このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
入間「道に迷った」
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- 1 : 2017/10/05(木) 21:09:27 :
- 入間「新世界だかなにわだか知らねえが、あるプログラムの開発とかで希望ヶ峰から連れ出されて…」
入間「今日の分の作業が終わったから少し寝てから帰ろうと思って、起きたときには雑魚共は既に帰ってて…」
入間「何で置いて帰るんだよぉ…とか思いつつ、オレ様も帰ろうと外にでてからかれこれ2時間…」
入間「…道に迷った」
・育成計画時空が基盤の話
・ネタバレ注意
・下品な描写注意(エロではありません…多分)
・一応キャラ崩壊注意
・短いです
・感想等はこちらのグループに書いていただけると有り難いです↓
http://www.ssnote.net/groups/2397
以上、ご確認のほど、よろしくお願い致します
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- 2 : 2017/10/05(木) 21:10:01 :
- 入間「いや、おかしいだろ!なんでこのオレ様が迷子なんだよ!黄金の脳細胞と歴史的美貌を誇る、あの美人すぎる天才の入間美兎様が迷子だなんて、歴史上に残るレベルの大事件だぞ!」
王馬「やっほー!!」
入間「ひぃぃぃぃぃ!?」
王馬「もー、そんなにビビんないでよー。オレ、深く傷ついたよ…嘘だけどね」
入間「だ、誰かと思ったら虚言癖のツルショタじゃねえか!いきなり大声出すんじゃねえ!」
王馬「えー?これでも道のど真ん中で騒いでたメスブタちゃんの鳴き声よりはよっぽど小さいよ?」
入間「メ、メスブタってオレ様のことか!?」
王馬「他に誰がいるのさ。それにしてもこんな所で入間ちゃんと会うなんてね」
入間「あ?嬉しすぎてイっちまったのか?とんだ早漏野郎だな!ひゃーっひゃっひゃっひゃ!」
王馬「生理的に受けつけなさすぎて動悸と息切れと吐き気と蕁麻疹の症状が出てるよ」
入間「そ、そこまで嫌いなのぉ…?」
王馬「ま、嘘だけどね。精々吐き気がする程度だから安心しなよ」
入間「どっちにしろ嫌ってるじゃねーか!それともあれか?テメーはゲロまみれの美人に欲情する変態なのか?」
王馬「変態なのは自分がそうなったらって想像して興奮するようなキミの方だよ」
入間「オ、オレ様はそんなので興奮なんかしねー!」
王馬「で、入間ちゃんは何でこんな所で大声出していたわけ?」
入間「べ、別に…?道に迷ってるとか、一人で寂しかったから大声出していたとかじゃないよ…?」
王馬「さっすが入間ちゃん、口に全部出しちゃうなんて相変わらず知能指数が低いねー!」
入間「オレ様の知能指数が低いわけねーだろ!つ、つかテメーはなんでこんなとこにいるんだよ!」
王馬「にしし、オレは悪の総統だよ?希望ヶ峰が左右田ちゃんや入間ちゃんみたいな技術系の才能の持ち主を集めて何かやってるって知ったら、確認しないわけにはいかないでしょ?」
入間「つまりオレ様をストーカーしてやがったってことだな!この変態が!」
王馬「何でそうなるのさ」
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- 3 : 2017/10/05(木) 21:10:22 :
- 王馬「にしてもなんで入間ちゃん一人だけなわけ?不二咲ちゃんや松田さん達はどうしたの?」
入間「ケッ!このオレ様を置いて先に帰りやがった雑魚どものことなんざ知るか!」
王馬「なるほどー、仲間ハズレってことだね!」
入間「そ、そんなんじゃねーよ!むしろオレ様の方から遠ざけてんだよ!天才は孤高だからな!」
王馬「うんうん!確かに入間ちゃんの言動はどれも人を遠ざけるものばかりだもんね!」
入間「え?そ、そうなのぉ…?」
王馬「ま、一人で大変だろうけど頑張りなよ。一応応援はしてるからさ」
入間「なっ!?まさかテメー…オレ様をこんなところに置いて行く気かよ!このオレ様が道に迷ってるんだぞ!」
王馬「安心しなよ。キミはもう人生において迷いまくってるんだから、これくらいどうってことないって!」
入間「ぴぐぅ……酷いぃ…」
王馬「それじゃあオレは用事があるから、バイバーイ!」
入間「ま、待ってよ!お願いだから学園まで連れて行って…何でもするからぁ…」
王馬「…へぇ、何でもねぇ」
入間「ど、何処をなめればいいの?それともしゃぶればいいの?」
王馬「いや、そんな事しなくていいから。普通に引くんだけど」
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- 4 : 2017/10/05(木) 21:10:44 :
- 王馬「そうだね…じゃあ土下座して学園まで帰してくださいって頼んでくれたらいいよ」
入間「え?ここで?」
王馬「にしし、公の場で土下座してまで頼むっていうなら、考えてあげないこともないよ?」
入間「どんな羞恥プレイだよ!ふざけんな!」
王馬「まあやりたくないなら別にいいよ?それじゃあオレも暇じゃないからもう行くねー」
入間「わ、分かった!やる、やるから…」
王馬「にしし、なら早くしなよ。オレの気が変わっちゃう前にさー」
入間「うぅ…うぅぅ……」トスン
王馬「あれー?膝をついただけー?それじゃあ土下座って言わないんじゃなーい?」
入間「い、今からやるところなんだよ!…………グウゥゥ……」ペタ
王馬「にしし、正座して手を着いて…あとは頭を下げるだけだね!」
入間「……チ、チクショオオオオオ!!」
王馬「はーい、ストップ!」
入間「へ?」
王馬「もう土下座しなくていいよ。気が変わったから」
入間「マジかよ早過ぎだろ!?」
王馬「それにさー、いくら外でも他の人が誰もいないとこで入間ちゃんに土下座させても面白くないしね」
入間「いたらさせてたのかよ!」
王馬「んー、まあたとえ見ている人がいるとしても、こっちから反応が見れないとつまらないから別に」
入間「ケッ!…にしてもやけに人がいねえ場所だな。過疎地かよ」
王馬「…ま、それはおいといてさ。早速行くとしようよ」
入間「あ、待ちやがれゲスショタ!」
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- 5 : 2017/10/05(木) 21:11:06 :
- 入間「……………」
王馬「あれれ?どうしたの入間ちゃん、首を絞められて窒息死しそうな顔をしてさ」
入間「どんな顔だよ!いや、そんな事より王馬!これはどういうことだよ!何で…」
王馬「アイス屋にいるのかって?」
入間「オレ様の言葉をとるんじゃねー!いやその通りだけどよ!学園に帰るんじゃねーのかよ!!」
王馬「えー?さっきなんでもするって言ってたじゃん?オレの用事につきあってよー」
入間「テメーが言ってた用事ってアイス食うことかよ!つか土下座してやっただろうが!」
王馬「正確には未遂だし、頼みが一つだけなんて言ってないよね?」
入間「詐欺の常套手段じゃねえか!」
王馬「いいからオレの言う通りにしろよ!ほらさっさと金を出せよ!」
入間「ひぃぃぃぃ!?いきなり怒鳴らないでよぉ……え?お金?お金が欲しいの?」
王馬「頭の悪いビチ子ちゃんには分からないかもしれないけど、アイスを買うにはお金が必要なんだよ」
入間「オレ様に払わせる気かよ!?」
王馬「なんでもするって言ったよね?それともこのままおいて帰ってもいいのかな?」
入間「……ケッ!そんなに物欲しそうにするならくれてやる!オレ様の優しさにむせび泣いてシコシコするんだな!ひゃーひゃっひゃっひゃ!」
王馬「買う気なくしたからいいや。じゃあね入間ちゃん。さようなら」
入間「嘘ですごめんなさい払わせてくださいいくらですか」
王馬「にしし…800円だよ」
入間「たけーな!?チッ…ほらよ」
王馬「ありがとうねー」タッタッタッ
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- 6 : 2017/10/05(木) 21:11:35 :
- 入間「クソ…なんでオレ様があんなチビの言う通りになってんだよ!」
入間「……で、でもああやって強気にでられるのが少しだけいいかもなんて…お、思ってないよ?」
マイドデチュー
王馬「お待たせー買ってきたよー」
入間「ひいいいぃぃぃぃ!?い、いきなり出てくんじゃねえ!まずは一声……やけにたけーアイスだと思ったら、なんで二つも買ってんだ!?そりゃ800円ぐれーかかるわな!?」
王馬「えー?ここには二人いるんだから、二つ買うのは当たり前でしょー?」
入間「え?…一つは私に?」
王馬「にしし、これって新しく出た新商品なんだよね。せっかくだから入間ちゃんにも食べてもらいたいと思って、買ってあげたんだ」
入間「お、王馬……って待ちやがれ!何テメーが親切にしたみてーになってんだ!オレ様の奢りなのは変わりねえじゃねえか!」
王馬「あれ?バレちゃった?」
入間「当たり前だろうが!」
王馬「にしし、まあまあ落ち着きなよ。せっかくのアイスが溶けちゃうよ?」
入間「ったく、なんでオレ様がアイスを食わねえといけねーんだ…さてはテメー、オレ様がアイスをなめるのを見てしか…」
王馬「いいからさっさと食べて感想いいなよ。それで少しはその臭い息をマシにして」
入間「酷いぃ…た、食べればいいんだろ……」ムシャムシャ
王馬「どう?どんな味がする?」
入間「…んん?んんんん??甘味…だけじゃなくて独特な香りとなんつーか、旨味?みたいなもんがあって…これってウニか?いや、少し違うような…」
王馬「にしし、ネタバレしちゃうと、醤油プリン味だってさ」
入間「よくそんなもん作ったな!?アイスにする味じゃねーだろ!つかそれなら普通にウニ味にしろよ!なんであえて複雑な味にしてんだ!それなりに旨かったけど!」
王馬「いやー、そのアイスの存在を聞いてから気になっていた味だから確かめられて良かったよー。あ、オレのは普通のグレープ味だから」
入間「自分が気になってる味なのにオレ様だけに確かめさせたのかよ!?」
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- 7 : 2017/10/05(木) 21:11:58 :
- 入間「つーか本当にこれだけのためにオレ様を付き合わせたのか!?オレ様の一分一秒の浪費は世界の大損失なんだぞ!」
王馬「それを言うならオレの方が損失は大きいんだからね!オレって悪の総統で、お偉いさんだからさ」
入間「ふざけんな!この短時間でどれだけ新しい発明の試行錯誤が出来ると思ってんだ!」
王馬「うんうん、入間ちゃんは常に思考錯誤してるもんね!」
入間「今明らかに発音が違ったよな!?」
王馬「入間ちゃんは発育が違うけどね!」
入間「え?…な、なんだよいきなり……ショ、ショタな見た目なくせしてやっぱりオレ様をそんなエロエロな目で見てたんだな!」
王馬「頭の話だよ」
入間「なんだ…オレ様が天才なのはとっくの昔に分かってんだよ!」
王馬「むしろ天災だけどね」
???「ぬわーーーーっっ!!」
入間「ひぃぃぃぃ!?と、突然叫ぶんじゃねえよ!驚きで記憶がぶっとんだらどうしてくれやがる!」
王馬「どう考えてもオレの声じゃなかったよね?向こうの川の方から聞こえてきたみたいだけど…早速行ってみよっか!」
入間「あ!?待ちやがれ!オレ様をおいてくな!つかアイス食えよもったいねえだろ!」
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- 8 : 2017/10/05(木) 21:12:26 :
- 王馬「モグモグ……で、今のムグムグ……巨大な火の玉を喰らったみたいな…ゴクン、叫び声をあげたのは…」
入間「食いながら喋んなよ」
田中「虚妄の道化師と魔眼封じの妖女か…貴様らしかこの場にいないのは甚だ不本意ではあるが仕方があるまい…」
入間「……つかなんでテメーがこんなとこにいるんだこの変態ノーパン野郎!」
田中「貴様…よほど地獄を見たいようだな…」
入間「ああ?本当のことを言って何がわりーんだこのうん…」
王馬「話が進まないから黙ってて、じゃないと学園に連れて行かないよ?」
入間「……………」
王馬「ごめんごめん、肉便器ちゃんのせいで前置きが長くなっちゃったね」
田中「フン…破壊神暗黒四天王がいれば一瞬で消し去ってくれるものを」
王馬「にしし、怖いこと言うねー。それでさっきの叫び声はなんだったの?」
田中「…先ほど人心を惑わす幻術を用いる妖獣が常に移り変わる水場の側に存在していたのを見つけたのだ」
王馬「普通に猫が川の側にいたって言いなよ」
田中「そのままでは危険だと思いこの俺様が救いの手を差し伸べようとしたのだが…あと一歩及ばずうごめく水の流れに取り込まれてしまったのだ…」
王馬「川に落ちちゃったってことでいいんだよね?」
田中「俺様は水属性との相性が悪い…貴様らに頼み事をするのは非常に不本意だが、この夢幻の世界には貴様らしかいない。よって、今すぐ妖獣に安寧と救いをもたらしに行くのだ!」
王馬「だってさ、入間ちゃん」
入間「……………」
王馬「あ、喋ってもいいよ」
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- 9 : 2017/10/05(木) 21:12:50 :
- 入間「ふざけんな!なんでこのオレ様がこんなくだらねえ事に付き合わなきゃいけねーんだ!」
王馬「えー?いいじゃん別にー。田中ちゃんも困ってるし、人助けと思ってさー」
入間「うるせー!これ以上テメーの言いなりになってたまっかよ!もう止めだ止め!オレ様は一人でも学園に帰ってやるからな!」
王馬「…そっか、入間ちゃんは猫の命なんてどうでもいいんだね…がっかりだよ。もうキミのことは嫌いになっちゃうかもね」
入間「さ、最初から嫌いだっただろ!」
王馬「いや?オレは入間ちゃんのこと大好きだよ?」
入間「…へ?」
王馬「でも生き物の命を大切に出来ない人は嫌いだな…残念だよ入間ちゃん」
入間「ま、待てよ!オメーの今まで態度から考えたらおかしいだろうが!散々オレ様のことをバカにしたくせに!」
王馬「好きな子いじめっていうでしょ?」
入間「限度を超えてんだろうが!?…え?何?ほ、本当に私のことが好きなの…?」
王馬「うん…でも命を大切にできない人は…」
入間「ま、待ってよ!?も、もし猫を助けたら…ずっと私のこと好きでいてくれるの?」
王馬「…うん、約束するよ。これは本当だよ」
入間「…しゃ、しゃーねーな!ならこのオレ様が!あの!美人すぎる大天才のオレ様が!猫だかメンコだか知らねーが助けてやるぜ!ひゃーひゃっひゃっひゃっ!!」
田中「…貴様、いつまで茶番を続ける気だ。早く行かんか!」
王馬「おっと、田中ちゃんがご立腹だね。ほらほら、ちょうど都合良くあっちにボートがあるし、ぱぱっと改造して助けに行こうよ」
入間「本当に都合がいいな!?つか何故か今まで気づかなかったが…まあいい、とにかくさっさとぶっ改造してぶっ助けすんぞ!」
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- 10 : 2017/10/05(木) 21:13:38 :
- 入間「ひゃっはー!完成だぜ!」
王馬「よーし、それじゃあ早速乗り込んで助けに行こっか!田中ちゃんはどうする?」
田中「俺様はここで貴様らが戻るのを待つとしよう」
王馬「ふーん。まあいいけどさ。んで、これはどうやって操縦するの、入間ちゃん?」
入間「ああ、よく聞いたな王馬!まず最初にそこのボタンが…」
王馬「えーっと、ここをこうすればいいのかな?」ポチポチガシャン
入間「うおぁ!?勝手に弄っちゃ…ダメエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエェェェェ……」ギューン
田中「……全く騒がしい奴らだ」
王馬「うっひょー!はえーー!!」
入間「あーばばばばばば、ちょ、ちょ、早すぎだろツルショタ!?すこ、少し速度下げろ!」
王馬「えー?でもオレ達がちんたらしてるうちにもどんどん下流に流されていってるだろうし、早く行かなきゃー」
入間「げげげげ、限度ってもんがなーー!……うぇっぷ、ヤ、ヤベー…」
王馬「…え?ちょっと!?お願いだから吐かないでよ?そういうキャラは夢野ちゃんの役割でしょ!なによりここで吐かれるとオレまで被害を受けるじゃん!!」
入間「そ、そんなこと言っても…ぶりゅりゅりゅりゅ……」
王馬「紛らわしいうえに汚い声だしてんじゃねえよ!マジで無理だからね!?…あ、猫発見!入間ちゃん、捕まえるためのアームとかは!?」
入間「りゅりゅりゅ……そこの、レバー…」
王馬「これだね!……はい、回収完了!」
入間「……あ、もう無理」
王馬「……入間ちゃん、脱出ボタンとかは?」
入間「…………そこ、だけど操縦者だけ……」
王馬「そっか、じゃあね入間ちゃん」
入間「…………は?」
王馬「悪いけどこの脱出ボタンは一人用なんだ。キミはつまらなくなかったよ」ビヨーン
入間「ちょ!?待てよ王…ムァゲロゲロゲロゲロゲロ…」ドンッ
王馬「……ふう、危なかったー。もうすぐでゲロまみれになるところだったよー」
入間「…おうはっ!?おいこら王馬!操縦者のテメーが逃げたせいでコントロール失ってボートが事故ったじゃねえか!事故用の装置をつけてなかったら大怪我してるところだぞ!!」
王馬「あ、生きてた。まあどうせ安全装置をつけてるだろうと思っていたけどね。猫も無事救出できたし、あがっておいでよ!足はつく深さでしょ?」
入間「…今のオレ様ゲロまみれなんだけど」
王馬「その川で洗い流したら?それともやっぱりゲロまみれの方が良かったりするの?」
入間「そそそ、そんなわけないだろ!?」
王馬「……え?マジ?」
入間「べべべ、別に惨めな姿を上から見下ろされて興奮して濡れてなんかないからね…?」
王馬「………………さすがに今のは引く。これは嘘じゃないよ」
入間「ふぇぇぇぇ…」
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- 11 : 2017/10/05(木) 21:14:36 :
- 田中「戻ったか…どうした?珍しく妖女の覇気が弱まっているが…」
入間「………」ズーン
王馬「ああ、そこの便器のことは気にしなくていいよ。それよりもはい、無事に猫を回収したよ」
田中「フン…まあいい。電脳の異世界における偽りの生命とはいえ魔獣が苦しむのは許せんからな…実験とはいえ早々に切り上げたことは評価しよう」
入間「…あ?電脳?実験?」
王馬「…にしし、さてと、そろそろネタばらしの時間だね!入間ちゃん、今度こそ学園に帰してあげるよ」
入間「ああ?なんだよ突然」
王馬「ええっと、まず最初に聞いておきたいんだけど…入間ちゃんはここに来た方法は覚えてる?」
入間「はあ?何言ってやがる。オレ様は希望ヶ峰のじじいどもに呼び出されて研究のために…んん?あれ?あれあれ??」
王馬「にしし…左右田ちゃん達と作業をしたことは覚えてるだろうし集められた理由も覚えてるだろうけど、どうやってここまで来たかは覚えてないよね?まあだからこそ帰り道が分からず困ってたんだろうけどさ」
入間「お、おい!どうなってやがる!なんでオレ様は…」
王馬「まあまあ、慌てない慌てない。次に質問なんだけど、入間ちゃんはオレ会うまで誰か人に会ったりした?」
入間「……いいや、ガキやじじばばの一人すら見てねえぜ」
王馬「にしし。いくら過疎地だとしても、オレ達以外の誰にも会わないっていうのはおかしな話だよねー」
入間「………」
王馬「じゃあ最後に、さっきボートの存在に気がつかなかったのを不思議がってたけど、あれは最初からあったんじゃなくて、新しくオブジェクトを追加したんだよ」
田中「ついでに言えば、俺様の言霊も謎を解き明かす鍵となろう。もっとも、俺様とアストラルレベルを合わせることができたらの話だがな」
入間「…ああ、なんとなく思い出してきたぜ」
王馬「にしし、なら答えを聞こうか」
入間「ここは…オレ様達が作ってたプログラムの中だな」
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- 12 : 2017/10/05(木) 21:15:24 :
- 田中「フハハハ!見事正解だ!」
王馬「ま、ここまで言えば大体察しはつくよね」
入間「オレ様達は学園のじじいどもに集められたあと、そのまま学園内の一室でプログラムを作り始めた。希望ヶ峰から出てなんかいねーんだ」
王馬「ま、あの秘密主義な学園が敷地外でそんな大プロジェクトを行うわけがないもんねー」
入間「んで、数日の開発期間を経て、ようやくプログラムは完成したんだ」
王馬「それで試運転のために選ばれた被験者が、オレ達ってわけ。まあ正規の被験者は入間ちゃんだけなんだけどね」
入間「プログラムが完成したと思った矢先、熊と一緒にオメーらが乗り込んできたんだったな…つかどこで情報を手に入れたんだよ!」
王馬「にしし、言ったでしょ?オレは悪の総統だって」
入間「ケッ!そんでもって黙っとく変わりにプログラムの試運転をさせろとか言い出したんだったよな!」
王馬「ここに乗り込むときに田中ちゃんに別世界に行けるって言って手伝ってもらったからね」
田中「俺様にかかれば機械など通さんでもこのような世界にはいつでも行くことが可能だが…まあ、戯れに付き合うのもいいだろうと思ったからな」
入間「ノリノリだったくせに何言ってやがる!半年勃起してろ!」
王馬「まあまあ落ち着きなよ。つもる話はここから出たあとでしょ。入間ちゃんが合言葉言ってくれなきゃオレ達も出れないんだからさ、早く言ってよー」
田中「よもやその言葉を思い出せていないわけではなかろうな?そうなれば外界からの接触を待つしかなくなるが」
入間「ケケッ!ちゃんと思い出したぜ。これで試運転は終わりだからな。ちゃんと相応しい言葉を合言葉にしたぜ!」
王馬「…嫌な予感しかしない」
田中「よもや貴様と同じ事を思う日がくるとはな」
入間「これでユーザー三名はプログラムから落ちるぜ!合言葉は…“完堕ち”だ!」
王馬「ほら」
田中「忌まわしい妖女め!」
入間「な、なんでぇ…」
Terminate The New World Program,trial version
王馬「おーい、入間ちゃーん」
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- 13 : 2017/10/05(木) 21:16:20 :
- 入間「…王、馬?」
王馬「おはよー。にしし、入間ちゃんはお寝坊さんだね。田中ちゃん達はもう寄宿舎に帰っちゃったよ」
入間「……はっ!?こ、ここは!?」
王馬「にしし、ちゃんと現実世界だよ」
月光ヶ原「入間さん、お疲れ様でちゅ!」カタカタ
入間「あ、人見知り車椅子」
月光ヶ原「そ、その呼び方は止めてくだちゃい…それで、試運転の方はどうでちたか?」カタカタ
入間「ああ、ばっちりだぜ!一部の記憶だけを切り抜くことも、複雑な味や水の再現も完璧だ!流石はオレ様が作っただけあるぜ!」
月光ヶ原「うふふ。専門的なプログラムは不二咲さん、整備は左右田くん、記憶関連は松田くん、そしてカウンセリングに必要な知識はあちしが出しまちたが、基礎的な部分は全部入間さんが作ったんでちゅもんね。偉いでちゅよ」カタカタ
入間「ひゃーひゃっひゃっひゃっ!オレ様の偉大さがよく分かってるウサギじゃねえか!…あ、お、おい、王馬!」
王馬「ん?何入間ちゃん」
入間「あ、あの…中でイったよね?」
王馬「その表現は止めて。というかさ、プログラム内での事って全部本当の事じゃないでしょ?だから話の内容も同じようなもんじゃない?」
入間「……へ?じゃ、じゃあ私のこと好きっていうのは…嘘?」
王馬「それにしても“ずっと私のこと好きでいてくれる”なんて、重すぎるにもほどがあるよねー!」
入間「テメ、テメー!!」
王馬「ま、好きっていうのは嘘じゃないけど」
入間「…え?」
王馬「オレは入間ちゃんのこと好きだよ…からかい対象としてね!」
入間「ふざけんなああああああああ!!」
王馬「オレ、恋愛的には赤松ちゃんや夢野ちゃんが好きなんだよね!」
入間「なんでイカ松とアジ野なんだよ!どっちもオレ様より貧乳じゃねえか!」
王馬「まあ今のは嘘で、茶柱ちゃんやアンジーちゃん、白銀ちゃんの方が好きなんだ!」
入間「オレ様は!?どいつもこいつもオレ様より貧乳だぞ!」
王馬「実はそれも嘘で、入間ちゃん以外の女性なら誰でも大歓迎なんだー!」
入間「なあ嘘だろ!?さすがにそれは嘘だよな!…はっ、まさか今度は男が好きとか言い出すんじゃ…」
王馬「それはないよ。脳味噌腐ってるんじゃない?」
入間「ぴぐぅぅぅぅぅ……」
王馬「にしし、やっぱり入間ちゃんはつまらなくないよ!」
入間「ゆる…さねえ……オレ様はテメーを許さねえからな!!泣いて謝るまで全身舐め尽くしてやる!覚悟しやがれ!」
王馬「うわっ!?とんだ変態発言だー!にしし、逃げろー!」
入間「待ちやがれこのゲスショタアアアア!!」
月光ヶ原「うふふ…喧嘩するほど仲がいいっていいまちゅもんね。らーぶらーぶでちゅ」カタカタ
End
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- 14 : 2017/10/05(木) 21:17:04 :
- 以上で短いですが本ssは終了となります
入間さんを主人公に何か書こうと思って、内容はどうしようかと思っていたところ、このようになりました。入間さんを誰かと関わらせようと思ったとき、すぐに思いついたのがキーボくんと王馬くんでしたが、キーボくんだと入間さんを制御出来そうにないので王馬くんに相手をしていただきました
その結果ssの大半が罵倒と下ネタのオンパレードとなりましたが…大丈夫なのでしょうか?正直不安です。…まあ喧嘩してばかりでもなんだかんだ仲の良さそうな二人を書けたので大丈夫だと思っておきましょう。皆様にも楽しんでいただけていることを願っております
さて、こんなに短く大したことのない文章を最後まで読んで下さった皆様方にこの場を借り感謝の意を述べさせていただきます
本当にありがとうございました
機会が有りましたら、また別の作品にてお会いいたしましょう
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- 15 : 2020/10/25(日) 21:33:14 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
72 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:59:38 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
お願いです
本当に辞めてください
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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