このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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アルミン「三万円」
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- 1 : 2017/09/19(火) 23:43:45 :
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アルミン「やぁ、クリスタ、まさか君が僕なんかを呼ぶなんて珍しいね?……まさか……告白!?」
クリスタ「いや…違うよ…」
アルミン「あらら…違うの?……じゃあ僕をここへ呼んだ理由は何?」
クリスタ「うん……アルミン……」
アルミン「ん?」
クリスタ「いつになったら私が貴方に貸した三万円を返してくれるの?」
アルミン「…………???」
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- 2 : 2017/09/20(水) 00:00:21 :
- クリスタ「いや貸したでしょ?三万円!」
アルミン「…………あぁぁ!!!」
クリスタ「思いだした?」
アルミン「何が?」
クリスタ「だから私が貴方に三万円を貸した事を思いだした?って言ってるの!」
アルミン「いやいや思い出すも何も最初からクリスタから金を貸してもらったのは覚えてたよ」
クリスタ「え!?じゃあさっきのあぁぁ!!!はいったいなんなの!?」
アルミン「それはただ、昨日エレンが外でうんこを漏らしていた事を思い出しただけだよ」
クリスタ「知らないよ!そんな事!」(後でユミル達にエレンが外でうんこ漏らした事バラしちゃおwwwwww)
アルミン「……」
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- 3 : 2017/09/20(水) 00:03:17 :
- クリスタ「とにかく早く三万円返して!私あれから8ヶ月も待ってるんだよ!?」
アルミン「あぁ…ごめんね?八ヶ月も待たせちゃって…本当にごめん……」
クリスタ「うん、いいよ!」
アルミン「……ありがとう……」
クリスタ「……」
アルミン「……」
クリスタ「……え?それだけ?」
アルミン「???」
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- 4 : 2017/09/20(水) 00:12:59 :
- クリスタ「返してくれないの?」
アルミン「何で返さなきゃいけないの?」
クリスタ「当たり前でしょ!貸したものは後でちゃんと返してよ!それに八ヶ月も待たせちゃってごめんね?って謝ったじゃない!」
アルミン「確かに謝ったよ?でもさ?返すとは言ってなくない?僕がいつ金返すって言った?」
クリスタ「え〜……汚いなぁ…」
アルミン「汚くないよ、だって金返すって言ってないし」
クリスタ「で…でも何か貸してもらったら遅くなっても良いからちゃんと返す、これはもう常識でしょ?」
アルミン「出たよ、常識……あのさ……君にとってそれが常識でも……僕にとってはそれは常識じゃないんだよ……」
クリスタ「???」
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- 5 : 2017/09/20(水) 00:22:54 :
- アルミン「じゃあ分かりやすくする為にそれを温泉に例えようか?」
クリスタ「うん」
アルミン「君は温泉に入る為に銭湯に来ました、そこで君は男湯に入る?女湯に入る?」
クリスタ「そりゃ女湯だよ!女が男湯に入るなんておかしいもん!」
アルミン「だよね?じゃあ僕は?」
クリスタ「え?」
アルミン「女湯と男湯、どっちに入るのが当たり前?僕の場合」
クリスタ「おん……男湯……」
アルミン「そう!つまり僕は男だから男湯に入るのが当たり前!これが常識!ね?」
クリスタ「うん……」
アルミン「じゃあ君は男湯に入るのが当たり前?違うよね?女湯に入るのが常識だよね?
ほら、これで僕と君の常識が違うって事が分かっただろ?だから僕は別にお金は返さなくても
オッケ〜で〜す♪」
クリスタ「いや……でもそれとこれとはかんけいなくない?」
アルミン「関係あるでしょ!話をすり替えようとしないんでくれないかな?」
クリスタ「……ごめんね……」
アルミン「良いよ!」
クリスタ「……………」
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- 6 : 2017/09/20(水) 00:37:04 :
- アルミン「おや?どうしたんだい?」
クリスタ「でもアルミンにとっての常識がお金は返さなくて良くても私にとっての常識は貸した物はちゃんと返さないといけないんだよ!だから三万円をちゃんと返して!アルミンの常識は通じるのに私の常識は通じないなんておかしいでしょ?」
アルミン「まぁ確かに…それも一理ある」
クリスタ「でしょ?…そもそも何で私から三万円借りたの?」
アルミン「そういや言ってなかったね…
僕ってさ?本読むのが好きじゃん???」
クリスタ「確か……恋愛小説から歴史…挙げ句の果てには読む本が無くてデンワチョウまで読むほど本が好きなんでしょ???」
アルミン「良く知ってるね〜ミカサやベルトルト達も知らないのに」
クリスタ(サラッとエレンがスルーされてる…まぁいっか別に…エレンだし)
アルミン「だけどさ?本って毎週本屋に新しい本が出荷されるでしょ?でもさぁ…本って高いじゃん?だから君に三万円借りたんだよ、新しい本を買う為にね」
クリスタ「えぇ!?そんな理由で私から三万円借りたの!?」
アルミン「うん、そうだよ?」
クリスタ「……そう……」
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- 7 : 2017/09/20(水) 00:43:48 :
- クリスタ「まぁいいや…早く返して!三万円!」
アルミン「やだよ!お金が勿体無いじゃない」
クリスタ「知らないよ!お願いだから返して!」
アルミン「そんなに返して欲しい?」
クリスタ「うん!」
アルミン「はぁ……じゃあ仕方ない…じゃあこういうのはどう?僕が君に三万円ちゃんと返すから返してもらったら僕の願いを一つだけ君が叶えて!」
クリスタ「え!?やだよ!?何でお金を返してもらいたかったら貴方の願いを叶えなくちゃいけないの?完全にアルミンが得じゃない!」
アルミン「はぁ…何言ってるの?
むしろ君が僕より得してるんだよ???」
クリスタ「え?」
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- 8 : 2017/09/21(木) 23:03:26 :
- アルミン「だって僕の願いをたった一つだけ叶えるだけで三万円と八ヶ月も待った時間が無駄じゃ無くなるんだよ?こんな幸せな事そうそう無いよ?こんな豪華報酬をタダで貰おうとするなんてワガママだよ!」
クリスタ「いや……それちょっとおかしく…
アルミン「あ!リスだ!」
クリスタ「え?どこ!?」
アルミン「さっき一瞬リスを見かけたよ!」
クリスタ「そうなんだ」
アルミン「うん」
クリスタ「……」
アルミン「……」
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- 9 : 2017/09/21(木) 23:06:56 :
- クリスタ「…やっぱり…私が損して…
アルミン「じゃあこの三万円は今日から正式に僕の物になり八ヶ月も待った時間が無駄になるけどいいの?いいのね?良し!決まり!」
クリスタ「待って待って!!!!!分かったから!お願い聞くから返して!」
アルミン「しょうがないな〜〜ホレ」っ三万円
クリスタ「ありがとう」
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- 10 : 2017/09/21(木) 23:12:06 :
- アルミン「じゃあ僕の願いを聞いて叶えてね?」
クリスタ「うん…」
アルミン「じゃあ今日今この瞬間から君は僕の言うことをいつでもどこでもなんどでも言うことを聞いてね」
クリスタ「え!?汚くない!!!」
アルミン「あ?君約束破る気なの?最低だね」
クリスタ「いやいやいや、それじゃなんどでも言うこと聞かないといけなくなっちゃうじゃん!」
アルミン「何か問題でも?」
クリスタ「大有りだよ!」
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- 11 : 2017/09/21(木) 23:17:57 :
- クリスタ「どうせあれでしょ?Hな命令して沢山私とHする気でしょ?」
アルミン「何を言ってるんだよクリスタ…
Hな事沢山するに決まってるじゃないか!!!」
クリスタ「そこはそんな訳ないだろって
言ってよぉ〜〜!!!!!」
アルミン「でも本当は期待してるんでしょ?」
クリスタ「してないよ!したとしても50%ぐらいしか期待してないよ!」
アルミン「してるのかよ!」
クリスタ「そう意味じゃないよ!」
アルミン「どういう意味だよ!」
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- 12 : 2017/09/21(木) 23:25:02 :
- アルミン「そんなに僕の命令に絶対服従する奴隷になるのはイヤ?」
クリスタ「うん!」
アルミン「全くしょうがないんだから…じゃあ三万円くれたら奴隷の話は無しにしてあげるから…三万円ちょうだい?」
クリスタ「うん…ん?いやそれおかしくない?」
アルミン「おかしくないよwww」
クリスタ「……」
アルミン「僕は君が僕に三万円くれたら奴隷にならなくても良いと言ったんだ、なんと君は
三万円を返してもらっただけでは無く八ヶ月という時間を無駄にならずに済んだだけでは無く今三万円を払う事により奴隷の話は無しになるんだよ!君はこれ以上何を求める気なの!?
このワガママ女め!」
クリスタ「はぁ…分かったよ……」
クリスタ「はいどうぞ…」っ三万円
アルミン「まいど!」
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- 13 : 2017/09/21(木) 23:43:07 :
- アルミン「でもだよぉ?」
クリスタ「???」
アルミン「例え君が僕に三万円あげたとして僕が君に一回だけ願いを叶える権利はまだ僕が持ってるからね?だって僕三万円くれたら奴隷の話は無しって言ったけど願いを叶え無くても良いよとは言ってないから!」
クリスタ「えっと……あぁ!そっかそっか!」
アルミン「ね?そしてこの権利で僕がまた君に僕の命令に絶対服従する奴隷になってくれって言っても全然おかしくないしむしろこの願いを絶対叶えるのは当然だよね?だって一回奴隷の話は無しになったからまた同じ話になってもおかしくないよね!!!」
クリスタ「うん、確かにおかしくないね、だって私が三万円返してくれたら言うことを聞くって言う約束だったモんね」
アルミン「そうそうつまり君はね?僕に三万円を貸してしまった時点でお前は、僕の、奴隷なんだよ♪」
クリスタ「あぁ〜♪そっカ〜♪私は貴方の奴隷だ♪いや〜まサか三万円貸した時点でもう奴隷になってたんだね〜」
アルミン「うんうん」
クリスタ「じゃあ私今からなんか口をおさエるボールみたいなやつとアレな薬買ってくるよ!」
アルミン「いや、今はまだ良いよ、仮にデキちゃったりなんかしたら今の僕じゃ世話なんか出来ないからね」
クリスタ「あぁ…そっかそっか…うん!分かった!」
アルミン「うんじゃねぇだろ?ハイだろ?」
クリスタ「ハイ!」
終わり
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