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拷問 ※短編

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  1. 1 : : 2017/10/16(月) 12:00:23
    よろしくお願いします
  2. 2 : : 2017/10/16(月) 12:03:09
    はぁ……はぁ……


    バッシャーン


    私は……私は……


    「オラ!! 知ってること全部吐け! この……人殺し!!」


    私は……屈しない……何があっても。


    「もう……いいよ、君たちはこの資料をエルヴィンのところに持っていっといて」


    この……声は? 聞いたことあるけど、思い出せない。


    「はっ! あとはお任せします、ハンジ分隊長」


    ハンジ……あぁ、あの眼鏡をかけた分隊長か。


    「やぁ、アニ……君はなかなか口が堅いね、君のせいでケイジも二ファもここ一週間風呂に入れてないんだよ」


    そう言いながらそいつは少し笑った……いや、正確には笑った気がした。 私は、今目隠しされて周りに何があるのか全く把握出来ていない。


    今から二週間ほど前、私は調査兵団に捕らわれた。 その時は結晶化を使い情報の漏洩を防ごうとしたが……何故だか一週間もすれば結晶化は解かれた。


    その後は、まあ、想像通り拷問だ。 だけど私は戦士だ、拷問に耐えうる訓練も行っているし、正直壁内の人類の拷問は温い。


    「君もそう思うだろう!!?」


    っ!? びっくりした……全く話を聞いてなかった。 私が不思議そうに首をかしげていると、そいつはとんでもないことを口にした。


    「巨人も人間体ならば、そこまでひどい拷問を行ってはならない……笑っちゃうよね! 人間体だろうがなんだろうが巨人は巨人なのに」


    「だからアニ……少し待っててね、もうすぐ上の許可が降りると思うから、ほら目隠しも……ほら久しぶりの世界の風景だよ」


    目隠しを取られた……があまり変わりはない、目の前には調査兵団きっての奇人とメスやら色々な拷問道具が置かれているだけだ、そこまで感動するものじゃない。


    「まあ楽しもうよ……拷問ってのはさそういうもんさ」


    そう言って彼女はにたりと笑った。


    「私は用意があるから……待っててよ」


    くそ……どうすればいい? 逃げようか……というよりここはどこだろう? 巨人化は無理か……体力がない。 もう少し待つしかない。
  3. 3 : : 2017/10/16(月) 12:07:15
    拷問!?
    期待です!
  4. 4 : : 2017/10/16(月) 12:07:27
    あれから何時間たったんだろう、外の景色が見えない、今が夜なのか朝なのかも分からない。
  5. 5 : : 2017/10/16(月) 12:08:10
    >>3 まあグロ描写は多分書けないのでゆっくり見てやってくださいww
  6. 6 : : 2017/10/16(月) 12:24:03
    たまに食事が運ばれてくるだけで特に何もされない。 よし、体力も十分だ……巨人化して逃げる。 そういえば指輪は没収されたのか……舌も噛めないし、くそ。
  7. 7 : : 2017/10/16(月) 12:24:56
    ベルトルトとライナーは無事なんだろうか、私はもう長くない。
  8. 8 : : 2017/10/16(月) 12:25:21
    もう、限界だ……殺して、私を……
  9. 9 : : 2017/10/16(月) 13:44:23
    「やぁ! 元気だったかい、アニ!」


    「あ……んたは?」


    あれ? 声が……


    「はは、無理に喋らなくていいよ……君たちの目的はもうわかったしね……それとも気づかなかったかい?」


    「な……のこと?」


    「君に与えてた、流動食あるだろ? あれね微量の毒物を入れてたんだよ、意味、分かるよね?」


    そういえば、食事の味が変わったと思っていたら……悪魔め。


    「そ、君はもう楽になっていいんだよ……悪かったね、少しばかり忙しかったんだよ」


    「じゃあもう少しで死にゆくアニちゃんに少しお話をしよう」


    それから私は話を聞いた。


    獣の巨人のこと、マルセルを喰ったユミル、ベルトルトが……死んだこと。


    「あと、そうだね……エレンとアルミンが何隻かの船を沈めたことだね」


    「……ゲホッ」


    「あっ、大丈夫かい?」


    「凄いよね君は……ずっと口を割らなかったんだもん」


    「はっ……ゲホッ 、そうだろ?」


    「うん、君は敵ながら本当に……」


    「……いやいいか、君はもう死ぬしかない」


    「辛かっただろう? ずっと1人で流動食を与えられる日々は」


    辛くなかったといえば嘘になるが……情報を吐くよりはマシだ。


    「残念ながら君は名誉ある『マーレ人』として死ねないよ四人もの調査兵団員を殺した『ただの犯罪者』として死ぬんだ」


    「はっ……どうでもいいよ」


    「残念だよ、本当に……」


    そう言ってそいつはブレードを抜いてこちらに歩いてきた……その足取りは些か重いように感じる。


    「じゃあね、『女型の巨人』」


    これで終わりか……最悪だね


    ザシュッ
  10. 10 : : 2017/10/17(火) 13:37:24
    まあ読みやすかったよ

    これからの作品に期待
  11. 11 : : 2017/10/19(木) 18:57:47
    >>10 ありがとうございます!
  12. 12 : : 2017/10/19(木) 19:54:40
    ありがとーございましたぁ!
    お疲れ様でしたぁ!
  13. 13 : : 2017/10/20(金) 00:51:46
    >>12ありがとうございます

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