ロリクリ
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- 1 : 2017/10/15(日) 23:58:13 :
- ロリクリとは、ロリクリスタの略だ。
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- 2 : 2017/10/16(月) 00:04:07 :
- バチィッ!
早朝の公園で俺は能力向上のため特訓に励んでいた。
「はぁ……はぁ……射程はこれが限界だな……」
俺、エレン イェーガーはここ日本でランキング上位100人に入るほどの実力者で、俺の通うアカデミーで無双する『電撃』の能力者だ。
そんな時だった。
「あ、あのっ!」
小さく、細い少女の声。
俺は声の方向あと振り向く。
そこには年は10歳程度で透き通るような金髪にパッチリとした目。
見るからに美少女といった感じの少女が立っていた。
「俺?」
思わず俺は聞き返した。
すると少女はコクコクと二度三度頷く。
「わたしっクリスタ レンズっていいます」
「わたしを……
「エレンさんの弟子にしてくだしゃい!」
噛んだ。
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- 3 : 2017/10/16(月) 01:44:50 :
- 期待してます
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- 4 : 2017/10/16(月) 08:18:40 :
- ロリスタかわいい…
期待です
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- 5 : 2017/10/17(火) 21:56:31 :
- 楽しみ
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- 6 : 2017/10/20(金) 23:13:32 :
- ここ、高度東京魔導学園、通称アカデミーでは能力による成績が最優先される。
年に何回か開かれる大会で成績を残すことで学園から支給されるポイント(=お金)や特権がふえる。
ちなみに俺は世界にいる能力者、100万人の中のランキングで168位。
学園切手の天才と呼ばれている。
「わっ、わたしこの前のエレンさんの試合見ましたっ! とっても強くて感動して……」
「わたしを、弟子にしてください!」
クリスタは真っ直ぐ俺の目を見ていった。
弟子制度。今まで適応された例はないが、弟子を取ると弟子が自分の能力を使えるようになるとかならないとか。
「弟子を取るか取らないかの前に、勝負してみよう。君が勝ったら弟子にしてあげるよ」
それは小学生の、それも女の子にはとても厳しいハードル。
俺は毛頭弟子を取るつもりなどなかったのだ。
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- 7 : 2017/10/20(金) 23:14:16 :
- 皆さん期待ありがとーう!!
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- 8 : 2017/10/20(金) 23:22:20 :
- その勝負はある公園、早朝に行われた。
「それじゃ、PKの一本勝負。俺は素手、クリスタは武器や道具ありのハンデありのマッチで行こうか」
「はいっ!」
俺はアカデミーの個人端末でPKの設定をこなし、あたりに防御結界が張られる。
そして上空にモニターで文字が表示される。
「Ready……
Go!!!!!」
俺は合図と同時に指に溜めた電撃をクリスタ向けて放射。
光速でクリスタに電撃が迫る。
ドゴォォォォォォォォォン!!!!
凄まじい爆音とともに土煙が舞った。
ランキング10000程度ならこれで一撃だ。
さぁ、クリスタはどうだ?
土煙が晴れ、様子がうかがえる。
そこには先ほどまではなかった、ありえないほど大きな、絶縁体の壁があった。
「はぁ!?」
クリスタは微笑を浮かべつぶやく。
「エレンさん……申し遅れました。私の能力はSSランクのレア能力、、、
「錬金術です」
彼女はとんでもない化け物だった。
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- 9 : 2017/10/20(金) 23:30:09 :
- 「錬金術……?」
「はい、私は有りとあらゆるものを分子レベルで分解、再構築出来ます例えば……」
そう言ってクリスタは地面に手をかざすと地面からは長い鉄剣が現れる。
「!?」
「これは土に含まれる砂鉄を再構築し、作り上げたものです」
と、とんでもない能力だ。
これがもし小学生の女の子ではなくイーブン、対等な立場の人間なら負ける可能性だってある。
こんなぶっ壊れ能力を持つ人間に俺の能力『電撃』まだ与えてしまったら、、、
間違いなく世界最強の能力者になるだろう。
でも、
俺は彼女を最強の能力者に育てたいと思った。
正確には世界最強になる瞬間を見たいと思ったんだ。
だからこそ
「クリスタ……全力で行くぞ!!」
全力で、ぶつかると決めた。
「っ!? よ、よろしくお願いします!!」
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