320
よろしくおねがいします
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- 2 : 2013/12/23(月) 17:39:14 :
- 時間があるときに更新していきます~
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- 3 : 2013/12/23(月) 17:48:43 :
- キタコレ支援
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- 4 : 2013/12/23(月) 17:53:51 :
- >>3あざーす
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- 5 : 2013/12/23(月) 17:53:55 :
- きたいです!
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- 6 : 2013/12/23(月) 17:56:12 :
- 超期待&超支援!
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- 8 : 2013/12/23(月) 18:22:15 :
- 全裸待機で保守します。
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- 9 : 2013/12/23(月) 18:25:40 :
- このシリーズ好きです
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- 10 : 2013/12/23(月) 18:44:15 :
- 待ってました!
今回も期待です(≧∇≦)
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- 12 : 2013/12/23(月) 18:50:40 :
- 期待!楽しみ!わっしょい!
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- 13 : 2013/12/23(月) 18:57:08 :
- >>12ありがとう!
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- 14 : 2013/12/23(月) 21:38:57 :
- 頑張って下さい
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- 15 : 2013/12/23(月) 21:41:24 :
- アニハ-さんと会話したかった
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- 16 : 2013/12/23(月) 21:55:01 :
- アニ ってどういう意味か知ってる ? 挨拶おはよう。ちっす 挨拶する時に使えばいい。 流行らせようぜ----
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- 17 : 2013/12/23(月) 22:09:27 :
- 楽しみです
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- 19 : 2013/12/23(月) 23:05:13 :
- そう
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- 20 : 2013/12/23(月) 23:12:41 :
- また来たヨ
キスってことはエロはあるのか?あるのか?HAHAHA☆(すいません、夜のテンション98%入ってます
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- 21 : 2013/12/23(月) 23:27:50 :
- このシリーズ待ってました( ´ ▽ ` )
楽しみです♪
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- 23 : 2013/12/24(火) 02:14:06 :
- このシリーズ好き
ので、きたーい!
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- 24 : 2013/12/24(火) 06:55:35 :
- よし!作戦Kだ!!
KI・TA・I
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- 25 : 2013/12/24(火) 14:40:56 :
- 頑張るんだ
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- 27 : 2013/12/25(水) 19:41:23 :
- 更新します
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- 28 : 2013/12/25(水) 19:45:00 :
- 訓練所に雪が積もったところで、僕らの訓練とは何の関係もなかった。
強いて言えば、休憩時間が雪下ろしに消えてしまうことくらいかな?
大問題だよ畜生....
まったく....誰の許可があって雪なんて降らせているのか。
休憩時間を奪った、白い悪魔の追加攻撃を顔に受けながら、僕はため息をついた。
ほら見てよ....ため息までが悪魔にやられて真っ白だ。
全身を凍りつかせるようなこの寒さは、ただでさえ動かない僕の体をより鈍らせた。
冬は嫌いだ。
アルミン「早く冬が終わらないかな....」
隙を見て、ベンチに腰をかける。
最も長く感じる季節の中、目を閉じて、あのどこでも寝てしまえるような暖かい風を感じる季節を想像した。
アニ「私は、結構好きなんだけど....冬」
いつのまにか隣に座っていたアニが、ボソッと呟いた。
チラリと彼女を見る。
アニに好きな季節があるのは意外だね。
寒いせいなのか、高い鼻の先と頬が赤く色を変えているが、大丈夫なんだろうか....
アルミン「僕はアニが好きだよ?」
アニ「うるさい」
あの追試以来、彼女と付き合うことになったのだが....
友達のときと、あまり変わった気がしない。
ああ....
ひとつ....変化がある。
アニは、僕の顔を見て、話さなくなった。
僕は確かに人から常に顔を見られるような色男じゃないけど....
何て言うか、少し寂しい。
それでもアニが隣にいるだけで、体を締め付けるような寒さも、ほんの少しだけ暖かく感じた。
ちょっとくさい台詞かな?
アニ「アルミン」
アニが風に消されてしまうような小さい声で僕を呼ぶ。
冬の悪魔は、どこまで僕の邪魔をするのか....
アルミン「呼んだ?」
アニ「呼んだ」
呼ばれたこと自体が悪魔のイタズラによる勘違いではなかったらしい。
アニ「ダンスパーティのことだけど」
ああ。
そう言えばミカサが言ってたな....
それは昨日の夜のこと。
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- 29 : 2013/12/25(水) 19:45:56 :
- きた!
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- 30 : 2013/12/25(水) 19:48:33 :
....
......
..........
エレン「ダンスパーティー?」
スープを飲む手を止めるエレン。
ミカサ「うん」
ダンスパーティーとやらの説明が書かれた紙を見ながら、ミカサが答える。
前にも見たことがある光景だ。
アルミン「その紙、見せてもらってもいいかな?」
そう言いながら手を伸ばすと、ミカサはこくりと頷いて僕に紙を渡す。
ふむふむ。
ダンスパーティーと言っても、ただ社交ダンスを男女で組んで踊るだけらしい。
展覧会のときとは違い、採点で順位を決めたりはしないらしい。
あくまで訓練のストレスを解消するためのパーティー。
まあ....順位を決めたりしない方が、殺伐としないから良いよね。
ミカサ「それで、皆で参加しようという提案」
ミカサはなぜこの手のイベントに参加したがるのか....
クリスタ「参加しよう!わぁ!楽しみだなー」
クリスタはどうやらノリ気らしいが....彼女が誰とペアーを組むのかだけが気になる。
エレン「参加するって言っても男女ペアーだろ?誰と組めばいいんだ?」
ミカサ「エレンは私と組むから問題ない」
ミカサがエレンの手を握る。
エレン「お....おう。ミカサとなら他の奴にも勝てそうだな!」
勝負じゃないよ....
ミカサ「アルミンはアニと参加するといい」
ああ、僕も参加しないと駄目なんだ?
エレン「そうだな、お前ら付き合ってるんだし、息が合うんじゃないか?」
社交ダンスなんてしたことがないから、どうだろう。
名前だって昔祖父から聞いたことがある程度だ。
アニに目をやる。
相変わらず無表情で食事をとるアニ。
彼女は、踊れるのだろうか....
アルミン「アニ、どうする?」
あまりいい返事は期待できないが、一応聞いてみる。
アニ「あんたが出たいなら、別にいいよ?」
表情は変わらない。
とりあえず参加することに否定はしないらしい。
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- 31 : 2013/12/25(水) 19:48:47 :
- とりあえずここまで
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- 32 : 2013/12/25(水) 19:49:09 :
- >>29きました!
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- 33 : 2013/12/26(木) 00:38:59 :
- 踊れ踊れ踊りまくれ
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- 34 : 2013/12/26(木) 00:43:26 :
- >>33踊ります
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- 35 : 2013/12/27(金) 19:33:41 :
- 更新します
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- 36 : 2013/12/27(金) 19:35:51 :
- サシャ「私も出たいです!」
....どうせ、パーティーで出される食事が目当てだろう?
訓練兵のイベントで、豪華な食事が出るとは思えないけど....
そもそも、彼女とペアーを組むような人間がいるのだろうか。
コニーくらいか?
コニーといえば....
絵画展覧会のとき、ダズと手を組んで、賞品の肉を狙っていたんだけど....
彼、投票者に何故か自分の名前を書いて投票する謎の行動を残している。
サシャも謎の行動が多い。
前作なんか、延髄チョップ受けてノビてばっかだったし....
二人なら気は合いそうだね。
そんな事よりクリスタは誰と組むんだ!!
....
......
..........
こんな感じで僕らはダンスパーティーに参加することになった。
アルミン「アニはさ、社交ダンスなんてやったことあるの?」
アニが踊れるなら、コツを教えて貰う。
アニ「私が社交ダンスなんてすると思う?」
淡い期待が僕の肩に積もる雪よりも早く溶けて消える。
うん。
アルミン「絶対にやらないと思う」
アニ「絶対ってのは失礼じゃない?」
少しアニの声が強まる。
アルミン「ははは、冗談だよ」
本音だが、雪よりも冷たいアニの表情を見ると、冗談にするしかなかった。
アルミン「じゃあ当日までに練習だね」
アニ「あんたも踊れないの?」
ニヤリと笑うアニ。
しかし僕とは目を合わさない。
アルミン「僕は踊りとは無縁の家庭で産まれたからね、ここに入ってからは訓練ばかりだし....」
興味もあるわけでは無かったし。
アニ「何真面目に答えてるの?」
不気味な笑みはやがて愛くるしい笑顔に変わる。
うん。その顔のが可愛いよ。
心の中で呟く。
声に出せば、きっと怒られるだろうから....
アルミン「僕は真面目だけが取り柄だからね」
アニ「確かにね」
アルミン「酷いなぁ....」
一呼吸おいてから僕は口を開く。
アルミン「社交ダンスって自由に踊っていいんだっけ?」
アニ「しらない」
素っ気なく答えるアニ。
アニと自由に踊ることになれば、いつのまにか格闘術の訓練に変わるかもしれない。
それだけは....避けたいね。
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- 37 : 2013/12/27(金) 19:38:04 :
- 次の日、休憩時間にアニを呼び止めた。
アルミン「アニちゃんアニちゃん」
アニ「何?気持ち悪いんだけど」
アルミン「き....気持ち悪い!?」
一瞬心に大きな穴が開いたが、顔を赤く染めるアニを見て、直ぐに塞がった。
寒くて赤くなったのか、それとも、なれぬ呼び方のせいで赤くなったのか....
アニ「なんか用?」
結論が出る前に呼ばれ、我に戻る。
アルミン「ああ、早速ダンスの練習をしようと思ってね!」
アニ「やる気満々だね、訓練のときもそれくらいやる気を出してもらいたいけど....」
ぐ....確かに....
アルミン「嫌かな?」
アニ「嫌そうに見える?」
さらにアニは続ける。
アニ「あんたなら....私がどう思ってるかわかるんじゃない?」
遠くを見つめるアニ。
君の考え全てを理解している自信はないが、今はなんとなく理解できた。
アルミン「....そうだね、じゃあ練習しようか」
アニ「うん」
でも何を練習すればいいんだろう。
基礎がわからなければ、見たこともない。
座学のときコニーが『どこがわからないのかわからない』と言っていたのを思い出した。
アニ「何すればいいの?」
アルミン「今、丁度考えてたところさ」
とりあえず誰かに聞いてみるか....
クリスタ「そこで私ですよ!」
アニ「うわ!クリスタ!?」
クリスタがアニの背中に、突然飛び乗る。
あんな反応もするのか....今度やってみよ....
アニ「降りてよ....」
クリスタ「と言いつつ私の足を持ってくれるアニ可愛い」
ぐりぐりと自分の顔をアニに押し付けるクリスタ。
この光景を、目に焼き付けておこう。
アニ「それで?クリスタは社交ダンスをしたことあるの?」
クリスタの捕縛から解き放たれたアニは、乱れた服を直しながら言った。
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- 38 : 2013/12/27(金) 19:38:18 :
- とりあえずここまで
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- 39 : 2013/12/27(金) 20:50:38 :
- 面白すぎる 応援
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- 40 : 2013/12/27(金) 20:51:20 :
- 支援♪
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- 42 : 2013/12/28(土) 01:36:18 :
- アニちゃんとクリスタもらいます
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- 43 : 2013/12/28(土) 01:46:10 :
- 面白い〜(^○^)
期待‼\(^o^)/
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- 45 : 2013/12/28(土) 11:19:41 :
- 面白すぎる
そして期待
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- 46 : 2013/12/28(土) 13:34:43 :
- いつの間にやら新作が…期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待
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- 48 : 2013/12/31(火) 14:00:58 :
- 少し更新します
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- 49 : 2013/12/31(火) 14:02:56 :
- クリスタ「うん、私の故郷でよく踊ってたよ」
なんと....クリスタの故郷はさぞかし裕福な家庭だったのだろう。
アルミン「どう踊ればいいのかな?」
二人の間に割り込む。
アニ「自由に踊っていいんじゃないの?」
クリスタ「自由と言ってもある程度のマナーというかルールがあるよ」
そりゃあそうだ、何事にもルールは存在する。
アニ「ルール....」
不安そうに呟くアニ。
格闘術の訓練で、私がルールと言わんばかりの戦法をするアニにとっては、辛いことなのだろうか....
クリスタ「難しいことじゃないよ、重要なルールはフロアを左回りに踊ること」
ああ、そんなことか....それくらいならアニもわかりそうだね。
アニ「左回りってのは踊り方の話?」
あ!!あんまり理解してない!?
クリスタ「そうじゃないよ、踊り方は自由だからどっちに回ってもいいよ」
クリスタは華麗な踊りで左右に回ってみせた。
クリスタ「踊りながら、フロアを左回りに移動していくってこと」
アニのまわりを踊りながら一週するクリスタ。
クリスタ「みんなバラバラに移動すると、ぶつかっちゃうからね....えい!」
ゴン
アルミン「あいた!!」
クリスタが、わざと僕の額に頭をぶつける。
アニ「なるほど、理解したよ」
クリスタ「良かった!」
頭突きする理由は何だったの....
アニに危険性を知らせるために行ったことなのか....
アニ「クリスタはペアー決まったの?」
アニが気がついたように言う。
クリスタ「うん....」
!?
誰だ!誰なんだ!クリスタと踊る奴がいるなんて羨ましい!
アルミン「誰なの?」
あくまでクールに聞く。
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- 50 : 2013/12/31(火) 14:05:24 :
- クリスタ「....ライナー」
....
ん?
アルミン「誰?」
もう一度優しく聞いてやる....
クリスタ「え?ライナーだってば!」
ライナーか....いつの間に....
ほんのり顔を赤く染めるクリスタを見る限り、ライナーが脅したり、卑怯な手を使ったりってのは無さそうだ。
多分。
クリスタ「私のことはいいからさ!」
両手をブンブン振りながらクリスタが言う。
クリスタ「二人はどこまで進んだの?」
....
ミン??
クリスタ「キスはした?」
アニ「は?」
何を言ってるんだこの子は....
アルミン「してないけど」
僕がそう言った瞬間、アニの肘が僕の脇腹をえぐった。
声も出せずに膝をつく僕。
アニ「ちょっとアルミン」
僕の耳元でアニが囁く。
痛い。
アニ「なんで馬鹿正直に答えてるのさ」
ボソボソと声が耳に当たり、くすぐったい。
アルミン「だからって、嘘ついてキスしたなんて言ったら怒るでしょ?」
アニ「当たり前だよ!」
えー。
アルミン「そんな大声出したらクリスタに聞かれるよ?」
チラリと僕らを母親のように優しく見守るクリスタに目をやる。
アニ「....」
アニもクリスタを見つめていた。
クリスタ「何も聞こえてないよ?」
余計なこと言わないでよ!!
アニ「っち」
アルミン「こら、舌打ちしたらだめだよ」
アニ「っち」
アルミン「わざとやってる!?」
いつも通りのやり取りを見てなのか、クリスタがクスクスと笑う。
クススタ。
....
ごめん。
クリスタ「まあまあ、喧嘩しないでさ!練習しようよ!」
アルミン「そうだね、時間もないし....アニ、やろうよ」
僕が言うとアニは、ムスッとした顔をするも、渋々頷いた。
-
- 51 : 2013/12/31(火) 14:06:17 :
- とりあえずここまで
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- 52 : 2013/12/31(火) 16:57:11 :
- いい雰囲気特にアニ。
頑張ってください。
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- 53 : 2013/12/31(火) 17:18:59 :
- ミン?wwwww
アニハーさんの作品は言葉で表せないほど凄くいいですね
細かいところが、頭にイメージしやすくてほんと面白いです
ほんと大好きです
いつまでも応援してます!
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- 55 : 2014/01/01(水) 01:20:34 :
- 皆さんあけましておめでとうございます‼
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
今年もこのサイトで楽しくすごしましょう
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
-
- 56 : 2014/01/01(水) 02:31:00 :
- >>55おめでとうございます!宜しくお願いします
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- 57 : 2014/01/01(水) 19:25:29 :
- キースの髪の毛は…萌えてなくなった…
気体
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- 58 : 2014/01/06(月) 19:37:27 :
- >>57気体になったのかwwwwww
更新します
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- 59 : 2014/01/06(月) 19:38:53 :
- 数時間後....
そこには華麗に踊るアニの姿が....
なんてことにはならなかった。
クリスタ「ほらアニ、もっと笑顔で!」
多目的室にクリスタの声が響く。
アニ「う....うん」
悪魔のように不気味な笑みを見せるアニ。
普通に笑えば可愛いのに....
クリスタ「笑顔が怖い!ダンスは笑顔が命なんだよ?」
アニ「....ごめんなさい」
クリスタのスパルタ教育に、アニは少し落ち込んでいる。
しかし、流石アニというべきか、飲み込みは早い。
足腰も強いおかげでバランスもいいし、キレもある。
問題は....僕。
ミスター運動音痴こと、アルミン・アルレルト様の踊りは、ハンネスさんが酔っぱらったときとよく似ている。
絵画とは違って、今度は僕が彼女の世話にならないといけないのか....
それは、嫌だな。
アニ「アルミン」
さっきまで踊っていたアニが、いつの間にか座っている僕を見下ろして屈んでいた。
アニ「次はあんたの番だよ....私は休憩」
一瞬目が合ったが、すぐに視線をそらされる。
それでも、自分の顔にかかる前髪をどけるアニの仕草にドキッとした自分がとても哀れに感じた。
アルミン「お疲れさま」
そう言って僕は立ち上がり、クリスタの所に重い足を動かした。
クリスタ「アルミン....覚悟はいい?」
アルミン「怖いよ!?」
僕が言うとクリスタが笑う。
-
- 60 : 2014/01/06(月) 19:41:12 :
- クリスタ「ウソウソー。緊張したら躍りも固くなるよ」
誰のせいさ....
クリスタ「とりあえず、さっきまでのおさらいね」
アルミン「うん」
........
..........
アルミン「疲れたー!!」
もう駄目ミンー。
クリスタ「フフフ、お疲れさま」
その場に倒れる僕を見て笑うクリスタ。
この子のように、アニも沢山笑ってくれればいいのに。
アニ「だらしないね、アルミン」
噂の無表情仮面が、僕を踏みつけようとしている。
顔はやめて。
すると、突然何かが顔を覆った。
思わず僕は起き上がり、それを手に取る。
アニ「そんなに驚くことないじゃないか」
手に取った物を確認すると、それはタオルだった。
アニ「汗くらい拭きなよ、安心して、私が使ったやつじゃないから」
アルミン「ま....まさか、僕の分持ってきてくれたの?」
僕が言うと、彼女が鼻で笑う。
アニ「私がそんないい人に見える?」
違うのか....
アニ「あんたがさっき座ってた場所に置いてあったんだ」
そう言えばタオルは自分で持ってきたんだった....
期待して損したよ。
アルミン「ありがとう」
そう言って僕は、滝のように流れる汗をタオルで拭き取った。
クリスタ「今日はこれくらいにしとく?」
僕の哀れな姿を見て、クリスタが心配そうに言う。
正直、僕の体力は限界に近く、その方がありがたい。
アルミン「そうだね....もうすぐ消灯の時間だし、寮にもどろうか」
僕の言葉に、小さく頷くアニ。
そのアニを見たクリスタは僕らを手招きして出口へと向かう。
僕らもそのあとに続く。
-
- 61 : 2014/01/06(月) 19:44:39 :
- 寮の前で二人と別れた僕は、部屋に戻る途中、タイミングよくエレンとばったり会った。
エレン「ようアルミン、どっかいってたのか?探したんだぞ?」
アルミン「ごめんごめん、クリスタに社交ダンスを教えてもらってたんだ」
言い終わった後に、エレンの探したんだぞ?という言葉に気付く。
アルミン「何か用があった?」
エレン「ああ、ちょっと座学でわかんねぇところがあったんだ」
珍しいな....
もう少しで口から出そうになった。
アルミン「それはすまない....もう誰かから聞いたかな?」
エレン「ベルトルトに聞いたよ」
エレンが苦笑いをしながら答える。
アルミン「意外な人に聞いたね?ミカサに聞かなかったの?」
エレン「聞かねぇよ....あいつに聞くと、そっから大勉強会が始まるからな」
確かに....なりそう。
ミカサのことだ、エレンに頼られた嬉しさで、きっと余計なことまで教えるに違いない。
コニーやサシャに対しては、必要最低限のことしか教えないから、ミカサは良き指導者になるんだけどな....
エレン「ところで....」
再びエレンが口を開く。
エレン「ダンスってどんなこと教えてもらったんだ?」
アルミン「えっと....こんな感じに....足を動かして」
僕は言いながら、ぎこちないダンスをして見せた。
そんな僕を見たエレンが、少し笑みを浮かべる。
エレン「昔俺がやったハンネスダンスみたいだな」
うるさい!
僕だって一生懸命やってるんだぞ!
アルミン「手本ならクリスタに見せてもらうといいよ、彼女、故郷で少しやってたみたいだし」
僕が言うと、エレンがはっとする。
エレン「じゃあ俺も教えてもらおうかな....ミカサの足引っ張るのもいやだし」
どうやらエレンには、そのミカサに教えてもらうという選択肢はないらしい。
ミカサ「なら私も教えてもらおう」
エレンの後ろに突然ミカサが出現した。
ここ男子寮。
エレン「うお!なんでお前がいんだよ!」
エレンの目が今にも飛び出しそうなほど大きく開く。
ミカサ「エレンの場所に私あり」
意味わからん。
アルミン「ミカサは踊れないの?」
なんでもできそうな気がするけど。
ミカサ「挑戦したことがないからわからない」
そう言いつつなんでもこなすパーフェクトミカサ。
アルミン「じゃあ明日皆でクリスタに教えてもらえるように頼んでみようか」
僕がそう言うと、ミカサはエレンに手を振り、僕らの視界から消えた。
-
- 62 : 2014/01/06(月) 19:44:52 :
- とりあえずここまで
-
- 63 : 2014/01/06(月) 19:47:35 :
- リアルタイム読み
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- 64 : 2014/01/06(月) 19:48:16 :
- きたい
-
- 66 : 2014/01/06(月) 21:36:24 :
- 面白い 最高 頑張って下さい
期待
-
- 67 : 2014/01/06(月) 21:51:30 :
- 最高です!
期待!!
-
- 69 : 2014/01/06(月) 22:03:14 :
- ミカサの新しい名言が出ましたね
-
- 70 : 2014/01/06(月) 22:12:07 :
- >>69迷言の間違いwww
-
- 71 : 2014/01/07(火) 12:50:21 :
- アニマックスハート様ぁ
僕のss来てくれてありがとうございますぅ!
1話から見させてもらいました!やはり神だ!期待してます!!!
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- 72 : 2014/01/07(火) 12:57:12 :
- >>71おお!噂の新規さん!ありがとう
-
- 73 : 2014/01/08(水) 19:38:55 :
- 更新します
-
- 74 : 2014/01/08(水) 19:40:34 :
翌日の朝。
僕は、エレンとミカサを連れて、クリスタに声をかけた。
アルミン「クリスター」
クリスタ「あっ、みんなおはよう!」
朝一番でも、変わらず僕らにいつもの笑顔を見せるクリスタ。
寝起きの機嫌がいいランキング上位に入っているだろう。
昨日、馴れぬ動きをしたからなのか、体のいたるところが痛い。
初めて立体機動装置を使った日の事を思い出した。
あの日も体が痛くて動けなくなったっけ....
おっと、話がそれた。
僕は早速クリスタに本題を切り出した。
アルミン「クリスタ、エレンとミカサもダンスを教えて欲しいそうなんだけど....いいかな?」
クリスタ「もちろんだよ!人数は多い方が楽しいもんね!」
彼女は既にダンスパーティー気分か。
僕は訓練のときと同じ気分なのに....
エレン「ありがとうクリスタ、俺まったく踊れないからよろしくな」
ミカサ「上記に同じ」
上記とか言うな。
クリスタ「大丈夫、アニやアルミンも最初は踊れなかったよ」
クリスタが笑顔で答える。
アルミン「今も踊れてるとは言い難いけどね」
僕の言葉を聞いて、エレンが吹き出す。
エレン「たしかにな」
うるさいよ!
あ....なんかアニっぽくなった。
そこで僕は、この場にアニがいないことに気づく。
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- 75 : 2014/01/08(水) 19:42:39 :
- いつもなら、すぐ僕らのところに来るんだけど....
アルミン「クリスタ、アニを見てないかい?」
クリスタは首を傾げる。
クリスタ「あれ?起きてすぐ部屋から出ていったけど....」
さらにクリスタは続ける。
クリスタ「アルミンの所に行ったと思った違うんだね?」
アルミン「僕も今日は見てないんだ」
どこに行ったんだろう....
ミカサ「アルミン、親愛なるアニちゃんが気になって仕方ないの?かわいい」
アルミン「別にそういうわけじゃ....」
そうなのかな?
ミカサ「アニが何処にいるか知りたい?」
アルミン「何処にいるの!?」
つい大声で聞いてしまった。
気になるのがバレバレじゃないか....
ミカサ「多目的室にいるはず」
何で知ってるの?何てことはどうでもいい。
僕は、ミカサに礼を言って多目的室に足を急がせた。
あっという間に多目的室に着く。
こっそり扉を開けると、そこにはミカサの言った通り、アニがぽつんと立っていた。
声をかければ良いものを、気がつけば僕は、その場で立ったままアニを見つめていた。
アニがダンスの練習をしている。
僕なんかとは、比べ物にならないほどの華麗な動き。
クリスタほどでは無いが、始めたばかりだということを考えると、かなりの上達っぷりだ。
1日でこれ程までになるものなのだろうか....
同じ人間なのかと疑ってしまうのは、やはり自分の能力と比較しているから。
-
- 76 : 2014/01/08(水) 19:45:03 :
いつのまにか時間が過ぎる。
アニのその姿に魅了され、まるで蛇に締め付けられたように身動きが取れなくなる僕。
このまま彼女を見ていたかったが、それは不可能になった。
アニ「あんた何してんの?」
アニが僕の存在に気づく。
締め付けの後は蛇睨みで僕の動きが止められる。
少し目が合った。
アルミン「えっと....ちょっと練習しようかなと思って....たまたまドアを開けて....その....」
言い訳が思いつかない。
アニが大きくため息をつく。
アニ「まあいいよ、許してあげる」
この言葉で蛇の呪縛から解き放たれた。
ほっ。
アルミン「アニも練習するんだね?」
アニ「そりゃあするよ、私はミカサと違ってなんでもできる化け物じゃないからね」
そう言って手に持つタオルで、額の汗を拭く。
少なくとも僕よりは何でもできるとおもうけどね....
アニ「ところで....」
アニが再び口を開く。
アニ「あんたも練習するんでしょ?」
僕は小さく頷く。
アニ「どう?1度一緒に踊ってみる?」
アルミン「ミン!?」
思わず声が裏返る。
アニ「何で驚くの?本番は一緒に踊るんでしょ?」
確かにそうだけど....
いざ一緒に踊るとなると緊張してしまう。
アニ「やらないならいいけど....」
少し寂しそうな顔をする。
そんな顔しないでよ....
アルミン「やるよ!やるから!」
アニ「よろしい」
-
- 77 : 2014/01/08(水) 19:45:16 :
- とりあえずここまで
-
- 78 : 2014/01/08(水) 20:56:34 :
- 面白い アニハー様のssは最高でござる
期待の嵐
-
- 79 : 2014/01/08(水) 21:28:25 :
- >>78ありがとうございます!
-
- 80 : 2014/01/09(木) 08:45:16 :
- 礼には及びませぬw
-
- 81 : 2014/01/09(木) 09:15:04 :
- アニうっぷっぷっぷっぷ (モノクマ)
-
- 82 : 2014/01/09(木) 09:49:03 :
- >>81なにそれw
-
- 83 : 2014/01/09(木) 14:45:10 :
- すいません調子乗りました
-
- 84 : 2014/01/09(木) 16:58:23 :
- 支援
-
- 86 : 2014/01/09(木) 22:08:16 :
- えっと、どうすればいいんだろう。
何もわからない....
アニ「まず、私の手を握って」
アニが僕に手を差し出す。
アルミン「わかるの?」
アニ「昨日寝る前に、部屋でクリスタに少し教えてもらったのさ」
今日のアニには驚かされてばかりだ。
アルミン「意外とやる気満々だね」
少しアニをからかってみた。
アニ「別に....私はあんたの足を引っ張りたくないだけ」
これまた意外な答えがくる。
アルミン「足を引っ張ってるのは、僕じゃないか....」
誰かに操作されたかのように声をこぼしてしまう。
アニ「絵画のときはあんたに世話になったからね、今回は借りを返すよ」
そんなこと望んでないんだけどなー。
アルミン「アニは男心がわかってないなー」
首を傾げるアニ。
アルミン「男というのはね、常に好きな子の前ではかっこよくいたいんだよ」
アニ「は....はぁ」
アニは、今にも頭の上にハテナが出てきそうな顔をしている。
アルミン「だから足を引っ張るなんてもってのほかなんだよ?」
アニ「ふーん」
もっと興味持てよ!
-
- 87 : 2014/01/09(木) 22:10:54 :
- アニ「とりあえず早くしないと訓練始まるから」
1歩前に出て僕に近づく。
思わず後退りしそうになる足に、力を入れて踏ん張り、アニの手を掴んだ。
アニに伝わってしまうのではないか....というほど鼓動が高まる。
アニ「何か言いなよ」
と言われても....
アルミン「好きだよアニ」
アニ「....そうじゃない」
アルミン「ゴミン....」
とりあえず踊ってみるか。
僕はそう思い、足を動かす。
しかし思いのほか一歩が大きくなってしまい、アニの足だけではなく、手まで引っ張ってしまう。
よろめくアニ。
アニ「バカ!急になにするのさ!」
アルミン「すまない、とりあえず踊ってみようと思って....」
アニ「それなら息を合わせないと駄目」
怒られた。
その時、突然扉が開く。
エレン「アルミン!訓練始ま....」
唖然とした顔で僕らを見るエレン。
その後ろには両手で口を覆うミカサ。
慌ててアニの手を離す。
エレン「悪かった....邪魔したな」
ミカサ「早くキスしろ」
まてまてまて!君たちは勘違いをしている。
アルミン「ダンスの練習してただけだよ!?」
大声をだしてエレンたちに言う。
ミカサ「エレン、見ちゃ駄目」
エレン「うお!やめろよミカサ!」
今度は両手でエレンの目を塞ぐミカサ。
エレン「ぎゃあああミカサあああ!さ....刺さってる刺さってる!」
アルミン「アニも何か言ってよ!」
アニ「好きだよアルミン」
アルミン「そうじゃないよ!!」
ここで仕返しとは....
アニ「ダンスの練習なら手を離す必要はなかったんじゃない?」
アルミン「あ....」
確かに....
アニ「まあ....」
アニは声を小さくして続けた。
アニ「私もされるとおもったよ....」
アルミン「え?」
そう言ってアニは歩きだしエレンたちと並ぶ。
アニ「ほら....早く行くよ、訓練始まるんでしょ?」
ミカサの袖をぐいっと引っ張るアニの顔は、少し赤く染まっていた。
今のは....僕の聞き間違えだったのだろうか。
しばらく僕は動けなくなり、訓練に遅れてしまった。
教官に死ぬ寸前まで走らされたことは言うまでもない。
-
- 88 : 2014/01/09(木) 22:28:53 :
- 今日はここまで
-
- 89 : 2014/01/10(金) 00:54:31 :
- アニの踊ってる姿…う〜ん、なんて美しいんだ♪www
-
- 90 : 2014/01/10(金) 08:02:08 :
- >>89 1度は見てみたいねー
-
- 91 : 2014/01/10(金) 08:04:48 :
- 最高ですよ 頑張ってぇーー
アニ最高の嵐
期待の嵐
-
- 92 : 2014/01/10(金) 18:45:19 :
- >>91いつもありがとうございます!励みになります
-
- 93 : 2014/01/10(金) 19:16:31 :
- ミカサがもう面白すぎて
-
- 94 : 2014/01/10(金) 22:42:35 :
- >>93ありがとうございますw
-
- 95 : 2014/01/11(土) 14:02:15 :
- 久しぶりです‼
自分のアカウント誤って消してしまって...
何とか戻しました!
期待しています‼*\(^o^)/*
-
- 96 : 2014/01/11(土) 14:17:29 :
- >>95おかえりなさい!
-
- 97 : 2014/01/11(土) 14:38:17 :
- 期待期待
-
- 98 : 2014/01/11(土) 17:32:36 :
- 期待です
-
- 100 : 2014/01/14(火) 13:05:32 :
- ナイスタイミングw
-
- 101 : 2014/01/14(火) 13:06:03 :
- 数日が経った。
訓練終了後、隙を見つけては、ダンスの練習をする僕達。
多目的室には毎回世話になっている。
アニとミカサの上達っぷりを早く見せてあげたいよ!
二人のダンスを見て、クリスタは興奮しっぱなしだ。
エレンとライナーは、まあ普通。
コメントのしようがない。
僕も二人と似たようなもので、一応人並みに踊れるようにはなった。
心配なのは、コニー、サシャのペアーだ。
何度言っても覚えないコニーに、流石のクリスタも骨を折る思いをしている。
サシャ「コニー、いい加減にステップ覚えてくださいよー」
サシャが力のない声で言う。
コニー「わかってないな、俺にしかできないこの天才ステップを....」
サシャ「ほぼ確実に人の足を踏むステップなんてわかりたくもないですよ」
大袈裟に足をさすって見せる。
彼らが本番に間に合う気がしない....
既にダンスパーティー並みに賑わう多目的室。
多目的と呼ばれてはいるが、殆ど物は設置されていない。
あるのは、数年近く使われていない暖炉。
僕の体を震わせる憎き冬に対しての防衛兵器であるこの暖炉は、教官から使用を禁じられている。
練習をしているうちに暖かくなるため、そこまで辛くはない。
強いて言えば練習を始める前だろうか?
何もないこの空間がより寒さを引き立て、唯でさえ、のろまな僕の体をより鈍らせる。
アニ「アルミン、ぼけっとしないで」
アニに頬をひっぱられる。
痛い。
-
- 102 : 2014/01/14(火) 13:10:13 :
- アニ「自己紹介して?」
突然なんだ???
アルミン「アウウィン・アウウェウオ」
引っ張られたまま話したせいで、うまく口が動かない。
無様な自己紹介をする僕を見て、アニは、僕の頬から手を離す。
アニ「変な名前だね」
そう言って鼻で笑う。
それに呆れて笑う僕。
アニ「何がおかしいの?」
ムッとした顔で僕の少し横を見る。
まだ僕と目を合わせてくれないのか....
嫌われちゃったのかな?
いかんいかん。
弱気になるな!イケミン・アルレルト!
ダンスに影響するぞ。
アニの足を引っ張ったら駄目だ!
アルミン「まあまあ、練習しようよ練習」
今度は僕からアニに手を差し出す。
アニ「ふん!訓練のとき覚えてなよ?」
僕の手を取りながら言うアニ。
また投げられるのか....
それから僕とアニは、コニーとサシャの喧嘩でキーキー鳴く声をバックミュージックにしながらダンスの練習を開始する。
アニの足を踏んだりはしないが、まだ僕の動きはぎこちない。
本番まで時間がないし....個人的に練習を増やした方がよさそうだ。
-
- 103 : 2014/01/14(火) 13:10:56 :
- >>100丁度きたかw
-
- 104 : 2014/01/14(火) 16:27:43 :
- 期待してまっせ!
-
- 105 : 2014/01/14(火) 19:07:33 :
- >>104ありがとうございます
-
- 106 : 2014/01/15(水) 16:34:30 :
- いつも応援しています!!
-
- 107 : 2014/01/15(水) 19:42:03 :
- >>106ありがとうございます!
-
- 108 : 2014/01/16(木) 13:15:11 :
- このシリーズ好きです^o^期待しております(≧∇≦)
-
- 109 : 2014/01/16(木) 18:50:15 :
- >>108ありがとうございます!
更新します!
-
- 110 : 2014/01/16(木) 18:52:32 :
....
....
クリスタ「じゃあ今日はこれくらいにしよっか」
パンと手を叩くクリスタ。
ライナー「ああ、みんな疲れただろうからな」
ライナー「....ちなみに初めて喋った」
うるさい黙れ。
ミカサ「明日も早い....皆ゆっくり休むべき」
サシャ「晩御飯楽しみです」
サシャが両手を合わせる。
コニー「バカだな....晩御飯は昨日食べただろ?」
今日も食べたよ。
突然、エレンが僕の肩を叩く。
エレン「アルミン、今日はもう寝るか?」
アルミン「まだ少し練習しようかな」
僕が言うと、エレンは笑顔を見せた。
エレン「それなら丁度いい!俺もおまえを誘って、練習しようと思ってたんだ」
エレンも練習しようとか思うんだね?
まあエレンは努力家だからなー。
-
- 111 : 2014/01/16(木) 18:54:50 :
- ミカサ「エレン、練習なら私が....」
エレン「遅い時間に男女が二人でいたら怪しいだろ?」
僕も以前アニに同じことを言われた気がする。
ミカサ「わかった....無理はしないで」
ミカサの言葉に軽く頷くエレン。
ライナー「変なとこで真面目だよな?このSS」
黙れ。
アニ「あんたも無理しないでよ?体力ないんだし」
アルミン「わかってるよ。心配してくれてありがとう」
いつのまにか、コニーとサシャのバックミュージックは止んでいる。
コニー「じゃあ寮にもどるかー」
クリスタ「頑張ってね、エレン、アルミン」
ミカサ「おやすみ、エレン」
僕には?
多目的室から出る皆の姿を見守る僕とエレン。
嵐が去った後のような静けさ。
二人になると、ここの広さが改めて実感できる。
エレン「さてと」
エレンが沈黙を破る。
エレン「練習する前に聞きたいことがあるんだ」
僕を見るエレン。
なんだろう?わからない事でもあったのか?
アルミン「どうぞ?」
エレン「あのとき....本当はキスしようとしてたんじゃないか?」
驚いた。
エレンがまさかそんなことを言うなんて。
きっと今、僕の顔は凄いことになっているんだろうな....
アルミン「いやいや、ダンスの練習をしてて、僕がバランスを崩しちゃったんだ....」
できるだけ落ち着いて話そうと試みたが、自然と口が早まる。
自分では何を喋っているのかもよくわからない。
-
- 112 : 2014/01/16(木) 18:57:09 :
- エレン「別に隠すことねぇじゃん」
アルミン「嘘じゃないってば!信じてよ」
思わず声を張る。
エレン「落ち着けよ....そこまで否定するなら信じるけどよ」
アルミン「ごミン」
エレンが俯く僕の肩を掴む。
エレン「したくは無いのか?」
何なんだこの人は....普段巨人ペロペロのくせに!
アルミン「僕もよくわからないんだ」
なぜこんなことを言ってるのかもわからない....
アルミン「僕はアニと付き合って何がしたいのか....そんなことまで考えてなかった」
まてまて....本当に僕は何を言ってるんだ?
アルミン「ただ側にいられたらいいとか思ってたけど、最近は違うみたいだ」
僕を見つめるエレン。一応話は聞いてくれてるのかな?
アルミン「付き合ってからアニは殆ど僕と目を合わせてくれないし....」
エレン「白目向いてんのか?」
どんな状況だよそれ....僕が見てみたいよ。
アルミン「下を見たり、キョロキョロしたりだね」
アルミン「もしかして嫌われちゃったんじゃないかな....」
不安をエレンにぶつける。
なんだこの状況は....エレン相談所かなにかか?
まさか、彼にこんなことを言う日が来るなんて思っても見なかったよ。
しかし、真剣な表情で僕を見るエレンに話して、少し気持ちが楽になった。
それと同時に、アニに対する罪悪感も生まれた。
愚痴をこぼすような形になったからだ。
エレン「単純に恥ずかしいだけじゃないのか?」
手を口元に当てて、考える仕草をとるエレンが言う。
アルミン「アニに限ってそんなことがあるかな?」
確かに気持ちを伝えれば、彼女は怒るし、それが照れ隠しだということも何となくわかる。
しかし目が合うだけで恥ずかしいなんて....お伽噺のお姫様じゃあるまいし....
もしそうだったとしたら、それはそれで可愛いけど。
エレン「まあ今は、恋人ってのを意識し過ぎてるかもしれないだろ?そのうち馴れるさ」
あんた本当にエレンなのか?偽者じゃないだろうな?
アルミン「そうだね....ありがとう」
偽者かどうかなんてどうでもよく、誰かに話しただけで、これほど気持ちが楽になるとは思わなかった。
ありがとうエレン。
エレン「悪かったな、練習しようぜ」
アルミン「そうだね」
そう言って僕らは練習を始めたが、エレンとペアーを組んで練習したことは、内緒にしておこう。
-
- 113 : 2014/01/16(木) 18:57:22 :
- とりあえずここまで
-
- 114 : 2014/01/16(木) 19:42:01 :
- 面白いです!
期待×30000
本当に最高です
頑張ってください
応援してます
-
- 115 : 2014/01/16(木) 19:44:29 :
- >>114いつもありがとうございます!
-
- 116 : 2014/01/16(木) 19:45:59 :
- そういって貰えて光栄です
-
- 117 : 2014/01/16(木) 21:39:29 :
- 期待!!!!!
-
- 118 : 2014/01/17(金) 06:12:25 :
- 期待期待!
-
- 120 : 2014/01/18(土) 19:09:34 :
- 更新します
-
- 121 : 2014/01/18(土) 19:13:11 :
- ダンスパーティーを前日に控えた今日、僕らはリハーサルのために集められる。
既に沢山の参加者が、多目的室より広いホールのような場所に並んでいた。
これだけ人がいるにもかかわらず、その広さのせいなのか寒さが倍増される。
サシャ「意外と参加者が多いですね?賞品もないのに」
アニ「全員が食べ物目的で参加するわけじゃないでしょ」
キョロキョロと辺りを見渡すサシャにアニが言う。
ミカサ「踊る場所は明日ランダムで決まるらしい」
ミカサはいつのまにか情報収集係になってるね。
ライナー「なあ....クリスタどこいったかしらないか?」
ライナーが汗を流しながら言う。
こんどは、クリスタが行方不明なのか....
しかし、その不安は直ぐに消える。
クリスタ「参加者の皆さん注目してくださーい」
ホールの真ん中からクリスタの声が聞こえた。
全員が声のする方に体を向ける。
クリスタ「今回、実行役を務めることになったクリスタ・レンズです!よろしくお願いします」
頭を下げるクリスタ。
モブ「同じく実行役のモブ・ペロンペロンです」
直ぐ隣で別の者がクリスタに続き頭を下げる。
ミカサ「いつの間にあんな役を引き受けたの?」
エレン「さあな」
アルミン「ダンスが踊れる人間を抜擢したんじゃないのかな?」
コソコソと小声で会話をする僕達。
クリスタ「これからリハーサルを開始しますが何か質問はありますか?」
この人数の中で質問ができる勇者は、直ぐ調査兵団に入るべきだ。
クリスタ「ないですかね?では進行していきますね」
モブ「ちなみに、参加しない訓練兵も、観客として見にこれるようにしてあります」
うげ....
見られるのは嫌だなー。
ホールの2階にある観客席を見ながら思った。
アルミン「不安で頭が痛くなってきた....」
エレン「俺もだ....」
僕と同じように額に手をやるエレン。
ミカサ「でも観客がいたほうがそれなりに盛り上がる」
そりゃあ君みたいに上手く踊れる人はいいかもしれないけどさ....
クリスタ「最初に注意事項をお伝えしますね」
-
- 122 : 2014/01/18(土) 19:15:18 :
- .....
........
リハーサルは問題なく終了した。
実際に踊ったわけではなく、進行プログラム、曲の確認などを行っただけだ。
サシャ「まさか憲兵の方々が楽器を演奏してくれるなんて感動です!」
サシャがとても嬉しそうだ。
コニー「しかもその演奏をバックミュージックにして踊れるんだろ?光栄だよなー、母ちゃんに自慢できる」
コニーは憲兵団が憧れだと言っていたな。
僕やエレンは、憲兵があまり好きじゃない。
どうやら憲兵団の数人がわざわざ僕ら訓練兵のために趣味の楽器を披露してくださるらしい。
いつも楽器の練習をしているのだろうか....
訓練はしていないのかな?
彼らこそ税金の無駄使いってやつだ。
でもまあ、今こうやってダンスパーティーを開こうとしている僕達も似たようなものか....
エレン「いざ明日となると緊張するな」
ミカサ「大丈夫、私が着いてる」
珍しく不安がるエレンにミカサが声をかける。
ライナー「俺はクリスタが実行役で、参加できないって不安が消えたからホッとしてるよ....」
リハーサル中もずっと叫んでたもんね。
一応参加できるみたいだし、当日気が狂ったライナーを見なくて良さそうだ。
アニ「アルミン、リハーサルである程度見直しはできたし、今日はゆっくり休みなよ?」
僕の後ろからアニが話しかけてきた。
アルミン「そうだね、怪我したら大変だし....ありがとう」
僕が言うとアニは背を向け、黙って寮に戻っていった。
サシャ「クリスタは?」
ミカサ「まだ明日の打ち合わせがあるみたいだから、先に寮に戻るよう言われた」
クリスタも大変だな....
ライナー「じゃあ男性軍も寮にもどるか、明日頑張ろうぜ」
ライナーが声を張る。
エレン「訓練とは違うから俺は気楽に行きたいね」
ミカサ「駄目、やるからには勝つ!」
ため息をつくエレンにミカサが言う。
彼女は....何と戦っているんだろう。
-
- 123 : 2014/01/18(土) 19:15:30 :
- とりあえずここまで
-
- 124 : 2014/01/18(土) 21:33:31 :
- 面白すぎる!
期待×3000
そして支援
そして応援!
-
- 125 : 2014/01/18(土) 22:21:08 :
- >>124 ありがとうございます!
-
- 126 : 2014/01/21(火) 11:52:43 :
- 期待しすぎて期待!!
-
- 127 : 2014/01/21(火) 12:20:32 :
- >>126ありがとうございます。最近更新なかなかできなくてw
-
- 128 : 2014/01/21(火) 12:59:29 :
- そうですかw
頑張ってください
待っています
-
- 129 : 2014/01/21(火) 19:08:40 :
- 更新します
-
- 130 : 2014/01/21(火) 19:10:35 :
........
............
..............
朝、目が覚めると目の前に女神がいた。
頭に鈍い痛みがある。
アルミン「おはよう女神様」
アニ「寝ぼけないで、私だよ」
知ってて言ってるんだけど?
アニ「それより急いで!あんた寝坊したんだよ!」
寝坊?
うーんよく話がわからないな。
頭が痛いのはなんだ?誰かに叩かれた?
というかここ男子寮だよ?
何でアニがこんなところにいるの?
今日はダンスパーティー当日だよ...ちゃんと準備........
!!!!!!!
しまった!寝坊したのか!
バッと起き上がると、アニが僕のベッドから飛び降りる。
アルミン「まだ始まってないよね?」
アニ「うん。でも練習する時間はないかもね」
そう言って、アニは部屋から出ようとする。
アルミン「アニ、服は着替えないの?」
いつものパーカー姿を見て気がついた。
アルミン「みんなドレスとか着るんだよね?アニも着るよね?だよね?」
ただ単に僕がアニのドレス姿を見たいだけだ。
アニ「今から着替えにいくんだよ、あんたが起きないってエレン達に聞いたから、叩き起こしに来たのさ」
本当に叩き起こされたのか....
ズキズキと痛む頭を少し手で触れた。
アニ「ほら、あんたも早く準備しなよ」
アルミン「うん、ありがとねアニ」
言い終わるころには、部屋からアニの姿は消えていた。
ちゃんと最後まで聞いていってよ。
部屋には僕と、深い眠りにつくベルトルトだけだ。
子供のように寝息をたてる彼を起こさないように着替える。
あ、今日は訓練じゃなかった....
訓練用の服に手を伸ばしたところで気がつき、先日準備しておいたカッターシャツに手を移動させた。
こんな服、あと何回着る機会があるだろうか。
そんなことを思いつつ、着なれぬカッターシャツの袖に手を通す。
訓練着のほうが動きやすいのになー。
僕は最初にこの服装でダンスをした人を恨むよ....
-
- 131 : 2014/01/21(火) 19:12:33 :
- ........
............
走りにくい靴のコツコツという音を鳴らしながら、僕はホールまで走った。
この音を聞いているだけで少し大人に感じるのは、グリシャおじさんを思い出すからだろうか。
色とりどりのスーツを身にまとう訓練兵の中から、エレン達を見つけることは、ライナーの金色のスーツのおかげでそれほど苦労はしなかった。
エレン「アルミン!ギリギリだったな」
アルミン「ごめん....」
息がきれるせいで、それ以上話すことができなかった。
既に足が痛いのは、グリシャおじさんのせいにしよう。
ライナー「結構粘って起こしたんだがな....」
キラキラと輝くスーツで目が痛い。
エレン「そうそう、それでも起きないから準備して寮からでたら、たまたまアニがいてな」
普通に考えればわかるがアニが男子寮の前をうろうろしてるとは思えない。
誰かが僕を起こすように頼みにいったのだろう。
今も頭が痛いのは、君達のせいにしよう。
....そういえばアニがいない。
アニだけじゃない、ミカサ達もだ。
コニー「そういえばミカサ達遅いな」
コニーと同じ事を考えていたことに少し傷ついた。
ライナー「女性ってのはおめかしに時間がかかるんだよ、そんなんじゃモテないぜ?」
頭にたらいを落とされたような音が響く。
酷すぎる。
エレン「俺は別にモテなくてもいいや、強くなるわけじゃないし」
エレンは、相変わらずいつも通りだった。
ライナー「ミカサがいるしな」
エレン「そんなんじゃねぇよ」
フンと鼻を鳴らすエレン。
後ろ姿が黒いスーツのおかげなのか、すこしグリシャおじさんの面影があった。
-
- 132 : 2014/01/21(火) 19:15:09 :
- クリスタ「みんなー!お待たせ!」
クリスタの声が聞こえる。
視線を声の方に向けると、ピンクの可愛らしいドレスを着た天使がいた。
目が癒される。
ライナー「クリスタ!とても綺麗だ!」
コニーをドンと押してクリスタに駆け寄るライナーは野獣のような顔をしていた。
森に帰れ。
コニー「いたた....」
サシャ「大丈夫ですか?コニー」
灰色の地道なスーツの坊主頭に黄色いドレスを着た暴食系女子が手をさしのべた。
コニー「あ....すいません....ってサシャかよ!?」
僕も一瞬見間違えるくらい、サシャは綺麗だった。
サシャ「私ですよ、今日のコニーは何かいつもと違ってかっこいいですね」
コニー「お....おう....ありがとう」
このあと、いつもと違って、という言葉に気づき、コニーはサシャと言い争う。
このへんはいつもと同じだ。
ミカサ「エレン」
呼ばれたのはエレンだが、どんな格好なのかを期待してミカサを見るのは、僕だけじゃないはず。
思った通り、美しい。
雪のような白いドレスがより彼女の整った顔や綺麗な肌を輝かせる。
エレン「腹筋が見えなくて良かったな」
最低。
ミカサ「エレン、いつも以上に素敵」
エレン「うるせぇよ」
おやおやエレン殿、顔が真っ赤でごさるよ?
さて....
皆綺麗だが、僕の本命の女神様はいずこに?
あ、いた。
ミカサの後ろに隠れるアニを見つけた。
アルミン「アニ」
アニ「何?」
僕に見つかったとわかると、ミカサから離れて、その姿を晒す。
黒いドレスを着たアニ。
言葉にならないほど美しい。
なんというか....お腹一杯です。
低い身長を感じさせない少し高いヒールや黒いドレスが大人の雰囲気を感じさせる。
アニ「何か言うことないの?」
下を見ながら、慣れぬヒールで地面を蹴るアニ。
地面がかわいそう。
アルミン「....寒そうだね」
アニ「うん....寒い」
もっと他に言うことがあるだろう!と自分にツッコミを入れたいが....
さっきも言ったけど言葉にできないんだ。
クリスタ「はい、そろそろ始めるから皆準備してね?」
クリスタはそう言うと、人混みの中に姿を消した。
-
- 133 : 2014/01/21(火) 19:15:26 :
- とりあえずここまでですお
-
- 134 : 2014/01/21(火) 21:39:21 :
- 最高ですお
何でこんな最高なss書けるか
知りたいですお
期待
支援
また期待!!
-
- 135 : 2014/01/21(火) 22:21:33 :
- >>134最高ではないと思うけどありがとうございますw
-
- 136 : 2014/01/22(水) 21:54:42 :
- いや、貴方の作品は最高でござんす
-
- 137 : 2014/01/27(月) 17:12:57 :
- 期待
-
- 138 : 2014/01/27(月) 19:26:42 :
- ありがとうございます。
更新します!
-
- 139 : 2014/01/27(月) 19:28:18 :
- いよいよか....少し見直す時間が欲しかったけど、こればっかりは遅刻した僕の責任だ。
アニが怒ってないのが救いだが....まあ彼女はしっかり踊れているし、問題はないだろう。
観客席も賑わってきたみたいだね。
普段見れないスーツやドレス姿を見れるんだから、きっと僕が参加しない側だとしても見に来るだろう。
突然楽器の音が鳴り響く。
憲兵共の演奏が始まったらしい。
さすが成績上位の集まり。
楽器の扱いも完璧だ。といっても素人の意見であって、実際はどうなのかはわからない。
どれだけ素晴らしい演奏をしたところで、任務をサボって練習した演奏なんて無価値に等しい。
しかし、憲兵に憧れる者の目は違った。
まるで神を見るような目で憲兵を見つめる訓練兵は、ウォール教と近い何かを感じる。
まあ否定はしない、それも彼らの生き方であり、この世界ではこれが普通だ。
僕とエレンのような人間のほうがおかしいのだろう。
クリスタ「この曲が終われば私たちもダンスを始めます」
できるだけ大きな声で話すクリスタ。
クリスタ「みなさん、各自の場所に移動してください!聞こえていない人には指示を回してください」
クリスタに言われた通りに、後ろで既に盛り上がっているフランツ達に指示を回す。
アルミン「じゃあアニ、行こうか」
側にいるアニに声をかけた。
アニ「ちょっとまって、この靴歩きにくくて....」
無理もないか。
アルミン「ゆっくりでいいよ」
無言で頷くアニのスピードに合わせて歩く。
男らしく、抱っこでもしてあげるべきか?
しかし、その考えも相手がアニということで、僕のパーフェクト脳ミン審議の結果、実行するな!ということになった。
まるで高齢者の介護をするようにアニを持ち場にエスコートし終わると、ダンスの準備をする。
アルミン「大丈夫?踊れそう?」
アニ「あんたは自分の心配しなよ」
たしかにアニの言う通りだ。
アルミン「頑張るよ」
アニ「まあ....いつも通りやれば大丈夫」
この言葉をパートナーに言われるだけで、緊張がほぐれる。
ここでタイミングよく、憲兵の演奏が終わった。
-
- 140 : 2014/01/27(月) 19:32:32 :
- ライナー「アルミン、転ぶなよー」
ライナーの笑い混じりの声が耳にはいる。
さすがにこんな大勢の前では転ぶのはちょっとなー。
そんなことを思いつつ、ライナーに愛想笑いをしておいた。
アニ「憲兵の準備ができたみたいだね」
気のせいだろうか、アニの声が少し震えている気がした。
アルミン「アニ....大丈夫?」
アニ「何が?」
僕が言った途端、眉間にシワを作るアニ。
アルミン「なんでもないよ」
これ以上は止めよう。
死にたくない。
アニの顔つきが元に戻ると同時に、憲兵の演奏が再び開始された。
アニ「ほら、始まったよ?」
こちらの状況などお構い無しか....
えーと、どうするんだっけ?
落ち着いて....足を動かすんだ。
音楽に合わせて、一歩、また一歩、慎重に足を動かす。
その動きについてくるように、アニも足を動かした。
視界の端にライナーとクリスタが映る。
華麗に踊るクリスタにもちまえの力を活かした踊りをするライナー。
凄いな....僕にはあんなこと....
そのとき、脛に鈍い音と共に痛みが走る。
アルミン「ぎゃふん!」
思わずその場に倒れこみそうになるが、日頃味わっているおかげなのか、なんとか踏ん張ることができた。
これは、アニが僕の脛を蹴った痛みだ。
アニ「よそ見しないの」
アルミン「ごめん....」
僕としたことが......いつのまにかライナー達に魅了されてしまったらしい。
アニ「私達は私達にできるダンスをすればいいの」
おっしゃる通りでございます。
少し踊るうちに、冷えた足も暖まってきたのか、ぎこちない動きも多少滑らかになっていく。
ちゃんと踊れてる?
そんな意を込めてアニをチラリと見る。
驚いた....
笑ってる。
アニが........凄く楽しそうに笑ってる。
頭が真っ白になった。
怒られるとわかっていても、彼女から目を反らすことができない。
その時、僕の足がアニの足に当たってしまい、バランスを崩したアニが足を挫く。
アニ「いたっっ!!」
アルミン「ごめんアニ!大丈夫?」
慌ててアニを支えようとしたが、アニに阻止された。
アニ「いいから....続けるよ」
戸惑う僕にアニが辛そうに言う。
なんてことだ....文字どおり足を引っ張ってしまった。
その後は、アニが笑顔のまま踊り続けたことしか覚えていなかった。
-
- 141 : 2014/01/27(月) 19:32:44 :
- ここまで
-
- 142 : 2014/01/27(月) 20:19:50 :
- やばいよ!!!
期待しすぎて夜も眠れないよ!!
期待だよ!!
-
- 143 : 2014/01/27(月) 20:52:42 :
- >>142ありがとうございます!
-
- 144 : 2014/01/27(月) 21:43:27 :
- 見てるよ
-
- 145 : 2014/01/30(木) 19:15:36 :
- >>144ありがとうございます。
更新します。
-
- 146 : 2014/01/30(木) 19:18:52 :
ダンス終了後、僕達参加者は、申し訳無い程度に豪華な食事会の準備をしていた。
白いテーブルクロスを各テーブルに運んだ僕は、ホールの隅で座り込むアニの元に向かう。
元々うまくサボる彼女だが、今回もそうなのか....それともさっき挫いた足が痛むのか。
アルミン「アニ、大丈夫かい?」
アニ「だから大丈夫だって言ってるでしょ」
僕はこの台詞を何度言ったのか、アニのうんざりした顔を見ればよくわかる。
アニ「それより、ここにいたら邪魔になるからさ、ちょっと外に出ない?」
この子は僕にまでサボらせる気らしい。
まあ、挫いたのは僕の責任だしな....それくらいは付き合うか。
食事抜きになる覚悟はした方がいいかな?
ゆっくりと立ち上がるアニを支える。
何度も大丈夫と繰り返すアニを無視して、肩を貸し外にでると、辺りは闇に染まっていた。
所々に設置されたランタンを頼りに近くのベンチに腰をかける。
ただでさえ薄着な僕らに、冬の悪魔はさらに攻撃を仕掛けてきた。
アニ「雪が降ってる....」
アルミン「そうだね....」
やれやれ....また明日休憩時間を返上して雪かきをしなければならないのか。
アニ「寒い....」
そりゃあね、ドレスだし。
毛布でも持ってくるべきだったな....
アルミン「まだ足は痛むかい?」
アニ「少し....」
赤く腫れる足を擦りながらアニが言う。
本当はかなり痛いんだろうな....
そうだ!!
アルミン「アニ、ちょっと冷たいけど我慢してね」
僕はそう言って、近くに積もる雪を両手ですくい、アニの足にのせた。
アニ「冷たいよ!!」
知ってる。
アルミン「昔エレンが足を挫いたとき、こうやってグリシャおじさんがエレンの足を冷やしてたんだ」
アニ「冷やせば治るの?」
多分ね。
冬の悪魔が今回は役にたったらしい。
-
- 147 : 2014/01/30(木) 19:22:40 :
- それから少し時間がたった。
アニ「なんとなく楽になったよ」
軽く足首を動かし僕に知らせる。
アルミン「あんまり動かさないで、まだ治った訳じゃないから」
コクリと頷いて足を止めるアニ。
一瞬だけ子供みたいだと思ったのは心にしまっておこう。
そのまま黙る二人。
アニと二人きりになると、たまに訪れるこの沈黙。
何か話さないと....
以前にも感じたことのある耳を斬るような風の音が、より僕を焦らせる。
アルミン「ダンスはどうだった?」
無難な質問だ。
アニ「ん....まあ楽しかったよ」
それは良かった。
君が楽しんでくれたなら僕も満足だ。
罪悪感は消えないけどね。
アニ「あんたは?」
アニが足にのる雪を払いながら言う。
そろそろ足の冷えが限界になったらしい。
アニ「楽しかった?」
アニも僕と同じ考えなのかな?だとしたら凄く嬉しい。
アルミン「楽しかったけど....足もがっ」
言いかけたところでアニに口を手で塞がれた。
アニ「楽しかったで終わればいい....こっちまで申し訳なくなるから」
塞いだ口を解放するアニ。
アルミン「ありがとう、アニは優しいね」
アニ「別に....」
その時、強い風が僕らを襲う。
ここから立ち去るよう言われているみたいだ。
アルミン「戻る?食事の準備もできてるころだよ」
白い腕を擦るアニを見ながら言った。
アニ「そうだね」
そう言って立ち上がるアニ。
アニ「うっ」
グラッと膝を着きそうになるアニを受け止める。
まだ治ってないって言ったのに....
-
- 148 : 2014/01/30(木) 19:24:54 :
ふむ....試してみるか。
アルミン「ホールまで運ぶよ」
僕はアニの膝の裏に手をかけて、抱きかかえた。
アニ「ちょっと!何してるの!」
案の定暴れるアニ。
今回はパーフェクト脳ミンの緊急会議より先に体が動いてしまった。
彼らもこの寒さのあまり冬眠してしまったのだろうか。
アニが駄々をこねる子供のように体をじたばたさせる。
アルミン「アニ、暴れないでよ!転んじゃう....うわ!!」
どすんと音をたてて再びベンチに座り込んだ。
イテテ....
勢いよく尻餅をついた僕は、おそるおそる目をあけると、思わず息を飲んだ。
拳ひとつあけたところに、アニの顔がある。
僕の膝の上で顔を赤くするアニ。
アルミン「やっと僕を見てくれたね」
真っ直ぐと僕を見つめる水晶玉のような目をしっかりと見つめ返す。
アニ「私はいつもあんたを見てるけど?」
僕を見つめたまま答える。
嘘ばっか....
妙に鼓動が早い。
アニに見られているから?それとも顔が近いから?両方か?
わからない。
アルミン「アニ....この前言ってたことだけど」
またこれか....
意思とは関係なく話し始める僕。
アニ「この前?」
アニの眉が動く。
アルミン「僕にキスされるかと思ったって言ってたよね?」
何故こんな話をするんだろうか....
アニ「....そんなこと言った?」
アルミン「言った」
アニ「だったら何?」
知りたいのは、僕の方だ。
アルミン「今はどうなの?」
おい、止まれ。
アニ「さあね....」
視線を僕からそらすアニ。
アルミン「したら怒るかい?」
アニ「試してみれば?」
再び僕を見たところで、自分の意思を取り戻した。
-
- 149 : 2014/01/30(木) 19:30:21 :
- しかしもう遅い。
ここまできたら....やるしかないだろ。
アニのうなじに手を置く。
削ぐわけでもないのに....
体が熱い。
コニー、このあとどうしたらいい?
いやいや、コニーに聞いてもしょうがないだろ。
アニに触れる手に少し力を入れると、アニは、ゆっくりと目を閉じた。
はち切れんばかりの心臓を抑えるように息を飲む。
もういいや。
どうにでもなれ。
僕も目を閉じて、ゆっくりとアニに顔を近づける。
優しく、とにかく優しく、アニの唇に僕の唇を触れさせた。
体をビクッとさせるアニ。
キスしたのは一瞬だった。
そもそも唇を軽く触れただけなのでキスと呼べるのか?
それでも僕には、とても長く、深いキスに感じた。
これまたゆっくりアニから離れ、目をあけると、アニは目を閉じたまま下を向いてしまう。
普段は横に流した長い前髪が垂れて、女神様を拝ませてくれない。
アルミン「こっち向いてよアニ」
アニ「嫌」
もちろん答えはわかっていた。
逆にアニが素直にこちらを見ていたら、僕が目をそらしたかもしれない。
正直いまアニを直視できる自信がない。
アニ「簡単に私のファーストキスが奪われてしまった」
ため息混じりで呟く。
アルミン「僕だって初めてさ」
アニ「あんたのとは価値がちがう」
酷いなー。
アニ「返品はできないからね」
アルミン「そっちもね」
前髪の隙間からアニの顔を覗く。
とても愛しい顔....
僕をどれだけ惚れさせれば気が済むのだろうか。
アニ「あんまりじろじろ見ないでよ」
弱々しい声を聞き、僕は思わずアニの額に唇を当てた。
アニ「....死ね」
アルミン「今なら死んでもいいよ」
アニ「死ぬなら私を運び終わってからにしてよ」
そう言ってアニは僕の肩を握る。
アルミン「そうだね、頑張るよ」
アニを持ち上げホールに向かう途中、僕は皆にサボった言い訳を考えながら歩いた。
アニ「暑い....」
小さく声を出すアニ。
アルミン「嫌かい?」
アニ「ん....たまには暑い冬も悪くない」
アルミン「確かにね、寒いのは嫌いだ」
笑顔を見せるアニに僕も笑顔で答えた。
おわり
-
- 150 : 2014/01/30(木) 19:31:30 :
- 更新が遅いせいで時間がかかってしまったwww
よければコメントなどいただければ嬉しいです。
-
- 151 : 2014/01/30(木) 21:35:04 :
- 素敵でした!
-
- 152 : 2014/01/30(木) 21:40:48 :
- >>151見てくれてありがとうございました。
-
- 153 : 2014/01/30(木) 22:49:49 :
- アルミンがたまに言う〜ミンのひとつひとつに爆笑‼︎
-
- 154 : 2014/01/30(木) 22:59:56 :
- >>154ありがとうございます!
-
- 155 : 2014/01/30(木) 23:21:08 :
- あなたの書くのはさっぱりしてて分かりやすくていいね
-
- 156 : 2014/01/31(金) 00:09:27 :
- >>155ありがとうございます。
-
- 157 : 2014/01/31(金) 15:34:24 :
- やばい!!
ここまで最高なアニは初めて見ました!
面白かったです!!
-
- 158 : 2014/01/31(金) 17:21:09 :
- よかったよ
-
- 160 : 2014/02/01(土) 10:32:30 :
- やばいこれは、私の役にも立つし最高です!!!アニ.マックハートさんイケる話しありがたいです(* ̄∇ ̄*)
-
- 161 : 2014/02/01(土) 10:34:46 :
- またアルミン&アニの話しお願いします(ノ*゜▽゜*)
-
- 162 : 2014/02/01(土) 11:31:54 :
- ジャンミカでもいいです(-^〇^-)グリンピースでした
-
- 163 : 2014/02/01(土) 12:39:39 :
- ありがとうございます!ちなみにマックスハートですw
-
- 164 : 2014/02/01(土) 12:47:20 :
- すっすみません!アニ.マックスハートさんですね!これからも応援してますグリンピースでした~
-
- 165 : 2014/02/01(土) 16:33:29 :
- いや次はエレアニでお願いしますっ!!!!
-
- 166 : 2014/02/01(土) 17:50:18 :
- 違う違う!そこは普通アルアニかジャンミカだよ~どうもグリンピースでした~
-
- 167 : 2014/02/04(火) 14:54:43 :
- エレアニは難しいですwジャンミカはそのうち書きたいです
-
- 168 : 2015/09/21(月) 17:32:38 :
- すごくいい!!!!!!
-
- 169 : 2020/10/06(火) 10:39:42 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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