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エレン「異能力学園」

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  1. 1 : : 2017/10/08(日) 20:32:43





    とある高校生には思春期がやって来るときもあれば…


    成長期が突然やってくる時もある…


    だが、俺にはとある時期がやってきた…








    女子高生「うう…」ブルブル

    不良a「いいからよ!俺達と遊びに行こうぜ?」

    不良b「当分帰さねぇと思うがな」

    不良a,b「アハハハ!!」

    ドスッ!!

    不良a「痛っ!!何しやがる!?」

    不良b「お、俺じゃねぇ!!体が勝手に!」

    ドスッ!!

    不良b「ぐっ!!」バタンッ!!

    不良a「っ!なんで…倒れてんだよ…」



    「っ!」



    不良a「っ!」ギランッ!

    ドスッ!!

    バタンッ!!

    女子高生「どうして…自分達で殴り合っては…」

    「…」スタスタ

    女子高生「?」




    そう、俺…

    エレン・イェーガーは能力の持ち主だ…

    能力は「服従」…相手の脳内に入り込み思うがままに操る能力だ…

    たが、この能力にも欠点がある

    服従できる時間は僅か10秒という短い時間だ…

    ではなんでこんな事になったのか…

    イチから説明しよう…


    そう…あれは俺が中学三年の時だ…



  2. 2 : : 2017/10/08(日) 20:46:11
    俺が受験勉強を熱心にしていた時だ…




    エレン「…」カキカキ



    ビビッ!!!



    エレン「っ!」バチッ!!







    野良犬「っ!」ギランッ!!




    野良犬(エレン)「ワウ?」

    最初は驚いた…部屋に居たはずの俺が家の外ににいたんだからな…


    俺は直ぐに理解した…

    これは異能力だと…

    しかし、俺だけがこの力を持っていたわけではなかった…



    世界各地で能力による騒ぎが起こり始め

    能力が起こった人物はは俺みたいな中学三年からだということだ…


    社会は「異能力期」と呼ばれるようになり…

    1年経った現在も「異能力期」は急激に増え続けていった

    現在俺は能力者達が集う学園
     
    「異能力学園」にいる…

    本来ならもっと高めの学校を目指すつもりだったが…

    俺みたいな能力者たちがどんな奴なのか気になって入った…

     
    最初に出会ったのは…



    フリーダ「おはようエレン」

    エレン「フリーダか…おはよう…」


    コイツはフリーダ・レイス

    能力は「目くらまし」

    まぁ、目くらましといっても


    フリーダ「すごく眠そうね?えいっ!」ピンッ!


    ドスッ!!


    エレン「目がああああああぁ!!!!!!」


    欠点が目潰し程度の目くらましである…

  3. 3 : : 2017/10/09(月) 10:25:11
    面白いww 期待です!

    ちなみにこれはエレフリですか?
  4. 4 : : 2017/10/09(月) 11:29:27
    >>3 カップリングに関しては未定です
  5. 5 : : 2017/10/09(月) 15:01:18
    エレン「ったく…朝から痛い目に遭うとはな…お陰で失明するかと思ったぜ…」


    フリーダ「だからごめんって、お詫びにジュース一本奢るから……ね?」


    俺とフリーダはこの学園に来たときに最初に出会った人物で今は良き友として過ごしている




    アルミン「朝から仲良しだね」


    エレン「からかうなよアルミン」



    アルミン・アルレルト

    俺の幼馴染で、能力使い

    能力はどんな的も外さない集中力の持ち主




    「誰か!!ひったくりよ!!」


    アルミン「っ!ひったくりだと!?」


    ひったくり犯「あばよ!!」


    アルミン「逃がすか!!」ブンッ!!


    ガコンッ!!


    ひったくり犯「うがっ!!」


    エレン「おー!命中命中!相変わらず、すげぇなアルミン」









    アルミン「」(うつ伏せ状態)






    そう、この能力の欠点は集中力を出す代わりにかなりの疲労が襲われるという欠点だったのである…


    アルミン「ごめんエレン…動けそうにないや…」


    エレン「仕方ねーな」


    フリーダ「荷物持つね?」


    エレン「あ、わりぃ」







    異能力学園 教室


    エレン「はぁ…疲れた…」


    アルミン「ごめんね?エレン」


    エレン「お前もフリーダと同じジュース奢りな?」


    アルミン「ええー!!」


    ジャン「ったく、仲良しだなお前ら」


    ジャン・キルシュタイン

    口は悪いが根は良いやつ

    何処でもテレポートさせることができる能力の持ち主


    エレン「すまんがジャン。一番近い男子トイレまでテレポートしてくれ」


    ジャン「はぁ?なんで?」


    エレン「アルミンおぶって足パンパンなんだよ…」


    ジャン「ったくしゃーねーなー。行くぞ?」


    シュンッ!!


    アルミン「大丈夫かな?」












    エレン「おい…ここ何処だよ?」


    ジャン「あれー?男子トイレって念じたつもりなんだがなー」


    「アロハー!!南国の島ハワイへようこそ!!」


    エレン「ハワイまでテレポートしてどうすんだよ!!!」




    そう、どこへテレポートするか分からない欠点付きである




  6. 6 : : 2017/10/09(月) 17:00:47
    そして、放課後


    シュンッ!!


    エレン「やっと帰ってこれた…」


    アルミン「おかえり」


    エレン「ここどこだ?」


    ミカサ「生徒会室…」


    エレン「うわっ!ミカサ!?」



    ミカサ・アッカーマン

    俺の幼馴染で、生徒会会計。因みにアルミンも生徒会で書記をしている。


    能力はプロテクターというバリアを張る「防御」


    だが…




    ミカサ「っ!」ギランッ!


    ポンッ!

    コロコロ…


    エレン「…ガチャにありそうな玉だな…」


    バリアの大きさがピンポン玉からサッカーボールまでの間ぐらいの大きさしか作れない欠点を持っている…




    因みに俺も生徒会の一員だが、半ば強引に入れられた会長は…




    クリスタ「もうエレン!やっと生徒会に参加してくれたのね!」


    クリスタ・レンズ

    生徒会会長…


    能力はクリスタを見た相手が虜になってしまう能力…


    欠点は虜の効果が一日だけという


    しかし、妙な事に俺、アルミン、ジャンはその抗体を持っていた為に何も起こらない。それが原因で生徒会に入らされた理由もある…

     
    生徒会の主な仕事は異能力者の保護、問題解決などをしている


    クリスタ「今回はかなり厄介な能力がきたよ…それは…透明人間!!」


    エレン「透明人間?」


    フリーダ「能力は透明できるということよね?」


    ジャン「前回は壁をすり抜ける奴で苦労したのに次は透明人間かよ…面倒くせぇ…」






    ジャン「待ちやがれコラァ!!」



    「糞が!」スルッ!



    ゴーーーンッ!!!




    ジャン「」ピヨピヨ




    クリスタ「でも今回はエレンもいるから楽に捕まえられそうだよ!」


    エレン「あのな…いくら俺の服従能力があるからって相手の姿を思い浮かばないと意味ないんだよ」
     

    クリスタ「ええ!!そうなの!?」


    エレン「それぐらい把握しとけよ!このクソ会長!!」


    クリスタ「クソといいましたね!!私は…この学園の生徒代表なのですよ!?」 


    エレン「虜の能力が効かないからって半ば強引に生徒会に入れる会長なんてお前だけだよ!」



    アルミン「まぁまぁ、喧嘩はよしなよ」



    エレン、クリスタ「アルミンは黙って(ろ)」



    アルミン「はい…」



    フリーダ「お二人さーん?」ニゴォ…



    エレン、クリスタ「」ピクッ!


    ドスッ!ドスッ!


    エレン、クリスタ「目がああああああぁ!!!」





  7. 7 : : 2017/10/09(月) 18:55:17

    フリーダ「これで大人しく活動ができますね?」


    エレン「フリーダ!!お前容赦なく目潰しするのやめろ!!」


    フリーダ「目くらましって言ってください」


    クリスタ「やったわねお姉ちゃん!クソ!アホたれ!バーカバーカ!」

    ※クリスタとフリーダは親戚


    ブスッ!!


    クリスタ「いたーい!!目がああああああぁ!!!目がああああああぁ!!」



    ジャン「とにかく、その透明人間とか言うやつの情報が欲しいな…」


    アルミン「それならこの人だよ。コニー・スプリンガー。一週間前に行方不明になってるそうだよ」


    エレン「一週間も?親は何してんだよ」


    アルミン「警察に捜索願を出しているだけみたいだし…警察は中々見つからないそうだ…でも、2日前にこの街でそれらしい人物を見かけたという目撃情報がさっき届いたよ」


    クリスタ「よし!なら早速街で捜索するよ!」


    ジャン「とは言っても相手は透明人間だぜ?そんな簡単に見つかるわけ」

     
    コニー「あのーここは何処ですか?」










    全員「…」








    コニー「?」















    全員「ターゲット発見!!!!!!」


    コニー「な、なんだ!!!」


    ジャン「まさか、のこのこと俺達の所に来るとは間抜けな奴だな透明人間野郎が」


    コニー「と、透明人間!?何のことだよ!?」


    ジャン「しらばっくれるな!!とっ捕まえてやる!!」


    コニー「来るなよ!!」ギラン!!スー


    ガラガラガッシャーン!!!


    ジャン「」ピヨピヨ


    エレン「逃げられた!!」


    クリスタ「ちょっとなんで服従使わなかったのよ!」


    エレン「あんな奴が透明人間とは確信がなかった」


    クリスタ「まったく……よし!会長命令!透明人間をとっ捕まえてやるわよ!!」




  8. 8 : : 2017/10/10(火) 16:08:19




    コニー「くそ!なんだって言うんだよ!」ゼェハァ


    シュンッ!!


    コニー「なっ!」


    ジャン「ったく!手間かけさせんな!」


    コニー「なんで……さっきまで…そこには…」


    ガシッ!!


    コニー「うわっ!!!」


    アルミン「捕まえた!!」


    コニー「くそ!放しやがれ!!」


    ジャン「おいエレン!」


    エレン「分かってるよ!!」ギランッ!!


    コニー「っ!!」


    ジャン「どうだ!!」


    コニー(エレン)「成功だ…」


    クリスタ「やったわね!この私に感謝してよね?」


    コニー(エレン)、アルミン、ジャン「いや、アンタは何もしてないから…」


    コニー(エレン)「取り敢えず睡眠薬!」


    アルミン「はい!」





    コニー「ムニャムニャ…」


    エレン「捕獲完了だな」


    クリスタ「取り敢えずここにいると騒ぎになるわ」


    エレン「早く施設に連れて行こう」









    能力者保護施設


    エレン「…」スタスタ


    グリシャ「む?エレンか?」


    エレン「また一人保護した…能力は透明だ」


    グリシャ「分かった、彼に事情聴取したら返すご苦労だ」


    クリスタ「はーい、博士」


    グリシャ「クリスタ君、それに他の皆もか…」


    ジャン「ここに来るのも久し振りだな」




    ここは能力者保護施設…


    俺達の街に迷い込んだ能力者達を保護するための施設だ…


    因みに生徒会が活動するようになったきっかけでもある…


    数ヶ月前…能力者を誘拐する事件が増えた。


    能力者を誘拐する目的は兵器の開発でもある…


    俺の父、グリシャ・イェーガーは異能力研究者の一人であり


    能力者を守る為にこの施設を作った

    勿論、俺達も父さんによって保護されている…

    だが、いつまでこの生活が続くのか…



  9. 9 : : 2017/10/10(火) 21:45:42
    超絶期待です!!!!あ、あとカップリングOKならエレフリでお願いします。体にはきをつけてゆっくりと書いてくださいね?気長に期待です!!!
  10. 10 : : 2017/10/10(火) 21:52:50
    Charlotteが元ネタですか?
    期待です
  11. 11 : : 2017/10/10(火) 21:58:49
    >>9 ありがとうございますm(_ _)m


    >>10 元ネタはそれです。まぁ、エレンに略奪という能力はないですが…
  12. 12 : : 2017/10/10(火) 22:08:52


    コニー「う、うん?」パチッ


    グリシャ「目が覚めたかね?」


    コニー「ここは?」


    グリシャ「君みたいな特別な高校生が来るところだ」


    コニー「あ!お前は!!」


    エレン「んだよ?」


    コニー「覚えてるぞ!!突然俺の前に現れた奴だな!!」※半分合ってます


    エレン「俺じゃなくてコイツだ」


    ジャン「ああ…俺だよ」


    コニー「お前!一体何者なんだよ!!」


    ジャン「能力者だ」


    コニー「の、能力者!?それって…透明人間になれるみたいな超能力か!!」


    エレン、ジャン「それはお前だ!」


    コニー「は?何言ってんだよ…俺に能力なんか持ってるわけねぇだろ!!」


    ジャン「ん?待てよ?何かの聞き間違いか?もう一辺言ってみろ…」


    コニー「だからよ!!俺が能力なんか持ってるわけないだろって言ったんだよ!」


    ジャン「」


    エレン「…」


    グリシャ「…」



    エレン、ジャン、グリシャ(こいつ馬鹿だ…)













    コニー「ええ!!俺が!透明人間になれる能力を持ってんのかよ!!」


    ジャン「今まで知らなかったのかよ?」


    コニー「いや待てよ…そうか!!それが原因で俺、母ちゃんや父ちゃん、兄弟から無視されるわけだ!」


    ジャン「ケッ、無自覚で能力を発動してたのかよ」


    エレン「それより、なんでこの街に来たんだ?」


    コニー「え…いや…散歩って奴だよ…」


    ジャン「散歩なら学校に入るか?普通」


    コニー「しょうがねぇだろ?ぼんやり歩いてたんだからよ」


    エレン(ぼんやり歩いてて俺達の前に現れるとは…コイツ馬鹿の域を越えてる…)


  13. 13 : : 2017/10/11(水) 18:48:21


    それから数日…






    異能力学園2-D


    コニー「えっと…今日からこの学園の生徒になったコニー・スプリンガー…その…透明人間になれる能力なので…よろしく…」


    「よろしくな!コニー!」

    「透明人間だって?すごいな!」


    コニー「あ、ああ…」ニカ



    フリーダ「これで解決ね」

    エレン「コニーの家族に事情を話して、それからこの学園に転入したらしい」

    フリーダ「ふーん、ねぇねぇ!今度お茶しようよ!」

    エレン「はぁ?なんで急に?」
     
    フリーダ「い、い、よ、ね?」ニコ

    エレン「分かったよ…何もそんな怖い顔しなくてもいいだろ…」

    フリーダ「ふふ…」





    クリスタ「…」ムス

    ミカサ「嫉妬する気持ちは分かるけどお子様の会長では無理かと」

    クリスタ「誰がお子様よ!見てみなさい…エレンは私の下僕にするんだから…」















    「…」スタスタ


    「おうおう!姉ちゃん!俺等と遊ぼうぜ?」


    「つまらない…」


    「あ?」


    「無能力者には興味ないわ」


    「わけの分からねぇこと言わないで俺等と…」


    「触るな…」ギランッ!


    ジャキンッ!!


    「」バタンッ!


    「お、おい!テメェ!何しやがった!!」


    「私の能力…『八つ裂き』は痛い目に遭うよ?」


  14. 14 : : 2017/10/12(木) 22:20:20
    (・∀・)イイネ!! エレフリの予感・。.*`ヾ(*´∀`*)ノ。・、‘*
  15. 15 : : 2017/10/13(金) 12:00:11
    クリスタのお子様感が出てて可愛くて面白い

    期待
  16. 16 : : 2017/10/13(金) 17:33:29


    異能力学園


    生徒会

    ガラッ

    エレン「よーす」

    フリーダ「ようやく担任のホームルームが終わりました」


    クリスタ「…」ムス


    エレン「どうしたクリスタ?」


    クリスタ「…」ムス


    アルミン「あー、今会長ご機嫌斜めだから下手に刺激しないほうがいいと思うよ?」


    エレン「一体何があったんだ?」


    アルミン「お子様って言われて不機嫌になったと思う…多分ね」


    ドンッ!!

    エレン、アルミン「っ!」ビクッ!

    クリスタ「この新聞見てちょうだい」





    『バラバラ死体続出!異能力の仕業?』


    エレン「バラバラ死体?」


    クリスタ「わかる通り今回の能力者の相手は格が違う。能力は『八つ裂き』」


    フリーダ「八つ裂きですか…」


    アルミン「ズタズタにされる奴か…かなり命懸けな相手だね」


    クリスタ「今回の保護は対異能力者部隊、『エージオ』が協力してくれるそうよ」




    『エージオ』とは、対異能力者に対抗する為の特殊警察。国家が選抜された凄腕の人物達が集う特殊班。

    国際社会の最大の目的は異能力者との共存。しかし、能力を持つ者たちは能力を使い社会を入り乱すテロとしても使われていることが多く。彼等に課せられた最悪の手段は『殺す』。



    勿論、協力関係にある俺達も例外ではない…

    もし、邪魔する行為…或いは人類に敵意を示せば殺される…


    バタンッ!

    クリスタ「来たわね」


    リヴァイ「テメェがこの学園の生徒会長か?」


    クリスタ「ええ、本日は協力感謝します」


    リヴァイ「俺達の課せられた任務は能力者の共存だそうだが、こんな罪も無い高校生を最悪手段、殺せと簡単に言う世界もどうかしているな…」


    エレン(この人が…エージオ内で最強と呼ばれる軍人…リヴァイ・アッカーマン…もし、俺達がこの人に敵意を向けば…確実に殺される…)



    オルオ「班長、現在八つ裂きの野郎がこの街に来ているという目撃情報が入ったところっす!」

    リヴァイ「ほう?今何処にいる?」

    ペトラ「シガンシナ区の南公園です!」


    リヴァイ「なら、急ぐぞ…これ以上被害を出すわけにはいかないからな」


  17. 17 : : 2017/10/13(金) 18:54:28


    シガンシナ区 南公園


    「…」コツコツ





    「…」ピタッ



    クリスタ「…」



    「あなた…能力者なの?」




    クリスタ「まぁね!虜の能力。まぁ、あなたは女の子だから意味ないけどね」




    「なら、用はない」



    クリスタ「うえっ!なんで!?」



    「私が探しているのは私を越える能力を持つ者のみ…」スッ



    リヴァイ「っ!」ズダンッ!!!



    「っ!!」



    リヴァイ「八つ裂きの能力は使わせねぇぞ!!」



    「エージオね…なるほど…その銃は能力をかき消すための奴なのね?」



    リヴァイ「やけに知ってんだな」



    「まぁね!!」ギランッ!!



    リヴァイ「っ!」ブンッ!!



    スパンッ!!!


    リヴァイ「木が…バラバラになりやがった…」



    「これでお終いよ!!」


    リヴァイ「っ!!」


    ドスッ!!

    「痛っ!!目が!!?」


    アルミン「今だエレン!!睡眠薬を飲ませろ!!!」シュッ!!

    (エレン)「…」パシッ


    (エレン)「っ!!!!」ゴクッ


    リヴァイ「チッ、さっさとその能力を使えば良かったのによ」


    エレン「悪いがそう簡単には出来なくてよ」


    「」スピースピー


    リヴァイ「無事確保だな…」


    ペトラ「班長、身元が分かりました。彼女はミーナ・カロライナー。危険指名手配にも登録されている高校生です」


    リヴァイ「危険指名手配か…で?生徒会長、処遇はあんたに委ねられている。もし、ないのならこのまま、我々が保護するが?」


    クリスタ「勿論我々学園が預かります」  


    リヴァイ「ならいいが、大丈夫なのか?」



    クリスタ「ご安心を私達はそれに関しては慣れていますから」


    エレン「今更思うが…お前本当に何もしていないよな…」



  18. 18 : : 2017/10/15(日) 08:07:58


    異能力学園 保健室


    ミーナ「うぅ…」


    クリスタ「およ?目が覚めましたな!」


    ミーナ「あなたは…お子ちゃま!」ギロ


    クリスタ「誰がお子様よ!!」


    ジャン「いや、会長元からお子様体型だろ?」


    クリスタ「ちょっと黙りなさい!!」


    ミーナ「それより、どこに居るの?」


    クリスタ「え?何を探しているのよ?」


    ミーナ「私の体を乗っ取った人よ!!私を越える能力だった…一度どんな人なのか見たいわ!」ワクワク


    クリスタ(なんかキャラが変わったね…)


    ジャン「もしかして…服従能力のエレンの事じゃないか?」


    ミーナ「エレン?そのエレンという人に会わせて!お子ちゃま!」


    クリスタ「」カチン


    クリスタ「だから!!イチイチお子ちゃまお子ちゃまうるさいわね!!そんな事言う人はエレンに会わせないからね!!」


    ミーナ「はぁ?どう見てもお子ちゃまじゃない!お子ちゃまお子ちゃま!!」


    クリスタ「ぐぬぬ…アホ!!バーカバーカ!!」


    ミーナ「そういうアンタは幼児体型よ!バーカバーカ!!」


    ジャン「お、おい。お前ら少し落ち着けよ…」


    クリスタ、ミーナ「あんたは黙りなさい!!」


    ジャン「はい…」


    ガラッ


    エレン「一体何の騒ぎだ?」


    クリスタ「ゲッ!エレン!!」


    ミーナ「っ!あなたがエレンなのね?」


    エレン「え?お、おう…」


    ミーナ「うわー!!能力も凄いけど見た目もカッコイイなんて!!決めた!!あなたは私の師匠よ!」


    エレン「は?」


    ジャン「し、師匠?」


    クリスタ「ち、ちょっと!エレンは私の下僕なのよ?!」


    ミーナ「は?アンタみたいなお子ちゃまがエレンさんの下僕なわけ無いでしょ?」


    エレン「うん、俺はお前の下僕じゃない」


    クリスタ「エレンまで!!」


    ジャン「なんか修羅場っぽいから話が済んだら教えてくれ…」スタスタ


    エレン「お、おいジャン!!」


    クリスタ、ミーナ「」バチバチ


    エレン「はぁ…マジで勘弁してくれよ…」


  19. 19 : : 2017/10/15(日) 10:04:20



    「我らは異能力者を野放しにしてはならない!!」


    「「おおおおおお!!!」」


    「異能力者によって!我々は毎日脅かされている!!」


    「テロや犯罪も絶え間なく起きているんだ!!野放しには出来ないぜ!!」


    「中には異能力者を集めた学園があるそうだ!」


    「もしかしたらそいつら裏で世界を征服する計画を考えているんだよ!!」


    「なら、我らは異能力者を駆逐することをここに誓おうじゃないか!」


    「「おおお!!!」」


    「エージオなどに頼らずとも!!我らマーレ清教徒は必ず異能力者を蹴散らしてやる!!」














    エレン「…」


    グリシャ「エレン、そろそろ奴等が動き出したのかもしれない…」


    エレン「マーレの奴等か…」


    グリシャ「異能力学園にも危険が近づいているな…」


    エレン「どうするんだ?大人しく殺られろって言うのか?」


    グリシャ「恐らく…マーレの最初の標的はこの学園…刺客を送りつけてくるかもしれない…」


    エレン「刺客ねぇ…」


    グリシャ「いいか。もし、アルミン君達に何かあったとしたら…」


    エレン「それはできない…父さん、あの能力は俺でも制御できないんだよ…」


    グリシャ「エレン、お前は異能力者の中で数少ない2つの異能力の持ち主だ…お前の人を乗っ取っり操る服従と…世界を破滅に導く崩壊…」


    エレン「崩壊は使えない!もし、使い方を間違えたら…アルミン達も無事に済まない…それだけは避けたい」


    グリシャ「お前、本当は何処か怯えているんじゃないのか?」


    エレン「怯えている?俺が?」


    グリシャ「自分に自信がないのだろ?」


    エレン「黙れよ…俺は…好きで異能力者になった訳じゃないんだよ!!」ギランッ!!



    ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!



    グリシャ「よせ、エレン」


    エレン「くっ…学級に行ってくる…」スタスタ


    バタンッ!!









    エレン「…」スタスタ


    そう…俺は世界で数少ない2つの異能力を持つ異能力者…


    服従と崩壊…


    崩壊の欠点は制御が聞かないこと……


    もし、崩壊を使えば…世界が破滅へと…追いやれる…


    父さんの言うとおり、俺はこれのせいで夜眠れない時もある…もし、誤って使ってしまったら…



    アルミン「エレン!」

    ミカサ「エレン」

    フリーダ「…」ニコ



    大事な人達が死ぬかもしれないからだ…



  20. 20 : : 2017/10/15(日) 21:42:47



    エレン「ん?」






    ミカサ?「…」スタスタ





    エレン「ミカサか?でもなんか雰囲気が違うような…」


    ミカサ「エレン、おはよう」


    エレン「うわっ!ミカサ!?」


    ミカサ「どうしたの?まるで私がもう一人いるような顔をしている」


    エレン「聞きづてならないが…お前、後ろから来たんだよな?」


    ミカサ「当たり前。もし前にいるのなら、私がUターンしてくると思う?」


    エレン「思わないが…………見間違いか…」


    ミカサ「?」













    異能力学園  生徒会


    アルミン「え?ミカサに姉妹がいたかって?」


    エレン「ああ…ミカサの母親にしては…若過ぎるし…いや、年齢はミカサと一緒ぐらいだな…」


    アルミン「まさか…ドッペルゲンガーかな?」


    エレン「いやいや…そんな怪奇現象あるわけないだろ?」


    アルミン「意外とそうでもないかもよ?ここ数日間、黒い短髪の女子高校生が複数人見かけたとかいう目撃情報があったよ?」


    エレン「一体、何が目的なんだ?」


    アルミン「ミカサって、意外と人気だから妬みとかで真似いてんじゃないの?」


    エレン「それにしてはそっくり過ぎる…」





    ミカサ?「…」スタスタ





    エレン「…」














    エレン「ミカサのドッペルゲンガー……能力なら放っておけないかもな…」


    「おうおう姉ちゃん。俺等と遊ぼうぜ?」


    エレン「アイツら…毎回毎回ナンパしやがって…どこかの定番の展開か…ん?ミカサか?アイツがナンパされてるなんて珍しいな…」ギランッ!








    数分後








    ナンパ野郎「「」」ボコボコ 



    エレン「ったく…大丈夫かミカサ?って…お前…ミカサじゃないな…」


    ミカサ?「助けていただきありがとうございます。と、ミカサは感謝の言葉を言います」
      

    エレン「え?お前今ミカサって…」


    ミカサ?「申し遅れました。私はお姉様…ミカサ・アッカーマンの妹…ミカサです。と、ミカサは自己紹介をします」


    エレン「ミカサの妹のミカサ??ん??んっ??!!」アタマカカエ


    ミカサ(妹)「大丈夫ですか?と、ミカサはあなたに体調を伺います」


    エレン「えっと…ミカサだな…お前はなんでここにいるんだ?」


    ミカサ(妹)「ただの散歩です。とミカサは返答します」


    エレン「散歩か…」


    ミカサ「エレン?」


    エレン「あ…ミカサ」


    ミカサ「っ!あなたは…」


    ミカサ(妹)「お姉様、お帰りですか?と、ミカサは質問します」


    ミカサ「どうしてここにいるの!」


    エレン「み、ミカサ?」 


    ミカサ「っ!ごめんなさいエレン。私が取り乱した…また明日学校で。ミカサ、来なさい」


    ミカサ(妹)「はい、お姉様。と、ミカサは返答します」


    エレン「なにが…どうなってんだ…」

  21. 21 : : 2017/10/15(日) 21:55:21
    えっと.......とある系みたいで、シャーロットみたいな能力で進撃.........カテゴリいれないの?
  22. 22 : : 2017/10/15(日) 21:59:30
    >>21 入れないです
  23. 23 : : 2017/10/15(日) 22:01:17
    あっはい、
  24. 24 : : 2017/10/15(日) 22:04:51
    >>23 ここは温かい目で見守って下さいm(_ _)m
  25. 25 : : 2017/10/15(日) 22:08:35
    御坂妹みたいなのか

    期待
  26. 26 : : 2017/10/16(月) 18:25:47



    翌日


    エレン「よう、ミカサ」


    ミカサ「……何?」


    エレン「その…えっと…」


    ミカサ「妹の話なら私はしたくないから」


    エレン「っ!……そうか…」


    ミカサ「…」スタスタ


    エレン「…」


    フリーダ「暗い顔ですよ?」


    エレン「フリーダ…」


    フリーダ「何かあったの?」


    エレン「何でもない…」スタスタ


    フリーダ「…」






    ミーナ「エレンさん!」


    エレン「ミーナ?」


    ミーナ「どうしたのですか?かなり暗い顔をして…」


    エレン「いろいろとあってな…」


    ミーナ「ふーん…それより聞いてください!最近、危険な能力者が現れた噂が流れているんですよ!」


    エレン「危険な能力者?」


    ミーナ「そうなんです!なんか…目に見えない…弾丸みたいな物が飛び回す能力みたいな感じで…」


    エレン「そうか…ありがとな」


    ミーナ「もし、何かあったら言ってください。エレンさんは私より強いお方ですから」


    エレン「は、はぁ…」





    生徒会


    クリスタ「ミーナから話は聞いてるみたいね?」


    エレン「まぁな…弾丸みたいな物を飛ばす能力だってな…」


    クリスタ「ええ…最近街の塀や建物に大きな穴や瓦礫がたくさんあって被害がとてつもないのよ…」


    アルミン「これは能力者ではない人が出来るとは限らない…となると…能力者しかいない…」


    ジャン「で?捕まえに行くのか?」


    エレン「…」チラ


    ミカサ「…」


    クリスタ「まだ、相手の情報を掴んでないから掴み次第連絡するわ。以上、解散!」


  27. 27 : : 2017/12/03(日) 21:31:05


    放課後


    エレン「弾丸みたいな物を飛ばす能力者ねぇ………ん?」


    ミカサ(妹)「…」ウロウロ


    エレン「確かミカサは会計の仕事で手間取っていたはず……もしかして妹の方か?」







    エレン「よ!何してんだ?」


    ミカサ(妹)「あなたは…この前お会いしたお姉様の友達ですね?とミカサは確認を取ります」


    エレン「ああ、一人で何してんだ?ん?」


    雛鳥「…」ブルブル


    エレン「雛鳥?」


    ミカサ(妹)「巣から落ちていましたので、ここで親鳥が来るのを待っていたのですとミカサは懇切丁寧に説明します」


    エレン「でも、こんな寒い所にいるのもな…」


    そう言って、俺はミカサ妹から雛鳥を貰う


    ミカサ(妹)「え?」


    エレン「こう見えて木登りは得意なのさ」




    こうして、俺は雛鳥を巣に戻し。木から降りた



    ミカサ(妹)「お陰で雛鳥も嬉しく思っていますとミカサは嬉しく言います」


    エレン「へへ、だな」






    エレン「お前、家帰らないのか?」


    ミカサ(妹)「家ですか?」


    エレン「だって、お前この前、姉と一緒に帰ってたし…」


    ミカサ(妹)「…」


    エレン「ん…?」



    キンッ!!



    エレン「っ!伏せろ!!」ガバッ!


    ミカサ(妹)「っ!」


  28. 28 : : 2017/12/03(日) 21:41:23



    エレン「なっ!なんだ?!」


    鉄玉「」シュー


    エレン「鉄玉?」


    「へー、私の攻撃を交わすなんてね…」スタスタ


    エレン「…何者だ?」


    「私に名前なんてないよ…そうだね…アニって言う名前にしとこうかな?」


    エレン「んじゃ、アニ。テメェはなんで俺とコイツに攻撃した!」


    アニ「暗殺の依頼と言っておこうかしら?」


    エレン「っ!俺を暗殺だと!」


    アニ「あんたじゃない…その女よ」


    ミカサ(妹)「…」


    エレン「はっ!?どういうことだよ!」


    アニ「いいからその女渡しな…でないとあんたの頭に風穴が空くよ?」バキュッ!


    エレン「ヤバッ!」スッ!


    キュインッ!!


    鉄玉「」シュー



    エレン「お前能力者かっ!!」


    アニ「私の能力は投げた物は何でも速度が上がる『速度上昇』という能力なのさ」バキュッ!


    エレン「っ!」スッ!


    アニ「つまり、こんな鉄玉でも弾丸みたいな速さにすること…つまり銃にでも使えるわけ…」


    エレン(畜生、服従を使っても短い足止め程度だし…こんな状況だ…助けを呼ぶのも困難だぞ…)



  29. 29 : : 2018/04/06(金) 17:26:36
    期待
  30. 33 : : 2018/05/10(木) 20:28:34


    エレン「こうなりゃ…」


    パシッ!


    ミカサ(妹)「え?」


    エレン「しっかり走れよ!」


    アニ「逃さないよ!!」バキュッ!


    エレン「同じ手に乗るかっての!!」スッ!

























    工事現場




    アニ「…」スタスタ






    アニ「何処へ逃げた…」






    エレン「っ!!」ダッ!



    アニ「っ!」


    エレン「(一か八か!!賭けてみるしかない!)」ギランッ!!


    アニ「なっ!」


    アニ(エレン)「っ!」スッ!(鉄玉を取り出す)


    アニ(エレン)「よし!あれだ!!」バキュッ!


    アニ「うっ!貴様…」


    エレン「ゲームオーバーだ…」


    アニ「あ?」


    カランッ!!カランッ!!(大量の鉄パイプが落ちる音)


    アニ「なっ!」


    ドシイイイイイイイインッ!!


    パラパラ…














    エレン「ハァ…ハァ…俺生きてる?」



    ミカサ(妹)「生きていると、ミカサは返答します」


    エレン「良かった…」


    ミカサ(妹)「ですが、この短時間でよく反撃できましたね」


    エレン「ヒーロー物のよくある展開だからな…まさかその知識が役に立つなんて…」


    ミカサ(妹)「所でアニは?と、ミカサは質問をします」


    エレン「分からない…だが、死んだ筈だ…」


    アニ「誰が死んだって?」


    エレン「なっ!!」


    アニ「ったく、とんでもないことしてくれたね?お陰で鉄玉が散らばって武器がなくなったじゃないか」


    エレン「けれど、他に使えそうな物があるじゃねぇかよ…」


    アニ「私の能力にも欠点があってね。重さ5グラム以下の物じゃないと飛ばせられないんだよ」

  31. 34 : : 2018/05/10(木) 20:40:57


    エレン「は?5グラム以下?あんな鉄玉飛ばしておいてか?」


    アニ「あー見えて3グラムしかないのよ」


    エレン「はぁ!?そんなバカな…」


    ミカサ(妹)「確かに軽いですね。と、ミカサは驚きを隠せないでいます」


    エレン「なんで、お前が持ってんだよ…」


    アニ「やれやれ…暗殺失敗だよ…」スタスタ


    エレン「おい、何処に行く気だよ」


    アニ「別の依頼をしに行くのさ。もうその子に用はないからね」スタスタ


    エレン「ったく、何だったんだよ。アイツは…」


    バタンッ!!


    エレン「何だ今の音は?」


    ミカサ(妹)「」


    エレン「ミカサ?おい…ミカサ!!?」






















    バタンっ!!


    ミカサ「っ!」


    エレン「み、ミカサ」


    ミカサ「エレン!ミカサは?ミカサはどうなの!?」


    エレン「落ち着けってアイツなら今眠ってるよ」


    ミカサ「そう…」


    エレン「なぁ、ミカサ。言いたくない気持ちも分かるが教えてくれないか?お前と妹の関係をさ」


    ミカサ「………明日の放課後私の家に来て…そこですべてを話す…」


    エレン「お、おう…」


    リヴァイ「テメェがエレンか?」


    エレン「アンタは…」


    リヴァイ「少し付き合え…話したい事が山ほどある…」


    エレン「…」
  32. 35 : : 2018/05/10(木) 20:54:54


    エレン「それでエージオ最強のお方が俺に何の用だ?」


    リヴァイ「速度上昇って奴と戦ったみたいだな?」


    エレン「随分と情報が早いんだな?」


    リヴァイ「目撃情報が多発していてな。その中にお前らしき情報もあった」


    エレン「なぁ、アイツが何なのか知ってるなら話してくれよ。それとも俺やあのロリ会長には話せられないことなのか?」


    リヴァイ「奴は能力者の中で危険な存在だ」


    エレン「危険?何が危険だ?」


    リヴァイ「半年前の事件に覚えはねぇか?」


    エレン「一人の能力者が引き起こした一般人大量虐殺事件のことか?」


    リヴァイ「実はな、その事件に関与している人物が何人かいてな。速度上昇もその一人な訳だ」


    エレン「あんな奴がその事件に関係してたってのか?信じられない事だな…」


    リヴァイ「まぁ、テメェが何も知ってないならいい…」スタスタ


    エレン「一つだけ聞かせろ…もし、その事件に関与した人物を捕まえた場合、その後の処遇はどうなるんだ?」


    リヴァイ「………極秘だ……」


    バタンッ!


    エレン「チッ、やっぱりお前もあっち側の人間って訳か…」






  33. 36 : : 2018/05/12(土) 09:14:04



    翌日


    生徒会室


    クリスタ「エレン!!エージオの人から聞いたわよ!本当にあなたって人は悪運だけはいいんだから!」ビシッ!


    エレン「うるせぇな…こっちは昨日から疲れ気味なんだ…」


    ジャン「にしても、まさかソイツが半年前の事件に関係していたなんてな…」


    フリーダ「半年前?」


    アルミン「フリーダ、もしかして半年前の事件知らない?」


    フリーダ「はい…その頃私は海外で留学をしていた時期なので…」


    クリスタ「あまり、難しい事は言わないでね?アルミン」


    アルミン「じゃあ、大まかな説明をするね?」









    半年前、まだ僕達異能力者がそこまで活発化になっていない時に


    一人の男子能力者がいた彼の能力は「生命回復」




    フリーダ「生命回復ですか?」


    アルミン「いわゆる、どんな病気や怪我も治せることができる能力さ」


    エレン「その能力があれば、深い傷を負っても簡単に治してしまう。いわゆる不死身って奴だな」


    アルミン「そして、ここからが本題なんだ…」








    彼は突如、何かが変わってしまった…

    変わったというより、狂ってしまった…

    そして…






    能力者でもない人を何十人も殺した…


    警察や部隊も動き、最終的に殺処分を実行した


    けれど、彼は倒れない…彼に能力があるかぎり、誰にも倒せなかった


    ある日、彼は倒れた…


    その時は誰も予想できなかった。


    能力の活動限界を突破したため死んだのか…


    あるいは、自分自らの命を断ったのか…






    フリーダ「それで…その後は…」


    アルミン「彼の遺体は現在エージオによって保管されてるらしい」


    フリーダ「どうして遺体を保管する必要が…」


    エレン「誰にも分からない。自分達の都合が悪いと言えない、そういう感じだ…」


    アルミン「けど…何も悪い事はしない筈だよ。彼等の最終目標は異能力者の共存だからね」



    エレン「…」


  34. 37 : : 2018/05/13(日) 16:57:38
    期待です‼️
    頑張れ‼️
  35. 38 : : 2018/06/15(金) 17:12:34
    キーターイーシーテーマースー
  36. 39 : : 2018/06/25(月) 07:58:49
    期待のコメントありがとうございますm(_ _)m
  37. 40 : : 2018/06/25(月) 07:58:57
    ーミカサの家ー


    エレン「…久しぶりに来るがやっぱすごいなミカサの家…」


    ガチャ…


    「お嬢様のご友人でしょうか?」


    エレン「ああ…エレンだ」


    「客間でお待ちしております」







    エレン「…」コンコン



    ミカサ「どうぞ…」


    エレン「よ、よぉ。ミカサ…」


    ミカサ「座って…」


    エレン「ああ…」スチャ


    ミカサ「その…久々ね…あなたが私の家に来るのは」


    エレン「そうだな…最後に来たのは…小学生以来か?」


    ミカサ「うん…」


    エレン「…」


    ミカサ「…」









    エレン(さて、何から話せばいいのやら…)



    ミカサ「その…妹…助けてくれてありがとう…」


    エレン「え?ああ…気にするな。アイツは大丈夫か?」


    ミカサ「ええ…ついさっき退院して自分の部屋で休んでいるわ」


    エレン「そうか…」


    ミカサ「その妹は…………エレン、あの子は…」


    エレン「はいはい、別に驚かないし、笑わないから話せよ。アイツはミカサとお前の関係をよ」


    ミカサ「…分かった。ミカサは…私の命の源なの」


    エレン「……………は?」


  38. 41 : : 2018/06/25(月) 08:00:18
    エレン「命の源?」


    ミカサ「正確に言うと…あの子が死ぬと私も死ぬの」


    エレン「ちょっと待て………。訳が分からない。どういうことだよ?妹が死んだらお前まで死ぬって?!」


    ミカサ「その言葉の通りよ」


    エレン「おいおい…俺はとんでもない事を聞いちまったな…」


    ミカサ「エレン…」


    エレン「アイツが誕生したのも…」


    ミカサ「異能力の影響よ…私はプロテクターっていう能力ともう一つの能力…分身」


    エレン「分身…」


    ミカサ「私の分身を誕生させる。欠点は分身が死ぬと本体も死ぬ」


    エレン「だから、アイツはお前の事をお姉様って…」


    ミカサ(妹)「おや?あなたはこの前の恩人ですね?とミカサは尋ねます」


    エレン「お前…」


    ミカサ(妹)「真実を話されたのですかお姉様?とミカサは問います」


    ミカサ「ええ、話したよ」


    ミカサ(妹)「お客様、どうかこの事は内密にお願いします。とミカサはお願いします」


    エレン「それは何故だ?」


    ミカサ(妹)「マーレはご存知ですよね?とミカサは問います」


    エレン「異能力者狩り集団というのは知ってるが…」


    ミカサ(妹)「あなたが戦ったあの異能力者は…マーレから送られた刺客なのです」


    エレン「え…」




    アニ「…」




    エレン「アイツが…マーレの一員…?」


    ミカサ(妹)「マーレの人々は能力者を狩るには能力で対抗しようと出てきたのです。とミカサは説明致します」


    エレン「……」


    ミカサ(妹)「そして、マーレはこの異能力学園の生徒をターゲットをし、殲滅を考えております」


    エレン「その生徒の最初のターゲットがお前らだったって言うのかよ」


    ミカサ(妹)「その通りです」


    エレン「…」


    ミカサ「エレン…」


    エレン「…悪い…帰る…」スッ


    ミカサ「エレン」


    エレン「…」ピタ


    ミカサ「無茶はしないでね?」


    エレン「バカ…」


    バタン



  39. 42 : : 2018/06/25(月) 08:02:43








    ナンバー2「さて、異能力学園に何人かのスパイを送り込んだのはいいが…」


    ナンバー6「まさか、アニが目標人物に近づくとは…」


    ナンバー3「大丈夫?もし、僕達の目的を知ってしまったら…」


    ナンバー11「そんな必要ないだろう…どうせ、気づく頃には既に」


    ナンバー3「まぁ…そうか…」


    ナンバー2「ところで、そろそろ出てくるんじゃないか?」


    ナンバー1「安心しろ…既に抹殺命令を下した…後はアイツに任せればいい」




  40. 43 : : 2018/09/27(木) 21:11:34
    KI☆TA☆I☆
  41. 44 : : 2021/07/15(木) 21:34:07
    続きどこ?

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