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アニ「私の人生」

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  1. 1 : : 2017/10/23(月) 03:57:16
    ただアニが自分の人生について
    かたるだけ
  2. 2 : : 2017/10/23(月) 04:16:06
    最初はね、


    お父さんに無理矢理マーレの
    戦士を育む機関に入れられたことから、



    ‥‥‥‥始まったよね。



    とっても嫌だったけど、
    お父さんが今よりも少しマシな
    生活をしてるところを想像したら、
    少し嬉しかったよ。


    だからね、私頑張ったよ



    肺がいくら痛くなろうと走り続けたし、
    勉強がいくら難しくても、理解できるよう
    頑張った。

    格闘術だって、いくら足が真っ赤にはれようと
    蹴り続けた。


    食事のときはお父さんとは格闘術の会話しか
    しなくて、正直辛かったけど、
    マーレの戦士に選ばれたら、、、
    もっとたくさん色々話せて、
    愛して貰えるんじゃないかって思って
    頑張り続けた。


    頑張って頑張って頑張って

    徹夜して倒れて

    頑張って頑張って頑張って

    骨にひびが入るまで蹴った。


    頑張って頑張って頑張った結果。


    私は、父さんには愛してもらえなくて
    父さんには逆らえないことがわかった。


    でも、マーレの戦士に選ばれて、
    作戦を成功させたら
    私は、格闘術をしなくていいし、
    父さんも今よりいいくらしができる

    だから、今よりもっと頑張った。


    わけわかんない薬を腕に刺されて

    巨人になって

    人を食べても

    頑張り続けた。


    マーレの忠誠も、戦士も全部くそったれ

    頑張ってるのは自分のため。

    訓練中、泣きべそかいてる
    ライナーが父さんみたいに馬鹿なこといいだすから
    足のしたにいる無視みたいに
    踏み潰してやりたくなった


    それから時間がたって、
    パラディ島にいく少し前に、
    お父さんに始めて
    ハグしてもらった

    人生で初めて感じた父の体温は
    とても暖かくて、安心させられるものだった

    そのあとに

    「俺が間違っていた」


    「必ず帰ってきてくれ」

    と、言われた


    作戦が終わったら、もうあんな地獄みたいな
    ことはしないでお父さんとゆっくり暮らせるんだ


    必ず帰ろう。


    故郷に。
  3. 3 : : 2017/10/23(月) 05:11:17
    マルセルが食われたときはとても
    焦ったよ。



    あのくそ野郎共。

    走って逃げやがるんだから。


    私が巨人化するべきかとても迷った。


    でも、もうすぐ‥‥‥‥ではないけど
    故郷より壁のほうが近かったから

    車力として使う私の力はおいといたほうがいい

    ほんとならライナーの力を使うべきだった

    なのに‥‥‥‥あの腰抜け。


    どうしてくれるの!?

    あいつが逃げたせいで‥‥‥‥

    私は‥‥父さんとはもう会えないかもしれない


    ‥‥‥‥‥‥マルセルを食べた巨人はもう
    どっかいっちゃった。



    ‥‥ライナーを追わないと。




    __________。


    こいつ‥‥マーレに忠誠を誓ったんじゃないの?

    自分は真っ先に逃げた上、脅すの?


    ライナーの顔面を思いっきり蹴りあげた


    そのあとのことは全く覚えてないんだよね
  4. 4 : : 2017/10/23(月) 17:09:22
    私が目を覚ましたときには
    もうすでに、壁のなかだった。


    それからはたくさん調べものをした。

    主に私が。


    どぶのなかを歩いて、胃の中のものが
    出てくるのを押さえながら
    逃げてきたこともある


    どんなに汚くても、どんなに臭くても
    頑張ったよ。


    お父さんのために。


    それから二年たっても、情報は全く
    つかめなかった

    自分の寿命がただ縮まっていくのを感じて
    とっても怖くなった。


    このまま、お父さんのもとには
    かえれないんじゃないかって。



    二年と少したった頃、ベルトルトが壁を
    壊した。


    私は前と一緒で近くにいた巨人たちを
    壁の方へあつめた。


    今回も何十万といった命が、枯れていくのだろう

    そう思うと、とても辛くなった


    でも、私は戦士で、あいつらは敵

    同情なんか‥‥‥‥しちゃダメだ



    壁を壊して、数時間後、

    結局壁は塞がれてしまった。


    けど、巨人化能力をもった奴を見つけられた

    そいつを連れて帰れば、終わり

    もう、壁の中の人たちと関わらないで
    済む。







    そう思いながら死んだ兵士たちを
    片付けていた。


    その時、特徴的なおさげあたまを
    みつけた。



    ‥‥‥‥頭が、なくなった女の子。



    ‥‥‥‥きっとこの子は、ミーナだ。



    特別このことなかがよかった訳じゃない


    でも、毎日明るく笑っていた姿を思い出すと
    胸がきゅうっと、痛んだ


    きっと、この子は今回のことがなければ
    これからも、笑顔で、明るくいられたのだろう


    そう思うと‥‥本当に申し訳なくて


    「ごめんなさい」


    としか、言えなかった。



    それから少したった頃、ライナーと協力
    して、2体の巨人を殺した。


    もし、何か勘づかれればこっちがやばくなる


    それから、数日たって
    訓練兵は憔悴しきっているなか、
    休む暇も与えられず、ひとつの場所に
    召集された


    ‥‥‥‥巨人好きの奇行種のペットだったからね。

    こうなることは、予想できた


    ‥‥それよりも、次の壁外遠征で
    エレンを確実に捕まえなければいけない


    きっと、私は‥‥多くの人の血で
    この手を赤く染めるだろう。

    これから殺す人のなかには、子供がいたり
    年老いた親がいたり
    婚約者がいたり、‥‥するんだろう‥‥


    このとき私は何を思ったのか、
    洞察力の鋭いアルミンの隣に、
    マルコの立体機動装置を置いて
    アルミンの隣にたった



    私は‥‥アルミンに気づいてほしかったんだと
    思う
  5. 5 : : 2017/10/23(月) 17:15:38
    きっと、気づいてもらえば
    次の遠征で私は大勢の人を殺さなくて済む

    そう思ったんだろう


    この時点でもう、戦士失格だね

    まぁ、別に戦士になりたいわけではないけど


    でも、結局、

    私のそんな甘えた思いは許されなかった


    ‥‥‥‥‥‥このとき、私が甘えなかったら
    もしかしたら、こんなふうにならなくて
    すんだのかもしれないね‥‥

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