〜ToLOVEる日常〜 〜ペラペラしんじつくん〜その1
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- 1 : 2017/10/02(月) 22:18:03 :
- よろしく〜です!
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- 2 : 2017/10/02(月) 22:18:52 :
- 〜ToLOVEる日常〜 〜ペラペラしんじつくん〜その1
リトがダークネスをしずめた後らへんの話〜
リト「…ふぁ〜……もう朝か」
久しぶりによく寝れたリトが伸びながら起きた。
美柑「っいしょっと」
リビングには食器を出してるモモと、朝ごはんを作る美柑がいた。
ナナ「ふぁ…おはよー。美柑、モモ」
美柑「おはよーナナさん」
モモ「おはよーナナ」
美柑「ご飯できたから、モモさん、リトを呼ん……」
モモ「はい♪わかりましーー」
美柑「まって!やっぱり私が行く…!」
モモ「おぉ!今日は美柑が私に変わって…♡」
美柑「モモさんみたいな起こし方しないよ!」
スタッスタッスタッ
美柑「……はぁぁ…」
大きなため息をつきながらリトの部屋のドアを開ける。
美柑「リトー。朝だよー、お。起きてるじゃん。珍しい」
リト「おはよー美柑。昨日は久しぶりによく寝れたからな」
朝食を終え、みんなで学校に向かう。
モモ「今日は珍しく学校に早くついたわね」
ナナ「そ、そうだな」
モモ「…?」
ナナ「なぁモモ」
モモ「なに?」
ナナ「モモの好きなゲームはなに?」
モモ「え?そ、そんなのもちろんーー」(最近ハマってるエロゲーなんて言えないわ)
ビリビリッ
モモ「"夢乱姫の濃厚な欲求"よ」
モモ「え?あれ?!」(なな、なんで本当のこと言ってしまったの?!)
ナナ「…な………なな、なんだその題名?!」
モモ「えぇっと!バ、バトル系のゲームよ!」
ナナ「へ〜珍しいなぁ。モモがバトルゲームなんて」(よしっ。モモの反応的にちゃんと効いてるみたいだな)
モモ「う、うん」(ナナがまだあんまり知らなくてよかったわ)
ナナ「じゃあモモ。もう1つ質問…」
キーンコーンカンコーン
教室には他の同級生が小走りで席に向かっている。
ナナ「あ、またあとで」
モモ「えぇ……?」
2時間目が終わったあとの休み時間。
リト「ふひ〜。数学全然わかんねぇ…」
ルン「リトく〜ん!♡」
ギュ〜
リト「うわぁ!?るる、ルン!///」
ルン「リトくん!今度新曲出るから、2人でイアホンしながら聞こ♪」
古手川「ルンさん!べたべたくっつきすぎです!」
ルン「ぶーぅ。いつも古手川さんが来るー。古手川さん、嫉妬してるんでしょー」
古手川「してないわよ!ふ、風紀委員だからよ!」
リト「2人とも落ち着いて…」
ルン「リトくーん!私たちどっちの方が可愛い?」
古手川「る、ルンさん?!」(なんてこと聞くのよ!)
リト「えぇ〜と、あははっ…」(誰か助けてくれぇ!)
ビリビリッ
リト「"二人とも可愛い。でも顔だけじゃなくて、それぞれにそれぞれの魅力があると思う"」
リト「…ぇ………」
ルン「え…///」
古手川「な………///」
リト「え?!…な、ななな、何で俺、今///」(何でふと思ったことをそのまま言っちゃったんだ?!)
ルン「え…な…ぁ、ありがと/////」カァァ
古手川「な、ナナに言ってるのよ…/////」カァァ
リト「ぬぁぁぁ!!!!////」カァァァァ
ダダダダダッ
リト「…はぁ…はぁ…はぁ…さっき…何で」
幸「ねーねー美柑〜」
美柑「どうしたの?」
マミ「お兄さんのこと好き?」
美柑「もお、どうして毎日同じこと…」
ビリビリッ
美柑「"大好き!"」
美柑「……っ?!?!」
幸「ぁ………」(あれ?//)
マミ「わぁぁ………」(すごいっ!)
美柑「ちゃが、ち、ちが…」
幸・マミ「キャァ〜!/////」
美柑「違うってばー!!//(なに?!何で言ったの?!?!)
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- 3 : 2017/10/02(月) 22:19:27 :
- 昼休み〜
ヤミ「こんなに集まるのは珍しいですね」
ナナ「そ、そそそうだな!」
モモ「??…」
メア「どうしたのナナちゃん。慌てて」
ナナ「別に慌ててない!」
ララ「あれ〜?みんな集まってどうしたのぉ?」
古手川「珍しく結城くんはいないのね…」
ヤミ(何だか嫌な予感がする)
ヤミ「私は用事があるので…」
ささっ
ナナ「あ!……まぁ…うん」
モモ「どうしたのナナ。さっきから」
ナナ「あのさぁ!…………みんな…」
ナナ「リトのことどう思ってるんだ!?」
ビリビリッ
モモ「"めちゃめちゃにしたいし、めちゃめちゃにされたいわ"」
メア「全身の隅々までペロペロされたいなぁ〜♪」
ララ「だ〜〜い好き!!」
古手川「"ハレンチだけど誠実で他の男の子とは違う、特別な人"」
ナナ「……ぉう………///」(なんか聞いてる方が恥ずかしい)
モモ「…ぁ……」
メア「みんなどうしたの…??」(本人はほんとに思ってることを言っただけ)
ララ「えぇ??」(本人はほんとに思ってることを言っただけ)
古手川「…かは……ぁ……ぁぁ」
モモ・古手川「ギャァァァ!!!!!!////」
キーンコーンカンコーン
下駄箱で呟く。
リト「はぁ、やっと帰れる」
スタッスタッスタッ
帰り道〜
リト「なんか今日は変なことがあったなぁ」
モモ「リートさん♡」
リト「お、モモ」
モモ「今日、何だか変な体験しましたか?」
リト「え?…あぁ、してなくはないけど」
モモ「変に素直に言っちゃった。みたいな感じのです」
リト「まさに、その心当たりがあります」
モモ「なるほど……誰が原因か絞られてきましたね」
リト「え?…」
リト「ただいま〜」
モモ「ただいま帰りました♪」
美柑「おっかえり〜♪」
リト「あ、そういえば今日、ヤミが夕飯食べにくる日だったな」
モモ「美柑さん。嬉しそうですね」
美柑「まぁね〜♪ふふ〜ふふ〜ん」
ナナ「ただいまー」
リト「おかえりー」
モモ「……ナナ」
ナナ「な、なに?」ビクッ
モモ「……おかえり〜」
ナナ「おう……」
晩御飯の準備中
美柑「ヤミさん。ほんとに包丁とか上手になったね」
ヤミ「ありがとうございます」
ナナ「なぁモモ…!」
モモ「?…。どうしたのそんなヒソヒソして…」
ナナ「モモはリトのこと好きなのか?…」
モモ「どうして今そんなこ…」
ビリビリッ
モモ「"愛してます。心の底から愛してます"」
ナナ「……ふひっ…//」
モモ「…?!。なにこれ…!ほんとに…!」////
ナナ「ありがとモモ。じゃな〜」(まだ効果は続いてるみたいだな)
ぽとっ
モモ「??。ナナが何か落としたみたい」
モモ「これって、私の…!!。…なるほどねぇ〜」
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- 4 : 2017/10/02(月) 22:22:59 :
- リト「…ヤミが料理してる姿……なんか変にしんみり来るなぁ」
ナナ「なぁ…!リト…!」
リト「ん?どうしたんだ、そんな小さな声で…」
ナナ「…すーっ、ふぅ」
リト「??」
ナナ「あ、あのさ…!」
ナナ「大きい胸の女子か、小さい胸の女子だったら、どっちの方がいいんだ…?!」//
リト「な?!きゅきゅきゅ急になに聞いてんだ…!//」
ビリビリッ
リト「"胸で女子を決めろなんて失礼なことできない。その人の魅力は胸だけじゃなくて、きっとそれぞれ色んないいところがあると思う。ナナだったら。明るくて友達思いのいい子?とか"」
ナナ「な……ぁ………あえ?…///」カァァ
リト「な!?え?いや!あ、えっ?!///」
リト「何で、え?!///」(何これ?!?!恥ずかしすぎるっ!!////)
ナナ「な、なに言ってんだよリト…///」(すごい長文で返ってきた//)
美柑「みんな〜ご飯できたよ〜。ありがと♪ヤミさん」
みんなが楽しそうに食事している。
モモ「ねぇナナ」
ナナ「何だよ」
モモ「…あなたよね。みんなが嘘をつけなくした犯人」
ナナ「な?!…」ビクッ
リト「ん??どうしてなんだ?モモ」
モモ「私がお姉さまからもらった、このペラペラしんじつくんを使ってみなさんに恥ずかしい質問を…」
ナナ「なんでお前が持ってるんだよ!」
モモ「どうしてあなたがさっきまで持ってたの?ポケットから落としたのよ?」
ナナ「え……」
ララ「あ、それ懐かしい〜!ペラペラしんじつくんのこの穴から、特殊なガスが噴出されてぇ〜、それを吸ってしまうと、質問されたことに対して自分がほんとに思っていることを答えちゃうんだよぉ♪」
美柑「またぶっ飛んだ発明品だね……アハハ」
ヤミ「吸わなくてよかったです」
モモ「いいえ。ここにいるみなさんは、私も含めてガスを吸ってしまってますよ♪」
リト「え………」
ナナ「ま、ままままさか…お前…!」
モモ「ふふっ♡」
モモ「美柑さ〜ん。最近、リトさんのことを考えながら寝たのはいつですか〜♡」
美柑「ひっ」ビクッ
リト「へ?」
ビリビリッ
美柑「や、やめ"昨日"わぁぁぁぁぁ!!!」
モモ「え……//」
ナナ「え?あれ?……///」
ヤミ「………」(兄思い……さすが美柑)
ララ「おぉぉ!!美柑やっさしぃ〜!」
リト「あっはは。ありがとな美柑。なんか照れるな//」(確かにいつも気にかけてくれるしなぁ。俺も何かしてやりたいな)
モモ「あ、アハハ」(なんて鈍感なリトさん)
美柑「う、うん//」(あぁぁあ危なかった!!リトのバカが鈍感でよかったぁ〜!)
ナナ「……//」(なるほど…意外だなぁ)
モモ「次は〜…」(この機械使って、リトさんと美柑さんの仲を♡)
モモ「リトさんは美柑さんのことどう思ってますか?♡」
美柑「にゃ?!//」(モモさん!!!)
リト「……み、美柑はたった1人の妹で、兄妹って以上に大切な存在だと思う。いつも俺のことを気にかけてくれるし、たまには俺も何かしてあげたいなぁ、とか思ったりもするな。…なんか面と向かって言うとほんとに恥ずかしい///」カァァ
モモ「あれ?」(ペラペラしんじつくんが…)
ナナ「反応しなかった…?」
美柑「………ぁ…あ…/////////」シュゥゥゥ
モモ「リトさん…いま素で喋ってましたよね?」
リト「え?ぁ、そういえば何にもならなかったな」
モモ「ほんと、サラッとそんなこと言うんですからぁ♡」(美柑さん羨ましい!)
美柑「…もぅ……や…やめ…て//////」カァァァァァァ
ヤミ「モモは容赦ないですね」
モモ「さて、効果があるか確認したところで……」
ナナ「な、なんでこっち見るんだよ」
モモ「どうしてこんなことしようと思ったの?」
ナナ「…"モモの部屋にあったから、いたずらに使ってやろうと思ったけど。後になってから、いろいろ試したいことができて、それで満足してた。あとヤミにも聞いてみたい」
モモ「なるほどねぇ〜。よしっ、じゃあヤミさんにも聞いてみましょう♡」
ヤミ「え…?!な、なんでですか!」
ビリビリッ
モモ「"ヤミさん、意外と過激そうなこと考えてそうだからです"…ぁ……」
ナナ「…あれ?!……なんで私にも反応し…"リトに助けてもらって、ヤミも意外とリトのことが好きなのかもとおもって"…アハハッ」
美柑「みんな、ヤミさんがかわいそ…"なんとなく気になる"……ぁ…笑」
ヤミ「……美柑はまだしも、2人ともすごいこと考えてますね」
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- 5 : 2017/10/02(月) 22:23:30 :
- モモ「ではヤミさん。リトさんのことどう思い……」
ヤミ「トイレに行ってきます!」
シューーン
ガチャン!
ビリビリッ
ヤミ「"優しい人"…」
ナナ「……速っ…」
美柑「ヤミさん、こう言うの苦手だからね…」
リト「なぁ、モモ。この効果を治す方法はないのか?」
ビリビリッ
モモ「教え〜ませ〜"約1日経てば効果は切れますが、冷蔵庫にある、賢者ハーブ入り麦茶を飲んでも治ります"……ぁ…」
リト「………」
美柑「………」
ナナ「………」
美柑「よしっ。みんな飲もっか」
ナナ「今回のコトは私も悪いけど、モモも共犯だぞ!」
美柑「ほ、ほんとにそう!」
リト「あっはは…」
モモ「……ごめんなさい」(意外と不便ね…)
ナナ「ぁ……ご、ごめんなさい」
モモ「あ、そういえば、リトさんはヤミさんのことどう思ってるんですか?♪」
リト「まぁまだちょっと怖いかな」
ビリビリッ
リト「"でも、ホントは素直になれなくてティアーユ先生とかに冷たくなっちゃうんだと思う……………。きっとーー」
ガチャ
ヤミ「すいません。少し遅くなりま…」
「ヤミは根はいい子で、1人の可愛らしい女の子なんだと思う"…ヤ、ヤミ?!今のはーー//」
ヤミ「な?!……/////」カァァァ
ボコッ!
リト「ぶひゃ!」
ヤミ「あっ!ご、ごめんなさい。なぜかトランスしてしまいました」
モモ「実はリトさんのだけ普通の麦茶なんですよ〜♪」
リト「ずるぃ…」シュゥゥ
リト「ってヤミ、な"んで……」シュゥゥ
ヤミ「…よくわかりまーー」
ビリビリッ
ヤミ「"ちょっと嬉しくて恥ずかしくなって手が出てしまいました。なんかごめんなさい"………………ぁ……ぁぁ…」//////////
リト「え?…………」//
モモ「あら〜♡」
ナナ「うぉ!」//
美柑「……あはは」
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- 6 : 2017/10/02(月) 22:24:03 :
- ヤミ「今のは無しです!記憶をなくします、結城リト!!//」ッシャキーン
リト「え?!なっ!」
シュンッ
リト「っとと!あぶね!ちょっとヤミ!今のハンマー当たったら、さっきの記憶どころか全部なくなっちまう!!」
モモ「そ、それ以前にリトさんが死んじゃいますよ!ヤミさん落ち着いてください!」
美柑「ヤミさん、すっごい照れてる。可愛ぃ〜♡」
ナナ「最後に聞けた〜♪」
ヤミ「記憶を…!!いや、もう死んでください!!//」
リト「え?!何それっ?!?!うぉあっぶね!勘弁してくれぇぇぇぇぇ!!!!」
〜おしまい〜
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