このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
王馬「ねぇねぇ赤松ちゃんおっぱい大きくなった?」
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- 1 : 2017/07/25(火) 20:26:33 :
- 「え?」
突然の問いかけに心臓が跳ね上がる
ただこれが日常であるならば私も冗談交じりに返答することができたであろう
夕焼け色に染まる教室の中私と最原君はある計画を立てていた
非日常へと変化してしまった私たちの学園生活は人を殺さないと卒業できないそんな荒唐無稽で物語のようなものになった
そう、この生活を終わらせることができたなら、誰1人かけることなくこの学園から脱出することを目標に最原君と作戦会議をしていたところ
1つの結論がでた
『首謀者を暴き、コロシアイを終わらせる』
だが、その首謀者を突き止められずさらに殺人が起こらなかった場合は
若き16人の才能ある命が失われるという
それを阻止するために2人で教室で待機していたというのに
目の前に立っている無邪気な笑顔を浮かべた王馬小吉の発言によって強引に日常へと引き戻された
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- 2 : 2017/07/25(火) 20:27:17 :
- 「あれ?聞こえなかった?赤松ちゃんおっぱ
「王馬君はこの教室に用があったの?」
最原君の発言は王馬の発言を止める問いかけであり
ずっと言葉が発することのできない私にとって
この心音を皮膚から滲み出そうな汗を止める時間に使うことができた
「ん〜、この教室には確かに用はあったよ、でも俺はこの教室にいるであろう赤松ちゃんに用があって、さらにはその赤松ちゃんのおっぱいは最初に会った時より大きくなっていることですら確信していたんだよ」
頭の後ろで腕をくみ
笑みを浮かべる王馬の笑みは
いやらしさで埋め尽くされたような下卑た笑みではなく
純粋な、楽しんでいるかのような笑みだった
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- 3 : 2017/07/25(火) 20:27:44 :
- チラッと最原君の表情を盗み見る
幸い私の顔ではなく王馬の顔を見ていた
その顔には焦りのような感情時折動く目線の先には時計
「詳しく聞かせてくれないかな?」
時計とのにらめっこの後、絞り出すかのように王馬に問いかける
どうやら、問答している時間の余裕は彼の計算ではあったようだ
「ヤダね、俺は最原ちゃんじゃなくて、赤松ちゃんに用があるんだよ」
その提案をはっきりと断り私の方へと向きなおる
「ねーねー、赤松ちゃん!最原ちゃんを抜きにしてちょっと話さない?」
「なっ!」
驚きの声が漏れ出すのを防ぐことができなかった最原のその声は私の返答でさらに大きくなった
「いいよ、ごめんね最原君少しだけ廊下に出ていてくれないかな?」
「そっそんな!」
彼は大きく見開いためを私に向ける
時間がない事も分かっている
危険な事も分かっている
「あれ?最原ちゃんもしかして赤松ちゃんのおっぱい見たかった?」
悪戯な笑みを浮かべる王馬の発言は緊張感の場ではコメディにはなり得なかった
ましてや、その発言は最原に届くことなく
彼の視線は私に訴えかける
「最原くん、大丈夫だから」
その発言を聞いた後
最原は何か言いたそうな顔をして
口を開いたが音を発することは無く
肩を落として教室のドアへと向かった
そして、ドアを開き
「叫び声が聞こえたら、入るからね」
そう一言呟くと、彼の姿は見えなくなった
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- 4 : 2017/07/25(火) 20:28:10 :
- 最原の姿が見えなくなった
私はこれからどうなるのだろうか
死期が強引に迎えられる思春期の男子の性欲の捌け口にになることもあるだろう
もしかすると殺人の犠牲者になるのかもしれない
そう思った最原は渋ったのだろう
「さて」
教室の中に残った彼が口元に指を伸ばす
そう、私は彼が知っていることを知っていた
だから2人話すことを選択したのだ
何をしっているのかって?
「脱いでよ赤松ちゃん」
私は、人を殺そうとしている
だから、王馬小吉の提案に応じる
因果応報、これからする行動は許されない行動だ、だからこの状況は仕方のないこと
リュックを両肩から外し、机の上に置く
セーターの裾を掴み持ち上げようとした時
「もういいよ、赤松ちゃん」
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- 5 : 2017/07/25(火) 20:28:34 :
- 思考が止まる
「えっ?」
掴んだ裾から手を離す
「別に脱ぎたかったらそのまま脱いでも良いんだよ」
王馬の軽口が何故か槍のように私に突き刺さる
「本当の用ってなに?」
時間があまり残されていない中で、彼との漫談に付き合う余裕など残されているはずもなく
私は彼の2人で話さなければいけない真意への道を短縮した
「うーんとね」
彼がその発言をした時
場の空気が変わった。緊張感などではなく
恐怖が支配する空気感となった
「赤松ちゃん、これから誰を殺すつもりなんだい?」
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- 6 : 2017/07/25(火) 20:29:03 :
- やっぱりだ
彼は知っていた、しかし、実際にそんな発言を直球で発言されると心拍数が格段に上がり
それは呼吸にまで影響をきたす
粘つく口内に吹き出る汗
私の顔を見つめ悪戯に笑みを浮かべる彼はまるでサスペンスドラマの刑事役
そして私は殺人犯
「どういうこと?」
声が震えないように下腹部に力を入れる
「あれー?惚けるつもりなの?俺が気づいていると思ったから2人で話すことを良しとしたんでしょ?全く小賢しいことをしてくるね赤松ちゃん」
そうか、私の考え、行動はほぼ全て彼の手のひらの上だったのか
そう、私は皆を救うために人を殺す。殺人を、コロシアイ生活を終わらせる為に人を殺すのだ
矛盾だらけの支離滅裂、人を殺すことによって人殺しを止められる
それもこの学園の何処かにいるであろうコロシアイ学園生活の首謀者を殺す
準備はもうできていた。
なのに…
待てよ
ただ1つ私は疑問が残った
『何故わざわざ私を脱がせようとしたのか』
それを問いかけようと彼に視線を向けたのと同時に彼の口が開く
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- 7 : 2017/07/25(火) 20:29:29 :
「最初に変だなって感じたのは、図書室のはしごの位置が変わっていたんだ」
私の座る椅子の周りを歩く彼
「例えば隠れんぼしてる時に子供の頃ってなるべく遠くまで逃げて隠れようとしてたでしょ?はしごは通気口の対角線上、そう最も遠い位置に置いてあったんだ」
しまった。声に出さないものの
固く目を瞑る
「そして、そこには何だか子供が喜びそうな仕掛けがしてあったね」
にししっと言う笑い声が後方から聞こえる
「そして通気口がこの教室に通じている事を知った、そこで俺が問題視したのは誰がこの仕掛けを作ったのか」
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- 8 : 2017/07/25(火) 20:29:55 :
- 「まぁ、それは今確信に変わったわけなんだけど」
その発言によって私はまた疑念の渦に巻き込まれる
私が最原君と掃除していたのを見ていたからではないのか
もしかして、ずっと不確かのまま私の表情を伺っていたのか?
私は私自身の言動によってバレてしまったのか?
そうだとしたら本末転倒だ
「違うよ、まぁ俺の推理は完全な推理じゃないし、ただ、面白そうだから調べただけ」
「それならどうして私を脱がせようとしたんだ?って言いたそうな顔だね」
彼は私のリュックをチラリと見た後
「俺の最初の発言覚えてる?」
『ねぇねぇ、赤松ちゃんおっぱい大きくなった』
それがどうしたと言うのか
私の頭はその発言の意味を考え答えを割り出すことなどできなかった
「残念だよ、意図を汲んでくれない赤松ちゃんの残念な脳みそもそうだし、赤松ちゃんのおっぱいが大きくなったわけじゃないってこともさ」
どういうこと?
私はセーターすら脱ぐことなく
リュックだけ
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- 9 : 2017/07/25(火) 20:30:15 :
- 「気がついたようだね」
ハッと顔を上げた私の様子を見てまた彼は軽く微笑むと口を開く
「そう、リュックの紐が押し上げてたんだよ、だから赤松ちゃんのおっぱいは大きくなったように見えたんだ」
「着替えだけにしては重すぎるよね?何が入ってるんだろうねー、砲丸の球とかかな?」
確信めいた笑みの前で私は肩を落とした
完敗だった
それも、廊下に待つ彼に解いてもらうはずの謎を事が起きる前に解いてみせた彼は
静寂に包まれた教室でその静寂を勝利の余韻を味わうかのように押し黙っていた
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- 10 : 2017/07/25(火) 20:30:29 :
- 「赤松ちゃんって最低だよね」
ポツリと呟いた彼の発言は私の心臓に真っ直ぐ突き刺さる槍のようだった
そう、私は最低の人間なのだ
「周りには助け合いとか協力とか信頼って言っておきながらさ」
先ほどまでのトーンとはまた違った
ポタポタと長い感覚で落ちていく水滴のような彼の発言をただ私は聞くことしかできなかった
彼の発言は何1つ間違っていないから
そして私の中途半端な嘘では彼を騙すことはできないから
私は心が刺されていくのをじっと我慢して耐えるしかなかったのだ
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- 11 : 2017/07/25(火) 20:30:54 :
- 「それに、どこからどう見ても赤松ちゃんに好意を持っている最原ちゃんを利用して殺人を犯し1人だけここから出ようとするなんてさ」
心臓が収縮する
まるで存在を消すかのように
痛い
違う
痛い痛い痛い痛い痛い痛い
私は彼を、皆を
「本当に最低だよ」
その一言が私の心を私の全てを貫いた
身体中から吹き出る汗も、あれ程乱れていた呼吸も止まる
まるで生命活動が終わってしまったかのように
私のしてきた事がバレてしまったショックなどではなく
それはただ1つ
良かれと思った行動が最原君最愛の人を裏切る行為だと言うことに気がついてしまったから
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- 12 : 2017/07/25(火) 20:31:14 :
- それでも尚彼の発言は止まらない
だか、私には彼の発言の多くを聞き取ることはできずに
ただ呆然と彼を視線で追うことしかできなかった
ただひたすらに私の言動を非難する彼の言葉は耳を塞ぐことも許されず
さらには、その全てが表面上の意味において間違っていないことから私には反論することさえできなかった
「あれあれ?どうして黙ってるのかな?この人殺し」
そう言う彼の表情は怒りと悲しみが溢れていた
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- 13 : 2017/07/25(火) 20:31:50 :
「でも、最原ちゃんも馬鹿だよねー、赤松ちゃんに騙されるなんてさ!探偵でありながら殺人の手伝いをしていたなんてさ!」
「違う!」
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- 14 : 2017/07/25(火) 20:32:10 :
- 自分でも驚くほどの声量だった
少し驚いた表情を見せる彼は
優しく、少し落ち着いた声で
「何が違うのさ、好きでもない相手をその気にさせて騙す。それのどこに間違いがあるの」
私は私自身への非難の声なら受け入れるつもりはあった
でも、彼を非難する発言は許せなかった
頰を伝う涙、曇る視界の中
私は決壊したダムのように言葉を放出する
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- 15 : 2017/07/25(火) 20:32:30 :
- 「私だって、最原君の事が好き
好きだから、彼には死んで欲しくないの
私はこのコロシアイ学園生活の首謀者を殺して、最原君に暴いてもらって
私も死ぬつもりだった」
「私のことは悪く言っても良いよ、でも最原君の事だけは悪く言わないで」
「私の想いは気づかなくても良い、何よりも、誰よりも最原君の事を大好きで愛おしい私の気持ちは本物でそれを伝える事ができない現状はとても苦しい、でも最原君ならこの学園生活を止められる、ここから出られる!そうしたら人並みに恋をして愛を交わし合い幸せな生活を送る事が出来るの、好きな人の幸せのためなら私は死ねる」
「私は最原君が大好きだから死ですら怖くない!」
最後は叫びだった
喉はカラカラに渇き
涙で前は見る事ができない
私の本心だった
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- 16 : 2017/07/25(火) 20:32:52 :
- 「だってさ、最原ちゃん」
唐突な彼の声に私は投げかけられた声の方角へとその顔を向けた
ぼやける視界を強制的に袖で拭い、帽子を被る彼の姿を視認した
私の視界は再びぼやける。
「…どうして」
掠れた喉から絞り出せたのはその一言だけであった
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- 17 : 2017/07/25(火) 20:33:14 :
- 彼の表情は真剣で更には怒っているように見えた
一歩、一歩、ゆっくりと彼は私へと歩を進めていく
そして目の前へ来た時
パシッ
彼の手のひらと私の頰が音を奏でた
それは今までで1番綺麗で澄んだ音で心に響いた
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- 18 : 2017/07/25(火) 20:33:39 :
- 最原君の目には私と同様に涙が浮かび、その雫がこぼれ落ちる直前で私の視界は黒く染まった
釣鐘のように早く一定リズムで刻まれる音と頭にかかる生暖かい風
この黒い視界の正体が最原君の学生服だという事実を認識するのに数秒かかり
また、抱きしめられているということにも気づいた
ごめんね、という心からの謝罪が喉を鳴らそうとした時
「僕も好きだ…赤松さんの事が大好きだ」
呼吸が止まる心臓は身体から飛び出しそうになる程膨張する
「だから、僕の為に死ぬだなんて言わないで」
嗚咽交じりの最原君の言葉はボロボロの私の心を包み込む
「謎を解いて、脱出してさ」
ポツリポツリと紡がれるその言葉は止まってしまった時の中で動き続ける時計のように
羽がない鳥が羽ばたくように
私の心へと音を奏でた
「2人で幸せな未来を作っていこう」
見上げた彼の目はまた優しさに満ちた目となり
私たちはもう一度互いの体温を確かめあった。
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- 19 : 2017/07/25(火) 20:33:58 :
- 「じゃ!俺はもうお邪魔だろうし退散するよ!」
王馬は私のリュックからソレを手にすると
「赤松ちゃんにはもう必要ないでしょ?貰ってくね」
そういいソレを片手に抱えながら教室の扉を前にして
「それじゃ、時間切れまで愛し合っててね」
悪戯な笑みを浮かべた後
教室を後にした。
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- 20 : 2017/07/25(火) 20:34:17 :
- 「ふぅ」
先ほどの喧騒がひと段落し一息つく
手にしている砲丸の重みは気に留めれば重く気にしなければそれほど重くは感じない
「らしくないよね」
そう自分自身の行動に対して発言し、口角が上がる
問題はここからなのだ
俺が何もしなければ赤松ちゃんが計画した殺人が起こり、標的が俺自身でなければ生きながらえる事が出来る
しかし、その計画は俺によって破綻させた、凶器となる物も取り上げ状況的にも赤松ちゃんが殺人を起こす事はなくなった。
だからこそ、問題だ、誰かが殺人を起こさない限り俺たち16人の命はゴミ箱に捨てられたちり紙のように消えてしまう
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- 21 : 2017/07/25(火) 20:34:36 :
- 展開されていく思考はとどまることを知らない
どうしてタイムリミットがあるのだろうか
衣食住に困らないこの環境での動機はタイムリミットの設置以外にもあったであろう
しかし、タイムリミットが設定された現段階でも殺人が起こる事はなく
起こるはずの殺人も潰した
「見られている?」
辺りを見渡すがカメラのようなものは無かった
実際にここの生活を強いられた初日に自室のありとあらゆるものを探したがカメラ等撮影器具は無かった
もし、この強いられた性格がエンターテイメントであったらこのタイムリミットには納得が出来る、視聴者がいつ起こるかわからない殺人を見るよりも期間を設置しその間であれば、興味を示すだろう
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- 22 : 2017/07/25(火) 20:35:00 :
- だが、先述の通り撮影器具は無かった
ここで1回思考を別にする
『もし、リミット内に殺人が起きなかった場合本当に全滅するのか』
この広い敷地、衣食住完備
更には高性能で高い技術を持って作られたであろうエグイサルやモノクマーズ
そして、超高校級の才能を持つ16人の生徒たち
ここまで大掛かりな事をしておきながら
時間切れです全滅です。
そんな事が起こりうるのだろうか
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- 23 : 2017/07/25(火) 20:35:38 :
- 「にししっ」
思い浮かべた考えがファンタジーのような荒唐無稽な話であった為に俺の表情から笑みが零れた
『やり直し』
そうリセットである。
俺がこの学園に入るまでの経緯など記憶がまばらである。
タイムリミットが来たら全員の記憶を抹消しまた1から始まる
いくら一意奮闘したとしても繰り返し押されるリセットボタン
この思考が1番しっくりくるのだ現実離れしているだろうが、非日常が日常となり疑心暗鬼が常となってしまったこの現状では
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- 24 : 2017/07/25(火) 20:36:06 :
- 階段の下から声が聞こえる
俺はバレないようにそっと上から覗き込む
それは、百田が率いる モノクマーズに一矢報いようと奮い立った生徒たちだった
みんなの表情は険しく思考と思案を繰り返しているようだった
きっと、この現場も繰り返した何回目だかわからないコロシアイ生活の中ではたくさんあっただろう
不毛だ
決して起こらない殺人の為に俺は何度も何度も繰り返す
右手に持ったソレを軽く持ち上げる
手を離せば
その銀髪のロングヘアーに直撃するだろう
競技に使われる球が凶器に使われた球となる時
物語は正しく進んでいき、俺は繰り返す事なく この世界から脱出できる
「じゃあね、みんな」
右手の握力が弱まっていく
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- 25 : 2017/07/25(火) 20:36:39 :
「…なーんて嘘だ
ドンッ
背中の衝撃でその言葉は終わりを迎える事ができず
身体は宙へ浮かぶ
重心はソレを持っている右腕に寄っている
離さなければ
そう脳で認識していても
身体は思うように動かない
右手の人差し指がようやく動いた時
目の前は壁とソレと右手だった
グシャ
壁に密着した頰に温かいものがあふれて濡らす
頭に風穴でも空いたかのように風を直に感じる
自分の命が終わる
体温が奪われていくのがわかる
冷たくなっていく身体
鈍くなる思考
朦朧とする意識の中最後の力を振り絞り俺を突き飛ばした人物を確認した
俺が最後に見たものは
目深に被った帽子に隠れた冷徹な瞳だった
「…最原ちゃん」
飛兎竜文の命が1つ終わりを告げた
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- 26 : 2017/07/25(火) 20:37:00 :
- 彼は僕の名前を読んだ後
その視線は虚空を彷徨い二度と瞬きをする事はなかった
人を殺したと言うのに
体の震えや後悔などは無い
寧ろ喜ばしい事だ
高笑いしたい欲求を抑えながら
骸となった彼の耳元まで向かうと
「僕は愛する人為に、愛する人を迎える為に一足早く卒業するよ、気づかせてくれてありがとう王馬君」
そして彼に背を向け
彼女がいる教室に目を向ける
「先に行って待ってるよ赤松さん」
Fin
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- 27 : 2017/07/25(火) 20:37:23 :
- 最後までお読みいただきありがとうございます。
この作品は2017年夏に開催されたチームコトダ祭り、通称チムコの作品となっております!
大将戦を務めさせていただきました。
ジャンルはフリー
キーワードは飛兎竜文
『奴隷と愉快な仲間たち』
Deさん (チームリーダー)
あげぴよさん
カラミティさん
シャガルT督さん
影さん
『皆殺し』
タオさん (チームリーダー)
ノエルさん
ししゃもんさん
ライネルさん
スカイさん
『真山田組〜追放される空〜』
ベータさん (チームリーダー)
風邪は不治の病さん
Ut4m4r0
たけのこまんじゅうさん
フレンさん
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- 28 : 2017/07/25(火) 22:57:15 :
- お疲れ様です。事件を防ぎつつ二人の間をとりなす王馬くんと、愛する人のために狂ってしまう赤松さんや最原くんが印象的でした。また、飛兎竜文だけでなく今回のチムコ全てのジャンルとキーワードを盛り込みながら一つに物語を作ることが出来る技量に、深く感動いたしました
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- 29 : 2017/07/26(水) 00:37:40 :
- 最後のオチでゾクッときました…面白かったです!
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- 30 : 2017/07/28(金) 11:33:09 :
- どういうことですか?
おーまには記憶が残っていて、白銀を殺そうとしたけどやっぱり無理だった
ってこと?
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- 31 : 2017/07/28(金) 11:38:52 :
- あ、読み直すと分かりました(ノ^^)ノ
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- 32 : 2017/07/28(金) 15:41:37 :
- ビビるっすwwwwwwwwwww
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